- FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 93/09/30 - 00861/00864 JCF00616 YUI 自己紹介 ( 2) 93/09/30 18:38 コメント数:2  では、自己紹介します。 本 名 :田中 優位 ハンドル:YUI(ゆーいと読んでください。本名は、こう読まないのですが) 趣 味 :特にないが、読書は好き。  好きな作家は老子(?)ミヒャエル・エンデ、ルドルフ・シュタ  イナー、子安美知子、など。好きというより、尊敬しています。 住 所 :埼玉県和光市のどこか。 学 校 :慶應義塾志木高等学校 1年生 年 齢 :16歳 クラブ :慶應義塾志木高等學校體育會弓術部(な、長いっ) 備 考 :オカルトへの全過程  「モモ」→「はてしない物語」→その他エンデの著作全部→  並行してシュタイナー→老子など お薦めの本:ミヒャエル・エンデ「鏡のなかの鏡」岩波書店   シュタイナー「神秘学概論」イザラ書房   「老子」パルコ出版   子安美知子「『モモ』を読む」朝日文庫   ペーター・ボカリウス「ミヒャエル・エンデ」朝日新聞社  ミヒャエル・エンデファンの方、ぜひメールください。 楽しくお話しましょう。おそらく、KASE〜にいると思いますので そこでも会えたら嬉しいですね。 Thanks, YUI 00862/00864 PBA02422 さはし こんにちは、YUIさん ( 2) 93/09/30 19:29 00861へのコメント こんにちは、YUIさん。はじめまして。 若いですねえ、と思わず感心してしまいました。一回り(なんて言うだけで年寄り くさいですけど(^^;))と一歳違いますけど、よろしくお願いします。 エンデは通読したことが無いですけど、老子の本では中公文庫版の「老子」を読み ました。肝心なところは雲の彼方って感じでよく判らなかったです。はぐらかされ ているのか、モヤモヤとした読後感が残りました。やはり解説書なども併読した方 が良かったかもしれません。いい本があったら、ぜひ紹介してください。老荘には 興味はあるんですけども。。。(^^;)な感じなので。 もし機会がありましたら、RTを覗いてみてくださいね。いろんな人がいて、おも しろいと思いますよ。                           居酒屋マスター さはし 00863/00864 MHF01607 える はじめまして>YUI ( 2) 93/09/30 19:32 00861へのコメント コメント数:1  いらっしゃいませぇ☆  ここのフォーラムに維/YUIというハンドルの人がいますよん。 未読1日分でもしてればおのずと知れた・・かな。。。  ミヒャエル・エンデ。。。超有名なのかしらん(^。^;)ウウッ無知の私は 残念ながらファンどころか、名前も知らなかった。  紹介の必要もないだろうけど、シュタイナーに関する会議室もあるし ゆっくり遊んでいって下さいな(^o^)                       MHF01607 えるっ 00864/00864 PBA02422 さはし うーんと ( 2) 93/09/30 19:40 00863へのコメント どもども、えるさん。 ちょっと前、「ネバー・エンディング・ストーリー」って映画になりましたよね。 エンデは原作者だったりします。映画と原作を同レベルで考えると各方面から怒ら れそうなので、紹介程度にしておきますが。(^^;) #861 YUIさんへ追伸 文学フォーラム(FBUNGAKU)の会議室の一つに児童文学の部屋が確かあって、そ こでも時々、エンデの話題が出ていたような記憶があります。一度、そちらも覗 いてみられるといいかもしれませんよ。 - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/09/30 - 01530/01530 JAE00201 竜人 その後の心珠は・・・ ( 6) 93/09/30 03:33   以前に書いた、心珠の話の後日談です。  今、心珠は、刺さっていた剣が抜けその輝きを  取り戻しました。   剣は、その矛先を向ける場を探しています・・・・。                       