- FARION MES( 1):【居酒屋1999】雑談・自己紹介--------<06> 93/01/18 - 487/507 HFC01344 URD RE:地球最後の日には ( 1) 93/01/17 23:29 475へのコメント コメント数:1 わたしだったら 荘蜊Dきな人とず−−っと 地球滅亡なんかとは全然関係のない  話をしていたいなぁ  そうしているうちに しらないうちに 一瞬のうちに ぱっと 世界が滅んで  しまえばいいのに  最後の瞬間まで時間を共有していられればいいのに  くるしいのはいやだなぁ  哀しむのもなんかいやですよ  ある瞬間で時が止まってしまえばいいのに  永遠の一瞬を凍らせてしまえばいいのに  そんな破滅の時を実はずっと待ち望んでいるのかもしれない                     URD 488/507 HFC01344 URD RE:地球最後の日には ( 1) 93/01/17 23:32 487へのコメント   前の文章の出だしは   「わたしだったら 大好きな人とず−−っと・・・」です            ちょっと精神不安定モード URD 496/507 GBD03557 シゲ 納豆のまとめ ( 1) 93/01/18 17:13 492へのコメント #492 さつまあげ納豆・・・・薩摩揚の上に納豆をのせる          オーソドックス納豆・・葱、からし、卵の黄身            (↑醤油は入れないの? 白身も入れましょう) #484 シンプル納豆・・・・・よく練って醤油と辛子        おたべちゃん #461 甘納豆もとい甘い納豆・砂糖を入れる           しまうまの先輩    ネバちょくない納豆・・あまりかきまぜない           しまうま #479 納豆チャーハン・・・・作り方にコツはあるのでしょうか?     さはし #ワスレタ おしんこ納豆・・・・・大根やカブの茎のおしんこを刻んで入れる   シゲ    塩納豆・・・・・・・・塩と辛子               シゲの友人 あれあれ、隆さんの納豆の食べ方のコメントがないぞぉ。 UPしてくれましたよねぇ?>隆さん やっぱり存在感ないのだろうか・・・>隆さん 他にUPしたけど、名前がない人は言ってくださいね。 納豆ハンバーグや、納豆のてんぷらも美味しいです。納豆の臭いやネバネバが嫌いな 人でも美味しく食べられます。 ハイ、そこのROMしてるネバネチョ好きな”あなた!”一言書きましょう。 テーマは、[私とネバネチョ]です。 あ、食べ物の話しに限定させて頂きます。決して、うひょひょな、ぐちゅぐちゅな、 でれでれする話しではないです。 - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/01/18 - 205/205 SGR02310 湖の騎士 行き場所のなくなってしまった童話 ( 6) 93/01/17 22:26     おとうさんにもらったないふ  クリスマスイブの前の夜、何だか目がさえちゃって、ぼくはそっと起き上がって、 こたつのある部屋をのぞいたんだ。  すると、少しだけ寒い部屋の中で、おとうさんがこたつにくるまって外国の映画を 見ていた。  本当のこというと、ぼくはほんのちょっとだけ、おとうさんのことが苦手なんだ。 おこられるとか、こわいとか、そんなんじゃなくて、なんとなく、そばにいるのが 変なんだ。だから、ぼくはおとうさんのいる部屋から、そっとはなれようとしたんだ。  すると、  「どうした?」  って、低い声がしたんだ。  「何でもないよ」  ぼくは言った。  「けい、ちょっと、来なさい」  おとうさんはふりかえって、ぼくのなまえを呼んだ。  「なあに?」  テレビの中では、こわそうな男のひとが、息を切らしていっしょうけんめいに走って いる。  「プレゼント、何がいい?」  ぼくはおどろいて、考えてしまった。こんなことを聞かれたのははじめてだった んだ。そりゃ、サンタがおとうさんだってことはずっと昔からしっているさ。でも、 いつもふしぎだったのは、こころの中でほしいと思っていたプレゼントがまくらのわき においてあったことだ。  でも、かんがえればかんがえるほど、ほしかったものがわからなくなってしまった。  「何でもいいよ」  ぼくはそういってしまった。  おとうさんはうなずいて、たちあがった。  「ちょっと、まっていなさい」  おとうさんはそういって、ちいさなリボンのついたつつみをもってきた。  ぼくは一日はやいプレゼントを手わたされて、どうしたらいいのかわからなく なって、おとうさんのかおをちらりとみた。  「あけてみなさい」  つつみの中にはいっていたのは、ちいさな、おりたたみのないふだった。  クリスマス・イブの朝、あさごはんを食べてすぐ、だぶだぶのジャンバーを着て、 外に出た。いきはとてもしろく、たいようのひかりもつめたかった。  ぽけっとの中に手をいれると、きのうから大事ににぎっていたないふが指に当たっ た。たちどまって、だれにも見られないように、手の平の中ころがしてみた。  ずっしりと重い。ぎんいろに光る刃をひっぱりだすと、かちりとした音がむねにひび いた。  かちり  かちり  刃を出したり引っ込めたりしている音を聞いていると、ぼくはなんだかおおごえを あげたいくらいに、うれしくなってきた。  背が少しだけのびたような気もしたし、いつもはうるさくほえてくるはすむかいの 犬も、こわくないような気がした。  ないふ、ないふ・・・  ぼくはうるさくほえてくる犬のよこをまっすぐにとおりすぎて、今日は少しだけ とおくへいってみようと思った。  たいように向かって歩くと、大きい川にでた。  いつもは学校の先生やおかあさんに、一人でちかよってはいけません、といわれて いる川だ。  ぼくは広いどてをかけあがって、川をながめた。  川は、オレンジ色にまぶしく光っていて、向こう岸が見えないくらいだった。空が ずいぶんと広く見えたし、どての向こうがわの町が小さく見えた。  どてをおりるとき、おかあさんや先生のかおがふっとあたまの中にでてきたけれど、 ぼくはあたまをふって、ぜんそくりょくでかけおりた。  かわのそばまでおりると、ぼくはひといきをついた。  なんだか、とてもえらくなれたような気がする。  ぼくは、ないふをぽけっとから出した。  かちり  するどい刃を見ていると、試しに何かを切ってみようと思ったった。  ぼくは、あれにしよう、と、目についたかれたすすきのくきに刃を当てようとした。 むずむずしたきもちで、ないふをかたそうなくきにちかずけた。  きら、とないふが光る。  かちり  ぼくはないふの刃をたたんで、ぽけっとにしまってしまった。  しかたがないから、手ですすきを折って、ひゅうひゅうと、ふりまわした。  そう。なんだか、汚してしまうのがもったいないような気がしたんだ。  たいせつな、おとうさんにもらったないふだ。ファミコンなんかより、ずっとたのも しいし、かっこいい。きっと、がっこうの中でないふをもってるのはぼくだけだ。  ぼくはぽけっとにないふをしまいこんで、たいようを横にして、川にそって歩いた。  かえろうとして走り出したとき、ぼくはいきなり足を取られて、ころんでしまった。 地面にむねとおなかを強くうってしまい、いきがくるしくなる。  見ると、すりむけた足に、うすよごれたロープが、ぐちゃぐちゃにからんでいる。  ぼくはロープをほどこうとして、ふっとぽけっとにあるないふに気がついた。  「そうだ、つかってみよう」  ぼくは手の汚れをはらって、ないふを手にした。  かちり  また、ないふがきらりと光った。  ぼくは足にからんだ太いロープに向かって、ゆっくりとないふの刃をちかづけた。  刃のさきっぽがロープにふれると、ぼくはあわてて手を引っ込めた。  かちり  ぼくはやっぱり手をつかって、ロープをほどきはじめた。  「ないふを出してごらん?」  ケーキが目の前に出されたとき、おとうさんがいった。  ぼくはずっとぽけっとにしまってあったないふを、テーブルの上にそっとおいた。  おとうさんはないふを手にとった。  かちり  「ふむ。つかってないな」  おとうさんは低い声でいった。  うん、とぼくはうなずいた。  そのとき、おとうさんはふうって顔をしてわらったんだ。  「おとうさんも、ちいさいころ、おじいさんからないふをもらったんだ。でもね、 やっぱりもったいなくて、つかえなかったよ」  おとうさんはなつかしそうに、ないふをながめている。  