- FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 93/05/31 - 00231/00237 KFD00473 たまご RE:今日(5/29)のメッセージに ( 2) 93/05/31 00:43 00227へのコメント コメント数:1 >>月に兎がいないと知ってから、何が変ったんだろうね?…たまごさん  月に兎がいないって見せつけられたのは,アポロ宇宙船が月に到達したときだよ.  世界中の人がその世紀の一瞬をTV中継で見たんだよね.  それはライト兄弟が初めて空を飛んだときから,100年も経たないうちのこと だったんだ.  そしてそれは確かに「人類にとって偉大な一歩」だったけれど,その代わりに人 は何かをなくしたのかもしれないよ.たとえば,それは宇宙への畏敬の念のような ものなのかもしれない.偉大なる畏れ多きものは,ただの開発を待つ開拓地へと変 わってしまったんだね.  でも,本当はそうじゃないよ.いまでも宇宙は偉大な畏怖の念を起こさせるその ままなんだ.きっと,宇宙には人が知らないことがたくさんあるんだよ.だから, まず,知ることが大事なんだと思うんだ.甘くみてちゃいけないよ.  月はその始まりで,変化のための変化だった.  そして,アポロ計画にGOサインを出したのは,ケネディだったんだよね.       たまご 00233/00237 GGD02212 Soo RE:今日(5/29)のメッセージに ( 2) 93/05/31 03:03 00231へのコメント  アポロ計画はウサギを意識していたはずである。その証拠に、 ロケットには、USAと書かれていたではないか。着陸船を見た ウサちゃんは、UFOかと思って逃げ隠れしていたのだ。これは ウソだろうか。USO?やきそばが食べたい。あげだまボンバー! <酔っぱらい寝ぼけモードです>居酒屋は久しぶりだなあ。Soo. 00234/00237 PFA03317 Eddie 公開メールその5 あもり -> Eddie ( 2) 93/05/31 09:52 00225へのコメント  >>ALL  こんにちは。  公開メール続きです。  みなさんの意見、感想を歓迎します。  以下よりメール あもり -> Eddie その5 ////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 前略 Eddie 殿 早速の返事を有難うございます。 思想(ちょっと違うかもしれない。想念といったほうがいいのかもしれない)の 流れは、きっとEddieと同じである。 何故なら僕も、難波弘之のライナーを読んで、星を見上げたから。 今まで、200人の人間が宇宙に出て、常識を破壊されて帰還した。 常識を破壊された後に残ったものは、瑞々しい、星への想いだった。 何10年後か、テクノロジーとデベロップメントの全てが民間に委ねられた時、 地球の子は皆、同じ想いを抱くのだろうか? それとも、乾ききった冷めた目で、地球を見降ろすのだろうか? ナノテクが進めば、発展の延長として、宇宙は身近なものになる。 世代が宇宙の中で後退して、明けの地球が発散する 大地の匂いが忘れさられる時が来るのも明らかだ。 忘却は、進化の側面だ。 生物には、幾つかの退化があって、一つの進化条件が完成される。 僕等は無数の感覚を鈍化させて、知能を発達させている。悲しいかな、 [知能]のみだ。が、生物の動物的本能を平行して温め続けた知能は、 搾取社会を止められずにいる。 進化が飽和を知らないのなら、 未発達な種保存本能が進化しなかったのなら、 一体世界はどうなってしまうのだろう。 とりあえずは、宇宙と地上の政治経済的格差(今の南北問題のような)が 生まれなければいいけれどね。 >>血は流されるためにあった。 >>自然は壊されるためにあった。 我々の記憶が、子の遺伝子の中に刻み込まれるものだとしたら、 若しくは、ウィルスがパターンを伝達するのなら、 血に飢えた獣の顔をした我々ではなくて、 大らかに笑んでいる我々を記憶して欲しい。 もちろん、エゴとして、だ。 本気で環境破壊を食い止めようとするなら、文化レベルを200年前に 引き戻さなければなるまい。            * * これは、現在の種としての(進化の程度)限界であり、現在、生物相の進化の頂点に 立っている人間としても、不可能だろう。 ただ、突破口はおそかれはやかれ発見される。それこそ、想像もつかないような 価値観や、希望を引き金にして、達成されるであろう。 もちろん、エントロピーの法則が宇宙に存在しているという事実を踏まえた上での 希望論なのだが。(崩壊に向かっていく宇宙に関しては、議論が必要だ) Eddieは、アトランティスやムーなどの失われた文明に関してどう考えているだろうか? それを聞けば、Eddieの波長が掴める気がする。                             以上 あもり と、11月11日に記しました。 千葉に戻りメールを出そうと思いきや、あっと、3通目が届いてました。 ついでに、世紀末会議室の未読を50ほどDOWNしてさらってみたところ、 たくさん[Eddie]がいました。(^_^) で、Eddieの人となりがだいぶ近くなってきました。 これもひとつの縁でしょう。 先日の僕のメールを読んでくれてありがとう。 いくつか誤認に対する指摘があったけれど、取り敢えず、 僕は全ての指摘をEddieの思いどおりに認識しているから、大丈夫だよ。 ただ、僕の文章を書く上での配慮が足りなかっただけで、全ては確実に 伝わっている。 ところで、14日行ってみない?                       以上の以上   あもり ////////////////////////////////////////////////////////////////////// メール引用終わり                                 Eddie 00235/00237 GBG02043 維/YUI 今日(5/31)のメッセージに ( 2) 93/05/31 12:25 >>★いくら逃げても追いかけてくるのに、追うと逃げるのは?…維/YUIさん それは、影。 ふと、月夜の影踏みを思い出した。                            維/YUI。 PS: 誰かは、↑ これは、恋愛関係だぁ〜〜〜って言ってたな昔。 - FARION MES( 3):【めでぃあ室】本/映画/音楽 etc----<01> 93/05/31 - 00078/00086 GBE02650 ユ−リ RE:アリオンの本の感想 その1 ( 3) 93/05/30 21:57 00072へのコメント コメント数:1  そうですよねえ。あの映画の天使って本当に無力です。  どこにでも行けるし、人の考えだって分かるのに、自分では何もすることができない んですよねえ。  天使役の役者さんも押さえた演技でうまく表現してたと思います。  自分の役?で出ていたピ−タ−・フォ−クも、いい味を出してましたねえ。  ええと一応確認しておきますけど、別に本に書いてあった「天使の映画」が「ベルリ ン・天使の詩」だって確認した訳じゃ無いですからね。ただ、僕はそうじゃないかと思っているだけ。  ただ、あの映画を踏まえることによって、「彼」の姿がより鮮明になって見えてくる んですよねえ。だから、僕は「彼」について考える時は、あの天使と重ね合わせて考え るようにしています。まあ、「彼」は「違うっ」て怒ってるかもしれないですけど。  『ベルリン・天使の詩』  1987年・西独、仏合作映画  脚本・監督 ヴィム・ヴェンダ−ス  出演    ブル−ノ・ガンツ        ソルヴェイグ・ドマルタン                    呼び込まれ水・ユ−リ 00081/00086 SDI00635 みれ ベルリン天使の詩 ( 3) 93/05/30 23:31 00078へのコメント コメント数:1  #00078 ユーリさん  そうなんです、実は「ベルリン天使の詩」のことなんです(*^^*)  当時、私は横尾忠則氏の個人チャネラだったので、横尾氏がくだんの映画の パンフレットにコメント頼まれたりしていた状況もあって、映画のタイトルは 出版の際に削ったんですよ。  んでも、気付いちゃう人は気付いちゃう…と(笑)                            ・:*:・みれ・:・。,☆ 00082/00086 PFA03563 YAHATA TECHNODON:YMO(立体音像!) ( 3) 93/05/31 05:03 コメント数:1  メディア室らしいネタを持って参りました。  再結成したYMOのTECHNODONというアルバムを買いました。  こういう音はしばらくぶりですが、やっぱり合成音はよいですね〜(どうい う神経だ)。CDの表は何と、「回すと色が出てくる白黒コマ」的配色になっ ています。見て楽しめるCDとは…画期的だ。でも私の持ってるプレーヤって 窓が小さいからよく見えない。(;_;)  さて、タイトルにも出しました立体音像の話でもしましょう。14番の#220 あたりの話とはあまり関連しません。ホロフォニクスを使ってるわけではない ので。それでも、スピーカから聞いてもヘッドホンを使っても、スピーカの位 置とは違う所から音が出ていると感じるのです。音が「はるか左から近付いて 来てはるか右へ去って行く」とか「ぐるぐる回る」とか。特にヘッドホンでわ かるのは、ごく普通の音と違って「耳元で鳴ってる」という聞こえ方をしない ことです。(@_@)  そういう録音がされているという情報は得ていませんでしたが、そう聞こえ ました。