渦動一元論の表紙  2009.05.03(日)にリクエストがあり、渦動一元論の明細な画像ファイルを登録する事にしました。左の「地球ロマン」の画像をクリックしてください。画像ファイルが大きいのでダウンロードに少し時間がかかるかもしれず、ブラウザーによっては全てを一画面で表示できない可能性があります(その時は他のブラウザーを試してください)。また、細かい位置の微調整等、行ってはおりません。しかし、「必要性」は満たせると思います。さらにクローズアップの必要がありましたらリクエストして下さい。(200905041836)

 当ファイルの最後のほうにあります焼成炉部分の画像をクリックすれば、高解像度で見られるようにしました。当方のスキャナーの最大解像度(1200ppi)でスキャンした画像です。(200905041940)


 この渦動一元論は内容が濃密で、以前からテキスト化しようと思っていたものです。今は無き絃映社の「地球ロマン」1977.08月号(復刊6号・隔月間・通算8号)\980のP24〜47に載ったものです。(200309210028)
 当ファイルを登録した当日にフリエネ・メルマガに寄せられた投稿の中にリンクされていたサイトが、内容的に(エーテル縦波など)、またタイミング的にも、何らかの関連性があると思われるので、リンクしておきます。(200309222048)

渦動一元論

趙 牧翁

はじめに

 C−O文明は終焉した。C−Oの化合に始まる電気、磁気、パワーの発生の歴史は、その有資源性のゆえにバランスを失い、公害に満ちた世界を造出した。大気は汚染され、海水はその浄化力を奪われ、有毒な食物と薬品が氾濫した。C−Oの濫用は降雨量を飽和点にまで押し上げ、気侯異変や地軸の変動さらに氷河期を招来した元凶である。人類が理想としたものは明るく美しい環境と平和で民主的な社会であったはずである。しかるにその理想を大きく担って誕生した科学は、C−Oを余分に使う事により反対に全人類を終末に導きつつある。科学が真正の理学に交代する時期はさしせまっている。理学はことわりの学問であり、ことわりとは言葉のわりふり方の事である。科学とは理学の一分科にすぎず有限な物質現象のみをその対象としてきた。低廉な唯物論と唯心諭の対立は有限か無限かの選択にすぎない。理学はそれゆえ有限と無限、現象と潜象、唯物と唯心の相反性を止揚する使命を帯びている。

 たとえば電気石に光をあてて、光が波動性と粒子性の相反する二面性をもつ事を科学が知ったのは近々の事である。量子力学の出現によって、この状態は重畳とか重合という概念で定義されたが、その真髄は未だ掴まれていない。又十九世紀後葉、ドイツの数学者ゲオルグ・カントルは超越数が代数的教よりも大なる濃度において無限に存在することを証明したが、これは数理学的に過渡の状態を探究したすぐれた試みの一つである。医学界では心臓移植の是非論争も盛んである。医者が生死の診断の規定をはっきりしえない生命の過渡にまつわるこの問題は、事が人間のいのちに関わるだけに重大である。

 一方永久に運動し続ける機械についての可否も論じられてからすでに久しい。永久運動機関は高圧の過渡現象を最大限に利用して初めて可能である。観測計器を通して、別個の現象として発現する電気、磁気、パワー、時間、空間の五大要素は、もとをただせば同元である。高圧の過渡現象においてそれらが未分化のまま衝撃的に現象に吹き出してくる瞬間を捉えいかに活用するかにある。この電磁気的衝撃波はエーテルの疎密波として光速の二倍で空間を伝播する。エーテル渦流の創成はこの電気的衝撃波−エーテル縦波−と電磁波−エーテル横波が一定の配分率で混交されてなされる。エーテル渦流はそれゆえ、エーテルの縦波的世界=潜象とエーテルの横波的世界=現象の媒体的存在=過渡現象であるとも言えよう。宇宙からの訪問者はこのような原理を駆使して作り上げた超高圧渦流発生装置とでもよぶべきマシ−ンをあやつっている。その驚嘆すべきメカニズムと機能性は永久運動機関に連なってそのはるか彼方の頂点にある。出力数億ワットのべータートロン的マイクロ波発信器、推定数百倍ボルトの超高圧を派生させるための六つのドーナツ型矩形型導波管と球形共振器、その間のエネルギー伝達を行う特殊な雌雄結合型火花電極、渦流制御を行う垂直一本水平八本の計九本の磁気柱、 無限重畳する八陽位の渦流を生ずる楕円形高純度誘電体膜等々がそれである。大宇宙の根源的動態は微振動・渦流であり、その機能、作用は永遠である。そこで我々が永久を考える以上、天体・宇宙の生命的なものと合致するエネルギーに迫ってゆく事が自然であり、人類に与えられた今の任務ではないかと思われるのである。

エーテルの殻構造=正十ニ面体論

 エーテル始元量を球体とすると体積はその半径の立方に比例する。よって体積を倍加する半径はニの立方根3√2=一・ニ五九九二である。液滴、殻的モデルを有する原子核の半径もこの法則を遵守して核子数の立方根の一四五倍である。係数一・四五は核力のレンジ一・四五フェルミである。この3√2を対数の底とする等比級数は図1の如き開展度の同心球となる。

 一方正多面体がいかなる比例で開展するかはその内接球と外接球の半径の比率で示される。一般に一辺の長さaの正多面体、二面角θ、外接球半径R、内接球半径r、各面が正P角形、各頂点にQ枚づつの面が会するとすれば、



