「いつか皆さんも私の言っている事が分かる日が来る…」と凍え人 - FARION MES( 5):**/////*/////*/////*/////*/////*/////** 96/05/13 - 00923/00923 VFD07310 NORI RE^2:終わってしまうのかあ ( 5) 96/05/12 17:10 00693へのコメント  >>#693 始めまして、火風水混合さん。 始めましての人にカメRESになってしまって失礼しました。m(__)m 今は会社に出ていて、ぼくも高校時代に怠けていた事の結果を味わってます。(^^; でも、今の気持ちを「後悔」と呼ぶのはちょっと抵抗がありますね。 「ああすれば良かった」とか思っても仕方ないですもん。 そういう意味では、 》 ただ、過去は変わらないし、その(怠けていたという)過去があっての現在の 》 自分だから後悔はしていない・・・「出来ない」かな(^^;) 》 》                  でも人はこれを現実逃避と呼ぶかもしれない こう思っていらっしゃるのは分かる気がします。 ぼくは「過去の自分があるから今の自分でいれる」という気持ちはないですけど。 これは今の自分が気に入っているときに思うことでしょうね。                              NORI - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/05/13 - 07448/07464 GED01563 水戸黄門 「虎」とはなんぞや? ( 7) 96/05/12 17:51 07423へのコメント コメント数:1 > 実際に欲しているものが生じたら、その欲しいという欲求の事実はわかりますよ >ね。実際に、確かに見えませんか? 実際に欲しているものが生じても、その欲しいという「欲求の事実」がわからな い場合もある。この意見を支持する体験的根拠も科学的根拠もある。どの土俵で 話すのがよいかの? まず、科学的根拠(外部情報)を示してみよう。 こういう実験があるのじゃ。あるパターンを得たとき、罰を与えるのじゃ。する と、そのパターンを得たとき、罰を予想するようになる。また、被験者は、その パターンを避けようとするようになるのじゃ。このとき、被験者はそのパターン を避けようとする事実を認知できない。かようなパターンを避けようとする事実 があることを教えても、被験者はなぜそのパターンを避けようとするかわからな い。途中の話をはしょって、結論を述べると人は欲望を認知することも難しい場 合があり、欲望を想起する構造は、さらに認知しにくい場合があるのじゃ。ここ では、これ以上の議論はやめることにする。 さらに、これは体験上の話じゃが、欲求の正体をつかむこともむつかしいものじ ゃ。ワシは「金」を欲しているのじゃが、金そのものを欲するのではなく、金の もつ可能性を欲していることにきづくのに、長い時間が必要じゃった。本体があ るという事実は、認知できない以上、事実ではなかったのじゃな。認知して、は じめて事実になったのじゃ。 > しかし、そのとき「虎」は実物ではなく思考の産物に過ぎないのでは? 同様に、 >「魂も」思考の産物に過ぎないのでは? こういうてしまっては「みもふた」もないの。すでに、おぬしは結論をもってい るように感じるの。つまり >「虎」は実物ではなく思考の産物である。 >「魂も」思考の産物である。 と新しい芽殿は思っていると理解した。ワシの新しい芽殿に対する理解は正しい かな? これがワシの誤解であれば、ワシの誤解じゃと言って欲しい。 ちなみに、ワシは、虎や魂が思考の産物とは思っていない。ワシは、この両者の 溝を埋める議論をしたくない。かような議論は、哲学者にまかせておけば良いと 思う。 96/05/11(土) 17:24 水戸黄門(GED01563) 07458/07464 JCF07454 新しい芽 RE:「虎」とはなんぞや? ( 7) 96/05/13 00:48 07448へのコメント RE:07448  たとえば、勝手なことをされて怒るとき、いま、その、何とも言えない胸のあたりの 感情があるのは、その瞬間の感情は、あるのはわかるんじゃないですか、という素朴な 問いかけです。  問題が生じたときに、もちろん心理的に生じたとき、実際に心が騒いでいるのは、生 きた事実として、見えるのではないですかということです。細かいことではなく、 「ある」のはわかるんじゃないですかということです。  それがわからない場合のあなたの説明が、よく、のみこめませんので、すみません が、もう少し、説明してくださいませんか。あるパターンに対して罰を与えると、罰を 予想するけれども、それは身体で、無意識的に、機械的にしていて、何も心理的に問題 になってはいないということでしょうか? どういう意味なのでしょうか?  危険な毒や、痛い電気には、何度か痛い目に遭うと、触れません。それは別に心理的 な問題は何もないでしょうね。そういう意味ですか? それなら、当たり前ですが、私 の関心は、心理的な問題が生じているときです。  欲求の正体は、決まったものではなく、時と場合によって、変わるでしょう。金の持 つ可能性を欲している時もあるでしょうし、必要があって車を買う金が足りないとき、 現実に金が欲しいかもしれません。ただ、こうだと理由付けすると、当たっているよう で、結論を誘導するだけで、心理的な問題には、実際の、そのときの心の動きの理解の 妨げになっていませんか?  現実に、誰かの勝手な振る舞いに怒っているとき、実際にあるのは、そういう思考、 怒りの感情があるのは、確か(今のところ私には)なのだということです。明らかに、 何か思えば、思っている現象があるのはわかります。何とも言えない感情もわかりま す。(今のところは私には、ということです。)  次に、思考が生じて、虎が怒ったのだ。魂が怒ったのだ。と言います。(私には)、 どう見ていても、虎や魂は、実際にあるものとしては、見えていないということです。  それは、思考がそう判断した、あるいはその判断の主体として想定したというのは、 いましたばかりの、実際に起こった事実ですね。(私には)。しかし、そういうものが どこにも、実際にあるものとして、いま、見えているわけではないのです。  私は、「虎」や「魂」が思考の産物であると「思っている」ということではありませ ん。何も思っているわけではありませんが、判断があれば、ある、ということはわかる が、生きた事実としては、見えていないということです。  そして、そのような判断、主体の想定をする瞬間には、そのような、「虎が」、「魂 が」という思考が生じるときには、気持ちの変化があり、それによって、安心や明解さ を得ようとしたり、満足を得ようとしている動きがある、という生きた事実が見えると いうことです。それが、「虎が」とか、「魂が」とかいう思考の持つ、実態としての意 味ではないか、しかも、それは、無心に、そのような思考が生じるときに実際に見てい ないとわからないのではないか、と問いかけているのです。  虎や魂が思考の産物とは思っていないという意味は、もう少し説明していただかない と、まるで実態がわかりません。  思うことは出来るでしょうが、事実として、実態として、どういうものなのでしょう か? 07453/07464 NBB01420 SUKE 外してませんか?>新しい芽さん ( 7) 96/05/12 23:01 07424へのコメント #7424 新しい芽さん この切り口は確かに興味深いのですが、虎とはどういうものか?と言う事を考 えている流れからちょっと逸脱するのではないかと思います。 それとも何か考えている事があるのでしょうか??                               Suke.(^_-)☆ 07464/07464 GED01563 水戸黄門 「虎」とはなんぞや? ( 7) 96/05/13 10:34 07443へのコメント 新しい芽殿 もうしわけない。発言の趣旨と意図がほとんど理解できないのじゃが・・・。全 体的な趣旨と意図を確認した上で、各論を確認させていただきたいのじゃが・・・。 まず、全体的趣旨は、次のように理解したのじゃが・・・。 正義や暴力の原因を知るための行動が正義や暴力であってはならない。正義とい う暴力に怒りを感じたときの、自分の思いと家族などのまわりの反応を眺めよ。 自分の反応に対する自分や外部の反応をみよ。 この理解で良いかの? 次に意図じゃが、ワシは ・ マスコミの暴力に怒りを感じる ・ この怒りの正体をみきわめたい ・ よって、感情を放つ ・ その感情をみる というプロセスを踏んでおり、 新しい芽殿はこのプロセスは間違っていると言いたく、 ワシは ・ マスコミの暴力に怒りを感じる(その瞬間に) ・ その怒りをみる 必要があるというアドバイスしたい。 この理解で良いかの? 次に各論に進む。 >何かの正体をはっきり見るには、実物をはっきり全体的に見る必要があるのでは? 全体を見るというイメージがわからないの。多分、コップの事例でイメージを提 供したかったのじゃろうが、ワシにはコップの事例は全く前後のつながりが把握 できなかったのじゃ。 >怒るとき、それはいったい何をしているのでしょうか? の「それ」は何を指すのかな? >また、暴力が暴力で解決できるのでしょうか? 暴力的なやり方は >文化であり、他の人に伝わります。そうですね? 「暴力は暴力で解決できない」といいたいのかな? それともわしに質問してい るのかな? ワシへの質問であるならば、「暴力が暴力で解決できる場合もあ る」とワシは思っているが・・・。じゃが、この会議室でマスコミに暴力をふる ってもなんら効果はないじゃろう。ワシは「暴力的なやり方が文化かどうか」考 えたことはない。暴力と文化は無縁だと思っている。