フセイン元大統領が日本などに4兆円隠す?(時事通信)(共同通信)
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/627.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 30 日 02:45:05:ieVyGVASbNhvI

 
日本などに秘密資金4兆円=フセイン氏が供述−イラク

 【カイロ29日時事】イラク統治評議会のイヤド・アラウィ評議員は29日付のアラブ圏紙アッシャルクアルアウサトとのインタビューで、フセイン元大統領が400億ドル(約4兆2800億円)相当の秘密資金を日本やスイス、ドイツなどに架空会社名義で保管していると供述したことを明らかにした。統治評議会は関係国の「法律事務所」に要請し、資金を追跡しているという。 (時事通信)
[12月29日23時1分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031229-00000382-jij-int
 
 
 
日本などに4兆円隠す? フセイン元大統領がと報道

 【カイロ29日共同】29日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトは、拘束されたイラクのフセイン元大統領が米当局の尋問に対し、400億ドル(約4兆2800億円)にも上る隠し資金を、日本やスイス、ドイツなどに架空の会社名義で預けていることを明らかにしたと報じた。
 イラク統治評議会のアラウィ評議員が同紙に語った。元大統領は現職当時に蓄えた資金の隠匿を依頼した相手の名前を供述したという。
 また、元大統領は武器の隠し場所を知る人物についても供述を始め、米当局は現在、反米武装勢力との関係について元大統領を追及している。(共同通信)
[12月30日0時43分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031230-00000007-kyodo-int

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日経【日本の安全保障、国連より日米安保重要・米国務副長官】奥大使殺しの本音が出た!
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/361.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 25 日 07:34:48:CjMHiEP28ibKM

日経【日本の安全保障、国連より日米安保重要・米国務副長官】

さあ、ついに、奥大使殺し悪党どもの本音が出た!

アーミテージは、統一協会ドップリ、最悪の破落戸、蛸坊主なり。

奥大使は、『外交フォーラム』11月号などで、イラク復興における国連の重要性を主張していた。

私は、別途、この点への注目を、何度も強調している。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20031225AT2M2401B24122003.html
主要(一面トップ記事)
日本の安全保障、国連より日米安保重要・米国務副長官
 【ワシントン=森安健】アーミテージ米国務副長官は23日、日本経済新聞社のインタビューに応じ、日本が自衛隊のイラク派遣を決定したことは日米同盟関係を強化すると高く評価した。日本国内には「国連重視」を求める声があるが、「日本の安全保障の第一に来るのは国連ではなく日米安保関係だ」と指摘し、日米関係を最優先するよう求めた。日本がイラクの大幅な債務削減に応じることにも強い期待を示した。
 副長官は自衛隊派遣について、日本が国際社会で役割を果たす意義の大きさを強調した。日本では国連のイラク関与が拡大しない限り派遣すべきではないとの意見もあるが、「日本が戦後に署名した最も重要な公文書は日米安保条約だ。国連憲章は2番目だと思う」と述べ、日米関係が時には国連との関係を超越するとの考えを示した。(07:06)

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9/11真相究明委員会で宣誓・証言したくないコンディ・ライス = 宣誓して偽証がばれたら刑務所だもんね
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/325.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 12 月 24 日 19:54:11:d/vusjnSYDx0.


政府関係者(複数ソース)が語ったところでは、ライス顧問は9・11の真相を究明するキーン(Kean)委員会で宣誓した上で証言することに熱心(Keen)でない、とタイム誌ではシャレを飛ばしている。宣誓した上で偽証であることが発覚したらコンディはキャリアがすっ飛ぶどころか、偽証罪で刑務所確実だからである。でもいずれにしろキーン委員長は共和党員だし、本気で真相究明に乗り出すとはまあ思えないが。

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http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,565974,00.html

Condi and the 9/11 Commission
National Security Adviser Condoleezza Rice is apparently not keen on going under oath for the Kean 9/11 commission.
By TIMOTHY J. BURGER WASHINGTON

Saturday, Dec. 20, 2003
Poised to convene its first hard-hitting hearings in January, the federal commission investigating the 9/11 attacks continues to be at odds with the White House over access to key information and witnesses. Two government sources tell TIME that National Security Adviser Condoleezza Rice is arguing over ground rules for her appearance in part because she does not want to testify under oath or, according to one source, in public. While national security advisers are presidential staff and generally don’t have to appear before Congress, the commission argues that its jurisdiction is broader—and it's been requiring fact witnesses in its massive investigation to testify under oath. The exception: it may not seek to swear in President Bush, Vice President Cheney, Bill Clinton or Al Gore in the increasingly likely event they will be asked to speak to the commission. "I think that it is in their interest to meet with us," says GOP commission member John Lehman, saying that they should be invited, not subpoenaed, and be allowed to appear behind closed doors.
With such high-profile testimony in the offing, it’s no wonder the commission chairman, Republican Tom Kean, was telling reporters last week to expect major revelations from the investigative hearings expected to begin in late January.
He also suggested that the 9/11 attacks might have been prevented if mid-level government officials at various government agencies had done their jobs. As for senior officials like Rice or her predecessor, Clinton NSA Sandy Berger, and their bosses, Kean said the commission was still studying whether they share the blame. Rice could face tough questioning. One Republican commissioner says a comment by Rice last year—that no one would have predicted that they would try to use a hijacked airplane as a missile・#151;was "an unfortunate comment . . . that was, of course, a wrong-footed statement on its face," given that there was years of intelligence about Al Qaeda's interest in airplane attacks.
Whether she signs up willingly to testify now is still an open question. But the commission wants to hear from her. Said Democratic commissioner Tim Roemer: "The Presidents and Vice Presidents and national security advisers in both administrations should appear." Spokesmen for Rice and the commission had no comment on the talks but a senior Rice aide insisted that "Dr. Rice and the White House continue to work amiably with the commission, consistent with the President's desire to make staff available in accordance with his ability to fight the war on terrorism."

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日本外交官射殺事件考 【れんだいこ】
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/324.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 24 日 19:53:34:ogcGl0q1DMbpk


http://www.marino.ne.jp/~rendaico/zieitainogunzihaheico_gaicokansyasatuzikenco.htm

 2003.11.29日、日本人外交官・奥克彦在英国大使館参事官(45歳)、在イラク大使館・井ノ上正盛書記官(30歳)、イラク人運転手の3名が殺害されるという事件が発生した。ところが、この事件が誤報に翻弄されることになる。犯人像、犯行状況について未だに情報が錯綜しており、「不審」が付きまとっている。 

 日本政府は、日本人初の犠牲者にして現役外交官が殺害されるという不祥事にして「不審な事件」であるにも拘わらず、その捜査を米国に「丸投げ」している。主権国家の面目が疑われる失態を平然と続けており、事件被害国としての調査責任を果たそうする気配も無い。小泉首相派が対北朝鮮に見せる強面(こわめて)外交とは対照的で、腰を引かせた軟弱な対応を見せているが国家の一大不祥事であろう。が、このことをを指摘するマスコミは皆無である。恐ろしい日本に成り下がったもんだと思う。

 結果的に小泉政府は、米国の目論見通りに事件を政治的に利用し、「脅しに屈しない」との口上で自衛隊のイラク派兵盲動にのめり込むことになった。被害者及びその家族に為したことは、お定まりのテロ非難声明と葬儀の取り仕切りと何の価値もありはしない川口賞を授与するだけというお粗末振りである。こったら馬鹿なことが許されるだろうか。

 2003.12.9日 れんだいこ拝

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【事件発生と第一報】
 フランスAFP通信のニュース記事が事件一報となった。この記事では、米軍当局者の次のような「説明」が報ぜられていた。しかし、後に問題となるが、米軍の発表は日本外交官の死後5時間も経過している。この「空白の5時間」と「事件発生時刻誤発表」と「事故時の状況誤認」が疑惑を生むことになる。

 フランスAFP通信によれば、米軍第4歩兵師団の報道官・ビル・マクドナルド大佐は次のように語った。この時、「事件発生は午後6時」と発表している。しかし、後に、事件発生は「29日午前11時ごろ」で、「病院に搬送されたのが午後2時ごろ」であったことが判明する。マクドナルド大佐は何故に「事件発生は午後6時」としたのだろうか。外務省幹部は同日夕、売店に立ち寄ったかどうかを含め、事実関係について「調査中」と繰り返すことになる。

 マクドナルド大佐は、事件経過について次のように語った。概要「日本人外交官2名が、サダム・フセインの出生地で援助会合の開催地になっていたティクリットに向かう途中のティクリット南方15キロにあるムカイシファの食品店に立ち寄った際に射殺された。この事件ではレバノン人も1人、負傷した。これら3人は食料と飲み物を買おうとして停車したが、そこを複数の攻撃者が小口径の銃器で狙い打ちされた。これら3人はティクリットの病院に運ばれた。負傷者の状態は不明である」と発表している。

 しかし、後に、「ムカイシファの食品店に立ち寄った際に射殺された」のではなく、走行中に挟撃射殺されたとの有力証言が出てくる。マクドナルド大佐がなぜ、わざわざ違うことを発表したのか未だ謎となっている。ところが、2003.12.10日現在の最新情報では、「どこか別の場所で殺され、ゲリラの犯行に見せ掛けるために現場付近まで運ばれ、そこで車ごと銃撃されたのかもしれない」との説も飛び交い始めている。いずれにせよ、「未だに、どういう経過なのか不明のままのことが多すぎる」。

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【事件の詳報】
 事件日、サダム・フセインの出生地であるイラク北部のティクリット(ティクリート)で、米軍主体の連合軍暫定当局(CPA)主宰によるイラクの非政府組織(NGO)を集めた復興支援に関する会議が開催されることになっていた。ティクリットはバグダッドの北約150キロに位置するフセイン元大統領の出身地で、イラクでも最も反米感情の強い「スンニ・トライアングル」と呼ばれる一帯にある。なぜ、この危険な地域で会議が開催されようとしていたのかは不明。

 事件後同会議に参加していたサラー・エル・ディン県のフセイン・アル=ジャブリ知事は、事件発生当日直前(11.29日)まで、ティクリットとその周辺地域は完璧に安全であると訪問者にむけて太鼓判を押していた。援助活動でこの地を訪れる人々のための宿泊施設の開所式で、概要「ここは安全な地域です。あちこち歩き回っても安全ですよ。ヘルメットとか防弾チョッキなど不要です。これまでいろいろと噂を聞いているだろうが、実際はそれと正反対で、ここは安全な地域なのです」と述べていたと伝えられている。米軍関係要人は、重武装した米軍の護衛車隊でティクリット市街に乗り込んできたにも拘わらず。

 奥克彦参事官(45)と井ノ上正盛3等書記官(30)は、会議に出席するためバグダッドの日本大使館を早朝に出発した。同行者は、イラク人のジョルジース・ゾラ運転手(54)運転手を含む3名だけで、警備車両はは付かず、警備官も同行していなかった。車両は、在レバノン日本大使館が使用していた黒の四輪駆動車(トヨタの「ランド・クルーザー」)で、車体の底部を除いて防弾装備を施した「軽防弾車」。ナンバーなど日本の車両と特定できるようなものは取り外してあり、外観上日本大使館用とは分からないようになっていた。つまり、車の外見上、日本人外交官と特定される要素はなかったという。  

 車は見通しの良い直線道路を快調に北上していた。ティクリットの南方15キロ(35キロとの記載もある)付近のムカイシファ(シモム)の幹線道路沿い片側二車線の直線道路、視界を遮るものはほとんどなく、360度地平線が見渡せるほど見通しがよいところで、ここで事件が発生した。当初の報道によると、「食品店に立ち寄った際に射殺された」とされていたが続報で否定され、不審車に挟撃され射殺されたことが判明した。しかし、犯行声明が出されておらず、狙撃犯の正体は未だ不明である。

 地元のディジュラ警察のマキ・ムスタファ警部らによると、井ノ上書記官は銃弾が胸を貫通しており即死状態で助手席のドア付近で路面に崩れ落ちていた。奧参事官は少なくとも頭と腹部に1発ずつの銃弾を受け浴び、後部座席で血まみれになって倒れていた。2人が所持していた50ドル、10万イラク・ディナール、15ユーロ(計約1万3000円)の現金には手がつけられていなかった。車体には左側に自動小銃と思われる多数の弾痕があった。 道路の東わきには約30メートルにわたってくっきりと車のわだちの跡が残り、機関銃の乱射を受けた車が畑に突っ込んだことが示されていた。遺留品ないし車両は、後にイラク駐留米軍(暫定占領当局・CPA)に引き渡された。

 事件発生から警察署への通報までは約1時間かかった。現場からまだ息があったと云われている奥参事官をティクリットの研修病院に運ぶまでに、さらに1時間以上かかった。対応の不手際があったのか、「電話も救急車も何もなく、緊急事態にとても対応できない」現地では止むを得なかったのかどうかは不明。監察医によると、井ノ上さんは病院到着時には既に死亡、奥さんはまだ息があった。「輸血などをしたが手遅れ」で、 病院に運び込まれた約1時間後死亡したという。

 30日午前10時すぎ、バグダッドの日本大使館からイラク人職員4人が遺体確認と事件状況の調査に当った。イラク駐留米軍の報道官は30日、今回の襲撃に関し「日本人外交官2人は売店に立ち寄り、食料と飲料水を買い求めた際に銃撃を受けた」と語っている。しかし、外務省の堂道秀明・中東アフリカ局長は同日夕の記者会見で、「そうした情報は入手しているが、確認できる状況にない」と述べるにとどまっている。

