「話し合ってどうするべきだと思われるのか?」と天使は問うた """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" - FARION MES( 6):ハロー・メッセージ ★ 今日のハロー・メッセージから 96/06/12 - 01185/01185 VFG01465 ばかまま 960612 の ハローメッセージから ( 6) 96/06/12 11:43 「話し合ってどうするべきだと思われるのか?」と天使は問うた  話し合うのが まず はじめに大事なことであること。  話は ひとりで ひとりごととしても 成立するが  話し合うには 一時的にせよ 相手の話を理解するために 相手の話の世界に  自分の脳をゆだねなければならない。  それから 自分の考えと どこが同じでどこが違うかを 見極めて  それを 相手に伝わるように話さなければならない。    まず 相手の話を聞くというのは  赤ちゃんが 生まれてきたときに まず 空気を吸ってから 産声という  最初の息を吐くのと 似ているような気がします。 - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/06/12 - 07686/07696 QZY01310 苗(miao) RE:私達から、あなたがたへ ( 7) 96/06/11 22:08 07672へのコメント  ひさしぶりですねARION。  何時だったか私は長い時間が欲しいと貴方に問うた事がありました。結局そのまま  になってしまったけれど。それは多分直感の様に自分を襲った未来だったのかも知  れませんね。返事は貰えるとは思ってはいませんでしたが、それでも自分の長さを  長らえたいという気持ちは持っていました、それは命の重さを重いと感じるほど、  同時進行の様に自然に欲したのです。  ここに居る事である種のエネルギー的癒しがある事は以前にも仰いました。幾度も  助けて頂きました。でも、だからと言って今度もそうとは限らないし、実際現実を  自分が受け入れざるを得ない状況に置かれ思わずたじろいでしまったけれど。人の  命は儚いものだとは言葉では解っていても、現実に目の前に突きつけられては動揺  しない人は居ないと解りました。そして不安要素がさらに加速してそこに近づけて  しまう事も。  私も何とか夢を持つ事が出来たし、今も少しづつでも現実に階段を登るように努力  は惜しまない積もりです。だからと言って自分が志し半ばで終わってしまいそうな  不安に、自分が自らをどんどん深い部分に落ち込ませてしまう。でも、それもこれ  も自分が蒔いた種ではあるのです。「刈り取りは自分の手で」これが原則だとは解っ  ていました。解っているのなら後は実行するだけ、その通りにこれからが多分正念  場なのでしょう。そこに迂回路は必要ではありません。  西洋医学では治せない場合もある事。東洋医学が万能では無い事。それは当たり前  な事だけど、何処まで行けるかは解らないが、それでも自分に出来る限りの事をす  る積もりです。だから悔いは残らないと思う、それだけが多分、唯一の私の誇りで  もあるし、胸を張って言える言葉です。  感謝しています、いままでも、そしてこれからも。いつまでも。 *~゚ miao qigong * wushu taiji quan shixiong ゚~* QZY01310@niftyserve.or.jp 07694/07696 GED01563 水戸黄門 リアルタイム ( 7) 96/06/12 02:27 07586へのコメント 助さん。 かって、多くの者が、このフォーラムから去った。あるとき、ある者がフォーラ ムを去ろうとしたとき、ワシはやりきれなくなり、どうしたらいいだろうという 願いをこめて、中空を見つめ、ARIONと声に出して呼んだ。その瞬間、ある メッセージを(言葉ではない)を受け取り、そのメッセージがARION12の ものだと感じた。ところが、ワシは、そのメッセージの科学的正体を知ることに 終始し、あるいはメッセージが本当にARION12からのメッセージかどうか 確認することに終始したのじゃ。そのメッセージはなるほど科学的に説明できた かもしれない。科学的根拠はなかったのかもしれない。本当にARION12か らのメッセージだったのかも知れない。一部の者が言ったようにワシの幻想だっ たのかもしれない。じゃが、ワシは、この体験でARION12の存在を確信す るに至った。