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日蓮の予言

法華経を広く世に知らしめた日蓮は、日本が大難にあうとき菩薩が出現すると予言した。大地震が起こり、彗星が現れるのは、日本と世界かせ浄化へと向かう吉兆なのだという。
日蓮は1222年に阿房国(現在の千葉県)に生まれた。12歳で清澄寺に入り天台宗を学び、その比叡山などで諸宗を研鑚、仏法の真髄は法華経にあることを悟り、1253年故郷の清澄寺で「南無妙法蓮華経」の題目を唱え、法華宗(日蓮宗)を開いた。以後、人間の救いは法華宗以外にないという立場から、他宗を邪教として徹底攻撃、論破したため、他宗の圧迫や幕府の弾圧を度々被るが、屈しなかった。
1260年発表の「立正安国論」などで、法華宗を国教としなければ、国難がくると繰り返し予言。
佐渡流刑を許された後、1274年に甲斐国(山梨県)身延山に隠褄。1282年に本弟子6人を定め、武蔵国(東京都)池上で死去。61歳の生涯だった。
伝教大師は、日本にあって末法のはじめを記していう。「・・・闘争の時なり」と。闘争の時とあるのは、今の日本の自界叛逆、西海侵逼の二難を指している。この時こそ地涌千界の菩薩が出現して本門の釈迦の脇仏となり、一閻浮堤第一の本尊が、この国に立つのである。
……この菩薩は仏の勅命を受けて大地のすぐ下におられる。正法、像法の時にもいまだ出現せず、末法にも出来しなければ、大妄語の大士である。
これをもって思うに、今や正法、像法にもなかった大地震や彗星が現れるのは、金しち鳥、修羅、龍神等のする動変ではない。ひとえに四大菩薩を出現せしめる前兆であろう。
(「観心本尊鈔」)

天下万民、諸乗が、一仏乗となって、妙法独り反昌するとき、万民一同に南無妙法蓮華経と唱えれば、吹く風は枝を鳴らさず、雨は土塊を砕かず、代は羲・農のような時代となり、今生には不祥の災難を祓い、長生の術を得て、人法ともに不老不死の理が顕われるであろうときのことをおのおのご覧あれ。この現世安穏の証文を疑ってはならない。
(「如説修行鈔」)


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