- FARION MES( 6):ハロー・メッセージ ★ 今日のハロー・メッセージから 95/09/01 - 00110/00110 HGC02325 ガッチャ ハローメッセージ8月 ( 6) 95/08/31 23:58    95/08/01 恥を知る心は誇り高き精神に宿る‥誇り高い精神は傲慢を嫌う  95/08/02 変らない‥と嘆く前に考えよ、変らないのはあなたの気持ちだ  95/08/03 孔雀の羽は表の絢爛さを支える裏の地味な骨組みがあってのもの  95/08/04 湖の底に眠る雷(イカズチ)の娘、泡沫に帰した記録を抱く‥  95/08/05 歩む者、駆ける者‥道に迷っている場合にはどちらが有効か?  95/08/06 菊花の文様に翳り出る時、桜花の文様に異変ありと知るべし  95/08/07 白狐の夜は物悲しく始まり、大仰に盛り上がり神妙に終わるべし  95/08/08 雑多な情報から必要な物を見出す作業は混沌から清水を得る行為だ   95/08/09 晴れた夏空は向側に秋空を用意する‥春撒いた種は刈り取られるか  95/08/10 心の交流が大事と言いながら、実際には心を見せない人が多い  95/08/11 輪になるは和になるに等しいが、中心に心無き時、和にはならない  95/08/12 狐狸の知恵は狐狸のもの、使いこなすには狐狸にならねばならぬ  95/08/13 早駆馬の蹄の音を聞く人の胸は早鐘の様に鳴る‥不安か期待か?  95/08/14 虹の向側に何がある?‥空がある‥納得するか否かは個々の問題だ  95/08/15 泣いても喚いても自分の人生、己で切り開くしか生き方は無い  95/08/16 概略や輪郭だけを見て、分かったつもりになっていないか?  95/08/17 情報を集めても、通底する事柄を把握しなければ意味を為さない  95/08/18 神々の名を呼び、己の欲得の為に糧を得ようとする者、災いあり  95/08/19 瑠璃色の湖に浮かぶ小島に一際目立つ赤い鳥居‥チは浄まり準備良  95/08/20 麒麟の蹄に掛かるのは何れの風か‥東の泉は湧いているか?  95/08/21 暗闇で名を呼ばわる声がする、小さな声だが聞き取れる‥見よと  95/08/22 彼岸花の夕風に揺れるを脳裏に焼き付け、秋茜は未知へ旅立つ  95/08/23 始まりは終わりと似ている‥終わりだと勘違いする事の無い様に  95/08/24 麒麟の怒涛の足跡は即、祖土(オヤツチ)のチの動き‥心せよ耳傾けよ  95/08/25 目の前の道が例え泥道であっても、軽い足取りで進めよ‥  95/08/26 初葛(ハツカズラ)、抜ける青さの空舞う鳶、短き思いも永き思いも  95/08/27 初葛(ハツカズラ)、抜ける青さの空舞う鳶、短き思いも永き思いも  95/08/28 憂刻より来たりて眠りの調べを奏でる者は、栄えある場を嘆く  95/08/29 愛国の民を陥れたる真の闇帝王、封印に執着するも終わりを知る  95/08/30 彼岸の夜は此岸の朝か?‥夢か現(ウツツ)か極楽絵巻‥起てよ民よ  95/08/31 虎の目、林を切り取り空を切り取る‥真(マコト)の生命を生き切る為      (亀の甲、金銀を積んでも手に入らぬ夢。さて幕が開く‥準備良し)     最後のメッセージは私の不手際により28日以降が1日シフトした為に発生  したものです。深くお詫び致します。                              HGC02325 ガッチャ - FARION MES( 7):自己対面鏡 ★ ARIONを鏡にして 95/09/01 - 06380/06382 SDI00635 みれ RE:SUKEさん、蜥蜴さんありがとう ( 7) 95/09/01 08:27 06379へのコメント  #06379 えの さん  ARIONからは返事が来ないだろうという予測はあたっています(^^;)  あたってもちっとも嬉しくないですけどね(笑)  ARIONはこうした問題は人間事(ヒトゴト) として、人間同士で話し合う ことを薦めていますので、ARIONの代わりにはとてもなれませんが、一 番近くに居る者として、少しコメントさせてくださいね。 |  ・自分自身の目的を思い出すための方法はあるのでしょうか? |  ・自分自身が目的に叶う生き方をしているかについて、自分自身で知る方法は |   あるのでしょうか?  まず、最初の質問ですが生まれる前のことを思い出すのは難しいですね。 これも必要があれば思い出せるのですが、思い出す必要の無い場合が殆どな ので、思い出さないというのが一般的です。