- FARION MES( 5):|ψARION 入門 |宇宙神霊について 97/07/08 - 00005/00006 SDI00635 みれ 宇宙神霊ARIONと私(4) ( 5) 97/07/03 23:42 00004へのコメント コメント数:1  1980年代のいつ頃だったか忘れたが、息子が未だ3才になる前くらいだ った頃だと思う。私の右斜め後ろに居た「存在(実はアリオン)」が、私はあ まりにも怖がりだからその恐怖する心を何とかせねばならないと言ってきた。  何とかせねば…って言われてもなぁ(^^;)タラリ…状態の私だったが、怖がりの 癖に同時に「何とかなるわ」といつも思ってしまう呑気とが同居している性格 なので、そう言われたきり何も言われないのをいいことに、「何とかせねば」 と言われたことすら忘れて一週間ほど経った。  そうそう、こう言われた時期は代々木上原に引っ越して間もなかった様に思 う。(なんせ、記憶が甘いので時期については少しズレているかも…その辺は ご容赦)  ある夜、いつもの様にベッドに横たわって半身起こしたまま、一日のことを あれこれ考えていた。私は考えながら、ベッドランプの淡い光にベッドの足元 の方にある壁に家具の影が映っているのを見ていた。  …あれ!?  …何よ、今のは…。  私の足元の壁に家具の影じゃない黒々とした影が映っている。  思わずベッドの頭の方を振り返ってみたが、そこは別な壁で何もない。  もう一度、その影を見つめる。  やっぱり、見覚えのない形。  胸がどきどきして喉が乾いてきた。  だが怖がりの私はベッドに入ったままで足元を確かめに行く勇気は無い。  時間にしてどのくらい経っただろうか、私の恐怖は波状で私を襲ってくる。  あれはいつもの影なんだから怖くないと思おうとしたり、外の光が今夜は違 う角度で射してきているから、庭の樹の影がああいう風に見えるんだ、とか考 えたりしてみた。  樹の影だという考えは我ながら気に入って、声を出して「これでかなり気が 楽になった」なんて言ってみた。「なぁ〜んだ、樹の影だったのね(苦笑)」 …と安心しようとしたが、それが樹の影で無いことくらい見たら分かる。何せ、 その見たことも無い影は、うずくまる人の様な影なのだから【ノ_;】  もうこうなったら、毛布を被って寝ちゃおうかなとか悲壮な決意(?)をし ようとした、その時だった。  その影が突然、ずずいっと壁の左側から右側へ移動した!  瞬間、私の心臓は凍り付きカチカチになって口から飛び出すのかと思った。  身体はこわばり、喉はカラカラになってひっついた。  もう声は出ようにも出なかった。  ただベッドの上でじーっと息を潜めているしか無かった。  右側に移動した影は、しばらく動かなかった。  恐怖心で一杯の私だが、それでも影が動かない状態が続くと少しずつ緊張が 解けてくる。身体をずうっと強ばらせていたので、少し身体をズラそうとした 時だった。またしても影がずずいっと左側に移動したのだ!!  これはもう只事じゃないことくらいは分かる。  だが声も出ない、身体も強ばってしまっている私はベッドに半身起き上がっ た姿勢のまま、じいっとしている外は無かった。あいにく、助けを呼ぼうにも 二階には誰も居ず、一階の仕事部屋に声を届かせるのは無理だった。(後でよ く考えたら、インターフォンで助けを呼ぶことも可能だったことに気付いたの だが、その時は動転していて気付かなかった(^O^;))  私は恐怖の中で毛布に掛かっていたシーツを握り締めていた。  すると、影は再度、右側に移動して今度はすぐに左側に移動した。  私の頭の中では、恐ろしげな妖怪に頭からかじられるという妄想めいた絵が 濶歩していた。その状態のまま、何分か過ぎた。私は未だかじられていない。  その時、私は妙なことに気付いた。  怖くて怖くて死にそうな気分だったが死んでいないこと。  怖さというものは、波状で感じるということ。  それに恐い恐いと言っている影について、それが何であるか未だ分かってい ないこと。それに何よりも、怖さの中にいてこういう妙なことに気付いた自分 に驚いた。  それまでは恐怖の中に居たら、何も考えられないと思っていたし、恐怖のあ まり死んでしまうとか気絶してしまうとかの状況を予想していたにも関らず、 自分がそうなっていないことにも気付いた。  恐怖に囚われるというのは、若しかしたら一瞬のことなんじゃないか?と、 大胆にも私は恐怖のさなかに考えはじめた(^^;)…影は今のところ襲ってくる様 子も無いし、取り敢えず生命の危険は無さそうだと考えた。あ、なるほど、生 命の危険がありそうだと感じるから人は恐怖心を抱くのか!…当たり前のこと だけど、その時には大発見をした様な気分になった。  ならば、生命の危険があるかどうかを見極めること無しに、生命の危険があ るかの様に怖がるのは変だよな。