「焚き火に申請が要るというのは初耳だが」と天使は答えた。 - FARION MES( 5):**/////*/////*/////*/////*/////*/////** 96/05/24 - 00951/00952 GED01563 水戸黄門 RE:御老公の独り言(11) 暗黙知(3) ( 5) 96/05/24 00:41 00905へのコメント まず、固めに進めてみようと思うのじゃが、最後に簡単にまとめるので、勘弁願 いたい。 ポラニーは、「我々は語ることのできない多くのことを知ることができる(暗黙 知の次元15p)」という直感的事実から出発する。 そのひとつの例として、ポラニーは、モンタジュー写真をあげる。目撃者は警察 の協力により犯人に似た写真を作り上げる。目撃者は目撃者の記憶の中にある犯 人の顔の目やら髪やら顔の輪郭やらの特徴を警察が目撃者に示す目やら髪やら顔 の輪郭やらのコレクションの特徴と結びつける。しかし、目撃者は「実際にどの ようにそれらを結びつけているかを」語ることはできない。そして、ポラニー は、「このようにして成立する知識伝達の行為そのものこそまさしく、我々が語 ることのできない知識を示している」と断じている。このような行為は、病気の 診断、岩石等の標本の識別などでも行われるとし、ポラニーは、「言葉ではない 標本などを使った実習によって「伝達可能」であるとする。この知識伝達の方法 を「直示的定義」と呼ぶ。直示的定義において、知識の受信者は、言葉で伝達で きない知識を知識の受信者の知的努力によって当該知識を発見しなければならな い(筆者要約)」と主張する。 ポラニーによれば、ゲシュタルト心理学では、「外見的特徴の認知において、部 分的な特徴を語ることができなくても、部分的に感知している特徴を統合により 全体的特徴を知ることができる」としている。そして、ポラニーは、ポラニーに よる「語ることができない知識」はゲシュタルト心理学で発見したこの知識論と 関係していると述べる一方で、ゲシュタルト心理学を批判する。すなわち、ゲシ ュタルト心理学では、記憶の中の部分的特徴が相互に均衡がとれたとき、「外見 的特徴」の認知ができるとする。これに対して、ポラニーは、我々の経験を能動 的に形成する活動の結果としてゲシュタルト(形態)が成立すると主張する。す なわち、ポラニーは、経験を能動的に形成(統合)する活動の結果、人間は知識 を発見すると主張し、この能動的な形成(統合)が暗黙的な力と名付けた。 ポラニーは、経験を能動的に形成(統合)する活動の過程並びに結果で、人間が 発見した知識を「暗黙知」と定義したいのではないかと思われる。そして、知識 の受信者は、言葉で伝達できない知識を知識の受信者の努力で得た経験を統合 し、言葉で伝達できない部分的知識から言葉で伝達できない全体知識を得るので はないだろうか。この全体知識を暗黙知と呼ぶのだろう。だが、全体知識を得る までは、部分の知識に集中する必要もあるのだろう。 今日の固めの部分は、これでしまいじゃ。 以上、ここまで誤解がないかどうか、ポラニーの愛読者の見解を聞きたいのじゃ が。現在は、「部分」を語っているので、「全体」を把握するに差し障りはない かもしれないので、先に論を薦めることとする。 で。お約束の簡単なまとめにはいる。 ようするにじゃ、ARIONの言葉ひとつひとつを吟味しても意味がないのじ ゃ。言葉ひとつひとつは言葉で伝えられても、ARIONの主張の全体は言葉で は伝えれないのじゃ。本人が自ら学ぼうという意思があって、ARIONの言葉 をひとつづつ実践し、体験を重ねて、ARIONの主張したい全体を理解できる ようになるということなんじゃな。ARIONの主張やARIONの言葉の実践 者の伝えたい全体は、言葉では伝えられない智恵−暗黙知なのじゃ。勉強などで も教科書や講義録をいくら整理しても成績があがらないものじゃが、演習を重ね ると成績があがるものじゃ。理屈も大事じゃが、理屈だけではじゃないんじゃな。 同様に、人々の主張したい全体は言葉では伝達できないのじゃ。 96/05/22(水) 01:07 水戸黄門(GED01563) - FARION MES( 6):ハロー・メッセージ ★ 今日のハロー・メッセージから 96/05/24 - 01094/01095 GBG02043 維/YUI RTの後、考えた ( 6) 96/05/24 12:49 魂の前庭が心だって、どこかで読んだ気がする。 庭…庭ねぇ…  ?!天使さんのいた家の外の庭!! 魂は、かみの領域との通路。通路なら、きっと天使もいることがあるだろう。 たき火は天使が起こしたもの。かみから示された、魂へ到る鍵。 たき火に集まってきたのは、自分の良心か、少なくともいわゆる”善い人”という 「トラ」とでも言えばいいのだろうか。 凍え人、ちょっとひねくれた自分の気持ち。いつもの自分に対して時々反撃を しかける、困り者の… これも、「トラ」。 一般的に見て、良いか悪いかでは、「トラ」をくくることはできない。 