「では何でしょう?」と天使は村長を見つめた。 - FARION MES( 5):**/////*/////*/////*/////*/////*/////** 96/05/26 - 00956/00956 PAF02400 湖の鷹 RE:御老公の独り言(11) 暗黙知(3) ( 5) 96/05/25 09:59 00951へのコメント 水戸黄門さんへ、こんにちわ(^^:)。 暗黙知とは少しずれるかもしれないけれど・・・、 【直観】:推理によらず、直接的・瞬間的に、物事の本質をとらえること。 【勘】 :直感的に感じ取ったり判断したりする、心の働き。第六感。 (【直感】:理性を働かすというより、感覚的にただちにとらえること。) 辞書によると、上の通りに書いてありますね。だけども私はどこぞの小説から手 に入れた次のものが【直観】、【勘】、双方に当てはまると思います。 「勘というものを、現在自分が持っていながら気づいていないデータを基に潜在 意識レベルで自動的に推理した結果だと思っている」 私自身は何かを「思い付いた」時には、大抵の場合、それがどこから来た発想 か、それがでこで触れたものかを探ってたりするのが、習慣になってたりします が(^^;)、今のところ「思い付き」あるいは「直観」「勘」どれを見ても以前に 何がしかの記憶のある物ばかりのようですね。そうそう、経験的に私の「勘」が 働く場合には、それは「正解半分、そうでないもの半分」ですか(←、正解の反 対にあるものを、ここでは間違いとは言わないからね(^^:))。 あ、面白い例を思い出しましたね。仕事の上で「何々はどうなった?」とか聞か れたときに相手がその「何々」をどう言おうか迷って間を空けたときに、「私が その時思い付いたもの」を先に言ってみるのですね。この場合、相手は「相手が 気にしているもの」を考えていて、私は私なりに勘を働かせてみるのだけれど、 ここで違うものを言ったときの半分くらいは「私が全然知らなかった」ことなん ですよね(もう半分は私が全然「問題無し・簡単に出来る作業」と思っているも のだったりしますけど。つまり自分の中では「終わってしまってる」ことに対し ても「勘」は働かないのかな、とか思っているけれど)。 で、ボラニーですけど、いわゆる潜在意識とかが論理だてて(?)結論を下してお いて、表層意識(ダッタカナ?)で現実に否定する材料が見付からなかったから「ポラ ニーは自説に固執(#902)」したのかなー、とか思いましたね。ボラニーは読んだ こと無いけれど私は「自説に固執」するときはいつもそうだから(^^;)。 またまた話はずれるけど、小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言9巻」に面白い ことが書いてあるので引用しまする(^^;)。 ************************************ 橋爪大三郎氏とオウムについて話していたとき、最近の若い人は高学歴で知識が あるはずの人でも空中浮揚やハルマゲドンとか妙な知識を信じてしまう。何故 か?、という話になった。 橋爪「ここ10年か20年かの傾向だと思いますが、“知識”人間が知っている というものが全部“情報”に置き換わっていると思うんです」 小林「“知識”と“情報”、それは違うんですね?」 橋爪「学校教育もテレビもラジオも雑誌も情報ですね。情報の本質とは伝言ゲー ムですから出所がはっきりしないしガセネタも混じるんです。人には本来 “情報”以外に自分自身で確かめた・・・、“抵抗の拠点”としての“知 識”が要るのです。それには子どもの頃、山の中で遊ばなければいけない、 ベーゴマやメンコとかやらなくなった頃から知識が情報化しだした。」 橋爪「教育に支配されるようになって、教育から脱出しようと思った場合でも、 やっぱり情報に頼るわけです。“情報はいつでも置き換え可能ですから、 簡単に洗脳されちゃう”」 ************************************ 「情報の本質とは伝言ゲーム」であると書いているわけだが、私も もちろんそ う思いますね。えーと、私は基本的に「誰が何を望んでいるか」を他者である私 が言うのに抵抗があるのだけれど、今回は水戸黄門さんを見習いまする(^^;)。 mes7,#7112 「ARIONより全ての人へ」ですね。私はまさしく「“情報”以 外に自分自身で確かめた」ものを書いてもらいたいと言っているように読めるし、 これは間違ってはいないでしょう。もひとつ突っ込むと、ARIONのこの書き 込みは先先月に行われていることに注意してもらって、なおかつ、次の文を引用 して、 > 今後は何事かを誓う言葉ではなく、何事かを為したという報告、 > そしてその時に自分が学んだものをどう生かしたのか?という報告、 > そうした経験に基づく「生きた会話」を中心に話して欲しい。 引用ついでに意見を言わせてもらうなら、これは私には「それ以前は“生きた会 話”を中心にはしていなかった」と読めるね。何かを誓うというのは「これこれ こういうときには私はこうするだろう」とかいう「未来形」の書き方になるので はないかな。「何事かを為した」あるいは「その時に自分が学んだものをどう生 かしたのか?」、そして「報告」という言葉そのものをとっても、彼の望むとこ ろは「過去形」として「何をしたか?」を書いてもらいたいということだろう。 96/05/25(土) 08:37 湖の鷹(PAF02400) ps. さてさて、私めはといえば先週からギターなんぞを習いはじめることにしま した。これもずっと以前から憧れていたんだよねー。今まで機会が無かった し、これからも機会なんかなさそうなんで、思い立ったが吉日で(って申し 込むまで4日ぐらい悩んだけど(^^:))始めることにしたわけだけど・・・。 まぁ、今更ながらだけれど、音楽って「ルールのカタマリ」ですね。もっと も、これはこれで覚えることに「喜び」を感じてたりするけれど(^^;)。 ps2.そういえば、オクターブ、いわゆる「音階」なのだけれど、これって「人の 耳に心地よく聞こえる周波数」を経験的に拾っていったものなのだというの をどこぞで読んだ記憶がありますね(確かアシモフの科学エッセイだと思った けども)。うーん、そう言われるとそういうような気がしないでもないけれど それって、なんとなく不思議だなー(^_^;)。 00955/00956 QZY01310 苗(miao) 老化 ( 5) 96/05/25 08:42  病院の待合い室で息子の診察を待つ間、手に取った雑誌を何気なく見た。井沢  元彦さんの逆説の日本史が在ったので思わず目を凝らした。やがて息子の名前  が呼ばれ目を上げると目の焦点が合わずボケて辺りはまるで見えなかった。目  の遠近を即座に調節する筋肉の対応が遅かったのだ、老化はそうして確実に忍  び寄る…無理は禁物、私の目は片方しか機能していないのだから。 *~゚ miao qigong * wushu taiji quan shixiong ゚~* QZY01310@niftyserve.or.jp - FARION MES( 6):ハロー・メッセージ ★ 今日のハロー・メッセージから 96/05/26 - 01099/01118 LDS05136 YHVH RE:RTの後、考えた ( 6) 96/05/24 18:50 01094へのコメント コメント数:2  昨今のハロー・メッセージを読むと、表面的にはFARIONのことを語っている ように読める。しかし一方で、すべてに通ずる話だという感じも強い。  ただ、「郷に入っては郷に従え」という言葉にそれを集約してしまっては何 もならないと思う。そこで、どちらかというと内側からの視点で語られている メッセージを、外側からの視点で読み直してみたい。  結局のところ、「どこにも居場所がない」という感覚が問題になってくるの ではないか。これに対して「自分の居場所は自分でつくるしかない」と模範回 答を述べてみたところで、声は届かないだろう。  では、「どこにも居場所がない」という感覚はいったい何なのか?  その背景には「所詮、人間は分かり合えるはずがない」という実感が、おそ らくある。思い込みではなく実感である。  こうした実感に対して、反論することはきわめて難しい。