- FARION MES( 1):【居酒屋1999】雑談・自己紹介--------<08> 93/04/14 - 132/144 SDI00635 みれ RE:け・っ・こ・ん・〜。だよ ( 1) 93/04/13 21:07 097へのコメント  #097 竜人 さん    ★・*・゚・*・★ さんきゅぅ〜♪竜人さん(^_^) ★・*・゚・*・★  ほんとうに、春にめでたいことが続いてますよね(^O^;)  春に咲く花々と同じで、長い秋から冬に掛けての準備期間を経て、一斉に 花が咲いたのかも知れないね(^_^;) 人によって秋から冬の長さが異なるけ れどね。あたしのは…ワハハ…ナガカッタノカ、ミジカカッタノカ…(^-^;)  この頃、あたしは朝6時半起きで高校生の息子の弁当作りなどしてまして、 深夜RTに出る気力が失せてますが、夜11時くらいにRTしてたりします ので、その頃にでも遊びましょうねぇ(^_^)Y ・:*:・みれ・:・。,★ 133/144 SDI00635 みれ RE:結婚発表続々 ( 1) 93/04/13 21:07 098へのコメント  #098 魔界のめーそん さん  ★。.・:*:・゚'*:・。 お祝いの言葉をありがとうございます ゚'*:・。.。・:*:・★    ゚'*:・。・:*:・゚'*:・。.。・:*:・゚'*:・。.。・:*:・゚'*:・。.。・:*:・゚'*:・。・:*:・゚  魔界にも春は来ましたでしょうか?  人間界も様変わりしてしまいましたので、あたしが未だ少女だった頃によ く見掛けた「春のれんげ畑」は、あたしの故郷周辺にも見られなくなりまし た。ふんわりした春のお陽様に包まれた、柔らかな香りの「れんげ畑」に友 人と出かけては、れんげでこさえた冠や首飾りでお互いを飾りたてて遊びま した。  れんげの香りに包まれて、お陽様にあったまっている内に眠くなり、その まま昼寝してしまったり…(笑) 夕刻になり、空気が冷えてきて慌てて目 を覚ましたりしましたっけ。  春のお陽様とれんげ畑の真ん中で、ふんわり暖かな気持ちで夢見ていられ た、あの頃がとても懐かしく思い出されます。  …で、あたしは「春のレンゲ畑とお陽様」に代わる「暖かさと優しさ」を 鷹との生活に見出したいな、と思っています。現実は、ポ〜ッと夢見ていら れるほど甘くはありませんが。欲張りのあたしは、鷹に「春のお陽様とれん げ畑」の代わりで居て欲しい、などと言っております(笑)  会いたいと思う時に、いつも居酒屋に居てくださるめーそんさんに、心か ら感謝しています(*^^*)   ・:*:・みれ・:・。,★ 134/144 HFC01344 URD RE:け・っ・こ・ん・〜。だよ ( 1) 93/04/13 22:23 118へのコメント   みれさん ありがとうございます。   東京へ行くときは予告させていただきます。私は実家が千葉なので   結構 行く機会はあるんですよ。   宜しく御願いしますね。     幸せな人にRESを貰うと私まで幸せな気分になるんですね  URD 138/144 JBG02226 ぽから 婚約おめでとう ( 1) 93/04/14 00:50 遅ればせながら、みれさん鷹さんご婚約おめでとうございます。 オフの時に一度お会いしただけですが、お二人をピンク色のオーラが 包んでいるのが見えましたので予想はつきましたが、こんなに早くとは おどろいております。 神の計画がますますはやくなってきているよう に感じます。 これでみれさんの愛のパワーもオーバドライブプロセッサー が付いたようにますますパワーアップして、この世紀末を明るく楽しく照射して くれたらなと思います。 139/144 NCD01751 しろおか 寿御結婚(はずしてゴメン) ( 1) 93/04/14 01:34 コメント数:1 ヒエ〜ッ!!(^ ^;;)。 居酒屋の会議室を1週間ぶりにROMしてみたら… ^^;。 維/YUIさん&シゲさん、みれさん&鷹さん。ご婚約おめでとう!(^-^)。 そして、両縁組の皆様、ご多幸をお祈り申上げます m(__)m。 [ 産めよ!増えよ!地に満ちよ!] 比類なき和魂の城岡智巳でした ^^; 140/144 GBG02043 維/YUI RE:寿御結婚(はずしてゴメン) ( 1) 93/04/14 01:53 139へのコメント どうも、ありがとうございます、しろおかさん。 おどかして、(さわがせて?)ごめんなさい。 (^^;) 維/YUI。 PS:ふと思ったのだけど、維/YUIさん&シゲさん、みれさん&鷹さん・・・と。    レディファーストなのね・・・・。 141/144 GBG02043 維/YUI 今日(4/13)のメッセージに ( 1) 93/04/14 02:01 >>★誰も分かってくれなかったけど、維/YUIさんは分かってくれたね… うふふ・・・。 そういうこといって・・・・。 考えてみたら、このフォーラムの全員に言ってるんでしょう??!(笑) いた、いた、そ・ゆう奴。(^^;) 君だけだよ・・・みたいなの。 **************************** 誰もがほんとは、わかっていて・・・ なぜだか、わすれてしまっていて・・・ でも、ひとりでも思いだす人がいれば、 それが風となり波となって隣の人へ・・・ そしていつか、みんなが分かってくれるから、 きっと・・・。   ね。 あきらめず、にげださず、信じ続けること、 愛し続けること・・・。                           維/YUI。 142/144 PGB01143 魔界のめーそん 誰も解ってくれない ( 1) 93/04/14 09:30 コメント数:1  誰も解ってくれない。  カップル誕生ラッシュの中で、このメッセージを見たとき、思わず拙老の 結婚の事を思い出した。  「えっ!! めーそんとあの子が結婚??」..周囲から一致して出た言 葉でした。他人の迷惑を顧みず自説を固持して独行し、放浪癖のある小生と 暖かな家族に囲まれて趣味に生き、周囲の人に愛されて生きる彼女と..  