「そうして何故何故と聞かれるのは厭だと言ったでしょ」と凍え人 - FARION MES( 5):**/////*/////*/////*/////*/////*/////** 96/05/03 - 00900/00900 SDI00635 みれ 真っ赤な満月 ( 5) 96/05/03 05:01  昨夜、友人達と新宿で飲み歓談に耽りまくり帰宅が遅くなってしまった。久 しぶりに逢う友人達は、以前にも増して愉快な奴だと喜んで遅くなってしまっ たのだった(^^;)  で、朝起きる自信が無いので徹夜しちゃえ!とばかり起きていた。猫が「ご 飯、ご飯」と言うので台所に立ったついでに窓から外を見たら、何と!!真っ 赤な満月が西の空に掛かっているではないか(゚o゚;)  丁度、外には強い風が吹いていて、真っ赤な満月と共に何やら映画のワンシ ーンの様な、現実では無い様な雰囲気があった。無気味と言えば無気味だけど、 この景色に暫しの間見とれてしまった(^^;)  しかし、凄絶な感じだったなぁ、吹き荒れる風と真っ赤な満月…。                              ☆みれ・:・。,☆ - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/05/03 - 07353/07361 QZD02307 ジョリー ARION効果(長文です^^;) ( 7) 96/05/02 19:41 コメント数:1  突然ですが、ARION発言集にある、「ARION効果」って、何なのかを考え  てみました。  で、それについて、ARIONは、次ように言っています。(以下、引用) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   私が会議室に頻繁に書き込みをしない理由は、今まさに此処で始まっている  話し合いの形を、あなたがたの手で作って貰いたかったからだ。  そして、あなたがたは私が現れなくとも、私が以前から話している事柄を吟味し  自分なりに消化した形で、それぞれの過程での成果を携えて話を進めている。  私が、あなたがたに望むことは、あなたがたの手によってあなたがたの望むものを  手にすることなのだよ。  このFARIONは、他のフォーラムには無い磁場がある。  それは、あなたがたが信じようが信じまいが、あるのだ。  私が、こういう風に話すと、或は反感を持つ者も居るであろうし、  また、それが当然でもあるだろう。  反感を持たれるのも、好感を持たれるのも実は一つの気持ちの成せる業で、  つまり、それは「関心がある」ということの顕れであるから、私は嬉しい。                            (1)                            /  この磁場に居ることで、顕著に顕れる傾向を話しておこう。  内輪の者達には「ARION効果」などと呼ばれて親しまれているのだが、  それは「白黒の決着を早める効果」であると思って間違いないだろう。  この磁場を愛するあなたがたに、感謝している。  理論や理屈では図れない、人間の心の響き合いを是非とも多くの人に体験して  貰いたいと思う。                     (引用終わり) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  つまり、(1)の部分ですね。「白黒の決着を早める効果」が、ARION効果と  呼ばれているもののようです。  それでですね。今までの、泥沼化した状況のときは、この「白黒の決着を早め  る効果」っていうのが、この場にそぐわない人物は、排除されていくという意  味なのではないかと、僕は、ずっと、そう思っていたのです。でも、話の前後  を読んでみて、「人間の心の響き合い」という部分は、あまりなかったんじゃ  ないかと、思ったんですよね。  ですが、昨年のARIONが提示した、「自分を観る」の具体的な方法を読ん  でみて、ちょっと、考えが変わりました。それは、次の文章です。 (以下、MES7 6503より引用) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  「自分を観ること(2)」  今日は、あなたがたがよく填まり込む落とし穴の回避方法を話そう。  あなたがたが他者と対峙して論議を交わす時に度々陥る穴がある。  それは、相手と自分が何を話しているかを一瞬忘れて、感情に駆られる時に、  陥り易い。  