「そうですか?出てゆけと言わんばかりでしょ」と凍え人 - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/04/30 - 07343/07347 QZY01267 猫の手 RE^5:ごめんね ( 7) 96/04/29 21:51 07326へのコメント  湖の鷹さんRES有り難う。   湖の鷹さんの主旨は「他者に惑わされず自分を生きていれば良いじゃない。」   ということになるんでしょうか。  それはとても大切なことだと思っているよ。でも必ず誰かとの関わりがある 訳なのでそこに今ある関わりを無視して自分だけの世界に浸ってしまうのは私 のやりたいことじゃないからそこでいろいろ生まれて来るんだろうと思ってい ます。  私の感覚では「悪いこと」というのは相対的というよりも元々ないことなの ではないのかというような気がしているんだ。もし悪いことがあるとしたらそ れはそれを「悪いこと」と思っている人の思い込みのような。そして私はその 思い込みを解いて貰えたら嬉しいなと思ってしまうんだ。そこにあるのは「価 値観としての良いもの悪いもの」ではなくて「心地が良いもの心地悪いも」の なのではないかと思うんだ。価値観から来る善し悪しを感覚の部分でぶつけら れると結構私には辛いものがあったりしてしまうんだけどネ。       先日この会議室であったことについてセラピーをして貰ったの。その方には 「匿名のお互いの顔と顔を合わせないパソ通の中では日常抑圧しているものが 吐き出されるから危険だ。」と指摘されちゃった。専門家なら当然言うであろ う言葉だと予測していたことだけどね。でも、それを聴いて私が思ったのは、 この世界自体がそういう世界なのかもしれないということだったんだ。この世 界が癒されたならあの世界も癒される。つまり、パソ通の世界で一部であった にしても癒しがあったなら、きっとこの世界だって変わってくる。そんな夢を 描いちゃった。  とりあえず、そのセラピーの中で起こったことについて書いておきます。    そのとき私が隠した想いは何だったのかに焦点を当てました。その想いを大 切にするにはどうするだろうと訊かれました。  私の中には相手とも本当は仲良くなりたいという思いがありました。結構そ の思いには正直だったと自分では思っていたけれど、「この野郎、しゃくな奴 だ! 踏みつぶしてやりたい。」という思いもあったのを切り捨ててしまった ことを語りました。じゃあというわけで拳を握りしめて「この野郎! この野 郎!」と睨め付けてみました。そのときに私の脳裏に浮かんだのは小学校の頃 鼻っ柱の強い奴だといじめにあって、四の字固めをされたのを「痛いもんか!」 と言って必死に強がって堪えていた風景でした。実際にセラピーの中で四の字 固めをして貰い、そこに大人としての私が登場してどうするか? ということ になりました。私はいじめている相手との関係を何とかしようとしているだけ でそのいじめられている私に対して無関心だったことを指摘されました。まず、 傷を負っているその子どもを保護してやるのが先じゃないかと叱られちゃった。  そこでセラピーは終わりました。  なんかとってもすっきりしちゃいました。    多分探っていけばいくらでも深い傷は出てくることだろうけれど私はそんな 風にして前向きにその傷を癒していこうと思っているんだ。      私は誰かが怒りや恨みや妬んでいると、その誰かの中の阻害されているもの と波長が合っちゃうみたいなんだ。それは私が記憶を留めている幼少の頃から のことみたい。多勢の側に立つとどうしたって居心地の悪い何かを感じずには いられませんでした。その結果反体制側に身を寄せることになっちゃってきた んだ。  それが、自分のこの外側の世界がそのまま自分の内側にあるということが感 じられてから、どうしてそうだったのか分かったような気がしたよ。誰もが、 何もかもがその外側の世界と同じものを内側に持っているんじゃないのかな?  だから誰かが何かを責めるとき自分の内側にある同じものを責めていて結局 その本人がその本人の一部を責めていることになるみたいな。そして私はその 責められているものと波長が合ってしまうんだ。  「あなたの中にもあなたが非難し、責めている彰晃ちゃんが同じように居る んだよ。」なんて言ってしまったらみんなやっぱり私を責めたくなっちゃうん だろうね。  