で表わされる。正十二面体の場合は、



である。又正二十面体の場合も同じく、



で双対の関係にある。又正六面体と正八面体は双対の関係であり、



である。又正四面体は、



である。



これから正十二面体正二十面体を内部外部に含有して展開する構造が3√2の液滴、殻的始元量世界に良い精度で近似するのが判明する。10√10にも似たこの等比級数の差dは次第に拡がり、七段階付近で比と接近し殻は飽和状態を呈する。これは概念的に正反の、科学的には電気磁気の交換現象を示すものである。反対に一以下の領域では逆数〇、七九三七〇の等比級数の世界であり、層の厚さdは無限に狭められていく。これを潜在核として始元量の殻的構造は周囲に七重の衣をまとっているのが判るのである。例えば自然界において九十二個の元素が、核を中心についてK、L、M、N、O、P、Qの七つの殻域を有して存在する如きものである。原子核の殻構造もまた同様である。これから万有の極限的飽和状態は八相であるという認識に到達しうるのである。

黄金の極限律

 始元量の殻構造として顕われた正十二面体や3√2の比で直角三角形を作り三辺の最少公倍数で周期律を作ると奇妙にも黄金分割、オクタビアンス、ピラミッド、マヤ文明の秘数、バイオリズム、大陰周期等と近似した興味深い数値が得られる。正十二面体一・二五八四と3√2=一・ニ五九九二一の比を持つ直角三角形は図2と図3となる。古代マヤ文明の研究で有名なシルバナス・モーリ博士は、象形文字の記録の中から奇妙な数を発見した。それは五二・二〇という数である。古代マヤではヒンズー人やアラビアに千年も早く零を発見しており、二十進法と正確な一年の暦三六五・ニ四二〇日を使う高度な文明を有していた。では謎の数五二・二〇は一体何を示していたのであろうか。これは五二度二〇分という角度をもつ直角三角形図4を示していたのである。ここからえられる一・二六三二九七は正十二面体や3√2のそれと良く一致するのである。

 バイオリズムは人体の身体Pと感情Sと知性Iが二三日、二八日、三三日の五の等差的リズムの事であるが、この最少公倍数を一年の日数で割ると、

   23×28×33÷365.24219878=58.186

年である。これは3√2や正十二面体の周期と一致するのである。

 太陰運動は太陽のそれと一年に一〇・八七五一三五五日の差を生ずるが、月は一日に地球自転方向に

   360°/27.32166=13.176356°

の角度だけ進むので、一太陰日は二四時間五〇分三〇秒であり、太陽の六〇周期(ピタゴラスの聖三角形、図5)に対しては



日の周期となる。これも又良き一致があるのである。六〇という数が三と四と五の最少公倍数という具合にみると、周期三と四と五の波を合成して得られる正位相十二、負位相十二の合計二四という数は六〇の別の表現である事がわかる。六〇秒六〇分という単位に対してなぜ二四時間という一日の単位を使うのか、又東洋ではなぜ一年を二四の節気に区分するのかという理論的根拠を得られる。

 黄金分割の直角三角形の角度は五一度五〇分である(図6)。この周期は五五・五八九九であり、ウォルフの提唱した黒点相対数の増減の周期十一・一年と一致する。黄金分割は極限律である。その値はフィボナッチの級数1,2,3,5,8,13,21,34,……においてその相隣れる二項の比を求めると



しなる。その極限価は



で与えられる。又 Shimper-Braun の開度



の極限値は



極限律の値が3√2や正十二面体の開展度の逆二乗である事は注目に値する。又円を黄金分割したときの角度は一三七・五度であり(図7)これはオククビアンスπr2/√7の角度一三六・〇六七度と近似する。オクタビアンスとは渦流が無限に重合重畳するときの面積の比を表わす深遠な概念であってそれは八陽位渦流生成の章で後述する。渦流とは八偶位の渦流が、極限律をもって無限有限に重合重畳された状態である。その解析は無数であるが、その渦巻く過渡の状態の曲率、渦流の膨張収縮の比率、楕円形渦流の長軸と短軸の比率等々には極限律が最も有効であり、正確な結論を与えてくれるのである。

台風、核力、反核力、ピラミッド=一対三の渦流

 台風は、南洋方面、メキシコ湾、北インド洋、チモル島付近をはじめ赤道前線上の七ヵ所で発生する巨大な気流の渦である。その機能は過剰な熱エネルギーを取り去る地球の自己防衛作用であり、その構造は正反三対一の混合状態である。暖湿重の湿舌は反的一として冷乾軽の正的高気圧三に混交して存在し、正軽反重の法による位置エネルギーの交換や圧力差等のエネルギー源から巨大な気流の渦流運動を作っている(図8)。

 一方核力に対する力学の真因は未だ解明されないままである。核子と核子がπ中間子をやりとりして結合しているかにみえる現象は実は正反三対一の結合状熊による渦流の凝集力に他ならない。その理由は、π中間子がFermi-Yangの理論に依拠して核子反核子の結合したものに他ならないからである。核子間でやりとりされるπ中間子が核子反核手の結合状態であるということは、とりもなおさず核力が三核子と一反核子による正反三対一の渦流の凝集力である事を示している(図9)。

 現代科学が核力場を究明しえないのは、場=渦流という基本からはずれているからであって、核力場にかぎらず、電磁場、重力場など何一つ納得のいく説明が与えられていないのである。例えば地球は重力場と同様に反重力場を有しているし、太陽も同様である。電磁場も反電磁場を持ち核力場も反核力場を持っておりその作用が拮抗している中でのバランスのくずれが現象として表われてくるのである。核力に対する反核力は低気圧に対する高気圧の関係で逆に渦巻いている。電磁場に対する反電磁場は入力に対する逆起電力である。重力に対する反重力は逆数であらわされ膨張と収縮の加速度が反転したものである。別々の表現をかりたが同じ渦場として統一される。およそ存在は現象と潜象にわかれ、現象が正反一対三で渦場を創成するときその背後で潜象が正反一対三で渦巻いている。現象が左旋性の収縮型渦流であれば潜象は右旋性の膨張型渦流である。そして渦流はその膨張と収縮の比率を極限律の値で持っており、現象は収縮の加速度が大きく、潜象は膨張の加速度が大きくなっている。それゆえ現象四と潜象四の総計八は存在の極限飽和状態である。電気とはそもそも渦流の膨張と収縮の過渡状態である。膨脹から収縮に転ずる過渡を負電気と称し、収縮から膨張に転ずる過渡を正電気と称する。同時に磁気とパワーが発生しその角度や方向も重要である。このような視座よりすれば、原子、細胞、天体等々においてプラス性電気が中心に、マイナス性電気が周辺に位置するしくみが了解できるのである。畏友大久保美陽氏は電気の陽性陰性を細分してゆくと二九対十七あたりに収斂すると示唆しているが六七対四一の素数比の方がより極限律に近いのである。