もちろん、経験と いうものはすべて過去の話だから、これから先についてはどうかわからないと 言うことはできる。しかし、人間は、経験則で判断するという習慣をもってい る。この習慣は、一般的にいって、進歩の礎(いしずえ)である。  たとえば「どこにも居場所がない」と感じている者は、親切であればあるほ ど、その人を疎ましく思うのではないか。「どうせあなただって、イザとなっ たら裏切るに違いないんだわ!」と。    ところがよくよく考えてみると、「疎ましい」という気持ちは、本人の自覚 に反して、期待の裏返しに他ならない。  人間は良くも悪くも裏切る存在だと悟りきっているならば、もはや、その人 が裏切るかどうかに頓着する必要もなかろう。  つまり、「この人はひょっとしたら分かってくれるかもしれない」という決 して小さくはない期待こそが、「この人も自分を裏切るかもしれない」という 不安、恐怖につながり、疎ましく感じるのだ。  もうすこし突っ込んでいえば、「分かってくれるかもしれない」という期待 の奥には「分かってほしい」という一方的な願望が隠れている。こうしたもの に付き合っていたら、だれでも疲れてしまう……。 「どこにも居場所がない」と感じている人は、実は意外にも、図々しいのであ る。そして、そのことをどういうわけか自分が許しているだけでなく、周囲も 許しているという事実には気づこうともしない。おたわけ者である。  YHVH 01101/01118 LDS05136 YHVH RE:RTの後、考えた ( 6) 96/05/24 21:15 01099へのコメント  最近になってよく思うのは、 「こういうことって、昔からそうだったんだろうか?」  という疑問である。  どういうことかというと、なんだか妙だな……と感じながらも、昔からそう だったかどうか確かめる術がないので、ひょっとしたら昔からそうだったので はないかと漠然と思ってしまう、あるいは「これは現代の悪癖だ」と言い切る だけの確信がもてない。そんな感じ(これは、大げさにいえば、歴史の断絶に 他ならない)。  たとえば、個人的にはこう思うが、社員の立場ではこう言わざるを得ない式 の発言。もちろん「清濁併せ呑む」という言葉もある。しかし、そこに葛藤の 片鱗も見られないとすれば、やはり疑問に思ってしまう。  と言いつつ、実際の場面でその点について問いつめたりはしない。仮に問う たとしても、最後には、次のような返答が返ってくるであろう。 「みんなそうやっているんじゃないですか?」 「社会に生きるっていうのはそういうことじゃないですか?」 と。  すこし恐いと感じるのは、社会的人格を剥してしまったら、その人の人格は 何も残らないのではないかと感じる人に出会ったときだ。こういう人と話をし ても、少なくとも私の場合、人間と話している感じがまったくしない。  そこで、妄想してみる。  自分以外のすべての人が、ロボットにしか感じられなくなってしまったとし たら? 何を言っても全然意味が通じなくなってしまったとしたら?  ロボットに囲まれ、ロボットに恐怖し、そして、ついに口走る。 「ロボットが攻めてきた!!」  こういう場合、おそらく精神分裂病と診断される。そんなとんでもないこと にならないように……。 「社会に生きるっていうのはそういうことじゃないですか?」    YHVH 01109/01118 GBG02043 維/YUI RE^2:RTの後、考えた ( 6) 96/05/25 11:44 01099へのコメント わぁ!RESがついてる…と思ったら、YHVHさんですか! また、難しいこと言うんでしょ。(笑) …と、思ったら、 どこにも居場所がないって、私が常々持ち運んでいる気持ちですがな。(爆笑) でも、この感覚っておもしろいもんで、生まれてこの方しょっちゅう感じていると、 しまいには、感覚が逆転して、どこでも自分がいるところが自分の居場所となって しまうようにも思います。(すごくアバウトな私) 人ってさ、結局は独りじゃないかって思うんですよ。 どんな人でも。 それがわかっているから、二人や、三人や、大勢の時の楽しさ、醍醐味があるんだと 思います。 自己憐憫で、「居場所がないの」とか「所詮、分かってはもらえない」というのは、 ヒロイズムとして、ハマれますが、結構飽きるのも早いです。 やっぱり図々しく、「アタシのいるとこが、アタシの居場所よ、文句あるぅ?」とか 「アンタが分かる気ないんなら、アタシが分かってあげるわよ!」くらいのノリを かましたいもんです。 ううむ…、やはり30過ぎると、おばさんノリをめざしてしまうんだろか?>私(; ;) 96/05/25(土) 01:03 維/YUI(GBG02043) 01105/01118 HGE02116 MAKOTO RE:RTの後、考えた ( 6) 96/05/25 00:14 01094へのコメント コメント数:1 #1094>維/YUIさん、昨夜はどうも(*^_^*) >ある。そういうとき、下手にその気持ちに逆らうよりか、ハマリそうな >設定を造って、開きなおるというのはどうだろう。 お膳立てをすっかり >済ませて、「んで、あんたは何する?何を選ぶ?」と、問いかけると、 >なぜだか心に吹いてた強風は、凪いでいる。うまくすると、ちょっとした >カフェでおいしいティータイムを迎えることができたりもする。  私も似たような事をやってしまったようです(^^;)  色々思いだしちゃって、心が騒いでたのね。  恨み辛みは蘇ってくるし、その中には、復讐をと望む私もいるのね。  でもって、その苛立ちというか、焦燥感といったものを、ギリギリまで引  っ張ってたのね。で、いきなり「それで、どうするの? 何をしたいの?」  になっちゃったんだけど、そしたら何とも呆気なく、全然別の方向に意識が  向いてしまったと言う…(^^;)  でもって、今の私の中は、こりゃおもしろ  いって状態なんです(^^;)  維/YUIさんの発言読んで、重なるものがあるような気がして、すっご  く変な気分になりました。やっぱこれは「変な感じ」としか言えないわ(^^;)                        MAKOTO でした☆ 01108/01118 GBG02043 維/YUI RE^2:RTの後、考えた ( 6) 96/05/25 11:44 01105へのコメント きゃっはっは!!! やっぱし?やっぱそう? う〜ん、”変な気分”ねぇ……(^^;) どんな気分のことだろう…? けどさ、毎度これで行くってわけにもいかないからねぇ。 そこが難しいところだわ。 96/05/25(土) 00:56 維/YUI(GBG02043) 01110/01118 SDI00635 みれ RE:RTの後、考えた ( 6) 96/05/25 12:06 01094へのコメント コメント数:1 RE:#01094 維/YUIさん  こんちわぁ(^_^)  最初っからこのコメントはゴミですよ、と断っておいて…と。 | 今ちょっと、疲れちゃってるんだけど、そういうときの心の変化って |すごいもんがある。 なにもかも、だいなしにしてしまいそうなノリが |ある。そういうとき、下手にその気持ちに逆らうよりか、ハマリそうな |設定を造って、開きなおるというのはどうだろう。  こういうときに出てくる厭世感の虎を私は「中国虎:エン・セイカン」と呼 んで親しんでおりまふ(^O^;) この虎はゴロゴロ言いながら擦り寄ってきて自 己憐憫やら自己撞着やらの自慰的要素を振りまきながら、優しい寂しい言葉を 連ねたりする情緒派だったり、破壊王の様に何もかもぶち壊して遁走しそうな 過激派だったりしますけど(苦笑)  この虎の囁きに耳を貸すことを自ら意図してすれば、虎にだまされることは 無いと私も思います。知らず知らずの内に虎の囁き通りに動いているというの が困ったことなんで、意識的に意図的に行えば大丈夫です。虎に襟首噛まれて どっかにひきずられて行ってしまうなんてこと無いです(^_-)-☆                              ☆みれ・:・。,☆ 01116/01118 GBG02043 維/YUI ふむふむ… ( 6) 96/05/26 00:50 01110へのコメント あ、やっぱそういうことって、ありなんですね。 自分では結構使える気がしてたので、どうかな?