「暴力的なやり方が他の人 に伝わる」の意味がわからない。暴力的なやり方が他の人に伝わるのは、本当じ ゃろうか? それはなぜじゃろうか? >いま、その実物の怒りの状態でなされてい >ることを、何の批判も持ち込まないで、注意深く見たことがありますか?  ある。それが基本じゃからだが・・・。ここは、「あなたは何の批判も持ち込ま ないで、注意深く見たことがないようだ」という意味かな? 96/05/12(日) 18:46 水戸黄門(GED01563) 07456/07464 GCB01747 地球酔い RE:虎について ( 7) 96/05/13 00:08 07426へのコメント こんにちは、新しい牙さん。 >>必要なのは、別の自分ではなくて、別の自分が必要だと思う瞬間の気持ちに >>気づいていることでしょう。 >>その気持ちは、観察を避けたい欲望なのでしょうか? >>虎が見られたくないと言っているのでしょうか? そうでした… 虎状態で虎に問えない理由は、今、気付くべきですね。 虎側で行きたいという気持ちが元にある。虎の否定は許さないと。 それじゃ生きるのが苦しいので「自分を観る」を始めたんでした。 結局、これの繰り返し。 虎のために虎が「自分を観る」を始めた… 虎のためにが本体としてあるので、虎が苦しむのは避けてしまう。 虎状態のときは、虎のままでいたい気持ちでいっぱいだ。 そこで「観る」が止まっていた。 虎に問う問わないを、問える問えないとすりかえていました。 >>虎状態での一瞬、回りと内面を見ている。非難や正当化なしに。 >>つまり、非難や正当化があれば、その事実を、ただ、何だろうと、見ている。 「観る」をしないのは、虎そのものであるということですね。 止まらない「観る」の先には何があるのでしょう。 意識の言葉で問うと、気が散ります。 言葉で「問う」ことは遠回りでしょうか? 地球酔い 07457/07464 JCF07454 新しい芽 RE:虎を殺してはいけない? ( 7) 96/05/13 00:48 07445へのコメント RE:07445  虎を観察してみようというのは、殺してはいけないということだと思うとのこと。  何かのきっかけで、怒りを感じます。虎が発生しました。そこで、殺そうと思うの も、殺してはいけないと思うのも、現実の状態をそのまま、批判なしに観測すること の妨げになっていませんか?  それに、思い通りになるのですか?  また、いずれも、暴力的な虎と言う意味で、同じものの半面ではないですか?  観察し始めると姿を隠す。確かに。それに、見え隠れし、繰り返し出てくるのが、 虎の、普通の性質ですね。  しかし、特定の虎に注目していませんか? あるいは、虎の半面、苦痛なら、快楽 という面に気づいていないのではないでしょうか?  何であれ、見逃すことなく、非難や正当化なしに、ただ、気づいていることが出来 るでしょうか?  そのとき、虎は姿をすっかり現し、そして、すっかり消えてしまうでしょう。事実 を見ていることが、苦痛や快楽の形での記憶の補強をしていないでしょう。 07450/07464 NBB01420 SUKE まとめてみました>新しい芽さん ( 7) 96/05/12 18:41 07378へのコメント コメント数:1 #7378 新しい芽さん、こんばんは。 精力的に書き込まれていて、驚いています。とても生真面目な方のようにお見 受けしました。 僕はそれほど早く沢山のレスを書けないとは思いますが、よろしくお願いしま すね。                  === 一読して、ちょっと分かりづらい文章だなと思いました。主語と述語の関係が 途中で切り替わったりしていませんか? 僕なりに読んでみて、有る程度新しい芽さんの言いたいことと言うのを推測し てレスを書きます。 まず新しい芽さんが書いたことの骨子は… ・人間が何かを経験したり知ったりする時に、各個人固有の心のフィルターを通  して受け取っている、と言う事。 ・そのフィルター故に、現実に起こっている事のそのままを受け取ってはいない  と言う事。 ・そのままを受け取れない事は問題なので、それを改善するにはどうしたらよい  か模索している、と言う事。 …と、こんなところでしょうか? これでもしよろしければ次に進もうと思いますが…      Suke.(^_-)☆ 07459/07464 JCF07454 新しい芽 RE:まとめてみました>新しい芽さん ( 7) 96/05/13 00:49 07450へのコメント RE:07450  どうも、書き込み過ぎで、気にしているところです。明日から、減る予定でしたの で、ご勘弁ください。書く分量も簡単にしたいと思い始めて、減らし始めたところ ですが、見直すと、まだまだたくさん書いています。  口語体で思ったまま書いていますし、読み直してはいますが、主語と述語の関係が 途中で切り替わっていることもあるかもしれません。しかし、そうではないかもし れませんので、問題があるところやわからないところは、はっきり質問したください。  実は、正直に言いますと、私の言っていることが、考えの上で捉えられていて、現 象、生きた事実としては、捉えられていないようだなあ、したがって、まるで誤解し ているのではないかなあ、と感じることはままあります。その都度、言い方を工夫し て、話しているつもりですが、相手の中で、どう捉えられているかは、よくわからな いのです。きっと、一年ぐらい経って、思いがけない誤解があるのがわかることもあ りうるでしょう。お互いに。  私の書いたことの骨子は、書かれた3つのこと、「各人のフィルタを通してみてい るのではないか」、「現実に起こっていることそのまま受け取っていないのではない か」、という問いかけです。そうだという結論ではありません。  それから、改善策を模索しているということではありません。  「自分が主体になって改善策を考えるのではなく、考えるという過程が何をしてい るのか、何を得ているのかを、同一化や排除なしに、静かに見ている必要があるので はないか」という問いかけです。  そして、「そのことが心理的な問題の原因であり、結果ではないか」という問いか けです。  一緒に、事実として確認でき、わかるところを、少しずつ進んで行きたいと思って います。決して、観念体系や哲学ではなく、あくまで生きた事実として。 07452/07464 NBB01420 SUKE RE:アルバートさんを見習おう! ( 7) 96/05/12 23:01 07393へのコメント #7393 ジョリーさん、こんばんは。遅くなりました。 ああ、ワープロが無いと言うことは、ワープロを使わなくても良いと言うこと であって、その方が楽だと言う人が多いんじゃないでしょうか(^_^;) 僕の職場では営業出張も実作業も事務処理も電話応対も、全部各自がやらなけ ればならないので大変ですよ(^_^;)                === >> で、人間だって、よく考えると、もともと動物ですからね(^^;)。本当は、仕 >> 事なんかしたくないし、自由に地上を駆けめぐりたいのが、本音だと思うん >> です。でも、人間という社会の中で生きていく以上、体が、嫌でも生計を立 >> てるための技法を学んでいかなければ、ご飯が食べれないのですよね。 イヤでも生計を立てるために…この辺が実は最近違うんじゃないかと思い始め ています。 最近読んだ本の中に紹介されていたのは、子持ち共稼ぎ夫婦が一斉に仕事を休 職して、外国の大学に一年間留学すると言う話でした。これを聞いた他の人は 大抵が「いいですねぇ」と言う、そして次に「自分にはとても出来ません」と 言うのだそうです。 本当にいいなと思うのなら自分もやればよい、しかしそれが出来ない。 それは諸事情あるのでしょうけれど、一番大きいのは、実は「いいですね」と 言いながら自分はそうしたくないと思っているからなのだと言うのですね。 なるほどなぁと思いました。 僕らは他人と違ったことをするのに結構エネルギーが必要ではないでしょうか。 今に安住したいから変化を拒む傾向がないでしょうか。 そう言う事を最近考えているので、本音は「自由に地上を駆けめぐりたい」で はなくて、「イヤだけで今のままを続けたい」方ではないのかと言う気がしま す。 出なければ不安になってしまうのではないでしょうか。 こういう不安を打ち破るためには、相当のエネルギーが要ると思います。 そんなときに虎の勢いがあればなぁと思うんです。 暴れたい虎をなだめ押さえて、我慢していて貰うと言うより、虎の手口や性向 を熟知してゆくことで、虎の勢いを上手に活かしてやることが、僕らのこれか ら学んで行こうとすることではないかなぁと思いますが、どうでしょう?                              Suke.(^_-)☆ 07455/07464 NBB01420 SUKE 私のテーマとは?>新しい芽さん ( 7) 96/05/12 23:01 07442へのコメント #7442 新しい芽さん、こんばんは。 字が汚い話云々はもはや話題から抜けていますね? 新しい芽さんが問題だと思っていることは、何なのでしょう? >> 自分の中に心理的に問題を抱えないで、降りかかってくる出来事、対処すべ >>き問題、挑戦に、直面できるか、というのが、私の検討したいテーマです。 >> 自分を見ていることで、葛藤なしに、事態、出来事に、挑戦に出会えるでしょ >>うか? これが私の検討したいテーマです。(改行更新) 新しい芽さんは、身の回りの物事に接する時に、心の葛藤等を感じすぎてしまっ て、満足に判断を下せない状況にあるのでしょうか? そして、葛藤を起こさないように工夫することで、新しい芽さんが何かの問題 をクリア出来るのでしょうか? どうも今一つ新しい芽さんの問題意識がよくわからないのですが…(^_^;)                              Suke.