それでも、どうしても思い出し たいということならば、方法が無いわけではありません。  徹底的に「自分を観る」を実行することが、その方法です。自分を観ると いうのは、以前ARIONが説明した通りのことですが、これが中々に難し いし辛いものです。かの島崎藤村翁をして「精神の自殺」とまで言わしめた ものが、この自分を観るのことだとARIONが言っていました。  実に人間は自分の都合で「自分定義」をしていて、その定義内のことであ れば素直に聞けるけれど、定義から外れるとイキナリ不愉快になることが殆 どです。誰かに「あなたは、〜〜だね」といわれ、その「〜〜」の部分が、 自分で考える自分定義から大幅に外れていた場合には、黙殺するか抗議する というのが普通の態度ですよね。自分を観る場合には、この定義自体を壊し てゆくところから始めなければなりませんので、かなり苦痛です。だからと いってすわ自己崩壊か!なんてことはありませんので、その辺は心配されな くとも大丈夫ですけどね(^^;)  自分を観る過程において相手の言うことや、自分の言うことが「胸に響く かどうか」というチェックをすることが多いのですが、これが所謂「勘」を 働かせる場面で、この勘に良心の働きをプラスして事の是非判断をしてゆく 訳です。これが結果的には霊的な事象に対しての理解を促すことになるので、 生まれる前の記憶などにも関係して来る訳です。但し、こうした霊的な事象 の理解を目的にして「自分を観る」を始めると、必ずコケます。これはあく までもオマケみたいなもので、目的はあくまでも自分を観ることであると、 常に自覚している必要があります。  二番目の質問にも、私は一番目の質問への答と同じものしか返せないので すが(^-^;)  長々と分かりにくい話をしてしまいましたが、少しでも私の話しているこ とが伝わればいいなと思っています。  ではでは〜。 ・:*:・みれ・:・。,★ - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 95/09/01 - 03329/03366 GGA02514 KAZE シュタイナー:薔薇十字会の神智学●V-2 (13) 95/08/29 16:21 コメント数:1 ●ルドルフ・シュタイナー「薔薇十字会の神智学」(平河出版社)読書会 <V-2/転生のスパン・共同のカルマ> --------------------------------------------------------------------------- またまた、すっかりご無沙汰のシュタイナー読書会ですが、 忘れたころにやってまいりました。 では、何食わぬ顔をして始めましょう(^^;)。 この章の後半部分では、通常の方の転生ではなく、 導師とでもいうべき秘儀参入者などの極めて用意周到に準備された転生に関して まず説明されています。   霊的に高まれば高まるほど、地上で果たすべき使命にふさわしい肉体を作るた   めの働きかけを始める時期は早くなります。肉体の萌芽に対する働きかけが遅   れると、それだけ肉体に対する支配力が弱くなります。地球の霊的部分の指導   者、導師となる最高度に進化した人々は、肉体に対する働きかけを受胎の瞬間   に開始します。このような人々の場合、何事も自分の関与なしに進行すること   はありません。(P71-72) 導師的な役割をもってこの地上に生まれてくる存在は、 その役割を遂行するために、それなりに準備された身体が必要となります。 そういう意味では、その役割そのものがその人の生だということもできます。 つまり、そういう方は、そうした供儀そのものとして生まれてくるということです。 それに対して、通常の方は、それなりにアバウトに(^^;)生まれてきて、 それなりに自分のエゴを行使していくということになります。 働きかけは、もちろん肉体に対してだけではなく、 アストラル体やエーテル体などに対しても行なわれ、 その役割に応じて、どういう身体を纏うかということが検討されるようです。 その典型的な例が、イエス・キリストです。 そのイエス・キリストの秘密に関しては、 「第五福音書」(イザラ書房)に詳しく述べられています。 ここでは長くなりますので、あえてふれないことにします。      普通の人間が生まれて死ぬまでの間に無意識になすことを、秘儀参入者は死ん   でから再び地上に生まれるまでの間、意識的に行ないます。秘儀参入者は新た   な肉体を意識的に作り上げます。・・・あまり進化していない人は生まれ変わ   るごとにまったく容姿が変わるのに対し、秘儀参入者の場合、どの転生におい   ても容姿が非常に似たものになります。