って思っていました。 別にこれはトラだぁ〜とか、意識してたわけじゃなくて、 小さい頃からやってた、ごっこ遊びみたいな感じです。 わたしと、私の会話。小さい頃は、もう一人の自分には、別な名前がついてました。 自分がなんで不満なのか、とかの理由をちゃんと自分で分かれると、 気持ちだけじゃなくて、具体的な自分の行動も先が見えて来るんですね。 こんな話、ずっと以前にもみれさんがしてたような気がするけど…。 それを今(さら)、体現していってるようです。。。。(^_^)マ、ソユウコトモ、アルヨネ                    96/05/26(日) 00:05 維/YUI(GBG02043) 01113/01118 KFQ02761 しまうま RE:RTの後、考えた ( 6) 96/05/25 16:41 01094へのコメント コメント数:2 #01094 維/YUIさん  どもどもぉ(^^)。  先日はRTへのご参加ありがとさんでしたm(__)m。 |凍え人と他のたき火の民は、友達じゃないけど。 |だから、あんな話方でいいのかもしれないけど。 |私は、なんかイヤだな。 |もちろん、世の中いろんな人がいるから、話がすれ違うことだってあるけど。 |できれば、楽しく話したいじゃない? 議論するんだって、ギスギスした感じで |やらなくたっていいじゃない? ずっと前から、何度も言われていることだけど、 |相手を打ち負かす為の議論なんて、意味ないよ。 自分と違う相手を分かるために |話をしたり、お互いによりよい方法を見つける為に意見を交換したり、 |するんじゃない?  そうですねー。確か最初は焚き火の民も「いいじゃないか招いてあげようよ」 なんて言ってたはずなのに、どこかで決定的にすれ違ってしまっているみたい ですね。  96/02/16 凍える人は再度「お帰り、柴をありがとう」焚き火の民は驚愕した  というあたりで、価値観だか考え方だかが違うらしいぞ、という意識は、焚 き火の民の中に芽生えたんじゃないかと思うのですが、その後も“差”のあり ようを見つけ出すことなく、すれ違いのままで終わってしまっていましたね (あ、まだ続いてるからどうなるかわかんないけど。諦めちゃったらそれまで ですよね(^^;)。  96/03/11 「皆さん冷たいですね、天使さんも悪魔みたい」と凍える人  96/03/12 「おい、ちょっと口が過ぎないか?」と奥の方の焚き火の民  96/03/13 「思ったことを正直に言ったまでです私は…」と凍える人  なんかもう、この辺から後は「すれ違い」というよりも「自分の価値観の押 しつけ合い」という感じですね。どちらも維/YUIさんの言う「相手を打ち 負かす為の議論」になってしまっているように思います。  96/03/25 「何故、排除の話になるのでしょう?」と新参の焚き火民  96/05/01 「何故、そういう受け取り方になるのかな?」と奥の焚き火民  96/05/04 「皆と話をする気は無いのですか?」と奥の焚き火民  96/05/06 「本当に言いたい事とか無いんですか?」と続ける焚き火民  この辺の質問からは、それほど「相手を打ち負かす為」という意識は感じら れないのですが、状況が状況だけに、凍え人のほうも頑なに突っ張ってしまっ ているみたい。  僕も、ギスギスした会話はどっちかというと嫌いですが、少なくともそれを 全面的に否定するつもりはありません(あ、維/YUIさんが全面的に否定し ている、とも思っていません。念のため(^^))。  気持ちがギスギスしているなら、それを表明するのも表現するのもアリだと 思うし、それ自体はいいことでも悪いことでもないと思います。  ただ、人との会話においてその気持ちを表現として表に出してあースッキリ、 というカタルシスを味わって終わり、じゃあ、もったいないと思うんです。そ の「ギスギス」が見せてくれる“今まで見えてなかったもの”から目を逸らさ ずに、見たくない相手の姿や、みっともない(と感じる)自分の姿なんかをじ っくり観察することで、自分自身の器を広げ、自分と相手の間にある許容量を 増やしていく(という表現が適当かどうかわかりませんが(^^;、要するに今ま で言えなかったことが言えるようになるとか、そういう感じ)ことができるん だと思います。 |「トラ」も、ティータイムは好きかもしれない。。。  虎が表参道あたりのカフェで足くんで新聞かなんか読みながら紅茶飲んでる ところを想像してしまった……(^^;。 しまうま(KFQ02761) 01117/01118 GBG02043 維/YUI ギスギスっ! ( 6) 96/05/26 00:50 01113へのコメント しまうまさん、どうも、どうも。 > 気持ちがギスギスしているなら、それを表明するのも表現するのもアリだと >思うし、それ自体はいいことでも悪いことでもないと思います。 そうなんです。 表明とか表現とかはっきりしちゃうんなら、ギスギスもとりつく しまがあるってもんです。 そうじゃない感じ、しませんか? お互いに、モゴモゴした気持ちがあって、 それがきちんと表明されてないから、さぐりあいして、勝手に思い込んで、さらに どんどんすれ違っていくってこと、世の中、ありませんか? > ただ、人との会話においてその気持ちを表現として表に出してあースッキリ、 >というカタルシスを味わって終わり、じゃあ、もったいないと思うんです。 ニュースとかでの話ですが、今ちまたで「いじめ問題」って、やっている一番の 加害者と被害者である、「子どもたち」のうち、いじめる側の子は、いじめてどう 感じたかという質問に対して、「すっきりした」という答えが多かったようです。 相手の子がどう感じるか、なんてことは考えたこともないってことだそうです。 質問に答えた者がホンネで書いているかどうかは、わからないのだけれど、これだけ を聞くと…私は目が点でした。 ニュースでは、一人っ子が多くなり、昔のように団体 で遊ぶということもなく育った子どもたちは、他人という観念がなく、どんなときでも 一人称しか頭にないのではと言ってました。 全部が全部に当てはまるとは思わないけれど、なんか虚無感におそわれてしまいました。 FARIONでこんな話をしているってことは、その子どもたちの親の世代とかからして、す でに そういうノリになってきているということなのかと、背筋が寒くなりました。 もったいないってだけじゃ済まない話になってきてしまっているのでしょうか? 私の周りでは、まだ子供達は思いやりがあるようですけれど。。。(ぶってるだけかし ら?) かなり本筋から離れてしまいましたが、書き込みを読んでおもいだしたので。 96/05/26(日) 00:17 維/YUI(GBG02043) - FARION MES(11):狼を生きる  ★ 平井和正の著作から 96/05/26 - 02153/02161 CXE03650 Y.K RE:RE^2:作品と作家 (11) 96/05/24 18:04 02152へのコメント コメント数:1 わーい!みれさんだ!みれさんだ!。 入会以来初めて,リアルタイムでみたぞー! 02154/02161 SDI00635 みれ RE^4:作品と作家 (11) 96/05/24 23:56 02153へのコメント Y.K さま  (^。^;)ウウッ…お恥ずかしいところをお見せしてしまいました(^_^;)  でも、まぁ、これも私の一面です。  よろしゅうに m(__)m                         ☆みれ・:・。,☆ 02156/02161 BYI04676 ふぁらんどーる 月の光がそうするように (11) 96/05/25 03:30 02148へのコメント コメント数:1  こんばんわ☆ お久しぶり&出戻りのふぁらんどーるでーす。  いまログを見てたら、丸1ヶ月ぶりなのね。なんだかこの1ヶ月、いろんなこ とがありました。ね、桂議長(^^)  えと、桂議長の#2148に関してのコメント >特に読者と作家とその作品性の関連について今更言こともないのですが、未だ >にファナティックなファンというのはいる事と思います。  うーん。私もそーですよ(^^;。大体パソコン通信始めたのだって、「ボヘミア ンガラス・ストリート」を早く読みたいからだったんですもん。