- FARION MES( 2):【居酒屋1999】雑談・自己紹介--------<07> 93/03/25 - 809/834 HGE02116 MAKOTO RE:西遊記 ( 2) 93/03/24 22:55 799へのコメント コメント数:2 「玄奘西域記」って言うと、プチフラワー連載中のあれですね。 あたしも、この作品大好きです。 連載スタートした当時は、あんまり気にしてなかったんだけど、 だんだん味が増していったというか、なんというか…(^^;) 読むたびに、笑って、泣いて、考えて… 兄さんが死んだ時なんか、本気で泣いちゃったのでした(^^;) 今は、またまたいざこざに巻き込まれてるんだけど、 次はどうなるのか、プチフラワーの発売日が楽しみで〜す。 (しっかしこの作品、本国に帰りつくところまで続くのかなぁ…?) 他にね、プチフラワー連載作品で、 「辺境警備」っていうのがあるんだけど どなたか御存知ですか? これって、なにげない生活の繰り広げられるファンタジー作品なんだけど、 (ま、それだけじゃないが…) 所々、はっとするような言葉達が散りばめられてるの。 で、全体とおして感じるのは、あったかさかな。 登場人物の中では、隊長さんの性格が絶品(^^) でもあたしは、ちょっとひねくれたカイ君がごひいき。 これを知らない方、本屋で見かけたら手にとってみて(^^) MAKOTOのお薦め作品で〜す☆                 MAKOTO でした☆ …ここに書いて良かったのかなぁ=@ま、いいか(^^;) 810/834 JAH03274 杉菜 夢のお話ではじめまして ( 2) 93/03/24 23:04 コメント数:1 ETTO,はじめまして. せいきまつフォーラムとはなんぞや? でも,会議室を読んでたらおもしろくて    やめられそうもなくて,入ってきてしまいました, 夕べ,ヘンな夢を見た.とある新進の映画監督がなくなって,私は 彼を悼む記事を書いていたのです.雑誌のライタ−をやってるもんですから. でも急に「取材ノートがない」ことに気づいて. あちこち探してたら,目がさめた. みょうにホントっぽくてこわかった! 夢って,もうひとつの現実みたいな気がする  杉菜 814/834 HGC02325 ガッチャ あっ、なえさんだ ( 2) 93/03/25 03:37 803へのコメント コメント数:1  なえさんが帰ってくるかどうか、かけていた奴手を上げろ〜  (^^;)  ガッチャ 816/834 GBG02043 維/YUI RE:あっ、なえさんだ ( 2) 93/03/25 05:26 814へのコメント は〜い!!  (^^;;) カッタ・・・・ゾ・・ット。(笑)                               維/YUI。 820/834 PFG01325 MINT RE:「玄奘西域記」 ( 2) 93/03/25 11:00 801へのコメント コメント数:1 こんにちは、さはしマスター 会社、抜け出して寄っただけなので、コーヒーください! やはり、ご存知でしたね! 私は、連載の方は、読まないので、ほんとうにコミックが出るのが 待ち遠しかったりします。 ふふふ、諸星大二郎さん、ファンなんですよ、私。 「西遊妖猿伝」もお気に入りです。なかなか続きが出ないんですよね。(^_^;) あんまり書くと、漫画談義かメディアレポートになってしまうので、この辺で。                 さっ、仕事、仕事....  MINT 821/834 PFG01325 MINT RE:西遊記 ( 2) 93/03/25 11:00 809へのコメント MAKOTOさん、はじめまして!&よろしく! >>兄さんが死んだ時なんか、本気で泣いちゃったのでした(^^;) 私も、涙ボロボロのウルウルで、泣きました。(;_;) なんだかね、マンガなんだけど、読んでると、そうだよなあ、人間って、 あったかいもんだよなあ、とか、しみじみと思ったりするんですね。 (現実は、違う!とか、言わないでね(^_^;)>みんな) >>他にね、プチフラワー連載作品で、 >>「辺境警備」っていうのがあるんだけど >>どなたか御存知ですか? こちらの方は、たしか去年、誰かが紹介したんじゃなかったかな? 私は、その後、読む機会がありまして、とっても気に入りました。(^_^) このフォーラムでも、お好きな方が、いらしたと思いますよ。                   MINT@兵隊さんが好き! 822/834 QFG02515 めるく RE:もう一人のMAKOTOさまへ その2( ( 2) 93/03/25 14:32 783へのコメント MAKOTOさん、こんにちは! >>かつてMAKOTOて名乗ってたって知っただけで >>親近感を感じてしまうのです。 私もなんだか嬉しい気分です。(^^) なんでハンドル変えたかというと、一番の理由は、 「まこと」って名乗ってたときに、 ARIONが「まことにあなたがたに言おう」なんて言ったりするから、 なんだか変な感じがしてきて・・・(^^;) >>それにしても、今のハンドル、面白い響きの名前ですね。 >>「めるく」って、どこから名付けたの? え? ドコカラ? う〜ん、こまった。