竜人 - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/09/30 - 01387/01392 JBH02324 なえ RE:あ、いま気がついたんだけど ( 7) 93/09/29 20:07 01386へのコメント げ。・・ほんとだ・・・失礼(^^; RE 1374 だったのね(^^; 01388/01392 JBH02324 なえ 星也さん ( 7) 93/09/29 20:59 えっとコメントが、ぐたまぜなんで、改めて書きます。(ごめんね) 別に星也さんが余りにこだわっているから、それは医師としての精神性に疑問があ るんじゃないかと・・早合点だったかも・・・失礼 m(_ _)m さてと、本題だけど、 預言が成就するという状態は、単に預言通りになってしまった。という事を指して いるのか、それに依って導きたい方向があるとしたら、その方向付けに正しく成っ たという事を成就と言うのか、イマイチ良く解らないけれど、再度ここの部屋に、 UPされたのは、何かの意図はあるのでしょう。これを接点に私たちから導き出し たい事が有ったのかも知れないし、もっと預言の警告性を強調したかったのかも知 れないし。 でも、事実としてここに書き込まれ、それなりに意見も沢山あって、それぞれに考 える機会は与えられたのですから、それを真摯に受けとめ、自分の中で良く吟味し てみたいな、とは思いました。 そして、一番問題な事は、「どういう警告」を伝えたかったのか?。 という事じゃないですか?? 単に「警告」と言われても、枯れ葉材が原因では無いと言っている訳ですから、そ いう農薬の危険性じゃ無いのでしょう。 薬剤なら、単に「農薬は残留性が高いから使わない様にしましょう」という警告だ と認識できる訳ですから。 でも、違う。一体この脳が無い事で、何を求めているのか、それは、これを知らさ れた人が何を感じるかという部分に重要なポイントが有る様に思います。単にその 子供の回りにいる者達だけなら、成就した。という時点でこの話が終わっても構わ ないと思えるからです。 でも、ここでUPされ、直接そいう子供を持たない(だろう)環境の私たちに敢え て言ったのですから。それは、身近な者に対してでは無く、「聞いた者の皆が、考 えなければならない事」になるのでしょう。 それはその事を聞いて何を感じるか?って事でしょうか。 もしかすると、他人の事はどーでも良い。とか、あれは人ごとだから無関係な話だ とか、そいう「同じ痛みをわかち合えない」人に、それじゃ、自分の首を締めてい るのと同じじゃないの?と言いたかったのかも・・。 脳は考える中枢ですから、それが無いという事は、考えたくても考えられない状態 ですよね。相手の事を考えない。相手を省みない。自分の為なら何でもするけれど、 他人の事は考えたく無い。 人は一人では生きていけない存在ですから、自分と他人という二者に、どういう形 でバランスをとっていくのか・・・考えてみても良いだろう?・・・ これは一つの考え方ですけど、そんな気がします。 01389/01392 GBG02043 維/YUI RE:聖地の争いね〜・・・ ( 7) 93/09/29 23:17 01379へのコメント スサノオさんへ 返事、どうもありがとう。                        維/YUI。 01390/01392 GBG02043 維/YUI もしかして・・・ ( 7) 93/09/29 23:21 01380へのコメント おさる・・・>> ウータン・・・>> 右端 なんてギャグじゃ・・・・(^^;)(^^;) まっさか〜〜〜っ!!!!! (笑)                   あ・・ここは7番だった・・・(^_^;;)ゴメン・・ 維/YUI。 01391/01392 GBG02043 維/YUI RE:夜が明けたよ。 ( 7) 93/09/29 23:22 01382へのコメント すまる姉さんへ よかったね。                               維/YUI。 01392/01392 GDB00064 オリハル RE:0921の日 ( 7) 93/09/30 00:37 01377へのコメント /しまうまさん、どうも。 | あるんですねーこれが(^_^)。僕はオリハルさんに嫌われたくないし、オリハルさ |んを嫌いになってしまいたくないのです。どうしても。 