私は、その影が何であるかも知らずに闇雲に 恐怖していた訳で、これは変だ。  また影がずずいっと動いた…が、私はあまり怖くなくなっていた。それより もその影が何であるか?を見極める方法について考えはじめた。見極めるには 近寄らねばならない。それは嫌だ!…だって恐いし…あれ??…これは変だ。  恐いかどうかを知る為に近寄らねばと考えたのに、恐いから嫌だとは変だ。 私は一人でぶつぶつと言いながら、あれこれ考えた。そうだ、少しずつ近寄っ てみて危険が無いなら、もっと近寄るという方法にしよう。非常に原始的だが、 これが正しいと私は思った。  だが、身体は強ばった感覚を維持しようとしていて、中々ベッドから出よう という気持ちになれない。すったもんだの末、ベッドに座ることが出来た。影 は未だ潜んでいる(つづく) ★--------------------------★/FARION/SYSOP/みれ(Millenium)SDI00635/★ 00006/00006 SDI00635 みれ 宇宙神霊ARIONと私(5) ( 5) 97/07/05 00:32 00005へのコメント  ベッドの上に座った私は、先ず何をするべきかを考えた。  頭では「危険があるかどうか調べなきゃ」と思っているのに、身体はノロノ ロとしか動かない事実もしっかり認識しておかなきゃ、慌てたらロクなことは 無いだろう…と、これまた妙に冷静な判断をしている部分が頭のどこかにある。  あれこれ考えた末、少しだけ身体を伸ばして影の居る方向を観ることにした。 背中を伸ばして腰を浮かせる、座ったままの姿勢だから太股の辺りが緊張する。 もう少し腰を浮かそうとしたら、足がブルブルと震えはじめた。  影は動かない。  良かった。安堵の暖かい気分が腹の底を通る。  ちょっと安心した私は、腰を浮かせたまま中腰になることに決めた。  右足からそろそろと立ててみる。大丈夫だ。  次は左足を立ててみる、これまた大丈夫。  中腰になれた私は、その姿勢のままベッドの上をそろそろとベッドの端っこ 向けていざりはじめた。  陰に近づくにつれて心臓が音を立てて打ちはじめた。  怖くないぞ、未だ怖くないぞと自分に言い聞かせながら、一歩いざっては止 まり、一歩いざっては止まった。止まる毎に、少し首を伸ばして影が動かない ことを確認した。  影まで、後1メートル位に近づいた時、急にゴォッという音がした。  私は仰天してベッドに尻餅をついた。身体中が沸き返るように熱くなったと 思った途端に冷たくなった。心臓がばくばくと波打っている。何の音だ!?  影の方を見ると、影は動いていない。  続いてバタムとドアの閉まる様な音がした…あ、車の音だったのか(^-^;)  私は身体中に冷や汗をかいていて、手の中は汗まみれになっていた。  車の音だと分かって、一気に安心した。  そうだよね、何が原因か分かったら安心出来るんだよねと自分に言い聞かせ た。だから、この影も何か分からないと安心出来ない。分からないから恐いな んて言ってるのは、駄目だ。勇気を持たねば…(^。^;)ウウッ  ベッドの上でひっくり返ったままでいるのは何とも情けない。意を決して、 一気に中腰に戻った。でも影はビクともしない。もしかしたら、全て私の目の 錯覚だったのかも知れないじゃないか…と、私はさっき見た影の動きを否定し ようとする気持ちを自分の中に認めた。  そうだ、目の錯覚だったんだ、と思うほうが何となく安心出来るのは何故な んだろう?結論を見つけた気になれるから、安心が簡単に手に入るからだろう か?と考えつつ、もう一度影の方を見た。動かない。やっぱり、これは錯覚だ ったというのが正しいのだ。  私は段々、自分の思い付いた考えに同意しつつあった。ならば、もう少し近 づいても大丈夫じゃないか?そう考えながら、私はそろそろとベッドの上を移 動した。  中腰でベッドの端に辿り着こうとした瞬間、私は気付かないでもいいことに 気付いてしまった。目の錯覚なんかじゃない。この影は今までに見たことも無 い形じゃないか!!  いきなり私の身体は凍った。  もう影は目の前50センチくらいのところにある。  影と言うにはあまりにも異様な黒々とした塊が私の目にハッキリ見えていた。  こんなに近づいたら、いきなり襲いかかられたらどうしたらいいんだろう?  思わず、私は何か武器になりそうなものは無いか?と辺りを見回した。でも、 見回している間に襲われたら、ひとたまりも無い…見回すにもそろそろと頭を 動かすしかない。  私は自分の思い付きだけで安心して、ベッドの上を思いがけなく進んでしま ったことを思いっきり後悔した。同時に、心のどこかで「いや、まだ影が何か 分からないのに悲観することは無いじゃないか」と囁く声が聞こえた。そうだ、 そうなんだけど…私は位置的にあまりにも不利じゃないか【ノ_;】  しかも周りには武器になりそうなものは何もない。辛うじて手にしたのは、 毛布だった。