そこで歌詞カードを丹念にひっくり返してみると…ありました。  ローランドのRSS(Roland Sound Space)という方式です。ま、一般的に は立体音像と言えばこれになるでしょうね(と勝手に思う)。 ばんざーい YAHATA 00084/00086 JBH00742 炎 永遠の炎 ( 3) 93/05/31 21:55    「ETERNAL FLAME」(by Bangles)    何時の頃からだろう    この曲が思い出となってしまったのは    「永遠の炎」なんて幻想なんだろうか    そう余りにも突然だったからね    君は黙って何にも言わず    ただ「YES」と返事をくれた    「永遠の炎」を信じないのかい    そう同じ過ちを繰り返しているだけなのかもね    でも黙って何にも言わなくてもいいから    ただ傍にいて欲しい時がある    「CLOSE YOUR EYES …」    同じ台詞を公衆電話から伝えたことがあったね    そして君は僕のプレゼントに笑った    君はまた笑うかも知れない    「永遠の炎」のプレゼント…                           炎 00085/00086 GBE02650 ユ−リ RE:ベルリン天使の詩 ( 3) 93/05/31 22:34 00081へのコメント  げげ!やっぱりそうでしたか。  自信が有ったとはいえ、いざ「そうだっ」と言われてみると結構感慨深いものがある なあ…  ね、ね、正解したら何くれるの?(^^;>みれ 00086/00086 GBE02650 ユ−リ RE:TECHNODON:YMO(立体音像!) ( 3) 93/05/31 22:35 00082へのコメント  実は僕も買ってしまいました。YMOの「てくの丼」  本当は買う気なんか無かったんですが、アルバムが出たと知るや、ついフラフラと…  だって教授って僕の高校時代の英雄だったんだもん。(^^;  でも、立体音なんて全然気が付かなかったなあ…  やっぱし車を運転しながらノホホンと聞いてたのがいけなかったのかしらん。(^^; - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/05/31 - 01042/01042 TBE03167 ねずみ RE to Today's Opening Message. ( 6) 93/05/31 06:51 ★いくら逃げても追いかけてくるのに、追うと逃げるのは?…ねずみさん 自分の影法師。怯えという名の幻想。 - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/05/31 - 322/333 TBE03167 ねずみ RE:日本(人)は特別か ( 7) 93/05/30 21:05 319へのコメント コメント数:1 誰かてそうですねん。 > 炎さん。 誰でも、自分だけは特別やと思てますやろ。そやから自分の所属する集団っちゅうの を特別扱いしたなりますねん。自由・平等・個人主義の国アメリカでさえ、WASP *1見たら分かりますけど、結局、みなはん言わはることは「自分らだけは特別」。そ ればっかりですわ。 そやけど、そーゆー身勝手なエコヒイキばっかりやってる人間っちゅーのは、必ずよ その社会から排斥されて、後でエライ目あいますねん。 絶頂は没落の始まりです。私らも気ィつけなあきません。 *1 WASP アングロサクソン系白人プロテスタント信者。 323/333 PEH01157 酷使夢想 RE:製鉄 ( 7) 93/05/30 21:08 318へのコメント コメント数:1 ひょんなことで 「たたら」という言葉に縁を持っています。 「たたら」と「ケンケン」という言葉の関係並びに「ケンケン」という言葉の語源 を知っている方がいましたら 教えて下さい。 ケンケンとは、子供が片足をあげて 跳ねる 遊びをいいますが 語源は なにか不思議なものがありそうです。 324/333 JBH00742 炎 RE:今日のオープニングメッセージに寄せて ( 7) 93/05/30 21:57 321へのコメント コメント数:1  ・ねずみさんへ  今日は屋根裏のねずみが「少し」騒いでいます。  そう言えば以前白山のことが話題になっていた時  HALさんに大変失礼なレスをした事があるのですが  その時は本当にねずみが暴れまわっていました。  後で聞いて分かったのですがその日は満月だったのです…。                               炎 325/333 JBH02324 なえ RE:製鉄 ( 7) 93/05/30 22:14 323へのコメント 丁度頂いた、たたらの本に、以下の文を見つけましたので、参考まで。 *たたら伝承* たたらは女人禁制で、女神の金屋子神が祭られた。 往昔の祭の折りに、ある一人を神主と定め、常人と判別する為に神主を 一眼一足にした。後には神主を逃れて山野に漂泊したのが妖怪の一つ目 小僧だと言う伝説がある。 また、異説には、たたら職で厳しい労役の中で、しかも金属精錬の炉の 炎によって、片目を視失し、たたらを踏む足の疾患で片足を失足して、 山内(たたら職の集団)からの逃避者だという説もある。 片足で歩くには、ケンケンしかありませんよね。でもこれは想像だわ。(^^;) この内容に思わず、ぞぞっ・・としましたが、昔の労役は多かれ少なか れ、大変だったのですね。 327/333 JBH00742 炎 RE:日本(人)は特別か ( 7) 93/05/30 22:18 322へのコメント コメント数:1  ・ねずみさんへ  私は最近、個人という事ももちろんですが  「集団」という事に、より関心を持っています。  「集団」というものには注意深くありたいものです…。                             炎 328/333 TBE03167 ねずみ RE:日本(人)は特別か ( 7) 93/05/30 22:48 327へのコメント 「集団」かあ…… > 炎さん。 そうですね。僕ももう少し気をつけないとだめだな。 僕は昔から集団というのが一番の苦手だから……。 329/333 NBB01420 SUKE 自己不在 ( 7) 93/05/30 23:30  ARIONへ  今でも変化しています。  最近では自己不在に気づき始めました。私はどうやら相当に自分を規制して生きて  いるようです。そして今までの人生でそれに慣れてしまっていて、気づかなかった。  今では、まず自分が何を感じているのか、もっと知りたいと思っています。  そうして自分自身を取り戻したいと思っています。  先日、運転免許証の更新に行ってきました。  行きの電車の中では、初めは面倒くさかった。  だってわざわざ試験場にまで行かなければならないし、煩雑な手続きもやらなけれ  ばならない。でも更新しなければならないから、出かけました。  ところが、違うのですね。  更新しなければならないのではない。  私は免許更新「したい」のです。  そのためにはコレコレの手続きを「しなければならない」のでした。  「したい」筈のところを「しなければならない」という言葉に置き換える事で、自  分の意志の無さをすり替えているのです。  こんな些細なところから自己不在が見え始めています。  これは1〜2週間前の事です。今、頭にある事は、まだ混乱していてはっきり書け  ません。また次の機会に報告させてください。                               Suke. 330/333 NBB01420 SUKE RE:確信の根拠・第7番 ( 7) 93/05/30 23:44 296へのコメント オリハルさん、お久しぶりです。 突然の横槍にこれだけのRESをUPして下さるところに、オリハルさんの真摯なところを 感じます。でも正直に言うと、実はこれでもまだよくわかんない...(^^;) すべてのCDを聞きまくらないとわからないのでしょうか..? 歌詞に何か鍵になるような言葉がちりばめられているのでしょうか..?? でも実は芸能界に疎い私には、全部聞く元気がありません(^_^;)...とても.. 案外誰にでもわかることなのかもしれませんね、あるいはそのうちに(?) 横槍入れた割りにこんなRESしかできず、ごめんなさい。 また今後ともよろしくお願いします。                   最近腰が重い私...Suke. 331/333 GBG02755 スマル 明日は必ず訪れる・・ ( 7) 93/05/31 20:38 私たちの望む未来は、小規模ながら実現する。 また、望まない未来も、1部実現する。 ・・・らしい。ARIONの言葉。 私の望む未来とはなんであるのか? その具体的な未来は、想像も及ばないが、実現する。 望んでいない未来も同様に、在る。 どんな未来を望もうと、その未来を勝ち得るには、相当の試練をくぐるだろうし、 その厳しさ、辛さに、堪え忍び、努力を惜しまないという覚悟が必要だろうと 思われる。 また、望んでいない未来を迎えるにしても、 その絶望を、この目で見届けなければならない覚悟が必要であろう。 この私がどんな未来を向かえるのか、それは、誰にもわからない。 いまここでどんな想像を巡らしたところで、ただ、オタオタするのが落ちである。 だが、出来ることがある。 どんな未来がこようと、とにかく「今」を生きることだ。 未来に私が何を手にしているのかが問題ではない。 いま、私の手には何があって、何が必要で、何に拘って生きたいのかを知ることだ。 じっと自分の現在をみつめることだ。 望んでいない未来、望んでいる未来を同じように迎える覚悟が出来たとき、 今が、おのずと見え始め、 自分のおかれている場所、目的が、理解できる。 