私を嫌いになってしまう理由はどのような事なのですか? | オリハルさんは、人を嫌いになること、あるいは人に嫌われることに関してどの |ように感じていらっしゃいますか? 私は、人を嫌いになるときは、その人が核心部分をはっきりさせないままでいるような 時とかあります。「公私混同」する人もあまり好きではないですね。嫌いになるのは、 「公私混同」した上に、私情により、私に対する多大なる損失、迷惑を与えた事実を、 「認めない病」や「記憶にありません病」等にかかって知らない振りを通そうとしてい るのを見るときとかですね。  また、人に嫌われるときは、その人がどんな理解(誤解)をしているのかはっきりさ せようとするでしょう(そういえば、この社会で「嫌われた」という経験は思い出さな いほど私は少ないようです)。ただ、私は、「社会的悪者」になったままでいるのが平 気になってます。仕事の上では、よく悪者(深刻な意味ではない)にされました。それ が給料に響く段になって始めて自己を主張しましたけど。そんなわけで、私を悪者にし て何かの利益を得たがっている人にはそうさせてあげています(例えば、私を悪者にし て会社をやめようとしたり)。まあ、タイミングによってはムカッときますが。  まあ、いきなりぶたれたり(殴られた訳ではない)罵倒されたりする理由が分からな いもので、私は、理由に関して上のように解釈したりしてます。まあ、特にこの解釈は 第3者の解釈ですが。このような場合には、誤解を解こうと思っても無駄です。なぜな ら、彼は、第一に私を悪者にする必要があるからです。問題は全然別の所にあります。 それ以外でなら、誤解を解こうとすることは有益なことではないでしょうか。私は別に 勝ち負けにはそんなに拘らないですから。  また、仕事で客先で紹介されたりしたときに、私の事を「どうしようもない人間」み たいな紹介をされたりします。マジで。なぜかと言いますと、私は強烈な炎のオーラを 放っているからです。出向先では「あー、頭がクラクラする」と言われたり「熱い」と か言われます。これを良いものであると認めているからこそ、外部の人には「悪い人」 だと言うイメージを与えたいようなのです。ですので、紹介された最初の時は、その人 は私(オリハル)が怒ってるから熱いのだと思いこみますが、この炎の力が「快」であ ることをいずれ認めるようになってきます。まあ、その前に言葉でそのことをちゃんと 説明しますけど。FARIONと共鳴している人には、既に毎日、体験済みです。  まあ、電車に乗ってても大変です。なぜ、こうも頭ごなしに悪だと決めて疑わないの だろうか。私が主張したいのは、スーパーサイヤ人(*)に対する偏見=色メガネを取り払 ってほしいというものです。何十分もじろじろ見たり(対応する私も何十分も知らん顔 で目も合わさないし、想念も同調しないようにし続ける)、本屋などでは、私のそばを うろうろしたり(おいおい、ウザったいんだよ)と邪魔なことばかりです。一度、電車 の中で、そのような不審な目で私を見ていた中年女性に、同調を取ってカメハメ波(*)を お送りしましたら、しくしくと泣き始めてしまいました(勿論! 無理なく、です)。 極力、こういう意図的なことはしないようにしていますが。しかし、これも神の御意志 であったはずですから。神は宇宙の全てを統御し給うお方です。まあ、理想的には作詞 家の松本隆さんの詩のように「さざ波のような愛」なわけです。宇宙の動きに調和した 想念活動ですね。                      (*) ドラゴンボールZ(アニメ)参照 |:いえ、これは、私の性格だと思いますけど。 | | とのことですが、これをもう少し詳しくご説明いただければと思います(^^;)オテス |ウデスケレド。 私は小さいときから嫌いな人につきまとわれるというパターンを繰り返してきました。 ですので、いくら私の直前の生涯がスパイだったと言っても、つきまとわれたくないの です。地球人にも宇宙人にも。 | 「しまうまへの返答だから特に突き放したわけではなく、つねにそういう言い方 |になってしまう」という意味でしょうか。 そうです。と言いっ放しだと、「つねに」という部分が強調されるのでしょうか。 しまうまさんの良識はどのくらいの範囲をカバーするのだろうか。                                