誰しもが不可思議に思い、理解して貰えない結び付きだったのです。  それがどうして始まったのかって? 長い話なので、ご希望が有れば又の 機会にお耳を汚しましょう。  誰も解ってくれない..でも38年続く夫婦が有ります。背を向け合って いる愛! 解って呉れるかな...                           魔界のめーそん 143/144 SDI00635 みれ RE:おめでとう>鷹&みれ ( 1) 93/04/14 11:58 105へのコメント  #105 シゲへ   ★゚*・。゚,★゚*・。゚,★ おめでとうをありがとう!! ★゚*・。゚,★゚*・。゚,★  同時期に婚約した者同士、仲良くしませうね(^"^)…ムフフ  どこで騙して騙されたか?って…決ってるぢゃん!!なんてね(笑)  世界で2番目に素敵なカップルウゥ? あ、シゲんとこね…ウンウン…、お互い に幸せになろうねぇ(^_^)  世界で一番深い海溝はねぇ、おせーてあげないっちゃよ(^"^)  チョモランマ越えて天界のお城も越えちゃるもんねっ!頑張ろうね>鷹  シゲ維/YUIには負けられないよねぇ(笑)     おっと、答辞のつもりが、ノロケになってしまった・・・みれ(^-^;) 144/144 GBG02043 維/YUI RE:誰も解ってくれない ( 1) 93/04/14 12:31 142へのコメント めーそんさんのお話。 ゆっくりとグラスをかたむけながら、きいてみたいです。 わかってもらえない・・・ってちょっと悲しいけれど、 それでも自分にとって、大切で真実だとおもえることは、 成就していくんではないかなぁ・・・って、このごろ思っています。                     いつか、聞かせてくださいね。                                維/YUI。 - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/04/14 - 702/702 GBG02755 スマル 愛しているよ。だから、生きてる。 ( 6) 93/04/14 10:59 人は本当にそれぞれだと感じている。 誰もが、一つの事に対して、違う取り組み方や、受け止め方をしている。 結婚しかり、「自分を見る」しかり、 だが、どれも本当のことだと思う。 それぞれが、正しいとか、違っているとかに拘らずに在って良いと思う。 でもね、その違いを理解したいなあって思うんだよ。 あなたと私が違うってことを知った上で、解り合いたいって思う。 偏見や、いじわるなんかしないようにしてね。 もし、違いをただの偏見で捉えたら、 自分が広がらないし、相手も傷つけるし、 ただ、わかりたいって思うんだ。 それが私の愛だよ。 「愛したい」って思うとき、そう思うんだ。 でも、とても勇気が必要なんだ。 何故だか、勇気が必要だって思うんだよ。 そんなにオオゲサしなくても良いとも思うけど、 本気で相手を理解したいって思うとき、 自分を一度、捨てなければならないからかもしれない。    う〜ん、むずかしいけどね。 いろいろな人と、心からとけあいたいなあ。                          スマル - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/04/14 - 124/125 GCG01101 アマデウス RE:自分を見る事について ( 7) 93/04/13 23:55 122へのコメント コメント数:1  はじめまして。RESありがとうございます。(^_^) > ガッチャさん >> 私もちょうど、自分を見る事についての方法や方向についての書き込みをしたいと >> 思っていました。 >> でも、同じ時期に自分以外にもそのように感じていた(自分を見る練習や、その事 >> が「逃げ」なのか、それとも本当に「自分を見ている」のかという事をここで対話 >> したいと感じていた)人がいて嬉しいです。  そうですね、これもFARIONの「こころのネットワーク」の効果でしょうか。  「自分だけじゃない」って感じるのは嬉しいことですもんね。 >> 「この国をこのまま放置すべきでない」考えは何処から来ているのか? >> 具体的に何を放置しているとこの国はそのままと感じるのか? >>  → 仮に現在の政治家やその体制だとします。 >>  どうして政治家や体制を良くないと思うか? >>   → 仮に金権政治だとします。 >>   どうして金権政治はいけないと思うか? >>    → 仮に「税金が一部の人達の莫大な利益になっている事に対する怒り」を >>      感じているとします。  #100をアップした後、いろいろ考えていたのですが、「放置すべきでない」  対象は、政治体制よりむしろ国民側の方が切実ではないかと思うんです。  そう考えた背景は近く預言解読部屋の方に書き込もうと思っているのですが、要は  「現在の物質万能主義、拝金主義の世の中を作ってきたのは、腐敗した政治が   はびこるのを許してきたのは、まさに私たちなのだ」  ということなんです。こういうことはARIONの本にも書いてあったように思  うし、この会議室でも誰かが言ってたような気がするんですが、実感として思っ  たのは初めてでした。  腐敗した政治の温床は、会社主義社会です。  会社主義社会と言うのは(私が勝手にそう読んでいるのですが)、利益のために  は良心にもとることでも平気でやる、個人(従業員)の自由も踏みにじる、怪物  化した企業が中心となった世の中のことです。そして、そうした風潮を作ってし  まったのは、私たち自身ではないか、ということです。  こう書くとアタマだけの理解になってしまいそうですが、具体的に言うと例えば    ・出世のために、自分の気持ちを押し殺して会社に仕える    ・会社の利益のために、反社会的なことをやってしまう     (地上げ、損失補填、産業廃棄物投棄等いくらでもある)    ・会社の備品(消しゴム、シャープペンなどを含む)を平気で私物化する  等のことをふだん意識せずにやってしまっていないか....