「Till The End of Time」に関する内容なので、当ファイルに投稿します。2022.09.02(金)の、確か仕事から帰ってきて家でリラックスしている時の事でしたが、何の連想的脈絡もなく、1969年3月10日(月)発売の「由紀さおり - 夜明けのスキャット」が頭の中で始まりました。そして私は、すぐに歌の最後の歌詞「時計は止まるの」という言葉に自分で驚きました。それで、このことを記録しておきたいと思います。(202209040106)


 英語には「Till The End of Time」という美しい表現があります。これが意味することが明らかになりつつあると私は思います。これは、物事の経過としての物理的時間みたいのが終焉(しゅうえん)するのではなくて、我々の意識がもはや「時間から自由になる」という意味だと思います。(200009180328)
●Sananda: The “End of Times”(202110080422)

 少し前に気づいたのですが、今回、VOICE発行の「光の十二日間」(\1,900)という本を読んでて気づいたことを述べてみようと思います。
 私達人間は、「理解する・分かる」という能力があります。これは記憶の中の物事を時系列に沿って並べて順序良く展開させる事で「理解」できます。例えば、糸電話を理解する時、片方の紙コップの中で人などが何か音声を発すれば、その紙コップの底部が振動し、次に、その振動がピンと張った糸を振動させて、もう片方の紙コップの底部に伝わります。次に、届いた紙コップの底部の振動が空気を振動させることで、相手の耳に届く、というように、「時間」に沿って事象を追って行ける事=理解な訳です。私達は、今まで勉強して来たように、誰もが「思考能力」を持っています。それはAさんやBさんによって違う何かではなく、普遍的な性質であり、主観ではありません。それは主観と言うよりも、法則と呼べます。ルドルフ・シュタイナーの言葉を借りれば、「自分自身と思考との関係は、われわれの人格の大切な人生課題なのである」とのことです。
 さて、ここで言おうとしたのは、「思考(法則)=時間軸(4次元)」という事です。我々の中に、(我々の主観を超えた法則としての)第4次元が貫いているからこそ、私達は「理解」できるのですね。この能力を使って科学技術が進歩して便利な世界になって来ました。しかし、私達の意識の守備範囲はここまでです。第5次元、すなわち、時間軸(4次元)に対する「意図」までは知覚し得ないままなのです。もし、時間に対して、どのような「意図(5次元)」が作用しているかを理解できるようになったら、その人は常に未来を見通しながら生活するようになるでしょう。これがデジャヴューの意識なのだと理解できます。「意識の新次元」については上記の本でも述べてますし、一二三神示にもありますし、ポール・ソロモンのリーディングでも述べられています。我々の意識の上昇(次元が一つ、つけ加えられる事)は、上記の本の著者がアカシック・レコードから読み取った情報によると、2001〜2011の間に起こるらしいとの事です。ここで「意図=5次元」と述べるところの根拠は、以下の次元に関する考察をご覧になって下さいませ。(200009170522)

 [生まれる想い]>[時間的認識と空間的認識]の所で書いていたのは、空間(3次元)的認識から時間(第4次元)的認識をすることは、すなわち認識を内面化すること=自分の問題として考える事である、ということでした。これは認識の高次元化ということが言えるという簡単な事に気が付きました。(199905290418)

 第4の次元である「時間」の次の次元(5次元)が下記の考察で「御意志」と書きましたが、これは「意図」であると気付きました。我々の3次元空間に無数の3次元軸があるように、時間軸も無数にありそうです。その時、それぞれの時間軸は無意味に時間が経過しているのではないと思います。全ての時間軸と直交する5次元軸を理念的に考えようとする時、それら4次元軸群の全体を運動せしめているのは、ある種の「意図」であることは間違いないだろうと思います。5次元が「御意志」であるには違いないのですが、「意図」と表現することで絞り込めた感があります。なぜ、時間の経過に「意図(上位構造)」が存在すると思うのかと言えば、人が人生を振り返った時のそのような話を読んだり聞いたりしますし、自分の人生行路の中にも「意図」が見られるからでもあります。

