マスコミは、官僚・政治家の医療特権を報道せよ。  西岡昌紀
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/353.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2008 年 10 月 01 日 20:20:55: of0poCGGoydL.


私は、かつて厚生省(当時)直轄の病院に居た事が
有るので、実体験として知って居ますが、官僚や政治家は、
国公立の 病院で、様々な特権を享受して居ます。


例えば、官僚の家族は、医学的必要性が薄くても
国公立の病院に長期間入院する事が出来るし、
そうした国公立の病院に、ニセ診断書を書かせる
官僚も居ます。

(故人と成った某総理大臣の母親が、都内の或る国立
 の医療機関に長期間入院して居た事例などは有名で、
 その事例は、私も、その病院に勤務して居た医師から
 直接聞いて居ます。)


それなのに、一般の人たちは、こうして、医療機関から
締め出されて行きます。


これが、財務省の推進する医療費抑制政策です。


マスコミは、彼ら(官僚、政治家)が国公立の病院で
享受して居る医療特権を報道するべきです。

                   西岡昌紀


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■銚子市立病院、30日が最後の診療…患者から不満の声噴出
(読売新聞 - 09月30日 03:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=621866&media_id=20

銚子市立病院、30日が最後の診療…患者から不満の声噴出
(読売新聞 - 09月30日 03:07)


 千葉県銚子市の市立総合病院(393床)が財政難のため、30日を最後に休止する。これだけの規模の自治体病院が行き詰まったケースはあまり例がない。


 市は医師不足を招いた国の施策を非難するが、市の経営姿勢こそ問題との指摘も出ている。再建の見通しが立たない中、転院を強いられた患者から不満の声が噴出している。


 「頼りにしていたのに、転院先探しに困った人は多い。再就職が決まらない職員もいる。患者も職員も放り出された」。病院存続を求め、4万人以上の署名を集めた市民団体代表の金秋陸夫さん(62)は怒りを隠さない。


 同病院では、7月初めに166人いた入院患者については、今月25日までに市内外の病院に転院してもらった。きょう30日には、16診療科のうち、外来診療を続けている小児科、眼科、精神神経科、脳神経外科の予約患者に「最後の診療」を行う。


 大きな懸案として残ったのは、外来1000人を抱える精神神経科の患者の行き先だ。地域の受け皿が足りず、多くの患者に、医療機関名が空白のままの紹介状を渡す事態になっていた。「このままでは大量の医療難民が発生する」という患者の家族たちの声を受け、市は急きょ、県などの支援で10月から、精神科の民営診療所を病院内に暫定的に設置することにした。


 同病院元職員の竹内龍雄さん(80)は脳神経外科に入院していた妻(78)を市内の民間病院に転院させた。「慣れた病院にいたかった。市はもっと早く手を打てなかったのか」と首をひねる。


 95歳の母親が入院していた野口ひろ江さん(60)は納得いく転院先が見つけられず、今月13日から自宅で母親に付きっきりで介護している。「朝夕にチューブで入れる食事に6時間かかる」と野口さんは苦労を口にする。


 市は今後、医療法人などに経営を代行させる「公設民営」や、民間譲渡での再開を目指すが、道のりは険しいとの見方が大勢だ。(社会部 小林直貴、千葉支局 木村勇、赤津良太)
 


Re: 贅沢いってる場合じゃ無い? 大笑い ゆで蛙用麻酔薬
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/231.html
投稿者 ブッダの弟子 日時 2008 年 6 月 02 日 12:00:11: WrVq5GKL9DWTY

(回答先: 贅沢いってる場合じゃ無い? 大笑い ゆで蛙用麻酔薬 投稿者 memento mori 日時 2008 年 6 月 02 日 10:28:54)

森永氏は、人手不足の問題だけを言っていませんよ。現に人手が足りない
現実があり、一時的にはそうするしかないわけで、一方で今の内需減退状態を
是正する政策も言っています。自公のやり方とは違い。今日の医療衰退は、
この記事にある通りですから。

政府が煽る財政危機は自作自演のウソ。米国要求で小泉内閣が構造改革と称した緊縮財政強行による不況が元凶 日本医師会
ttp://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com/log/2ch/newsplus/mamono.2ch.net/newsplus/kako/1209/12099/1209994673.dat


森永氏に限らず、田中康夫氏も天木直人氏の対談で「今までの自分の話を見てくれれば、
あなたの言われた様な事は言っていないわけですが。木を見て森を見ず状態」という
指摘がこの様にありますが、
http://jp.youtube.com/watch?v=HB70YPHQ8ug

森永氏の見解は、上記の日本医師会の見解と同じなのは、彼の意見を総合的に見ていればわかります。
コラム一つで全てを言う事はできません。134回にわたって言い続けています。そこは
スルーですか。

あなたの様に部分的だけを見て過剰反応され、本来の味方である人間を見極められずに
罵倒するのはどうかと思いますが。それが最初に指摘した、批判するだけで対案がない
人たちの事なんですが。
本来の味方も、同じ人間ですから嫌になって味方をやめてしまうかもしれませんよ。

森永氏をどう捕らえようが自分は構いませんが、客観的に見ていて森永氏を誤解して
捉える方が多いようなので、一言いわせてもらいました。

贅沢言ってる場合じゃない、というのは、「1流の医者はすぐにはできない、時間と金がかかる。それが整うまでは、そういう措置もやむをえない。人材不足を補うために。一流の医者が患者の要求全てを、医者を潰さずに実行しろ、という現実を無視した、特に患者の贅沢な要求」そういう意味で言いました。日本政府は緊縮財政で色んな業界を壊してきました。それはすぐには復活しませんから。経済学の点で森永氏の見解を理解して総合的に見ていたら、彼が医療現場に低賃金で努力するだけという様な事しか言っていない、なんていう誤解はしません。

過去に猪瀬直樹という人が、石井こうき氏と一緒になって日本の特別会計の闇に切り込んでいましたが、彼は死んでしまいました。猪瀬氏はそれをすごく残念がっていました。(この問題も、医療問題と無関係じゃありません)
http://jp.youtube.com/watch?v=jcHDCOUdhlk

そして、その後に彼は変わっていった様に思います。本来の味方側の人間に対して、相手の事を考えずに安易に罵倒して、森永氏だって変わってしまわないとは限りません。それはすごく愚かで救い様がないので、指摘させてもらいました。これ以上いうことはないので、以上にさせてもらいます。  


≪後期高齢者医療≫本当の巨悪はコイツらだ!!(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/195.html
投稿者 ジリノフスキー松田 日時 2008 年 5 月 20 日 10:30:27: YsYC0m30wm2Rw