「トラ」は、どんな姿、態度を示そうと、「トラ」でしかないと、HMを読んでいて 思った。 んじゃ、今こうして「トラ」を含めた書き込みをしている私は? HMに対する考査は、自分の内部葛藤に対する考査に、変わっていってしまう。。。 ところで、 凍え人は、今は寒くないのだろうか。 妙に元気じゃないか。怒りのなせるわざかな? きいてみたいことがある。 「ねえ、もう寒くないの? たき火にあたって、あたたまりたかったんじゃないの? あたたまることが目的だったんじゃないの?」 凍え人の一番求めていたことが、あたたまることだったのなら、天使が自分で柴をもっ てこなけりゃ、暖まらないよって言ったときに、もっと違った反応をしてもよかったよ ね。あたたまるためにどうすればいいかって、天使は教えてくれたのにさ。 それとも… 凍え人は、誰かと会話をして他者との交流を求めていたのだろうか? だとしても、なんか変だぞ。 だって、交流を求めているにしちゃ、すぐに怒るし、 自分のやり方しか認めないじゃないか。 それじゃ他者を認め、交流するなんて できゃしない。 たき火の人は、不思議だね。 結構人数がいるようなのに、妙に静かだね。 何かに問題があると、なんか言うけど。 もっと、いろんな話してもいいのにね。 それとも、聞こえないだけで、それぞれには話をしているのだろうか。 凍え人と他のたき火の民は、友達じゃないけど。 だから、あんな話方でいいのかもしれないけど。 私は、なんかイヤだな。 もちろん、世の中いろんな人がいるから、話がすれ違うことだってあるけど。 できれば、楽しく話したいじゃない? 議論するんだって、ギスギスした感じで やらなくたっていいじゃない? ずっと前から、何度も言われていることだけど、 相手を打ち負かす為の議論なんて、意味ないよ。 自分と違う相手を分かるために 話をしたり、お互いによりよい方法を見つける為に意見を交換したり、するんじゃない? 相手が自分にとって「どうでもいい人」なんだったら、何も話なんかしなけりゃいい。 世の中では、それでも話をしなきゃならないことあるけれど。 自分自身に対しても、どうでもよくなっちゃいけないんだ……。 けれど、自分をいじめちゃってもだめなんだ。 何をしたかったのか、どうしたいのか、いろんな事が起きて、いろんな想いがめぐる 中で、はじめに望んだこと、ホントに生きたい方向は、見失っちゃいけないんだ…。 今ちょっと、疲れちゃってるんだけど、そういうときの心の変化って すごいもんがある。 なにもかも、だいなしにしてしまいそうなノリが ある。そういうとき、下手にその気持ちに逆らうよりか、ハマリそうな 設定を造って、開きなおるというのはどうだろう。 お膳立てをすっかり 済ませて、「んで、あんたは何する?何を選ぶ?」と、問いかけると、 なぜだか心に吹いてた強風は、凪いでいる。うまくすると、ちょっとした カフェでおいしいティータイムを迎えることができたりもする。 「トラ」も、ティータイムは好きかもしれない。。。 維/YUI - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/05/24 - 07533/07533 GED01563 水戸黄門 五段階の欲求 ( 7) 96/05/24 00:42 07527へのコメント 自己実現についてじゃが。先日、発言してからフと思ったんじゃな。先のワシの 発言は回りくどかったの。4段階の欲求というくらいじゃから、自己実現も欲な んじゃな。精神とか魂とか心じゃない。欲は欲なんじゃから、欲として飼えば良 いということじゃ。 やはり、自己実現という言葉は忘れた方がよさそうじゃの。理論整然に見える説 明の中に、自分のおかれた状況と似た状況や自分が欲する状況と似た状況を見つ けると、そしてその状況を包括する「自己実現」といった言葉をみつけると、す べての問題がわかったような気分になるのじゃが、実は何もわかってはいないの じゃよ。言葉という外のものに「逃げて」しまっているのじゃ。これは、新しい 芽殿のいう「正当化」だとか「欺瞞」なのじゃ。はじめに戻るのじゃ。自己実現 して何を望むのか。欲するのか。何をしたいのか。素朴に考えれば良いのじゃ。 ワシも、「自己実現」に執着したことがあるのじゃが、ワシが欲してた「自己実 現」は「他人からの賞賛」「目立ちたい」「いばりたい」などにあることに気が ついたんじゃ、それは「欲求の第三段階ではないか」ひょっとすると「2段階」 じゃな。ということになって、苦笑したんじゃな。さらに、「他人に注目された い」「愛されたい」というところまでいきついたのじゃ。全部虎じゃな。SUKE殿 の望む「自己実現」はなんじゃろう?  96/05/22(水) 00:34 水戸黄門(GED01563) - FARION MES(11):狼を生きる  ★ 平井和正の著作から 96/05/24 - 02148/02152 JBH00712 桂 桂 RE:玉置山について (11) 96/05/24 01:48 02145へのコメント   #TAOさん   どもども、こんばんわです(^^)   13番会議室の展開は僕も眺めていました。   