最初の頃に書き ましたけれど、あの作品は全巻棺桶に入れて、あの世までも持っていこうと決め ているくらいですからね。(但し持っていけるかどうかは不明☆) > 元より芸術家というのは非常に我が儘かつ、非人間的な部分を持つものですか >ら絵画や文芸において素晴らしい業績をもつにしてもでは私生活において人間的 >に尊敬出来る人物であるかどうかというのは、これはどのような場合に於いても >些か疑問とするところでしょう。  私の考えなんですが、芸術家は非常に我が儘で、非人間的な感受性があるが故に 創作が出来るものではないでしょうか。  創作というのは、殆どインスピレイションの賜ですよね。その脳裏を駆ける一瞬 のイメージを逃さず掴み取ることは、センスのない人には真似ができません。そし てそのセンスというのは、その人が持っている資質そのものだと思うんですよね。  芸術家がその一瞬を掴むために、常に感受性を研ぎ澄ますのは極々当たり前のこ とであって、ましてそれを生業としている人間がそれを怠ることは出来ません。  芸術家というのは、その掴み取った瞬間が人生の至福の時ですから、その一瞬の ために生活が費やされるのは、ごく当然のことではないでしょうか。  そしてまた、その人にとっての「己の存在の意味」はその一瞬にあるのだとも感 じるわけです。  そしてその掴み取った一瞬の全てを、作品として昇華させて、その足跡を残して いくんですよね。  その行動を、一般的な常識の範疇に置いて「人間的に尊敬できる」かどうかを論 ずるのは、ものすごく無意味なことではないでしょうか?  もっと言えば「私が私であるように、あなたがあなたであるように、芸術家は芸 術家」なんですよね。立脚している基盤が違いすぎます。 > 読者というのはあくまでも作品を通して作家と接するものですから、いわゆる >作品を熱愛してやまないファンと言えども、その人となりについて自己の理想像 >や幻想の色眼鏡を掛けてしまうのはバランスに欠けた考え方であると思います。  ファンの立場から言わせていただくと、「作家を愛するのに、理屈は要らない」 んですよね。なんたって「愛する作品を生み出すセンスを持っているのは、この世 で唯一その人だけ」なんですもの。本当に唯一無二なんですよ。  例えば「平井和正」という作家は、私が愛してやまない作品を生み出すことの出 来る、この世でたった一人の人なんですよね。理屈なんて関係ありません☆  > 平井氏の小説についてなら、好きで読んでいた反面くどいストーリィと終わら >ないストーリィについて読む気を無くしたことも有ります。  あはははは☆ これ、私も思ったことがあります(^^;ゞ。 > 最も平井氏の読者にはかなりオカルトに対して根強い反感をもたれる傾向が強 >くて、「どうして宇宙神霊アリオンのフォーラムに平井和正の看板を掲げる会議 >室があるのだ」とか、意味もなくアリオンに対して反感を持っている方もいるか >と思います。  それは私も疑問に思ってます。私もアリオンなる存在に関しては、かなりのレベ ルで「胡散臭い」と思ってますもん(^^;。  まあ、そこらへんはこれからおいおいということで。建設的に、ね(^^)。 > この会議室ではあくまでも手持ちの材料を「平井和正の小説」にしているだけ >ですので、そこから何を汲み取るかは個人の気持ち次第ですから、やはりファン >クラブのノリと勘違いしてしまうとちょっと違和感を感じるかもしれませんね(^_^;)  では、私なりの見方で参加、ということで☆  改めまして、よ・ろ・し・く☆  ふぁらんどーる(BYI04676) 96/05/25(Sat)  p・s 桂議長  ときどきのゴミネタは大目に見て下さいね☆  02157/02161 SDI00635 みれ RE:月の光がそうするように (11) 96/05/25 12:06 02156へのコメント コメント数:1 ふぁらんどーる さま  こんにちわ(^_^)〜割りコメさせてくださいね。  ふぁらんどーるさんの文章は分かり易くて助かりました(^_^;)  平井さんの作品と人間性を分けて考える考え方もよく理解できました。  で、平井さんの著作のファンであることに依って、ARIONの著作のファ ンの気持ちも分かるんじゃないかな?と思って、一つお聞きしたいのです。 |  それは私も疑問に思ってます。私もアリオンなる存在に関しては、かなりのレベ |ルで「胡散臭い」と思ってますもん(^^;。  ここのアリオンという語を平井和正に置き換えてみると、どんな気持ちがし ますか? あまり良い気持ちはしないでしょう?(^_^;) この部屋は平井さん の著作物を扱う部屋ですが隔離された場所ではありません。平井さんの著作物 や平井さんを大事に思われる、その気持ちを是非その他の著作者や著作物が好 きな方々への思いやりにもつなげて頂きたいと思うのです。  FARIONには平井さんの著作のファンに限らず、色々な著作物のファン が居ます。お互いにお互いのファン意識を尊重し合うのが礼儀だと私は思いま す。もっと突っ込んでファン意識の解体まで行ってゆくと、単なるファン意識 の中に色々なものが見えてきて、手放しでファンであることの是非にも通じる 話になったりもしますけどね…これは7番と13番の話題ですね(^^;)  著作のファンであることと著作者のファンであることは同義では語れないこ とと私も思っていますが、著作物の批判をすると著作者非難と受け取られると いう悲しいことも起きますね。これを一緒くたにしないで話が出来るのが望ま しいことですよね。  で、なんでFARIONに平井和正の会議室があるのか?ですけど、それは 私が平井さんの言霊使いの部分が好きだからです。平井さんの著作の全てを読 んだ訳じゃないし、地球樹の女神の中の部分的なところでそう思ったのです。 これと平行して以前Sub-SYSOPをされていたアキラ君が平井さんの著作に非常に 詳しく、会議室を持つなら平井さん関係のものをということで会議室が出来た と記憶しています。これはしかし、もう4年も前の事なのでログをひっくり返 してみないと詳細は分かりませんけど、おおむね、こんな具合だったと思いま す。  建設的に話をしているつもりですが、変だと思われるところがありましたら、 言って下さいまし。                              ☆みれ・:・。,☆ 02158/02161 BYI04676 ふぁらんどーる すみません、ゴミです(^^; (11) 96/05/25 20:05 02157へのコメント コメント数:1  みれさん、はじめまして。これからよろしくお願いしますね(^^)。 > ここのアリオンという語を平井和正に置き換えてみると、どんな気持ちがし >ますか? あまり良い気持ちはしないでしょう?(^_^;)   やってみました。  『私も「平井和正」なる作家のことはかなりのレベルで「胡散臭い」と思って ますもん。』  うぷぷ☆ しゃ…、洒落にならない…(^^;ゞ。  みれさん、これはいけません。ある意味「真実を衝いている」ようにも思えま すもの(^-^;。(こんなことゆーか>私☆)  あー、笑ったぁ…。              ふぁらんどーる(BYI04676) 96/05/25(Sat) 02161/02161 SDI00635 みれ RE:すみません、ゴミです(^^; (11) 96/05/26 09:15 02158へのコメント ふぁらんどーる さん  置換したら、笑えましたか?(笑)  でもね、これを平井さんのファンじゃない人が言ったら、笑える…だけで済 まないこともあり得ると私は思います。これはもちろん平井さんのファンに限 った話じゃないですけどね。  胡散臭いというだけなら洗脳されるとか危ないとかの話は出て来ないと思う のですが、胡散臭いから連想ゲームの様に発展してゆく想像の最中に、心に引 っ掛かる問題があったりすると、連想ゲームが現実とリンクしてゆくこともあ るようです。これが噂の正体かも知れませんね(^_^;)  ゴミ撒きばかりしてる様で気がひけちゃいますので、この話はこの辺にしま しょう(笑)  ではでは(^^)/"                             ☆みれ・:・。