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000004-gen-ent

 国民の後期高齢者医療制度への批判は高まるばかり。多くのメディアが“戦犯捜し”をしているが、この制度の根は深い。厚生官僚は言うに及ばず、与野党の国会議員、経済団体、医師会など、戦犯は複数に上る。彼らの多くはクビをすくめているのだろうが、巨悪をあぶりださなければダメだ。

 老人イジメの後期高齢者医療制度の発端は1997年の橋本内閣にさかのぼる。当時の自社さ政権が掲げた医療制度改革が原点だ。老人医療費が膨れ上がり、被用者保険を圧迫。赤字に転落するところが相次ぎ、その対策が急務の課題となったのである。そのため、自社さ政権は97年2月に与党医療保険制度改革協議会を立ち上げる。3党が基本合意するのは同年8月。ここに「高齢者医療は独立型保険を創設する」という文が出てくる。協議会の座長は自民党の丹羽雄哉元厚労相。当時の厚相は小泉元首相だ。

 与党合意を受けて、厚生省は有識者による「医療保険福祉審議会」を設置し、細部の詰めに入る。ここの制度企画部会が与党案を具体化する。意見書がまとまったのは98年11月だ。「高齢者だけの独立した保険制度をつくり、消費税などを財源とする公費を重点的に投入する」という表現が出てくる。意見書には別の案も併記されたが、厚生省は高齢者医療保険制度に向かって動き出す。審議会のメンバーは金平輝子東京都歴史文化財団理事長がトップで、評論家の大宅映子氏、連合の高木剛氏、本間正明大阪大教授などが入っていた。

「ところが、この改革は一度、頓挫する。改革案は医者にも厳しい中身だったため、医師会が反発。結局、利害調整ができずに先送りされてしまう。改めて小渕政権で有識者会議が設置され、議論されることになったのです」(厚労省事情通)

 さて、ここからが本番だ。一度は潰れかかった老人医療制度が復活したのは、金儲けに目がくらんだ医師会と経済団体が賛成に転じたからだ。

 日本医師会は2000年8月、「都道府県単位で75歳以上を対象に保険制度を創設する」「財源の9割は公費で賄う」ことを正式提案する。老人保険を認め、税金を投入させれば、診療報酬が削られる心配がないからだ。さらに経団連と日経連が01年5月に老人を現役世代の保険制度から切り離す「シニア医療制度」を提案する。こうすれば、現役世代の負担が軽くなり、企業の社会保障費も安く上がる。足りない分は税金で賄う「公費押し付け」を狙ったわけだ。ちなみに当時の経団連会長は今井敬氏、日経連会長は奥田碩氏だ。

 そうしたら、小泉政権で公費負担が5割になり、老人の自己負担が広がった。公費負担5割を画策したのは厚労省で、坂口力厚労相が動いた。
「もちろん、最大の戦犯は小泉元首相です。97年、与党改革協議会の丹羽さんは小泉厚相(当時)と激しくやりあった。丹羽さんは老人医療を別建てにするならもっと税金を入れるべきだと主張したが、小泉さんが蹴ったんです」(厚労省事情通)

 巨悪がだんだん見えてきた。


「老人も痛みを感じろ!」の「Mr。後期高齢」が姿を消した!(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/191.html
投稿者 尾張マン 日時 2008 年 5 月 19 日 10:31:23: YdVVrdzAJeHXM

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080519-00000009-gen-ent

 日本中の老人から「死ねということか」と怨嗟(えんさ)の声が出ている後期高齢者医療制度。その制度設計に関わり、「ミスター後期高齢」の異名をとるのが、厚労省国民健康保険課課長補佐の土佐和男氏(55)だ。だが最近、厚労省にまったく姿を見せなくなったという。

 土佐氏が有名になったのは、今年1月の石川県での講演。300人以上の後期高齢者を前に、「医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者が自ら自分の感覚で感じ取っていただくことにした」と言い放った。このセリフは今や、老人がそらんじて言えるほどだ。

 2月には、著書「高齢者の医療の確保に関する法律の解説」(法研)を出版。制度の全容を知る唯一の専門書として、自治体の担当者からは“バイブル”といわれている。

 そこには、〈家族の感情から発生した医療費をあまねく若人が支援金として負担しなければならないということになると、若人の負担の意欲が薄らぐ可能性がある〉〈それを抑制する仕組みを検討するのが終末期医療の評価の問題〉と、あたかも終末期治療が医療費増大の元凶のように記載。

 年金からの天引きも、〈確実に保険料を徴収し、財政安定を図る必要から〉とはっきり書いている。

 土佐氏は中大法学部を卒業後、78年に東京都杉並区役所に入庁。03年6月に、若者からの保険料収納率アップを狙い、コンビニで保険料を納める制度を全国で初導入させる。その実績を買われて、04年10月に厚労省にヘッドハンティングされた、異例の経歴の持ち主。

 そんな土佐氏が暴走しだしたのは、06年12月放送のNHK特集「もう医者にかかれない〜ゆきづまる国民健康保険〜」に出演したあたりから。
「国保立て直しの国家戦略を担当している」と紹介された土佐氏は、「(国保は)お金が払えない人っていうのは対象にしていない」と、のっけから国民皆保険を否定するような発言。

 また、講演でも過激発言を連発だ。
「地方ではクルマは必需品。滞納したらタイヤをロックしてしまえ」など、言っていることは、ヤミ金の取り立てとなんら変わらない。

 ところが、過激発言を繰り返していた土佐氏。突然、役所に姿を見せなくなった。
「ここのところ、ずっと休んでいます。いつからなのか、どんな理由かは、個人情報なので答えられません」(厚労省国民健康保険課)という。

 都内の自宅を朝、夜、何度か直撃してみたが、チャイムを何度鳴らしても誰も出てこなかった。

 土佐氏はいったい、どこで何をしているのか。


或る病院の一生 【2次元と3次元の狭間に佇む腐女子】
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/376.html
投稿者 きすぐれ真一 日時 2008 年 1 月 27 日 16:34:21: HyQF24IvCTDS6

2次元と3次元の狭間に佇む腐女子
http://plaza.rakuten.co.jp/noiznoiz/diary/200801240001/
2008年01月24日

或る病院の一生を読んで、よく出来ているなとおもったので御紹介。

2007-11-15■或る病院の一生
救急を取る病院がまだまだ少なかった頃。

地域の基幹病院は県立病院。救急車で30分。救急対応も今ひとつ。

地域に「住民のための」新しい病院への欲求が高まった頃、200床程度の規模でその病院は開院した。

何もない開院したての病院。外来の棚の中は空っぽ。買ったばかりの備品は全てダンボールの中。事務も看護もみんな初対面。場所によっては、誰かが梱包をあけて棚に備品を並べてくれていたりするけれど、どれもビニールがかかったまま。洗面台の水は妙にシンナー臭い。