そして、失ってはいけないものがある。 希望だ。 どんなむちゃな、無謀な夢でも、叶うことを信じること。 本当に、その夢がただの夢であったとわかるその瞬間まで、その希望を捨てないことだ。そして、心の語りかける一見無意味なこと、虚しさを感じることを、捨てないことだ。 幸せを感じることの出来る、唯一の器官である、心の伝言に耳を傾けることだ。 もしかしたら、心の言葉を実践しても、最初にイメージした幸せを得ることは、 ないかもしれない。 しかし、必ず、納得するだろう。 深淵なる意図を持つ心は、表層の私の意志から離れたところで、私を生かしているから。 見えない未来を思い煩うのは、楽しいことではない。 見えない未来に振り回されるのは、望ましいことではない。 確かに見えない未来には、恐れを感じるし、おびえもする。 しかし、それでも、やれることはあって、とにかく、自分を知ること。それに尽きる。      迷いの淵から得たもの。     スマル 332/333 TBE03167 ねずみ 私。この訳の分からん人。 ( 7) 93/05/31 21:21 僕は時々意味もなく変なことを書いてしまいます。 精神状態が不安定なのかな。 相手にしないでくださいまし。 > all #322で変な事言ってますけど、大した意味はないです。 つまんないつっこみ入れてごめん。 > 炎さん。 333/333 JBH00742 炎 日の本の国 ( 7) 93/05/31 22:35       * 富士朝日 *    日の本の国は大きく4つの島からなる。    例えば神々がこれらの島々は必要ないとか    有っても無くても良いとか言ったらどうか。    …と言うよりむしろ神々が力を降ろしにくい    つまり神々に人が見えにくいとしたらどうか。    神々は目印を求めているのだろうか。    目印とは何か。    「富士」とは何か。    「富士」が無くなったらどうするのか。    もう目印は無いのか。    「朝日」とは何か。    「太陽」とは…アマテラシ…。                          炎 - FARION MES(10):★MWの深層心理研究室--------------<01> 93/05/31 - 208/208 GGD02212 Soo 共時性と因果律 (10) 93/05/31 01:10  ユングの唱えたシンクロニシティ(共時性)という用語は、かなり市民権を 得てきているように見受けられ、ここFARIONでも しばしば用いられますね。  念のため簡単に説明すると、共時性とは、「いやあ、奇遇ですな。」という、 別々の場所にいた人々が、申し合わせたように類似の体験をしてしまうような、 ヤラセのような、因果関係の説明できない偶然の一致が起きる事を言いますね。  ユング自身、正夢などの多くの共時性を体験したことでしょう。  西洋哲学的には、因果論:過去が現在を既定、目的論:未来が現在を既定… と定義されるそうですが、東洋哲学的には、因果とは相対的で、因の中にも果、 果の中にも因がある、という考え方が紀元前のインド哲学でも説かれていて、 法華経の十如是…とかに受け継がれているようです。ワタシャ Sガッカイ ヂャナイヨ。(^^;) (誰かが言うには、そもそも東洋だ西洋だ区別する事自体が西洋的なんだと^^;) (確かにどちらが原因で、どちらが結果なのか決めかねる、というと、例えば 医学でも、病気が症状を作るのか症状が病気を作るのかと言えば、たぶん両方 と見るべき病態がいくらでもあります。心身医学的に、心と体の関係にしても、 心の歪みが体に表れ、体の歪みがまた心の歪みを助長する、とも見られます。)  仏教では、因果に先立って「縁」があると説いていますね。これは、例えば 「不思議な御縁ですね」と言われるように、とっくの昔に日本人の生活に溶け 込んでいて、わざわざ「シンクロニシティ」と呼ぶまでもなかったりします。 試しに「共時性」を「因縁」に置き換えてみても面白いかも知れません。  因果律に先んじて「因縁」がある、との思想は、わが和歌山県が生んだ奇才、 南方熊楠も注目していたようです。(と、郷土の宣伝をしておこう^^)  さて、この「共時性」も、例の集合的(普遍的)無意識の概念の導入により、 必ずしも因果律は崩壊しなくなります。表面的現象的な因果性を認めなくても、 時空を超えた次元に共通する原因がある、と認めてしまえば、やはり何らかの 因果律は存続してよくなります。但し、我々の馴染んでいる直線的な一方向の 時間の概念は必ずしも適用できなくなります。  抽象論ばかりで文章を綴り過ぎて鬱陶しかった?(^^;デモ タイシタコト ナイデショ。) Soo. - FARION MES(11):★アキラの平井和正部屋(仮)--------<01> 93/05/31 - 044/056 MGH00465 アキラ RE:私も「犬神」見ましたよ(^^) (11) 93/05/31 02:00 027へのコメント  ども、こんにちはです>Sooさん |登場人物には、あたかも「分身」やら「転生」を思わせる存在がセット |として出て来るパターンが繰り返されているように思いますね。  ま、平井さんの(最近の)作品は、すべて転生輪廻が根底にあるので、ある 意味では当然のことなのかもしれませんね。  ウルフガイも「魂の転生」がテーマのひとつになっているわけで、真幻魔の ように時代をぽんぽん飛ばすわけにもいかないので、あの作品の枠組みの中で 転生輪廻を見せようとしているのかもしれません。  そいえば、アダルトのほうでは犬神明の過去生を扱った「ウルフガイ・イン ・ソドム」という作品があるのですが、あの中で犬神明の過去生の意識に、未 来の犬神明が登場してきます。これって、HALさんがこのあいだ7番だかに 書いていた未来から過去への転生、というか時間軸は人間が認識しているよう なものではない、ということをはからずも明していたんですね。あれ読んだと きは平井和正の単なるジョークだと思ってましたが……。  でも、もしかしたら平井さんも、あれを書いた時点ではジョークのつもりで 書いていたのかもしれないわけで、つまりは言霊様が書いた、ということなの でしょーか(^^;)  なお、玉姫山は、もちろんタマキサンと読みます。この当て字は、成地さん のアイデアだとか……(^^;) MGH00465 アキラ 045/056 MGH00465 アキラ RE:祝新装開店formカンチャン (11) 93/05/31 02:01 032へのコメント  どもども、お祝の言葉、ありがとうございます。  T山に関しては、期待を持って行くと必ず裏切られますのであきらめてくだ さい(^^;)  この会議室、もちろん |平井和正を語るのではなくて、平井和正を通して”何か”を語る方向で(も) |あって欲しいと思います。 という方向でいきたいと思っています。どうぞよろしくね。  で、懸案の会議室名ですが、まずSYSOPの方針で、必ず「アキラの」と いうのは入れないといけません(;_;) で、私の希望として、一目瞭然にわかる ように「平井和正」の文字も入れたい(前の会議室が中途半端な内容になって しまいましたから)。でも、2つも名前が入るとタイトルになりにくいんだよ なぁ。  で、Sooさんからもご意見戴きましたが、虎狼の里ってのはカッコよすぎるん で、カンチャンの意見をとりいれて「アキラの平井和正異界漂流」ってのはど ーでしょうか? なんか間が抜けてて、結構私の好みです(^^;) MGH00465 アキラ 046/056 MGH00465 アキラ #034へのお答え……のつもりだったんだけど (11) 93/05/31 02:10 034へのコメント コメント数:1  てことで、遅くなりましたが、しろおかさんのご質問にお答えしてみたいと 思いますです。 |仮に、もし貴方が『みれ』さんと『平井和正』さん。二人のうちのどちらかに忠誠を |誓い、残った一方を切り捨てなければならないとしたら、貴方はいったいどちらの人 |間を選ぶのか?  で、その後、話が先に進んじゃったんですが、まずはしろおかさんの#039は まだ見てないとしてのお答え。  実はこの問題、FARION開設当初に、みれと私との間で問題になったことなの であります。  ちと昔話をしますと、以前にもFMISTYだかで書いたと思ったんですが、私と みれとは、1990年の2月頃、某環境運動グループの事務所で顔を合せて以来の お知り合いでして、みれの前の旦那さんが以前そこで働いていて、たまたまそ こに遊びに来たときに私がそこで働いていた、というのが縁でありました。で、 わたしゃ霊能者というのは(いまだに)大嫌いなんで、当初はちとビビってた んですが(^^;)、なんだかんだとこれまで縁が続いてきているわけです(あ、 もちろんいまはみれのことは信頼しています)(詳しくは、FMISTY時代の書込 み寺のどこかに入っていると思います。どこだったかすぐに出てこないんです いません)。  で、まぁそれなりに古い付き合いだったもんで、FARIONの開設が決まったと き、みれが私にSub-SYSOPを依頼してきたわけです。ただわたしゃ、以前に某 所(一部にはばればれですが)のSub-SYSOPで失敗してたりするもんで一応固 辞したんですが、どうしてもということなので結局受けました(ま、嬉しくも ありましたしね。「気が進まないけど、そこまで言うなら受けましょう。でも 期待通り働けなくても許してね」というエクスキューズをつける意味もあった のかもしれない。よくない性格ですな(^^;))。んでHP開いてどんな会議室 作ろうかてな相談を(何人かの人たちと)していたんですが、その中で私、平 井和正の部屋開かせてくれないかなぁ、と提案したんです。  