それは私も知らないのだった。 ま、「神のみぞ知る」とでも行っておきましょーか。(笑)                             め  る  く 824/834 SDI00635 みれ RE:僕は疲れたりしない ( 2) 93/03/25 17:15 794へのコメント コメント数:1  #794 シゲ さん  あはは、シゲっぴらしい言い方ね(笑)  疲れ果てて…もうダメ…って思う時って、きっと誰にでもあるんだと思う のよね。ただ、そう思ってる自分を叱咤激励するもう一人の自分ってのも居 たりする…。  この話に関連する(かも知れないし、しないかも知れない(^^;))ことで、 ARIONが話してくれたものがあってね、絶望の淵に沈んで膝を抱えてジ ィーッとしてる人が居るとして、その人が自分の膝の辺りをボーッと眺めて いる間、つまり視線が下向きの間は未だ絶望の淵の当たりの探索(!?)が 終ってないんだそうな(^^;)  その人の視線が膝の辺りから別のところに移動した時に、絶望淵から心が 上がろうとしてる時なんだって(笑) これを聞いた時、あたしは「え?」 「そーんな簡単な感じなのぉ?」と思わず言ってしまったけれど、頭で考え ているより簡単に、心は絶望の淵から上がって来ようとするのかも知れない なと、この頃思うのよね。  話は変るけど…。  疲れ果てて…もう駄目だと思う時、みれ姐を思い出したら…コノヤロォ!…とか 思って頑張れる!…なんてね(笑)…(;_;)…ソウイワレナイヨウニ ドリョクシヨット…。               ・:*:・みれ・:・。,☆ 825/834 SDI00635 みれ RE:失礼m(_ _)m ( 2) 93/03/25 17:15 803へのコメント  #803 NAE さん  きゃ、なえさんだわ(^〇^) おっかえりぃ〜♪  出戻りでも何でも、とにかく戻ってきたんだからさ(笑)  差し引きゼロってことで、飲み直しましょうねっ!  人生の差し出す杯は、ほろ苦い味がすること多いけど…後味がチョッピリ 甘かったりして、それがまた何とも言えずに嬉しかったりするね…(^_-)-☆             ・:*:・みれ・:・。,★ 826/834 SDI00635 みれ RE:疲れたよ。ほんと。。。 ( 2) 93/03/25 17:15 804へのコメント コメント数:1  #804 スマル さん  毎日、もうだめって思う…ってことは、未だ駄目じゃないってことね。  本当に駄目でどん底ついたら、今度は駄目じゃない方向にしか道が開けな くなるような気がするのだよね、あたしは。勿論、個人差もあるだろうし、 誰でも同じだなんて思ってないけどね。  結論って「出さなくちゃ!」って無理して出るもんじゃないとも思う。無 理して結論出したら、どっかで歪みが出た時にまた、苦しむだろうと思う。 その苦しみまで引き受ける覚悟で、無理して誰かのために結論出すことも人 生航路には、ままあるとしても…。  スマルちゃんの苦しみは、自分の生き方についての苦しみだよね? どう して無理して結論出さないと、って思うのかな? そりゃ結論出せた方が、 どっちつかずの宙ぶらりんよか、気分的にも楽だとは思うけど(こんなこと 人に言われなくても、きっとあなたも分かってるだろうけどね(^^;))  結論出せないで宙ぶらりんで居ることの苦しみと、無理して結論出して、 そのことによって起きるだろう苦しみと、そのどちらを取るかは一人一人の 判断に依るだろうとは、思うけれど…。  長い航海には「凪」もあり、思うように進まず…かと言って後戻りも出来 ないってこともあるよね。宙ぶらりん状態のまま、じっと佇んでいることで (これは苦しいけれどね(^^;))…分かることもあるんだよね。  今は…がんばって!…とエールを送るしか無いけれど、応援してる仲間が 居ることを忘れないでね(^_^)Y ・:*:・みれ・:・。,★ 827/834 SDI00635 みれ RE:ご無沙汰です(^.^、) ( 2) 93/03/25 17:15 813へのコメント  #813 SUKE さん  そっかぁ…SUKEさんも出力上がらない感じだったのね(^-^;)  やっぱり、21日〜23日の辺りをピークにして色々な事があった人って 多いみたいね(^^;)…かく言うあたくしめも…でしたが(笑)  やっとこさ、少し何かが見えるかな?って感じになって来たので、こうし て書き込みすることが出来るようになりました。メール頂いても、返事を書 く気力の無い時って、何だか辛いのよねぇ…。  SUKEさんの出力が上がることを祈りつつ…マスターあたしにもお酒っ!(^-^;)               ☆みれ・:・。,☆ 828/834 PBA02422 さはし おきゃ〜り〜 ( 2) 93/03/25 19:46 803へのコメント こんちは、なえさん。 風邪がなおって、もっと元気になったらROMからも復活してくださいね。 それでは、またね〜。                            脳天気 さはし 831/834 GBD03557 シゲ RE:RE:僕は疲れたりしない ( 2) 93/03/25 20:16 824へのコメント −−−みれ さん : 疲れ果てて…もう駄目だと思う時、みれ姐を思い出したら…コノヤロォ!