新しい病院を立ち上げる仕事は楽しい。医師の派遣元にも十分な人手はいないので、みんな交代で出張。

新しい病院。新しい町。医局の引継ぎノートには、新しく作った約束処方、備品のありか、地元に詳しい事務の名前や電場番号、近所のコンビニの場所などが記載されていく。遊びに行くにもどこにいっていいのか分からないから、医局の冷蔵庫には魚肉ソーセージと酒の瓶。毎晩野郎ばっかりの飲み会。

立ち上げ当初は、食事も宿泊も全て病院内。3食病院食は、2週間もすると飽きてくる。もっと身体に悪いものが食べたくなって、医局に周辺の出前リストがそろう頃には、外来にもだんだんと患者さんが増えてくる。

まず集まるのは、「主訴:腰痛」の整形外科の患者さん。理学療法室の常連を徐々に増やして、高血圧の人、咳のひどい人などを外科に紹介して、外来の人数はだんだんと増えていく。

そのうち、軽症の交通外傷の患者さんが救急車でやってくる。病院にも、若い患者さんが増える。もともとの設立の動機は「地元のための」病院。病棟はきれいで、居丈高な公立病院を反面教師に、時間外でも笑顔で診察。

開院2年目。待合室には若い人が増え、活気を帯びてくる。外科、内科とも常勤のドクターが増える。スタッフの数が充実すると、皆もっと高度なことがやりたくなる。

「24時間救急を取ろう」「研修医を育てよう」スタッフが若ければ、気合だけで施設が充実する。病院で行えることはだんだんと高度になって、救急車の数も増えていく。

「あの病院はよくやってくれる」。地域の信頼が集まると、もっと若い患者さんが通院するようになる。

病院は忙しくなる。患者さんの年齢層が変化して、皮膚科や耳鼻科といった、若い患者さんが得意な科も充実してくる。

眼科が入ると、病院の経営は一気に好転する。白内障の手術の得意な眼科医は、内科医3人分の収益を一人で稼ぎ出す。黒字科が増えることで、病院にはもっと大規模な設備が導入される。

「カテ室を作ろう」。開院8年目。常勤できてくれる循環器のドクターも決まり、循環器外来が始まる。患者さんの数はますます増え、救急外来にも救急車の音が毎日鳴り響く。

病院は、名実共に地域の基幹病院になっていく。

雲行きが怪しくなるのは10年目頃。10年もすると、町にも高齢者の数は増えてくる。救急外来に来る患者さんも、外傷や脳出血、急性腹症といった年齢層の若い救急患者だけでなく、転倒による大腿骨骨折、近所の老健からの誤嚥性肺炎の紹介といった人が目立つ。

病棟の業務は変わる。夜間に不隠になる患者さんが増え、重症患者のための個室は、いつのまにか不隠部屋に。重症の患者さんは大部屋。徘徊老人は個室。不隠の強い高齢者はなかなか退院しないから、若い患者さんの個室への移動希望はかなわなくなる。

「あの病院はうるさい」「いつも廊下で叫び声が聞こえる」。病院へのクレームが増える。

「四肢抑制」「不隠時セレネース静注」、今までは書かれることのなかった指示が指示簿に当たり前のように記載されるようになった頃、日中のナースルームは不隠の強い高齢者であふれ返り、医者は叫んで暴れる年寄りの相手をしながらカルテを書く。かつてラクテックがぶら下がっていた点滴台には、経管栄養のバッグが目立つ。PNツインもまだ棚に置いてあるけれど、滅菌期限寸前でほこりをかぶったまま。中心静脈栄養なんて、もう半年ぐらい処方してない。

病院が止めを刺されたのは、近所に新しい老健が出来てから。「○○病院がすぐそば」を宣伝文句にして人を集めたその施設は、嘱託の医者が帰る5時以降になると患者をどんどん連れてくる。少しでも熱が上がると、「うちでは見られません」「入院させてください」の一点張り。

もともと「24時間、患者さんを断ることはしません」との宣言を出していた施設。開院して12年、それでも気合で守ってきたそんな宣言は、病院とは縁もゆかりもない業者に美味しく利用される。外来には車椅子に拘束衣で来院する年寄りが増え、以前から通院していた若い人は外来からいなくなる。

地元の評判は、「あの汚い病院」にいつのまにか変わっていた。

夜中によく来る喘息のお姉さんに「今度、午前中の私の外来に来てください」とお願いしたことがある。「私は○○病院にかかっているので、ここはちょっと…」と、マスコミによく出る施設の名前を出された。

市民のための病院。市民に見放された病院。ここはいつのまにか賎民のための病院に変わっていた。

病棟はもはや、行き場のない高齢者でいっぱい。若い人の肺炎や喘息といった病気は外来で何とか診るしかない。病棟業務は連日の転院先探し。患者さんもご家族も、「一生ここにいさせてください」と願う人がほとんど。やっとの思いで転院させても、2週間もすると37度の発熱で救急車で帰ってくる。もう二度と転院に応じるものか、という決意を持って。

手術の症例も減った。病棟ナースにも離職者が相次ぐ頃、引き上げた医師にも後任が決まらなくなり、病院は慢性期疾患を細々と診るだけの施設へと変貌した。

地域の若い人たちはもっと新しい病院へ。

「あの病院に行くと死ぬ」。こんな評判が地元に立つ頃、病院は死に体になった。

間違ったことはしていないつもりだった。より高度な医療サービス。より簡単なアクセス。地域の医療需要に応えつづけた結果、病院は地域から見放された。

病院組織は、自己進化の果てに崩壊する。

より広い需要に応えたい。より高度な医療をしたい。患者さんのための医療をしたい。力をつけようと努力し、進化を続けた結果、「強い」病院にはより弱い立場の患者、慢性疾患の末期の人、行き場のない高齢者が集中するようになった。

90年代に救急外来を一生懸命やっていた民間病院の大半は老人病院化し、急性期疾患を搬送する救急車は、以前は急患を断っていた市立病院や日赤病院に集まるようになった。そして現在、そうした病院すらもだんだんとベッドが回らなくなり、一昔前なら救急車が素通りしていた大学病院にも、寝たきりの高齢者が搬送されるようになっている。

恐竜絶滅寸前の時代。爬虫類全盛期、さまざまな大きさの恐竜が覇を競い合った後、気候の変化とともに体の大きな恐竜しか生き残れなくなった状況。市中病院が高機能化し、救急外来を充実させて「恐竜」化する一方、「恐竜」化した大手市中病院は、進化の果てに絶滅しそう。

その影で数を増やしているのは、小さな哺乳動物。小規模病院。老健業者。元気がなくなる恐竜達を尻目に、誕生したばかりの哺乳類はきれいな施設、専門特化した医療技術を武器にその勢力を増している。

時代は変わる。恐竜が闊歩していた時代は去ったあとは、小型ですばしこい哺乳動物の時代が来る。医療の無駄は減り、効率のいい医療、効率のいい経営が実現できるようになる。

