- FARION MES( 7):自己対面鏡 ★ ARIONを鏡にして 95/07/15 - 06240/06242 KFQ02761 しまうま RE^2:半分だけ女 ( 7) 95/07/15 15:19 06147へのコメント #06125 みれさん #06147 英雄さん  ちょっとカビっぽくなってしまいましたが(^^;割りコメさせてください。  女性は「社会的弱者であるから“擬態”を必要とする」のではなく、「社会 に適応する一手段として“擬態”という便法を用いる」ということですね。た いへんおもしろいと思います。  そこからまたいろいろ考えてみました。  “擬態”が「〜のように見せかける」という意味だとすれば、「自分を〜で あるかのように見せかけてことを有利に運ぶ」ための“擬態”と、「社会的儀 礼として〜であるように振る舞う」という“擬態”の2通りが考えられます。  前者は、このコメントツリーで話題になっているいわゆる“オンナの擬態”。 後者は、例えば仕事上、別にありがたくなくても「どうもありがとうございま す」と頭を深々と下げなくてはならなかったりする場合。  たぶん、女性が男性社会に“内なるピラミッドをもつ異質な存在”として受 け入れられるのに必要なのは、前者ではなく後者なのではないかと思います。  かつて僕の上司だった女性は、どっちかというとキレやすいタイプでしたが、 仕事上で力を借りる必要がある相手には、とことん寛容でした。普通なら“プ チッ”と切れても不思議ではない場面でも、ちゃんと相手を立てて、ごく自然 に礼儀正しく振る舞っていました。  “オンナの擬態”を用いなければならない女性の中には、“社会的擬態” (と、後者をかりに名付けます)を十分に習得していない人が多いように思い ます。よーするに「礼儀がなっちょらん」わけですね。そういう最低限の礼儀 というのは、別に会社に入らなくても、あるいは女性だけの会社に入ったとし ても必要になるものだと思います。つまり、“オンナの擬態”を用いたがる女 性は、学習するべき社会的な儀礼を、十分身につけていない、まだコドモであ る、といえるでしょう。  で、“オンナの擬態”を用いている人を、「自覚」と「是非」という観点か ら4種類に分類してみました。 ■タイプ1:“オンナの擬態”を用いている自覚があり、それを是とする人  「やっててばかばかしいと思うこともあるけど、オトコはそれで喜んでる し、アタシも楽だし、これでいいんじゃないかなぁ…みたいな」という感じ の人でしょうか。これではいつまでたっても社会人にはなれません。 ■タイプ2:“オンナの擬態”を用いている自覚がなく、それを是とする人  もう体が自然に媚びをうってしまい、しかもそういう媚態を誰彼かまわず 発することが別に悪いことだとも思わない、という人。これは救いようがな いですね、なんとなく。 ■タイプ3:“オンナの擬態”を用いている自覚があり、それを非とする人  その擬態から脱して、社会的なポジションをしっかりもつことができる可 能性のある人。たぶん“オンナの擬態”にくるまっているほうが楽だから、 自覚があり、それをよくないことと思っていても、なかなか難しいだろうと は思いますが。 ■タイプ4:“オンナの擬態”を用いている自覚がなく、それを非とする人  これは端から見ていると笑えるかも。自分がやってるのに、人が同じこと をやっていると「やぁねー、あの人。オトコと見ると誰にでも尻尾ふっちゃ ってさ」とか、ぶちぶちいう人。たぶんウルヴィーさんがいってた「イヤな タイプ」も、こういう人のことなんじゃないかな、などと思いました。  まあ、こんなにはっきりすっぱり分類できるものではないとは思いますが、 一観点としてはアリかな、と思い、書かせていただきました。 しまうま(KFQ02761) - FARION MES( 9): 00874/00874 MXC03257 イストラン インターネットのカスタネダ (10) 95/07/15 02:52 00873へのコメント  突然失礼します。カスタネダ気違いのイストラン というものです(^_^)。  ところで、私もvanの方でそのニューズグループ が1週間ほど前にできたということを知りました。  できれば行ってみたいのですが、専門のプロバイダ に登録してません。もし宜しかったら、 alt.dreams. castaneda の内容を少しご紹介頂けたらと思います。 