流水の落ち行くを留めるが如く、磐の割れるを留めるは易くない VED04331 りえ ON - FARION MES( 3):Media Talk ◆ 本/映画/音楽を語る 95/11/04 - 00979/00981 GGA02514 KAZE 風の音楽室●ヘンデル・クラヴィーア組 曲 ( 3) 95/11/03 20:07 さて、先日から「風の本棚」企画をスタートしましたが、 ぼくには書籍からのインスパイアに劣らず不可欠なのが 音楽からのインスパイアですので、その企画に平行して、 「風の音楽室」というシリーズもはじめてみようと思います(^^)。 その最初は、キース・ジャレットの新譜です。 ■ヘンデル「クラヴィーア組曲」(キース・ジャレット/ピアノ)  (ECM NEW SERIES/POCC-1031 445 298-2) キース・ジャレットの弾くクラシックのシリーズは定評がありますし、 ぼくもその一連のものは欠かさず聴くようにしています。 これまでのものでは、なんといってもショスタコーヴィッチの 「トッカータとフーガ」を弾いたものがぼくとしては好みだったけど、 今回のヘンデルの「クラヴィーア曲集」はまたとってもいい(^^)。 ぼくはこれまでヘンデルのものはさほど聴いているわけではないけれど、 映画の「カストラート」にヘンデルが登場したのを見てから、 少しずつヘンデルのさまざまな曲にふれるようにしていましたが、 今回のキース・ジャレットの新譜は、そういう意味でも、 とってもうれしいものでした。 「クラヴィーア曲集」といえば、なんといっても、バッハの 「平均率クラヴィーア曲集」が孤高の存在で、 それについては、グレングールドの演奏が刺激的でしたし、 キース・ジャレットも第一集をピアノで、第2集をチェンバロで演奏していて、 これもまたとってもいい演奏でした。 ぼくは、バッハがとっても大好きで、最近では、器楽曲だけではなく、 友人の声楽家の影響もあって、「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」なども 日々のぼくの魂の栄養分になっているくらいです。 ちなみに、その友人は、12月のコンサートでバッハの 「クリスマスオラトリオ」をやるらしいので、楽しみにしているところです。 で、バッハのクラヴィーア関係の曲は、「フランス組曲」「イギリス組曲」 「パルティータ」などなどどれもすぐれもので、愛聴していますが、 そういう流れのなかで、今回のキース・ジャレットのヘンデルは これまた今後長く愛聴できそうなうれしい宝物になりそうだと思っています。 ということで、ぜひ、興味のある方は、聴いていただきたいなと思う1枚です。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 00981/00981 GGA02514 KAZE 風の本棚●日本人がこうなったのはなぜ か ( 3) 95/11/03 23:12 ■「入り口を間違えた日本」(カッパサイエンス/光文社)  (栗本慎一郎「自由大学」講義録(4)日本人が「こうなった」のはなぜか(上)) ■「「狂気」はここに始まる」(カッパサイエンス/光文社)  (栗本慎一郎「自由大学」講義録(4)日本人が「こうなった」のはなぜか(下)) カッパサイエンスで、栗本慎一郎の「自由大学」の 「いまヨーロッパが崩壊する」「日本にとってアメリカとはなにか」 「狂気が正気を生んだ」「ユダヤがイスラムを生んだ」といった 各方面の方々による興味深い講義が満載されたシリーズがでています。 これらは、ヨーロッパ、アメリカをテーマとしたものでしたが、 今回、その続編として、「日本人が「こうなった」のは何故か」というのは いよいよわれわれ日本人をテーマとしたものです。 この上巻には、以下のような講義が収められています。 ●栗本慎一郎「日本を動かしてきた「社会の生理」とは」 ●加藤典洋「「日本という身体」はどうつくられたか」 ●山口昌男「敗者の歴史に学べ」 ●田中克彦「言語が「近代」を成立させた」 ●吉見俊哉「「道具」で責められた日本人」 ●三戸公「家なくして日本なし」 また、下巻には、以下のような講義が収められています。 ●加地伸行「儒教なくして日本なし」 ●笠井潔「「輸入」された天皇制・国民国家」 ●小松和彦「日本近代は何を隠してきたのか」 ●鎌田東二「「神」はいかにつくられたか」 ●橋爪紳也「いかがわしさを失った日本人」 どの講義もなかなか興味深くて、現在の日本を見るためには、 ある意味では必須の視点であるともいえそうですので、 ほんとうはこれらすべてについてふれてみたいのですが、 ここはメディア室ということですので、 具体的には、おりにふれてMES13ででも話せればなと思っています。 実際、こうした内容は形を変えていろいろ議論してきたことでもありますし。 それはともかく、今回の「日本人が「こうなった」のはなぜか」は これまでにもまして、必読のように思います。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES( 9):神々の曼陀羅 ★ 歴史と宗教を巡って 95/11/04 - 648/648 MHD02672 TAO 呪詛と鎮魂の国 ( 9) 95/11/04 01:15 647へのコメント #647 維/YUIさん  どうも。確かに葬式の時に「祝詞」を上げるのは妙ですね(^^;。大祓詞と言えば、  確か中臣祓事のそれと、旧のものが二つあったと思います。維/YUIさんが聞  かれた「はらえどのおおかみたち〜、もろもろのまがごとつみけがれを」ですが、  神道には祓戸神(ハラエドノカミ)という神様達もいらっしゃいます。祓戸とは祓えを行  う場所であり、祓所・祓殿とも言いますが、神葬では死者も祓えの対象というこ  となのでしょう。(もともと神道は穢れを嫌い、浄を尊ぶ宗教ですから、穢れを  祓う儀式としての禊(ミソギ)や潔斎(ケッサイ)が重んじられています)  祓戸神とは大祓詞の中に出てくる「瀬織津比v(セオリツヒメ)・速開都比v(ハヤアキツヒメ)・  気吹戸主(イブキドヌシ)・速佐須良比v(ハヤサスラヒメ) 」の四神を指しますが、いずれも  いずれも記紀の中にはその名前が見受けられない神なので、記紀のどの神が相当  するか、学者によって色々な説があるようです。  古代においては、死者の霊は荒魂となって暴れる、たたると恐れられていたとい  いますし、天皇の霊でも「凶癘魂(キョウレイコン) 」と呼ばれていたそうですから、死  者の霊を慰める「鎮魂」の儀式は大変重要なものだったのでしょうね。それに日  本では、非常に死者の呪詛(ジュソ)を恐れ、鎮魂を専門とする呪術師が重んじられ  ていた時代もありますから、怨念に纏われた国・日本とも言えそうですね。  「魔の系譜」(谷川 健一著/講談社文庫)から引用します。  …………気まぐれなモンスーン地帯の稲作民の不安は、政治の恐怖と結びついた。     禍神(マガツカミ)やあらぶる神をおそれ、自然の悪霊として、すべての凶事を     そこに帰した農民の太古からの伝統的な心情に、上層社会の権力闘争に破     れた者の怨念が合流合体した。      そればかりではない。農民の味方として当時の政治家に強訴直訴し、あ     るいは反逆した義民の霊−−それは格式高い武士もあればまた、農民の代     表者のばあいもあった−−が、それをまつらねば、たたる悪霊として登場     した。挫折して無念の思いでたおれた者、非業の死者、それらはすべて鎮     魂しないかぎり加害者となって、勝者として生きる者をおびやかし、苦し     め続けたのである。      神と人の仲介者であり、かつまた生者と死者との連絡係としての特権を     もつ呪術者が、この思想を普及し、それは日本人の固定観念となったので     ある。                ^^^^^^^^^^^^^^^^                              (同書 27P〜28P)  このように生者と死者の世界がお互いに濃密に浸透しあっていた時代を思うと、  日本的霊性というもののダークサイドが見えてくるような気がしますね。