「天使を中心に集まっているなんて宗教組織の様だし」と凍える人 - FARION MES( 3):Media Talk ◆ 本/映画/音楽を語る 96/03/22 - 01244/01247 GGA02514 KAZE RE:カメレオン症候群 ( 3) 96/03/21 14:24 01234へのコメント ぷんすかさん、どうも。 大島弓子の「さようなら女達」、やっと見つかりました(^^)。 ついでに、買いそびれていた「ロスト・ハウス」(角川書店)も 買ってきました。 「さようなら女達」は以前読んだ気もするのですが、 ほとんど覚えてなかったので、ひさしぶりに大島弓子の独特の世界に ひたることができました。 それから、確かに「サバ」は死んでしまったんですね。 「ゾンビになっても・・」というくらいだから、 やはりけっこうショックだんたんでしょうね^^;。 さて、「カメレオン症候群」ですけれど^^;、 自分の色を思い出す努力さえ忘れなければ、 どんな色にでも染まれる能力はけっこう重要なものかもしれません。 自分の色は○色だ!とばかりにそれを自己主張するだけに終始して 他の色に対する理解や共感ができないというのも、 今度は「不感症症候群」になってしまいますから。 自分をちゃんと見据え、 そのうえで他を認める包容力を獲得し、 自分にしがみつかないで臨機応変に他と共に歩めること。 そういうことができればいいですね。 そういうのが、ぼくには理想なのですが、なかなかむずかしいところです^^;。 》KAZEさんとのやりとりをしていると、自分にむきあうことが 》多くなってきて、たしかにつらいなァ・・と思うときがあります。 ぼくも、こうしてコメントさせていただきながら、 こういう機会を使わせてもらって、「自分にむきあう」ということを 自分に課しているというところはあります。 たしかに少しばかり「つらいなァ」という部分もありますが、 こうしたことを通じて、自分のまわりに気づかぬうちに張り巡らされている 数々のヴェールのうちの少しでもとることができればと思っているんです。 お互い、こうした機会を大事にして、 「気づき」を深めていきましょう。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 01245/01247 VFD01505 みんた 追悼 司馬遼太郎 ( 3) 96/03/21 15:10 最近、司馬遼太郎の,作品やら、各種雑誌の追悼特集やらを読み漁ってる。 高校時代「竜馬が行く」を読んだ(それも途中迄しか読んでない)程度 の読者だったのに、訃報を聞いたときひどく、ショックを覚えた。 最近になって、明治維新のあたりの時代について、勉強したいと思って 最近の著作を数冊手元においてたからかもしれない。 司馬さんの最近の対談の内容や、いくつかの著作を読んで、この人が本当に 日本のこれからについて憂慮し、ほとんど絶望に近い心境を抱いていたことを 知って、なんだか胸をつかれた。 それにしても、あらためて読んでみると、本当におもしろい。司馬さんの寄り 添うような、歴史の中にいる人たちへのアプローチの仕方に、感嘆してしまう。 もし、今まであまり、読んでなくて、これから読みはじめたいと、思う方がいたら お薦めしたい一冊がある。 「歴史の中の日本」 中公文庫 740円 1970年代に出版された本。 様々な新聞、雑誌等に掲載された、短文をまとめた 本なので、自分の気になる時代についての文章だけを、つまみ食い的に読んでも 充分楽しめるし、一冊読めばなんとなく「司馬史観」と呼ばれる魅力的な世界を 概観できる。 特に、私が興味深く読んだのは、冒頭にある「生きている出雲王朝」という 一文だった。 樹 なつみの 「八雲立つ」を彷彿とさせるエピソードがとり あげられていて、「 うーん、まじ(^^;?! 」 とか思ってしまった。 その他、このフォーラムのROMerなら、興味のもてる内容がちりばめられて ます。 すでに、愛読者である方のほうがおおいかも。^^;? オハズカシイ みんたデシタ - FARION MES( 5):**/////*/////*/////*/////*/////*/////** 96/03/22 - 00739/00741 PAF02400 湖の鷹 パソコンなんていらない!! ( 5) 96/03/21 21:46 今週発売の“週刊ダイヤモンド”に面白いことが書いてありました。 パソコン関連記事で“難しすぎるハードの怪”、“納得できないソフトの謎”と 題してメーカに問いただしたものです。で、メーカへの質問と回答の要点をいく つか抜き出してみます。 Q 電源を入れて、画面が出てくるまで時間がかかる。 どうしてこんなにまたせるのか? A スイッチを入れたらパソコンの前を離れてネクタイを緩めるとか、 コーヒーを入れはじめるといいんじゃないんですか。 じっと前に座っているから気になるんです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Q ときどき画面がまったく動かなくなってしまう。 いったい何が悪いんだ? A 再起動時に、原因と思われる機能を外せば、正常に動くはずです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Q ウインドウズ95のインストールに三日もかかった。 なぜあんなにややこしいのか? A 電源を入れればすぐ使えるというのはウソではありませんが、 キーボードに触ることさえ初めてという人には、やはり 「すぐ使える」というのは無理かもしれません。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Q 画面を見ながらキーボードを打つのが難しい。 手元を見ながらではダメなのか? A 安心してください。ビル・ゲイツもブラインドタッチはできません。