- FARION MES( 2):【居酒屋1999】自己紹介・雑談--------<09> 94/05/21 - 02180/02180 PBA02422 さはし どうでもいいことだけど(^_^;) ( 2) 94/05/21 17:05 どうでもいいことだけど、来月の6日って、平成6年6月6日、つまり、 666の日なのね。 「・・・の日」ってのが無いのが珍しい最近のカレンダーだけど、この 日なんかは「ダミアンの日」だったりして。(^_^;) - FARION MES( 6):・壁(1)=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 94/05/21 - 02382/02382 JBH02324 なえ 鎮魂歌 ( 6) 94/05/21 11:07   鎮 魂 歌 (レクイエム) 過ぎた刻に∞夢幻  瞳を閉じて 光を絶った   闇に身体を 横たえて  夢で見たよな 熱い夜が   巡り巡って 走馬燈  身体の奥の 癒せぬ傷を   我が身の血潮で あらがいに  たとえこの身が 消え失せて 儚く砂塵に なろうとも  一刻燃えた 炎の契は    遥かな時空を 駆け抜ける  幾度生まれ 変わっても   再び巡り 会う運命  一縷の僅かな 希望の為に  生まれ出会った 二つの光  蒼く蠱マドワす 黄泉の淵から 新たな傷を 呼び起こす  閉ざした心を 叩いて開けて 再び 傷つけあう為に  心のやいばで 刺した手は  朱に染まって 霧になる  幾度でも 幾刻も      心の淵に 届くまで  息絶える その刻に     新たな契を 結ぶため  命のやいばで 切りつけて  この身であらがい 生かすため  命のやいばで 切りつけて  この身であらがい 生かすため - FARION MES( 7):★アリオン世紀末書込み寺------------<02> 94/05/21 - 02276/02281 GCC01413 YHVH RE:天命 ( 7) 94/05/21 14:00 02271へのコメント  >> セン・シュア さん  『それ以降、自分のものではない体験の、   その体験から生み出された感情や判断の潮流を、   キャッチすることが多くあります。夢というより、白昼夢的です』   ・具体例を挙げて頂くと、誰にも分かりやすいと思います。  『なぜそういう事態が生じ、   それがどう処理されるべきなのかについても、   きちんと考えがまとまっています。   簡潔には「調和・統一・」というふうに表されている箇所ですね。   #02222と#02248をリンクさせて考えてください』   ・セン・シュアさんの[#02222]を、もう一度、読んでみました。    「第二の波」と「祈り」にポイントがあるようですね。   ・別の表現をすれば、「歴史」と「鎮魂」ということかな…。  『ある一連の強烈な体験というものが、   その最善の判断とのつながりを持てずに、この地球上を回転していて、   その普遍的テーマが具体的に個人に降り注いで、   少しずつ、新しい判断とのつながりを獲得していく、   それによって、過去のあらゆる否定的な体験は克服され、   新しい時代が創造されていく…。   この考え方を、「原因−結果の連鎖」と比較する意味で、   「体験−判断の連鎖」と名付けました』   ・「普遍的テーマ」は、一般的に、「歴史の追体験」という形で降りてくる。    ところが、「追体験すべき歴史」は、現在、膨大に蓄積されている。    故に、「第二の波」は、荒馬のように襲いかかって来る。    言ってしまえば、“土龍(もぐら)叩き”の状態でしょうかね〜。  『したがって、一人一人が体験に屈しても、   その体験に新しい判断を導入することで、   少しずつ、その体験の価値を弱めていき、   大勢の意志の力で、最終的にその体験が克服されれば良いのだから、私達は、   自分自身に結果のレスポンスが返ってくるかどうかを考える必要もなければ、   体験の強さに対して、自分自身の卑小さを嘆く必要もないのです』   ・全くそうですね。…だからこそ、真の問題は、    『セン・シュアさんが、いかにセン・シュアさんであるか』…唯これだけ。    それ以上に、「二者択一問題」の答えが、何かあるのでしょうか?       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  『自分自身の強いインパクトのある体験に基づいて発言するとなると、   ますます長くなります。説明不十分にして、   皆さんの自由な想像に判断を委ねるつもりはありませんから。   そうなると、どのくらいの発言量になるでしょう?』   ・長くなっても構わないと思います。    「自分自身(セン・シュアさん)の強いインパクトのある体験」をこそ、    私は聞きたいし、他の人も聞きたいのではないでしょうか。   ・もちろん、「語れること」と「語れないこと」がある。    