- FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 95/10/09 - 00652/00652 MHA01114 シュメ−ル 宝島30 11月号について (12) 95/10/08 18:14 宝島30 11月号に八幡の武田さんとム−と麻原さんの関係記事が載りましたね。  武田さんがオウム事件をどうみているのか興味があったんですが、最後に著者の原 田実さんがすこし触れていて、参考になった、というかがっかりしたというか。  「オウムを生んだ80年代オカルトのヒ−ロ−たち」との特集名はうなずけるもの がある。ただ、残念なのは、彼等日本のオカルトヒ−ロ−達に影響をあたえたアメリ カの動きについて触れていない点。この辺は一輝さんのリ−クを待ちたいですねえ。 そしてその辺まで周辺を埋めてくると、オウムバブルをあそこまで膨ませたものの影 が見えてくるのではないか。  余談ですが、原田さんの論文でも引用されている有力な武田ウオッチャ−、久山信 さんのもうひとつの論文「ウ−ピ−麻原彰晃の対ファシスト加入戦術and so forth」 (インパクション 68 1991年2月15日発行)で予言されていたオウムの軌 跡を少し引用しよう。 「今挙げた右翼神秘主義主義者とは、武田崇元の盟友・武邑光裕のことだが、彼が開 発、紹介してきた一連のノンヴァ−バルなコミュニケーション・ツールなどもそのう ち、麻原にパクられ「終末から人類を救う戦士育成」に活用されるかもしれない。そ の際、オウムがあくまで「アジア的」ということにこだわりたいのなら、香港−台湾 −シンガポ−ルのアジア・ハイテクトライアングルを使う手もある。」  さて、1995年に生きている我々は、この久山さんの予言の前半がそのとおり当 たってしまったことを知っているのだが、では、なぜ、オウムは後半の可能性、アジ ア・ハイテクトライアングルという大東亜共栄圏路線を取らず、ヒットラーの犯した 誤りロシアンルートへとその触手をのばし、ヒットラーのごとく破れたのか。  要因はいろいろ考えられる。オカルトチックにかつてのヒットラーのようにカバラ の魔術師が仕組んだという噂も飛び出すかもしれない。もう少し冷静に、オウムは麻 薬シンジケートをロシアには見出だせるコネを持っていたが、アジアでは顔が利かな かったという説はどうだろう。いずれ、オウムにロシアンルートを開いた人達がオウ ムのバブルを演出した可能性がある。そして、警察の追及の甘さだけが報道されては 警察がかわいそう。松本サリン事件の際にリークされた怪文書は単に長野県警への牽 制だったのか。オウムの闇は結局日本の闇である。原田さんが「さからうものを祈り 殺す」と怒鳴ることで恐怖されている武田さんをあっさりと「一介の通販屋のオヤジ」 (これ、武田さん本人の表現だとか。なんで通信販売業の社長じゃいけないのかは武 田さんに聞くしかないでしょう。)にしてしまう際にはやはりそれなりの覚悟がいっ たと思う。誰も守ってくれないフリーライターの原田氏は書いた。さて、サラリーマ ンジャーナリストはどこまでオウムの闇を書いてくれるのか。 - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 95/10/09 - 03635/03645 GGA02514 KAZE シュタイナー:薔薇十字会の神智学●VI-3<運命 > (13) 95/10/08 16:09 コメント数:1 ●ルドルフ・シュタイナー「薔薇十字会の神智学」(平河出版社)読書会 <VI-3/運命3> --------------------------------------------------------------------------- さて、運命についてさらに続けましょう。 先の説でもご紹介したように、運命は人の一生だけではとらえられません。 「与えたものが返ってくる」といっても、物質と物質の相互作用のようなあり方では 運命の作用はとらえられないわけです。 しかし、輪廻転生を正しくとらえるならば、 「与えたもの」は、転生の過程で、必ず「返って」きますし、 そういう状況を自らが選択していくことがわかるといいます。   往々にして、運命の作用は長い間返ってきませんが、必ず返ってくるものなの   です。ある人の輪廻転生の経過を辿っていくと、その人が肉体を纏うときに、   ある存在が運命に邂逅できる特定の場所へとその人を運んでいくのが見えます。                                (P86) ですから、今、私の与えられている「特定の場所」というのは、 そして、そこで邂逅する「運命」というのは、 みずからの切実な願いによって選択されたものなわけです。 ちょうど今、「プレアデス+地球をひらく鍵」(コスモテン)を読んでいるのですが、 その第10章「天界は語る」にも、次のように述べられています。   