神葬の  話から、いつの間にか話が拡がりましたが(^^;、葬式にも特有の霊魂観の影響が  窺えて興味深い限りです。ではでは。  TAO - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 95/11/04 - 00663/00665 MHA01114 シュメ−ル 精神世界裏の裏 (12) 95/11/04 00:04  桂・桂さん、なかなか格調高い文章ですね。私の書きなぐりとはおおちがいだ。次 が楽しみです。通信装置がドック入りしてたもんで、感想書くのが遅くなりました。 来週またちょいドック入り。反応が遅くなりますので、あしからず。    2までの内容関連で、気になっていることがあるんで一つ書いときます。 『映画批評』梅内論文及び同論文への太田竜氏の『梅内恒夫への私的な応答』(『映 画批評』1972年7月号)への反響のひとつに匿名の投書があった。同誌8月号の編集 後記にその全文が掲載され、編集者の松田政夫氏がその投書者にむけてこう書いてい る。 「したがって、私は、この下品な匿名子に警告するノダ、草の根わけてお前をさがし だし、二度と卑怯な陰口が叩けぬよう腕の一本もヘシ折ってやる、と。文闘だけが私 の流儀ではない。おわかりかな、私の論敵気取りのチンピラ諸君!」  なんとも物騒な文章なのだが、実際松田氏がこうかくのももっともな下品な投書と なっている。  さてこの匿名投稿者なんですが、文章だけ読むと、某氏の戦闘モードの文体にそっ くり。削除命令がでないような比較的まともな冒頭部分を引用しとこう。 「なんでまた、梅内恒夫の手記(?)をブル新にうったのか。まして、こういう時期 である。バクダン闘争や連合赤軍事件を、あしざまにノノシったああいう文章がブル 新の手にわたったら、どういうことになるか、わかりきっているではないか!オマエ らもまた、マスコミとグルになって、獄中の連合赤軍兵士をリンチしようというのか! 松田マサオよ、『マスコミにペラペラしゃべるヤツはスパイとみなす』とタンカをき ったのは、アンサンとちゃいまっか?」  知人にきいたところ、当時は関西系の左翼はみんなこんな文章かいてたとのこと。 20年もまえの話しなんでもう時効成立したから、これだれが投書したのか松田さん わかんないのかな。  60年、70年の安保もすでに昔話になったかと思えば、さにあらず。偽史運動や ら覚醒剤やら、マインドコントロールやらの日本サイドの営業に当時の脅迫観念をそ のまま持ち込んでいる様子が見えてくる。  さて、オウム余震が続くなか、彼等、アトランチックソルジャー(これ私単独の直 観的な命名。外してる可能性あり)が次になにを目論んでいるのか。『日経ビジネス』 の1995年10月23日号をめくっていたら、なんと武邑光裕さんがインターネットビジネ スの起業家として登場してた。NHKのBSでインターネット関連番組に武田洋一氏 がでたという情報があったのでなるほどとは思ってたが、武邑さんがここまではまっ てるってのには驚いた。で、彼がインターネットでなにをしたいと思っているのかは、 記事から読み取れる。引用しとこう。 「『あらゆる商品にバーコード化したURL(*インターネット内での住所であるリ ソースアドレス*シュメ−ル注)をつけ、消費者はパソコンに付属したリーダーでそ れを読めば、インターネットにつながり、そこから次々に必要な情報を手にいれるこ とができる。企業は消費者のアクセスの傾向から次の商品開発のアイデアをつかむ』  こんな風景が近未来に展開すると武邑氏は確信する。バーコード化したURLによ る巨大サイト、いわば『URL情報センター』を立ち上げることが、その構想の柱に なる。」      (日経ビジネス 1995年10月23日号 P45)  彼の意図あるいは彼を使っている勢力の意図はすでに完了した商品のバーコードと インターネットとの結合ではなく、消費者自体のバーコード化でしょう。