IXTLAN PS こんな会議室がいつのまにできていたのだ? - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 95/07/15 - 00581/00582 GFB00026 一輝 イルカブームの背後には…。 (12) 95/07/15 02:30 イルカブームの背後には……<アメリカ自然食ブームの功罪>  1970年代以降アメリカでは、ニューエイジ思想の波から派生した、エコロジカル ムーブメント、フィットネスカルト、ナチュラルフーズ、ダイエットブームが盛ん になった。これらは、一貫性を持って理路整然と語られてきたが、一部の人間たち にとって都合の良い考え方が基盤にあったため、現状は大いなる矛盾を抱え、地球 環境に取り返しのつかない爪跡を残している。  例えば、「アマゾンの森林の大量伐採の原因は、アメリカで起こった自然食や低 カロリーブームやアニマルライトのムーブメントによるものだ」と、C・W・ニコ ルは厳しく指摘する。  これらのブームが定着し、アメリカの中流階級層の食習慣に変化が起こると、脂 肪分の多い牛肉は需要が減っていった。アメリカでは脂肪分の少ない肉は、広い牧 場でないと育たない。脂肪分の少ない牛肉を作るために、広大なアマゾンの地が、 アメリカ国内向け肉牛の牧場として選ばれることになった。そして、アマゾンに棲 む少数民族の懐柔と追放が始まり、環境と一体化した伝統ある民族文化は、破壊さ れつつある。  アメリカ政府と牛肉業界は、アメリカ国内産の脂肪分の多い牛肉を売る市場とし て、対米貿易黒字を続ける日本の地を選んだ。そして、日本人の食習慣を変える様 々な戦略を編み出した。その一環として、イルカと同系のクジラを食べる我々日本 人を攻撃する運動を、アメリカ国内で展開することになった。イルカブームは、古 代から鯨を食する伝統を持つ日本人の意識に、徐々に罪悪感を抱かせる。これが近 年、アメリカが日本へ仕掛けたイルカブームの裏側だ。  「イルカブーム・ニューエイジ思想・日本の捕鯨問題・アメリカの牛肉業界・ア マゾン森林伐採・少数民族追放」には、以上に挙げた因果関係があるという。昨年 のイルカ博士、ジョン・C・リリー来日にも関連している可能性がある。知らぬは 日本人ばかり也。  右手で人間にとって都合の良い自然食や低カロリー、動物の権利の重要性を説き、 左手で地球環境保全の要であるアマゾン森林を破壊し、少数民族を追いつめる。人 間は何と身勝手な生き物なのだろうか。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00582/00582 GFB00026 一輝 RE:クリムゾンはニューエイジ売り場に無い (12) 95/07/15 02:34 00579へのコメント >#00579 HALさん お忙しいところ、いつも楽しい話をありがとうです。 ミニマルとヘミシンクの違いがわかりました。 ヘミシンクの説明のところの「ウナリ現象を振動」で思い出したのが、ホーミーと犬 笛。イルカを使った動物兵器研究員だったリリー博士のことですから、イルカ笛なん かも発明していたのかもしれない。リリー博士とLSDジャンキーだったティモシー ・リアリー博士もそうだけど、後遺症として老化が早くなるっていうのは、雑誌など に出ている彼らのボロボロの肌を見ているとよくわかるんですよね。 シンクロエナジャイザーってのは、もともとはナチスがスパイの拷問用や再洗脳用に 開発したのが最初なんだそうです。で、ナチス残党でヒットラーなどの純潔派から外 れていた幹部たちは、終戦直前にアメリカと取引して、後のCIAの母胎となるOS Sの幹部としてアメリカへ移住する。その時点でそういった人間の脳ミソがイケイケ になる様々な技術はアメリカに渡ることになる。初期CIAの幹部は元ナチスで構成 されていたわけです。 アメリカでロケットの父と言われた、移住ドイツ人フォン・ブラウン博士とかいう先 生も、元々はナチスの情報将校。ナチス・ロケットのイケイケ技術を売るかわりに自 分の上司を戦犯から外してくれや、と要求したりして、結局上司と一緒にNASAへ 組み込まれてゆく。だから今のアメリカの科学技術や心理学研究の一番おいしい部分 は、ナチスから移植されたものと思って正解。 で、あのオウムの村井ってのは、アンドリュー・ワイル、ジョン・C・リリーとかの 情報を集めたりトランスパーソナル心理学文献を漁ったりしていた。