- FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 93/12/09 - 01327/01327 PGB01143 魔界のめーそん 飲兵衛からのエール ( 2) 93/12/09 08:42  そうかのぉ さはしマスターも、ついに人生の半分を通過したかの。 洗い上げたグラスの中を、過ぎ去りし30年が走馬灯の影絵のように 映り去り、拭き上げて灯にかざせば、来るべき30年が輝き映える。  30にして立つ!! 羨ましい事よ...   人の世を見続けながら、自身の人生を持たない 魔界のめーそん - FARION MES( 3):【めでぃあ室】本/映画/音楽 etc----<01> 93/12/09 - 00318/00318 JAB00735 ぱうわー 13日の金曜日テレビ版 ( 3) 93/12/09 07:47 これは前にフジテレビで放送してたのかもしれませんが、私の大好きな 番組です。 映画のジェイソンが出て来るやつをテレビにしたのかな?なんて思っていて 見始めたのですが、これがなかなかおもしろい! 内容としては、ある骨董品屋さんのおじいさんのところに、いとこの男女 二人がやってきて、すでに売ってしまった呪いのかかった骨董品を集める というものです。 昨日新聞みていたらいつの間にか放送再開してました・・・。 これは私の絶対のおすすめの洋モノ番組です。興味があったら録画して みてください。 あのいとこのあんちゃんがかっこいいんだよねえ、ふぅ。 ぱうわー - FARION MES( 4):【宴会/オフ】プラン・レポート------------<02> 93/12/09 - 416/417 QFG02515 メルク RE:忘年会の事です ( 4) 93/12/08 23:48 405へのコメント  たぶん出れると思うので、  参加表明しま〜す。  25日ならバイトの給料が入るから、なんとか。  まだお店決まってないんですよね。高くしないでね。(^_^;)                          メ ル ク - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/12/09 - 01891/01892 GBD03557 シゲ RE:最近おもう。 ( 6) 93/12/09 10:33 01886へのコメント >しまうま爺、維/YUIちゃ しまうま爺の元ネタからは段々離れてしまうのだけど・・・ :旦那にぐちってたらば、それは今日はバイクには乗ってはいけなかったんだよ・・と、:したり顔でいわれました。 :ん〜、なるほどなぁ・・・とはおもったのよね。。。 バリ伝の確か10巻か11巻だと思うんだけど、聖 秀吉が峠の事故で死ぬ時に、 自宅を出る時にバイクの鍵がなかったんだよね。それであちこち探してお姉さんが 「そういう時は乗らない方がいいわよ」なんて言って、結局机の後ろから鍵が 見つかって乗っていったら事故に巻き込まれたんだ。 僕が事故に遭ったときもそうだった。1週間くらい前に小林少年(数人しか 分からないでゴメン)と箱根に行ったときも途中で何度もエンジンは止まるし、 何の原因もなくタイヤのビードが落ちて西湘BPで転倒しそうになるし、 それって本当に原因がなかったんだ。空気圧は適正だし、チューブレスタイヤが 急に空気圧が0になるなんてことは考えられないんだよね。結局、パンクでもなし 原因はつかめなかった。冷たい雨の日だったよ。 そんないつもはないようなトラブルが1週間くらい続いてそれでも気にしないで・・ っていうか、無理をおして乗ってたんだ。 事故に遭った日はバイクに乗る予定はなかったんだ。ちょいとスーツでめかしこんで いたにも関らず急にバイクに乗りたくなって小林のバイクでヘルメットやグローブも 小林に借りて乗った時の事故だったんだ。 本当に事故に遭う時は自分はその歪みに気付かずに乗ってしまうのかもしれない。 だから事故の自衛策にはならんのかもしれんけど、ちょいと気分がのらないなぁ・・ とか、トラブルが続くなぁ・・とかいう日は乗らないのが賢明なんだな、きっと。 虫の知らせっていうか、僕なんて例えば電話が鳴る1分くらい前に「あ、電話」 って、感じることが高い頻度であるんだけど、バイクに限らず機械にもそういう のがあって、「今日は乗っちゃいけないよ」っていうのを何とか知らせてくれようと しているんだな、きっと。 01887/01892 PFA03563 YAHATA 危機か転機か ( 6) 93/12/09 00:54  面談の結果… 耐えられないようなら適性に応じて異動させる用意がある。 できれば今の場所で前向きに動いて欲しいのだが。  YAHATAは「異動に異存はない」という趣旨のメールを発した。  さて、結末はいかに。  そもそも、私の適性とは? YAHATA 01888/01892 JBH02324 なえ ラージャスターン 4 ( 6) 93/12/09 10:28 わたしはルナに在り 200周期の季節を巡った 荒涼とした砂漠の大地 時間さえ止まった様な孤独なルナ あの遠く遥かな空に浮かぶ青の星 虹の様に浮かぶ大気の渦へと いつか生まれ変われるものなら あの水の星に産まれたい どれほどの時間が過ぎても あの大地にいつか行きたい それだけがわたしの存在を許す理由だったけれど 巡る周期の時間に耐えていたけれど 生まれ変わったわたしの心に 渇望の気持ちは既に無く ただ無為に時間は過ぎていくだけ 遠く遥かな空を見上げて 見えない過去に胸を濡らすだけ あなたが思い起こさせてくれた あの時間も いつか望郷の彼方へと空しく消えて行く運命なのか 行き場の無い想いだけが 巡り続ける走馬燈 01892/01892 GDB00064 オリハル RE:あった方が面白いかも ( 6) 93/12/09 20:25 01881へのコメント /COOLCOOL炎スサノオさん、こんにちは。 | …で、結局何が言いたいかと申しますと | 「NoB氏が適任なのでは?」と言うことなのでありました(^_^;)。 この御発言はとても問題のある発言に見えますが、 ま、スサノオさんを目立たせるという効果は充分に達成していますが(^_^;)、 また、私はNoB氏のNIFでの過去の経過というものを知らないままですが、 実際には、これを実現することは突破口を開くことにもなるように思います。 FARIONの各議長氏とのハーモニーを奏でられるのならば、 これは有意義な出来事になるであろうと個人的に、 スサノオさんとは多分、全く別の視点から思います。                          オリハル - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/12/09 - 01769/01770 GBA01276 しまうま RE:もう一歩足りない ( 7) 93/12/09 01:13 01742へのコメント  #1742 杉本英雄 さん  どうも(^_^)。 :りゅうたから六甲へ移行しつつある  とのこと。うーん・・・僕は一緒に泥にまみれようとは思わない。とゆーか、きっと 好きな人ならそれが泥だなんて感じないんじゃないかな?なんて思います。甘いか な?  僕は「愛する人とともに堕ちてゆく」といった風な悪の美学だよ〜んみたいなノ リは大嫌いです。  やはりどんなにダサくても、本物は正統派だ(←ってよくわかんねぇ言い方だけ ど)と思います。          実は「ひらり」はあんまし見てなかった しまうま (GBA01276) 01770/01770 GBA01276 しまうま RE:苦しみは魂の砥石か? ( 7) 93/12/09 01:14 01765へのコメント  #1765 まるにちょん さん  丁寧なご返事、どうもありがとう(^_^)。 : いまだ、自分と対峙することから、巧みに逃れようとする自分に時にはウン :ザリすることもありますが、やれるとこまでやってみます。  そう・・・逃げるのは僕も非常に巧みです(^^;)。でも、自分が心に決めたことを裏 切っていると、段々自信がなくなってきますよね。逆に困難なことを自らの意志で 成し遂げたときというのは、すごく気分がいいものです。僕は、自分に負けそうな とき、裏切りの後ろめたさと、遂行の誇りの両方を思い浮かべて、「やっぱしやる しかないな!」と思ったりします。  でも意志に反してしまうのは、ホンの一瞬の隙を突かれたときなのですよねぇ・・・。  基本的に自分のためであるのはもちろんですが、自分に負けない!という気持ち は、愛する対象があってこそだよなぁ・・・なんて思ったりもします。  これからもよろしくっ(^^)/。              しまうま (GBA01276) - FARION MES(11):★アキラの《平井和正*異界漂流》----<01> 93/12/09 - 145/147 GEH01636 酔狂生 ついでの紹介 (11) 93/12/08 23:23 144へのコメント  ふむふむ、赤岩山と愛宕神社の場所を地図でしらべてみました。なるほど、 葦毛湿原のちかくなんですね。でも、ここへ名古屋から1泊2日でいかれると はちょっとおもえないのですが、なにか別の目的でもあったのでしょうか。  ついで、といってはなんですが、三河方面の神社では、小生は三河一宮とい われる砥鹿(トガ)神社が気にいっているので、ちょっと紹介したいとおもいます。 (キッコウキボク)  そもそも、この神社の神紋は、亀甲亀卜といわれる他 に類をみないもので(熊野の玉置神社にあったという神 /|\ 代文字の文書の中にも登場する紋様で、通称タマキマチ |-| | ガタとよばれています)、いったいなんでこんな神紋が | |-| ついているのか?というのが、この神社へいくきっかけ  \|/ でした。  実際にいってみると、まあ、三河国の一宮というだけあって、それなりに格 式のある神社でしたが、それより感銘をうけたのは、本宮山にある砥鹿神社の 奥宮でした。  この山にはドライブウェイがとおっていて、日曜ともなるとバイクが多数疾 走するというところなのですが、奥宮は杉木立にかこまれて、ちょっと玉置神 社をおもわせるものがあります。実際、ここにある御神木の杉の木は、なかな か堂々たるものでした。  また、修験者の行場が山腹のあちこちにあるようで、岩場を鎖でのぼるとこ ろなどもあり、昔は修験道がかなりさかんだったのではないかとおもいます (このあたりも玉置とにている)。ただ、小生は祠のある岩の真上で、不遜に も足をなげだしてオニギリをたべたせいか、翌日はバチがあたって、頭痛発熱 さあ大変(^_^; だったのですが。  ともかく、こんどはまじめに(?)おとずれてみたいところです。 酔狂生(GEH01636) 146/147 SDI00635 みれ RE:ついでの旅 (11) 93/12/09 15:50 144へのコメント コメント数:1  #144 Fact'in Hygiene さん  どうも、お久しぶり。  愛宕神社の話が出てたので、タイミングの良さに驚いております。  