- FARION MES( 6):ハロー・メッセージ ★ 今日のハロー・メッセージから 95/09/30 - 00140/00140 GBG02043 維/YUI 忘れたころに・・RES(^^;) ( 6) 95/09/29 20:56 00131へのコメント どうも、しまうまさん。  このところ私は、基本的に本音の方が気が楽だと思っています。 けれど本音をどう伝えるか、どう表すかって、ひっかかってしまいます。 ストレートに言えばそれで通じるのかと思いきや、そんなことないと 思いませんか? 自分が自分だけでやることなら、坦々と本音で いられたとしても、会話などのときには、たとえ気持ちは坦々として いても、表現は相手がわかりやすいようにと気をつけたりしますよね。 それがあれ?って気がつくと、分かりやすいようにってやってたはずが、 いらない飾りをつけたり、巧妙にすりかえたりしています。 ありゃ、またやってしまいました・・・。(_ _;) ってところです。 まちがえたり、つまづいたり、しながらでも慣れていかなきゃ ちゃんと浜を歩けるようにはならないようで・・・。 > それから、「岸を歩く」ということで言えば、人からの助言や励ましはある >にしても、結局一人で歩くしかないんじゃないかなあと思いました。 う〜ん。 私はどっちかというと、一人の方がなんぼか気が楽って 感じることがもともと多いです。 だからかなぁ、一人じゃいけないことも 世の中にはあるって思うような事に遭遇しやすいのかもしれません。 維/YUI。 - FARION MES(10):夢鏡/幻紀行 ★ 夢解釈/カスタネダ研 95/09/30 - 00970/00971 SDI00635 みれ RE:トナールとナワール (10) 95/09/29 19:50 00952へのコメント  #00952 えの さん  なんと、超亀RES記録を更新してしまった様です>私(^^;)  一ヶ月もRESしないままだったので、もう忘れられてしまったかしら。  そう言いながら、気にしないでそのまま続ける私って…(^-^;)  トナールとナワールについて話そうと思うと、どんどん土ツボにはまる感 じってありますよね。それでちょっと無理な例ではあるのですが、トナール を私達が生まれて生きてきた社会、とその周辺ということにして考えてみた いと思います。  そうするとナワールは当然、私達の知らない社会とその周辺ということに なります。トナール社会は自分が生きて毎日触れている訳だから「知ってい る社会」ナワール社会は、自分の知らない社会だから「知らない社会」とい うことになります(当たり前の話ですね、これ(笑))  私達は、トナール社会に生きているけれどそのトナール社会の外には、ナ ワール社会があるんだぞとドンファンは話している訳ですよね? トナール の外にはナワールがあるが、内側にもある。これを在ると言い切ってしまう と忽ち違うなぁという感じになってしまうのがナワールで…ああ、説明し辛 い(^O^;)  説明し辛いので、一挙に話を飛ばしますが…つまり、私達が「知っている」 「知らない」の二つに分けて考えている事自体が、トナールからの影響なん じゃないかな?と私は思う訳です。一方を知らない、もう片方を知っている と分けて考えること自体はオカシイことでも何でも無いのですが、存在自体 を分けて認識してしまうと見えなくなるものがあるんだろうと思います。  「知っている」と「知らない」、「知っていながら知らない」と「知らな いながら知っている」、そして「知りもしないし、知らない訳でもない」と いう言葉にすると凄くおかしな表現になりますが、こういうことなのかなと も思います。  よく私が対人関係での話で言うことなんですが、「信じず、疑わない」と いう話があります。これは誰かと話をしている時によくあるんですが、相手 の話を信じないと言うと相手は厭な顔をしますよね? でも、本当は自分と 相手が同じ体験をしている訳では無いので(個体が異なるから)、相手の言 うことを信じたり疑ったりしないで「そのまま」聞くということが大切なん ですよね。  否定と肯定も似たようなところがあります。相手の言説を否定せず、また 肯定もしないという態度は、相手の言説を「そのまま」受け取るということ になるので、本当はこの態度が望ましいのですが、これをやると大概、ムッ とされて「この人は私が嫌いなんだろう」という感情的処理をされてしまう ことが多いように思います。  否定=嫌い、肯定=好きとか、信じる=好き、疑う=嫌いという様な、な んでも好き嫌いの感情と絡めて考えてしまうのは、トナール社会だけに生き ているということになるのだろうなぁと思います。  書いている内にワヤワヤになってしまいましたが、今日のところはこんな 感じです。また何か分かったら書きますね(^_^)  ではでは。 ・:*:・みれ・:・。,★ 00971/00971 JBH00712 桂 桂 RE:アリオンの夢 (10) 95/09/29 22:17 00968へのコメント  #00968 はな さん  こんちわっす。  