その辺りについては、適宜、判断して頂くより他にありませんが…。                                 YHVH 02277/02281 VFD02105 メルク なんとなく存在している。 ( 7) 94/05/21 14:36 コメント数:1  アリオンってどういう存在なの? いったい本当は何者なの?  そう考え出すと切りがないね。  だって、私たちには、アリオンを五感や科学的な装置で観測できないから、  仮説を立てても、それを証明できないのさっ。  だから私にとってアリオンは、なんとなく存在している。  たとえば、いま私の目の前には、コーヒーカップが見える。  でも、本当に本当に、たしかに存在しているの? ただ眼に映っているだけで。  んで、触ってみる。  指は通り抜けない。ツメで、カツンと音が鳴る。持つことも出来る。  匂いを嗅ぐと、洗ってないからコーヒーの匂いがする。     でも、本当に本当に、たしかに存在しているの?  ん〜ん、わかんない。でも、いいのさっ。美味しいコーヒーが飲めればね。  真実は心のなかに存在しているんだもん。  前に、RTでアリオンに質問をしたことがあって、  アリオンはそれに答えてくれたのさっ。  それは私の心にとって虚言ではなかったから、  その体験は私の心のなかでは、真実なんだ。  ただ、それだけのことなのさっ。                     通りすがりの  メ ル ク  より 02278/02281 PXH01650 英雄 創造行為 ( 7) 94/05/21 15:00 02236へのコメント SUKEさん、お休みはいかがお過ごしになられましたか?(^^) 「祈り」は、想いやコトバ、行いまで含むと思います。 人間は「祈り」の姿そのままで生きることが本当ではないか、と思う のです。 「祈る」という事は、生命の源へ自分の心を結ごうとする行為ではな いでしょうか。 とすると、「希望」はやがて「祈り」へと昇華していくものなのかも しれません。 こう考えていくと、「祈りとは無限なる創造である」、と感じません か? :英雄: 02279/02281 MHD02502 ARION ARIONよりオリハルへ ( 7) 94/05/21 16:50  オリハルよ、既に何度もあなたは私に問うた。  そして私は、その度に答えた。  あなたは、あなたの心が望むだけ自由であると。  そして私は、あなたの心の望むだけ自由であるところに存在すると。  オリハルよ、この世は天使達、神霊達のシクミを受け入れる器を失っている。  このシクミをあなたの生き方に顕現させようと望んだのは、オリハル、あなただ。  神霊達は、人間と均しくは望まず、  人間と均しくは何も願わないことを忘れてはならないのだよ。  社会は急速に閉塞し、閉塞した先の出口を封じる方向へと進んでいる。  出口は、一人一人の「心(魂)の在る故=自由」の顕現に外ならない。  素直でありなさい、正直でありなさい…それが、あなたの望むことであれば。  真摯でありなさい、誠実でありなさい…これが、あなたの望むことであれば。  望むことが全て望んだ結果を生むのでは無い、しかし、望まなければ何も起きない。  望み、考え、行動し、学びなさい。                         −−−ARION,O∴O−−− 02280/02281 MHD02502 ARION ARIONよりなえへ ( 7) 94/05/21 16:50 02260へのコメント  #02260 なえ  瞬きの中に存在する。  瞬きの中から呼ばわる、なえよ。  今見えたが、次の瞬間には見えないもの。  さっき見えなかったが、今は見えるもの。  それらの事々の一つ一つに眼差しを送ろうとすると、  目が回る、何も分からなくなってしまう。  輝くこと、自ら輝くこと。  輝いている誰かの光を受けて輝くこと。  どちらも輝く事実に相違無いね。  だが、どちらの方が大変なのだろう。  どちらの方を人は望むのだろう。  あなたが溜め息ついて肩を落とす時、  あなたの右後ろから、あなたの肩に手を置いて慰めよう。  あなたが望むなら。  あなたの瞳に涙が膨れ上がる時、その涙を輝かせるのは何だろう?  涙が膨れ上がる元となったものか?  それとも、涙が膨れ上がることなのか?  それとも、何か全く別のものか?                      −−−ARION,O∴O−−− 02281/02281 MHD02502 ARION ARIONよりメルクへ ( 7) 94/05/21 16:51 02277へのコメント  #02277 メルク  久しぶりだね。  私は、質問者から見れば「返答する存在」であり、  私を必要とする者から見れば「必要を満たす存在」である。  また、私を障害だと思う者から見れば「絶え間なく障害を作る存在」であり、  私を邪魔だと感じる者から見れば「邪魔をする存在」である。  