(^_-)☆ - FARION MES( 8):恋愛錬金術  ★ 愛と性を本音で語る 96/05/13 - 01396/01396 FAA00103 Meison 或る愛 ( 8) 96/05/12 13:54  此の部屋にはそぐわないことですが、ふと書きたくなったもの ですから、許して下さい。  4月25日は、豪州の戦争記念日です。今次世界大戦のみなら ず、過去の全ての戦争を振り返り、合わせて死者の冥福を祈る日 です。  この日、テニス友達である ミセス.ラリ− から、一枚の書面を見 せられたのです。  それは万年筆で書かれた、かなり達者な日本語の文章でしたが、 彼女の婚約者がガダルカナルで戦死する直前に書いた手紙に、添えら れていた書面だそうです。  「同封の書は、私の目前で死んだ若い日本の将校が、胸に畳ん でいた紙です。もし家族への手紙なら、何とかして届けてあげた い。」  然しそれは自身の思いを綴ったもので家族へ当てた物ではなく、 終戦後..彼女は彼の思いを遂げたいと努力したが、名前は疎か 背格好も判らない状態では術もなく、今は彼の遺品の一部として 所持しているという。  此処にその書面を写します。(原文のまま.ただし縦書きを横 に直す。)  「 首脳部の人たちは諸君の言語に絶するような苦労や、諸君   の戦友の尊い犠牲の事などは余り顧みないで、只自分の立場   を飾る為か何処まで後退して行っても亦何時まで立っても相   変らず大きな事ばかり吹聴しています。    表記の偉い人達の言はれた言葉に対して諸君はどんな風に   お考えになりますか。    又 銃後の国民が実際の戦況を知ったとしたら、どんな気   持ちがするでせうか。」  閉ざされた迷路の中を,遮二無二突っ走っていた軍隊の中での 一面を見せられました。  しかし、今日書きたい事はこの事ではなく、彼氏の書いた物で も無く、文面さえも確かでない紙片を、只彼氏の遺品に添えられ た物として今日まで温め、なお自らを「ミセス」と称して今日ま で追憶の中に生きてきた...。  是をして愛の錬金術と私は言いたい。                  豪州ルンペン Meison - FARION MES( 9):日本魔界巡航 ★ 神と人の関りを探る 96/05/13 - 867/867 MHD02672 TAO 出雲の風 1 ( 9) 96/05/12 23:32   GW中に出雲まで出かけて行きましたが、予想以上に満足出来る内容とな  りました(^^)。以上、数回に分けて出雲旅行記をUPします。   第一日(五月一日)   同行者の運転する車で十数時間かけて東京から米子に到着したのは、5月  1日の午前中でした。松江・出雲周辺で見廻る予定の神社については、出発  前に予め決めてあったのですが、まず車を向けたのは島根半島の先端に鎮座  している美保神社でした。   【美保神社】   この神社はご祭神を事代主神、三穂津姫命の二神とし、地理的条件からも  海上安全の神・漁業の神として崇められて来たといいます。またこの神社は  夷(エビス)・恵比須様の総本宮としても信仰を集めており、かっては出雲大社  に参詣する人は美保神社にも参詣しなければ「片詣り」と称されたといいま  すが、それだけ繁栄していた時期もあったということでしょう。   現在は生憎と修復工事中ということで、お詣りは鳥居をくぐった左側の仮  拝殿で行うことになりましたが、既に工事が済んでいる本殿は古風な気配を  醸し出しており、長い年月を経た木肌のくすんだ色合いが何とも言えなかっ  たですね。   本殿の造りは「美保造り」と称される独自のもので、「比翼大社造り」と  も言われ、建立時期は少なくとも文化十年(1813)まで遡られるそうです。一  見地味な印象の神社ですが、その落ち着いた佇まいには好感を持てました。   参詣の後は昼飯にして、その後は松江周辺の神社を廻ることにし、まず東  出雲町の揖夜神社に向かいました。   【揖夜神社】   揖夜神社は『出雲国風土記』にも登場してくる謂れの古い社ですが、静謐  な雰囲気に包まれ、かつ端正な印象を持った社でした。『日本書紀』の斉明  天皇五年の条に、下記のような不気味な文章が出てきます。      犬が死人の腕を、揖屋神社のところに噛って置いていた。−−−天     子(斉明天皇)の崩御の前兆である。            『全現代語訳 日本書紀・下』(講談社学術文庫)より   この揖屋神社が今の揖夜神社に当たるとされますが、そのような不気味な  エピソードを伝えているのにもかかわらず、澄んだ気配を漂わせているのが  不思議な社でしたね。揖夜神社の近くには、『古事記』の黄良比良坂がここ  だと伝えられている場所があるそうですが、他にも足を運びたい場所が多く  控えていた為、パスしました。揖夜神社の次に向かったのは、かって出雲國  一の宮とされていた熊野大社でした。   【熊野大社】   松江に住み、出雲を愛したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、『杵築』  というエッセイでこうしたためています。      こういうことを聞いた−−−      毎年、大社(注・出雲大社)は新しい火燧臼火燧杵を受けるが、これ     は杵築(注・出雲)ではなく、熊野において神代からの仕来りにより作     られる。その謂われは、出雲の国造の祖神が杵築の大宮の祭主となっ     た時、須佐之男命より火燧臼火燧杵を授かった。そしてこの須佐之男     命を祀るのが、出雲の熊野大社だからである。以来、大社で用いられ     る火燧の臼杵は、今日に至るまで必ず熊野で作られることになってい     る。           『神々の国の首都』(小泉八雲著/講談社学術文庫)より   この火燧の授受の祭事は今でも「火燧神事・亀太夫神事」として伝えられ  ていますが、熊野大社の出雲大社に対する位置関係が伺える様ですね。   熊野大社は元々国幣大社で、出雲で「大社」と呼ばれるのは、この熊野と  杵築の出雲大社だけだといいます。熊野大社のご祭神は「神祖熊野大神櫛御  気野命」で、素戔鳴命の別名に当たるそうです。ところで熊野と言えば、紀  伊の熊野を連想しますが、熊野本宮大社のご祭神「家津御子大神」も素戔鳴  命の別名だと推察されていますので、熊野という名が付く二つの大社で素戔  鳴命が別名で祀られているのは妙な一致だと言えますね。   出雲と紀伊の関係については、江戸時代の国学者、本居宣長は「同一文化  圏にあった」としていますし(『古事記伝』)、出雲から紀伊に古代の出雲人  が移住したと考える学者もいれば、その逆だと考える学者もいる様です。   熊野大社の前を流れている意宇川にかかっている八雲橋を渡ると、鳥居が  目の前にあり、そこから境内に入ります。拝殿に参詣した後、境内を廻ると  摂社の荒神社のそばに清水が引かれているのが見えます。一口飲ませて頂き  ましたが、淡泊で癖の無い味でした。   次は神魂(カモス) 神社へ移動します。   【神魂神社】   神魂神社とは珍しい名前ですが、カモス神自身は『古事記』に登場してく  る神産巣日(カミムスヒ) 神と同体と見られ、そこからカミムスビ神も元来は出雲  の神だったと推察する学者もいます。なお、現在ではご祭神は伊弉冉尊とさ  れています。   社殿自体は出雲大社の現社殿よりも約四百年古い建築だそうで、障壁と内  陣の位置がすべて出雲大社と正反対で、いわゆる女造りと称されています。  現存する最古の大社造ということで、国宝にも指定されているということで  すが、社殿のモノトーンに近い色合いが古色蒼然とした佇まいを醸し出して  おり、これは出雲の古い神社に共通して感じる印象ですが、素朴で静謐な雰  囲気を感じさせるところでした。   また神魂神社は、明治維新までには出雲国造の代替わりの儀式「火継式」  または「神火相続」と呼ばれる儀式が執り行われた場でもあり、また毎年の  新嘗祭が行われたともいいます。それだけ重要な神社が『出雲国風土記』の  神社帳にも『延喜式』の神名帳にも記されていないというのですから、不思  議なことです。   長くなりましたので、今回はこれにて。  TAO - FARION MES(11):狼を生きる  ★ 平井和正の著作から 96/05/13 - 02134/02135 BYI05560 SHIBA RE:シンクロニティ (11) 96/05/12 23:50 02131へのコメント コメント数:1  #02131 桂 桂 議長 大変ご無沙汰致しておりますSHIBAです。みなさまは、いかがお過ごしでしょ うか。 私はと申しますと、最近何故か忙しく(別に仕事が忙しいとか、プライベート が充実しているとかではないのですが・・・)、読書をする時間も捻出すること すらままならず、ちょっと平井作品とも遠ざかっておりました。しかし、一応、 この会議室は定期的にROMしておりましたので、ご安心を。 <  言霊の力によって風や嵐や台風を起こすことも出来るが、それは神の力によるも < のであって人間が起こす訳ではない。言霊の伊吹が風を呼び雲になり天に上りやが < て天候を左右する力を持つのは、それを決める時の存在があるからであって人間か < らはあくまでもそのきっかけを作るまでなのだという。 地球樹の女神では、四騎忍が願望達成能力というすごい能力を持っているとい う設定となっておりますが、それも一種の言霊の力なのではないかと考えていま す。ですから、願望達成能力とは、ただの超能力などという小さな力などではな く、神の力だということになるのでしょうね。