ということです。  こういうことの積み重ねが、企業による族議員への不正献金・贈賄に結びつくの  だと思います。  さて、ここからが問題です。  正直言って、私自身上述のような会社への隷属・依存の気持ちがわずかと言えども  あります。では、なぜそのような気持ちを持つのか。    ※「出世が人生の幸福である」との世間のモノサシを疑いなく受け入れて      いるから    ※物質的に豊かな生活がしたい、そのために出世しなければと思っているから    ※出世するためなら自分の”ちっぽけな”良心の痛みなど押し殺すべきだと     思っているから    ※自分の生きがいが何かわからないので、会社の目標を自分の目標に重ね合     わせて、それが自分の目標だと信じ込んでいるから    ※「これだけ会社に尽くしているのだから、ちょっと位いいだろう」という      軽い気持ちで備品をちょろまかす  いろいろ出てきます。  この先、これらの項目を更に掘り下げて行きますが、長くなったし焦点がボケて  しまいそうなので、この辺にしときます。  もう少しまとまったら、またアップします。  いろいろお話しましょうね!                                 アマデウス 125/125 HGE03563 OZ弐 RE:自分を見る事について ( 7) 93/04/14 03:54 124へのコメント ヨコヤリいれしまーす。 ぼくはセイジのことは知りませんが、 やはり、我々国民全体が自覚しないと、政治屋のほうも自覚しないだろうという 実感をもっています。 企業と我々の経済的つながりは、だいたい需要と供給で成り立っていると思いますが、 我々の「目が利く」ようになれば、企業だっていいかげんなことをしないと思う。 アマデウスさんのあげたのは、会社に仕える人の態度を想定していますが、 例えば、良心的なスーパーが環境を守るため、リサイクルの商品を出したとします。 スーパーなんかでも、パックとかに入れない商品をだしたとします。 でも、そんな商品は、今の人は見向きもしないから、その企業はすぐにつぶれて しまうでしょう。 政治屋もこんなふーに類推すれば、根源的な張本人がわれてくると思います。 良心的な企業や政治屋が出ても、実は我々が潰しているのだと思います。 我々の思いと行動の結果がそのまま素直に、政治屋に企業に現れているのだと思います。われわれが「今日スーパーで何を買ったか?」という、 普段意識しない、なにげない行動の中にこそ、 企業への、そして社会全体への影響の根本原因があるように感じられます。 そして、我々が変わらない限り、政治的な表面だけの体制を変えても、 もとのもくあみに戻ってしまうんじゃなかろーか。 また反対に、我々が変わろうとしているからこそ、 今の政治界の騒ぎがあるんじゃないかなー。(憶測) - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 93/04/14 - 137/141 GDB00064 オリハル RE:死海文書が発見された日 (13) 93/04/13 23:20 133へのコメント カタリ派の弾圧事件は、1244年「3月14日」だったそうですね。この、3/14 というのは、ケルトの聖日で、「ベーマ」と呼ばれる儀式を行なう日だったと「ムー」 誌に書いてありました。(1992年2月号、P62) オリハル 138/141 GGA02514 KAZE 「宇宙の法」革命家の信条 (13) 93/04/14 00:00 シリウスの宇宙存在エランのチャネリング記録の新刊 「宇宙の法/革命編」(北条行一編/新地球出版社)が出たことは すでにご紹介しましたが、 そこに盛られた内容には共鳴することころが多々ありますので、 「GGG宣言」を紹介するのに先だって、そのなかから、 その最終章の「革命家の信条」を抜粋紹介してみたいと思います。 ****************************************************************************  人間とは、進化を自覚的に志向し得る唯一の存在である。  進化を、目的をもって追求し得るという点において、人間は「神」と呼ばれるとこ ろの宇宙意識と、同一の属性を有しているのだ。  そして、人間は自分自身を超越した役柄を実現してゆくことができる存在でもある。 それが可能であるのは、人間の中に宇宙意識の一切を内包しているがためである。  人間は、どんなことでも心に思い描くことができる。そして、思い描いた事は全て 実現が可能なのであり、3次元世界で実現された事と同等の意義を有しているのだ。 すなわち人間は、「創造主」と同一の属性を有しているのである。  進化への道は、理念そのものとなって行動してゆく中に在る。その際、生死などは もはや問題とされなくなり、行動そのものが貫徹されるかどうかだけが問題となるの だ。結果の正否は問題外である。理念自体には、もはや「主語」もなければ「自我」 もないのである。  理念そのものと化した者は、「運命」を超越している。彼は決して運命に支配され ることなどあり得ない。運命に翻弄される者は、例外なく、意識が硬直化し、外部に 意識を支配されてしまっている状況にあるのである。運命とは「主語」の属性に過ぎ ないのだ。  革命家であるならば、運命を乗り越えよ。革命家は、時空それ自体を変革し、理念 に則りつつ、世界そのものを創造的に破壊し、改造してゆく。そうして、さらにそれ を「習慣」としてゆくのである。 ****************************************************************************  革命家の任務は、「人間の自由な創造、および人間意識の高度進化を無限に可能な らしめるユートピア社会」の創出と、これを阻むところの「自我レベル社会」の解体 にある。