- FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 93/06/26 - 00384/00390 SDI00635 みれ RE:記念の日 ( 2) 93/06/26 00:04 00376へのコメント  #00376 彩瀬 さん  遅れ馳せながら、Happy Birthday to 彩瀬さん!!  30歳って、本当に不思議なくらいに20代で理解出来なかったことも 理解出来るようになったりする年齢ですよん(^_^)  ARIONは「33歳が霊的な成人だ」と言い、その前後2〜3年間は 大事な時期だとも言っています。33歳になるまでの3年間、この素晴ら しい霊的青春時代を、彩瀬さんが実り多い時期として過ごせるように、心 からお祈りします(*^^*) ・:*:・みれ・:・。,★ 00385/00390 SDI00635 みれ RE:今朝、僕のとこにも ( 2) 93/06/26 00:05 00380へのコメント  #00380 シゲっぴ  うわははは…シゲんとこにも行ってしまったのね(^_^;)(^_^;)(^_^;)  シゲの夢の中の「みれの家」は、大変素晴らしいっ!!  その夢は、是非とも正夢であって欲しいものである(^O^;)  ちなみに、私は焼きそばは大好きなのよね。  パスタ類は何でも好きなのでふ。  昨夜は焼きビーフン・カンボジア風を作って食べたんだよ(^_^)  シゲは女の子に焼きそば作ってあげる役なのね…んでも、正夢の時は 必ずシゲの分も置いておくからね…心配しないように…(-_-;?? ・:*:・みれ・:・。,★ 00386/00390 JBH01750 著美 RE:あ、ほんとだ。 ( 2) 93/06/26 03:19 00383へのコメント コメント数:1  >星也(闇星)さま  ほんとに見えただしょ。私は、NECの98NOTE(PC-9801NS/T)を使っている のですが、FD, NIFP の VIEWER でも、MIFES, Vz といった EDITOR でも、しっかり と見れるのがウレピ╋(←ここはOASYSモードにすると正しく見れます)  しかしながら、一太郎(Ver.4.3)では、相変わらず見えません。おお〜い、何とか しちくり〜ぃ、と再度のお願いをしますだ >お〜る(のうちで詳しく知ってる人) 00387/00390 GCC03437 星也(闇星) RE:あ、ほんとだ。 ( 2) 93/06/26 06:04 00386へのコメント う〜む。うちの全特殊文字対応のはずの通信ソフトも「╋」(ハートマーク)は 認識できませんでした。(「+」orそれによく似た罫線として認識されました) エディタで見直すと、見えましたけどね(^^;) やっぱ、通信に使う文字は多くの人が特別な労苦なしに見えるモノを使うほうが いいのかもしれない、とも思うこの頃です。 でも、使っている人の多くはそれが他機種では認識できないと知らずに 使っているのかも知れないなぁ。 と思って「びゅうまるち」のそばにあった「びゅうがいど」も組み込んだ星也。 (びゅうがいど>>98しか読めない文字をチェックする奴です) (一太郎での見方はわからないので、ぱすします) - FARION MES( 3):【めでぃあ室】本/映画/音楽 etc----<01> 93/06/26 - 00131/00131 PFA03317 Eddie コンサートレポート、ポールウインター ( 3) 93/06/26 10:16  Eddie です。  夜はいろいろあって(^.^;) RTにはすっかりでていないEddieです。  池袋のTOYOTAのショウルームAMRUXで環境問題に関するイベントをしば  らくやっていて、6/20にそれの最後のイベントとして、ポールウインター  のコンサートをやっていたのを見に行きました。  とってもあったかいコンサートで、ほのぼのしました。  陶器でできてて、ひょうたんをまんなかからVの字に曲げてあるような  変な形のパーカッションのソロがなんか不思議な音がして、かっこよ  かったです。    ポールウインター爺もお元気そうで、チェロのおじさんもエキサイトして  なかなかよかったです。  なんだかわけわかんないね、失礼しました。                                Eddie - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/06/26 - 01169/01178 HGE03563 ソニック 発情の理由 ( 6) 93/06/26 05:12 現在、何故僕(329)が発情期に入っているのか? その根拠を書きます。 1)僕の年齢が現在23歳であること。 2)僕の姓名の合計画数が23であること。(旧漢字だと32) 3)僕(329)がうまれた時の金星の位置(双子01度)に   現在進行している土星が90度。冥王星が180度。木星が120度。火星が90度に   来ていること。 4)発情のステージが「5」であること。 5)音の振動が1秒に32から32768であること。 6)雇用者IDの共通している番号が113***であること。 ・・・とゆう訳なのですね。(エ?ゼンゼンコンキョニナッテイナイ??(^_^;))                  冗談ですってばぁ(^_^;)そにっく 01170/01178 GBG02755 スマル ささやかな、幸せを・・ ( 6) 93/06/26 11:06 遠い未来を思い浮かべる。 そこにどんな私が見えるのか? 今をずっと延長すると見えるものがある。 たぶん、現状の私の結論なのだろう。 それは、私にとって満足行くものなのか? そこに至るにはどうしても越えなければならない悲しみがそこには見えるけど、 それは、私に必要な儀式であると思える。 私はその未来を受け入れている。 過去は終わり続けるもの。 未来は、今を生きた行き着く先であり、また、可能性に満ちたもの。 振り返れば、ささやかだけれど、幸せがそこにあった。 過去は私のふるさと、私の勲章。 失うには、もったいないほどの優しさがあった。 けれど、過ぎ去り行くもの、終わったものに拘っても何も生まない。 すぎ去るものにぶら下がってたって、喜びは感じられない。 虚しさだけが残るだけ。 本当に喜びを感じる瞬間は、未来に小さくても良い、希望を自分の中に見るとき。 叶うとは思えない希望でも、大切にしたい、大切に出来るって思うとき。 過ぎてゆくものに、なつかしさ、慣れ親しんだ情愛を感じるけれど、 別れることを拒んではだめだよ。縛られたらだめだよ。 ささやかな、だけど、いとしい幸せをどうしても、捨てなければならない時、 私を支えるのは、いつかはきっと幸せになっているよねって信じること。 私は私の希望を叶えるためにこの選択をしているんだよねって信じること。 明日死んでも、恥じない選択をし続けたい。 負けて、ただ嘆いているばかりの選択はしたくない。 私は私の中の愛情を信じている。 私は悲しませるだけの選択をしたのではない。 愛しているから、誠実でありたいから、敢えて選んだのだ。 私の中の私に忠実に生きているだけだ。 ようやく、私が得られた幸せがなんだったのか、実りがなんだったのか わかったような気がする。                                             スマル 01171/01178 GBG02755 スマル 人を好きになるってこと ( 6) 93/06/26 11:07 コメント数:1 そう、突然、自分の意識に入って来るひとがいる。 どうしても気になって、知りたくて、 そして、そばにいたいって思う。 ふと、恋しているって気づく。 その思いはさまざまな幻想、妄想を自分の中に生んで行く。 そして、その思いが内圧となって吐き出すだけになる。 現実にそれを叶えたいと、表現、行動する。 幻想が、壊れる。それは一部分かもしれないし、すべてかもしれない。 現実を知ると言うことだから。 悲しい。何もかも諦めようとする。そうその幻想の壊れる辛さから、逃げようと するから。でも、どうしても離したくない思いが残る。 どうしても・・・・ 幻想が満たされなくても良い。 そこに自分が勝手に思い描いたものがなくてもいい。 ただ、そのひとを感じていたい。 見ていたい、聞いていたい、気配だけでもいい、感じたい。 いや、そのひとがいなくてもいい、この心にいてさえくれれば。 好きである、そう感じているだけで、何か幸せが満ちて来る。 そう思う瞬間がある。 もうだめだ、好きであると言う気持ちさえ維持するのも辛い。 限界・・・・ そう思いながらも、自分の中から消えることない思い。 現実に直面する限界もある、自分の心に感じる限界もある。 それでも、それを越えたいと思う。越えられると思いたい。 そう思うとき、 自分の中に力が溢れ、生きているって感じる。 どんな努力も出来るって思う。 そして、自分が自分に思い描いていた、理想、限界の壁が壊れ、 新しい自分と出会う。 それが、愛の力。 人を好きになるってことのすばらしさ。               きゃはは、恋の達人になれた??>>スマル                   頑張れよ>>ソニック                    01172/01178 HGE03563 ソニック RE:人を好きになるってこと ( 6) 93/06/26 15:29 01171へのコメント そう感じること、よくあるある〜〜っ!(^_^) 01173/01178 JBH02324 なえ ウソ Ver 3 ( 6) 93/06/26 21:26 「ようこそ最後の目撃者。」黒塗りの大きいソファーに身体ごと沈めた男が、振 り向きもせずに唐突にしゃべり始めた。「これで、やっとまた長い闇に紛れる事 が出来ますよ。おかげで随分楽しませて頂きました。お礼を言いたい位ですよ。」 俺は、突然連れて来られて動揺の色を隠せなかった。「一体あんた達は、何者な んだ。」「それを聞いてどうする積もりですかねぇ。」物腰は柔らかいが、言い 方に毒のある人を殺す事を何とも思わない声だ。「俺はもう2人も失った。原因 は一体何なんだ。」「おや、解っているのではないですか??。」「・・。」そ の言葉に何も言えなくなってしまった。ここが何処かは問題では無い。しかもこ いつ俺達の事を全部調べ上げているに違いない。抵抗はするだけ無駄と言う事か ・・。「ほほ・・観念した様ですねぇ。ま、あまり詮索をしなければこんな事に はならなかったでしょうに。お気の毒さま。」俺はムッとした。こいつが黒幕か どうかはどうでも良い、だが、死んだあいつらは何て言うか・・。思わず拳を握 りしめる。