…とか :思って頑張れる!…なんてね(笑)…(;_;)…ソウイワレナイヨウニ ドリョクシヨット…。 このやろぉ!なんては思いませんよ。ただ・・・このアマァかもしれません(^^;) : 頭で考え :ているより簡単に、心は絶望の淵から上がって来ようとするのかも知れない :なと、この頃思うのよね。 そうかもしれませんね。絶望の淵にいつまでもたたずんでいられるほど、 心は強くないのかもしれないし、絶望の淵から這い上がってこれるだけの 強さを持っているのかもしれませんね。 で、#827 SUKEさんへの みれさんのRESに絡めて アクセル全開にして馬力をあげろ! 心に鞭叩いてエンジンぶち回せ! 走り出したら止まらない・・・ (焼き付いたりして・・・(^^;) 834/834 GBG02755 スマル ありがとう、みれちゃ。 ( 2) 93/03/25 20:29 826へのコメント みれちゃの言うこといちいち最もで、頭じゃ充分わかってるんだ。 でもなあ、どうもせっかちなんだなあ。 今、まだ自分をのぞき込んだままの状態。 見えてくるまで、待ってるしかない。 台所っていつも、ふと、ひらめくんだけど、、 私ってば、覚悟出来ていなかったみたいなんだ。 何が起きても変らないものと、それに向かってどこまで努力出来るかってこと。 それを見ていなかったことに、包丁持ってたら気付いた。 まだ、自分に自信が持てないものだから、もう少し、見続ける予定です。 覚悟が出来れば、たぶん、もう泣かないと思う。 出来なければ、すべて、諦める。 どっちが、私の心の底が喜ぶことなのか、 拘ることなく、見てみたいですね。 諦めることの方が、一見楽なんだけど、本当に楽なのかどうか。。。 覚悟をあわててしても、自分がついてこれなかったら、まずいしね。 ま、そこまで、わかったら、なんだか、少し楽になったんだ。 恐がってばかりいて、みようとしていなかったんだね。 本当に恐いものがなんなのかわかったら、落ち着いたよ。 いまは、正面から、立ち向かっているよ。 臆病なんだなあ。 いつでも、壊すことを恐れている。 今も、恐れているのは、壊すこと。新しい自分に出会うこと。 恐くないって思えたら、おもいっきり飛び込みます。キャッ (^_^)         飛び込んで、受け入れてもらえなくても、覚悟が         出来てれば、泣かないと思う。それで良いと思う。                                スマル - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/03/25 - 590/596 HGG01312 たまご RE:このごろのこと ( 6) 93/03/24 22:27 581へのコメント   はい.いいですかぁ.(^_^)   愚痴はすべて壁に向かって言ってしまいましょう.   やなことはみぃいんな忘れてしまって,   新しい日に望みましょうね.     浮いている(^_^;) たまご 591/596 HGG01312 たまご RE:ラクガキ ( 6) 93/03/24 22:28 586へのコメント   なにをゴチャゴチャ言ってるんだか.(^_^;)   壁は壁だから壁なのだろうが.(^_^;) 592/596 HGG01312 たまご RE:スタイルがある。 ( 6) 93/03/24 22:28 584へのコメント コメント数:1   他人のスタイルに抵抗したいなら,自分のスタイルを作ればよい.      自分のスタイルが作れないからって,かっこだけ抵抗だけする.      そして結局は,他人のスタイルになってしまう.      そんなのは抵抗ではない. 593/596 PFA03317 Eddie RE:RE:スタイルがある。 ( 6) 93/03/24 23:09 592へのコメント コメント数:1  たまご君、  もうちょっと注意して読んでね。  かってに意味をくっつけないように。  抵抗したいとも、抵抗したくないとも言っていないし、  さらに、スタイルがあることが悪いとも、いいとも言っていないし、  特定のスタイルを批判しているわけでもないよ。  しいて言えば、しょーがねーなーって感じ。   自分のスタイルを作ることと、他人のスタイルに抵抗することとは  関係あると思う?  ないよね。  ただ、抵抗があることを言っています。  ただ、全ての集団にスタイルがあることを言っています。  ただそれだけです。                              Eddie 595/596 HGG01312 たまご RE:RE:スタイルがある。 ( 6) 93/03/25 05:00 593へのコメント コメント数:1  Eddie君,  もうちょっと注意して読んでね.  かってに意味をくっつけないように.  抵抗しなさいとも,抵抗するんじゃないとも言っていないし,  さらに,スタイルがあることが悪いとも,いいとも言っていないし,  あなたのスタイルを批判しているわけでもないよ.  他人のスタイルに抵抗するならば,自分のスタイルをつくるのが  いいのではないかということを,ただ言っています.  ただそれだけです.   