 音響学において一オクターブとはラテン語の八を意味するオクタパスに語源を発する。四音は突刺状の波形をもち刺激的現象音であり、三音は潜在的でゆるやかなサイン波形である。ゲルマンの八道説における素粒子の質量はこの四つの現象的音階に整合する。William Braggによると音程は

    24, 27, 30, 32, 36, 40, 45, 48

の整数比を持っている。ゲルマンの質量公式にあてはめると

  3MΛ+MΣ=2(Mn+MΞ)
  3fa+so=2(#do+la)
  3・32+36=2(26+40)
    132=132

 現象音として重要なのは、ゆえにシャープのド、ファ、ソ、ラ、の四音である。素粒子群は音響の理論にそって整然と配列する(図10)。xは最近発見された核子の六・九七八倍の新粒子である。

 ピラミッドは人類にとって千古の迷とされてきた。この偉大な構築物は、太古地球の軌道運動と地軸の傾斜を修正するべく人為的に造られた宇宙船地球号の七つの磁気的制御装置である。その渦流パワーによって地球はその軌道を修正し災厄を免れたのである。その原理は、台風と同様正反三対一の渦流創成装置なのである(図11)。大地に接した四偶を注目してみよう。ピラミッドは大地にアースされているので電位的に低く、低圧一に対して周囲の空間は高電位三となっている。それゆえ四偶は四つの渦流の中心となり、ピラミッド内部に重合重畳してゆく渦動の原点となる。渦流は中心に至って垂直に下降、上昇し磁気の流れとなって地球に力を与えている。又地球磁場は静的ではなく脈流であるので、その周波数(赤外線領域あたりであろう)でピラミッドの渦流は振動する。窒素Nを含有するアンモニア水や葉緑素を媒体とすると起電力を得られる。これも一種のクリーンエネルギー源である。ピラミッドの角度五二度は極限律と一致するので、宇宙の中心、渦流の原点を指向している。ピラミッドのもう一つの働きはアンテナとしての機能であり、上下において二対一の電位差を有している。渦流は本来上下において二対一の存在である。地表を折り返し面として頂点の鏡像である地下も同様に二対一の高電位となっている。これがアンテナの原理でもあり、東洋古代の神社の環境電位も同じ原理にて作られている。社の屋根に横たわるものこそアンテナの原型なのである。ピラミッド角三八度は渦流の反流点でもあり、地球では北緯、南緯三八度線地域に存在する。この反流点は周期性をもっており、七〇〇年前は日本に位置していたが今は朝鮮半島にあり大陸方南に移動しつつある。

渦流的人間論=四柱推命学

 四柱推命学は陰陽五行説による人間の性格や生命力の消長を説く東洋古代の偉大な英知であり遺産である。インドにおける五大説や中国における陰陽五行の発生は未だ神秘のベールに包まれたままであるが、近年流体力学の進歩につれようやくその深遠な哲理は真相をあらわしつつある。一九五一年に発表されたワイツゼッカー・カイパーの渦動説がそれである(図12)。流体力学と渦流の理論から作られた太陽系生成に関するこの説は、太陽と惑星の角運動量、惑星の凝結過程、自転公転の方向及び周期、惑星の配置及び小惑星、衛星、すい星等の諸問題に従来の諸説中もっとも完備された総合的な説明を与えた。図の中で、五つの右回転の大きな渦と、それらの渦のふれあうところにボール・ベアリング式にできる五つの左回転の渦は、カイパーによって主渦動、副渦動と名付けられた。陰陽五行とはこの五つの右回りの陽渦動と左回りの陰渦動のことである。右旋性=陽性は膨張・拡散の客観背後の世界であり、左旋性=陰性は収縮の現象世界である。



 四柱推命学は空亡という生命力のない時期に言及している。する事なす事すべてが空しく亡びるというのがその語意である。生日干支に応じて十二支中の二支が空亡されるというこの原理は、生命の渦流が低圧高圧の組立てからなる事の有力な証左である。空亡は前半後半があり、陽干日生まれは前半の陽支が真空後半の陰支が半空となり、陰干日生まれはその逆となる。一日単位に右旋性左旋性に分ける事もさながら、その配分に深い興味と畏敬の念を感ぜずにはおれないのである。十二支中の空亡支の比率は、半空は真空の半分の凶意となるので十対二ではなく十・五対一・五=七対一となるのである。一対三と一対七は渦流生成の二大原理である。圧力の高い正の時期七に対して圧力の低い反の時期一が混交している空亡の原理は生命に課せられた天の摂理であり何人も逃がれえぬ力を有している。気圧が低いほど台風が大型のように、凶運期(低圧状態)の落差が大きい程その人の生命の渦巻きは強力なのである。空亡期は負電位が欠落し人体は酸化しやすく病気になり易い。体内への酸素吸入量を多くして細胞、血液の酸化を防止し、二価鉄やゲルマニウム三二化合物を服用して凶運期をのりきるべきである。

 四柱推命学は又自己から数えて七番目の状態を凶とする七殺の原理がある。この角度は一〇八度であり、水分子においてHとOが結合し、アンモニア分子においてNとHが結合する角度である。この十一に相似する状態は停滞を意味する。水の比熱<熱エネルギーを吸収できる割合>がなぜ物質中最大であるかの原因はここら辺にあるようである。