問題なのは「恐竜」クラスの力がないとどうしようもない患者さんはいつの時代にも存在することで、哺乳動物を目指した施設は、最初からそうした人を相手にする意思は無い。

主役の交代は、すでに小児科、産科の領域では確実に進行している。産科のいない市は、もはや珍しくなくなった。

恐竜だって絶滅したくて進化したわけじゃない。医者だって絶滅する恐竜と心中したくはない。結果として哺乳類が生まれ、「食べられない」患者は見捨てられる。

病院。患者。マスコミ。みんな死にたくないから頑張ってる。

誰かが悪くてこうなったというわけではないと思う。


 


 


秀逸だと思う。

今、勢いがあるのは小さな施設。
がんがん点数削られてきつい思いをしているけど、なんとか黒字を維持している透析施設。
自由診療の大きな手術はしないアンチエイジングをうたった美容整形外科。
値段が下がって採算取れるのか?訴訟問題は?と話題になっていたものの、徐々に増えつつあるレーシック手術が出来る眼科。
保険認可が下りていない最新のメスを使わない治療(FUSなど。サイバーナイフは保険認可されているけどそういう系統)。
新薬の開発にてこ入れを!と考えてる政府に乗って治験病院も黒字と聞く。

歳を取った病院で働き、不穏患者、電波患者に殴られ、刃物を出され、怪我をしても自己責任と言われ、高齢者患者のために経営が落ち込み(高齢者は私達が入院してあげているから病院が成り立っていると大きな顔をするが実はそうではない。利益は全く上がらないどころか、認知症や不穏の対応をする人件費や、同室者を選ばないといけない手間、満室に出来る大部屋を不穏対応部屋として空けておかねばならない無駄、すでに3か月のしばりを越えて入院しているので、売り上げどころか居座られれば居座られるほど赤字。検査も病院負担が多い。そうして少しずつ、病院は倒産に近づいていく)、そのため、医師も他コメディカルも薄給でこき使われて、まあ、ときには、うんざりするのも、許されると思うのだが、どうだろうか。

私が派遣で働いた病院もまさしく、この或る病院の一生の通りの道を歩いてきたなれの果てだった。
昔は、優秀な医師が沢山いてスタッフも不平不満を言わず、活気があり、やりがいのある病院だったという。
経営が悪化しても院長は昔の夢が捨てれず、進退を誤った。
今では経営難で満足な給料が出せず、新卒看護師の給料が月給14万円という安さ!!夜勤をしても20万円に届かないといったところ。看護師は誰も来ない。大阪府下なのに!!田舎の中卒可のライン工場の月給と変わらないんじゃあ、誰も来ない。それなりに苦労して取得した資格なのに。派遣で繋いでいるが、そのうち派遣も来なくなるだろう。

弱音を吐くな、患者様のために生きろというのなら、国民皆保険制度はもうそろそろ崩壊する頃だろう。病院も企業だと言い放ち、自己責任で経営頑張れと言いつつ、不採算な患者を断れるようなシステムにはしない、田舎も都会も一律の保険点数…変な話だ。
都会の方が土地も高いし、医師以外の人件費も高いのに。
田舎は田舎で高齢者のために送迎バスを出したり、往診したり、色々大変なのに。

県立病院や市民病院は認知症や生活保護の患者を200床規模の小さな民間病院に押し付けて来る。本来、税金が投入されているのだから、彼らが診るのが筋だと思うが、彼らの言い分は「私達はもっと緊急度の高い患者を診るための施設だから」だそうな。
ごもっともとはいえ、何か理不尽なものを感じる。

すでに、日本人医師も日本人看護師もアメリカ合衆国やカナダや台湾やイギリスやオーストラリアやニュージーランドに逃げはじめている。
人種差別の分を差し引いても、よっぽど人間扱いしてくれるもの。

フィリピンナースを雇えば解決とか厚生労働省が馬鹿な事を言ってるけど、彼女達はとても優秀。アメリカへ行けば、月給70万円以上を稼ぎだす。日本は日本人ナースにすら月給18万円〜30万円(夜勤あり、サービス残業ありで!)しか払わないのに、来てくれる訳が無い!
わざわざ、英語を話せるのに日本語まで習得したあげく、安い給料で日本に来るだろうか?
私はそうは思わない。
フィリピンナースは各国で評判が良いと言われる。
元々、資源の無いフィリピンは人を輸出して生き残ってきたと言う。
フィリピンのメイドは有名だそうな。

この文章を書いた方は面白い視点の持ち主だなと思った。
続編を期待する。



教育荒廃と医療崩壊の共通点から考えられるそれらの解決法とは?(天夜叉日記)
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/329.html
投稿者 忍 日時 2008 年 1 月 22 日 20:09:19: wSkXaMWcMRZGI

教育荒廃と医療崩壊の共通点から考えられるそれらの解決法とは?
テーマ:医療崩壊
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教育現場がモンスターペアレントの出現により、荒廃していることが社会問題になったちょうどその頃から医療現場の荒廃もはじまった。

これは、決して偶然ではないと考える方も多いと思います。

私は、WHO(世界保健機構)により世界第一位と認定された日本の医療を政府とマスコミ、司法、警察、検察、そして一部の市民団体が一体となって破壊しているとの確信があります。