ひとまずは インターネットを囲い込む努力に国際金融資本は忙しいことでしょう。  この国際金融資本関係で1冊ヘビーな本を最近読んだのですが、その中で、ここの 関連でおもしろい情報は、エサレンのバックはイギリスの「ダヴィストック研究所」 であるというもの。『民間が所有する中央銀行』(秀麗社 ユースタス・マリンズ著  歴史修正学会 監訳 3300円)から情報を要約する。                                        ・過去65年間の合衆国における心理学の発展のほとんどは、英国陸軍の心理戦争局 (Bureau of Psychological warfare)によって指示された。 ・第一次世界大戦での兵士の戦闘神経症のリハビリを目的としてダヴィストック研究 所が1921年設立された。 ・第二次世界大戦中ダヴィストック研究所はロックフェラー財団の医学部門と合同で、 意識改革の薬の秘密の実験を行った。合衆国の麻薬文化はこの研究所に源を発し、こ の研究所はCIAのトレーニングプログラムを管理した。 ・この研究所の支部機関である政策研究所(IPS Institute of Policy Studies) は大学の支部として「民主社会のための学生連合(SDS)を設立し、麻薬と革命に 専念した。約2000万ドルのCIA資金をSDSにまわし、1960年代の学生暴 動を煽動した。 ・英国のダヴィストック研究所は活動の対象を左翼グループだけに限定せず、エサレ ン研究所やその類似的機関の急進的なカルフォルニア・グループの「感応トレーニン グ」や「性的な衝突」というプログラムはすべてダヴィストック研究所の心理学専門 家によって開発され、採用されたものである。 ・この研究所に建物を提供し後援したダヴィストック侯爵の第11代ベットフォード 公はルドルフ・ヘスが第二次世界大戦を終了させる連絡をとった人物である。  と、なんかやけにアコギな研究機関のようですが、この手の情報はしっかりウラを とったほうがいいでしょう。この情報関連で比較的容易にウラがとれそうな件がひと つ、CIA職員にたいするLSD実験の犠牲者たちの家族による合衆国政府への訴訟 が起きたとのこと。この実験プログラムはMK−ウルトラと呼ばれ、ゴットリーブ博 士が指導を行ったとのこと。これ訴訟ってことはインターネット経由で情報取れそう な気がするんで、どなたか取っていただければ有り難い。  ここの会議室のテーマを掘り下げると、イシヤさんのプログラムに言及せざるを得 なくなる。イシヤさんの信条ってのは良く分からないところがあるんですが、オオモ ト・ヒツギ・ヒミズ系情報が頷ける情報を流している。ARIONさんによれば、ヒ ツギ系はARION12の霊統と同じだけれど、ヒミズ系情報は違うとのことなんで、 一緒に扱うとまずいのかも知れませんが、今の所、私は、オオモト・ヒツギ・ヒミズ をいっしょくたにしてヒツギ系と呼んでました。で、上位情報系はクニトコタチなん だろうとえらくアバウトに考えてました。いまのところ、それであんまり違和感を感 じてないので、しばらくはその路線でいってみたいとおもってます。霊系ってのは遡 れば、結局一者に帰結しちゃうわけだから、ARION12を統括するARION1 3(?)から見れば、対立する霊系も昔の友達の霊系ってこともありうるわけで、そ の辺、地上の我々が変に対立感情もつのは生産的じゃない。具体的争点の無い対立は 不毛でしょう。  で、同様に、イシヤさんってのもあんまり毛嫌いすることもないだろうと私は思っ てます。彼等は彼等の役割と仕事があるんだろうと思う。イシヤさんの信条を良く伝 えていると思うのは、『火水伝文』P114からはじまるところ。引用しときましょう。 …………………………………………………………………………………引用開始  魔釣りの負うたタテカエ申すは、汝等の界にありては破壊とは見破られん様に、進 歩と見紛う様に仕組まれありたのぞ。