実はこの間大宮氷川神社にお参りしたときに「ホノカグツチ」という 言葉が聞こえ(^_^;)ア、アヤシイナァ…で、「へ!?」と思っていたので、友人 宅で氷川神社のしおりなどを読んでおりましたところ、「ホノカグツチ」 というのは、氷川神社の境内内の愛宕神社に奉ってあるということが分 かり、「ふ〜ん」と思っていた矢先の Hygieneさんの書き込みであった わけです。  ホノカグツチという神については、私は古事記の記載以外何も知らな いのですが、愛染明王とも関係アリだとしたら、面白いですね。ホノカ グツチという神は、ホムスビノカミとも呼ばれているとも聞きましたが、 何かご存知でしたら、またUPしてください。 ・:*:・みれ・:・。,★ 147/147 MGH00465 アキラ RE:ついでの旅 (11) 93/12/09 19:58 146へのコメント  平井和正の「地球樹の女神」は、ホノカグツチの魂を浄化する物語な のだそーです(平井さん談)。  熊野でホノカグツチを祀ってるのは、花ノ窟神社です。                     MGH00465 アキラ - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 93/12/09 - 00869/00872 PXH01650 杉本英雄 RE:パラダイム・シフト (13) 93/12/08 21:15 00862へのコメント ∞ YUI さん、こんにちは。∞ KAZE さんが、非常に的確なコメントを付してくれたので、引用 しつつ、コメントしたいと思います。 ?先ず、「宗教」とは何か? >人類が霊的世界から切り放されて、 この地上でその生を歩むときに、 霊的世界のことを忘れないようにと 人類に与えられたひとつの方便<(KAZE#0867) ^^^^^^ わたしは、こう考えました。 (と、いうより教わりました) ☆人類は霊界から地上へ受肉して いつしかその本性を忘れていった.. そして 生きるために必要な諸物を 自らの霊的本源から頂く事をせずに お互いから横取りするようになっていった.. (ネガティブカルマの発生) しかし 自らの霊的本性をかいま見る時があった その時人間は 救いを求め 絶叫した ...宗教の始まりである。 したがって、 >人類がこの宇宙を真に認識しはじめるとき< >「宗教」という枠はおのずと乗り越えられていくはずなのです< すなわち、 (KAZE#867) >従来の「宗教」の枠は消え、内実だけが未来に残される< (YUI#862) というわけなのですね。 ところで、 >残念ながらそういう時期にきているとはなかなか思えません< というのが実状ですが、 残念ながらそういう時期を待つわけには行かなくなっている と感じるのです。というのは、 全人類が自ずから>「認識」による宇宙理解<に達する時期 と、 科学が霊性の理解に達する時期 と、 地球の霊的進化(バイブレ―ション・シフト)の時期 この三つの「時期」が一致しないからです。バイブレ―ション・ シフトは、天体の運行の法則に従い、数学的正確さで遂行されます。 前二者を達成しなければ、ビッグシフトを乗り越えられない事は、 「日月神示」にも述べられていますね。 つまり、宗教と科学が一致した、 >「実用」的なもの<(YUI #862)であり、 >統一場的な把握< (KAZE#867)がされた ものが打ち立てられなければならない、と考えます。 それは、 真実の「宗教心」から生まれた「科学」である、 と、聞いています。 宗教のベクトルは:「初めに神(霊)ありき」 (霊)――――――>(物質) 物質科学のベクトルは:「初めに物質ありき」 (霊)<――――――(物質) この二者を融合して、 科学のベクトルを:「初めに霊ありき」 (霊)――――――>(物質) とすることです。 ○:―英雄―:○ 00870/00872 PXH01650 杉本英雄 RE:キースジャレットなど (13) 93/12/08 21:16 00865へのコメント コメント数:1 KAZEさん、こんにちは。 >クラウス・シュルツは、タンジェリン・ドリ―ムにいたんですか はい。 といっても、タンジェリンの1stアルバム: 「エレクトロニック・メデティ―ション」 だけですが。ここではドラムスで、後の「クラウスリズム」 と呼べるような、独特のビ―トが聞けます。 シュルツの音楽は、その全部が「短調(MINOR)」なんですね。 長調の曲が一つもない!ということで、非常に内部沈潜する音楽 です。K.ジャレットのケルン・コンサ―トのPart2b(3 曲目)は、クラウスティックで、その雰囲気を持っています。 >やはりなんといってもマ―ラ―はいい はい、いいですねえ。 わたしが、自分のお小遣いで買った最初のレコ―ドが、 マ―ラ―「交響曲第8番”千人の交響曲”」 でした。(中学2年の時) 以降、ク―ベリックのマ―ラ―全集を買ってもらい、冬休みに 一日一曲を聴くという、今思えば贅沢な時間を過ごしていまし た。 >最近ではショスタコ―ヴィチなんかが好きになっています 何か、共時現象なのでしょうか? わたしもそうなんです。きっかけは、 >キ―スジャレットの<前奏曲とフ―ガです。 で、これも弾いてみようと思ってるんです。 >シュタイナ―最新刊「霊視と霊聴」..読みましたよ は、早い!! わたしは、まだ、色彩の秘密も終わっていない! >「風遊戯25」は、日月神示とシュタイナ―系の神秘学の統合 やはり、そうでしたか。 >清家新一さんですが いやあ、世間は狭い、狭い(!) 「超相対性理論」も持っています。 