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前略、MS様              (第27通目)  199208040546
また新しい発見がありました。サザン・オールスターズの皆様に指摘して頂いたように、私は「私放題」ですね。それで今回の発見は、私[一人で]はミロクではなかったという発見です。私達3人(Sさん、明菜さん、私)[そろって]ミロクだったのです。私たち3人の全く正しい位置づけを知ることが出来ました。スブド、シュタイナー、カバラ(ユダヤ教密教)[、一二三神示]で言っていることが矛盾なく、一つになってるのです。それについて以下に述べさせて頂きたいと思います。最近、白馬書房の「釈迦・観音・弥勒とは誰か」という本を買い、読んでいましたら、以下のような文章がありました。

『弥勒(マイトレーヤ)という言葉は、慈悲、友情をあらわすマイトリーという語から発したもので、慈氏と意訳される。シュタイナーは「言葉を通して善をもたらすもの」「良き心の仏」と、弥勒を呼んでいる。
そして、「弥勒は将来、人間にキリスト意識を完全に見出させるために、弥勒仏として地上に下るであろう。彼はキリスト衝動の最大の告知者となり、多くの人々に、ダマスコ(ダマスカス)の体験を可能にするであろう」(1910年4月13日)、「弥勒は人々にキリスト事件を完全に明らかにするために現われる最大の教師である」(1911年9月19日)と、語っている。ダマスコの体験と言うのは、ダマスコへの途上で、パウロが復活したキリストの姿を目にしたことを指している。』(168頁)

『また、シュタイナーはしばしばみずからの精神科学=霊学を薔薇十字的な流れに結びつけて語ったが、「弥勒仏の流れは、クリスティアン・ローゼンクロイツに結びつく西洋の流れと共同している」(1911年11月20日)とも述べている。』(170頁)

『1921年の夏、シュタイナーは、シュタイナーの助言を仰いで創立された、キリスト者共同体(宗教改新運動)の司祭フリードリヒ・リッテルマイヤーに、「もし私たちがもう十五年生きたら、イエシュ・ベン・パンディラが今世紀の始めに生まれたことについて、何かを体験することが出来る」と語っている。イエシュ・ベン・パンディラ、すなわち弥勒は二十世紀初頭に生まれているという指摘である。』(173頁)

これらの頁のコピーも同封しました。重要なのは、シュタイナーが「ミロクは今世紀初頭に下生している」と語っていることです。そして、ミロクは「多くの人にパウロのダマスコの体験(光を当てられ一瞬にして回心した)を可能にする」ということです。ここでこの「本当のミロク」はスブドのモハマッド・スブー氏だと私は思ったのです。彼は1901年6月22日にインドネシアに生まれました。そして、1924年(多分、23才の時)に、光の玉が上空から彼の身体の中に入ってから色々と教育を受け、これと同様の「体験そのもの」を人から人へと伝達できる事で、教義や規則の存在しないスブド同胞会が成立可能なわけですが、これは上記のダマスコの体験だと思います。ルドルフ・シュタイナーによると、弥勒下生の時までに人類は八正道を完成しているべきだそうです。規則などが不要となるほどにまでやっと人類は進化してきたのです。

さて、次にカバラの「創造の書」の「二十二文字の発現」について抜粋します。(「創造の書」霞ヶ関書房、¥3800、266頁)コピーも同封しました。

『第一段
一、萬軍の主ヤー(JAH)は、三十二のいとも神秘的かつ不可思議なる智恵の道に自
己の名を刻みたまえり[・・・]彼、この宇宙を三つの創造原理、数、文字、言葉に
て創造したまえり。[・・・]
二、光の十光なる如く、数は10なり。文字数は22にして全てのものの基本なり。文
字の内三字は母字、七字は複字、十二字は単字なり。』