今年の前半は、自分が「こうなっ て欲しくない」と思うことが次々と現実化し、ホトホト困っていたのですが、最 近になって、ようやく「リバース状態」より脱出できた様で、ホッと胸をなで下 ろしていたところです。しかし、このテの力が「神の力」なのであれば、リバー ス状態というのも、単なる気のせいだったのかもしれませんね。でも、自分が 「こうなて欲しい」という願いが次々と現実化したら、気持ちいい反面、自分が 知らない間に悪魔と取り引きしてしまったのではないかと、すごく恐ろしい気分 になるでしょうね。 では、では。                        BYI05560 SHIBA 02135/02135 JBH00712 桂 桂 RE:シンクロニティ (11) 96/05/13 02:14 02134へのコメント  SUB:RE^2:願望達成能力   #SHIBAさん   どもども、お久しぶりですね(^^)/   最近お忙しいとありましたが、体の方は大丈夫ですか。人間身体が資本ですか  ら、くれぐれも体調だけは気を付けて下さいね。   どうにも五月の爽やかな風も吹いてきたようですが、もうすぐ梅雨の季節です。  うっとうしい雨が降って来るとジメジメしてきて嫌になるのですが、でも気分は  「ブレードランナー」の雰囲気になってきてそれもまた良いかな、とか思ったり  もするのですが(^^; でもやっぱり天気は爽やかな方がいいですね。  < 地球樹の女神では、四騎忍が願望達成能力というすごい能力を持っているとい  < う設定となっておりますが、それも一種の言霊の力なのではないかと考えていま  < す。ですから、願望達成能力とは、ただの超能力などという小さな力などではな  < く、神の力だということになるのでしょうね。   80年代ですと出版業界に薫風を吹き起こし「業界風雲児」と言われた角川春樹氏  は、「私には物事を思いのままにする力がある」と公言して憚りませんでした。そ  う、  いわゆる「願望達成能力」です。角川氏は映画を作る時も、新しいスターをデビュー  させる時も「これは絶対成功する。何故ならそういう運命を持っているから」とマス  コミに必ず言っていました。   マスコミは角川社長一流の売り込み文句と受け取っていたそうですが、無論本人は  大マジメです(^^ゞ これって結構業界じゃ笑いのタネになっていたそうですが。   そういう物事を思いのままにする力というのは、本人にそれだけの力があると思い  がちですが、実はそうではないとかつて平井氏が言っていたのを記憶しています。   「自分が行うのではない。周りの人が力を持ちよってくれるから事が思うように運    ぶんだ」   平井氏の言葉にどれだけの確実性があるのか定かではありませんが、耳を傾ける必  要はあるようですね。   自分だけで生きてきた、やってきたと自惚れる人間は確実に周囲から見放され相手  にされなくなりますよね。周りに気配りをしない人間だとか。「こんな筈ではなかっ  た」と言っても後の祭り。一人切りで切り盛りするのは実に惨めな無力感に苛まされ  ます。口では強がって一人でもいいと言っていても、見放されたり見捨てられたりす  る気分は実に嫌なものです。   してみると、四騎忍が得意の願望達成能力を失ったのも、自惚れが過ぎたカルマな  のかもしれませんね^^;  < しかし、このテの力が「神の力」なのであれば、リバース状態というのも、単な  < る気のせいだったのかもしれませんね。でも、自分が「こうなて欲しい」という  < 願いが次々と現実化したら、気持ちいい反面、自分が知らない間に悪魔と取り引  < きしてしまったのではないかと、すごく恐ろしい気分になるでしょうね。   無論、気のせい^^;というのもあるのですが、そこは馬鹿に出来無いのが人間の念  の  力と言うもの。思っただけでその「思い」が実現してしまうのですから、あながち願  いを叶えてしまうのも、また悪想念が実現してしまうのも、そう簡単に願ったり憂い  たりすることが出来なくなってしまうものです。   気持ち良いと浮かれている時は気にしなくてもいいのですが、一旦落込み始めたら  切りがないですからね。   そうしない為にも、普段から自分の気持ちをチェックするのは必要という気もしま  すね。   不必要に落込んだり浮かれたりすることもなく、又嬉しいときは嬉しいと悲しい時  は悲しいと気持ちはいつも素直でありたいものですね(^^)   うーんでも相変らずわからんのが四騎忍というヤツ。   こいつの本音を聞いてみたいと言う気もしますね。中学生の癖に願望達成能力にあ  やかったり、あっさりとリバース状態に入ったりとホント忙しいやっちゃ(^O^;)   ほいじゃまたね〜                                桂 桂(JBH00712)  /POST - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/05/13 - 00964/00964 GBG02043 維/YUI セミナー等で学んだこと (12) 96/05/13 10:31  質問をして、はぐらかされる…というのが、前の書き込みで書いたことです。 今回は、どんな質問をしたか…、ということ。  他愛のない質問。何も知識がないからしてしまう、アホみたいな質問。…だから 答えてくれなかったとも思えます。  が、しかし。何も知らないから知りたい人に、知っていることを教えてあげよう という人々が、それにそれなりな答え方をしてくれないのかは、いまだに不思議です。 私が人間として役立たずなんで、教えてくれなかったんでしょうか?(怒)(^^;) * ニューエイジブームのはしりのような、某有名チャネラーさんの講演会の場合:  質問  さきほど、宇宙はビッグバンによって生まれたという話をされていましたが、     今日の朝刊にビッグバン説とは違う説が発表されたという記事が出ていました。     真実は一つな筈なのに、このような違う説が出てきたりするというのは、どう     してなのでしょうか? 同じ事柄に対して、捉える側面が違うので、そういう     ことが出てくるのですか?  答え  (マイクの位置から一歩横にはずす。質問者の方は見ようとしない。また     マイクの所にもどって)今、私は横にはずしました。むこうから危ないものが     飛んできたら、人はさきほど私がやったように、横にはずします。ですから、     私もそのようにするわけです。  ・・・(・ ・;)????   ← その答えを聞いた時の私。     ふと思う。んじゃぁ、何かい? あたしゃ、危険ブツって訳かい?     わからないなら、わからないって言えばいいじゃんかぁ!!!! * 山の手にある、手かざしをしてくれるスジの某宗教団体のおにいさん他の場合:    質問  いつも薬は毒だから使っちゃいけない。手かざしをしてもらい、また自らも     することで、浄化されていくのだから、それをさまたげることになるという話     を聞きましたが、昔から人々に信仰されている薬師如来さまは、薬の神様です     よね、あの方のなさっていたことは、どういうことなのでしょうか?  答え  あ、ああ…。 そうですねぇ。。。(結局、教えてくれない)  ・・・(- -;)     ああ、そうですねぇじゃなくってぇ、どういうことなのか教えてよぉ!! * 氷川様にもかなりな縁があるとしている、某神道系修行団体(?)さんの場合:  (そこの会にちょっと興味をもって、見学しにいった。そしたらいきなり妨害者   よばわりされた。)  質問  わたしを守っている神様が、そちらの妨害者というのは?  答え  本人の人間には、わからないんだよ、その後ろにいる神様がやっている      ことだから。まあ、こちらもいろいろと手は施してあるから、そんなに      邪魔されないようにしてるけどね。  質問  それって、これといって思い当たらないんですが、強いて言うと最近      パソコン通信で参加している所で、こういう宇宙の話とかするんです      けれど…。    答え そっちのことは、そっちで聞きなさい!!!そんなことはこっちには      関係ない!!!(と、とつぜん怒る)  ・・・(・ o ・) ←凍ってしまった。      なんで、そんなおこらなきゃ話ができないのかなぁ。見学に来てみて      くださいって言ったのは、そっちじゃないの。      氷川様のスジだと言ってたので、氷川の神様に怒られたみたいに思って      悲しくなってしまったっけ。 それでも、その帰りにめげずに氷川神社      に寄ってご挨拶していくあたりは、私ってコリないのかもしれない。      でも、氷川様が、あのおっさん達と関係あるのが本当なら、悲しすぎる。   他、細かいのはいくらでもあるんですが、アホみたいなんでやめます。  「もしかしたら、ここで探しているものが見つかるかもしれない」   ニューエイジにしろ、宗教団体にしろ、そういう気持ちで戸をたたくのが普通   あるパターンだと思う。なのに、(たぶん、運のいいことに)私は、いくらか   過ごすことはあるにせよ、見いだしたと思うより先に不信感を持ったり、空虚さを   感じてしまって、長続きしなかった。 「結局は、自分の足で歩くしかない」と   おぼろげながら思っていたことを、身にしみこませていった数年間だった。   ニューエイジ関連の事ごと、そこでの人々との関わり、それは皆私に、自分の   道は自分で造り自分で歩むものなのだ、世の中そんなに甘くはないぞってことを   しみじみと学ばせてくれました。反面教師みたいなもんね。            ったく、やってらんないわよ。