「ないふをもってると、じぶんが、いつもよりつよくなったような気がするだろ う?」  ぼくはうん、とうなずいた。  「だけどね、ないふをつかわなくても、けいはつよいんだよ。けいが、知らない だけなんだ。わかるかい?」  「うん」  ぼくは一人で川にいったことを思い出した。  ずいぶんじかんがかかったけど、ロープをはずせたし、すりむいた足だっていたく なかった。  「あとで、ないふのつかいかたを、おしえてあげるから、たいせつにしまっておき なさい」  かちり  おとうさんはないふの刃をしまって、ぼくにわたした。                            おわり - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書き込み寺----------<01> 93/01/18 - 730/731 GDB00064 オリハル 決心の詩(再) ( 7) 93/01/18 00:02 今、再び「決心の詩」をUPします。     <<<決心の詩>>> アルタ(アトランティス)は跡形もなく消え去った わが妻も蛇によって地の底へ 我もまた、地の底へ潜るなり なんと長い時間が経過したことだろう なんと多くの血が流された事か なんという方! イエズス様!! マリア様!!! 幾世をかけて見守り続けてくれた守護の方々の存在がある 暗闇に灯は一つ、・・・絶えず後悔し、償い続けた 「偉大なる神よ、私の努力を認めて下さい!!」 ああ、妹よ! 私のかわいい妹よ!! 嘆くなかれ!!! 君の悩み、苦しみは罪深い兄が背負う!!! ロシアの家族、国家を守るのよ!!! ニューヨークで女スパイだった 今、人類は滅亡に瀕している 楽しかったあの頃、愛する人達、喜びの笑顔 あの時に誓った愛はすべて嘘だったとでも言うのか!!! 言語道断!!!!!!!! 滅亡は許さない!!!!!!!!!! 神の最後の最後の最後の1厘の仕組、リンリンと 何もかもひっくり返すぞ!!! 地の岩戸(言答)開けるぞ!!! 神よ、かくも偉大なる償いの機会を与えて下さいましたことを感謝致します。 今度という今度は、アトランティスの二の舞は踏みません。 1992年10月6日(火)00:59記す オリハル 731/731 QFG02515 SHANA 生命(9)「変だな」 ( 7) 93/01/18 18:34 こんにちは、SHANAです。 「つづく」と書いたので、続きを書きます。 父は、「可哀相なことをした」と何度もいいました。 母に対しても、私たち子供に対しても。 私は、「変だな」と思いました。 まず、 母に対して「可哀相なことをした」と言うのが 変だと思ったのは、 1、父が殺したわけではない。 2、母は、たぶんそのときが死ぬときだった。死ぬときに死んだ。 3、私は、特に、「母は可哀相だ」とは思っていなかった。 とまあ、こんなところが理由だと思います。 父は何故、母に対して「可哀相なことをした」と思ったんでしょうねぇ。 そもそも「可哀相」ってなんなんだろう。 それから、 私たち子供に対して「可哀相なことをした」と言うのが、 変だと思ったのは、 1、父が殺したわけではない。 2、父がどうかしたり、私たちに対して何かをしたわけではない。 3、私は特に、自分のことを可哀相だとは思っていなかった。 上に書いたのとほとんど同じですね。 そういえば、 学校に行ったときこんなこともありました。 ある女の子が、私に、 「ねぇ、ねぇ、***のお母さん、死んじゃったの?」 と言ってきました。 ニコニコしていて、明らかに好奇心でした。 そしたら、私の友だちの何人かが、私をかばってその女の子を責めるようなことを何 か言いました。(何て言ったのかは忘れましたが) 友だちが私をかばおうとしてくれたのは嬉しかったけど、 私は、「特にかばってくれなくてもよかった」とも思いました。 それは、「小さな親切、大きなお世話」という意味ではありませんでした。 私は、そんなに落ち込んでも、沈んでもいないと思っていたし、 そんなに傷ついても、悲しんでもいないと思っていました。(今もそう思っているが) つまり私は、自分が「かばわれるべき人間」だとは、思っていなかったので、 「変だな」 と思ったのでした。 親が死んだからといって、悲しんでいるとは限らない。 「まだ子供」だからって、悲しんでいるとは限らない。 でも、そういうものだと思い込んで、 暗く気まずい雰囲気にならなければならないと思ったり、 同情したり気遣ったりしなければならないと思ったり、 そういう話題は避けねばならないと思ったり、 いろいろ必要のないこともしてしまう。 私は何も、「人を気遣う必要はない」といっているのではありません。 ただ、私が気遣われた時に「変だな」と思ったのです。 私がひねくれていただけかもしれないし、 強がっていただけかもしれませんけど。  つづく SHANA より           CD「きんぎょ注意報! 学校で遊んじゃえっ!!」と             「美少女戦士セーラームーン 〜音楽集〜」を聞きながら PS.書き終わったところで、ちょうど「セーラームーン」を聞き終わった。 練y- FARION MES(11):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<02> 93/01/18 - 576/580 GGD00655 せしも RE:善と悪の分離など (11) 93/01/17 23:27 570へのコメント コメント数:1  こんにちは、KAZEさん、コメントありがとうございます。(^^) コメント から刺激されて思ったことをつらつら書いてみます。 > 今の時代では、いくら心にマイナスの想念をもっていても、 > それが人間の形態として表現されることは、ほんのわずかですが、 > それがある時期を境に、その心そのものが形態として現れるような > そんな時代を迎えるというのです。 ゲ、(^^;) そういうことなんですか? 善と悪を放出する、ということで、 人間が自分のやったことに対して価値判断をしなくなってしまうのかな、と 思ったのですが。でも、そうしたら、「何をやってるのかわからん状態」に なってしまうだろうし。(^^;) ことはそう簡単ではないようですね。 > おそらく、進化のプロセスにおいて、 > 現在の物質的な波動が一段回シフトしたときに、 > その高次の波動についていけない存在たちは、「悪」として放出されるが、 > その前段階として、まず、高次の波動に適した人種と適さない人種に分かれて > 別の進化のプロセスを歩むようになるということだと思います。  う〜ん、人間が二極化してその姿さえ変わっていってしまう、というのは ちょっと恐い気がしますね。(^^;) そして、善の人間が悪の人間を善の道 に戻し、そのプロセスを経て目的が達せられる、というのも分かるような気 がしますが、なんとも、すんごいビジョンですね。(^^;)  「自分を見る」ことの必要性については、結局釈然としません。(^^;)  単純な話、地球が進化していくにつれて、より上質なエネルギーが必要に なって、そういう要請から人間も進化させられている、という気もしますが、 どうでしょうか? より上質なエネルギーを吐き出させるのに、人間に己を 認識させるのが良かったのだと。(^^;)  それから、「神秘学を学ぶ」という物言いがドグマチックに感じられた、 というのはちょっとしたショックでして、(^^;) まあ、そういう傾向があ るのかなあ、とか思いました。というか、私がこの手の話に首を突っ込んで から、何年もの間、その主たるモチベーションは「人よりすごいことをやっ ている」という自意識でしたから。そういう図式が自分の中にある、と分か ったところで、「自意識過剰な私」というのがすぐに消えるわけではないで しょうし。  この辺、KAZEさんはどうなのでしょうか? > 世の常識という障壁を越えて、あらゆる「なぜ」について > 最も深くアプローチしていくあり方としてとらえています。  ……ということですが、「なぜ?」という好奇心だけでやっていけるもの でしょうか?「情熱」という言葉を出しておきながら、その情熱を維持して いくのは結構難しいなあ、と思っているこの頃です。まあ、なんだかよく分 からない「せしも」という物体があることだけははっきりしているのですが。 (^^;)                            せしも 577/580 GGA02514 KAZE 「自分を見る」のマクロ&ミクロの視点 (11) 93/01/18 17:23 576へのコメント せしもさん、どうも。 シュタイナー的にいう「善と悪」そして「進化」というのは、 まさに、「なんとも、すんごいビジョン」(^^;)だと、僕も思います。 この「善と悪」を、陳腐な道徳論で考えてしまうと、 何を言ってるのかわからなくなりますが、「宇宙進化」という側面で見ていくと どうしても欠かせないポイントになるという気がします。 折りにふれ取り上げられるグノーシスやマニ教などを理解するにも、 ここらへんの考え方を理解すれば、なとなくわかりやすくなるので、 一応ここらへんの考え方を頭に入れておくと、混乱しないで便利です(^^;)。 面白いのですが、TAOさんもちょっと前にコメントされてましたように、 MIZUHOさんのメッセージのなかにも、この「善と悪」について ほぼ同じようなビジョンが提示されてたりしました(^^)。 >「自分を見る」ことの必要性については、結局釈然としません。(^^;)  えっと、でしたら、僕なりにすんごく単純にその必要性を解説しますと(^^;)、 まずその必要性の大本には、そもそも「神」といわれる根源的な一者が、 「自分を見よう」と思い立ったのだが、そのためには自らを対象化する必要がある。 「一者」はヒエラルキー構造をつくりながら、みずからを流出させていった。 そして、各ヒエラルキーにみずからの一部としての存在者を それぞれ個性ある存在として存在せしめ、 それらの存在者にさらに下位のヒエラルキー世界を構築させ、 それぞれの世界においてさらに個性ある存在者を存在させるよう方向づけた。 それらのヒエラルキー世界でもっとも「重い」のがこの3次元的な物質世界。 これを「逆進化」のプロセスとして考えると、 今度は、それらの存在者が根源的な神に向かっていくのが、「進化」のプロセスで、 その逆進化と進化のプロセスによる螺旋上の『進化』ということそのものが、 根源的な一者がみずからを見るということなのです。 そして、その運動こそが、完全なる「神」が、さらに完全なるものを求めて 発展していく姿である・・・・。 ・・・とまあ、こういうことになりますが、 これを大きなマクロの宇宙的進化プロセスとしてとらえますと、 我々ひとりひとりが「自分を見る」ということは、 それに対して、ミクロの宇宙的進化プロセスとしてとらえることができます。 ここに、「自分を見る」ことの宇宙的意味が開示される、 とかなんとかというあたりで、なんとなくイメージできればいいのですが・・・(^^;)。 >それから、「神秘学を学ぶ」という物言いがドグマチックに感じられた、 というのはちょっとしたショックでして、(^^;) ・・・ いえいえ、それはあくまでも僕の勝手な危惧でして(^^;)(イイカタガマズカッタヨウデスネ・・・)、 一般的に言って、そして僕の個人的な経験からいっても、 変なマスコミの影響なんかから、そういうイメージで、「ミソモクソモイッショ」的に とらえれることが多いのではないか、ということなのでした(^^;)。 過剰防衛的なリアクションだったのかもしれませんね。 >私がこの手の話に首を突っ込んでから、何年もの間、その主たるモチベーションは >「人よりすごいことをやっている」という自意識でしたから。そういう図式が自分 >の中にある、と分かったところで、「自意識過剰な私」というのがすぐに消えるわ >けではないでしょうし。 >この辺、KAZEさんはどうなのでしょうか? ううむ、「人よりすごいことやっている」ですかあ。 なきにしもあらず、ということは言えるかもしれませんが、 それが「自意識過剰」につながるということは少ないかもしれませんね。 僕にとって一番大事なのは、ふつう流布している世界観などがあまりにもつまんないし そうしても納得のいかないことばかりなので、少しでも納得のいく世界観を・・・、 というきわめて素朴な欲求がモチベーションになっています。 ですから、 >「なぜ?」という好奇心だけでやっていけるものでしょうか? それだけ、ということももちろんないでしょうが、 やっぱり、ひとつ「なぜ」がわかったと思ったら、 もっと大きな「なぜ」、もっと多くの「なぜ」が襲いかかってくるようで、 けっこう、僕にとっては、この「なぜ」の馬力っていうのは モチベーションとして非常に有効なようです(^^)。 >・・・まあ、なんだかよく分からない「せしも」という物体があることだけは >はっきりしているのですが。 ぶっちゃけた話、僕にしても確固とした確信でやってるわけではもちろんなくて(^^;)、 「我思う故に我あり」ならぬ、「我なぜと思う故に我あり」ってな感じで、 なんとかそこらへんのことに点火しつつ走ってますから、 いつどうなるかは定かではないというのが正直な気持ちです。 でも、その思いの底の底の方で、 何らかの衝動が見えかくれしている感じもあります(^^;)。 ・・・と、いろいろとつまんないことを書き込んでしまいましたが、 要は、表面的な衝動ではなくて、自分の思いの底にある本来的な衝動に正直に やっていきたいな、とあたりまえのようなことを言って筆(キー)を置くKAZEでした。 578/580 GGA02514 KAZE “MIZUHO”のチャネル・メッセージ<49> (11) 93/01/18 17:24 ************************************************************ 日月の神は、もともとは、人とこの世をつくりしが、いつの間にや ら悪神の甘き言葉にのせられて、己の楽のみ思い込み、神の威徳を 忘れたか。忘れて踊る楽しさは、いつかは終わるものと知れ。人は 人と生きるべし。この年より、獣の悪の手先の動き大きくなりて、 世を動かすぞ。人の心の隙間のひだに、深く静かに入り込み、いつ の間にやら人を変え、悪の手先を増やしてゆくぞ。光強きうちなれ ば、悪の手先も容易には、入り込めぬが、今の世は、神の光は薄れ ゆき、神の光を遮って、悪の思いのままとなる。その世なれば、そ なたらが神の光を引き込みて、世の人々に照らしだし、神の心を伝 えてくれよ。 ************************************************************ 579/580 GGA02514 KAZE “MIZUHO”のチャネル・メッセージ<50> (11) 93/01/18 17:24 ************************************************************ この年に入りて、そなたらの働き大事になりてゆくのぞ。心してく れよ。己の役目を自覚してくれよ。自覚せぬうち、まことの働きで きぬぞよ。神はなんでも叶えてやるぞ。なれど、大きな神が見て、 そなたのためにならぬこと、たとえ、そなたに泣かれてもできぬこ ととてありしかな。神の心はいつの日も、そなたと共にあるものぞ。 神と人との関係は、ただ祈りにて結ばれし。なれど、神はいつの日 も、人を大事に思うては、嫌われることとて休みなく、この人の世 を守りたぞ。その神々のお働き、決して無にすることはなく、うれ しうれしと人々が涙を流して喜んで、生きる楽しさ歌にして、すべ ての命を尊びて、愛に包まれ、輝きを宇宙の果ての隅々に届かす愛 の星となれ。神の働き、そのために昼(ひ)も夜(よる)もなく続 けられ、長き時間を堪え忍び、今か今かと待ち続け、この日この日 と思いたぞ。 ************************************************************ - FARION MES(13):★HVHYの預言解読部屋------------<02> 93/01/18 - 623/630 GCC01413 HVHY そして、小書評終結編へ。 (13) 93/01/18 00:33 コメント数:1             [ 書籍紹介(終結編) ]  ところが、今回をもって書籍紹介は終結するのである…。  ・質問の本         人間が生きるということについて、   グレゴリー・ストック   今一度考えてみるために、200の設問を設定。   (角川書店)       翻訳は森瑶子氏。ラブ&セックス編もある。  ・怖さはどこからくるのか  アーバン・フォアクロアという分野に属する。   宮田 登         最近の“流行り学問”と言えよう。   (筑摩書房)       「白山」に関する言及も見られて興味深い。  ・東京の[地霊]      HANAKOなどでは決して解らない東京像を描く。   鈴木博之         山手線の内側を中心にしているのは惜しい。   (文藝春秋)       短い間にも様々な歴史があったことを痛感する。  ・奉仕の白薔薇       SMをテーマにした漫画。   原律子          当時はトレンド感を感じたものだが、(89年)   (マガジンハウス)    時代は既にもっと進んでしまったようだ…。  ・大人のための残酷童話   名作童話を素材にしながら、これをデフォルメ。   倉橋由美子        作品の最後に必ず“教訓”が添えられている。   (新潮社)        26篇の作品のトップを飾るのは「人魚の涙」。  ・古代日本正史       これはかつて松川貴さんが紹介されていた。   原田常治         正しい・間違っているを超越した楽しい本だ。   (同志社)        人物を想像に任せて描いていくのは圧巻!  ・暗黙知の次元       ARIONが北川さんに薦めた本。   マイケル・ポランニー   要するに、非言語的認識について述べられている。  (紀伊國屋書店)      翻訳物の哲学書なので、読み辛いのは仕方がない。  ・プラトン全集       もちろん全部読んだわけではない。   (岩波書店)       哲学の基本問題はプラトンに出尽くしている。                絞るなら、クリトン・パイドン辺りか?  ・アメジスト・タブレット  これは見掛け上かなり宗教色の強い本である。          プロローグ しかしながら、内容は月並みな宗教を超えている。   ダンテス・ダイジ     「どうでもいいということさえもどうでもいい」   (森北出版)       …この突き放したメッセージは一体何なのだ?  ・悠久なる魔術       あまりお薦めとは言えない。ではあるが、   真野隆也         日本人の書いた解説書としては上出来と言えよう。   (新紀元社)       参考文献に金枝篇を挙げているのは珍しくもない。  ・アメリカ女性の生き方   女子大生向きの口語英語のテキスト。   笠井逸子         一方、アメリカ文化論としても読める。   (ジャパンタイムズ)   理論よりも実態を照射してゆく方向である。  ・隠喩としての病い     やはり“体験”には勝てないわけで、   スーザン・ソンタグ    この本は癌との闘病生活の後に書かれた。   (紀伊國屋書店)     最近「エイズとその隠喩」という続編も出た。  ・タロット図解       日本のタロット解説書にはいい加減のものも多い。   A.E.ウェイト     差し当り、本場(?)の解説書の方が信用出来る。   (魔女の家BOOKS)  正位置・逆位置にはあまり拘るべきではない。  ・カミ・コメ・ツチ・ヒト  ARIONの現在の最新作である。   アーリオーン/北川恵子  北川さんのエッセイもじっくり読みたい。   (扶桑社)        ドラマのような壮大な構成で読む人に迫る…。  ・異言の秘密        これは昨年末に出版された新刊。   山科 誠         驚くべきことに、著者はバンダイの社長。   (扶桑社)        ゲマトリアを駆使して聖書の謎を解いていく…。                本人は「推論は霊感に基づく」と言っている。  ・光の黙示録        大陸書房も傾いて、再版の可能性も消えた。   アーリオーン/北川恵子  1988年末の刊行だから、4年前の本である。   (大陸書房)       手前味噌と言われようと最後はこの本で締める。  というわけで、以上で、延々と続いた書籍紹介を終わる。  目に付く所にあった本をピックアップしただけのような感じにもなってしまった。  とは言え、(続)以降は、最初に紹介したガイドブックには乗っていない。  精神世界という範疇の“捉え方の違い”ということなのかも知れない。  (※もちろん、意識的に外したという側面もないとは言えない…)  さて、ところで、今回の書籍紹介は、  全く別の観点からも楽しめるように構成してあるのだが、  そのことに気付いた人は居られるだろうか?                                  HVHY 624/630 GCC01413 HVHY 忘れぬうちに…。 (13) 93/01/18 04:29                〜 RTの整理 〜          「へんべさんと天祈さんの情報提供に拠る」             <光>   <闇>                   (色)              ↓     ↓         高周波 『青』              | \              |  \              |   \         中周波 『緑』・・・『紫』    ※ここでの『紫』とは、              |   /        「マゼンタ」のこと。              |  /         「血の色」とも言える。              | /         低周波 『赤』    ・『赤』は「火」,『青』は「水」。・・・ これは言わずもがな。    ・『紫』は「神事」「血液」。   ・・・ 『火』+『水』を意味する。    ・“色の『紫』”は“光の『緑』”に対応している。     (※これは、タットワの原理でもある…)    ・つまり、「血の儀式」とは、上位世界では「緑の儀式」である。  さて、へんべさんは「最近の街には緑の光がほとんど無い」と言う。  このことの意味はなかなか深いものがありそうだ…。  つまり、“「血の儀式」が失われている”ということを意味するのである。  ところで、「血の儀式」の前駆フレームは「戦い」である。  「戦う」ためには、まず「戦陣」へ着かねばならない。(※即ち「選択」)  ちょっと、このフレーミングでは、空恐ろしいシナリオが想像される。  (※その恐ろしさは個人に対してとも社会に対してとも考えられる…)        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ところで、天祈さんによると、 >>> ARIONの目の色は「3色(緑−青−赤)」に変化する。  これは、言うまでもなく、「光の三原色」に対応している。  そして、神智学のオカルト知識を援用すれば、下記のような対応が見出だされる。   ・『青』>> 「高周波ARION」−−−→“頭”『10』(その影は『2』)   ・『緑』>> 「中周波ARION」−−−→“喉”『8』(その影は『4』)   ・『赤』>> 「低周波ARION」−−−→“腹”『6』(中心は影なし)  因みに、私の所へ現れた「死神」は、『緑』だったのである。(!)  「黄泉国」とは、正確には、『4』と『2』を合わせた世界なのだろう…。  即ち、それは“月の光の染み込んだ地下世界”とでも表現される。  そう言えば、大昔、私は「空間の鍵」を『8』に対応させていた…。  そこは“死ぬか?生きるか?のギリギリのポジション”なのであろうか?  「血の儀式」は「地の儀式」でもあり、そして「緑の儀式」でもある。  そして、それを司るのは、ミカエルでもルシフェルでもない・・・。???        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  いずれにしても、何だか久し振りの変なRTでした!  (※因みに、当時同席していたのは、     へんべ・天祈・智美・HAL・EX・維/YUI・こばん・他)敬称略                                  HVHY 626/630 HGG01312 たまご RE:超能力考 (13) 93/01/18 06:04 622へのコメント   超能力,番組中では未知能力と呼んでいたので,そっちで呼ぼう.   未知能力は,どうして,未知になってしまったのだろう.   一般的には,それは退化であると考えられている.   しかし,それが退化でないとしたらどうだろう.   たとえば,封印された能力だとしたら?   誰が,いつ,何のために,封印したのか?   