 外務省によると、日本政府には日本時間の30日午前0時40分ごろ、米英占領当局(CPA)から事件に関する第1報が入った。搬送先の病院にはパスポートなどがなかったが、その後、地元部族長のもとで発見され、奥氏らの身元確認を行った。部族社会では、重大な問題が発生した場合、部族長にすべてを委ねる伝統がある。パスポートが部族長の手元にあっても不自然ではない。奥氏ら2人の遺体はバグダッドに搬送され、隣国のクウェート経由で日本に運ばれる予定。政府は、二人の遺体を米軍のヘリコプターでクウェートに移送できないか検討している。

 ところで、事件が防げなかった理由について、第4歩兵師団・第1旅団司令官のジェイムズ・ヒッキー大佐は、ティクリットでジャーナリストたちに次のように語った。「2人の日本人外交官は米軍の同行警護を受けていなかった」、「わが軍は、あのような個人的な集団に兵員を同行させることは一切行なってこなかった」、「そうした任務の要請がなかった」、「日本人外交官のグループが民間の保安チームを同行させていたかどうか判らない」、「彼の部隊は当該地域の保安業務を担当している。だが1日24時間ぶっとおしで巡察しているわけではない。「あの地域を巡察するときは、敵勢力があの土地にいることに警戒して、一定の時間帯に巡察を行なっている」。

 問題の援助会合は、第4歩兵師団司令官のレイモンド・オディアーノ少将の開会挨拶で始まったが、この暴力事件については一切言及がなかった。「この会議は、前進にむけてのものです。この会議はイラクへの国際社会の参加をますます勝ち取っていくためのものであります。この会議はイラクをイラク人にとって住みよい場所にしていくためのものであります」。あまりにも白々しい大会宣言となった。

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【同じ頃、スペイン兵、韓国人技師も襲撃される】
 12.29日のこの日、バクダッド南部の幹線道路でも、イラク戦争を積極的に支持してきたスペインの情報機関員の車両が襲撃され、7人が死亡している。翌12.30日にも、ティクリットで韓国人技師4人が銃撃を受け、二人が死亡している。つまり、日本と韓国とスペインが11.29日から30日にかけた同じ時期に襲撃、殺害されたことになる。
 米政府高官は、米軍主体の連合軍暫定当局(CPA)と同盟関係にある日本、韓国、スペインの三カ国を計画的に狙った連続テロとの見方を強め、中央情報局(CIA)などを動員、犯人グループ特定に向けた徹底捜査に乗り出したことを明らかにした。 日本人外交官と韓国人技術者が事件当時に乗っていた車が一般のイラク人が所有している車種でないことに着目し、犯行グループが米国と親交のある外国人と分かって追跡したとみている。

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【事件の目撃証言が現れ、米軍情報を覆す】
 現場のすぐそばの道路わきでジュースなどを売る売店を持つハッサン・フセインさん(43)が事件目撃者として次のように証言している。どこまでがハッサン氏の証言か分からないが、概略次のように述べている。「発砲音を聞いたのは29日午後零時半(日本時間同6時半)すぎ。銃撃音が聞こえたので外を見ると、バグダッド方向から走ってきた黒い四輪駆動車がスタンドの手前で右に大きくカーブを切り、道路からそれて畑に鼻先を突っ込むようにして突っ込んだ。車の中に日本人2人がいた。犯行後、武装グループの車列は一気に加速、そのままティクリット方面に走り去った。すぐ後ろから米軍の車列が通り過ぎていった。奥参事官らの黒い四輪駆動車の車体左側には無数の弾痕があり、ドアを開けたら前部座席に二人、後部座席に一人が血の海の中で倒れていた。まだ息があり、うめき声を発していた。助けようと思ったが何もできず、警察を呼んだ。畑に残った車の轍(わだち)の脇には、生々しい血痕が残っていた」。

 この証言によると、事件の第一報となったAFP通信記事文中の米軍広報官の話として伝えられた「一行は、食料や水を買うために売店近くに車を止めた際に襲撃された」を否定していることになる。「すぐ後ろを米軍の車列が通り過ぎていった」という証言も重大すぎる。それが事実なら、少なくとも米軍は「日本の外交官を見殺しにした」ということになる。これは重大な疑惑だ。

 12.2日、新たな現場目撃者が登場した。現場近くで清掃作業や農作業をしていた複数のイラク市民で、次のように証言している。概要「11.29日正午から午後一時ごろの間、銃声が聞こえ、数百メートル先の幹線道路の方向を見ると、白っぽい四駆車と白のトヨタ製乗用車など四、五台の車列の最後尾に奥参事官らの車両とみられる黒色の四駆車が走行していた。白っぽい四駆車に乗る武装グループの車に前後を取り囲まれたような形で発砲されていた。銃撃は約一・五キロ、一分弱続いた。銃撃したとみられる四駆車などはその後、加速してティクリット方向に走り去った。参事官らの車両は被弾後急に減速して蛇行を開始、最終的に食料品露店の手前から幹線道路右側に外れ、牧草地に約60メートル突っ込んだところで停止した。奥参事官らに逃げるヒマはなかったと思われる」。

 この証言は、事件を処理したティグリス警察署の見解と一致している。つまり、奥参事官らを乗せた車両は、並走していた四輪駆動車など三、四台の車に分乗した武装グループに襲撃され、連携して威嚇する形で並走し、追い抜きざまに左側の追い越し車線から自動小銃を乱射されたことになる。つまり、奥参事官らの車が狙い撃ちされた可能性が強まった。

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【犯人が使用した銃器について】
 検視の医者、地元警察によると、撃ち込まれたのはロシア製自動小銃カラシニコフの弾で、弾痕はフロントガラスにもあり、追い抜きざまに銃撃を加えた執拗(しつよう)さもうかがわせている。「機関銃を約25発発砲したのとみられる」との説も為されている。5人の警察官を現場に派遣したディジュレ警察の一人は、「現場に薬きょうが落ちていなかったのはふに落ちない」と首をかしげた、とも伝えられている。

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【事件の不審さが次々と露呈】
1  事件一報となった米軍当局者の「説明」が、日本外交官の死後5時間も経ってからのことであり、この「空白の5時間」は何を意味するのか。

2  事件第一報での米軍第4歩兵師団の報道官・ビル・マクドナルド大佐によって為された「食料と飲料を買うために露店に立ち寄った際に襲撃された」なる説明は、どこから生まれたのだろう。何の必要があってそのように発表されたのか。「なぜ現場にいたイラク人目撃者の証言と駐留米軍の発表がこれほど極端に違っているのか」、「最早米軍発表を信じる者は誰もいない」。

3  事件のあった現場周辺には露店はなかったのか無かったのかについても両説が為されている。

4  犯人像、犯行車両の特定が為されていない。いったい誰に殺されたのかという疑問。ゲリラ説、米軍の盾として利用説、米軍の誤射説、プロによる暗殺狙撃説のいずれかが精査されようとしていない。

5  事件直後に米軍車両が通過したとの証言も為されているが、米軍車両が通り過ぎるのも不自然である。

6  被害車両その他遺留品が米軍に引渡されたのは自然かどうか。

7  「現場に薬きょうが落ちていなかった」のはどう理解すべきか。

8  銃器についても、ロシア製自動小銃カラシニコフ説と軽機関銃説の二通りあり精査されていない。

9  死亡した二外交官の遺体の解剖所見が発表されていない。インターネット上に漏洩された写真によると、井ノ上書記官は死後硬直を呈している。これにより死亡時刻が推測できるがこの方面の精査に向わない。奥参事官の遺体に銃器以外の外傷が認められるとの説も為されているが、その精査に向わない。

10  奥参事官の用していたパソコンの行方が不明となっている。

11  「どこか別の場所で殺され、ゲリラの犯行に見せ掛けるために現場付近まで運ばれ、そこで車ごと銃撃されたのかもしれない」との説も飛び交い始めている。

 これら「不審」が付きまとっている。

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【奥参事官のパソコンの行方と内蔵情報について】
 木村二氏の「緊急転載:誰が隠したか最重要の絶筆:故奥克彦参事官が死の直前に書いたイラク復興への思い」他から、れんだいこ風に要約する。

 奥参事官は外務省ホームページに「イラク便り」を70回連載する他方で、外交専門誌「外交フォーラム」11月号に寄稿し、イラク復興における国連の重要性を強調していた。復興を通じて「米一極世界」が転換する可能性を指摘し、日本に「関与の余地がもっとある」と貢献を促していた。国連事務所テロで死亡した職員の血染めの名刺を掲載し、「遺志を継いで復興に貢献する」と決意を記していた。

 その奥氏は亡くなる直前、個人用パソコンを使った“未公開の原稿”を書き上げる寸前だった。その原稿は、再来月号の「外交フォーラム」の英語版に掲載予定であった。事件に遭遇した直後がちょうど締切日にあたっていた。奥氏は、事件前、その原稿の内容を「外交フォーラム」宛へ伝えていたという。原稿の仮タイトルも、「紛争後における軍隊の役割について―イラクの実例から」(Military Role in the Post-Conflict Era: A Case in Iraq)とされており、次のように書き出していたという。

 「イラク復興に関与しているアメリカ軍を中心とした各国の戦闘要員である軍隊が、ポスト・コンフリクト(地域紛争後)において果たしている役割、例えば民政部門の復興への関与について、私が見た、体験したイラクでの実例を挙げながら解説する予定。その上で、今後のイラク復興の方向付けについての意見を展開します。イラクでは、連合暫定施政当局(CPA)よりも、むしろ軍関係者が治安維持という分野を越えて、さまざまな分野に関与している。つまり、軍が事実上の行政を取り仕切っている。こういったイラクの実例は、これまで国連のPKOが行われたコソポ、東ティモール、またアフガニスタンと比べてもまったく異質なるものである。これからも起きるであろう紛争後の社会の安定、経済発展を考えるうえでは、さまざまな示唆を提示していることをお伝えしたい。そして最後に、日本の自衛隊の今後のあり方についても問題提起をする予定である」。

 奥氏は、“未公開の原稿”の分量について、「十一月号の二倍は書きたい」といつになく熱っぽい調子でこう注文をつけていたという。注目すべきは、「今後のイラク復興の方向付け」を提言しようとしていたことであり、その方向は国連の役割の限界を見据えつつ「本当の現実」の米英軍主導の平定化にも疑問を発するものであり、「本来ありうべき貢献の在り方を模索し、日本の採るべき貢献への道筋」を訴えようとしていた。しかし、この「命がけの任務の中から彼が送ろうとしていた日本へのメッセージ」は遺稿となった。

 このような観点を持つに至った奥参事官は、一部の報道によれば、「生前、奥氏は事実上、名指しでの脅迫を受けていた」ことを伝えている。これが事実とすれば、脅迫者とは何者か詮議されねばならない。

 奥参事官の虐殺後、不可思議なことが起こっている。奥大使が常に携行していたノートパソコンが紛失している。アメリカ軍や現地警察などから渡された遺品の中からも見つかっていない。大使館の奥氏のデスクや宿舎をいくら探しても、なぜか彼のバソコンが見あたらない。在外公館に赴任した職員は、毎日の行動をパソコンに記録しておくのが習慣になっている。奥大使も、大使館幹部のスケジュールから、いつ、どこで誰と会い、どんな話をしたのかといった日常業務はもちろん、本省からの指示、米軍との連絡事項などまでパソコンに保存していた可能性が高い。しかも、奥大使の最大の任務は、イラクを実質統治しているアメリカの連合暫定占領当局(CPA)との交渉にある。遺稿その他貴重資料がパソコンに収められていたはずである。そのことを知る誰かがこのパソコンを意図的に闇に持ち帰ったことになる。果たして、ゲリラ側がここまでするだろうか。

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【政府高官の対応】
 3.20日のイラク戦争開戦以降、日本人が同国で死亡したのは初めてで、政府は大きな衝撃を受けている。「恐れていた事態がとうとう起きた」が、自衛隊派遣へ向け準備を進めている政府が慎重になるのか強硬になるのか予断を許さない事態となったが、小泉首相は「テロに屈しない」として強硬路線に打って出ることになった。
 小泉純一郎首相は12.30日午前、イラクでの日本外交官殺害事件を受けて首相公邸で杉田和博内閣危機管理監らと対応を協議し、「日本はイラクの人道復興支援に責任を有する。どのようなテロにも屈しない」と述べ、自衛隊派遣を含む支援策に変更がないとの考えを示した。協議には外務省の堂道秀明中東アフリカ局長、岡本行夫首相補佐官らが出席。岡本補佐官は協議後、記者団に「日本が全力を挙げてイラクの人道復興支援に取り組んでいくという方針にいささかの揺らぎもない」と述べた。

 小泉首相は、事件に関して「痛恨の極みだ」と強調し、杉田管理監らに「背景を含めて徹底的に調査し、現地の日本人の安全確保に万全を期してほしい」と指示。米国側からの情報収集や、現地調査をさらに進めるよう求めた。同時に、犠牲になった二人の遺族に十分な配慮をするよう求めた。しかし、午後になると、公邸で記者会見し「テロに屈してはならない。日本はイラクの復興支援に対しやるべきことはやらなければならない」と表明し、「事件の徹底調査」よりも「自衛隊派遣を含めたイラク政策を変更しない意向」を強調し始めた。