ただ、残念ながら、問題なのはこれらの要因だけではありません。

さらに、医療を崩壊させている原因のひとつとして、

無理難題を医師に要求する患者やその家族の出現により、勤務医が疲弊していることを考えざるおえません。

つぎのような教育荒廃を知らせるいい記事がありました。

********************************
【やばいぞ日本】「お前ら全員辞めさせる」
■第4部 忘れてしまったもの(2)
 首都圏の小学校で昨年、こんなことがあった。
 6年生の児童が友達とけんかした。たたかれて鼻血を出したことに父親が激怒、校長室に怒鳴り込んできた。父親はテーブルの上に座り、校長の胸ぐらをつかんで「学校の責任だ。傷害罪で告訴する」と迫った。
 騒ぎを聞いて集まった担任らは「原因は双方にある」などと説明し、今後は厳重に指導すると約束した。だが、父親は聞き入れず、「お前ら全員辞めさせてやる」と廊下にまで響きわたる声で罵倒(ばとう)した。
 結局、父親に押し切られる形で警察が呼ばれ、教室で現場検証まで行われた。たかが子供のけんかにと、警察も困惑気味だった。「最近の親は、いったんキレると何をするか分からない」と、事情を知る学校関係者が肩をすくめた。
 こんな親は決して珍しくはない。今年8月、首都圏から十数人の小中学校教員に集まってもらい、教育現場で今、何が問題になっているのか、匿名を条件に語ってもらった。複数の教員が真っ先に訴えたのは、無理難題を押しつけて学校を混乱させる、一部の親の存在だった。
 「うちの子をリレーの選手に選べと、脅迫的な電話を1週間もかけ続ける」「校庭の遊具で子供がけがをしたから、遊具をすべて撤去しろと求める」
 全国の教員らでつくる研修組織「TOSS」の向山洋一代表は、学校に理不尽な要求を突きつける親のことを“怪物”にたとえてモンスターペアレントと呼び、深刻さをこう語る。   「先生を先生と思わず、抗議のための抗議をする親がいる。『校長を土下座させた』『担任を辞めさせた』などと吹聴することもある。モンスターペアレントが一人でもいれば、その学校は崩壊してしまう」
 こうした親に振り回される教員の心労は大変なものだ。文部科学省の調査では、2005年度にノイローゼなどの精神疾患で学校を病欠した公立小・中・高校などの教員は過去最多の4178人。前年度より619人増え、10年前の3倍に達した。この多くが、保護者対応に苦慮していたとみられる。
 昨年6月、都内の公立小学校の新任女性教師=当時(23)=が自宅で自殺した。
 「無責任な私をお許し下さい。全て私の無能さが原因です」。教師がノートに書き残した遺言だ。教師は2年生クラスの担任を任されていた。関係者によれば、死の数日前、親しい知人らに保護者対応で苦しんでいることを打ち明けた。宿題の出し方などに不満をもつ親がおり、執拗(しつよう)な抗議を受けていたというのだ。
 クラスと家庭を結ぶ連絡帳には、この親からの苦情がびっしり書き込まれていた。「あなたは結婚や子育てをしていないから経験が乏しいのではないか」。人格否定の言葉まであった。
 教師が「すみません」と書くと、何がすまないのか具体的に書くよう求め、教師が説明すると、消しゴムで消して「もういい」と突っ返すこともあった。連絡帳を見た先輩教師がその内容に驚き、自ら親に電話してたしなめるほどだった。
 校長や教頭の対応にも問題があった。悩んでいる教師に対し、親に電話で弁明するよう求めたり、誠意をみせるため配布物を各家庭に直接届けるよう指示した。ストレスは増えた。
 関係者は「通常の抗議の枠を超えた親の言動が、教師を追いつめたことは間違いない。校長も守ろうとしなかった」と打ち明ける。
 親による先生への“いじめ”がなぜ、これほどまでに横行しているのだろうか。
                   ◇
 ■強まった教育への「消費者」意識
 理不尽な親が目立つようになった背景はなんだろう。プロ教師の会を主宰する日本教育大学院大学の河上亮一教授は「『国民』を育てる、という公教育の基本理念を見失ってしまったことが最大の要因ではないか」と指摘する。
 河上教授によれば、今の親たちが中学生だった1980年代、学校を取り巻く環境が大きく変わった。個人主義が声高に叫ばれ、制服や校則に反対する“学校たたき”が盛んになった。規律や権威といった公教育には欠かせない要素が次々に失われていった。
 90年代以降になると、親が学校に対して「消費者」意識を持つようになり、逆風は一層強くなった。教育サービスという言葉が浸透し、高い税金を払っているのだから、教員は親のいうことを聞いて当然とする意識もみられるようになった。代わりに、学校や教師に対する感謝が忘れ去られていった。
 こうした時代を過ごした今の親が、「消費者」意識を暴走させたのがモンスターペアレントだと、河上教授はみる。
 さらに問題は、理不尽な親の行動に周囲が引っ張られてしまうことだ。
 数年前、都内の小学校教員が新聞を使った授業をしようとしたところ、ある児童がスポーツ紙を持ってきた。その中に成人向けのページが含まれていたため、教員は使用を控えた。
 そのことを曲解した親の一人が、日ごろの不満もあって「あの教師は変態だ」などのメールを複数の親に流した。
 このことが児童にも伝わった。悪乗りした児童が授業中に「変態先生」と大声を上げたため、教員は児童の頭を軽くたたき、静かにするよう注意した。すると今度は「暴力教師」とのメールが一斉に流された。
 関係者によれば、この教員はそれまで、指導力が高いと校長からも信頼されていた。
 ところが一部の親のメールがきっかけで、児童にあなどられても強い指導ができない“ダメ教員”になってしまった。教員は結局、自ら希望して別の学校に異動した。
 親が身勝手な要求を行い、教員が萎縮(いしゅく)するようになれば、それは学級崩壊につながり、子供たちに悪影響を及ぼす。
 今年6月以降、東京都港区教委や北九州市教委などが、公立学校で保護者との間にトラブルが生じた際、校長が法律上の問題などを弁護士らに直接相談できる態勢を整え始めた。だが、こうした取り組みはまだ緒に就いたばかりだ。
 公教育は、秩序ある社会生活を営むための学力や規範意識を身につけさせるものだ。昨年12月に改正された教育基本法の前文にも「公共の精神を尊び」という文言が追加された。こうした当たり前の意識が社会全体に欠けていることは否めない。「公共の精神」を考えようとしてこなかったつけは大きい。(川瀬弘至)

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>強まった教育への「消費者」意識
 理不尽な親が目立つようになった背景はなんだろう。プロ教師の会を主宰する日本教育大学院大学の河上亮一教授は「『国民』を育てる、という公教育の基本理念を見失ってしまったことが最大の要因ではないか」と指摘する。


この段落の「教育」を「医療」にしてみれば、どうなるでしょうか?


強まった医療への「消費者」意識
 理不尽な患者が目立つようになった背景はなんだろう。プロ医師のOO教授は「『医療』を守り尊重する、という公の基本理念を見失ってしまったことが最大の要因ではないか」と指摘する。


かなり、教育荒廃問題と医療崩壊問題はその根っこがおなじような気がします。


だれがいいだしたのか、多くの一般の方は「医療や教育はサービス業」という感覚をもっていることでしょう。

この認識こそが、社会に多大な悪影響を及ぼしていると考えられます。

医療や教育は決してサービス業ではありません。社会のインフラなのです。

警察や消防とおなじように、社会になくてはならないものなのです。

かといって、「親が学校に口出しするな」とか、「患者やその家族は医師に文句をいうな」というふうには考えていません。


では、どうすれば、日本の社会をいい方向に進めることができるのでしょうか?