ただそれだけね(^_^;)そうかな  たまご 596/596 PFA03317 Eddie RE:RE:RE:スタイルがある。 ( 6) 93/03/25 05:41 595へのコメント  今のあなたとは、大人として話しができません。  自分の態度がどうであるか、再検討してみることをおすすめします。  あなたの今の感情は、なにが原因ですか。                              Eddie - FARION MES(12):★アキラのハルマゲドン探偵局--------<01> 93/03/25 - 519/519 GHF02266 カンチャン 再び、玉置山 (12) 93/03/24 23:48 お久しぶりです。カンチャンです。  3/19に玉置山に行ってきました。2回目です。  アキラさん、事前のメールでのアドバイス有り難うございました。 結局、熊野事務所には電話が繋がらず、成地氏に話を聞くことはできま せんでした。  山頂近くの路面には、脇の崖から崩れてきた小石が沢山散乱していた。 昔の参道も崖が崩れていて危険で、違った道に入って迷う可能性もある とアキラさんのメールに書いてあったので、車で神社の駐車場まで行っ た。昔の参道についても成地氏から聞くように言われていたので、連絡 が取れなかったのがつくづく残念だった。  玉置山の標高は1000mはある。3月と言えどもさすがに寒い。  駐車場のアスファルトの上に、体調20cmほどの小さなヘビがいた。 全く動かない。陽気に誘われて出てきて、そのまま寒さで動けなくなり、 死んでしまったのかな? 哀れな奴だと思った。友人が触ったら、少し 動いた。舌もチロチロと動かした。しかし、逃げはしない。やはり、ヘ ビは変温動物、この寒さでは動けないのだろう。  我々はヘビをそのままにし、玉石社へと向かった。日陰には大きな霜 柱や氷が残っていた。寒い。このくらいの冷気(霊気ではない)くらい ないと神秘的な雰囲気がでないと思った。  社務所を抜け、頂上へ至る道を登った。  この道沿いには、三石社しかなかったはずだった。玉石社がどこにあ るのか我々には検討もつかなかった。我々は再び三石社へ着いた。  そこに玉石社もあった。三石社のすぐ脇に玉石社はあった。我々はそ れを前回完全に見逃していた。これは意識操作をされていたに違いない! と言うのは冗談。私達の目、特に私の目が曇っていたのだった。  平井さんがあとがきに凄いことを書いていたので、私は期待しすぎて いた。三石社もろくに見ず、奇跡を求め(?)、私は更に山頂へと駆け 登ったのだった。  変な期待や先入観が現実を冷静に見つめる目を奪ったのだった。  2年前、山頂に私は茫然と座り込み、辺りの山を見つめながら奇跡を 期待せずに、自らの力と決断で歩くことを誓って帰って来た。  その誓いを胸に2年間現実と戦ってきたが、敗れ去った(?)。 それは私の甘さや弱さも原因なのに、現実に疲れた私は、再び”何か” を求めて、ノコノコと玉置山を訪れた。しかし、そんな私をあざ笑うか の様に、玉石社は三石社のすぐ脇にあった。  山頂から空を見上げた。アキラさんのUPに書いてあったように、こ の山に多くの怨霊がさ迷っているのだろうか? 幸いにも私にはそれが 感じ取れなかった。山頂からは、前回同様、神社の脇を通らずに、山道 を下って駐車場に戻った。途中、以前はなかった巨大なアンテナが建っ ていた。山道を資材運搬用のためなのだろう。砂利が敷かれ、整備され ていた。秘境とは言え、開発の手は年々増えているのだろうか。  駐車場に戻るとそこには、先程のヘビはいなかった。私の記憶違いで 単に発見できなかっただけなのかもしれない。平井さんがあとがきに書 いている奇跡(?)もこの程度のものかもしれない。しかし、私はこの 現象に意味を与える気は起きなかった。  玉置山を後にし、本宮へ向かう車の中でいろいろ考えた。私は新たな、 前回よりも多くの”テーマ”を設定した。  十津川辺りに降りてくると耳鳴りがした。いくら欠伸をしても治らな い。耳鳴りが止むと、体が急にだるくなった。凄い脱力感だった。仕事 の疲れが急にでたのだろうか? だるさもしばらくすると治まり、今度 はげっぷが出てきた。まるで、体の”毒気”を排出したかのようだった。  具合の悪かったのはほんの十数分程度だった。  1つだけ気になったことがある。玉石社の鍵が真新しいものに変えら れていたことだ。鍵はまだ新品で曇りのないビニールにくるまれていた。  何故、鍵が新しいものに変えられていたのか? 鍵を壊して闖入した 愚か者がいたのだろうか?(単に新調しただけかもしれないが)                      GHF02266 カンチャン - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 93/03/25 - 029/032 GGA02514 KAZE オテントサンナキダシタ (13) 93/03/25 12:40 025へのコメント 隆ちゃん、どうも。 >ど田舎に暮らして、月に2・3度東京へお登りさんするのが理想です(^^)。 そうですね、どどど田舎だけというのだけだと、現代に生きてるって感じしないから、 たまには東京でしかやってない情報に接する、ってのがいいのでしょうね。 