質問には真面目に答えてね! …の 維/YUI            - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/05/13 - 04602/04609 GGA02514 KAZE 風の本棚●日本人と日本病について (13) 96/05/12 21:39 コメント数:1 ■岸田秀×山本七平「日本人と日本病について」(文春文庫) フロイト派の精神分析をベースに「唯幻論」を提唱してきた岸田秀と 戦後日本の最も重要な批評家・思想家であり、 独特の「日本学」を展開してきた山本七平が、 昭和54年に行なった対談の文庫化です。 山本日本学というのは、戦後最も重要な思想の一つだとぼくは思っていますが その基本的な考え方を知るにも恰好のものではないかと思います。 ぼくは、あまり愛国心のあるほうではなくて^^;、 どちらかというと、「故郷喪失者」的なスタンスでいるのですが、 それはそれとして、生まれ育ってきた日本と日本人については 以前からとっても興味津々でいろんな論考などを読んだりしてきましたが そのなかでも、ほんとうに深く頷ける日本人についての考え方は、 やはり、山本七平の数々の論考ではないかと思っています。 山本七平は残念ながら、数年前に亡くなってしまいましたが、 その山本七平の魅力的で示唆的な著書の数々は、 文春文庫やPHP文庫でかなりの数、読むことができますので、 日本人について興味のある方は、ぜひ読まれることをお勧めしたいと思います。 さて、今回の「日本人と日本病について」のなかから、 ぼくも日本人について、いつも気になっている「純粋信仰」についての部分を 引用紹介させていただきたいと思います。   岸田 (中略)戦争中は非国民という諸悪の根源をつくり、戦後は、かつて最高   の善人、純粋人間であった軍人を、一握りの軍国主義者という名の悪人にする。   しかも、その転換の奇妙さ不思議さに誰も気づいていない。   山本 「だまされた」という前提をつくるからでしょう。一億全員が詐欺にかか   った。善人はだまされやすいんです。(笑)善意を百パーセント通すには神にな   らざるを得ないのに、現実は、善意の通らない社会は悪いという考え方が支配的   ですからね。   岸田 一度、問題をひっくり返して考えるといいんですよ。なぜ、社会に通らな   い考えを善意と考えるのか、と。通らないのは、「善意」の側にそれだけの理由   があるのではないか、と。   山本 そう、そう。それこそが真に問うことの第一歩になるはずです。ま、ここ   で信仰箇条ふうに症例を挙げるとすれば、社会ハ悪、我ハ善ナリ。そして、純粋   ヲ尊ブベシ。(笑)特にこの純粋信仰というやつ、じつに興味深いですね。   岸田 特に動機が純粋であれば人を殺してもいいという、あの……。   山本 動機純粋論ですね。                                   (P.136) この純粋信仰という、極めて情的な極論は、 この日本に生まれ育った者で、ある程度意識的でいる者ならば、 それをため息混じりに感じることは、そう稀なことではないはずです。 マスコミの論調は、戦前戦後を通じて、純粋を好む世論に対して、 「社会ハ悪、我ハ善ナリ」を基調にし続けていますが、 これはいまだに衰えるところをみせないほどの横暴ぶりなのは、ご承知の通り。 自分を棚に上げて、自分は善だと疑いもしないで、糾弾する姿勢^^;。 実のところ、自分が正しいという人に限って、その自分の悪については まったく無自覚でしかないわけなのに・・・。 この「純粋信仰」のほかにも、日本人のあり方について 意識的に考えていくうえで参考になる視点がこの対談には満載されています。 ぜひ、一読を。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04604/04609 QZD02307 ジョリー RE:風の本棚●日本人と日本病について (13) 96/05/13 00:06 04602へのコメント >マスコミの論調は、戦前戦後を通じて、純粋を好む世論に対して、 >「社会ハ悪、我ハ善ナリ」を基調にし続けていますが、 >これはいまだに衰えるところをみせないほどの横暴ぶりなのは、ご承知の通り。 >自分を棚に上げて、自分は善だと疑いもしないで、糾弾する姿勢^^;。 >実のところ、自分が正しいという人に限って、その自分の悪については >まったく無自覚でしかないわけなのに・・・。  うーむ、オウムに関連するマスコミの報道なんかを読んでも、金とか、暴力とか、  セックスとか、ただ、それ以前から自分たちの頭の中にある、思考構造になぞら  えて書かれているようにしか、思えません。きっと立場を変えれば、その人達に  も、そういう「悪」の才能があるということなのかも・・・。  「地獄への道は善意で敷きつめられている」(レーニン)  ・・・とても、よい言葉だ(^_^;)                 ジョリー 04606/04609 GGA02514 KAZE 主義者は嫌いだな^^; (13) 96/05/13 10:46 04603へのコメント ジョリーさん、どうも。 》 しかし、僕の捉え方で言えば、夢枕獏がそう言ってたのですが、平井和正は、 》 平井和正というジャンルの小説家で、あるということなのですね。さらに言っ 》 てしまえば、僕も、ジョリーというジャンルの人間であるということです。平 》 井和正から、何かを、学ぶとすれば、平井和正の真似をするのではなくて、あ 》 くまで自分というジャンルの人間を、確立することに重点を置かなければとい 》 うのが、今まで彼の小説を読んできた、僕の、捉え方なのですけれどもね。 はい、その通りだと思います。 ほんと、みんながジョリーさんのようだといいんですけどね^^;。 ぼくは平井和正の小説は、あまり読まないし、 それほど「・・・イスト」ってほどに自称できるまでに 何かの作品に傾倒したことはかつてないのですが、 なんにせよ、なにかから学ぶということが大事なのであって、 そこに依存したり、こだわりすぎたりするのは本末転倒なのだと思ってます。 》 まあ、ヒライストと言われている(自分で思っている)人物は、日本に数万人 》 単位でいるでしょうから、その捉え方も、人それぞれなのですけれどもね。そ 》 れは、シュタイナーに関係する人たちの間でも、その捉え方は人様々だと思う 》 のですけれど、そこら辺はどうなんでしょう(^_^;)? ぼくのちょっとしたこだわりとしては、 なんにせよ「・・・イスト」にはなりたくないなというのがあります。 シュタイナーだって、そこから多くを学べると思っているだけで、 シュタイナー主義者なんて、なんだか気持ち悪いと思っているんです。 シュタイナーにしても、シュタイナーを教条化している方はたくさんいますが そういう「主義者」は一種の新興宗教のノリなんだと思います。 もちろん、そのノリというのは、「科学主義」をはじめとした、 何かの権威を固定化、絶対化して疑わないというものすべてにいえるもので、 マスコミの多くの部分も同じようなものだと思います。 ですから、この会議室でも、そういう意味での「・・・主義者」という 姿勢に対しては、この会議室のポリシーに反するものとして 苦言を呈するという方向を議長としてはとってきたつもりです。 ちなみに、ぼくはシュタイナーから学ぼうとはしてますが、 シュタイナーに関するいかなる団体とも無縁ですし、 たとえ「シュタイナー・ファンクラブ」なんてのがあったとしても そういうのは、鬱陶しいので、近づきたくないですね。 そもそも、ぼくは、いわゆる「ファンクラブ」っての、苦手で^^;、 なんだかカイカイがでてしまうんですよねf^_^;ポリポリ。 ま、あくまでも個人的な趣味ですけど・・・。 で、平井和正ですが、正直いって、ぼくには情報不足ですので、 ぼくの憶測を云々することは避けたいなと思っています。 ま、だれにせよ、自分のやったことには、自分に対しても、 その影響を及ぼしたさまざまについても、 可能な限り責任を持つべきだと思っていまして、 それが宗教がらみのことであれば、なおさらそれは重大だというのが ぼくの基本的な考え方だというとにとどめておきます。 》 うーむ、僕は、桂さんとは読み方が違うので、何とも言えませんが、そういう 》 読み方の人がいても、別に悪くはないと思っています。ただ、ファンはいらな 》 いとか、平井和正の作品を読み解く会議室だとか言われちゃうと、形式張って 》 いて、僕の肌には合わないんですよね。 桂さんの意図をちゃんとお聞きしたことはないので、 これはぼくの勝手な見方でしかないのですが、 FARIONにある会議室だから、たとえば村上春樹の会議室や 吉本ばなな、村上龍といったような作家の会議室をファンクラブのノリで 開くのではなく、そこから何が学べるかということを 心の問題に絡めてテーマ化したいということなのではないでしょうか。 ま、あとは趣味の問題でしょうね。 何をとりあげるにしても、そのとりあげ方で、 それを好む方、そうでない方というのがでてくるのは仕方ないでしょうから。 》 まあ、そこら辺も含めて、会議室上でなるべく、話し合いがなされていればと、 》 今になって思うのですが、これから、そのようなトラブルを避ける為には、な 》 るべく運営側の人も、一般の会員も、会議室上で討論して欲しいですね。 ぼくは、一応、このFARIONの設立メンバーではあるので、 おそらくは、運営側の一員だと思うのですが、 「運営側」という意識が極めて希薄です(無責任ということか^^;)。 でもって、ぼくの理解する限りでは、憶測のほうが先行してしまっていて、 なんだか不信感のための不信感って感じもするんですけどね。 たとえば、Paper Birchさんの会議室が昨年の暮れに新設されましたが、 ああいう会議室が新設される際、それが会議室上で討論されて 新設されたわけではないですが、それに不信感をもとうと思えば思えます^^;。 