- FARION MES( 1):【お知らせ 】----------------------<01> 94/05/06 - 020/020 HGC02325 ガッチャ データライブラリ登録のお知らせ 94/05/06 ( 1) 94/05/06 02:54   データライブラリに以下のデータを登録しました。どうぞご利用下さい。    ※LIB3    |番号 ID 登録日付 バイト 参照 データ名 |74 HGC02325 94/04/17 268449 B アリオン世紀末書込み寺<02> #1501-2000 |73 HGC02325 94/04/17 253663 B アリオン世紀末書込み寺<02> #1001-1500 |72 HGC02325 94/04/17 61540 T アリオン世紀末書込み寺<02>#1000~タイトル一覧     サイクリック会議室の為、現在は消えてしまった発言のライブラリ登録です。   検索キーは「ARION」「ARION」「チャネリング」「書込み寺」です。タイ  トル一覧にはさらに「タイトル一覧」のキーが付いています。    ※LIB2    |番号 ID 登録日付 バイト 参照 データ名 |14 HGC02325 94/05/01 4201 T ハローメッセージ 1994年 3月,4月分     FARIONハローメッセージ集 1994年 3月、4月分をデータライブ  ラリに登録しました。     登録先は LIB 2 【一 般】編集済ログ で、データ番号は14、検索キーは  「ハローメッセージ(全角)」です。1日1行のハローメッセージですが、まと  めてみると一連のARIONの言葉になっているのがわかりやすいです。   テキストデータの短い物ですから、ワープロユーザの方でもOKです。                      FARION SUB-SYSOP HGC02325 ガッチャ - FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 94/05/06 - 02105/02110 PGB01143 魔界のめーそん 老ルンペンのつぶやき ( 2) 94/05/06 08:23 コメント数:1  久しぶりの美味酒に酔いしれて眠ってしまった拙老、何時間経ったろうか ふと見上げて見渡せば、未だ朦朧とした酔眼に飛び込んで来たのは「維/Y UI..公演」の壁ビラ。  此処からでは定かではないが7月22日と読めるが、帰りに近寄って確か めてみよう。久しぶりのお江戸見物を兼ねての観劇も悪くないか...  続々と現れる新しい人たちへの応対ぶりを見ていると、代理マスターの英 雄君もすっかり板に付いてきたようだ。ただ「縄のれん」から「パブ」へと 雰囲気が変わりつつあるようだが、集まる諸君が若ければ、これも成り行き と言うもの、年寄りの小生の愚痴など気にせずに、ARION の世界を存分に楽 しんで下さい。  でわ 拙老にもそこのフランクフルトにたっぷりマスタードを付けて..                 酔いどれルンペン 魔界のめーそん 02106/02110 GBD03557 シゲ RE:RE:はじめまして!! ( 2) 94/05/06 11:37 02084へのコメント  高校生から見るとオジンなシゲです。自分ではオジンだと思っていないのに しょっちゅう「ジジくせぇ」とか「そういうこと言うようじゃオジサンよねぇ」 とか言われています。でも、まだまで25よん。  喫茶店すら行ってはいけない高校ってのも未だ存在するようですね。 まぁ、うちの近所にはないでしょうが。  僕なんかは居酒屋は当たり前だし、学校さぼってバイクでぷらぷら、 海行ってウインドやって、ジェットスキーやって、果ては同棲までする始末。 書かされた始末書は・・・すでに忘却のかなただわ。  煙草で飲酒で警察に捕まって、あげくにはタクシーの運転手から警官から殴る というどうしよーもなさ。  そんなんに比べたらみんな真面目にみえてしまいますよーん。 02107/02110 GBD03557 シゲ RE:HP新設の予告 ( 2) 94/05/06 11:37 02099へのコメント コメント数:1  >スウさん  どうもです。  オヤジギャグHPですか・・・。  そういうのは是非表(FARION)にてやってほしいなぁ・・・って思います。  最近のFARIONってそういうノリもないし、場を和ませるにも表の方が いいんじゃないかと思います。  特にHPにしないといけない理由があるとか、表にそぐわないとかって いうのなら別ですけどね。