例えば、相手があなたに「掃除をしなかったのは何故か?(言葉通りの意)」と  言ったとしよう。  ここであなたが相手の言葉をどう受け取るかで、その後の返答が変化する。  (1) 相手に掃除をしていないことを責められていると思う  (2) 掃除が出来ていない理由を聞きたがっていると思う  大まかに分けてこの二つの受け取り方がある。  この(2)の場合には問題は無い。  ところが(1)と受け取った場合には、・・・・・・     (引用終わり) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    つまり、(2)だと何の問題もないんです。話はもう、パッパッパって、終わ  るわけです(^^;)。で、僕は、これが「ARION効果」でいうところの、「白  黒の決着を早める効果」だと思うんですよね。  で、これは、実際に自分で試してみて、けっこう使えることが分かりました。  例えば、仕事場での失敗を例にあげると、こうなります(^^;)。  (上司) 「お前の伝票の書き方は、見づらい!もっと、分かるように書けんのか!」  (ジョリーの心中)だって、忙しいのにそんなに、ゆっくり書いている暇はない  じゃないか!多少字が汚くたって見えりゃあいいだろ!まったく、いつも、俺ばっ  かり注意しやがって、だいたいあんたは暇なんだよ。上司のくせにもう少し仕事が  できるようになってから、物を言えってんだ!  *えっと、上だとダメです(^^;)もう一回、チャレンジ!    (ジョリーの心中)待てよ、そう言えば確かに読みづらい字をしているな。ウーム  ジョリー「はい、わかりました。今度からもう少し丁寧に書きます。」   これが、ARION効果ではないかと思うのです(^^;)。話は、早い早い!  で、ARIONは、前の文章の中で、次のように述べています。(以下引用)  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− − 単純に相手の質問の意を最初に問うていれば、こんな問題は起きにくくなる。  ところがあなたが自分でも「掃除をしていないのはマズイ」と思っていたりすると、  相手にそこを指摘されたと思い、感情的になる。  一旦、感情的になると相手が質問していた内容をさておいて、  あなたは自分が弱点を指摘され攻撃されているかの様な錯覚に陥る。  こういう状態になると、相手の意図はそっちのけで、あなたの勝手に思い描いた  相手像とその意図に対して、あなたは攻撃の矢を射ることになる。  いきなり矢を射かけられたならば、相手も応戦する。  そして不毛な泥沼論議になる。  あなたがたの過去から今までの会話を見ていると、  如何にこの泥沼論議が多かったかが分かるだろう。      (引用終わり) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  今までの、泥沼を含めてね、やっぱり、相手の意図を明確にしていくことが、大切  だと思うのですよね。こういう内省をキチンとやっていけば、人間関係のしがらみ  の半分は解消されると、思うのです。あとは、嘘をつかないことですね。                  ジョリー 07358/07361 QZD02307 ジョリー RE:ARION効果(長文です^^;) ( 7) 96/05/03 10:03 07353へのコメント 自己レスです。 言い忘れですが、白黒の決着を早くつけるって言っても、「イエスマン」に  なっては、いけないということですね。自己保存のための、相手への誤解は、  極力回避するべきものだけれど、明らかに相手に何か問題があると、思った  ことについては、相手が納得するまで、説明する努力が必要だと思う。  それについても、どう説明すれば相手に伝わる効果がでてくるのか、よく自  分を観ながら考えることですね。大量に言葉を投げかけても、相手の心中に  届かなければ、それらの言葉は全て無駄になりますし、たとえ、少ない言葉  であっても、それが確実に相手の心中に届けば、お互いの響きも出てくると  思う。  あと、組織的な風潮の中では、自分の本当の気持ちのようなものを、殺しな  がら生きてしまうような場面もよくあるのだけれど、やっぱり、ダメなもの  はダメって、例え、それが組織の長が相手であっても、言えるようにならな  ければと、僕はいつも思っているんですよね。