- FARION MES( 3):【めでぃあ室】本/映画/音楽 etc----<01> 93/12/21 - 00329/00329 PXH01650 杉本英雄 RE:「惑星ソラリス」の謎(^^; ( 3) 93/12/20 20:25 00321へのコメント ユ―リさん、こちらの方でもヨロシク!! >あなたは、あのラストシ―ンをどう解釈しましたか? 映画を見る前に原作を読んじゃってたもんで、 そのイメ―ジを引きずってしまった。 で、 >結局彼はソラリスの作り出した自分の思い出の中に捕らわれたまま になってしまったのだ< ですね、ぼくも。 論拠は、 「思い出は常に美しい」 というものが根底にあります。 彼は、ソラリスが作った”恋人”に入れ込ん(アマリ、イイ表現デハアリマセンガ) じゃうんですよね。原作では、人間について興味を失った”海”が、 ”恋人”を還元してしまって、主人公は空虚感と異質性を感じる 、て な具合だったと思います。 原作は、ソラリスの”絶対理解不可能”な位の「異質性」 (――宇宙は地球の延長ではない、という意味――) を訴えたものですが、映画は、ラストシ―ンから解釈すると、 人間の内面性を主張したもののように(当時は)感じました。 今、あらためて見ると実は違う解釈になるかもしれない... :英雄: - FARION MES( 4):【宴会/オフ】プラン・レポート------------<02> 93/12/21 - 422/422 HGC02325 ガッチャ RE:忘年会の報告 ( 4) 93/12/20 21:57 419へのコメント  ★・*・*・:・*・:・*・★・*・*・:・*・:・*・★・*・*・:・*・:・*・★・*・*・:・*・:・*・★・*・:・*・:・*★  ★                                   ★  ★          FARION 忘年会のお知らせ          ★  ★                                   ★  ★・*・*・:・*・:・*・★・*・*・:・*・:・*・★・*・*・:・*・:・*・★・*・*・:・*・:・*・★・*・:・*・:・*★    日 付 : 12月25日(土曜日)  時 間 : 18:00〜20:00  予 算 : 4000円飲み放題コース  お 店 : 庄や 新橋店        港区新橋1−12−10 康楽(コウラク)ビルB1        TEL 03−3572−5336  地 図 : ★のビル           | ‖|           |有‖|   ――――――――――――――           |楽‖|  |  |   |  |   /   /           |町‖   |★ |   |  |  /   /     ―――――― ↑‖    ―――――――――――     ―――             ‖                                  ―――   外堀通り                   ――――――|   |――――――――――    ―――――――           |   |         /   /           | J |        /   /           | R |       / 第 /           |   |      / 1 /           | 新 |     / 京 /           | 橋 |    / 浜 /           | 駅 |   /   /           |   |  /   /           |   | /   /           |   |/   /            ―――/   /             ‖/   /             ‖   /            /‖  /           /↓‖ /          / 浜‖/         /  松‖            町‖ - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 93/12/21 - 01913/01913 GBG02755 すまる 今更なんだけどさー ( 6) 93/12/20 22:41 ここが落書きの壁だから書けるんだけど。 今年の2月離婚を決めた。と言っても、保留しておいたけれど。 子供もいることだし、夫婦としてもやり直せる可能性があるならって。 離婚を決めた直接の理由は、性生活の不一致だ。キスさえ出来ない状態だった。 「うぇ、やだー汚い」と感じている自分に気づいた。 好きなのにどうして汚いと感じるのか、わからなかった。 ずっと自問自答を繰り返した。友達にも相談した。 ある日、「愛は死んだ」という流行歌の言葉が私に飛び込んで、わかった。 もう、二人の間に「愛」がないんだ。これは理屈じゃなくて、わかったと思った。 それで私の心はすっかり軽くなり、夫にしばらくSEXはしないでほしいと伝えた。 何気なく、離婚もほのめかした。 それからほとんど同時に、私は夫との結婚生活に縛られている自分に気づき、 自立しなければ、自由を得られないと理解して、美容師になることを決め、 夫に卒業まで、生活を見てもらえるように頼んだ。 この時点でほとんど離婚は決定していたと思う。 夏、夫はもう後戻りしないからねと確認された。 そのとき、よりを戻そうと言われるのではないかと、不安と憎しみを夫に感じていた ので、その言葉はとても私を軽やかにした。 そして、ようやく離婚の日程、養育費、財産分与などあらかたの話が終わって、 ふと、夫がどうして私との離婚を決めたのか、聞いていないことに気づいて、 唖然とし、聞いた。「片思いでは結婚は続けられない」と言われた。その後ふとした ことで言い合いをして「そういうあなたが嫌いになったんだろう」とも言われた。 また、「そうやってあなたは私の事など考えたこともなかったんだね」とも言われた。 なぜ、「愛」が無くなったのか、 なぜ、夫を疎ましく思うようになったのか、 私はようやく答えを得たように感じた。 私は妻として夫を愛してきた。だが、夫その人を愛したことはなかったのだ。 形で愛を生きてしまったのだろう。 妻として、たぶんかなりの高得点が得られるだろうと自分でも思っているが、 一人の人間として、一人の女として、夫その人を本気で理解しようとしてこなかった。 私自身も、妻として生きただけで、私そのものを夫の前で表現してこなかったのだ。 理解されることを努力しなかった。 それで、愛し合って始めたこの生活は終わりを迎えることになったのだろう。 夫には済まない気持ちでいっぱいである。 けれど、このことは、今だからこそわかったのであって、もしわからなければ 私は未だに自分と夫を騙し続け、違和感を感じながら「良い夫婦」を演じ続けている だろうと思う。 