 福田官房長官は、「(日本を狙った)テロの可能性が強い」との見方を示し、同日午後、外務省の緊急対策本部で川口順子外相と安全対策などを協議。外務省は田中和徳政務官らをクウェートに派遣した。

 川口外相は30日午前、イラクでの日本人外交官殺害事件を受け、米国のパウエル国務長官と急きょ電話で会談し「イラクの復興支援、テロとの戦いに積極的に取り組むとの(日本政府の)基本方針が揺らぐことはない。小泉純一郎首相からも指示を受けた」と伝え、事件の事実関係調査や治安対策、現地の日本関係者の安全確保などについて米側の協力を要請した模様。長官は「できることはすべて行う用意があり、日本側に全面的に協力するよう現地に指示を出した」と答えた、とある。会談は米側からの電話によるもので、長官は「ご遺族に心よりの哀悼の意を伝えてほしい」と弔意を表明。外相は「二人を失った悲しみは言葉では言い表すことはできない」と述べた、とある。米国のベーカー駐日米大使やウルフォウィッツ米国防副長官らも、それぞれ日本側に対し電話で弔意を伝えた、とある。

 続いて、外務省で緊急記者会見し、「イラク復興支援に日夜粉骨砕身していた二人の部下を亡くし痛恨の極みとしか言いようがない。事件は許し難い」と述べた。しかし、今後の対応については「テロに屈することなくイラクの復興支援に積極的に取り組むという日本の姿勢が揺らぐことはない。小泉純一郎首相からもこのことについて指示を受けている」と強調、イラクの日本大使館の縮小、撤収についても考えてないことを明言した。 

 安倍幹事長は同日昼、自宅前で記者団に「(殺害された)二人とも非常に優秀で立派な外交官と聞いており、大変残念だ」とコメント。その上で「テロには決して屈しないというわれわれの意見がこれで変わることはない」と述べ、自衛隊派遣方針が揺らぐことはないと強調した。ただ派遣時期については「場所によっても違うし、しっかりと安全確保のため十分な調査の結果を踏まえ判断しないといけない」と述べ、慎重な判断が必要との認識をあらためて示した。

 久間章生・自民党幹事長代理は電話での取材に対し、「日本人を特定して狙ったのかどうかなど襲撃された状況がよく分からないので、今の時点では自衛隊派遣への影響については何とも言えない」と述べた。

 一方、自民党の加藤紘一元幹事長はテレビ朝日の報道番組で「大量破壊兵器があるからという戦争の大義名分はなくなった。間違いの戦争だった」と指摘。「自衛隊派遣には反対だ。やるべきではない」と重ねて強調した。

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【小泉首相、かん口令。「ぺらぺら話すな」】
 小泉純一郎首相は12.3日夜、イラクへの自衛隊派遣をめぐり政府部内に厳しいかん口令を敷いたことを明らかにした。「ぺらぺらしゃべればいいってもんじゃない。気を付けなさいと私から指示を出しておきました」。

 これを受けて石破茂防衛庁長官は同日の首相との会談後、首相官邸の正面で待ち受ける報道陣を避けて、別の通用口から出るなど「逃げの一手」。福田康夫官房長官は記者会見で派遣問題に関して「これ以上お聞きにならないようにしていただきたい」と記者団に声を荒らげた。

 小泉首相は、官邸で記者団に石破氏の「脱出劇」を指摘され、「あまりにも情報が漏れすぎるから。秘密にしなければならない情報もあるんです。そこを理解しないと」と強調。説明時期については「しかるべき時です」と三度も繰り返した。福田氏は記者会見で「具体的なことは言えない」の一点張り。記者団が食い下がると「決めていない、中身がないのに説明できない。あなた方は憶測に基づいて(新聞に)書いているじゃないですか。それは一体どういうことか」と「逆ギレ」状態。石破氏の行動に関しても「全くそういう指示はしておりません。疑い深いですね。本人に聞いてください」と述べた。

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【犯人像について】
 イラクの日本人外交官殺害事件について、犯行声明が為されていない。12.1日、米政府高官は、「(襲撃は)周到に準備されていた」と述べ、テロの可能性が極めて高いとの見解を示した。また、犠牲となった奥克彦参事官が連合軍暫定当局(CPA)と日本政府のパイプ役として「活動的だった」ことで標的とされた可能性を指摘した。事件の状況からこれまで、日本政府内でもテロの可能性が高いとの見方が出ていたが、米政府内でも同様の見方が強まっていることを示した発言といえる。

 別の米政府高官は事件について「犯人や犯行理由の結論は出ていない」としながらも、一連のテロで、フセイン元大統領に忠誠を尽くす残党と国際テロ組織アルカイダなど外国人テロリストが共闘する傾向を見せ始めており、今回の事件も両者の「結合」が排除できないとした。外国人を対象としたテロは「人々を脅して(イラクから)追い出す」ことが狙いとも分析。外国人は「(イラク復興に)より明りょうな形で携わっており、標的も増える」と事件の背景を説明した。

 12.2日、日本政府は、イラクの日本人外交官殺害事件について、強盗目的や怨恨(えんこん)による犯行と考えられないとして、事件を「テロ」とほぼ断定した。同日までの外務省の調査で、(1)二人の所持品に手が付けられていない。(2)走行中の車に軍用とみられる銃を乱射した。(3)奥参事官が地方の統治評議会など「親米派」の政治家と深いつながりがある重要人物として知られていた−などが判明。政府関係者は「大使館を出た時点から追跡されたか、ティクリット市街地の手前で排外的な集団が外国人が乗った車の待ち伏せをしていた可能性がある。テロそのものだ」と明言した。

 米軍などの撤退を狙った武装勢力の犯行とみられるものの、犯行声明など具体的な証拠は見つからず、犯人の標的が「日本政府」か、「在イラクの外国勢力一般」か、などは未解明。対外的にテロと認定した場合、ブッシュ米政権が推し進める「対テロ戦争」の直接当事者と自らを位置付けることになるため、「政府は慎重に言葉を選んでいる」(外務省筋)のが実情という。

 12.3日、外務省の逢沢一郎副大臣が同省で記者会見し、イラクの日本人外交官殺害事件について、事件の状況から「単なる物取りではないという強い心証が得られつつある」と指摘、「テロの可能性が濃厚」と判断していることを明らかにした。逢沢氏は記者会見で、これまでの外務省の調査によって(1)・イラクなど複数国の現金やクレジットカードを現場で回収した。(2)・襲撃を受けた四輪駆動車の主に左側に約三十発の弾痕が残っていたなどが判明した。(3)・日本人や大使館関係者を計画的に狙ったかどうかについては「断定できる材料はない」と述べた。

 福田康夫官房長官も同日の記者会見で、テロかどうかとの質問に「その見方が強い」、「(イラクで発生しているテロの組織性について)外務省で情報分析している。テロは散発的に起こっているが、頻度が高いというのが私の認識だ」と強調した。

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【米国側から日本の自衛隊派遣要請強まる】
 バウチャー国務省報道官は1日の会見で奥参事官ら2人が「イラク復興に多大な貢献をした」と述べ、米政府としてあらためて弔意を表明。「なぜわれわれがイラクにいるのか、命をささげるほど重要な目的は何なのか、堅固な理解が(同盟国間に)ある」と述べ、事件にもかかわらず日本の自衛隊派遣に期待感を示した。

 在イラク駐留米軍のサンチェス司令官は30日、バグダッドで記者会見し、頻発する欧米の軍や外交官に対する攻撃に、米国で訓練を受けたイラク警察官と、民間人の通報者が関与している可能性がある、と述べた。米軍は在留軍の早期撤退を視野に、旧イラク治安勢力の再訓練を進めている。同司令官はまた、一連の攻撃に国際テロ組織アルカイダが関係している可能性があるものの、確定的な証拠はまだ見つかっていないとも述べた。

 12.3日、共同通信によると米政府高官が、外交官殺害後、日本の政府・与党内でイラクへの自衛隊派遣に慎重論が出ていることについては「全面的に理解できる」としながらも、ブッシュ政権は来年六月に予定しているイラク暫定政権樹立以前に日本政府が自衛隊を派遣することを確信していると述べた。イラク復興を現地で続けている日韓やスペイン、イタリアなどの攻撃しやすい「ソフトターゲット」にテロの標的が拡大している事態に触れ「同盟国が(テロに屈して)イラク復興を後退させれば(武装勢力に)誤ったメッセージを送り、テロを助長するだけだ」と指摘。小泉純一郎首相が事件にもかかわらず、イラク復興政策を変更しないと表明したことを評価した。

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【日本政府、2外交官追悼合同葬挙行】
 12.4日、イラクで殺害された在英国大使館の奥克彦参事官(45)と在イラク大使館の井ノ上正盛三等書記官(30)の遺体がクウェートからロンドン経由で成田空港に帰国した。奥参事官の妻恵美子さんや井ノ上書記官の妻幸乃さんら遺族がクウェートで遺体を引き取り、付き添ってきた。空港の駐機場には川口順子外相らが出迎え。航空機から降ろされたひつぎは、遺族らが見守る中、千葉県警の儀仗(ぎじょう)隊に運ばれ霊きゅう車へ。遺体は警視庁が検視、5日に司法解剖する。
 外務省は4日、奥参事官を大使に、井ノ上三等書記官を一等書記官にそれぞれ11月29日付で昇格させる人事を発令した。両家と外務省の合同葬は6日午前11時から、東京都港区の青山葬儀所で行われ、川口外相が葬儀委員長を務める。

 12.6日、奥大使(参事官から昇進)と井ノ上1等書記官(3等書記官から昇進)の奥、井ノ上両家と外務省の合同葬が午前11時から、東京・南青山の青山葬儀所でしめやかに行われた。外務省葬は78年以来、25年ぶり6回目。合同葬には、小泉首相をはじめとした政府関係者、河野、倉田の衆参両院議長のほか、在京の各国外交団、外務省関係者など1500人以上が参列した。川口順子外相が葬儀委員長になった。中央の祭壇には、右側に奥大使、左側に井ノ上書記官の遺影が掲げられ、冒頭、30秒間の黙とうが行われた。

 小泉首相は哀悼の意を表明し、その中で、奥大使について「連合国暫定当局(CPA)や米英関係者と信頼関係を築き、余人をもって代え難い活躍をした」と高く評価。井ノ上書記官についても「イラク人との友情を大切に、イラク国民の視線から地道な活動を続けた」とたたえた。首相は、涙で約20秒間も絶句した後、「2人は日本国、日本国民の誇りでもある。熱い思いと功績を決して忘れない。日本政府は2人の遺志を受け継ぎ、国際社会と協力してイラク復興に取り組んでいく」と、今後もイラク復興支援に全力を挙げることを誓った。

 弔辞では、竹内行夫・外務次官や、2人の外務省の同期入省者や学生時代の友人が思い出を語った。その後、奥大使の妻、恵美子さん(45)や井ノ上書記官の妻、幸乃さん(30)ら遺族や、一般参列者らの献花の列が続いた。葬儀に先立つ2人への勲章伝達式で、奥大使に従4位旭日中綬章、井ノ上書記官に従7位旭日双光章が授与され、葬儀委員長の川口外相がそれぞれ遺影にささげた。川口外相はあいさつの中で、優れた職員の功績をたたえる「川口賞」を2人に贈ることを表明、祭壇に表彰状を供えた。2人は8月にいったん受賞が内定したが、「任務が完了していない」として辞退していた。葬儀に先立ち、勲章伝達式が行われ、2人がイラクの人道復興支援に尽力したとして、奥大使と井ノ上書記官の祭壇に、それぞれ旭日中綬章と旭日双光章が供えられた。

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【外務省の情報隠匿論理】
 高まる事件の「不審」に対して、外務省は、「(被弾数や銃弾の種類などは、)遺族感情を考慮すると死因以外は明かせない」と発表した。
(私論.私見)政府の「遺族感情を考慮して真相掘り下げを差し控える論」について

 この論はどこかで聞いたことがある。そうだ、日共筆阪のセクハラ失脚事件に関連して述べた党中央の「被害者のプライバシー保全のため真相掘り下げを差し控える論」と酷似している。とんだところで馬脚が現れるというもんだ。

 外務省は12.4日、殺害された奧参事官と井ノ上書記官が事件当時に乗っていた大使館の館用車の写真3枚を公表した。車は黒の四輪駆動車トヨタ・ランドクルーザーで、車体左の防弾ガラス2枚に弾痕が集中している。米軍が事件現場から車をティクリートに移動した後に撮影し、暫定占領当局(CPA)を通じて外務省に2日、電子メールで送信されてきた。銃弾が防弾ガラスを貫通していることが確認できる。また、フロントガラスの中央部分が割れ、ボンネットの前部中央部分にも弾痕のような穴が残っている。
(私論.私見)政府発表の「大使館の館用車の写真3枚は替え玉論」について