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ と、いうようなメーカー側の開き直りとも言える回答例に対して、編集部では “パソコンは本当に必要なのか?”という問いに対して、次のように回答してい ます。 「目的がはっきりしているなら、少々の困難は自力で乗り越えられるものだ。そ の手前で、ただ、“難しい”と立ち止まってしまうとしたら、その人はパソコン を使う必然性がないということだろう。それなら、"パソコンなんかいらない” と言い切ってしまってもいい。」 少し長いけれども“まとめ”の部分をインターネット形式で。(いわゆる全文の 引用てやつね(-_-;)) ************************************ 機械は嘘をつかない。特にパソコンはその典型だ。決められたルールを守っ て、正しい操作をすれば、正確に答えを返してくれる。思い通りにパソコンが動 かないというのは、ユーザー側にミスがあることがほとんどかもしれない。だ が、少しのミスも許さないところに、初心者はパソコンの「わからなさ」を感じ る。わかりにくいハード、わかりにくいソフト。結果、初心者とパソコンの間に は大きな壁が出来る。 わかりにくい機械を、いかにも簡単なもののように、しかも現代人の生活必需 品のように売り込んでいるメーカーの責任は大きい。初心者をメインターゲット にするなら、初心者にも使いやすい製品で答えるのが筋だ。初心者が抱く素朴な 疑問に対し、メーカの答えの大部分が現状容認、もしくは将来は改善されるとい う楽観的な意見だ。メーカーの回答の太線部分を読めばわかるように、とても切 実な問題意識を持っているとは感じられない。 メーカー各社がユーザーの声を製品に反映させるという商品開発の基本に立ち 返らない限り、簡単パソコン登場への道は、長く険しい。 ************************************ ・・・ 私個人は、メーカーの答えがしごくもっとものように思いました。だけど、上に あげた“まとめ”の内容のほうが、“より、もっとも”であることは疑う余地は ないように思えますね。普段、自分が疑問に思っていないからといって・・・、 他のすべての人が疑問に思っていないわけでは無いということを改めて感じまし たね。そして、もう一つ。メーカーの答えがしごくもっともだと思えたこと自体、 ある物事に対して他の人がどう思っているか、感じているかを気にしてないこと の証明でもありますね。私もまだまだ、ものの見極めかたが甘いなー。 96/03/21(木) 20:40 湖の鷹(PAF02400) ps. おお!すげぇぜ!!、今回はなんか一見まともな文章になってるっ(^^;)ウーミ。 - FARION MES( 6):ハロー・メッセージ ★ 今日のハロー・メッセージから 96/03/22 - 00855/00856 QZE14371 雲上仙人 学校の話題はねぇ…止めよう(^^ゞ ( 6) 96/03/21 17:26 00848へのコメント どもども、雲上仙人です。 >それにしても、「そんなこと当たり前やんけー!」なことを学校で教えるのは >何故だろう? あの時は疑問に思わなかったけれど。 うっ、理由も何も判るけど…職務上知り得た知識を口外するわけに行かないから… とりあえず、世間一般に言われていることの意味ではないことだけは確かだ…、某省 からの内部資料からもそれは理解出来る、ただ一般教員はそれに気が付いていないと 思う。信じてもらいたいのは、国の将来と子供達のことを真剣に考えている者たちが 某省にも現場にも居ると言うことだ。其の場限りの思い付きではなくて、30年後を 見据えて考えていることは信じてもらいたい。教育は国の基礎だから。 まぁ、我国は「石の文化」ではなくて「木の文化」だからね。(^^;ゞ イシの文化に染まらない鬼の文化の教育をして行きたいものだ…。まぁ、今は西洋 文明の時代だから、石の文化が優勢に見えるけど…、木の文化もいいもんだよ。 >最近になって、自分には考えるための時間がたくさんあり、とことん悩めるのだと >ようやく気付きました。だから、本当にもうどうしようもなくなった時だけ >「助けてくれ〜」と言うようになりました。 「助けてくれ〜」と言わなくても良いようになると思うよ。だって、とことん悩んだ 末のことならもう出口は見えているよ。部屋の片隅で膝小僧を抱えて畳の目がうるんで 見えなくなった時は出口は近いもの。とことん悩まないから、誰かに助けて欲しいんだ と思う…、そんな気がするよ。 雲上仙人 - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/03/22 - 07110/07110 GHH05553 ぼーちゃん RE^2:受け入れられると言うこと ( 7) 96/03/22 08:47 07102へのコメント はな さん、こんにちは。 FARIONに初めてアップします。 >「自分に嘘をつかない範囲での自己正当>化に費やす時間」が至る所にあるならば、 >それが気力を弱めてしまう一因ではないだろうかと思いました。 ボクは一瞬、一瞬を「自己正当化」しながら行動していると、思っているんですが、 どうでしょう? ぼくたちは、絶えず自己正当化をしていると思うんです。 そうでなければ、自分というものが確立されないと思います。 自己正当化するところから始まって、どう生きればよりよい人生が送れるのか、 より周りの人たちとうまく暮らせるのか、世に貢献できるのか?などが、見えて くると思うのですが……どうでしょう? ボクの行動、何気ない仕草、書き方、全てに,それぞれの理由があると、思っている ぼーちゃん でした。 初見参ですが、みなさん、仲間に入れてくださいネ。 