額から汗が流れて落ちた。一瞬、俺は後ろ手に縛られたままで、奴の 背後に飛びかかった。どすっ!!鈍い音がして男と俺はソファーからもつれる様 にころげ落ちた。不意を突かれて回りの男達も一瞬だじろいた。まさか縛ったま ま、体当たりをするとは思わなかったのだろう。その隙にソファーの足の部分に ある尖った金属の先端に縛った紐を思いっきり引っかけた。ジャリッ!鈍い音が して、紐は難なく切れてしまった。すぐさま俺は男の首をその紐で締め上げた。 「ぐふっ。」男は不意を突かれ身動きが出来ないまま、あっさりと捕らわれてし まった。「こんな事をして只では済みませんよ。」苦しそうにあえぎながら男は 呟いた。「本当の事を言うんだ。一体お前ら何者だ。それに一体キーは何の意味 が有ると言うんだ。」「ぐうう、お前は本当にあの事を知らずに探していたのか ね。・・お笑い草だよ。」「何?」「知っているだろう。あのキーは3個揃わな いとダメなのを。富士の氷穴には、この日本が始ったその時から、密かに守られ て来た神器がある。現存している神社のご神体は単に飾り物だ。ぐふ・・今の政 治を動かしているのは、本当に政治家だと思っているだろうが、実は財界の歴代 のキーの継承者なんだよ。お互い、切っても切れない関係にあるのだからねぇ。 君だって政治に関わる記者なら、それ位の常識は持っているだろう?。財界あっ ての政治じゃないか。だが、一般にそれが知られてはマズイだろう?。あくまで も政治は政治家に依って為されている事を世間は信じないとねぇ。ぐふっ・・。 だが、それ以上にキーは、ある意味を持っている。それは、・・ぐうう。」「そ れは何だ。」「キーの継承権を持つ者は末の娘と限られている。長男世襲はカム フラージュに過ぎない。経済を立てる意味でも別な者がやっている方が都合が良 いからねぇ・。その娘達は、特別な能力が継承されるのだ。」「え?。」「結婚 出来ないのだよ。彼女達は。それはすなわち生けにえにも近い・・。ぐふ・・。 もう解るだろう??。」「では・・。あれは・・。彼女達は・・。」「そうだよ、 お察しの通り、一生を神に捧げて生きる今の言葉でいうなら霊能者だろうかねぇ。 ぐぅ・・。」「何故そんな事が。」「呆れたね。それでも解らない奴とは・・。」 「なにぃ!!。」「ぐふ・・。神のお告げがどんな物か聞いた事があるかね?。。 彼女らは神と直接交信出来るんだよ。」「・・・。」俺は言葉を失った。この現 代に神だの、交信だのと・・・。「訳の解らん事を・・。」「かつて・・、お前 の様に探りを入れた奴が居たな、確か、お前と同じ社の奴だった・・。あいつも 始末した。だがどうして、この事を知ったのだ・・。」「俺は偶然ある資料で知っ た。」「そうか・・。証拠は全部処分したはずだったが・・。やはりそうだった か。ごほっ!」「歴代の継承に必要なのは何だ。」「それは血だよ。血族なんだ よ。だからこそ末娘に意味がある。常に兄弟の長男と末娘がセットなのだよ。」 「その血族のルーツは??」「ぐふ・・この日本を作ったという先祖からの血族 だ。別な言い方をするなら山嵜と言う。」 「・・。あのシオリに書かれていた言葉か・・。」俺はやっと全部の意味を知っ た。そして今、目の前にあのシオリが浮かび上がった。「日本の宝は3種の神器 であるが、あれは偽物の飾りである。本当はまだ誰も知らぬ密かな場所に閉ざさ れ、その扉はキーに依り守られている。すなわち「キー」は3種に分かれ、それ ぞれサンカ女末子継承の掟に依り富士で眠る」俺はあのうず高く積まれた資料の 山が一点の糸を手繰り寄せる様につながって行くのを感じていた。そうだったの だ。それはうすうす知っていた。一見政府の役人共が動かしているかのような政 界も、裏を返せば財界の黒幕が動かす闇の機構がある事を。だがそれが歳羽もい かぬ若い娘に依って動かされていたなんて・・。俺は自分の中で築いて来たあら ゆる物が脆く崩れて行く音を聞いていた。俺はそんな訳の解らない子娘の下で、 メシを喰って来たと言うのか・・。愕然とする俺の隙を突いて、するりと男が脇 から擦り抜けた。しまった。が、既に男は身構えて、手下達の後ろで痛めた首を 撫でていた。「どうやら私を本気にさせた様ですねぇ。」男はニヤリと笑うと、 後ずさりした。ゴトン。とっさに俺は倒したソファーを立てると身構えた。男達 は、部屋の出口まで下がると身構え、いっせいに銃口を俺に向け発射した。必死 でソファーを支えながら俺は気が遠くなるのを感じていた。「もうだめだ・・・ ・・。」 01174/01178 JBH02324 なえ ウソ Ver 4 ( 6) 93/06/26 21:53 俺は真っ白の空間に漂っていた。「死んだのか・・オレは・・。」もやもやした 雲の様な中を流されるままに流れ、いつか見た事のある様な景色が、ぼんやりと 目の前に開けていった。ドスッ!!鈍い音と共に石の様に堅い床に、叩きつけら れた。「・・ぐっ!!」背中に鋭い傷みが走り俺は思わず顔を歪めた。と同時に 辺りが突然明るくなり奇妙な場所にいる事に気づいた。「・・ここは・・・・。」 「大丈夫ですか?。」それは女の声だった。俺は一瞬何が起こったのか解らない でいた。やっと目を凝らして見ると辺りが白いもやで包まれた部屋にいるのが解 った。「もっと早く助けたかったのですけど、あの方達が乱暴で、あ、貴方も乱 暴でしたから、なかなか呼べないでいたのです。」「??何を訳の解らん事を・ ・。」俺はその言葉の意味を計りかねて迷った。「ここは何処だ??。」「ここ は富士の氷穴です。」「何??今何って言った・・。氷穴だって??そんな馬鹿 な・・・。俺はさっきまで東京のど真ん中にいたんだぞ、それがいつ、どうして こんな場所にいなくちゃならんのだ。」辺りを見回した。そこは扉も窓も無い、 それでいて、何処に光源があるのかさえ解らない、妙に明るい部屋だ。第一氷穴 ならもっと寒い筈だ。それなのにここは春の様に暖かい。「お前は何処にいる。」 「わたしは東京にいます。だから声だけしか届かない。でも貴方がそこに居るの は良く解ります。」俺は混乱した。まるでマンガの世界じゃないか。笑わせるぜ 何処にそんな「ばかげた」話しがあるか。「へっへ・・どうやら俺は死んで天国 にでも居るんだろうよ。」吐き捨てる様に言った。「違います。私が貴方を東京 からその場所に運んだのです。でも少し疲れました。自分で移動するのは、さほ ど疲れないけれど、他の方を運んだのは始めてでしたから・・。」俺は益々混乱 しパニックに陥った。「一体どうしようって言うんだ。ここで餓死でもさせようっ てのか??。」「いいえ。しばらく待って下さい。わたしももうすぐ参りますか ら・・。」それを最後に、もう彼女の声は聞こえなくなってしまった。 どの位時間が経っただろう。さっきから事の成り行きを必死で説明しようと考え あぐねていた。その時、突然目の前に白い光が現れると、同時に一人の女が現れ た。「・・・お・・・お前は・・。」それは確か何処かで見た事がある顔をして いた。何処でだったか思い出せない・・。だが女は、そんな事はお構い無しに、 にっこりと微笑んだ。「お久しぶりですわね。」俺はきょとんとした。「・・以 前に逢った事は有る様な気もするが・・。」「お忘れになったのも無理はありま せんわね。私は二井ナミです。」そうか。そうだ。あの財界のパーティだ。後継 者を決めたあの二井財閥の彼女か・・。キーの・・。突然俺はむらむらと沸き上 がる怒りを押さえ切れなくなった。「お・・お前のせいで、俺は・・俺は・・。」 こみ上げる怒りに任せて彼女を押し倒した。彼女はされるままにその場に崩れ落 ちた。「許されない事は解っています。どうぞ思う様になさって下さい。」彼女 は淡々と話すとそっと目を伏せて横たわった。怒りでぶるぶる震える拳を握り締 め彼女の頬に向かって降り下ろした。・・・・だが拳は彼女の頬に触れもせず、 床を思いきり叩き付けた。ガッと音がして握った拳から血が滲んだ。「くっそぉ! 」どうしようもなく自分が腹立たしく惨めで、俺は乾いた唇を噛みながら溢れる 涙を止める事が出来なかった。「一体・・一体どうしてあいつらと一緒に死なせ てくれなかった。どうして助けたりしたんだ。」喉を絞る様な声で嗚咽した。彼 女は起きあがると、ゆっくりとした仕草で俺を見た。「私は御覧の通りキーの継 承者です。そして霊能者でもあるのです。私には生涯夫を取る事は出来ません。 それが宿命・・。運命だと小さな頃から教えられて来ましたから。でも、私・・ 貴方に逢ってしまった。あのパーティで貴方にお会いした時、私は同時にキーを 継承したのです。でも、ダメなんです。継承権を持つ者は恋愛さえタブーなんで す。誰かを愛すると同時に継承権も霊能力も失う定めなんです。。だけど・・私 ・・もう自分を胡麻かし切れない。だから貴方を助けました。最後のチャンスな んです。御願い、私を助けて下さい。」彼女の目から涙がこぼれて落ちた。俺は ハッとした。そうだ。3年も前なのに、それはまるで昨日の様な気がする。あの 時の気まずい気持ちを、後味の悪かった事を今、鮮明に思い出していた。俺は自 分の気持ちを今になって思い知らされ鰐然とした。あの日あれ程気になったのは、 そういう事なのか・・・。だが彼女は苦悩の色を隠しもせず話し続ける「私が、 あのシオリを密かに貴方に見える位置に置きました。何とか私を、私のこの運命 を知って欲しくて・・。でも、私がした事は貴方の大切な方達を失わせてしまっ た。許せる筈がありませんわね。・・・・・でも、私・・・あの日から、ずっと 貴方を見続けて来ました。いつも・・・。」俺は憎しみと戸惑いで、自分の気持 ちを持て余し何と言って良いのか解らなかった。長く気まずい無言の時間が流れ た。「どうしようって・・言うんだ。」やっとの思いでそれだけを言うと俺は彼 女を見据えた。 突然彼女はびくっと身体を震わせると振り返った。と同時に声が響いた。「ナミ !!。」「ナミ、何て事をしたのよ。」俺は彼女の驚いた表情に事の重大さを、 始めて知った。「そうか・・。ここは本当に富士の氷穴なんだ。しかも、ここは 普通の人間には入れない特別な場所なのか・・。」瞬間、自分がとんでもない場 所に居る現実に血の気が引いていくのを感じていた。 01175/01178 JBH02324 なえ ウソ Ver 5 ( 6) 93/06/26 21:54 「そこは私達だけが入る事を許された聖域なのに、男の人を入れるなんて。」「 あの方が知ったら、どんな事になるか・・。」するとその声と共に眩しく光が輝 いたと同時に二人の女が現れた。「アキ・・。ミヤ・・。」彼女が呟く。だが二 人の表情には、明らかにこの場所で不釣り合いな俺に迷惑な顔がありありと見え た。「私・・どんな事でもどんな裁きでも受けます。