特に読者と作家とその作品性の関連について今更言こともないのですが、未だ  にファナティックなファンというのはいる事と思います。   元より芸術家というのは非常に我が儘かつ、非人間的な部分を持つものですか  ら絵画や文芸において素晴らしい業績をもつにしてもでは私生活において人間的  に尊敬出来る人物であるかどうかというのは、これはどのような場合に於いても  些か疑問とするところでしょう。   読者というのはあくまでも作品を通して作家と接するものですから、いわゆる  作品を熱愛してやまないファンと言えども、その人となりについて自己の理想像  や幻想の色眼鏡を掛けてしまうのはバランスに欠けた考え方であると思います。   例えば作家の私生活に言及する箇所についても、同じく13番会議室において  平井氏とみれさんとの間にあった軋轢(?)について聞きたがっていたような会  話がみられましたが、何の興味を持ってそのような事を聞く必要があったのかい  ぶかしく思います。   お互い人間同士、喧嘩もすれば悪口の一つでもこぼすことでしょう。そのうち  の一つでも聞き出して何の価値があるのか。あまり上等な質問とは言えないよう  ですね。最も質問者はその事に某かの意味合いを持ち出したがっていたようです  が。   僕も平井氏とは数回会ったことがあります。もう、5年も前の話しになります  が。だからといって平井氏の人となりがどうであったかと言うことについて一言  も持ち出す言葉はありません。その程度の付き合いでどうのと言えることではな  いですからね。それほど深い交際をしていた訳でもないですし、あくまでも作家  とそのファンと言う関係で会っていたものですから。風の噂なら色々ありました  よね(^^) 何しろ相手は作家として社会的な地位を確立された方ですから、その  ような話なら2.3した記憶が有ります。   平井氏の小説についてなら、好きで読んでいた反面くどいストーリィと終わら  ないストーリィについて読む気を無くしたことも有ります。毀誉褒貶様々ですか  ら、あまり絶対的な「信仰」というのは持たなかった記憶が有ります。無論一番  読み込んでいた時期には「これは凄い!」と手放しで賞賛したものですが(^^;  だからといって作者本人に興味を覚えても人となりについてまでは、そう、あま  りそれほど気にはしませんでした。   もし熱狂的な読者で「幻魔大戦」や「地球樹の女神」を普段の小説以上に捉え  ている方がいるのでしたら、一度作者に直接手紙を差し出したり会ったりすれば  いいと思います。そこで直接質問をしてみればいいでしょう。   読者と作家の関係の範疇を超えた形で流されるつまらない噂話に右習えするよ  り、よっぽど有意義なものが得られると思います。   聞きたいことがあるならストレートに投げかけてみて、人となりを見るのが、  一番確かかと思います。   最も平井氏の読者にはかなりオカルトに対して根強い反感をもたれる傾向が強  くて、「どうして宇宙神霊アリオンのフォーラムに平井和正の看板を掲げる会議  室があるのだ」とか、意味もなくアリオンに対して反感を持っている方もいるか  と思います。   でも折角ですから、反感を反感として感情的にではなく、「どうしてそう思っ  ているのか」「疑問はどのようなものなのか」それを突き詰めて是非とも建設的  な方向に実を結んで貰いたいですね。   この会議室ではあくまでも手持ちの材料を「平井和正の小説」にしているだけ  ですので、そこから何を汲み取るかは個人の気持ち次第ですから、やはりファン  クラブのノリと勘違いしてしまうとちょっと違和感を感じるかもしれませんね(^_^;)   とそんなところで今日はこの辺で、でわでわ〜   桂 桂(JBH00712) 02150/02152 HGB02122 あもり RE:玉置山について (11) 96/05/24 02:33 02145へのコメント  >#02145 TAO さん  うわ〜、懐かしいですね〜  参拝が終わった後の驟雨でずぶぬれになりましたっけ....でも気持ち良かった  ですね。  でも、こんな風に玉置山が話題に上るという事は、また世間様に何かあるんで  しょうか?(^_^;    HGB02122 あもり 02151/02152 HGB02122 あもり RE:作品と作家 (11) 96/05/24 02:34 02147へのコメント コメント数:1  >#02147 TAO さん  再び毎度です〜(^_^)  僕も熊野で暮らしていたとき平井氏にお会いした事があるんだけど、幻魔大戦  やウルフガイのようなバイタリティのある小説を書いていたような人とは思え  ないほどのもの静かな方でしたね。  TAOさんの言うように、僕の中では「幻魔大戦」は「幻魔大戦」であって「狼」  は「狼」、それ以外にはないです。