進化すればするほど、相次ぐ地上での   人生は似た形をとります。(P72)    自分の前世の姿を見れば、自分の進化度合いがわかるということですよね(^^;)。 ま、死んだ後の楽しみにとっておきましょう。      神秘学は、人間は平均して千年から千三百年に一度、地上に受肉することを明   らかにしています。再受肉したときに地表が変化していて、新しいことを体験   しうるには千年から千三百年を要するのです。(P73)    このあたりは、シュタイナー以外の諸資料からいうと、 必ずしもそういうことはいえないようです(^^;)。 シュタイナー自身も、人智学者が世紀末に多く転生するとか言っているように それを杓子定規に言っているわけではなさそうです。 たとえば、「神智学大要1」(たま出版)によれば、 「死から再生までの平均期間」は次のように記述されています。 極悪人/5年、野蛮人/40年/職人200年/農夫300年/ 商人500年/医師1000年/理想家1200年/弟子2300年 この分類はあまり適切であるとはいえませんが(^^;)、 いわんとすることはご理解いただけるものと思います。   古代の諸民族はこのように、天空に生じていることと地上での変化との符号を   明瞭に意識していました。太陽が星座を移ると地表は変化し、人間が新たな人   生を送る価値のあるものになります。ですから、輪廻転生の時期は春分点の移   動と関連するのです。太陽が一つの星座を通過するのに要する期間の間に、人   間は二度、一度は男として、もう一度は女として受肉します。男性として得る   経験と女性として得る体験とは精神生活にとって根本的に異なるものなので、   同じ地表の姿のもとに、一度は女性として、一度は男性として生まれるのです。   受肉から再受肉までの期間は、およそ千年から千三百年です。このことから、   性別についての疑問に対する答えが得られます。規則的に男性、女性の双方を   生きていくのです。この規則はしばしば破られ、時として三回から五回、同じ   性を生きることがありますが、七回以上同じ性を生きることは決してありませ   ん。七回同じ性を生きるのは、霊的な規則に矛盾します。(P74-75) この男女という問題に関しても、 おそらくは「霊的な規則に矛盾」したケースもあるように思います(^^;)が、 一応の原則として、男にも女にも転生すると思ってよさそうです。 ちなみに、当時、シュタイナーが講演で男にも女にも生まれ変わることを言うと かなりの拒否反応が男性からあがったようです。 ま、当時は、フロイトなんかがやっとこさ世に出た時代でもありますから、 そういう反応も仕方なかったのかなと思うのですが、 今の世でも、そういうことにはある程度は抵抗感を感じる方も多いようです。 両方に生まれ変わったほうが、ずっと面白いのにね(^^)。    さて、次章では「運命」を扱い、続いて「カルマ」を扱っていくことになりますが そこで扱われる個人としてのカルマをみていく前に、テキストでは、 「個人によっては決定されない共同のカルマ」の具体例が挙げられています。 ここで重要なことは、次のことです。   ただ、全体的なカルマを改善することによってのみ、個々人をも救うことが   できるのです。個々の利己的な自己を高めるのではなく、私たちは人類全体   の救済に従事したいと思います。(P76) 仏教では、共同のカルマのことを共業(ぐうごう)とか言うようですが、 カルマには、個人的なカルマだけではなく、共同で担っているカルマもあります。 ですから、それに関しては、個人のみでは解決できないわけです。 そういう意味で、自分のあり方と同時に、 自分の生きているさまざまな環境に関しても、目を開いていく必要があります。 この節の最初に、役割をもって地上に生まれてくる導師の話がでましたが、 そういう意味では、そういう方は、大きな意味での「共同のカルマ」を 解消すべく働きかけるために生まれてくるということがいえそうです。 その典型的な例が、仏陀でありキリストだったわけです。     さて、テキストには、日本に関係した次のような興味深い例も 挙げられていますので、この節の最後にそれを紹介しておくことにします。   1904年から5年にかけての日露戦争にアストラル的諸存在が存在したの   ですが、その中にはロシアの死者たちもいて、彼らはロシア民族に対して戦   ったということが霊的な観察から明らかになります。ごく最近のロシアの歴   史の中で、多くの高潔な理想主義者たちが牢獄や断頭台で命を失いました。   