でも、この方は無関係です。 無理に私が入れたのです。」「そんな事は始めから解ってるわナミ。」「そうよ、 それより東京は大騒ぎだわ。この男が突然消えたから、パパの手下達がこっちに 向かってるそうよ。ナミが彼をここに隠したのはみんな気づいてるもの。」「そ うだわね。この問題はもう二井だけの事では済まないわ。これまでずっと世間に 知られない様に隠して来たのに、失敗してしまったのだもの。この記者さんを殺 すまで諦めないわね。」「私・・わたしもう駄目なの。長い間ずっと我慢して来 たけど、もう押さえきれない。キーの継承権が無くなるのも覚悟しています。二 井の血族が途切れてしまうかもしれなくても・・。」「ナミ・・。貴方って・・ ・・。」二人は顔を見合わせると仕方無くその場に座った。「その新聞記者の事 をナミが気にしているのはうすうす知ってはいたけど、それ程だなんて思わなか ったわ。」「そうね。私には解らないわ、ナミの気持ちは・・。」「仕方無いわ ね。こうなったら、これから二井の正当な継承者を選ぶ儀式をしましょ。それし か残る方法がなさそうだからね。」「そうね。いくらナミでも、恋愛しちゃった らもう後戻りは出来ないしね。」二人はうなずくとナミを促した。ナミは静かに 立ち上がると俺の腕を握り部屋の端へ誘った。「ここが外に通じる扉のある場所 です。ここで待っていて下さい。」ナミは俺の目を優しく見つめると決心したよ うにうなずいた。が、そのナミの目を見た俺はぎょっとした。目の色が違う。そ れも左右のどちらもが。青と灰色に輝いている。良く見ると残る二人もその様だ った。普段は解らない様に隠しているのか・・。俺は不思議な目に改めて彼女達 の特別なモノを感じていた。だがすぐにナミは振り返ると二人に従った。俺は今 ナミの瞳に堅い意志の様な物を感じて迷っていた。ナミは俺を命をかけて愛そう としたのだ。それはただの恋愛ごっこじゃ無い。いつか彼女のひたむきさに大き く心を動かされていた。仲間を殺され、死の間際まで追い込まれ探し続けていた それは一体何だったのか・・。いつかナミの純粋な気持ちに不思議な安堵感を感 じ、不思議と優しい気持ちになっていた。 彼女達は部屋の中央に手を繋いで座った。と同時に天井から一筋の光が降りて来 た。三人は繋いだまま手を差し出して光を受けた。瞬間まばゆい光の洪水が起こ り、途端に俺はガクンと身体を壁に押しつけられた。瞬く内に光は三人の身体を 包み込みグルグルと渦を巻いて輝いた。三人の顔が光の隙から微かに見えるそれ はまるで何処かの神社で奉られている観音か菩薩の様に神々しく輝いていた。そ の時俺ははっきりと知った。キーは実は彼女達そのものなのだ。キーの継承とは、 その能力の開花に他らならない。次の瞬間、頭の中にゴォッという音と共に声が 響き渡った。「キーの継承者よ、一人はその意味を無くしている。次の者を新た な意味とする様に。二井カナ。」「はい。異母妹のカナを。」それはナミの意識 なのだ。同時にナミの意識と俺の意識は同調し、ナミの頭で浮かんだビジョンが 見えた。カナは腹違いの妹として、ナミと一緒に住んでいる。血が薄いとは言え、 やはりキーの継承権をもつ者なのだ。だがその血の薄さにナミは恐れを抱いてい た。が、彼女達が「あの方」と呼ぶ存在は敢えてそれを許したようだ。ナミの顔 に安堵の色が見えた。だがその時、突然その光の洪水に巻き込まれたかと思うと 真っ暗な世界に投げ出された。「うわああ・・。」気が遠くなりながらいつか俺 はナミの事を思っていた。 気が付くと俺はうす暗い洞窟に倒れ掛かっていた。おまけに異常な寒さで、身体 がガチガチ震える。このままでは凍死してしまう。立ち上がると手を延ばし壁を 探った。と、手に柔らかい物が触れギクッとした。それはナミの身体だった。同 じように寒さで震えしかも意識が無い様だ。俺は彼女を支えると歩き始めた。ほ の暗い洞窟だが微かに光が漏れて道だけが僅かに見える。荒く白い息を吐きなが ら、二人光の射す方に進んだ。「・ぅ・。」俺の肩ごしに微かにナミの吐く息が 聞こえた。俺はその場所にナミを下ろした。「ナミ・・。」身体をブルッと震わ せてナミはゆっくりと気が付いた。が、次の瞬間顔を歪めて叫んだ。「目が・・。 見えない・・。」俺はナミの顔をのぞき込んだ。その顔は大きく腫れ上がり、目 の回りがどす黒くただれ、目は光を失っていた。「何でこんな・・。」「・・・ ・そうね、仕方が無いわ。掟を破ったんだもの。」ため息をつくと、彼女は俺の 方に手を差し出した。「御願い、貴方だけは助かって欲しいの。私をこの場所に 置いて一人で外に・・・。」「ばかな。」「いいえ。当然の報いです。私のした 事は許される事ではありません。御願いだから、もうここでお別れしましょ。」 見えない目から光る涙がこぼれて落ちる。俺は思わずナミを抱きしめた。「いい から黙って俺の言う通りにしてろ。俺は絶対逃げてやる。お前も同じ掟破りだ。 あいつらに捕まって殺されるんじゃないのか?。」「・・。」ナミは何も言わず うなずいた。しかし、奴らに捕まる前にこの寒さを何とかしないと本当に凍死し てしまう。俺は彼女を抱えると立ち上がった。何とか出口までたどり着きたい。 外に出れば何とかなるだろう。身体中の力を振り絞り歩いた。氷穴の場所の通り 回りは氷で覆われ、つららが幾筋も垂れ下がっている。吐く息がだんだん荒くな り、とうとうナミはがっくりと膝を落とした。「もう・・だめ。御願い・・。」 「ばかやろう。」俺はナミの身体ごと支えて更に歩いた。長い氷のトンネルは、 このまま永久に伸びている様な錯覚を持たせる。自分に幾度も鞭打って更に前を 目指した。 01176/01178 JBH02324 なえ ウソ Ver 6 ( 6) 93/06/26 21:56 歩き始めて一体どれ位過ぎただろう。もう俺の足の感覚さえ解らない。前に進ん でいるのか後戻りをしているのかすら解らない。ただ惰性の様に足を前に出して いるだけだった。彼女はまるで歩く気力を失い、ただ引きずられる様にして動い ている。やがてトンネルからひときわ大きいドームに出た。太陽の光が一番高い 場所から差し込んでくる。俺は寒さも忘れて見つめた。まるで別世界の様な光景 だった。長いつららのそれぞれに光が反射して輝いている。俺は彼女をゆっくり 下ろすと、その場に座った。もうくたくたに疲れてこれ以上歩けそうにも無い。 つららの幹にすがる様にもたれるとため息をついた。「ここは・・。」ナミが荒 い息を吐きながら聞いた。彼女も相当疲れている様だった。「解らないが大きい ドームだ。天井部分がとても高い。」「ではここがあの方の来られた場所なんだ わ。」「え??あの方ってあいつの事か??」「ええ。このドームだと思います。 一番上に小さい穴があるでしょう?あれが外に通じる一番近い道です。あの方は そこからロープを下ろして降りて来たのです。でもすぐに見つかってしまって、 私にはどうしてあげる事も出来ませんでした。あ、でも、私その時、あの方が持 って来られた物をそのつららの陰に置きました。いつか誰かが見つける日が来る かも知れないからと・・。」「何だ、それは。」「小さなペンダントだったと思 います。大きい物だとすぐ見つかりますから、なるだけ目だたない物を隠しまし た。」俺は立ち上がりつららを丹念に調べた。光が射してつららが光る。どれも が宝石の様に光を反射していて異様に眩しい。やがて俺はひときわ大きいつらら の裏側で小さな黒い物を見つけた。手を延ばすとそれを掴んだ。見覚えのある黒 いロケット。確かにあいつの物だ。俺はぐっと握りしめた。だが今はもうナミを 憎む気持ちは遠に消えている。彼女もまた黒い陰謀の被害者に過ぎない。知らな かったとは言え、俺がパーティに探りを入れたばかりにこうなってしまった。誰 が悪いとか、もうどうでも良い様な投げ出したい気分だった。「いや、もう良い んだ。あんたが悪いんじゃ無い。」俺はナミを見た。ナミは俺を見えない目で一 生懸命追いかけ手を延ばした。「・・・わたし・・わたし・・。」俺は彼女を抱 きしめた。「いいんだ。もういいんだ。」「・・。」 その時、天井から声が響いた。奴らがもうここにやってきたに違いない。縄梯子 が投げ下ろされ、話し声が聞こえる。俺は彼女を抱き抱えるとつららの裏に身を 潜めた。「黙って・・。やつらが来る。隙を見て外に出よう。」「・・。」彼女 は何も言わずうなずいた。やがて男が数人梯子を伝って降りてきた。「おい、奴 らはどこかにいる筈だ。ここから奥に進んで探そう。」男は5人、しかも銃を持 っているらしい。だが氷の眩しさにどうやら二人の事は見えない様だ。男達は身 構えながら暗いトンネルに入って行った。そっとつららから出ると、梯子に手を 架けた。彼女を引き寄せるとその手に梯子を持たせて登るようにささやいた。だ が彼女は思ったより衰弱していて登る事が出来ない。仕方無く辺りを見回すと、 都合良く梯子の先に短いロープが絡んだのを見つけた。俺は自分と彼女をそのロ ープで縛った。「我慢しろよ。」最後の力を振り絞り、縄梯子を登る。やがて、 目の前に出口が見えて、ドッと暑い空気が流れて来た。やっと登りきると梯子を 手繰り上げた。「これでしばらく時間が稼げる。」やがて外に通じるトンネルを 通って俺達はやっと外に出た。だが、そこには見張りらしい男が2人立って、辺 りをうろついている。「くそぉ・・。」氷穴には戻れない。だがこの2人をどう にかしないと助からない。彼女の衰弱も激しい。俺は意を決して、彼女を下ろす と氷穴を抜け2人の後側の草むらにそっと近づいた。都合良く手ごろな石を見つ け握り絞めた。ひょいと石を投げると音がして、男達はその方を振り返った。俺 は思いっきり一人に飛びかかった。ドサッともつれる様に二人は倒れた。その音 に気が付いてもう一人の男が銃を構えた。バシュッ・・。消音の鈍い音がして、 俺はハッとした。弾は運良く右の肩をかすっていった。男はもう一度構えると再 び発射した。俺は銃口に向けて男の身体を思いっきり捻った。「ごふっ・・。」 瞬間弾は男の腹に命中し、だらりと崩れ落ちた。すぐさまその身体から銃を探し 男の方を見た。バシュッ。だが今度は弾が俺の腕を貫通し、激痛が走った。これ までか・・。痺れる腕を握ると手の間からドッと血が吹き出した。崩れ落ちる様 に沈む身体を必死で起こしながら、俺は男が近づいてくるのをじっと見た。うす 笑いを浮かべながら、男は銃口をこちらに向けゆっくりと指を曲げた。だが、そ の瞬間、男の身体は大きく弾かれる様によろけた。ナミだ。彼女が男に体当たり をして突き飛ばしたのだ。ハッとして俺は手の中の銃を男に向け力一杯握り絞め た。バシュッ・・。鈍い音と共に男は崩れ落ちた。と同時に俺の手から銃が落ち た。「ナミ・・。」