 次のような見解が出されている。概要「日本人外交官殺害事件の直後に起きた韓国人技術者の銃撃殺害事件の被害車両の場合、窓ガラスは後部座席もリアウインドウもすべて吹き飛び、銃弾はボディのあちこちに雨あられと散乱している。つまり、走行している車を襲った場合は通常こういう風になるということだ。ところが奥参事官らの車はなぜか見事なうつくしさを保っている。見事に判で押したように銃弾は前の窓ガラスと後部の窓ガラスにきちっとおさまっている。あれでは止まっているところを撃たれたとしか思えない。走行中なら必ず韓国車のようになる。しかし、様々な証言から、止まっているところを撃たれたのではないことがわかっている。では、どういう推測がこの場合、整合的であるのか。日本に提供された奥参事官らの車の写真はじつは替え玉であると。これが一番整合的な推論だ。で、本物はじつは韓国車のように、もっとひどい惨状であると。そこから犯人も推測できるようなものであったと。だから米政府機関が巧妙に摩り替えたと。しかも返さないと。こういう推測が成り立ちますな」(「日本に提供された奥参事官らの車の写真はじつは替え玉である、という仮説」)。

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【ロイター外電が「遺体写真」発表。外務省が映像配信中止に動く】
 運転手を含む3人の遺体が、イギリスの通信社ロイターによりインターネット上で動画で発表された。これを撮影した者が誰なのか不明であるが。「運転手を含む3人の遺体を動画で撮影したのがロイターのカメラマンなのか、米軍 なのか、CIAなのか、モサドなのか、それらもまったく不明のまま、『バグダッドの 北の会議に参加する途上で殺された』という情報が、世界中に配信された」。

 これを受けて、週刊現代が、遺体映像の写真を掲載した。これに外務省が次のような権力を行使している。@・同誌を出版している講談社に、外務省の国内広報課が抗議。A・映像源と見られるイギリスの通信社ロイターに、ロンドンの日本大使館が圧力を掛けて、映像配信を中止させた。B・電網上で発表している「電網宝庫」に、外務省の国内広報課と法務省の東京法務局が歩調を揃えて抗議し、掲載中止、削除の圧力を掛けた。ちなみに、大活躍している外務省国内広報課の課長・大森茂は、外務省に直接入った「生え抜き」高給官僚である。

 木村二氏は、「外務・法務高級官僚が必死に隠蔽図るイラク2外務職員の不審な遺体映像は電網上で最早抹殺不可能」で次のように抗議している。「外務・法務の両省は双方ともに、圧力の根拠は、『人権擁護』と主張し、遺族 を人質に取っている。しかし、遺族が抗議したわけではない。その結果、その他の情報不足と情報公開拒 否の状況下、事件の事実関係、真相は、隠蔽され続けている。これでは、真犯人を突き止めることは不可能となる。むしろ、死者の死後における再度の抹殺である。遺族も、真相を知りたいに違いないのである。外務・法務の両省の方こそ、遺族の人権を踏みにじっているのである。しかも、この事件が及ぼす影響は、図り知れないほど大きいから、誰にでも真相を知る権利がある。通常の殺人事件なら当然の鑑識、検屍解剖などの情報が、入り乱れて、どれも信用できないのだから、手掛かりとしての映像は、貴重この上ない。そこで、私は、やむなく、外務省の国内広報課長の大森茂に、何度も説諭を試み、 どうにもこうにも、箸にも棒にも掛からないから、わが電網宝庫でも発表するし、可能な限り広めると通告した」。

 更に、次のように締めくくっている。「『疑う者はテロリストの味方か!』、『アメリカの敵か!』と、皆が脅されているのである。 だから、私は、断固、疑い続けるし、映像を配信し続け、広め続けるのである。電網上に溢れ出ている映像を、あえて圧殺し、抹殺しようと『あがく』日本の高級官僚の 背後には、アメリカとか、イスラエルとかが、潜んでいる可能性もある。私は、『命が惜しくば』という脅しには、絶対に屈しない」。

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【ロイター外電が「遺体写真」発表。外務省が映像配信中止に動く】
 奥大使と井ノ上書記官の遺体はいったん米軍が収容し、クウェート経由で12月4日に日本に帰国した。警視庁はその日のうちに検死を行ない、翌5日に奥大使は慶応大学、井ノ上書記官は東京大学で司法解剖が行なわれた。

 その後ただちに、首相官邸と外務省に奥大使の死因について驚くべき報告があげられた。事件の処理にあたった政府中枢筋の証言である。「奥大使の遺体にはいくつもの銃創があり、病院で亡くなったのではなく、即死に近かったと判明した。問題は頭部の被弾箇所だ。奥大使は頭の左側に5発の銃弾を受けていた。走行中に並走する車からマシンガンなどで撃たれたのなら、急所に正確に5発も命中するとは考えられない」。奥氏らの遺体の写真は通信社を通じて世界に配信された。写真には、手術台のようなベッドに横たわる奥氏の左のこめかみ付近とその数センチ下に小さな血塊が写っており、政府中枢筋の話と符合する。

 ということは、走行中の射殺証言もまた怪しくなり、意図的な射殺後のカモフラージュだった可能性も有る。かくして真相は更にヴェールにくるまれてしまった。誰が何のためにかように事を複雑にしているのだろうか。れんだいこが見るに、これは謀略戦に付き纏うやらせが混じって故意に事をややこしくさせているということではなかろうか。ならば、可能な限り解きほぐさねばならない。

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【革マル派の見解(解放、2003.12.5日付け)】 http://www.jrcl.org/

 米軍の日本人外交官誤射・殺害のもみ消しをはかる日米権力者を弾劾せよ! 「テロとの対決」を名分にした自衛隊のイラク派遣を絶対に阻止せよ!

 日本革命的共産主義者同盟 革命的マルクス主義派

 11月29日に、イラクのティクリート近郊の道路上において、日本人外交官2名とイラク人運転手が乗った車両が走行中に銃撃され、3名全員が殺されるという事態がひきおこされた。この事件は、その後に明らかとなったあらゆる情況からして、「テロリストによる犯行」などでは断じてなく、米軍による誤射・殺害であると推断しうる。それは、イラク・ムスリム人民による「反米・反占領」の苛烈なゲリラ闘争に震えあがりパニック状態に陥っている米占領軍が苦しまぎれに強行したスンナ派三角地帯≠ナの人民皆殺しの軍事作戦、その渦中でひきおこされた事態にほかならない。

 @真相の隠蔽ともみ消しに狂奔する米軍

 米軍占領当局(CPA)は、事件発生の直後から、「テロリストによる犯行」などという情報≠流しながら、事実の隠蔽に狂奔した。 @  事件発生は29日の午前11時頃(現地時刻)であるにもかかわらず、米軍は発生時刻を「午後5時」と6時間も遅らせて発表し、また「道路近くの売店に水と食料を買いに立ち寄ったところを襲われた」とまったくのウソを発表した。(この発表が「誤り」であったことを、12月5日にいたって米軍は認めざるをえなくなった。)
A  現場を目撃した住民によれば、「直後には日本人の1人は息があった」とされているのであるが、このことを米軍はひた隠しにした。
B  米軍は、被害車両のトヨタ・ランドクルーザーを現場から移動して米軍基地内に隠匿し、今なお返却していない。――同日に襲われ7名が殺されたスペイン秘密警察の車両や2名が殺害された韓国民間人の車両は、いずれも現場に放置されている。これに比して、まったく扱い≠ェ違っているのだ。
C  事件発表後に現場を訪れた共同通信記者によれば、付近には薬きょうがまったく落ちていなかった。――米軍は、銃の種類がわかる薬きょうをすべて回収したのだ! この隠蔽工作こそは、事件が米軍じしんによる犯罪であることを自己暴露しているではないか。


 日本政府の「要求」に応じて米軍が渋しぶ出してきた被害車両の写真によれば、被弾は左側面のガラス窓とドアに集中しているが、同時に、前部ボンネットにも貫通痕がある。このような貫通痕は、――米軍が強弁しているような――「左側を併走する乗用車型の車からの銃撃」では起こりえない。高い銃座を持つ車両(たとえば装甲車)で前方から撃ったものと断定しうる。しかも、ランドクルーザーが銃撃を受けて止まったその後から「米軍車両が通り過ぎていった」という地元住民の目撃証言さえある。

 およそこれらの諸事実からして、事態の直接性が次のようなものであったと推定しうる。――日本人外交官らの乗るトヨタ・ランドクルーザー(ナンバープレートを外したスモークガラスの車)がティクリートに向かう道路を猛スピードで走行中に、これと遭遇した米軍部隊が「テロリスト」と誤認して銃撃し殺害した(これが午前11時前後)。その直後、殺害した相手が日本人外交官であることに気づき、うろたえた米軍は、その後6時間以上をかけて、米軍の犯行であることをしめす物証の隠滅に奔走し、隠滅工作が終わった後に発生時刻を偽って発表したのだ。

 A日本車をおとり≠ノしたゲリラ掃討作戦

 この誤射・殺害事件は、決して偶然に惹き起こされたものではない。殺害された日本人外交官たちは、29日にティクリートで開かれる予定であったCPAのイラク復興支援会議に向かう途中であった。ムスリム人民の反米・反占領のゲリラ戦に追いつめられた米軍は、このかんティクリートをはじめとするスンナ派トライアングル地帯において、「アイビーサイクロン2」と名づけた空爆・砲撃などによる皆殺し作戦を狂乱的に展開してきた。水鳥の羽音にも脅えるような心境になっている米軍部隊は、動く対象≠見つけただけで銃を乱射するというパニック状態に陥っている。韓国の記者は、「われわれの車両を追い越したら銃撃する」とティクリート近辺の米軍から警告されていたという。

 この事件直後の11月30日には、ティクリートからほど近いサーマラにおいて、米軍は「新通貨の搬送車列を襲撃してきた武装勢力」との大規模戦闘を展開し、「54名を殺害した」と発表した。この戦闘は、「搬送」部隊というおとり部隊≠使って「テロリスト」を誘い出し包囲殲滅(せんめつ)する、という作戦にもとづくものであった、と推察できる。ところが実際には、敵≠ノ脅えきっている米軍は、反米感情をむき出しにして立ち向かってきた住民たちにメクラめっぽうに機銃を乱射し、50名以上の住民を虐殺したのだ。これはまさに、ベトナム戦争末期に、米軍が狂気にかられてひきおこしたソンミ村の住民大虐殺と、まったく同様の事態ではないか。29日の事件もまた、こうした血迷った作戦がもたらした必然的事態にほかならない。

 いやそもそも、今日このとき、サダム・フセインの出身地でありもっとも米軍への抵抗の激しい「危険地域」であるティクリートにおいて、このような会議を開くことじたいに米軍の策謀が見てとれるではないか。米軍は、「テロリスト」をおびき寄せて殲滅するためにこそ、わざわざCPAの会議を敵の本丸≠ナ開くという策略をめぐらしたのだ。そして、そこに招集した各国外交官やNGOのメンバーをも、ゲリラ部隊をおびき寄せるためのおとりに使ったのだ。当日の29日には、要所に配置された特殊部隊などが、敵を待ちうけ見つけしだい攻撃する、という態勢をとっていたにちがいない。ナンバープレートを外したまま猛スピードで走っていた日本人外交官のランドクルーザーは、このような米軍・特殊部隊の網≠ノかかって蜂の巣にされたのである。

 イラク人民の苛烈な反米レジスタンスとアラブ義勇兵の自爆闘争・そしてフセイン派残党のロケット砲攻撃や爆弾闘争などによって連日連夜火だるまにされ、倒壊の淵に追いつめられている米占領軍当局が、この窮地を挽回するためにスンナ派トライアングルにおいて強行した軍事作戦。――その一つが、11月29日の「ティクリート会議」をおとりにしての謀略的軍事作戦であり、その失敗を糊塗することを狙った翌30日のサーマラにおける「テロリスト掃討戦」=住民大虐殺なのである。

 いまや米軍の士気は日ごとに落ち、パニックのあまり精神障害におちいる兵士が続出している(7000人ともいわれる)。ベトナム戦争末期と同様に、脱走兵もあとを断たない(1700人ともいわれる)。臆病者ブッシュが演出した早朝2時間のタッチ・アンド・ゴー訪問と「感謝祭夕食会」の茶番劇によっても、米軍の戦意低下をおしとどめることなどはできない。「イラク民主化」を掲げた米軍の占領支配は完全に破綻し、「ベトナム化」「泥沼化」の声が米ジャーナリズムでこだましている。このような破綻をのりきるためのブッシュと米占領軍の悪あがきの帰結が、こんかいの日本人外交官誤射・殺害事件にほかならない。

 B小泉政権の協力・イラク派兵強行を許すな!