(地球樹はあんまりピンと来なかったけど)  作品について言えば、僕は小説の中の人物像の、それも端役の肉の臭みを感じ  る部分が印象に残ってます。  「僕はあんな奴じゃないぞ」と決めてかかって読んだ十代、「スーパーマンに  はなれないぞ」の二十代「僕もあんな奴の一部分を持っているんだな」の三十  代、今小説を読むとしたら、そんな風に感じるんじゃなかな?  当時住みはじめた熊野では、巷で平井氏の話題で盛り上がる事が多かったけれ  ど、あんまり興味をそそられるような内容ではなかったですね。普通の噂話で  しかありませんでした。  まあ、会ってしまえば普通の人と言う感じが強く、さほど気にも留めませんで  したが....普通、作品が評価されるものであったりしたら、「どんな人間が書  いているんだろう」何て好奇心が生まれて来るものです。でも、実際会って見  て「あ、やっぱり人間だ」というのはほとんどのケースに合致する事でして....  同様に作家でおられるみれさんにしても、初見は「あ、ただのおばさんだ」で  した(^_^;    HGB02122 あもり - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/05/24 - 04725/04735 GGA02514 KAZE 白黒決着光線 (13) 96/05/23 16:50 04715へのコメント コメント数:1 みれさん、どうも。 》 で、幸か不幸か社会的に認知されていないチャネリングなぞをしている私が、 》NIFという社会で認知されているSYSOP なんぞをやっているもんだから、こ 》の両者のギャップを理解できないという辺りから、不信感を持たれる事が多い 》ように思います。で、結局、個人的な感情を、何やら怪しい事をやっているら 》しい私にぶつける事になるんだろうな…とか思います。これは穿った観方かも 》知れないけど有り得る話だと思いませんか? これは以前からみれさんについてもっているぼくの印象なんですが、 みれさんは、ある種の強力な磁場のようなものをもっていて、 みれさんに近づくと、自分の無意識の部分というか、ごまかしていたりする部分が 表面化してしまうようなところがあると思うんです。 それを「白黒決着効果」とかいうことで表現されていたこともあるようだけど、 その結果、自分の抱えている拘りだとかいうのが白日の下に晒される^^;。 だから、その拘りが大きければ大きいほど、その方は混乱してしまって、 その混乱をワケワカメな状態になってなんとかしようとするなかで、 みれさんを攻撃したり、みれさんに執着・依存したりするのではないでしょうか。 そして、みれさんは、けっこう正義感が強いものだから、 攻撃してくる方には、「やあやあ我こそは・・・」っていう感じで^^;、 立ち向かうから、立ち向かって来られた方は、わけわからなくなって、 ウンチを投げつけたり、その場から逃げようとして馬鹿なことを口走ったりする。 また、執着・依存する方に対しても、みれさんは、たぶんそういうのが嫌いだから 「いいかげんにおし!」って感じで向かうから、またその方は、 途方に暮れるか、そでなければ、逆に「騙された」とか思って開き直ったりする。 そういう感じですから、みれさんに責任があるとすれば、 みれさんは、そこらへんの影響力について、もっと意識的でいるようにして、 要らぬ(かどうかはわかりませんが)混乱を起こさせないようにしたほうが、 もっと平和な暮らしができる(^^)のではないかと思います。 もちろん、ただ、事勿れ主侠c平和は、単なる逃避なんですけどね^^;。 》 でもこんなこと言ってても何も始まらないから、残された人達とでも何事か 》を見出す途につきたいな、と思っています。 》今後とも、忌憚のない批判でお互いに切磋琢磨!!…を宜しくお願いします。 そうですね、ぼくも、いつ、ワケワカメにならないという保証はありませんが、 そのときには、遠慮なく、ばしばし「白黒決着光線」を発射して^^;、 ぼくの弱いところをサド的につっついてくだされば、 その傷口から、不死鳥のように甦ってみせましょう(ワハハハッハハ・・・)。 ・・・とかいいながら、ゾンビになってたりして^^;。 ま、そんときはそんときでしょう。 では(^^)。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04727/04735 SDI00635 みれ RE:白黒決着光線 (13) 96/05/23 22:12 04725へのコメント KAZE さん  私の磁場ですか(笑)  そっかぁ〜磁場なんだな、そだそだ、磁場のせいだ…ってなっちゃ駄目です よね(苦笑)…でも、そういう磁場を持つ自覚をもっと持つというのは分かり 易い説明ですね。  でもね、この白黒決着効果みたいなものは、子供の頃からそれとなく自分で も気付いて意図的に有効利用(?)させて頂いたりもしているんですよね。この私 の磁場について意識的であろうとすると、そこに傲慢の罠が潜んでいたりもし て中々厄介なもんですが、時たま、この磁場を皆が持っているんだと勘違いし てしまうことがありますね、私は。  