私であると言うこと、自分、自立、そういうことが理解されて初めて、 人を愛するということの実際が見えて来るように思う。 私は昨年の今ごろはまだ、夫にもたれて、妻という仮面をつけたまま生きていた。 知らなかったとはいえ、それで済まされることではないが。 これで一つの出会いは終わるけれど、いつか再び誰かと出会うとき、 そのときは、素顔で、全力で、その人に相対したいと思う。 私は未だに人を愛したことがない。 恋をしたことはいっぱいあるが、愛したことはない。 いつか、愛することの出来る人に出会いたいものだと思う。 今日やっとここまで理解出来たのね。 だから、離婚がなかなか成立しなかったのだ。 それでようやく、夫への憎しみ、疎ましさが薄れてきた。 ようやく、この11年を感謝できる気持ちになれた。 ありがとう>>>私の旦那さま                         すまる - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 93/12/21 - 01801/01801 PXH01650 杉本英雄 シフトアップ!英雄 ( 7) 93/12/21 18:33 >>to ARION<< ☆やはり、地球のバイブレ―ション・シフト(波動転換)は、 別な天体からのバイブレ―ション放射によって、行われるのカナ? ということは。 それまでに自らのバイブレ―ションがアップしていなければ! (わたしたちは、アップしているのかしら) そして。 その時にできるだけ多くの人々がアップしていなければ! (どれだけの人がほんとうに理解しているのかしら) ならば。 わたしたちにできる事は? あなたがたが、わたしたちに望む事は?? さらに。 光のネットワ―クが一日も早く完成されますように!! from :英雄: - FARION MES( 8):★シゲの【恋愛玉手箱】爆走編--------<01> 93/12/21 - 00065/00065 JBH00742 スサノオ 遅れ馳せながら ( 8) 93/12/21 12:23  ◆シゲさん&すまるさんへ◇  《会議室オープン》おめでとうございます。  まな板の上の“鯉”ならぬ画面の上の“恋”をお二人の腕前で  巧く料理して下さい。  しかし余りにも“どすけべ”で“変態”な話題(^0^;)は  「ルール違反」でシスオペから警告される恐れがあるので(^_^;)  注意しましょう。  これからのお二人のご活躍を期待しております。                      スサノオ - FARION MES(12):★SUBUDHの《アジア・チャンプル》----<01> 93/12/21 - 00043/00053 GFB00026 一輝 RE:好きな食べ物 (12) 93/12/20 19:29 00026へのコメント >Charanさんへ 東京の「お好み焼き」だったら、月島がいいんではないでしょうか。 あの街には、何故だかあちやこちやにメニュー豊富なお好み焼き屋さんがあります。 普通のお好み焼きもあるし、広島風お好み焼きも、もんじゃ焼きもありました。 もんじゃ焼きは、東京じゃここが一番旨いかも。 ちなみに私は『100円もんじゃ』の店に一番よく行きます。 実際に一皿100円ってことはありませんでしたが、安くてン〜まかったですよ。 湾岸開発がパーになっても、お好み焼き屋は繁盛してます。 路地裏と湾岸撮影にもグー。                                     一輝 00047/00053 GGD02212 Soo 神代文字のことなど (12) 93/12/20 23:13 00010へのコメント  ハングル文字に似た神代文字と言うと、昔の国学者某が提示した「日文」ヒフミ、 (ある本はアヒル文字の一種としていた)のというのが辞書にも載っていて、 ハングルを模したものと考えられる…となっていたようです。実際、あれでは パクリ&デッチアゲと思われてもしかた無く見え、いささか落胆したものです。 ほかにも漢字の一部を変形した痕跡が疑われるものがあったりで、残念ながら 「神代文字」はいずれもニセモノの烙印を押されているようです。  おめでたい発想をすれば、超古代に日本固有の文字があって漢字が生まれる 基となったとか、ハングルの創成にも反映されているとか、大和言葉の語源の 多く(ヤマトコトバという語自体の語源も含む)を古代朝鮮語に求められるの も実は超古代日本語が先だとかいう仮説を立てることも可能かも知れません。  韓国古来のアニミズムやシャマニズムに古代日本の残像を見る思いがしたり、 仏教建築や礼儀作法等の儒教文化にしても日本以上に日本的と思われるものが 半島に残されていると言う人がいたりしますが、あちらにすれば半島の文化が 日本よりも先んじていたのだと言いたくなるでしょう。  学術的な考証はともかく、どの国の文化が先かとか優るかとかに拘わったり、 古代史愛好家の意識が偏狭な国粋主義に陥ったり逆に『大和魂なんて下らない』 とか言ったりするのはつまらないですね。ここが最初からそんな話をする部屋 で無いことは承知しています。それこそつまらない話をしてすみません。(_ _)  無意識にでも無神経に近隣の国々の人達の自尊心を傷つけるような考え方に 陥らないようにしたいのは当然ですが、この部屋がアジアの国々が互いに反発 しあうのではなく(欧米に対抗しようって意味も無いです)共鳴しあう部分を 見出す場であって欲しいと願っています。             (Soo) 00044/00053 TBD00623 SUBUDH RE:アジアだいすき! (12) 93/12/20 20:04 00038へのコメント コメント数:1 まるにちょんさん >  唐突ではありますが、4年ほど前、念願のインド旅行にいって来ました。 僕もいってみたいなぁ。インドはまだ行ったことないんです。 インドの人ってインドのことをインドって(ヤヤコシイゾ!)呼んでないという話し を聞いたことがあるんですけど本当なんでしょうか?日本が海外ではジャパン、ジャ ポンなどと呼ばれているのと同じなのかな。 >  バリに興味をもったのは、「カミ、コメ、ツチ、ヒト」を読んだ影響が大きいの > ですが、この「バリ島」を読んで、皆さんの話題に入れたらと思っています。 いえいえ、こちらこそ御願いします。あの本は結構呪的なシンボル(p.303あたり) まで記述されている貴重なものですね。                     《アジア・チャンプル》案内人 SUBUDH 00049/00053 JAA02535 竹 3 号 RE:アジアだいすき! (12) 93/12/21 00:44 00044へのコメント  「ニッポン」茶茶茶、ぢゃなくて、そのニッポンという名の語源の1つを 聴いた事がある(ほんとうかどうか知らない)  日本の「日」は「ジツ」とも発音しますね(元日など)「本」は「ポン」とも 発音しますね。