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官房長官・安倍晋三を輩出した岸家、その系譜
ディビット・カプラン+アレック・デュプロ共著「ヤクザ」
 第三章、手をつなぐ右翼-黒幕時代到来 111-112頁より
 岸信介が権力を持つに至った本来の基盤は日本の傀儡政権満州国にあった。なかには彼のことを「満州国の統治者」と呼ぶ者もいた。満州国の「発展」を支援するために満州国にやってきた右翼やヤクザの助けを借りて、岸は当地に事務所を構えていた。満州を離れた後は、東条軍部内閣の商工大臣そして国務省兼軍需省の次官を務めた。
 岸は米当局によってA級戦犯として捕らえられたが、奇妙なことに1948年12月23日に釈放された児玉や他の戦犯と一緒に拘置所を出た。その後、岸は世界でも稀な政界への復帰を果たした。
 1952年に公職追放が解除されるや、岸は政界に入った。政府内の主な右翼と同盟を結び、抜け目ない一連の行動で岸はすぐに中央の舞台へと進んだ。1955年には自民党幹事長、さらに進んで吉田の後継者・石橋湛山内閣では外務大臣になった。しかし、石橋が病気のため三ヶ月で辞任すると、岸はついに児玉のカネと影響力を後ろ楯に総理大臣へ一気に上り詰めていった。公職追放から僅か5年、戦犯の立場から釈放されて9年目の1957年2月、岸は総理大臣に就任した。巣鴨拘置所卒業生相互のこうした助け合いが、その後何年にもわたって日本の国政選挙の特色となるのであった。

○安倍晋三にとって岸信介は祖父にあたり、その祖父がウラ社会と持ちつ持たれつで総理にまで上り詰めたことを、どれほど認識しているのだろうか。とうの昔のことだと片付けられないのは、今やウラ社会がその膨大な資金と影響力をもって堂々とオモテ社会に登場してきたことである。全ては隠然たる陰の勢力を育んできたジイ様のお蔭である。やがて昭和の妖怪と呼ばれた岸信介の、その孫は、ジイ様同様に日本を支配する指導者となるやも知れない。いや、やがてどころではない数年の内に、である。そのときに安倍晋三新総理の晴れがましさの背後に、妖怪ジイ様の亡霊を垣間見る人は何人いるだろうか。

【私的めもらんだむ】
○11時半、「きっこの日記」更新の知らせに早速訪れたら「野口英昭の死に関する事実が明らかにされたら、ニポンどころか、世界中を駆け巡る大ニュースになる」だって!!!ビックルがぶ飲みして吐き出したぐらいの衝撃だ。警察はすでに他殺の線で動いていて、その真相は彼女をして「野口英昭が殺されたイキサツを知って、あまりにもビックル飲みまくりの事実に、カンジンのビックルを飲むのを忘れたほどだ」ということだ。これまで彼女がいかに驚いてもビックルを飲み忘れたことはなかった。その彼女が今回ばかりはビックルを飲み忘れたほど驚いた、というのだから、衝撃の度合いがいかに大きいか分かろうというもの。私が図中に書いたところの幹部X」の線か?とも思っているが、何故か逮捕を免れた熊谷の名も書いているので、より真相は分からなくなった。およそ見当がつくのは、野口氏の殺された理由が単なる殺人事件に留まらない、大物黒幕まで波及しかねない疑獄事件ではないか・・・ということだ。不謹慎だが面白くなった。私なりの検証をもう一度洗い直す必要がありそうだ。詳しくは明日の日誌に書きたい。

○23時、最近いつも心待ちにしているのが「ストレイ・ドッグ」の更新なのだが、さっきようやく今日の更新ブログを読むことができた。で、感想は「ビッグルを飲み忘れた」ほどの衝撃であった。題して「ライブドアの“偽装買収”企業親会社背後に山口組系企業」・・・ついに出たね。「きっこの日記」で云うところの、これが「世界を駆け巡る大ニュース」の入り口だと勝手に確信している。折りしも手元には「野口『怪死』と堀江の『闇』」を載せた週刊文春がある。これだけの情報でも頭の中では勝手にイメージが動き回っている。もう誰にも止められない。


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