「あなたがたがどう生きるのか、私達はどちらの幕を引くのか」 - FARION MES( 9):日本魔界巡航 ★ 神と人の関りを探る 96/12/18 - 01048/01048 MHD02672 TAO 出雲の青銅器の王国 ( 9) 96/12/18 01:41 01047へのコメント  #1047 ISE さん   お久しぶり〜(^^)   ISE さんが言及された「×」印が、荒神谷の銅剣だけで無く加茂岩倉の銅  鐸にも刻まれていたというのは、甚だ新鮮な驚きでしたね。  >> 荒神谷遺跡の青銅器を分類すると  >> 銅鐸 六個  >> 銅矛 十六個  >> 銅剣 三五八本  >> で、なんだか銅鐸の数が少ないな?と思っていたのですが、   同一集団が荒神谷と加茂岩倉の二カ所に分けて青銅器を埋めたのだとした  ら、荒神谷に銅鐸が少なかった理由もこれで説明が付きますね。荒神谷には  銅剣、加茂岩倉には銅鐸と分けて埋めるだけの理由があったとすれば、それ  は銅剣と銅鐸に対するそれぞれの使途が異なっていたからでしょうね。  >> 今年は日本のみならず、世界で発掘ラッシュでしたが、   本当ですね。エジプトのアレクサンドリア港の海底で、クレオパトラの宮  殿遺跡が発見されたというニュースもありましたし、中国四川省では黄河文  明よりさらに千年古い都市国家の祭祀用土壇が出て、日本でも纒向遺跡で卑  弥呼時代の古墳が出たり…。来年以降も発掘ラッシュが続きそうで、何かぞ  くぞくします。   また書き込んで下さい。それでは(^^)/  TAO - FARION MES(12):精神世界裏表 ★ ニューエイジビジネス を斬る 96/12/18 - 01594/01595 GFB00026 一輝 一人一人が「心」を取り戻す為に……。 (12) 96/12/18 02:31 01589へのコメント コメント数:1 >#1573 西野さん #1589を補足します。 |    このような時代錯誤の思想が、80年代半ばから日本で盛んに紹介 |    され、”視野狭窄をもたらす快楽(=自己陶酔)”として一部で |    歓迎され、商品化されてきた経緯があります。この快楽はドラッ |    グと結びついており(ニューエイジ系翻訳業者の多くは麻薬常用 |    者)、今日の麻薬ブームの前兆現象と私は見ていました。 ……………こう書いてしまうと、なんだか既に終わってしまったものとして      ニューエイジを扱って書いてしまったようですが、ところがどっ      こい、「ニューサイエンス」「アメリカ現代思想」「ディープエ      コロジー」「ネオシャーマニズム」など、書店から消えていった      かのように見えて、実は”ニューエイジ的なるもの”は、形を変      えて興隆しています。      例えばオウムもそうでした。で、あの事件があった。だからと言      ってまだまだ終わってはいないのです。例えば、今話題のベスト      セラー本『脳内革命』など、もろ「ポジティブで行けばうまくゆ      く(儲かる)」というニューエイジの基本コンセプトで書かれて      います。      ダーヴィン進化論からマルキシズムに至る発展的進歩史観によっ      て、「モノが極まれば、次は心が極まる時代だ」とか、「人類の      覚醒によって、地球の危機から脱し、新たなステージへと進化を      遂げる」などと『脳内革命』をはじめ、これら”ニューエイジ的      なるもの”は豪語してきたのです。      アメリカでは破綻した”ニューエイジ的なるもの”にも関わらず、      これを強調するのは、ニューエイジ思想が、古今東西の神秘思想      の”雰囲気”をお手頃に身に纏いながらも、実は近代主義的思考      によって生み出されたからに他なりません。      その根底には、「モノが極めたのはモノ、心を極めるのもモノ」      という考え方があります。この思考こそ日本人の心の隅々まで影      響していったものの正体です。シンクロエナジャイザーというチ      カチカ眼鏡をかけてリラックスしようとか、ヒーリング系のグリ      ーティングブックスを買ってリラックスしようとか、”気”と印      刷されただけのタオルを買って頭に巻いて元気になろうとか、イ      ルカツアーに行き野性イルカに触ってヒーリングしようとか、い      ずれも「買ってきたモノによって、心の支配が可能」という思い      込みを垣間見ます。この思い込みが予め人々に内在するからこそ、      精神世界ビジネスが今日まで成り立ってきた背景があります。      