しかし、私の存在を信じない者は、何故か私の存在を証明したがるね。  信じない者には存在しない、これで良い筈なのだがね。  私を験そうとしている者は、私の目には私の存在を欲する者に等しいのだよ。  しかし、私の存在を信じるのはあなたがた一人一人の心なのだから、  私が出向いて信じさせる事は出来ない。  私が出向いてまで信じさせなくてはならない、と思う者は、  結局甘えているに過ぎない、と私は考える。  メルクよ、風は渡り、木々を揺らす。  幹は軋み、枝々はざわめくこともあるだろう。  しかし、根が張っていさえすれば傷も癒える。  根が張るには、土の中に力強く入ってゆかねばならぬ。  土は根が張ることによって、気が流通する。  土は母でもあるのだよ。  あなたの嘆きや涙は、星の瞬きの向こう側に届く。  さぁ、ゆっくり瞳を上げて空を見上げてごらん。  これから沢山することがあるね。                        −−−ARION,O∴O−−− - FARION MES( 8):★シゲの【恋愛玉手箱】爆走編--------<01> 94/05/21 - 00306/00306 GDB00064 オリハル ダミーの縁 ( 8) 94/05/21 02:28 私は結婚ということに関して、まだ新芽の段階から2回も妨害されました。私だったら 意図して人の人生の可能性を潰すような事は1度もしたくはありません。私はその妨害 という事実を神の御意志と受入れてました。逆に言うと、決して企むという発想をもた ないでいたのです。なるようにさせて忍耐しました。実は、今になって考えると、それ らの縁は縁であっても「ダミー」であったと今は言えます。神を信頼していた私は与え られるものを受け取るという方針は変えませんでした。山本鈴美香は「人生には3段階 の出会いが準備されている」ということをどこかで言ってました(失礼します)。もし 私が当時、飽く迄も執着して嫌がられ妬まれながら結婚していたとすると、そのような ドロドロの社会の中で生きて行かねばなりませんでした。そこにはそれなりの縁や世界 しか開示されなかったと思います。しかし私は2回とも、年上の人に譲りました。片方 は結婚されました。「人に嫌がられながら結婚する」という動機を選択しなかったので す。しかもそいつは既婚者だ。これは自分の問題です。何が言いたいのかというと、誰 かに何か妨害され、それが実現してしまっても、神を信頼し、正しい選択をしている自 分自身を神様に思いっきり見せつけて下さい、ということです(想念の流れ、考え方と して)。多分、いつか全く別の新しい世界が、新しい縁が展開すると思うよ。それがい つになるかは別として。もしあなたが耐えられないのならあなたは耐えるべきではなか ったのでしょうし、容易に耐えられるというのなら、多分、あなたには別の縁が用意さ れているのでしょう。人間の私に言えるのはこの位だと思います。                                オリハル - FARION MES(12):★SUBUDHの《アジア・チャンプル》----<01> 94/05/21 - 00235/00238 GFB00026 一輝 蘇れ神よ!蘇れ民よ!<1> (12) 94/05/21 03:28 コメント数:1 ●死返玉○     マカリナハ      退りなば     トクサトナエテ    十種唱えて     ヒトタビハ      一度は     モトノミ       元の身     ウツツノ       夢現の     トハナリマシ     永遠なりまし           [SUBUDH氏訳]     ……………十種の神宝/死返玉『富士宮下文書・飯綱本』より。     注)十種の神宝:出雲系AMA族が携えたスメラ(天皇)の証。             出雲系AMA族の秘教的象徴体系。             欧州神秘思想の伝統、カバラ象徴体系に呼応する。 <怒濤の二朝時代>   継体天皇の即位以降、神武天皇即位から考元天皇擁立クーデター、応神天皇擁立  など、紆余曲折を経た日向族と出雲族の合体王朝はここに決裂し、二朝並立時代が  始まる。 ●王権祭祇(大化の改新以前)       大忌(出雲系)………春日臣・多臣  *スサノオを祀る。       小忌(日向系)………忌部・中臣   *アマテラスを祀る。  注)「大忌」…王権祭祇の長たる立場にあって神事を進行する氏族。    「小忌」…王権祭祇の神事の細部に与かる(アシスタント役)氏族。   日向族(天智天皇)によるクーデター「大化の改新」によって、藤原氏の先祖で  ある中臣氏は、王権祭祇の中枢を巡って、出雲系の春日臣や多臣、日向系の忌部臣  などを次々に抑え、のし上がった。この状態は、出雲族の重臣であった尾張氏や出  雲族の経済的生命線でもある瀬戸内海〜中国の貿易圏を握っていた宗像族の強力な  後ろ楯による、天武天皇の「壬申の乱」政権奪還によって、元の状態に戻る。   