あなたはこの現実に生まれてくる前に、ある瞬間、すなわちあなたが生まれて   くる瞬間を申し込みました。あなたが生まれたその瞬間、星、惑星、月、太陽   はある特定の位置関係にありました。あなたがお母さんの子宮からあらわれた   とき、星や惑星から送られてきたエネルギーがあなたの肉体に刻印をしるしま   した。・・・この人生で理想的な体験をするために、生まれる瞬間と、家柄と   血統を、ほかならぬあなたが選んだのです。あなたが何を学ぶ必要があるかに   応じて、あなたがすでに創造したものと、創造するであろうものと、さらに他   の場所で同時に創造しているものにもとづいて、これらの体験をするという決   定をあなたがくだしたのです。(P273-274)    占星術や四柱推命といった占術の多くは、そうした自らが選択した運命の構図を 解明しようとしているものだといえます。    しかし、その「運命」を「宿命」としてとらえることは避けなければなりません。 このことはこれまでにも何度も行ってきたましたが、 「運命」は、「立命」としてとらえることによって はじめてその意味を明らかにするからです。 運命の構図というのは、自分が学ぶに最適の踏み台なのであって、 その踏み台のいうとおりにして、踏み台の踏み台になってしまうためのものでは 決してないのだということを認識しておかなければならないのです。 その「立命」ということに関しては、安岡正篤さんの人間学的な洞察が有名です。 それに関しては、とくに、いかにして人生を立命となすかという極意を説いた 「陰隲録(いんしつろく)」についての講義は必読です(^^)。 「陰隲録」というのは、明末の袁了凡という学者が息子の袁天啓に書き与えたもので 人間は、運命や宿命を、自らの努力によって「立命」に転換できるという内容です。 そのストーリーの部分は今回は省略させていただいて、 その結論部分を安岡正篤「立命の書『陰隲録』を読む」(致知出版社)から少し。   書経に「天というものは当てにできないものだ、天明というのものは変化して   常ならぬものだ」というておる。天というのものは限りない創造・造化であり   ますから、人間の注文通りこうすればこうなるというわけには参りません。浅   はかな人間の知恵や欲望ではどうなるものではない。だから人間から見れば、   天ほど信じ難いものはないわけです。また同じく書経に「一切は命である。し   たがって常ということがない。行のいかんによって変化するものだ」というて   おる。共にわれわれをたぶらかそうとするようないい加減な言葉ではない。自   分はここにおいて、禍福はみな自分より求めないものはない、というのは本当   に聖人や賢者の真実の言葉であって、禍福は人間の力ではどうすることもでき   ぬ天の命ずる所である、というのは世の俗人の論であるということを知ったの   である。   つまり、天明や運命というものは人間にとってどにもならぬものではないとい   うことです。創造・変化・造化という天の厳粛な理法に従って行じておれば、   自ずからその理法に従うところの当然の、必然の結果を得るのである。それは   人の知恵や欲望を超越したものである。とまあ、了凡は正しい悟りにはいった   わけであります。(P91-92)    シュタイナーの運命についての考え方、「カルマ論」の視点というのは、 まさにこの「立命」の考え方が基盤にあるように思われます。 そして、上記の安岡さんの引用にもあるように、   「創造・変化・造化という天の厳粛な理法に従って行じ」るために、 単にやみくもな修行というのではなく、神秘学的な観点から、 自分が今なにをしているのか、しようとしているのかをビジョン化しながら、 自分の向かっている方向を理解し、確信をもって歩むためのものです。 では、テキストに戻りましょう。   人間は自分の知らない力に人生を導かれている、ということを明確にしておく   必要があります。エーテル体に作用するのは、かつてアストラル界で自らが作   り出した形態、形象です。運命に作用するのは高次の神界の、「アカシャ年代   記」に自ら記入した力、実体です。神秘学者はこの力、実体をいくつかの位階   に分類しています。アストラル体と同様に、エーテル体、肉体にも他の実体の   作用が認められます。心ならずも行なってしまうこと、行為を促されるような   ことは、他の存在の作用によって喚起されているのです。何もないところから   行為が惹起されるのではありません。人間の諸構成要素は、絶えまなく他の存   在に貫かれ、浸透されています。               (P87-88) 自分の運命に影響を与えている諸存在について認識することなくして、 「立命」ということは困難であると思われます。 もちろん、その影響関係も、その根源は自らの蒔いた種でもあるのですが、 そうしたみずからの選択した影響関係について自覚的に認識しながら、 それをまさに「踏み台」にしていくことが不可欠だということです。 