オリハル - FARION MES( 9):★TAO のヒーリング・ルーム----------<01> 93/09/30 - 169/171 MHD02672 TAO MRTの「逆行」について ( 9) 93/09/29 21:51 168へのコメント コメント数:1  >隆ちゃん  どうも。おっしゃる通り、貴船川では「川床料理」が有名ですね。  川の上に板をわたし、その上で魚料理などを頂く…(^_^)。       〜〜〜〜〜〜〜〜|    |〜〜〜〜〜〜〜〜/       〜〜〜〜〜〜〜〜|   |〜〜〜〜〜〜〜〜/       〜〜〜〜川〜〜〜| 床 |〜〜〜〜川〜〜〜/       〜〜〜〜〜〜〜〜|    |〜〜〜〜〜〜〜〜/       〜〜〜〜〜〜〜〜|    |〜〜〜〜〜〜〜〜/  ただ、料金は概して高い(^_^;)。一万円前後が相場だと聞くと、  食欲もなえますね(-_-;)。  MRTの体験記、後になっても結構ですから、ごゆっくりどうぞ。  さてMRTの「逆行」ですが、あちらでソラリス9さんが結構怖いことを  おっしゃっていましたね。歩いている途中で突然もの凄い睡魔が襲って  くるなんて…。  「逆行」とは仙骨調整の結果、仙骨のバイブレーションが高くなり、  身体全体がバイブレーションの高いものへ変わってくる際に起こる徴候で、  一時悪化したように見えたり、あるいは高熱が出たり…などと色々な症状が  出るようですね。その段階を超えると、身体全体が生まれ変わったように  なるといいますが、逆行を起こしている最中は大変だろうな、とちょっと  びくびくものですね。  さて、この「人体実験」は果たしてどうなるでしょうか(^_^;)。  TAO 170/171 GBG02043 維/YUI そうなの、そうなの。 ( 9) 93/09/29 23:29 168へのコメント 隆ちゃんの、川床料理の件・・・TAOさんが行ったときはまだやってたのかなあ?って、 思っていたのでした。 (なんせ、私が貴船へいったのは、真冬の2月^^;)                            維/YUI。 171/171 GBG02043 維/YUI RE:MRTの「逆行」について ( 9) 93/09/29 23:36 169へのコメント 5 SUB:え〜〜〜・・・(・ ・;)ョ そんな逆行しちゃうの??? う〜む・・・考えものだわ・・・。 なんせ、針でもお灸でも、やたらとききまくって、その跳ね返りもすぐやってくる んだもの・・・・私。 そういうのでなくても、モダンダンスの一種で、好勝手に30分から1時間踊るって いうのをやった時なんか、すっごくよく運動不足がとれて、酸素もとりいれて・・ のちのちは、調子よかったけど、終わった直後から次の朝までは、歩くのもしんどい 状態でした・・・。 TAOさん、気をつけてやってね・・・ >> 人体実験・・・(^^;;) 維/YUI。 - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/09/30 - 01327/01329 GFB00026 一輝 RE:模造物の限りなきリアリティ。 (14) 93/09/29 20:45 01281へのコメント コメント数:1  ●話が振られたので少し……。  現代社会で『本物』であることより『本物に近い』ということの方が  より好まれるのは何故か、という点について考えてみました。  『本物』という言葉が頻繁に出てくるくらいに  『偽物』が多いってことは誰でも知っているし、  それだけ『偽物』を、私たち自らが望んで来たというのがあります。  何故かと云うと『本物』は、嘘に築き上げられた価値観を砕いてしまうからです。  その価値観というのは、『本物』から見れば何の価値も無いものなのですが、  築き上げてきた(と勝手に思い込んでいるにすぎないが)月日や努力によって、  護られるべきものとして祭り上げられています。  『本物』は、活気に満ちていて、周囲の全てを変えてしまうような力を  秘めているので、既成の概念を情け容赦なく破壊してしまうのです。  人々は、心のどこかで『本物』を恐ろしい存在と気付いているものだから、  『本物』の出現は、大方の人々にとって困った事態なんです。  祭り上げた価値観の象徴としては『偽物』の方が安全だ、  でも見栄っぱりなものだから、あからさまな『偽物』ではカッコ悪いと、  『本物に近い』という形を好むわけです。  