ジツポンが訛って、日本になり、英語のJAPANやフランス語のJapon その他もろもろになった、という話し。(そうなのかなぁ?)  英語のJAPANはもう一つの意味があって、「漆器」、「漆を塗る」という意味でも あるそうです。越南も漆器が有名ですよね。                            ミーモ P.S あ、どうも初めまして。遅ればせながら、開設おめでとうござひます。 00045/00053 TBD00623 SUBUDH RE:覗いてみました (12) 93/12/20 20:04 00039へのコメント HALさん > あれには直接は関わっていませんが、見たかったら言っていただければなんとでも > しますです。 チケットは先行予約でしっかり持っていたりしますです。 > でも、D・リーは才能ありますね。今日は彼の曲の譜面起こしてて実感しました > よ。 彼も一度故郷をはなれることによって「何か」を感じられたんではないでしょうか。 彼の音楽活動もその「何か」の影響が大ですね。                     《アジア・チャンプル》案内人 SUBUDH 00046/00053 TBD00623 SUBUDH RE:Slamat pagi. (12) 93/12/20 20:04 00040へのコメント NoBさん > ま、悪たれしてしまったけど、僕はアジアの共通の何かっていうのはないんじゃ > ないかと思う。帝国主義侵略の時代はどうとらえるかむつかしいけど、時計は逆 のっけからキビシイですね。「何か」がなければこんな会議室は無意味ですね。 > か、完全に調整栽培したトマトなんかトマトの巨木になるわけね。あれ見ている 今年、ウチでもトマトをつくりました。成長薬(トマトトーン)はつかわなかった ので実の数は少なかったんですが、味は最高でしたね。 まわりの農家の方から時折野菜をもらうのですが、身の締まりといい味といい最高 です。大抵は形は悪く小さいんですがね。市場に出すものは農薬がスゴイので自分 達では食べないなどとも話ししています。農薬を使うのは外見が良くないと売れな いし量もとれないからなんでしょうね。 UBUDなども昨今の観光化はすさまじいものを感じます。あのメインストリートなん かも以前は村人が気楽に出入りできるレストランが多数あったのですが、今では1 軒くらいなもんでしょう。電卓片手の日本人のオバサン達が大勢で押し掛けて、「 高い高い」と奇声をあげている所に出くわしたりすると同じ日本人として恥ずかし いかぎりです。対応している店の者は顔では笑ってますがね。お金のためにはしょ うがないかっと。 現在のバリでの日常会話にはインドネシア語を使っていますが、僧侶階級の人と話し をするときや演劇などではバリ語を使っています。また宗教儀式や呪術を行うときに は古代カウイ語というものを使っています。今から約15年ほど前まではバリ語など は学校で教える時間があったそうなんですけど、現在はなくなっているそうです。 バロンやランダの原型であるバナスパティラジャやムラジャパティ等のことが記載さ れているカンダ・パット・ブータという経典などは約本でもバリ語なので読むのにと ても(どころじゃない)苦労します。 この経典にはとても興味的な詩などがありますのでいずれ日本語にして 公開する予定です>皆様                     《アジア・チャンプル》案内人 SUBUDH 00048/00053 GEH01306 くるぷっく RE:Slamat pagi. (12) 93/12/21 00:27 00040へのコメント NoBさん、はじめまして。 *あのお堅い FREKISHI の中でも唯一堅いかもしれない会議室【宗教史】の  世話役のNoBさんはこういう会議室が好きな訳が無い。 ワハハハハハハハハ、結構楽しんでらしゃったみたいにおみうけしました。 *正月はきらいなんで、ヨーロッパに行ってます。 ヨーロッパにいても正月はきますよ。                             くるぷっく 00050/00053 GGD02212 Soo ジャパーン (12) 93/12/21 07:40  「日本国」の中国語読みが“ジーベンクオ”ってな感じで、それが マルコ・ポーロの東方見聞録で“ジパング”と紹介され、 Japan等の 語源となった…と中学校社会科の教科書の脚注に書いてあったように 記憶していますが、元々の「日本」という呼称の由来は知りません。 余談:"漆器"のことも'JAPAN'というそうだ。        Soo. 00051/00053 JBH01750 著美 日本or日本国、ニホンorニッポン? (12) 93/12/21 11:00  そーいや、前から気になっていたのですが、「日本」の正式名称って 何でしょうか? 発音には「ニッポン」と「ニホン」の2通りあるし…。  「日本国憲法」があるのだから、やっぱ、「日本国」なのでしょうが それにしても、「ニッポンコク」とも「ニホンコク」とも言わないし、 聞かないなぁ…(世界地図には「日本国」と表記されていたりするが…)  ナショナル・チームのユニフォームには「JAPAN」のロゴが入ってい たりするので、意外と正式国名は「Japan」だったりして…(^_^;)  国旗も国歌についても確か法律上の制定がないはず。ついでに言うと、 日本の首都って、どこ? −−東京。答えはブーッ?? なぜなら、京都 から東京へ遷都したという法律はないからだそーだ(^_^;)  というわけで、国名も国旗も国歌も首都も曖昧な国家ニ(ッ)ホ(゜)ン!! (まぁ、実生活上は何の問題もないわけだが…) P.S. あっ、こんなこと書いてたら、ゴミを出し損ねてしまった!!    だからと言って、会議室にゴミを持ち込むなってか (^_^;)ヽ 00052/00053 GGD03030 《 隆 》 初めまして*^^* (12) 93/12/21 15:27  実に、大変、とっても、ごっつい遅くなりましたが(^^;)、会議室の開設、おめでと  うございます(最近はエアクラでボーっとアクセスしてるので気がつかなんだ)。    アジアに住んでいながら「日本が一番!」とか言って、他のアジアの事をよく知ら  ない僕にはありがたいお部屋になりそうです。民博にいるバリファンの友人のおか  げで最近ようやくそっち方面の情報に耳を傾けるようになったくらいで、とにかく  無知(^^;)な僕は期待しています。唯一、食べ物の話だけには首を突っ込むと思いま  すので、そのときはどうぞよろしくお願いいたします(^^)。    P.S.  来年の2月をめどに穀物菜食を始めようと思っています。                                