でもそれなら表で勧誘するのは反則かなって気も します。  いかがざんしょ?壁とか居酒屋でやられてみては・・・。  そんでもいいでしょ?>みれさん、アキラ&ガッチャ 02108/02110 GBD03557 シゲ RE:自己紹介遅れまして ( 2) 94/05/06 11:38 02103へのコメント  >セン・シュアさん  はじめまして。7番にも直接関係ないですがレスしました。  顔記号っていうのはですね、察しがつくと思いますけど、文字だけの コミュニケーションにおいては無用の誤解が生まれやすいんですよ。 だから(^_^)とか(^_^;こんなんで表情を作ってやるんですね。 普段の会話なら相手の表情から、冗談だとか、トホホな状態だとか、 わかるのですが、通信だとそうはいきませんものね。 :      頻繁に用いられる用語を3つほど、説明つきで出してくれれば、 :どんな会議室かわかると思うなー。  FARIONにおいてはこの言葉を覚えておけば間違いないでしょう。 自分を見る =見ようとすれば見るほどに見えなくなる事に気づかない人々が多用する        言葉(一部まっとうな人が使う場合はこの限りにあらず) ヒロイズム =人間が陥りやすい現実(最近は死語になりかけている) シゲ    =誹謗中傷担当大臣(誰がつけたか知らぬがそうらしい)  と、冗談ばかりですがこんなとこですかぁ。 02109/02110 GBD03557 シゲ え゛めーそんさん上京!? ( 2) 94/05/06 11:38 02105へのコメント  維/YUIちゃの公演は「ランプの夜」(だったかな)というもので 維/YUIちゃが作詞した歌も盛り込まれているものなんですよぉ。  僕も維/YUIちゃもFARIONで会いたい人ナンバー1がめーそんさんなので (他にもそういう人いっぱいいるし)是非是非上京されることを心から思います。 オフになれば盛況間違いなしでしょう。 02110/02110 HGC02325 ガッチャ RE:HP新設の予告 ( 2) 94/05/06 15:53 02107へのコメント  # 02107 シゲ さん     あっ、壁なんて「オヤジギャグ」には最適ですね〜(^_^)                              HGC02325 ガッチャ - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 94/05/06 - 02359/02360 GBD03557 シゲ RE:更に本文とは関係ないが・・ ( 6) 94/05/06 11:39 02356へのコメント  SUKEさん毎度  あのさぁ、「ナウい」ってもはや完全に死語なんっすが・・・。  これからは「イマい」でしょう。(^^; コレモ10ネングライマエノコトバカ・・・? 02360/02360 JAA02535 ミーモ 北海道より ( 6) 94/05/06 16:31 ふぅ〜。とうとうここまでやってきましたよ。何処って?  今、網走です。N*Tの前のISDN電話機からです。結構人が通る度に、 ジロジロみられてなかなかスリル満点パパ?!状態です。(^^;)  北海道の旅も後半を過ぎ、結構寂しいものをひしひしかんじてます。 よくもまぁ、ここまできたなぁ、というのと、帰ったら書類の山だなぁ、というゲンナリ 感で、カオスと化してます。(^^;)  なにはともあれ、今は網走に居ます。明日は何処までいけるか・・・・・・・。 P.S能取岬は路肩崩れて通行止めだったよ〜。                              ミーモ - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 94/05/06 - 02179/02179 GBD03557 シゲ RE:二者択一問題をどうするか ( 7) 94/05/06 11:39 02156へのコメント 本文とはあまり関係ないですが・・・。 : さて、ここの会議室はRESのペースが遅いのでしょうか。私は不適切な質 :問をしていますか。反応が少ないので少々不安に思っています。今までのケー :スを見ると、「君の質問の意味がさっぱり理解できないよ。」とか言ってくる :ものと思いました。単なる言葉遊びをしてる訳ではないし、英雄さんへのRE :Sにしても、次の発言がしやすい内容になっているはずです。  色々理由は考えられますね。  一つはGWだったということ。単純に出かけていてLOG読んでないだけ。  