「ちょっと待って下さいよ、村長さん!」と凍え人は抗議した """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" - FARION MES( 5):**/////*/////*/////*/////*/////*/////** 96/06/15 - 00997/01001 QZG02773 ウルヴィー 心のままに舵をとれ ( 5) 96/06/14 14:00 コメント数:1 船は大海のまっただ中にただよっていた。 凪、である。 風がまったくない中、船は潮の流れに沿って流されるだけだった。 幸いに水や食糧の蓄えはまだまだ余裕があり、船長は少しも慌てていなかった。 なるようにしかならないしな。 風の吹かない空を見上げ船長は航海の行く末を夢想していた。 この船は一体どんな港に着くことになるのだろうかと。 ある夜、それは突然の出来事だった。 何の前触れもなく嵐が襲ってきたのだ。 巨大な嵐だ。 マストはしなり竜骨がきしみ、叫び声をあげる。 さっきまでの凪が信じられないくらいの強風が吹き荒れている。 視界のすべてが黒雲によって覆われていた。 眠っていた船長は慌てて飛び起き、甲板に駆け上がって舵輪の前に立った。 身体を吹き飛ばされないように縛りつけしっかりと舵輪を握る。 そして慌てふためく船員たちに大声で指示を出し始めた。 あわてるな。この船を信じろ。自分のことを信じるんだ。 そしてなかなか言うことを聞かない舵輪をなだめながら船長は大空を見上げた。 その顔には不敵な笑みが張り付いている。 船長にはわかっていた。 嵐が過ぎればいい風が吹いてくる。 そしてその風は船を、どこかはわからぬが、確かにどこかへ、 どこか見たことのない土地、知らない港へ連れていってくれるはず。 船長は再び船を見、前を見据えた。 そのために俺は今、この舵をはなしてはいけないのだ。 航海は始まったばかりではないか! 船長は風に負けない大声で船員に指示を飛ばした。                     つづく - FARION MES( 7):自分を観る  ★ ARIONを鏡にして 96/06/15 - 07713/07731 MHD02502 ARION 再び、私達からあなたがたへ ( 7) 96/06/14 20:34 コメント数:3  〜〜〜〜光よりの光、オリオンの最上の帯としての光より来たりて伝える〜〜〜〜         我等が名はARION12、炎の剣もて時を刻む --------------------------------------------------------------------------  多くの人からRESが還ってきたことを嬉しく思う。  だが、2〜3の人がコメントしていることなのだが、  何か小さな思い過ごしがあるように見えるので、  改めて私達の姿勢を話しておこう。  私達がこの会議室に何かを書くことで、  あなたがたが何事かを為していないと思う必要は無い。  私達は必要な時に必要な事を話すからだ。  私達が会議室に何事かを書く度に、或は現れる度に申し訳なく思う必要は無い。  今後は、あまり自分達を責めない様に。 --------------------------------------------------------------------------    *  そして、時の器は砂を残した。    **  緋色の女は目覚め、起き上がった。  そして、彼女の美しさを知る者が周囲に居ることを確認した。    ***  一人一人の真摯な気持ちは、伝わってきている。  恐れは期待と同じ力で、物事を実現の方向へと導く。  憎しみは執着と同じ力で、対象を自分の元へ引き寄せる。  出来得るならば、人よ、恐れも憎しみも執着も期待も、  全てが同じ走馬灯の中の絵であることに気付けよ。    ****  明け行く空に何を祈るか。  鳥達は太陽を喜び、  虫達は光を目指す。  人よ、人であるところの人よ。  生きてゆく権利を叫ぶ時に、  生きてゆく義務を同じ重さで感じることを忘れるな。    *****  幻惑する仕草に、夢見る者達は夢を乞い、  動きたくない者達は、怠け者の夢を食(ハ)む。  現状維持していると思わせて、  その実は日々後退。  目覚めることで見える物は、  あなたを傷つけるか?  傷つく事を恐れ、傷つけることを恐れ、  何もしない人が「わかったフリの優しさ」を振りまく。    ******  光あれ、と声がする。  しかし、光の中に居るつもりの彼らには、  その声は届かない。  目覚めよ、と声がする。  しかし、目覚めているつもりの彼らには、  その声は届かない。  …………………………………  瓦礫の中から立ち上がる者が言う。  我を信じよ、と。    *******  粗末な身なりで、質素な生活をし、  地球の自然破壊を憂い、  生き物の命を貴び、  人の生命は地球より重いと言う者達。  ・・・・・・・・・・  そして時が流れ、  言葉は何の意味も失い。  ・・・・・・・・・・  祖土(オヤツチ)に働く者だけが知る。  コトノハは生きていると。  厳しさだけを友としながら。    ********  私は長い間鎖に繋がれていました、と女は言った。  でも、あなたが私を解放してくれましたと、  彼女は上目遣いにあなたを見た。  彼女の瞳には感謝の色が見えた。  気をつけよ、と声がした。  だが、しかし、このか弱げな感謝している女性の、  いったい何に気をつけると言うのか?  次の瞬間、あなたの胸には短剣が刺さっていた。  その短剣の束には、「愛」という文字が彫られていた。    *********  自分を知ることは、自分を見失わない為でもなく、  自分を高める為でもない、  と言ったら、あなたはどうするか?  自分を知ることは他人を知ることであり、  そこに明らかな目的は決して見つからないだろう。  あなたがた現代人は、  明らかなる目的が無いと何も出来なくなっている。  人は、人と関係することで人間になり、  人間になることで自らの中に宇宙を知る。  宇宙を知ったらどうなるか?  恐らく、あなたがたの言葉で語れるようなメリットは、  何一つないだろう。  それでも、自分を観ることを続けたいのか?  先に何もないかも知れなくても?  まさに、恐らくそこには何もないだろう。  あなたの人生の途上で、あなたが見つけ得るもの以外は。  ^^^^^^^^       ^^^^^^^^                     −−−ARION,O∴O−−− 07724/07731 GBG02043 維/YUI RE:再び、私達からあなたがたへ ( 7) 96/06/15 02:14 07713へのコメント こんにちわ、ARIONさん。 最近、留まろうとすることが、辛く思えます。 現状を安穏に維持していこうという力に、うんざりしてしまいます。 それをやめて本当に望む方向へ、つまづいても行こうと仲間に話したりします。  けれど、暗中模索。 今までの条件から考えれば 現状を打ち破っていくことは、かなりな抵抗を受けてしまいます。 でも、それでも「もう、やめよう」と言いました。 相手を打ち負かすことではなく、自分の心に問うてOKが出たことに 向かいたいと表明し、そのように行動していくことは、間違いではないと 思います。 現状でもOKなことはあります。それまで壊す必要はないでしょう。 壊しても前に進むべき事と、壊さずに育てていくべき事。 ごちゃごちゃになりそうですけれど、一つ一つ選んでいきます。 足踏みばかりしていました、人生の多くを。やっぱりつまづいても、 迷っても、進むしかないし、今やらなきゃならないんです。 理屈じゃなくて、そう思っています。 * 自分を知ることは、自分を見失わない為でもなく、 * 自分を高める為でもない、 * と言ったら、あなたはどうするか? それでも、いいのではないですか? * 明らかなる目的が無いと何も出来なくなっている。 私は、目的をもてと言われて育ちました。学校でも家庭でも。 でも、私のやりたくて選んだことは、もともとゴールのないことでした。 そして、そこに言い訳のための理屈として目的をつけると、事は違うものに 変わってしまうことがよくありました。 自分で選んだのに「違う」となり、 ストップしてしまいました。 けれど、ストップしたことには、納得がいってなかったのです。そして必ず また、歩き出しました。 大義名分を捨てて、歩き出すと周りがまるで違った ものに思えたりしました。 この先、それが自分を観るの先にあるのかどうか知りませんが、なんにせよ 私の得るものを得ることが、(たいそうなことはなんにもなくて、他人に 自慢するようなこともなにもなくても、)私が前から望んでいたことであると なんとなくそう思うのです。 そのカンが当たっていれば、私はとても嬉しい です。 自分が心から求めていたこと(カタチはなくても)が得られるのですから。 それは、まったくの私個人の問題です。けれど、そういう生き方をしている私が 宇宙のなかのクズみたいだけど1つの構成ブツとして在ることって、とても 楽しいことではないですか? なんだかRESじゃないようなRESになってしまいました。 いろんな想いがめぐっていきます。 でも、1つだけ明らかに思います。 やっぱり私は私のいる場が、とても好きです。現在という時も、地球も日本も。 あ、やっぱりへんなRESになってしまいました。この辺で終わります。 維/YUI 07716/07731 JCF02051 めのう 備忘録 ( 7) 96/06/14 22:21 モヤモヤと居心地の悪い感じは本当の望みを隠しているから? ずっと人に非難されないことを最優先にしてきた。 