ノストラダムスの1999年預言はずっと先の話である、とのポール・ソロモン・リーディングがありました。(→以前の動画一覧へ)(200411222226)

- FMISTY  MES(12):【 予知・予言 】予知と予言について 96/07/20 -
00334/00340 GDB00064  オリハル         日本沈没のケイシー予言に関して
(12)   96/07/19 15:51  00319へのコメント

tokiさんの問題提起があり、それに関して、ポール・ソロモンのリーディングを
抜粋します。「ニューエイジ NO.1」(ACE出版、\1,200、1983.07.01発行)より


『ポセイディア・インスティテュート
 リーディング #2472-1 1951年1月2日生 男性
 日時 1982年12月18日 午後5時45分

問8 「もし日本が将来沈没するとすれは、私ほどう準備すべきでしようか。」
答a 「これほあなたの生涯の内には起こらないし、将来何度生まれ替わって来ようと
 起こらないであろう。あなたは陸地と一緒に水没するよう運命づけられてはいない。
それで我々はあなたがこの心配から自分を解放するよう助言する。繰り返すが、それ
はあなたの生涯の内には起こらないであろう。次。」』



『ポセイデイア協会
 リーディング♯#2481-1 1958年12月2日生れ 女姓
 日時 1983年1月20日 午前9:30

 経路が2481に情報を伝える前に、我々は彼女のみならず実際に彼女が関係するグル
ープ全員から発せられてきた性質の質問に答えておきたい。
 相異なる人々は相異なる仕方で世界を見る。大人も子供も見る世界は異なり、また
芸術家が見る世界も、農夫のそれとは異なる。換言すれば意識の体験、普遍的心、ま
た個人的体験そのものの一部にすぎない肉体的現実である。例えば子供が飢えていれ
ば、彼は永遠にその感覚が存続すると思い込み、世界はその飢えた感覚を中心に回転
するであろう。またもし大人が飢えているとすれば、彼は夕食時が一時間後であるこ
とを知って、食事をする前に仕事を終わらせてしまおうとするであろう。このような
相異なる個人的感覚は、単に年齢や社会状況、階級によるのではなく、彼が生きる社
会、信ずる宗教、霊的生活、自分がその一部である文化的伝統によるのである。また
大人が見る世界は彼がいかに内省してきたか、意識拡大のためにどれ程カを入れてき
たかに関わっている。ヨガのマスターなどは、自己訓練、意織拡大の段階的計画、個
人的、全体的な知恵の探求に関心も示さず、その活用を選択することもない一般人と
は大いに異なった世界観を持っている。
 各自の持つ意識と世界の体験は、その文化、社会、信条、健康、飢えているか、疲
れているか、幸わせか、充実しているかによって影響を受け、歪められてしまう。肉
体的であれ、心理約であれ、これらの要因全てが個人がその人格を通して世界を見る
方法を変えてしまう。
 とはいえ、人格を超越して拡大する巨大な自我という要因もある。魂、大我、超我
はより明確に世界を見、文化、社会、肉体性、健康不健康、人間関係などには影響さ
れない。しかし、魂と人格との間の接触を人格そのものが歪めてしまう。そしてもし
そのような接触を積極的、意識的に発達させることがないならば、人格が世界を見る
という意味での真に明瞭な洞察など存在しないのである。
 だが、このような知覚の歪曲は調整し得る。知覚され得、変え得る。個人はこの種
の視点を別にしても、彼が超能力者であれ、科学者であれ、芸術家、農夫であれ、独
得な世界観を持っている。現実を独創的に見、生きるという意妹での個性が重要な考
慮の対象である。
 そのように霊能者も一人一人世界を別個に見、科学者も一人一人別々に世界を見る
であろう。あなたは科学者の間に彼らの信ずる現実世界が機能する仕方に関して矛盾
や逆説が存在し、また同じくあなたの住む世界の性質について、芸術家や霊能者、哲
学者の知覚するもの、意見に多くの矛盾や逆説のあることがわかろう。
 このような逆説に混乱をきたしたりしないようにせよ。何故なら逆説とは創造過程
の一部である。究極的にはいかなる事実も存在しないのであるから、不一致は創造過
程の一部である。究極的真理などというものはないのであって、進化、変化、モデル
を実在へと形成してゆくことの絶えざる過程が存在し、それはあなたに肉体的存在と
