「それで、あなたは此処で何をしたいのか?」と天使 - FARION MES( 2):Wellcome All ◆ いこい処*晴れるや亭 96/04/09 - 06165/06172 GBE02650 ユ−リ RE:ARION・・・、いいところ。 ( 2) 96/04/08 22:30 06159へのコメント  Alexさん、はじめして。  いきなりで申し訳ないんですけど、その「時計仕掛けのオレンジ」のAlex 君というのは、『雨に歌えば』を歌いながら老人と若妻の家に押し入り、老 人に暴行を加えて夫人を強姦した、あのAlex君ですね?  訳の分からん矯正施設で妙な器具でまぶたを広げられて戦争映画を見せら れていた、あのAlex君ですね?  僕があの映画を観たのは仙台の名画座で、まだ中学生の頃。  映画館を出る頃には頭痛がガンガン鳴り続けていました…(^^;  でも、やはり僕にとってのキュ−ブリック作品は「シャイニング」ですね。 ジャック・ニコルソンが少しづつ壊れてゆくのが恐いです。  「2001年」もいいけど、少し高尚すぎて…(^^;           映画の話になると止まらなくなる…                       ユ−リ(GBE02650) 06168/06172 JCF02051 めのう RE:ARION・・・、いいところ。 ( 2) 96/04/08 23:35 06159へのコメント  #6159 Alexさん  おぉ、「時計仕掛けのオレンジ」でしたか。ナツカシ〜(^^)    むかーし、ビデオで「時計仕掛け〜」と「ブリキの太鼓」を立て続けに見て  頭のネジがはずれるというか、とにかくメチャクチャ衝撃を受けた記憶が  あります。  (ショックが大きすぎてストーリーは覚えてない(^^;)                           ◆◆ めのう ◆◆ 06166/06172 KFQ02761 しまうま 関西ほーめん行って来ます ( 2) 96/04/08 22:50  仕事で、京都・大阪・名古屋方面へいくことになりました。  3日ほど留守にしますので、何卒ご了承くださいませ。あ、でもノートパソ コン持ってくので、アクセスくらいはできると思います。が、活動度は思いっ きし低下します。  ひとりぼっちの寂しい出張さ(ヒュルルル〜)。  ではでは、また帰ってきたらよろしくぅ(^^)/">ALL                           しまうま(KFQ02761) - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/04/09 - 07206/07209 QZY01267 猫の手 頭を小突かれに出てきたよ ( 7) 96/04/08 21:56 コメント数:3  #7188 のみれさんとの会話を読ませて貰ったよ。    のろがめさんの考え方は面白いですね。やたらと気に入っちゃいました。  何故、彰晃ちゃんが嫌われたかと言えば、彼は生きて以後めいている人々を 虚空のものとして扱ったのに対してこの世界を実態ある現実として捉えた人々 に総すかんを喰らったというわけですから、このFARIONでののろがめさんと一 緒だね。  昔の中国の有名な方も、「胡蝶の夢」とか語ってくれたね。昔、中学の教科 書で読んだ記憶があるよ。  多分それは全くその通りだと思うよ。その辺はこの世界を実態あるものと捉 えている我々なんかよりARIONちゃんの方が認識が深いかもしれないね。  だから、ひとが痛がっていることも悲しんでいることも実体がないことでそ ういう格好を見せてくれているに過ぎないもんね。だからのろがめさんは実態 がない存在でいくらののしられようと痛くも痒くもないわけなんだ。  そこまで達観できてしまったら素晴らしいね。  素敵だよ。  彰晃ちゃんにも見習って貰いたいと思うよ。彰晃ちゃんは、他の存在は実態 がないものと捉えながら、自分自身の存在は実態が在るものとして捉えてしま ったもんだから自分のやったことを認めることもできず、保身に走っちゃって いるんだから。  保身しようとしないのろがめさんは偉い。尊敬しちゃう。  でもね、『猫の手』はのろがめさんのような自己確立はしたいとは思わない よ。  だって、のろがめさんの言葉からは「自己確立してとても楽しくて楽だ。」 という意味のことが言われているけれど、私にはちっとも楽にも楽しそうにも 見えないんだもの。  もっとも、のろがめさんは実態がないのだから『猫の手』のような者が見よ うと思っても見えなくても当然なのかな?  私には、パソ通の世界であろうが、この世界であろうが、実態があるものか どうかはどうでも良いことなんだ。少なくとも私の目の前で展開されているこ とだから、私はそれを見たり感じたりしながらそれを喜んでみたり悲しんでみ たりしちゃうんだ。そして私は辛かったり悲しかったりするのは厭だから少し でも私が見たり感じたりする世界が居心地が良くなるようにしていきたいだけ なんだ。  のろがめさんは、のろがめさんの語っている精神世界ってやつを布教して、 どんな気持ちを得たいと思ってるのかな?  どんな世界になって欲しいと思ってそういう布教活動をしているのかな?  実態のない人々に向かって何をしようとしているのかな?    皆んなが皆んなのろがめさんのように自己確立してしまったらどうなるんだ ろう? って『猫の手』は考えてしまう。  アッそうか、自己確立した人は自分自身も実態がないと感じているからお互 いにいくら傷つけ合おうと平気なのか。 そうだったのか。  それともなんですか? 顔と顔を付き合わせたら実態があって、文章だけの やりとりは実態がないとおっしゃるのでしょうか?  とするならば、電話の向こうにいる相手には実態がない?  郵便屋さんの届ける手紙の相手には実態がない?   その境界は何処にあるんだろう?  もっとも、目の前で顔を付き合わせていて、相手がいくら「痛い!」とわめ こうが、「悲しい!」と泣き叫ぼうが、それを自分自身は同じようには感じる ことがないわけだからそれも実態があるとは言えないね。だから、「地球の裏 側には飢餓で苦しむ多くの人が居る。」そう聴いたってのろがめさんにはそり ゃ実態がないから平気なのかもしれないね。  でもね、『猫の手』はそう聴いただけできゅんと胸が痛んじゃうんだ。  更にそれが、自分の今の生活がそれを生み出して居るなてことを聴いちゃっ たら『猫の手』の胸はきりきり痛んじゃうんだ。  のろがめさんのことをぼろくそに言う人も好きになれないけれど、そうやっ て自己確立の高みに登っちゃっているのろがめさんも『猫の手』は好きになれ ないな。