「ウルトラマンが登場した!」と思って喜んで見ていると、  ちょっと違う別のウルトラマンが現れて、先のウルトラマンと対峙する。  すると、実際の『本物』を見た人々が稀な世界なので、  両方ともが『本物に近いウルトラマン』に見えてしまう。  なんかちょっと変だな〜、目が釣り上がってるな〜、などと思いながらね。  みんなが偽ウルトラマンを望んだから……、とは誰も自覚しない。  そのくせ何も登場しないと退屈だけはするんだな、人間は。  ズバリ言ってしまうと、嘘でも何でもいいから、  安全なところで自分だけ楽しませて欲しいってところではないでしょうか。  しかも、そんな自分たちを進化していると思い込んでいる。  『偽物』には飽きたが『本物』は恐い、そこで『本物に近い』が好まれる。  『本物に近い』も結局は『偽物』。でもこのジレンマが商売になるわけです。  きっと『本物のウルトラマン』が現れても気付かないかもしれませんね。  ここは変わった星です。                                     一輝 01328/01329 PAF02400 湖の鷹 RE:ファイバーという考え方。 (14) 93/09/29 23:14 01290へのコメント :親ガメの上に子ガメを乗せて,子ガメの上に孫ガメ乗せて……という方式である. :そうすると,親ガメこけたら皆こけたということになるのだろうか? 1920年代、原子核の構造は陽子と電子のみで成り立っており、中性子は存 在していなかったりしたのだが・・・、結局は新しい実験結果により、“陽子 ・電子原子核模型”は全面的修正が加えられたのでありました。 で、親ガメの最たる原子核模型も今現在は細分化が進んでいるようで、最近で はウン千年に渡って信じられて来た(?) 丸い粒子像は断頭台へ、変わって「超 ヒモ理論」なるものが捕って変わるべく準備中なのだな。 :思考の経済とは,つまり,一度ある人が考えて証明した事は別の人は考えないで, :その結果を利用していいということなようだ. まっとうな科学者ならば、既存の理論を“信じる”などという愚かなことはし ない。前提条件としてならば“今のところ不都合は見当たらない”と考えるも のなのだ。いやなに、ノーベル賞をもらうには、先ず最初に「既存の理論を信 じないこと」から始めなければならない・・・というお話しなのだな!? そういやユークリッド幾何学だって、前提条件として「平行線は交わらない」 という但し書きがあるんだよね(^^;)。つまり、「平行線が交わるような状態 をユークリッド幾何学は扱えない」わけなんだな。                             湖の鷹 01329/01329 PAF02400 湖の鷹 RE:模造物の限りなきリアリティ。 (14) 93/09/29 23:14 01327へのコメント 『学ぶ』というのは『マネぶ』という言葉が変化したものなのだそうな。さて さて、マネるとは果してどういうことなのだろうか?。模倣(模造)すること ではあるまいか。 ちょっと思ったんだけど、子供の持つDNAというのは親のコピー(模造)で しか無いわけなのだな。つまり“子供”というのは親の偽物でしかないという ・・・、う〜む(^^;)。 おぉ、そうするともしかすると、現代に生きる全ての人間ってのは全て偽物で あり、アダムのコピーでしかないのかもしんない・・・、う〜む(^^;)。                             湖の鷹 - FARION MES(15):★平成松川塾◎日本を考える----------<01> 93/09/30 - 346/347 JCC00626 ナガト 林房雄? あのハヤシフサオ? (15) 93/09/30 02:09 コメント数:1 @ 松川塾長 率直にいってよくわかりません。 特に林房雄に関わる部分が。 なぜわからないのかといえば、まさに現実を見れば彼の歴史棋マが全くの 誤りだったことが歴然としているからです。 最も誤りだという点は以下の部分です。つまりは林氏の認識の根本的な 欠陥の部分ですが。  私は「大東亜戦争は百年戦争の終曲であった」と考える。ジャンヌ・  ダルクで有名な「英仏百年戦争」に似ているというのではない。  また、戦争中、「この戦争は将来百年はつづく。