汝の使命と役割は、ここから始まり、ここに帰るのだ。  新文明をもたらす革命家であるならば、全世界に関心を持ち、魂の器を限りなく大 きくせよ。そして、全世界を変革することを主たる関心事とせよ。  あらゆるものに関心を持つこと、そしてその関心を持続させ、魂の器をより大きく してゆくこと、さらに変革の意志を持ち、それを持続させてゆくこと。これらがユー トピアを創造してゆく核となるのである。  真に「知る」とは、対象と一体化することを言う。「宇宙意識を知る」とは、「宇 宙の理念を知る」ことである。それはすなわち、「宇宙の理念と一体となる」ことで ある。理念と一体化したならば、宇宙の理念それ自体の展開として生きよ。  世界観の変革から自己の変革へ、そして、自己の変革から世界そのものの変革へ。 革命とは、自己と世界との不断の相互作用なのだ。  進化せる人間は、「空間」や「時間」という錯覚から解放されている。波動的存在 として、バイブレーションとして存在している人間にとって、空間や時間などは、単 なる方便なのであり、自己表現の手段のひとつに過ぎないのだ。それらは、「全体性」 から抽出された幻影的座標系である。 ****************************************************************************  人間とはエネルギーである。  進化せる人類にとっての「市場」とは、現在の汝らが有している市場のイメージと は全く異なった様相を呈している。それは、「エネルギー」として流通している多様 な価値が、普遍的に満ち溢れた社会なのである。そこでは、「純粋価値」あるいは「 理念」が自由に流通している。これらはエネルギー源として、エネルギー体たる人間 は「栄養補給」するのである。また、これらエネルギー価値の自由流通システムが、 万人にとって進化をさらに促進するメカニズムとして作用しているのである。  意識において自由性を獲得した者は、社会的関係においても自由性を追求する以外 に、道がないのである。  すなわち、意識の進化は、関係性の進化へ、さらには社会全体の進化へと、連鎖的 に転化してゆくこととなるのである。 ****************************************************************************  真なる「実在」とは、「進化の作用そのもの」を言う。万物万象の意義は、進化の 働きを基準として判定が可能なのである。  革命家は、「解体」と「統合」とを、同時に実践できる者でなくてはならない。す なわち、全ての状況を動態的に、述語的に把握しつつ、それらを変革してゆく者であ らねばならない。現状を解体し、上位目的において統合せよ。あらゆる固定的存在を 解体し、運動体へと移行させ、宇宙場において統合せしめよ。この「解体−統合」の 運動とは、光の作用でもあるのだ。  イメージが現実世界を改変する。およそあらゆる革命は、イメージの変革より端を 発しているのである。イメージの変革が習慣となり、意識自体の変革へと移行する時、 世界もまた変革されざるを得ないのだ。  そうして、イメージの限界が、その人にとっての「世界の限界」でもあるのだ。  革命家であるならば、まず何よりも自由自在なイメージを持て。自由に解体し、統 合してゆく流動的意識を形成せよ。そこから全ては展開し始める。  革命家は、「自己」を思うがままに形成しては、また解体してゆく。さらに、「ネ ットワーク」を自由に形成し、あるいは解体してゆく。彼は主語的世界にも述語的世 界にも自由自在に往還し、それらの中で生きることができる。「構築と破壊」「限定 と展開」とを、思うがままに為し得る能力が、革命家の条件なのだ。  汝は、もっと「多様性に基づいた統合」という観点を知り、学習しなければならな い。なぜなら、この学習の展開こそは宇宙意識の意志であり、これに反する一元化へ 収れんするベクトルは、「排除の原理「となってしまう。  下位レベルにおける「無秩序」と見えしものは、上位レベルから見れば、整然たる 秩序なのである。  進化せる人類社会とは、まさに多様性における上位的統合をエートスとする秩序と して実現するのである。  社会的ホーリスティックセラピーとは、各人が各々、理念自体となって「全体」に 作用することである。汝は、全体を自覚した使命自体として生きよ。「全体を自覚し た使命」として存在せよ、行動せよ。それが「超個レベル」の行動様式であり、自主 的流動性秩序の実質なのである。「自主的流動性秩序」とは、「全体的調和」を意味 する。 ****************************************************************************  「無限の自由創造」と「意識進化」とが、来たるべき革命による新文明の2大原理 である。かくなる新社会の倫理綱領とは、こうである。  まず第1に、全ての個人は、内部理想に従って、あらゆる自己実現を遂げるべし。  第2に、その結果として社会全体はより良き調和と発展を遂げるべし。  そして第3に、それらを阻害する一切の要因は除去せらるべし。  この倫理綱領に基づく具体的改革は、「管理国家組織の最終的解体」となって展開 せられる。また、自己解放とリンクしたヒエラルキー解体運動として展開されてゆく。 そして、あらゆる階層型組織は解体し、ヒューマンネットワークがこれらに取って代 わるのである。  来たるべき革命によって構築せられる文明社会の主要な特徴とは、以下のごとくで ある。すなわち、  1.万人が万人の王であり、また万人が万人の僕である。  2.万人はすべからく発展の喜びを享受する。また、発展なくして存在は許されな    い。  3.悟性を伴う創造行為の動的体系としての空間である。  4.選択の自由に則った社会関係=ヒューマンネットワークの複合的体系としての    空間であり、「結合の自由」と「離散の自由」を有している。  5.