 四柱推命学では夜の十一時を境界として、陽干日陰干日とにわけられる。これは地球の膨張収縮の比が一日を単位として変動するためである。陽干日は膨張主導型で右まわり、陰干日は収縮主導権型で左まわりである。この境界の時刻には、地球の極地方の電磁場が微振動するのが観測される。又一年ごとにも陽干年陰干年のわりふりをするのは、年ごとにも膨張型収縮型の場が存在するのである。四柱推命学では一年間を八つに大別し陰陽五行で示した月律分野蔵干表がある(図13)。十干と十二支を木火土金水の五行で示し、一年の各月の支とその支が蔵する干を内外二重の円環で示している。東西南北を木金火水の四気となし、その間の重合状態を土の気とし八方位を十気で表わしている。この十気は外環と内環で少しずれを生じているので八方位に渦流状をなすのがわかる(図14)。この月律分野蔵干という四柱推命の大原理は、アダムスキー図型と同一原理を示すものであり、そこに表われた八渦流の存在こそ第一次文明の頂点に立つ四柱推命学が、第二次文明の危機と終末に直面している現人類に、科学にかわって精緻な永久機関の設計図を提供しているといっても決して過言ではないのである。

 四柱推命学では十干の組みあわせから十曜神を定め、十人十色というごとく人間の性格を十に大別する。十曜神は比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬という名称を与えられている。その中劫財、傷官、偏官、偏印の四神を凶とし、比肩、食神、偏財、正財、正官、印綬の六神を善とする。これは生命体には四悪六善が極限律の比で宿る事を示している。正=善は生命において遠心的、膨張的、他的精神であり、反=悪は求心的、収縮的、自己的精神である。四柱推命学は四悪六善神によって、人間生命には極限律をもって善が優勢である事を示している。社会学的統計学的にもこの前提は応用される。善なる力は社会悪を越えて向上と進化を加速しつづけているのである。その意味で人間の未来は暗黒や抑圧や悪ではなく、光明と解放と善に満ちた世界に膨張し続ける事を四推命学は雄弁に物語っているのである。


永久機関の近況

 最近、永久的な動力を得るための装置の研究が盛んである。潜象エネルギーを何らかの方法で吸引蓄積する事によってのみそれは成功の見込みがある。さて潜象の働きの顕著な一例は入力に対する逆起電力である。これは電磁波の入力に対してそれを阻止しようとする作用があるわけであるが、それは電磁波に対して全く逆位相の反電磁波が潜象の中に惹起されるからに他ならない。この逆位相で振動する反電磁波の斥力を引力に転化すれば永久機関はたやすく成功する。しかし誰も潜象を直にいじれないので現象側で波形や位相に工夫をこらし、潜象の振動に共振するように操作するのである。もう一つの問題点は、現象の衝撃的な力だけが潜象を有効にゆり動かしうるという事である。この衝撃力=高圧は自然界には雷撃として存在する。人為的には高圧火花放電とか矩型波やパルスの急峻な立ち上がりを利用するのである。こう考えると定常波の線も有望であるが、輻射を容器に閉じこめねばならず大型化を余儀なくされる欠点がある。家庭用小型のものではなく発電所等で永久機関を使って将来発電するようなときは、定常波の強烈な輻射圧や容器の大きな導波管を使う方法がとられる事であろう。今までに報じられた成功例は好むと好まざるをとわず以上の方法のいずれかをとっている。

 英国のジョン・サールは最初一万数千Xの交流の火花放電の研究から始めている。電極の構造を工夫する事により、火花放電の整流を行う事ができるようになったとき、電極の針がわずがながら軽くなる現象を経験している。これは負の位相の高圧放電だけがおこるようにした事の当然の結果でもある。更に高圧へと研究を進めたとき火花電極が通常は加熱されるのに反して冷却現象をおこしたのである。彼はこれをサール効果と名づけた。これは高圧も極限状態に近くなると超低圧と同じ効果を生じる事によるのである。多くの変遷を経てサールの装置は渦流の発生装置となりつつある。中心には磁気柱があり、その外辺には五、六万Xの電圧を発生する従来の発電機を備えている。周辺には三角形分割されたメビウスの帯があり、一つ一つの単位は誘電体を二枚の導体がはさんだコンデンサーである。その周辺を銅のローターが回転しメビウスの帯状のコンデンサーに起電されるようになっている。メビウスの帯では内側正電位外側に負電位の位相が生じるので、過剰な電位を六四本の電極板でコロナ放電させている。メビウスの帯に生ずる定常波=高圧を利用してローターの永久回転とレビティディスクの浮揚に成功している。また八が極限飽和状態である事を悟ったサールは八本のストラットを骨子とし、そのうち一本は磁気柱から磁気を付与できる可動的な装置を作り一対七の原理で機体のバランスの保持等々に成功している(図15)。

 米国のE・グレイの開発したEMAモーターは、モーターの回転子の周囲に巻かれた高圧コイルの三ヶ所から二重パルスを発することにより永久動力を得ている(図16)。パルスの発生による潜象の逆起電力の波とパルスの間隔とその波長を同期させる方法によるものである。一般に出力が入力を最終的に陵駕するには、与えられた波動もしくは作られた波動に対して、ある瞬間t1に逆位相でかつ波長の等しい高圧波を加える方法が有効である(図17)。与えられた初期の波は逆起電力の加勢を受けて大きく増幅される。増幅の衰えはじめた瞬間t2に次回のパルス同様に発生させればよいのである。