 小泉政権は、ひきおこされた事態に仰天し動転し、ブッシュ政権の圧力を受けて事件の真相もみ消しに躍起となっている。小泉は、一部のジャーナリズムが流しはじめた「米軍の関与」説にうろたえ、自民党内部からも沸きあがっている「説明不足」という不満の声に慌てながら、「ぺらぺらしゃべるな」と箝口令(かんこうれい)をしきはじめた。ブッシュはただちに「悲しい」と哀悼の意を表し、アーミテージらの政府高官が相次いで在米日本大使館に弔問に訪れた。――この「異例の弔意表明」というかたちをとった米政府のもみ消し協力の要請に応えて、小泉政権は、被害車両の日本への引き渡しを要求しない、という温情≠みせている。警視庁公安部のもとでおこなわれた2人の遺体の司法解剖の結果について、とりわけ体内に残されているといわれている銃弾について、彼らは嘘をつきとおすにちがいない。〔12月6日の時点では、「銃弾については答えることはできない」などと発表じたいを拒んでいるほどなのだ。〕

 ハーケンクロイツ同盟の血盟≠ノ賭けて、小泉政権は米軍による誤射・殺害の事実を闇に葬ろうとしている。この破廉恥なもみ消しに全面協力しているのが、民主党・共産党を先頭とする「野党」であり、ほとんどすべてのマスコミ・ジャーナリズムにほかならない。

 小泉政権は、殺された2人を「二階級特進」させて勲章を与え、国葬なみの葬儀をおこなうことによって、彼らを「英雄」に祭りあげた。このような英雄譚(たん)≠でっちあげながら、小泉は、「テロに屈するな」「ここで屈したらテロリストの思うつぼだ」と金切り声を上げて、自衛隊派遣をあくまでも強行する姿勢をぶちあげている。

 すべての労働者・学生諸君。米軍による日本人外交官誤射・殺害のもみ消しを断じて許すな! 「テロとの対決」を名分にした小泉政権によるイラクへの自衛隊派遣を絶対に阻止せよ! 「米軍の撤退を要求してはいない」などとほざいて米軍のイラク占領支配に塩を贈る日共指導部を弾劾せよ! イラク人民の「反米・反占領」レジスタンスの爆発に悲鳴をあげる占領米軍による狂気の人民大虐殺を弾劾せよ! イスラミック・インター―ナショナリズムにのっとって果敢にたたかうムスリム人民と連帯してたたかおう!

(私論.私見)革マル派の「米軍による誤殺説」について

 革マル派論文は、事件の「不審」面を詳細に説き明かしている点とそのタイミングのタイムリーさにおいて秀逸である。但し、結論部分の「米軍による誤殺説」は早計過ぎるのでは無かろうか。誤殺ではなく、意図的な殲滅であった可能性も問われねばならない。そう云う意味で、結論が想像的過ぎよう。

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【中核派の見解(前進2130号、2003.12.15日付け)】
 自衛隊派兵基本計画粉砕せよ 小牧・北海道・全国で反戦闘争の嵐を 米英日帝と闘うイラク人民に連帯し派兵阻止闘争に立とう 
 11・29ゲリラ戦闘に対する革共同の態度
 11月29日、米英日帝のイラク侵略戦争と軍事占領に対するイラク人民の怒りが日本大使館の外交官に向けられ、2人の死者を出す事態が発生した。日本国内では「国を挙げて哀悼を」だとか「英雄」化を狙うキャンペーンが張られ、「テロに屈せず、自衛隊派遣を貫く」という小泉政権の掛け声のもと、イラク特措法に基づく自衛隊派兵の基本計画が今週にも閣議決定され、侵略戦争の戦場への大規模派兵が強行されようとしている。この事態に対して、われわれはどのような態度をとるべきなのか。


 第1章 侵略の先兵たちへの怒りの反撃は正義だ
 第一に、この事件は米英日帝のイラク侵略戦争に対する必然的なゲリラ戦争であり、正義の闘いである。起こったことは、侵略当事国、最凶悪の参戦国である日帝に対する攻撃である。政府自身も認めているように、日本人外交官に向けて狙いすました攻撃である。米英軍の軍事占領を支えるために、日本政府がイラクの地で行ってきたことへの当然の反撃である。3・20開戦直後から米帝ブッシュを真っ先に支持し、強力な後ろ盾となってきた日帝に対して、イラク人民の怒りが爆発したのだ。

 さらにまた、これは日帝の自衛隊イラク派兵を絶対に許さないという意志表明である。イラク人民、ムスリム人民は、3・20以来の日帝の突出した米帝支持表明に対して、「日本は第3の敵国」と断罪し、さまざまな形で警告を発してきた。それにもかかわらず、日帝・小泉は、「テロリストの脅迫には屈しない」と繰り返して、自衛隊派兵に向かって準備を続けてきたのである。

 2人の外交官は、4月からORHA(米復興人道支援室)に派遣され、CPA(米英暫定占領当局)のもとで、積極的に占領行政に加担してきた侵略者そのものである。イラク侵略戦争の先兵として自衛隊の受け入れ体制を構築するための工作活動に従事していたのだ。死亡した奥参事官は、自身のホームページで「テロとの戦い」を叫び、「復興支援」の名のもとに自覚的に米帝のイラク侵略戦争に協力・加担してきた中心的な人物であり、当然にもイラク人民のゲリラ戦争の標的となったのである。

 一切は、米英日帝のイラク侵略戦争と軍事占領の中で起きている。この残虐なイラク侵略戦争を止め、米英日帝がイラクから撤退しないかぎり、このような事態がますます激化することは明白である。

 考えてもみよ。政府もマスコミも「日本人2人の死」を大騒ぎするが、米英軍によって殺された数万人のイラク人民のことは、政権転覆や石油資源略奪のことは、どうして問題にしないのか。自分たちの土地に侵略してきた、圧倒的な重武装の帝国主義軍隊に大量虐殺されているのはイラク人民なのだ。

 米軍は今、大空爆を再開している。「アイアンハンマー」作戦で、「ゲリラが潜んでいる」という口実を設けてイラク人民を住居から立退かせて破壊することを続けている。パレスチナにおけるイスラエル軍と同じことをやっているのだ。イラク人民の怒りと敵意と憎悪に包囲された米英軍は、ますますイラク人民全体を敵視して攻撃をエスカレートせざるをえなくなっている。かつて日帝が中国侵略戦争にどこまでも深々とのめり込んで破滅していったように、米帝はイラク侵略戦争の泥沼から抜け出すことはできない。

 本格的な参戦狙う日帝小泉
 第二に、この事件後もあくまでも自衛隊派兵方針を変更せず、自衛隊を戦場に送り込もうとしている小泉にこそ最大の責任があるということである。「イラク侵略戦争は不正義の戦争だ」「米英軍は一刻も早く撤退すべきだ」という大多数の人民の声を踏みにじって、イラク侵略戦争に協力加担し続けてきたのが、日帝・小泉である。

 一握りのブルジョアジーの利益を「国益」と称し、そのために文民を戦場に派遣し、自衛隊を派兵して殺し合いをさせ、帝国主義としての大突出を図ろうとしているのだ。これに対しゲリラ戦争はもっと激しくなる。「テロに屈しない」という掛け声でさらに派兵が展開されれば、もっと激烈な殺し合いになる。帝国主義は「殺し殺される」戦場にどんどん送り込もうとしている。つまり、日本の労働者人民を死地に赴かせているのだ。これから自衛隊派兵で死亡する場合、最大の責任は小泉にあるのだ。

 第2次世界大戦で、日本では300万人の兵士と人民が戦死したが、それは何よりも天皇と日帝ブルジョアジーによって侵略戦争に動員され、殺されたのである。そして今まさに、それと同じことが始まっているのである。

 小泉(またその背後にいる奥田らブルジョアジー)に従っていたら、日本の労働者人民は再び侵略戦争の戦場に送り込まれ、他国の人民に敵対し、死ぬことになる。2人の死は、その前触れであり、警鐘である。日本の労働者人民はこのシグナルを受け取って、敵は誰であり、何をなすべきかを学びとらなければならないのだ。「復興支援」とか「国際貢献」の名のもとに本格的な侵略戦争に突入しようとしている小泉こそ、人民の敵であり打倒の対象なのだ。

 12月1日、航空労組連絡会など3団体が、「民間機の軍事利用に反対し、自衛隊のイラク派遣の中止を求める」声明を発表した。帝国主義の戦争動員の最前線にある航空労働者が、決起しているのである。侵略戦争の拡大は、民間労働者も動員する。これに対する労働者の階級的な反撃を今こそつくりだしていかなければならない。

 侵略戦争を内乱に転化せよ
 第三に、具体的に、われわれは何をなすべきか。侵略戦争にのめり込み、侵略戦争に人民を動員しなければ存立することのできない自国の帝国主義を打倒する、すなわち日帝・小泉を打倒することをはっきりと宣言して闘うことである。日帝・小泉は、あくまでも自衛隊を派兵し、有事法制を完成し、イラク・北朝鮮侵略戦争を強行しようとしている。さらに、教育基本法を改悪し、憲法改悪も公然と掲げて攻撃を強めている。しかも、改憲はずっと先の話ではない。イラク派兵は、憲法9条破壊=事実上の改憲だ。そして、他方で、大失業・リストラ、賃下げ、労働法制改悪、年金改悪を始め社会保障解体と、一大資本攻勢を強めている。そうしなければ帝国主義として延命できないところまで危機を深めているのだ。

 労働者を食わしていくことができなくなった帝国主義、自国人民を戦争で死に追いやることしかできなくなった帝国主義、このような帝国主義は打倒するほかない。この帝国主義の存在を根っこから断ち切らなければ人民は生きていけない。その中にこそ、人民の生きる道がある。帝国主義の侵略戦争を内乱=国内戦に転化せよ、ということが現実の課題となっている。
 日帝は帝国主義であるかぎり、対米関係からも、対北朝鮮の観点からも、自衛隊派兵を絶対に中止することができない。読売新聞の3日付社説は、「国益の観点に立った日本の主体的な判断として」自衛隊のイラク派兵の基本姿勢を貫け、と叫んでいる。そして、「万一、自衛隊派遣の方針を転換するようなことがあれば、北朝鮮に侮られるだけだ」と北朝鮮侵略戦争のために派兵は譲れないとしている。日帝支配階級にとって、イラク侵略戦争と北朝鮮侵略戦争は一体の侵略戦争なのである。

 小泉は、今週にもイラク派兵の基本計画を閣議決定し、来年早々に自衛隊本体を派兵しようとしている。この12月から、これに対する巨大な反戦闘争を爆発させなければならない。自衛隊本体が派兵される北海道・旭川、知県・小牧、広島県・呉を中心に派兵阻止現地闘争を巻き起こそう。
(私論.私見)中核派の「ゲリラ戦闘説」について

 中核派論文は、革マル派論文に比して事件の詳細分析が為されていない。こたびの事件にも「不審」なことが付きまとっており、@・ゲリラ戦闘、A・米軍誤殺、B・米軍系による意図的殺害の三通りが考えられる。これを解明せねばならないときに、「ゲリラ戦闘説」で片付けるのは早計では無かろうか、結論が合えば良いというのでは無いように思う。

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【れんだいこの「日本の自衛隊強制出動の為に為されたアングラ勢力による恫喝殺害疑惑」考】
 この事件はもっともっと解明されねばならない。丁度、1931(昭和6).9.18日に引き起こされた「柳条湖事件」に匹敵する謀略がありはしないか。柳条湖事件とは、9月18日夜奉天に近い柳条湖付近で、南満州鉄道の線路が何者かの手によって爆破され、関東軍がこれを中国軍の仕業だとして軍事行動を満展開していくことになったその引き金になった事件のことを云う。以降、いわゆる満州事変と云われる一連の経過が始まり、続いて日米決戦へと向うことになる。あるいは「ロッキード事件」の仕掛け過程とも酷似しているように思える。

 「現地人運転手を含む日本人外交官2名殺害事件」は、この観点から精査されねばならない。歴史には謀略が付きまとっているのは常識だ。あぁだがしかし、小泉系政府は、端から捜査の権限を放棄しており、前代未聞の米奴化を嬉々として促進する痴呆ぶりを見せている。かような御仁をトップに据える日本は、ますます危うい淵に誘われつつあることお墨付きと云える。

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【奥参事官の「暗殺背景」考】
 奥参事官と井ノ上書記官は在イラク日本大使館の中核的存在で、岡本行夫首相補佐官は、「中央公論」11月号への寄稿で、奥参事官を「肝のすわって使命感の強い人だった」と述べている。小泉純一郎首相が「イラク復興支援に欠かすことのできない、中心的な役割を果たしてきた」と悔やみ、川口順子外相が「2人の優秀な部下を失ったのは痛恨の極み」と声を詰まらせたのも、奥、井ノ上両氏の確かな実績を踏まえてのことだ。

 奥参事官の履歴は次の通り。兵庫県出身、58年1月3日生まれ。享年45歳。早大政経学部入学、在学中の80年に外交官試験(上級)合格。81年外務省入省。入省後は元早大ラガーの行動派として鳴らした。90年、在イラン大使館2等書記官。92年、在米大使館1等書記官。この時、日米自動車交渉に取り組む。00年、本省総合外交政策局の国連政策課長に就任、国連改革に取り組んだ。01年から現職。中東が専門だった野上義二元外務事務次官の信頼も厚かった。

 2003.4月、米英占領当局(CPA)の前身である米国の復興人道支援室(ORHA)へ派遣され、長期出張中だった。イラク復興支援のため、日本政府が4月末から米英占領当局(CPA)の前身「米復興人道支援室」(ORHA)へ政府職員を段階的に派遣した中の第1陣だった。元々は在英日本大使館勤務だが、「明せきな頭脳とタフな精神力の持ち主」(外務省幹部)であることを買われ、難題山積のイラク復興支援の担い手に抜てきされた。

 国際政治経済情報誌「インサイドライン」編集長、歳川隆雄氏(56)は、「奥参事官を標的にした暗殺だった可能性が高い」と強く主張している。歳川氏は、イラク復興と人道支援を目的に設置されたORHAが、ポスト・フセイン政権を念頭に、ラムズフェルド米国長官によって対イラク武力行使前に国防総省内に設置された事情を重視する。かぎを握るのは奥参事官がバクダッド入りした日付けだという。ORAHAの代表ガーナー氏(米陸軍退役中将)がバクダッド入りしたのは今年4.21日で、奥参事官はその二日後にバクダッド入りしている。「これは明らかに米国から日本に人財をORAHAに出すよう依頼されたと思われる。ORHAは旧共和国宮殿に仮事務所を設置し、そこに奥参事官の執務室も用意された」と歳川氏は指摘する。