オヤジが一時期すごく凝っていて、「逆重力機を作るんだ」と ジャンクを一杯集めて、タキオン放電の実験をやっていました。 その実験って、けっこうスサマジイもので、電線をメビウス式に 巻いたコイルの化け物みたいなものに、高電圧をかけて、ア―ク 放電させる。するとものすごい電波ノイズで、テレビ画面やステ レオなんかしっちゃかめっちゃか。隣の家まで、エライ迷惑です よ。 テレビでいい場面、バリバリバリッ! さあ、マ―ラ―でも聴こう、バリバリバリッ!! (音声ノイズデスヨ!) 夜中もバリバリバリ!! 昼も夜もバリバリバリッ!!! こんなんで、ほんとうに「飛ぶ」のかね、放電が何の役に立つの だろうと、思う毎日でした。 あの頃は天才だと思っていましたが、今、知人に聞いてみると 大学の研究室には、あのテがゴロゴロいるし、もっとスゴイのが いる、だそうです。で、肝心の「超相対性理論」は、一般相対性 理論を考慮していないという致命傷を持っているため、間違いな のだそうです。 ?あ、そうだ、 「東理論」はどこで知ることができますか? ○:―英雄―:○ 00871/00872 GGA02514 KAZE KAZEの現在の音楽観 (13) 93/12/09 01:19 00870へのコメント 杉本英雄さん、どうも。 杉本さんの音楽の趣味は僕のとかなり重なるところが多いようで、 今後の音楽についての話が面白くなりそうですね(^^)。 ただ、僕などは音楽をちゃんと勉強したことなどまるでなくて、 ただただ聴くことが好きで、いろんな音楽を貪っていたというだけです。 でも、最近になってやっと何かが聴け始めたような気がしてきてまして、 それに平行するように、無闇な聴き方からやっと脱皮して、 音を大事に聴きとることを心がけるようになっています。 今日は、先日からキース・ジャレットの話がでてましたので、 ちょうどこのところわりと聴いているバロックに関連した部分もある 「スフィアーズ」という教会オルガンのインプロヴィゼーション を久しぶりに聴いてみました。 以前に聴いたイメージよりも、こちらの耳が広がったのか、 ものすごくいろんなイメージが広がってきてとっても圧倒されました。 なぜか最初に思い出したのが、チベットの聲明で、 意外に、オルガンと聲明というのは通じるところがあるな、と感じました。 そういえば、先日、武久源造さんの「鍵盤音楽の領域」vol.2という、 17世紀ドイツのオルガン音楽を代表するシャイデマン、ブクスフーデなど の世界を、「全曲手動送風」、つまりはふいごを手で押しながらの 昔の奏法でのとっても澄んだ響きを展開したものを聴きました。 それを聴いていて思ったのが、このふいごというのは「息」で、 これはオルガンという声楽家が歌ってるんだということでした。 スフィアーズを聴きながら感じたのも、その「息」ということで、 そこには、それにともなった豊穣なノイズが星座のようにちりばめられ、 それが予測のできない、でも確実な創造の予感のようなものを見せながら ある次元を越えた拡がりで展開しているのを感じたわけです。 それとともに感じたのが、ある根源的な波動が発され、 それがあるカタチをとりながら、時空を展開していき、 さまなまに乱反射し、そのつど確実な創造を行うシーンで、 先日の母音と子音の反射のイメージにもつながるものでした。 これに関連したことは、ちょっと前に、FFORTUNEのカズタマの部屋で いろいろ勝手なイメージを拡げてみたことがあります。 で、何がいいたいかというと、音楽を聴くということは、 そうした宇宙的な営為へと確実につながらなければ 結局のところ、音楽オタク、単なるマニアの世界にしか ならないのだろうなということなのです。 日本人は、たとえば平安の雅楽演奏が、虫の音と競演しようとしたように 非常にすぐれた音の感覚を、言霊の咲きわう国にふさわしく、 本来もっているのに、それを生かさない手はないなとも思うのです。 有名な左脳と右脳による音の聞き方を研究した角田テストというのがあって 日本人は、虫の音をはじめとした自然音までも左脳という言語脳で 処理しているということを興味深く思ったことがありますが、 西洋人の脳は、虫の音などの音を有意味なものとして聞き取れないのに比べ 日本人の脳は、森羅万象を有意味なものとして感じるということです。 そういう意味でも、音に対してもっと感受性を磨かなければというのが、 最近の僕の音楽を聴く上での基本姿勢になっています。 ついでにいうと、僕が非常に勉強させられたのは、 この会議室のもと副長で今はヒーリング・ルームの議長さんのTAOさんで TAOさんは耳の傷害をもっているにもかかわらず、 何度かお会いする度ごとに感じるのが、 「TAOさんは確実に耳が開いている」ということでした。 むしろ、物理的にならない本来の音というのを聴きとっているということで それを感じるたびごとに、僕も本当の音を聴けるようにならなくちゃ、 ということを切に思うようになったのです。 そして、そうこうするうちに、声楽家のOさんとお会いして、 シュタイナーの音楽論などの話をするうちに、 本当に聴くということ、耳を開くということ、音は多次元的な場であること 声を出すということは宇宙的な解放であるということ、 声は出すものではなく「来る」ものであること、などなどについて お互いの考えがほとんど同じなのに驚き、 そうした考え方を少しずつもっとちゃんと感じ・考えてみようという 方向性にあるのが今の僕のスタンスというわけです(^^)。 ま、ちょっとだらだらと長くなりましたが、 音楽について今なんとなく考えていることなどをまとめてみました。 