できれば降りてきてもらえると嬉しいんだけど・・・。  そんな下々の者の元に降りてくるのは厭かな?  実態もなく、なんの痛みも伴うことではないんだもの平気でしょ?  のろがめさんは自己確立して、実態のない世界では痛みも悲しみも感じない で済むのかもしれないけれど、他のパソ通をやっている人達は自己確立してい ないものだから言葉のやりとりの中で一喜一憂しているんだよ。だから、でき ればそういう人達にお慈悲のひと欠片でも示すのが自己確立した人の姿ではな いのかな?  のろがめさんにとって意味のある会話ってなんなんだろうね。本質ってどん なものなんだろうね。  できればそういう話をしてみたいけど、ぼけな『猫の手』はわかんないよ。  それに、あまり頭は小突かれたくないしね。       ** QZY01267/『猫の手』 <96/04/08 21:09:32> ** 07207/07209 QZA02327 ノロガメ RE:頭を小突かれに出てきたよ ( 7) 96/04/08 23:50 07206へのコメント 猫の手さん、今日は。 ノロガメの粘り勝ちだ〜わ(^^) キヲワルクシナイデネオネガイ 13番から19番へ帰ってしまった猫の手さんを追っかけようとしましたが、こず かれるのが嫌いと言う猫の手さんにノロガメも助け舟を求めるのはちょっと自尊心 が許さないと言うことで、ここは一つ猫の手さんと根比べをして観ようと身構えて いたのです。 どちらが先にRESをつけるかという賭けであります。 変な賭けをしてすみません、こんなノロガメにRESをつけて頂いてとてもうれし いです。 なんか最近ちょっとヤバイ感じがして来ましたが、13番と言い、7番と言い、猫 の手さんは、ノロガメに取って浦島太郎だろうかな〜んて思ったりしていますが、 喜ぶのはまだ早いかも。 とりあえずお礼を言いたくて先に一言アップしました。 #7206へのコメントはじっくりと取り掛からせて頂きますので、しばらくお待 ち願います。          ではではありがとうございました。ノロガメでした。まる 07208/07209 NBB01420 SUKE RE:頭を小突かれに出てきたよ ( 7) 96/04/09 01:25 07206へのコメント #7206 猫の手さん、こんばんは。 SUKEと申します、よろしく。 ノロガメさんの問題点についてはあちらこちらで相当に話されているので、後 はノロガメさんからのお話を待つと言う感じでしょうか。(^^;) では一方、猫の手さんにとっては今抱えている問題ってあります? 猫の手さんは19番でずっと書き込まれていましたよね。で、7番に突然来ら れたと言うのは、やはり何か書きたい衝動があっての事だと思うんですが、そ れじゃあ何が気になって書きたかったんだろう? …と、僕から予想するのは「ノロガメさんが皆から突っ込まれている」事が 猫の手さんにとっての問題なんじゃないかなぁと。 それで、ここに一石投げ入れて見たくなった、のではないかなと言う気がしま す。 どうでしょう? この辺りを掘り下げて行くのも面白い見方かなと思いますが…                  ではでは   (^^)…☆ッテナモンダ Suke. 07209/07209 SDI00635 みれ RE:頭を小突かれに出てきたよ ( 7) 96/04/09 02:40 07206へのコメント RE:#07206 猫の手さん  こんばんわ(^_^)  猫の手さんの文章の内容についてのコメントではありませんので、先にお断 りしておきます。  猫の手さんの今までの活躍を見ていて「〜ちゃん」という呼び方を、誰でも 観ることの出来る会議室で行われることの意味を考えてみたのですが、いまい ち理解できないのです。何かこう揶揄した様な雰囲気を感じるのは穿ち過ぎで すか?  なんとなく少し悲しいものを感じてしまったのですが、私は。                              ☆みれ・:・。,☆ - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/04/09 - 00877/00878 GEE01267 船木大徳 NHK 公開質問書(超長文) (12) 96/04/09 00:31 FARIONの皆さん、こんにちは。InternetのNewsGroupを見てたら面白いものがあっ たので転載します。大麻と神道の関係について述べているところが以外でした。 あ、私は大麻に賛成じゃないです。 この記事は内容を変更しないことを条件に転載可能です。 ----------------------------------------------------------------- 公開質問書 NHK放送センター報道局番組部殿  1996年4月5日 ニュースセブン原ディレクター、松岡記者 ほか 関係各位殿 「クローズアップ現代」  1996年3月27日放送分に関して3月27日放送 の「若者にひろがる大麻汚染」という番組は、事実調査に基づいた報道番組なのか、 それとも厚生省・取締当局の「政府広報・大麻追放キャンペーン」番組なのか、そ れとも噂にもとづく「娯楽ワイドショー」番組なのか、まず番組の性格を明らかに してください。答えによって質問もかわってきますが、もし報道番組だとしたら、 あってはならない重大な事実誤認、一方的で断定的な取材内容、偏見や誤解を助長 するような表現などがめだちますので、至急、下記の件につき内部調査をされ、責 任の所在を明確にしたうえで謝罪してください。さらに放送法第4条「..放送の あった日から2週間以内に請求があったときは...調査して、その真実でないこ とが判明したときは、判明した日から2日以内に、その放送をした放送設備と同等 の放送設備により、相当の方法で、訂正又は取り消しの放送をしなければならない」 との規定により、訂正番組を制作、放送し、さらに今後、同様の過ちを繰り返さな いための措置をとり、それを公開してくださるようにお願いします。NHKが放送 した後の3月30日、この番組で取り上げられた事件の関係者が拘置所内で自殺し ております。またTBSが放送の社会的責任を問われている最中でもあります。重 大な事態につながらないよう、真剣な対応をお願いします。 (1)「大麻を麻薬と断定する根拠」 番組中、大麻を麻薬と呼んでいますが、その根拠はどこにあるのでしょうか。