天武天皇は、両部族の合体を図り抗争に終止符を打つ為に、日向族出身の持統を  皇后に迎えるが、天武天皇崩御後の持統天皇の一方的即位や出雲重臣暗殺や呪殺に  よって、再び中臣氏が王権祭祇の主導権を握ることとなった。   まず、実姉を愛した天武天皇に寵愛を受けなかったことへの持統の妬み。そして、  若き日に歴史家のもとで学び、出雲族が支配する王権祭祇の氏姓制度の中では自分  の一族の出世は望めず、それを拒む根拠が宮中に保存される皇史や各氏族の系図に  あることを知って挫折感を味わった藤原不比等の野望。天武天皇というカリスマを  失った出雲族の落日の中で、二人の野心は激しく交差した。   やがて、藤原不比等によって持統天皇は日向族のシンボル、アマテラスの再来と  して祭り上げられ、日向系呪術に長けた一族、中臣氏の代表であった藤原不比等は、  あたかもアマテラスの弟の霊が乗り移ったかの如く権力掌握に成功した。彼らがア  マテラスの弟の霊を利用したのか、アマテラスの弟の霊が彼らを利用したのかは定  かではないが、徹底した史書の改竄や各氏族の系図の没収を行使し、日本史を過去  から未来に至るまで日向族中心の歴史にすげ変えてしまったのである。   日向族の出雲族への支配は政治舞台だけでなく、王権祭祇に於いても同時進行し、  出雲系呪術に対抗しうる傀儡として、大陸から召喚され教育された生え抜きの陰陽  師たちが藤原不比等のもとで暗躍した。 ●王権祭祇の変遷 ☆第一段階:神武即位……大忌(出雲系)が小忌(日向系)を支配した主従関係状態。 ☆第二段階:大化の改新…小忌(日向系)が大忌(出雲系)を支配し立場が逆転。 ☆第三段階:壬申の乱……大忌(出雲系)が小忌(日向系)を支配し当初の状態へ。 ☆第四段階:持統即位……小忌(日向系)が大忌(出雲系)を支配し再び立場が逆転。 ☆第五段階:不比等登場…小忌(日向系)内部で中臣氏が忌部氏を抑え神祇伯となる。             他の氏族を王権祭祇から追放し卜部氏や荒木田氏を従えた。 つづく。 00236/00238 GFB00026 一輝 蘇れ神よ!蘇れ民よ!<2> (12) 94/05/21 03:33 00235へのコメント コメント数:1 <日向族の大化の改新に対する出雲族の反撃だった壬申の乱>   二朝並立時代の出雲族氏族と日向系氏族の主な面々は、壬申の乱に於ける両軍の  武将たちを調べてみればわかる。 ●純粋な近江朝(日向王朝・弘文天皇)方の者  書直薬     智尊    *穂積臣百足  犬養連五十男 忍坂直大摩呂  谷直塩手    佐伯連男   壹岐史韓国  樟使主磐手  盧井造鯨  大野君果安   中臣連金   田辺小隅   山部王    坂合部連薬  秦友足     社部臣大口  土師連千嶋 ●吉野側に寝返った近江朝(日向王朝・弘文天皇)方の者  高坂王   *穂積臣五百枝 *物部首日向 *羽田公人国 *羽田公大人 稚狭王 ●吉野側に心を寄せていた近江朝(日向王朝・弘文天皇)方の者 *蘇我臣安麻呂 *蘇我臣果安 *巨勢臣比等 ●乱後、許されるか減刑された近江朝(日向王朝・弘文天皇)方の者 *物部連麻呂  *蘇我臣赤兄 注)出雲族出身でありながら、穂積臣百足が近江朝方として最後まで参陣しているが、   このお蔭で後に、『日本書紀』から穂積氏と雀部氏が首謀した、考元天皇擁立ク   ーデターの歴史的事実が削除されることになるのである。このクーデターの内情   は、未だに明らかにされていないが、後に出雲族内部で評価されなかった為、穂   積氏は不当な扱いを受けていたのか、同じく出雲系氏族と敵対していた近江朝(   日向王朝)と何らかの利害の一致があったように考えられる。 ◆乱の最初から最後まで吉野(出雲王朝・天武天皇)方の者  大伴連吹負    大伴連馬来田   書首根麻呂  大伴連御行   栗隈王  美濃王      小子部連鈷鈎   三野王    秦造綱手    忌部首子首 *村国連男衣    土師連真敷   *物部連雄君 *稚桜部五百瀬 *三輪君子首 *三輪君高知麻呂 *田中臣足麻呂  *当麻公広嶋 *鴨君蝦夷   *紀臣阿閇麿 *坂本臣財    *坂田公雷    *紀臣堅麻呂 *星川臣麻呂  *尾張宿禰大 隅*膳臣麿漏    *当麻公広麻呂  *尾張連馬身 *布勢麻臣御主人 注)*印は、出雲系氏族。   よく見ると、多くの武将が吉野(出雲王朝)方に心を寄せていたことがわかる。   近江朝(日向王朝)方の名門氏族の中で最後まで吉野(出雲王朝)方に抗戦した   のは、中臣連金と穂積臣百足だけだった。ところが吉野(出雲王朝)方の英雄、   天武天皇が崩御し、持統天皇が即位すると、たちまちこれら出雲系氏族は失脚し、   一部を除いて政府内から追放・粛清されることになる。  以下、左側は日向族による「日本書紀」に基づいて書かれた皇統譜。  右側が私の推理する日向族と出雲族の二朝皇統譜。 