して、人格として、知覚者となって現われている創造過程を通じて絶えず修正されて
いるのである。
 あなたは非常に機械的、ニュートン主義的宇宙観を持つ科学者がいる一方で、「い
やそんなことはない 宇宙は巨大な機械ではなく、巨大な精神である」という科学者
がいることがわかろう。そしてこのょうな逆説あるいは矛盾する見解全てが創造的過
程での一つの機能、場所を持っている。男も女も、一人一人は彼または彼女自身の内
から個人的真理、個人的哲学、創造的エネルギーとの個人的反応を引き出し、建設的
、活動的で豊かな人生経験を持つべきなのである。
 もしあなたが究極的に善いか悪いかという答を深し求めているとすれば、全ては変
化であり、全ては創造的、創造しつつあるのであるから、善いか悪いか、真理か誤ま
りかについてあなたは非常に哲学的になるべきである。あなたは無意識的に、または
意識的に参加するかもしれない。しかし、絶えず修正され、刷新され、改変され、変
形されつつあるガイドラインであり一連のモデルであり、限定されたものではない特
定の構造の内に、無限に変化する可能性を提供するのが宇宙の性質なのである。
 それで、このような哲学的視点に立って、我々は曖昧で枠がなく思え、しかも可能
性こそ全てであるという知覚を反映させるような方法で、あなたの質問に答えるよう
試みることにする。
 超能力者エドガー・ケイシーを通じてもたらされた物理的地球の異変過程の情報に
関して言えば、誰によって見られたものにせよ、未来は予めあなたが入り込むために
設定された絶対的真理ではないということを先ず指摘しなければならない。男も女も
、いかなる意識形態も、無限に変化する可能性、潜在性を持っている。特定の瞬間に
あなたが将来何事かをしていると知覚されたいかなる事柄も修正され得、変化され得
、再創造、再構造化し得るのである。事実、時間と空間という物理的限定の領域の外
では過去も未来もなく、ただ創造と理解の為の可能性に満たされた現在の瞬間のみが
存在している。
 そこで、特定の時に誰によって予知された何事も絶対的なものではなく、設定され
たものではないのである。またどの様な超能力者も自ずとその意識の中に、その性質
、方向性、見られ理解される情報のタイプを制限する一連の信条を持っている。物理
的地球は、絶えずそうであった様に、その外見を物理的に変え、地質的に変動し続け
ている。火山のふもととに住んでいる人にとってそれは大異変の様に思えるであろう
。しかし実際にはこのような体験は緩慢であり、太陽系全体、惑星全体という点から
見た時それほど劇的なものではない。そして地球の表面を一掃し、残る人々にやり直
しさせる世界的規模の大変動といった概念は我々が受けるところの知覚では全然ない
。
 日本の地質は何万年にもわたって変化し続けてゆくであろうが、一つの変動によっ
て海没することはないと我々は示唆しよう。むしろその種の知覚は幾分異なった何事
かを直訳したものであり、何故ならアトランチス大陸の想像上の神話的な沈没といっ
た大異変は意識上の出来事の翻訳であって、文字通りの物理的出来事を表してはいな
いからである。確かにあらゆる地質構造は変化し、あなたの肉体も最後には自己分解
し、肉体の死として知られる過程を迎える。だが、肉体の元素全てほ地と再結合し、
そして新しい生命体、新しい人体となる。
 地質的変化はあるが、想像を絶する大異変の最中にあなたの国、またはその一部が
怒涛の下に消え去るということを予想し、そう思い込むことは、単に大集団の懸念を
誘い、物理的な出来事に移し変えるだけのことである。
 ケイシー氏がそのような予知を与えた時代、彼は世界の闘争の拡大を超能力的に自
覚していた。第一次、そして第二次世界大戦との中間にあって、世界には大いなる苦
悩とそこから来る激しい抑圧の時期があった。そして惑星全体が、個人の意識でいえ
ば容認できないほど恐ろしい潜在意義下の抑圧を体験し、それが惑星という人間の各
部の間に最終的変動、最終的闘争を招いたのである。丁度今これらは自ら形を変え始
めたばかりである。
 幾つもの国で、幾つもの訓練で変性主義運動と称されている惑星という人間の意識
の運動があり、この種の意識においては男も女も、一人一人は特定の国というより世
界の市民であり、経済的、政治的闘争は競争の如き旧式の意識を表わしたものにすぎ