急いで駆け寄ると倒れたナミを助け起こした。「良く解った な。」「・・・ええ。目は見えないし、もう能力は殆ど無い筈なのに一瞬だけ感 じたの。あの男の人が貴方に銃を向けているのが・・。」荒い息の下でナミは笑っ て見せた。そうしてそっと俺の腕に手を触れた。が、その手に腕の流れる血を感 じて瞬間ビクッとした。「これは・・。」「いや。大丈夫だ。心配無い。」「で も・・。」「待って・・。でも・・出来るかどうか。駄目かも知れないけれど、 私の最後の力です。」そう言うとナミはその手を俺の傷口にあてた。その途端手 は輝いて同時にあれ程吹き出していた血はみるみる止まってしまった。しかも、 痺れ激痛に顔を歪めていたのだが嘘の様に治まっていく。これが霊能力というも のなのか・・。その不思議な力に唖然とするばかりだった。 01177/01178 JBH02324 なえ ウソ Ver 7.END ( 6) 93/06/26 21:57 コメント数:1 俺は今民宿をやってる。妻のナミは目が見えないが良くやってくれる。そうだ、 今年の秋には子供が産まれるんだ。幸せってのはこういうのを言うのだな。まあ 田舎だし、お客は知れてるがそれで良い。のんびり野菜を作り、食うだけは、何 とか賄っていける。俺はもう都会には戻らない記者も止めた。悔いも無い。あの 日、やっとの思いで氷穴を抜け出し、あいつらから逃げた後、偶然この民宿で世 話になった。所がその年老いた主人が昔出て行った息子と間違えて、もう、帰っ て来たと思い込んでしまった。どうせ行き場の無い俺達はその主人に甘えてしま った。やがて俺達は結婚し、こうして暮らしていける様になった。だが、それも まるで昨日の様だ。おまけにもう逃げる事は要らない。第一死んじまった事になっ ているらしいからな。あの二人が、そう例のキーを持つ二人が、その頃樹海で行 き倒れになったカップルを俺達の変わり身にすげ変えてくれたのだ。きっとナミ に最後のチャンスをくれたんだろう。だから俺達も二度とあの話しはしないし、 公表もしない。そう決めた。興味が無くなったと言えば嘘になるかも知れないが、 あの純真な彼女達がしている事だ。まんざら悪いばかりでは無い様な気もしてく る。 本当に悪いと言えばその回りで動いている財界の奴らだ、が、もう余りに大きく てとても手が出せる相手じゃない。それに、もう終わった事だ。そう思う事にし た。俺は奴らに負けたのか・・。いや、負けたとは思いたくは無い。いつか、ま た、あの不思議な部屋に行く事があるだろうか。もしあるとしたら、その時こそ、 俺は、もう一度チャンスを与えられたと思い、挑むだろう。それまで、ここで静 かに暮らして行くさ。あの話しはウソなのさ。そう言う事にしてな。 01178/01178 JBH00742 炎 RE:ウソ Ver 7.END ( 6) 93/06/26 23:19 01177へのコメント  ・なえさんへ  小説面白く読ませて頂きました。  ところでどうしてこの小説を書き始めたのですか。  私は今月の初旬に小旅行をしました。  それは三種の神器を求めてのものだったのです。  実際に某所(3箇所)へ行ってきました。  何とその時に私が岡山から持参した唯一の小道具が  “2枚のシオリ”だったのです。  (その2枚のシオリは全く同じものでした。)  シオリにはある植物が書かれてありましたが  どなたかにご迷惑がかかるといけないので  今回は公表を控えさせて頂きます。  な〜んて、これは全くの“ウソ”で  事実とは異なりま、せ…。  やはり「鍵」は回さないと開かないのかも知れませんね。                             炎 - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/06/26 - 00441/00442 GBA01276 しまうま またまた(其の五) ( 7) 93/06/26 16:28  自ら苦難に直面する、なんていうと悲壮感がただよってしまいがちだ。しかしど うだろう。むりやり押し付けられるのと、自分から進んで立ち向かうのと、どっち が幸せだろうか? または見たくないことから目を背け、見られたくないことを隠 して偽りの幸福感と自己慰労に肩までひたっているのとどっちが生きているといえ るだろう?  僕は本当の幸せをみんなで味わいたいし、生きて死にたい(生まれて死ぬのでは なく)。  悲壮感がただよってきたな、と気づいたら、モトから絶つべきだ。僕の場合、自 己憐憫と自尊心からただよっていることが多い。あと選民意識とか。原因がわかっ たら、そういう意識に憑かれている自分をハタから見てみる。  自分をハタから見るというのは、欲望に憑かれているときにも有効だ。例えば性 欲を持て余しているなら、性欲にもてあそばれている自分を隣人の目で見てみる。 自分の隣にいるやつ(すなわちホントの「自分」)の心が不健全な妄想でグツグツ 煮えているのを想像してみる(ちょっとややこしいが)。あるいはものすごい不幸 に落ち込んで自らを憐れんでいることを「隣人である自分」が知っているのだと仮 定してみる(うう、自分でもよくわからなくなってきた)。  するとある瞬間、そんなものに憑かれている「自分」がなんだかとっても馬鹿げ て見えてくる。苦笑いしている自分に気づく。そうなればしめたもので、さっきま で重く背負っていたモノが嘘のように軽く感じたりする。あるいはすごく大切に思 えていたものが簡単に捨てられてたりもする(本当に大切なものまで捨ててしまわ ないようにしっかり吟味しなくちゃならないけど)。         しまうま 00442/00442 JBH00742 炎 神の道とは・・・ ( 7) 93/06/26 23:52       * 師と弟子 *    師に仕えるとは    たとえ師が間違っていても    師について行くという事であり    師が「死ね」と言えば自害するが如し。    師に仕えるとは    己の力が弱く不足している事を知りながらも    師のために働き師を慕う事。    これ眷族が神を守るが如し。                          炎 - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 93/06/26 - 00407/00410 GGA02514 KAZE シュタイナー●霊的諸存在の人間への働きかけ (13) 93/06/26 03:03 先日来、まだ翻訳されてないけれども、 宇宙進化の問題などについて非常に興味深い内容が盛られている シュタイナーの著作のいくつかを読みはじめています。 そこで、その翻訳した部分を、これから断続的にそれを紹介していきたいと思います。 ただし、なにぶんドイツ語力の拙さから、意味がつかみにくい表現や 誤訳なども多々あろうかと思いますので、 そのあたりは暖かい目で身守ってやってくださいね。 では、その最初のものとして、 ■ルドルフ・シュタイナー「霊的諸存在の人間への働きかけ」 (1908年1月6日から6月11日の間にベルリンで行われた13回の講演) の主な内容をピックアップして、講義別に紹介してみたいと思います。 なお、いずれはすべて訳してみたいとは思っていますが、 まずは興味深い講義から順に少しずつ訳していくことにします。 で、今のところ訳したのが「第二講」ですので、 次回からまずはそれを紹介していくことにします。 ●第一講 1908年1月6日、ベルリン 霊的諸存在の我々の存在への働きかけ。アストラル場及びデヴァチャンの諸存在。 動物、植物、及び鉱物の集合魂。月、火星、金星の善なる諸存在と悪なる諸存在。 創造的な土星存在と荒々しい土星存在。こうしたエレメンタルな本質の地球と人へ のさまざまな作用の仕方。他の惑星の諸存在の体としての乳び(Chylus)、リンパ液、 血液。感覚器官(嗅覚、芳香)を通した土星霊の働き。肺と肝臓の対比。プロメテ ウス伝説。 ●第二講 1908年1月27日 宇宙的発展段階としての惑星存在、太陽存在、黄道十二宮存在。<時間>と<持続>。 我々の惑星状態の曙としての土星。黄道十二宮の<供犠>としてのその発生。黄道 十二宮の上昇する力と下降する力。人間及び高次の諸存在の七つに本質部分。受け 取る存在としての人間と創造する存在としての高次の存在。人間の自我の発展のた めの<天秤座>の意味。<神秘の小羊>としてのキリストと人間。黄道十二宮にお けるその関係。 ●第三講 1908年2月15日 カント−ラプラス理論と神智学。霊的諸存在の行為としての地球の以前の受肉。さ らにやって来た諸存在と残っている諸存在。動物界の起源。霊的諸存在の居住場所 としての天王星、土星、木星といった惑星と太陽との分離。火星の通過と鉄。月の 分離とその太陽霊イェホヴァとの結合。人間の教師としての金星及び水星の諸存在。 火星の感受魂への働きと水星の悟性魂への働き、そして木星の意識魂への働き。 ●第四講 1908年2月29日 以前の土星の熱エレメント。土星上の人間の肉体の最初の性質を造形した形の霊た ち。クロノスとガイアの神話。形の霊たちは太陽ではエーテル体を、月ではアスト ラル体を捧げ、そしてそれによって人間のエーテル体とアストラル体の最初の性質 を生み出す。地球で自我がそそぎ込まれたのはレムリアの時代。自我はアトランテ ィスの時代を通じて、人間のアストラル体、エーテル体、肉体を把捉し、感受魂、 悟性魂、意識魂、霊我、生命霊を生み出した。ゴルゴタの秘儀。 ●第五講 1908年3月16日 土星、太陽、月、地球の世界の進化。地球進化の始まりにおける初期の状態の繰り 返し。動物、植物、鉱物の前に生み出されたものとしての人間。熱有機体としての 地球。キュクロープス(一眼巨人)−熱器官。光と空気の発生。空気のシステムと神 経の本質。天体の音楽に合った音色での水の形成。<物質のダンス>による蛋白質 の形成。細胞について。太陽の分離による感覚の開示。生命の熱と鉱物の熱。思い によって、最初にそこにあった言葉にって、固体(灰)を有機体へ組み込むこと。 ●第六講 1908年3月24日 進化状態の繰り返しの際の一時的な逆戻り。進化に従った、さまざまなシステム (血液、神経、腺、感覚のシステム)の改造。古い月の意識とは対照的な地球にお ける個性的な意識。ゲルマン人の気質(血の復讐)及びユダヤ人の気質(血による 集団魂、世代を通じた記憶)におけるその月の意識の反響。古い月の集団魂意識。 叡智の惑星としての月、愛の惑星としての地球。未来の惑星、木星。叡智の霊たち と愛の霊たちの対比。受肉を通した人間の<個性Individualitaet>と<人格 Persoenlichkeit>の形成におけるその協同作用。