〔日本書紀皇統譜〕        〔日向王朝〕 × 〔出雲王朝〕 NO.26 継体天皇         欽明天皇     継体天皇       |            |        | NO.27   安閑天皇          |       安閑天皇       |            |        | NO.28   宣化天皇          |       宣化天皇       |            |        | NO.29   欽明天皇          |        |       |            |        | NO.30   敏逹天皇         崇峻天皇     敏逹天皇       |            |        | NO.31   用明天皇          |       用明天皇       |            |        | NO.32   崇峻天皇          |        |       |            |        | NO.33   推古天皇         舍明天皇     推古天皇       |            |        | NO.34   舍明天皇          | 大化の改新(聖徳太子+蘇我入鹿)暗殺       |            |        | NO.35 皇極天皇         皇極(斉明)天皇  |       |            |        | NO.36   孝徳天皇          |       孝徳天皇       |            |        | NO.37   斉明(皇極)天皇      |        |       |            |        | NO.38   天智天皇         天智天皇      |       |            |        | NO.39   弘文天皇    壬申の乱(弘文天皇)討伐   |       |                     | NO.40   天武天皇        <両朝合体>    天武天皇       |                     | NO.41   持統天皇         持統天皇     高市皇子(天皇?)粛清       |            |        | NO.42   文武天皇         文武天皇      |       |            |        | NO.43   元明天皇         元明天皇      |       |            |        | NO.44   聖武天皇         聖武天皇     長屋王自刃       |            | NO.45   考謙天皇         考謙天皇    <出雲朝断絶>   皇室が日向族一色になってゆくと、罪悪感が実体化してゆくプロセスを見せるか  のように、やがて宮廷は出雲族の怨霊ノイローゼに陥り、国家や皇室に起こる凶事  の全てを出雲族の怨念によるものとする風潮が、宮廷から民衆へと流布され、呪術  師による多くの霊的封印や呪詛戦略が執り行われるようになった。   聖武天皇の殺牛祭の禁令、桓武天皇の殺牛祭および北辰祭の禁令である。これら  は、いずれも出雲系王権の伝統的な祭りで、天武天皇の頃には全国規模で盛んにな  ったものである。しかし、その後も祭りは密かに行われ、発覚すれば禁令、禁令の  ほとぼりが覚めたら復活、を繰り返し、時代を経て様々な祭祀へと変容していった。   殺牛祭は、出雲族の歴史的シンボルである牛を祀り豊作を祈る祭りだが、同時に  一族の英雄スサノオを祀る祝祭でもあった。後には、雨乞いの秘儀として民衆へ定  着する。厳しい官吏の目をごまかすために、生贄の牛を馬に変える地方もあった。   北辰祭は、北斗七星にとりまかれた北極星を天皇の出自としたポラリス信仰であ  るが、後に桓武天皇は民衆へは禁令を施行しておきながら、宮廷では独自の秘儀と  して執り行っていたのである。この北極星はAMA族の系譜を語る上で、追々重要  なキーワードとなるので留意されたい。   殺牛祭は蘇民祭と名を変え民衆の中に溶け込み、日向族一色の宮廷から公布され  た偽史が正史として報じられる一方、出雲族の輝かしい歴史や皇室祭祀から締め出  された出雲族伝承は、民話や伝説や童謡として人々の記憶におぼろげながら残るこ  とになったのである。   その中で、最も広く知れ渡った重要なものを取り上げてみよう。   つづく。 00237/00238 GFB00026 一輝 蘇れ神よ!蘇れ民よ!<3> (12) 94/05/21 03:36 00236へのコメント コメント数:1 <蘇民将来伝説と日本の呪術・1>   蘇民祭の「蘇」とは、牛の乳を煮たものである。