厚生 省の発行する文書、医学関係書、法律書、警察白書などのいずれを探しても、「大 麻は麻薬ではない」という記述をみることはあっても、「大麻は麻薬である」とい う記述を発見することはできません。NHKが大麻を麻薬であると断定する根拠を お示しください。また、NHKは麻薬をどのように定義されているのか、上記の表 現と関連することですので、明確にお答えください。医学的にはa)精神的・肉体 的依存をひきおこす b)耐性の上昇が見られる という2点が基準になりますが、 厚生省ですら、大麻には肉体的依存性がない、つまり吸うことをやめても禁断症状 が出ない、また耐性の上昇、つまり一定の効果をえるために使用量が増加していく ことはないと認めております。精神的依存についても、国連(WHO)の調査で、 酒と同程度という結論がでており、禁止しなければ危険だというほどではありませ ん。つまり、アルコールやタバコより麻薬的要素が少ない大麻を、なぜあえて危険 でおぞましい麻薬と決めつけるのかその根拠をお示しください。根拠がなければ、 的確性と公平性を著しく欠いた表現ですので、お詫びと訂正をしてください。 (2)「大麻と日本の固有文化への無理解」 ことは単に語の定義の問題にとどまりません。NHKは大麻を危険でおぞましい麻 薬であると決めつけることにより、日本の伝統文化を侮辱し、多くの日本国民の心 を傷つけました。ご存じのように、日本には「麻布」「美麻」「大麻」などの地名 や、「麻生」「麻野」などの麻のつく人名が多いが、この「麻」は「マニラ麻」や 「ジュート麻」ではなく「大麻」であります。大麻は古来より日本に自生、あるい は栽培され、繊維や油として利用され、日本人の生活と切り離せないものでした。 また神道においては、「厄払い」など、不浄を清める目的で大麻が用いられてきま した。過日、天皇が即位されたときに着用していた着物は大麻製で、徳島県で神儀 にのっとって栽培されたものです。また、大麻が日本の農業において果たしてきた 役割も非常に大きく、栃木県では戦前の一時期、米10に対して大麻1の割合で栽 培されていたことがあるほどです。現在でも、日本航空の国際線の機内の壁紙には、 日本古来の大麻模様が使用されており、日本の文化と大麻が深くかかわっているこ とを示しています。このように日本人の麻に対する一般的感情は、「質素で丈夫、 美しく、成長がはやく、病気にかかりにくく、役にたつ」という非常にいいもので、 親が子供に「麻美」「麻子」「麻理」などと命名するのも、そのためです。ところ がNHKは日本における大麻の歴史と国民感情を理解しようとせず、一方的に大麻 を「おぞましい麻薬」と決めつけることにより、皇室行事を含む日本固有の文化を 侮辱し、多くの国民の名誉を傷つけました。謝罪してください。 (3)「大麻を有害であると断定する根拠と、放送法第3条の2違反」 番組では大麻は人体に害があると断定していますが、その根拠をお示しください。 害がないものを害があるといい、法で規制をして違反者を逮捕するというのは、エ イズの非加熱製剤のように害のあるものを害がないとして死者をだすのと同様、き わめて重大な犯罪的行為であります。確かに大麻は法で規制されてはいますが、法 で規制されていることをもって害があることの根拠とはできないというのは、報道 にかかわる者として常識です。番組の中で大麻の害を教育しているという高校教員 が登場しますが、彼の著述になる「薬物乱用防止副読本」(厚生省・《財》麻薬・ 覚せい剤乱用防止センター)は非科学的な記述が多く、とても有害の根拠とはでき ません。たとえばラットを使った実験では、通常、人間が使用する場合の100倍 から500倍の量を15日間にわたり投与しております。アルコールやニコチンな ら即死してもおかしくない量です。これを大麻の害を証明した科学的実験だという この教員に常識はあるのでしょうか。また「大麻は精子数の減少をもたらし、白血 球を減少させる」とありますが、もしこれが医学的根拠に基づいているのであれば、 歴史的に大麻喫煙人口の多いインドやエジプトでは人口の減少がみられねばなりま せん。ところが実際は、これらの国は人口の増加に悩んでいるのであります。また 29歳の大麻乱用者が書いた手紙を引用し、「ほとんどひらがなで漢字の使用がで きなくなる」と説明しています。しかしアルコールではひらがなどころか文字を書 けなくなる者や、自分のしていることがわからなくなり、電話器でタクシーの運転 手をなぐりつけるような人もいます。また「薬物乱用と健康」という彼の別の著書 には、おかしなことにアルコールとタバコが含まれていません。大麻より身近で、 高校生の7人に1人が依存症予備軍と言われているアルコールやタバコを抜きにし て、「薬物乱用と健康」を論じられるわけがありません。この本は「違法薬物と健 康」とすべきでありましょう。この教員がこのような非常識とでたらめをもって、 大麻反対教育をしていて矛盾を感じないとすれば、彼が科学的・医学的というより、 薬物を違法か合法かで判断する行政の立場にたっているからにほかなりません。そ のような人物の話の内容をろくに吟味もせずに有害の根拠としたのだとしたら、そ れはこの番組の制作者も、大麻が違法であることを有害の根拠としているからだと 考えざるえません。そのような態度は、法を執行する権力者を監視すべき報道者の とるべき態度ではなく、取締当局者のものだと言わざるをえません。ところで大麻 を取締法により規制し、違反者を逮捕投獄しているのは厚生省ですが、その厚生省 はこれまで大麻の有害性を、日本で独自に調査したことはありません。厚生省の有 害の根拠はアメリカの取締当局が発行したものか、せいぜいネズミの実験にすぎま せん。日本の法律なのですから、日本での調査にもとづかないのはおかしいし、日 本人はネズミではないのですから、ネズミ相手の実験で刑務所に入れられるのは迷 惑です。一方、オランダやドイツでは「アルコールやタバコほどの害はない」とし て個人の使用を容認しており、ドイツでは法務大臣がマリファナをタバコ屋で売れ るようにしようという案までだしております。NHKがこのような海外の事情を知 らないはずはありません。現にNHK自身がオランダの大麻解禁の状況を取材し、 ニュースとして報道しております。大麻が人体に有害か無害かに関しては、外国の みならず、日本においてもさまざまな医学的見解がだされております。無害だとす る精神科医の著書も出版されております(「心にはたらく薬たち」小林司 人文書 院)。