578. メソポタミアからの贈り物part1 まさひろ 2003/03/31 (月) 03:57
何故、イラクが攻撃されているのか。
今回この戦争を他の角度から一応、私なりに推測の範囲を越えない限り読み解きをしてみたいと思ってます。
肥沃の三日月地帯と聞いてピントきた方なら、かなりですね。 それは、今も古の時代も実は深い螺旋が引かれています。
何故、イラクが正攻法で攻撃を受けるのかが、その決議が、国連決議に委ねられないのか。これから書く推測は、非常に興味深い事でしょう。
タルムードをご存知であれば、理由も原因もそこにある一定の意思が 働いている、そう感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は生憎、無宗教ですので細部に渡っては細かくご指摘が出来ないのが 非常に残念ではありますが、イスラムがジハードを掲げて戦争している 理由、欧米の悪との戦いであるという形で捉えている方の理由は実は 、非常に現代では判り易くもあり、また現代の社会世相の見解と一致する見方なのも事実ではあります。
肥沃の三日月地帯(チグリスーユーフラテス)は、かつてメソポタミア文明が誕生し栄えていた事実があるのにも関わらず、今回のシオニズム的な、戦争であると見て捉えて見れる方が日本でなかなかお見受けしないのも、国連査察問題等やリアルタイムの報道によってかき消されているからかもしれないか、あるいは宗教に全く興味はない方かもしれないですね。
そこがポイントです。我々日本人が考えるよりも、非常に重要な場所であるという事が、利権争いというシンプルな図式と相重なってしまっている事で、分かりにくくしてしまっている原因となり、本来の問いへの答えをも見失ってしまう原因となっています。
実は背景には、人類の宗教も、商取引も、総ての我々の知識の源は、 かの地から始まっていている事実ー アブラムがアブラハムになり、またユダヤ教の旧約聖書も、大王ダビデも、聖書も、ノアの箱舟も、ソドムとゴモラも、トーラー(律法)も、そしてイスラム教やマホメッドもー関係する意義深い問題への問いかけと今なっています。
皮肉ではありますが、メソポタミアは多民族が共に生活し、繁栄、栄華を享受していました。
共に笑い、喜びを分かちあってきたかつてよりも、文明が進化しているにも関わらず、融通が利かない主義も、メソポタミア文明には遠く及ばない我々も今存在しているのです。
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