ひょとしたら、ぼくがPaper Birchさんから賄を受け取って みれさんと交渉したのではないか、なんて・・・^^;。 (冗談ですってば>Paper Birchさん^^;) ま、それはともかく、確かに、配慮が要らぬ不信感を生むというのは避けるべきで そういう意味で、FARIONの参加している方々それぞれが 自分の発言にちゃんと責任をとっていくということが必要でしょうね。 ぼくは、無責任で、余計な憶測や面倒ごとが嫌いなものですから^^;、 会議室のことは会議室だけで裏表なく話すことにしていまして、 会議室を読めばそれで誤解は生まれにくいようにしているつもりです。 もし、裏で陰口をたたく方がいたとししたら、こう言いたいですね。 卑怯なマネはやめろ!悔しかったら、リングにあがってこい!ってね。 》 ですね。ARIONを、信じる信じないよりも、その言葉の意味をどのように 》 汲んで、自分のものにしていくかですね。最終的には、ARIONさえ、必要 》 としなくなるような状態が望ましいと、ARION自身が、そう言っているわ 》 けですから、そのような、状態を想定することも大切なのかも知れません。 はい、そういうことです(^^)。 ですから、依存せず、拒否せず、っていうのがいちばんいいです。 で、そこから学べなくなったら、あれこれ文句いわずに去ることです。 あいつが悪い、こいつが悪い、ってことばかりを言うたわけ者は、 結局、何からも学ぶことのできない悲しい人なんでしょう。 そういう方の多くは、自分の発言に責任を持つ気のない方ですから、 そういう方はできるだけ相手にしないでいるのが正解かもしれません。 植木等の無責任はけっこう責任感あるけど(^^)、 こうしたパソ通上の無責任は、たんなるバカ以外の何者でもないですからね。 》                        KAZEさんみたいに、芋虫が 》 地を這うようなごとく(失礼ですね^^;)地道にやっている人間が、一人くらい 》 いた方が、人間の考える余地を残しておく大切さがわかるというか・・そんな感 》 じがします。いちおう、褒め言葉ですよ(^^;)。 はい、褒め言葉だと受け取っておきます(^。^;)。 しかし、だれでも、この地上に生まれてきた以上、地を這ってるんです^^;。 そうでないと思ってる人は、自分では少しも這わずに、ドラックやるか 自己陶酔の世界に陥って、バーチャルに飛んでるだけだと思います。 そういう、バーチャルって嫌いなんですよね、本質的に。 そもそもバーチャルなのが好きな方に限って、 少しも想像力がないというお粗末だという気もしますから、余計始末が悪い。 》 ですね。ほんとうに、FARIONの多くの会員がやる気になって、どんどんこのフ 》 ォーラムを面白くしていくような雰囲気になれば、このフォーラムも、まだま 》 だ捨てたもんじゃないぞとは、思うんですよね。たとえ、運営への不信があっ 》 たとしても、多くの会員のやる気が勝れば、そんなしがらみさえも、吹っ飛ぶ 》 んじゃないかと、僕は思っています(^_^)←やる気100倍! 運営への不信っていうのは、ぼくの知る限りではほとんど憶測が多いと思うけど^^; ま、そんなことなんかいうより、もっとフォーラムを面白くするのが先決で、 そのためには、自分の発言にとことん責任をもてるような姿勢の方が たくさん活躍していくというのがひつようでしょうね。 ぼくなんか、面倒なものだから、ほとんどフォーラム全体のことを無視して、 自分のやりたいことだけをこの会議室でやってきましたが、 ま、自分の責任範囲で、一生懸命やるのが、いいのだと思います。 責任とれないことに首をつっこむのは自分としても納得できませんから。 ま、ともあれ、楽しく有意義な会議室、フォーラムにしていきましょう(^O^)/。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04605/04609 GGA02514 KAZE 「いか超」読書会はじめましょうか (13) 96/05/13 10:45 04600へのコメント あとみさん、どうも。 》  「いか超」は、ほんとにいい本だと思います。お恥ずかしい話ですが、 》  私はこの本を読みながら涙がこみ上げてしまったことが多々ありました。 》  思い出深い一冊です。 いや、実は、ぼくも涙がこみ上げてしまったくちでして(^^ゞ、 魂の深みにじっくりと光が射してきたような、そんな感動を 何度も何度も味わうことができました。 それは、最初だけではなく、何度読んでもそうなんです。 》          でも私もすべてを理解しているわけでもないですし 》  もう一度じっくり読んでみたいのでもしお願いできるのなら読書会を 》  開いてもらいたいです。 実は、現在、(何カ月も間があいてしまっていますが^^;) 「薔薇十字会の神智学」(平河出版社)の読書会を 続けていることになっているのですが、少し挫け気味です^^;。 (みのる♪さん、ごめんね、ちゃんとそれも再開しますからね;^_^)) もちろん、それを諦めてしまったわけでもないのですが、 ま、そうした、最後までできるかどうかわからないという 情けなさを前提にさせていただければ(なんて意思表明だ(・・;))、 ぼくとしても、「いか超」について、じっくり読み直す機会は 願ってもないことですので、ぜひやりましょうY(^_^)Y。 ということで、テキストは ■R.シュタイナー「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」  (高橋巌訳/イザラ書房) ということで進めていきたいと思いますが、 ちなみに、ぼくの持ってるのは、昭和62年3月に出されている第二版九刷分で おそらく、新しく購入される方は、版が新しくなっていると思います。 しかし、内容やページ割りに大きく差のあるわけではないと思いますので、 ぼくとしてはそれで進めていきたいと思います。 あと、進め方ですが、この本は、知識的なことを云々する性質の本ではなく、 自らの魂について見据えていきながら、それを育てていくためのものですから 通常の読書会というのとは少し違ってくるかなと思います。 》              KAZEさんが紹介してくれた西田幾多郎の本も 》  読んでみたいので、「いか超」を軸に据えながら折々の箇所で西田哲学 》  とか、華厳経の事事無碍法界に通じるようなところで共通点を 》  見いだしていく、なんてしてもらえると、大変嬉しいのですが・・・ ぼくも、いつかそんな試みをしてみたいなとずっと考えてきたのですが、 まだまだそれに真っ正面から取り組めるほどは理解が進んでいません^^;。 でも、現状、できる範囲で、試みてみたいと思っていますので、 よろしくお願いします。 》   私はARIONの発言については、ごく最近の文しか知らないのですが 》  私もシュタイナーに近い物を感じます。だからこそ「縁」を感じるんですよ。 そうですね、ぼくも最近とくに「縁」を感じることが多いです。 最初は、ほんとうに、なんでFARIONにいるのか、 自分でも解せないところがあったのですが(自分で引っ越したくせに^^;) その意味が少しずつわかってきているんですよね。 おそらく、気づかないところでなんらかの衝動があったんでしょうね。 》   シュタイナーの伝えたかったことをただ頭で理解するんでなく、 》  どんなにささやかなことでも自分の言葉で語り、自分の手で何かが出来たら 》  良いなあ、って願っています。 はい、それがなによりも大切だと思っています。 ここでは、シュタイナーは素晴らしい!なんてことを言いたいわけではなく そこからできるだけ多くを学びながら、みずからの魂の力を 育てていくのが目的なのですから。 世に、シュタイナーを教条的に云々される方々は、 教育の現場をはじめ多くいらっしゃるようですが、 「最初にシュタイナーありき」ってことじゃなくて あくまでも、一人一人の魂の成長が問題なんだということを忘れたくないものです。 では、読書会の進め方についてこれから少し考えながら、 それが決まり次第はじめてみたいと思います。 あとみさんのほうでも、「こういう進め方がいい」というのがありましたら ぜひご提案くだされば幸いです。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/05/13 - 03983/03991 HQK00566 SOUND RE^3:炎で書いた物語」最終章(その4の下) (14) 96/05/12 14:58 03969へのコメント 「炎で書いた物語」最終章(その4)  「妄想的お伽噺創作ノート のつづき」    <打ち出の小槌をたずねて>    一寸法師であるわれわれ人類を霊的に完成に導く「鵜の小槌」「打ち出の小槌」とは なんだろう。 その特定をしてみたい。具体的なものなのか。ただの抽象的な象徴として使用されたの か。           >>94/11/04 逆卍と卍が重なる為、古(イニシエ)のツチ鳴る力を黄泉帰ら せよ…桜花                 「古(イニシエ)のツチ鳴る力」というのだからそれは鳴るものだろうか。      「旧事本紀」(くじほんぎ)の    「天神(アマツカミ)御祖(ミオヤ)詔(ミコトノリ)て、天璽(アマツシルシ)瑞宝 (ミズノタカラ) 十種(トクサ)を授かる。。