一つは書き方なんですが、長文にまとめて1ファイルっていうのも読みにくい のですが、連続UPっていうのもかなり読む気が失せるものなんですね。8連続 UPなんていうとそれだけで読まなくなってしまう。  さらに一つは文体なんですね。セン・シュアさんの文体は(自分が意識してい ないとしても)人を(もしくはARIONを)試そうとしている文体に受け取れ るんです。共に考え、共に歩むのに人を試すのは必要ないですからね。  まぁ、失礼ながら僕も流し読みな状態なのでちょいと的外れかもしれませんが そんな理由ではないでしょうか。  あ、それと、昨日だか自己紹介をされていましたが、自己紹介なしに長文を連 続UPしたら誰だって身構えるし、様子を見ると思います。 - FARION MES(15):★平成松川塾◎日本を考える----------<01> 94/05/06 - 545/551 GFD00204 松川 貴     RE:解決すべき〈精神問題〉 (15) 94/05/06 10:41 543へのコメント コメント数:1  KAZEさん  南京虐殺については、『諸君!』5月号に「総検証・日本の“犯罪”」と特集に興 味深い話が出ていましたが、もう読まれましたか。日本人はいつも、“戦争”の話題 を用いて“犯罪”のことばかり語っていますが、それもこれも、〈日本の善人たち〉 が、そうすることこそが「“戦争”を語ることだ」と勘違いをしているからですよ。 しかしそれは、東京裁判以後、外側から──また、内側からもそれに積極的に協力し た人々がいたために──掛けられた巨大なベールの結果ですよ。  話題を変えます。 >その場合忘れてはならないのが、明治維新前後にあいついで起こってきた >天理教、金光教、黒住教、大本教といった新宗教の流れではないかと思います。  当時の日本の神道系の動きについては、私は今まで自分の中でよく考えたこともな く、また何かの折りに具体的連想(ひらめきと言いましょうか)が起こるというよう なこともなかったので、よく分かりません。  ケイシーのリーディングによると、世の中にはサイキックな現象が起こりやすくな る時期というものがあるそうです。例えば、アメリカでは、魔女狩りが盛んに行われ ていた時期がそうです。現実にサイキックな現象が頻発し、それを民衆が恐れたため に多くの無辜の人々が虐殺されたという歴史がアメリカにはあります。  明治維新前後の時期(19世紀後半から20世紀前半)もまた、世界的にも、その ようなサイキックな現象が頻繁に起こっていた時期に当たるように思えます。シュタ イナーやケイシー自身もその時期に登場してきた人物たちですからね。  日本で起こったサイキックな現象については、何が本当のことなのか、私には分か りません。シュタイナーが、こういう話を書いております。   霊的なものをまったく忘れているほどに深く物質的なものに関わっている  人間が地上にいると、霊的世界に生きる、死と再受肉のあいだの人間たちが、  物質界から霊的領域に働きかけるものに対抗する衝動をもたらします。霊的  世界から物質界の事物に関与しようという衝動です。再受肉するまえの人間  の側からの物質界への働きかけの基盤の多くに、このような事実が存在しま  す。霊的世界からの影響を受けやすい人々をとおして、死者は物質界に働き  かけます。   この領域に明瞭さをもたらすならば、死と再受肉の間にある人々によって  霊界の啓示として語られることの多くを否認しなければなりません。そのよ  うな場合、振子を反対側に振るために、死者たちが人々に、「霊的な世界は  存在する」ということをわかりやすく示そうとしていることを認識しなけれ  ばなりません。今日、精神のなかに多くの闇があって、霊的世界についてな  にも知ろうとしない、完全に精神錯乱の人々がいると同時に、そのような欠  如ゆえに物質界に働きかけようとする衝動を持つ死者たちがいます。物質界  の人間がなにもしないと、そのようなことが生じます。特徴的なのは、人工  的な実験なしに、霊的世界からの通知が現われることです。こうして、一方  では唯物論的な立場の人間がおり、他方では霊的世界からの啓発があるので  す。(『カルマの開示』イザラ書房 P239-P294)  この部分は何かの参考になるかもしれません。 >そう考えていくと、「霊界の意図」とは一体どういうものであったのでしょうか。 >それを考えるためには、日本の日向や出雲でのアマテラスやスサノオのこと、そし >てスサノオ・ヒギハヤヒの古事記編纂などを通しての抹殺、そして仏教の伝来、と >いったあたりから考えていく必要がでてくるように思えます。  