,☆ 02159/02161 MHD02672 TAO 玉置山とFARION (11) 96/05/25 22:38 02148へのコメント  #2148 桂 桂さん   毎度ですぅ(^^)。   ここにアクセスされる平井和正ファンが一度は抱くであろう疑問、「どう  して宇宙神霊アリオンのフォーラムに平井和正の看板を掲げる会議室がある  のだ」という件ですが、『地球樹の女神』で知られるようになった玉置山自  体が、結構ARION&みれさんと縁が深いんですよね。   数年前に出された、ARIONとみれさんの共著『カミ・コメ・ツチ・ヒ  ト』(扶桑社刊、絶版)でも、見開きで玉石社の写真がどーんと載っています  し、平井和正氏の自著への紹介で平井和正ファンの間で名が知られるように  なった成地さんとみれさんが初対面した時のエピソードも載っていますね。   前議長のアキラさんが個人的に平井氏と親しく、かつみれさんともFARION  設立以前から交友があったということで、アキラさんがFARION内に平井和正  部屋を設けたのもそれほど不自然な流れでは無いと思います。しかしそれに  増して興味深いのは、平井氏によって名前が知られるようになった玉置山が  みれさんとも深く関わるようになったということで、いわば玉置山が平井氏  とみれさんをリンクする役割を負ったということですね。   平井氏はその後、何かの理由で玉置山と離れることにでもなったのか、例  の「玉置山は封じられた」という発言が出てくる訳ですが、みれさんの見解  は違う様です。勿論、どちらかが正しいと言いたいのでは無く、かって玉置  山を挟んでリンクされたご両人が、やがて別々の方向へ赴くことに至ったと  いうことなのでしょう。   思い出すのですが、アキラさんが手配してくれたお陰でみれさんと初めて  お会い出来たのは、吉祥寺のベトナム料理店ででした。その時はみれさんと  アキラさん、そしてアキラさんの奥さん(当時はまだ未婚でしたが)、私の4  人だったと思います。この時はまだ玉置山の事なんぞ全然知らなかった私が、  後で玉置山であんな目に遭うとは想像もつかなかったのですが(^^;、今にし  て振り返って見ると、縁の不可思議さというものを感じます。   おっと部屋の主旨と大分逸れた内容になりましたね。(^^;ゞ ではこれぐ  らいで。デワデワ  TAO 02160/02161 MHD02672 TAO 思い出の千佳(^_^) (11) 96/05/25 22:39 02150へのコメント  #2150 あもりさん   その節はお世話になりました。m(_ _)m   初めての玉置詣でで印象に残ったのは、あの333並びのデジタル時計と  花の窟神社の蝶々、そして料理店の「千佳」でしたね。(^_^)/ 本当に旨い  料理店でした。あの後、あそこへ入る機会がなかなか無いのですが、又食べ  たいなぁ。そうそう目張り寿司も…。  >> でも、こんな風に玉置山が話題に上るという事は、また世間様に何かあ  >> るんでしょうか?(^_^;   ………あり過ぎるほどあると思いますが(^^;。  TAO 02155/02161 GGD02212 スウ RE:シンクロニティ (11) 96/05/25 01:34 02149へのコメント #2149 桂 桂さん、こんばんわ。  夢解釈を扱う会議室なんぞをやってるもんで、私のことを精神科医と勘違い している人がいるかも知れませんが、精神科はまったく専門外の内科医でして、 日頃は老人とボケ比べをしています。精神科あるいは心療内科を標榜する方は 多数いらっしゃいますが、そもそも厳密な意味での(合衆国のように確立した ジャンルとしての)「精神分析医」と呼べるドクターが日本に何人ぐらいいる のか定かではなく、「精神分析医とちょっとアヤシイ話の相関性について」は <MES(10)#1282に書いたような>学生時代に読んだユングのアヤシイ話ぐらい しか思いつきません。「八雲医師」のことはよく覚えていないのですが(^^;、 彼が出て来たのは第何巻でしたっけ?<私は6巻までしか読んでない>(スウ) - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/05/26 - 00988/00994 GFB00026 一輝 ドラッグパニックと死 <前> (12) 96/05/24 22:22 00970へのコメント コメント数:3 ●ドラッグパニックと死 <前>  『誰もルールを定めない時、知識は致命的な友となる』………King Crimson ■  街中で何かトラブルを眼にした時に、一番イヤなのは、目の前で起きている事件 に対して何も出来ない自分の不甲斐なさ、情けなさを悔やむことだ。こんな経験は 皆さんにもないだろうか。「100の言葉より1の実行」と分かってはいても、い ざ、その現場を目の前に無力な自分を知ったときの、あの悔しさを…。  一昨年くらいから、「これは犯罪だ」と思える光景を、街中で眼のあたりにする ことが増えた。あれは一昨年の11月だったと思う。突然深夜12時頃に炭酸水を 飲みたくなった。こんな冬に頭がおかしくなったように思えるが、とにかく飲まね ばすまない気持ちを抑えられなくなり、コンビニエンスストアへ行った。私はボト ルの炭酸水をそのまま飲みながら、これまた不可解にも自宅へ向かう道とは違うコ ースを歩き始めた。  遠くに小さな明かりがチラチラ見える。灯火にしては変だ。そこは、近所の児童 遊園地だった。近づいて眼を凝らすと、その灯はこうこうと真っ赤に燃える木製の ベンチからあがっていた。私は急いで駆けつけ、ラッパ飲みしていたボトルの炭酸 水で消火した。ベンチには、新聞が無造作に積まれていた。放火である。火が消え るとベンチは真ん中が穴の開いた状態になり、シュールな彫刻作品のようになって いた。  私はこのことを交番に報告すべきかどうかで悩んだ。だいたいこんな深夜に私が ここに居る理由が無い、唐突な自分の行為に説明のしようがない、と勝手に思って しまったのだった。犯人はすぐ近くにいるかもしれないが、面倒なことに関わって 睡眠時間を減らすようなことはしたくないと、そのまま家に帰って寝てしまった。  なぜなら、自分の家には火を付けないだろうと、勝手に思い込んでいたからだ。 「自分に限っては大丈夫だ」「自分の〜に限っては大丈夫だ」「自分には関係ない 」と、心のどこかで思っている。こんな過信は幻想でしかないのだが、そう思い描 くことで、自分に適当な折り合いを付けて、その場から退散してしまうわけだ。犯 人も、「自分の家には誰も火を付けないだろう」と思っているから放火する。  ところがである。その晩、あちらこちらで消防車のサイレンが鳴り響き始めた。 遠くにサイレンの音を聞きながら、後悔の念に襲われ、なかなか眠れなかったよう に記憶している。私は犯人のように、あの場を逃げ出したのだ。この連続放火魔は、 今年になってやっと捕まった。「火を見るとすっきりした」というのが、その時の 犯人の弁である。私は夜中に消防車のサイレンが鳴るたびに「またあの野郎だな」 と、悔しい思いをしていた。  私は後で悔しい思いをするか否かは、突発的な事件の現場で、とっさに判断する しかない、と思う。多くの人間は、現場を目の前に何も出来ない。眺めているだけ である。これが実情だ。極端な例だが、将来日本が何らかの国際紛争や戦争(有事 とは戦争のことである)に巻き込まれた時も、これに準ずるだろう。我々は、いつ もの「自覚無き自己崩壊」の方に、慣れっこになっているからだ。国家財政は破綻 寸前、債務国に転落した日本の現況でさえ、他人ごとのように誰かが何とかしてく れるだろうと皆惚けている。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/05/26 - 04741/04743 GGA02514 KAZE 秘伝公開という掟破りの現代的意味 (13) 96/05/26 10:07 04698へのコメント ■「いか超」読書会・「秘伝公開」に関するひとつの視点 「『秘伝』の公開」ということに関して、テキストからは少し外れますが、 こうして現代の日本に生きているぼくらが、なぜ、過去に秘密にされていたことを 限定的ではありながらも問題にするのか、する必要があるのかという視点を、 少し、難解な部分も含めてさらに補足しておきたいと思います。 