元つ真釣りた仕組みを取り違え、自らの神を迎 えんがため、醜くくケガレしこの地上の上を、魔釣る仕組みの力にて、タテカエ払い 清めんと、思いなしたが初めであるぞ。彼の者供の心、聞いて見やれよ。そは『この 地上にある者共は『我善し』力で欲望を、追い尽きせぬものなれば、恥も節度も無き が由、よもや人とは申せまじ。仇醜き獣なれば、この地を汚すは許せまじ。神に選ば れ約せある、ユダヤの民の負うところ、統べる御神の尊きに、無礼がありてはならぬ ゆえ、獣の卑しい性情を、煽り使いて喜ばせ、自ら滅ぶ大魔釣り。金銀名誉に性欲を、 加えまぶしたエサなれば、獣なる身にては抗ぜまじ。  −中略−  卑しき家畜の獣なれば、神を敬う心なく、ありても選ばれ無くあれば、いずれも我 らの邪魔になる。持ちたる敬神壊すため、自由、平等、博愛を、いく年使うてバラマ きて、敬う基を迷信と、成して潰すが教育の、我らが仕掛けし裏舞台。効をそうして 世界中、上下無き世となり果ててなにからなにまで平等と、狙い通りの混乱を、狂い たタワゴト信じ込み、我らが図りし策略に、まんまとはまりし獣なるぞ。  家畜の生くる基なる、衣食住成る基なる、神の創りしその糸を、勝手にむさぼり費 やすは、神の御国を汚し行く、許すは適わぬ事なれば、魔釣りた糸すげ変えて、生く るも適わぬ世と成して、偽りの三ロク(六六六)に従わす、魔釣りた企み九分九厘、 成就致した今今が、世界を手中に致す時。残る最後の裏舞台、今今今に幕引てひとり たちたるヒノモトを、餌食に致して世を潰す、わが神統べる時成るぞ。・  ユダヤの御霊のわが民は、神に選ばれ約せある、汚すも尊き民なれば、世界の要所、 要所にて、使える獣を操りて、身欲と力をかなえさせ、地縁、血縁成さしめて、魔釣 る仕組みに働かす、ニセのユダヤを創りたり。我が力を持ちあれば、地位も名誉も即 ママに、与えも奪うも自由なり。自ら望みては入り来る、身欲固まる獣達も、余す所 も無き程に、縦横無尽に配したり。いずれもと元々獣なれば、生かすも殺すも獣達の、 忠誠次第で決めるなり。心惑わす業持ちて、ケガレ逆巻く悪しき世に、させるが獣の 仕事なり。獣を使うて獣潰すケガレをはらう仕組みなり』         −中略− 魔釣りの経綸申すものは、自らの神を迎えて千年王国を創ろうと、神に仇成す汝等に、 身欲のエサをちらつかせ、汝等の心を曇り曇らせ、獣の心となり成らせ、生くる総て の神の糸を彼の者共が支配して、逆らうことの出来ぬように致しておいて一挙に汝等 の首根っこを押さえる仕組みが、魔釣りの経綸の表の意味でござるぞ。こがイシヤの 仕組みでござるよ。大きな仕組みをいと易く、知らせ伝え申したなれど、魔釣る仕組 みは汝等の、日々生くる事どもに裏に表に綾なして、魔釣りた糸を引かせある、知ら ぬは汝ばかりでござるのぞ。何でもかんでも楽なミチには気を付けなされよ。心が獣 になりて来るぞよ。苦を避けむ甘き心が危ういぞ。しかあれ、この世に悪生ぜねば、 発動致さぬ仕組みでありたを忘れてくださるなよ。 …………………………………………………………………………引用終り       (『火水伝文』P114〜119)      となりのポチの悪戯かもしれないし、あるいは頭脳の情報処理系の暴走かもしれな いお筆先ですが、参考になるところは参考にしたほうがいいと思うのは無節操かな。 なんにせよ、何年間役割果たすことになるのか分からないけれど、我空さんはご苦労 さまとしみじみ思う。  さて、精神世界の裏表の裏の裏あたりまでたちいってしまったのですが、現実のど の領域にリアリティを感じるかは人それぞれだ。今の所、私にとっては、イシヤの仕 組み話には結構リアリティを感じるし、その仕組みもまたこの宇宙における地球人類 経営方針の一貫だろうと思える。これからの移行期を後始末の時代ととらえるか、新 時代への準備ととらえるか。視野はより広く、事実確認はより正確に。なぜならひと つの事実は全宇宙の総体的意志の総合的な結節点なのだから。 今、私がこの文章を 書き、今、あなたがこの文章を読んでいること、これ以上の神秘は宇宙には存在しな い。 - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 95/11/04 - 03332/03334 PAG03134 はな この時期に見直しておくべき言葉 (14) 95/11/03 20:57 03330へのコメント コメント数:1  円錐について、関連あるハローを以下のように並べてみます。 「永劫流転の円錐は大気圏突入し命を終わる。海洋からの応答無し」 「火炎風車は逆回転を始め、水軸両点は円錐を割る…回帰せよ」  ここで出てくる円錐と、アリオンの時間に対する説明、 「頂点で消滅点を持つように見えるが次元の交錯点を通るためで、消  滅するわけではない。全てのエネルギーは螺旋状かそれに近い形状  をなす。」  では、何を意味しているかよく分かりません。それで、アリオンが パソコン通信に登場してもっとも最初の頃のメッセージから、アリオ ンが私たちに望んでいることを再確認してみます。  「私や私の仲間にできることは、あなた方に警告したり啓示を与え   たりの方法で「事実」という「真実」の映し絵に気づかせること   だけだ   20世紀末のこの地球表で、私があなた方に望むことは、催眠状   態のままに「涅槃像」に至らない道を選んでほしいということだ。」  ここには、「涅槃像」が出てきます。この涅槃像については、以下 のように説明が加えられています。  「一つ言えることは、あなたがたが過去数千年にわたって模索し続   けてきた「理想」の世界が現状を導いているということだ。   あなたがたの「理想」とは、常に変化している。   それらの変化の編み目をかいくぐり、生き残って来た思想や哲学、   宗教の指し示すものを、もし「理想」と呼ぶのなら「理想の人類   像」とは「涅槃像」ではないか?   如何にも私は警告している。   何故ならば「涅槃像」は、生命の活動の飽和点であるからだ。   生命活動は飽和点を持つや否や、恒常的な活動(活動と呼びにく   いが)に入る。恒常的な状態の次には、フェード・アウトの活動   が待っている。」  今回このメッセージを取り上げ、「円錐」と結びつけたかったのは、 上記の末尾に「恒常的な状態の次には、フェード・アウトの活動が待 っている」という部分にひっかかったからです。  言って見れば、これまでの「恒常的な状態」は「円柱」といえるよ うに、恒常的に時間がすぎていたと思われます。  アリオンは「終わるものは終わらせねばならない」とも言っていま す。  問題は、このフェード・アウトが、神界で行われる部分と、人界で 行われる部分とに分けられることです。  アリオンが言う「終わらせねばならない事」は、新世代の為に必要 な転換点でしょう。つまりこれが神界で行われるべきフェード・アウ トです。アリオンのいう「終わり」には「必ず始まり」がセットされ ています。    ********** * * * * * * *  ←フェードイン&フェードアウト * *   (始まりと終わりのセット)     * *     * *    *********  しかし、人間が涅槃像にいたり、その後に待っているフェード・ア ウトとしての涅槃像は、その後のフェード・インがありません。つま り「終わりだけ」なのです。    (瓦解)      ↑ *  ←フェードイン * *   (終わりだけ)     * *     * *    *********  円錐にも少なくとも2通りの見方ができるようです。アリオンは、 涅槃像にいたり、フェード・インが伴わない未来を危惧しています。 これがアリオンがおそれている「瓦解」です。  これらのメッセージからアリオンが望んでいる姿、そして我々の 本来あるべき姿を、再度確認して行けたらと思います。  ご参考までに、その後のアリオンのメッセージも引用しておきます。  「私の目から見て、未だ人類はその進化の状況に於いて飽和点に達   してはいず、恒常的な状態へ移行してゆくには早すぎるのだ。   しかし、かなり多くの宗教・哲学・思想の潮流は「涅槃像」を目   指していることは否めない事実だ。   