このあたりについても、私にはまったく分かりません。何かの霊的事象の地上的投 影があったと仮定しても、それにもかかわらず私には、前にもこの会議室で言ったこ とがありますが、そのように言う人々の多くが〈戦後的情念の歴史的投影〉を「失わ れた古代史」という〈言い回し〉の中に仮託して行っているように見えます。(個々 の著作者の個人的内面を、別に調べてみれば分かりますよ。そのような本を書く人の 多くが、若い頃、左翼系の思想や運動、あるいは、そのような思想や運動から派生し てきた〈感情マテリアル〉のようなものにシンパシーを感じた経験があり、現在もな お、その感情残滓を自覚できずにいるはずです。)だから私には「それは〈私〉であ る。それはけっして〈公〉ではない」と思えるんですよ。私には、彼らが〈自分自身 のために〉──自分自身の情念の処理のために──そのような〈もの言い〉を利用し ているように見えるからです。 >シュタイナーの著作をいろいろ読んでいて思うことがあるのですが、 >シュタイナーが「東洋」という場合、 >果たしてそこに「日本」という観点があるのかどうかという疑問があります。  日本も立派な東洋ですよ。少なくとも明治維新以前までの日本人にはそのような了 解が存しておりました。悲劇はその後から始まるのです。東洋の中の日本が、ある目 的のために──それについては、すでに書きました──極東の民族の中から特に取り 分けられたからです。そして、その結果が今なお解決されぬまま、現在、例えばKAZE さんの用いたような「東洋と日本の関係」というような──私も時々意図的に用いて おりますが──〈言い回し〉となって現れるんですよ。西洋の島国に住んでいるイギ リス人たちは、けっして日本人が用いているような文脈で「西洋とイギリスの関係」 などとは言わないでしょう。  シュタイナーの『民族魂の使命』にはこうあります。   民族を見るとき、第一の力として、大天使をわたしたちは見ます。そこに  は、時代霊も働きかけていて、大天使に命令を与えます。大天使は命令を天  使に与え、天使はその命令を人間に与えます。人間はふつう、もっとも近く  にあるもののみを見るので、この複合した作用のなかで、もっとも重要なも  のとして大天使の働きを見ます。しかし、時代霊が重大な命令を与えねばな  らないことがありえます。時代の課題、時代霊の使命を満たすために、民族  の一部を分離させねばならず、大天使からなにかを取り去ることが必要にな  るのです。そのような場合、民族共同体はほかの民族共同体から分離します。  時代霊が大天使の働きを圧倒します。ドイツ民族と共通の基盤を持っていた  オランダ民族が分離したのは、そのような事情からでした。オランダとドイ  ツは本来、共通の大天使を有していました。ある時点で、時代霊が民族の一  部を分離させ、その部分に、近代の時代の時代霊の重要な要件となったもの  を委ねたのです。オランダの歴史のなかに見出されるものは、すべてこの内  的な経過の反映です。歴史というのは、内的な経過の外的な表現、マーヤー  でしかありません。この場合、共通のドイツ民族からオランダ民族が分離し  たのです。ここで、もっとも重要なのは、時代霊が海外で使命を遂行するた  めの道具を必要としたということです。オランダ民族の使命は、時代霊の使  命だったのです。ある時代になにか重要なことをおこなわせるために、オラ  ンダ民族は分離されたのです。歴史家が書いていることは外的なマーヤーで  あり、ほんとうの事実を明らかにするよりも、事実を隠すものです。(P69)  このような話をもとにして、もっと霊的な想像力を駆使して考えてみる必要がある んじゃあないでしょうか。 つづく 546/551 GFD00204 松川 貴     RE:解決すべき〈精神問題〉 (15) 94/05/06 10:44 543へのコメント コメント数:1 >そういえば、明治維新のときにも、尊皇攘夷を掲げた志士たちは、 >明治維新後はそれまでの自分の命を懸けた主張をなかったかのようにして >西欧の文明を積極的にとりいれはじめました。 >そしてそこに特に矛盾はなかったかのような顔をしていたようです。  KAZEさん、KAZEさんは晩年の福沢諭吉が「痩せ我慢の説」を用いて、勝と榎本の態 度を攻撃したのと同じような論法で、当時の日本のサムライたちを攻撃しております よ。彼らが皆、KAZEさんの言うような、生一本のただの攘夷馬鹿ばかりだったら、欧 米列強との戦争は100年早まり、今日日本はこうして立ってはいられなかったでし ょうよ。