月に2・3度ってのは疲れそうだから、年に2・3度ってあたりがいいかなあ。 ただ、最近は情報網が発達してて、どどど田舎にいても、 結構欲しい情報は手に入ったりするので、不便はそんなに感じないから助かります。 このパソ通にしても、全国どこにいても、そんなに不便はないから重宝します。 >個々の書斎は無理としても、図書室みたいな部屋はなんとか作りたいなぁと今は >考えています。 いいですね、「図書室みないな部屋」(^^)。 わが家は、どの部屋に行っても図書室みたいだともいえますが(^^;)¥、 やっぱりちょっと広めの空間に、大きめの机などをどか〜んと置いて、 ぐるりを本がとりまいている・・・という感じの部屋が欲しいと思います。 >僕は表面上・・・、極めて社交的なのですが、近所付き合いなどにとても神経質な >のでプライベートな空間がないと参ってしまいます。 僕は基本的にいって、表面上極めて非社交的です(^^;)。 なぜかここ数年はいやおうなく必要最低限の友人間のつきあいはしてますが、 会社関係になると、プライベートではほとんどつきあいがありませんし、 するつもりも今のところほとんどありません(^^;)。 数年前までは、相棒といっしょにいろんなテーマについてお勉強する以外、 積極的なつきあいというのは、本当にほとんどありませんでした。 ですから、こうやってパソ通なんかして、それが縁でオフしたりするの、 以前の自分からは考えられないですね。 今の僕のまわりの友人間でのつきあいも、ほとんどここ数年前からのもので、 最近頻度をましているつきあいってどういうことだろうね、と 相棒と不思議がることしきりです。 でもとにかく、プライベートな時間が少ないと参ってしまうので、 なんとかそうした充電のための時間と空間は確保していきたいと思っています。 >自分がテレビっこだったのでテレビやビデオをすべて否定する気はさらさらない >のですが、それしかないというのは極めてかわいそうな話です。 僕も重度のテレビっ子でしたし、中学生あたりからは、 テレビに加えて深夜放送のラジオにかじりついていましたが、 それに平行して「お外」での釣りや鉱物&化石採集も激化してたから(^^;)、 それなりにバランスがとれていたのかもしれません。 やっぱり今僕がかなり不摂生な生活をしててもバランスを崩さないでいられるのは、 おそらく小さい頃ひたすら野山・海川で遊びまわったからだと思います。 テレビの一番の弊害は、生命力をもらえないということと、 ファンタジー形成にはあまり役にたたないということ、 そして電磁波の影響ということですね。 なかなかむずかしいこととはいえ、適度な生命力とファンタジーを喚起する環境には できるだけ気遣ってあげたいものです。 子どもの保育のあり方について考えていくということは、 人間学の基本中の基本を考えていくためにもとっても参考になります。 先日紹介した三木さんの「内臓の働きと子どものこころ」のあとがきで、 「さくら・さくらんぼ保育園」の園長さんの斉藤公子さんは、 たとえば、排泄のしつけについても、通常の保育所が、 きわめて機械的で効率的なやり方をしていることを疑問視しています。 ・・・一、二歳の子どもは、完全に排泄の自立はむずかしいのがあたりまえ であるのに、失敗をさせないために早くトイレにゆくようにさせたり、時間 でいっせいにオマルに座らせる。なかには、出るまで待とうホトトギスで、 オマルに、するまで座らせておいて、そこで紙芝居を見せているところもあ った。 この「しつけ」ということについては、 いわゆる「調教」という表現が適しているような方法が流布しているようで、 特に障害児教育には、それはアメリカから輸入されたオペラント条件づけ、 行動療法といわれるものが流行っているらしくて、ちょっと恐ろしい感じがします。 早期の幼児教育についても、同じ類のものが無批判に 取り入れられているケースが多くて、ガクゼンとしてしまいます。  知的な発達を促したいと、ただアイウエオをよみきかせたり、数をいわせ たりするひとが多いが、十歳を過ぎ、本当の抽象的思考ができる年齢に学力 低下が目だってくることをよくよく考えてほしいことである。真の知的発達 は、目ざめた瞬間、あ!夏至が過ぎた頃だ!とわかる人間だ、といわれた三 木先生の感受性は実に新鮮ですばらしい。この感受性こそ、私のものであり、 さくら・さくらんぼの子どもたちのものである。 ・・・  三木先生は、子どもが生まれるや、母の乳房に吸いつき、やがて溢れ出る ようになった母乳を十分吸い、6カ月頃寝返りができるようになるや、畳を 這い廻り、異常な好奇心で畳や手にふれたものをなめ廻し、排泄も膀胱から 教わって素直に感受できるように育てられたものは、実に内臓の感受性が豊 かに育ち、こうした子どもは満1歳頃から呼称音を伴う指さしが出て、やが て、人間だけがもつ強烈な衝動“遠い世界がみたい”という立ち上がりの衝 動で直立してゆく、という。これこそ心のめざめであり、人間らしく脳が育 ってきたことをみせてくれることであり、その後は一層の好奇心で、歩いて いっては“コレナーニ”“コレナーニ”とくりかえしいうことばの世界を急 速にひろげてゆき、思考の世界にはいってゆける子どもに育ってゆくのだ、 と話してくださった。