そしたら、みれからいきなりメールが来ました。内容は、「そういえばアキ ラは平井さんのファンだったんだ。もしアタシと平井さんが決定的に対立する ようなことになったら、アキラは平井さんをとるような気がする。いままで、 そんなこと考えてもなかったけど、考え出したら不安になってきた。もし運営 スタッフの間でそういう対立が起こってしまったら問題なので、ついてはもう 少しSub-SYSOPになるのを待ってもらえないか。1ヵ月くらいのうちに判断し ます」というような感じの内容でした(実際には違ってた(^^;) →後述)。  で、わたしゃ怒りましたね。自分からSub-SYSOPやりたいって言ったわけで もないのに、勝手に依頼を取り下げておいて、まぁそれはいいとしても、1ヵ 月間私をテストするという。わたしゃ別に特別Sub-SYSOPやりたいというわけ ではないのに、そんなことでテストされるなんて我慢ならん。そんなら、Sub- SYSOPなんかやりません、と。  ……と、ここまで書いたところで、念の為そのときのメールを読み直してみ たら……、げげっ、(あの当時)みれの言ってたことって全然違うやん! な んかますます話が逸れていってしまうが、せっかくだから引用してしまおう。 読んでくれてる人、支離滅裂になってきちゃってすんまへん(^^;) ---------------------------------------------------------------------- ■以下みれよりのメールからの抜粋。「本城くん」ってのは私です。マスク部  分はアキラがしました。 : 1 北川 恵子    MHF02235 04/06 04:26 ところで、さっきHP見て考えてたんだけど、 ヒライストの部屋の設置は出来るけど、やはり本城くんがアリオンの旗印の 下に居てSub-SYSOP やるのって、マズイんじゃない? なんだか不安感が増して来てね。 何だかすごおくマズイって感じがしてきちゃったのよね(._.;) もしかしたら本城くんが平井さんから「アリオンのアシスタントしてるのかー」と いうことになる可能性もあるかもしれないしね。 そうなった時に本城くんの立場って、何かカアイソーなことになるんじゃない? 本城くんが、Sub-SYSOP やってたという経緯が貴重なもので、つい私は本城くんが 平井さんの****ということを忘れてしまっていたんだけど、 やっぱり、マズイと思うのよね。 平井さんの機嫌を少しでも損ねるようなキッカケを、アリオンに関連したことで 作るというのは、カミゴトの邪魔をするようなもので、私は怖くてできないよ〜 とにかく、ちょっとこの不安感は放置しておけないタイプのものだから、 何とかしなくちゃね。 私も今日になるまで気づかなかったという点は、謝りたいと思います、ゴメンネ 本城君と平井さんのペアはまだまだ続けて欲しいから、余りにも私サイドに 癒着してると思われないように、気をつけなくてはね〜 ともかくも、本城くんとはこれからも****で関わってゆくんだから、 こんな運営問題ごときで、躓きたくないのよぅ(;_;) ボード・オペという形だけで、ヒライストの部屋をやるって方向の方が 問題が無いかも知れないね。 とにかく、私の不安感はいつも当たるので、お報せしました。 : 1 北川 恵子    MHF02235 04/06 14:44 私の心配は、本城くんや平井さんとの今後のつながりなんです。 本城くんをSub-SYSOP にと考えた時に、私の頭の中からスッポリと平井さんの 熱狂的なファンであるとか、****であるとかいったことが抜け落ちていた と言うわけです。 ****の編集者であり、フリーのライターで腐った精神世界を憤っている という、その部分だけで考えてしまったのも事実です。 このフォーラムのSub-SYSOPに収まった本城くんが、果して今まで通りに 私やアリオンと付き合ってゆけるのか、どうかが心配です。 アリオンがコミットしているフォーラムのSub-SYSOPに本城くんが おとなしく収まっていてくれるのか、どうか? 本城くんがSub-SYSOPをしてくれるならば、こういった問題点を明らかに して行かないと、SYSOPとして安心していられませんしね(笑) 腹蔵なく色々と話すことが出来なければ、これからのお付き合いも困難だと 思っていますので、今回のこのメールのやり取りは、非常に有意義ですね。 ----------------------------------------------------------------------  いやいやいや、前述の、私がみれの発言としてまとめたものと、実際のこの みれのメールの内容って、ぜーんぜん、みごとに、まったく違いますねぇ(^^;)  確かに、このみれのメールの文面から、私の前述のまとめのような内容(ニ ュアンス)を導き出すことは不可能ではない。しかし、このみれのメールをじ っくり読んでみれば明らかな通り、それはまったくの曲解であり、みれの真意 をまったく汲み取っていないわけです。  で、こうした曲解をしてしまうというのは、私自身の劣等感やらプライドや らに起因するもので、あの当時、ごく一部の文面によってそれが刺激され、自 分はこんなに信用されていないんだ、とか思ってしまってカッとなってしまっ たゆえのものなんですねぇ……(^^;)  それにしても、この文章というのも、その後結局みれと直接お話をして真意 を十分に聞いたうえで納得した、というエピソードを紹介するつもりだったの ですが、こうして当時のメールを読み返してみると、そもそもの最初のメール からみれはきちんと真意を伝えていた、しかもそのことを今に至るまで私は気 づいていなかったということで……、いかにそうした曲解が根強いものなのか ということを反省させられることになってしまいました。  で、ここから得られる教訓です。 (1)人は、自らの劣等感、プライドなどのマイナス想念によって、他人の発言   をいくらでも曲解することができる。また、それは相手が本質に近いこと、   あるいは本質そのもののことを話題にしたときに起こりやすい。しかも、   当人はカッとなっているがゆえに、それが自分の曲解であることにすら気   づいていない。 (2)上記のようなことが起こったとき、その相手の発言を、オリジナルによら   ずに自分自身の言葉でまとめたかたちで紹介するならば、それは相手の発   言を曲解して紹介することになってしまう。相手にとってみれば、真意の   部分を隠蔽され、曲解の部分のみクローズアップされるわけだからいい迷   惑(ううっ、いかんことをするとこだった(^^;))。ただし、当人はそれを   曲解だとは思っていないところがコアイ。  さて、話は完全に横道に逸れてしまいましたが(^^;)、とにかくこの問題と いうのは、その後直接みれとお話しし合ったうえで解決したわけです。  ただそのときは、(カッカしていたものだから)みれに対して、「もし平井 さんとみれとが決定的に対立するようなことになったら、僕は心情的に平井さ んのほうを取ることになると思う。それはわかりきったこと。それで問題があ るのなら、やっぱり僕はSub-SYSOPに適任でないし、あるいはFARIONには一切 平井さんのことを話題に持ち込まないということにしたほうがいいと思う」と いうような感じに答えたような記憶があります。  で、結局FARIONオープン時には、私はSub-SYSOP保留、「ハルマゲドン探偵 局」は設置、ただしこのような事情のため、この会議室はどうも焦点の絞れな い中途半端な会議室になってしまったのでありました(^^;)  なお、結局私は、約1ヵ月後にSub-SYSOPに就任することになりました。こ れも面白いエピソードがありまして、なんの事前の(というより直前の)予告 もなく、ある日アクセスしたら私はSub-SYSOPに設定されていたのでありまし た(^^;) もちろん、その前の(直接話し合った)段階で、私がOKを出して いたからなんですけどね(^_^)  てところで、このファイル、話が横に逸れたまま長くなりすぎましたんで、 しろおかさんへのお答えは改めて別ファイルにてさせていただきます m(__)m MGH00465 アキラ 047/056 MGH00465 アキラ どちらに忠誠を誓うのか? (11) 93/05/31 02:11 046へのコメント コメント数:1  さて、それではやっと今度は本当に、しろおかさんへのお答えです。  ……と言いつつ、今回も最初から話は横道に逸れていってしまうのであった (^^;)  前のファイルでも伺えるように、平井さんとみれとの間で、私は結構微妙な 位置にいることがおわかりいただけたでしょうか?  前会議室の「神霊の山訪問記」にも書いた通り、私と平井さんとのお付き合 いが始まったのは、90年の暮れから。そして翌91年の9月頃より、玉置山に関 するアリオンのメッセージが始まりました。  その内容はなかなか驚くべきもので、平井さんにも伝えたところ、結構興奮 されていました(^^;) それからですね、私がアリオンについてちょっとは真 面目に考えるようになったのは。  で、同年12月にみれと共に玉置山に行きました。このときは、86年だったか 88年だったかにみれがアリオンからもらったメッセージ(未公開)を携えての カミゴトで、長年意味不明だったメッセージの内容が解けたのでありました。 (余談ですが、みれは未公開のアリオンからのメッセージをかなり大量にノー トに書きとめておりまして、私もちらっとしか見せてもらったことはないので すが、キワドイことが書いてあったり(^^;)、みれ自身にもいまだに意味不明の ものも多いようです)  このあたり、状況が許すようになればおいおい語っていきたいとも思っては いますが、とにかくこの一連の出来事で私はみれ&ARIONを心霊的な意味 でもかなり信頼するようになったわけです(人柄については、もっと前から好 感をもっていましたよん)。というより、その面でのみれ&アリオンの力は、 とんでもないレベルにあると認識せざるを得なかった、というのが実感……。  そして翌91年3月、平井さんとみれが対面、なんか凄い話をする。そして5 月にFARIONオープン、となるわけです。  で、平井さんとみれとの関係ですが、直接会ったのは一度のみ、両者が直接 連絡を取り合うことは一度もなし。ま、たまたま私が両者とお知り合いなので、 雑談の中でもう一方の話題が出るという程度であります(こりゃほとんど他人 ですな)。  もっとも玉置山についてはお二人とも基本的なところでまったく同じ見方を していますし(まさにそれこそが驚異的なことなのですが)、お互いかなり意 識し合っているようです(^^;)(←なお、これはあくまで私の私見です。でも 平井さんてば、お話する度に「北川さんは最近どうしてますか?」と必ず聞い てくるし、みれはみれで……(^^;))。  で、お互い相手のことケチつけあってます(^^;)  なんつーかまぁ、「ケチつける」って言ったら語弊がありますが(結構あた ってるとこもあるし(^^;))、私の見るところ、お互い気が強いうえに相手を 認めるのが悔しいもんだから抵抗しているって感じで、わたしゃ結構楽しんで います(^о^)  もちろんわたしゃ、一方が言ったことをもう一方に平気で喋ってしまってる もんで、お二人とも「ふふふふ」「おほほほ」と楽しんでいるようです(^^;) (うー、こんなこと言ったら、平井さん&みれに怒られそうだなぁ。でも許し てくれると信じる。スリスリ。だって、私がそう思ってるだけなんだから、しょう がないもんね(^^;))(しかし、平井さんは冗談みたいに言っていることが、 たまに本気だったりすることもあるんで、なかなか怖かったりもするのでふ。 いつもニコニコしていらっしゃるんで、こちらもついつい気が弛みがちになっ てしまうのですが、実はすべてをお見通し、という凄い方です、平井さんは)  とまぁ、現状がこんなんですから、このお二人の言うことをすべてそのまま 真に受けていたら、お二人と共にお付き合いするということは不可能になって しまいます。つまり、少なくとも“すべてを何もかも”真に受けるというよう なことはしていません。  で、「忠誠」ということですが、もしどちらかから「あなたはどちらに忠誠 を誓うのか」と突き付けられたら、それは困るでしょうね……。ま、恐らくそ のときは、そんなふうな突き付け方をしたほうを切り捨てることになるだろう とは思いますが(前のファイルのみれからのメールの件にしても、私が勝手に そういうことを突き付けられたと曲解して怒ってしまったわけだし(^^;))。  ただしこの手の問題というのは、その当人からそういうふうに突き付けられ なくても、結果的にそのような選択をせざるを得ない状況になってしまうとい うことは往々にしてあるものです。  実は、平井さんがらみで、一度そのような事態に直面したことがありました (前述のみれの件とは全くの別件で、みれとは全く関わりないケースです。念 の為)。そのときも相当に悩んだんですが、そのケースでは結果的に平井さん のほうを選ぶことになりました。ただし、その選択は平井さんに対する心情的 なものから行なわれたのではなく、むしろもう一方への心情的なものを断ち切 るのに苦労したというような状況で、事実を冷静に客観的に見つめれば悩むほ どのことではなかったのだということが、いまになってみてはっきりとわかり ます。その後の動きを見てみれば、あのとき平井さんが言っていたことのほう が正しかったのだということが、ますますはっきりとなっていますので。  つまりは、心情的には平井さんのほうに流されやすいはずの私ですら、他の 心情的なつながりにも惑わされてしまう。かように「心情」というのはやっか いなものだ、ということです。うーむ、反省……。  ということで、しろおかさんへの回答は、酔狂生さんの言う通り、 |『みれ』さんも『平井和正』さんも選ばない。自分の裡なる心にのみ忠誠を誓う。 となってしまうのでありました。  なお、 |本来の質問の主旨は、「貴方はなにものに忠誠を捧げるのか?」だったのですが。生 |身の人間の名を引き合いに出したのはイジの悪い引っ掛け問題でした ^^;。 というのは詭弁ですね。「生身の人間の名を引き合いに出した」時点で、しろ おかさんには「本来の質問の主旨」以上の興味があったはずです。素直になり ましょう(^о^)  てことで、その「興味」の部分にもお答えしてみたつもりですが、いかがで しょうか?  最後に、「生身の人間に忠誠を誓うなど、愚者のすること」だとは、私は必 ずしも考えません。完全無欠な人間が存在しないことなど当たり前なのであっ て、それを知り、なおかつそれによる結果をすべて引き受ける覚悟があるのな らば、「生身の人間に忠誠を誓う」ことはむしろ美徳ではないかと考えていま す。忠誠を誓うというのは、何もイエスマンになることを意味するのではない のですから。  私、実は少年マガジンの「覇王伝説 驍(タケル)」のファンなんです。ワァ、イッテシ マッタ…(^^;) MGH00465 アキラ 048/056 MGH00465 アキラ RE:あの人は誰? (11) 93/05/31 02:12 033へのコメント コメント数:1  ふむ、「クリスタル・チャイルド」の白人の坊さんがリアル氏だというのは、 なかなか頷けるものがありますね。  ただ、私は玉置との関連を考えると、ユダヤ人なのではないかとも思います が。  あと、漫画の絵のモデルとなったのは、ショーン・コネリーだそうです(^^;) MGH00465 アキラ 049/056 MGH00465 アキラ RE:自分ならこう答える (11) 93/05/31 02:12 038へのコメント  #038 維/YUIさん  どもども、ありがとうございます。  やっと懸案を片付けたんで、気楽にレスしています(^^;)  これからもよろしくね! MGH00465 アキラ 050/056 MGH00465 アキラ 最近の玉置山 (11) 93/05/31 02:12 ■今月も平井さん、玉置山に行ってこられたそうですが、なんと山頂の玉置神 社の駐車場が満車だったとか。境内に入ってもハイキング客の山、やま、ヤマ ……。お参りしてると、後ろをワイワイガヤガヤ通りすぎていくとか。うーん、 いったい何が起こったのか? ■玉置神社の鳥居のところに、立派な鉄塔が立ってしまったのだそう……。以 前から話に上っていた電源開発が立てたものだと思われる。また、玉置山に登 る新しいルートの道路が、かなり整備されてきているよう。このまま開発の魔 の手に落ちるのか?(^^;) ■玉置山がある奈良県十津川村の村長さんは、最近の選挙で落選されてしまい ました。これって、前にも書いたっけ? ■あもり氏、さっそく玉置山の洗礼を受ける! 笑って紹介できる話ではない ので、詳しくは本人からの報告を待ちましょう……。 MGH00465 アキラ 051/056 MGH00465 アキラ 地震の噂 (11) 93/05/31 02:12 コメント数:1  さる筋によると、5月の20日〜23日の間に東京で大地震が起きるという噂が、 マスコミの間でまことしやかに囁かれていたそう。なんでも、これは気象庁か ら流れてきた噂で、政府首脳部にはこの期間東京をなるべく離れるようにとの 指示が行ったり、期間中東京で予定されていた3つの国際会議が急遽延期にな った、というような内容の噂だったとか。  で、結局大地震は起きなかったけれど、21日には震度4の地震が発生。この 噂を語ってくれた人が、すぐにテレビをつけてマスコミの動向を見たところ、 どの局も発生直後だというのに街にカメラを出していて、なかには地震の最中 の映像を撮っていた局もあったとか。私は確認していないのですが、本当にこ んな感じでしたか?>ALL  で、これを語ってくれた人は、どうやらこの噂は、政府筋が「本番」に備え て反応を探るために意図的に流した「デマ」なのではないか、と解釈しており ました。  それにしても、今日もやたらテレビの速報で地震のニュースが流れていたし、 なんか嫌な感じですね……。 MGH00465 アキラ 052/056 MGH00465 アキラ 訂正 (11) 93/05/31 02:59 047へのコメント  えと、#47の、 | そして翌91年3月、平井さんとみれが対面、なんか凄い話をする。そして5 |月にFARIONオープン、となるわけです。 は、「翌92年3月」の間違いでした。訂正します。 MGH00465 アキラ 055/056 MGH00465 アキラ RE:地震の噂 (11) 93/05/31 22:08 054へのコメント  おおっ!  果たしてNHKは、「偶然」そのときに渋谷駅頭にカメラがいたのか、 それとも「待って」いたのか?  他局はどうだったんでしょう?                     MGH00465 アキラ - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 93/05/31 - 321/331 GGA02514 KAZE シュタイナーの音楽論ノート●3 (13) 93/05/31 00:02 ●霊的存在の世界と音の世界 アトランティス人は3度、5度を体験することがありませんでした。