ARIONって、チャネリングで、出て来るの? ただいま、急いで、過去ROMしていますが、はっきりしたことを知らないので、 どなたか、教えて下さい。m(__)mペコッ 96/03/21(木) 18:06 ぼーちゃん(GHH05553) - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/03/22 - 00836/00847 GFB00026 一輝 RE:出た! 電波妄想信者。 (12) 96/03/22 02:51 00831へのコメント >#0831 スウさん |カルトに化かされていないつもりの俺達だって、色々なものに化かされながら |(=催眠にかけられながら)気がついていないのかも…なんて思った。(スウ) ……………「催眠にかけられた」と言いつつ、本当は自分に催眠をかけている      ことの方が多いのではないかと思うんです。誰かの声って、心の中      でリピートしてますものね。つまり自己催眠です。これの方が気が      つきにくい。「誰かに催眠にかけられた」と思い続けていると、自      分の問題というのは、そのまま放置できます。でも「これって自己      催眠ではないかな?」と気づくことって、とても大切なことではな      いかと思うんです。そのことで、少なくとも妄想の罠からは解放さ      れますから。自己催眠、またの名を「思い込み」。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00834/00847 GFB00026 一輝 人工衛星によるマインドコントロール (12) 96/03/22 02:19 00830へのコメント >#00830 YAHATAさん さっきニュースで、病院での携帯電話の使用についての話をやっていました。 ペースメーカーなど、携帯電話から200メートル離さないと電波の影響が出 るそうです。これはマインドコントロールの電波ではないです。でもきっと「 ほら見たことか」と、ごっちゃに考えてる信者がいることでしょう。 いつか本屋で何かの新刊で、「衛星電波によるマインドコントロール」の記事 を読んだことがあるのですが、YAHATAさんは何かご存じでしょうか。最近ムー とか全然読んでいないので、ここいら辺の情報に疎くなってしまいました。 今アメリカ各地の公共施設(無人も含まれる)の施設内に小さなパラボラアン テナが建設されており、設置理由を役所に問い合わせても、全くわからないと いうので、どこかの住民が設置理由を求める運動を始めたという内容でした。 その本の著者によれば、人工衛星からの電波で地球上の人間たちをマインドコ ントロールし始めているというX−FILEのような話。その実験か増幅のた めにそのアンテナが使われているのでは、ということです。 そういうことをやっていてもおかしくない状況ではありますが、本当にしろ嘘 にしろ、この話を聞いて勝手に自分で増幅させて、これまた電波妄想をおっぱ じめる人は、後を絶たないでしょうね。 しかしこれじゃあ地球脱出以外どこにも逃げられない。”自分を見る”で切り 抜けるとかしないとダメか。そのうち、「実は電波妄想自体がマインドコント ロールの実験の結果だ」なんて言うヤツが出てきたりしてね。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00832/00847 GFB00026 一輝 RE:強くなくても生きて行ける (12) 96/03/22 02:17 00828へのコメント >#00828 桂 桂さん | 確かだれかから聞いた話だと思うのですが、日本人というのは基本的に母型社 |会で、農耕を基軸にしていたからこそ社会という場が成り立っていたのだそうで |す。 | しかし脱亜入欧の時代に入って積極的に西洋化を進めてしまい、「場」として |の社会が崩壊してしまった。父親は働きに出て金を稼ぐ事にあくせくし、家庭と |子供を観るのは母親の分担になってしまう。 | 強い父親という、子供にとっての「向かうべき壁」が消失してしまい結果とし |て子供は近代化の中で自分という場を作る為にせっせとオタク化しなければなら |なくなったのではないだろうか、という気もします。 ……………私もこの辺のことをよく考えます。考えてばかりじゃしょうがないので、      いろいろと調べてみようと資料を集めてしまうところが、ほれほれ「能      無しオタク」の哀しい習性であります。      週刊朝日百科・世界の歴史vol.72『家族と性』によれば、ヨーロッパで      「夫婦と子供で構成され、夫婦間の愛と子育てを中軸とする近代家族の      原型ができあがったのは18世紀初頭」とあります。「西洋は最も遅く文      明化を達成した社会のひとつである」と。それまでは部族社会から成る      父系の大家族だったそうです。それが父系の核家族になって中世都市が      生まれたのですが、それでも今のような夫婦愛や親子愛もなく、子供に      無関心であったがゆえ、生まれた子供の半数は成年になるまでに死亡。      農耕を基軸としていた社会であったという点では、ヨーロッパもアジア      も同じで、産業革命を機にヨーロッパはアジアよりも早く、激しい社会      的変化に晒されていったのです。それまでは「子供」という概念すらあ      りませんでした。産業革命下の過酷な労働にバタバタと死んでゆく若年      層を、「子供」と呼んで保護し始めたのが「子供」概念の始まりです。      もちろんこの考えは一般市民層ではなく貴族層の発案ですが、それだけ      にマザコンという現象はヨーロッパ貴族が起源でした。極論を言えば、      「ヨーロッパ貴族の衣食住を、一斉に真似し始めたのが現代市民社会で      ある」とも言えるのです。      