どうしたいかよりもどうするのが正しいかをまず考えていた。 与えられた設問に答え、与えられた選択肢から選ぶのはわりと上手くやれた。 人の言う「正しい」と私の思う「正しい」にさほどズレはなかった。 いつも人との関係を通して自分を確認していた。 問題は常に人との関係の中で起こっていると思っていた。 人との関係から離れると、私は空っぽだ。 何をするにも「正しさ」という後ろ盾がないと不安だった。 誰にも非難されない正当な理由が欲しかった。 当たり前すぎる正論は応用が利かない。 正当な理由を積み上げるほど自分がわからなくなった。 正しいこと、正しくないこと。 目の粗いふるいにかけて取捨選択、取りこぼし。 私は何がしたいんだっけ。どこへ行きたいんだっけ。 どぶさらい。 正しい・常識・普通の「ふるい」を通さずに考える練習。 今まで捨て置いてきたもの、取りこぼしたもの、水に流したつもりが流れて いないもの。 たくさん詰まってて痛いやら、苦しいやら、臭いやら。                         ◆◆ めのう ◆◆ 07719/07731 NBB01420 SUKE RE:笑う必要はないですが ( 7) 96/06/14 22:23 07670へのコメント #7670 維/YUIさん、こんばんは。 僕は正直言ってYHVHさんの詩的な文章の意味が分からないことが多いんで すが(ごめんなさいねYHVHさん)、それだけ頭脳の構造が違っていて、僕 には分からない深いところで何か重大な意味があるんじゃないか(^_^;)なんて 常々思っていました。 維/YUIさんの今回のレスを読むと、維/YUIさんはYHVHさんの発言 にとってもリンクすることが多いみたいですね。その辺りの理解力と言うか共 鳴の質が、14番の副議長たる所以だったかと、今更気が付きました。(^_^;) YHVHさんの書き込みが7番会議室の現状を言い表しているだけではないだ ろうとは思います。だからこそはっきりこの会議室の事だとは書かなかった、 むしろいろいろに受け取れる形に文章を作られている訳ですね。             _                  しかし、7番会議室の現状も意味しているだろうとは思いました。 そこに最近あまり書いていなかった維/YUIさんが突然笑ってしまったのだ から、僕としては、会議室の現状について自嘲的に笑われたかと思ってしまっ たんですね。僕自身、気になっていたからかも知れません。 実は全然そういう意味では無かったようで(^_^;)失礼しました。 つまり、維/YUIさんが笑った理由は、あまりにもご自分の事をずばりと言 い表しているから、だったんですね。 面白いことに、僕はYHVHさんの書き込みの意味するものを今一つ汲みきれ ない事が多い訳ですが、同じように維/YUIさんのコメントがどういうつも りだったかも汲みきれなかった。 どうも頭の波長が行き違っている感じですね(^_^;)                             Suke.(^_-)☆ - FARION MES( 9):日本魔界巡航 ★ 神と人の関りを探る 96/06/15 - 899/899 GFB00026 一輝 「茅の輪(ちのわ)くぐり」 ( 9) 96/06/15 06:37 898へのコメント 「茅の輪(ちのわ)くぐり」 蛇神でひとつ思い出したのですが、そろそろ蛇神(荒吐神)のパワーを授かる 季節の到来です。かつて出雲系神社なら全国的行事だった「茅の輪(ちのわ)く ぐり」の儀礼がそれです。鳥居をくぐり、次に茅の輪をくぐって参拝します。昔 は、各家庭の玄関先にも、一人用の茅の輪を作って置いていたそうです。  茅の輪は、藁蛇を円形にかたどった大きな輪。昔の人は、この輪をくぐること で蛇神の力を授かり、疫病で命を落とすことの多かった夏を生き延びようとしま した。別名「六月祓」「水無月祓」「夏越の祓」ともいいます。穢れ、災厄、疫 病を祓い除き、清浄潔白の身となる儀礼です。これをくぐらないと夏が越せない と言われていたそうです。  胎内をくぐることに似ていることから「胎内くぐり」とも呼ばれます。ある種 の季節的な通過儀礼と察します。都内での「茅の輪(ちのわ)くぐり」は、杉並 区永福町の大宮八幡神社と、『日月神示』を開示した岡本天明が一時神主をやっ ていた、渋谷区千駄ヶ谷の鳩森神社があります(というか、これぐらいしか知ら ないので、他にもあったら知りたいですね)。奈良三輪山の麓、大神神社でもや っています。  「茅の輪くぐり」の日程は、各神社によって若干異なるようですので、事前に 問い合わせてから行かれることをすすめます。今なら月末頃に始まるこの行事に 間に合うでしょう。ちなみに私は毎年この季節になると、家族で「茅の輪くぐり 」に出かけます。  