by 隆ちゃん 00053/00053 QFG02515 メルク おっと遅刻か? (12) 93/12/21 16:03  こんにちわ。  おくればせながら、「新会議室オープンおめでとうございます。」  いやね、  あいさつしようしようと思いつつ、まだしてなかったんだけど、  さっきアクセスして、この会議室で「MRE」したら、  いきなり落ちてやんの。  んで、思い出したんだけど、  「まあ、あとででいいや」と思って、アクセスし直して、また「MRE」したら、  途中でまた落ちてやんの(^^;)  んで、やっと観念してあいさつを書いたというわけなのです。  私は詳しいモノはなんも無いけど、  面白そうな会議室なので、また顔を出したいと思います。  よろしくっ。                         メ ル ク - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 93/12/21 - 00912/00914 GGD03030 《 隆 》 食べるという事 (13) 93/12/21 15:28 00907へのコメント  KAZEさん、こんにちは。    >先日の「真似る」という話からいうと、隆ちゃんは物まねがうまくて、  >僕は物まねが下手だということになりますね。  う〜む、そうかもしれませんねぇ。確かに僕は真似っこが上手です*^^*。まあ、そ  れはともかく、子供の頃から気管支が弱くて風邪と共に育ってきましたから、風邪  は慣れっこで、熱さえでなけりゃ何という事はないです。くれぐれも人にうつさな  いように気をつけながら風邪を楽しむきゃないですね。ダハハ    >耐えられないのは、たとえばエレベーターや満員電車などで、  >めったやたらに香水をふりまいているご婦人方が複数種いらっしゃるときで、  >そのときなどは、ほとんど息を止めて窒息状態になってしまいます。  そうそう、あれはたまりませんね。ひどいのになると気持ちが悪くなって、吐きそ  うになります、僕の場合。僕は少し水でしめらしたガーゼのハンカチを携帯してい  る事が多いのですが(主にのぼせ止め)、これはガスマスク(^^;)に使えますよ。    >隆ちゃんの「恐怖感」ということともどこかでつながっているのかもしれません。  それはあるかもしれんなぁ。僕の変な神経過敏の症状は、実は子供の頃からあった  のです。っで、症状があった時期と言うのは鉄筋コンクリートのアパートで暮らし  ていました。そもそも僕は閉所恐怖症ぎみでして、狭くて密閉されている所が大嫌  いなのです。  大人になってからは、部屋の中ですごす事が多くなりましたが、人間だってもとも  とは野外ですごす時間の方が多い生き物だったんじゃないかなぁと最近思うのです。  野外で食べるご飯が美味しいのもそのなごりかなぁってね。まあ、僕だけかもしれ  ませんが・・・。    >医学関連のシュタイナーの講演でも、精神病は心の病というよりも、  >食べものの摂取などの物質的要因が多いということが言われていて、  >今後、そういう病が増えていくだろうという警鐘を発していましたが、  >案の定、その通りになってしまいつつあります^^;。  そうですね。僕自身はシュタイナーの医学を全然知りませんが、精神の変調は食べ  物が創り出しているのかもしれないと思います。勿論、呼吸や音、臭い、触覚も全  て摂取ということでは同じように重要なのでしょうね。そう考えると、食べるとい  う行為も、ただお腹で消化される云々だけでなく、味や香り、はては食物が持って  いる気だとか波動も事ももっと考慮しなければなりません。  薬は服用と言って、身につけているだけでも効果があると言う方もおられます。食  べ物もちゃんと考えて食べないといけませんね。食べるという事がどういう事なの  か、一度は真剣に考えてみないと餓鬼への道をまっしぐらという気がしてなりませ  ん。    >むしろ、人間自らがその食物の波動を調整できるようになる必要がある、  >そういう可能性についても考えてみる必要があるのではないでしょうか。  >そうでなければ、人間はいつまでも地球の一部でしかなくなります。  >人間は地球の一部であると同時にもっと広大な宇宙の一部でもあるのですから。  ううむ、そのあたりはどうなんでしょうね。食物の波動を調整できるようになるの  が先か、人間が波動のあった食物を採る事が先かは微妙なところだと思います。む  しろ、人間が地球の一部から解放される時には食物摂取という概念そのものから解  放されているような感じもしますが・・・。それまでは、食べ物に拘らざるを得な  いと僕は思っています。拘らないとしても、現状のノーテンキな対応はどうも最悪  な気がして「美味しけりゃいいじゃん」というのだけは避けねばならんと・・・。    >「わたしはあなたのためを思ってこう言っているのよ!」なんていうのも、  >多くの場合が、自分(だけ)が「良かれ」と思いこんでいる場合が多いものです。  まあ、それはそれでご忠告ですから結構なのですが、判断を下すのは本人なのに、  「どうして私の言う通りにしないの?」ってなことになると、これは大きなお世話  ですよね(^^;)。昔はこういう方々に対しても理屈で対応しようとしていたのですが、  最近はめんどくさくて、ガオーっと吠えてしまいます。タハハ(^^;;;)    >ほとんどの方が、「ああ、母なる地球に帰れ!」っていってるか、  >「そんなこと知らん!」っていう、あくまでも「認めない」派かのどちらかです。  なんで母なる地球にいったん帰らなきゃならんのかという事を考えないとまずいで  すね。わけもわからず帰っちゃうと単なる先祖帰りになってしまう(^^;)。「歴史は  繰り返す」なんて事を言いますが、あれも平面をクリクリ回っているんじゃなくて、  螺旋状に登っていると考えなくちゃね。現代のように鏡が曇ってしまっている場合  はそれをきれいに拭き取るために、少々の後退は必要かもしれませんけど、それは  あくまでも前進のために行われているんだという事を認識しないといけないのだと  僕は思っています。    最近上の娘の言動がより一層面白くなってきました(^^;)。先日、TVでカーレース  を観ていたのですが、ある車がクラッシュしてドライバーがヘルメットを投げつけ  てくやしがってるシーンがありました。そのとき娘曰く「そういう事もあるよねぇ、  ねぇお父さん」。僕は何と言って良いのかしどろもどろしながら「そうね」とだけ  答えましたが、この6歳児の感覚はよくわからん。いったい誰の影響なのだろうか  と首をひねってしまいました。僕はやっぱりまだまだ子供なのかもね(^^;)。                                