前略、ＭＳ様 （第３２通目） １９９２１００５２３５７『地球の自転方向に逆らってはいけません。始めに東があり、次に西がくるのです。リードするのは、東洋なのです。しかし、今は、西洋文明、物質文明がリードしています。しかし、同等の論理性を掲げて、真実の生き方を世界に提示し、世界を東回りに戻すのです。一二三神示では、「３０００年の昔に戻すぞ」と言っています。「世に万葉の花が咲くなり」（サザン・オールスターズ）ですね。 私たち、弥勒のセカンドウェーブはホピ族の預言でも言われてきたようです。そのコピーをお送りします（「反キリスト出現」、たま出版、￥１２００の、Ｐ２３８）。私たちは、神のとどめの仕組のようです。心して掛かる必要があります。
［中略］
「超能力」という言葉は、人間性から離れる基になり得ます。超能力の事など全く忘れていることです。いちばん大切なのは、幸せです。そのためにも、常にバランスです。「神」へと思いを向け続けることが一番大切なことです。では、何故「超能力」と思わない方がいいのかといいますと、人間内部の地上的な諸力にも４種類（物質力、植物力、動物力、人間力）あり、これらの混同もまた、大なり小なり危険性があるからです。違うレベルにあるエネルギーをまぜこぜにすると危険なのです。例えば、ここにナイフがあります。ナイフは単にナイフであって、全然危なくないのです。それが危険になるのは、それを使う人次第なのです。さて、人間の精神の中で、この、「ナイフ」という物質性（に対応する人間内部の力）が人間性のレベルと混同を起こしますと、「凶器」の発想となり、危険です。あるいは、「お金」に対応する意識が「人間」に対応する意識と混同を起こしますと、人身売買の発想となります。このような、レベルの違うエネルギーを混同しないで平和に暮らして行くには、「人間性」は人間性として独立しておくべきであり、物質性とまぜこぜにしてはいけないのです。では「超能力」という言葉は潜在意識に対してどの様な効果があるのでしょうか。この言葉は次のような効果があります。神の許に同じ、弱くて恥ずかしい兄弟姉妹であったはずの人間が「別個の存在」と化すのです。先ず、これは「神を無視する態度」であり、いずれ、大宇宙に修正を迫られる考え方なのです。相手は０であり無限なる存在です。始めから勝負はついています。さらに、「超能力」を「使う」と表現します。つまり、「超能力」は一つの「道具」なのです。「超能力は物質的レベルのものだ」と潜在意識の中で分類されます。つまり、「人間性」とは別個のものになります。このため、私は「超能力」にスポットを当てません。テレビで見てても、私は人間愛、触れ合いとかの観点しかありません。神が私の内部に目覚めさせたこの愛を「道具」として「利用」しようなどという発想そのものが悲しい。ねえ、分かるでしょ。そんな悲痛な発想は私は持ちません。神は常に私の上位にあり、私を愛によって導くのです。私の上には神の力、愛の力があります。私自身は、ただ従うのです。でも、私もちょくちょくプライドが頭をもたげますので、指摘して頂けると助かると言う面もあるのですけどね。でも、Ｓさん、私の「超能力」なるものに対する態度は御理解頂けたと思います。愛が第１に決まってます。愛に動かされて動きます。愛を「使う」とか「利用する」とかいう表現ができるのは、物質世界の言葉だけでしょう。そのような態度をとる人はいずれ神から修正を迫られるでしょう。それは一時的なものでしかありません。実際には、神を求めているのに。決して「神」からはずれないで下さい。「神」こそ、本当の幸せへの道しるべです。』
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