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死海写本の預言

1947年の春、死海の北西部砂漠の丘陵地帯クムランで、ひとりの羊飼いの少年がも洞窟の中から7巻の古文書を発見した。これが今世紀最大の発見「死海写本」である。その後の発掘調査によって、100巻以上の旧約聖書の写本をはじめとする膨大な文書が出土するに至った。写本の時代は、ほぼ紀元前2世紀から紀元後2世紀までの間でもその種類は600種類にのぼると言われる。その内容はほとんどが旧約正典、外典、偽典等の写本、およびその注解書などであったが、それ以外に、それまでまったく知られていなかったいくつかの文書も含まれていた。そしてこの中において、世の終わりをもたらすのは「光の子」と呼ばれる善の勢力と「闇の子」と呼ばれる悪の勢力との最終戦争である。
光の子らの最初の攻撃は、闇の子として割り当てられた者どもに対して、すなわちベリアルの軍勢に対して、まず始められるべきこと。・・・これらの全軍団に対し、光の子らも囚われ人が諸々の民の荒野から帰ってエルサレムの荒野に宿るとき。・・・彼の怒りはベリアルの角を滅し断つ。これこそ、神の民の救いの時・・・ベリアルに割り当てられた全ての者が永久に滅びる時である。
(戦いの書第1章1〜5)
そして義の子らは世の隅々まで輝き渡り、闇の時期が全くつきるまでは、輝き続ける。キッティームが倒れる日には、戦闘と激しい殺戮とがイスラエルの神の前に起こる。これこそ、闇の子らの滅びの戦いとして、早くより神に定められた日だからである。この日、神々の集団と人々の集まりとが、大殺戮のために向かい合う。光の子らは三度勇を揮って悪を打ち、ベリアルの軍勢は三度腰を帯にして、光に割り当てられた者を後退させる。そして神の力が光の子らの心を強め、七度目には神の大きな手が・・・全てのものを打平らげる。
(戦いの書第1章8〜14)
滅びの波は全ての恐怖の業に向かって押し寄せる。そして城壁の墓は水の上に浮かぶ船のように砕け、雲は轟音に轟く。陸に住む者らも海を行く者らのように水の轟きに脅える。・・・淵が水の源の上に沸き返って、逆巻く怒濤となり、波頭が轟音と共に砕けるとき、彼らの智恵は皆海の轟きの中に翻弄される。波が荒れ狂うとき・・・陰府の門は開き、全ての滅びの矢を放つ。前進と共にその音は淵に谺し、陰府の門は全ての蝮の業に向かって開き、滅びの扉は邪曲を孕む女の後ろに、また永遠の貫の木はすべての蝮の霊の後ろに閉じる。
(感謝の書第3章12〜18)
その時滅びの罠が悉く開き、悪の綱と邪な者らの投網がみな水の上に広げられる。・・・中略・・・やがてベリアルの奔流はすべての高い堤の上に溢れ、火が全ての泉を焼き尽くすように流れのほとりのあらゆる木々を、青木枯れ木の分かちなく根こそぎにする。それはきらめく炎と共に襲いかかり、そこで水を飲む者らは皆消え失せる。それは土の礎、陸の果てまでなめ尽くす。山々の基は焼かれ、堅い岩の根は樹脂の川となり、大いなる淵にまで燃え広がる。そしてベリアルの奔流はアドバンに突入し、淵の深みは泥を吐き出す轟音でざわめく。
地は世界に臨んだ禍いのために叫び、その深みは一斉にうめく。地上の者は皆気が狂い、大いなる禍いの中に滅び去る。・・・永遠の基は溶けてふるえ、天の勇士らの戦いが世界を覆い、永劫に滅びるまで止むことはない。真に未曾有の出来事である。
(感謝の書第3章26〜36)
それは、不正の子孫が閉め出され、闇が光の前から退くように、悪が義の前から退く時に起こるであろう。・・・そして義が世界の基準として、太陽のように現われ出ずるであろう。そして驚くべき奥儀を止めておく全ての者はもはや存在せず、知識が世界に満ちて、そこに愚かさはもはや永遠に存在しないであろう。
(奥儀の書第1章5〜7)


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