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シルバー・バーチの霊言

シルバー・バーチは1924年、ロンドンに住む無名の青年の肉体を通して、人々の前に姿を現したネイティブ・アメリカンの霊である。一説によると彼は3000年前に生存していた高名なネイティブ・アメリカンであるとも言われている。シルバー・バーチの語る霊言は、たんなる予言ばかりではないが、人類を破滅から救う方法についての多くの示唆に富んでいる。
私達には、破壊と殺戮と、その結果が目に見える。まだこちらへ来る準備のできていない魂達が霊魂界に入ってくるのが見える。彼等は熟する前に、生命の木から、無理にもぎ取られた青い果実だ。地上に生きて行かなければならない生命を、無理にぶち壊したのは地上の者なのに・・・
(第十二章 戦争について)

問題は流血によって解決される、これが地上の常識である。だがいまだかつて、何一つこれで解決されたものはない。流血は無用のもの、何もそこからは道は開けない。なぜ人は、神から授かった理性を、使うことができないのか、なぜ人は、人を沢山殺さねば事は解決しないと、またなぜ、最大の殺人者が勝利者であると考えるのか。
(第一章 神の計画)

今後、人類はよほどの努力と犠牲を払わなければ、多くの戦争が起こることになろう。種を蒔けば、必ずその結果を刈り取らねばならない。人は因果の理法を欺くことは出来ないから、流血の種子を蒔いておきながら、平和の実りを刈り取ろうとしても駄目だ。物力を望んでおきながら、その悪い結果から逃れようと思っても、無駄だ。
(第十二章 戦争について)

いま進歩と平和と調和を目指す事業を隠そうとする組織的な努力が進行している。人と人とを差別する、そんな考えを地上は一日も早く捨てねばならない。すべてが神の同じ子供である。このことを早く学びとってもらいたい。垣根を作るのは神ではない、人類みずからである。
(第十二章 戦争について)

人類は今、危機に瀕している。いつも新しいものが生まれる前には陣痛がある。
・・・中略・・・
いま秩序が生まれようとしているが、それは即ち、苦痛が増大しつつあるということだ。これから大きな変化が数多く起こるだろう。破壊が起こり、動乱も沢山起こる。いわゆる暗黒と因苦の時代が来る。何もかも悪くなったと人は言うだろう。しかしその背後には、世界の進歩をめざす大きな力が隠れている。
(第二章 明日の世界)

人類は、物質の基礎の上にその生活を築こうと努めてきた。人類はその教養と文化を進めようと努力してきたのに、神法とは無縁の方向に文明を築いてきたのだった。
この故に地上世界は滅びる。古い文明が滅びたように、今この世界も崩壊に瀕している。私達は人類を愛するが故に、神から出る愛が私達を通じてほとばしる故に、私たちは地上に戻り、いま人類に助力して、この破壊から立ち上がらせ、不滅の基礎の上に、即ち神法の上に、新しい文明を再建させようとするのである。
(第十七章 シルバー・バーチは語る)

光があるべき所に、闇だけがあり、人は自由になり得るのに、欲望の奴隷となっている。地上には唯、混沌の渦が巻いている。これを目にして、私達が苦しまないと思うか。
(第三章 神法について)

物質ばかりに目を向けている人は、大きな誤りを犯している。その人は幻影を追い、永遠を忘れているのだから、これは単純な真理なのに、地上はまだこのことを知らない。
(第三章 神法について)

幸せばかりがあるはずなのに、ここは悲しみの国ばかり。光が満ちるべきなのに、ここは闇。豊饒が支配するべきなのに、ここにあるものは飢えばかり。神はあらゆるものを人類に与えたもうたのに、その分配を妨げる者達がいる。ここに払拭されねばならない障害がある。
(第一章 神の計画)

地上は今、破滅と混沌で一杯だ。絶望と争いと苦渋が満ち、理性はすでに地に墜ち、利己が地上に君臨している。私達は理性の回復を求める。誤謬を真理に、迷信を真知に、闇を光に変えたい。
(第一章 神の計画)

人類はこれまであらゆることを試みてきた。そしてそのすべては虚しいものであった。だがまだ一つだけ試みられていないものが残っている。霊的真理の適用、これである。もし人類がその試みに入らなければ、戦争と流血は依然として続くであろうし、またその結果は、必ずや誇大虚飾を極めた地上文明の破滅に至るであろう。
(第十二章 戦争について)

もし、霊的真理に気付く人達がみんな団結して、唯物的なこの世界にたちこめる真黒な霧を、追い払おうと努力すれば、大事業が達成されることになる。だから不動の確信をもって前進されよ。皆さんの傍らには、善意と強力と奉仕の一切の力が置かれている。
(第二章 明日の世界)

地上は自分で自分を救う道を、学びとらねばならない。どこにも予めしつらえられた救済の組織はない。皆さんが生命の現れと思っているものの背後には、不滅の霊的存在がひかえている。人類も地上の子であるとともに、また肉体を通じて自己を発揮しつつある霊的存在である。以上のことは、ぜひ地上が学びとって貰いたいことである。
(第一章 神の計画)

いま地上のあらゆる所に、不満の雲が漂っている。しかし夢あふれる春と成就の夏が近づいて来る。その到来は、神の子等がその自由意志を鍛える歩調に応じ、早くもなり遅くもなる。世界のどこでもよい、いま一人の人が他の一人を向上させようとすれば、その背後には、無数の霊魂がそれを助けようとひしめきあっている。どんな善への努力も失われることなく、どんな奉仕への願いも、無駄に終わることはない。
(第一章 神の計画)

私達の教えが地上に広がっていくと、人間の一切の差別は消えていく。国と国との垣根、民族の差別、階級や、人種や、またあらゆる宗教や宗派の差別は消えていく。各宗教はやがて悟るだろう、各宗教は神の真理の一部ずつをもっていて、他の宗教の核心は、また自宗の貴重な本旨と矛盾するものではないということを。
(第一章 神の計画)

やがて新しい民族が台頭する。その民族は一切の政治も宗教も科学も知識も、ただ一なるものの各部分であることを認める。その日には、苦しみも涙も嘆きも災いも消え失せ、地上は唯、微笑みと幸福の国と変わるだろう。
(第二章 明日の世界)

人類は永い年月を要しながら、今日のように肉体を進化させてきた。暖慢な変化、しかし徐々にその程度を高め進化し、土から空へと高まった。
徐々にその動物性は振り落とされ、神性が顔をのぞかせてきた。どんな永い年月が、今日の肉体に進化するまでかかったことだろう。しかもまだ進化は終わっていない。さて、人類の魂の進化には、はたしてどれ程の年月がかかることか。
(第八章 人間の成長)

どんな暗闇の中にあっても、決して希望を捨ててはいけない。そして次のことをしっかりと心に銘記して頂きたい。地上を住みよい世界に変えようとする人達は、最後にには必ず勝つ。何となれば、彼等と共に在る力は、宇宙の至高の力であるから。
(第一章 神の計画)


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