さて、 >「東理論」はどこで知ることができますか? 以前にもこの会議室でご紹介したことがありますが、 技術出版というところから、現在以下の4冊が出版されています。 残念ながら、最初に出された「脳の主人」(南斗書房/1991)は 現在絶版ということで、僕も手に入れていません。 ●ポスト「不確定性」文明の曙/日本の科学  メビウスの面は21世紀のシルクロード!  片面は西洋から東洋へ 他の片面は東洋から西洋へ ●「政治権限」と「地球環境」/大脳生理学の立場から  「人権・民主」、「歴史(=解釈)と哲学(=思弁)」だけの政治よ、   サヨウナラ?  「全員で、宇宙を裏返し」て見なければ、「政治と地球」の「真の姿」は   解らない? ●アインシュタインの悩みとファインマンの悩みの解消に向けて/宇宙と意識  「生命」とは、「質量とエネルギー」の「変換体」のことだ!  かくして「生命」=「二系の、確率の振幅」によって表記可能! ●「万能量子論」による「天国と地獄」の「構図」/「太陽系」の「生理学」     で、近々この会議室で読書会をしようというのが、 YUIさんも購入されたという「ポスト「不確定性」文明の曙/日本の科学」 ということなのです。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 00872/00872 HCB00374 DIRAC 悪のみつめ (13) 93/12/09 19:57  こんにちは。 近況:今後大きくなりそうな複数のプロジェクトに両足を突っ込みまして、−−    悪いことに、どちらも既に社内的には権威者がおりまして、フィジビリティー    スタディーの段階ではあるのですが、なかなか自分の提案がしにくい状況で    あり、どちらを向いても「はい」「はい」と受け入れの修行の毎日でした。    自分の我を淨める取り組みと思ってはいますが、今まで、自分の業績を    アッピールしたい自分でありましたから、なかなか私にとっては屈辱的    といいますか、厳しい取り組みです。今までとは違う分野の仕事だった    りするので、理解が浅かったりして自分のいたらなさが身にしみます。    そんななかでプライドを捨てて後輩にも仕えていくうちに、こんな自分で    も会社に使って頂いている−−−−有難いことだと思えるようになりま    した。ボーナスでは、本当に「こんなにもらっちゃっていいのかなあ?     」と思いました。社会、即、精神修行の場であります。 自分のプライドの高さとその醜さをわからせて頂き、感謝です。ハイ。    さて、「悪」とはなんでしょう?(唐突ですが) 私は、自己矛盾を起こす事象だと思っています。だから、悪は必ず滅びると 信じられるのであります。没落天使ということがあるようですが、なぜ善の中に 悪が生じるか?という疑問があります。 結論だけまとめさせて頂きますと、「善」に関しての関心が、または認識が 薄くなった結果、つじつまが合っていたのが合わなくなっていき、矛盾が 生じてくる。こうして、自己矛盾が生じて行く。これが悪ではないのか。 という自分なりのストーリーです。 怪しげ?ではありますが、これが本当だとすると(仮定)、悪を呼び込む 原因は、「善への無関心」にあると極論してしまうのであります。 別ないいかたによると、理想への無関心といってもいいでしょうか。 「理想への無関心」が知らず知らずのうちに、悪を助長もしくは作り出すかも 知れないことを可能性として考えておく必要はあると思います。 「どうせ、−−−−」というあきらめにも似た無関心は、結果として悪に指向 してしまう(本人の意志によらず)危険性があるのではないか?という 提案?をして終わりたいと思います。夢がない時代だからこそ大切なことだと おもいます。  ありがとうございました。 - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/12/09 - 01552/01553 JBH00742 スサノオ ツラツラなるままに (14) 93/12/09 00:30  「アワ」はすまる女史のヒット作であり  それは安房の国にも関係しているという話しがあった。  ここで私が思い浮かべるのは安房の国を舞台の一つにした  「南総里見八犬伝」である。  物語では八剣士が「仁義礼智忠信孝悌」の八玉をめぐって活躍する。  同じくこの会議室では神宝の争奪戦という話題も在ったが  この八玉との関係は如何に…。  (ちなみに滝沢馬琴が執筆活動をしていたその時代は  大相撲では雷電為右衛門が大活躍をしていた。)                     スサノオ 01553/01553 JBH00742 スサノオ 犬猫の仲? (14) 93/12/09 01:15  カバラの第一人者とされる“あの”大沼氏も座右の書としているほど  D・フォーチュンの「神秘のカバラ」は非常に誠実に  カバラ研究に取り組んでいる姿勢が窺える。  彼女と「黄金の暁団」(当時はA∴O NO.3だったと思う)との関係は  団を率いていたモイナ夫人との相性のせいであろうか  必ずしも相性が良いとは言えなかったようだ。  そして彼女の家に猫が侵入するという事件に端を発し  モイナ夫人との仲は完全に決裂してしまい  彼女は「内光協会」を中心に本格的な活動を行なうのである。  では何故まだ魔術に関しては経験も浅く未熟な彼女が  モイナ夫人からの「心霊的自己防衛」に成功したのだろうか。  やはりモイナ夫人が恐れていた彼女の才能の故なのだろうか。  