叡智の霊の動きの霊への上昇。 太陽霊、<神秘の小羊>、<地球の偉大なる供犠>としてのキリスト。叡智の霊と 形態の主であるイェホヴァとの間にある人間の体、そのキリスト−存在を通した均 衡。<肉の復活>としての、人間の体の純化と霊化。残留した霊たちの刻印として の自由。木星上の信仰およびキリスト教の心としての霊の共同体。後アトランティ ス文化期の描写。旧約聖書と新約聖書における太初の我々の世界。人間の宗教とし てのキリスト教。 ●第七講 1908年4月13日 ウルフィラ司教の銀の古写本。ジークフリートとキリスト−存在。リヒャルト・ワ ーグナーのパルシファル。今日の人間とアトランティス人の意識。アトランティス 人と今日の人間のエーテル体と肉体の関係。古代の秘儀伝授。宗教の本質。現代人 のためのエーテル体の新たな弛緩とその後。(Ebbinghausの)心理学の本について。 太古の古い記憶の再獲得及び未来のすべての預言のためのひな型としてのキリスト。 クリスマスと復活祭の統合。霊界を意識しない結果として起こる神経衰弱。未来の キリスト−理念。 ●第八講 1908年4月20日 人間の上位にある霊的ヒエラルキー。天使の本質。地上の生を繰り返すことを通じ た個々の人間の守護霊としての使命。地上天使の本質。民族霊としてのその働きと 他の使命のための働き。時代霊としての根源的な力と後アトランティス期及び個々 の人間の中でのその働き。ジョルダーノ・ブルーノ。この世界の不当な長としてで あるサタンと正当な長としてのイェホヴァ。能天使エクスシアイについて。それぞ れが自らその方向にその道を見いださなければならない人間性全体を導く者として のキリスト。 ●第九講 1908年5月13日 超感覚的世界(アトランティス)と追想の宗教(後アトランティス)の直接体験。 伝説と神話。ヨガの成立。先祖崇拝とそこから発生した宗教制度。ヴェーダの哲学、 ヘブライとエジプトの制度。ギリシャの宗教制度。ギリシャの建築術。ゴシック建 築。ロマン派の建築術。キリスト教。イエス・キリストの姿。現代科学の形骸化。 エーテル体の、過去、現在、未来の肉体との関係。霊的な死について。キリスト教 は、すべての宗教より偉大である。 ●第十講 1908年5月16日 神智学的認識の感情理解。高次の存在、人間、動物、エレメンタル存在の分類。グ ノームについて。グノーム、ウンディーネ、ジルフィー、サラマンダーにおけるエ レメンタル存在の分類。アヴェスタの神話。堕落の16の道。動物の集合魂の本質 について。エレメンタル存在、特にサラマンダーの本質と生成。猿の本質について。 今日の時代の退廃した様相と神智学の健全なあり方。 ●第十一講 1908年6月1日 動物の集合魂について。エレメンタル存在の成立。蜜蜂とジルフィー。今日の科学 とエレメンタル存在。全ての存在と全ての魂についての理論。集合魂の本質につい て。集合魂を有したものから個性あるものへの人間の進化。古い透視能力の時代と 族長時代の意識。ユダヤ教とキリスト教の意識の違い。convenueの寓話としての精 神科学的な記述。中世(都市の成立)における個性化のプロセス。数学的真理の普 遍的承認。これまでの人種の関係性とこれからの集合魂的性格。エレメンタル存在 (ウンディーネ、ジルフィー)について。騎士と馬、羊飼いと家畜との間のエレメ ンタル存在。神々と人間との違い。象徴的表現の本質について。 ●第十二講 1908年6月4日 エレメンタル存在について。さまざまな惑星上の動物、植物、鉱物の自我−魂。眠 りにある人間。肉体の4つのシステム:感覚器官、腺、神経、血液。 <物質的physische>と<鉱物的mineralisch>の違い。睡眠中におけるエーテル体 と肉体からの自我とアストラル体の分離。嘘(ファントム)、社会的不備(スペク トル)、思想的な強制(デーモン)によって、これらの存在の諸部分が切り離され ること。エーテル体を弛緩させそれを霊的、すなわち宗教的、芸術的な表象で満た すこと。リヒャルト・ワーグナー。意味深い建築家(H.v.Ferstel)の言葉。精霊降 臨祭。 ●第十三講 1908年6月11日 芸術における人間の霊的諸存在との結びつき。エーテル体との結びつきとしての建 築物(ギリシャの神殿)、高次の霊的諸存在のアストラル体との結びつきとしての 音楽。睡眠中における人間の諸力の調和と回復。空間における霊的諸力。ベックリ ンとその絵画<ピエタ(キリストを死体を抱くマリア像)>。ギリシャの神殿、エ ジプトのロマネスク建築物、ゴシック聖堂。エーテル体の芸術としての彫刻、感受 魂の芸術としての絵画、悟性魂の芸術としての音楽、意識魂の芸術としての詩文学。 ゲーテの<ファウスト>の例。音楽に関するリヒャルト・ワーグナーの見解。シェ イクスピアとベートーヴェンを結合しようとするその試み。第九交響曲。リヒャル ト・ワーグナーの芸術の目的の特性描写。未来の神智学的生にとっての芸術の意味。 駅などのような世俗建築の芸術的形態。我々の時代の霊的志向のひな型としての地 下納骨堂のキリスト。 00409/00410 GGA02514 KAZE 時空での音の秩序 (13) 93/06/26 15:25 先日放送されたNHKのナイトジャーナルで、 「再現・平安京の音世界/兼ねの音に隠された宇宙観は?」 という特集がありましたが、これがなかなか興味深いものでした。 平安の都にある鐘の音が、 中国の陰陽五行説に関係した時空の秩序に則っているというのです。 雅楽では音の高さを、「双調(そうじょう)」「黄鐘(おうしき)調」 「平調」「盤渉(ばんしき)調」などで表すのだそうですが、 それが方角や季節、色などとともに厳しく定められていたそうなのです。 参考までに、それをまとめておくことにしたいと思います。 おそらくこれは、シュタイナーの音楽論などとも、 密接に関ってくるように思われますし、 おそらくは孔子が厳しく定めていた「礼楽」というのは、 こうした時空の秩序をきちんと守ろうとするものでなかったのか、と推測されます。 ---------------------------- 「双調」   東 春 木 青 「黄鐘調」  南 夏 火 赤 「平調」 西 秋 金 白 「盤渉調」 北 冬 水 黒 ---------------------------- こうした音楽を軸とした宇宙論については、 今後も少しずつ紹介、考察を加えていくたいと思っています。 KAZEでした。 00410/00410 GGA02514 KAZE シュタイナー/霊的諸存在の働き/第二講/1回 (13) 93/06/26 15:25 さて、いよいよシュタイナー「霊的諸存在の人間への働きかけ」という 未訳の文献の翻訳紹介をしていこうと思っています。 内容的には、これまでにいろいろな翻訳などで紹介されている シュタイナーの宇宙進化論の内容をさらに突っ込んでいる部分がかなりあります。 基本的なテーマは、「キリスト」という「地球の偉大なる供儀」について 「叡智と愛」に関する宇宙進化論的考察を加えながら、 いまある我々の地球、そして人間がどういう宇宙的背景をもっているのか、 そしてそれにかかわるさまざまな「霊的諸存在」の働きが解明されていきます。 ま、シュタイナーの宇宙進化論についての考え方がよくわからないと、 ちょいと難解な部分もあるとは思いますが、 そのうちに参考になることもあるのではないかと思いますし、 現代日本に生きる私たちの基本テーマであると僕の考えている、 「叡智と愛」の問題や「霊性の解放」などのことについて考察する際には、 かなり注目に値する部分もたくさんあるものと思っています。 ということで、とりえずは、「第二講」から、気長にはじめていきますので、 よろしくお願いします。 ●ルドルフ・シュタイナー「霊的諸存在の人間への働きかけ」/第二講/第1回 ----------------------------------------------------------------------------  今日はさらに宇宙空間に足を伸ばすことになりますが、その場合、宇宙進化全体の 内なる歩みを明らかにし、同時にその宇宙進化全体の地球上での人間進化との関係を 明らかにしなければなりません。この世界には関係しないものは何もないのです。宇 宙におけるこうした複雑な諸関連を追求していくには、もちろん非常におびただしい 時間がかかりますから、少しずつではありますが宇宙の働きに親しんでいければと思 います。  前回の講義では、確かな存在がどのように他の宇宙実質に住んで、私たち自身の生 と関係をもっているのか、それがどのようにリンパ液と呼ばれているものや栄養液と 呼ばれているものに影響をもっていて、私たちがしばしば感覚を通じた知覚として取 り入れたり、そこから取り出したりするものにも影響をもっているのかを見てきまし た。そのことからすでに、霊がどのようにして宇宙空間を通して広くいたるところに 働いているのか推定されると思います。  今日はそのことを他の側面から観察してみたいと思いますが、そのために、まずこ れまでに幾度か指摘したことを思いだしてみたいと思います。つまり、「私たちの地 球は人間と同じようにみずからがさざままな受肉を体験してきたし、これからもさま ざまな受肉を経験するであろう」、ということです。  私たちの地球は3つの受肉を経ているのを概略として見ましたね。「現在の状態の すぐ前には、古い−−私たちの今見ているのではない−−<月>と呼ばれる受肉。そ れからさらに<太陽>と名づけてられているもうひとつの受肉。さらに遡って、<土 星>と名づけられている受肉。」私たちの地球は、これから<木星><金星><ヴル カン>へと変化していくことが予見されます。  それに伴って、私たちはこの地上での惑星の受肉を連綿と繰り返してきました。私 たちのこの地球の進化の諸段階について少し考えてみれば、そのことから、−−今日 の<太陽>というのとは対立しますが−−、そのまわりを一連の惑星が回っていると ころのオカルト科学で<太陽>と呼ばれているのが何であるのかを推定できるでしょ う。その上に、惑星存在<太陽>について語ったり、私たちの地球自身が初期の進化 状態において<太陽>であったということを言ったりするときには、一定の関係にお いて、今日の惑星系の中心店を形成している太陽は常に太陽でいるわけではなかった ということを言っているのです。それは、宇宙におけるいわゆる太陽の序列、太陽の 位階へと進んだのです。それはかつては諸実質及び諸力に関して私たちの地球の初期 にそうであったものと結びついていました。