万人参加による価値市場の多元的体系としての空間である。直接的選択があら    ゆる分野において可能であるような、存在と価値の市場原理に基づく社会であ    る。  6.人間能力の無限解放を可能とする空間であり、自己実現のカンバスとしての空    間である。そしてそこには、人為的強制や拘束などは一切排除される。  7.こうした社会は、維持し続けられるものではなく、不断に創造され続ける社会    である。 **************************************************************************** 139/141 GGA02514 KAZE 宇宙の法●GGG宣言 (13) 93/04/14 00:01 シリウスの宇宙存在エランのチャネリング記録「宇宙の法」で 示された理念を基点にした、自由なネットワークを提言する北条行一さんの 平成5年4月1日付の「GGG宣言」を入手しましたので、 ここに紹介してみたいと思います。 **************************************************************************  「GGG]とは。「究極的完成」の隠喩である。それはアルファベット第7の文 字の鼎立、すなわち「777」を意味する。  GGGはまさしく、自我文明の最終的産物たる「666」による諸作用を超克し、 新文明への移行を完成させる「言霊」なのである。  「7」は完成の数字であり、GGGとはすなわち、「3の完成」を具現化せんと する目的意識である。  「3の完成」とは、「意識進化の完成(内的完成)」、「社会進化の完成(外的 完成)」、「人類進化の完成(類的完成)」をいう。これら3つの完成によって究 極的に成就されるのは「宇宙進化の完成」であり、宇宙意識の目的実現である。す なわちGGGとは「宇宙進化完成へのベクトル」であり、宇宙の意志自体なのであ る。  従って、GGGは所謂「組織」ではない。それは、宇宙意識から流出したエネル ギーであり、言霊である。それは、宇宙的法理念に基づいて自生的に運動し、流動 性・多様性・発展性を本質とする。現文明に深く広く浸透しているピラミッド型ヒ エラルキー組織は、そうした宇宙的原理に真っ向から相反する構造であり、自我文 明をもたらし、その最終的帰結として、「666」に象徴される「獣」の登場を準 備した。およそ進化を志す者であるならば、必然的に、「進化を阻む装置」として の制度的ヒエラルキーの解体を射程に入れて行動せざるを得ない。  真実の意味において、GGGの「メンバー」とは、「宇宙の法」の理念を体現し、 実践するところの「行動」そのものをいう。GGGにおける「メンバーの認証」あ るいは「資格の賦与」は、意識の流れや行動様式それ自体によって、自動的に決定 されるのであり、外的な何者かによってもたらされる質のものではあり得ない。す なわち、この宇宙の如何なる場所に居ようと、また如何なる時代に生きようと、宇 宙的法理念を具現化せる行為は、ことごとくGGGの言霊に共鳴する波動であり、 GGGのメンバーなのである。  従ってGGGには、如何なる人為的権威も介入し得る余地はない。GGGのメン バーは、各々が全て「最高指導者」である。宇宙意識が顕現するところに、最高の 原理が実現するが故である。  宇宙的真理を自覚せる者から流出する行為は、「宇宙の法」の理念自体となった 生き方であり、「法の流れ」そのものとなった行動である。  真に自覚し得た人々が、各々の持ち場において独自に思想を発展させてゆくこと によってのみ、「宇宙の法」の進化は可能となる。この宇宙においては、如何なる 法も停滞は許されないのであり、多様に拡大発展する姿において、法そのものの統 合がなされるのである。  GGGの運動形態もまた同様であり、自覚せる各人がそれぞれ方針や路線を立案 し、独自に実践してゆくことが求められる。なぜなら、法を生き、法を伝え、法を 発展させ、法の流れを創り出してゆく中に、固定的な組織やセクトが介入する余地 などあり得ないからである。  「組織を作る」とは、「境界を作る」ことに他ならず、こうした負のベクトルは、 必然的に孤立化と停滞化を帰結する。制度的ヒエラルキーとして、たとえ信者を百 万人集めようとも、組織が硬直化し停滞している限り、それは周囲に何の影響力も 持ち得ない「孤立した百万人」に過ぎず、社会進化に何らの貢献も為し得ない墓標 でしかないのである。  法の進化発展のためには、「法の独占」は排除されなければならない。然るに組 織は、法の独占を要求せざるを得ないのである。組織とは、統一された路線や画一 化された思想を、自らの求心力としなければ、その存在を維持し得ない存在である がためである。しかしながらこれは、宇宙的法原理とは決して相容れない存在なの だ。  そもそも「宇宙の法」とは「テクスト」であり、その解釈と運用は、万人に対し て開放されている。また、それは「空気」のようなものである。空気とは、それ無 しには、人間が一瞬たりとも生きて行けないほどに不可欠で貴重なものであるが、 何人といえどもそれを独占することは許されないものである。空気に価格がつけら れていないのは、その占有が排除されているからである。  いわんや「宇宙の法」は、全宇宙の存在にとって欠くべからざる貴重な法である。 空気が、単に地球上の大気圏という狭い領域の存在に過ぎないのに対して、「宇宙 の法」は、全宇宙大において適用されている普遍的な法であり、全宇宙の存在にと って必要不可欠な法なのである。この法の独占は、宇宙における如何なる権威者に 対しても許されない。  本来「宇宙の法」とは、あらゆる人々の意識の底流において、普遍的に存在する ものである。それは万人の内に宿る理念であるからこそ、何者によっても独占され たり、一元的に支配されたりすることはあり得ないのである。  自己の存在意義を、宇宙の意義とがっちさせてゆくことによって、自らが「宇宙 の理念」そのものを生きることが可能となる。