ず、この意識の変化はまた霊能力者、直感能力者によって、天変地異あるいはと知
恵の原理の再臨として感受されている。
 それで、ケイシー氏は何らかの非常にシンボリックな出来事を文字通りに直訳した
のであり、確かに地質変動は幾世紀にもわたり全地球上に渡り起こってゆくであろう
が、それは大異変、天罰、浄化といった意味ではなく、極く自然なプロセスにすぎず
、丁度あなたの体内に変動の時期があり、平和の時期があり、闘争の時期があり、抑
圧の時期、の時期、協力の時期があるのと同じである。これと同様のことが惑星と
いう人間の生活にも反映されているのである。
 それで我々はあなたが自分の注意をこのような心配事から、建設的、意識的な変性
の発達へと振り向けるよう促す。創造者としての、協力する者としての、を与える
者、調和の精神の中に生きる者としての人間の姿、一なる世界、一なる生命、一なる
意識が「新時代」、理解と知恵の新時代の幕明けと称されるべきものである。宇宙は
機械的実体ではなく、柔軟であり、独創的であり、巨大な精神の絶えず新しく変形し
直されたものであり、あなた方一人一人がその精神の一部、必要不可決かつ独特な一
部なのである。あたた方は皆一つであり、そのような一体感からテレパシー、直感的
理解、透視などの現象は機能し、理解されうる。それであなた方が協力、手助け、ま
た人間が各々信ずるものの形や構造を変えてゆく方に自分を仕向けれは仕向けるほど
、それだけ直感的、霊的、透視的体験は開けてゆく。あなた方が自分を世界の市民と
見なすことができればできるほど、それだけ自分をそのような体験へと開いてゆくこ
とができるのである。
 そのような具体的な未来の予言を恐れることによって自分を限定してはならない。
未来は変える為にあるのであり、数多くの可能性の中の一つの可能性としてそこにあ
る。国の一部が消滅するが如き巨大な天変地異をあなたはその生涯の内に見ることは
ないし、いかにも地球の表面は変化してゆくであろうが、それはすでに述べたとおり
、人類の不注意によって引き起こされる大異変という意味ではないことを我々は示唆
する。また我々は人類が核によって災害、この惑星の破壊を起こす可髄性があるとも
見ない。変換の力は非常に強力である。事実、あなた方の研究グループの様な人間相
互のネットワークに自分を目覚めさせるならば、それがこの実例となることがわかる
であろう。ケイシー氏の教えに対するあなた方の関心、これは自己破壊から、協力
、建設へと人類意識を変化させ、人間の信条を変化させ、人間の姿を変化させるため
のある種のネットワークである。
 イエス・キリストの再臨と呼ばれる事柄に関して言えば、ケイシー氏は非常に厳粛
なキリスト教的神、キリスト教的予言者、キリスト教的生活方法に関する個人的信念
に取り組んでいたことを我々は示唆しなければならない。もし彼がイスラム教徒であ
ったら、予言や世界観は非常に異なっていたであろう。数々の神、数々の予音者、数
々の信仰があるのであって、そこにおいては誰にとっても正しくまたは誰にとっても
誤まった信条などは存在しないのである。男も女も、一人一人が彼または彼女のため
に個人的な真理を創造してゆかなければならない。
 到来しつつあるものとは、と知恵、同情と協力の必要の認識であり、これは一人
の人間に受肉するのではなく、惑星としての人間、あなた方を一部とする地球に到来
するのである。数多くの予言者、数多くの語り手、知恵の教師がいるのであり、世界
を統率する一人のリーダーがいる必要はなく、むしろ個人個人の中に一つの答えの座
があるのであり、それは物質界に建設的に活用されるという性質である。
 そこで、我々はケイシー氏や聖書の文字通りの直訳を確証するつもりはなく、むし
ろあなた方がこれらを究極的真理を表わすのではなく、人々がその創造的自覚の中で
活用するために開かれている可能性を表わす意識のモデルとして見るよう促すのであ
る。
 ここで注意を幾つかの個人的な質問を持つこの若い女性に向き変えてみる。この人
物は非常に魅力的な過去生を幾つも持っている。例えば、この人は他の生涯(複数)
で芸術に大変打ち込み、ロシアにおける直前の前生では、バレエダンサーとしての名
声を博した。この生涯では幾つもの名前を与えられてきたある都市に住み、それは彼
女の時代にはペテルスブルグと呼ばれていた。[以下は、略します]』