多分、こうした固有の磁場みたいなものって、誰もがもっているんだろうな とは思うのですが、私の尺度が誰にでも通用しないのと同じで、私の磁場が形 成するものは誰のとも異なるんだろうなという具合に考えています。  多分ね、私は依存したりされたりというのが凄く嫌いなんで、そういう傾向 を強く持つ人が私に近寄ると混乱してしまうというのは、何となく分かります。 ですが…、私に近寄らないでぇ〜と言う訳にも行かないしね、困ったもんだ。 また、こういう傾向を強く持つ人が私の周囲に集まり易いのは何故なんだろう とか考えると、ああ眠れなくなりそう(^_^;) それから「やぁやぁ我こそは〜」 という様な正義の味方みたいなやり方は、もう飽きたので最近はしてないんで すけど。未だそう見えますか?(^_^;)  で、こゆことを書くと「みれさんは恐そうだから傍に寄らない方がいいらし い」なんて噂が立つかも知れないですよね(苦笑)  白黒決着効果は、ある程度制御出来るものだということが最近分かってきた ので、意識的に変化させるようにしています。これを望まない人も大体、分か る様になってきたので、そういう人にはこの効果を最小限に留める工夫などを しています(おお、危なそうな話題になってきちゃった…こういうちょっと霊 的な話は、Paper Birch さんの会議室で話した方がいいかな…)  白でも黒でもなく、  白であり黒であり、  白であり黒でなく、  白でなく黒である、  最近の私の好きな方向は、こういうもんです。  でも、私の持つ磁場はこうはならないんだろうなぁ。  磁場ってエネルギーだから、変化はさせられるけど生来のものがゴロッと変 わってしまうという事は無いんじゃないかな…と、これは勘ですけど。  KAZEさんの弱いところをサド的につっつく!?…面白そうですね。  これをやるには、先ずKAZEさんがワケワカメになる必要がある…ウウム…これは 難しそうだなぁ…サド的つっつきは当分の間、実現しそうにないわね(^_^;)  お後がよろしいようで…チャンチャン                              ☆みれ・:・。,☆ 04726/04735 QZY01267 猫の手 RE^2:甘えちゃいけないんですか? (13) 96/05/23 20:38 04700へのコメント  そう、私は多分、やっぱりそういう風にそのことを責めている人に向かって そう言うと思うよ。    私自身のゴシップの発生源はやはり私なんだから、それをどこでどう噂され ていようとも私はそれを真摯に受けとめるよ。それが否定的なものであるなら ば少なくとも私がその噂をしている誰かに否定的な何かを感じさせたというこ とで、私が何かをすることを望まれているのかもしれないと考えます。それを 単純に悪いこととしてしまったら、それは私の前には現れず、常に陰に回って 語られることになると思っています。つまりは、私の前で話されない噂話しは 私がそうさせているということになるのだろうと考えます。  また誰かが責任ある立場であるときに適切な手を入れてないことで事故に至 ったとしても私はそれを甘えていたからとは受け取ることはないと思います。 「他のことに気を取られていたのかな?」とか、「疲れていて気を回せなかっ たのかな?」とかそのときどきによりいろんな受けとめ方をすると思います。  それを「甘えている。」という感覚を持つのはKAZEさん固有のものではない のかな? KAZEさんはずうと「甘えちゃいけない。迷惑掛けちゃいけない。」 と頑張り続けるわけですか? 私にはそういうのはしんどくてできないナー。  私は誰かが甘えてきたら、「頼りにされて嬉しいな。」と思うことも沢山あ るし、うるさいなと思ったら「一緒に騒ぎたいということなのかな?」と思っ てその中に入っていくこともある。そうじゃないときはその騒ぎの中でもしっ かり眠ってしまっていたりするからね。  一般論はそのくらいにして、KAZEさんがジョリーさんや私の言葉から「甘え ている。」という何かを感じたわけだから、まず私はそれを大切にしたいと思 います。もしかしたらそこには私の気づけなかったメッセージが含まれている かもしれないですから。  KAZEさんはどういうところを「甘えている。」と感じたのか教えていただけ ますか?    ** QZY01267/『猫の手』 <96/05/23 07:43:32> ** 04729/04735 KFQ02761 しまうま RE^2:性懲りもなく勝手人間かな〜 (13) 96/05/23 22:47 04728へのコメント #04728 ノロガメさん  お久しぶりです(^^)。ちょっと割りコメさせてくださいね。 |ノロガメは正しく人間である努力をしているから、誰が何と言おうと自分を変える |気は有りません。  僕が思うに「正しく人間であるための努力」のためには、根本的に謙虚さが 必要だと思います。