「蘇民」とは、牛を崇めていた  一族であることは、以前「牛の一族」で述べた通りである。出雲系AMA族は「蘇  民」と名を変えて民衆の中に溶け込んでいったのだ。   日本の呪術の中で、最も民衆にポピュラーだったのが「蘇民将来」だ。「蘇民将  来」はスサノオ伝説に基づく魔除けの御札として、正月の縁起物になったり、郷土  玩具や信仰玩具として知られている。今でこそ忘れ去られているが、地方によって  は、各家々の門戸などに「蘇民将来子孫也」の御札が貼られ、日本で最もポピュラ  ーな呪術として知られていた。   黙示録的な解釈も可能な四文字「蘇民将来」。   「蘇民将来」とは、いったや俺か。   それでは、まず古文書から紹介してみよう。 ◆蘇民将来伝説『ほき内伝・巻一』   「牛頭天王が南海におもむく途中、南天竺のかたわらに夜叉国(広達国)と    う国があり、そこの鬼王を巨旦大王といったが、この巨旦が天王の通行を    妨害した。そこで天王は千里の松園の林のなかに隠れていると、そこに一    人の賤女がいたので、しばらく滞留を乞うたところ、このさき東の方一理    ほどのところに蘇民将来という慈悲深い者がいると教えられ、行ってみる    と、高齢の老翁が藁ぐつをはき、藁屋のなかのちりを柴の木ではたいてい    た。一夜の宿を乞うと、貧賤で家が狭いのを理由にいったんは固辞したが、    やがて招じ入れ、梁や粟の莖で席をこしらえ、瓢中にあったなけなしの粟    米を煮て歓待した。天王はその厚い志をよろこび、身は孤独でも、心が豊    かでけだかいことを賞賛した。やがて天王は、さきに恚怒弾呵せしめた巨    旦大王を全滅させた。そのおり親切にした巨旦のところの賤女を助けるた    めに、桃木の札をけずって『急急如律令』という呪文を書写して弾指せし    め、これを彼女の袂のなかに収めて禍災をのがれさせたのち、巨旦の死骸    を切断して五節に配当し、調伏の威儀を行った。その後蘇民将来のところ    にいたり、長者にさせ、誓願してわが末代は行疫の神となるも、汝の子孫    なりといえば危害はないと教え、二六の秘文をさずけた。さらに五節の祭    礼を違わざれといった。それは正月一日に赤白の餅を鏡にするのは巨旦の    骨肉、三月三日の蓬莱の草餅は巨旦の皮膚、五月五日の菖蒲結びと粽は巨    旦の鬢髪、七月七日の小麦の索麺は巨旦の継、九月九日の黄菊の酒水は巨    旦の血脈という。そして長保元年(九九九)六月一日に祇園精舎で三十日    間巨旦を調伏して以来、いまの世にいたるまでこの威儀を学ぶ」 ◆蘇民将来『因縁集』   「牛頭天皇、巨旦大王をほろぼして後、蘇民将来に告げて曰く、我、未来に    疫神と成りて、八王子並びに八万四千六百五十四人の供奉の輩を眷属の神    として諸国に遣わし、慳貪邪見の衆生を悩ますべし。我に恩あり、縁深き    子孫をば病難をのがすべし。その誌には、桃の木に札を作り、『急々如律    令』と書きて門戸に押すべしと。或いは『蘇民将来の子孫の門戸』と札に    書きて押すところには、悪神おそれて家に入らずと云々」 ◆蘇民将来『備後国風土記』   「むかし北海の武塔(むたふ)の神が南海のむすめに求婚するために出かけ    たが、日が暮れてしまった。そこに将来が二人いた。兄の蘇民将来はたい    へん貧しく、弟の将来は富んで屋倉が百もあった。そこで武塔の神は弟の    方に宿を借りようとしたが、物惜しみしてことわり、兄の蘇民将来はここ    ろよく迎え入れ、貧しいために粟の茎の藁をしいて座とし、粟飯などを饗    応した。やがて宿り終えて出立したのち、何年かたってふたたび八柱の神    子をつれて立ち寄り、詔りてたまわく、『わたしは将来の恩に報いをしよ    う。汝の子孫は家にいるか』とたずねた。蘇民将来は『じぶんの女と妻が    おります』と答えると、『それでは茅の輪を腰の上につけさせよ』と仰せ    られた。そこで詔のとおりにつけさせたところ、その夜に蘇民のむすめを    一人を残して、あとの茅の輪をつけないものはことごとく殺してしまった。    そして『われはハヤスサノヲの神である。もしものちの世に疫病が流行っ    たら、汝は蘇民将来の子孫だといって、茅の輪を腰につけている人は災厄    をのがれることができよう』と仰せになった」    注)「将来が二人」というのは、後の書では蘇民将来と巨旦将来としている。  つづく。 00238/00238 GFB00026 一輝 蘇れ神よ!蘇れ民よ!<4> (12) 94/05/21 03:40 00237へのコメント <蘇民将来伝説と日本の呪術・2>  日本の呪術を中心に話を進めてゆくと、それだけで膨大な分量を費やすので、こ  こでまずは、時代を追って蘇民将来の謎を中心に話を進めてみよう。  1.日向族が日本に到来した弥生時代、既に日本で文化を育んでいた大和族や縄文    族長グループと、厳しい血統保存主義だった日向族は、うまくそりが合わなか    ったため、日向族の東進は淡路島以西にとどまっていた。