                       0=卍=∞ オリハル ▲●▲

00335/00340 GDB00064  オリハル         RE: ノストラダムス「1999年7の月」予言
(12)   96/07/19 15:52  00333へのコメント  コメント数:1

はやとさん、こんにちは。

|ただ、加治木氏が何故、de effrayeurをde'frayと発音も異なる言葉に置き換えた
            ~~~~~~~~~~~~
下線部が気になるので、一応、ノストラダムス自身の手になる4行詩を抜粋しておきま
す。フランス語分りませんが、d'は、deの省略形ですね。


   L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
   Du ciel viendra un grand Roy d'effrayeur,
   Resusciter le grand Roy d'Angolmois,
   Avant apres, Mars regner par bon heur.


|  解読という面であれば、それはどんなことでもできます。確かに加治木流解読
|と呼べば、それは間違いであると思いません。

そうですよね。最初から加治木流解読として紹介すればいいんでしょうが、
より過激に紹介するクセがありまして(^_^;)。

||ノストラダムスのスタイルでは、もしもd'effrayeurが何らかのシンボルな
||らば、DEFFRAYEURのように大文字で書くのが普通です。
|
|>これは、そうであると断言できますか?
|>他の詩を見て、そうなってる箇所があるのでしょうか?
|
| これは確かです。詩編を全部読みましたが、ノストラダムスはシンボルを大文字
|だけで書いています。例えば、アンゴルモアはANGOLMOIS、シーレンはCHYREN、
|セリンはSERAN等、いくらでも例を出すことが出来ます。

私の持ってる日本語の「ノストラダムス大予言原典(諸世紀)」(たま出版、\24,000)
は、HENRY C.ROBERTSの著した「THE COMPLETE PROPHECIES OF NOSTRADAMUS」からの邦 
訳でフランス語の原文も書かれてます。確かに、Angolmoisなどは最初の一文字は大文 
字ですね。

御指摘の「d'effrayeurが何らかのシンボルならば大文字である」というのはどうなん 
でしょう。d'effrayeurは単体であるのではなく、Royに掛かっており、Royは大文字で 
す。「Roy d'effrayeur」です。Royは王の意味。effrayer=「怯えさせる」なのね。
加治木流解読では、DEの部分は「称号としての冠詞」であるとしています。まあ、
暗号ですから、d'effrayeurの部分の発音に固有名詞が隠されてる可能性もあり得る
訳です。ちなみに、effrayer(原文ではeffrayeur)=「怯えさせる」の発音はカタ
カナになりますが「エフレヤ」でいいと思う。はやとさん御紹介の「d'effrayeurは
「ドゥファレエー(ル)」」というのは、本当かなと思ったりしますが。(質問A)

|最近、1555年リヨン版という諸世紀の初版の序文を現代フランス語に訳している
|本を入手しましたので、その人の文も訳して見ますね。

おお、これはこれは。
驚いてしまった。
真相の解明、期待しております。



                      0=卍=∞ オリハル ▲●▲

00336/00340 CXE04453  はやと           RE: ノストラダムス「1999年7の月」予言
(12)   96/07/19 18:56  00335へのコメント

