インターネット関連企業「ライブドア」の2004年9月期決算の粉飾について、同社の熊谷史人代表取締役(28)が、東京地検特捜部の事情聴取に関与を認める供述をしていることが、関係者の話で分かった。
特捜部は、関連会社の虚偽発表で起訴した前社長の堀江貴文被告(33)ら4人とともに、熊谷取締役についても、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑での立件に向け、詰めの捜査を進めている。
関係者によると、ライブドアは04年9月期決算で、子会社にする予定だったサイト運営「キューズ・ネット」など2社の預金など14億数千万円を自社の売り上げに付け替え、赤字だった単独の決算を黒字に装ったほか、本来、売り上げに計上できない自社株売却益約30億円も連結決算の売り上げに計上。四十数億円を粉飾した疑いが持たれている。
熊谷取締役は当時、決算などを担当する経営企画管理本部を統括する副社長。同本部はキューズ社などの預金付け替えの際、ライブドアがキューズ社から仕事を受注したように仮装する工作を指示しており、熊谷取締役は事情聴取に、こうした粉飾工作への関与を認めているという。
熊谷取締役は逮捕された堀江被告に代わり、1月24日、代表取締役に就任した。
(読売新聞) |