また、最近の裁判では、「大麻の有害性の有無、程度については現時点では 判然としているとまではいえない」、「有害性が認められているアルコールやタバ コが罰則をもって規制されず自由に使用できるのに、大麻は罰則をもって一律に使 用が禁じられていることを比較すると、大麻を嗜好する者にとって、割り切れない 気持ちが生じることは否定できないところであろう」「現時点で判明している大麻 の有害性の程度を考慮すると、栽培等について7年以下の懲役刑、単純な所持等に ついて5年以下の懲役刑を定めていることは、少なくとも同等程度の有害性が認め られているアルコールやタバコが罰則をもって規制されていないことと比較して、 刑の上限を考えると重いといえないことはない」(1993年、東京地裁平成五年 特わ第1542号判決)という判断が下されております。NHKはこのような裁判 所の判断を、どのように受けとめておられるのでしょうか。これら裁判所の判断を どのような根拠をもって「誤りである」と断定しておられるのでしょうか。興味深 いことに、NHKがインタビューした若者のうちただ1人として、大麻に害がある と証言したものはおりません。「それまでの人生で得たものをすべて失った」との 証言も、大麻ではなく覚醒剤のことをさしております。このように、少なくとも現 時点で係争中の問題に対しては、一方の見解をとりあげたら他方の意見も聞くとい うのが、報道の常識であります。放送法第3条の2にも「意見が対立している問題 については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と規定されてい ます。取材中、そのような指摘もあったはずだし、事前の警告も受けているはずで す。NHKはみずからの取材内容をねじ曲げてまで、大麻を有害であると決めつけ ているわけですが、そこには報道の中立性と事実性の重視より、何が何でも大麻を 悪者にしようという厚生省・取締当局べったりの姿勢を感じざるをえません。その ような態度はTBS同様、「報道の死」に直結するものであります。今回の番組が、 放送法に抵触しなかったか調査をお願いします。 (4)「大麻からより強い薬物へすすむという根拠」 大麻からほかのより強い薬物にすすむという根拠、なぜアルコールやタバコではな くて、大麻が出発点となるのか、その根拠を明らかにしてください。覚醒剤にすす むのは大麻からよりもシンナーからだという警察の発表もありますが、もし大麻か らほかの薬物にすすむというのが事実なら、大麻がなければほかの薬物にはすすま ないことが証明されねばなりません。番組ではインタビューで若者が「大麻をやれ ばほかのものもやってヘロインやコカインまですすむんじゃないですか」と答えて いるが、彼自身の経験ではありませんし、さしたる根拠があっての発言でもなさそ うです。それを根拠とするのは、報道するものとしてあまりにもお粗末としか言え ません。また覚醒剤の害を自身の経験を通して語った若者は、大麻から覚醒剤にす すんだという「局側のナレーション」が入ってはいますが、彼自身が「すすんだ」 とは語っておりません。このシーンでは大麻から覚醒剤にすすんだという証言が必 要なのに、そうせずに覚醒剤の害を語らせているのは、大麻と覚醒剤を混同させよ うという意図があったとしか考えられません。当然、番組が主張している「大麻か ら覚醒剤などにすすむ」ことの根拠にならないばかりか、逆に「すすむとはいえな い」ことを証明しているのではないでしょうか。大麻がきっかけとなってほかのよ り強い薬物に手をだすという「ステップストーン(踏み石)理論」は、1970年、 11名の世界的な権威者が集まって作成した国連(WHO)のレポートで否定され ております。このレポートでは大麻吸引に起因する奇形の発生、凶暴な衝動的行動、 犯罪との関係は、「ないか、あるいは立証できない」とされています。またアメリ カ政府の1976年の「マリファナと健康」第5レポートによると、マリファナは アルコールなどほかの薬物依存の治療に有効だとされています。NHKはどのよう な根拠にもとづいて、大麻から覚醒剤にすすむと断定しているのか、その根拠をお 示しください。もし示せなければ公共の電波で嘘八百を並べたことになりますので、 その責任をとってください。 (5)「大麻密売の背後に必ず暴力団がいるという根拠」 大麻売買の背後には必ず暴力団がいると断定する根拠を明らかにしてください。今 回の番組では、ある暴力団が大麻密輸にかかわった事実はあきらかにされています。 しかしその逆は必ずしも真実ではありませんし、番組でもあきらかにされていませ ん。また、今回の密輸量が1.3トンであるという警察発表が正しいとしたら、過 去1年間の国内全押収量と比較して大量であることは事実でしょう。しかしこの件 は1回だけであり、統計的な意味を与えることには無理があります。確かにある暴 力団が大麻を大量に密輸して販売しようと試みたとは言えますが、大麻売買の背景 に必ず暴力団がいることの証明にはなりません。もしこの統計に意味をもたせると すれば、1994年の逮捕者が2000人以上に対して、95年はNHKが調査し たように1400人台で、NHKの報道とは逆に、若者の大麻汚染は大幅に減少し たと結論づけなければなりません。報道番組では、統計をねじ曲げたり、都合のい い方だけを取ってもかまわないのでしょうか。番組では大麻売買に関しては暴力団 が必ず関与しているが、彼らが前面にでることはなく、外国人や一般の人を使って やらせていると断定しています。この部分は番組の重要なところなので、きっちり とした裏付けがとれていないとなりません。でなければ、この番組全体のテーマが 揺らぐことになります。NHK自身の取材でもあきらかなように、街頭で外国人が 扱っているのは、ほとんどがマリファナではなくハシシュであります。ところがこ のハシシュは暴力団が扱っているマリファナとは別物であるということを、NHK は見落としています。確かに化学成分は同じですが、製造国と製造方法がまったく 異なるし、暴力団自身が密輸した大麻から製造できるような代物でもありません。 ハシシュはインドから西にしかなく、NHKがいうように暴力団が東南アジアで調 達することはできません。このハシシュが暴力団が供給しているものなのか、もし そうならどこから入手しているのかの事実確認はできているのでしょうか。番組で はイラン人という言葉がでていますが、もしイラン人が大麻密売で暴力団と関係し ているというのが確認されていないなら、NHKはイランという国とイラン人を根 拠なく侮辱したことになります。アメリカの黒人を差別した国会議員が、非難を受 けて謝罪したことがありますが、アメリカ人以上にプライドの高いイラン人のこと です。