これはあくまでも私の感覚だから、それに対してどう生きていくかはいつも 私の目の前にテーマとしてぶら下がっていることを意識しているよ。  私が悲しいのはね、多くの人のその波長の合ってしまうそれを生かしてあげ たいけれどそれができないというジレンマから来ていると思うんだ。だから誰 かが責めていたそれを暖かく包み込むことができたのを知ったとき、涙を流し てそのことを喜べてしまうんだ。  私のような感覚もなく、達観できてしまう人を羨ましく思うよ。私は沢山い ろいろんなものを背負っちゃっているから私は暫く苦しみながらその苦しむこ とを楽しむしかないみたいな感覚です。  湖の鷹さんや詩保さんのような人が居てくれると私はそういう私も私の中に あるんだと思えて救われた気分になります。  これからも遊び相手になって貰えると嬉しいです。       ** QZY01267/『猫の手』 <96/04/29 21:43:45> ** 07344/07347 QZA02327 ノロガメ RE:RE^2:ARIONよりノロガメへ ( 7) 96/04/29 22:04 07340へのコメント ARION様、今日は。 ノロガメの言葉がまだ足りませんでしたか。 ARION様の仰せの「イヤミ、意地悪、揶揄」そして「悪ふざけ」は今後決して 致しませんので、もし約束を破ればノロガメ自らこの場から消えます。 これでよろしいでしょうか。 一つARION様にお伺いしたい事があります。 この事はノロガメの心に止めておくつもりでしたが、この度のARION様からの 必要以上のご指摘を受けまして、ノロガメとしては心の虎をどうしても押さえ切れ なくなりました。 それは相手の名前を出さずにコメントをつけることに関するものです。 明らかにノロガメに対してのコメント内容にノロガメの名前が一文字も書かれてい ないものが届きました。 それはノロガメに対する反発心であろうと思われます。 ノロガメにもそれを書かせた原因の一端はあることは認めますが、書いた方は自分 の虎を追い出して気持ちがすっきりしたかも知れませんが、虎をけしかけられたノ ロガメとしてはたまったもんじゃありません。 虎を追い返そうにも、飼い主は一切取り入ってくれないのです。 ノロガメはその虎の扱いに苦慮しています。 「イヤミ、意地悪、揶揄」「悪ふざけ」以上にノロガメの心は傷つきました。 これは人の道から外れた行為であると思いますが、この事は、ノロガメの捻くれた 愚痴でしょうか? ノロガメよおまえに人を責める資格は無いと言うことでしょうか? 一方的にノロガメが悪いと言うのであれば、その意見に素直に従うつもりでいます が、ノロガメの心の中で騒いでいる虎を鎮めたいと思いますので、よろしくご指導 願いたいと思います。 ご迷惑をおかけしますがよしなにお取り計らいのほどを、ノロガメでした。まる 07345/07347 NBB01420 SUKE RE^2:少しずつやっていきます ( 7) 96/04/29 22:20 07331へのコメント #7331 詩 保さん、こんばんは。 >>くれるかもしれませんね。SUKEさんが何か感じたことがあったら、聞かせて下さいね と言うことですが、ARIONから特定の人に宛てた言葉は、やはりその人に 当てはまる事なのですから、僕が解釈しても参考意見にしかならないと思いま す。まぁ感想文という感じで書いてみますけど… * You are as you are. * Mind your step,there are many strange way which invite you to fall. * You shall be happy when you are among the people. strangeって単語は「妙な、普通でない、知らない、見慣れない、聞き慣れな い、不慣れな、経験のない、よそよそしい」等など、色々な意味があるんです ね。 世の中には詩保さんがまだ知らない色々な世界があって、興味をそそられたり するかもしれないけれど、意外にそうした世界に入ると自分を落とし込んでし まう結末が待っているかも知れない、と言う感じでしょうか。 脅すわけではないですが(^^;) でもその次の文章で、「人々の狭間にあって幸せになれる」と言うような事が 書いてあると思うので、……… 要するに「あ、これいいじゃん」って色々な脇道に入ってしまうときも、常に 周りの人々とのつながりを疎かにしないで置くことで、墜ちそうになった時に 歯止めになるのではないかな…なんて思いました。 