内には世界を知らない分からず屋を抱えて、外には欧米列強の力が迫ってく る。まず開国し、近代化して軍事改革を決行しなければ、真の「尊皇攘夷」の実は上 げられない。どうして火縄銃と日本刀だけで、列強の近代化した軍隊と戦えますか。 本当に理解力のある連中はみなそのことを知っていましたよ。それを何も内部事情の 分からない後世の連中が、志士たちのやったことは矛盾してるじゃないかと言う。し かし、彼らのやったことを大局として見れば、ちゃんと一本の〈筋〉が通っておりま すよ。個々の志士たち気持ちを十把ひとからげにして当時のことを見るから、そのよ うな感想が出てくるんですよ。  KAZEさんの挙げられた山本七平氏の相続権の話ですが、なぜ日本の法律が間違って いると言えるのでしょうか。KAZEさんの戦後的な〈日本(自己)否定病〉もかなりな 重症ですよ。結婚の形態というのは民族個々の習慣によって微妙な違いがあります。 そのアメリカ人の言っていることをよく読んでみればいいのです。利口な人間はわざ わざ裁判沙汰を起こしてまで、遺産を相続しようとはしませんよ。血のつながりあっ た親子同士でなぜそんな馬鹿をやる必要があるんです。それなのにアメリカ人は、そ ういう連中が遺産の分け前にあずかるのはおかしいという。おかしいのはそのアメリ カ人の脳味噌の方ですよ。そのたんびに裁判をすれば、いい思いをするのは弁護士た ちばかりじゃあないですか。  現代日本人が──つまり私たちが──嘘つきである原因を、遠い先祖の習慣の中に 求めるなんぞもってのほかの振る舞いです。KAZEさんも、まずこれをこそやめるべき ですよ。車がぶつかって自分の家の塀が壊れたからといって「塀が壊れたのは俺の運 転が悪いせいじゃない、じいさんの代から使っているボロ車のせいだ。うちの家族は 昔からいつもこうだった。その前のじいさんもそのまえのじいさんもみな怠け者で、 およそ物をちゃんと管理することができなかったからな。だから先祖からの遺伝のせ いで、俺がこんなひどい目にあわなけりゃあならねえんだ」などと言って、ネチネチ と文句ばかり垂れているような奴がいたとしたらどうでしょう。外から見て事情をよ く知っている人々は皆口を揃えてこう言うでしょう、「馬鹿はお前だ」。  馬鹿なのは昔の日本人じゃなく、今の日本人なんですよ。  ARIONもこう書いていたではないですか。   ……あなたがたの言う「あいまい」と我々の調査した「あいまい」とは多少  のズレがあるようにみえる。(中略)   つまり、(もともと日本人は)あなたがたの言うように「自分の意志をハッ  キリさせないほうが人間関係の摩擦を起こさずにすむから」──「あいまい」  な言動をするわけではなかったのだ。少なくとも欧米の習慣を取り入れる以前  までは。   お互いにハッキリと言わないほうがよい、と知っていることについては「暗  黙の了解」という形でテレパシックに理解しあっていた。なぜならば「言葉」  は武器であったからだ。すべてを受け入れ、立ち去るのを拒まないのが日本文  化の基本であったのだ。(中略)   「あいまい」が「ごまかし」と同義語になってから久しい。「あいまい」は  「ごまかし」では決してない。「あいまい」は愛他精神があるが「ごまかし」  にはない。(『光よりの光、オリオンの神の座より来たりて伝える』P21-P25)  御先祖さまのせいにばかりしていると、ばちがあたりやすぜ、KAZEさん。                                  松川 貴 547/551 GCC01413 YHVH 何程の者か? (15) 94/05/06 12:02 コメント数:1   言葉というのは、便利であると同時に、不便だと思います。   例えば、「体制」という言葉を使って、現在の政治の真実を、   一言でも語ることが出来るでしょうか?…おそらく、出来ない。   であるならば、過去の政治の真実も、一言たりとも語れないはず。   この点において、鹿島昇さんの例の本は、「不用意さ」が目立つ。   一方で驚くべき事実を語っているのだとすれば、とても残念なことです。   ところで、この「不用意さ」について、よくよく検討してみると、   それが「情念のフライング」であることに気付きます。   そうした「情念のフライング」に相対すると、多くの人は、   「わかりました」と言いながら、右から左へと聞き流してしまう。   しかし、それも、生きていく上での賢明な態度と言えるかも知れません。   歴史の縺れた糸を解く。そのための唯一の方法は、対話だと思います。   そのことだけは、間違いありません。