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01130/01214 GDB00064 オリハル     W.J.HOOPERの動電場理論
(19) 98/04/11 17:02          コメント数:3

http://www.newphys.se/elektromagnum/physics/Hartman/HOOPREV.TXT

 以下は、20年来探していた(と言っても、努めて探してた訳でもありませんが、インターネット時代の到来で情報を得ることを得ました)HOOPERの動電場理論がやっと見つかりましたので拙訳してみようと思います。URLは上記。

【 】内は訳者註、「 」内は斜体文字です。


William J. Hooperの再録と、彼の、全ての動電場を発生する電場発生機

By James E. Hartman

1996.02.01 改訂

前書き

 これは出版されたデータと身近な主題の両方に関する個人的な知覚と思いの再録である。

本文

 1960年代、William J. Hooperは、実際に稼働するシステムを開発した。Hooperによれば、【電場には】3つの違う形態の電場があり、それは分割された電場に相当するもので、内2つは誘導を行なう。彼は動電場回路と名付けられたV×Bに基づく、興味深い理論を出版した。彼は違う方法で発生した電場を違うものとみなした。

 推進の為に最も重要なものは“動的な”電場と呼ばれた。彼は以下の式で得られる動電場を微分することによって異常な長さを得た:

(He gos to extraordinary異常な lengths to differentiate微分する the motional electric field arising現われる from:)

E=V×B

誘導された電場は、時間的に変動する磁場に相当する。

▽×E=−dB/dt

そして、静的な場は、静電荷に関係している。

Hooperの考察を理解するために、ローレンツ力について考えてみよう。

E=V×B
HooperがEとして説明したものは、誘導された動電場である。

m 【←拙訳不可】

 彼が実験して立証したと主張するのは、それは他の電場とは違っており「重力場」と類似のものであったということである。

 異なる静電場であるこの力は、電気的な場と共に一つの直線上で作用する。一つの重要な結果は、全てのB場の重複した全体がゼロになり得るが、動電場については、ゼロにならないということである。

 長い導線をb地点で折り曲げた場合を考えてみよう。

【訳者による図】

    a →  B
     ======================・ b
    c ← −B

 電流はa地点から流れて、bに至り、cへ還る。その時、電流がaからbに至る区間の磁場はBで、bからcに至る区間では−Bとなる。

 それらは大きさが等しく、方向が反対に違いない。なぜなら、それらは同じ電流によるものだからである(しかし、方向が違う)。同様に、電荷の速度についても、等しく、逆方向であるに違いない。そのB場【磁場】は、部分の合計として計算されるのだが、その大きさは0になる。

 一方、E場【電場】の重複を計算すると、その合計はゼロではない量が出てくる。つまり、B場の重複(この故の、力場の分割能力)が正しくないか、またはHooperの“動電場”のアイデアが正しいかのどちらかである。

 Hooper氏は、磁場(電流に関する)は電流の中の電荷と共に動くと結論した。これはアンペアの法則【右ネジの法則】と一致し、ビオ・サバールの法則【磁界は電流の大きさに比例し、距離の二乗に反比例する】とは矛盾する。

* 私はこの発言を証言する数学的前提を示そう。

 Hooperによる2つの米国特許(3,610,971 and 3,656,013)では、B×Vの動電場から【導かれる】重力に似た場に言及している。

 超伝導体は通常の導体よりも10^12 倍も良く、そして彼はそれらについての改良点を予見した。改良点は推進力を改善することに反映されるだろう。

 Hooperと追随者たちが証言するには、重力場と「反重力場」は彼らの装置によって機能するそうである。

 以下の発言はU.S. Patent 3,610,971からのものである。

“重力及び反重力現象が、安定した持続的な状況の元で実験的研究が出来るような装置を持つことは好ましい事である。”“この場は実質的に均質のものであり、そしてディスクに平行に近接している事に注意すべきであり、それ故、その作用において中性の物質に吸引される事がないと分かる。そのような物質に対する作用は、その物質の中の電気的な分極の状態を変化させ得るだけである。分極状態の中でこのようにして起こるどんな変化も、より少ない激しさで作用する地球の重力の原因となるべきであり、その装置の下側に近接して配置されたどんな物質も、そのことで重量減少の原因となり、【実際に】重量が減少し、または地球の場の反重力作用によって実際に上方へと加速を受けるのである。”

未来の応用−

“ある大変に短い期間において(1969)激しいB×V場が、物質の重力的極性の反転効果を現わした。一度達成されると、【反転した重力的】極性を維持するのにはほんの小さなエネルギー消費しか要求されなかった。地球の原子【複数】からのエネルギーは地球の重力場の媒体【エーテル?】を通して、上昇と推力を供給する。最も恐るべき問題が、B×V発生機を極低温に保つことで発生した。この発明全体の可能性を考慮すると、この問題は解決できないものではない。超伝導物質の発見による飛躍、または超伝導の温度より僅かに高い温度でさえ、現在(その当時)【解決を】要求されているこれらは、この【B×V発生機の】問題を解決するのに大いに役立つだろうと思う。

図4の中で、“73と74に描いたコイルが、このように乗り物の運動と上昇をコントロールし、反重力の重力コントロールを行なう。”

あとがき

彼の装置は何なのか

“この国の宇宙開発費は平均的な人には受け入れるには高価なものになっている。コストのかかる推進力によって上昇させるというやりかたは、原始人が力を出して、こん棒をぎこちなく使っているようなものであったと、いつの日か近い内、看做されるようになるだろう。”

 オゾン層の穴は毎年大きくなっているように見える。多分、アラスカのプロジェクト HAARPは、地球環境を癒すために「オゾン」を作り出すものだと思う。Hooperの装置のような物はマイナスイオンを放出するのかもしれず、そのため、人類の健康(このため、家庭用イオン機器【にも使えるだろう】)を大気の状態と同様に、長い間保つのを手伝うかも知れない。

 新しい超伝導技術の進歩とNASAの予算については緊縮している。何が納税者にとっての価値ある買い物となり、環境にとって良いものとなるのだろうか。

 年間350億ドルのNASAの予算。彼らは多分、再使用可能なB×Vの宇宙船の小艦隊を作ることが可能だろう。航空機は多分、環境的に騒音がひどい。

参照

William J. Hooper, "ALL-ELECTRIC MOTIONAL ELECTRIC FIELD GENERATOR",
United States Patent # 3,610,971., Patented Oct. 5, 1971

Frances G. Gibson, "THE ALL-ELECTRIC FIELD GENERATOR AND ITS POTENTIAL",
Electrodynamic Gravity, Inc., 1983


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