沖津鏡(オキツカガミ)一、 辺津鏡(ヘツカガミ)一、 八握剣(ヤツカノツルギ)一、 生玉(イクタマ)一、足玉(タルタマ)一、死反玉(マカルガエシノタマ)一、道反玉 (チガエシノタマ)一、蛇比礼(ヘミノヒレ)一、、蜂比礼(ハチノヒレ)一、品物比 礼(クサグサノモノノヒレ)一と謂ふは是なり」     「天神(あまつかみ)の御祖(みおや)教えて詔(のりごち)て曰(のたまわ) く、若(も)し痛む所有ば   茲(この)十宝を令(し)て一二三四五六七八九十と謂いて  布瑠部(ふるへ)由良由良止(ゆらゆらと)布瑠部、如何為(かくなせ)ば、  死(まかれる)人は反(かえりて)生(い)きなむ、所謂(いわゆる)布瑠之言(こ と)の本(もと)なり」                 この「一二三四五六七八九十」と唱えながら「布瑠部(ふるへ)由良由良止 (ゆらゆらと)布瑠部、」という部分に鍵があると感じた。      そうすれば痛みどころか死んでも生き返るのだ。      上記の神宝の中に振ることで効果があがるものがあるのだろうか。      鏡ではなさそうだ。剣はフルと空気を斬る音ぐらいはするがゆらゆらでは効 果が薄そうだ。。玉はあまりふっても関係がない。鰭というのも振ってもなにもなさそ うだ。      困った。堂々巡りに落ち込む。     なにをゆらゆら振るのか、十種神宝の中にあるはずの振って意味のあるモノ。     古代の歴史から意図的に削除されてその使い道もわからなくなっている饒速日 尊の時代には頻繁に使用されたもの。 そのものの特定のためにいろいろ思案したが結論を言うとその答えは十種神宝の最後に 上げられる品物比礼(くさぐさのもののひれ)であった。 鰭ということばから魚の鰭を干したようなものを想像して遠回りしていたのだ。 最近刊行された中矢伸一氏の「封印された日本建国の秘密」(日本文芸社)が図書館に 入ったので、 早速借りると驚いたことにその答えが載っていたのである。 氏は品物比礼(くさぐさのもののひれ)を銅鐸との説を立てている。 ぼくはその炯眼に敬服し、感謝した。 参考のために辞書をひもといてみる。 「銅鐸=弥生式時代の遺物で、扁円筒形をしている青銅器。 近畿地方を中心に分布する。釣鐘形をなし上方に大きいつまみ、左右に狭いひれがあ り、大きさは 二十-百五十センチほど。幾何学的文様、又、動物や農耕生活などの原始絵画文を描い た のもある。 用途については不明だが、一種の楽器で、地方豪族の祭器であったろうといわれる」  (三省堂、広辞林より)  「鐸=シナで、昔、民衆に政令を発布するとき、文事に木鐸(鈴の舌が木製のもの)、  武事に金鐸を振った」  (三省堂、漢和辞典より)   左右に狭い鰭(ひれ)があるところから、品物比礼(くさぐさのもののひれ)と呼ばれ たと思われる。 鰭ということばから魚のフカ鰭のようなものかと思って除外していた。まさか、青銅器 であったとは…。 これは大きな鈴で、布瑠部(ふるへ)由良由良止(ゆらゆらと)布瑠部(ふるへ)とい う使用法がそのまま当てはまる。やっと見えなかった影が姿を見せた。 これは「古(ふる)のツチ鳴る力」にふさわしい祭器である。 その用途は、祭祀においてクサグサノモノ=さまざまなモノ=祟りや邪霊、を払う目的が あったのだろう。 その後の支配者によって徹底的に廃棄され、用途もわからなくされたのは 自分たちが滅ぼした近畿の大王の霊力が銅鐸にこもっていることを畏れたためであろ う。 銅鐸は、由良由良止(ゆらゆらと)布瑠部(ふるへ)ると中の舌と呼ばれる部分が当た り音を発した。 侵略者たちにとってはそれは恐怖の鐘の音と聴こえたことだろう。 真のスメラの蘇りを畏怖して破壊し、廃棄し、埋めた。書物からも銅鐸の項目は消し去 られた。 おかげで現代人にもなんのために使ったものか目隠しされて、さまざまな説が飛び交う だけになってしまった。 そして、幾時代かの夢が過ぎ去りふたたび、 その鐘がフルのミタマの命を受けて「夜明けの鐘」として鳴り響こうとしている。 打ち出の小槌としての役目を果たす秋(とき)がきた。 果たしてわれわれはどのような夜明けを迎えるのであろうか。 かすかに鳴り響く「夜明けの鐘の音」に耳を澄ませ、心して待ちたい。  (つづく)   ♪♪音(SOUND) ♪♪ 03984/03991 VFD07310 NORI 物理の先生の話 (14) 96/05/12 17:10 03770へのコメント コメント数:1  >>#3770 前に物理の先生がπの事を話していました。 サインカーブになぞらえて「あの人はπ/2だ」とかいう言い方をすることがある そうです。 π/2は90度で一番上で絶頂期でこれからさがっていくというような解釈という ような解釈をすると言っていたと思います。 あと、どこかのHMに出ていたこういう記号についても聞きました。 χ(カイ)  未知量 オズマ   不思議な量 π     3、14 Σ(シグマ) 足し算 > 12/01 χ(カイ)なる者はオズマの、π(パイ)なる者はシグマの夢を夫々見る 「未知なる者は不思議な、決まっている者は計算の夢(希望、それにそった行動) をそれぞれ見る」変な部分もありますがぼくの解釈にするとこんな感じかな? 未知なる者、決まっている者というのはそれを望むものという感じで、 「夫々の望むように行動する」とか「夫々が好む方法で智慧に至る道を歩む」と かそんな風にも解釈出来ると思います。 サインカーブとπの関係、とシグマのことを合わせるとπ(パイ)(下降の真っ最中) なる者はシグマ(足し算→上昇)の夢を見る(を希望する)と解釈することも できますね。未知なる者が不思議な夢をみるとは「自分の事が分からない者はなにを 希望するか分からない(なにをするか分からない)」ということかな。 うーん、こういうのって考え出すときりがないんですね。(^^;                            NORI 03991/03991 KHC01313 まるにちょん 「ス」神について(言霊的解釈) (14) 96/05/13 07:19 03971へのコメント  #3971 はな さんへ  ここに書くのは久しぶりです。  精力的な預言解釈になんだか凄い気迫を感じています。  言霊から見た「ス」について書いてみますね。  「ス」について、大本言霊学(出口仁三郎が提唱した言霊学)を学んだ倉田地久氏 は、次のようなことを言っています。   「 ウは万有の体を生み出す根元にして、ウの活動極って上にアの言霊を生み、    ウは下にオの言霊を生めり。     この○・(まるの中に・が書かれている図)の活動を主(ス)の大神と称           アメノホヒオ        ミコト    す。又の御名を天峯火夫の神・大国常立神言と奉称してゐる。」  天峯火夫の神といえば、古史古伝「宮下富士文書」にもでてくるようで、天之世 之神七代の中の第一代の宇宙始元の神と言うことです。  宇宙の始元の神と言えば、古事記などから天御中主神が思い浮かべられますが、 天峯火夫の神のことは良く分かりません(^^;。    出口仁三郎はその著作の中で   「 神も凡ては天峯火夫神の大御水火(オオミイキ)で創造されてゐる。言霊は神なり。    神は言霊より他になきと知る可し」   「 宇宙も神も万物も、その大原は天峯火夫神・即ち大宇宙の大極元の言霊幸    はひ坐して、成り出でませるなれば、実に至貴・至尊なるものは、言霊をお    きて他に何物もなしと知る可し」  と言っていて、どうも大変な神様であるようです。   ヨハネの福音書に出てくる「始めに言葉ありき、言葉は神なり」云々と共通す  るものがあるようです。   天之御中主大神は、ウであり、○・で表されますが、実は、言霊ではスも○・ で表されことから、天峯火夫神も異名同体あるいは、それぞれ体と用、本体と活動 を表してるのかも知れません。  先に出てきました国常立と言えば、日月神示にも出てくる神様で、スサノオとも 関係が深かったように記憶しています。  日本の(地球世界の)立て替え建て直しには、国常立とスサノオが欠かせない役 割をするようです。  「ス抜き」のスサノオとは、上記のような根源神とつながりを何らかの呪術によ って断絶させられ力を弱められたのではないか、封印されたのではないかと思いま す。  これは、古事記の中に「千座の置戸を負せ、また髭と手足の爪を切り、祓えしめ て、神逐(カムヤラ)ひ逐ひき。」とあるように、罪を背負わせ、力の象徴であると思わ れる髭や爪を抜き呪術的な力の簒奪をされ、ついには根源神とのつながりを封じら れたのが、「ス抜き」のスサノオではないでしょうか。  逆に「ス在り」のスサノオとは、根源神とつながっていて、ちょっと想像もつか ない超絶なパワーを持つ存在なのではないかと思います。  参考までに、「ス」の言霊的意味は、山腰明将の「言霊」の言霊音図では、 「透き通る、澄む、済む、進む、涼しい」などの意味になると言うことです。  また、江戸時代の国学者中村孝道は発見した「ますみの鏡」と言われる言霊 図があって(簡単に言えばあいうえお50音図にあたるもの)、これには75 音あるのですが、その中心に「ス」が配置されています。  参考図書「言霊の道・先覚者略伝集」 吾郷清彦著 コトタマフキュウカイ刊 では、また。                     まるにちょん、○ゝ - FARION MES(16):心霊学研究所 ★ シルバーバーチと共に 96/05/13 - 539/540 GGD03030 《 隆 》 人を見る目 (16) 96/05/13 11:22 509へのコメント  グランブルーさん、どうもです。    >でもとかく霊的な事というのは最近のマスコミなどでも、まずインチキ商法  >だ、という観点から見られていると思うので、情けないですが普通の人が特  >別視するのもやむをえないのかもしれません。ウーム  たしかにそういう風潮は多々ありますよね。特に田舎はそういうのが強くて、  そういう事言うとたちまち白い目で見られてしまいます。そのくせ、変な電磁  治療器(あたしは、むやみに磁気を身体にかけるのはまずいと思っています)  にコロっとだまされたりするんですよね。    ただ、なんでもかんでもインチキ臭いと言ってしまうマスコミを作ってしまっ  た責任の一端は我々にもあるということは忘れないようにしたいです。