では、日本はどうだったのか。私はここで戦前の日本というものが、あ      まり参考にならないのではないのかという疑問を持ち始めました。それ      は明治維新時に、富国強兵を強調し明治政府の正当化のために、それま      での悪いものも良いものも全て切り捨ててしまっていたからです。そこ      で、戦乱を迎えながらも、比較的なめらかに近代化が進んだバリを参考      にしてみます。      バリ芸能研究会という、年に二回(本当は六回なのだが)ほど会報を発      行するフィールドワーカーたちの研究会があるんですが、ここでの報告      にバリの子供たちの話が出ていました。      バリも農耕社会です。農繁期は忙しくて誰も子供の面倒など見ていられ      ません。日本では年寄りが見ていたのだと思います。バリの子供たちの      面倒は、年長の子供たちが見ます。これは兄弟とは限りません。子供た      ちには「子供バンジャール(村落共同体&自警団)のようなもの」があ      り、自治が認められています。彼らは大人たちのバンジャールを見よう      見まねで模倣しているのです。バンジャールというのは桂 桂さんの言      われる「場」ではないかと思います。ちよっと大きくなると、今度は自      分が自分より小さな子を育てます。このようにして、バリでは子供は順      番に子供が育てます。ですからなかなか母子癒着が起こりにくい社会構      造であり、マザコンは少ないわけです。私はそこに日本の江戸時代を見      ます。      次に明治政府が隠したくてしょうがなかった江戸時代の話。最近『江戸      空間』(石川英輔著・コナミ出版)という面白い本を読んで、頭の中が      ひっくり返ってしまったことがあったのです。      私たちがふだん「あれまたやってるよ」と見ているTV時代劇、あれは      実は私たちの少し前の世代の人たちの姿です。時代で言えば昭和20〜      40年代くらいの人たちが、ちょんまげを結って演じているようなもの。      実際の江戸という時代は、もっとブッ飛んでました。考えてみれば、ア      ソコもろ出しの浮世絵で壺なんか包んでた時代ですよ。欧米の人々は、      その包みのほうを見て驚喜したのです。士農工商もいい加減なものだっ      たし、鎖国とは真っ赤な嘘で、朝鮮とは対等に外交し芸術家や学者の交      歓をやっていた。一揆や飢饉も意外に少なく移動の自由もあった。当時、      世界最大都市だった江戸は、同心(警察官)が24人で足りるほど犯罪の      少ない都市だったなどなど。封建社会なんてのは後で付けられた名称。      当時、子供たちが目指していたのは、低年齢から親元を離れて早く一人      前の職人になることでした。身分を問わず教育が盛んだったために、多      くの芸術家が生まれていました。犯罪に向かうパワーがみんな職能や芸      能へ開花していたんだと思います。小さい時に親元を離れて、異なる価      値体系へ参入する。これもまた母子癒着は起きにくい。徒弟制度は村落      共同体を支えていましたから、ここにバリとの共通点があります。徒弟      制度の中に桂 桂さんの言われる「強い父親」が居たのでしょうね。      近代というのは、多くの便利さを享受した分、多くの問題点を抱え込ん      だと言えます。日本特有の徒弟制度の喪失と、欧米特有の少子化による      母子癒着(ただしそれを防ぐために欧米では寄宿舎制度や兵役制度があ      る)。そして通過儀礼無き平等社会。この傾向はますます拍車がかかっ      ています(少子化の進んだ今、保育園や幼稚園に行かない子は、母親の      経由無しの他人との接点を望まない傾向が見られます)。      痛くも痒くも無いうちに、痛いから嫌だと避けながら成人してしまう…。      誰も首など締めているわけでもないのに、「誰かが首を締めている」と      思い込み、母なるシステムにすがって生きてゆくのです。私の場合は、      「母が首を締めている」という妄想に取りつかれながらも、一方で母な      るものにすがるという矛盾を抱えていました。首を締めているのは自分      なんですけどね、本当は(笑)。      ちなみに、その昔ARIONに日本のマザコンの起源を伺ったところ、      戦国時代と答えが返ってきたことがありました。戦乱による男児の少子      化が原因だそうです。私はこの流れが人口わずか数パーセントだった武      家社会で踏襲(江戸時代の庶民階級では女子の少子化が進んだ)され、      明治になって欧米型父系社会と歪に合流していったのではないかと推測      します。つまり、マザコンである自分を隠しながら父権を発動するオヤ      ジや野郎ですね。見渡すと結構まわりに一杯いるでしょ?      日本という国は時代時代で激変を迎えており、もう少し切り分けて見て      ゆかないと、とんでもない誤解をするなと『江戸空間』を読んで思って      いるところです。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00833/00847 GFB00026 一輝 お元気で何よりです♪ (12) 96/03/22 02:18 00829へのコメント >#0829 EXさん いや〜懐かしいなぁ、ごぶさたです、EXさん。 去年は社会的ないろいろ事件があったんで、EXさんはどうしたんだろうと、 心配したりもしてたんですが、お元気でなによりです。 こちらへもPOP♪LIFE♪♪な書き込みをよろしくね。