この辺の「脳ミ ソ盆栽イジリ」の研究の結果、シンクロエナジャイザーを更に発展させ、脳全体に施 したキカイを作ったのが「電極ヘッドギア」だったらしい。でも村井の「脳ミソ盆栽 イジリ」は、これだけで終わらない。 瞑想部屋と称した電流部屋を作ったり、あのロシアの雇われオーケストラ、キーレー ンの楽団員が上九に来日したときの話では、建物全体から非常に不快な振動のような ものが伝わってきたという。本人曰く、これはクラッシック音楽などの演奏家にしか わからないようなものかもしれないが、オウムは何らかの統一された電気的な振動に 覆われていたと。どの建物かはわからないけど、村井の発明したキカイによってサテ ィアン全体が電極ヘッド化していたことは確かではないかと思う。 まぁ、一定の振動数によって信者を視野狭窄状態に抑えておこうというのが、村井の 狙いだったんでしょうね。麻原の好みの女性も、一定の振動数によってワンパタ化し てます。教団美人コンテストを毎年やって、優勝者にはホーリーネームを与え白いバ ニーガール姿にする。麻原は優勝者を別室に連れ込んで、毎年コスプレ遊びをやって たってところも、ワンパタ化の典型ですけどね。 大島渚がTVで、「彼らは楽しくて楽しくてしょうがなかったんだなー」と言ったの は正解だった。リンチ殺人にしろ「教団で新しく作った刑法を、せっかくだからこの 際使おうぜ」ってことで皆で盛り上がってやったらしい。「坂本事件もパクられなか ったし、俺たちゃ何でもできるんだぜ」って自信はあったと思う。マスコミに宗教の 勉強家と言われた麻原が、因果応報の定理を知らなかったのが、ハメルンの笛吹きの ドツボだね。結局彼も知識だけの宗教オタクだった(あれはオタク体型か)。 再結成を繰り返すキング・クリムゾンってバンドは、ディシプリン(修行)ばかりで 予定調和の音楽に成り下がった二期を除いて、毎回コンサートで「一応はアルバム曲 だけど、その場になりゃー何が出てくるかわかんねー。とにかくやってみよーぜ」て ノリだった。今度の三期は、30年のキャリアで身に付けた常識から、どれだけ非常識 が出るか、が勝負。彼らの生み出す闇鍋スープにどんな音楽のカミが降臨するのか。 「闇鍋から清水を得る」ってわけでしょうか。 何気ないふだんの自分の生活の中にだって、少しづつ壊れてるものはたくさんあるん だけれども、自己抑圧の中で、最終解脱のようなカッコいい自分をイメージしたがる 傾向があって、誰もがサリンは自分の外からやってくると、そう思いたい。我々は被 害者なのだー、と思いたい。そういう意味で、オウム信者と我々は同根です。ふだん から自分で少しづつ思い込みの自己イメージを壊さないでいると、ある日しゅわしゅ わーっと、サリンのような目に見えない毒ガスが、自分の心に充満するんだと思う。 翻弄されているのは他人の欲望にばかりじゃなくて、自分の欲望にも日々翻弄されて いるわけで、「自動的に向こうからやってくるように見えるダメージ」も、結局は自 分で招き寄せていたものだってことに気付かないと、いつになっても目が覚めないハ ルマゲドンの夢の中に生きているような、そんな感じがする今日この頃です。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 - FARION MES(18):武道にありて ★ 道の実践 95/07/15 - 02474/02476 HGB02122 あもり RE:「慎重なる瞬発力」とは何か? (18) 95/07/15 03:57 02471へのコメント  ##02471 ひびき さん  ごぶさたしております。 >>  「格闘技には難しい事はなにもない。必要な時に打ち、必要な時に >>   よけるだけだ。重要なのはそれを行う心のスピードとパワー、そ >>   してそれを生み出す集中力すなわち「機」だ。」  死線にさらされる事の恐怖感、生への依存、それらの事を客観的に見られる  ようになれば、「必要な時に〜」という状態に入る事が出来るんでしょうね。  武道に長けた人を見ると、ムダな動きがなくまるで機械のような正確さをも  って動いていますからね。  問題は「集中力」なんですよ。  かつてARIONが言った事の一つに、「通常、集中力と呼ばれているもの  は本当の集中力ではなく、単なる執着だ」というものがありまして、妙に納  得してしまった経験があります。  