ううむ.これは大問題ではないか(^^;    物事をすっかり斜めにみる癖がついてしまった(^^; たまご 627/630 GCC01413 HVHY 「赤−青−緑」 (13) 93/01/18 15:44               〜 緋色の女は… 〜  以下の部分については、  既にクリスマス関連でコメントが付いていた。 >『緋色の女は、藍色のローブを纏い、緑のおしろいを身体に塗り準備している。』  一方、「光の黙示録」には、次の一節があった。 >『青い外套の女に 人魚の涙を渡す時 亀甲の数字を手にするであろう』  ここで、「青い外套の女」とは、  “「藍色のローブ」を纏った「緋色の女」”のことであろう。  すると、「緑のおしろい」とは、  “「人魚の涙」を渡す前の「準備」”という風に受け取れる。        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ところが、例の数列を振り返ってみると…。                   “青い龍”                     J                    『10』               H     ・              『8』    ・               ・     ・      O『6』  →  ・  →  ・    −−→    『1』A      “大地”     ・     ・           “最高神”              『4』    ・               D     ・                    『2』                     B                   “赤い龍”                    「月」       <炎>  →  謎  → <剣> →  謎  →  <*>      ミカエル         ルシフェル        担当           担当        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  「一番目の謎」は、“土師部(ハジベ)”ということで解けている。  因みに、「ハジ(HADI)」は「愛(AI)」を含んでいることにも注意したい。  更に、『4』は「地球」を、『8』は「風」「空間」を、それぞれ表すことから、  ここには“重力コントロールの天使”(ラファエル)が対応すると思われる。  問題は、「二番目の謎」である。                スパスシフィカ            “風”   “星”   「終りの者」             H     Q      Z            『8』>> 『17』>>  『26』             ・     ・      ・             ・     ・      ・             ・     ・      ・            『4』>> 『13』>>  『22』             D     M     B・B            “地”   “死”   「次元交差」  ラファエルの領域(『緑』の領域???)では、  このようなプログラムが進行するのだろう…。  もちろん、中心にあるミカエルの作用と上下にあるルシフェルの作用  とセットになって、このことが進行するのである。        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  以上のことを纏めて図示すると、下記の通り。                          ???                  ルシフェル    ‖                   『10』     ‖                    |      ‖                    |      ‖            〜〜〜〜〜〜ラファエル〜〜〜〜〜〜            『8』    『17』    『26』    ミカエル     ・      ・      Z      A     『6』 −→  ・  −→  ・  −→  ・  −→ 『1』             ・      ・      ・    “最高神”            『4』    『13』    『22』            〜〜〜〜〜〜ラファエル〜〜〜〜〜〜                    |      ‖                    |      ‖                   『2』     ‖                  ルシフェル    ‖                   “月”    ???  「???」の部分は、タロット・カードでは『∈∈.審判』に当たる。???                                  HVHY 628/630 QFG02515 SHANA 解釈に挑戦(3) (13) 93/01/18 18:37 「篩い分け」について一考。 まず、ARIONの言葉を引用してみます。  今年、シフトであるところの「篩い分け」は、目に見える形でハッキリと動く。  あなたがたの持てる力で、自らの生命=愛を開示しなさい。 私が思うには、 開示する人と開示しない人、響く人と響かない人、感じる人と感じない人、 というような分かれ方だと思います。 たぶん、自分で自分を篩い分けるのだと思います。 そういえばアドルフ・ヒトラーは、 「未来は神人とロボット人間だけの世界になる」 というようなことを言ったらしいです。 「1999年以降 ヒトラーだけに見えた恐怖の未来図」祥伝社 五島勉・著 に書いてあります。引用してみますね。 「人間は二つに分かれる」 「社会も二つに分かれる」 「人類も世界も両極端に分かれる」 「あらゆる面で激しい二極化が起こる」 「その巨大な実験場は東方だ」 「それは1989年だ。そのころ実験は完成する。人間は完全に二つに分かれる。  そこから引き返せなくなる。そうだハンス、その完成とさらに新しいアプライゼ  (スタート)の時期が1989年4月に来るのだ」 「それはほんとは、わたしが育てるようなものではない。放っておいても、人間は  いずれそうなる。大多数の者は支配される感情の中に沈むが、一部の者は超人に  変わっていくのだ」 「前に、“永遠の未成年者の実験場は東方だ”と言ったが、超人類を生むことにつ  いても、東方が実験場になるかもしれない。今世紀末、天変地異が襲うヨーロッ  パ各国にも、大戦の舞台になる中東にも、米ソやインドにも同じことが起こるか  もしれない」 「天地創造は終わっていない、とくに人間については、終わっていない。人類はい  ま、つぎの階段を昇り、新しい戸口に立っている。新しい種族が輪郭を示しはじ  めている。それが超人の種族だ。彼らと彼女たちは出来上りつつある。完全に自  然科学的な突然変異によってだ」 「諸君にはわからないだろうが、そのとき人類には真の究極の状況が起こっている。  そのとき人類は−−少なくとも、いま言っているような意味での人類は、203  9年1月、地球からいなくなっているのだ」 「なぜなら、人類は2039年1月、人類以外のものに“進化”するか、そうでな  ければ退化してしまっているからだ」 「人類の一部はそのとき、人類から、より高度なものに進化して、神に近い生物に  なっている。人類から神のほうへ進化するのだから、それは“神人”(ゴットメ  ンシュ)と呼んでかまわない。   残りの大部分は、これも進化なのか退化というべきかわからないが、一種の機  械になっている。ただ操られて働いたり楽しんだりするだけの、完全に受動的な  ロボット生物になっているのだ。  (中略)   こうして人類は、完全に二つに分かれる。天と地のように、二つに分かれた進  化の方向を、それぞれ進みはじめる。一方は限りなく神に近いものへ、他方は限  りなく機械生物に近いものへ。   これが2039年の人類だ。その先もずっと人類はこの状態をつづける。そし  ておそらく2089年から2999年にかけて、完全な神々と完全な機械生物だ  けの世界が出来上がる。地上には機械生物の群れが住み、神々がそれを宇宙から  支配するようになるのだ」  この話と、「篩い分け」は、関連があるのではないかと思います。 