7度を感 じるときに音楽体験をもったのです。彼らにとっては、インターヴァルのもっ とも狭いものが7度であり、彼らは7度以上のインターヴァルを有していたの です。そして、3度、5度を彼らは聴き落としました。3度、5度は彼らには 存在しなかったのです。 7どの中に自然に生きると、人間は音楽を自分の中に経過するものとして知覚 することがありません。自分の身体から外に出て、宇宙の中で音楽を知覚した のです。 ポスト・アトランティスの時代になっても、5度の音程に際して人間は、5度 の中に神々が生きていると体験しました。5度の時代には、人間は音楽ととも に、忘我の状態に陥りました。のちにやってきた3度の時代において、人間は 音楽体験に際して自分の中にあるようになりました。音楽を自分の身体に受け 取るのです。音楽を自分の身体に織り込むのです。3度体験とともに、長調と 短調の区別が生じたのです。 さらに時代をはるかな過去、アトランティス時代よりもさらに遠い昔にさかの ぼってみると、非常に興味深いことがわかってきます。レムリア時代です。そ もそもレムリア時代には、人間はオクターブの中で音と音の隔たりを意識しう るというように音楽を知覚することはできませんでした。インターヴァルがオ クターブを越えて広がっているときにのみ、レムリア人は音程差を知覚したの です。たとえば、ドと次のオクターブのレの、ド−レのインターヴァルのみを 知覚したのです。今日の私たちにとって「あるオクターブの中の1度、次のオ クターブの中の2度、その次のオクターブの中の3度」であるものの中に、古 代の人間は客観的な長調、客観的な短調を知覚したのです。自分の中で体験さ れる長調と短調ではなく、神々の魂的体験の表現として感じられる長調と短調 です。今日私たちが内的な長調体験と呼ばねばならないものを、人間は自分の 肉体から分離した状態において、宇宙の歓喜、宇宙創造の喜びの表現のごとき 神々の歓喜の音楽として、外に知覚したのです。そして、今日内的な短調体験 として存在するものを、レムリア時代に人間は、聖書に堕罪として語られてい る、神的−霊的な諸力からの人間の落下、よき力からの落下の可能性について の非常な嘆きとして知覚したのです。 「意識魂の時代に生きている人間は、いま内的になっているものが、ふたたび 外なる神的−霊的なものへと向かう道を見いださねばならない」といいたいと 思います。メロディーの中で体験される感受の内的な富が個々の音に移行し、 人間が単一の音の秘密を理解することによって、そのようなことが生じます。 いいかえれば、単にインターヴァルを体験するのではなく、内的な豊かさをも って、内的な体験の多様性をもって、単一のひとつのメロディーのように体験 できると、そのようなことが生じます。 ●音と言葉を通しての人間表明 地上の人間組織は、霊的なものの模造です。人間が内に担っているものだけで はなく、外的な自然のなかにあるものも、すべて霊的なものの模造です。言語 によって自分を表明し、歌によって自分を表明することによって、人間は身体、 心魂、精神という自分の有機体全体を、外と内に向けて表明するのです。人間 は、音声と音の中に開示するものの中に存在するのです。 人類の歴史の中で、言語は本来、歌から発生したものです。歴史以前の時代に さかのぼるに従って、言語は歌に似ていきます。非常な過去にさかのぼると、 歌と言語の区別はなく、両者はひとつのものでした。人間の原言語については よく語られますが、「人間の原言語は原歌謡であった」ということもできます。 音楽の観点から見ると、人体は楽器なのです。ヴァイオリンやその他の一般の 楽器も、なんらかの子音から組み立てられたものとして把握することができま す。子音について語るとき、楽器を思い出させるものがいつも感情の中にあり ます。そして、あらゆる子音の全体的調和が人体の姿を示すのです。 母音は、人体という楽器の上に演奏される魂です。人間の話す言語の中に子音 と母音を追っていくと、おのおのの言語表現のなかで人間が自己を表現するの がわかります。人間の魂は、人体の子音的構成の上に母音的に躍動します。 静かな恒星領域があり、その背後に運行する諸惑星があります。ある惑星があ る恒星を通過すると、音の世界全体が鳴り響きます。恒星天の中に、素晴らし い宇宙の楽器があるのです。その背後で、惑星の神々が黄道12宮−恒星天の 楽器を演奏するのです。 人間から子音を取り出すと、彫塑的に形成しなければならない形態が発生しま す。母音を人間から取り出すと、歌わねばならない音楽、歌が発生します。こ のように、地上に立つ人間は二つの宇宙芸術の成果なのです。一方から、彫塑 的な宇宙芸術が到来し、もう一方から、歌唱的、音楽的な宇宙芸術が到来しま す。二重に、霊的諸存在が活動を結合します。ある存在が楽器を構築し、べつ の存在がその楽器で演奏します。 322/331 GGA02514 KAZE シュタイナーの音楽論ノート●4 (13) 93/05/31 00:03 ●楽音体系の拡張(1) 「呼吸過程は、律動組織の中でおこなわれる経過である」ということを忘れて はなりません。この人体の中央の組織は、一方では神経−感覚組織、脳組織に 接しています。律動組織と神経−感覚組織のあいだで相互作用がおこなわれて います。他方では、律動組織は四肢−新陳代謝組織に接しています。その両者 の合流も、物質的経過の中に表現されています。私たちは息を吸うとき、横隔 膜を圧迫します。脳水を頭に下げます。呼吸プロセスは、脳水の絶えざる上昇、 下降を圧迫します。脳水のリズミカルな動きと、表象器官との絶えざる共同が おこなわれているのです。他方では、ふたたび下降する脳水と、血液、新陳代 謝組織の中に経過するものとが、絶え間なくぶつかっています。この内的な体 験が、人が考えているよりも、音楽に関連しているのです。呼吸が頭、神経− 感覚組織に接近し、共同することによって、メロディーの要素が現れます。律 動組織が四肢組織に接近することによって、リズムの要素が現れます。 音楽的形態は人間全体、すなわち思考、感情、意志の総合的共鳴に相応します。 メロディーは表象に相応する。ハーモニーは感情に相当する。リズムは意志に 相当する。音の形態は人間全体に相当する。 ●楽音体系の拡張(2) 母音と音と色彩の関係。 暗い母音であるウとオが、音としてはもっとも明瞭に作用します。反対に、エ とイという母音は、音としては雑音を含んだもののように作用します。その中 間にアがあります。ただ、暗い母音は暗い色に対応します。明るい母音である イとエは明るい色に対応しまが、音としてはむしろ雑音に近いものです。 ゲーテの色彩論のように円環状にならべると、   紫 青 赤     緑   橙 黄 というようになりますが、これによって色と色彩の関係が意識されます。ウと オは青の側にあります。アにいたり、そこから明るい赤と黄に入っていきます。 個々の音に付随する色があります。青から進むと、私たちは色の要素から出て いき、後ろをまわって、色の要素に触れます。そこでは、音と色とまったく明 らかに重なる領域におけるのと同様の方法では、もはや対応していません。色 環の青と紫の側では、私たちは色とともに、私たちから出ていくのです。感受 とともに外界に現れるのです。しかし、そこでは色の攻撃を体験します。赤と 黄が私たちに押し寄せてきます。私たちは色彩の中に行きます。そうして、本 来の私たちは、音の本質から現れ出るのです。 母音の音を身体に感じることができます。イは頭の中、エは喉の中、アは胸の 中、オは腹の中、ウはもっと下です。 古代には、歌すなわち音楽と、吟詠あるいは朗唱と、律動的な動きである舞踏 は、たがいにひとつに結ばれていました。それらはひとつのものとして共鳴し ていたのです。 舞踏芸術はオイリュトミーんぽ古い形態です。オイリュトミーが、ギリシアに おけるように、歌と朗唱芸術に結びついていることが、精神科学の探求から明 らかになります。オイリュトミーは、古代の音楽体験を示すものです。オイリ ュトミーにとって、芸術の古い形に戻ることが問題なのです。もちろん、今日 の非常に前進した芸術の色合いを考慮しなければなりません。 中国の音階について。 中国人においては、物質体とエーテル体」、エーテル体と感受魂、感受魂と悟 性魂が結合しているのです。今日のヨーロッパ人には、そのような結びつきは まったく消滅しています。このような中国人の構成が、中国の音階に相応して いるのです。音楽の歴史を研究し、音階システムの発展に理性的に取り組み、 人間の組織と外的な音楽との関連を理解すると、音階やその他の音楽的要素か ら、人間集団、人種の構成を知ることができます。 ひとつの音の中に入り込むことについて。 人類進化に関連して、いままで多くの人がひとつの音として体験してきたもの が分節しはじめているのです。音の中に深く入っていき、音の下に下り、音を 越えて、別の音に移っていくのです。そのようにして変化した音は両隣の音と ともに、つまりその3つの音によって、変化した主音(根音)を表現すること ができます。その主音は、いくらか異なった音です。このようにして新たに発 生した音は小さなメロディーを与え、それらの音のひとつを下方に、もうひと つを上方に押しやらねばならないのに気づきます。その音を押しやると、慣用 の音ではなく、今日の楽音体系の中に存在しない音に出会います。このような 方法で、楽音体系の拡張がおこなわれるにちがいない、と私は思っています。 ●音を通しての霊界体験 音の世界を通して、人間の魂の営みは深化し、活気づけられます。人間は音そ のものを体験し、その音と別の音との関係を体験するのです。将来、人間は音 の背後を体験できるようになるでしょう。