この教育や医療の荒廃問題を考える上で、大阪大学大学院の小野田正利教授がされている考え方は大変参考になります。

少し長いですが、彼の講演の記録から引用します。

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「小野田正利 講演「人と人が結びあえる社会であり続けるために」 (PDFファイル)

10.社会全体に広がっている「言ったもん勝ち」の風潮
昨年12月に、テレビを見ていたときに、私はアッと驚く報道に接しました。昨年9月に東京の墨田区で、 ある会社員の方が自宅アパートで殺されていたという事件がありました。警察は一所懸命、その犯人を捜そ うと思って知人関係、縁故関係、いろんな関係を捜したんですが、犯人がなかなか見つかりませんでした。
3カ月経って、ようやく犯人が見つかりました。何と近くの牛丼屋さんの店長だったっていうんです、殺人 犯は。牛丼屋さんとこの会社員を結び付ける接点というのは、会社員が、ときおり食べにいくという、その 接点ぐらいしかありません。これがバーやスナックでしたら、痴情関係のもつれとか何かそんな形になるん でしょうけど、マクドナルドの店員との間とか、ミスタードーナツの店員とという関係では、まずないのと 同じように牛丼屋さんとは何の関係もない。

実は、背景があるわけです。この会社員が、数カ月前から牛丼屋さんにやってきては、あれやこれやと難 クセをずっとつけていたんです。別にその筋の方じゃないんです。ごく普通の市民の方なんです。その方が、 きっかけは牛丼弁当だったんだそうです。牛丼弁当を買って、アパートに帰って食おうと思って蓋を開けた ところ、具が斜めになっていたんだそうです。そりゃ、そういうことってありますわな。こうやって振りゃ、 そりゃズルズルズルッと、天丼にしろカツ丼にしろズルズルズルッと落ちることはありえるわけです。それ がきっかけです。それでもって店に行って、「牛丼弁当が斜めになってるやないか!」って。これなんです。
このことがきっかけとなって、ずーっと、ことあるごとに店先に来て、がなり立てるわけです。お店にとっ ては、他のお客さんもいますから、完全な営業妨害になります。

今、飲食店関係は、お客さんとの関係では 最も弱い立場にあります。こういった状況を見透かすような形で、また責める場合もありますので、そうい うことがあります。

そこでこういう状況にたまりかねて、短絡的といえば短絡的かもしれませんが、雇われ店長は、「もはや 殺すしかない」と、こうなるわけです。そこで、会社員がひとしきりがなり立てたあと、あとをこっそりつ けていって、自宅アパートにたどり着いたところを殺したということなわけであります。殺したほうが、明 らかに悪いです。ただ、私が考えるイチャモン学という形でいきますと、なぜ、この会社員のほうは、そう までして牛丼屋さんを追い詰めたのかという、こちらのほうにむしろ関心があります。牛丼弁当が斜めになっていたことが、そんなに悔しいんでしょうか。

違うと思うんですよ。

この会社員そのものが置かれている 状況がポイントだと思います。彼はおそらく、会社の中で様々な競争主義や業績主義の中で、「お前は、愚 図で馬鹿で、のろまだ」と言われ続けて、そういった意味でのフラストレーションがずーっと溜まっていく 中で、そのはけ口として、たまたま牛丼屋さんがあった。しかもこういったときは、必ずいろんなところで ウップンばらしをやっていると思います。そのときに、最も自分にとって好都合な反応をしてくれるところ (牛丼屋の店長)に集中的にいくっていうことがあるんです。たぶんそういう状況だったんでしょうね。

いままで、いくつかの象徴的な例をお話ししましたが、皆さん方の日常生活の中でも、これに関して思い 当たることはあるんではないでしょうか。つまり、この問題は、私たち人間が、常に理性的な存在で合理的 な思考をして、そして行動できるかということに関わる問題だと思います。

キレやすいという言葉が言われ だして、もう20年近く経ちます。この言葉が使われだす時期ともあわさるんですが、私たちの日常的な生 活の中で、自分がそういうような文句言い=イチャモン垂れになっていないか。あるいは、人がそういうこ
とをやっていることに対して、それを自分がどう判断するかという、大事な問題でもあるというふうに思う んです。こういったものが、世間にはたくさんあって、それがいま教育や学校の世界の中に、しみ出てくる ということがあるわけです。

実は、10年ほど前から病院関係のお医者さんと話していると、これがやっぱりすごく出てきています。 5年ほど前から、弁護士さんのレベルでも文句をつけられていくということがあります。

その意味からする と、今の時代状況そのものが、まさにこういう状況が、ごく当然であるような形になっているのかもしれな いと思います。まさしく「言ったもん勝ち」。こういう形なのかもしれません。


11.今の社会そのものが、果たしてまともなのか?

でも、こういう社会っていうのはまともでしょうか。健全でしょうか。

そういう社会にしないために、きちっと人と人が結びあえるっていうとこで、人は信頼できるんだというところを含めて行動できるところを、 どうやってつくっていくかが大事だろうと思います。

しかし、残念ながらいまの政治を見れば、私から言わせれば無茶苦茶な「構造改革」の連続です。私のと ころの学生たちでも、正職員に就いている卒業生っていうのは、全体の3分の2。3分の1は派遣労働や契 約社員という形です。5年ほど前に「七五三」ということがいわれました。中卒の7割、高卒の5割、大卒
の3割が3年以内に職業を変えているっていわれましたが、私のところで、それなりに統計をとってみても、 ほんまにそうです。こういう状況っていうのがあります。

1週間前、来月結婚式を名古屋で挙げるという二人が、私のところに挨拶に来てくれました。私のゼミ生 同士です。一人は文科省の官僚。彼は、毎日帰るのは2時です。夜の2時。もう一人がIT関係でシステム エンジニアをやっているんです。この子は埼玉まで出掛けていきまして、片道2時間かけて帰ってくる。帰 り着くのが12時です。しんどいですね。正直言って、うちのかみさん共々話したのですが「子どもができ て休業に入るか、どちらかが仕事を辞めるっていうやり方をしないと、なかなか夫婦生活も含めて、長続き するのか不安だな」っていうのが、ふと頭をよぎりました。

あるいは、時給800円で毎日、一所懸命働いても、年収200万いかないんでっせ。皆さん、計算して みれば分かります。800円掛ける8時間。ハッパ64。20日間働いても、12万から13万。それが1 2カ月足しても160万円そこそこです。こういう状況も含めて、今の社会だとか政治だとか経済の状況っ
ていうのが、非常に様々な形で息苦しいものをつくりだしているというのもあろうと思います。私は、そう いったような形のものも含めて、こういう現象っていうのは、どこでそうなってきているかということを考 えながら、考察をつづけてきたわけです。

さて、こういう話をしていますと、実は「そういうように、お前は言うけども、問題がある教師もいるやないか!」、こういうふうな形での反論が常に出てきます。私も、十分そのことは知っています。それは大 学の教師だって、いろいろ問題のある人はいます。新聞にも載ることがありますし、きちっとしたデータに もなっていますから、「絶対にいない」なんて、私は口が裂けても言いません。確かに「います」。小中高 等学校の教員の中にもいます。

でも同じように、それは普通の会社員にだっているはずですし、別の公務員 の世界だって、自衛隊の中だって覚醒剤を使っている人だっているし、という形であります。しかしそれは、 本来あってはならないことだと思います。