「思」という字は脳と心(内臓)を合わせたもの、と は実にすばらしい語源である。 ここらあたりの考え方は、シュタイナーの考え方に極めて近いものがありますよね。 ちなみに、2歳半くらいからは、「コレナーニ」から「ドーシテ」へと シフトしてくるそうで、このナゼ&ドーシテには、 たいていの親が怒り出すこともよくあるようですね(^^;)。 この「ナゼ」「ドーシテ」に対して子供のファンタジー能力の育成に沿うように 答えなければならないというのがシュタイナーの教育論にもありましたよね。 この三木さんの本には、月が雲に隠れたことを 「オツキサンオウチニカエッテオネンネ」、 曇空から雨がポツリ・ポツリと落ちてくるのを 「オテントサンナキダシタ・・・」 と表現した子供のことがでています(^^)。 >・・・科学を盲信している人と新興宗教にはまっている人って同じタイプなんじ >ゃないかと思うのです。 僕もまったくそう思います。 やっぱり、それらに「はまる」というのは、 他の可能性には目をつぶるということに他ならないと思うのです。 そういう方が親になると、「オテントサンナキダシタ」と 子供に話してやれるようになるかどうか、とっても疑問ですよね。 ファンタジー能力もなく、生命力も減退しているこれからの子供のことを思うと、 半ば絶望的な感じがしないでもないですが、なんとかしたいものですよね。 >昨日、懐かしさに負けてYMOのCDを買って、それを聞きながらこれを書いて >います。ライディーンやテクノポリスがはやっている頃、僕は渋谷のゲームセン >ターなどで深夜まで遊んでいる事があって(なにやってたんだか(^^;))、その頃 >の事が思い出されます。 ライディーンが流行ってるころといえば、 僕は大学の終わりの頃に自活&学資のためにバーテンをやってました。 そのころ、けっこう苦しい時期で、半ば宙づりの状態が続いていました、 「自分はこれからどうやっていこうかなあ」とか不安に感じながら あのゲーセン風音楽を耳にしていたわけです。 ジャズなんかにはまってた時期でもあって、 コルトレーンのバラードなんか、なつかしく思い出してしまいます。 「懐かしさに負けて」といえば、先日のお登りさんのとき、 リックウェイクマンの最近の活動をピックアップしたものがあったので、 そのCDを買ってしまいました。 プログレは、高校から大学の最初のころはまっていましたから、 そこらあたりの思い出がつまっていて、YMOのころとはまた違った感慨があります。 >僕も不可思議な世界が大好きですが、・・・、いつも「結局、よくわからない」と >いう結論であじゃぱーになってしまいます。考える過程の「おお!」っていうよう >な感動(まさにスリリングですね(^^))が楽しいんだとしたら本末転倒かもなんて >思いながら、「まあいっか」と例によってお気楽に今日も生きているのでありまし >た。タハハ(^^;) これはまるで僕ではないですか(^^;)。 「おお!」という感動と「まあいっか」・・・ これこそ感動あふれる楽天家のいきる道!とか思ってたりしますが、 こんなスタンスを馬鹿もの!と感じてらっしゃる方もいるでしょうね(^^;)。 ま、この性格はかわんないかもしれないから 相変わらず「おお!」&「まあいっか」でマイペースのKAZEでした。 030/032 GGA02514 KAZE 愛すること (13) 93/03/25 12:41 026へのコメント コメント数:1 NoBさん、どうも。 トラウマについてですが、NoBさんにご指摘いただいたことあたりは 幸い自分でもかなり意識化してる部分でもありますので、 ご心配には及ばないと思います。 ま、その程度の極めて単純なことあたりは、かなり意識化してる部分は多いです。 もちろん、自分で意識してない部分の方が圧倒的に多いのは当然で、 それを少しでも意識化していきたいとは思っています。 でも、ふつうは人間の意識できることなんてたかがしれてますよね。 ただ、それをトラウマと呼ぶかどうかは別として、 僕としてはそれらの多くは「いやおうない」ものとは感じてないし、 それらすべてを「わが唯心の所現」だと思っていますので、 そのあたり、とりわけ超=楽天家なのかもしれません。 それと、KAZEっていうのを様式化していることについては、 そもそも文章を書くのが苦手な自分の戯画化ということもあります。 「どうも・・・」ではじまり、「・・・KAZEでした」で終わるという 枠構造を設定することで、なんとか作文のおけいこを可能にしているかも。 ま、そもそも文章力のある方は、「枠」は必要ないでしょうから、 ヘタッピーの戯言感覚なわけです。 でも、そこまで「枠」をもうけてなくても、誰でも特定の言語表出をしているから、 それを分析することは、比較的容易だと思いますけど。 「自己をどうしても他者に伝えることができない」ということと 「もっとも基本的になところで誰からも愛されたという体験がない」というのは、 裏返していえば、「他人をどうしても自己に伝えることができない」 「もっとも基本的なところで誰も愛したという体験がない」ということでしょうか。 僕の体験というか実感からいうと、両者は別のものではないと思います。 