「心の問題」には葛藤があり、苦悩をもたらすがゆえに、手っと      り早く癒されたい。自分では面倒だからと外部の存在によって慰      撫されたい。誰かの手を使って自慰したい。買ってきたモノが高      価であり権威があればあるほど、葛藤や苦悩をもたらす心を支配      できるんだと思い込む。こう考えることによって、自分の「心の      の問題」が排除されたかのような錯覚が生まれます。      度重なる自己催眠によって、「心の問題」に取り組むだけの勇気      と耐久性が、日本人からだんだん無くなっていったのです。ニュ      ーエイジという毒が日本中くまなく回った兆候は、90年代から顕      著になりました。『脳内革命』は、これら思考の強化と反復に役      立っていると言えます。実際あまりに売れているので、昔から同      じような内容の本を出しているニューエイジ業界関係者が、相当      悔しがっていたという話を耳にします。「今さら何であれが売れ      るんだ」と。      ”ニューエイジ的なるもの”は、霊的な覚醒を促す触れ込みで、      「心の問題」を一番遠いところへと隠蔽してしまう。でも本当に      隠蔽したのは、「心の問題」でしょうか。本当に排除し隠蔽した      のは、「心」そのものです。日本人は「心」が空っぽになりつつ      あるのです。「心の問題」こそが、私たちの人生を豊かにし、実      りあるものをもたらしていることが、「心」そのものを見失って      いる為に、わからなくなってきているのではないでしょうか。      当会議室で試みてきた”ニューエイジを斬る、自分を斬る”とい      う実験は、心の奥深くへと隠蔽することに慣れっこになっていた      「心の問題」を召喚し、それに飲み込まれないだけの距離を保っ      て、刃先を突きつける演習でした。それは参加した皆さんが、自      力で「心」を取り戻す作業でもあったように思います。一人一人      が、これを出来るようになれば、”ニューエイジ的なるもの”業      界も精神世界ビジネスも、成り立たなくなるでしょう。      西野さんもチャレンジしてみてください。                 FARION 12番会議室*精神世界裏表案内人:一輝 01595/01595 CZT02064 夜船 RE:なるほど! (12) 96/12/18 06:46 01594へのコメント 一輝様、いつもいろいろ教えていただき、ありがとうございます。 なるほど! ある方の 「あの人は本物ですか? と聞く前に、自分が本物になったらええやない の」 という言葉を思い出しました。 鮒井さんが言われるのとは別の意味で、まさに今こそ“本物の時代”なんですね ぇ。 と言いながら、“ニュー・エイジ的”グッズに囲まれていたりするわけですが (^ ^)。 妄言多謝。 May the Force be with You! かむながらたまちはへませ! 合掌。 96/12/18 夜船拜 (CZT02064) - FARION MES(13):神秘学遊戯団 ★ 限りなき神秘への航海 96/12/18 - 05199/05203 GGA02514 KAZE RE:がねっしゅのシュタイナー教育論(序の (13) 96/12/17 18:42 05198へのコメント がねっしゅさん、どうも。 「がねっしゅのシュタイナー教育論」、興味深く拝見させていただいてます(^^)。 「序の序」を読ませていただいただけでも、 内容はきわめて納得のいくものですので、これからがさらに期待大ですね。 しかし、驚いたのは、 》孤立無援でやっていたような状態なので, ということです。 こうした内容に、自発的にアプローチしていこうという気概には 大いに共感するところです。 ぼくがシュタイナーの神秘学に取り組んでいるのも、 同じく、基本的に「孤立無援でやってい」る状態で、 日本やドイツなどの人智学協会やシュタイナー教育関係の組織とは関係なく ただただ邦訳された資料や原書を買い込んで一から学んでいるだけなのですが、 やはり、そうした「故郷喪失者」的なスタンスで、 自発的に取り組むという姿勢にはこだわっていたいなと思っています。 そういう姿勢でいる者同士が、自由にネットワークしていきながら、 互いに学び合うということができれば素晴らしいと思っているのです。 「組織」から入ると、どんな素晴らしいものも権威化されてしまいがちです。 そういう権威からではなく、その内容が素晴らしいからそれに取り組む ということでなければ何の意味もないと思うのです。 