じゃが、それで納得してはならなかったのじゃと思う。彼らは何を ワシに伝えたかったのじゃろう。ワシは、彼らが伝えたかったことであろうこと を実践できなかった自分を悔やんでおる。ワシは凍り人にも、なんらかの対処の 方法があると信じて止まない者である。 そして、今回、ARIONのメッセージがでたが、ワシは怖かった。あのときと 同じものを感じるからじゃ。また、ワシは、同じ失敗を繰り返すかもしれんと畏 れた。正直いって、ARIONの御登場は勘弁して欲しかった。ARIONの言 葉にワシらは、最近のできごとをARIONの言葉で結論づけ、前に進まなくな る危険があるからじゃ。じゃが、言葉がでた以上、ワシは、ただちに実践にむす びつけたい。成果を得たいのじゃよ。しかし、ワシは、ARIONにコメントを 書き上げる度胸はない。じゃから、助さんに、今回のARIONのメッセージを 読んだ、その思いを書いてみよう。   私達は私達の言葉を元に形成され得る組織形態を拒否するものである。   また、私達の言葉を自らの欲の為に使おうとする者を許さない。   私達の言葉や行いを指して宗教組織と呼称されることを断る。 この問題は、ワシにとっての大きなテーマじゃ。誤解を畏れずに言う。ワシもA RION12の言葉や行いを宗教に転じようとする行いを拒否する。ワシは、A RION12や媒介人を祭り上げる行いを拒否する。この空間を宗教的空間にす ることを拒否する。ワシがこのフォーラムを宗教的だというとき、この思いがこ められているのじゃ。この発言は、残念ながら、多くの者に誤解されてきたもの じゃ。そして、宗教とは異なるが、似ているものがある。 ・自分と同じ物の考え方をする相手だけと仲良く出来るという幻想を捨てなさい。  同じ物の考え方をする相手だと、あなた方が相互に勝手に思い込んでいることが、  大いなる幻想の社会を作り出す。 助さんとワシは、今、幻想の社会をつくり出す最右翼にいるのかもしれん。 さらに、狂信がある。  ・ARION12は狂信者、盲信者、猛信者を拒否する。   自分を観るを進めるにあたって、これらの「周囲が見えない信じ方」は、   邪魔になるだけだからだ。 ・ また、私達の言葉を自らの欲の為に使おうとする者を許さない。   狂信者は、ARION12の狂信者も含まれるのじゃろう。ワシらは、ARIO N12を狂信し、周囲が見えない信じ方をして、今回のノロガメ殿や新しい芽殿 や去っていた者に接してこなかったか? ARION12の言葉を自らを守るた めに使い、結論を出さなかったか? このへんの壁を1度壊す必要はないか?  ARION12の言葉を壊し、超えることはできないか? 真にARION12 の言葉を生かすためには、自分の中のARION12の言葉を壊す(真に咀嚼す る)ことをやる必要があるじゃろう。そして、ARIONの言葉を自分の欲に使 わなかったといえるか? さもないと  ・意図的に相手を陥れたり、傷つけたりする目的あって他者と関る者は、   私達の目からは犯罪者である。 じゃが、 ・あなたがたは傷ついたり、傷つけたりすることを必要以上に恐れる傾向があるが、  このフォーラムの中では意図的に傷つけようとしない限り、  必要以上に恐れるな。 この違いは大きいが、その区別はどうするのじゃろう。易しいことではない。 そして、  ・意図的に相手を陥れたり、傷つけたりする目的あって他者と関る者は、   私達の目からは犯罪者である。   よって、これを発見した場合には然るべき措置を取ることを望む。 もし、助さんが、ワシの発言に上のものを発見するならば、7番を預かる者とし て、しかるべき処置が必要じゃ。それは、新しい芽殿やのろがめ殿や他の者にも あてはまる。我々は、いったん今進めている話とは別に、今、協議が必要じゃ。 なぜ、このメッセージが今でたと思う?   だからといって、誰彼構わず気に入らない言動をする者を排除しようと思うな。   そういうことをするならば、相応のリアクションが還るだろう。                            ワシは、残念ながら、このような排除を行おうとした者を知っている。その者の 結末もじゃ。この力学は、本当にあるのじゃよ。しかし、 ・「己に厳しく、他にも同様に厳しくありなさい」   己と同様に厳しくあるために潜らねばならない数々の困難こそが、   あなたに真の優しさは何であるかを教えるだろう。 わしらは、何かを知るじゃろう。そして、  ・宇宙生命潮流からのメッセージを数多くの者が受け取れるようになるために、   (ワシは、そのようなものをもはや望まない、より良く生きることを望む)   一生懸命に「自分を観る」を実行しなさい。   