私もW・E・バトラーと意を同じくカバラを学びたいと思う人には先ず  「神秘のカバラ」を手に入れることを薦めるものである。  「彼女は来た」。                       スサノオ - FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 93/12/09 - 01328/01329 PBA02422 さはし どもども、ありがとう ( 2) 93/12/09 21:47 皆さん、ありがとう。 二十歳の時には、まだ学生だったし、成人式といっても、それほど 何も感じなかったけど、三十歳というと、「ああ、おじさんになっ たなあ」と感慨深いものがあります。 その反面、精神年齢と実年齢のギヤップが大きくなりすきぎで、な にか、しっくりいかないものを感じます。どうも高校の頃からちっ とも進歩していないみたいで、困ったものです。 これからも、よろしくお願いします。                     居酒屋マスター さはし 01329/01329 KFD00473 たまご 雪の日 ( 2) 93/12/09 23:07  9時過ぎ、残業を終えて会社の外に出たら、雪が降っていた。  雪の晩はいつもより静かで、なんだか少し暖かい。(*)  白く変わった町並みをちょっと眺めてた。    冬ですね。         たまご  (*)注:雪は音を吸収するので静かになる。また、雪の降る前はとても寒いが、       雪が降りはじめると水が雪になるのに熱を放出するため気温は少し上       がる。逆に晴れた晩は放射冷却現象の為冷えこむ。 - FARION MES( 3):【めでぃあ室】本/映画/音楽 etc----<01> 93/12/09 - 00319/00319 HFC00771 Y.S 中矢氏の本を買ったら・・・ ( 3) 93/12/09 21:48 MES6とMES7に時々、調子が外れた?書き込みをする Y.S です ここの会議室は、これが始めての発言です さっそくですが、少し前に、本屋で、  中矢伸一「神々が明かす日本古代史の秘密」(日本文芸社) ISBN4-537-02363-5 という本を見つけて、読んでみたら、なんと、みれさんとARION氏の事が書かれて いるので、驚きました MES14で出てくる「ニギハヤヒ」もちゃんと出ているし・・・・ それから、岡本天明氏の「日月神示」も・・・・ もしかして、中矢氏は、このフォーラムの常連で、私が知らないだけかもしれない なんて思ってしまいました(^^;) それから、「ニギハヤヒ」については、ご存知の方もいると思いますが、文庫本で、  神一行「神社が語りつぐ古代史の真実」(ケイブン社) ISBN4-7669-1772-3 という本が出ていて、中矢氏も参考にされています        仕事に一段落がついてまた書き込みができるようになった Y.S - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/12/09 - 01893/01897 GDB00064 オリハル RE:あった方が面白いかも ( 6) 93/12/09 21:41 01892へのコメント |実際には、これを実現することは突破口を開くことにもなるように思います。 さらに、 |スサノオさんとは多分、全く別の視点から思います。 と書きましたが、特別な深い意味はなく、 「自分は反対はしていない」という表明でした。                    オリハル 01894/01897 GBG02043 維/YUI 今日(12/09)のメッセージに ( 6) 93/12/09 22:20 コメント数:2 >>混乱の中でこそ出来る一連の事柄は、確実にあなたを成長させる (^-^;) わぁ・・・・!!! わらっちゃいますわぁ、わたくし・・・>>ハローの仕掛け人ご一同様 (^^;) 成長してる・・・とはとても思えない〜っ! 維/YUI。 01895/01897 KFD00473 たまご RE:今日(12/09)のメッセージに ( 6) 93/12/09 23:07 01894へのコメント >>成長してる・・・とはとても思えない〜っ!  んなことないでしょう(^_^)>維/YUI  たまには自分をちゃんと評価してあげなさいな。 01896/01897 HGC02325 ガッチャ RE:今日(12/09)のメッセージに ( 6) 93/12/09 23:17 01894へのコメント  仕掛け人ご一同様とは、異な言葉。  ちょっと妙な響きがある。                             HGC02325 ガッチャ 01897/01897 GBG02755 すまる 声がききたいの ( 6) 93/12/09 23:39 それが愛でなくてもいいの。 でも、あなたに会いたいの。 愛なんてなくてもいいの。 でも、あなたと過ごしたい。 このわずかなひとときを、 あなたと二人で生きてみたい ああたと二人で歩いてみたい 愛なんていらない。 愛の勲章なんていらない。 あなたがいればいい。 そして、この思いが一瞬のまたたきであっても そして、この思いが夢のみせた幻であっても それでもいいの、この思いを生きてみたい。                