慎重に調査のうえ、ご回答ください。大麻密売の背後に必ず暴力団がいてそ の資金源としているもうひとつの例として、NHKはクラブやディスコで大麻を密 売しているという女性のインタビューをあげています。ところがこの女性は「一般 の人は暴力団とかかわるのを嫌っている」とか、自分がどのように大麻を密売して いるかについては証言していますが、自分が暴力団から大麻を卸してもらっている とは一言も言っておりません。NHKは大麻密売の背後には必ず暴力団がいると断 定し、その例としてこの2件の取材とインタビューを出しているが、その2件のど ちらも、内容的には暴力団と大麻の関係を否定したものなのであります。なぜ、N HKはこのような基本的ミスに気づかないのでしょうか。報道姿勢が予断と偏見に みちみちたものであったからにほかなりません。 (6)「司法の判例と立法論問題への無理解」 NHKは大麻密売の背後に必ず暴力団がいてその資金源としていると断定する根拠 として、ひとりの暴力団関係者の証言をあげています。この人物の証言はこの番組 の柱であり核心であり、当事者によるただひとつの証言ですので、事実関係をはっ きりとしておかねばなりません。NHKはこの暴力団関係者が、大麻取引に深く関 与している人物であることを、どのように特定し、どのように確認したのでしょう か。もしこの人物が当事者であると特定できないにもかかわらず、当事者であるか のような印象を視聴者に与えたとしたら、ヤラセに匹敵する大問題であるとお認め になるでしょうか。またこの人物の声とシルエットが同一人であることは間違いな いか、お調べください。大麻が悪いものだから暴力団が関与しているとか、暴力団 が関与しているから大麻が悪いものだという思い込みが、番組の随所にみられます。 しかし犯罪組織が大麻の密売に関与してくるとすれば、それは需要があるにもかか わらず、非合法であるからにほかなりません。それは禁酒法時代のアメリカをみれ ばよくわかります。もし暴力団の資金源になるという社会的弊害を言うのなら、個 人使用目的の少量の自家栽培の許可を真剣に検討すべきではないでしょうか。犯罪 組織との関係は、そうすることによりもっとも効果的に取り除くことができますし、 そのようにして犯罪組織とのかかわりを断ち切った国も、実際にあります。198 7年、長野地裁では「少量の大麻を私的な休息の場で使用し、その影響が社会生活 上支障を生じなかったような場合にまで、懲役刑をもって臨むことはどれほどの合 理性があるかは疑問なしとせず、立法論としては再検討の余地」があり、「アルコ ールやタバコに比べ、大麻の規制は著しく厳しい」との考えかたを示しております 。「立法論としては再検討の余地がある」というのは、大麻取締法を見直す必要が あるのではないかという意味であります。中立不偏の立場にたつNHKとしては、 取締当局の一方的情報をたれ流すのではなく、さまざまな選択枝があることも真剣 に検討し、国民に提示すべきではないでしょうか。また政府・厚生省に対しては、 「大麻研究機関」を設置するなどもっと真剣に大麻問題に取り組むよう提案すべき ではないでしょうか。 (7)「大麻の有効利用への障害となった報道」 最近、大麻の資源としての価値が認められてきました。繊維やロープになるのは昔 からよく知られていますが、中国、カナダ、イギリス、フランスなどでは大麻から 紙が作られるようになりました。成長が速く、どこにでも生える大麻を利用すれば、 森林伐採と地球の温暖化防止に役立つでしょう。また大豆に次いで多くの高タンパ クを含む種は、欧米ではチーズやハンバーグなどの食料として製品化されておりま す。油は食料や洗剤のほか、ガソリンに匹敵する燃料となったり、発電にも利用で きるということであります。ところが、日本には大麻取締法があるため、十分な研 究と利用ができない状況であります。大麻に対する偏見を助長し、大麻の資源とし ての利用、農業としての可能性の芽を摘むような今回の報道の社会的責任は大きい。 また、かつてNHKニュースでも報道されていたように、欧米では大麻の吸引が、 エイズや癌の治療に役立つと医学的に認められております。ところが日本では大麻 取締法第4条により、医者が大麻を処方したり、患者が処方されると懲役5年の刑 罰が待っています。先日、菅厚生大臣が、エイズ治療に関しては未承認のものでも 治験薬という形で輸入し、治療に役立てたいという考えを明らかにしております。 ところが今回のNHKの大麻=麻薬報道は、視聴者に大麻をおぞましい麻薬である というイメージを植えつけることにより、すぐれた医薬品としての研究・利用の可 能性の障害となったわけであります。日本で末期癌患者の苦痛軽減にモルヒネがあ まり使用されてこなかったのは、モルヒネには麻薬のイメージがあり、医師が使用 をためらったことがあげられると厚生省が述べておりますが、大麻に関して事実で ないことをあたかも事実であるかのように報道した責任は、この1点だけとってみ ても非常に重いと言えるでしょう。 (最後に) 若者は大麻にはそれほど害がないこと、またアルコールのように他人に害を与える ものでもないことを、体験的に知りつつあります。これ以上大麻を法的に禁止し続 ければ、法で禁止されているほかの薬物にもそれほど害がないのではと考えるよう になっても不思議ではありません。「大麻」ではなく、「大麻取締法」こそが若者 の順法精神を損なわせ、より強く危険な薬物に走らせている可能性は否定できませ ん。ところが番組は「法によって規制されている大麻はおぞましい麻薬であり、そ の大麻に人々を近づけさせないためには、できるだけ視聴者を恐ろしがらせるよう にしたほうがいい、それが社会のためなのだ、マスコミの正しい在り方なのだ、そ のためには多少の歪曲や誇張があってもいい、そうしても批判されることはないだ ろう」と、あたかも視聴者を子供扱いしたような態度がみられます。しかし、それ は報道の自殺行為にほかならないことを、はっきりと認識しなければならないでし ょう。私たちは低俗番組をたれ流している民放各社に比べ、NHKがいい番組作り をしようと頑張っていることを認めます。特に海外ロケやドキュメンタリーには感 動させられます。連続ドラマなどは「中毒」になってしまい、仕事が手につかなく なってしまうほどです。日本には放送局と呼べるものはNHKしかないといっても 過言ではないでしょう。心から応援したいと思っていますし、実際、受信料でもっ て支えてきました。