実際に言ってるし(^^;)。  気を付けなければいけないのは、その対話の延長線上にあるのが、「破綻」  ではなく「和解」であることだと思う。それを、必ず意識しながら、お付き  合いしないと、単なる自己保身に終わっちゃうんだよね。そして、「破綻」  ばかりがあちこちに散らばって・・。  うむ、僕も、MAKOTOさんに負けないように、嵐の中で雛形を飛ばしま  しょう(笑)。 【目指せ、組織なきネットワーク!】ジョリー 07354/07361 RXP01544 アイラ RE:RE^4:ARIONよりノロガメへ ( 7) 96/05/03 00:42 07346へのコメント コメント数:1 ARIONへ少し・・・・・・ のろがめさんへのレスで、「虎の言いなりにされてしまう恐れがある」 と言っていましたが、言いなりにされてはいけないのですよね。 でも、だからといって、「出来るだけ虎の視線を逸らすように、腹立た しいと思う自分に、本当にそうか?と何度も問う」事ばかり繰り返して いたら、自分自身を見失ってしまって(自分を信じられなくなって)、 どうして良いのか解らなくなると思います。 のろがめさんのような状況に陥った場合、どうすれば良いのか解りませ んが、この方法は、あんまり良いとは思えません。 代案がない発言は禁止かも知れませんが、何度も自分に問うているうち に、自分を信じられなくなってしまう可能性があると思って、発言しま した。 自分の考えや、善悪などの判断基準が無くなってしまう事(自分を信じ られないことによる)は、大きな苦痛になると思います。 この状態は、虎を無くした状態ですよね・・多分 この助言では、このような結果になる気がしますがどうでしょうか?                         ☆★アイラ★☆ 07355/07361 MHD02502 ARION ARIONよりアイラへ ( 7) 96/05/03 03:40 07354へのコメント コメント数:1 RE:07354 アイラへ  はじめまして、アイラ。  あなたの指摘している点は、実際にやってみた上での質問ではないね?  虎に問い続けるのと自分に問い続けるのは話が違う。  この辺り、あなたの中で混同があるように見える。  自分を見失わない為に、自分の欲の部分からの言葉である虎の言葉を見極め、  それを本当の自分の心と先ずは分離することから始めなければならない。  欲や感情と心、魂を分けて見つめる練習をしなければ、  これらを分離したり統合したりする意である「コントロール」は無理だ。  私は此処で机上の空論をするつもりは無く、  また可能性があるという話を基盤に会話を進めることもするつもりは無い。  実際にあなたが試してみた上での話を是非、聞かせて貰いたい。  だが、その前に先ず、虎とは何か?という話をするべきだね?  物事には順序というものがあるので、  此処にいる先輩達と共に虎とは何か?を話し合って貰いたい。  そしてその後に虎に問うということを試して貰いたい。                     −−−ARION,O∴O−−− 07359/07361 QZA02327 ノロガメ RE:RE^4:ARIONよりノロガメへ ( 7) 96/05/03 11:54 07346へのコメント ARION様、今日は。 いろいろお気遣い頂いて感謝しています。 ノロガメの心に引っ掛かっていた虎は、書き込みアップと同時に消えました。 どうかご安心下さい。 ノロガメの問題点は、言葉のキャッチボールが成り立たないと言う指摘です。 これは皆さんの認識が現実的であるがために生まれてくる問題だとノロガメには思 えるのです。 実体の伴わないこの場の状態は現実とは異なるものとして捉えているノロガメは皆 さんとは異なる認識において、この問題は解決しがたいのでは無いかと思います。 ですが、ここまで書き込みが続けられたと言うことは、これも一つのコミニュケー ションとしてパソ通ならではの新しいスタイルでは無いだろうかなんて思ったりも します。 へんなこじつけかも知れませんが、現実的には成り立たないノロガメの態度が今こ の場で存在していることに、ノロガメにはどうしても異なる世界として映るのです。 ですからいろいろ演じ、試みて現実的には不可能な心の神秘を探ろうとすることも 可能では無いかと思う訳です。 パソ通ならではの新しい試みとして皆さんに理解得られることを望みます。 また理解して頂けるよう努力したいと思っています。 