そこから今日すでに高次の進化の可能性 を持っている最良のものがある程度取り去られ、地球から切り離されて、私たちやゆ っくりとした進化に依っているある諸力を後に取り残すことになったのです。それは 高次の諸存在を携さえていき、この高次の諸存在とともに私たちの系の中心に身を置 いたのです。今日でも太陽の中にいる者は、二つの段階の前にひとつの惑星存在だけ を有していましたし、惑星存在から恒星存在へと進んでいます。そのことから、すべ てがどのように変化し、宇宙の中で進化しているのかががわかります。恒星は単に恒 星になっているのではなく、最初に低次の恒星存在の学校を体験しなければならなか ったのです。  そこであなたがたは当然次のように問うことができます。「さらにその先はどうな のか、そうした恒星はいつさらに進化するのか、いったいそのとき何が起こるのか。」 本当に恒星、太陽存在は恒星存在から上昇し、本当にその進化は宇宙の中で継続して いきます。いずれにせよ、私たちの地球の今後の進化になお少なからず目を向ければ、 その今後の進化をよりよく理解できるでしょう。  私たちの地球がその宇宙的な発展のために太陽から分離したのは真実です。太陽は いわばその道、疾走する進化の道を進んでいるのです。私たちの地球はその諸存在と ともに今日は他の歩みを行っています。しかし、今度の進化が完了し太陽存在への結 びつきがなされる機会が、今や離れた存在の中で与えられた後には、この諸存在と地 球全体はいつか先に進むでしょう。というのは、私たちの地球は再び太陽と合一する ことになるからです。地球はその進化の間自らを太陽から切り離したように、すでに 今日の段階で太陽と協力するようになるでしょう。しかしもう一度木星状態の間は抜 けでていなければなりません。地球存在は再び太陽から分離してこの木星状態を経験 しなければならないのです。それから再び結合し、金星状態の間は私たちの地球は太 陽と継続的に結合し、太陽の中に持続的に受け入れられます。ヴルカン状態の間、私 たちの地球は太陽の内部で自らが太陽になり、ある部分、常に太陽に留まっている本 質を、それも高次のものであるときには、自らはまったく獲得することはでいない存 在の部分を太陽進化に持ちきたらすでしょう。地球存在が現れ、それによって人間が、 目覚めと眠りの間を交替する日々の意識とともに進化してきたように進化しなければ なりませんでした。というのも、その存在は太陽からの分離と関係しているのです。 常に太陽の中に生きている本質は、昼と夜を有していません。明るい昼の意識と名づ けられているこうした感覚意識は、将来高次の状態において進化していくでしょうが、 それは肉体的な外的空間の経験を太陽進化に持ち来たらします。それによって太陽の 本質にまたなにかを与え、それをより豊かにします。こうした地球で獲得されたもの から、太陽で勝ちとられたものの代わりに増えていき成立するのがヴルカン存在です。 このヴルカン状態はすでに私たちの今日の太陽状態よりも高次の状態です。ヴルカン 進化において合一することのできるまで、こうして地球は進化し、こうして太陽はさ らに進化するのです。 (つづく) - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/06/26 - 00789/00790 JBH00712 桂 桂 サンカ異伝承 (その5) (14) 93/06/25 23:48  時代は赤穂浪士の時代へと飛ぶ。  赤穂浪士の討ち入り話は日本人なら知らないものがいないほど有名 なものだ。だがこれからする話は講談とも紙芝居とも違う。  さて肝心の浅野の殿様の話をする前に、実はこの討ち入りは真田幸 村と徳川家康の確執から話さなければならない。  真田幸村は藤原政権に楯突いたため信州の山の中に追放されてハン グリーな生活をおくらざるおうえなかった(赤の平氏系)。そこで徳 川家康がいくら天下取りのためといえども足利時代よりの銀本位制度 を固持する蜷川財閥の力をかりて、今の選挙並に西国大名を銀で買収 していたのが許せず、「おのれ狸爺」とばかりに民族の裏切り者とし て徹底抗戦したものであるらしい。 「当時の蜷川道斎の姪婿が斉藤内蔵助で、マカオとの定期貿易からポル トガルと同じ金本位制に変えようとした織田信長を爆死させた(!!) 下手人であり、その遺児の阿福が、春日の局となってそのこの家光か ら仏教編重策になって徳川の世も変わる(八切の文章より)」 「大石内蔵介の倅が主税という名だったのは、ハラカラの意味ゆえ シノガラに違いない。それが何よりの証拠には、京のクズシリ様のい る山科に引っ込んでいるのでも判るがね」  この討ち入り事件を背後で操っていたのは柳沢吉保。幕閣の重臣で ある。柳沢は何故吉良を悪役にしなければならなかったのか。当時の 日本は西は銀の力が強くてその資本は蜷川(財閥)が握っている。東 は浅草団座衛門が金を主体に江戸の蔵前を、三井や鴻池がでてくるま で押さえていた。柳沢は銀本位制の隙間をつき、古金の大判小判の流 通を禁止して京に送り込み吉良上野介を宰領に堺の中村内蔵介に命じ て銅を半分以上混ぜた元禄小判を鋳造、当時の警視総監に当たる仙石 伯碁ら幕閣に大判振る舞いをしてのけた。この汚職に関わったのに望 んだ役職に出世できなかった吉良はへそを曲げて、辞めて隠居すると 言い出す。生かしておいて贋金造りを暴露されてはたまらない。勅使 が帰り次第田舎大名の浅野を呼び出し、 「いかような理由がありとて抜刀せよ。加増してとらせる」と厳命。 さてこの顛末は浅野からよけいなことを言われてはと、あっさり腹切 り。吉良の後始末は甘言を持って浅野浪人にやらせよと、せっかく上 杉家から2万両だして作らせた頑丈な呉服橋の吉良邸は私邸なのに没 収。替わりにへんぴなぼろ屋敷が柳沢よりおくられる。そして首尾よ く吉良の首をとってしまえば態度豹変し、みな賜死あってしかるべし と進言したのは荻生租来。  柳沢の陰謀に、上杉はシノガラのとけ込みサンカ、大名もまた同じ となると米沢のサンカも播州のサンカも困ってしまい、丹波のアヤタ チに裁可を仰いだ。しかし時は元禄時代、武士の気概などとうの昔に 消え失せた時世にあって、ほとほと困り果てた言われ伝えられる。  さてこうした赤白サンカの互いの争いは幕末に向けて大きな転機を 迎えることになる。有名な「お伊勢参り」、これはサンカが「シナド <早駆け>」を用いて全国の國一<クニハジメ>に連絡をとり、いい 加減くだらない争いを止め大同団結しようではないかと協議のために 彼らの神「天神<テンジン>」に集まったことを指すのだという。  そしてあの壇ノ浦以来西国、四国、山陰、化生の地<薩摩>に散ら ばった有志<志士>達が立ち上がったのだという。  そう、幕末の時活躍した、あの奇想天外な勇者達はみなサンカの血 を引くもの達だというのだ!!(ホントかよ)。そしてそのとき被差 別階級より解放された<浅草団座衛門>「矢野内記」は協力のため( というより徳川慶喜は自信の身の安全の替わりに徳川の隠し財産を維 新政府に進呈することを約束)蔵前の金を放出、それが維新政府に詐 欺同然に持っていかれ、結局は没落してしまう(正史では自家の会計 の使い込みによって)・・・・・  維新は成功した。しかしその後できたこの国の政府はどのようなも のであったか。  政府の中枢にサンカは上った。しかし、その成功の報酬はやはり一 部のものにしかくだされなかった。  明治以降のサンカの話は、八切の話を離れて現実的な側面を語らな ければならない。明治政府の戸籍制度は否応なくサンカを駆り立てる ものであった。さらに文明開化による意識の違いは、全国で「サンカ 狩り」という異様なものを生んだ。  (これは実話なのであるが、北九州のとあるサンカセブリで、そこ の娘が平地の人間に輪姦されるという事件があった。これに激怒した サンカが大挙して押し掛け、犯人をつるし上げ、暴動騒ぎになった。 これの陳情にでた地元の警察署長がたまたまかなりサンカに理解のあ る人物で相方何とか修めようとしたのだが、事件が大きくなった以上 サンカもそこにイツクわけにもいかず、泣く泣く出ていったというこ とである)  そしてサンカはいよいよシノガラを中心に一般社会の中にとけ込ん でいくのである。  近代史で有名なところでは秩父困民党事件、実はあの事件の首謀者 には多数のサンカが混じって指揮していたということである(!!)。 ところが政府、警察の上層部では当然のようにその事実をもみ消して いるのでこの事件の正しいところは未だに不明(ホントかよ)なのだ そうである。                  引き続き(その6)へ・・・・・                       桂 桂(JBH00712) 00790/00790 HGE02116 MAKOTO つれづれなるままに… その五 (14) 93/06/26 22:02 00696へのコメント 続きを書こうと気負った途端、何も書けなくなっちゃった(^^;) やっぱ、意識しすぎちゃ駄目ですね。 これからは、気長に、内側が書きたくなるのを待つことにします☆ おぉ、今日はうずうずしておるではないか…(^^;) と言う事で、久し振りに続きいってみま〜す☆ *   *   *   *   *   *   *   * チャネリング  私には、縁の無い言葉だ。  だが、意味はわかる。  ただ、この言葉が流行はじめた時、意識して無視してきたのだ。  なぜか…?  この手のものは私にとっても鬼門なのかも知れない。  霊的なものは私にとってはすべてそう。  どこかに恐れを感じている。  同等のものとして扱う事はできないが、こっくりさんにさえ嫌悪感を憶えている。  なぜか…?  自己との対話と他の存在との接触は別物であるという。  では、どうすればそれを見極める事ができるのだろうか?  このフォーラムにはチャネラー、そして、自分をチャネラー  だと思っている方が多いよう感じる。  失礼だが、そういう方に問いたい。  それは、本当に他者との接触なのか?  それは、自分との対話ではないのか?  本当に他者との接触が成立しているとする。  では、なにをもって、それと信じたのか?  そしてそれは、本当に信じるに足る存在なのか?  チャネルというものに興味がないのではない。  だが、私自身にとっては、チャネルなどどうでもいいことだ。  なまじ外からの働きかけを受けると、歪みの方が健在化しそうだからね。  私はそれが怖い。  人とは別物でありたいという望み、異質でありたいとの望み…  残念ながら私の場合、それは劣等感の裏返しに過ぎないものだから…  流行のセミナー等で教えられるものが、自己陶酔という名の  自己との対話の方法ならば、私には必要ないものだ。  