だからこそ今回のような番組を黙って見すごすわけにはいかな いのです。私たちはNHKに公正で偏りのない報道を願い、ここに抗議の声をあげ ることにしました。質問を検討し、過ちに対して訂正と謝罪をしたうえ、今後の対 応を明らかにしていただきたいと思います。なお、4月12日までに何らかのご回 答をいただけるよう、お願いいたします。でなければNHKはこの公開質問書を無 視したと考え、ほかの手段によって、社会に訴えていくことになります。 前田 耕一  日本大麻党代表、ジャーナリスト 桂川 直文  長野「麻の復権をめざす会」代表 丸井 英弘  武蔵野共同法律事務所弁護士 沢田 祐輔  書籍編集者 北井 信一  作家 村田 京子  一般視聴者 00878/00878 PFE01162 HAL RE:変わらないサイエントロジー (12) 96/04/09 03:32 00812へのコメント 0812:わうさん 一ヶ月以上経ってしまいましたが、以前頂いたRESに何も言わないのも失礼 かと思いましたもので、サイエントロジーの話についてもう少し。 わうさんがアレを評価している部分というのは、京料理のダシのようなも のという表現はよくわかります。と言いたいところですが、私はやはり 異議がある。ダシに百万円ふんだくる料理人はいないのではないでしょう か。一輝氏ではないが、そんなにいいもんならなんで人類の為に無料開放 しないのかな。 しかも、あれだけ集金して未だに五反田のジミなビルに居た彼らはやはり どこかに送金してるってことだろうし、その金が最終的に何に使われてい るのかは絶対に言おうとはしないみたいよ。 ま、彼らに関しては今更私は心配してませんが、はなから日本に定着する のは無理があるから。それほど日本のバリアーは柔じゃない。 とは言え私としてもそんなに実害があったわけじゃなし。 わりと音楽人間優遇傾向によってそんなにふんだくられなかった。 あそこの創始者に関しては(ちょっと19番向けかも)別の世界にいた時の ちょっとした知り合いという記憶があるので近づいてみたわけです。 確かにあなたの言うとおり筋は悪くないんだけれど、かなりの独裁傾向が あの人物にはあるわけで、それがあの体系を硬直した進化しないものにし ているというのが私の感覚なんですね。 つまりは個人的なエゴイズムが自分を乗り越えて先へ行く者を容認できな いというくだらなさを変わらないダシのようなものと解釈させる姑息さが わたしは、個人的に気にくわない。 そこで少しバグをブチこんでやろうと思ったのが私が彼らに接触した動機 だったわけで、あまり参考にはならないかもしれない。 でも、ろくなものではないという感覚はおわかりいただけたかと。 それでもって、いろいろ役に立つテックなるものもあるとのことですが、 果たしてそうだろうか。肉体的痛みを回避するものにしても、ありゃ、要 するに「無かった」ことにしてごまかすものなんじゃないかな。 痛みにはとことん付き合ったほうが身のためというのは日本人には生まれた ときからDNA情報のなかに持ってるんじゃないかな。 わざわざ大金払う価値は無いと思います。 人間の細胞が持っている生存マニュアルを引き出すのはタダだし、自分のだ から無害だし実効があるけど、店で買ったマニュアルはろくなものがない。 と思う今日このごろ。 どうでもいいけど、差別発言だけれど、なんで白人は痛みに対してあんなに 恐怖感をもっているのか不思議だ。 大雑把でごめんなさい。ーー>白人のみなさん なにか散らかってきたので、退散しますね。 こんどは別の話題にしましょう。 - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/04/09 - 04499/04503 GGA02514 KAZE Steiner fragments6:架け橋/一講-6 (13) 96/04/09 00:27 コメント数:1 ■ルドルフ・シュタイナー  「宇宙の霊性と人間の肉体との架け橋/新たなるイシスと神的ソフィアの探求」    *1920年11月26日〜12月26日に     ドルナハ、ベルン、バーゼルで行なわれた16回の講義より抜粋訳。     (Sというのはページのこと。ドイツ語ではSeiteです。)   人間の中に宇宙の美を投射するのが叡智であり、それは人間の思考の中   に生きています。しかし、感情という迂回路を通って地球の力から発し   ている道徳的な力もまた、道徳的な叡智になります。人間の中には、地   上的な叡智と宇宙的な叡智が律動組織で出会っているのです。人間は、   全宇宙の表現です。そして、そうしようとするならば、この人間の構成   を理解することができます。人間がこの秘密から形成されている限り、   宇宙の秘密をのぞき見ることができるのです。もちろん、地上の人生そ   のものの特定の連関も見ることができます。宇宙的な美として頭部とい   う迂回路を通って人間に作用しているものをとりあげてみると、女性的   なものの寄与がわかります。地上的な強さから人間に現われるものをと   りあげてみると、男性的なものの寄与がわかり、こう言うことができま   す。「生殖行為でなされるのは、宇宙的なものと地上的なものとの間の   統一である。」こうした人間の特別な構成を深く見ないとしたら、地上   での人間の課題が何であるのかを洞察することはできません。というの   も、頭部として形成されるものは、本来地上の諸力がまったく人間に作   用しえないこと、人間がその生まれる前のものを地上的なものから持ち   込むこと、そして母親の肉体の中で地上外的なものが月という迂回路を   通って人間を形成するように働くことによって、形成されるからです。   地上からは強さまたは力が作用し、四肢人間を形成しますが、形成し   終わるのではなく、四肢人間は死を通っていかなければなりません。四   肢人間のなかにある諸力は、霊化され、魂化されなければならないので   す。そうしてその諸力は、さらに死と新たな誕生の間に地上外的なもの   へと進み、まず霊的魂的に頭部形成へと形を変えていきます。・・・・   地上で作用するのもは誕生から死までの人間を規定するのではありませ   ん。以前に土星、太陽、月で作用したもの、それが今霊化され、新たな   誕生の前に霊的に形成されなければなりません。死を通ってゆくものが   ふたたび霊化されなければなりません。そしてそのときに人間の四肢組   織がふたたび頭部となることができるのです。