彼らは立派な理想主義者でしたが、自分たちを処刑した者たちを赦すことが   できませんでした。彼らは自分たちを殺した者たちに対する猛烈な復讐心を   持って死にました。このような復讐心は、欲界期においてのみ存在すること   ができます。死後、彼らはアストラル界から日本の兵士の魂に、ロシア民族   に対する憎しみと復讐心を浸透させました。神界に至ったとき初めて、彼ら   は自分の敵たちを赦すことができるのです。・・・霊的な探求は、いかに民   族全体が祖先の影響下にあるかを明らかにしています。(P76-77) この講演は、1907年に行なわれたもので、 まさにその当時の社会情勢について、霊的に説明していたわけです。 こうした「民族全体が祖先の影響下にある」ということは、 悲しいことではありますが、霊的な現実でもあるといえます。 ですから、その民族として生まれるということは、 少なからずその影響を受けざるを得ないということになります。 この日本という磁場においても、古代以来、さまざまな歴史的、霊的闘争があり そうしたことの累積によって現在の日本という磁場ができあがっています。 今、この日本において、古代に封印された力が封印をとかれ、 その力が甦ろうとしているようですが、それについても、 単なる外的現実だけではなく、霊的現実として、受けとめる必要がありそうです。 参考までにいうと、今日のオープニングメッセージは次のようなものでした(^^;)。 >愛国の民を陥れたる真の闇帝王、封印に執着するも終わりを知る さて、この章の最後には次のように語られています。      近代への理想への努力は、物質界にある物質的な手段のみをもってなされて   いるので、理想に達することがありません。・・・アストラル界にも働きか   けることを学んだとき初めて、どのような手段が正しいのかを知ることがで   きます。霊界を認識することによって初めて、新たに生まれてくる人間が世   界の中で有益に働けるように準備することができるのです。(P77) 「理想」を「物質界にある物質的な手段」だけで獲得することはできません。 霊的現実ということをふくめた総合的な視野がどうしても必要となってきます。 もちろん、「物質界にある物質的な手段」を否定してはいけませんが、 それだけしか目に入らないと、そこには恐ろしい陥穽が待ちかまえています。 シュタイナーの神秘学を学ぶということは真の現実を認識し、 理想へとアプローチするための重要な手助けになると思うのです。 (第5章了) ☆☆☆KAZE☆☆☆ 03360/03366 GGA02514 KAZE RE:シュタイナー:薔薇十字会の神智学●V-2 (13) 95/08/31 19:48 03340へのコメント 柳 風男さん、どうも。 >唐突で恐縮ですが日本の民族霊っていったいどういうものなのでしょうか? ぼくもそれがずっと気にかかっているんですよね。 「民族魂」といえば、シュタイナーの「民族魂の使命」(イザラ書房)があって、 その「序」には、次のように述べられています。   人々が、いままでよりもはるかに人類全体の使命のために結集するというのが   人類の近未来の運命なので、個々の民族魂の使命について語ることは特別重要   なのです。個々の民族の成員は、なによりも自分の民族を理解し、『民族の自   己認識』と名づけうるものを理解するときにのみ、人類共通の使命に具体的な   寄与ができるのです。・・・   おそらく「民族魂」というテーマは、真の超感覚的存在に関わる霊的考察が同   時に人生の個々の問題に光を投げかけるような、真に実際的な人生観をも与え   るということを明らかにするテーマである。(P9-10)    ぼくは、日月神示が「民族霊」にも非常に深く関係していると思っているのですが、 その日月神示の系統とこのフォーラムのARIONという存在は、 同じ系統だとかいうことですので、このフォーラムで、シュタイナーをベースに こうした会議室で主に人間学的なアプローチをしているのは、 上記のシュタイナーの言葉から考えると、けっこう意味深いのかもしれません。 ですから、このフォーラムでいろいろともに学んでいくということは、 日本に生まれた意味を考えていくうえでは、 かなり核心部分にふれる可能性をもっているように思うんです(^^)。 では。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 03349/03366 GGA02514 KAZE 米谷智博「新文明の基本原理」 (13) 95/08/30 17:21 03326へのコメント コメント数:1 諏訪みのるさん、どうも。 