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新生ライブドアの粛清と外資系参入の攻防図式

キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントの場合

シオン・グループの場合
米投資会社「シオン」がライブドア株5・52%取得
ライブドア
 米国の投資会社シオン・ファンズのグループが、ライブドア・ショック後の1月25日から2月15日にかけて、ライブドアの発行済み株式の5・52%を取得したことが、21日、シオンが関東財務局に提出した大量保有報告書で分かった。

 シオンは1月24日時点ではライブドア株を保有していなかった。取得の目的は「投資」としているが、詳細は明らかになっていない。

 報告書によると、シオンは、関連ファンド4社で計5794万株を取得した。この間のライブドアの株価は55〜164円で、取得総額は約62億円だった。

(2006年2月21日20時23分 読売新聞)

ライブドアオートの場合
ライブドアオート、ライブドアに提携解消正式に申し入れ
2006年02月10日20時55分

 ライブドアが株式の51%を握る中古車販売大手のライブドアオート(旧ジャック・ホールディングス)の井上博文社長は10日、ライブドアの平松庚三社長ら経営陣と面談し、資本・業務提携の解消を正式に申し入れた。平松社長は「弁護士と相談の上、速やかに回答する」と答えたという。

 井上社長は面談後の記者会見で「ライブドアのビジネスと、当社のような顔と顔を合わせるビジネスは違う。現場は大変なスピードで疲弊している」と語り、平松社長らにライブドア事件の営業面への悪影響を訴えたことを明らかにした。資本関係解消の具体的方法については「株式売却の権限はライブドアにある。友好的な協議の結果、売却して欲しい」と述べた。

 9日付でライブドア出身の羽田寛前社長を解任したことについては「業務・資本提携の解消を求める以上、解任せざるを得なかった」と話した。

【私的めもらんだむ】
○10時
急に社長が仕事運んできた。いきなりベース3台、28日納期・・・げっ!無理だろ?交渉の結果、1台だけ納期厳守として、後は次々仕上げるといった余裕を貰った。ポリパテは間に合うとして、その研磨に使うロール・ペーパーが切れる寸前だ。急遽注文して何とか準備を整えた。1台12000円、20日締めだから今月の売り掛けは最低となる。つまり1台しかやってない。ほぼ一ヶ月間仕事を干されていたことになる。社長、相変わらず談笑を避けて仕事だけ置いてさっさと帰る。話をするのが苦手なのか?たまには向かい合って景気の動向など茶を飲みながら話したいものを・・・これでは心の部分で起爆装置が作動しない。ただロボットのように与えられた仕事をやってればいいんだ、ぐらいの親心なのか?元請けは親も同然、とは思ってもみるが、餓死寸前の子供の下請けには親の虐待にしか受け取れない。これまで何度も聞かされた「ほかにもっと安くやってくれるところがあるんだ。嫌なら辞めてくれてもいいぞ」の言葉がよみがえる。下請けは生かさず殺さずも、今では生きていけないところまで追い詰められている。人情紙風船・・・その紙風船も破けてる。オレって考えが甘いのかなあ・・・ただ一つ自信をもって云えること、何処に出しても恥じない仕事を心がけてきた、小さな誇りだけはあると・・・元請けが安心して任せられるだけのことはしてきたと・・・それでも喰っていけないのなら、それは日本の構造上の問題だ。コイズミ某よ、おまえのことだ。

おお今日も晴れてるな。それだけでも気分が高揚するってもんだ。どうれ、生活戦争戦闘開始だ。おっと、その前に猫に餌やんなくっちゃ・・・

○11時半
油をラッカーシンナーで拭き取って、錆び止め用のサーフェーサーを吹き付ける。これが乾燥するまでちょいと一服。吹き付け作業中は防塵マスクを着用してるんだけど、これがあまり効果ないんだね。細かい粒子はフィルターの目をやすやす通り抜けちゃうし、シンナーに至っては素通りだ。でもマスク付けないよりはマシだと、形だけ付けている。本当は防毒マスクでないと効果はないんだ。有機溶剤用のペール缶というのをマスクに嵌めこんで使う。これ使い捨てになっていて、1日使用すれば効果がなくなり、捨てることになる。単価は確か600〜700円ぐらいだったと思う。こんな高いの使ってたら今の仕事すぐアシが出ちゃうんだよね。で、思い出したのがアスベスト、かつてはマスク無しで、タオルをマスク代わりにしてた。私は携わらなかったけど、そうした作業現場で働いてた。夏の暑い日だったなぁ・・・某電力会社のヘリポートの現場だった。狭い機械室で、初老のオヤジさんがタオルを口に巻いてアスベスト吹き付けてた。あまり暑いんで上半身下着になった時のことだ。なんか皮膚がチクチク痛いんだよね。よく見ると皮膚にガラスのような繊維が無数に突き刺さっている。水で洗い流そうとしたんだが、いったん皮膚に突き刺さったアスベストは取れないんだ。その現場は小さかったので確か1日ぐらいで終えたんだけど、夜もチクチクして眠れなかったのを覚えてる。その後もアスベストを厚く吹き付けた地下室などの現場仕事を何度も経験してるんだが、ボイラーや空調設備などのモーターがひっきりなしに振動してるんだ。そのたびにアスベストが無数に空中に飛散浮遊していたことは間違いない。つまり、私も例外なくアスベストの洗礼を受けてきたってことだ。アスベスト問題は俺たち末端の被害者を加えれば、それだけで日本の国家予算を遥かに超える実務的な補償問題に進展しかねない。俺の命、返せってなもんだ。軽すぎる命のこと考えざるを得ないよ。どれ、サーフェーサーも乾燥したことだし、この軽い命を引っ張って行くか・・・俺のたった一人の戦場へ、その地獄へ・・・