(S.23-24)    ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04500/04503 GGA02514 KAZE Steiner fragments7:架け橋/一講-7 (13) 96/04/09 00:27 ■ルドルフ・シュタイナー  「宇宙の霊性と人間の肉体との架け橋/新たなるイシスと神的ソフィアの探求」    *1920年11月26日〜12月26日に     ドルナハ、ベルン、バーゼルで行なわれた16回の講義より抜粋訳。     (Sというのはページのこと。ドイツ語ではSeiteです。)   ここ、ゲーテアヌムでは、科学、芸術、宗教の統一を追求しています。   ゲーテアヌムという名がそこから来ているその人はこう言っています。        科学と芸術をもつ者は     宗教をも有する     どちらももたない者     その者が宗教を有する        つまり、外から!しかし内から、宗教を有しているのが、科学、芸術を   その根本的なものから持つ者である。それがゲーテの思索なのです。   (S.27) ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/04/09 - 03899/03901 HQK00566 SOUND RE:RE^3:「炎で書いた物語」第七章(その4 (14) 96/04/08 16:31 03876へのコメント SUBJ:RE^4:「炎で書いた物語」第七章(その5の上)     「炎で書いた物語」第七章   <We all need love.>(その5の上)         渡米後、しばらくプライベート・スクールに通ったぼくはとても   毎月の授業料が払い続けられないので公立の学校に転校した。  転校後しばらくして新しい学校に馴れた頃、魅力的な日本人女性が入学してきた。  それが妻である。   その学校は毎週金曜日には趣向を凝らしてみんなで楽しむことになっていた。   ある週の金曜エンタメントに先生に頼まれて、   中古の安物ギターをかき鳴らしてスリー・ドッグ・ナイトの「シャンバラ」を 歌った。 みんな意味がよくわからないようだった。 歌っている本人がわからないのだからしかたない。意味はわからなくとも好きな歌 だ った。 歌詞を掲げると著作権法に抵触するので割愛するが 「シャンバラでは光はどんなふうに輝くのか」というような内容だった。     はなさんが言及された光の黙示録の一節にそのなつかしのシャンバラが含まれてい た ので引用する。        >>「アガルタに行くのに肉体はいらない。途上に肉体が必要なだけだ。     >>アガルタに入る前に、肉体を脱いでいく。ある場所でそれを実行  >>するのだ。その場所は、少しずつ位置を変えながらあなた方の世  >>界とシャンバラとの入り口を形成している。」       +----------------------------------------------+     |       U                | >>   |        \成 的 矢/鏑       | >>   |  月(円)   \   /   (円)日  | >>  |          \ /          | >>    |  (雲の絵)  音 × 弦  (雲の絵)  | >>   |          / \          | >>   |         / 須 \         | >>    |   花瓶   /波   礼\        | >>  |                        | >>   |  弓 (| 退       悪 |) 玉  | >>   |  神 (| 久   大   魔 |) 置  | >>    |  楽 (|    胎 金    |) 宮  | >>   |    (|     日(田)  |)    | >>   |                       | >>   +----------------------------------------------+  再度この玉置神社のお札の図を掲げておく。 アガルタの出てくる詩編があるのでこの図にあてはめてみよう。 >> >><27> >> >> アガルタの宮使い >> 釜石の山 中程よりきたりて >> 笛の音にて其方 呼ぶ >> >> この言葉 縦糸とせよ >> >> 十字の形に組んだ足 >> 未だ覚めやらぬ街々の四隅に >> うずくまる 者々 >> >> この言葉 横糸とせよ     アガルタの宮とはこの玉置宮のような気がする。                 大                          胎 金                  日(田)                 この回転曼陀羅の大は人であり胎蔵界、金剛界を巡り、ついに上がる田(アガル タ)に入る。  そこから第三の道が始まる。    アガルタの宮使いとはやはりこの図に関係の深いスサノオさんなのだろう。                                   釜石は大と金が重なった部分。矢の組み合わせと金でもそう見える。  笛は竹の由であるが日に縦棒が加わった「由」の字に注目したい。  日が縦棒のヒ(音)を加えて田になることを知らせる笛なのだろう。  スサノオが笛の音でアガルタ=上がる田を知らせる。  そこまでが縦糸とされる。               十字の形に組んだ足は矢が葦でできているからか。 未だ覚めやらぬのはまだ明けていないから 「うずくまる」は疼く○で疼いている○とはなんだろう。 街は行く土、土。動いている土と考えられる。  者は土ノ日のことである。それは地球のこと。  疼く○も行く土も土の日もすべて地球を指していた。  それが横糸とされる。  この縦糸と横糸が組み合わされて新たな時代の繊維が織りあげられようとしている。  スサノオの吹く笛の音が縦糸で地球が横糸。  織物に音は欠かせない。「織」として糸(意図)を音が司る。  そしてついには肉体の執着をを脱いでアガルタ=上がる田へと入って行く。  双六の上がりのようにこのステージを上がった人類は次のステージ、シャンバラへ と 進む。    (この項、長くなるので以下をその5の下としてを分載する)    ♪♪音(SOUND) ♪♪ 03900/03901 HQK00566 SOUND RE^4:「炎で書いた物語」第七章(その5の 下 (14) 96/04/08 16:32 03876へのコメント     「炎で書いた物語」第七章   <We all need love.