しかしながら、   「誰も対話を求めない」…そういう時代へ、既に突入しつつある。   若者は言うでしょう。「僕には貴方の話を聞かない権利がある」と…。                               YHVH 548/551 GGA02514 KAZE RE:解決すべき〈精神問題〉 (15) 94/05/06 12:30 545へのコメント 松川 貴さん、どうも。 >南京虐殺については、『諸君!』5月号に「総検証・日本の“犯罪”」と特集に興 >味深い話が出ていましたが、もう読まれましたか。 いえ、早速読んでみたいと思います。 >日本人はいつも、“戦争”の話題を用いて“犯罪”のことばかり語っていますが、 >それもこれも、〈日本の善人たち〉が、そうすることこそが「“戦争”を語ること >だ」と勘違いをしているからですよ。 そうですね、その通りだと思います。 そしてそれを露ほども疑ってないことが問題です。 ほんとうに、その病巣は根深いものがあると改めて考えさせられます。 >当時の日本の神道系の動き についてですが、これは「当時」だけではなく、 今まさにその流れが活性化してるのではないかと僕は考えています。 もちろん、「当時」の流れをそのまま現在に引きうつして考えるのではなく、 今現に起こっている、起こりつつあることについて考えなければと思います。 このARIONのフォーラムが出来ているというのも、 その「今現に起こっている、起こりつつあること」のひとつだと僕は考えています。 もちろんこれは宗教云々ということで語られるべきことではもちろんありません。 引用していただいたシュタイナーの「カルマの開示」は、 僕も読んでいましたので、それについては僕もいつも考えさせられています。 そして、そうした現象についても、僕の周囲には それについて考えざるを得ない材料がたくさんあります。 そしてそれはかなり複雑な問題を多く含んでいるように思います。 これについては、そのうちまとめて語ることができるかもしれません。 >そのように言う人々の多くが〈戦後的情念の歴史的投影〉を「失われた古代史」と >いう〈言い回し〉の中に仮託して行っているように見えます。 そうですね、多くの場合それは確かなことだと僕も思っています。 ただ、それが「失われた古代史」ではなく、 現在今ここで繰り広げられている現実の部分を持っていないわけではありません。 今まさにさまざまなことが起こっているのだということを それらがアクチュアルな現実としてあることを忘れてはいけないと思います。 もちろん、〈戦後的情念の歴史的投影〉である多くの部分については、 それを注意深く見ていかなければ足をすくわれることになりますが。 >日本も立派な東洋ですよ。少なくとも明治維新以前までの日本人にはそのような了 >解が存しておりました。悲劇はその後から始まるのです。東洋の中の日本が、ある >目的のために──それについては、すでに書きました──極東の民族の中から特に >取り分けられたからです。 そこらへんのことが、僕と松川さんとでは少し見解が違うんですよね。 まず、「日本も立派な東洋」であるということについては、 そうであるともいえ、またそうでないともいえると思うんです。 それは日本人がそのように了解しているかどうかとは別の問題だと思います。 もちろん、「東洋」ということで何を表しているかということによりますから、 西洋に対しての東洋という意味でしたら、松川さんのおっしゃる通りです。 僕は「極東の民族の中から特に取り分けられた」のは、 もっとずっと古くからの霊的な動きだと認識しています。 それはいくつかの段階を通して行われ、その最後のキメとしての 明治維新〜敗戦、そして戦後ということがあるのだと思っているのです。 そして、これからまた、いや現にさまざまな「働きかけ」が 日本を舞台として起こりつつあるのではないかというのが僕の認識です。 霊界の計画云々という問題にしても、 明治維新にああした動きを作り出すためには、 時間的にみてかなり昔からその準備がなされていなければならないのは確かだと、 そう考えられるというのもそのひとつの根拠です。 ですから、その他のさまざまな要素を見ていくにつけ、 松川さんが引用されたシュタイナーの日本についての 「民族共同体はほかの民族共同体から分離」するという動きは、 かなり以前からあったのではないかと僕には考えざるを得ないのです。 