そうして自己とは、宇宙大へと拡大 し始めるのだ。  人間解放の道は、宇宙的理念そのものとなって生き、行動する以外にあり得ない。 「宇宙の法に則った行動」とは、他でもない「真の自分自身、究極の自己に従うこ と」なのである。  従って、「宇宙の法」を、外から与えられたものとして考えてはならない。それ は、元来全ての人間の内に、本質的に備わっている理念である。文献として提示さ れた『宇宙の法』は、万人の内に宿る宇宙意識を、すなわち「宇宙の法」を呼び出 すための1つの契機であり、触媒でしかないことを知らねばならない。  新文明のあらゆる原理は、基本的には文献『宇宙の法』において凝縮されている。 ただし、全てはこの一点から出発するとしても、その到達点は無限に存在するはず である。宇宙的法の本質は、自由自在性、流動的発展性にこそあるのである。そし てこの本質こそが、宇宙全体の進化可能性を保証しているのである。  真の意味での進化完成への道は、不断に「宇宙の法」を発展させてゆくこと、「 宇宙の法」を伝播させてゆくこと、そうして積極的に「法の流れ」を創り出してゆ くことであり、またそれらの実践を通じて「宇宙進化」に目的意識的に参入してゆ く行為による他はないのである。  地上において「宇宙の法」を広く伝播させてゆくことは、即、世界における自分 自身の拡大を意味する。「宇宙の法」の拡大とは、究極の自己拡大に他ならないの である。  そうして、万人の内に宿る「宇宙の法」を解放してゆくことこそが、真の意味で 万人を解放する行動となることであろう。  宇宙的真理を自覚せる者は、文献としての『宇宙の法』を手掛かりとし、宇宙進 化の完成を期して、各々が自生的に活動を展開してゆくことをここに宣言する。  理念そのものとなって行動せよ。 ************************************************************************** 140/141 MHD02672 TAO オイリュトミー予習(^_^;) (13) 93/04/14 01:05 コメント数:1  笠井さんの公演に備えて予習しようと思い立ったのはいいのだけど、  家にはオイリュトミー関連の本はまだ置いていないし、オイリュトミーを  具体的に読めるようになるのには、どんな本が適当かまだ分からない。  ということで、助言をお願い出来ませんでしょうか(^_^;)>KAZEさん  TAO 141/141 GGA02514 KAZE オイリュトミー文献(^^;) (13) 93/04/14 15:25 140へのコメント TAOさん、どうも。 「オイリュトミーを具体的に読める」ですか、ううむ、困りました(^^;)。 僕が読めるわけでもないですし、そのための解説書にしても、 ちょっとわからないです。 一応、手にはいりそうな文献はといえば、次の2冊くらいですね。 ●オイリュトミー芸術(高橋巌訳/イザラ書房) ●高橋巌監修:オイリュトミー(泰流社) 笠井叡さんの次の著作もものがあるようですが、 僕は残念ながらもってません。 ●笠井叡:人智学とオイリュトミーI(ダンスワーク社) ●笠井叡:人智学とオイリュトミーII(ダンスワーク社) オイリュトミーは「目に見える言語」で、その要素として、 「押し迫ってくる外的知覚の人間の内面における反作用として形成される」母音と、 「自然の造形的活動が反射的に模倣された言語形式」としての子音からなっています。 さらに音楽オイリュトミーになると、 ・「旋律」(「上下の方向で大小様々の動き」を示す) ・リズム(「前後の方向に早くなったり遅くなったりしながら速度を変化」させる) ・拍子(「左右の動きが重みと軽みの平衡を取ることに基づいて」いる) ・ハーモニー(「様々な種類の動きの共同作用によって表現」する) ・和音(音程の動きと歩みの動きとが一体化するように、秩序づけれら」る) といった基本要素が加わることになるようですが、 こうした運動形式を理解するにはかなり時間がかかるような気がします。 ま、母音と子音ということでフォルム化されることについて、 ドイツ語と日本語の違いということも少なからず問題になっているでしょうし、 そもそも日本におけるオイリュトミーということについて、 いろいろ考えてみる必要は多分にあると思います。 そうした問題についても、上記の泰流社のものの中に、 笠井叡さんの」オイリュトミーを語る」というインタビューや、 高橋巌+笠井叡+西川隆範+鎌田東二といった方々による 「オイリュトミーにおける秘儀と芸術」という座談会でもいろいろ語られています。 特に、後者の座談会は非常に興味深い内容を数々含んでいて、必読かもしれません。 「能と歌舞伎とオイリュトミー」についての話なんかもありますしね。 ということで、あまりお役にたてそうもなくてすみません。 KAZEでした。 - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/04/14 - 320/323 GDB00064 オリハル RE:おだいじに。。。(ゴミ RES) (14) 93/04/13 23:18 311へのコメント そういえば、*ねぎ*さんの夢のUPを当時、読んだときに思ったのは、以下の解釈でし た。(今ごろ失礼します) エドガー・ケイシーのリーディングによれば、「靴」は「霊的な基盤」を表わすそうで す。維/YUIさんは、パソ通を象徴していると解釈できるかなぁと思っていました。 それを「はき違えている」状態に当時はあったのではないでしょうか。 オリハル 321/323 GCG01101 アマデウス RE:生き切ること。 (14) 93/04/13 23:56 314へのコメント  RES:#314 & #315  うんうん、全くそうなんだよなぁ!  最近議長の書き込みはいちいち私の心に響くことが多いです。                              