他人におもねったり、権威に依存したりする卑屈さも、自 分を絶対善だと思いこむ傲慢さも、どちらも「正しく人間であるための努力」 とは違うんじゃないかと思うのですが、いかがですか?  もしよかったらご返事くださいね。ではでは(^^)/。  しまうま(KFQ02761) - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/05/24 - 04025/04026 HQK00566 SOUND RE^4:炎で書いた物語」最終章(その5の) (14) 96/05/23 16:59 03983へのコメント 「炎で書いた物語」最終章(その5の)        <私説、君が代考>            あれこれ思案中に一輝さんや CHARANさんの立てられたすばらしい説をみると感 心 してしまって    全面的に支持する以外はないことがわかった。        他の方々の見解にもほとんどぼくの介入する余地はない気がする。 一応、みなさんに触発されて像を結んだ牽強付会にすぎない私見をつづけせていただ く。 預言村らしくハロー・メッセージなどを織り込んで解読していくので 煩雑に見えるところはお赦しいただきたい。   **************************************************                     ここでは、「君が代」の本歌である「わがきみは」を この歌全体の主語として考察を続けることにする。 そうしないとぼくにはこの歌の真意が見えてこないのである。 全体の主語をすり替えられた「君が代」とすると歌の意味を曖昧にしようとした改竄者 の都合に合わせることになりそうに思う。  「わがきみは」が主語であれば、この歌に込められた祈りや怨みや願い、その他もろ もろの思いが判然と形をとって現れる。        作者は饒速日尊(ニギハヤヒ)を祖とする物部氏の系譜に連なる方のよ うに思われる。                それでは、前回みたように「わがきみ」を饒速日尊(ニギハヤヒ)とし て        全体の主語として考える。           さて第二句「千代に」に進もう。  >>95/10/14 仮宮にて事の成り行きを見守っていたお方は、正宮に移動する      ここでいう「正宮」は聖柩である。この日の時点で、あるお方が聖柩に移られる という。 その聖柩の封印を解く作業がわれわれに課せられたのである。 そのヒントが翌日のハロー・メッセージとして出されている。     >>95/10/15 三重に守られた聖柩は、地と血とチによって封印が解かれる   このカタカナの「チ」が千代の「千」をあらわしているのである。   三重は三輪のことでもある。柩のキュウの読みが九に通じている。                  アマテルクニテルヒコアメノホアカリシタマニギハヤヒノミコト  饒速日尊(ニギハヤヒ)の正式名称「天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊」のはじめの「天 照国照彦」が天(アマ、地(クニ)、人(ヒコ)の三つの輪をあらわし三輪山の神とし て奉られている。 「三輪」とは日玉、月玉、地球(クニタマ)でもある。   三輪山は山全体が大神神社の神体とされるピラミッドである。   ピラミッドとは「日来霊堂」と書かれ、古来、天照太神の御位座(ミクライザ)と されている。   それが聖柩(アーク)。   三輪という「地」を発見し、体内を流れる「血」のモノリスが発現し、   そして、霊(ち)の導きによって   「君が代」の「千」にたどりついたとき封印が解かれるということのようだ。   そのためにこうして人々の脳裏から離れていた「君が代」の秘密に目を向けさせる 霊の力が働いたらしい。    >>94/05/07 十字形に黒鳥は飛び、鉤爪を卍に掛ける…湯屋の中で眠るのは誰? 「千」を解くにはその元になる十字から考えなければならない。 「千」とは「十」がノの力を受けて左回転を始めたところの文字なのだ。 右回転の途中が卍であらわされ、それが極まれば○になる。 すなわち、「千代」とは十(カミ)が左回転する代ということ。                  ここで視点を変えて「千代に」を強引にセンダイにと読めば「先帝、船台、先 代」などが浮かんでくる。    どれも饒速日尊(ニギハヤヒ)に関わりの深い語である。    それらをひとまとめに合わせて考察してゆく。 「先代」といえば偽書として誉れの高い「先代旧事本紀」(センダイクジホンギ)を連 想する。 物部氏によって編纂され、本物の皇位継承の璽(しるし)が「十種神宝」であることが 載っているので、都合が悪くて隠そうとする勢力が偽書として封印しようとしたらし い。 この書には「記紀」から大幅に削除された饒速日尊のことが記述されている。 「古事記」にわずかに記載される饒速日尊(ニギハヤヒ)の記事には「邇芸速日命(ニ ギハヤヒ)が神武天皇、神倭伊波礼比古(イハレヒコ)命に「天津瑞」を献じて仕え奉 った」として登場してまるで目下の者のように描かれている。 