by 隆ちゃん 00913/00914 PXH01650 杉本英雄 RE:声の来る場所と空としての中心など (13) 93/12/21 18:36 00894へのコメント KAZEさん、こんにちは。 >一音の中に空としての働きの中心 >常にそこには働きの中心がある >働きの中心としての「空」 >その中心を「空」にしなければ流れ込んでこない 正に、おっしゃる通りだと思います。 わたしたちの心にも中心があります その中心の奥にま た中心があります 「空」の中にまた 「空」があります 本源の世界が「空 」の奥にあります すべては「空」より流れ来たります >杉本さんのイメ―ジですが 何かがまだ顕在化しないで「夜」の部分に隠れている その顕在化には今後強烈な女性的?なものが必要ではないか いやあ、さすがKAZEさんだと思います。 これを見て、とっさに浮かんだのは、 「永遠に”女性的なもの”が われらを引いて昇り行く」(ゲ―テ・ファウスト) でした。 ??いったいKAZEさんが予感したものは何でしょう?? わたしにとっても、楽しみな「謎」です.... >「宇宙子」というのが、根源的な波動としてのカタチを予感させます すばらしい直観力ですね!!正に、その通りです。 段々、核心に近づいてきました。 「宇宙子」(Cosmion)とは、根源的な波動です。 これは、”宇宙核”より絶え間なく生み出されます。 ”宇宙核”は、先程も示した、「空」の究極ともいえる「場」です。 もちろん、固定した三次元的空間をイメ―ジしてはいけません。 この”宇宙核”より流れ来たる宇宙子には、陰陽があります。 活動している宇宙子(陽+)と、静止している宇宙子(陰―)です。 宇宙子は、すべて”7”を基本として変化してゆきます。 宇宙子科学では、7進法と10進法を併用します。 宇宙子科学は、いわゆる「空」の奥からこの物質の世界へと、探究 してきています。最初に始まったのは、昭和37年ですから、かれこ れ30年以上になりますね。現在の地球の科学とある点でドッキング する事になっています。その時点で、一つの理論として完成し、日の 目を見るというわけです。 とりあえず、きょうはここまでとしますが、おいおい、この先もご 紹介していく予定です。 〇:―英雄―:〇 00914/00914 PXH01650 杉本英雄 RE:新しいコンピュータって? (13) 93/12/21 18:39 00900へのコメント YUI さん、こんにちは。 KAZEさんもRES していますが、 わたしもKAZEさんの見方をとっています。 ただ、職業として、実際にコンピュ―タに携わっている身ゆえ、 もう少しシビアな見方をしているかもしれません。 >現在のコンピュ―タ―は コンピュ―タ―の構造を人間の社会にも適用してしまっている ダウンサイジングした(!)言い方をすれば、 人をコンピュ―タに合わせようとしている になりましょうか。 本来、 ・コンピュ―タを使って仕事を楽にしよう という考えだったのでしょうが、それがいつの間にか、 ・コンピュ―タのスピ―ドに合わせて仕事をしよう にすり替わってしまったようです。理由は、やはり、 *飽くことなき”利潤”の追求 でしょうね。 >通信網の発達で発生するのは、当然人間の「管理」です う〜ん、そう否定的な見方をしなくてもよいと思います。 わたしは、むしろ逆だと思いますね。 「管理」を「自由な交流」と言いかえたいですね。 そのいい例が、このパソコン通信ではないでしょうか? KAZEさんが見事に指摘しているように、それを決めるのは 人間自身(意識)でしょう。 コンピュ―タ屋のはしくれとして、それ程コンピュ―タを盲信して いるわけではないのです。 「生身の私たちすべての情報」を「管理」できるコンピュ―タなんて、 逆立ちしても作れません。 なぜか? コンピュ―タは、一次元思考の産物であるからです。 ですから、一次元情報のみを人間のすべてとみなし、そういった 観点から「管理」をする、という事は日常茶飯事ですネ。 >あたらしい観測の問題を考慮に入れた物理学が誕生し..... 「観測の問題」だけが問題ではない、とも思います。それだけでは、 いわゆる”唯物”論的見方ではないでしょうか。 宇宙子科学と東理論との関係ですが、ポイントは「精神」をどう扱っ ているか、にあると思われます。 ☆あなたは、着る人の想念(精神)に反応する衣服、というものを 想像できますか? あるいは、 優れた精神波動でしか正しく操作できない機械、というものを 想像できますか? ちょっと尻切れトンボですが:英雄: P.S KAZEさん宛のコメントも参考にして下さい。 (謎かけみたいですが....) (かけゆうたら、そばのねえ...それは山かけ!)タマニハイイデショ、コンナノモ. - FARION MES(14):★HVHYの預言解読部屋------------<03> 93/12/21 - 01612/01615 GCC01413 HVHY RE:久々の解読(古代史の盲点) (14) 93/12/20 20:13 01555へのコメント  *[なぜ、ハジベなのか・・・その27]  「ホノカグツチ」の「カグ」には、  「カカ」「カガ」「クグ」「クク」の4つの位相がある、  という話は既にしたのだが、今回は、その中の「カガ」に着目してみたい。  「カガ」と言うと、加賀前田百万石、なども思い出されるが、  古代史ということになれば、どうしても関連を考えたくなるのが、        ・一つは「イカガシコオ」であり、        ・一つは「アメのカガセオ」である。  (※因みに「伊香賀(イカガ)」という名字は今でも存在する…)  いずれも明らかに重要な位置に存在しながら、  その正体について、全くと言って良いほど解明されていない。  しかし、これを“解らない”で済ませては、古代史は闇の中だ。  と言いつつも、未だに私自身、結論を持っていない。  したがって、以下の内容は、単なるスケッチの域を出ない。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  まず、前者について。  これは「いわゆる崇神王朝」を成立させる人物である。  そして、「ウマシマジ」の直系ということになっている。  だが、本当に「ウマシマジ」に繋がっていたとは思えない。  このことに関しては、今までに散々繰り返してきた通りである。  では、「イカガシコオ」とは“どういう人物”だったのか?  「シコオ」という部分は、「オオクニヌシ」が出雲国風土記において、  「アシハラシコオ」という名で登場することからも解るが、固有名ではない。  それ故、「イカガ」という部分こそ何がしかの固有性を示している、と言えよう。  さて、ここからが問題なのだが…、  「イカガ」=「イのカガ」と考えてみよう。  すると、「イザナギ・イザナミ系列」の「カガ」とは読めないか?  