 ニコラ・テスラは巨大な八角形の絶縁柱に、二次側コイルを五一九回巻き、その周囲には四回巻の一次側のコイルをおいて、高圧高周波の増幅を行うテスラコイルを作った人である。一次側コイルの端子は火花放電のギャップに発生する縦波が連結されている。この方法で百万Xの高周波高圧の増幅を行った結果、得られた波形は極めて興味深いものがある(図18)。高圧波動は空間中を縦波的に伝播するわけであるから、この波形は空間の疎密波の膨張域と収縮域を正反の位相として持っているわけである。正反位相領域の面積は体積変化すなわち膨張と収縮の割合を示している。その比率こそ極限律として示された値となるわけである。この波動は筆者が別の立場から導いた波形と全く同一のものである。趙は球の代表点A、B、C、D、の四点において、四電荷の変化が球体称性【】をみたすときの波形を導いた(図19)。Aはスピン軸方向の変化であり、B、C、Dはいわば球の赤道方向の場の変化である。この波形は、β1、β2、T、Uの四ヶ所でほぼ折り返された形をとっている。これは誘発された潜の逆起電力を最も有効に生かす波形であり、円盤が七段八段の電圧増幅を行って得られる最終的輻射圧の波形も同じなのである。それゆえ、このテスラの波形こそ最も本質的問題をはらんでいるといえよう。趙の波形をW.Lohmannの方法で調和解析すると次の三角多項式となる。



 ローマンの方法ではあまり近似は良くないようである。この波形の調和解析は電子計算機で正確に出されるべきである。

 北海道小坂グループは永久機関の研究に十年の歴史を持っている。当初は二本のエナメル線を神社のしめなわの如くより合わせ、直流がいかなる振動波形に転ずるかを観測した。最近はマルチバイブレーターの矩型波の急峻な立ち上がりを利用して潜象の流れを増幅に利用しておる。ねじりを四ヶ所に加えたり、コイルの内側と外側を蔵干表の如く一層ずらして、全体として整合された渦流創成を行おうとしているようである(図20)。実験では瞬間的に百馬力を発生するのが限界のようである。

 NASAチームの研究は矩型波による渦流生成型である。矩型波の負位相を残して正位相をカットし、負位相において高圧と低圧の時間を一対三にとり、円周が一波長のコイルにのせてやる方法である。こうすればコイルに取りかこまれた領域では一対三の渦流が生成される。コイル円周長を一波長からずらす方法で渦の回転も可能である(図21)。

 束京Aグループは、二本のエナメル線をねじり合わせたものを、更に捩り合わせて合計四本の捩りコイルを使用する。そのうちの二本は三極の直流モーターのブラシのマイナス側に連結される。残り二本の組はダイオードとコンデンサーに連結される(図22)。モーターブラシからのパルスとダイオードの整流作用により、四本ねじりコイル内に渦流が一対三で作られる。この渦流のパルス成分によって、バッテリー内の水のバイアスが高められ、その寿命を三倍から四倍に延ばす事に成功している。

 渦流の権威黄田天雷のひきいるグループは、現代のピタゴラス教団に比すべき深遠な内容を誇る研究団体である。そこでは、円盤の製造、超高温を出す炉による純鉄の製造、永久機関の製造、原爆を無力化して爆発させない零準位創成装置の製造等々である。カタカムナ文字の発見者猶崎皐月ならさき・こうげつの友人でもあった黄田はまたコンピューターでカタカムナ文字を解読し、アダムスキー文字も解読したのである。このグループが現在開発中の永久機関は、地球の自転やコリオリの力を利用したものである。一日一サイクルという超スローの地球の自転からエネルギーを開発している。その装置の概要は中空のカーボン球の中を真空にして、時計仕掛けで地軸に水平に一日一回転させ、又中には赤道領域にコイルが置かれている。垂直方向には誘電体のリボンが数百回捩られている。捩る事によって極めて長波長の波と感応できるのである。リボンの上下の端子にはかなり強力な起電力が生じるのである。これも又クリーンエネルギーの一典型であろう(図23)。

 メビウスの帯について少し述べよう。メビウスの帯は、直流の場合にはスピン軌道角のエネルギー重合点ができ、その部位に高電圧を生じパルスとして放出される作用がある。この突刺波が縦波的に伝播する。スピン角と軌道角のエネルギー重合が起る範囲は、帯幅を一とすれば長さが七前後である。大久保美陽氏は√3対11=一対六・三五〇八の数値をあげているが、実験的には一対六から一対七までの間に可変的に存在する事がわかっている(図24)。メビウスの帯の本当の利用価値は高周波に対して生ずる。二枚の導体間に誘電体をはさんでサンドイッチ構造にしたものをメビウス状に捩るのであるが、このときの円周長を波長と整合させるのである。誘電【原文では:導】体は膜状の薄いもの程良い。これは誘電体の分極を利用するためでもある。こうする事によって、一点から入力された高周波は定常波に変換して、内側に正の電場外側に負の電場が創られる(図25)。内側の正の電気力線は相殺しあうので、入力直後は整流作用も生じるが、慣性の働きで定常波となる。定常波は御存知の如く高圧発生の最大の武器なのである。サールの原理もここらにあり、アフリカのバンデンバーグの十二葉のメビウスのコイルもこの原理を使っているのである。三回捩りのメビウスの輪は更に面白い現象を呈するようであるがここでは割する。

超高圧渦流発生装置=円盤の機能とメカニズム

<三連のドーナツ共振器>

 円盤に望見される三連のドーナツ状のものは導波管であり、その中では定常波による高圧が作られる。発振器は大型のマグネトロンやベータートロン的装置で高出力のマイクロ波をドーナツ管に送りこんでいる。原子内電子殻にちなんで、この三連のドーナツ管は、KL管、M管、N管と称する事にする。定常波生成のために発振管からKL管には二ヵ所から入力する(図26)。KL管の平均円周は管内波長の四倍の倍数にする。又その形状も円形より楕円形である。管内電磁波は定常波の電場最大の山が楕円の長軸短軸のところにくるように、又電場の方向が管の連結方向にその十文字の位相点ではくるように調整される。この四ヶ所には特殊な火花電極があり、すみやかにエネルギーをM管に伝達する役目を持っている。この微細な穴をうがった注射針状の凸型電極と球形状の凹型電極を雌雄結合型火花電極と称する(図27)。材質は純鉄で作るがプラチナで代用しても良い。この電極は交流放電を一方通行のエネルギー放電に転換する役目をもっている。一本のドーナツでの増幅率は十一・七〜八倍である。M管では四ヶ所から入力された数万Xの高圧脈流は位相が合わされ更に立ち上がりの鋭い波となる。このときドーナツ体積も共振器の設計上重要な条件となる。というのは高圧になるほど横波は疎密波に転じてゆくからである。ドーナツの体積は