 奥参事官はガーナー代表指揮下のORHAで国際支援担当の英陸軍将校の代理を務めていた。「これで米英軍などの外国の軍事行政機関の一員になったわけで、外務省はどのような法的根拠で出向させたのか。ORHAに『籍』を置いていたということは武装勢力からみれば米軍の協力者というよりも『一員』であり、標的の上位ランクに挙げたのではないか」との見方を示す。そのうえで歳川氏は、奥参事官の動向を流した内通者の存在を指摘、奥参事官とともに頻繁にイラク視察をしていた岡本行夫・首相補佐官についても「米軍から暗殺計画の情報をもたらされたことがある」としている。

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【奥・在英国大使館参事官の絶筆「イラクの戦後復興における国連の役割」(「外交フォーラム」11月号より全文引用)】
 国連だけは自分たちを本当に助けてくれる存在だ、と大半のイラク人は受け止めている。「米国一極の世界では、国連は米国の支持なしには無能の存在だ」との批判があるが、イラクの暫定統治、憲法に基づいた政府の樹立における国連の役割は大きい。

□イラク人にとっての衝撃

 8月19日午後、夏休みを終えてバグダッド入りのためアンマンで待機していた私の耳に衝撃的なニュースが飛び込んできました。バグダッドの北東部にあるカナール・ホテルに本拠を構える国連事務所が爆弾テロの被害にあったというのです。

 8月の上旬にはバグダッドにあるヨルダン大使館が爆弾テロに見舞われ、ついに米軍兵士以外にもテロのターゲットが広がったか、と思わせた矢先でしたが、まさか国連を狙うとは誰も思ってはいませんでした。翌日、バクダッドに戻った私の目には、この事件が米軍主導の暫定統治に幾ばくかの苛立ちを覚えていたイラク人にも大きな衝撃と動揺とを与えたことが、手に取るようにわかりました。日中には優に50度を超える過酷な真夏の気候の下、治安や電力供給といったライフ・ラインが維持できない占領当局に対して、一般のイラク人の苛立ちは限界に近づいていました。自由は手に入れても、生活基盤は戦争前より悪化したために、当初の米軍歓迎ムードがかなり薄れていたのです。そんな中でも、国連だけは自分たちを本当に助けてくれる存在だ、と大半のイラク人は受け止めています。米軍をはじめとするわれわれ連合暫定施政当局(CPA)の関係者にとっては、この認識は正直なところ「フェアじゃないなぁ」と愚痴らずにはおられないものでした。しかし、そのくらい、イラク人一般の間では、人道支援に参画する国連は「外国勢力」とはいえ、別格の位置付けです。それだけにショックも大きかったと思います。今回の事件が今後の国連の役割にどのような影響を与えるのか、まだ見えてきませんが、イラク戦争後の展開を考える上で、大きな転換点となるでしょう。

 テロの犠牲となったデメロ事務総長特別代表は、5月22日に採択された安保理決議1483を受けて、ブレマーCPA長官との間で、徐々にではありますが、国連のプレゼンスを築き始め、少なくとも現地ではCPA側も国連との協力関係を進めようとしていた矢先の爆破事件でした。これを契機に国連の腰が引けていくようであれば、テロリストの思い通りの展開となるでしょう。戦後のイラクは、米国一極といわれる現在の国際社会で、国連がどのような役割を担いうるかについて、私たちが真剣に考える上で、さまざまな材料を与えてくれます。
□ イラクと国連の深い関係

 国連にとってのイラクは、「満艦飾の国」といえるでしょう。イラクが国連の原加盟国であることはあまり知られていませんが、イラクと国連とは、皮肉なことにサダム・フセインが周辺諸国との争いを深める度に、その関係を深めていきました。8年に及ぶイラン・イラク戦争後の停戦監視活動に始まり、湾岸戦争での多国籍軍による武力行使を容認した安保理決議678や、その後の、飛行禁止区域の設定、安保理による経済制裁の実施、オイル・フォー・フード計画による人道支援、大量破壊兵器の査察等々、枚挙に暇がありません。こうしてみると、国連のイラクへの関与の度合いは一貫して増える傾向にあったといえます。

 イラクをめぐる国連の役割、特に安保理を中心とした安全保障面での関与が、世界の他の紛争国での国連の役割と一線を画しているのはなぜでしょうか。それは、イラク情勢の趨勢が中東地域全体のパワーバランスに根源的な変化をもたらしうるからです。今回の対イラク武力行使の直前の、米英をはじめとする「武力行使止むなし」の立場の国と「査察をさらに継続すべし」と主張する仏、ロ、独等との対立はいまだ記憶に新しいところです。そしてこのことが、安保理決議1483によりイラクの戦後統治に関与する国連の役割が明記された後も、国連の立場を微妙なものにしてきたといえるでしょう。

□ 復興支援の現場で不可欠は国連

 5月1日に、ブッシュ大統領が「イラクにおける主要な戦闘行為が終了した」と宣言する前から、国連の援助機関はイラク国内での活動を再開していました。特に南部イラクを中心とした、水、医薬品の供給は、まだバクダッド周辺で激戦が続いていた4月上旬には、ウンム・カスル港周辺や、バスラ近辺で展開されていました。私も復興人道支援局(ORHA:CPAの前身)がクウェートで戦後のイラクの青写真を描いていた4月上旬、国連児童基金(UNICEF)の水調査団に加えてもらって、ウンム・カスル唯一の病院での水供給調査に参加しました。この時の私は、イラクへの武力行使発生後、イラク領内に入った最初の日本政府関係者だったと思います。しかし驚いたのは「調査」といいながら、UNICEFの関係者はポリビニール製の組立型簡易水タンクを携行していて、その日のうちにタンクを組み立てて病院に水を供給し始めたのです。解放されたイラク領内の水供給システムが全く機能せず、UNICEFがクウェートで借り上げたタンクローリー車が、ひっきりなしにイラク領内に入り、あちこちで水を配っていた頃です。国連事務所爆破で亡くなってしまったUNICEFのクリス・ビークマン次長が、1日に60台規模のタンクローリーで緊急水供給をやっている、と説明してくれました。

 この背景には、戦前からUNICEFがイラク国内の医療施設、教育施設の現状をきちんと把握していたことがあって、応急措置とはいえ、現場で直ちにプロジェクトを実施できたわけです。私はそれまでの経験から、国連の援助機関はどちらかというとオーバーヘッド・コストばかり高くて効率が悪い、と感じていたのですが、それは誤りでした。これこそ、お手本のような緊急援助です。

 また、当時、ウンム・カスル港の土砂の浚渫が問題になっていました。英軍がいち早くこの事態を重視し、私に日英共同でウンム・カスル港の浚渫をやろう、さもなくば、世界食料計画(WFP)が調達した食料援助船が入港できず、折角の食料支援もイラクの人たちに届かなくなってしまう、と協力を呼びかけてきました。WFPの担当者も必死でした。日本政府としては、法的にイラクのように相手国政府が未成立の場合、非政府組織(NGO)か国際機関を通じた支援しか、実施できません。そこで私は直ちにクウェートにある国連開発計画(UNDP)事務所にこの話を持ち込んで協力を仰ぎました。担当のベルギー人、ピーター・ルーズベルトは、「ミスター・オク、簡単ではないかもしれないけれど、やってみようよ」と、にっこり笑って応じてくれました。実際、このプロジェクトは、英国国際開発省(DFID)のクレア・ショート大臣(当時)が、軍関係への援助になる、といって引いてしまい、また、米国のコンサルタント会社ベクテルが入ってきて、明日からでも浚渫を始めるので日本の出る幕はない、といわれるなど、いろいろな横槍が入りました。しかし結局、ピーター・ルーズベルトが粘りに粘って、日本のプロジェクトとして仕立て上げてくれました。そのピーター本人は、たまたま別の場所にあるUNDPのバクダッド事務所にいて難を逃れたのですが、爆破テロで、ご夫人が腕にかなりの負傷を負ってしまいました。

 以上は、日本との関わりのある国連援助機関による活動の一端ですが、イラクの復興支援における国連援助機関の役割は不可欠です。しかし爆弾テロにより、現地採用のイラク人以外のいわゆる国際職員が相当数引き上げられてしまった今、イラク復興のペースはかなり減速してしまったのです。
□ 政治プロセスにおける国連の役割

 安保理決議1483で政治プロセスへの国連の関与が認められたとはいえ、国内統治の実権を握っているのは、ブレマーCPA長官です。デメロ事務総長特別代表がバグダッド入りした数日後の6月上旬、国際協力事業団(JICA)の川上総裁がバグダッドを訪問されて、旧知であるデメロ特別代表と会談されました。私も会談に同席させてもらったのですが、「政治プロセスにも関与する」と繰り返す特別代表の言を耳にして、「張り切りすぎて大丈夫だろうか。ブレマー長官との役割分担がさぞ難しかろうな」などと気をもんだものです。

 その約3週間後、イラク担当の大木大使との会談では、デメロ特別代表はかなり自信を持って、やがて設立されるイラク人による統治評議会の活動概要、憲法制定プロセスなどを雄弁に語ってくれました。私はこの時、現場ではブレマー長官とデメロ特別代表とのいい役割分担ができつつあるのだな、と実感しました。そのデメロ特別代表も、「イラク国内の治安は、いわゆるスンニ派の三角地帯を除いては基本的に問題がない」と高村イラク特別措置法委員会委員長に説明した2週間後に帰らぬ人となってしまいました。

 政治プロセスへの国連の関与は、ニューヨークで議論すればするほど、当地の権限を侵食されることを懸念する連合側とそれ以外の国との間で溝が生じるのかもしれません。しかしイラク国内では、CPAと国連とは相互補完関係に立ちうるようです。国連は、米国色を前向きな意味で薄め、その結果、CPAの施策を受け入れやすくすることが期待できます。経済制裁下で、国連の活動がイラク人の日常生活に深く組み込まれたことにも起因するのですが、国連の存在を認知する素地がイラクにはあると思います。安保理決議1500が統治評議会の役割を認知したのも、そういう意味で、さらなる前進だったわけです。
□  デメロ特別代表の遺志を継いで

 もうお気づきかもしれません。爆破テロにより、国連の物理的な存在は一時縮小しています。しかし、繰り返しになりますが、イラクには政治的、社会的に国連の活動を受け入れる素地があるのです。これを活用しない手はありません。また、「米国一極の世界では、国連は米国の支持なしには無能の存在だ」という批判をよく耳にします。あながち全面否定できないことは今回のイラクへの武力行使決定をめぐる経緯をみても明らかです。しかし、イラクの暫定統治、憲法に基づいた政府の樹立には、なお相当のエネルギーが必要です。その重荷を米国と一部の連合参加国だけでは、いずれ背負い切れなくなるでしょう。その時、国連という機関の役割が必ずや大きくなってきます。

 これを見越して、例えば安保理の非常任理事国であり、イスラム国でもある、シリアやパキスタンを前面に押し立てて、イスラム勢力との衝突ではなく、「国際社会とテロとの戦い」という構図をイラク復興の中で確立することに日本政府が関与できる余地がもっとあるかもしれません。このような策を講じてこそ、「自分が負傷しても任務を解かないでくれ」と叫びながら瓦礫の下で亡くなっていった、デメロ特別代表の遺志を生かせるのではないでしょうか。

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【井ノ上書記官の人品骨柄考】

 井ノ上在イラク日本大使館3等書記官の履歴は次の通り。73年5月11日生まれ。30歳。熊本大法学部を卒業、96年外務省入省。在シリア大使館3等理事官、在チュニジア大使館3等書記官などを経て、昨年5月からバグダッド勤務。アラビア語の専門家で、宮崎県出身。
 井ノ上正盛書記官(30)の生前の様子が次のように明らかにされている。イラク戦争の開戦前に人間の盾として現地入りしたジャーナリスト安田純平さん(29)の言によると、在イラク大使館の撤収直前の3月7日、日本人の人間の盾がいたバグダッド・パレスチナホテルに、出国の説得に来た時のこと。1人はスーツ姿だったが、井ノ上さんはTシャツ姿。井ノ上氏はイラク開戦について次のように述べていた。「もうすぐ開戦でしょうが、おかしい戦争です。私も若ければ人間の盾をしたかもしれません」と、、ポツリとつぶやいたという。井ノ上さんとは約20分話した。「旅先で遭った人という雰囲気。ほかの外交官と違って本当にわれわれを気遣っていた」とも云う。別れの言葉は「開戦が近づいているので気をつけて」だった(2003.12.20日付け朝日新聞のローカルニュース「都城・上長飯小 井ノ上さんの後輩に生前の様子を伝える ジャーナリスト講演」)。


http://www.marino.ne.jp/~rendaico/zieitainogunzihaheico_gaicokansyasatuzikenco.htm