最初の文章は、(英語には弱いんですが(^^;))「あなたがあなたであるため に」と言うような意味あいかと思ったので、詩保さんが道を踏み外し兼ねない 時に、詩保さん自身を失わない為に…と言うことかなぁ。 これは第三者の僕が読んだ時に感じるものです。 実際詩保さんが、らったったぁと脇道に反れていってしまう人かどうか(^^;) は分かりませんし。 今は色々と言ってくれる彼がいることが、非常に良い環境なのかも知れない ですね。                === >>「自分に自信を持つ」っていうことを言ってるんですよね?...「自由」という >>言葉を使って表現していると、「なるほど〜」と思うと同時に、実はよく掴めて >>なかったりする(^^;よかったら、もう少し説明して頂けませんか? 自由という言葉を一旦横に置いておくとして… 自信とは持とうと思って持てるものでは無いと思うんです。「自分はこんなに 出来るんだぞ」と言う人ほど、実は自分の持っているものに自信が無くて、し かし周囲に認めて貰う事を望んでいるのでしょう。 本当に自信がある人というのは、他人から評価されようが非難されようが、自 分の持っているものに自分なりの評価を持っていて、揺るぎ無いと思います。 つまり、他人からの評価など関係なく、自分で自分にもっているもの、それが 自信だと思います。そして、そういう自信と言うのは、意識して持つものでは なくて、自然とにじみでてくるものではないかと。 一方、自由と言うのは、普通は束縛からの解放と言う意味で捉えがちですが、 実は「自らがある由」と言う意味だそうです。 難しい言葉ですし、最初は僕も良く分からなかったのですが、最近では「主 体性」と言う意味が含まれているんじゃないかと考えています。 他人の顔色をうかがいながら、と言うのは主体性に問題があって、本当は自分 がどうしたいかと言うことが分かって行動するのでなければ決して自由とは言 えないんですね。 いつも主体的に生きていれば、自分の人生そのものに自信を持つことが出来る でしょう。そういう人は他人の顔色が分かっても、それに振り回されて自分を 殺すことがない。それこそが自由の一つではないかと思うのです。 そしてそういう自信を持った人は、他人からの評価や非難を他人の意見として 受けとめる事が出来て、決してそれらの批評に自分の存在価値をゆだねてしま う事がない。 長くなりましたが、僕自身、最近こうした主体性に欠けるのではないかと反省 しています。そして仕事や私生活のあちこちに、自分の意志でやっているのか、 他人の望みに従っているのか、その辺を見分けるように心がけ始めたところな んです。                         (^^)…☆ッテナモンダ Suke. 07346/07347 MHD02502 ARION RE^4:ARIONよりノロガメへ ( 7) 96/04/30 03:27 RE:07344 ノロガメへ  ノロガメ、決意は了解した。  あなたの文章からイヤミ、意地悪、揶揄などが無くなれば、  会話している人達も喜ぶだろう。  そして私はもちろん、ノロガメの決意を嬉しく思っている。  イヤミ、意地悪、揶揄等々は不要なものであると私は考える。  これらが無ければ、どんなにか真直ぐな会話が出来るのかを  考えてみれば良いだろう。  これからの人間関係にこれらのものは不要だ。  あなた宛の他の人のコメントの話だが無視できないか?  あなた宛に書かれたものでないのであれば、気にする必要はない。  相手がするから自分もする、自分が止めるから相手にも止めて欲しいという、  それこそ小学生の学級会の様な話を持ち出すのは止めた方が良い。  ノロガメよ、あなたのしたいことは何か?  他者との会話をスムーズに、また有意義なものにするために、  先達であるとの自覚のあるノロガメから変化して貰いたいと思う。  また他者が虎をノロガメに仕掛けたりすることはあり得ない。  他者から発せられた感情を受け止めたノロガメの虎が暴れているに過ぎない。  感情は欲の言葉として動き、欲の化身である虎は感情の言葉を囁く。  他者からの言葉で、ノロガメの心がざわめいても、  それはノロガメの虎の成せる業なのだよ。  ざわめいたノロガメの虎は、一矢報いたい気持ちを晴らす為に、  今までは揶揄やイヤミ、意地悪表現という形を取ってきたが、  今後はこの方法をとらない決意をノロガメがしたので、  恐らく別の形で気持ちを晴らしてやらねばならないだろう。  