人間は音を霊的世界へ入っていく窓 のように考察するようになるでしょう。音を通して、個々の音の背後に、魂は 道徳的−霊的な体験をするのです。個々の音の秘密が、音の背後の個々の音の 体験の中で明らかにされるのです。 1度を通して、感覚界から霊的世界に、危険に満ちた方法で上昇していくのを 感じるようになります。1度は恐ろしい吸引力をもって、私たちを音の窓を通 して霊的席に取り込み、霊的世界の中に消滅させようとします。 2度という窓を通して物質界から霊的世界に上昇すると、彼方の精神的−霊的 世界に、私たちの弱さを哀れむ力があるのを感じます。そのとき特徴的なのは、 あたかも多数の音の総体が私たちに向かって響いてきて、その音が人間を受け 入れることです。 3度を通して霊的世界に入ると、もっと大きな弱さの感情を持ちます。物質的 −感覚的世界において、霊的なことがらに関して虚弱であったことが感じられ ます。今や自分が音になり、自分が3度になります。彼方では、3度ではない 友人がこちらにやってくるのを感じます。3度を通して霊的世界に入っていく と、親しい音がやってきます。作曲家になろうとする人は、特に3度を通して 入っていく霊的世界で、芸術的創造を刺激する旋律が生じるからです。 4度を通して霊的世界に参入すると、どこからも音は現れず、3度を通して経 験したものがかすかな思い出のように心の中に生きているという体験をするの です。音の思い出とともに生きることによって、その音の思い出がいつも異な った色合いを帯び、明るく快活なものなったかと思うと深い悲しみになったり、 太陽のように朗らかになったかと思うと墓場のような陰欝さになります。声の 加減、音の上昇と下降、つまりある音楽作品の気分の経過が音の思い出を通し て生きるのです。 5度はむしろ主観的な体験として生じ、魂的体験を刺激し、拡張します。5度 ま魔法の杖のような作用をし、計り知れない深みからの音の秘密を呼び出しま す。 323/331 GGA02514 KAZE シュタイナーの音楽論ノート●5 (13) 93/05/31 00:04 シュタイナーの「音楽の本質と人間の音体験」のレジュメ・ノートの最後として、 西川隆範さんの「訳者あとがき」から、いくつか、興味深いところなどを。 アポロンは立琴を奏で、ディオニュソスは笛を吹く。オルフェウスが奏でる立 琴は獣たちを魅了し、波浪を鎮めた。ダヴィデは竪琴で悪霊に憑かれたサウル を癒し、エリコの城壁は、祭司が吹く角笛と民の声によって崩れ落ちた。雲中 供養菩薩は歌舞奏楽し、阿弥陀如来の来迎も音楽を伴っている。ナーガルジュ ナは四智讃を歌詠することによって、南インドの鉄塔の扉を開いた。 インドの音階は、魂・頭・腕・胸・喉・腰・足の意味を持ち、音は神とされた。 わが国の「歌」も呪力を秘めたものであった。声明の五音音階は宮・商・角・ 微・羽からなり、宮は中央−大日如来、商は西−阿弥陀如来、角は東ー阿しゅ く如来、羽は北−釈迦如来に結び付けられている。この五音が三重(十一位) に用いられ、呂と律の旋法が用いられた。中国では黄鐘(壱越)から応鐘(上 無)にいたる一二律が用いられてきた。 東洋音楽には五音音階が多いのに対して、西洋音楽は7音音階を基本にしてい る。 ピュタゴラスが割り出した音階に比べると、バッハ以降決定的になった平均律 では転調に問題はなくなったが、響きにやや濁りを生じている。階名は、バッ ハに700年ほどさかのぼるグィ−ド・ダレッツォの「聖ヨハネ賛歌」による ものであり、ギリシア音階の原理を基にしたグレゴリオ旋法を経て、16世紀 にイオニア旋法とエオリア旋法から長音階と短音階が成立した。近代になると、 ドビュッシーが半音程を排除した全音音階を創始し、シェーンベルクが12音 音階を唱えることになる。 シュタイナーの音楽論は、このような楽典に新しい観点を提示しようとするも のである。 シュタイナーは、「音体験そのものを拡大すること、つまり音体験に際して、 深みに入っていくこと、あるいは、音から何かを取り出すこと、音そのものの 中に何かを体験すること」「一つの音から、メロディーとして現れる体験、音 が鳴るときに、その音からメロディーが流れてくる」というユニゾン体験を重 視していた。 武満徹は中村雄二郎との対談で、「日本人ほど一つの音を大事にしているとこ ろはないんです。東洋でも、ほかの国の音楽の場合は、音と音をつなげていく ということのほうに独特なおもしろみがあるんだけれども、日本の場合は一つ 一つの音というのを非常に大事にする」「一つの音の内側を触るということが 音楽を聴くときにいちばん解放された聴き方であるというところがあるわけで す」(「イズ」9号、ポーラ文化研究所)と語っている。 ●母音と子音が天体に対して有する関係。 太陽−AU 金星−E 水星−A 火星−I 木星−O 土星−U 月 −EI 牡羊座−W 牡牛座−R 双子座−H 蟹 座−F 獅子座−T 乙女座−B 天秤座−C 蠍 座−Z 射手座−G 山羊座−L 水瓶座−M 魚 座−N ●音と惑星の関係。 ド−火星 レ−水星 ミ−木星 ファ−金星 ソ−土星 ラ−太陽 シ−月 324/331 GGA02514 KAZE 安岡正篤/人間学●有名無力、無名有力 (13) 93/05/31 00:05 君たちは決して有名になろうとしてはいけない。有名は多く無力になる。そう ではなく、無名にして有力な人になることを考えなければならない。本当に有 力な人になろうと思ったら、なるべく無名でおることを考えなければならない。 「忙しい、忙しい」というのは有名人の口癖です。「忙」という字は立心偏に 亡ぶ、と書いてある。”心が亡くなる”ということで、忙しいと本当に心が亡 くなる。迂闊になったり、粗忽になったりする。                    (「運命を開く」プレジデント社) 325/331 GGA02514 KAZE 安岡正篤/人間学●独 (13) 93/05/31 00:05 人間にとって「独を抱く」ことは非常に大切なことだ。独とは単なるひとりで はなく、相対に対する絶対の境涯を示す。つまり、群衆に伍する、大衆に混じ ることなく、自己に徹するということだ。人は自己の絶対に徹してはじめてあ らゆる相対に応じることができる。                        (「照心語録」関西師友協会) 326/331 TCC00116 NoB RE:知行合一 (13) 93/05/31 09:23 307へのコメント オンラインちょい。知行一致のことなんですが、中国と日本では 大きな誤解があると思っているのです。中国のそれは、イデアと フェノメナの一致という意味ではないかと。それが日本では倫理 的なものに変質する。NoB 328/331 TCC00116 NoB RE:安岡正篤/人間学●数 (13) 93/05/31 09:27 314へのコメント 運命なり天地の法則性を人間のそれと同じに考える考え方、 これに大きな反論を出したのが徂徠ですね。僕はこういう ところに徂徠の凄いところがあるなと思っています。noB 330/331 GGA02514 KAZE 叡智があるからこその愛 (13) 93/05/31 12:05 319へのコメント >排他する事によってこの関係を破壊してしまうわけですね。ただ、言われればわ >かるのですが、好き嫌いは依然たくさんあって、凡人故の悲しさですが排他して >いる部分がそこここにあります。なんとか少しでも多くのものを受け入れられる >ように努力したいものです。 実は僕はもすごく好き嫌いの激しい(食べ物は除く)タイプで、 だからこそ、「嫌いでも理解・好きならなおさら理解」ということを 以前からこの会議室のスローガンのようにして、やってきています。 好き嫌いというのは、個が個である以上ある意味で必要だと思います。 つまり、「差別」ではない「区別」ということは必要で、 その上で「差を取る(悟る)」(ARIONふうだけど(^^;))ということが 必要なんだと思います。 「排他」というのはそれとはまったく違っていて、 「他を認めない」ということですから、 「好き嫌い」が認識を放棄するとそういうことになるのだと思います。 「受け入れる」ということにも、「認識」ということが伴わなければ それは単なる偽善になってしまいますから、気をつけたいですね。 「叡智」があるからこそ、そこから高次の意味での「愛」が根付くというのは そこらへんのことからも理解できることで、 他を真に愛するためには、他を理解した上で受け入れなければなりません。 理解のない愛というのは、ニセモノだと思います。 もちろん、その場合の「理解」というのは、単に頭で知的にわかるというのではなく、 ハートでわかるということを意味しています。 >気がつかずにやっているというと、なんか罪がないような錯覚を持ちがちですが、 >実は気がつかずに差別しているのが一番罪深いのかもしれません。この問題に限ら >ず、自分をしっかり見つめて行く事が大事なんだと感じるところです。 ですから、叡智が愛を育んでいくというのは、 そういう「気がつかずに」ということを、意識的に見つめ、 ハートで受け入れていく、ということを意味しているのだと思います。 もちろん、それは言葉でいうほど簡単なことではなくて、 ある意味では、その部分が現在の人類にとっっての もっとも大きな課題であるかもしれません。 僕も、「自分をしっかり見つめ」、そしてその上で、 「他をしっかり見つめ」ていきたいものだと思っています。 >「自由」によって創造された「個」が全体の中で機能したとき、素晴らしいもの >が生まれてくるのでしょう。それが「愛」と呼ばれるとしたら、その「愛」はと >ても有意義なものになると思います。 