ヒトラーの話は、大袈裟かもしれないし、表現がヒネクレているかもしれませんが、 人類の方向性の一つとして、似たようなことは十分有り得ることだと思います。 私には、望ましい未来の姿とは思えませんが。 一つ面白いのは、二極化から引き返せなくなる1989年というのが、 “平成元年” であるということです。 それから、少し抜けていますが、上に出てくる超人と神人は別のものです。 超人から神人に進化することもある、という話もありました。 とにかくヒトラーの予言を要約すると、   一部の人間が「まるで神のような」支配力で、そのほかの大勢の人間を「支配す   る」。「支配される人間」は、支配されやすい「まるでロボットのような」骨抜   き人間になる。それによって人類は「平和」になる。 ということでしょう。 もう一度ARIONの言葉を引用してみます。  今年、シフトであるところの「篩い分け」は、目に見える形でハッキリと動く。  あなたがたの持てる力で、自らの生命=愛を開示しなさい。 私には、一人一人が、自らの生命=愛を「開示」できるかどうか、にかかっているよ うに思えます。 私には、ヒトラーの語る未来に、愛も希望もあるとは思えません。                 SHANA より 629/630 GGD03030 《 隆 》 楽しく読みました(^^) (13) 93/01/18 18:57 623へのコメント  お邪魔します。ここに書き込むのは非常に久しぶりです。ROMはしてるんで  すが、ついていけなかったりなんかして・・・(^^;)。    私は書籍紹介を読むのが大好きです(^^)。そんなこんなで、楽しく拝読しまし  た。私が本を知らないのか、はたまた趣味が全然違うのか、我が家にある本が  一冊もなく、より一層楽しめました。ちなみに  >全く別の観点からも楽しめるように構成してあるのだが、そのことに気付い  >た人は居られるだろうか?  私は全く気がついておりません(^^;)。ボーットシテイルノデス  またの機会を楽しみにROMの世界に帰ります。ではでは。                              by 隆ちゃん 630/630 GCC01413 HVHY 「サイクル」 (13) 93/01/18 19:06              〜 色の構造(再考) 〜               「光」『青』“10”「I」                   ・       [光の領域]      ・               「風」『緑』“8”                   ・                   ・   反射軸−−−−−−−−−「火」『赤』“6”「O」−−−−−−−−−                   ・                   ・               「地」『赤』“4”   …(『緑』の影)「赤土」       [影の領域]      ・                   ・               「水」『赤』“2”「I」…(『青』の影)「赤月」   >  「光」と「風」の回転によって 「水」が生まれる  ・・・[A]   >  「風」と「地」の回転によって 「火」が生まれる  ・・・[B]   >  「火」と「風」の回転によって 「地」が生まれる  ・・・[C]   >  「光」と「火」の回転によって 「風」が生まれる  ・・・[D]                        (詩篇 第23章 冒頭部分)  この方程式については、かなり大昔に取り扱ったのだが、(※FMISTYの頃)  ここで、今一度、解読してみたい。        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   1.[B]&[C](赤の儀式)                   +−−→「風」                   |    |      “「火」は燃え上がる” 『火』   | “「風」は吹き下ろす”                   ↑    ↓                   +−−−「地」     ・このサイクリックな作用によって「火」は拡大する…。   2.[A](青の儀式)                  「光」                   |                   |←−−「風」                   ↓                  『水』     ・「風」が“触媒作用”となって「光」は「水」に変換される。      つまり、「光」は「水」を目掛けて、シャワーのように降り注ぐ…。   3.[D](緑の儀式)                  「光」                   ↓                   ×−−→『風』                   ↑                  「火」     ・降り注ぐ「光」と燃え上る「火」が“スパーク”することによって、      新しい真空の宇宙(そら)に「風」が吹く…。        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  これを一連のサイクルと捉えることも出来る。(ひふみの儀式?)               「青の儀式」                 み    “触媒”      (『水』)     『光』←−−−−−+        ・        |       |        ・        ↓       |     儀式台・竜宮      × 〜〜〜〜>『風』ふ「緑の儀式」        ・        ↑       |        ・        |       |      (『地』)     『火』←−−−−−+                 ひ    “触媒”               「赤の儀式」  「赤の儀式」の“土台”は『地』(=大地)であり、(※赤土)  「青の儀式」の“土台”は『水』(=大海)である。(※赤月=満月)  そして、両者とも、『風』が“触媒”として必要なのである。(ラファエルIN)  一方、その『風』は、「緑の儀式」によって生まれる。(ラファエルOUT)  「緑の儀式」は「赤と青の儀式」と言い換えた方が解り易いかも知れない。  結局、このサイクルは“エンドレス”なのだが・・・。  ミカエル(火),ルシフェル(光),間を執り持つラファエル(風)。  この三者以外の大天使が現れる時、円環は断ち切られる。???                                 HVHY - FARION MES(14):・壁(2)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/01/18 - 858/867 JBH00742 COOL 教会を訪れる (14) 93/01/17 23:00 コメント数:1  ヒル・ストリート沿い、アメリカ大使館の隣りにアルメニアン教会はある。  この教会はシンガポールでは最古の教会ということである。  もう既に歴史的遺物と化してしまったのか、  夕日も沈み切った頃に訪れてみると、戸には鍵が掛かっていた。  果たして教会は、観光のために保存されるべきものなのか。  それとも参拝者が自由に祈りを捧げられるよう開かれているべきなのか。  あるいは雨露をしのぐ一夜の場所を誰かに提供するべきなのか。  私にはよく分からない…。 866/867 QFG02515 SHANA 壁の細道 (14) 93/01/18 18:40 夜が明けて 昇る朝日が 美しい - FARION MES(17):◆メディアレポート(本/映画/音楽 etc)--<01> 93/01/18 - 219/219 JBH00742 COOL ジャーナリズム (17) 93/01/17 23:42  T・Tというジャーナリストがいる。  彼はかつて田中角栄の金権問題(いわゆるロッキード事件)を  暴いた?事で有名である。  彼はまた、宇宙から帰還した宇宙飛行士の意識変化や  脳死問題まで、幅広いテーマを扱っているようである。  そして、遂に“いわゆる超能力”といった際物?にまで  手を延ばそうとしているようだ…。 - FARION MES(20):■バトルのお部屋--------------------臨時 93/01/18 - 483/483 NBA02045 岡 フレイアさんへのコメント 長いです (20) 93/01/18 03:52 474へのコメント   岡 です。   フレイアさんの474発言に関して・・・。   前振り その壱 として。   「・・・戦争は一種の強力行為であり、その旨とするところは相手に我が    方の意志を強要するにある」         (「戦争論」上巻 P29 クラウゼヴィッツ 岩波文庫 )   「戦争は、政治的行為であるばかりでなく、政治の道具であり、彼我両国    のあいだの政治交渉の継続であり、政治におけるとは異なる手段を用い    てこの政治的交渉を遂行する行為である」         ( 同書 P58 )    カルル・フォン・クラウゼヴィッツ(Karl VON Clausewitz)は、19   世紀初頭のナポレオン戦争の経験と分析から、近代戦争に関する理論書と   して「戦争論」を書き上げましたが、戦争とは何か? という彼の洞察は   原則的に現代においてもなお通用するものだと考えられております。    なお、クラウゼヴィッツの人物像に関心のある方には、中公文庫から出   版されている「クラウゼヴィッツ−<戦争論>の誕生」(著 ピーター・   パレット 訳 白須英子)が手ごろかもしれません。 *注 今回の発言では、クラウゼヴィッツの提唱した「戦略」とリデル・ハート    の提唱した「大戦略」に関する説明は行いません。   前振り その弐 として。    第二次産業革命以降の植民地争奪競争を称して、一般に、帝国主義と呼   んでおりますが、たんに自然資源や原料を追求するということだけに注目   してみれば、実のところ、それは大航海時代から行われているわけであっ   て、別に19世紀後半だけに現れた特異な現象ではないのです。    この帝国主義における特徴は、資本主義先進国の企業家たちが、自然資   源や原料の追求と関連して、原料供給国内で企業経営を行おうとした点に   あると言えます。    つまり、原料供給国を貿易対象の相手国としてではなく、むしろ新事業   を興す投資先として取り扱おうとしたという辺りが、特徴だと言えるわけ   です。    低開発国における安価で豊富な労働力、多種に渡る資源の存在、などは   極めて魅力的なものであり、また、当時、資本主義先進国内で過剰蓄積さ   れていた資本の投資先としても、新しい利潤を生み出してくれる、高い利   潤率で資本投資可能な地域として渇望の的であったことは言うまでもあり   ません。    とはえい、多くの場合、投資先の原料供給国の内政は不安定であったり、   あるいは企業家にとって不慣れな慣習や生活規範が存在していたため、ど   うしても現地経営に支障が生じやすい。    そのため、投資家たちは、彼らの現地企業の経営が順調に進むことを望   んで、彼らの現地企業が母国の政府によって保護され保証されることを要   請するようになり、その結果、資本主義先進国が、低開発国の内政に干渉、   あるいは植民地化するようになったわけです。    このようにして帝国主義活動を概観してみますと、たんに商品輸出や国   内の資本蓄積を目的として植民地獲得を行っていた、初期資本主義の重商   主義と、その後の帝国主義との違いが、資本そのものの輸出にあると言え   るでしょう。    ですから、帝国主義による植民地獲得競争の背後には、企業家(銀行も   含む)と国家の連合が横たわっていた事になります。 前振り その参 として    *極東における帝国主義の簡単な背景説明     1890年代の中ごろには、アジア大陸の南辺、東南アジア、中央ア    ジアのほとんど全域が、イギリス・フランス・ロシアの三強国によって    分割領有され、90年代の後半になりますと、極東地域、つまり清国を    めぐる列国間の奪い合いが始まりました。     古くから清国内に投資や経営拠点を置いていたイギリスは、はじめ、    門戸解放政策を唱えておりました(つまり、自由競争を行っても勝てる    状況にあると判断していたわけです)が、あとから参入してきたドイツ    フランス・ロシアなどが「勢力範囲」を定めていったために、ついにイ    ギリスもまた清国内の「勢力範囲」を設定せざるをえなくなり、だいた    い1898〜1899年にかけて、列強共通の中国政策として「勢力範    囲」の設定が行われるようになりました。     これらの列強各国の「勢力範囲」設定は、しかしながら、国際政治に    遅れて登場したアメリカにとっては不利なものであったため、アメリカ    としては、こうした清国内の「勢力範囲」を全面的に否定し、すべての    国の国民に対して産業・通商において平等な権利と均等な機会が提供さ    れるように、清国全土を解放された状態に置くこと、つまり「門戸解放」    の原則を主張しました。     中国本土への資本進出を狙ったアメリカの「門戸解放」の主張は、そ    の後、義和団事件(1900年)を契機としたロシアの満州進駐におい    て、日本とアメリカの接近を促すこととなり、日本は満州における「門    戸解放」を看板とする事で、アメリカの支持を得ることができるように    なりました。     この結果、日露戦争は、表面的には日本とロシアの二国間戦争の形態    をとりましたが、実質的には、日英同盟を機軸としてアメリカが加わり、    他方、露仏同盟を機軸としてドイツが肩入れしていたという、相対する    大国群の二大陣営間の戦争となったわけです。     そして、そうした肩入れの動機は、あくまでもそこから自国の利益を    引き出すことを目的としていて、政治的意図によっていたことになりま    す。     その後、日本が政策転換を計り、満州をはじめとして大陸本土に自国    の「勢力範囲」を設定しようとしたことにより、当然ながら、旧「勢力    範囲」保持国の列国や「門戸解放」提唱国のアメリカなどと衝突し、つ    いには太平洋戦争へ突入していくことになったと言えるでしょう。    ここから、フレイア さんの発言内容に対してのコメントになります。    国家間の「戦争」が政治の延長であるとされている点には、同意いたし   ますが、クラウゼヴィッツの述べているように、「戦争」とは「意志の強   制行為」の一形態なのですから、この点では、個人ないし特定の集団が行   う「闘争」とは違いがないと考えます。    「政治」とは、ある集団の利益に絡んだ意志の押しつけあいだと考えて   おりますから、この利益という点から見ましても、国家の行う「意志の強   制行為」と個人OR特定集団の行う「意志の強制行為」は、使用される暴力   の規模を除けば、原理的にはほぼ同一のものだと思えてなりません。            太平洋戦争に関して   1)日本側についてのコメント     日本は第一次大戦中から金本位制を停止し、いわゆる管理通貨体制を    採用してました。ですから、恐慌や不況の時には、政府や日本銀行が、    「救済資金」を放出しやすい状況に置かれていたと言えます。     大量の通貨を市場放出しますと、円の外国為替相場を低下させ、輸出    を促進するとともに、日本経済全体の需要供給のアンバランスをいくら    か調整することができるようになります。          さて、日本が「世界恐慌」に遭遇したとき、選択する道は3つあった    と考えられます。    1:日本流のニュー・ディール政策。      単純に言えば、政府が大規模な財政支出を行うことによって、社会     資本の充実や中小企業や農業の近代化、雇用の創出、国民生活の安定     を計ることです。      そして、管理通貨制度を実施していた帝国政府には、理論上、可能     なことだったと考えられます。    2:国家は軍備を含む行政・財政を縮小して、企業の負担を軽くし、ま     た金本位制に復帰して信用を高め、また企業は合理化を促進してコス     トを下げ、こうした努力によって、商品の価格を引き下げて、世界市     場に売り込みやすくすることです。      商品が売れず、在庫過剰になるのは、価格が高いからだという発想     からくる、いわば古典派経済学の線にそった自由主義的商業政策をと     ることです。    