とにかく「先代旧事本紀」に「わがきみ」、饒速日尊のことが載っているよ、というこ とととれる。 「船台」ととれば饒速日尊の乗り物であった天磐船(アメノイハフネ)の台と思える。 それは変な捉え方だと思う方のために 「先代旧事本紀巻第三、天神本紀」より饒速日尊の天降(あも)りの箇所の原文を以下 に抜粋する。 >> >>饒速日尊稟天神御祖詔。乗天磐船而。天降坐於河内國河上哮峯。 >>則遷坐於大倭國鳥見白庭山。 >>所謂乗天磐船而。翔行於大虚空。巡睨是郷而。天降坐矣。即謂虚空見日本國是歟。 読み辛いのでわかりやくすれば、「饒速日尊(ニギハヤヒ)は天神の詔(ミコトノリ) を受けて生まれた。 天磐船(アメノイハフネ)に乗って河内國河上哮峯(カワチノクニカワカミノイカルガ ノミネ)に天から降りた。 そして、天磐船(アメノイハフネ)に乗って大倭國(ヤマト)の鳥見(トミ)の白庭山 に遷る。 この郷(サト)を巡り見て大虚空(オオゾラ)を翔行(カケテイ)き、降りた。 虚空(ソラ)を見て日本國(ヤマトノクニ)と言ったというのはこのことである」とな る。 このように天神の命を受けてニギハヤヒは空飛ぶ円盤か飛行機のような乗り物で河内に 降りて、白山(シラヤマ)まで移って、飛んで見て廻ったと記されている。そのとき、 日本國と言ったというのである。 実に面白い天孫降臨の話である。こんなことは真に受けられないと蘇我氏でなくとも思 うであろう。 その天磐船の台(ヘリポートか、エアポートあるいは建造する台)が三輪山であったと 思われる。 「台」のムロという字は御室=神のいますところ、のことで三輪そのものを意味してい る。 山頂部にある奥津磐座がその台である。 「奥津」というのは奥津城のことで、墓の意味もあるが偉大な魂の現世からのかくれが の意である。  大和三山(耳成山140m、天香具山152m、畝傍山199m)と三輪山467m とで 二等辺三角形を作り飛行の位置の確認を天文学的にしていたと思われる。 元に戻って「千代に」をチヨニと発音通り読めば 「治世に」と世を治める意になる。これはそれらしくてなかなかいい。 チを霊としてヨニとは梵語で女陰、もしくは子宮 合わせて、霊がこもられる宮=霊家である。 和の君の霊が宮におられることのようだ。 この時代には、そこはまだ仮宮であったのだろう。 >>95/10/14 仮宮にて事の成り行きを見守っていたお方は、正宮に移動する このハロー・メッセージの時点で正宮(聖柩)に移動されるのだから。 もう移動を終わられたからその聖柩の封印をわれわれに解かせようとされているらし い。  「八千代に」(ヤチヨニ)に進む。  「八治世に」ととらえれば   出雲の数八が治める世にと読めるが もっと深読みして  「谷地ヨニ」ととれば 谷地は女陰の隠語で、ヨニも梵語の子宮であるから、 いずれにしてもその場所で生長するための魂の宮(ピラミッド)ということである。 そして、それは天界の高天原と地上の高天原とのストーンサークルによる交流に使われ る 「八尺只の原理」(ヤタノゲンリ)、を示唆している。 三輪山ピラミッドの磐座(イワクラ)を通じて神界との交流が行われているのだろう。 ストーンサークルの中央に立つ天御柱(アメノミハシラ)が前々回見た一にあたり、宮 が○にあたる。 ピラミッド形の山にしばしば見かける磐座(ストーンサークル)は八尺只の原理」(ヤ タノゲンリ) による一○の交流(フトマニ)の姿である。  >>94/05/07 十字形に黒鳥は飛び、鉤爪を卍に掛ける…湯屋の中で眠るのは誰?  この句は「十字」の回転を示している。「鳥」=十理、「鉤爪」を「十」にかけると 「卍」になり   黒鳥の「黒」は前に見たように隔り世の赤の上に卍が逆卍と一体になっていて   すべてが「八尺只の原理」(ヤタノゲンリ)そのままをあらわしている。   湯屋は斎屋のことで神聖なことをおこなうときこもるところ。   前にみたように湯屋を熊野(ゆや)としても熊野大神を饒速日尊(ニギハヤヒ)と みる説もあるので   ここではもう、斎屋、三輪山日来霊堂の中に眠ってこもっておられるの真の天照太 神、饒速日尊が 、われわれの目覚めを待っておられることととろう。 さて「さざれ石」に進もう。 三三零(○)石であればやはり三輪(○)山の石、もしくは三輪明神の意思であろう。  >>94/04/22 三つ叉の矛が深海から、流砂の磐に留まる所を揺さぶるだろう    この流砂がさざれ石を指している。もっといえば地球の血、マグマだろう。  三つ叉の矛とは饒速日尊(ニギハヤヒ)のもつ三つの性質「天地人」の王としての武 器。  深海は新開と神界を示唆している。  「磐に留まる所」とは磐戸である。  饒速日尊(ニギハヤヒ)が新開のために神界から天の磐戸、地の岩戸、人の違和戸を  三叉の矛で揺さぶろうとしている。    現象面では「さざれ石」はなにかの原料であり心象面では神の意志と考えられる。  「細石」と漢字でみれば「田」の糸=意図の石である。  