「自分を観る」に参加する者は、相手の鏡になるべく真摯な態度でいなさい。   相手の鏡になることで、相手もあなたの鏡となり、あなたを映し出す。 ワシは、新しい芽殿をワシの鏡としてつきあうことにすることにしたのじゃ。彼 の傲慢さ?を辛辣さと思えば、良いのじゃよ。新しい芽殿は、良い鏡かもしれ ん。よって、ワシは、彼に彼自身を観ることを期待しないと決めたのじゃ。ワシ の壁は、新しい芽殿とワシで壊すこととする。新しい芽殿の壁をこわすのは、そ の後でも良いじゃろう。彼はワシに彼の姿を写すじゃろう。それまで待てば良 い。 助さん。助さんには壁がある。ワシも含めて何人かの者が助さんの壁を壊しにか かるじゃろう。なかなか厚い壁じゃから、時間はかかるじゃろう。じゃが、そう やってくれる者がいるだけでも幸運じゃ。助さん。優等生でいたいことを母親の 影響で終わりにしてはならない。助さん。その壁の正体は、優等生でいたいこと ではない。母親の影響でもない。優等生でいたいこと。母親の影響で終わらせる ことは、甘えにすぎない。なにも直視していない。そんな言葉で納得して欲しく ないのじゃよ。ワシは助さんの鏡となり、助さんもワシの鏡となり、助さんもワ シの鏡となり、ワシも助さんの鏡となる。じゃが、今は、お互いに鏡になってい ない。ただの幻想じゃ。仲良しクラブで終わってはならないのじゃよ。 96/06/12(水) 00:47 水戸黄門(GED01563) 07688/07696 CZC03577 Kenken はじめまして ( 7) 96/06/11 22:39 はじめまして。「超弩級初心者」Kenkenと申します。 ARIONおよび会議のログ読みました。すべて読んだわけではないんですけど、 僕の頭の中に新しいロジックを増設したような、新しい感激をいただきました。 しかし、この会議室で話し合われている内容やARIONの言葉が大きすぎて見失 う時があります。 それなら自分で見つけてみよう、また知らない自分自身を見つけてみようと思い、 参加した次第です。難しい言葉は使えません。感じたままを書くので、言葉に誤解 を招くかも知れませんのでご了承ください。(甘いっていわれそう・・・) 「自分を見る」 −− まず1番身近な自分と向き合ってみました。 最近気づいた事、取り分け書くほどでもないかも知れませんが。 (**;) 僕は2、3年前に地元の企業へ就職しました。Uターンだったんですけど、いわゆる 「島国根性」ってやつで、仲間の輪に入れませんでした。すごく辛い思いをしたんです が、別に何もされてません。今は普通に過ごしてますが、結果として分かったことは、 (1)他人は自分が思うほど、自分を悪く思っていない。 (2)自分が思うほど、他人は評価してくれていない。(期待していない) (3)考えすぎ。 (1)は被害妄想でした。他人はそう思ってないのに、勝手にそう思い込んじゃって、 そう思っている自分でそのまま他人に接するので、他人もそう思ってしまう。 結局、自分がまいた種で、悪循環になってしまいました。変に感ぐらず、そのままの 自分で接するようにしました。 (2)は誰にでもあると思うんですが(?)、「自分は他人よりちょっと違うぞ」って 仕事に対してプライド持つことは大切なんですけど、それ以外では敬遠されてしまい ますよね。(当たり前のことでした) (3)は「傾向と対策」を煮詰めすぎた結果で、心構え位で押さえておいて、現実の問 題を小さくても、1つでもいいから解決することが自分にとっても他人にとっても よりよいものだと感じました。 ARIONは、「自分に厳しく・・・」っていってましたね。人にやさしすぎたら その人のためにはならず、かといって厳しすぎたら離れていく・・・。不器用な 僕にとっては難しい課題です。 話は飛んじゃうんですが、 この世の中は自然破壊で自然を失うどころか、人の心まで砂漠化してるように 思えます。「ドライ」って単語で隠されてしまってるような気がします。親を親と 思わない人や、人を人とも思わなかったり、人を傷つけたり、傷つけあったり・・・。 根本的な原因は誰のせいでもなく、誰にでも原因があるのじゃないでしょうか。 ARIONはまた「来年9月以降に何かが起きる」といっていますが、何のことだか さっぱり分かりません。安直に考えて、精神的な異変なのか、それとも天変地異か。 今の僕にはそんなことは分からないし、また知る必要もないと思ってます。 