自分の肉体、エーテル体、アストラル体に働きかけている諸存在を認識し、 それからできるかぎり自由であることが課題です。   秘儀参入者たる導師は修行を伝授し、人々が肉体、エーテル体、アストラル体   に侵入した存在を追い出して自由になるようにさせます。   アストラル体の中に侵入し、人間から自由を奪う存在は、魔(デーモン)と呼   ばれています。人間のアストラル体は絶えず魔に浸透されています。人間の真   正な思考、誤った思考から作り出されるものが、徐々に魔へと成長していきま   す。善良な思考から生まれた善良な魔もいます。邪悪な思考、とくに不正な、   虚偽の思考から生まれた魔は、恐ろしい、厭わしい姿をしていて、いわば、ア   ストラル体を買収するのです。エーテル体に浸透するのが妖怪(スペクトル)、   幽霊(ゲシュペンスト)です。私たちはこのような存在から自由にならねばな   りません。肉体に侵入するのは幻影(ファントム)です。この三つのほかに、   自我を行き来するのが霊(ガイスト)です。自我自身も霊です。人間がこれら   の存在を呼び出し、人間が地上に受肉するとき、これらの存在が内的、外的運   命を決定します。魔がアストラル体に、幽霊がエーテル体に、幻影が肉体に働   きかけているのがわかります。これらの存在すべては私たちと密接な関係を有   し、再受肉する際に私たちに近づいてこようとします。(P88)    こうした、デーモン、ゲシュペンスト、ファントムというのは、 それが歪んだあり方のものであるかそうでないかということによって、 それが自分にとって避けるべきものなのか、それを受け入れるものか、 そういうことを選択しなければなりません。 しかし、どちらにしても、それから「自由」であろうとする姿勢が求められます。      宗教書に述べられていることを見てみましょう。聖書に記されている悪魔を追   い出す話は抽象的なものではなく、実際、言葉通りに理解すべきものなのです。   キリスト・イエスは悪魔に憑かれた人を癒しました。キリストはアストラル体   から悪魔を追い出したのです。これは実際に起こったことであり、まったく言   葉通りに受け取るべきなのです。ソクラテスは偉大な開悟した精神の持ち主で   す。彼も自らのアストラル体の中に働くデーモンについて語りました。これは   善良なデーモンです。デーモン、魔という言葉から邪悪な存在のみを想像すべ   きではありません。(P88-89) たとえば、アストラル体に影響しようとする悪魔を避けるためには、 仏教的にいう「反省行」のようなあり方が必要です。 つまり、悪魔は執着という、アストラル的な波動に同調してくるからです。 ですから、嘘をついたり、欲望に溺れたりということが危険なわけです。 本来の修行というのは、そうしたデーモン、ゲシュペンスト、ファントムなどから 自由になるために考え出された方法でもあるように思います。 そして、そういう修行を通じて、自分の設定した修行のための運命の構図を利用して そこから自分の「命」を創造していく「立命」をなしていくこと。 そのことが最重要のことなのです。 しかし、そうした意図をもってつくりだされ継承されてきた宗教的な修行形態は 逆の意味での執着をつくりだしてしまうこともあるようです。 「解脱」を自己目的化するような「悟りへの執着」です。 そこには、「中道」ということがありません。 「中道」のないところには、「愛」はありません。 「悟りへの執着」は、逆エゴの発想でしかないのです。 (第六章はまだ続きます)    ☆☆☆KAZE☆☆☆ 03637/03645 QZY01267 猫の手 RE:自家発電&マックよた話 (13) 95/10/09 04:08 03624へのコメント コメント数:1 割りRESの『猫の手』です。 ときどき割り込んでRESするのを許してね。 隆さんは代替エネルギー若しくはフリーエネルギーの研究もなさっているの でしょうか? 私は、天然ガスプラントによる発電も原子力発電や石油による火力発電と同 じ位うまくない方法だと思っているのですが、小規模の隆さんが言われるよう な閉じたサイクルのエネルギーには期待を持っています。 フリーエネルギーの中で実際に私が見てきた中には清里の知花さんの研究が 興味深かったです。実際に彼は彼の出身地である沖縄で電極棒のようなものを 水中につけ、そこから電力を生み出し、ボートを走らせるという公開実験をし たこともあるそうです。今はまだその電極棒の寿命が短いために実用化できな いようでした。ゆくゆくは車の外にアンテナのようなものを立てそこから電気 を生み出して車を走らせるシステムを開発したいというようなことを言ってい ました。 石油エネルギーに関しても今の数倍の高エネルギーの液体燃料の液体燃料の 開発に成功していて、あちこちの石油会社から触手が伸びているというような ことを自慢げに話していました。彼の話を100%信じるのは危険だと思いますが なかなか興味深いと思っています。 