また自己確立によって、新たなる自分、新たなる発想が生まれて来ることを皆さん に見て頂いて、個々にその必要性を認識して頂きたいのです。 人間とは個々に独立した生命体、小宇宙、国家、として捉えているのですが、そう いう意味で自己の意見が独立されたもので無ければ本番に参加することは出来ない のではないかと、そんな事も思っています。 そう思っているノロガメとしては、どうしてもノロガメのテーマである「自己確立」 の誤解を解いてその必要性を理解して頂けるよう頑張らなければと新たなる決意を する訳です。 どこまで目的に近付く事が出来るか、また果たせるか分かりませんが、見守って頂 きたいと思います。 今後ともどうかよろしくお願いします。     ノロガメでした。まる - FARION MES( 9):日本魔界巡航 ★ 神と人の関りを探る 96/05/03 - 859/859 KFR02037 ひょうたん グル族? ( 9) 96/05/03 14:25 TAOさん、御旅行中にお邪魔しまぁ〜す。(^^;) 花瓶の中で誇らしげに咲き誇っているグロリアーサ(狐百合)の赤い花を見て たら、なんだかちょっと思い浮かんだことがあって書き留めておきたくなった のです。 「神の栄光」gloryに由来するこの百合の花の名前を何回か頭の中で発音して たらg音で始まる英語には、godを始め、gladとか、greatとか、 grand−とか、何か賞賛されるものが多いような気がしたのです。(今 法廷を騒がしているグルもそうなのでしょうか?スペルは知りませんけど…) これはAMA族の言葉にはないような気がします。グル族とでもいうべき一団 が存在していて欧米文化の根底を為していたのでしょうか。  出雲の神様が神はかりにはかられて、それでも結びかねている赤い糸が一本 残っておりましたら、私に結んでいただけるようお取り計らい下さい。(^^;                             ひょうたん - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/05/03 - 00940/00944 GFB00026 一輝 偽りのフレンドリー (12) 96/05/02 23:57 00926へのコメント >#0926 維/YUIさん |考えて見れば、妙な雰囲気の人々が集まっていたような気がします。そこで、 |本当に心のある接し方をしてくれたのは、民宿のおかみさんでした。 他の人 |は、表向きはとても”フレンドリー”ですが、私には「なんなんだ、このノリ |は」と思えるようなもので、その頃は、自分が至らないせいで、なじめないの |だと思おうとしてましたが、時が経つにつれて、仲間になれなくて本当によか |ったとしみじみ思っています。 ……………これが意外に、妙な雰囲気だった人々の中でさえ、実は その時に「自分が至らないせいで、なじめないんだ」と      思っていたりしたんです。こういう環境って、妄想が空      回りしていて、ちゃんとコミュニケーションが成り立っ      て、互いに理解が得られない状態なのではないかと思い      ます。理解できないものに出会うと、ついつい、対象を      吟味する前に「自分が至らないせいで、なじめないんだ      」と思ってしまう。ここにツケ込んで精神世界ビジネス      が成り立っているのでしょうね。      「自分だけ理解できていないのは恥ずかしい」と、参加      者全員が、分かったような顔をしていることって、結構      多いかもしれませんよ。天河の池の回りである団体の人      々が空を指さして「あぁ見える」「ほんとだ見える」と      やっている。龍が見えているのだのという声が聞こえて      くる。どんどん人が集まってきて空の一点を見ている。     ところが私には見えない。脇を見ると「自分だけ見えな      いのは、自分が霊的にステージが低いからかな」と不安      になっているヤツが居た。そんな時でしょうね。「あぁ      見えた見えた」と言いはじめるのは。これを一斉に言い      はじめると、怖いものがあります。裸の王様たちの宴。 |でも、あの土地は好きなので、静かな頃にもどったなら、又訪れて見たい気は |しています。 ……………私も同感です。人間の欲で曇ったフィルター無しの天河      をね。 |PS: ニューエイジ系のセミナーで、どんな質問をしたか等については、ま |とまりましたら書き込もうかなと思っています。