自己との対話ならば、今までもずっと続けてきたものだからね。  そして、これからも続いていくことだろう。  私が私という名の存在を見捨てない限り…  対話は、大切なことにふと気付かせてくれたりもする。  おやおやと驚いたこともある。  自分の中に別モノがいるのではと疑った事もある。  でも、これを他者からの働きかけだとは思わないし、思いたくもない。  チャネラとなること、それにどんな意味があるのだろう…  それが知りたいと思うのだが… *   *   *   *   *   *   *   * う〜む、あたしゃ何が書きたかったんだろう… ほんとうに、つれづれなるままに… になってしまった(^^;) お目汚し、失礼しましたぁ m(__)m                      MAKOTO でした☆ - FARION MES(15):★平成松川塾◎日本を考える----------<01> 93/06/26 - 270/271 GFB00026 一輝 AMA族の系譜 <10> (15) 93/06/26 21:48               <AMA族の系譜・10> * さて、話を日本に戻そう。          ─…長髄彦(大和)神武の養子縁組に武力反対する→〔津軽へ亡命〕………………………─          ─…三炊屋姫(大和)┐             ─             ─…………………………………伊須気依姫(出雲大和)   神大市姫(出雲)  ─               ─   ─……………………饒速日尊(出雲)………………………─…─ 素佐之男尊(出雲)           〔諏訪へ亡命〕 ─ ─ ─ ─……………………須世理姫(出雲)   ↑     ─ ─ ─ 奇稲田姫(出雲)  ─………武御名方富尊(出雲)  ─ ─ 〔各地へ逃亡〕 ─          大国主尊(出雲) ×出雲継承紛争 ─ ─    ↑ ─           ─………事代主尊(日向)    ─ ─…物部氏<神道> ─…………………………多紀理姫(日向)         ─    ×宗教戦争 ─                           ─   蘇我氏<仏教> 大日霊女貴尊=卑弥呼(日向)           〔養子─縁組〕   ↓   ─…………熊野楠日(鵜茅草葺不合)尊(日向)……神武天皇(日向) ↓ 不確定人物(日向)                          ↓                                    ↓                      日向族・藤原不比等による天皇制の創出 * AMA族には、出雲・日向両部族共通の言い伝えがあった。   それは十種の神宝を持つ者が、アメノシタ(日本)のスメラ(天皇)になるという   言い伝えだった。   十種の神宝は出雲族が持って居たので、   どうあがいても日向族は日本の政権を動かすことは出来なかった。   中には、十種の神宝を持っていなかったのを恨みに思って、   出雲族に刃向かう者も出てきたのである。 * スサノオ(出雲族首領)とアマテラス(日向族首領)の   婚姻(日本に到来したAMA族間での初の婚礼)に   真っ向から反対する人物が居た。   残念ながら、その人物の名が特定出来ない。   後世にまで歴史に汚点を残し、その名をAMA族自らが抹殺したからである。   その人物は、強力な鬼道(呪術)を巧みに操ったアマテラスの弟であった。   何故、末子相続が通例のはずのAMA族が、   弟を王として立てなかったのかは未だに謎であるが、   アマテラスに接見する者は、王となってから政治を助けたこの弟以外、   少なかったという。   表面的にはアマテラスがリーダーであるが、この弟こそが鬼道師であり、   姉のアマテラスを傀儡として自在に動かしていた人物であった。   彼は、日向と出雲の合体案によって自分の立場が脅かされることが分かるいなや、   イザナギ・イザナミの進める姉とスサノオとの婚姻に真っ向から反対し、   婚礼を行うのであれば、鬼道によって後世にまで祟る呪術をかけると人々を脅した。  これは反対の為の反対であり、誰から見てもワガママであるのは明らかであった。   そして婚礼が行われるやいなや、AMA族到来以前からあった聖地を、   大きな石などを使って封じ歩いた。   この石は、ストーンサークル(環状列石)等とは目的の異なるもので、   カンのいい者には見分けることが出来るはずである。   アマテラスの弟の仕掛けた封印によって、   太古から存在する地球上最も強い磁場である日本の力が大幅に減じることとなり、   AMA族の歴史、ひいては日本史に亀裂を生むのである。   現在、多くの人々がカミゴトと称し、   互いの存在も知らずに各地を破って歩いているのは、   このアマテラスの弟の仕掛けた呪いの封印だ。   アマテラスは、この弟の所業によって東国で大変評判が悪く、   後に天照皇大神としてのアマテラスが、   伊勢に鎮座するまで約20年以上もかかって彷徨ったのも、   アマテラス姉弟を忌み嫌う東国の住民からの猛反対があった為である。   それほど、呪術に怖れをなしていたのが古代であった。   日向族首領アマテラスの弟の所業は、   後世の日向族によって記された『日本書紀・古事記』に於いて、   出雲族首領スサノオの所業とされてしまうのである。                                   つづく 271/271 GFB00026 一輝 AMA族の系譜 <11> (15) 93/06/26 22:07               <AMA族の系譜・11> * アマテラスの弟の呪術に最初にかかったのは、   甘やかされて育った、スサノオの末っ子であるスセリヒメであった。   最初の妻クシイナダヒメはスセリヒメを大変可愛がったようで、鏡を送っている。   彼女は、政治や軍事よりも医術に長けた出雲族のオオナムチ(オオクニヌシ)と、   両親兄弟の反対を押し切って恋愛結婚をする。   オオナムチは両親の記録も無いことから、   スサノオ王家とは無縁であり、低い身分の出だったようである。   末子相続であるから、当然スサノオの出雲国後継者は婿養子のオオナムチである。   兄弟たちは、一族で狩りに出掛けたときにオオナムチにかなりの傷を負わせた。   オオナムチがスサノオ王家に対して信頼関係を損なうような事件を起こしたからだ。  この事件には、スサノオの息子たちにリンチにあったオオナムチを助けた、   ウムガイヒメとキサカイヒメが関与している。   オオナムチは、母性をくすぐるタイプのお方だったようである。   次にアマテラスの弟の呪術にかかったのは、このオオナムチである。   出雲のスサノオや大和のニギハヤヒの死後、   オオナムチは出雲と九州の統治権を相続するが、   九州出張後、スセリヒメと異母姉妹のアマテラスの娘、   スセリヒメより約15歳下の日向族のタギリヒメのところへ行ったきり、 出雲へは帰って来なくなる。   タギリヒメは、コノハナサクヤヒメと呼ばれるほど美しく、   オオナムチにとっては、母のオオヒヒミコの歓待を受けて   居心地はなおさら良かった。   九州西都で発見された唯一の方墳は、出雲出身のオオナムチのものである。   スセリヒメとの間には、祖父スサノオの剛健な性格に似た   タケムナカタという子が居た。   やがて、スサノオやニギハヤヒの死後、   父オオナムチが九州西都で死ぬと、出雲継承紛争が起こり、   日向族がタギリヒメの子、幼いコトシロヌシを立てて、出雲へ乗り込んでくる。   ここにスサノオ王家、スセリヒメ兄弟の心配は現実となった。   ここで出雲族と日向族の、同じAMA族同士の戦争が起こる。   タケムナカタは、激戦を繰り返しながら出雲族の先鋒隊の進んだコースを辿って、   出雲→能登→新潟→信濃と逃げのび、諏訪へ亡命する。   このコースは後の出雲系氏族の亡命コースとなった。   スサノオの第五子ニギハヤヒの次男、アメノカゴヤマも   末っ子のイスケヨリヒメの婿養子イワレヒコ(神武天皇)に追われ、   このコースを辿って新潟に落ち着いている。   長男ウマシマチの末裔である物部一族が仏教を巡る対立で、   蘇我一族に追われたときのいくつかの亡命コースの中に諏訪もあったのである。   日向族が、最後まで諏訪を攻められなかったのは、   日本という国土にとって古来から重要であった諏訪湖をめぐる神事を、   縄文族長と同盟を結んでいた出雲族が握っていたので、   自治権を認めざるを得なかったからというのが、真相のようである。 * アマテラスの弟の呪術は、いよいよ効力を発揮し、   歴史は、着実に出雲族から日向族へと軍配が委ねられてゆく。   日向族首領アマテラスの参謀だったタカミムスビは、   出雲族と大和(縄文族長グループ)族の同盟関係から生まれた   ニギハヤヒの末子イスケヨリヒメと日向族の末子イワレヒコの婚礼を提案する。   この婚礼が日本を巡る出雲族・日向族・大和族という大きな三つの流れを統一した   二代目天皇、神武天皇を誕生させることになった。   やがて神武天皇は、即位するとイスケヨリヒメの兄弟たちを掃討してしまう。   大和を追われたイスケヨリヒメの叔父、   元縄文族長グループ首領ナガスネヒコは大和→信濃→津軽へ亡命し、   他の縄文部族と合流する。   日向(陸路グループ)族は九州から出雲、大和へと東進し、   出雲(海路グループ)族は北陸、信濃、関東、東北へと北進し(逃げ)ていった。   これが、冒頭に上げたインドネシアの音楽が東北民謡に似て、   中国雲南省の音楽が九州民謡に似ている理由である。 ■大和族■    ─……長髄彦 ナガスネヒコ 神武の養子縁組に武力反対する→〔津軽へ亡命〕 ………─   ─……三炊屋姫 ミカシギヒメ        ─ ■出雲族■  ─           穂屋姫 ホヤヒメ        ─            ─        ─……………尾張連  ─ 天道姫 テンドウヒメ     ─……………………─……………熊野連    ─ ─         ─       ─  ─……………………天香語山尊 アマノカゴヤマノミコト→〔越後へ亡命〕        ─  ─ 大国主尊   ─  ─    ─………宇摩志麻治尊 ウマシマチノミコト……………物部氏祖  ─     ─…………………─        ↓  ─     ─  ─    ─       〔山陰へ亡命〕  ─     ─  ─    ─ ………………布留(饒速日尊)尊─フル(ニギハヤヒ)ノミコト  ─    ●初代天皇 ─  ─  ─          ─………………大日方奇日方尊 オオヒカタクシヒカタニミコト …大三輪氏祖 ─          ─  ─  ─          ─  ─………伊須気依姫 イスケヨリヒメ  ─          ─       ─ ■日向族■       ─       ─  ─          ─       ─  ─   タケツノミノミコト   ─       ─…………………─………………八井尊  ─ ─…建角身尊……活玉依姫 イクタマヨリヒメ ─       ─………………八井耳尊  ─…─…下光姫 シモテルヒメ         ─ ●三代目天皇─………………綏靖天皇  ─ ─…事代主尊 コトシロヌシノミコト      ─ ●四代目天皇─………………安寧天皇  ─                  ─ ●五代目天皇─………………懿徳天皇 多紀理(木花咲耶)姫 タギリ(コノハナサクヤ)ヒメ ─                     ─  クマノクスヒ(ウガヤフキアエズ)ノミコト ─ …熊野楠日(鵜茅草葺不合)尊 ─………伊波礼彦尊(神武天皇)イワレヒコノミコト ─            ─   ●二代目天皇 ─………………………………─     ─      ─………………手研耳尊 ─        ─     ─………………─  玉依姫 タマヨリヒメ   ─     ─      ─………………豊受姫                ─     ─                ─   吾平津姫(乙姫)アビラツヒメ                ─                ─………彦五瀬尊 ヒコイツセノミコト                ─………稲飯尊 イナヒノミコト                ─………三毛入野尊 ミケイリヌノミコト                                   つづく - FARION MES(19):■精神世界ぶっ飛び話/バチアタリQ&Q--<01> 93/06/26 - 110/118 SDI00635 みれ RE:バチアタリな質問かも知れませんが・・・ (19) 93/06/26 00:05 109へのコメント コメント数:3  #109 炎 さん  どもも、炎さん。  私の方では、炎さんの母親だった記憶は無いのですが(^_^;)  でもね、私って結構「お母さん」だったと思われる傾向があってね(笑)  なんでだろね?  体つきから「お母さん」を連想した人(`〜´)プンッですよっ!!  冗談はさておいて、何か「お母さん」的なものがあるようです、私には。  ま、実生活でもお母さんではあるんだけど、息子以外の人に向かって殊更  に「お母さん」を意識させるような言動は、取ってないつもりなんだけど  ねぇ(笑) ・:*:・みれ・:・。,★ 111/118 JBH00742 炎 発言者削除 :書き直します (19) 93/06/26 01:48 110へのコメント 112/118 GBG02755 スマル RE:バチアタリな質問かも知れませんが・・・ (19) 93/06/26 09:47 110へのコメント これはほとんど、冗談なんだけど、 私は、みれちゃのおかあさんだったような気がするっちゃ・・・ みれちゃを守って上げたいってか、みれちゃの見えない悲しみを知っていてあげたい って思うっちゃね。 とか、言いながら、みれちゃをお姉さんと呼んでいるなあ。(^_^;;)                       スマル 113/118 PFA03317 Eddie 精神世界って? (19) 93/06/26 10:17 コメント数:1  こんにちはEddieです。    遅れましたが、新しい会議室の開設おめでとうございます。  FARIONの存在自体を正面から語れるいいポジションだと思います。  活発な意見の交換もなかなか面白いですね。  私も参加させていただきます。  最近思うんだけど、人間が名付けた「精神世界」って本当にあるんだろ  うかって。  ARIONもメッセージで言っていたけど、(MES7-393)精神世界っていう特化  があるならすでにそれは、実際的な意味での精神世界ではないんではな  いかと。  つまり、いまここにいて、会社に行ったり、ものを食べたりの日常そのも  のが「精神世界」ではないかと思う次第です。 (MES7-393,ARION) |既に60年代に使い古されたフレーズを繰り返すのが「精神世界」では無い。 |今、ここにあなたが居ること、これが精神世界の基本なのだ。  それに関連していつも不思議に思うのが、「精神世界」ということと、  なにか不思議なことっていうのがくっついていることです。  なぜ、何か不思議なことが「精神世界」だっていう「名前」がつくんだ  ろうか。  不思議なことは不思議なこと、精神世界は精神世界だと思うんだけど。  霊的なことと、「精神」といったいどんな関係があるんだろうか。  霊的っていったいなんだろう。  単にネーミング上の問題かな?   以上素朴な疑問です。                           Eddie 114/118 HFE02615 伊達邦彦 RE:精神世界って? (19) 93/06/26 11:49 113へのコメント コメント数:1 RE:精神世界について Eddieさんへ。今の「精神世界」は「心霊」とか「オカルト」を言い換えたネーミング なんじゃないのかなあ。 何だか高級・高尚そうな印象を受けるでしょう。 非難覚悟で言うけど、ある種の人にとって「精神世界」は逃げ場ですよ。 過去世信仰なんかしたりね。飯食って、働いて、議論して、口論して 泣いてわめいて、そんな営みの中での考えのうつろいこそが「精神世界」と 私も思うんですけどね。 意思のちから、自分のちからを信じたいもんですね。 そういえば「波動」とか「高次元意識体」というのもわからないなあ。 頭がわるくって「精神世界」関係者のおっしゃることの意味がよく理解できない のですけれどね。 伊達邦彦 115/118 HGE03563 ソニック RE:精神世界って? (19) 93/06/26 15:50 114へのコメント コメント数:2 伊達さんはじめまして。(^_^) >飯食って、働いて、議論して、口論して >泣いてわめいて、そんな営みの中での考えのうつろいこそが「精神世界」と >私も思うんですけどね。 日常生活ってあたりまえすぎるから、 その中に精神世界が脈打っているのに気がつかないのだと思います。 日常生活の不思議なカラクリのほうが不思議・・とゆうか、 精神世界はそれがベースになっているんじゃないかなぁ。 ぼくも精神世界の歴史に詳しくないからよくわからないけれど・・。 チャンとした精神世界関係者もそゆうこと言ってると思います。 ただ、たとえ話として精神世界を言葉で説明しようとすると、 アンナふうなキテレツな用語多用になっちゃうんじゃないかなぁ。 116/118 HFE02615 伊達邦彦 RE:精神世界って? (19) 93/06/26 19:26 115へのコメント こんにちは、ソニックさん、はじめまして。 私も日常生活なんて当たり前すぎるかな、と思っていたけど アタマのスイッチを「面白がる」モードにしてみると断然面白くなって 何を見ても楽しめるんだよね。 精神世界おおいに結構だけど、私のような頭の弱いものでもよくわかる 表現してほしいですね。 大切なことって、単純に理解できるものだと思うし、よぶんなコトバで 飾り立てるべきものではないと思うし。 いいんですよ、個々の人間の中には難しいコトバがあったって。 それを他人に伝えるときには簡単なコトバにしてほしいんだ。 日常のなかに不可解なことは多いからさ。私達も眼力と考えるチカラを きたえなくちゃ。と、こういう営みが精神世界ってことに なるのですかね。 愛の言葉も単純なほうが好きだ。 伊達邦彦 117/118 JBH00742 炎 RE:バチアタリな質問かも知れませんが・・・ (19) 93/06/26 23:30 110へのコメント  ・みれさんへ  どうも、わざわざコメント有難うございます。  いや何、以前モイナ・メザースの写真を見たとき  おふくろの若い頃のそっくりだなあ、  と思ってから、意識し始めたのですが  どうやら思い違いだったようですね…。  さて、罰が当たったのかどうかは判りませんが  書き込んだ翌日におふくろに会うことが出来ました。  と言うのも、彼女のお姉さん(つまり叔母)が亡くなったので  葬儀で田舎に帰ったからです。  身内で誰かが亡くなることはある程度予想してましたが(^^;)  交通事故という事で非常に残念ではあります。  3週間ほど前に見舞いに行ったときは、回復してたように見えたのですが  事態が急変したようです。  お通夜では叔母さんが水商売をしていたこともあり  親族以外にホステスOBの方や元ボーイの方など  が集まって色々と楽しい話を聞かせていただきました。  (米の自由化の話からHな話まで…。)(^^;)  なかなか親戚付き合いから縁遠い私としましては  今回の経験はとてもいい勉強になりました。  最後に、叔母さん万歳!\(^^)/                              炎 118/118 PFA03317 Eddie RE:RE:精神世界って? (19) 93/06/26 23:38 115へのコメント  Eddie です。  伊達さん、ソニックさん、はじめまして。  RESありがとうございます。  人はいろんな人に会ったり、いろいろなものに接して成長していくもの  だと思います。  でも成長ってなんなんだろう。  何かを気づきたいっていう願望みたいなものはあるみたいだね。    逆に面白いと思ったのは、日常そのものを「精神世界」であるという  枠組みでみてみるとものの見えかたが違ってくる。  あたりまえの御飯食べたりすることが、変に不思議で奇跡的なことで  ないかと思ったりする。  変かな?  階段を昇っていった、その場所、絶対位置より、どこにいようと階段を  昇っていこうっていう気持ちの存在の方がよっぽど人を魅力的にするん  でないかと、ふと思いました。  それには、自分の階段を見つけないとね。  まず、「自分の階段を見つける」という階段を昇ろう。  実際には見つけるというより決めると言う方が実際的かな。  なんてね。(^.^)   ちょっと本題からはずれたかな。                            Eddie