柳 風男さん宛のレスの最後にふれましたが、 ●米谷智博「新文明の基本原理」(たま出版) が、「ハルマゲドンを超えた」とならんで、推薦本です(^^)。 この米谷智博さんという方は、この会議室では初お目見えなのですが、 実は、2・3年ほど前、何度かご紹介した次の本の発行者だったんです。 ということで、今回の新刊は、そこに盛り込まれた理念のレジュメとでも いえるようなコンパクトなものになっています。 ●北条行一編「宇宙の法」(新地球出版社) ●北条行一編「宇宙の法<革命編>」(新地球出版社) なぜ「編」となっているかといいますと、この本は、いわゆるチャネリングもので シリウス星団の「エラン」なる宇宙存在の語った地球人類意識の変革ビジョンが 語られたものなんです。 それはともかくとして、肝心なのはそこに盛られている内容。 この内容は、ぼくがそれまでなんとなく考えていた理念を 「これほどうまくまとめてくれるとは!」と驚嘆した内容でした。 読まれるとしたら、「宇宙の法」の2冊のほうが読みやすいですし、 内容も深いかなと思うのですが、コンパクトにまとまっているのは今回のものです。 おそらく、発行者の米谷智博が、宇宙の法の内容を理念として、 「新文明の基本原理」としてまとめたのが今回の新刊なのだと思います。 ちなみに、今回の新刊の米谷さんのプロフィールには、 「現在は、ビジネス・経済界を通じての宇宙意識覚醒・社会変革の方法論を 探求している」とあります。 ですから、精神世界からビジネス・経済界へではなくて、 ビジネス・経済界そのものが新時代を形成する核になる可能性をもっている。 そういえるのではないかと思うんです。 ということで、米谷智博「新文明の基本原理」から、 特にビジネス・経済界に関係してくると思われる「市場化戦略の原理」の部分を ちょっと長くなりますが、引用紹介させていただきます。   固定的社会においては、社会の構成員たる各人が社会変革を実現させていくよ   うな可能性は、システム的に排除されてきました。しかしながら、完全市場社   会においては、各人の一挙手一投足が、社会の変革に直結するようになるので   あります。即ち「万人が社会の変革者となる」のであります。   また完全市場社会は、人間の能力と可能性の全面的解放を実現しうる、唯一の   社会システムと言えるのであります。一切の事物事象、あらゆる価値は、こと   ごとく多元的流動性の下に置かれ、社会全体に自由に流通することになります。   そしてこれが更に展開するならば、定住社会は超越され、非定住社会へと回帰   してゆく時代が到来します。「都市」などは定住社会の究極的産物であります   が、「集中化」の必要がなくなった流動的社会においては、都市はやがて不要   なものとなり、徐々に消滅します。・・・   完全に「流動化」した社会とは、万象万物が、完全に「流通化」された社会で   あるのです。一切の存在や価値が、全体に流通している社会であります。政策   や理念も含めて、価値の一切が完全自由市場としての社会の中を流通する時、   万人の能力解放と、自由な自己実現が可能となるのであります。「一人は万人   の為に、万人は一人のために」という社会は、完全市場においてのみ真に可能   となるのであります。   (中略)   完全市場社会における人間の行動様式は、自己の内にも、他者の内にも、あら   ゆる可能性を見出し、引きだそうとする事であります。それが新たな流通活動   に寄与するためであります。   従来の「商品」の定義は、大幅な変更を余儀なくされます。商品とは、「他者   と共有可能な積極的意味が付与された存在・行為・理念等」といったものにな   ります。この定義が中核となって、一切万物が普遍的に社会全体を流通してい   く、流動性秩序が形成されてゆくのです。   いわば、商品とは「人間の潜在能力の具現化」であります。あるいは「イマジ   ネーションの賜物」なのであります。   (中略)   かつて、経済市場は、「万人の功利主義による予定調和」を実現しました。一   方、完全市場制は、「万人の自己実現による予定調和」を実現するのです。経   済市場が、あくまでも「自我レベル」期の市場原理であったのに対し、完全市   場制は、「自己レベル」期以降の市場原理であるのです。(P200-204)    こうして一部分だけご紹介してもよくわからないでしょうけど、 今後、話のおりにふれながら、ポイントをご説明していきたいと思いますので、 お楽しみに。 できれば、この本、「宇宙の法」もふくめて探してみてくださいね。 では(^^)。