しかし、それはそれとして、どういう形で、そういう人たちに対して処分を下して、そういう人たちを早 くお引き取り願うか、という論議を考える事柄と、もう一方で、学校というところに、どういう形で保護者 が要求を出していくかっていうこと、つまりその出し方をどう考えるかっていうことは、私は別の問題とし て考えるべきだと思います。これがいっしょくたになってしまって、「どっちもどっちだ!」。こうやって しまうと、どっちも浮かばれないんです。問題はどこにあるかを、一つ一つ確実に、整理をして進めていく ことが、私は大事だというふうに、こう思っているわけです。

********************************

小野田教授がいわれるには、学校や医療に無理難題をいうひとが出現したのには2つの要因がある。

1. 社会全体に広がっている「言ったもん勝ち」の風潮
2. 低賃金労働者や景気の低迷。さらには無茶苦茶な「構造改革」で日本国民が疲弊し、そのはけ口が学校という現場にでてきている。

2. 低賃金労働者や景気の低迷。さらには無茶苦茶な「構造改革」は、日本政府の政治が悪いからでしょう。私は、以前のエントリーにもありますように、政府の方針である新自由主義の結果だと考えています。

日本の社会と医療を破壊している新自由主義とは?
http://ameblo.jp/showatti/entry-10064352143.html


これらの原因を取り除くことが解決法だと考えますと、

1、医療や教育を守り育てて行くという風潮の形成
2、政府による新自由主義を中止し、強者優遇弱者切り捨て政策をやめること

が日本社会にとってよいものであると考えられます。

さらに小野田教授は、教育問題を解決するために、つぎのように述べられています。

*******************************

私は、イチャモンという角度からこの問題を考えていますが、その裏返しは常に「連携」なんです。この 問題は、オモテとウラの関係なんです。簡単に言いますと。「イチャモンこそチャンス」なんです。分かり ますか。このところをもう一度、教職員の側は、肝に銘じていただきたい。そして保護者の方は、時として
トゲトゲしくなる物言いを、一度、ちょっとそうじゃなくて違う形で、「うん? これイチャモンになって えへんかな? そうじゃないかな?」ということを考えながら、それを反省しながら、ちゃんと学校に出し ていく。

そして、「何だったら、私が、あんたの話、聞いたげるわ」と学校に不満をもって悩んでいる人に呼びか ける。この中にも、学級PTA、学年PTAで結構そういう役割をされた方も多いと思います。「あんたの 悩みを聞きましょう」という形で、手を差し伸べる。そういう取り組みが、どうできるかってことなんです。

人間ていうのは、ストレートにものを言うときに、「どうしても言わな気がスマン」っていう部分がありま す。これはすごく大事な事柄なんですが、もう一方で、自分の怒りや感情や思いみたいなものが、どれだけ 意味があるかっていうことを考え、一度、誰か近場の他人に話をしてみるっていうことが大事です。その関 係を通した中で、学校に「どう思っていることを伝えていくか」が大事です。

そして、そういう中では、「学校、これやってよ」じゃなくて、「私は、こうしたいと思う」「先生、これしてくれません?」「私は、ここまでやります」という、このお互いの関係性をつくれるような形での要 求の出し方をしていくことが、社会が壊れない、そして学校ということを通しながら、社会が結びあってい く重要な役割だと思います。

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>先生、これしてくれません?」「私は、ここまでやります」という、このお互いの関係性をつくれるような形での要 求の出し方をしていくことが、社会が壊れない、そして学校ということを通しながら、社会が結びあってい く重要な役割だと思います。

すなわち、親と学校、さらには地域を含めた連携、コミュニケーションをとることにより、お互いが理解しあい、教育を守り、育てて行こうという考え方をされています。

これを医療にあてはめてみましょう。

患者やその家族と医師を中心とした医療スタッフがコミュニケーションをとることが医療を守ることにつながるということになります。

しかし実際には国の政策により、医師や教師は膨大な書類の事務処理など、過酷な勤務で余裕がありません。八方ふさがりですね。

私は、現時点でできることとして、

学校や病院におけるボランティアを強力に推進することを提案いたします。

一般の方が学校にいって授業の手伝いを通じ教師を助けつつ、教育現場を理解する。あるいは、病院に行って、患者さんの誘導などのボランティアをしつつ、医師や看護師の仕事に接する。

現役の仕事で追われている方はなかなか難しいかもしれません。

しかし、退職して体が元気な方は可能でしょうし、忙しい方でも学校で子供と接することは仕事をなんとか都合をつけることに見合ったメリットがあるのではないでしょうか。

私は、医療と教育を守り育てるために国民全体が努力する日本社会になってほしいと願うのです。

「天夜叉日記」
http://ameblo.jp/showatti/entry-10065170526.html

「大和ごころ。ときどきその他」
http://ameblo.jp/shionos/


KAL007便の生存者:その証拠と彼らの行方
http://www.asyura2.com/07/war99/msg/460.html
↑  ↑  ↑  ↑
シベリアで強制収容所にいるかもしれないKAL007便の乗員・乗客を
無事に家に帰らせたいのです。そして、今、ニューヨークで一番危ないのです。
明日爆発するかもしれないのです。
彼らを救う為にも、国民皆さんが意識向上してもらいたいので是非、
「この投稿に拍手」をよろしくお願い致します。


グリーン購入法利権の構造。環境省、郵便事業株式会社
http://www.asyura2.com/08/senkyo46/msg/360.html
投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 1 月 22 日 23:45:25: sypgvaaYz82Hc

グリーン購入法利権の構造。環境省、郵便事業株式会社
(スポーツ芸能話題のニュース!何が問題?)

2008.01.18 Friday 経済 19:17 comments(0) trackbacks(0) by 鍼師然谷堂


お〜い、出入りの業者君。今度、グリーン購入法ってのが出来た。
古紙の配合率を40%にしてね。

仕入れ先の確保、新しい機械の導入、新しい技術の開発にコストがかかります。

あっはっはっは!そんなもん、調べないから適当に40%とか適当に書いときゃいいじゃん。罰則も無いことだしね。役所は書類さえ整ってればいいのよ。

はあ。

ま、気が向いたら調べるかも知れないけどね。それは君の心がけ次第だ。

はあ。

それより、最近、体を動かさないせいか、肩が凝るんよね。

えー、今度の日曜日、ゴルフなんていかがでしょう。その後は高級料亭、そのあとは、高級美人クラブというコースは?

いいねえ、君、分かってるじゃないか!

…。わしもそろそろ、退職後の天下り先を確保しないといかんのでね。

はあ。

君の会社の相談役になってあげようじゃないか。
週に三日、午前中だけの出社で、役員室で朝刊を読んで帰るから。

はあ。

年俸は、そうだな。欲張ってもしょうがない。大負けに負けて、
1000万円で手を打とう!