○14時半
メス猫の凄まじい鳴き声に作業進まず・・・猫地獄だ・・・何とかしなくちゃ。いつものことだけどノイローゼ状態、ただいま避難中。食欲まるで無し、コーラと缶コーヒー飲んだだけ。何とか1台分はパテ付けを終えないことには間に合わない。それ以前にシンナーで油を拭き取る作業自体、ヤバイのだ。つまり否応なくラッカーシンナーを吸い込まざるを得ない。3台分シンナーで洗い流すようにして油を拭き取る。真っ直ぐ歩いているつもりで曲がって歩いてる。時折しゃがみ込んで呼吸を整える。これで新参者は入った数日後には辞めていく。最初の頃は私もそんな奴らを「根性がねえなぁ」なんて笑っていたが、自分が弱っていくのを自覚している今はとても笑えない。命を的に仕事が出来るのも若いうちだ。アスベストの作業従事者も同じだという。タオルで口を覆うだけで「根性なし」のレッテルを貼られるのだそうだ。職人根性のマイナス面の最たるものである。しかもそれが自分の寿命に跳ね返ってくる。相棒も今では足腰が弱って歩けない状態にある。私とて同じような症状に苦しんでいたのはつい二ヶ月ほど前のことだった。こんなことを云うと必ず「大袈裟だ」と笑われることになる。中には「ボヤいてるんじゃねえ」とかの叱責すら投げてくる者もいる。結局は弱音を吐く、ということになってしまうのだ。だから沈黙してしまう。こんな話、読者には耳障りにしか聞こえない向きもあろうかとも思う。それでも仕事が出来るうちは幸せだと、思い込むことにしよう。地獄があればこその天国だ。ホリエモンのようにカネがあれば何でも出来ると、命もカネで買えると錯覚したまま世の中を満喫するがいいさ。ところでホリエモン、少しは拘置所にあって反省らしきものをしているんだろうか?救いようのない自分でも気がかりではある。今夜あたり相棒に電話してみよう。でもアイツ、まだ生きてるのかなぁ?さてと、そろそろラストスパートだ。

○16時
ちと遅れ気味だが、何とか一段落。持病の兆候が出始めた今に作業を終了。これ以上無理するとそれこそ足腰が立たなくなる。気楽なもんだぜ。これも自営業だからこそ出来る余裕ってもんだ。相棒に電話した。生きてた!・・・というのも可笑しな話だが、とにかく生きてた。良かった。でも患部が痙攣を起こしたそうで「俺、死ぬのかな?」と訊かれ、一瞬口ごもった。「んだな、人間いつかは死ぬんだ」と曖昧なことを云いつつ、不安が込み上げてきた。生まれつきの奇形、それでも一所懸命やる奴だった。建築業界はそんな障害者の受け入れ皿となってきたことも確かなことだ。子供のように純真で、そのまんまの奴・・・ハッ?!と気付かされることも何度か・・・今では私は奴を神様のように思ってる。まるで人を疑うことを知らない、憎むことも知らず、自分の悲運にひたすら耐えてきた・・・私が気付かされるのもそんなことだ。今夜また電話すると約束した。いつでも、いつまでも奴は私の相棒のままだ。

○18時半
ついに出ましたね・・・<記事紹介>「ライブドア事件の真相ーーK氏は五代目山口組の盃をもらった」(『週刊現代』06年3月4日号)


○22時
「週刊現代」3/4日号を買ってきた。36頁「新興企業と闇社会・黒い高笑い」・・・問題のKとは私の図解にも登場する関西の政治団体幹部にして資産家のXのこと、だと思われる。図解には何度も登場させているので1月の図解を参照にされたい。背景が変わるたびに資産家Xの役割も微妙に変化するようにイメージして頂けたら幸いだ。すぐにでも新事実を加味して図解にまとめたいが、もっと裏づけをとってからにしたいと思う。


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