たとえば、日本での「シュタイナー教育」のブランド化には あきれてしまって、どこがシュタイナーなんだと憤慨するばかりですし^^;。 さて、 》それでは日本ではどのような教育思想が盛んかというと,まず一つには, 》行動主義的な教育思想ですね.これは,子どもを,どういうものに作り上げる 》ことができるかというところから,教育を考えるわけです. 》もう一つは,「教育を,まず第一に社会化の過程として捉える教育学」です. 》この教育学(思想)は,社会的な要求(たとえば産業界に必要とされている 》人間像)を教育に課すわけです. その二つは、基本的に同じ方向性だといえそうですね。 どちらにしても、人間を特定の型にはめて、特定の目的に奉仕させようとし、 その型にはまらないものは、無視されてしまうように思います。 内的な必然性によって、それぞれの個性を伸ばすことをよしとするのではなく、 「そっちに行ってはいけない、あっちに行っても行けない」を繰り返しながら、 特定の刺激に特定の反応を条件反射的に繰り返すロボットを生産していくような そんなあり方を「教育」だと称しているわけですよね。 教育だけではなく、マスコミなどのあり方も、 基本的にもっぱらそういう姿勢でいるものだから、 ブランドなどの特定の価値観を教え込んで、 それに基づいた行動パターンしかできないような人間を創造してしまう^^;。 》つまり,平べったく言うと、現代人は頑固になっているのです.しかしそれは, 》性格のことではありません.現代人が創造性を失って, 》既知の事柄の虜になっていることを表しているのです. 》つまり、新しい世界観を持ち得なくなっているのです. 先日、「風釈般若経Ver.2」というのを書き込んだのですが、 そこに、「窓」のたとえを入れておきました。 要するに、特定の「窓」だけを通してしか世界を見ない、というか その「窓」だけしか認めようとしないものだから、 そういうあり方では、「世界」は固定してしまって、 創造性とは無縁のものになってしまうということです。 シュタイナーの引用にもあったように、確かに、   今日の人間は本当に人の言葉を聞くことができません.    というのは、ほんとうに切実な問題だと思います。 そのことに関連して、この会議室を開いてから、 ことあるごとに「耳をひらく」「みずからを器にする」ということを 繰り返し話しているのですが、 それはおっしゃるような問題意識からのものでもあります。 自分の「窓」をだれかから教えられたとおりにつくって、 そこから見た景色だけを「世界」だと思いこんでしまう。 そして、その「窓」をほかの人も同じように共有して、 それ以外の景色を知らないものだから、 それ以外の景色が存在するということをまったく知らないで、 貧しい世界に生きているにもかかわらず、 相互の自己満足の共有というかたちで生きて自足している。 本当は、窓の形も大きさも無限のバリエーションがあり、 しかもその窓をどこに付けるかも、また家をどこに建てるかさえ、 自由であるはずなのに………。 ほんとうに悲しい限りです。 》概念を硬直させてしまうと,私たちはそこから新しいものを 》受け入れることができにくくなる. 「概念」というのは、「窓」なんですよね、そういう意味では。 その「概念」は本来、先の自由自在な窓であるはずなのに、 それが場所も、形も大きさも固定されてしまうことによって、 パターン化した「死んだ世界」とでもいうものだけを ほんとうの世界だと思いこんでしまうわけですよね。 》私たちが神を信じるのは.何らかの原因があるわけではない.(もっとも, 》ご利益主義で神を拝む人もいるが)隣人を愛するのに理由はない. 》若者が将来に希望を持つのに根拠はないのである. 》それと同じ意味で,自分の将来だとか,世界の未来といった問題を考えるときは, 》現在を越える発想を持たねばならない. 》しかし現代の教育は子どもに「死んだ概念」ばかりを与えてしまい, 》子どもが人類の未来を創造する能力を無視してしまっている。 まったくそうですね、「死んだ概念」からは何も新しいものは生まれません。 シュタイナーは「生きた思考」についても強調していますけど、 その違いがわからなくなってきているというところに、 教育の根本問題があるようにも思います。 決まり切った「刺激−反応」的なあり方しか持てない人間に、 未来を創造する力があるとは思えません。 自由な世界創造の根源としての「生きた思考」「生きた概念」がなければ、 未来にあるのは、まさに死の世界でしかないように思います。 》といった所から,僕の論文が始まるわけですが, 卒論でこうした問題意識をもたれているのには、尊敬してしまいます。 (決して、ヨイショなんかではないです、ほんと) ぼくがそうしたことについて、意識的に考えることができるようになったのは ほんとうに最近のことなのですから、ほんとうに気づくのが遅すぎました。 今後の「がねっしゅのシュタイナー教育論」の展開を 興味深く拝聴させていただきたいと思いますので、 存分に、よろしくお願いしますm(__)m。 PS 上記、すべての引用部分は、句読点の位置を変更してある箇所があります。 ☆☆☆KAZE☆☆☆ - FARION MES(14):預言解読村  ★ 預言・予言は何を語るか 96/12/18 - 04701/04701 GHH10354 星見 RE^3:週間テーマ (14) 96/12/18 02:31 04697へのコメント  はなさん、こんばんわです。 》わたしがショックを受けたアリオンメッセージのひとつに、 》「既に地球は修復可能な線を越えている」があります。読んだ瞬間、何か途方 》もない暗黒の世界に連れ込まれたような感じになりました。そして、アリオン 》は「これ以上のダメージをつけない方向ですすめるしかない」とも言っていま 》す。  私は環境を専門に学ぶ大学院に在籍しているのですが、現在の地球の姿を知れ ば知るほどに絶望感がつのりますよ(;_;)  自分だって決して地球に優しいわけではないですけれども。                   科学の限界を感じることが多い                             ★ 星見 ★ 04698/04701 PAG03134 はな 【週間テーマ 1】 12月31日まで (14) 96/12/18 00:33  前回の週間テーマにお返事をくださったみなさん。どうもありがとう ございました。応募期間は一旦締め切らせていただきますが、コメント リンク、もしくは発言内容から派生して書きたいことがあれば、引き続 き書いていただいて構いません。  それでは、12月19日(木)からの「お題」をおしらせします。 今回は、コメントがわかりやすいように、また、テーマ1、2のお好き なテーマで書いていただけるよう、テーマ1とテーマ2を別々の発言と してアップします。   □■□■□■□■  12月31日 までのお題  □■□■□■   1)今年1年は、あなたにとってどんな年だったでしょうか?    アリオンはMES#4446にて「あなたがた、本番の年を生きたか?」   と尋ねています。1996年は「本番の年」でした。本番の年を意識   されていた方、意識されていない方、どちらでも構いません。あなた   にとっての1996年はどんな年だったでしょうか?   □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■                       はな 04699/04701 PAG03134 はな 【週間テーマ 2】 12月31日まで (14) 96/12/18 00:33   □■□■□■□■  12月31日 までのお題  □■□■□■□■   2)子どもと犬、猫が住み易い土地とは?     アリオン預言のひとつに「都心から子どもと犬・猫の姿がみら     れなくなるとき、都心の生命は終わる。大規模な火災が発生す     るだろう。」があります。     都市の生命が終わるのは、都心には子どもや犬や、猫が住みに     くい環境となってしまうからです。都市に犬、猫、子どもが住     み易い環境にすれば、都心も生命を終わらせなかったかもしれ     ません。     犬や猫や子どもが見られなくなる都心と、犬や猫や子どもが住     みやすい地域の差はなんでしょうか?   □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■                            はな 04700/04701 GHH10354 星見 RE:RTへのご参加有り難うございました (14) 96/12/18 02:30 04683へのコメント  星見です。  あぅ〜、あんなにたくさんの人がいっぺんに同居してるRTは始めてでした。  ログを読み返してみると質問に答えてなかったり、とんちんかんなことを言っ たりしているところが少なくないっす(;_;)  気を悪くした方、ごめんなさい m(_ _)m  今のうちにあやまっておこうっと(^^;)                    チャットは好きだけど苦手な                             ★ 星見 ★