アマデウス - FARION MES(15):★平成松川塾◎日本を考える----------<01> 93/04/14 - 193/193 JCC00626 ナガト 困民党 綺談 (15) 93/04/14 01:14 ※侍と似非-侍の話 明治時代の話です。 西郷の反乱から、数年後の明治17(1884)年11月1日。薩摩から遠く隔たった武州 は秩父の山間で、零細農民・小学校教員・前科者・寺の僧侶・博徒・元巡査ら3000 人が挙兵した。彼等は秩父困民党と名乗り世直しを叫んで、悪徳高利貸・質屋・警察 署などを焼打ちし、政府はまず警察をさらには政府軍を投入して鎮圧するという 一大騒乱事件となった。 衆寡敵せず、困民党は次第に劣勢となり騒乱は十日間で鎮圧され、多くの人間が 戦死し、また捕縛された者の過半は重刑を課せられて北海道の監獄に送られた。 反乱軍の記録を読んでいると、なかなか奇妙な事実がわかる。 以下、当時の警察(つまり政府側)記録「秩父暴動始末」の現代語訳。  (我々まず現場に急行した巡査20名が)清泉寺にいたったところ、暴徒数十人が   発砲し、刀槍で我々を迎え撃つので手がつけられない。どうにも進退きわまった   ところ、暴徒のなかから、進み出て絶叫する者がいた。   <我は神奈川の住人、元巡査を勤め、撃剣に練達の名あり>   そこで我々は勇を奮い、「斬り入れ」という警部の号令のもと、一斉に突撃して   この神奈川の住人など4名を倒したところ、暴徒はひるんで敗走し、我々は役場   まで前進することができた。わが方の負傷者は4名だった。 「我は神奈川の住人、元巡査を勤め、撃剣に練達の名あり」などとは、まるで 宇治川をはさんだ源平の武将が言いそうな台詞だが、語中に神奈川・巡査といった 今でも目にする言葉があると、何やら不思議なメマイがしそうになる。 大時代な名乗りを上げながら脆くもすぐに倒されたこの「元・巡査」は、研究者の 調査によれば、確かに神奈川の住人の柏木某で、一家の5人兄弟のうち、出奔して 行方不明となった長男だという。 警視庁の元巡査であったこと、そして剣術に自信をもっていたことなどから想像する に、この男は士族であったのかもしれない。年齢が不明なので、彼が戊辰の戦に 間に合ったのか、遅れてきた青年であったのかも不明である。 あるいは彼が数年前の巡査時代に抜刀隊隊士として西南の役に参戦し、武士道最後 の戦地となった薩摩のいずこかで、西郷軍の侍の名乗りを噴煙の彼方から聞いたこと も、あったのかもしれない。その戦で、彼は近代兵器の威力の凄まじさを目のあたり にしただろうがそれでも、義によって身を投じ、ここが先途と思いこんだ秩父の山中 で口をついて出た台詞は、きわめて「非近代的な」言葉でしかなかった。 彼は巡査達との戦闘では死ななかった。重傷を負いあまりに苦しむので、仲間がその 首を刎ねて止めを刺した。そして逃走の途中で首だけが、寺にほど近い路傍に埋めら れた。アナクロな台詞を残した最後にふさわしく、葬られ方もまたきわめて古風な ものだったのである。 困民党の騒乱には、もう一人、奇妙な「侍」が登場する。 正確には彼は侍ではなくただの博徒でしかない。しかし彼はそう身分を偽り続けた。 当時まだ29才の伊奈野文平という男である。 彼は会津の出身だった。会津といっても当時は天領だった現・福島県南会津郡伊南村 ----藩都若松からも遠く隔たり、四方を山に囲まれた地の出身である。 17年前、この地は会津藩の佐川官兵衛が指揮する会津軍と越後口から進攻した薩長 軍との激戦の地となった。峻険な地形を巧みに利用して佐川は少数の兵でゲリラ戦を 行い、若松へ向かおうと焦る薩長軍を翻弄した。当時12才で、野良仕事がいやで堪 らなかったらしい少年(文平)は、この会津軍の戦いぶりを目を輝かせて見つめて いたにちがいない------ 文平を発掘した松本健一氏は、そう類推している。「そしてこの記憶が、後年の秩父 で自ら「会津士族」と名乗る動機となったのではないか」 氏はそうも語っている。たしかにありそうな話だ。 文平はやがて郷里を捨てて出奔。峠を越えて日光へと至り、まず宿場の人足に、そし て人力車夫となった。こう書くと何の変哲もないが、内実はなかば渡世人に等しい 博徒でもあったようだ。その証拠に彼は明治17年10月なにやら怪しげな罪を犯して 官憲に囚われる身となり、拘束されるよりも早く武州の侠客をたよって逃亡する。 そしてその半月後に、何を思ったのか、蜂起したばかりの困民党に身を投じるので ある。文平が参加した11月3日。蜂起からわずか3日後だが、すでに困民党の劣勢は 明らかになっていた。蜂起の首謀者の多くはこの前後に捕えられるか、逃亡するか して、後にはただ烏合の衆だけが取り残されていた。 一博徒にすぎない文平が一躍英雄的な「似非-侍」となるのは、この時からである。 会津士族と偽る彼を困民党の残党は「会津の先生、会津の先生」と呼んで歓迎した。 こんな言い方は、時代劇や仁侠映画でやくざモンが、用人棒を呼ぶ時に使う言葉と 相場が決まっている。しかしいまや壊滅寸前となった困民党の人々はただの零細農民 だった。 それを思えば、この時の文平の置かれた位置は「七人の侍」で三船が演じた菊千代の 役割に似ていなくもない。 粗暴ながら真情あふれる菊千代が村民を叱咤激励して野武士と戦うように、これ以後 の文平はまさに奇蹟的としか言いようのない活躍をする。参戦してすぐに隊長格、 そしてすぐに参謀長(困民党は、実に細かく各自の職分を定めていた)となり、蜂起 軍の残与一部を率いて、信州佐久へと転戦、山岳ゲリラ戦を展開する。先の松本氏の 直感を踏まえれば、彼はまさに12才の折に会津で目撃した佐川官兵衛の手法をその まま繰り返したことになる。 文平の戦いぶりを伝える当時の新聞-----   此手の大将の名は知らざれど、暴徒は会津の先生、会津の先生と呼び、三十か   っこうの男にて、(服装は)上下とも白綸子の衣服を着し、仙台平の袴を穿ち、   両刀を帯び威風凛々たる人物なりとぞ 芝居ならヨッ日本一!などと声がかかるところだが、当時の新聞のこうした口ぶりが 、明治十年代の日本でこの騒乱がどのような目で見られていたかをよく示している。 