このような類推が妥当かどうかはともかく、この仮定を受け入れるならば、  「イカガシコオ」は「ホノカグツチ」の末裔であった、と結論されるのである。  ここで注意すべきことは、 >>> “「ホノカグツチ」は「アマテラス」より古い”  ということだ。即ち、「日向族」の古層に属する、ということ。  つまり、「ホノカグツチ」というのは、  「スサノオ」の率いる「出雲族」との融合を“完全拒否”した、  当時の「日向族」における“バリバリの保守派”(?)だったのだ。  そして、そのような立場であったが故に、  「イザナギ」に切られて、「ククリヒメ」へと変貌するのである。  「日向族」はもともと「火山」を聖地とする習俗を持っていた。  したがって、主流派を外れたこの集団(「日向族」の保守派)は、  本拠地を「阿蘇」から北陸の今で言う「白山」へと移した。  (※正確には「白山」を中心として分散ネットワークを作った…)???  以上の前提に立つと、「イカガシコオ」による「崇神王朝」の確立とは、  「日向族」の保守派による“巻き返し”であった、ということになってしまう。  つまり、「アマテラス」と「スサノオ」の融合を否定する、  もっと言えば「アマテラス」も「スサノオ」も否定する、そういう立場に立って、  考元[8]−開化[9]−崇神[10]という王朝が成立したのである。  しかし、考元[8]は「スサノオ」に、開化[9]は「ニギハヤヒ」に、  それぞれ仮託されている。この事実との整合性はどうなるのか?  「日向・出雲の合体」という方向性が、  「イワレヒコ」以降、考昭[5]−考安[6]という流れの中で、  主として「日向族」の手によって、実現されつつあった。  (※この方向に協力的な立場にあったのが「コウクラジ」だった…)  このことに不満を持つ立場の「出雲族」(或いは大和の旧勢力)も沢山居た。  世代的には、「タカヒコネ」や「ウマシマジ」の“孫の世代”の話である。  そういう勢力を「イカガシコオ」は担ぎ上げて、或いは同化して、  実質的に自分が権力を握ろうとした…そういうことではないか?  しかし、「タカヒコネ」が生きていれば、  おそらく“このようなこと”は起こらなかったであろう。  「タカヒコネ」自身が、その母系に、  「日向族」と「出雲族」の合体によって生まれた「宗像の神」の血を、  確実に引いていた。その「タカヒコネ」が、  自らの手で「日向族」と「出雲族」の合体を“ご破算”にするはずがない。  ここに、[4]−[8]の断絶の本質があったわけである。  以前に述べた仮説によれば、「イカガシコオ」のグループは、  「ニギハヤヒの大和入り」における“軍隊(物部)”であった。  このことと突き合わせてみると、「イザナギ」に切られて以降、  九州に「出雲族」が台頭してきた段階で、「ホノカグツチ」(の子孫たち)は、  その無敵の強さを認められて、「日向・出雲連合」の軍事部門に編入された。  もっと具体的には「ニギハヤヒ」の傘下に入った。…とも考えられる。  (※この段階で「ホノカグツチ」はまだ「宗像」に居たことになる…)  そして、もしそうならば、「ホノカグツチ」の勢力は、  「阿蘇」→「白山」とダイレクトに移動したわけではない。  「ニギハヤヒの大和入り」に伴って「宗像」から「大和」へ入った後に、  「イワレヒコの大和入り」その他の動きの中で「加賀」へと追い出された。  このように、その動きを辿ることが出来るのである。  つまり、「イカガシコオ」のルーツは、下図の通りに整理されよう。  これを見れば解るが、「ヒボコ」とは何の関係も無い。      「阿蘇」 :「日向族」の保守派(ホノカグツチ)    → 「宗像」 :「ニギハヤヒ」の傘下(軍事部門)    → 「大和」 :「ニギハヤヒの大和入り」に随行    → 「加賀」 :「神武の大和入り」に伴って北陸へ流転    → 「大和」 :「出雲族」の保守派を抱き込んで考元[8]擁立。  ところで、ここで問題となってくるのは、  「ホノカグツチ」の子供である「ワクムスビ」と、  それを司る「太玉(フトダマ)」の行方であろう。  「イカガシコオ」に対するのと同様な追跡は出来るのだろうか?  このことに関しては、今後の検討を要する。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  次に、後者(即ち「アメのカガセオ」)について。  「アメのカガセオ」とは、いわゆる「天孫降臨」に先立って、  「葦原中国」に蛮勇していた勢力を象徴しており、  別名「アマツミカボシ」とも呼ばれている。  そして、「タケミカヅチ」や「フツヌシ」とは“戦う”間柄である。  そうすると、おそらく誰でも、次の名前を思い出すだろう。  「国譲り」において容易に帰順しなかった「タケミナカタ」がその人だ。  もちろん、その一方で、「ホノニニギ」の勢力にとって、  “目の上の単瘤”的な存在であった「ニギハヤヒ」、とも考えられる。  実際、「ニギハヤヒ」は「クシミカタマ」という称号を持っている。  また、「宗像」に本拠地を置いて、絶大な力を誇っていたことがある。  「アマツミカボシ」=「ニギハヤヒ」であっても不思議はない。  さらに、この両者の考えをミックスすれば、  「ニギハヤヒ」の傘下に居て、最も武勇を誇った「タケミナカタ」が、  「アメのカガセオ」=「アマツミカボシ」である、との意見も生まれ得よう。  但し、この場合、「ニギハヤヒ」と「オオクニヌシ」の関係が解らない。  「オオクニヌシ」の子供である「タケミナカタ」も、  「ニギハヤヒ」が「宗像」に居た時代に、一緒に「宗像」に居た、ということか?  もしそうだとすると、同じ時代に、「出雲」はどういう状況になっていたのか?  「スサノオ」のビジョンとしては、  「ニギハヤヒ」〜「オオクニヌシ」の双頭体制の後、  「ニギハヤヒ」の子供「コトシロヌシ」を中心とする、と考えたのか?  「オオクニヌシ」の子供「タケミナカタ」を中心とする、と考えたのか?  いずれにしても、「タケミナカタ」を「ニギハヤヒ」の元に置いて、  いろいろな意味で修行させた、ということは考えられる。  (※この時の“縁”によって「タケミナカタ」の名前が付いた?)  そして、「ニギハヤヒの大和入り」の段階では、  あくまで想像の域を出ないが、「出雲」へ戻ったのではないか。  このような事情があったとすれば、「国譲り」の段になった時、  「オオクニヌシ」は固執しなかったにも拘らず、  「タケミナカタ」が固執した理由も、よりリアルに感じ取ることが出来る。  つまり、「オオクニヌシ」と「タケミナカタ」では、  「宗像」という場所に対する認識が、あらゆる意味で異なっていたのだ。  それはともかく、何故、「アメのカガセオ」という名前なのか?  このことを考えるためには、今まであまり触れなかった「オオクニヌシ」。  その謎について、追い掛けてみなければならないだろう。  