怒ったり、笑ったり、人として生きて、偽善ではなく、心から自分を愛せるように、 他人を愛せるように、この会議室で何かを見つけて行きたいと思います。 超弩級初心者 Kenken. - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/06/12 - 01006/01013 GFB00026 一輝 RE:脳内興奮物質への依存 (12) 96/06/12 01:06 00993へのコメント >#0993 ポイヤウンペさん | 「ポイヤウンペ」の由来ですがこれはアイヌ(人間)とカムイ(神)との間に生 |まれた少年でアイヌの叙事詩ユーカラの英雄の名です。この少年が現代に蘇り人間 |の大地を救うと云われている、とのことです。救世主の名なので大層偉そうですが、 |私自身が自分を救世主と思っているわけでは当然なく、少しでも世の中の歪みを解 |消したい、その為に生きたいという気持ちの現れと思っていただけたら幸いです。 ……………了解しました。その心意気に声援を送ります。 | 話題は変わりますが、私は今度大学の研究で都庁にホームレス問題について話し |合いに行きます。もしなにかホームレス行政について疑問がありましたら代わりに |質問してこれるかもしれません。なにかありましたらぜひお教えください。 ……………ホームレス行政よりも、あの新宿のホームレスには疑問がありました。      私、家出した頃、ホームレスに憧れていたんですよ。何も所有しない、      何にもとらわれない、昨日は忘れた明日は分からぬ。そんな生き方をし      てみたいってね。ところがどうです、あれだけ土地や場所にこだわって      いるんですから、概念的にはホームレスなんかじゃないですよ。私はが      っかりしました。      しかも匂いがきつくて近隣の商店街が迷惑だ。土地や場所にこだわって      権利を主張したいならば、それ相応の義務と責任を背負わなければなら      ない。それなのに彼らだけ特別扱いするのが私は許せない。しかも彼ら      を追い出すのに、我々の税金から数億かけて歩く歩道を作ってしまう都      政もどうかしている。      だからと言って全部のホームレスがそうなんではないんです。事務所の      近所のホームレスの人達は、ゴミ掃除もマメだし治安にも協力的で住民      とはうまくいっている。彼らが土地や場所にこだわるだけの愛情を感じ      ています。新宿のホームレスの人々には、自分たちの権利を主張するだ      けで、それ以上のものを感じないのが残念です。彼らの支援団体には、      彼らを自分の家で養うだけのことはやってもらいたいです。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 01010/01013 GFB00026 一輝 「絶対善」の世界から。 (12) 96/06/12 01:27 00998へのコメント >#0998 わうさん 過去の馬鹿話にお付き合い頂いてありがとうございます。          どうせやるならこの際、徹底的にやりましょうか(^^;)。 | 「みんな、○○を持ってるから、僕にも買ってよ」 | | こんなセリフで親によく物をねだったような気がします。この場合の |“みんな”って、クラスのうちの2〜3人くらいなんです。私は、親をだ |ましては、何かしらの“モノ”を手に入れてたわけです。 | | “モノ”というのは、今でこそほとんど意味を失っていますが、はたち |ぐらいまでの私にとって、モノは絶大なる意味を持っていました。みんな |が持っているから自分も持っていて当然である、という間違った価値感は |いったいどこから出てきたのか、自分でも不思義です。 ……………そうそう、私もまさにこれでしたよ。「みんなが持っているから…」      と言うと親は必ず自分の欲求を叶えてくれる、という確信のようなも      のを知ったのは、私も小学校の頃でしたね。「僕だって、みんなと同      じモノを欲求する権利がある!」「平等は素晴らしい!」これらは努      力をせずに願望達成を図る為の呪文でした。私は人々の心のどこかに      洗脳の片鱗として、この呪文が巣くっているのではないかと思ってい      ます。      私の中には、小学校の頃から次の二つの概念の葛藤がありました。ま      ず、「みんなと同じように普通でいたい!」という欲求。そして、「      人と同じじゃあ嫌だ!」という欲求です。