3:海外侵略、つまり帝国主義的拡大政策による、資本投資先と資源と     市場の獲得。          1の選択は、当時の支配勢力であった、財閥や地主の利権を損ねる可能   性があったため、選ばれませんでした。    2の選択は、旧財閥系の利益に一致するところがあったため、実行に移   されようとしましたが、企業の合理化は労働強化、賃金の引き下げ、労働   者 の解雇を含んでいたため、恐慌と社会的緊張が激しくなり、やむをえ   ず治安維持法と警察と裁判と思想統制を用いて鎮圧を計らざるをえなくな   り、国民の支持を失ってしまったのです。    3の選択は、いわば2の選択が頓挫し、なおかつ社会不安が高まってい   る事を背景として、登場しました。    軍の、中堅将校を主とし、新興財閥とのつながりをもった「革新勢力」   が台頭して、反資本主義・反民主主義・反共産主義を唱えながら、大陸本   土の属国経営化を打ち出しましたが、この「革新勢力」は満州を含む大陸   に対する日本の特殊権益の拡大強化を主張しており、そのため、国民の多   くにとっては、大きな利益をもたらしてくれるもののように思われたので   す。    たとえば、土地欠乏になやむ農民にとっては、自分のものとなる農場を   約束してくれるように思えましたし、労働者にとっては雇用の道と高い地   位とより多くの給与を与えてくれる職場の提供を、資本家にとっては資本   の投資先の確保とその保護を約束してくれるように思えたのです。    このようにして、国内の諸事情によって、国内における国民の欲望があ   る方向付けをもって統合され、その結果、「海外侵略の道が国民の利害の、   また価値判断の最大公約数」となり、ついには、#474でフレイアさん   の言われているとおり、日本の「中国もしくは満州」に対する「侵略もし   くは戦争行為」が「経済的な意図」ものとに行われるようになったと結論   づけることができるわけです。    なお、日本が三国同盟を結んだ背景として、その同盟締結により、アメ   リカの干渉を牽制するという意図があったと言われております。   2)米国側についてのコメント     「ニュー・ディール政策」によって、自国の経済恐慌から脱出しつつ    あったかと言う点には、疑問があります。     たしかに、ある程度の雇用の創出、購買力の増進に貢献したとは思わ    れますが、この政策によって経済恐慌が収まったとは思えないからです。     公共投資の拡大による景気刺激は、ケインズ理論によってその有効性    を唱えられておりましたが、思うに、アメリカが不況を出っしえたのは、    「ニュー・ディール政策」のせいではなくて、第二次大戦勃発に絡んだ    戦争景気によるものだったのではないのでしょうか?     ニュー・ディール政策実施(33年)により、およそ2年ほどでアメ    リカ経済はある程度の安定を回復しましたが、1935年頃から、ニュー    ディールに対する批判・非難が出始め、産業統制や労働条件の改善を中    心とした全国産業復興法(NIRA)などのニュー・ディール立法が違    憲の判決を受けるようになり、結局、初期の目的であった大不況の克服    を達成できないまま、挫折したと言われております。     とはいえ、フレイアさんの述べられたように、参戦するための「道具」    として「日本の中国に対する侵略行為」が利用されたという解釈は、そ    れなりに妥当性を帯びていると思います。     中国大陸における「門戸解放」政策を採っているアメリカと、「勢力    範囲」に組み込もうとしている日本とは、政策的に対立していたわけで    すから・・・。     ・・・そこで、アメリカとましては、自国の利権を守るために、つま    り「自分の意志の強制」を行うために、日本に対して経済制裁を行いま    した。     その経済制裁の主なものとして、1939年に、1911年成立の日    米通商航海条約の廃棄(この条約は、いずれか一方の国が条約廃棄を通    告した日より6ヶ月後に失効することが定められていた)を通告し、    40年1月26日に失効させた行為があげられます。         さて、このようなアメリカの強硬な態度に対して、日本は三国同盟へ    の参加という形で逆に歯止めをかけようとしたと言われてますが、実の    ところ、三国同盟加入の際、加入した場合、アメリカがどのような行動    に出るかが問題とされ、以下のような予想が立てられていました。    『日本に対して石油、鉄を禁輸し又日本より物資を購入せず、長期に渡     り日本を疲弊戦争に堪えざるに至らしむ如く計らう・・・中略・・・     蘭印の石油資本は英米にして和蘭政府は英国に逃れらおる関係上、平     和的手段にて石油を獲得する事は不可能・・・後略』               (1940年9月19日 第三回御前会議)     しかしながら、日本は、三国同盟の締結によって、アメリカによる対    日経済包囲網形成が防止されることを期待して、同盟に加入してしまう    ことになるわけです。     もっとも、この締結前の段階で、すでに日本政府は、対日経済包囲網    の形成を防止できなかった場合、南方作戦を展開することで、石油など    の物資を獲得し、さらには対米開戦に踏み切るという予定を立てていた    わけですが・・・実際、開戦前夜には、仏印進駐を行ってました。     さて、アメリカとしては、三国同盟締結および1941年の日本軍の    仏印進駐行為を見て、日本が極東における日本の「勢力範囲」拡大を実    行に移していると判断し、これに強硬姿勢で臨むことになります。     つまり、日米交渉を継続させるためには、日本が仏印から撤退し、仏    印の中立宣言に参加するという提案を受け入れなければならない、とい    う「意志の強制」を行うわけです。    (また、日米交渉を続行した場合でも、日本の特殊利権の中国本土から    の撤退を目標としたでしょう)     アメリカとしては、日本がこの提案を受け入れればよし、受け入れな    くて自己崩壊していってもよし、あるいは開戦に踏み切ったとしても勝    算があるのでそれもよし、というわけです。          で、これが政治的手法による「意志の強制」なわけです。          アメリカにとって、孤立政策の維持が世論であり、無視しえない基調    であったのと同様に、日本にとって、大陸・南方拡大政策の維持が世論    であり、押し止め難い流れだったのですから、不利な立場に追い込まれ    た日本がアメリカに武力行使したのは、日本の意志を「戦争」によって    アピールし、両国間の意志の妥協を計ろうとしたことが主たる動機であっ    たと推測することが可能だと考えます。     で、これが政治の延長としての「意志の強制」/「戦争」なわけです。     もしも、日本がアメリカに対して開戦しなくても、アメリカ政府があ    くまでも対独戦争を行いたかったら、大西洋のUボートの活動や、ある    いは人道主義の名を利用して、アメリカ国内の世論を誘導し、強引に参    戦していたと考えられます。     アメリカは、日本が開戦するものと読んでいたと考えます。     しかしながら、シビリアン・コントロールが殆ど機能していないから、    日本の軍が暴走し、その結果として「開戦」するという予想ではなかっ    たと考えます。     日本国内の状勢をより広範囲に分析した結果として、日本政府にはそ    れ以外の選択の余地が残されていない・・・開戦か、あるいは全面的に    アメリカの意志を受け入れるか・・・というように推測していたのでは    ないのでしょうか?     もっとも、日米戦争勃発により、フレイアさんの提示されたような効    果が期待できたし、またそれを望んでいた可能性が極めて強いという事    は否めませんが。     終わりとして。     フレイアさんの論旨におおむね同意しますが、話しの展開中のいくつ    かの点で若干の意見の相違がありましたので、その相違点と相違点を生    み出す原因となったらしい背景説明を行わせていただきました。    「不思議の海のナディア」 33話〜39話 を観終わった                               岡 でした。