    V=2πR・S

で与えられる。M管とKL管の平均円周長の差は八波長である。M管での電圧は数十万Xに達する。そしてM管からN管に同様に雌雄結合型電極を通してエネルギーが伝達される。M管より平均円周が八波長大きく作られているN管では、位相が合うため更に数百万Xの電圧にまで高められる。この段階でジュール熱損失は事実上零に近くなっている。三連のドーナツ共振器は磁気の発生を防ぐため、磁化率0の純粋な銅とアルミニウムの合金を使用する。その重量比は純銅の磁化率が-7.6×10-7emu.で純アルミニウムの磁化率が1.7×10-6emu.であるから、銅六九・一%、アルミニウム三〇・九%である。又三連のドーナツの平均円周の差が八波長となるわけは、ドーナツ内では波動が内側と外側の二つに生じるためである。すなわちKL管の外側の波動とM管の内側の波動が四波長差であれば良いからである。ドーナツ内での波動は一般に二準位に分かれる。それはTE0,1モードでドーナツに入った電波が、臨界角θc=πλ/2.32aだけ進行すると、完全にTM1,1モードにかわり、TE0,1モードが消えてしまう(図27)。WG内の波は横方向にバタバタ往復運動をしながらZ方向に進む波として扱えるが、互に縮退である二つのモードはこの共振波長(λc)が同じなので、曲りのためにTE(H)モードはEzを生じ、TM(E)モードはHzを生じるので互に結合する。それゆえ結合振動回路と同じように、片方のモードのエネルギーが、ある時間tcだけたつと、他方のモードのエネルギーにかわり、この変化がくりかえして行われる。このエネルギー移行時間のtc中に、電波が進む距離をドーナツの曲率半径で割ったものが、臨界角θcである。

<三連の矩形共振器>

 三連のドーナツ共振器で作られた数百万Xの衝撃波は次に三連の矩型導波管に伝達され更に増幅される。KL管、M管、N管は、いわば原子軌道のうちのKL殻、M殻、N殻であり、残されたO殻、P殻、Q殻を矩形導波管で作るわけである。ドーナツ状から矩形状に変わる理由は、ドーナツは二重にしか分裂しえないが、矩形では三重四重に準位を分裂させられるからである。原子内の殻軌道でもO殻、P殻、Q殻では電子準位が、二【原文では:三】重、三重、四重に分裂する。O管はそれゆえN管より平均円周が十二波長大きく作ってあり、共振器としての役目をする。O管において高圧波は数千万Xを有し、P管では数億X、Q管では数十億Xにも達するので、矩形導波管の材質はエーテル疎密波を閉じこめうるものを使用する。雲母(マイカ)を一度粉にして板に圧縮整形したものを使う。短形の体積Xは

   V=S・L=a×b×L  (Sは面積)

ここで重心Gの円周をLとした(図28)。Q管からはq1、q2、q3、q4の四つの火花電極を通して三つの球型共振器へと導かれる。q2とq3の間隔は半波長弱であり、衝撃波と反衝撃波の中性波として球型共振器c2に導かれる。そのわけは、渦流生成膜で百八十度対向する低圧波が電波磁波の複合系であるので百八十度変換の要請からである。P管の平均円周はO管より十二波長大きくなり、Q管はP管より十四波長大きくなる。





<三箇の球型共振器>

 七段階の増幅で数十億Xに達した超高圧衝撃波は、q1、q2、q3、q4を通して、最終段階の球型共振器に放電される。斜め下に向っていたパワーは、ここで一度ためこまれ方向転換と同時に波動に粒子性を付与して磁気柱にむかわされる(図29)。その作用動作はまるでエーテルを呼吸する肺である。c2からの二本の導波管は縄のようによりあわされ、一本は衝撃波、もう一本は反衝撃波の通路である(図30)。材料はマイカの粉である。共振器の設計はM管以後すべて、エーテル疎密波速度ニ・一三Cに基いて計算される。この測定値は九年前【註:1968年】にNASAと京都大学グループが極秘に行った実験の結果である。その方法は進行波管のらせんコイルにエーテル疎密波をのせ、陰極からの電子ビームのよじれとその結果出るビーム直径の変化を、真空状態及び空気、ガス等を充填して測定したのである。その結果光速度のニ・一三倍の数倍を得たのである(図31)。

<磁気柱=円盤の背骨>

 磁気柱は円盤の核であり、その形状は人体の骨ににている。上端と下端の口径が拡がっているのは、磁気柱がエーテルを渦流状に上端から吸入し、下端から吹き出しているからに他ならない。アダムスキーが砂漠で写しとった足跡は、この磁気柱の骨に似た構造とその機能を示したものである。上下二個の十文字は上が磁気的反的収縮の渦、下が電気的正的膨張拡散の渦である。中央付近の境界は磁気中を上下二つに分ける誘電体板である。その誘電体には骨膜に相当する薄膜が真空蒸着されている。別のアダムスキー図形の文字はコンピューターで解析した結果、組み立てると脊柱の形になることが判明したのである。文字の中の図は脊柱の一単位である脊椎を意味している。この磁気柱はその渦流の性質から、宇宙空間に渦巻く渦流の中心や場の中心方向に吸引したり反撥したりする性質を持っている。たとえば磁気柱の極性は地球の引力圏から月の引力圏に入るときに逆転されるようになっている。磁気柱は中心に垂直に一本と、小さな突起状のものが水平方向に八本あり、合計九本備えている。この水平方向の磁気柱は機体全体を取りまく渦流の場を調整する事によって、空中でバランスを保持したり、急停止、急旋回できるようにするためである。又材料の過熱を防ぐためと大気圏から成層圏に突入する時にも使われる。八本のうち七本は固定されており、一本はオートジャイロ的に可動的に作られている。この一本の動きによって準位を生ぜしめているのである(図32)。