夏への心身の準備と気分転換に、皆さんも行かれてみてはいかがでしょうか?                                一輝(蛇家紋) - FARION MES(11):狼を生きる  ★ 平井和正の著作から 96/06/15 - 02237/02238 JBH00712 桂 桂 RE:その名は「白王家」 (11) 96/06/15 00:40 02233へのコメント #Y.Kさん  おっしゃる通り「血筋」の問題はこれまたややこしい。それについて意味性を 求めるのは殆ど無意味だと言ってもいいくらい。「裏天皇家」というと何か孔雀 王の世界やな〜(笑) < (そう言や、出口王仁三郎も天皇家の隠し子説があったなー)  ああ、これは僕も調べましたよ。  結果はクロでしたね。  隠し子説自体が後世の史家が推理を元に組み立てた話ですし、それを流布する ことに利益を得ようとする動きが少なからず大本教を巡る周囲にあったようです から(おっとここら辺はこれからやるテーマRTのネタですね(^^ゞ)  で、有名人になればなるほど、こうした胡散臭い話が山のように出て来る。  「我こそは真の血筋である」とか、とかく真偽を分けたがる。これって一種の 嫉妬なんじゃないかなと思ったりもして。オーシット ガッデム  しっかしまぁ「地球樹」って後半部にいたれば至るほどこんな話ばっかりなん ですよぉ(笑) 何せ第二部にしてもサブタイトルが「狼の足跡」でしょ。狼の 名を持つ者はヒトラー然り、怪盗リュパンしかり、そして犬神明しかりと。その 足跡を辿ることは、正に彼らのしてきた行為を再確認することに他ならないと思 うのですね。  果して独裁者や為政者は本当に独裁者足るべく為政者足るべくあったのか。そ の感情や奥悩はどこにいってしまったのかという。ヒロヒト天皇にしても(この 先デンジャーにつきRES不要(^^ゞ)病気に倒れても、尚弱々しくなっても一人 で従者の手を借りずによれよれになっても一人で散策する姿がTVで写ったのを 見た事があるのですが、もしかすると、戦争犯罪や軍国主義の汚名を着ても最後 まで「天皇」であることを全うしようとした姿だったのかもしれないですね。  ヒトラーは最後まで狂気の独裁者であったし、彼の破壊はその後の世界の新生 と繁栄をもたらした。その意図は50年たった今でも未だ全貌は明らかになって いないですね。  それは平時においてのうのうと過ごしている市民には真似出来ないことなので しょう。狼、その称号を持つ者は如何なる汚名を着せられても決して弛まず屈し ない誇り高き貴人に与えられる称号ですから。 桂 桂(JBH00712) - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/06/15 - 01030/01033 GFB00026 一輝 2種類のチャネリング (12) 96/06/15 06:39 01017へのコメント >#1020 喜久井さん |非常に基本的な質問で申し訳ないのですが、 |チャネリングってイタコみたいなものですか? |くだらない質問で恐縮です。どうも、宇宙人関係には疎いものでして...。 ……………まあ、イタコのようなものですね。チャネラーを「宇宙イタコ」と      呼んでいた人もいましたから(必ずしもトランス状態とは限りませ      ん。トランス状態はむしろ霊能者としての演出の場合が多いです)。      チャネリングには、次の2種類があります。      ひとつは、潜在的な自分の自我をチャネリングするタイプ。落ちつ      いた気分になれば、誰でも自分の心と同調できます。「誰にでもチ      ャネリングができますよ」とニューエイジで担がれていたのが、こ      のタイプ。自分の自我をチャネリングするので、チャネリングが欲      望達成の為の手段と化しており、人々から高額料金を徴収します。      もうひとつは、自分の自我ではなく、宇宙(宇宙神霊、宇宙人、天      使)や地球(眷属神、地霊、精霊、死んだ人の霊)に於ける別の存      在をチャネリングするタイプで、「媒介者」とも言います。前者の      タイプと違い、自分の自我および欲望を一切混入させないことが条      件になるので、非常に稀です。      当フォーラムのシスオペ・みれさんが、後者のタイプです。詳しく      は7番か14番会議室で、[RT MHD02502] と打ち、みれさんが媒介      するARIONという存在の発言をご覧下さい(この言い回しは、      ここでは新鮮!)。みれさんの場合、チャネリングが欲望達成の手      段ではないので、金銭授受は一度も無く、また今後も一切不要とし      ています。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