実はもうかなりフリーエネルギーも実用できるところまで開発できているの だけれど、それによる社会的問題が大きいために今はまだ発表しないのだと かこの話はどこまで本当か分からないですが興味のある人は実際に覗いてくる と良いと思います。 私は知花さんの研究、言っていることは素晴らしいと思ったけれど、人間性 に魅力を感じなくてここ2年ぐらいご無沙汰しています。若しかしたら何か状 況が変わっているかも知れません。 いずれにしても今の産業形態の中で生計を立てている人達が沢山居る中では 知花さんの言うように社会のあり方がそれに対応できるようになってこないこ とにはフリーエネルギーが現れたときには相当の社会的混乱が生じることも確 かかも知れません。 ** QZY01267『猫の手』 でした <95/10/08 19:53:40> ** 03643/03645 GGD03030 《 隆 》 フリーエネルギーの事など (13) 95/10/09 13:06 03637へのコメント  猫の手さん、こんにちは。レスありがとうございます。    お話するのは初めてでしたっけ?。どうも最近物忘れがひどくて・・・(^^;)。    >隆さんは代替エネルギー若しくはフリーエネルギーの研究もなさっているの  >でしょうか?  興味は持っていますが、自分では何もしていないのが実状です。(^_^)ゞ ポリポリ  ただ、永久磁石からエネルギーを取り出す(微々たるエネルギーでしょうが)の  は、昔からの夢で、最近になってやっと苦手だった電磁気学の教科書を引っぱり  出して勉強してます。    >小規模の隆さんが言われるよう  >な閉じたサイクルのエネルギーには期待を持っています。  そういう形態が早く確立すればすればよいですね(^^)。そのためにも、「小さい  ことからコツコツと」(西川きよしさんですね、これじゃ(^^;))やって行きた  いと思っています。    知花さんというかたを僕は知りませんし、FMISTYにもフリーエネルギーの会議室  が、確かあったと思いますけど、どうも何もないところからエネルギーを引っぱ  り出すというのは、どうもピンときません。テスラコイルは個人的に興味があり  ますが、これは学生時代にスパッタで薄膜を作ったりしていたせいで、高周波×  ×というものに親近感を覚えるからかもしれません。    まあ、それはともかく、フリーエネルギーも実用化されるんだったら、どんなに  眉唾なものでも(^^;)、結果オーライですから、頑張っていただきたいものだと  思います。    >いずれにしても今の産業形態の中で生計を立てている人達が沢山居る中では  >知花さんの言うように社会のあり方がそれに対応できるようになってこないこ  >とにはフリーエネルギーが現れたときには相当の社会的混乱が生じることも確  >かかも知れません。  たしかにそうかもしれませんね。僕自身は、もしそういった有効な手段を見つけ  ることがあったら、パテントはとってもロイヤリティーは極力とらない様にした  いと思っています(そういう奇跡的なことはまずないと思いますが・・・(^^;))。  そうして、みんなが新しい技術を安価で享受できれば、社会的混乱も少なくなる  のではないか、少なくとも混乱する期間が短くて済むんじゃないかと思ってます。  ちょっと甘いかもしれませんけどね。タハハ    ところで、「猫の手」さんというハンドル、面白いですね。なにか由来があるの  でしょうか。忙しい人を見かけると、お助けマンに変身するとか・・・(^^;)。  今後とも、よろしくお願いいたしますね。m(_._)m ペッコリ                               by 隆ちゃん - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 95/10/09 - 03223/03224 SDI00635 みれ 太平洋沿岸で地震と噴火頻発 (14) 95/10/08 21:16 コメント数:1 朝日新聞ニュース速報から抜粋要約 −−−−−−−−−−−−−−−−  10月5日から7日にかけて日本やインドネシア、ロシア、米国、中国など環太 平洋の国々で火山の噴火や地震が相次いだ。AP通信によると、ロシアのカムチャ ツカ半島で6日早朝、ベジミャニ山が噴火し、噴煙が上空一万メートルに達し、ア ラスカ中央部では5日夜、マグニチュード(M)6・4の地震があった。また、ロ イター通信によると、中国北部の唐山でも六日早朝に地震が起こった。 時事通信ニュース速報から要約抜粋 −−−−−−−−−−−−−−−−  10月7日未明にインドネシアのスマトラ島中央部を襲った地震は、これまでに 70人の死者が確認されたほか、262人の負傷者が病院に収容される惨事となっ た。地震の被害が大きかったのは、スマトラ島中央部のスマトラバラト、ジャンビ 両州の境界の山岳地帯。現地の病院は負傷者で満杯状態という。    ・:*:・みれ・:・。,★