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/03/22 - 04389/04394 GGA02514 KAZE 新しい葡萄酒は新しい革袋に (13) 96/03/21 15:01 04379へのコメント DIRACさん、どうも。 》昨年以来、本当にいろいろ制度疲労といいますか---そんな 》ものが噴出している感じが致します。 》このことは、多かれ少なかれ私たちの身の回りでも本当は 》起きていることだと思うのですが、過去からの連続ですから 》その変化を自覚することはなかなか難しいものがあると感じます。 聖書のなかのイエス・キリストの言葉に、 「新しい葡萄酒は新しい革袋に」という意味のものがあるようですが、 「制度疲労」というのは、古い革袋でしかないので、 その革袋も新しくしていかないと現実に対応できなくなってきていると 考えたほうがいいのでしょうね。 でも、現実という新しい葡萄酒の味がわからないか、 革袋を新しくするのを怠けているかで、 古い革袋をそのままにしているわけです。 これは、そうした「制度」ということだけではなくて、 私たち一人一人についても同じことがいえるのではないでしょうか。 現実は、新しい革袋が求められているのに、過去に安住して、 みずからを新しくすることをしないわけです^^;。 こんなにも激動の時代だというのに、それに気づかないか、 気づいていたとしても、「自分からする必要はない」とか 「自分だけ変わって非難されたらどうしよう」とかいう臆病さから 自分を変えられないままでいる・・・。 》 いずれにしても、”明るい未来を作り上げていくんだ!”  という 》情熱が必要な今の日本人ではないでしょうか?? はい、そして「自分から先にがんばろう!」という気概も必要だと思います(^^)。 「みんながそうしたら、それといっしょにしてもいいな」では、 いつまでたっても「明るい未来」は創造されることはないのですから。 では(^^)。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04390/04394 GGA02514 KAZE RE:薔薇十字会の神智学●VIII-2<7つの意 識 (13) 96/03/21 15:01 04380へのコメント 諏訪みのるさん、どうも。 》意識の進化と地球の進化に相関関係がある…って事は、 》転生を繰り返す一つの個は、 》いつも同一の地球上に転生してくる…って事なんでしょうか?。 そういう存在が多いとはいえるでしょうが、 必ずしもそうだとはいえないようです。 進化紀によっては、この地球上に転生してくるのが非常に困難で、 ほんの限られた人類しか生まれてくることができなかった時代もあるようですし。 エドガー・ケイシーなども、地球外転生などについてのリーディングを 残しているようです。 しかし、人類の進化ということをとらえていくにあたっては、 基本的に地球と人類とを相関させてみていくということが重要で、 そもそも肉体は地球と共有しているともいえるわけですから、 いくら他で転生をしたりしてきても、地球上に生まれてきている以上、 この地球進化との連関の中で見なければならないと思うのです。 ま、人それぞれの魂に応じて、転生の仕方や周期、その課題などは さまざまで、それなりの連関などもみていく必要がありますので、 そこらあたりについては、またお話することもあると思います。 では。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04391/04394 GGA02514 KAZE RE:中道論7●中道とカルマ (13) 96/03/21 15:01 04381へのコメント 諏訪みのるさん、どうも。 》「維摩経」と言えば、 》先日放送されていました聖徳太子様も大切にされていたお経ですよね。 》釈尊の高弟達が 維摩居士の手玉にとられる様子は、 》気の毒でもあり、痛快でもあり・・・^^;)。 ここ数年はどちらかといえば、仏教から遠ざかっていたわけなのですが、 先日、ふと鎌田茂雄さんの「維摩経講話」(講談社学術文庫)を手にして ひさびさ維摩経について読んでみますと、これがけっこう面白くて(^^)、 読みながら、「ああ、これはいちばんシュタイナーの神秘学に近いなあ」 「そういえば、不二法門というのはまさにぼくのいわんとする中道に近い」 そういうことを考えまして、そこらへんからアプローチしていくのも いいかなということで、次回からいろいろ維摩経から見た中道ということを お話させていただこうかなと思っている次第です。 しかし、維摩経を読んで思うのは、経の中身も、仏弟子をコケにしているように 通常の仏教はもっとも維摩経から遠く隔たっているということで、 なぜ、維摩経を読みながらああした状態になるのかなあと 不思議に思ってしまいます。 では、では(^^)。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/03/22 - 03844/03849 HQK00566 SOUND 「炎で書いた物語」第七章(その1) (14) 96/03/21 15:53 「炎で書いた物語」第七章(その1)     <We all need love.>    1、 Hey, なにげなく ふたり 出会った朝    時は消え 墨絵の中 お互いの オーラ見てた    Hey, 世界中 愛で 埋(うず)めて    遠い日の 心の歌 そっと歌い出そう oh, my dear    Now’s the time for you and me.    Now’s the time for all of us.    Sing along <we all need love.