それは「我は神奈川の住人、元巡査を勤め、撃剣に練達の名あり」と叫んで突撃した 男のアナクロともけっして無縁ではない。所詮人間、てめえの生まれた時代の制約か ら、逃れられッこねえと言ってしまえばそれまでだが、アナクロなんてのは、後知恵 あふれる平成の人間だから発せる言葉でしかない。「暴徒」困民党に夢を託した人々 や、「近代化」の虚妄にうすうす感づき始めていた人々には、こうした台詞や行動は 、芝居の中だけのものでも、自己肥大の英雄気取りでもない、ごく普通の感情の発露 だったのだろう。  余談だが、「元士族」柏木某や「似非-侍」文平らの挙兵からおよそ90年後、  日本は再び山岳ゲリラによる騒乱を体験した。しかし彼等「連合赤軍」は、  もはや全くの「近代人」であった。彼等は世界を解釈する論理を懸命に考え、  そして自ら作り上げた硬直した論理に、ついに内側から占領されるに至る。  山岳アジトで彼等はこの論理をもって同志を粛正し、そして今もそのうちの  何人かは、自らの行為を論理でしか解明できない無限地獄を彷徨っている。  この近代人の反乱にあるのは論理だけだ。眦を決して事を為そうとした時に、  彼等がどのような声を発したかは一切判らない。おそらく彼等は何も叫びは  しなかったのだろう。  「おなかが痛い、水が欲しい、お母さん」  声を発したのは、彼等ではなく、彼等に殺された若者たちだけだったのだ。 博徒・伊奈野文平は、結局7日間戦い抜き、そして明治17年11月10日捕縛される。 三ヶ月後には前橋重罪裁判所で有期徒刑15年を宣告され、北海道送りとなった。 困民党に参加する前に彼が上州でつまらない罪を犯して捕縛された時の刑期は、禁固 二ヶ月罰金四円というものだったから、それが嫌さに逃亡し、たまたま出会った困民 党に侠気を感じて身を投じた代償が、ざっと90倍の有期徒刑15年であった。 新入社員の頃から定年後を考えて蓄財することになれている私たちなら、すぐに算盤 を弾くところだが、はたして丁半の鉄火場でしがない暮らしのうさを晴らして生きて きた29才の若者が、そうしたことを思ったかどうか。 いや、彼が博徒である以前に、論理や計算で動かずにも済む「非-近代人」であるこ とを思えば、答えは明らかではないか。そんな気がする。 秩父困民党については、その後多くの研究がなされ、首謀者たちの足跡も解明されて いる。しかし決起の途中から乱入するように割り込んできた文平についてはほとんど 研究されることがなかった。左右ともに、博打うち風情には「反権力」のあまり高級な 理由はない、と考えていたのかもしれない。 先にも引用した松本健一氏の努力で、この博徒の足跡がようやく明らかになった。 それによれば、どのような経緯を辿ったか知らないが、文平は北海道のムショ暮らしを 生き抜き、そして郷里を山一つ隔てた上州に戻り、明治43年1月10日、日光街道の ちっぽけな宿場町にある、その中でもとりわけ貧しいので「乞食町」と呼ばれたスラム にある木賃宿で、死んだ。妻子はいない。54才になっていた。 松本氏は文平を発掘したエッセイの中で、こんな風に書いている。   無筆であり、おそらく生涯手にこれといった定職ももたなかったであろう前科者  が50才をすぎて、帰る家もなく、また妻も子もなく、木賃宿にとまりこんでい   る。   そういった侘しい光景がわたしの目に浮かぶ。しかし、かれにも民衆から   「英雄」ともてはやされた一瞬があったのだ。その一瞬の記憶にすがって、   かれは生き、   だがそれゆえに、手に職をもつことも、定住の地をえることも、家庭をもつこと   もできなくなったのではないか。まことに過去への追憶は人間を滅亡に遂いたて   てやまない。 身に凍みる言葉だよ、これは。 毎度のことながら、また饒舌の過ちを犯してしまいました。皆さん、ご免なさい。 本当は、この困民党の一件の裏に、奇妙に「西郷伝説」の影が見えることを 書こうと思い、書き始めたのですが、いつの間にか、私が好きな漫談となって しまいました。                 心から 深謝冗慢妄言                                        ナガト 拝 - FARION MES(18):◆冗談パロディ症候群----------------<01> 93/04/14 - 405/406 GDB00064 オリハル RE:オリハル君ってば (18) 93/04/13 23:21 404へのコメント コメント数:1 なえさん、どうもです。 ぜひ、なえさんにお勧めしたいのは、松田聖子さんのCDを聞いて頂くことです。 松田聖子さんと私は1000年前、兄妹だったんです。苦難の生涯に於て支え合った、 よき兄と妹だったのです。(これはマジです。性別は、今と同じ) >貰った本人の気持ちは如何に・・・。  御理解を要求したいのは、聖子さんと私とは、今生においても、既に5年の「お付き 合い」だと言うことです。一方、私はまだFARIONで、皆様と半年しか「お付き合い」し てないのです。そこにある、「差」を感じとってほしいと願います。 明るい表現に、サンキュ。 オリハル 406/406 JBH02324 なえ RE:オリハル君ってば (18) 93/04/14 13:08 405へのコメント . だぁって、長くて読み切れなかったんだもん。....  (^-^;ゞ (^ー^;ゞ (^ー^;ゞ どもどもでした 個人的には聖子さんの歌は好き嫌いあります。(当たり前か・・。)  TV見て、ちょいブッたとこや、ふてたとこはあまし・・。声だけなら・・。  タレントとか歌手って、自分の好みがはっきりしてますからねぇ。>いみふめ  様はあまし好きでは無いって事ですね。 はい そう言えば、最近そんな風に誰が好きとか興味あるとか思わなくなったなー。  年かしらん・・。(^ー^;)  ま、世紀魔Uとかなら好きけどねぇ。>ミーハー  そ言えばロンドンライブからこっち聞いてないわ。うひゃひゃ。