 このように考えると、第6の次元とは、無数の平行宇宙に時間(4次元)経過をさせている無数の意図群(5次元)を生ぜしめている(=統べている)のは、「宇宙の目的」ではないかと思いました。つまり、全ての3次元宇宙の時間経過(4次元)それぞれに存在する意図(第5次元)は「宇宙の目的(第6次元)」のためにあり、全ての意図(5次元)を積分して運動させると、宇宙の目的(6次元)を満たすようになっているのだと思いました。次元構造はもっと続いてくのでしょうから、宇宙の目的(6次元)は一つではなく無数にあり、それらの目的群(6次元)全てを積分して運動させると、神(7次元)の発達とか成長につながるものになってるのではないでしょうか。引き続き次元構造を考えると、神は一人ではなく、無数におり、それぞれ、成長を目指しているのではないでしょうか。それら無数の神全員(7次元)を積分して運動させると、神によって構成された社会(8次元)の進化ということになりそうです。でも、神の社会は一つではなく無数にあり、それら無数の神社会国家群全体を積分して運動させると、神達が気付かない上位の超神の意図(9次元)に導かれて神国家がある種の意図に従って時間が経過しているのではないでしょうか。超神の意図群全体を積分して運動させると、超神の目的(10次元)を満たす事になりそうです。次に超神の目的全体を積分すると超神自身(11次元)の発達に繋がるのでしょうか(^_^;)。そもそも、4次元軸からイメージが困難なものをこのように考えようとするところに無理があるけど、面白いと思います。(199905190443)

 私たちは3次元世界に住んでいます。0次元は点で、それが積分して運動すると1次元の線になり、それが積分して運動すると、そこには面が出来上がり、それが2次元です。面が運動すると、そこには立体ができあがり、これが3次元です。3次元世界はXYZの3つの座標軸で決めれます。この3つの座標軸の全てに直交した第4の軸が「時間軸」で、立体は、この時間軸に沿って「運動」しています。だから3次元世界で時間の経過が見られるという考え方ができます。

 2次元から見ると、1次元の全体を含み、3次元から見ると2次元全体を含みます。同様に、4次元から見ると、3次元の空間全体(2000.01.26(水)のテレビ東京のWBSで報道してましたが(→動画一覧へ)、宇宙には一部、時間が逆流している空間領域が存在しているという理論が出たそうです。アメリカ・ニューヨーク州のClarkson大学の物理学者、ローレンス・シュルマン博士の説だそうです)が時間軸に沿って運動しております。3次元世界を積分(私は数式を扱えないので、概念的に述べてます)して時間の経過(第4次元)となるのでしょう。ですので、第5の次元を概念的に捉えようとするならば、「全時(空)間を含んだ第5の軸」が考えられます。これは「全時(空)間を積分した運動」という奇妙な概念になります。しかし、よく考えると、全時間とは、永遠の事です。この永遠(全時間)を俯瞰するかのような立場に在る神のような存在の「御意志」が第5次元と考えられますよね。この神が時間を止めようと思えば止められるのかも知れません。この御意志(5次元軸)は「時間の上に立っている」のです。仮に時間を惑星の公転軌道と仮定すると、第5の次元は太陽ということになりそうです。この上の第6の次元を概念的には捉えるのは難しそうですね。