 垂直の大磁気柱は地軸にたえずむかっている状態になるので、南北の緯度分だけ磁気柱は傾斜する。大型母船ではウランの原子番号九二に対応して九十二本の大磁気柱を持っている。母船における七段階の増幅器は前端後端の口径が傾斜する領域に作られている。又電気が七段階の輻射圧と波形をもっているように、磁気柱内を立ち昇り立ち下がりする磁気の流れも七段に分類されるのである。これは人体においてムーラダーラ・チャクラからサハスラーラ【原文では:ササスハラ】・チャクラまでの七つのチャクラに相似する。材質は磁力のキャパシティの多いスーパーマロイを選ぶ。これはニッケル七九%、モリブデン五%、鉄十六%の合金である。中央磁気柱の頂上部にある結晶体は、人体の視床下部<松果腺>に相当し、エーテルの泡を集積する作用がある。磁気柱上部は渦流の吸いこみ口であるので、エーテルの稀薄化があり、エーテルは自衛作用から真空に泡を生じる。これは液体中に渦流が生じると、周囲の液体は泡を作って自衛しようとする動きと同じである。結晶体はこの泡による機体の変性を防ぐための緩衝点である。ブラックホールというのは宇宙がその自衛本能として造り出した空間中の巨大な泡なのである。


<八陽位渦流生成誘電体薄膜>

 磁気柱内部には誘電体の基板に純粋なチタンを蒸着した渦流生成膜がある。基板には力学的強度の要請からグラスファイバーを使う。基板と薄膜の厚さの比は、骨と骨膜の関係にしてある。楕円の膜のサイズは、その円周長が八波長強にしてあり、長軸と短軸の比は極限律となっている。ここに長軸方向にKL管からの低圧電磁波、反対側にc2からの衝撃波、反衝撃波が対置して放電される。短軸はc1とc3の衝撃波が放電される。このときの四極の位相は殆ど同じにとる。するとここに正反七対一の八陽位渦流がチタンの原子特性により作られる(図33)。KL管よりの電磁波は斜め方向より可動的角度をもって吹き出されるが、これは渦流の昇り度の調整をして垂直推力を得るためである。渦流は下方向に吹き出すために十文字の吹き出し口は薄膜より半波長下側に位置している。ここに右まわりの正の渦流を作るわけであるが、超高圧放電に供う酸化と損傷は、吹き出し口やチタン膜を疲労させるので、高純度の材質が要求されるのである。現在一日平均十二時間の放電で、一ヶ月の耐久力テストに合格するものが作られている。この超高圧放電と膜渦流の膨張収縮は、無数の蜂が群れ飛ぶような音響を発する。



 八陽位渦流の計算に入ろう。この計算は渦流の本質ひいてはすべての場の計算に使われる最も本質的な数式である(図34)。半径Rの円の半径を極限律で分割して得たr【原文では:γ[ガンマー]】をもって八つの円を描くと図のようになる。ここで一つの渦流の直径が振動の波長であるので次のような式となる。



xの値は八つの渦を作るための波長と膜の円周長の比であるから、円周八・二二五波長である事がわかる。このような作業を無限に重合重畳していった場が渦流の本質である。八陽位渦流を極限得で一層拡げると、その面積Sは、



となり、面積は√7倍に拡大する。逆に一層小さくすると



となる。これはオクタビアンスとして与えられたπr2/√7という概念は、八陽位渦流が極限律をもって無限に重合重畳としてゆくとき、一層ごとに円の面積πr2や楕円の面積πMNが√7分の一になってゆくという事を示しているのである。ラテン語でオクタバスとは八の事であるのも決して偶然とは言えないのである。又πの概念は真円によって作られているが、自然界に真円が存在しない以上、物理的には別の概念によって与えられなければならない。今楕円の長軸と短軸を黄金の極限律でとると、楕円の長さLは、



となってπに近似する。πの概念はこのような楕円と極限律の概念から与えられるべきである。又楕円において八陽位渦流を一層づつ拡大するとき、楕円の円周長は又極限律の比をもって大きくなってゆくのである。

 さて周波数の問題であるが、これは重力、反重力の本質と関っている。空間、素粒子等は膨張と収縮の加速度の比が、約二対三の収縮主導権型の場であり、これが現象世界に万有引力がある根本原因なのである。これに反して潜象において膨張主導権型の場があり、これが反重力であり、引力gの逆数であらわされる。反重力を重力に負記号をつけている輩も多いが、これは引力の本質を探ろうとせずに、アインシュタインあたりの重力理論でゴマ化している結果がそうなるのである。何故逆数にとるのかといえば、膨張収縮の波の位相が逆転した存在だからである。極微の世界では1028サイクルで存在するが、天体という膨大な質量体においては、天体個としての膨張収縮の比率が存在する。その比を知るためには、その天体がいかなる大気組成を有しているかを調べるわけである。つまり、水素、炭素、窒素、酸素、イオウ、等々の比率から、その天体がいかなる膨張収縮率を待った元素を親和凝集し生成しているか、また反撥し分解しているかでわかのである。それゆえ地球での反重力装置は他天体では通用しない場合が多い。人体の血液や細胞は一秒間に二サイクルで膨張収縮し、飛来する円盤の外場もその周波数で脈打つのがわかる。この振動のパワーの原因はまだ明らかでないが、太陽周期と太陰周期のずれ60−58=2であるか、又は太陽と地球のエネルギーの授受作用で、地球が太陽から直ちに受波するものと月に反射して受波するものとのゴースト現象であるからであろう。さて地球における重力場及び反重力場のエネルギーは赤道付近に集中的に渦巻いている。その周波数は十数ギガサイクルである。円盤はその波長の渦流を利用して反重力場を創成するわけである。円盤がその驚くべきメカニズムの最終段階においてなぜ誘電体薄膜を使わざるをえないのか、それは現象的パワーによって作られた渦は収縮型にならざるをえず、反重力を得るためには膜で逆転して膨張型渦流に変換してやらねばならならないからである。