つまり、カミの左右の回転の意図を実現する石ということ。    つぎの「巌となりて」をひらがなでみると(いはほとなりて)である。    「斎(イハ)ほとなりて」ととれる。    「斎ふ」とはけがれを忌み慎んで神を奉ること。        では「いはほと」を「石火戸」ととればどうか。     伊奘冉尊が火の神を産んだことから女陰を火戸(ホト)という。 そして、山間の窪地のことでもある。 こうみればタタラの説がうなづける。 「いはほとなりて」に合うことばを以下に列挙しておく。どれも一理ある。  「磐音鳴りて、巌戸成りて、磐戸生りて、石火戸なりて、斎ほと哉て、意は音なり て」      さあ、最後の句「苔のむすまで」を調べよう。     「苔」はくさかんむりを除けばムロ=室である。   それは上代、山腹を掘って作った穴ぐらのことである。    人体であればニクヅキに室の膣に通ずる。  なんらかの生産に関する空洞をあらわすことばのようである。  どうも、三輪山ピラミッドの内部を指しているようだ。  苔を発音でみれば「こけ」で「古家」に通じ布留(ふる)の家ということ。  それは饒速日尊(ニギハヤヒ)の家柄。      むすは産土(うぶすな)や産鉄の産(む)す。  「苔のむすまで」は室で鉄を生産すること。  ぼくはその鉄で飛行船を造り磐座から飛ばせたとみる。  その飛行法が「八尺只の原理」(ヤタノゲンリ)であったのだろう。  一応、これで全体を概観した。  長大な書き込みになってしまったのでまとめは次回にゆずろう。    >>95/07/23 雲霞の彼方の地より響き来るものを祝福と取るか、呪いと取るか?   どんなにすばらしい祝いのことばも使い方によって呪いとなってしまう。       最後に、「君が代」とすり替えられてからなぜ怨念を込めた呪文になってしまった のか、  その例を掲げておく。昧読していただきたい。    「忌身が余は痴世に矢血夜に刺され遺子の意は火となりて 虚仮呑む須磨で」         須磨は神戸市西部の須磨区南部で大阪湾に面する景勝地。       1995年1月14日、発生した阪神大震災の被災地。         これにはぼくなどの解説は不要であろう。    饒速日尊(ニギハヤヒ)の三叉の矛は地と血と霊(ち)を揺さぶるのである。        (つづく)                                                      ♪♪音(SOUND) ♪♪ 04026/04026 MHD02502 ARION SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/23 22:15  いつも素晴らしい解釈を試みてくれているSOUND とこの部屋の仲間の  心根に寄せて。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー *  いましいます、ありとしありて  ゆめ を はむ もの  かいなる もの は、かい として  さらなる うまち を あつめむとす  かすたりて みすみ を しょうく し  ほしみ は、ほし を  ちもり は、ち を  くうなる そは、くうへ  あやまてる、れきし  あやまてる、たみ を うむ  かくや、すきさりし えいか  なに を もとめむ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー **  流河に何を見出すや?  崩石に何を思わんや?  轟く大地は何を生む?  囁く風は何を置く?  溶ける、溶けてゆく。  流血の歴史。  涙の歴史。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ***  月の娘は、皿を割った  木星王は嘆いた  赤い目をした大地の子供は笑った  夢魔は去った  だが夢も去った  鎖で繋がれた巨人は  大地の重みに堪えかねて  自らの踵を噛んだ  灰色の陰は大鷲の老いを示す  飛び石の向こうには、  約束された緑の大地は無い ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ****  この数を見よ、と片目の男は言った。  愚かな数を見よと。  彼の指からは、さらさらとこぼれ落ちるものがあった。  梟は夜を嫌い、  野鼠は藁を敷かずに眠った。  十字の真下に穴があった。  緋色の紐が投げ入れられたが、  それは飢えた者に盗まれた。  音がした。  最後の音だ、と誰かが言った。  この声を皆が信じた。  だが、この声は偽りの世を示していた。  私は言葉を切り揃えはしない。  私は音を大事にする。  私は木の葉擦れの間で息をしよう。  人よ、人であれ。  他人の水晶を覗いて、  嘆くのは止めよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     −−−ARION,O∴O−−−