Philippe Poirier の問題の部分の現代フランス語翻訳は次のようになっ
ていました。

*************************
これらの隠された予言は突然の炎の精神によってインスピレーションを
与えられたものだが,それは乱れている。同様に,より離れた天体を熟考
するときも乱れた悟性を生ずる。しかしながら,述べられた単語に配慮を
残しながら,私はそれらを書き,不敬を示すことを恐れること無しに読んで
みて驚いたのだ。なぜなら,すべての善意の出所は,道徳の偉大な神の
崇高な力から全て生じているからである。
*************************(Nostradamus Un guide pour celui qui doit venir p272)

2,3疑問もあるのですが,やっぱりフランス人の訳を見ると自分の未熟さ
を知らされます。philippeがいうところ,隠された予言は炎の精神からくる
が曖昧で一見よくわからない。天体をつかった予言もやはり同じである。
しかし,神への冒涜であると言う回りの人間の)中傷を恐れずにそれらの予
言を注意深く書いてみて,それを読むと,実はその内容こそが神からきたも
のだと解り,自分は驚いている。となるでしょう。

すると,諸世紀に書かれている内容こそが,ノストラダムスが細心の注意を
はらって書いた神の言葉と言うことになります。

私は単語を書き換えないで,発音を問題にする方法に疑問があるわけでは
ありません。言葉を書き換えているにもかかわらず,書き換えた単語の発音
を問題にする解読法に疑問が生じるのです。

私は加治木氏が1999年の予言詩が1999年の事件ではないことを前提に
調査をされ,それを証明するためにノストラダムスの残した言葉を集めたと考
えています。その方法は正しいとおもいますが,自説に合わせて実際の原文
の内容まで変えてしまうのは異常な行為だと思います。

加治木氏の本を読むとたくさんのフランスのノストラダムス文献の名前が出て
きますが,私はひょっとして,氏はノストラダムスの研究状況に疎いのではな
いかと感じます。氏はノストラダムス研究のフランス第一人者としてアルベール
・スロスマンをあげていますが,この人物,まともなノストラダムス文献を書
いたことがない上,彼をノストラダムスの最高の理解者と思っているのは,
スロスマン本人と彼の秘書(弟子)?のベルクール女史だけだったりします。
私はいろいろなノストラダムス文献やカタログを見てきましたが,スロスマンを
フランス一のノストラダムス研究家と賞しているのはベルクール女史の書いた
NOSTRADAMUSU TRAHI邦訳本:暴かれたノストラダムス リヨンブックス(絶版)
のみでした。

また,カピトーリウムの神託集の話しにしても,そのもとねたはベルクール女史
のNOSTRADAMUS TRAHIという本というのは間違いないのですが,氏は引用先を黙っ
ていますし(もちろん偶然に一緒のことを考えていたこともありえますが,それ
でもスロスマンを持ち上げておいて,彼らの研究内容に触れないのも変な話しです)
世界一のノストラダムス文献コレクターのダニエル・リュゾを捕まえて,ノスト
ラダムスの自筆の遺品が残っていることを知らないと推測してみたり,さらに氏
の使っている諸世紀も少しずつ書き換えてあったり...