(でも、1つごみが増えるだ |けですよ ^^;;) ……………ぜひ、よろしくお願いします。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00941/00944 GFB00026 一輝 ブランド商品だった天河神社 (12) 96/05/02 23:59 00930へのコメント >#0930 ぴのさん |何時の間にか、気が付いたら、天河神社はブランド商品のような |ものになっていました。精神世界に興味を持つ友人たちの間で、 |  「僕は未だ天河へ行ったことがない」 |と言ってしまうのは、自分のプライドが傷つくように感じられ、 |恥ずかしくさえ思ったものです。 ……………そうでしたっけね。懐かしいもんです。私など知り合いがあそこの      神官になったので、精神世界に興味を持つ友人たちの間では、ふふ      んと「鼻高々」にしておりました、今となってはお恥ずかし。天河      って、ステイタスシンボル化していたんですね。 |結局、近くの喫茶店で食事をとり、 |おみやげに赤米とアマゴを買って帰路につきました。 ……………赤米が売られていたとは知りませんでした。私は近所の温泉と柿の      葉寿司が好きで、よく通っていたもんです。ですから、この辺を思      い出すと、精神世界ノリや例のあのお祭り騒ぎが、浮かれていて不      自然だったなと思います。 |「交通至便なパワースポット(笑)」を企画しないとダメ。ビジ |ネスマンとしては考えが甘過ぎるように思います。あっ、これは |柿坂氏の志向がビジネスであるとの仮定の話ですよ。彼の志向が |神道なら、今回の結末でよかったと思います。 ……………私は彼がビジネスマンには見えませんでした。どちらかというと、      ステイタスの方が大事だったのかもしれない。『天河』という本を      出した出版社では、神社側から直売のための追加注文は度々あった      ものの、一度も本の代金を支払ってくれなかったそうです。このこ      とから美麗な見栄だけの、経営内容のずさんさも見えてきますね。      天河を持ち上げた人には、中沢新一氏も居ましたっけ。角川春樹氏      もそうでしたっけね。関わっていた人々それぞれに事件があったと      すれば、本人の自覚の有無を問わず、やはり天河は、個人に何らか      の自浄作用を、ジワジワと働きかけるスポットだったのかもしれま      せんね。 |PS: |一輝さんのコメント(#923)にインディアンの絡みで北山耕平氏 |の名前が出てきました。私は北山氏の会議室にも参加しているし、 |また、最近数年間の彼の著作の殆ど全てを読んで、多少は彼から |影響を受けてもいるので、この件、コメントしたほうが誠実です |よね。>一輝さん ……………イヤミ・イジワル・中傷誹謗以外なら自由にやってください。批評      は大歓迎します。      それにしてもルチルさんと私って、歩んだ道が違うのは当然ですが、      世代的なものなんでしょうか、どうも見てきたメディアというのに      共通点があるようですね。70年代、私もかなり北山氏の影響を受け      ていたほうなんですが、最近の著作は読んでいません。ここいら辺      の積もる話は、RESで改めて書きたいと思います。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00942/00944 GFB00026 一輝 日本人ジャンキーによるアジア支配の構図 (12) 96/05/03 00:03 00880へのコメント <バリ島、天国と地獄………アヘン戦争以前のインドネシアに於けるアヘン戦略>   バリ島旅行のガイドブックで、バリ刑務所が紹介され、ドラッグ(大麻だけで なくマッシュルームも含まれます)でパクられると、ここに入れられるよ、と説明 の入ったものが、日本でもようやく出版されたそうです。女性旅行者たちの制作に よる、バリ男ナンパ&カイ(買春)ガイドブックの本も出ましたが、ここに来て、 やっとマトモなガイドブックの登場にはホッとします。   ある人に聞いた話によると、90年時点で日本人は4人収監されていたのが、今 15人を越えるということなので、最低でも年間2人はパクられていることになりま すね。また、マッシュルームなどのドラッグによって、現地で精神に支障をきたし た日本人数名が、バリの精神病院に入院しているということです。   