これらは矛盾しているにも      関わらず、日常の断面で交互に現れてくるのです。      最初に「みんなと同じように普通でいたい!」という概念ですが、私      の場合は小学校の低学年の頃よりも、もっと昔でした。母親から「そ      んな馬鹿なことをやっているのはお前だけなんだよ」と、耳にタコが      出来るくらいに言われたものです。親の躾けの戦略だったものを逆手      に取って、自分の欲望を叶える為の戦略に変えたのが、「みんなが持      っているから…」でした。小学生の頃です。      これはおそらく皆と同じように規範を守らせることによって、社会の      約束事を、ろくに意味も考えずに体で身に付けて行かされていたのだ      と思います。自分でその意味を考えるよう仕向けてゆけばいいのでし      ょうが、それを親や学校が怠れば平等意識を保つ為の戒律でしか無く      なってしまう。みんなと同じことさえやっていればいいんだ、という      ことなかれ主義。      そのまま大人の世界に持ち込むと、責任逃れの口実になってしまいま      す。みんなと同じであれば自分にだけに責任が集中したりはしないか      のような幻想を抱くのです。「誰々が良くないと言っているから良く      ない」あるいは「教祖が良いと言っているから良い」と同じです。自      分の頭で考える面倒臭さから逃げられると思ってしまう。しかし、こ      れはあらゆる行動に責任が付随する大人になった以上、妄想でしかあ      りません。平等意識の中へ、個の責任の所在を隠してしまう。      次に「人と同じじゃあ嫌だ!」という概念ですが、これは小学校の高      学年に出てきました。これはたぶん本能的な欲求なのではないかと思      います。つまり、他者より抜きん出ることで自己表現をすることです。      これは異性へのアピールも兼ねます。しかし、ここで人と違うことを      すれば、当然責任も集中しますから、願望達成という見返りが無い限      り持続しません。口先だけで終わる場合がほとんどでした。      周囲の視線を気にして、これら二つの概念を行ったり来たりしながら、      大人になってゆくのが一般的な日本人ではないかなと私は思います。      しかし、これは大人と言えるでしょうか。いつまでも周囲の視線を気      にしてばかりでは、「自分が本当は何をやりたいのか」という部分が      放置されたままです。つまり二つの概念とも、周囲の視線(自分と他      者との比較)からの不安を基盤として発生してきたものだからです。      それは、平等意識そのものへの依存から生まれているとも言えます。      最も大切なのは、思春期から起こる生涯を通じての「自分は本当は何      をやりたいのか」という問い掛けであり、そこから周囲の視線を超え      た信念に基づく言動や行動が生まれてくるのではないかと思います。      「皆と同じ」vs「皆と違う」という葛藤をいつまでも続けている大人      は、いつまでも子供レベルの悩みに陥っているというわけです。      先日、今話題の『バカゲット』(酒井冬雪著)という、女性主導型恋      愛結婚マニュアル(女性の恋愛戦略に疎い全ての男性読むべし)の中      で、女性から見て操縦し易いマザコン男性の傾向として、「皆と同じ      」vs「皆と違う」という願望の矛盾が指摘されていました。      この二つの概念の間を行き来することで、柔軟な考え方ができなくな      り頑固になる傾向が、マザコン男性にあるというのです。この頑固さ      は、依存心を孕み単一指向性なので、マインドコントロールしやすい      精神構造になっています。この手の男性は、外側に対しては頑固なの      に、内側は脆いので、女性は巧みに取り入ることが出来るというわけ      です。私も知らぬ間に女性に取り入れられてしまい、術中に陥ったこ      が何度かあります。ナンパしたつもりが逆ナンパ。でも、こんなバカ      をゲットする女性はいったい何なんだ。      日本国憲法制定による平等意識という考え方の移植は、人間で言えば      幼少時にあたる戦後の混乱期には有効だったのかもしれません。しか      しその一方で、マインドコントロールしやすい頑固な精神構造を持っ      た国民を育んできました。