つづく ☆☆☆KAZE☆☆☆ 549/551 GGA02514 KAZE RE:解決すべき〈精神問題〉 (15) 94/05/06 12:30 546へのコメント コメント数:1 >KAZEさん、KAZEさんは晩年の福沢諭吉が「痩せ我慢の説」を用いて、勝と榎本の >態度を攻撃したのと同じような論法で、当時の日本のサムライたちを攻撃しており >ますよ。 ははは、やっぱり指摘されてしまいましたね^^;。 あれは、知ってて意識しながらあえて指摘してしたわけで、 僕もそれについては松川さんのおっしゃる通りだと思います。 先日も、最初は尊皇攘夷に燃えていた渋沢栄一が、幕臣となってしまい、 さらにフランスに留学?し、その途中で明治維新を迎えながら、 その後、西欧から学びながら銀行を起こすなどについての話を読んだところで、 彼が表面上は「変化」しながらも、その芯においては変化していない、 言ってみれば「不易流行」とでもいえるスタンスをとっていたと思います。 そして志士たちにしても同じことだと考えています。 その「不易流行」のスタンスを僕は決して見落としているわけではないことは 理解しておいていただければ幸いです。 >KAZEさんの挙げられた山本七平氏の相続権の話ですが、なぜ日本の法律が間違っ >ていると言えるのでしょうか。KAZEさんの戦後的な〈日本(自己)否定病〉もか >なりな重症ですよ。 ううん、「法律が間違っている」といいたいのではなくて、 あれを引いたのは、松川さんのおっしゃるような 「民族個々の習慣によって微妙な違いがあ」るということを言いたかったのですが、 ま、あれを言ったシチュエーションがまずかったかもしれませんね。 読み返してみると誤解されないシチュエーションに接ぎ木してしまいました。 その点、反省いたします^^;。 僕はそれを否定的に言いたかったのではなくて、「違い」が指摘したかったのです。 貞永式目というのは、律令制に並列する形で成立?し、 それは明治初年あたりまで教育テキストとしての中核を成していました。 そこに盛られている内容というのがある種の日本的な発想の基礎を つくっているのではないか、ということを言いたかったのです。 そしてもちろんそれは現在現れている発想です。 また、僕の自己認識では、日本を否定しても肯定してもいなくて、 だからといって日本から離れ他立場で言っているつもりもないのですが、 ま、これもまた「○○○病」とされてしまうかもしれませんね^^;。 >現代日本人が──つまり私たちが──嘘つきである原因を、遠い先祖の習慣の中に >求めるなんぞもってのほかの振る舞いです。KAZEさんも、まずこれをこそやめる >べきですよ。 ううむ^^;、そこでひとつ検討しないといけないのは、 その「嘘つき」とはいったい何に対しての「嘘」かということだと思います。 ある制度なり慣習なりを言葉にした場合、多くの場合、 それは実際に行われていることとずれています。 それを西欧の慣例に則れば嘘と認識される場合もあれば、 またそうでない慣例に則れば嘘でなくなる場合もあります。 それともうひとつの観点は、自分が嘘をついていると自覚しているか また少しも自覚しているという意識がないかということです。 また、他の慣例に比較しての自らの慣例とその表現(法律を含めて)を 認識しているか、また比較ではなくそのものだけで認識しているか、 ということも大きな違いがあります。 僕が嘘ということで言いたかったのは、 自分に自覚がないということと、 それを「比較」で認識できていないということです。 あの書き方では、確かに「遠い先祖の中に・・・」と誤解されかねませんが、 僕が言いたかったのは、今現在の私たちの中の「習慣」というか「空気」です。 それは決して遠い過去のことについて言っていたわけではないのです。 歴史はひとりひとりの現在のなかにあります。 これは基本です。 僕の歴史認識は常にそういうスタンスをとっているつもりです。 僕は「ご先祖さま」を引合にはだしているのでは決してありません。 それは僕のスタンスの反対のものです。 僕は僕の中に映ってくる現在の「風景」についてあれこれ考えているのです。 「嘘」をついているのが現在だとしたら、 まさに今生きている「僕」が嘘をついているのはあたりまえのことです。 「習慣」は過去ではなく現在なのですから。 そして歴史はそれを生きるものにほかなりません。 また、僕もある「空気」に生きていますが、 それをできるだけ自覚していたいと思いますし、 そのために「比較」するということも重要だと思っています。 もちろんその比較が、ある別の基準を絶対視することも避けたいと思っています。 また単なる相対性としてみることも避けたいと思っています。 