アンゴルモアについての疑問もあります。de effraytuer をde'raytuerと書き換え
ているのに、なぜde Angolmoisをdangolmoisとして解釈しないのでしょうか?こ
の当たりにも加治木氏の解釈に一貫性が感じられません。


>御指摘の「d'effrayeurが何らかのシンボルならば大文字である」というのはどうな 
ん >でしょう。d'effrayeurは単体であるのではなく、Royに掛かっており、Royは大文
字で >す。「Roy d'effrayeur」です。Royは王の意味。effrayer=「怯えさせる」な 
のね。

すみません。最近諸世紀の出版事情を調べ直していたもので、現在使っていた希な諸世
紀を参照していました。この版は何年に出版されたかがわからないもので、確かにこの
本では全て大文字で書かれています。が一般的な諸世紀でないことをすっかり失念して
いました。申し訳ありません。

「シンボルの一文字が必ず大文字になる」と訂正します。私の手元には1568年リヨン版
のもっとも忠実な諸世紀の複写があります。それを調べ直しましたが、もし、effrayeu
rがシンボルならばRoy d'Effyrayeurとなります。つまり、王のRoyだけが大文字になる
のではなくeffrayeurのeもまた大文字で書かれるというのがノストラダムスのスタイル
です。

例えば、たま出版の諸世紀の第4章34篇を見てください。そこには au Roy Chyrenとか 
かれています。その詩編の周辺でもそのようなスタイルを見ることが出来るはずです。
この版は1672年のロンドン版の再編集版のコピーで(複雑なんです)結構表記の変化が
多いので、すべてこの版で説明することはできませんが、私のいわんとすることはだい
たい分ると思います。

d'effrayeurは単体であるのではなく、Royに掛かっているという指摘ですが、掛かって
いるというよりも同等に書かれています。
恐怖の使者のeffrayeurと王のRoyはde=of,fromで繋がっていますが、一方をデクレヤル
とするとこれと王は対等に扱われるためのde=of,fromがないため、ノストラダムスのス
タイルを踏襲するならば Roy Chyrenのごとく、Roy Deffrayeurとなると思います。


>ちなみに、effrayer(原文ではeffrayeur)=「怯えさせる」の発音はカタカナに
>なりますが「エフレヤ」でいいと思う。はやとさん御紹介の「d'effrayeurは
>「ドゥファレエー(ル)」」というのは、本当かなと思ったりしますが。(質問A)

effrayerはそれ単独ではエフレイエです。yはiで「イ」、最後のRは発音しません。
さて、フランス語では単純にdeを全て「デ」と発音されることはありません。
eのアクサン記号及びその擬似的なes,ex等の前にdがつくときでそれ以外では「ドゥ」
となります。単語のはじめにdeがついているものの大部分はde'であり、それは
「デ」と発音します。このように、「ドゥ」と「デ」は明確に分けることが出来ます。
ちなみにファレエは一音節に近い発音で、エはイを含んだ感じです。私はとても発音
できません。

eurはウールで、例えば印刷工は印刷するのimprimerアンプリメにeurをつけてimprimeu
rアンプリムールとなります。ayの発音は「エ」に近く、それに引きずられるような発 
音になりますから、レエー(ル)になると思います。



00337/00340 CXE04453  はやと           RE:エドガー・ケーシーについて
(12)   96/07/19 19:46  00319へのコメント

ケーシーのリーディングについてはほとんど知らないのですが、日本の沈没は
地球の変動についてのリーディングのなかで書いています。

**********************
In 1998 we may find a great deal of the activities as have been wrought by gra
dual changes
that are coimng about.......(1602-3)

As to the changes physical again: The earth will be broken up in the western p
ortion of America.
The geater portion of Japan must go into the sea............(3976-15)
**********************(The Second Coming ,p62,63)

1998年に、今起こっている緩やかな変化によって動かされた多くの活動を見ることにな
るだろう。
....(1602-3)

再びその変動について:地球はアメリカの西部で壊れるだろう。日本の大部分はきっと
海に沈むだろう
....(3976-15)

和訳は適当ですので、まじめに見ないでくださいね。
けーしーのリーディングが正しいかどうかは分りませんが、ケーシーのリーディングだと日
本の沈没は1998年となります。

目次(生まれる想い)に戻る
free counters