このことから、「自分は本当は何をやりた      いのか」という自問自答の繰り返しは、マインドコントロールの呪縛      や自分勝手な思い込みから脱しやすくなり、柔軟な思考の源泉と言え      るのではないでしょうか。 | ナルシストの胞子をかかえている者(私もその一人です)が、大麻やエ |コロジーを餌に花を咲かせてしまう、のに私も同意です。 | | ナルシズムの裏には劣等感があるとのこと、いやはやするどいです。ほ |んと、その通りですね。 | | 自分の過去を思うと、劣等感の裏返し、つまり自分のマイナス面に目を |つぶることで自分のプラス面だけを見ることを繰り返していたような気が |します。つまり、ナルシズムですわね。 ……………これは、ナルシズム(自己陶酔主義)の分かりやすい説明ですね。      ニューエイジの諸先生方によく見られるのが、まず教条的な「絶      対善」のシンボルを外部に置いて崇める、というようなことをや      ります。そしてそれらの「絶対善」の世界の中に、自らを置いて      耽溺するわけです。こうなると、冷静にその「絶対善」のシンボ      ルを見れないばかりか、自分自身をも冷静に見れなくなってしま      います。これもやはり、冷静に自分自身を見たくないからこそ「      絶対善」のシンボルを初期設定しているのかもしれない。ナルシ      ズムの裏には劣等感。「裸の王様ウイルス」の蔓延です。  「絶対善シンボル」 ← 自己陶酔する諸先生方 ← 自己陶酔の餌に集まるファン         <崇拝>         <崇拝>      例えば「アメリカインディアンなら、たとえ戦争をしようが、殺      人をしようが、白人とは違うんだ」というところで、それ以上の      意味を探究しなくなってしまう。これは同時に、自分の中にある      目を背けたくなるような様々な感情に、光を当てないことと同じ      です。レッテルだけで目が曇ってしまえば、それは覚醒とは呼べ      ませんし、自らレッテルを貼ってしまったもののの中に耽溺して      しまっては、形を超えることなど到底無理な話です。そして、「      さぁキミも絶対善の世界に身を置かないか?」と布教したがる。      これは自分自身の体験から思ったことなのですが、「絶対善」の      世界を指して、自らの立場を「絶対善」に置き、自らの存在を「      善」とし、それらを脅かす存在を「絶対悪」としてしまった場合、      どうなるのか。自分の中にある「悪」から目を背けて逃げ回るだ      けでなく、自分の都合の悪いこと、自分の責任さえも全て「絶対      悪」のせいにすることで、人生を放棄してしまうことにはならな      いでしょうか。      劣等感というのは、優越感同様に、責任放棄の発端です。自分だ      けはいい子でいたいからこそ、責任を「絶対悪」側の人間に押し      付けようとしてしまう。それでいて自己改善の努力は無し。外側      は強固でも内側は脆い。私の出会ったニューエイジの諸先生方だ      けでなく、私自身がまさにそれでした。      「自由・平等・平和」……矛盾を孕んだ空想的社会主義、幼稚な      「絶対善」によるナルシズム、その日本に於ける最たるナルシズ      ムの元凶、それは日本国憲法です。外側は頑固で内側は脆く、単      純化した人間を量産する為の鋳型。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/06/12 - 04094/04094 TBE00443 武 Re:歴史のなかで (14) 96/06/12 02:01 04091へのコメント ひとでない存在が、主語だとすると、次のようなことも考えてみました。 > 溶ける、溶けてゆく。  ひとでない存在が、ひとの言葉で言い表せないことを、ひとの言葉で現そうとし ています。  溶けると言う言葉は、通常、固体から液体に変わるときに、使う言葉です。ここ では、 > 流血の歴史。 > 涙の歴史。 が溶けるのですから、それらの歴史が、相転移を起こすことを現します。前の発言 では、消え去るという表現を使いましたが、どうも別の存在になることを、言って いるように思えます。そうして、すでに、溶けはじめているとも言っているように も、受け取れます。  我々が、単に固体が液体に変わる現象を見るように、高次の存在からは、同様な 現象を見ていることになるのでしょうか?