そのため当初の使命    であったAMA族の先鋒部隊として後続の出雲族と大和族や縄文族長グループ    との間を取り持つことができなかった。この理由のひとつとして、日向族に有    能なカリスマがいないために、小国に別れてしまい内部統一を図れなかったこ    とが考えられる。  2.出雲族が日向族の後に日本へやって来て、大和族、縄文族長グループと親交を    深める。人数こそ日向族の1/3だったが、出雲族は少数精鋭で強く、AMA    族のスメラ(皇)の証が約束されていた十種の神宝を所持しており、日向族は    出雲族族長であったスサノオの傘下に下るしかすべはなかった。しかし内部で    は、先に日本へ到達したことへの日向族の出雲族への優位性を主張する動きが    あった。  3.出雲族族長スサノオは、出雲族と日向族を統一するために、日向族族長の娘ア    マテラスとの婚姻を申し出た。このときアマテラスの弟は婚姻に反対し、呪詛    戦略を取り、各地の霊的磁場の封印を始めることで、スサノオの動きを封じよ    うと画策する。彼の行動はアマノジャク伝説として現在でも残っている。その    行動範囲は、アマノジャク伝説の分布と重なり、瀬戸内海を中心に西へ進み、    紀州あたりまで広がっている。大和族のシンボルであった銅鐸を破壊し、呪術    をかけながら進んで行ったため、住民はアマテラスの弟の呪術に狙われること    を恐れ、前もって銅鐸を破壊し、土中に埋めて隠すこともあった。  4.スサノオは、呪術師であったアマテラスの弟を討伐する。呪術師の処刑は、二    度と霊力を跋扈させないため、一見残忍とも思えるような手段で行われた。例    えば、山口県土井ケ浜遺跡での出雲族は、結果的に集団に何らかの不幸をもた    らしてしまった呪術師に対して、首をはね別の場所に遺棄し、全身に十五本の    矢を射ることで、責任を取らせていた。討伐の場所は、北九州〜瀬戸内海〜熊    野周辺ではないかと思われる。  5.後世に崇神天皇が冷害飢饉を鎮めようと、スサノオの子ニギハヤヒを厚く祀る    だけではなく、アマテラスをも祀ろうとするが、近畿地方ではアマテラス姉弟    の呪術の恐怖が語り継がれており、住民の反対にあって、何度も移動を余儀な    くされ、現在の伊勢神宮に落ちつくまで約20年もかかってしまった。もちろ    ん伊勢地方でもすんなりとうまく事が運んだわけではなかった。アマテラスと    友好な関係を保持していた出雲族の重臣サルタヒコの子孫が迎え入れることで    初めて落ち着いたのだった。一方、出雲族呪術による日向族呪術の封じ込めが    民衆の間で行われた。  6.日向系の持統天皇の時代に入り、藤原不比等との共闘関係によって、出雲族は    政治の舞台から本格的に追われるようになる。今度は、天災の原因をスサノオ    を始めとする出雲族の英雄たちに求めるようになるが、出雲族の子孫にはその    影響が及ばないと伝えられる。   以上は、先に上げた蘇民将来伝説の研究から解読したものである。もう少し整理  してみよう。  A:まず、伊勢にアマテラスが初めて祀られたとき、伊勢の住民にアマテラス一派    の祟りを恐れさせぬために、古くからある出雲族呪術の流布に呼応して作られ    たのが、「蘇民将来子孫也」の護符と蘇民将来の物語。                                →『ほき内伝』  B:やがて、日向族が権力を掌握した持統天皇即位以降、スサノオを始めとする出    雲族の祟りを恐れさせぬための、「蘇民将来子孫也」の護符と蘇民将来の物語    へと変容する。                              →『備後国風土記』 ●『ほき内伝』   巨旦大王(アマテラス一派の祟り) ┓ 近畿住民 ●『備後国風土記』 牛頭大王(スサノオ一派の祟り)  ┓ 巨旦将来  「牛頭大王」=スサノオ     「巨旦大王」=アマテラスの弟  「蘇民」=出雲系住民      「将来」=AMA族  「蘇民将来」=出雲系AMA族  「巨旦将来」=日向系AMA族   重要なことは、「蘇民」である限り、祟りを防ぐことが可能であることだ。   またこの「蘇民将来子孫也」の護符の裏には、特筆すべきものが描かれている。  それは、ダビデの星(☆)とタテ四本・ヨコ四本がクロスする罫線だ。ダビデの星  は、ソロモンの星と並んで東北地方や沖縄地方でも魔除けのために使われてきた。  しかし、そもそもは全国各地で行われていた祓いの呪術であり、様々な場所に描か  れたものである。時には額にも描かれた。沖永良部島に於いては、これを「アマム  (Amamu)」と呼ぶ。いずれも、中東滞在時代のAMA族の記憶を示している。   