すまる - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/12/09 - 01771/01773 HFC00771 Y.S 書き込みを再開します ( 7) 93/12/09 21:50 ようやく仕事に一段落ついて、また書き込みができるようになりました 書き込みしなかった時にROMだけはしていましたので、それで、感じたのですが、 みれさんが言われたレッテル貼りの問題うんぬんは、運営上良いか悪いかは別にして、 かなり重要な問題のような気がします 何故かというと(これは私の考えですが)、 思考的に物を考えるって、無意識的にラベル貼りをしてるんじゃないかって 思うんです 学問の世界では、よく「概念」とか「モデル」とかいうものを使いますが、 これって、ラベル貼りを突き詰めた形ではないのだろうか? 「概念」なり「モデル」は現実をわかりやすい(納得しやすい)ように してくれますが、極端に言えば、それは現実を1つの側面からみたものに 過ぎないのではないのか? 私自身、研究まがいの仕事を現在していますので、「思考」の恩恵に預かって いる一人なのですが、ややもすれば、自分で気がつかないうちに、 「概念」なり「モデル」をあたかも現実そのもののように錯覚してしまって いる時があります(^^;) 私が、以前の発言で、ARION氏を「超越的な存在」という概念に当てはめて しまったのが良い例です・・・・ でも、それじゃあ、「思考」は切り捨ててしまっていいかどうかというと・・・・・ それはそれで、問題が残るような気がします(ううっ、ジレンマだ、これは) どうもしっくり来ないのは、このあたりに原因がありそうです で少し、このジレンマにこだわってみようと思います 今のところ、「思考」を使え、使うな、というマルバツ式の発想では駄目だ いうところまでは、わかっているのですが・・・・ (・・・・ここから先はまた日を改めて書いてみようっと) ところで・・・・ 連也さんとのやり取りを思い返してみると、私の発言はやっぱり腰が引けていた ところがあったような気がします こんな事を書いたら、ああこいつも批判的なグループの一人だなって思われて しまうんじゃないかって、ね コミュニケーション・コンプレックスみたいなものが、どうも私にはあるようですね 文章を書いて、後で読み返して、本心をしっかり隠している事に気がつくんですよ (コメントへの返事という形で自分の発言にコメントしている感じです^^;) そして、連也さんはそのあたりを見破っていたのでは?と思います                         いつも長文でスミマセン Y.S 01772/01773 NBB01420 SUKE RE:苦しみは魂の砥石か? ( 7) 93/12/09 21:53 01759へのコメント  #01759 まるにちょん さん(^^)  はじめまして。SUKEと申します、よろしく!  >> 「苦しみや悲しみは、失敗や苦い思いは、実は魂の砥石である。」のではな  >>いかと。  これは最近の自分の経験を顧みて、正にその通りだなぁと思いました。  浪人時代に明治神宮に詣でて、頂いた言葉を思い出しました。    「磨かずば 玉の光はいでざらむ 人の心も かくこそあるらし」  宝玉も磨かなければ輝かない。人間の心も常に磨いていなければ輝かないのだ、  というような意味だったと思います。  では、どうやって磨くのか?  まるにちょんさんの提示された言葉は、まさにその先を言い当てているのではない  かな、と思いました。          これからもよろしくお願いしますね! (^^)…☆ッテナモンダ Suke. 01773/01773 NBB01420 SUKE RE:苦しみは魂の砥石か? ( 7) 93/12/09 21:54 01770へのコメント  #01770 しまうまさん、お久しぶりです(^o^)/  >>でも意志に反してしまうのは、ホンの一瞬の隙を突かれたときなのですよねぇ・・・  これを読んで思いました。  少し前に散々苦しんでいた私なのに、ちょっと楽になるといつの間にか努力を忘れ  ています。油断というのは思ったより日常茶飯事で、気付かないものなのでしょう  ね(^^;)  確かに自分を怠けていると、また苦しみや悲しみが襲ってきます。自分の中にアン  バランスを感じて、痛みはじめてから、「しまった」なんて...  今はとにかく、自分を磨き続けることを忘れないようにと、奮起努力することしか  出来ません。  >> 基本的に自分のためであるのはもちろんですが、自分に負けない!という気持ち  >>は、愛する対象があってこそだよなぁ・・・なんて思ったりもします。  愛する対象がないと、自分を磨き続けることは非常に困難なのでしょうか?  そういう意味だとしたら、愛する対象というのは、どんなものなのでしょうか?  この部分をもう少しはっきりと知りたいと思います。                    では、また! (^^)…☆ッテナモンダ Suke. - FARION MES( 9):★TAO のヒーリング・ルーム----------<01> 93/12/09 - 271/271 GGD02212 Soo <雑学の羅列です>かおりちゃん、 ( 9) 93/12/09 22:03 268へのコメント 遅くなってゴメンね…って言う古い歌があった↑(^_^; 関係ないですが…  たしか新約聖書に、女が自分の髪でイエスの足に「香油」を塗る話があった。 聖骸布に残るイエスの顔や体の輪郭も遺体に塗られた香油が変化したものとか。 防腐剤としての香油を呪術的意図から用いる風習は紀元前からあったのだろう。 オリエンタルな宗教的儀式に香炉…なんていうイメージもつきものである。  茶道ならぬ「香道」というのがあるそうだ。