そんな、無茶です。そんな余分なお金はわが社にはありません。

何をー!みんなバラしてやる!
お前んとこの会社のグリーン購入法違反をバラしてやる!

そんな、無茶な!ハメやがったな!

ふっふっふ。バラしてやった。二度とこんな目にあいたくなかったら、これからは、お前の会社だけじゃなく、業界全体で、財団法人古紙リサイクル振興会とかなんとか適当に業界団体を作って、俺を理事に指名しろ。年俸2000万円だ!

とほほ…。なんてこった。

めでたしめでたし。

この物語はフィクションです。

http://miruton.jugem.jp/?eid=67


冷酷な行政を補完した「適当な死亡診断書」  衰弱した野宿女性(70)  浜松市役所に運ばれ「不詳の死」を遂げる
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/293.html
投稿者 どっちだ 日時 2008 年 1 月 16 日 22:51:54: Neh0eMBXBwlZk

----勤務医 開業つれづれ日記 から転載------------------------------------
http://ameblo.jp/med/entry-10066147695.html


2008-01-16 17:37:32

■野宿女性:浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく


行政の冷たさは

こんなところにも

でています。


>空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ、

>福祉担当職員らが取り囲むなか心肺停止状態となり、翌日死亡した。


>敷地内の路上で寝かされ、

>市が与えた非常食も開封できないまま息絶えた。


>「すべきことはやった」と市は説明する。

こういうところに

救急や医療、福祉について

なにか言う資格はあるのでしょうか?

死ぬほどがんばっている

医療現場に対して、

いろいろと

文句を付けられる

筋合いはないと思うのですが…。


-------------------------------------

野宿女性:浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく


毎日新聞 2008年1月16日 2時30分 (最終更新時間 1月16日 9時32分)

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080116k0000m040171000c.html


 浜松市で昨年11月、空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ、福祉担当職員らが取り囲むなか心肺停止状態となり、翌日死亡した。敷地内の路上で寝かされ、市が与えた非常食も開封できないまま息絶えた。「すべきことはやった」と市は説明する。だが、なぜあと一歩踏み込めなかったのか。女性の死は重い問いを投げかけている。【井上英介】

 市によると、11月22日昼ごろ、以前から浜松駅周辺で野宿していた70歳の女性が駅地下街で弱っているのを警察官が見つけ、119番通報。救急隊は女性から「4日間食事していない。ご飯が食べたい」と聞き、病気の症状や外傷も見られないことから、中区社会福祉課のある市役所へ運んだ。

 女性は救急車から自力で降り、花壇に腰を下ろしたが、間もなくアスファルト上に身を横たえた。連絡を受けていた同課は、常備する非常用の乾燥米を渡した。食べるには袋を開け、熱湯を入れて20〜30分、水では60〜70分待つ必要がある。

 守衛が常時見守り、同課の職員や別の課の保健師らが様子を見に訪れた。市の高齢者施設への短期収容も検討されたが、担当課に難色を示され、対応方針を決めかねた。

 運ばれて1時間後、野宿者の支援団体のメンバーが偶然通りかかった。近寄って女性の体に触れ、呼び掛けたが、目を見開いたままほとんど無反応だったという。職員に119番通報を依頼したが、手遅れだった。メンバーは職員に頼まれ、救急搬送に付き添った。

 「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」とメンバーは振り返る。「保健師もいたのに私が来るまで誰も体に触れて容体を調べなかった。建物内に入れたり、せめて路上に毛布を敷く配慮もないのでしょうか」。女性に近寄った時、非常食は未開封のまま胸の上に置かれていたという。

 最初に病院ではなく市役所へ運んだことについて、市消防本部中消防署の青木紀一朗副署長は「業務規定に従って血圧や体温などを調べ、急患ではないと判断した。隊員によると女性は病院へ行きたくないそぶりを示した。搬送は純粋な行政サービスで、強制的に病院へ運ぶことはできない」と話す。

 市の一連の対応について、社会福祉部の野中敬専門官は「与えられた権限の範囲内ですべきことはやった。職員たちの目に衰弱している様子はなかった。容体急変は医師ではないので予想できない」と話す。

 死因は急性心不全だった。女性の死亡後、市民団体などから抗議された市は、内部調査を実施。中区社会福祉課の対応について「空腹を訴える女性に非常食を渡し、収容可能な福祉施設を検討した。2回目の救急車も要請した。職務逸脱や法的な義務を果たさなかった不作為は認められない」と結論付けた。

-------------------------------------

>守衛が常時見守り、同課の職員や別の課の保健師らが様子を見に訪れた。

>野宿者の支援団体のメンバーが偶然通りかかった。近寄って女性の体に触れ、呼び掛けたが、目を見開いたままほとんど無反応だったという。職員に119番通報を依頼したが、手遅れだった。

>「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」


見守っていても

福祉課の職員は

なんら”福祉”を提供することが出来なかった、

そして、ずっと見守っていても


>与えられた権限の範囲内ですべきことはやった。


市の職員は

そんなちょっとの権限しか

与えられていないのでしょうか?


そして、

このような方を

全部病院に送って、

役所の責任を逃れるような事態に

陥らないことを望みます。

病院は福祉の受け皿ではないですし、

それを希望されても

すでに、それを行う余力はありません。


日本の福祉はこのような状態です。

出来ない部分を医療が行っていましたが、

医療による福祉のフォローはすでに

国から”禁止”され、

”社会的入院”は重罪であり

入院は完全に赤字になるように決められています。

さらに、

国は

毎年医療費を減額し、

日本の病院ベット数を

大幅に削る予定です。

福祉がこのような状態で、

医療が縮小したら、

「医療ではなく、福祉が必要だが

全く受け皿がなく、

福祉課の職員もただ見守るだけ」

という、同じような事態が

全国で多発するでしょう。

コメント


■無題

与えられた権限の範囲内ですべきことはやった・・・

同じ台詞でも医師が言うと即刻悪者扱いですよねwww
1医大生 2008-01-16 19:37:08


■いいかげんな医者がいるもんだ

お気の毒な野宿女性でしたね。
論点が全くずれてしまいますが...

「死因は急性心不全だった」

こんな適当な死亡診断書書きやがって。

死因に急性心不全と書いてはいけません。
「不詳の死」
として警察に御返しするべきでした。
(ちなみに呼吸不全もNGです)
Hekichin 2008-01-16 20:12:58


■無題

私ショートステイの相談員やってますけど
問い合わせあったら要介護認定ついてなくても上司にかけあって何とか受け入れてただろうなあ
役所の人たちはそういう施設受け入れの調整やったんだろうか
ななし 2008-01-16 21:07:40


■これこそ異状死

警察へ届出の上、司法解剖でしょう。
誰かに毒を盛られたとか、犯罪死かもしれませんよ。
元ライダー 2008-01-16 21:38:57


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