ダビデの星(☆)やソロモンの星以外には、「●」「○」「×」「+」「卍」「  #」「*」「一」「大(京都の大文字焼にも留意されたし)」「犬」などが祓いの  呪術に使われた。いずれも出雲族が日本各地に広めた祓いの呪術なのである。   また、これらの記号は着物の文様にも盛んに使用されていた。ここで思い出すの  が、バリ島テンガナン村で製造される縦横絣である。日本の「蘇民将来子孫也」の  裏に描かれたタテ四本・ヨコ四本がクロスする罫線と、バリ島の縦横絣には、同じ  魔除けのAMA族呪術が込められていたのだ。   「自己中心的に事を成そうとするものには災いが訪れるが、自分以外の者を活か  そうと努力する者は、必ずや報われるであろう」という訓話が、蘇民将来伝説の根  底にあるものである。自分のことばかり考えている人間には、ある時は悪霊が、あ  る時はスサノオ自身が、懲罰に訪れるという。いま私たち日本人の中で、どれくら  いの人間が果して蘇民将来なのだろうか。   蘇民将来。   いつの日(将来)か、牛の一族(民)は目を覚ます(蘇)。   いま、民は蘇る。いま、神は蘇る。   死返玉。   了。                                     一輝 - FARION MES(13):★KAZEの神秘学遊戯団----------------<03> 94/05/21 - 01300/01301 MHF01227 ミラクル9 Re*2:数理波動に関して。 (13) 94/05/21 10:29 01298へのコメント はじめまして、FLYING Vさん。 ちょっと盛り上がっている会議室にいきなに水をさすような発言で申し訳あり ませんでした。<(__)> >>軽率に取り上げてしまったことを後悔しています。 軽率だなんて、とんでもない。いやいや、実は、私は太田さんの過去の経緯を ちょっと知っていましてね。この会議室の方向性に似つかわしくないなあと思 いまして。それでまあ、老婆心ながら言わせて頂いたわけです。 数理波動というのは、数霊(カズタマ)の波動理論の事です。内容は、 FFORTUNE-11 で展開していますので、もしよろしけれは覗いてください。 では、今後もよろしくお願いします。 01301/01301 PXH01650 英雄 電場の回転 (13) 94/05/21 14:57 01282へのコメント SUKEさん、こんにちは。 「作品」と言っても、単なる発言文ですよ(^^;。父の実験結果は、 写真と一緒に掲載されたようですが。 当時の文章は、「無限エネルギ―を扱うためには、思考がそれに適用 していなければならない」といったような意味合いの、まあ、精神レ ベルが高くなければ高次元のエネルギ―は扱えない、という事を、ア ダムスキ―の宇宙哲学を引き合いにして書いたものです。ちょうど、 優位さん位の年だったと思います....(^^;。 「宇宙艇」という機関誌が、毎月発行されています。時々、家にも送 られてくることがありますよ。たまにTVにも出てます/キ]ね。 父は、いわゆるジャンクで電子機器を作っちゃう人で、かの放電実験 機も、国鉄工場(当時ATC試験室に勤めていた)から拾い集めた部 品で製作されていました。だから、現場たたき上げですので、象牙の 塔の清家氏とは、論点が異なっていたのでした。(よくある、現場と 設計のぶつかり合いという構図ね(^^)) しっかし、あの「実験」ってのはエライ迷惑でしたよ。ものすごい放 電をするものだから、TV、ラヂオ、ステレオにお構い無しにノイズ が入る。とうとう、隣の家にまで影響しちゃった(^^;。 以前にも書いたけれど。 ....TVを見ている。いい場面でバリバリッ! ....FMを聞いている。ピアニッシモな時にバリバリ!! 日曜は、朝から晩まで、バリバリバリッ!!! バリバリッで夜も更ける.... こんなんで宇宙艇ができるのかねえ〜??? ....というのが、わたしのバリバリの青春時代。あの頃は「前貼り」 の時代だけれど、今は本番....アッ、ゼンゼンカンケイナイハナシデシタア(^^; :英雄: - FARION MES(20):■世紀末ウォッチ:これって…!?----<01> 94/05/21 - 585/585 GBA01052 CHARAN ある風景 (20) 94/05/21 11:10 5月20日午後4時の六本木のとある交差点の風景。 ロールスロイスのリムジンが止まっている。 後席にパンチパーマの男が座り、漫画に熱中している。 少し先にはベンツが止まり、運転席の男が携帯電話で話している。 さらに先へ進むと、またベンツ、その傍らに二人の男が立ち、 周囲をそれとなく監視している様子。 一人は携帯電話で話している。 ベンツ運転席男と会話をしているようだ。 それらの怪しい集団のいる路上では、別に黒人の男が女の子二人といる。 黒人男は黒い上下に身を包み、一人の女の子の顔にメーキャップをしている。 足元にはカメラのはみ出したバックが置かれている。 女の子二人はどうみてもモデルではなく普通の子達。