>    We simply need nothing but love.    wo−wo−wo−wo−wo−wo−yes,sweet heart 2、 More, これ以上 話す ことばはなく    時を越え 結ばれてた 不思議さが 心 満たす    More, その瞳 虹で 飾って    新しい 季節の中 ともに 歩きだそう darling,please    Time is right for you and me.    Time is right for all of us.    Sing out loud <we all need love.>    We simply need nothing but love.    wo−wo−wo−wo−wo−wo−yes,sweet heart    Try again for you and me.    Try again for all of us.    Sing along <we all need love.>    We simply need nothing but love.       Simple is best for you and me.    Simple is bestfor all of us.    Sing along <we all need love.>    We simply need nothing but love.           Sing along for you and me.    Sing alongfor all of us.    Finally, <we all need love.>    We simply need nothing but love. *****************************************************************       +----------------------------------------------+  下手 |                    幕   |上手 >>   |        \成 的 矢/        | >>   |  月(円)   \   /   (円)日  | >>  |          \ /          | >>    |  (雲の絵)  音 × 弦  (雲の絵)  | >>   |          / \          | >>   | 松       / 須 \         | >>    | 明 花瓶   /波   礼\        | >>  |                        | >>   |  弓 (| 退       悪 |) 玉  | >>   |  神 (| 久   大   魔 |) 置  | >>    |  楽 (|    胎 金    |) 宮  | >>   |    (|     日     |)    | >>   |                       | >>  +----------------------------------------------+              (客席) >>94/07/11 左端から幕は閉じられようとしている、右端には松明灯る花瓶が。 このハロー・メッセージの情報を上図に書き加えたのでご覧いただきたい。      上図を舞台として見れば出演者の悪魔は出演者側から見て左手に位置す る。      それは上手(カミテ)と呼ばれる。      左端とは悪魔(サタン)、幕はマアク(魔悪)すなわち神。      右端とはその逆で下手(シモテ)。      松明とは明けを待つ状態のこと。月の側で日が来るのを待っている。             サタンに対してウタンとはなにかと考えといると、                ここでまたアマデウスさんの矢に関するコメントがあった。 >>  あのお札の交差した2本はともに先が上になっている >> のですが、そのうち右上がりの矢は先端が鏑のような形に、左上がりの矢は >> U字型になっています。ちゃんと呼び名があったと思うのですが、忘れてし >> まいました。(^^;ゞ どちらも矢尻は普通に羽が付いています。    左上がりの矢のヤジリは雁股で 右端、なんとU端だった。雁股のことであった。  右端、雁股のU端の指す側、こちら側は現世で松明、明けるのを待っている。 夢神楽を舞いながら。   矢にかかる雲は八雲、これはまた出雲の匂いがする。            二本の矢の回転をイメージして光の黙示録から矢車に関する詩を以下に引用する。 >><16> >>ヤグルマ ホホロギを捜せ >>打たせの壷に剣あり >>ワジルシ ユカタン >>三角に道を通す >>井桁を辿れ >>其方には 分かるであろう >>カリマホロバのヨイヤミ宮にて >>其方を待つ者ある >>その者と共に 冥府の従僕の頭(コウベ)を洗え                            一行ずつ見ていこう。        >>ヤグルマ ホホロギを捜せ 矢車でこの詩はこの図のことを詠っているではないかと見当をつけて探したが ホホロギがなかなか見つからない。 目を皿のようにしてよく見るとなんと、悪魔の「魔」が、ホホロ鬼(ギ)なのだ。 これはあまりにも強引だと思う。この字を分解してみる人はあまりいないだろう。 見つかるわけがない。 >>打たせの壷に剣あり 鏃(ヤジリ)の種類には鎧通し、平根、鳥の舌、雁股、剣頭、剣尻などがある。 打たせの壷とはヤジリのことを詩的に 表現したようだ。 >>ワジルシ ユカタン  ワジルシは大和、ユカタンはユカタン半島ではなくて床丹らしい。  床は劇場の高座でもある。  丹はチョン入り鳥居で神社のマークそのもの。                          >>三角に道を通す >>井桁を辿れ >>其方には 分かるであろう  分かるであろうといってもなかなか分からない。   