何故に、このように早い時点で「涅槃像」に近づこうとするのか   を是非知りたい。しかも生命を存続させながらの、催眠状態とし   ての「涅槃像」への移行である。」                    ARION MES005(91/04/02)      * →・ はな ・← * 03334/03334 QZV02351 平松 賢介 RE:この時期に見直しておくべき言葉 (14) 95/11/04 08:24 03332へのコメント はなさん: こんにちわ、ホロンです。  はなさんの発言を日々興味深く拝見させていただいております。今回の発言もたい へん興味深く、ここの会議室の輪郭が見えてきたようです。  ただ残念なことに私は未だ「アリオン」のことを良く理解していません(安彦良和 のアニメ!?なんて言ったらぶんなぐられそう・・)。もし差し支えなっかたら教え て下さい。  最近、波動理論を考えております。経営を考える上で、ひと、モノ、かねを新しい 価値観で見直したとき、この波動理論をあてはめてみると、案外フィットするのです。 また、まちや地球、そしてひとの生き方、輪廻転生、預言までもがなんとなくわかる 様な気がします。    そのなかで、最近、宮崎雅敬さんらが、昨年12月中旬ごろから地球の波動が急激 に上昇しはじめていると発言されはじめております。また、足立育朗さんは、地球波 動の上昇により、臨界点を越えたとき地球そのものがテレポーテーションし、33万 光年さきのどっかに移動すると言っています(地球人よりはるかに高等な知的意識か らのメッセージだそうで、その日時もすでに決っているそうです)。テレポーテーシ ョンの時に、波動レベルの低い人間はテレポーテーション後、再生されず消滅してし まうそうです。  はなさんの発言が何となくだっぶてきてコメント致した次第です。  あと、船井幸雄さんらは、現在は地球が第3段階から、第4段階に移行し始めてい ると言います。地球の自転、公転速度も事実上昇し始めており、現体制に不利なこと が頻発し、間違いなく世の中が変わると言明しております。  「アリオン」はどのように考えるのでしょうか。    最近、書棚から「ホロン革命」を引きずり出し、             読み直そうと思っているホロンでした。 03333/03334 PAG03543 NOISE RE:偶然の科学的文脈 (14) 95/11/03 23:37 03320へのコメント そのモニュメントと阪神大震災の関連は、オウム信者か、はたまたシンパか、 とマスコミを賑わした、あの「★阿修羅」氏がBBSで語ってた。あまり馬鹿ら しいので削除してしまったけど、記憶では「淡路島のモニュメントには、フリ ーメーソンが絡んでいて、建設地の地下深くボーリングし地震兵器を埋設し た」というようトンデモな内容で、おそらくオウムのプロパガンダ誌からの引 用であったと思う。 それはさておき、モニュメントというから、小規模のものと思っていたら、な んと、長さ210メートル、幅21メートル、厚さ3.9メートル、重さ5.390トンの 青銅碑盤を四本の中空ガラス柱で支えるスケールのどでかい代物で、日本の鳥 居とパリの新凱旋門をイメージしたとか。素人目には防災上非常に危なっかし い。結局フランスが贈ったのはブロンズの碑盤だけで、総工費200億円の半額 が兵庫県、残りは寄付等で集める方針だったという、なんとも有難迷惑なこと で、反対の声が上がるのも無理からぬ話。言い出しっ屁の「仏日シンボル協 会」って一体どんな団体? このモニュメント、明石海峡大橋の完成を記念して完成する予定だったそうだ が、ある情報によると明石海峡には龍神が住んでいて、明石大橋の橋脚がその 龍神のヒレに触れてしまったのが、大震災の発端になったとか。そんで明石海 峡で龍神様を鎮魂する神事をやっとりました。        来ぬひとを松帆の浦の夕凪に焼くや藻塩の身もこがれつつ 万葉集      [松帆の浦]淡路島の北端、明石海峡に面する松帆崎周辺の海浜。