虎に相槌を打つと虎の言いなりにされてしまう恐れが強いので、  出来るだけ虎の視線を逸らすように、腹立たしいと思う自分に、  本当にそうか?と何度も問うというのも一つの方法だ。  虎は存在しなくてはならない存在だ。  虎無くしては生命活動が危うくなる。  しかし、虎に主導権を渡してしまっては人間足る者、恥であるから、  これを指導下におくべく努力して欲しい。  また、私はノロガメが悪いとか誰が良いとかの話はしていない。  私の息の掛かったこのフォーラム内で、イヤミ、意地悪、揶揄は必要ないから、  止めるようにと言ったまでだ。  善悪二元論だけで物事を判断しないように。  では私は、今後の皆とノロガメの会話を見守っていよう。                      −−−ARION,O∴O−−− - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/04/30 - 04547/04547 GGA02514 KAZE 東京出張 (13) 96/04/30 01:15 ということで、 4月30日より5月3日まで、留守しますので、 よろしくお願いします>ALL また、4日から6日までも、引き続き、 尾道方面に出かける予定ですので、 またその間も留守になりますが、 ゴールデンウィーク明けからは、 たぶん、パワーアップして(ほんとか?)復活する予定です。 では(^^)。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(16):心霊学研究所 ★ シルバーバーチと共に 96/04/30 - 486/493 GBB03425 Paper Birch 疑わしき(ワトソン博士)は罰するべし (16) 96/04/29 23:37 442へのコメント みのるさん、こんにちは。 |》 はい、嘘です(^^)。以前13番でも書いたことがあるんですが、あれは『生 |》命潮流』という本の中で、ライアル・ワトソンがでっち上げた話です。一匹の |えっ?そうだったんですか?!。 |今日の今まで「本当」だと信じていました。ワタシ  宝島30という雑誌の94年3月号で、“と学会”の山本弘さんが 『「100匹目のサル」という妄言』と題して書かれています。そこから少し 引用しましょう。    しかし、ワトソンが言うように、「100匹目のサルの新たな参入に   より(中略)コロニーのほぼ全員が同じことをするようになっていた」   (中略)などというのは、嘘っぱちもいいところである。彼が参考資料   として挙げている河合雅雄博士の論文には、そんな話はどこにも書かれ   ていないのだ(佐倉統・伏見貴夫「サルのイモ洗いは果たして文化か?」   別冊宝島119『新釈どうぶつ読本』)。  ここで紹介されている『新釈どうぶつ読本』というのも持っていたはずなん ですが、無くなってしまいました(;_;)。残念無念。  このほかにもワトソンの著書には、本当かどうか怪しい話がかなり多いよう です。そのつもりで読むと、いかにも嘘っぽい事が書いてあることに気付くと 思います(本当の事もたくさん書いてあるから紛らわしいんですが)。今やワ トソン博士の著書は、ユダヤの陰謀論の本と同じ「信じたい人だけが信じる本」 に成り下がったと言っても、決して言い過ぎでは無いでしょう。  コリン・ウィルソンは、ワトソンを評してこう書いています。    問題は、寛大なる読者が疑わしきは罰せずの法則を適用してくれるか   否かではない。科学的証拠に関するルールが問われているのだ。真摯な   研究者は、けっして読者の好意にすがるような真似をしてはならない。   そのようなことをすれば、彼はみずからの誠実さを問われるのみならず、   他のあらゆる真摯な超常現象研究者たちをも危険にさらすことになる。   保守的な科学者と超常現象研究者とのあいだに熾烈な反目が存在してい   る今、そのような所業はまさしく自殺行為であると言えよう。                  (「サイキック」三笠書房刊 P.43)  僕もこの意見に賛成です。ワトソンの疑わしい説を容認することは、結果的 に心霊研究の進歩を阻害することになりますし、心霊学全体の進歩のためにも、 このような疑わしい話はどんどん切り捨てていくべきです。ワトソンに拘るま でもなく、もっともっと興味深い事はたくさんあるのですから。 では、また。 △▼△ Paper Birch △▼△