始めに  「奇跡だぁぁぁ!」なんて大騒ぎしなければ「インチキ!」って言われること  もなかったでしょうから・・・。しかし、事実はどこまでも事実だから、イン  チキだろうがなんだろうが、どうでもいいことなんですけどねぇ。しつこいよ  うですけど、たとえインチキでもトリックでも、病気が治れば嬉しいぞ(^^;)。    >しかしまたオフでKAZEさんがおっしゃっていたように、このような霊的なも  >のをを単に現実逃避の材料としてとらえる方も出てくる危険性は十分にある  >と思うので、紹介する側も注意が必要なのでは、とも思っています。  そうですね。病気はあくまで自分で治す(自己の治癒力)ものであって、誰か  が治してくれるものではありません。中井さんが行われているのも、究極的に  は治る手助けなのだと思います。多分、いくら凄い人でも、治る気がない人は  治せないんじゃないでしょうか(このへんは実際どうなのでしょうね???)。    >でも実際にヒーリング勉強会来てください、と軽くさそっても  >新興宗教と間違われるのかほとんど来ませんから・・・  悲しい世の中ですよね。価値観がすごい偏ってます。バカタレントの講演会に  はホイホイ行っちゃうくせに・・・(^^;)。まあ、人間せっぱ詰まらないと動  かないですから、しょうがないのかもしれません。ヒーリングがポピュラーに  なるといいなあとは思いますし、そうでない世の中では息が詰まりますけど、  必要がなければそれに越したことはないのは確かです。    >まぁヒーラーの場合治らなくなったり、ちょっと異常な金額をとるように  >なったらそれですぐに分かるので、大丈夫だとは思いますが...(^^;。  今の人たちは自分も含めて、人を見る目を養っていないのかもしれません。い  い人と悪い人を見る目があれば、変な勘ぐりしなくてもすみますからねぇ。ヒ  ーラーと称する人にもきっと悪い人はいるんでしょうが、「人を見ればわかる」  自信があれば、必要以上の警戒もいらなくなるのですが・・・。                              by 隆ちゃん - FARION MES(19):世も末ばなし ★ ぶっ飛び話・罰当たり話 96/05/13 - 945/947 PAF02400 湖の鷹 RE:ガッチャに文句があるぞ! (19) 96/05/12 22:04 937へのコメント コメント数:1 雲上仙人さんへ、 うみうみ、代案が示されてますね。「出来る事なら」とやさしく書かれているけ れど・・・、うーん、私だってやっぱりそう書くかな(^^;)。ということで、出 来ることなら、ガッチャさんの書かれていた、 > 今後はこのような事の無いようにお願いします。 ではなくって、 | 不服の場合、該当者は引用の意図をシスオペあるいは会議室に申したてること。 | あるいはルールの許す限りの引用にての再アップロードを行ってください。 と書いて欲しいなー、とか思いました。 私としてはルールを適用するのは、それぞれの個人的判断で構わないと思います けど、あくまでも「抗議があるならいつでも聞くぞ」という姿勢だけは見せて欲 しいと思います。まぁ、その抗議によって、以後の運営を変えるか変えないかは 当然別問題になりますけれどね。 さてさて、第三者(とりあえず私にしておく)から見ると、ガッチャさんの発言削 除表名文は「このような悪いことはするな」と言っているようにしか読めなかっ たりするのだけれど、普通たいていの人は「悪いことをするな」と叱ったならば 良いこともしなくなるんですよね。で、これは当然のことながら、「怒られた本 人」だけではなく、周りの人も(つまり私だって)悪いことをしないために行動を 控えよう、とか思うと思うのだけれど・・・、少なくとも私はガキのころはそう 思ったけどなー、そうそう、理由も聞かずに怒るような人の前ではなにもしない でいよう、とか。 ************************************ えーと、「ルール」についていろいろ考えてみたのだけれど、私なりに気に入っ た結論としては、子どもの自転車につける「補助輪」ってのが正解かな、という ところですね。もしも私らが不慣れであって、倒れてしまうと「危険」だから 「補助輪」をつけて倒れないように危なくないように強制してしまうという・・・。 まぁ、たとえば NIF のあらゆるフォーラム、ひいては社会のあらゆる場所で も同じなんだけれど、「暴走」させないために、他の人により多くの迷惑を掛け ないためにスピードを制限させるという意味で「補助輪」使うのも悪くは無いと 思うけれど、私なんかは、ここまで考えてきて「そーかー、ルールってのは傍か ら見ると みっともないとゆーか、情けないとゆーか、まぁ、なんだ、そのたぐ いの恥ずかしーものだったんだなー」とかに行き着いてしまった(^^;)。 ************************************ >  まぁ、肉体を失う事(死)に較べたら、何でもないんだろうけどねぇ。思うんだ > けど日本語を使っている君の言葉は君自身の望みだったの? 日本語を使いたくて > 使っているの? (まさかとは思うけど)しぶしぶ使っているとしたら、君が使い うーん、日本語はあくまでも「手段」であって「目的」ではないから、相手に通 じるならなんだっていいわけだけども、そうね、たとえば私なんかだと仕事上 相手に伝わりやすいという理由で「言葉」より「図面」をより多く使っていたり するわけだけど、たとえばプログラムなんかだとコンピュータに良く伝わるから という理由で「日本語」よりも「プログラム言語」をより多く使っていたりする わけだけど、私の「望み」というのは、あくまでも私の言ったこと書いたことが 「相手に伝わる」ことだから、これはもう・・・、うーん、俺も広辞苑 用意し たほうがいいかなー(^^;)。 あと、“不利益”という言葉の意味なんですけども、私としてはあくまでも「金 銭レベル」での不利益・損害であって、個々人の意識レベルではなかったつもり だったけれど・・・。まぁ、そゆことで。 96/05/11(土) 21:10 湖の鷹(PAF02400) ps. いまいち脳みそが眠ってるな。うまい言い回し(書き回し(?))ができてない・・・ ps2.げげっ、書き込みさぼってたら、みれさんからも RES がついてやんの(^^;)。 れすはこの後の書き込みで(^^:)。 ps3.ということで、「補助輪」のなにがいけないのか?、というのをぼんやり考 えていたら、「なにか事があったときに、急いで対処することが出来なくなる」 というのをひとつ思い付きましたです。まぁ、オームだとか北海道の落石事件 とか住専問題とかエイズ問題とか・・・、ありゃん、みんな同じじゃん、とか いうとこから考えはじめたってのを今更思い出してたりして・・・、 ps4.うーん、↑の続きが思い付かなかったので、とりあえずこれにて(^^;)ナンダカナー。 947/947 QZE14371 雲上仙人 まぁ、一応 収束しましょう (19) 96/05/12 23:30 945へのコメント TO:湖の鷹さん FROM:雲上仙人  どもども、RESをありがとう。  でだ、このままコメントをお互いに繰り返していくと、議論になりそうなので ここら辺で辞めませんか? 私は、この場で議論をする意思が無いのです。  どこぞからお金を貰って書込みをしているわけで無し、自腹を叩いて課金を支 払っている一会員のわたしとあなたが何を悲しゅうて議論しなければならないの だろう。そういうことはお金を貰っているプロの方に任せましょう(^^ゞ 私は女 性とお喋りする為ならお金は惜しくないのですが…(^^;; もっとも、相手によっ ては「女の子」と言ったり「娘」と言ったりしますが(爆) 申し訳有りませんが、 今回を持ちまして、RESは終了させてくださいね。  ではでは 雲上仙人 946/947 PAF02400 湖の鷹 RE^3:ゆってる事とやってる事が・・・ねぇ (19) 96/05/12 22:05 942へのコメント みれさんへ、こんばんわ(^^)。 えーと、書き込みの意図なのだけれど・・・、 私個人はルールがキライだというのが第一点、まぁ、これは個人的なことなので 機会がなければ出さないようにはしてるのだけれど・・・、で、もうひとつは 「ルール・規則」は常にそれが正当であるかどうかを「誰かが指摘するべきも の」であると私が考えているという点ですね。今回は私の見ているところで誰も その手の指摘をされていなかったので、私自身やらなきゃいけないよなー、と思 ってたんですよね。ただ「削除しました」とかだけだと、だれもその行為そのも のを(ルールを適用する側される側を含めて)「良い事か悪いことか・するべきこ とか控えることか」を考えようとしないからね。一人でも多く「その行為が必要 かどうかを考えてくれる」ことが、規則をなくすことの出来る唯一の方法だと思っ ているから・・・、うーん、結局、個人的願望に行き着いたな(^^:)ワタシノバヤイ ソレシカ ナイケド。 ************************************ あらゆるものは、ほっぽってなにもしないでいると腐っていきますね。私はルー ル・規則も同じだと思います。だからこそ、「それは腐っているんじゃない?、 色が変わってるぜ?、そんなもの捨ててしまったほうがよくない?、じゃなきゃ 新しいものを用意するとかさ?」と私なんかだと・・・、まぁ、なるべく言うよ うにしたいと思ってるし、他の人もそゆことして欲しーなーとか思っているので すね。本当に腐っているように見えるかどうかに関わらず・・・、 96/05/12(日) 21:23 湖の鷹(PAF02400) ps. ではでは(^_^;)。