御香を焚くことまで「道」にして しまうとは「いとをかし」である。御香は仏教と共に唐から日本に伝来したの だろうが、平安貴族の間で香を焚く習慣が定着したのは、ちゃんとしたトイレ も無く、ろくに入浴もしないので、体臭などをゴマかすためだったとか…(-_-; 中世のフランスで香水が発達したのも似たような事情からだったと聞く。  人間で嗅覚を司るのは第I脳神経、中枢は大脳でも原始的と言える辺縁系。 異臭は警戒心を促し、異性の体臭は性的衝動を誘発し、腐臭で食欲が減退する ように、臭いの対象が外敵か獲物か、オスかメスか、餌が腐っていないか等の 知覚情報は、生存と種の保存のため、生理的な快不快の情動と直結している。  物質文明に毒される以前、村人達は皆、現代人よりも嗅覚に敏感であった。 (ジミー大西なみだった?)大気汚染、喫煙、アレルギー性鼻炎等、本来人間 が生きるために重要だった嗅覚を損なうような状況に現代人が陥っているのは、 人類が滅亡に向かっていることの表われと見なし得るのかも知れない。(-_-;  いろんな意味での「嗅覚」を麻痺させないでおきたいものだと思う   (Soo) - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/12/09 - 01554/01554 QFG02515 メルク コードネームは? (14) 93/12/09 22:53  「セーラーV」なのである。  プリンセス・セレニティの四守護神のリーダー、セーラーヴィーナス。  本名は、愛野美奈子。  金星の戦士である。  四守護神をエレメントに当てはめるなら、彼女は「風」になるだろう。  ここで四守護神とエレメントの関係を整理しておこう。   「水」 セーラーマーキュリー 水野亜美  水星   「火」 セーラーマーズ  火野レイ  火星   「地」 セーラージュピター 木野まこと 木星   「風」 セーラーヴィーナス 愛野美奈子 金星  ヴィーナスの「風」の性質は間接的にしか示されていない。  イメージカラーが黄色であること。一般に「風」の色は黄色とされる。  封印の「剣」を持っていたこと。  「水」は聖杯、「火」は魔法の杖、「地」はコイン、「風」は剣に、対応する。  好きな科目は体育で、嫌いな科目は体育以外ということ、  そして、四戦士中最も多彩な技を持つということ。  これは、天の意志を受けて地上を攻撃する道具としての、  「風」の性質が現われている。  これは、言い替えれば、「仕える者」という意味である。  また、「風」と金星の性質も、いくらか類似している。  上の四守護神の順序は、  私が今までにUPしたセーラームーン解読の順序だが、  同時に4人の登場順でもある。  そして、エレメントの順序は、アリオンの詩の中にある順序。  セーラームーンの象徴体系は、アリオン預言と相性がいいようだ。  さて、  彼女の属性は、「愛」と「光」ということになっている。  しかし、すでに書いたように、彼女の本質は「仕える者」である。  彼女の「愛」と「光」は、根源的なものではない。  なぜなら、根源的な「愛」と「光」は、セレニティのものだからだ。  セレニティの「愛」が霊的なものであるのに対し、  ヴィーナスのそれは、「精神的」なものである。  セレニティの光が、霊的な光の偏在であるのに対し、  ヴィーナスの光は、「光線」である。  金星は満ち欠けをするところから、月の真似をするといわれる。  たしかシュメールやバビロニアの神話でも、  金星の愛の女神は、月の女神の下に位置付けられていた。  金星は、月の「うつし」、あるいは月の子といっても良いだろう。  また、金星には、明けの明星、宵の明星という2つの顔がある。  これらの金星の性質は、ストーリーにも反映されている。  原作のみのエピソードで、TVには出てこなかったが、  ヴィーナスは登場した時に、「月のプリンセス」と名乗っていた。  真のプリンセスである「うさぎ」がまだ覚醒していなかったので、  「うさぎ」を守るために影武者をしていたのだ。  セーラームーンに1年先行して、  ヴィーナスは「セーラーV」として活躍していた。  セーラームーンの単行本第1巻の一番最初のコマに出ていたのは、  セーラーVの新聞記事であった。  そして、  セーラー戦士の、最後の5人目として登場したのが、  「月のプリンセス」を名乗るセーラーヴィーナスだったのである。  セーラーVはいわば「雛型」であり、「前触れ」であり、「預言者」である。  イエスであり、釈迦であり、マホメッドである。  そして、マーキュリーの代表する水の時代が、現代。  マーズの代表する火の時代が、乱世。霊性、古代、東洋性の復活の時代。  ジュピターの代表する地の時代が、豊穣の大地の時代であった。  セーラーヴィーナスが代表するのは、「ディメンジョン・ジャンプ」である。  3つの準備段階を経て、彼女が時代を切り替える。  そして訪れるのは、シルバーミレニアムの時代であろうか?  セーラーVは「緋色の女」とも関係がある。  神の名を騙って人々を欺き、  そして新時代誕生のために消えてゆくのが彼女の仕事である。  虚偽と仮面に彩られて実体の見えない、愛の女神。  それは霊的な未熟さのことであり、エゴとも呼ばれる。  しかし、それは本来の姿ではない。  一見、この「風の女神」の出現こそ、  預言されてきた事の真髄のように見えるだろう。  めくるめく奇跡の時代となるかもしれない。  しかし、真実はその向こうにある。                            メ ル ク