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ナツメヤシの実は今の時期でも実っている <Asharq Alawsatl>
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/136.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 21 日 16:39:07:PfNx5sWzYkpAE

http://www.iraq4allnews.dk/viewnews.php?id=35252 写真あり

サッダーム・フセインが拘束された農家の写真に黄色のナツメヤシが写っていたので、この写真は夏に撮影されたのではないかという意見が出されていた。

http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1569.html

しかし、同紙の特派員が、サッダームが拘束されたアッドール村の件の農家近くで、実際に黄色い実を付けたナツメヤシの実を見つけたと書いている。農民たちの話では、3月まで実を付けた状態であるという。戦争のためにナツメヤシの管理がおろそかになり、実をつけても放置されているものがあるという。摘果されずに日が経つと、茶色っぽい黄色に変色するという。

【投稿者注】この記事で、黄色いナツメヤシが冬に存在することが確認されたが、乾燥肉の問題は未解決であるから、矢張り、件の写真は春か夏に撮影された可能性が高い。


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<リビア>イスラエルの例外扱いに不満も(毎日新聞) −”イスラエルの核を問題にしない米国の二重基準に対し複雑な感情を抱くアラブの市民の感情に配慮”
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/104.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 21 日 05:54:42:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031221-00000072-mai-int

【アンマン小倉孝保】大量破壊兵器開発計画放棄を宣言したリビアは19日の声明で、「中東地域は例外なく同様の措置をとるべき」と述べた。イスラエルの核を問題にしない米国のダブルスタンダード(二重基準)に対し複雑な感情を抱くアラブの市民の感情に配慮したものと考えられる。リビアの決定を称える米英の姿勢に、アラブの市民は冷めた反応を示している。

 リビアの最高指導者、カダフィ大佐は19日、声明を発表し、「賢明な決定であり、勇気ある前進だ」と自画自賛した。これに先立ち、外務省が発表した声明では「リビアの決定が例外なしに中東全地域の例になることを望む」とした。これは、核兵器を保有しているとされるイスラエルも同様の措置をとるべきだとの考えを示したものだ。

 中東地域では、イラクのフセイン政権崩壊で大量破壊兵器開発疑惑が払拭されたほか、イランでは、国際原子力機関(IAEA)の圧力で国際社会が同国の核開発の透明性を確保できる見込みがついた。そして、カダフィ大佐の今回の決定で、イスラエルに対する大量破壊兵器の脅威はかなり取り除かれた。

 これまでも、エジプトなどは、国際会議などを通じて中東地域の非核地帯化構想を提案しているが、イスラエルは応じる姿勢を示していない。イスラエルを例外扱いしたままで中東から大量破壊兵器一掃を進める米国の姿勢にアラブ・イスラムの多く民衆は不信感を感じている。

 アラブ有力紙「アルハヤト」カイロ支局のムハマド・サラハ支局長は「カダフィ大佐は自身が権力の椅子に座り続けるためには米国を満足させるしかないと考えた。米国はイスラエルを守るためには独裁者さえ支持する」と冷めた反応だ。また、同「アッシャルク・アルアウサト」アンマン支局のナビル・ガイシャム支局長は「中東で最も強力な大量破壊兵器を所持しているのはイスラエルだ。イスラエルがこれを放棄しない限り、地域の安定はない」と語る。

 米国はリビアの決定を称えるが、アラブの一般市民の間には、イスラエルの優位をさらに確実にする今回の決定に複雑な感情も残る。特にイスラム原理主義過激派は米政府のこうした二重基準に強い不満を抱いており、イスラエルを例外扱いしたままの米国のやり方はテロリストに口実を与える危険さえある。(毎日新聞)
[12月21日0時51分更新]

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イラクでの奥氏ら殺害事件は裏切り者の見せしめ処刑と遺体映像公開による日本政府脅迫
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1475.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 18 日 18:38:50:CjMHiEP28ibKM

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『亜空間通信』709号(2003/12/18)
【イラクでの奥氏ら殺害事件は裏切り者の見せしめ処刑と遺体映像公開による日本政府への脅迫なり】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
 
 私は、自称「イラクでの奥氏ら殺害事件電網捜査本部長」として、従来の仮説のすべてを不成立とし、この通信の表題の通りの新仮説を提出する
 
 この問題は非常に複雑なので、過去の文章などの引用をすると切りがない。だから、現在までの証拠の検討の結果としての新仮説を提出し、簡略に、その主旨を述べる。
 
 この新仮説に至る検討の経過は、本通信の最後に、わが関連投稿のリストを提示し、そこから、辿れるようにする。
 
 私は、昨日、(2003/12/17)次の投稿をした。
 
---------- 引用ここから ---------- 
奥さん絶筆「国連」鍵言葉で再録:2死体の動画にフセイン2息子死顔がダブル不気味連想
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1281.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 17 日 08:26:21:CjMHiEP28ibKM
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 この「再録」の元は、半月前、事件の3日後に発した以下の投稿である。

---------- 引用ここから ----------
日本人2人の死体の動画にフセインの2人の息子の死に顔がダブル、不気味な連想。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1070.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 02 日 19:37:05:CjMHiEP28ibKM

日本人2人の死体の動画にフセインの2人の息子の死に顔がダブル、不気味な連想。

もしも、これが「見せしめ」だとしたら、と考えてしまう。

というのは、2人はともに、元レバノン大使、天木直人と同じように、イラク「戦争」への疑問を表明していたらしいからである。

奥は、外務省の記録に残る通信で、「テロ」への疑問、イラク人のやることではないとの現地の声を伝えていた。

天木直人の「反乱」は、解雇で鎮圧されたが、今度の2人は、殺され、死体の映像までが、世界中に、ばらまかれたのである。

これが、アメリカ軍、CIA、モサドの仕事だとしたら、実に不気味で、悪魔的である。

しかも、日本の権力筋は、大手メディアも含めて、アメリカ側の報告の矛盾を突き、回答を求める努力を放棄しているのである。

こいるれ(2003.02.17.訂正:「こいつら」)も、実に不気味である。不潔である。
---------- 引用ここまで ----------  

これまでの各種の証拠の内、「殺人の動機」に関する検討の最終段階は、以下のような「2003年12月17日」の日付の投稿で全文が紹介された『外交フォーラム』2003年11月号所収の奥克彦さんの絶筆、「イラクの戦後復興における国連の役割」である。

これに関するわが投稿は、以下である。ここから、「回答先」の全文紹介の投稿に行ける。

---------- 引用ここから ----------
 貴重情報感謝。「国連の役割」強調、わが新仮説「米側の裏切り者見せしめ処刑」補強。
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1237.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 17 日 00:46:07:CjMHiEP28ibKM
(回答先: 奥克彦さんの絶筆「イラクの戦後復興における国連の役割」はすばらしい内容です 投稿者 8413 日時 2003 年 12 月 17 日 00:10:08)

 貴重情報感謝。やはり、「国連の役割」強調、わが新仮説「米側の裏切り者見せしめ処刑」補強。

 新仮説は、目下、準備中。従来の仮説のすべてを、証拠に基づいて、不成立とするものである。

「見せしめ」の目的は、外務省関係者だけでなく、首相をも、「従わねば殺すぞ!」である。

典型的なマフィアの手口である。

そのためにこそ、録画、編集、ロイター配信となったのである。
---------- 引用ここまで ----------

テレヴィ局のモノクロ時代に16ミリフィルムを「ひとこま」刻みで編集していたわが経験豊かな目と予備知識の駆使による咄嗟の判断は、やはり、確かなものなのである。

 今、私は、事件捜査の基本を踏み、様々な仮説の成立、不成立を検討した結果、確信を持って断言する。

米英イスラエルが今、最も恐れているのは、日本が「国連」を強調することなのである。

この「国連」スタンスの重要性について、私は、「米英軍の敗北を読み切り」、4月7日から、何度も論じてきたのである。

わが幼少期の「おまじない」ならば、「チチンプイプイ」であった。これを言われると、魔物は退散を余儀なくされるのである。

ところが、奥さんの遺稿は、明らかに、「国連」の役割の強調だったのである。

 以下が、わが件連投稿のリストである。こちらは、時系列では、逆の順序になっている。
 
奥克彦氏ら殺人関係の投稿リスト:(この板は満杯らしいので、別途、投稿する)

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「集団買春」疑惑と「自衛隊イラク派遣」
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1439.html
投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 18 日 08:16:27:bfek92EqWeCqg

この9月、中国(広東省)で大阪のリフォーム会社が「集団買春」をして、
日本人3人が国際手配されたと報じられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031218-00000019-nnp-kyu
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00000886-jij-int

いきなりこんなニュースに触れるのはおかしいかもしれませんが、
ぼくは「集団買春」ということが、とても気になるのです。

そこには、「みんなで買えば怖くない」というか、
「みんなが買うんだから、自分も…」
あるいは「みんなが買うのに、自分だけノーとは言えない」
要するに、「集団としての空気」の中で「個」を見失ってしまうという
日本特有の行動様式が、そこに見られるからです。

もちろん「買春」そのものがおかしいことはいうまでもありません。
もし個人が、自分の意志と自覚と責任においてやるのだとしたら、
それはそれとして理解もできます。
しかし、自分の意志と自覚と責任はどっかにおいておいて、
組織が手配した「買春」の行為にそのまま乗っかってしまう。
この「集団主義」、つまり「集団の空気に飲み込まれる行為」こそ、
実は、最も警戒しなければならないものではないでしょうか。

言いたいのは、その場の空気に流されて、
いとも簡単に「個」を失ってしまうことです。
そしてこれはいま、自衛隊派兵でもすでに起こりつつあります。
「みんなが認めているから…」
「自分だけノーとは言えない」
「成り行きに任せるしかない」

そしてその結果、たとえひどいことになったとしても、
決して誰も責任をとろうとはしません。
なにしろ、それを決めたのは「空気」なのですから<笑>。

大阪のその会社では、
たぶん以下のような「空気の場」があったのだと思います。
組織のトップ、ないしは非常に影響力のある誰かが
「よ〜し、今晩はみんなで女を買おうか!
 おい、お前、ホテルに頼んでこい!」
あるいは、幹部連の会合の場で、誰かが買春の話を持ち出したところ、
「いいねぇ。みんなにご褒美出して、また頑張ってもらおうか」
などと、トップか影響力のある者が、強くイエスの判断をした場合、
そこから「ある種の空気」が色濃くたれこめていきます。
要するに、空気の方向を決めるキーマンがいて、
その判断が示されたときから、空気が急激に動き出していくのです。

そんな空気の中では、もはや異論や批判、非難は口に出せません。
もし「それはいけないことじゃないんですかぁ」なんて言おうものなら、
その人物は罵倒され、出世も評価もフイにしてしまいます。
それどころか「村の掟」にたてつけば「村八分=クビ」もありえます。
だから、中には個人として「おかしいぞ」とは思っても、
みんなが「空気」に縛られて、ただ押し黙っています。
そしてそのままコトが運ばれていくのです。

中国ではホテルの中堅幹部男性(38)とナイトクラブの元責任者の女性(28)が
「事件の中心にいた」として、無期懲役、財産没収の処分を受け、
女性集めに関わった元従業員らも、懲役2〜15年の刑を受けました。

しかし、大阪の会社も、日本人の多くも、
「運が悪かったねぇ」程度で、終わってしまうのでしょう。
なにしろ、なんとなく空気がそうさせてしまったのですから…。

自衛隊派遣問題でも、すでに怪しい空気が動きだしました。
日本の社会はまた、空気によって破滅へと誘われていくのでしょうか。

「不気味な空気」が濃厚になるなかで…
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=189
「空気社会=日本」を考えるヒント
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=192
天皇制は典型的な「空気支配」の体制
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=196
NHKの「葬儀中継」に思うこと
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=198
天皇制=典型的「空気支配」へのレスに対して
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=199
不気味な「空気」に「水を差す」ことの意味
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=206
●王様は裸だぁ!…戦争呪文から解放されよう!
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=223

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ライス女史が・・パパが本物だって電話くれた:蚊帳の外の大統領【ABCインタビュー】
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1430.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 12 月 18 日 05:50:29:oQGUNb5q8hjD.

ライス女史が・・パパが本物だって電話くれた:蚊帳の外の大統領【ABCインタビュー】
http://abcnews.go.com/sections/primetime/US/bush_sawyer_excerpts_1_031216.html

ABCによる12月16日のブッシュ大統領へのインタビュー
この男は米軍の総司令官ではなかったのか?このインタビューからは全く蚊帳の外だったことが伺われる。「ほんまかいあなと思ったけど、パパが本物だって電話くれた」などと笑わせてくれる。総司令官が「フセイン拘束」まで、進捗を知らなかっただって。新聞も読まず、情報はライスに頼り切りでパパの言いなり、オサマの話になると急にしどろもどろなど、かなり笑える。けど寒い。

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ABC:多くの人が「サダム・フセイン?いいじゃないか。ところでオサマ・ビン・ラディンはどうなってるの?」と言ってるわけですが。

GWB:あー。彼も・・彼も・・追っかけてますよ。彼は・・・

ABC:(拘束が)近い?