上記の引用文に因りますと、集中力=「機」ということになりますね。  「機」は「細かい仕組」とか「からくり」とかの意味があります(漢和)  なるほど、集中力とは非常に繊細な機械のような働きだといっているようで  す。  経験上から言わせてもらいますと、視点を定めずに遠くを見る、ということ  をやっていても、風が吹いただけで「執着」に変わってしまいます。  確かに微妙なものです(^_^;                        HGB02122 あもり 02475/02476 HGB02122 あもり 逆命題、一点に集中する事の恐さ (18) 95/07/15 03:57  表題の通り。  視点を定めずに八方に集中する何てことを続けていますと、石は石、草は草  といった一見無機質な(実はそうでもないんだけど)世界が広がる一瞬があ  ります。  自分の思惑と意図がどれだけ作用していたか気付くと同時に、それが自分と  同等なのだというドンファンの台詞も思い出してしまいます。  逆に、一点に集中(執着)してしまうことの恐さにも気付きました。  点は点です。ミクロの単位で焦点が外れてしまうだけで、対象が見えなくな  ります....これは理論的に考えてみた回答ですけれど、あながち一笑に伏せ  ないような気がします。  例えば日常生活で悩んでいる時点というというのは、物事に「執着」してい  るからであり、わずかに変わった視点で物事を見てしまえば、あっけなく解  決してしまう問題がたくさんあります。  日常生活ではある程度のごまかしをしてしまっても死に直結することは少な  いと言えますが、命のやり取りをする世界ではそうも行きません。  「切っ先の鋭さに脅えるよりも、その剣を持つ者を怖れよ」とのお話があり  ましたが、当然のことと言えるかもしれません。実際に「執着」から発生す  る切っ先への脅えは表面的なものであると言わざるを得ません。                     HGB02122 あもり 02476/02476 HGB02122 あもり 集中力.... (18) 95/07/15 03:57  カスタネダからの引用です。(武道の重要な経典になりつつあるな(^_^;)  「思い出す」ことの作業についてのコンテンツです。  「集中力によって知覚する能力のせいで意識下に時間感覚しか持ってい   なかった」  「集中力を直線的に配列する事で自己の全体性を統合する」  以前T氏の言っていた一つに、「思い出す」がありました。  「慎重なる瞬発力」を話していた時に、相手の攻撃が来た時に無意識に避け  ることがよくあると言ったところ、  「それを思い出すようにすることだ。そして無意識の行動を細かく分析して  行けるようになれば、その場その場で自分がどういう動きをしているのか分  かるようになる....」  つまり、一点の集中「執着」では全体像(自分がどう動いたのか)が分から  ないが、集中力を直線的に配列していくこと(時間に沿った体験の一齣一齣)  に「集中」すると....言い方が下手で済みません....慎重なる瞬発力の一端  が見えてくるのではないか?ということですね。  確かにこの本では「集中力のベール」といった表現を使用したりしています。  また、  「集中力を直線的に配列すれば既に一千年生きてきたといっても不思議では   ない」  というようなことも記述されています。  これは、T氏の話に合ったような「時間の断片化」の話によく似ています。  執着ではなく、集中(360度の注意)の話が一年振りに再燃するとは思いませ  んでした。                        HGB02122 あもり - FARION MES(19):世も末ばなし ★ ぶっ飛び話・罰当たり話 95/07/15 - 614/614 PAG03543 NOISE RE:おひさしぶりでした。>ALL (19) 95/07/14 23:38 612へのコメント シュメールさん、ほんとにご無沙汰です。 1年振りというと随分会議室の様相も変わったでしょうね。 ところで例の和田文書裁判のほう、写真の盗用については勝訴した、と聞いて おりますが、その後どうなっているのでしょうか。和田さんはいまでも懲りず に布教活動(法螺吹きとも言う)に励んでいるのかな? あまり語りたくない話題かもしれませんが……。