毛布を静かに手元に手繰り寄せて、襲われたらこれで頭を守ろう と考えた。手繰り寄せる指先が震えて不自由だ。指が引きつる様な感じがする。 ああ、人間は丸腰だとなんて情けないんだろう。いや、私は…と言い換えよう。  その時だった。  影がずずずーッと床を這う様にして伸びたかと思うと壁に張り付いた。  しかも私の目の前で!!  ぎゃーっと私は声を挙げてベッドに伏した。  もう私は駄目だと思って、慌てて毛布を頭から被った。  その時何を考えたか全く思い出せない。  どのくらいの時間、そうしていたかも定かでは無い。  もしかしたら気を失っていたのだろうか。  毛布の中で呼吸が苦しくなったのと背中の辺りがスースーするのとで我に帰 った。毛布を頭から被っていたけれど、被っていたのは本当に頭だけで身体は 丸出し状態だったのだった。頭隠して何とやら…だ。  影はどうなったか?  小説の世界なら、ここで影は消えていた…メデタシメデタシになるんだろう けど、現実は手強い。影はしっかりと壁に張り付いていた(-.-)  ベッドに毛布と一緒に平伏してしまった私は、そのままの姿勢で影を仰ぎ見 る状態となってしまった(つづく) ★--------------------------★/FARION/SYSOP/みれ(Millenium)SDI00635/★ - FARION MES( 6):|ψARION 学舎 |メッセージから学ぶ 97/07/08 - 02823/02823 KFQ02761 しまうま RE:ドット絵で表現してみました「天幕」 ( 6) 97/07/06 22:17 02817へのコメント #02817 ばかままさん  こんにちは〜(^^)。どうもご無沙汰しておりましたm(__;)m。  天使が張ってくれた「天幕」の絵、いいですねえ。ドームが「透明」ってこ とは、一見、無いようにも見えるってことでしょうか。 |97/05/26 その時、一陣の強い風が吹き渡った…「雨かな?」と焚き火民  この感じだと、焚き火民は、焚き火を脅かす危機(?)に、あまり気付いて ないようですね。 |97/05/27 大きな天使が手を天にかざす…焚き火民達の周囲に透明のドームが |97/05/28 瞬く間に現われて、強い風から焚き火を守った… |97/05/29 大きな天使はドームを見渡し「この中は広場と呼ぼう」と言った  「広場」と言えば、5月1日のRTで、ARIONが、 「フォーラムは組織では無いね」 「広場だ、フォーラムは」 「テーマに興味のある皆が同じ金額で利用出来る場としての広場=フォーラム」 「あくまでもテーマに興味のある人にとっての広場だけどね>フォーラム」  と言っていたのが思い出されます。 |97/05/30 「広場には私達神霊族の力を漲らせた天幕をいつも張っておこう」 |97/05/31 「だが、この天幕は内側からの力で支えるべきなのだから…」 |97/06/01 「私達神霊族の力だけに頼っていては駄目だ」と大きな天使  内圧を常に適度に保っておく、という感じでしょうか。ドーム球場なんかも、 あれ、中に空気をたっぷり入れておかないと、つぶれちゃうんですよね、確か。  内圧に支えられているようなものですね。たいしたもんです。 |97/06/02 「天幕を私達とあなたがた双方で支えよう」と大きな天使は言った  最終的には、人間たちだけの力で「天幕」を支えることができるようになり たいものですね。  ではでは〜(^^)/。 しまうま(KFQ02761) - FARION MES( 8):|ψARION 研究 |預言解読村 97/07/08 - 01421/01421 KFR04742 YUKO RE:雑談です。 ( 8) 97/07/07 06:37 01420へのコメント #1420 ばかままさん、割コメです。 >だから、「封印」を解く作業と、日本を知る作業は、同時進行でな >ければ危険だということになりますか・・・。 >(中略) >などが、関係ないようで、実は、もっとも基本的な姿勢だと思いま >す。その為には、「自分を観る」会議室に参加することが、最適だ >と、私は思います。 > >日頃の生活では、「嘘」をつく・「嘘」を見過ごす、人の可能性を >奪うようなことをする、政治に関心を持たない、生きていることに >疑問や興味を持たないでいるのに、「預言解読」だけを単独でやっ >ていこうとするのは、その人にとっても「危険」な行為だと言える >と思います。 私も、同じような思いを強く感じています。 そして、封印の場所を捜そうとする自分自身にも問うている事です。 ばかままさんのRESを読んで、私の思いを的確にまとめて表現してもらった ような気分で、思わず顔を出してしまいました(*^^*) お邪魔しましたぁ。                 雑談だから出てきたわけぢゃないよん                              YUKO