そのつもりで戦い  抜かねばならぬ」と叫んだ軍人がいたが、その意味とも全くちがう。  それは今から百年前に始まり、百年間戦われて終結した戦争であった。  今後の日本は同じ戦争を継続することも繰り返すこともできない。  「東亜百年戦争」は昭和二十年八月十五日に確実に終ったのだ。                     大東亜戦争肯定論/林房雄 対米戦争は戦後も続いてきたのです。 そこに一切無神経なところが、氏の認識の限界を露呈しています。 畢竟、彼の説はただの文学者のものでしかないのです。----それは氏が、 同書でさんざん賞賛している、あの児玉誉志夫のように、狡猾になれなかった 理由でもあるのですが--。 自民党の綱領を見れば、そして戦後日本の経済システムをみれば、氏の誤りは 明らかでしょう。 「いまの憲法は占領者によって押し付けられたもの。  それを改め、日本人による真の憲法を打ちたてるのが、わが党の根本理念  である」 という党が、戦後の過半、日本の政権与党だったのですから。 そして彼等政権党は、外国プレスの耳に入ることのないT密室Uでは、まさ に林房雄のようなT文学的Uな歴史観をT政治的Uな文脈にすり替えて延命 を図ってきたのです。そこのところは、どうなるんですかね。 ちなみに私は、かつて高校時代に林房雄の存在を知りまして、前掲書を 買って読んだことがあります。その結果は、「要するにこの人は自分の 体験した時代の価値観を叫んでいるだけなのだな」というものでした。 今回、塾長が繰り返し氏の主張を紹介されていますでの、20年ぶりに 同書を探して飛ばし読みしましたが、新しい発見は皆無でした。 同時期(林よりは前ですが)に知った作家、三島由紀夫や司馬遼太郎 などの方が、私の体質には合っていましたね。双方ともに、自分が時代 にすり込まれた価値観を乗り越えようとする苦闘を、その表現に見事に 体現しています。 あるいは、小林秀雄をしてこいつにはカナワナイと言わしめた保田輿重 郎でしょうか。無邪気な林が死んだ時は、T同志Uが募ってそのあと を弔い問題の書も大々的に頒布されたようですが、戦前に信念に従って 自らの哲学を述べ、そして敗戦を迎えた保田は、戦後何の弁解も、 あるいは未練がましく大声で何かを叫ぶこともありませんでした。 かといってかつての主張が誤りだったなどとも一言も言わずに、奈良の 寓居でひっそりと死んでいきました。死後数年たって初めて、保田が かつて「コギト」によって展開したTこの近代を日本人はどう生きるかU という命題の全貌が、初めての全集という形で世に知られるようになり ましたが、むしろ現在でいえば渡辺昇一や落合信彦のようなここ一発の キャッチコピーを持つモノカキでないことが幸いして、あまり一般の知名 度を得るにはいたっていないようです。 保田には、その沈黙が悪意であろうという解釈もあります。 しかし、林のようにただ無邪気な犯罪を犯すよりは、思想家としては はるかにましでしょう。 おっと、ごめんなさい、林は思想家ではありませんでしたね。 むしろいま必要なのは、あくまでも現在を基軸にした発想でしょう。 その上で、1993年現在、林房雄を取り上げることに何の意味があるか。 是非、そこのところを語ってはいただけませんか。 なにせ、記憶の片隅のそのまた片隅の片隅に痕跡が辛うじて残っていた ような名前を聞いただけに、なぜ今さらこんな名前が偉そうに流通する のか、というところに最大の関心があるのです。 なぜ今、林房雄なのか。 そこのところの所感をお聞かせいただければ幸いです。  ps・「私はもうそこのところをさんざん語っているじゃないですか」    という、清水幾太郎のようなトウカイは勘弁してください。    (以前、といってもだいぶ昔ですがあるシンポジウムで散々その    手のレトリックを聞かされたことがあるのですよ)    私自身すべてをわかった偉そうな人間ではありません。基本的な    価値観は何やら共感できるものがあるのでこういう質問をして    います。率直にいって私にもわからないことは無数にあるのです。    この質問への答えが、何かのきっかけになればと思います。                           ナガト 拝 347/347 GFD00204 松川 貴     RE:林房雄? あのハヤシフサオ? (15) 93/09/30 11:56 346へのコメント  ナガトさん  お久しぶりです。  