こういう言い方はNoBさんは嫌いかもしれないけど、 僕は、すべての存在は存在しているというそれだけで愛され祝福されていて、 そうでなければ一瞬たりとも存在することさえ不可能であると思っています。 せめてそれにほんの少しでもおかえしするためにも、 「愛」していかなければならないのではないかと思うのです。 もちろん「なければならない」というよりも「おのずから愛する」ということです。 それと、「愛されてない」というのは、「愛に気づかない」だけだと思うのですが、 そう思わない、というのであればそれはそのひとにとってはそうなのかもね。 僕の「愛」についての考え方をいうと、「愛される」というのは 「愛」というよりも「欲望」なのではないかと思います。 このことは「理解」ということでも同じだと思うのですが、 ま、たぶんこれも楽天家故の考え方なのでしょうね。 で、NoBさんを愛するという人がいたとしたら、 そのひとに対してNoBさんはどうされるのかなあ、と思うKAZEでした。 031/032 TCC00116 NoB RE:愛すること (13) 93/03/25 13:17 030へのコメント あ、Kazeさん、どうも。ま、トラウマについては、ま、かくのごとし。 NoBさんを愛するという人がいたら……、昔いたかな、で、どうだった か、恐怖を感じましたね。愛情が受け入れられないのですよ。こいう のは言葉ではなかなかその実感が掴めないですが。 実は、と切り出したものちょっとためらうのは、この地球の人間が愛 とみなす以上のなにか強烈な、なにかがある……そんな感じもします。 存在はすべからく肯定されているか? 僕はわからないのです。人間 という存在に与えられている、罪、愛、勇気というものの契機はその なかでどういう意味を持つのか? ま、オンラインにて雑でした。 そうそう、こういうのは、基本的に非言語的な問題だと思っています。 NoB 032/032 GGA02514 KAZE 写真とどきました (13) 93/03/25 19:13 EARTH WORKさん、写真届きましたよぉ(^^)。 わざわざ、どうもです。 4枚ともちゃんと写ってて、よかったですね。 最後にお店の人が撮ってくれて 4人いっしょの写真ができてよかったと思います。 ということで、とりあえずお礼のKAZEでした。 - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/03/25 - 135/140 QFG02515 めるく 古き良き伝説 (14) 93/03/24 22:50 こんにちは、めるくです。 キリスト教のこと、悪口ばかり書いて来ましたが、 悪口ばかり書いていると、だんだん良いことも言ってやりたくなります。 私としても、べつに恨みがあって言ってるわけではないのです。 キリスト教は、 いや、キリスト教に限らず全ての宗教は、 悪い面もあるかもしれませんが、やっぱり良い面もあると思います。 私は基本的に、キリスト教という宗教はあまり好きではないのですが、 NHKでやっていた「大草原の小さな家」なんかを見ると、 キリスト教もすてたもんじゃないなぁ、なんて思うわけです。 まぁねぇ、 魔女狩りを引き合いに出すまでもなく、 キリスト教にも暗黒面はあるだろうけどね。 でもね、 やっぱり良い面もあるんだよね。 今回は具体的な例は上げないけど、 そりゃあ、牧師さんだって信者の人たちだって、人間だもん。 いろんな人がいるさ。 つらい時代が続いていたんだ。 心の支えが必要だったんだと思う。 でも、いつまでもしがみついてちゃ駄目だ。 そろそろ終わりにしようよ。 「良薬口に苦し」って言うけど、薬は病人が飲めば良い。 どんな良薬であっても、健康な人は飲まない方が良い。 いつまでも飲んでいると、常習性と副作用に悩まされ、ついには死にいたる。 薬は病人のために作られた。 健康な人のために作られたのではない。 症状が変われば、治療のしかたも変わる。 新しい時代には、新しいものが必要だ。 それは必ずしも、全く全然違うものであるとは限らない。 良いエッセンスは受け継げば良い。 でも、垢を落とすことも必要だ。 まぁ、とにかくだ、 良い面はあった。 でも、実際、良くない面もあったのだ。 誉められる面は誉める。 でも、だからといって、 誉められる面があるからといって、 そこに含まれる悪影響を、いつまでも黙って見ているわけにもいかない。 とはいえ、 過去のことをグダグダ言っているばかりでは始まらない。 前向きに行こうではないか。 今まで積み上げて来たものを、無駄にする必要はない。 そのエッセンスを、新しい形で活かすのがベストではないだろうか。 イエスは、 モーゼの顔をしていたわけでも、 イザヤを名乗ったわけでも、 ダニエルの再生だったわけでもなかった。 エッセンスというのは、見た目のことではない。 見た目は、この際重要ではない。  少しずつ始めよう。  一歩一歩始めよう。  自分の足で歩き、  自分の言葉を語り、  自分の目で見て、  自分の心で愛そう。  だいじょうぶ。  少しずつ、少しずつ、始めよう。                       め   る   く 136/140 JBH00742 炎 RE:星々の世界へ。 (14) 93/03/25 00:23 093へのコメント       WHEN THE LEVEE BREAKS 〜       雨は降り続き、雨水は水溜りになる。       いっぱいになった水溜りは何処かに流れ出す。       そして川となり、海に注ぐ。       流れは川の縁を削り、       龍のように蛇行しながら       土を海へと運んで行く。       如何に流れが速く、急であろうとも       私は『橋』を架ける。       …海は広い。       とめどもなく大きい…。 137/140 JBH00742 炎 RE:呼応する夢。その意味は…? (14) 93/03/25 00:23 094へのコメント コメント数:1      3/15に見た夢(台北にて)    オリオン座がピカピカと異様に光っている。    星座が亀のイメージと重なり、    三ツ星が剣を表している。    私はパタさんに    「あれがオリオン座なんだよ!」    と語りかけた。    (※参照 MES(10)#168 *ねぎひさお*さんの夢) 138/140 JBH00742 炎 駕篭の中の鳥 (14) 93/03/25 00:54         『  』    鳥は東からピラミッドの中に入る。    鳥は中心で天上へ羽ばたく。    鳥は南から飛び立つ。    さて、鳥はどの様に鳴くか。    (※参照 92/04/06 MES(17)#451 HVHYさんのUP) 139/140 RGE01147 誠惇 RE:「予め知ること/知ることの出来ないこ (14) 93/03/25 07:06 095へのコメント    >>議長、  「常世の長鳴き鳥」の詩を読んでないのですが、  朝告鳥は朝になると、鳴き、夜には、鳴かないのですから、 >>>朝告鳥は鳴かなくなる。(あるいは鳴けなくさせられる)  と考えてみました。  これを天の岩屋戸の神話と比較すると  神話では、 >>>夜なのに、朝告鳥は鳴いた(鳴かせた)  今回は >>>朝なのに、朝告鳥は鳴かなくなる(鳴けなくさせられる)  となり、奇妙な対応関係があることが分かります。  そして、どちらも動物の自然な営みではない、人為的なものを  感じます。  朝告鳥に働く力を、動物全体に拡大すると考えることは、  無いかも知れませんが、”動物に対する人為的な圧力”を感じます。  いずれにしても今回、朝告鳥におこることは、  神話との対応無しでは考えられないのではないでしょうか?     By 誠惇 140/140 GGD02212 Soo RE:呼応する夢。その意味は…? (14) 93/03/25 12:30 137へのコメント  ん?炎さんって…このIDは…COOLから一転,HOTなハンドルですね。(^^) 風向きも変わった?ようなので、私もハンドル変えようと思ってました。 (MES(7)#916>3月21日〜23日深夜・・・東の風は、その時に吹くだろう。) 私(*ねぎひさお*)の新ハンドルが『剣』だったらヤラセっぽかったのに。(^^) 何となく呼応する夢を見てしまうのは、やっぱ『磁場』でせうか?(^^; Soo G. Ray - FARION MES(15):★平成松川塾◎日本を考える----------<01> 93/03/25 - 121/121 GFD00204 松川 貴     RE:祝辞の桜 (15) 93/03/25 16:41 120へのコメント  いらっしゃい、CHARANさん  死をどのように意味づけるかで生の価値もまた異なって見えてくるということでし ょうね。しかし、たえず死を意識している人間が傍目にも悲壮感のかたまりのように 見えるかといえば、どうもそうとばかりも言えないようです。  勝海舟のおやじなんかその典型のように思えます。  坂口安吾はこう言っているそうです。   僕は先日勝海舟の伝記を読んだ。ところが海舟の親父の勝夢酔という先生が、  奇々怪々な先生で、不良少年、不良青年、不良老年と生涯不良で一貫した御家人  くずれの武芸者であった。尤も夢酔は武芸者などと尤もらしいことを言わずに剣  術使いと自称しているが、老年に及んで自分の一生をふりかえり、あんまり下ら  ない生涯だから子々孫々のいましめの為に自分の自叙伝を書く気になって『夢酔  独言』という珍重すべき一書を遺した。……   この自叙伝の行間に不思議な妖気を放ちながら休みなく流れているものが一つ  あり、それは実に『いつでも死ねる』という確乎不抜、大胆不敵な魂なのだった  ……ただ淡々と自分の一生の無頼三昧の生活を書き綴ったものだ。子供の海舟に  も悪党の血、いや、いつでも死ねる、というようなものがかなり伝わって流れて  はいる。だが、親父の悠々たる不良ぶりというものは、なにか芸術的な安定感を  そなえた奇怪な見事さを構成しているものである……」(青春論)  (以上子母澤寛全集4『父子鷹』の巻末のある尾崎秀樹氏の解説文からの孫引き)  坂口安吾はこの勝小吉を評して「抱腹絶倒の怪おやじ」と呼んでいるそうです。  近頃「いつでも死ねる」と吹いている「抱腹絶倒の怪おやじ」をひとり挙げよと言 われたら、ビートたけし氏をその筆頭に挙げるべきでしょうか。                                   松川 貴