今はあまり参考になることではないにしても、ずっと後には、 こうしたことが重要であるということが ご理解いただけるのではないかと思いますので。 ぼくは、基本的にシュタイナーの神秘学をガイドとしているということを よく言っているわけですが、正確にいうと、 シュタイナーに集約されている神秘学の考え方は、 ある意味で太古の叡智の封印されている磁場だともいえるこの日本の現代的な課題を 実践的に解いていくためのガイドとなるのではないか、ということです。 また、日本にこれまで秘伝として伝わってきているもの、 または秘伝とはいえないまでも、その意味のわからぬまま伝承されてきたさまざまは、 シュタイナーが直接的にはふれていないような太古の叡智が 封印されたような形で残っているものが数多くあるように思えるのですが、 そうした封印された叡智は、封印されることで、その力を現代にまで 伝えているといってもいいのかもしれません。 そして、その封印されて叡智というのは、ある意味では、 まさにその力を現代において甦らせることが求められているといえるようにも思いま す。 そうしたことに関して興味深い例がありますのでご紹介しておきますと、 昨年の二月に、聖徳太子以来の精神を守り続けてきたという 大和古流廿一世当主である友常貴仁氏が「大和的」(三五館)という著書を これまでの門外不出の掟を破った形で出版しました。 そしてそれに続いて「千年の四季」「大和古流の躾と為来」、 そして最新刊では「千年夢一夜」(ともに、三五館)が出版され続けています。 その最新刊のなかで著者は、最初の著書「大和的」を著わすことの意味を 次のように述べています。   大和古流廿一世当主として家門の為来を守り、何百年にもわたる掟どおりに   生きてきた私です。(中略)そして、二十数年当主として家を守ってきた私   が、みずからの心でその千年以上に及ぶ過去をしっかりと見つめ、“過去を   守る”のではなく“未来を開く力”こそが今の今必要なのだと知ったとき、   しっかりと自分で掟を破ろうと決定したのでした。その掟破りの証こそが、   門外不出、他見他言不許の秘密多き当家の世界を、文字として公するという   行です。   その掟破りの証こそが、『大和的』“未知の力をそなえる約束”という自著   の誕生であったのです、未来への力を得るため、当家の生命である秘儀秘伝   を捨て去り、いまだ知ることのない神秘の力を求めて旅立とうと覚悟を決め   て書き下ろした、私自身と大和古流のすべてを記したものです。(P34)    著者の最初の著書「大和的」は「月夜靈(つくよみ)」についてのことから 始まっています。「太陽霊」ではなく「月の霊」。 これまで、ほとんど語られることのなかった「月読」。 ここらへんを、シュタイナー的な見地から見てみると、 「太陽霊」は、アフラ=マズダ、オシリス、キリスト。 それに対して「月の霊」というのは、月に反射した「太陽霊」であって、 それはユダヤの民族霊でもあったヤハウェとなるでしょうか。 さて、日本は裏ユダヤであるともいわれます。 それは、現在のユダヤにはすでに失われて久しい太古の叡智が この日本に、封印された形で残っているということでもあるのではないかと ぼくは捉えているのですが、それを象徴的に著わすと「月読」になるように思います。 その封印された「月読」の叡智を、まさにこの現代に甦らせ、 それを未来を開くための力としようとしているのが友常貴仁氏なわけです。 興味深いことに、友常貴仁氏は、北斗七星などの星についてしばしば言及しています。 そして、陰陽道などでは、むしろそれが重視されていることもよく知られています。 しかし、そうしたことについてシュタイナーはほとんど語っていないんです。 むしろ、そこがごっそりと欠落しているといってもいいような印象があります。 いったいそれがなぜなのかを考えてみると、 こうして日本に伝わっている叡智というのは、 むしろルシファー的なミクロコスモスの叡智とでもいえるようなものなのではないか。 だからこそ、シュタイナーはそれについて語るべきではないとしたのではないか。 そんなことを考えさせられてしまいます。 そして、そのミクロコスモス的に封印されたルシファーの叡智を まさにこの現代に甦らせるということが極めて重要なことではないか。 そしてそれが現代日本における姿を変えたキリスト衝動、 つまり「天磐戸開き」の意味のひとつではないかと。 かなり、途中の説明を端折ったものになってしまっているので、 理解しがたい部分もあるかと思いますが、 一応こんな話もしていた、くらいを、記憶にとどめておいてくださればと思います。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ 04743/04743 GGA02514 KAZE RE:RE^2:甘えちゃいけないんですか? (13) 96/05/26 13:33 04726へのコメント 猫の手さん、どうも。 》                 つまりは、私の前で話されない噂話しは 》私がそうさせているということになるのだろうと考えます。 もちろん、「私」がいなければその「噂話し」は成立しないのですから、 無関係であるということはできないですし、その無関係ではないということから それに対して真摯に受けとめるということは重要なことだと思いますが、 その「噂話し」に根拠があるかないかというのは重要なことではないでしょうか。 そうでないと、その「噂話し」をいくらでも無責任にできることになってしまいます。 その「噂話し」に責任がとれるのであれば、もしそれがなんらかの問題になったときに 「はい、その話しは自分がこういうときにこういう根拠でしたものです」と 正々堂々と言えるわけですから、そういう話しなら問題ないと思うんですが。 》 また誰かが責任ある立場であるときに適切な手を入れてないことで事故に至 》ったとしても私はそれを甘えていたからとは受け取ることはないと思います。 》「他のことに気を取られていたのかな?」とか、「疲れていて気を回せなかっ 》たのかな?」とかそのときどきによりいろんな受けとめ方をすると思います。 「甘えていた」という受けとめ方をするかどうかは、状況しだいです。 なんらかの問題が起こったときに、その原因を、たんなる印象ではなく、 ちゃんとした事実としてそれを明確にして、 そのなかので責任を問うということが問題なのであって、 そのときに、自分の責任の部分を依存的に解決しようとする場合に それを「甘え」というわけですから。 》     KAZEさんはずうと「甘えちゃいけない。迷惑掛けちゃいけない。」 》と頑張り続けるわけですか? 私にはそういうのはしんどくてできないナー。 いえ、「頑張り続け」てなんかいないですよ。 むしろ、そういう印象を持つのは猫の手さん特有の拒否反応ではないでしょうか。 「甘え」というのも多義的ですから、それをこうだとはいえないのですが、 ぼくが言っているのは、そうすることで自分の責任を回避したり、 だれかに迷惑をかけたりするときのことなわけですから、 そういうのは、頑張るとか頑張らないとかいう話しなんかではなく、 お店で商品を買って、お金を払うか払わないかの話しに過ぎません。 ぼくは、商品を買ったらちゃんとお金を払いましょうといってるだけなんです。 それ以外の「甘え」についてとやかくいってるわけではありません。 》 私は誰かが甘えてきたら、「頼りにされて嬉しいな。」と思うことも沢山あ 》るし、うるさいなと思ったら「一緒に騒ぎたいということなのかな?」と思っ 》てその中に入っていくこともある。そうじゃないときはその騒ぎの中でもしっ 》かり眠ってしまっていたりするからね。 ですから、好きにすればいいときには、そういうふうに好きにすればいいんです。 》 KAZEさんはどういうところを「甘えている。」と感じたのか教えていただけ 》ますか? 「ジョリーさんは甘えている」とぼくは直接的に言ったかな? ううん、ちょっと違うような気がするんだけど、ま、それはそれとして、 ジョリーさんは、約束した話しを守らないで、サヨナラしたってことは ある種の責任をとらないままでいることは確かだと思うし、 人の噂話の真偽は問いただしたくせに、自分のその根拠になっている部分を、 ごまかしたままでいるというのは、やはり、問題だなと思います。 