そう、自由によって育まれた愛こそが、真の愛ではないかと思います。 献身ということが愛に関連していわれることがありますが、 その献身というのも、自由によるものでなければならないと思います。 つまり、自らを単に投げうつというのが献身ではなくて、 つねにそれは「利自即利他」でなければならないからです。 「徳の道」である「道徳」ということも、自由あってこそのものです。 形骸化した道徳というのは、そうした自由とは相入れない(愛入れない)ものです。 >僕は恋愛にほとんど興味がありませんが、・・・ そうですかあ(^^;)。 以前にもちょっとだけコメントしたことがありますが、 「恋」というのも、人間にとってはとっても大切なものだと思うのですが・・・。 儒教的な人間学では、「恋」ということを無視していますが、 人を根源的にメタモルフォーゼさせるのは、 この「恋」の力ではないのかな、とも思います。 もちろん、それだけに危険な部分も大きいのですけどね(^^;)。 王仁三郎なんかでキーになるのも、その「恋」なのではないかな、とも思います。 そういえば、王仁三郎のレジュメつくらなきゃあ(^^;)。 >我々はちょうど7の倍数の歳に新世紀を迎えるわけで、何かしらの役目を負って >いるのかもしれません。 そうかもしれませんね。 僕も、真のスタートであると思っている7度目の7年周期サイクルに向けて、 がんばっていきたいと思います。 それはともかく、首の回らない(^^;)KAZEでした。 331/331 NBG00612 岳同 古神道の秘儀 (1)信仰 (13) 93/05/31 22:42 前々からご紹介しようと思いながら、延びていましたが、本田親徳の霊学を受け継ぐ 古神道的な考え方について、時折お伝えしていきたいと思っています。    人間の霊魂は大精神の分派・分霊であって無尽のものであり、本来は玲瓏とし    て白銀色に輝く珠玉の魂なのであるが、肉体あるが故に心ならずも私欲をおこ    して罪穢れを生じ(魄の穢れ)、それが長年にわたり積り積って、神授の霊魂    の正常なはたらきを封じてしまっているのである。    神を厭離し、私利私欲に走り、天地自然の大道を逸脱して罪穢れを生じると、    その魄の穢れは死しても完全に消滅せずに、先祖からその子孫へと血の中に残    留して(悪血のめぐり・悪因縁)次々に犯した罪穢れを継承して行くのであり、    そのために神の御守護が受けられず、何かにつけて正しい判断力を失い、先祖    と同じように子孫もよく似た種々の悪癖の虜となり、病苦、災難に見舞われる    ことになる。    従ってこの悪血のめぐりが幾数代重なると、その一家にはどうにもならぬ暗澹    たる状態が現出するのであり、先祖の内で生前に徳を積み、幾分か霊力ある者    が産土神に窮状を訴え、その計りによって一家一門の罪穢れを祓わしめんがた    めに何代目かに一人ポツンと一家の罪悪の「掃除役」の子孫を幽契によって生    み出し、信仰の道を歩ましめて、それによって徳を積ましめ、神の光(恩恵)    を受け得る身魂となさしめて、遠祖からの重い罪穢れを徐々に祓い清め、幾多    の落ちたる先祖を救い上げしめんと計り給うものである。    こうして「掃除人」の役を持って生まれた者は、幼少より誰勧めるともなく珍    しく信仰熱心であって、自発的に教えの道を苦しみながら歩かされるものであ    り、先祖はもとより親兄弟(肉親)をもその神徳によって救い上げ、最後にそ    の功によって神の元に帰ることになるのである。    特に、先祖の犯した罪業が「広い地域」に渡り、また「多くの人々」を苦しめ    たる場合は、産土神が神力を附与して「教えの祖」とならしめ、先祖が苦しめ    た人々の子孫を各地から呼び集め(信仰者)て、神奉者一人一人から「有難い、    救われた」と感謝されることによってはじめて、先祖と自己の過去の罪を一つ    一つ消していただくことになっているのである。(中略)    人々は各々、生涯かけて神のシナリオを演じるものであるから、少しでも早く    自分の御役(使命・天職)を達観して、神慮に基づき台本に忠実に御役に徹す    ることが肝要であろうかと思われる。(中略)    「信仰」というものは、自分が自ら求めてしているようであっても、その実は    先祖からの罪障消滅のため、あるいは未熟な故に「させられている」というこ    とが多いのであり、呉々も「お役の結構」さに心奪われて、慎みの心を失い、    自己を見失ってはならぬのではなかろうか。    「古神道の秘儀」 渡辺勝義 海鳥社 158〜159ページより 個人的に、系図を調べる機会が以前ありまして、(どのお家でも戸籍より明治ごろまで 遡る事が出来ます)大変興味深い結果が出た記憶があります。 決して上に書かれていることが、まやかしでも何でもないと実感しています。 - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/05/31 - 605/607 GCC01413 HVHY RE:日本は特別な国なのでしょうか? (14) 93/05/31 15:56 600へのコメント  −−−−−−−−−−−−−> URD さん  はじめまして…。(だったですか?)  「日本は特別な国なんでしょうか?」とのご質問ですが、  字義だけを捉えて言えば、“それ相応に特別”だと言えるでしょう。  もちろん、アフリカも南米もロシアも“それ相応に特別”ですけれど…。      *日本語的な解釈で話を進めているように思います。      *日本でないとだめなのかな?と思ってしまったのです。  この二点に関しましては、イメージとして解らなくもないのですが、  曖昧な質問に曖昧に答えると、やはり曖昧なことになってしまいますので、(^^;)  もう少し具体的に補足して頂ければ幸いです。  例えば、西暦というものが今では世界中に行き渡っていますが、  いわゆる世紀末というワーディングも西暦に基づくものであって、  ならば世紀末を云々すること自体が既に西洋史観に染まったことではないのか?  …といった議論がありますね。或いは…、  統一教会の教えの中に「韓国はアダムで日本はエバである」云々と出てくる。  こういった暴力的グローバリズムやあまりに偏狭なローカリズム。  そういう類いの事柄をこの部屋にも感じるということなのでしょうか?    P.S. 2日前に作った原稿なので、         タイミングがずれたかも知れません。         その旨ご了承下さいませ。                                  HVHY 606/607 KFD00473 たまご タイトルに警告する (14) 93/05/31 21:00 604へのコメント  しゅっせあたまなんて知らないぞっ……ボソッ  さ,さてぇ(^_^;)  情報科学とやらでは,「事実」と「情報」を区別するそうだ.  かなり大ざっぱに言えば,「事実」とはそこら辺に転がっている石ころの状態で, それを磨いて光らせたて水晶という宝石になった状態で,それは「情報」と言うの だそうな.  つまり,事実は石のままでは価値がないものであり,なんらかの加工を施したり して付加価値をつけてやると,情報になるわけだ.  (原石を宝石という価値あるものに変えた人は偉かった?(^_^;))  さ,さ,さてぇ.(^_^;)  では,「事実」に対する「真実」とは何か.  真実とは誰から見ても等距離にあり,かつ同じみ見えるものであり,加工の余地 がない事実であるという説明はどうでしょう?  この場合,「真実」とは石ころどころか,空気のようなレベルで,誰も気にし ない,無価値なものだってことですね.  しかし,知る人は知っている.空気の大切さとその輝きの美しさをってなとこ ろだろう.   巧くまとまったでしょう?>某副議長  たまご 607/607 NBD02346 ION RE:Beast Life (長文) (14) 93/05/31 22:44 598へのコメント ふと。思いついたんですが。 グルジェフは、『自分』の中に存在する2つの力、狼と羊を共に生かすことが 重要だという話を『注目すべき人々との出合い』でしていました。 狼は用心深く、抜け目なく、賢明な力。 羊は全てを受け入れ、調和してゆく力。 そんなふうに受けとめました。 この部屋は初めてですね。また機会あれば、UPします。 では。^_^ピースオンアース - FARION MES(17):★パワフルなえ★の《おふくろ通信》--<01> 93/05/31 - 258/260 JBH02324 なえ RE:自分と腑の事(長文55行) (17) 93/05/31 20:10 255へのコメント ほおお!!学説で認められてるって??ふうううん。すごいねぇ。 でも、その腑の関係かどっか知らんけど、副腎が異常肥大ってのはコアイねぇ。 ストレスも程度って事だよねぇ。 でもさー、ストレスねずみの集団自殺って・・・・・、可愛そう・・。 それはやはり自然淘汰という悲しい運命なんしょーか・・。(;_;) そだから、時々、ねずみさんはストレス解消にお叫びを上げていたのね。(^^;) わははは・・・・・(^^;)(^^;) もっとやって・・(^^;) まぁ・・当方も、田舎からあまし出た事が無い「自然児」だもんで、テリトリー が広うございますゆえ、都会なんつー狭い場所では、とても、生きていけないで すわ。・・・オホホ・・(^^;)(^^;) 誰じゃん??・・・おばたに生きられない場所が、あったのぉぉぉ??、なんて ぬかした奴!! あたしゃ「でりけいと」に出来てんだからね。わああぁぁった???(`_')/~~~~ピシ