出雲国風土記において、「アシハラシコオ(=オオクニヌシ)」が、  「ヒボコ」の勢力と戦ったように記されている。その一方、  「大和」で一端は実権を握ったかに見えた「イカガシコオ」も、  大した時を経ずして、「ヒボコ」の勢力にその座を明け渡して行くことになる。  このように場所を違えた2つの流れが、実は、同じ1つの流れだった。  そのようには考えられないだろうか? 「スサノオ」の末娘「スセリヒメ」に、  養子として迎え入れた「オオクニヌシ」という人物は、  「日向族」の古い系統に属する「ホノカグツチ」のマK末裔であった。  もっとも、この「オオクニヌシ」は、勝った負けたに無関心な性格で、  「日向族」と「出雲族」の融合政策について、特に反論も無かった。  つまり、「スサノオ」としては、扱いやすい人物だったである。  手に負えない強者どもは、「ニギハヤヒ」の傘下に軍隊として取り込み、  害の無い人物を「出雲」へ迎え入れて、“オオクニヌシ”とした、ということか?  しかし、そのような「オオクニヌシ」の子供でも、  「ホノカグツチ」と「スサノオ」の血を引いた「タケミナカタ」は、  この上ない武勇で“その名”を馳せることになった。  「アメのカガセオ」とは「ホノカグツチ」に由来する名前だったのだ。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  以上の考察によれば…、ナント、  「イカガシコオ」と「タケミナカタ」の系統は、兄弟関係になってしまう。  だが、とても仲良く出来る間柄では無い。  なぜなら、「タケミナカタ」は、  “融合策”のシンボルであった「オオクニヌシ」の子供だからだ。  「イカガシコオ」の側から見れば、“裏切り者”の子孫なのである。  (※「イカガシコオ」は「日向族」のバリバリ保守派…)  こういう事情も重なって、「タケミナカタ」の勢力は、  北陸どころか、信州の山奥(諏訪)にまで後退することになったのだ。  (※一部は四国方面にも移ったと考えられる…)  ところが、このことは、長い目で見れば、「幸い」であった。  その後「ヒボコ」が西日本の日本海側を席巻した時、  「イカガシコオ」の系統は、これとの戦いに破れて行く。  「出雲」の「オオクニヌシ」の系統は、既に「アメのホヒ」に地位を譲っていた。  つまり、唯一「タケミナカタ」のみが、  「スサノオ」の直系、「ホノカグツチ」の直系として、  場所を移しながらも、連綿たる勢力を保ったのである。  このことは、天武天皇[40]の時代に意味を持ってくる。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  まとめてみると、「日向族」と「出雲族」の合体は、  『表』と『裏』があったことになる。       『表』・・・「アマテラス」+「スサノオ」       『裏』・・・「オオクニヌシ」+「スセリヒメ」  『表』については、「ニギハヤヒ」に引き継がれ、  さらに「イワレヒコ」+「イスケヨリヒメ」という合体へ続くが、  「イカガシコオ」の恨みや、「ヒボコ」の席巻によって、潰されてしまう。  『裏』については、歴史の中心ラインから外れながら、  それが故に、大きな打撃を受けず、地方地方に勢力が温存された。  ここまでの結果を「スサノオ」が予見していたとしたら、全く恐れ入る。  「歴史とは何か?」を、考えさせられる問題であろう。                                  HVHY 01613/01615 GCC01413 HVHY RE:久々の解読(古代史の盲点) (14) 93/12/20 22:03 01555へのコメント  *[なぜ、ハジベなのか・・・その28]  [その27]で触れたことを、図式的に整理してみよう。                                [日向族]                               「ホノカグツチ」  [日向族]        [出雲族]              | 「アマテラス」−+−−−−『スサノオ』−−−+−「イナダヒメ」  |         |             |          |         |      +−−−−−−+          |         |      |      |          |(傍系)    「ムナカタヒメ」+「ニギハヤヒ」「スセリヒメ」−+−−「オオクニヌシ」            |               |            +−−−−−−+        |            |      |        |         「タカヒコネ」「コトシロヌシ」 「タケミナカタ」          (大 和)  (宗 像)    (出 雲)  「スサノオ」のビジョンは、かなり“全方位”であった。  つまり、表に立つ「アマテラス系」がもし潰れても、  裏の「ホノカグツチ系」が残るような、そういう融合策を打ったのだ。  そして、だからこそ、「タケミナカタ」を、  《宗像》の「ニギハヤヒ」の下で勉強させながら、  「ニギハヤヒの大和入り」には随行させず、〈出雲〉へ戻した。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ここで注意したいのは、次のような事柄。      1.「ホノカグツチ」は、「日向族」の傍系であった。      2.「オオクニヌシ」は、「ホノカグツチ」の傍系であった。      3.つまり、「オオクニヌシ」は“傍系中の傍系”だった。 >>> 「出雲族」としての「血」は女系かつ直系で保ち、 >>> 「日向族」としての「血」は男系かつ傍系で保つ。  これが、「スサノオ」(出雲族)の基本戦略だった、と言える。  もちろん、表に関しても、「ニギハヤヒ」を経由して、  これと全く同じ“仕組み”が行われようとした。  それが「イスケヨリヒメ」と「イワレヒコ」の結婚だが、  「ニギハヤヒ」の系統は、表に立ったが故に、荒らされてしまった。  言わば「ニギハヤヒ」は“矢面に立った”のであり、その御陰で、  本来『表』であった「スセリヒメ」の系統が『裏』となり、  「出雲族」の基本戦略は、ほぼ成功を治めることになったのである。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  さて、「ホノカグツチ」の直系(「日向族」の保守派)は、  「アマテラス」「ニギハヤヒ」の時代には苦汁を舐め、  「イワレヒコ」の時代に至っては、  「日向族」を乗っ取った「タカミムスビ」にしてやられ、  「イカガシコオ」となって、「北陸」方面へ隠遁した。  その後、「出雲族」の保守派を旨く抱き込んで、  考元[8]−開化[9]−崇拝[10]と、  いかにも「出雲族」の王朝と見える王統を確立した。  