それと、猫の手さんは、おそらくジョリーさんとちゃんと長く話してないから わかりにくいと思うんだけど、ジョリーさんがこの会議室でこれまで話してきたことを 真っ向から矛盾するようなことを、今回のジョリーさんはしているわけです。 そこらへんは、ちゃんと、なぜそうなのかを説明すべきだと思うんです。 それと、猫の手さんは、あまりに部分だけの印象を重視しすぎじゃないかと思います。 話しには文脈というのがありますし、対話にも流れがありますし、 さらにその背景になっているさまざまの要素があります。 もちろん、それをすべて考慮して発言を、というのではないのですが、 少しはそこらへんを把握しておかないと、部分のもっている意味が わからなくなると思うんです。 これだけは言っておきますが、ぼくはジョリーさんを責めたりはしてません。 責任ある言動を求めているだけです。 むしろ、それを求めないことのほうが、人を馬鹿にしたことになります。 ぼくは、この会議室で長くジョリーさんと対話してきました。 だから、ジョリーさんを、ぼくの良き対話の相手だと思ってきました。 だからこそ、誤解は解いておく必要があるというのは当然のことなんです。 ただ「ジョリーさんを責めないで」式の印象は、 むしろ、ジョリーさんに失礼なのではないでしょうか。 ぼくは、ジョリーさんを尊重しているからこそ、 もっと話していきたいと思っているのですから。 ジョリーさんも、このことを否定はなさらないと思います。 そしてこうしたことを、ぼくは噂話でも陰口でもなく、 ちゃんとこうしてオープンで誤解を生みにくい形で話しています。 ご理解いただけますでしょうか。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/05/26 - 04027/04036 CQE06546 みぃにゃ RE:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/24 21:03 04026へのコメント  ARION 私がここへ来るようになってはじめて、 あなたからのメッセージをほぼリアルタイムで読める機会に 遭遇しました。  モニタに映し出された文字から、ダイレクトにイメージが 心に浮かびます。  でも、自分の言葉として文字にする術を知りません。  はじめて目にした時、背筋がザワザワしました。  とても、切ない気持ちになりました。  言葉の持つ音の意味を、ゆっくり考えてみたいと思います。 ☆♪☆みぃにゃ☆♪☆ 04028/04036 HQK00566 SOUND RE:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/24 21:13 04026へのコメント コメント数:2 #4026ARIONさん、こんにちは(^^)。 初めまして。 新たな解読材料の詩編ありがとうございました。 >>いましいます、ありとしありて >> ゆめ を はむ もの >> かいなる もの は、かい として >> さらなる うまち を あつめむとす >> >> かすたりて みすみ を しょうく し >> ほしみ は、ほし を >> ちもり は、ち を >> くうなる そは、くうへ >> >> あやまてる、れきし >> あやまてる、たみ を うむ >> >> かくや、すきさりし えいか >> なに を もとめむ このまま、ひらがなばかりでは読みづらいので みなさんにも見やすいように 一応、漢字混じりにさせていただきます。     =============== 居まし、います、有りとし在りて 夢を食むもの 魁なるものはカイとして さらなる 美霊(血)を 集めむとす 神主たりて 三隅を 聖供し 星見は 星を 地守りは地を 空なる祖は空へ 過てる、歴史 あやまてる民を生む 斯くや、過ぎ去りし栄華 ===================== 適当でない文字をあてはめてしまっているかもしれませんが これが、現在のぼくに見えるこの詩編の姿です。 これからのちの書き込みで全体の解読に入らせていただきます。 どうも、ありがとうございました。 それでは今回はこれで失礼します。早々 HAVE A NICE DAY! ** HQK00566/SOUND ** SOUNDでした 04033/04036 CQE06546 みぃにゃ RE*2:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/26 00:36 04028へのコメント  SOUNDさん、かなを漢字に当てはめて下さってありがとうございます。  少しまた、解ってきたような気がします。  私のイメージと合っていないところだけ、書き出してみますね。 》夢を食むもの  『夢を喰むもの』  ただ、食べているものじゃなくて、貪り喰うもののような気がする。 》魁なるものはカイとして  『塊なるもの、破壊として』  なんか点の打つ位置が違うように感じた。 》神主たりて 三隅を 聖供し  『仮主たりて 三角を 掌握し』  本当は、掌握【しょうあく】なんだけど、どうしてもこの字しか浮かばない。 》空なる祖は空へ  『空なる其(方)は空へ』  「こなた」にたいする「そなた」つまり『そ』はこの詩を書いたものに対する ものへの呼びかけの言葉?もしくは、詩を読むものを指す言葉?  メッセージを読んで1日経つ。全体から感じられるイメージは淡々とした 口調で語られる事実(光景)のような気がする。  私の言葉で語るには、まだ、時間が足りない。 ☆♪☆みぃにゃ☆♪☆ 04035/04036 GGD02212 スウ RE:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/26 01:07 04028へのコメント  わりこめ ごめんください。 | かすたりて みすみ を しょうく し ↑この行なんですけど、「すきさりし えいか」のように「過ぎ去りし」を 「すきさりし」と濁点を用いずに表記していることから類推してカスタネダ もとい「かすたりて」は「数足りて」ではないかと思われます。「さらなる うまちを集めんと」した結果「数足りて」→三つ揃って「みすみ」(三角) を「しょうく」できたんでしょう。では、「しょうく」は…濁って「冗句」 ではないでしょうが(^^;、「ほし」「ち」「くう」の三すみを「しょうく」 するって何でしょうね?成具?そんな単語ないよなぁ。。。    (スウ) 04029/04036 VFG01465 ばかまま RE:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/24 22:09 04026へのコメント コメント数:1 SUBJ:RE:SOUND とこの部屋の仲間へ  こんにちわ。今 大変な思いをして ARIONのLOGを読んでいます。  最近は でていらっしゃらないのかなぁ。と思っていましたので  見つけたときは うれしかったです。 >>* >> いましいます、ありとしありて        >> ゆめ を はむ もの            >> かいなる もの は、かい として      >> さらなる うまち を あつめむとす     >> かすたりて みすみ を しょうく し    >> ほしみ は、ほし を            >> ちもり は、ち を             >> くうなる そは、くうへ           >> あやまてる、れきし             >> あやまてる、たみ を うむ >> かくや、すきさりし えいか         >> なに を もとめむ 私が 受け取る意味は こんな感じです。  そこにいて 存在する 能力を持っているもの すでにいる 仲間は仲間として  未来に向けて 召集をかける  天文を専門とするものは 天文を  地球を専門とするものは 地球を  人間の心を専門とするものは 人間を  先輩のみなさん ごめんなさいね。何の知識もない素人が こんなことを書いて。  以後 よろしくご指導下さい。 