ナガトさんは「最も誤りだという点は以下の部分です」として、「対米戦争は戦後 も続いてきたのです」とおっしゃっていますけれども──林さんもそのようにお考え になっていたからこそ、あのような本を書かれたんじゃないでしょうか──私はナガ トさんが欠陥だと指摘した箇所をナガトさんが理解したようには受け取りませんでし た。 私は、このように受け取ったんです。  日本のアジアの地における西洋世界との〈肉弾戦闘〉はこれで終わった。  後は中国がそれを受け継ぐ。  それで私も林さんを最初に紹介した書き込みで、「〈地理的〉には所期の目的を果 たしました」と書きました。それでは林さんはなんのためにあのような本を書かなけ ればならなかったんでしょうか。「確かに日本を主体とする肉体戦争は終わった。そ うではあるけれども、まだ〈意識戦〉は終わっていない」ということ日本の人々に自 覚させるためでした。  「新しい発見は皆無でした」「(三島由紀夫や司馬遼太郎のほうが)私の体質には 合っていましたね」とナガトさんはおっしゃっていますけれども、自分の〈気分〉を ここで表明したって仕方がないじゃないですか。どのようなタイプの本であっても、 まずは、若い人々に自由に読んでもらうべきです。左翼史観のほうは〈日本の空気〉 になるほどに若い人々の意識生活にも十分に流し込まれてきたんですから。かつて友 人たちと酒を飲み交わしながら「きみぃ、そりゃイデオロギーだよ」などとくだを巻 いた経験が皆無な、日本の歴史を知らない若い人々にとっては、ナガトさんとはまた 違った〈発見〉もあるでしょう。  「林のようにただ無邪気な犯罪を犯すよりは、思想家としてははるかにましでしょ う」とのことですが、いったい林さんはどんな犯罪を犯したんでしょうか。(私は、 この本を読むまで林房雄という名前さえ知りませんでしたから──林達夫なら聞いた ことがあります。本を読んだことはありませんが──今でも彼がどんな人なのかよく 知らないのです。)  ですから、そんなふうに、林さん自身を知らない若い人たちには分からないような 表現をするのではなく、「皆さん、林ってエやつア、こんな大罪人なんですぜ。その 起訴状をいまから読み上げさしてもらいやす。まず……。ひとーつ、なになになに。 ふたーつ、なになになに……」とやってから、語ってもらえたら嬉しかったです。  そういうわけで、ナガトさんのおっしゃっていること読んでいると、まるでひとり ごとを言いながら自分と対話しているみたいで、こちらとしてはそれをどう把握して よいのやら、対応に苦慮してしまいます。ですから、「おっと、ごめんなさい、林は 思想家ではありませんでしたね」と言われましても、私としてはただただきょとんと して「ええ、そうです。彼は小説家でした」と無邪気に答えるしかやりようがありま せん。 > むしろいま必要なのは、あくまでも現在を基軸にした発想でしょう。 >その上で、1993年現在、林房雄を取り上げることに何の意味があるか。 >是非、そこのところを語ってはいただけませんか。  私は林房雄個人を持ち上げているわけではありません。私がシュタイナーやエドガ ー・ケイシーというような心霊家と呼ばれている人たちの文献を研究しているうちに 達した結論と同じようなことを、たまたまオーソドックスな方法で語っている人を発 見したので──というのは林さんもまた、例えば内田良平や大川周明というような右 翼の大物を語る際に近代史の学者たちがそうしてきたように心霊主義者との関わりの 部分を削除して語っているからです。ちなみに内田良平は出口王仁三郎の大本教、大 川にいたってはシュタイナーへの言及があります──このような考え方を見つけまし たが、皆さん、どうですか、とそれを提示しただけの話なのです。  ナガトさんは、若い時分に体験した自己のエモーションの残滓でもって、私の意図 を覗き込もうとしてるんですよ。  ですからナガトさんの心に林さんのことが「記憶の片隅のそのまた片隅の片隅に痕 跡が辛うじて残ってい」ようがいまいが、若い人々には何の関係もありません。若い 人たちは彼の名前をさえ知らないんです。  そういうわけですから、むしろ「なぜ今さらこんな名前が偉そうに流通するのか」 というナガトさんの〈激烈な反応〉にこそ私は興味があります。