>(その5の下)           ロス・アンジェルスで、ある画家が開いた個展を観たことがある。   ぼくはその作品群を見て意表を突かれた思いがした。   ほとんどが立派な樹の絵なのだが、そのどれもが根まで描いてあった。   異様だった。   目に触れないはずの根が地上に出ている部分より大きく描かれていた。   そのときはその画家の意図が表面的にわかったような気がしていた。   氷山の海に沈んでいる部分と海上に見えている部分。なにか深いものがある。   その程度の理解だった。  十数年を経た今のぼくにかいま見えているものはもっと本質に近いようだ。   玉置神社のお札にあった玉置宮を逆さに辿ったとき、それがかいま見えたのであ る。   玉置宮を闇奥玉と読んだとき、この世と隔り世の構造が透けて見えた。   お札の図をご覧になって頭の中で回転して弓神楽を上に持ってきて玉置宮が下に来 るようにすると、その関係がわかるようになっている。     カイを考えるときしばしば触れた「皇」にもヒントがあった。  この世と隔り世の関係は「皇」の文字のままなのである。   われわれの魂=玉は闇に置かれている。   木で言えばそれは根に当たる。その根の部分を玉、すなわち、王にして その上にこの世を表す白を乗せれば「皇」の文字ができあがるのだ。 われわれが闇と思っている部分にこそわれわれを支える重要な本体がある。この世は地 上に出て肉眼に見えるわずかな部分に過ぎない。 それだからスサノオは根の国に行ったと表現されているのである。 闇の門の中に控える「音」(ね)こそが根であり王である。もうその門は開かれる。丹 のチョンは飛び出る。 本番の年なのだから。封印は解かれてすべての秘密は明るみに出る。  >> 95/11/25悲しみの百合は喜びの薔薇となるだろう。仄かな明りを瞳に宿せ。      ここではシャンバラは喜びの薔薇として表されている。       仄かは、灰(カイ)から左右のチョンチョンがとってある。    「火」の文字の成り立ちは人が左右の魂魄(チョンチョン)を持つこと。            人の左右にチョンチョンを付けることを「仄かな明りを瞳に宿せ」と表現してい る。    それによって仄かであった人も灰(カイ)になる。    今回起ころうとしているそれは火(霊)の洗礼と呼ばれる。        「悲しみの百合」一旦、これまでの白(九十九)の世界は一を加えて百合となり    どん詰まりと見えて、肉体への執着のために悲しみが蔓延するが、実はそれが    シャンバラの喜びの世界の幕開けなのである。         アガルタ=あがる田を一文字にすれば赤る田の「黒」であろうと思われる。     血の赤が体外に出て黒にかわり、マグマの赤が地上に出て黒くなることに象徴 される     隔り世を司る赤がこの世に出てきた時が赤る田「黒」のとき。           >> 盃 上下に合わせて 上下から飲み干せよ  >> これは 白と黒の境を飲む事 これが 白でも黒でも無い  >> 正中の道 (光の黙示録、詩編より) ここでは白と黒の正中の道が語られる。 盃は逆さにすると西洋の聖杯の形そのまま。 それを上下に合わせて上下から飲み干して 皿の部分が空っぽになれば残るのは火に厂       すなわち、灰が残る。   白黒の境は灰=カイであることを示す。                   >> 93/10/12 大三角の合わさる所、白黒の交点、そして白黒の溶ける所  >>93/10/13 ★灰白色の太陽が夜空を回る頃、幽玄の時より約束された者が      このハロー・メッセージでも白黒の交点=灰=カイ=交を示唆している。   灰白色は白黒が溶けてまだこの世の白が勝っている状態。    普通、太陽が出ていればそれは夜空とは呼ばない。   この灰白色の太陽は太陽としての意味を持っていない。   しかし、もう灰=カイはでてきているのだから明けるために   幽玄の時より約束された者が来るのだ。        幽玄とは世阿弥が追求した能楽の美、世阿弥作の代表演目「熊野」(ゆや)に 関する ハロー・メッセージがある。     >>94/05/07 十字形に黒鳥は飛び、鉤爪を卍に掛ける…湯屋の中で眠るのは 誰?    熊野本宮近くの現在湯の峯温泉になっている(斎屋、湯屋)にちなんで 能楽、熊野(ゆや)ができた。  スサノオの亡くなった土地、和歌山県熊野は  諡号(おくりな)神祖熊野大神奇御食野(カムロギクマノオオカミクシミケヌノ)の熊野をとって 土地の名前になった。 こうしてみると、湯屋の中で眠るのは素盞鳴尊に違いない。 黒=アガルタへいたる鳥は十字形に飛んでいる。      鉤爪=鍵詰めとは詰め=終わりに至るための鍵を卍=寺に掛ける   卍=テラ 眠っていたスサノオがいよいよアガルタの鳥(十理)の最期の鍵を卍(テラ)にか け る。 アマテラスへと…。      さて結びに近ふさわしい詩編を探して抜粋する。      <14> >> >> オホツメ カイカシ マルニ >> 此の言葉の意味は後程伝える  まだ、だれもこの意味を伝えてもらっていないような気がするので勝手に読んでしま おう。    オホツメは芝居などの大詰めであろう。  最後の最期。  カイカは開花、文明開化のカイカでもあり、最後に明らかにされるカイ化とも考えら れる。  マルはもちろん、丸、円、○、などで大団円。    この幕の終わりに人類がカイ化して  これまでふくらんできた蕾が開花して新たな文明開化を迎える。  そして、マルニなる。すなわち、大丸、大和となる。  それが大団円である。    人類がカイ化するということは人が一(ヒト)、すなわち、血のモノリスによって約 束されていた大元の数、一に戻ることのように思われる。「人」の字自体が交(カイ) を示している。  これまで明かされなかったカイの本質がカイマ見えてきた。  最後に明かされるカイとは人のことであるらしい。  人とは一の数であり、「界回戒海塊開」すべての属性を合わせ持つ。カイの本体。    そのときが終わりにして始まりのマル○宇宙大和(シャンバラ)のステージが開く。    このところの世紀末フォーラムの発言はどんどん純化されているように感ずる。  それがこのフォーラムを営むARIONの目的なのだろう。  人が一にまで純化したとき、カイとなり新たな時代の幕開けとなるのだから。              (第七章終わり)             ♪♪音(SOUND) ♪♪