04031/04036 VFG01465 ばかまま RE:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/25 13:57 04026へのコメント コメント数:1 SUBJ:RE:SOUND とこの部屋の仲間へ >>** >> >> 流河に何を見出すや? >> 崩石に何を思わんや? >> 轟く大地は何を生む? >> 囁く風は何を置く? >> >> 溶ける、溶けてゆく。 >> 流血の歴史。 >> 涙の歴史。  歴史に何を見いだせたのか  進化・絶滅に何を学べたか  過ぎゆく時間は 何を創造してきたか  障害にどう立ち向かっていけたのか  生まれては死んでいき 愛しては殺される人間の歴史に  見守っていくしかない 人間以外のものの 落胆と絶望   >>*** >> >> 月の娘は、皿を割った >> 木星王は嘆いた >> 赤い目をした大地の子供は笑った >> >> 夢魔は去った >> だが夢も去った >> >> 鎖で繋がれた巨人は >> 大地の重みに堪えかねて >> 自らの踵を噛んだ >> >> 灰色の陰は大鷲の老いを示す >> 飛び石の向こうには、 >> 約束された緑の大地は無い  月は地球との関係を変えていき 木星は中心からずれていき 火星は震える  時間は与えられていたのに 今はもう 時間がなくなった  土星が その輪を崩していき 周辺にも影響を与える    月の変化に 地球の変化を見いだせる  移動することができても 人間の繁殖できる星は 地球以外に無い     維/YUIさん こんにちわ。長く よろしくお願いします。   えっと いこい亭にて 一息ついてから こちらに参りました。   名乗るほどの者じゃあ ござんせんが・・・。なんてね。   04032/04036 VFG01465 ばかまま RE:SOUND とこの部屋の仲間へ (14) 96/05/25 16:10 04026へのコメント SUBJ:RE:SOUND とこの部屋の仲間へ >>**** >> >> この数を見よ、と片目の男は言った。 >> 愚かな数を見よと。 >> 彼の指からは、さらさらとこぼれ落ちるものがあった。 >> >> 梟は夜を嫌い、 >> 野鼠は藁を敷かずに眠った。 >> >> 十字の真下に穴があった。 >> 緋色の紐が投げ入れられたが、 >> それは飢えた者に盗まれた。 >> >> 音がした。 >> 最後の音だ、と誰かが言った。 >> この声を皆が信じた。 >> だが、この声は偽りの世を示していた。 >> >> 私は言葉を切り揃えはしない。 >> 私は音を大事にする。 >> 私は木の葉擦れの間で息をしよう。 >> >> 人よ、人であれ。 >> 他人の水晶を覗いて、 >> 嘆くのは止めよ。  不可能なことを 能力の達していない者が言った     賢者は 話すことをやめようとし 人は人間文化の追求をやめようとしている    賢者ではなく 愚かでもない人に メッセージが届けられた  受け取る必要のないものが 受け取ってしまう    2000年になった。人間が 10本の指しかない人間が 数えた ただの年数が過ぎた。  地球の動きとなんら関係のない ただの数字が過ぎ去った。  終わりでもなんでもない。指が12本あれば? 空騒ぎの時代は過ぎた。    人間の使用する 多種多様な言語を駆使して 伝えようとはしない。  波動で伝える。    人である みなさんへ  人として いまある肉体や 本能や 社会を大事にして下さい。  人として生まれながら 木をうらやましがったり 人をさげすんだり  放棄することの無いようにして下さい。       では またLOG読みに 入りまーす。 あぁ 課金が私をだめにする。 04036/04036 CQE07040 ISE RE:RE^2:「ス」神について(言霊的解釈) (14) 96/05/26 09:02 04020へのコメント 東西神話の類似 世界各民族の神話に類似性が見られることは神話学者の指摘することです ここで各神話の概略をさらってみましょう ギリシャ神話(欧州) 大地ガイアは、天空ウラノスとの間に、長兄オケアノスから末弟クロノスまでを生 む.その後、巨人や異形の神などを生み出すが、父ウラノスはこれらの子を大地の奥 底に閉じ込めてしまう。クロノスは苦しむ母の願いをうけて、父ウラノスの陰部を切 り取り、子供たちを助け出す。その後、神々はオリンボス神族とテイタン神族に分か れて争い、オリンボス神族が勝利、ゼウスは天上の王となる エヌマ エリシュ(オリエント) 天地創造以前に存在していたのは、ムンム(生命力)、アスプ−(父性)、ティア マト(母性)であり、二人の間にラフム、ラハム、アンシャル、キシャル、が生まれ る。アンシャルの子、エアの代に、アスプ−(父性)は若い神々を潰してしまえと怒 るが,ティアマト(母性)は、若い神々を擁護する。アスプ−はムンムと図って若い神 々を滅ぼす計画を練るが、エアにさとられ、逆に殺される。エアはアスプ−の上に宮 殿を建て、そこを聖所とする。この聖所で(太陽の子)と讃えられるマルドクが生ま れる。その後、神々はアスプ−の復讐だとティアマトをそそのかす。ティアマトは、 キング(息子であり夫)に、天命のタブレット(主権者の象徴)を与え、両陣営の戦 いが始まる。マルドクは勝利し、ティアマトの死体から天地創造を始め、キングの血 から人間を造る。 この他にも神々が覇権をかけて争う神話は世界にあります。 ゾロアスタ−教 アフラマズダ(善神)とアハリマン(悪神)が争う モンゴル神話 西天(善神)と東天(悪神)が争う エジプト神話 オリシスとイシスをめぐって、セトとホルスが争う 古事記では、火の神カグズチを生んで黄泉の国へ落ちたイザナミを追って、イザナギ も黄泉の国へ降りていくが、腐ってウジがわくイザナミの体を見て、恐くなって逃げ 帰る。黄泉の国との境をふさいだ千引岩をはさんで二人は言い争いをする。 「私は地上の人間を1日に千人殺すでしょう」とイザナミ 「それなら私は1日に千五百の産屋を建てよう」とイザナギ その後、川で禊をするイザナギの体からアマテラス、ツキヨミ、スサノオが生まれる 母を思って泣いてばかりいるスサノオをイザナギは追放する。姉のアマテラスに別れ の挨拶をしに高天原へのぼるスサノオを見て、アマテラスは自分の国を奪いにくると 邪心して武装するが、スサノオの心の潔白が判り和解する。その後にスサノオは高天 原で数々の 暴行を働き、刑罰を受けて追放される。 世界神話に多く見られるのが(父神)と(母神)が覇権をかけて争い、(子神)が(母 神)の味方に付くという特徴です。 この構図はキリスト教にも当てはまると思います。 黙示録 「さて、天では戦いが起こった。ミカエルとその御使いたちとが、龍と戦ったので ある。龍もその御使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼ら のおる所がなくなった。この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンと呼ばれ、全世 界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落とされ、その使いたちも、もろともに投げ落 とされた。」 「それから、七つの鉢を持つ七人の御使いの一人がきて、私に語って言った、さあ、 きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。地の王 たちはこの女と姦淫を行い、地にすむ人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれてい る。御使いは、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れていった。わたしは、そこで ひとりのおんなが赤い獣に乗っているのを見た。−中略− それは奥義であって、大 いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」 「神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの地の報復を、彼女になさっ たからである」 キリスト教では神を「父」で象徴しています。「大地の大淫婦」を「イザナミ・母 神」にたとえるなら「龍・サタン」は「スサノオ・子神」になります。 つづきます ISE