 で、実は今日、重力についてイメージが湧いて来ました(多分、源はここでしょう)。それは、我々の3次元の3つの座標軸と仮定しているものにほぼ等しい軸が実際にあり(ゲージ場とか?(^_^;)←イメージで言ってます)、その3軸が時間軸の中にどんどん吸い込まれているというイメージです。つまり3次元軸の直交した原点にある時間軸の中へと(原点へと)目盛りがどんどん吸い込まれているのです(あまり表現に捕らわれずにイメージを伝えようとしてます)。原点に相当するのが「質量」ではないかと思います。有名なアインシュタインの質量エネルギー公式E=MC^2で示されるのは、質量はエネルギーであるということです。質量がエネルギーを持ち得るのは、時間が経過(運動)している事(ひいては、永遠の立場から時間を時間たらしめている御意志)に起因するのではないでしょうか。質量とは、そこにエネルギーがあるという意味なので、3つの(実在)座標軸が吸い込まれている(=時間という運動)事を示しているのではないでしょうか? 故に、質量が沢山集まって惑星などになると、(実在)座標軸が中心点に吸い込まれる重力という現象・効果が、観測されるほどの大きさになるのではないかと思った訳です。

 ここで面白いのは、宇宙の0ポイント(質点)においては(実在)座標軸が吸い込まれているとするならば、(実在)座標軸を放出しているのは無限遠ということになりそうです。これは当然、「逆の時間軸」という対比的概念になりますよね。(あるいは、「逆時間軸」は、無限遠ではなく、もっとずっと近くにあって、時間軸と必ず対になっているという可能性が最も高い気がします)それは、全宇宙空間を全て包むように存在するのかも知れませんし、単に概念としてならば、時間軸に沿って「運動」している我々の宇宙全体に対して並行的に存在する、逆の時間が流れる宇宙があるとも言えるでしょうし、あるいは、我々の宇宙の時間軸と絡まるように2重螺旋を形成する「逆時間軸」が必ず対になっている、とも言えるかも知れません。なんとなく、最もありそうなのが、この2重螺旋形式だと思います。微視的にもそうなのかも知れません。

 このように考えると、我々の3次元空間全体は、「逆時間軸」から(実在)座標軸が放出され、それが「時間軸」によって吸収されるまでの間の状態なのかも知れません。ここからイメージされるのは、「逆時間軸」は、未来からの智恵・情報を携えて、3次元空間に「与える作用」という無我の作用を及ぼしており、我々の3次元空間にそれら情報が新たに加わり、「時間軸」の中に履歴として、動植物のように蓄積・成長しているらしいということです。「逆時間軸=無我」ならば、「時間軸=エゴ」という宇宙の両極がここにも顕れているようです。これをベースに考えれば、「複数平行宇宙」というのもありそうに思えて来ます。このようにして神は、3次元の物質世界を一手に時間によってコントロールしているのかも知れません。

 質量というのはエネルギー揺動という振動を行っているそうで、エネルギー状態が正の瞬間と負の瞬間があるそうですね。ここらへんも、「時間軸」と「逆時間軸」の作用を暗示しているような気がします。電子と陽電子(正孔)、起電力と逆起電力、こういったペアが常に顕れてくるのは、「時間軸」と「逆時間軸」の対があることに拠っているのではないでしょうか?

 質量の中心に(合計ベクトルとして)存在する「時間軸」へ吸い込まれる挙動が重力だとイメージすれば、質量を負のエネルギー状態にして、「逆時間軸」に少しだけ質量を移行させて、(実在)座標軸を放射するようにすれば、もはや重力に影響を受けないようにもなるのではないかと思います。また、「時間軸」と「逆時間軸」の往来を自由にできるようになれば、フィラデルフィア実験の時に生じたような瞬間移動とか、あるいはその後のモントーク・プロジェクトという「タイムトンネル」実験のような事が出来るようになるのかも知れません。磁石を反発・吸引させて遊んだ事は誰でもあると思いますが、この「磁力」が(物性さえ変化しなければ)時間の経過と共に減少したりしない保存力である理由は、物質的エネルギーの源である「時間」そのものの性質だからだろうと思われます。時間(4次元軸)が時間として続き得るのは、第5の次元=「御意志」があるからでしょうし、それを支える第6や第7の次元・御意志があるのだと思われます。(199905130454)

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