マッシュルームというと、どうも”ケミカルでない”ということで軽視されが ちですが、現地の人はどんなイケイケな軽いノリの人でもヤリたがりません。これ は、危険な毒キノコであることを知っているからです。精製こそしてませんが、や はり野性のマッシュルームとはいえ、毒性の強い危ないクスリですから。   バリのような環境の良いところに観光へ行ったのに、刑務所や精神病院に入っ ては、天国の脇を抜けて地獄に収監されるようなものです。ましてや99年の実刑 では、3年も経つと家族も来なくなってしまうこともしばしばとのことですから、 泣くに泣けませんね。バチ当たりもいいところです。   ところで、日本で作られるガイドブックには、”あくまでも日本人に都合の良 い面だけのバリ島”が紹介されており、保釈金や賄賂などが一切利かないほど、ド ラッグに厳しい理由が何なのかについては、あまり知らされていないのが実情です。   これは、日本人はバリに行って何も学んでいないことに等しいと思います。言 い換えれば、日本人はただ日本でのストレスに我慢できず、欲望の掃き溜めにと、 バリを選んで排泄にいそしんでいるようなものです。これでは、本当のインドネシ アの文化は知らずに終わってしまいます。   『列国のアヘン輸出に対し、清国は雍正七年(1729)にアヘン禁令を出し、    アヘン販売者には一ヵ月の枷(枷号一月)あるいは近くの土地で軍役    に服せしめる(発近辺充軍)を課し、アヘン吸飲所開設者には「杖一    百」「流三千里」の重罪に処した。そして乾隆四五年(1780)には重ね て禁令を出したにもかかわらず、十九世紀以降にはアヘンが激増した。    その頃、ジャワ(インドネシア)でも紅毛人(オランダ人)によるア    ヘンの製造が急増し、地元民に対する吸引を誘った。このため軽捷善    闘の種族であったジャワ人の元気は衰えついにジャワはオランダに征    服されたのである。放置すれば中国もそうなる危険性は充分にあった』   以上は、ヤコブ・モルガン氏の『新最後の強敵・日本を撃て』P.69(第一企画 出版)に記されていたものです。この著者は、驚異的な情報収集能力を備えており、 事実について検証しようとすると、書かれていることが正確であることが多いので、 ここにアヘン戦略関連記事を紹介しました。   インドネシア現地での教育では、350年間のオランダ植民地経営下での圧政 に於いて、平均寿命は35歳に、平均身長は10センチも縮んでしまったそうです。   今から約400年前のことですから、日本では関が原の合戦のあった頃から植 民地だったことになります。その圧政下のインドネシアでオランダに奨励されたの が、アヘン吸引だったのです。   インドネシアに於けるアヘン吸引の習慣は、庶民だけでなく貴族や宮廷にまで 蔓延し、圧政に対する戦意を骨抜きにしてしまいました。この精神の骨抜き状態は、 インドネシア独立の瀬戸際にまで、その影響を引きずります。   そのため、太平洋戦争直後に始まった4年間のインドネシア独立戦争の最中で さえ、独立義勇軍の大きな拠点のあったジョグジャカルタでは、オランダ上陸の一 声を聞くと、武器や戦闘服をその場に置いたまま、どこかへ逃げてしまいました。   わざわざ脱走までして独立義勇軍に参加した日本兵が、戦場離脱したインドネ シア人たちに呆れるという、皮肉な光景もあったほどです。   過去から現在まで「ドラッグが無力化兵器として使われている」という現実を、 アジアの歴史から学んでいないのは、おそらくアジアの中で日本人だけではないか と思われます。   これが、白人種による植民地経験の無い日本人ゆえだとするのならば、この無 知もまた、皮肉にもジャンキーがたびたび口にする”日本のアジア支配”の副産物 と言うこともできるでしょう。   あるいは、バリ現地の住民でさえ食しないマッシュルームを食べること自体が、 それこそ現地の文化や慣習を無視した、日本人の快楽のためだけの”日本人ジャン キーたちによる新たなアジア支配”と言えるのではないでしょうか。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 00943/00944 GFB00026 一輝 無力化兵器(=麻薬)の後遺症 (12) 96/05/03 00:05 00936へのコメント >#00936 星さん はじめまして、ようこそ星さん、これからもよろしくお願いします。 |不勉強でこの大麻密輸事件についてはまったく知りませんでした。 |その後が大変気になります。 ……………保存方法にもよりますが、大麻はケミカルドラッグと違い、      成分の分解が早く酸化によって効き目がどんどん落ちます。      一昨年の冬に日本の水揚げされたものですから、おそらくは      タイで一昨年の秋に収穫されたものだと想定できます。とな      ると、どんなに遅くても、昨年の秋(事件の発覚は9月)に      はほとんどが日本人の肺の中に入ったと思います。ただし、      陶酔成分であるTHCは、一回の吸引で一ヵ月は脳に滞留し、      自己暗示を促します。ジャンキーになると、何年経ってもT      HCは抜けません。これがやがて”自覚無き後遺症”をじっ      くり時間をかけて進行させるのです。 |詳しくは知りませんが、和人がアイヌの人達をコントロールしようと |したときも、酒や煙草等の嗜好品を利用したようです。 ……………そうだったんですか。それは相当に刺激的な麻薬だったでし      ょうね。マヤ民族の場合は、白人にもたらされた飲酒によっ      てアル中になった母親が、自分の乳児をブンブン振り回し、      壁に叩きつけて殺した記録などが残っています。ですから、      彼らの数少ない子孫は、今でも禁酒を厳しく守っています。      アメリカ公文書公開によって明らかにされた資料をもとに書      かれた、『アシッド・ドリームズ』(マーティン・A・リー      +ブルース・シュレイン著)にこんなくだりがあります。  『調べてみた結果、マリファナ、コカイン、ヘロイン、PCP、硝酸アミル、茸、   DMT、バルビツール、笑気ガス、スピード、その他いろいろの、1960年代に   闇市ででまわったドラッグのほぼすべてが、実はすでにCIAや陸軍の科学者   の手で詳細に研究され、実験され、そのいくつかは実際に精製までされていた   ことがわかった。しかし人間の精神をコントロールしようとする二十五年にわ   たる、数百万ドルをかけた調査研究で情報局が開発したドラッグのなかでも、   LSD25ほどたいへんな人気を集め、非常な情熱で研究されたドラッグはな   かった』      これは、多くの無力化兵器としての麻薬が、軍部に研究され      ていたことを意味すると同時に、LSD(通称”エル””ア      シッド”)が人間という種にとって、どの民族も体験したこ      とのない、全く新しい未知の脳内破壊物質として、核兵器と      隣合わせで研究されていたことを意味します。LSDの後遺      症は、意図的であったのかは知るよしもありませんが、癌や      白血病や催奇性など、放射性物質による後遺症候群に共通し      たものが見られますね。DNAやRNAを作りだす部分に損      傷を与えるのです。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/05/03 - 04550/04552 QZD02307 ジョリー KAZEさんという人・・ (13) 96/05/02 15:56  13番会議室の皆さん、こんにちは。  今回のオフで、KAZEさんにお会いしまして、一言感想など書かせていただ  きます。  待ち合わせ場所の、紀伊國屋書店の一階エスカレーター横で、キラキラと  光に反射する、派手なカードを右手に持ち、いきなり肩の辺りまで掲げる  人物がいらっしゃいました。清楚な感じのする、コットン系のクリーム色  のスーツを着、もう片手には、紀伊國屋で購入した一冊の本を持っていま  した。僕が、「FARIONの方ですか?」とお聞きしますと、「KAZEです。」  という返事が、小さな、しかし、しっかりとした声で返ってきました。  実体としての、KAZEさんは、眼鏡をかけてらっしゃらず、その目は、相手  をしっかりと確認しつつ、また、どこか遠くを見ているような、そんな感  じの眼差しを持ってらっしゃいました。声は、ナレーターの森本レオさん  の声を、少し早口にしたような、聞き心地の良いお声でした。     一言で申しますと、お顔というよりは体全体が、立原あゆみさんの漫画か  ら抜け出してきたような、叙情詩的な雰囲気を持つ、優しい容姿でした。  一次会の席では、10人の方がテーブルを囲んでいましたが、KAZEさんの  流ちょうなお話ぶりには、皆が耳を傾けていました。