ここではなさんが言及された九星図、を参照する。           六 一 八               \ /            七 五 三   ←この中段が七五三である。             / \                           二 九 四    この九星図の  三角に道を通す井桁を辿れば 六→八→四→二であるが それら三角の道の対角線の合計はそれぞれ一〇 これはどこかで見かけた進み方だ。 光の黙示録の他の詩的メッセージにある >>六→八→四→一〇→二→一 >>(大地から最高神へ) この数霊の進み方によく似ている。  六から二まではこれでいいが  最後の一が井桁を辿るだけではではつながらない。  やはりそれはまだ隠されているようだ。  >>カリマホロバのヨイヤミ宮にて  >>其方を待つ者ある  カリマホロバは仮のすばらしい場所ということでこの世のことらしい。  上図の舞台の下手側、月の方。そこの 宵闇宮とは  宵、すなわち、この字の中の月が上にある方の闇の宮。 視野を広げて見ればこの図全体が「闇」の文字の図案化であることがわかる。 門構えの左右に円の日と月が配置されて その間に音が置かれている。それは「闇」の文字そのまま。 ヨイヤミ宮とはこの図の下手側のことである。 >>その者と共に 冥府の従僕の頭(コウベ)を洗え   冥府の従僕、悪魔の頭をコウベと読むのは神戸(コウベ)の意味を含ませてある。   コウベは神の戸のこと。 悪魔(アクマ)の頭のアを洗い流してしまうとクマになる。 クマは神の元の語、クマから転訛して神となった。 熊野や熊襲の語に用いられている。 やはり、アクマのアは神の戸であったようだ。戸を開けると神がヒョイと顔を出すのだ から。 神社のお札に悪魔か登場しているわけがわかった。 悪魔ということばに秘められた様々な謎を解明させようとする力を感じる。 >>94/07/11 左端から幕は閉じられようとしている、右端には松明灯る花瓶が。      左端、悪魔(サタン)から幕は閉じられようとしている。   しかし、幕とは音霊的には(ムオオオアク)つまり、(もう開く)もの。   それだから幕(マク)なのだ。   幕が閉じられたあと、大急ぎで次の舞台の準備が行われる。   松明、松明の明かりで明けるのを待っていたわれわれは次の演し物のために用意し ておかねばならぬ。  その花瓶に生けられるのは松明などではなく見事に開花した美しい花のはずである。 前回(ムー)、前々回(アトランティス)、前前々回のときは幕が開いても慌てるばか りだった。   ただ海に呑み込まれてしまった。   それは、愛の意味に気づかなかったから。   ありとあらゆることは愛でしかないのに   愛を口にすることを気恥ずかしく思ったり、ためらうところまでしか生長できてな かったから。   今度こそ、新たな夜明けにふさわしい登場人物になっておかねば   永遠に次の幕が上がらないかもしれない。            (つづく)          ♪♪音(SOUND) ♪♪ 00604/00604 KHC01313 まるにちょん RE:RE^12:「悪」を見る (15) 96/03/22 03:56 00596へのコメント  #596 EX さん、はじめまして(^_^) >> ミクロに見た場合は、個体が生まれて死ぬというより、沢山のいのちの >> 表れしかないのだとも言えるかもしれません。ミクロ−>ミロクとか。 単純に生死をみてしまうと、何だか機械的な感じがしてしまいますが、それを 沢山のいのちの表れとしてみていくと、生命のダイナミズムに感嘆します。  人体を構成する細胞や人体の中で働く菌は、それぞれが個として独立の働きを 持ちながらも、共生関係にあるんですね。なんだか不思議です。    人間社会もこんな関係だったら、もうちょっと良い世の中になってるんじゃな いかと思います。  今後ともよろしくお願いしますm(__)m  では、また。                    まるにちょん、○ゝ 00603/00604 KHC01313 まるにちょん RE:悪はあくまで悪である。 (15) 96/03/22 03:55 00594へのコメント  #594 苗(miao) さん、まいどです。 | 悪をそのまま善に転換すると言う事は私も出来ないのではと思います。むしろ日月 | 神示が「抱く」と言う様に、その一瞬に感じた悪はやっぱり悪で、ではどう悪と向 | き合うかという自分の「あり方」を問うているのだと思います。悪のままに流れる | のか、またはその悪を悪とは違う方向に新たに別に方向転換させるのか。人間はそ | いう意味では脆い生き物ですから並大抵では無いと思います。でも、明らかにそれ | をしないと未来は見えないと説いています。 苗(miao)さんもそう思いますか、悪はあくまで悪だと。(^_^) 悪とどう向き合うかという自分の「あり方」を問い続けて、人は生きていくの だと思います。少なくとも僕はそうして生きている。  悪をどうするかは、結局自分自身の選択に他ならないと思います。  主体的に選択し、それによって導かれる結果を全て受け入れることができない と、悪を活かすことはできないのではないかと思います。  悪を悪と断じることも一つの選択だけれども、それからは何も得ることはない かもしれないという結果も自分に返ってくるのです。    ひょっとすると、悪は自分という個の確立に寄与しているのではないかな?  悪を受け入れること(悪を為すこともふくむ)は、自分にそれなりの覚悟を迫 ると思います。その覚悟して全ての責任を負うことが、個としての確立に役立つ のではないかと思います。  悪事を行って、あれは何々のせいだと責任転換するのは、覚悟もないし、個も 確立されていない、我良し(欲望)に振り回されるロボットと同じではないかと 思います。