<原子転換=円盤のはらわた>

 円盤は渦流による原子転換をそのエネルギー源としている。元素は窒素を使う。地球大気中にはなぜこれほど窒素が多いのかその理由は地球重力場が窒素の原子と共振親和生成するからに他ならない。円盤は膜において地球重力場と逆転反撥分解する反重力場の渦流を創成しておるから、その周囲に窒素をおけばβ崩壊を起こしてエネルギー源となる。生体もその中心で原子転換を行ってエネルギーを得ている。原子核も膜でおおわれており、その中では盛んにβ崩壊をおこしている。円盤も渦流の圧力の較差ではなく落差を利用して物性の変性、原子転換を大いに利用するのである。さて窒素Nはアンモニア水として人体の健康な体液の水素イオン濃度pH七・三五程度にし、霧状に吹き出して使う。液体の崩壊寸前の状態が球体になる過渡現象を利用してやるわけである。渦場の中で窒素はβ崩壊し、次のようなサイクルで同位元素化する。
これを黄田−猶崎のC−Nサイクルという。このβ線を電極で回収して電源とするわけである。円盤はこのアンモニア水を使った原子転換を人体で言えば尾てい骨のクンダリーニの周辺つまり大腸部や下腹部あたりで行う。下から望見するとき磁気柱周辺のドーナツ状に脹らんだ部分で行っている。円盤が着陸した跡が臭いのも窒素を分解した反重力の香しい残り香なのである。放射能をおびるのもそのためなのである。円盤はそれゆえ、大気中から窒素と水素と水素を回収する装置を備えており、ハーバー・ボッシュ法に似た方法でアンモニアを合成し不足をおぎなっている。一九五三年アメリカのS・L・ミラーは原始地球の大気の状態を水蒸気と水素、メタン、およびアンモニアの蒸気で再現し、フラスコ内で一週間火花放電を行い、無機物から生命のもとであるアミノ酸を形成する事に成功した。彼はそのヒントを“かみなり”から得たのであるが、このように火花放電と窒素は生命の誕生そのものに深く関っているのである。その意味で円盤は生きた技法を駆使しているものといえよう。天に雷撃、地に窒素、そして人間に生命ありである。

未来の材料工学=特殊重油焼成炉

 ここに未開を切り開くもう一つの卓越した装置を紹介しよう。それはわが生涯の哲匠黄田天雷がその半生の情熱を傾けて開発した特殊重油焼成炉である。それは台風の原理や気流の渦を作り出し、B級重油一ドラムで四千度から六千度の超高温が一日中えられる素晴らしい装置である。この炉の源流は、韃靼の名で中国側に知られた唐代から元代のはじめまで東蒙古にいた蒙古人系遊牧民族タタール人の上り炉の伝説に遡れるのである。また朝鮮の白頭山と金剛山にも同じ遺跡があり、白頭山の天池のものは使用後の残り滓まであるという。更に日本の飛弾高山の神代遺跡には、それらと全く同じ炉が発見されたのである。炭素の同位元素による年代測定によれば、オロチが谷の東側のこの遺跡は約五万年位前のものである。炉は電位の高い所を選んで設置する方が良い。例えば山から急に扇状の地形になっている所等である。台風が冷気と暖気の三対一の混合によるごとく炉は冷気と暖気を七対一で混交し気流の渦を作り、渦の反の流れを利用して完全燃焼を行う。渦の反の流れはその中心にあり発生期の酸素が充満した状態である。この微少な領域をあちこちに動かす事によって高温をえるのである。この焼成炉を使ってあげられる物性上の成果は極めて多いのである。まず純鉄の製造があげられる。それは光に対して透過性があり、こんにゃくのように柔軟である。この純鉄で作られた鉄瓶はハイライトの空箱一つを焼やすだけで満量の水を沸騰させられるのである。これは純鉄の酸素操作による。この純鉄を十五、六年前【註:1961、2年】大阪の造弊局で分析させた結果鉄だと判定できなかった記録が今も残っている。炭素を高温で熱して急冷させて人工のダイヤモンドも簡単に作れるのである。淡いピンクの色をした合成ダイヤモンドは本当のものより更に美しいのである。また常温で超電導をおこす合金も作りうるのである。三種もしくは五種の純粋な金属をまぜ合わせる事によって超電導もおこしえるのである。さらに膨張主導権型の反重力を持つ潜物質というものも作りうるのである。又人体においては、この膨張主導権型の場は水の中の水酸OH-基イオンにある。これが生命の触媒的作用を行っているのである。胎児が羊水の中で生長するのもそこに理由があるわけである。地球や月は収縮の場であり、太陽は膨張の場である。この太陽に代表される如く宇宙のあらゆる渦流の中心に反撥されて、楽々と宇宙旅行ができる潜物質も作りうるのである。これからの理学が超高圧を指向する以上、この焼成炉による純粋な物質の製造は絶体不可欠な条件である。



おわりに

 円盤は日米英三国の軍事機密である。十数年前【註:1960年代前半】始められた政府研究機関における共同開発は、今や極秘裏のうちに数百米に及ぶ大型の円盤を建造するに至っている。自国の軍事力補強の新兵器として大国のエゴイズムは未だ発表を許さないのである。ここに発表した内容はその研究の概略であるが、人類全体が今や亡び去るか生きのびるかの瀬戸際にあって、もはや躊躇すべきものではないと判断したからである。クリーン・エネルギーが人類全体の文化的向上と福祉のため、一日も早く利用される事を祈ってやまない次第である。


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