実は私も過去ARIONが夢に出て来た事がありました。  93年くらいの話です。  そちらの内容はさておき、今回はなさんが夢に出てきたARIONの言葉は 大変興味深いものですね。  お互い議長をしているもの同士として、様々な会員を相手に色々な問題を聞 いたり互いに教えあったり、そして学んだりと多くの経験を積む機会に恵まれ ていると思うのですよ。  でもそこに傲慢な考えが入ってしまったり、なおざりにしたものが多すぎる と折角の機会を見逃す事頻りで、大変に勿体無い事をしているんじゃないかと、 私も不安になることがあるんですよね(^^;  カスタネダの著作の中でドン・ファンが「私は導師ではない」と告げる箇所 があったと記憶しています。  同時に「戦士は誰にも頭を下げないが、誰にも頭を下げさせない」ともあり ました(講談社学術文庫刊「未知の次元」より)。  ということは学ぼうとする意志も自己の意志であり、それを述べる事も自己 の意志によるものなんだと思います。  まぁ私はカスタネダの著作の中では「戦士の生き方」というものに大変な興 味があるもので(^^;ウーン ナンノ ハナシダッケ 桂 桂(JBH00712) - FARION MES(11):狼を生きる  ★ 平井和正の著作から 95/09/30 - 01775/01776 JBH00712 桂 桂 王道論 (11) 95/09/29 20:27  常々思って来た事、それは狼というのは「王道」を指し示すものではないという ことだろうかということだ。  「王道」とは何だろう。  キングオブキングス。  王の中の王というのは、善も知り悪も知る、そして人の前にしろ示す騎士道を行 く者である。  狼はドイツにあっては建国の父神であり、ヒトラーはその名に「狼」の意味を込 め、SSには狼部隊というのもあった。  フランスのアルセーヌ・リュパン、リュパンは狼という意味でありモーツアルト はミドルネームが「ウオルフガング」これ又狼という意味の言葉である。  それらは小市民には到底及びもつかない偉業を歴史に残しつづけて来た。  ヒトラーは大いなる破壊を。  モーツアルトは素晴らしい音楽を。  そしてルパンは義賊として物語を。  悪の魅力とその自由闊達な生き様を後世に語り残している。  悪の魅力はそれは筆舌に語り尽くしがたい。  同じ事はこの小説のキャラクターとして何時の間にか確固たる地位を占めてしまっ た西城恵にも言える。  「犬神 明」の近刊において明かされた彼の情念の秘密、それは彼が一度完全に 抹殺されたにもかかわらず犬神明の血清によって再生した事によって、犬神明の写 し絵になったことが、どのような事態にも関らず必至になってトラブルの渦中に身 を投じ、そして犬神明を追い続ける宿命を背負った事に有る。  彼はもう一人の犬神明だ。  明がストイックに自己の精神に宿る寄生虫と対峙し、そして自らの宿命に決着を つけようとするに対し、西城はグダグダと愚痴を言いながらもBEEに脅えつつ寄 り添い、そして世界の終焉に立ち会おうとする。  対象的ながらその姿勢は180度違う。  犬神明にはまだ子供はいない。  守るものはまだいない。キムとはまだ結婚もしていない。  しかし西城には子供がいる。妻もいる。物語には娘を産んだ後の妻の姿は描写さ れていないが、不思議と銃後の後を守るひっそりとした貞寂な姿を思い浮かべる。  こうした一つの人格が対象的に分断されて描かれて行くのは平井氏の小説の特徴 である。  「地球樹の女神」ではもう一人の四騎忍、「幻魔大戦」では東丈とそして姉とい う風に。  だが最後のその精神的成熟に至る人格的統合はまだ一度もされていないような気 がする。  「ラスト・ウルフガイ」において最後にそれが成される事を切に望む。  何故なら、世界の終焉を目の前にする人類に必要なのは、確固たる道を指し示し、 新しい世界を作ろうとする一人一人の「王」の存在だからだ。  その時には犬神明も西城恵も、ひっそりと返るべき家庭に戻り、そして其々の新 しい家庭を作る事になるだろう。  一国一城の主として・・・・  (なんかふぁらんどーるさんの発言と似てしまったわい(^O^;)) 桂 桂(JBH00712) 01776/01776 JBH00712 桂 桂 言葉を抱きしめて (11) 95/09/30 01:27  そういえば古い話だけど、平井氏の過去の短編で「明日世界が滅びるとしたら 一体どんな行動をするだろう」という話があった。  その中で主人公は只静かにお茶を飲み、家族を団欒を過ごす・・・・  それだけ。  うーん、こんな終わり方も有るのね(^^; なーんて読んだ後と思ったのだけれ ど、これって凄く理想的な最後の迎え方かもなぁとも思った。  だって今の世の中最後を迎えるといっても大抵は病院で生きているのだか生か されているのだか解らない状況で、薬と機械で臨終を左右されてしまう訳でしょ。  死に際くらいカッコよく、そして最後を極めてかかりたいもんだわさ。  ついでに辞世の句くらい読んでね。  