これはナガトさんが 若い時分から今にいたるまでずっと引きずってきた政治上思想上の〈感情体験〉の自 己表現です。 >「私はもうそこのところをさんざん語っているじゃないですか」 >という、清水幾太郎のようなトウカイは勘弁してください。 >(以前、といってもだいぶ昔ですがあるシンポジウムで散々その >手のレトリックを聞かされたことがあるのですよ)  なぜ日本人から勇気という徳が失われたのかということについては私はちゃんと語 ってますよ。敗戦です。 >率直にいって私にもわからないことは無数にあるのです。  まず私たちが生きてきた〈日本〉の、政治上思想上の〈感情体験〉の質がまったく 異なっているということがあります。というより、今の若い人々にはそれが殆ど、あ るいはまったく欠けているんです。それからナガトさんはこの会議室がシゲさん評す るところの FABUNAIフォーラムの一部だということを忘れています。さきほども言い ましたが、私は時々この会議室で、世間で心霊家と呼ばれている人々の発言を引用し ています。政治の話や歴史の話を〈学問的に〉〈まじめに〉やろうと思ったら、普通 の常識では「こんな馬鹿とは話なんかできねエ」はずです。  KAZEさんとの対話を思い出してください。私はこう言いました。   明治維新の最終的成果は大東亜戦争(あるいは太平洋戦争)となって結実し、  幕末以来およそ100年間続いた日本の特殊な戦時体制は、敗戦によって解体さ  れなければならなかった」と言ったら、どう思われますか。これが100年の間、  私たちの国に課せられていた〈悲劇的な使命〉だったのです。  日本人はアメリカ人とは違います。明治維新に発明された天皇制とは、人民の政治 的成熟度の低いアジアの、そのまた片隅に生きる日本人たちの内部から、西洋世界に 向けて爆発力を起こさせるためにはどうしても必要な措置でした。現在から言えば、 これは一種の洗脳政策です。とはいえ、「幕末の志士たちはそのことを方法として明 確に意識していたのか」と問われれば、私は否と答えます。そうではあるけれども、 しかし、当時日本が西洋世界と対決するには、内部に悪の力を抱え込んでいた明治憲 法下の天皇制を用いざるを得ませんでした。そして最後はその悪の芽をそれ以上成長 させないように、日本は解体されたのです。(ある種の超越的力の流入によって、と @序きたいところですが、それを言うとナガトさん、これ以上読んでくれなくなるかも しれませんので、それ以上は言いません。)  結果日本は再び明治維新前の状態に、つまり大部分の日本の農民町人階級がそうで あったように、戦争を嫌う町人国家に帰ったのです。しかし、それですべてが終わっ てしまったわけではありません。まだ終わっていないのです。  これが私の考え方です。おおいに〈たわごと〉かもしれません。  このような考え方は、シュタイナーやエドガ・ケイシーという〈うさんくさい〉人 たちの研究なしには出てきませんでした。林さんは私にとっては、いはばアンカーマ ンだったわけで、林さんがいなくても、上のような認識はすでに私の中にあったので す。  私が話してきたのは、地上世界で血を流しながら生きてきた〈目に見える日本人た ちの歴史〉の結論ではないのです。「そんな結論は正当な史的研究からは絶対出てこ ない」と博識な人が食ってかかってきたら、「そう、まったくあなたのおっしゃる通 りです」と私も答えます。  私は、誰が誰を殺し、どの民族がどの民族に襲いかかったのか、ということを地上 的な〈犯罪〉という視点から眺めているわけではないのです。もし私の提出したよう な視点から世界史を眺めることができるというような発想がナガトさんの中にないの なら、あるいは私もナガトさんから「松川ってやつぁ、あいつはあぶねエ。きっとい まに馬脚をあらわすぜ。林のような大罪人を引用するようなやつだしな。きっとあい つも大罪人の一味にちげえねエ」と評されても、仕方がありません。  『海舟座談』中の勝海舟じゃないですが、「なに、寝てらー」とぐうぐう寝てるほ うが気持ちよくていいですよ、ほんと。実際なぜ私はここでこんな馬鹿なことをやっ ているのか、正直いって分からないんです。いつも「もうこんなことはよそう」と思 うんですが、そのたんびに思いとどまっています。でも、いずれは消えなくちゃなら んでしょうねえ。                                   松川 貴