シュタイナーにしても、僕は多くをそこから学んでいますが、 それを絶対化するのではなく、自覚しながら、比較しながら、 自分のなかに生かしていきたいと思っているのです。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 550/551 GFD00204 松川 貴     RE:何程の者か? (15) 94/05/06 13:33 547へのコメント  YHVHさん YHVHさんは以前、「近・現代史の謎」(#524)と出して、鹿島昇氏の本の内容を 抜粋して紹介してくださいましたが、YHVHさんは〈あれ〉のいったいどの部分が 驚くべき事実と思ってらっしゃるのでしょうか。あの抜粋文すべてなのでしょうか。 まず、それをはっきりとここで明かしてくださらないと、私には対話のしようもあり ません。  私に一番不合理だと感じられた記述箇所は、以下の部分です。 >自分達のカースト昇格という権力闘争にすりかえた桂・大久保らの下級武士団と、 >岩倉・三條・中山らを中心とする下級公卿集団によって、暗殺の事実を抹殺し、 >追及させないために伊藤憲法が作られ、その憲法により皇国史観と国家神道が >つくられたのである。  どのようにすれば伊藤憲法が──これは明治憲法のことでしょうが──暗殺の事実 の抹殺隠蔽の役割を果たすことができるんでしょうか。暗殺事実を隠す一番いい方法 は、ただ黙っておくことですよ。ですから、「伊藤憲法の存在が暗殺の事実を追及さ せない役割を果たす」などという鹿島氏の論理は、私には理解不能です。  「皇国史観」とか「国家神道」とかいう用語が頻繁に用いられ始めたのは、いつ頃 からか──敗戦後からですよ、きっと──、そして、それはどのような人々によって だったのかということも、一度調べてみるとよいと私は思います。                                   松川 貴 551/551 GGA02514 KAZE RE:解決すべき〈精神問題〉 (15) 94/05/06 16:17 549へのコメント 「嘘」についての補足など。 「日本人の嘘」についての話のついでに、面白そうな本を見つけたので (まださわりしか読んでませんが^^;)紹介しておきたいと思います。 ちなみに新刊ではなく、昨年の12月に出た本です。 ●西部邁・新野哲也・渡辺一弘・東谷暁「日本人の嘘」(光人社) まだ、「はじめに」しか引用しかできませんが^^;、 この本はおおよそ次のようなことが話し合われた討論会です。  真実を追求していた人間が虚偽を常習としはじめることは、残念ながらあり うるのだ。というのも、真実と虚偽を区別する基準もその人の歴史感覚のうち に根ざしているのであり、さすればそうした感覚を失わされたものは、我知ら ず、真実を誠実に求めていたはずなのに虚偽を狡猾にばらまくという習わしの なかに転落していく。……  …何を討論したかというと、世間の風によって運ばれてくるおびただしい数 の虚偽を逐一暴露する方法についてであり、そして世間の風によって吹き飛ば されていく貴重な歴史の知恵を何とか手許の引き寄せる方法についてである。 もちろん、僕の中にも、「我知らず」にばらまいている虚偽があるだろうし、 それをひとつずつ自分でそれを暴露していく困難も承知しています。 願わくは、自分の中の嘘を自分で暴露することを恐れない意志を 常に持ち続けられる自由を持ち続けたいと思います。 これって、僕は神秘学的な「行」の基本のひとつでもあると思ってるんです(^^)。 上記の本の内容については、読了後興味深い部分があれば、 またご紹介してみたいと思っています。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(17):★パワフルなえ★の《おふくろ通信》--<01> 94/05/06 - 910/910 JBH02324 なえ 元気録ぱわー《勇気》 (17) 94/05/06 13:30   《 勇気は 》  なんとなくしょんぼりしている人に  「元気だせよ」って言っても  そうそう元気が出るものでもありません  「なんでも良いから一緒に歩いてみない?」  嫌いやながらでも付いて歩き始める  それでもう大丈夫  人生のハードルは沢山在って  越しても越してもきりがありません  時にしゃがみこんで動けない事もある  それでも最初の一歩から  ちょっと勇気を出してみませんか  いつかその繰り返す中に 嬉しい気持ちも  喜べる事も出会えるはずです  悲しみを知った数だけ 優しくなれる  苦しさに出会えた数だけ 強くなれる  人の可能性は だから限りないのです