そして、「三輪山」の山頂に“こっそり”と「日向の神」を奉った。(!)  「アマテラス」にも、「伊勢」へ“御隠居”して頂いた。  しかし、「ヒボコ」の席巻に伴って、またもや中央から駆逐され、  以前の本拠地であった「北陸」も失ってしまう。  もっとも、これで終わってしまう「ホノカグツチ族」では無かった…。          (…話の筋が段々と混乱してきたぞ…)                                  HVHY 01614/01615 GCC01413 HVHY RE:久々の解読(古代史の盲点) (14) 93/12/21 01:05 01555へのコメント  *[なぜ、ハジベなのか?・・・その29]  懿徳[4]と考元[8]が“切れている”とすれば、  懿徳[4]の直接の末裔たちは、何処へ行ってしまったのか?  それは、「四道将軍の派遣」と同じ要領であった。  崇神天皇[10]の時代に「チチブ国」が置かれ、  「チチブ国造」として派遣されたのが「チチブ彦」なのだが、  (※もちろん国造の制度があったわけではない…)  この「チチブ彦」が「八意思金命」を奉った。(※秩父神社の由来)  「八意」は「ヤゴコロ」と読むが、本当は「八意」=「八井」に決まっている。  つまり、「タカヒコネ」=「神八井耳」=「オモヒカネ」を奉ったのである。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  例の原田氏は、いわゆる「天神様」は、「菅原道真」以前には、  「タカミムスビ」だったのではないか?…と言っている。  しかし、私が思うには、むしろ「オモヒカネ」だった。  「タカヒコ(ネ)」=「アメのタカヒコ(ネ)」=「タカアマヒコ」。  即ち「オモヒカネ」こそが、智恵の神様に相応しいではないか?  いずれにせよ、[5]−[6]−[7]の系統も、  [2]−[3]の系統も、[4]の系統も、ことごとく地方へ配流された。  それが「四道将軍の派遣」であり、「チチブ国造」だったのである。  (※「四道将軍の派遣」については既に解説済み…)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  さて、仙波古墳群を造ったと思われる「仙波氏」は、  「秩父」の出身であることが解っているが、  その「仙波氏」が奉ったのが、川越の「天神様」ではなかろうか?  だとすれば、その祭神は「タカヒコネ」=「オモイカネ」だったと思われる。  (※この辺りの地方史には通説すら全く無いのが実情なのだが…)  また、印旛沼の周辺では、不思議なことに、  「出羽三山」に対する信仰と共に、「秩父」に対する信仰が根付いている。  何故、千葉県に居ながら、「秩父」を信仰するのか?  まだまだ、身近な所に古代史を探るヒントが転がっているのかも知れない。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ところで、関東エリアの話をするならば、  「埼玉(さきたま)古墳群」について触れないわけには行かない。  しかし、それを単独で取り上げても、“位置付け”は絶対にハッキリしない。  相当な周辺情報を集めておいて、漸く語れる問題だと思う。  特に関東エリアについて調べると、よく解るのだが、  歴史というのは、ほとんど何にも解明されていないに等しいのである。  例えば、竜角寺古墳群には、日本最大級の「方墳」がある。(※岩屋古墳)  もちろん、たまたま「方墳」であるはずが無い。  それなのに、このことに関する説は、ヒントのレベルですら無い。       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  「東国の歴史」というのは、歴史全体の“試金石”になるのではないか?  (※主語を“「地方史」というのは”と言い換えても良いが…)                                  HVHY 01615/01615 QFG02515 メルク 5つの星 (14) 93/12/21 16:05  月野うさぎの解読に入る前に、5戦士の象徴を扱ってみたいと思う。  今までは、4守護神を一まとまりとして扱っていたが、  セーラームーンを加えて、5つのシンボルにしてみよう。  以下のようになる。  Sムーン    月  光 A 春  転生〜誕生〜嬰児 大日如来  Sマーキュリー 水星 水 R 梅雨 成長期      不空成就如来  Sマーズ    火星 火 I 夏  思春〜青年期   阿弥陀如来  Sジュピター  木星 地 O 秋  中年〜実年期   宝生如来  Sヴィーナス  金星 風 N 冬  老衰〜死〜輪廻  阿しゅく如来  「A・R・I・O・N」とエレメントの照応は、議長のものと異なるが、  すくなくともセーラー戦士に関する限りは、こうなると思う。  季節との照応は、きれいにはまっている。  これは、セーラームーンのシンボリズムが単なるデタラメではなく、  正当な価値を持った象徴体系であるということを示している。  意識的なものなのか、無意識的なものなのかは、分からないが。  人間の一生を大まかに当てはめてみたが、  当たらずと言えども遠からず、といったところだと思う。  これのメインは、Sムーンの「転生〜誕生〜嬰児」と、  Sヴィーナスの「老衰〜死〜輪廻」というところ。  あとの3つは、季節とは相性が良いけど、  セーラー戦士と見比べてみても、「なんとなく」という程度だ。  まあ、なにしろ、彼女たちは、みんな同い年だからね。  おまけに5如来も付けておいた。  大日如来を除く4如来は、4つのエレメントであり、  究極の純粋さをあらわす大日如来の一側面であるが、  それは、セーラー戦士にも言える。  月野うさぎ=セーラームーン=プリンセス・セレニティー  フェアリー・プリンセスとしての彼女は、マーキュリーにあらわされる。  半神半人としての彼女は、マーズにあらわされる。  愛する者としての彼女は、ジュピターにあらわされる。  ヒロインとしての彼女は、ヴィーナスにあらわされる。  なお、「ヒロイン」には、  「女英雄」の意味も「主人公」の意味も含まれる。  重要なことは、セーラームーンが、単なる4つの要素の集合体ではなく、  4要素を超えた純粋さを持っているということだ。  彼女は、人類が今まで追い求め、渇望し続けていたものを、  持っている。  それを表現するための、言葉はたくさんあるが、  それの前では、全てが色褪せてしまう。  しかし、ひとつのサイクルが終わって、  新しいサイクルが始まるとき、  私達はそれをみるのだ。                            メ ル ク PS.タイトルに深い意味は無いのよ