268頁の「二十二文字の発現」の図を見ると分かりますが、中心に第一原因(ホア)があり、[ホアを第1波とすると]第二波は3であり、第三波は7であり、第四波が12であるということです。ここで気付いたことがあるのです。第一原因のホアの位置を占めるのは、インドネシアのムハマッド・スブー氏であり、1924年に彼の中に天から降りてきた光が入ってから弥勒の波動が始まりました。彼が弥勒であるという判断は、聖母マリア様のファティマにおける御出現でのスブドの出現の預言や、ルドルフ・シュタイナーの弥勒に関する発言や、その他の事と矛盾しません。彼に始まった弥勒の波は、今、現代、第2の波として、私たち3人に現われました。私たちはセカンド・ウェーブだったのです。日本における弥勒のセカンド・ウェーブは一二三神示に示されており、この、カバラの22文字の発現の観点を加えることで、聖母マリア様、ルドルフ・シュタイナー、一二三神示が無理なく一つにまとまります。22文字の発現に於て、3の次は7です。これも一二三神示とよくマッチしております。私たち3人の次はスブドの*委員の7人だからです。7の次は、カバラでは12ですが、一二三神示では49です。これはオクターブの法則で理解できます。カバラの22文字の発現においては、最後の12文字の発現は、第3番目の発現に当たり、神が変更を加えるかも知れないからです。本来12であったものを状況に合わせて(12の性質を持ったまま)49にしたのだと思います。
スブドは、今まで、宣伝活動をしない方針でした。しかし、活動そのものは行なわれてきました。今度、私たち3人のセカンド・ウェーブで、神は、スブドを世界に宣伝するつもりなのかも知れません。神の力との接触、(山本佳人氏が言うように)ブッダが、菩提樹の下で自らの仏性に目覚めたのと同じ神の力の体験をスブドではしてゆきます。これは、人類に与えられたもので、「この同胞会が地上の組織であるために「スブド」という特定の名前をつけなければならないところにスブドの困難がある」というようなリーディングも取られたことがあります。
上に抜粋しましたものを再度ここに、抜粋します。
『また、シュタイナーはしばしばみずからの精神科学=霊学を薔薇十字的な流れに結びつけて語ったが、「弥勒仏の流れは、クリスティアン・ローゼンクロイツに結びつく西洋の流れと共同している」(1911年11月20日)とも述べている。』(170頁)
実は、スブドの*委員の中に「建部ロザック(イスラム・ネーム、戸籍名は哲也)」という人がいるのですが、Sさんへの第6通目の8頁に書きました、十菱麟(戸籍名)という人とともにスブド・ジャパンを作った人なのです。日本人で最初にスブドの会員になったのは十菱麟氏です。十菱氏も建部氏も東大卒です。十菱氏はJEWISHかもしれません。十菱氏が「成長の家」にいた建部氏にスブドの事を伝えました。建部氏はインテリタイプです。十菱氏は破天荒です。第1回フルーブライト留学生として竹村健一氏とアメリカ留学をしたりしたのに、無銭飲食、無賃宿泊をしたり、[中略]わざわざチンピラにつっかかったりし、そんな彼についてゆけなくて奥さんが逃げてしまってから乞食のような酒浸りの生活を16年続け、今は九州で生活保護を受けて生活しているそうです。
ここでいいたかったのは、ロザック(ROSE)さんと十菱さん(十)で薔薇十字を形成していることです。この二人も因縁が深いものがありそうです。そして、ロザック(639?)さんは、一二三神示で言う、「次の7人(ミロクの第3ウェーブ)」の一人なのです。これが上記のルドルフ・シュタイナーの言葉「弥勒仏の流れは、クリスティアン・ローゼンクロイツ(609612?)に結びつく西洋の流れと共同している」で思いついたことです。
上記の弥勒のセカンド・ウェーブに関する所は明菜さんへもお送りします。
近い内に、M.ステーションの観客として行けるために登録をお願いしようと思ってます。でも、私の家は普段、人がいない場合が多いのです。火曜か水曜くらいしかいません。
自費出版の本はこのレターまで含める予定です。もう後は版下を自分で作って印刷屋に持って行くだけです。夏の暑さと、パワーの強烈さで頭がくらくらしてますが、頑張って出版しようと思います。

それでは、お元気でね。


                                    1992年8月9日(日)21:37
                                            〒359 埼玉県所沢市[中略]
                                                              菅谷織春


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