第一みっともないですね。  悪が徹底して悪なら、凄く魅力的なのは、悪であるという自覚と覚悟があるか らなのではないでしょうか?それにタブーを犯すことには、膨大なエネルギーが 注入されるし、これに惹かれてしまうんでしょうね。 | 悪を受け入れるという言い方は余り好きではありませんで、善であれ悪であれ、一 | つの偏りの見方を自己がきっちり認識するという、まずはそれが不可分で、その状 | 況をどう昇華するのか、という現実の方法を「悪抱き参らせる」と説いたと感じま | す。 偏りを自覚することは、重要なことだと思いますね。 僕は、これがなかなか出来ないですね。 自分は偏っていないと思い込んでしまいますので。(^^; 常に誰かと対話して、相手を通して自分を観ることをしていかないと自分が見 えて来ないようです。 | 抱くというのは包括というか、これは自分ではタオの世界と思うのですが、悪を見 | て悪を感じてしかも悪に流されないで、善という方向と良く相談しながら自分が何 | 処に進路を見いだすかという事だと思います。様は善と悪が自己の中で偏らず両の | 天秤に架ける事が出来て始めて抱く行為の一歩は始まると思います。   そうですね。   悪のいい所取りですね。   悪を活用するのも、悪に流されるのも自分次第ですから、誰に文句も言えない  し、言い訳もないはずですね。   こうして自分の中で善悪取りそろえて、人生を渡っていくのだと思います。   では、また。                     まるにちょん、○ゝ - FARION MES(19):世も末ばなし ★ ぶっ飛び話・罰当たり話 96/03/22 - 881/885 QZY01267 猫の手 手を縛られたいたずらっ子 (19) 96/03/21 22:45  私の友達が夢を見た。  私と私の仲間がいたずらをした。  そして、後ろ手に縛られている夢。    私は自分でも、  自分がいたずらっ子だって知っている。  私はちょっとした  悪ふざけするのが好きなんだ。  毎日あちこちで、  ちょっとしたいたずらしては  笑いつつ楽しむことできたなら  どんなに楽しく生きていられるだろう。  ところが幼い頃から大人達に気を使い。  ちょっとした悪ふざけさえ  許してくれない大人達に気を使い。  大人達の意向に合わせて、  いたずらすること押さえて来ちゃったの。    いたずらっ子で天真爛漫な  私を縛ったの誰なんだ!?  無邪気に人をいたわりつつも  笑っていた私を縛ったの誰なんだ!?  エーイ!   成敗してやる!  出て来い!    そして、  その友達に訊いたんだ。  一体誰が私を縛ったのかって。  そしたらその友達が教えてくれた。  この私を縛ったのは  この私なんだって!  そう、自分で自分を縛ったの。  いたずらしないよう縛ったの。  悪ふざけは人を傷つけるから  誰も傷つけることないように  自分で自分を縛っちゃった。  天真爛漫のまんまじゃ  他人の痛みは分からないって  自分で自分を縛っちゃった。    自分では  きつくきつく縛られているつもりだったけど  その友達の言うことにゃ  紙のテープで簡単に  縛ってあるだけなんだって。  切ろうと思えば簡単にひっ切れるけど  思い込み激しくて  自分で縛ったことも忘れてしまって  そんなに簡単に切れるとも思っていない。  だから頭を垂れて  仲間で寄り添い合いながら  うなだれている。    でもそろそろそのときも終わりだよ。  もうそろそろ気づいて良い頃よ。  私も元々天使だったって。  天真爛漫で  ちょっと悪ふざけ好きな  天使だったって。  悪ふざけしたって  本当は誰も傷付きゃしない。  思いの中に憎しみなんかまるっきりなかったんだから  思いの中に優しさが詰まってたんだから  その気持ちを解放するだけで良いんだよ。    仲間同士でいたずら楽しめて  いたわり合えるときはすぐそこにある。  そう、  誰もが自分で自分を縛っていることに  気づくから。  誰もが自分が天使だったって  気づくから。    そう、  私は自分で縛ったテープを切って  また天使に戻って  遊び始めるんだ。  いいよ。  怒りたい人は怒っていていいよ。  でもネ。  私はネ。  だからといって  私は自分で自分を縛ること  もうしないんだ。  自分で自分の人生縛ること  もうしないんだ。    怒るのは怒りたい人の勝手だし。  楽しむのは楽しみたい私の勝手だよ。  そして私は私の中に  とっても大きな優しさ詰まっているのを知っている。  怒っているその人の中にだって  私と同じくらい  優しさ詰まっているのだって知っている。  怒っている人の中にだって  私と同じくらい  楽しみたいと思っている気持ちがあることも  知っているんだよ。       ** QZY01267/『猫の手』 <96/03/21 21:08:26> ** 882/885 QZY01267 猫の手 RE:インターネット端末機 (19) 96/03/21 22:45 879へのコメント  実はこれを書き始めたとき、「『直感』は宇宙のインターネットにアクセス して出す答え」というイメージをもって書き始めたんだ。ところが、そうやっ て書いている内に、「あれあれ??『直感』って何だろうと言う疑問が先に湧 いてきてしまって、#874の方を先に書き上げてUPすることになっちゃいました。  もうひとつ、スタンドアローンと思い込んでいたコンピューターも元々宇宙 のインターネットに繋がっていたんだと言う発想も書いている内に思い至った ことでした。  あれもこれもと思いついたことを書いていったらやたらと長文になってしま いました。  その分、焦点も定まらなくなっちゃったような。  ちょっと欲張り過ぎちゃったかな?