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 03363/03366 GGA02514 KAZE RE:米谷智博「新文明の基本原理」 (13) 95/08/31 21:49 03352へのコメント 諏訪みのるさん、どうも。 新刊本の紹介をついでにしておきますと、 シュタイナーの翻訳では第一人者である西川隆範さんの ●西川隆範「死後の宇宙生へ/生命の永遠を生きる」(廣済堂出版) というのが出てます(^^)。 今日買ったばかりでまだ少ししか読んでませんが、 きっととても素敵な内容だと思いますので、ご紹介しておくことにします。 具体的な内容については、読んでからまた。 では。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(18):武道にありて ★ 道の実践 95/09/01 - 02511/02514 SDI00635 みれ RE:よろしくお願いします(__) (18) 95/08/31 13:52 02506へのコメント コメント数:2  #02506 アマデウス さん  副議長就任決定しましたね(^_^)  良かった良かった。  武道ってね、知ればしるほどに「人の生き方」なんだなぁ‥と思うんですよ。  知れば知るほどって言っても私は実践してませんので、うちの旦那や息子や友 人のやってるのを見ての話ですけどね。  ただ私はチャネラーという立場から感応を使って理解出来る部分があり(^^;)、 その部分で色々と話してみるんですが、これが実践している人の考えとほぼ同じ だったりする‥興味深いでしょ(笑)  ということで、今後とも宜しくお付き合いのほど、お願いしますです。              ★世紀末フォーラム/SYSOP/SDI00635/みれ(北川恵子)★ - FARION MES(19):世も末ばなし ★ ぶっ飛び話・罰当たり話 95/09/01 - 666/666 PXH01650 英雄 バイブレーションシフト(3) (19) 95/08/30 22:53 665へのコメント   これから21世紀にかけて人類が経験することは、天変地異や戦争といっ  た物理的な現象が主体なのではありません。そういった事も起きるかも知れ  ませんが、あくまでも変化に伴って生じるもので、変化そのものではありま  せん。私たちはこれからの十数年の内に、波動(物質・精神)の大転換(ビ  ッグシフト)を迎えることになります。これは一部の人間にのみ訪れるもの  ではなく、全人類および人類以外のすべてに起こります。この時には、どん  な主義・信条・宗教・思想を持っていようが、地球上に生きている限り何者  もこのビッグシフトから逃れることはできません。この変化は宇宙運行の法  則に従った自然現象ともいえるべきものであり、地球が存続していくために  必要だからです。   ご存じの通り、地球も私たちと同じ生命体であるという考えが認められる  ようになってきました。この「地球生命体」は成長し進化しています。あた  かも幼虫が何度も脱皮して成長するように、地球自身も過去に何度かそうい  う段階を通過してきました。もちろん人類を含め地球上の各種生命も、地球  の成長に伴って進化してきました。そして今、地球は幼年期を終え成年の段  階(いわば”成人式”)を迎えようとしているのです。この成長は、地球の  存在レベルが次のレベルへとシフトアップされることにより達成されます。  この時物質の存在密度、つまり物質波動が1段階シフトアップし、物質がよ  り精妙な存在となります。同様に精神波動もハイレベルへの波動とシフトし  てゆきます。この結果、精神は新たなる完成の域に達し、さらに精神による  物質のコントロールは現在よりはるかに精妙なものになります。今までは物  質波動が極めて粗雑だったために、精神による作用の結果が現れるまでに長  い時間がかかりました。つまり思ったことがすぐに物理的な結果として現れ  るわけではありませんでした。しかし新しいレベルでは、物質波動がより精  神波動に近づくために、心の作用(思念・思考)が直ちに現れるようになり  ます。これは、思ったことがすぐ具現化するということで、従って、心の中  を隠すことができなくなることを意味します。現段階では、これは否定的な  状況を引き起こすことと予想されます。人類は長い間互いの心を厚いベール  で覆い隠してきたために、争いが絶えませんでした。しかしここにまで至っ  てこそ人類は、理屈抜きで真の兄弟姉妹として生きることが可能になります。   続く....