「サヨナラダケガ ジンセイ サ」  あ、これじゃ「新幻魔大戦」の月影だわさ・・・・(^O^;) 桂 桂(JBH00712) - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 95/09/30 - 00640/00640 GFB00026 一輝 思考停止装置としての呪文と組織。 (12) 95/09/29 23:59 00632へのコメント >#0632 ぴのさん お久しぶりです。 >次男の誕生でいろいろと忙しく、あちらこちらで不義理をしていました。 …………これはこれは、おめでとうございます。 無理をしないペースで結構ですよ。 >さて、オウム事件後にフリーメーソン側からの反論が出てきています。 >読んだ感想ですが、フリーメーソンはフランス革命やアメリカ建国など >世界史を変えてきたけど、歴史的な役割は既に終わったように思います。 >現代の歴史を裏で動かしているのは、もはや彼らではないのでしょう。 >しかし、「自由・平等・友愛」というフリーメーソンによって作られた >思想は今も現役です。国家の公式見解として「自由・平等・友愛」に異 >を唱えることは、今となっては国際社会での立場を失うことになりかね >ません。しかし、中矢伸一氏だけでなく、柄谷行人氏も指摘しているの >ですが、自由と平等は互いに矛盾します。また、友愛にこの矛盾を止揚 >する力はありません。この意味で現代社会は不完全な原理によって動か >されています。この問題は、陰謀論の範疇ではなく、純粋に思想の問題 >であると言えます。私はニューエイジ的な(というよりもAUM的な) >フリーメーソンの取り上げかたを否定しようと思います。 …………フリーメーソンというのは、その背後にいるグループにとっては、     露払いのようなもんではないかと思います。人間はレッテルが張     ってあると、賛同意見や反対意見が述べやすくなります。しかし、     実際の情勢は複雑であり、そう簡単に判断しがたいのが現実です。     そんな時にフリーメーソンが「フリーメーソン」と名乗り出る。     これほど単純なイベントはないでしょうね。しかし宗派にこだわ     らない彼らの教義をよく読んでみると、日本でメーソン的な宗教     団体はたくさんあるわけです。オウムにしろ□学会にしろ、メー     ソンの教義には反しない。「G」のかわりにシバ神があり御本尊     がある。むしろ、全ての宗教団体がメーソン化しているという言     い方もできる。「自由・平等・友愛」も、言霊として生きて使わ     れるのではなくて、実際に進行している現実から目を背けるため     の、単なる思考停止装置としての露払いとして使われているのが     現実です。宗教法人法の見直しや、オウムへの破防法適用に対す     る牽制にしても、これらの露払い団体が、「自由・平等・友愛」     という露払い呪文を、思考停止装置として使っています。今これ     らの呪文を唱える組織や団体には、十分注意しましょう。特に宗     教法人法の見直しは、政界と宗教界との癒着を日本人が断てるか     どうかの、真の意味の政治改革であることを忘れてはならないと     思います。 >イシヤ陰謀論については、私は別の視点を持っています。 >8月に落合伸彦著『目覚めぬ羊たち』という本が出版されました。これ >には、『JAPAN 2000』というCIAの対日工作がレポートされています。 >また、8月7日の読売新聞には戦後のCIA対日工作の特集記事に一頁 >が割かれています。同時期にCIAの対日工作が公にされた理由は未だ >読み切れていませんが、CIAの対日工作を知ることだけで満足するの >ではなく、CIA対日工作の背後にイシヤを見る必要があります。 …………これは面白い題材ですね。いいネタがあります。問題は「なぜ、     この時期にCIA対日工作の話が出てくるのか」なんです。この     話は昨年暴露されたことになっています。50年代から自民党員や     社会党員にCIAが接触していたという話。実はこの話、毎年ア     メリカを訪れる新進党の小沢一郎代議士が、秘書を通じてマスコ     ミに売ったという話があります。つまり、何らかの目的のための     アメリカ土産だったわけです。この話は、自社連立政権が成立し     た直後にメディアに持ち込まれた情報だったそうです。では、「     CIA」に癒着していた「自民党」と「社会党」というレッテル     を植え付けて得をするレッテル(政党)はどの団体だったのか。     今や政界は揺れ世代交代も行われ、過去の癒着が現在も続いてい     るとは思えない。となると、この話を持ち込んだ人物や団体こそ     が癒着の張本人かもしれない、という推理が成り立ちますね。そ     こに背後の動きを読み取ることができます。オウムも同じ戦略で     「フリーメーソン」というレッテルを張りまくったのです。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