特に、この会議室で  いつもお話されている、シュタイナーについては、熱心にお話をされてい  ました。そして、穏やかながらも、ピンと筋の通った強さを、お持ちのよ  うでした。特に、FARIONの小室哲哉ことNOBUさんは、KAZEさんのお話  をとても嬉しそうな瞳で、聞いていらっしゃいました。僕などは、毎日3、  4時間しか眠ってらっしゃらないという、KAZEさんの猛勉強ぶりには、は  たはた頭が下がる思いでした。    二次会の席では、KAZEさんは、カラオケを率先して歌われました。KAZEさ  んは、当時バーテンをやってらっしゃった頃に、お店でジャズを歌われて  いたそうです。安全地帯の「ワインレッドの心」の、エモーショナルな前  奏の後に、KAZEさんの優しいお声が、カラオケボックス内に、たんたんと  漂いました。もうちょっと、お上手でしたら、僕のいいライバルになった  のに、その点はちょっと、残念でした(^◇^;)ヨクユーヨ。  最後に、歌舞伎町側のスクランブル交差点で、KAZEさんとキチンした挨拶  もできずにお別れしてしまったのは、少し失礼な事をしてしまいました。    いつの日か、13番会議室の主力メンバー全員で、オフ会ができればなと、  ささやかな期待を抱きつつ、カプセルホテルへと向かったジョリーでした(^_^;)。                 ジョリー 04551/04552 QZD02307 ジョリー ハルマゲドンって、何だろう? (13) 96/05/02 15:56  KAZEさんが暫く戻られないようなので、話を盛り上げましょう(^○^)。  さて、この会議室ではあまり触れられて来なかったように、思いますが、  善と悪の最終戦争であると言われている、「ハルマゲドン」って、一体  何なのか?  この会議室では、シュタイナーを始め、TMに精通してらっしゃるこむ  さん、仏教に詳しいみのる♪さん、スピリチュアリストのPaper Birch  さん、占い師の隆さんなど(僕は、取りあえず平井和正の読者です^^;)、  色々な分野の方がいらっしゃいますが、果たしてどのように捉えている  のか?  昨年のオウム真理教が起こした、地下鉄サリン事件なども、この「ハル  マゲドン」という今世紀末のイベントを想定して、起こされたものです。  果たして、ハルマゲドンとは、神が興すべく予定されたものなのか?人  間がやろうとしているのか?地表面の変化による、物理的な現象に過ぎ  ないのか?あるいは、そのようなものは、初めからないのか?そして、  そのようなイベントを想定した場合に、我々人間はどのような生き方を  選択していけばいいのか?  僕も勉強がてら、教えていただきたいと思うので、皆さんの活発な意見  を、お伺いしたいと思います。             ジョリー - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/05/03 - 03954/03954 KFR02037 ひょうたん 栗須魔、ホホロギ、たむらまろ、、、 (14) 96/05/03 13:25 SOUNDさんが、いつもながらのみごとな推理で「ホホロギ」を田村麿の ことだと得定されているのを読んで、う〜ん…とうなって感心してたら、復 刊された岩波文庫の「見文談叢」の中にも興味深い田村麿の記事を見つけま したので少し引用します。 『弘仁二年五月、大納言右大将田村麻呂卒す。宇治郡栗栖村にほふむる。勅  によりて、甲冑、剣鉾、弓矢を棺の内に入る。王城の方へ東向きにして土  葬。将軍身長五尺八寸、胸板のあつさ一尺二寸、怒れば鳥獣もをのゝき、  たはむれ笑へば児女もつきしたふ。年五十四歳。』 田村麿は5月に亡くなったんですね。以来どのぐらいの歳月がたったのか、 しかし勅命が解かれるまでは、鎧の紐を緩めることさへ出来ずに、栗栖の地 で魔将軍となったまま、剣や鉾をかまえ続けていらっしゃるんでしょうねぇ。 だとすると、この時期に飾る五月人形というのは、実はこの将軍の魂をやど した鎮魂の儀だったりするのかもしれません。そういえば、粽(霊巻き)も 柏餅(樫倭保ち)も、なんだか魂をくるんでいそうな形の気がするしィ…。 う〜む、物言わずに柏の葉をそぉっと開いて、餅を丸飲みに呑み込んでみる と将軍の魂と交流できるのかな? でも、喉につっかえて向こうの世界に連 れていかれると困っちゃうからやめておこう…っと!       真夜中に 武者人形の きしむ音   ひょうたん