「そんな筈ないでしょ!」と凍える人は憤然として天使を睨んだ - FARION MES( 9):日本魔界巡航 ★ 神と人の関りを探る 96/02/04 - 773/780 MHD02672 TAO 阿倍野とサンカ ( 9) 96/02/04 00:11 762へのコメント  #762 しまうまさん  どうも(^^)。しまうまさんのアーティクルがきっかけになって、浅草談義が続いて  いますね。私にも初耳の話が多く、興味津々で展開を追っています(^^)。  阿倍野ですが、サンカが住み着いていた場所でもあったらしく、清水精一という人  が「大地に生きる」という著書で、阿倍野橋の下に住み着いていたサンカとのエピ  ソードを書き残しています(これは谷川健一氏の著書で孫引きされていました)。  清水氏が阿倍野橋でサンカに出逢ったのは明治〜大正の頃ですが、阿倍野橋の下に  はサンカが沢山住み着いていたそうです。清水氏がサンカ達と話したところ、彼ら  は天皇を全く知らなかったといいます。明治維新以降、明治政府が全力を挙げて天  皇を現人神として祀り上げたのにも拘らず、それでも天皇を知らないという民(タミ)  もいたというのは何か痛烈なアイロニーを感じさせますね。  サンカが阿倍野橋に住み着いたのも、彼らの血の本能というか直感が働いていたか  もしれない…というと、こじつけが過ぎるかな(^^;。  TAO 777/780 MHD02672 TAO RE:浅草神社の三つ網紋 ( 9) 96/02/04 00:12 770へのコメント  #770 ひょうたんさん  江戸は呪術都市だったと唱えたのは、荒俣宏氏や加門七海氏ですね。特に加門氏の  「大江戸魔法陣」「東京魔法陣」にはソソラレました(^^)。その影響で平将門首塚  にもお参りして来た私です(^^;。(あの霊気は凄かった…と呟く怪しげな私)  徳川幕府と天海僧正によって江戸に仕掛けられた呪術的封印が、鬼=AMA族に対  するものだとしたら、まつろわぬ民(蝦夷等)と中央権力の絶え間無い暗闘の歴史  がいかに長く続いて来たのか、ちょっと想像を絶するものがありますね。  TAO 778/780 MHD02672 TAO RE:生贄の浅草と呪術師たち ( 9) 96/02/04 00:13 772へのコメント #772 一輝さん 何か急に盛り上がっていますね。浅草という土地がこれほど興味深い歴史を持って いるとは思いもよりませんでした。  「征夷大将軍」については、蝦夷研究で知られる高橋富雄氏が中公新書から『征夷  大将軍』という労作を著されていますが、元来は蝦夷征伐として始まった征蝦大将  軍が、やがて天皇主権と立ち並ぶもう一つの国家主権と変わって行く経緯が細やか  に述べられており、興味深い内容となっています。  織田信長・豊臣秀吉・徳川家康とよく並べられますが、この中で征夷大将軍になっ  ているのは徳川家康だけなのですね。家康は「蝦夷地」に本州との交易を制限する  政策を施していますし、「蝦夷」のことも頭の中にあったのかもしれません。  >>  弾家のあった場所が現在の浅草のどこかはわかりませんが、私は浅草神社に  >> 仕掛けた鬼門守護の呪術的背景に、弾家の存在を感じています。それは弾家の  >> ルーツを逆上れば藤原家、更に逆上れば日向族宮廷祭祀役を代々担当していた  >> 中臣家だからです。京都→鎌倉→江戸と、出雲族封じの日向系呪術専門家が裏  >> で動いていたのでしょうか。江戸も京都のように、日向系呪術によって厳重に  >> 防御された都市だったのでしょうね。  江戸の呪術的な封印(防衛)は、徳川幕府と天海僧正の手によるものというのが通  説ですが、彼らが日向系の呪術師と組んでいたとしたら、かなり入り組んだ構図に  なってしまいますね。本人達がどこまで歴史の因縁を意識していたかは分かりませ  んが、身体的な血脈と霊的な血脈のしがらみといったものを感じてしまいます。最  後には一体どんなフィナーレを迎えることでしょうね…。  TAO - FARION MES(15):マホロバ誕生 ★ 大和魂復活のために 96/02/04 - 00511/00511 GFH02347 ゾウリムシ 新生日本人の行く道。 (15) 96/02/04 07:48  人類は、もう、他から奪い取ることによって自分の生活水準を上げようとする 生き方を止めて、全体の水準アップにより、自らも豊かになるという生き方に 変えていくべきだろう。  かつて、イギリス他、西洋諸国は、植民地から奪い取ることによって、自らの 生活を豊かにした。火薬と、蒸気機関に支えられた武力によってである。 アメリカも、インディアンから奪い取ることによって生活を豊かにした。 日本も歴史をさかのぼると、第二次世界大戦、豊臣秀吉による朝鮮出兵、元に侵略 されようとした事、朝鮮での戦いに敗れ総督府などを置かれた事、日向族と出雲族 の問題、部落民やアイヌ民族などの問題がある。  現在、アメリカは、自己保存性の強い宇宙人に接触し、(アメリカが彼らを呼び よせたのだ。類は類を呼ぶという法則で)アメリカ国民は不幸な状態だ。・・・いや あ、日本に円盤が落ちなくてよかった。  日本も、受験戦争と学校でのいじめ。その後は、社会に出てからの出世競争と足の 引っ張りあい。だんだん砂の民になりつつある。  これら一連の歴史から、何か感じられないだろうか。 私は感じる。・・・「奪い取った者は、奪い取られる。」と。  これから推察すると、イギリス他、西洋諸国の国民や、影の世界政府を形成してい ると言われるエリート達ですら、私達の知らないところで、大変な不幸が進行してい るとしても不思議ではない。  新生日本人が行く道、まほろばの道は、長く根気のいる道だが、これしかない。 すなわち、奪い取る者から、生み出す者へ。              ・・・・・ゾウリムシ・・・・・ - FARION MES(18):武道とは?  ★ 自分に勝つ! 96/02/04 - 02868/02871 HGE01437 鷹 RE:感情をパノラマで見ることができるか? (18) 96/02/03 15:22 02867へのコメント コメント数:1   アマデウスさん、お久しぶりです。   「感情をパノラマで見る」ですか。面白い視点だと思います。   「八方目」いわゆる「遠山の目付け」ですが、よく説明される言い方として、   「遠くの山を見る場合、その姿に心が引かれていたのでは一本一本の木の違いや   葉の色の違いが見えなくなる。しかしそれに囚われては山全体の姿が目に入らな   くなる。山全体を見ながら、しかも木々や葉の一つ一つに至るまで見えるよう心   掛ける」    などの様な表現が使われます。   これを感情に喩えると、例えば「カッとした」場合、カッとした事実が枝葉で、  その直接の原因となったことがらが木、その奥にある本来の怒る原因(劣等感や優  越感、我欲など)が山に当たるでしょうか。(この場合理不尽な怒りを対象にして  います)   こう考えてみると、確かにこれらを瞬時にして、同時に捉らえる事ができたら素  晴らしいことだなぁと思います。   ところで、アマデウスさん。視界がパノラマになってる間、内的対話は止ってい  るでしょうか。もしかしたら、感情をパノラマ見れないのは、内的対話がそのまま  言い訳や正当性の確認に走っていて、枝葉末節に拘るあまり、山全体が見えなくな  っている状態かもしれませんね。   私としても、この様なことは全く克服できていないことの一つですので、感情を  視点として捉らえる事が可能なら、これから心掛けてみようと思います。                                     鷹