GWB:えー、それはわかりません。それは・・それは、そうですね、あなたと私がサダムが捕まった前日にこのインタビューを行ったとして、あなたが「サダムの拘束は近いですか?」と聞いたとしたら、私は「そりゃあ、全くわかりません。」と答えたことでしょう。私は彼を捕らえる戦略を持っていることは分かっていますが、それにどれだけ近づいているかは分からなかったわけです。誰かを捕まえようとしても、実際に見つけるまではどれだけ近づいているかなんて分かりませんよ。つまり、この人物はカルフォルニアくらいの大きさの国の中の、一つの穴に隠れていたわけですからね。
そして、ビン・ラディンは逃げています。つまり、彼は・・・言えることは、確かに近頃はどんなパレードも率いていないのです。それで、お分かりでしょうが、多分裁きから逃れてどこかの穴に潜んでいるんです。
我々は捕まえますよ。

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page1だけ収納

President Bush speaks exclusively to ABC News for the first time since the capture of Saddam Hussein.
President Bush spoke to ABCNEWS' Diane Sawyer. (ABCNEWS.com)
ヤUltimate Penaltyユ
Excerpts From Interview With President Bush

Dec. 16ム Following are extended excerpts from an interview President Bush gave to Primetime's Diane Sawyer on Dec. 16. It was the president's first one-on-one interview since the capture of deposed Iraqi President Saddam Hussein on Dec. 13.


DIANE SAWYER:ハハ Was this the best day of your presidency?

PRESIDENT BUSH:ハハ No. The best day of my presidency was when I was sworn in as President and ム because it gave me a chance to assume this high office and implement a strategy that would make the world more peaceful and more free and a country more compassionate. That's so far been the best day of my presidency.

This has been a presidency with a lot of dramatic moments, however, and, of course, the 13th of December was a very dramatic moment. September the 11th, 2001, was a dramatic moment. It's been a presidency that has been an active presidency for the sake of peace and freedom, and, therefore, there's been ム there are a lot of interesting stories to talk about.


Hearing the News

PRESIDENT BUSH:ハハ I was at Camp David. Laura and I went up to Camp David to make sure that the remodeled cabins were ready for Mother and Dad and some of my brothers and sister. And so she was out scouting around the place, and I was at what they call Aspen, which is the presidential cabin [at Camp David], reading the book on Ben Franklin. And the phone ム the man came in, the guy at the house came in and said, "There's a secure phone call from Secretary Rumsfeld." That doesn't happen very often. And my first anticipation was something bad had happened. And he got on the phone and said, "First reports aren't always accurate, but John Abizaid thinks that we have captured Saddam Hussein."

DIANE SAWYER:ハハ At that moment, what happened inside you?

PRESIDENT BUSH:ハハ At that moment, a cautionary note came, because I had been disappointed before. My instincts were to say, "That is good news, but let's make sure it's true." ...

It was the next morning when Ms. Rice called ム that would be Condi Rice ム 5:15 in the morning, saying, "It has been confirmed out of Baghdad that we have captured Saddam Hussein," that I began to get this sense of joy for the Iraqi people and a sense of accomplishment for our troops ....

You know, my dad called me during this series of phone calls I was making to our allies and friends, and he said, "Congratulations, son." I said, "Dad, this is a joyous moment for the Iraqi people."

DIANE SAWYER:ハハ But did you have a moment just father to son after 12 years in which Saddam Hussein had called you "the son of the viper"?

PRESIDENT BUSH:ハハ Right. No, not really. I was busy, believe this or not. Look, I had phone calls stacked up, and I wanted ム I didn't want to keep other foreign leaders waiting. It was ム it was a touching moment because Dad ム I could sense this great sense of pride in his voice, and ム but it was very important for him to realize that the moment is ム it's an important moment, but there's nothing final about it. The only thing that's final about it is that the Iraqi people don't have to worry about Saddam ever again. But there's no finality for me. There's a lot more to be done in Iraq. ...

DIANE SAWYER:ハハ What did your Mom say?

PRESIDENT BUSH:ハハ I haven't spoken to her yet. Now, I know you probably don't think I'm telling the truth, but I'm telling you, I haven't checked in with her. She'd probably say, "Next time you go on TV, keep your hair better combed," knowing her. ...

ヤUltimate Penaltyユ

SAWYER:ハハ You have said, "Wanted, dead or alive." Were you sorry it was alive?

PRESIDENT BUSH:ハハハハ I'm glad that chapter in Iraqi history's over with.


SAWYER:ハハ One way or the other?

PRESIDENT BUSH:ハハ Yeah, absolutely. And ム because, see, there were some people who were told that Saddam is coming back and, therefore, shouldn't risk anything for peace and freedom. And now they know he's not coming back, and I look forward to the trial. We had an interesting discussion yesterday which I'll be glad to share with you my sentiments, if you'd care to hear them, about how I think he ought to be tried by the Iraqis. ...

SAWYER:ハハ And if he does not get the death penalty, will you be disappointed?

PRESIDENT BUSH:ハハ Well, I'm...let's just see what penalty he gets. But I ム I think he ought to receive the ultimate penalty and ム for what he has done to his people. I mean, he is a torturer, a murderer, and they had rape rooms, and this is ム this is a disgusting tyrant who deserves justice, the ultimate justice. But that will be decided not by the president of the United States but by the citizens of Iraq in one form or another. ...

SAWYER:ハハ But you also said in a way that will stand international scrutiny ム

PRESIDENT BUSH:ハハ Yeah, that's right, and what I meant by that is, you know, you don't want a kangaroo court. I don't know if you saw the instant outburst when Bremer got up and said, "We got him," and some journalists, I believe they were journalists, started screaming, "Death to Saddam." And there needs to be a process that people ム that is transparent and open and people are able to see exactly what's ム what's going on.

SAWYER:ハハ Do you ム does that mean you want an American role in it to ensure some international vantage point?

PRESIDENT BUSH:ハハ Well, there is an American role in it already because the ム until we ム

SAWYER:ハハ But ム

PRESIDENT BUSH:ハハ ム transfer for sovereignty, and it would be during this process that we'll be working with the Iraqis to develop a system that ム that people will say it's open and it's fair.

SAWYER:ハハ But in terms of an American presence in the rial itself?

PRESIDENT BUSH:ハハ I don't think so. I think the Iraqis are plenty capable of conducting the trial itself. ...

SAWYER:ハハ Would you like to see him?

PRESIDENT BUSH:ハハ No. I don't care to see him.

SAWYER:ハハ Never?

PRESIDENT BUSH:ハハ I have no ム I've seen him. I've seen enough of him. I saw him getting deloused and after having been pulled out a rat hole.

SAWYER:ハハ His daughter has said that those photos were disrespectful and humiliating to him, but he also seemed sedated, by the way.

PRESIDENT BUSH:ハハ Yeah.

SAWYER:ハハ Was he sedated? And was it designed to humiliate him?

PRESIDENT BUSH:ハハ No, I don't ム first of all, I don't know if he was sedated or not. I mean, that's a question you'd ask the folks in the field. Secondly, it was designed to reflect the truth and to show ム and to show the world that this barbaric person was found in a hole, hiding, cowering, that ム it's also interesting that he's going to receive the justice that he never gave others. And it's ム it's a dramatic moment. And I can understand a daughter being concerned about her dad. I mean, presumably somewhere in this hard, barbaric heart there was some love for his child. And ム but he showed no love for the Iraqi people, particularly those that dared express an opinion other than his. ...

SAWYER:ハハ Two little questions I'm just afraid I'll forget. One of the members of one of the congressional intelligence committees said this morning that it would be perfectly all right on Saddam Hussein to use some of the measures ム not torture, but sleep deprivation, cold, some of the things that can be induced to make him uncomfortable. Do you endorse this?

PRESIDENT BUSH:ハハ I have no idea what ム how they're going to interrogate. I do know that this country doesn't torture.

SAWYER:ハハ And it's all right if they use the other means?

PRESIDENT BUSH:ハハ I have no idea what they're going to do, but we do not torture. ...

Weapons of Mass Destruction

SAWYER:ハハ We read that he has already said no weapons of mass destruction.

PRESIDENT BUSH:ハハ Yeah. You've read that for many, many years.

SAWYER:ハハ But that he is talking. Has he said anything that is new? ...

PRESIDENT BUSH:ハハ I wouldn't trust a word he said. He ム he's deceived and lied to the world in the past. He's not going to change his stripes. And I wouldn't ム I wouldn't hold much account to the word of Saddam Hussein.

SAWYER:ハハ Do you think he was directing the raids on Iraq now that you've seen him, now that you see where he was hiding ?

PRESIDENT BUSH:ハハ I don't think we know enough yet, and what we do know is that he's a dangerous man who gassed his own people, who murdered people, who invaded Kuwait, and ム and that the world is safer without him. And the Iraqi people can now close that chapter, that ugly, brutal chapter of their history, and show the world they can govern themselves.

Osama Bin Laden


SAWYER:ハハ Many people have said, "Saddam Hussein. All right. What about Osama bin Laden?" VIDEO OF OSAMA

PRESIDENT BUSH:ハハ Well, he's ム he's ム we're on his trail, too. He's ム

SAWYER:ハハ Close?

PRESIDENT BUSH:ハハ Well, I don't know. It's ム it's ム you know, had you and I conducted this interview the day before we captured Saddam, you'd have said, "Are we close to Saddam?" And I would have said, "You know, I really don't know." And I knew that we have a strategy to find him, but I didn't know how close we were. And I don't think you know how close you are on finding somebody like this until you actually find them. I mean, this is a person hidden in a hole and in a country the size of California. And bin Laden's on the run. I mean, he's ム all I can say, he's certainly not leading any parades these days. And, you know, he's probably in a hole somewhere hiding from justice. We'll get him.

SAWYER:ハハ Dead or alive?

PRESIDENT BUSH:ハハ Dead or alive.

U.S. Losses in Iraq

SAWYER:ハハ Does the capture of Saddam Hussein mean that the troops will come home?

PRESIDENT BUSH:ハハ The troops will come home when we've completed the mission and ム which is a free and secure Iraq. And the capture of Saddam Hussein is a great tribute to the bravery of our troops. And it's a great tribute to the capacity for us to gather intelligence, actionable intelligence, and be able to respond to it very quickly. ...

SAWYER:ハハ I'm thinking that most mornings, I assume in that office right through that door ム

PRESIDENT BUSH:ハハ Yes.

SAWYER:ハハ ム you get the reports on deaths and casualties.

PRESIDENT BUSH:ハハ I do.

SAWYER:ハハ As Americans do when they wake up every morning.

PRESIDENT BUSH:ハハ Yeah.

SAWYER:ハハ When you hear, on an average, nine ... every day, what do you say to yourself in that office?

PRESIDENT BUSH:ハハ I, first of all ム and, you know, I've seen the grief of the moms and dads and husbands and wives and children firsthand. I've had ム one of my duties is to ム is to, you know, console as best as I can, and weep or hug or whatever is necessary to do my part to try to help. And ム but I say thank God our country has got people willing to sacrifice on behalf of peace and freedom ... I have had to make some very difficult decisions about sending brave young Americans into harm's way. And in so doing, they lost their life, and I've asked for God's blessings on their ム on the people that love them.

SAWYER:ハハ Is there ever a point at which you would say this is too many, this is too high a price to be paying?

PRESIDENT BUSH:ハハ The ム my job is to do everything I can to protect America and Americans. We are at war, and the war on terror is ム is the challenge of the 21st century, and we must win the war. And there are different fronts on the war on terror, and I will continue to do what I think is necessary to win that war. I ム and the key for me is to remind the loved ones that their troops are getting what is necessary to achieve this objective, that this government's supporting them, and that ム and that we honor their memories, and we will not stop short of the objective until we have achieved the objective. ...

PRESIDENT BUSH:ハハ ... The way to dishonor a memory of a fallen soldier is to quit too early, is to not to see that America is a more secure country and the world is a more peaceful place. ...

SAWYER:ハハ I guess for the family, how ム maybe the question they would ask is, How much do you suffer with each death?

PRESIDENT BUSH:ハハ I, I, I'm ム I can't imagine what it would be like to lose a son or a daughter, or a husband, and ム or a wife, for that matter, and I ム it pains me. ...

SAWYER:ハハ ... Will we have fewer troops in Iraq this time next year?

PRESIDENT BUSH:ハハ That depends on the commanders on the ground, and it's very important for you to understand how I think the commander in chief ought to run a way and a reconstruction effort. My job is to set the goal and to make sure our troops and planners have got the resources necessary to achieve the goal. I depend on the commanders on the ground to make the decisions necessary to achieve the goal: troop levels, troop rotations. ...

SAWYER:ハハ ... We keep hearing that 40 percent of the casualties are among the Reserves and the National Guard, and their families have talked about the fact they're in Humvees with soft sides. Some of the families have actually sent flak jackets over saying, "Can we give you any help?" Are we saying there is nothing more that can be done to protect them, that the casualties just have to be absorbed every day?

PRESIDENT BUSH:ハハ No, I don't think people feel that way. I mean, that would be ム if anybody ム well, first of all, my, my job is to continue to ask those questions to our, to our military. What more can we do? Can we change flight patterns? Can we harden assets? Can we detect and defuse IEDs? the, these explosive devices, before they happen? And we've asked other countries for technology to help protect our troops. We're doing everything we can to protect the troops, and it's important for their loved ones to understand that.

More Troops?

SAWYER:ハハ Sen. John McCain has said that at times, commanders in chief have to go to the military and overrule them, and more troops are needed right now.

PRESIDENT BUSH:ハハ I asked John Abizaid, who is the general in charge of that theater, does he need more troops. He said we've got what we need. As a matter of fact, the strategy is to, is to have more troops but they would be Iraqi troops, Iraqi police, Iraqi civil defense corps, and there's about 160,000 trained Iraqis that are in charge of their own security. The truth of the matter is for Iraq to emerge as a free society, the Iraqi citizens must step up, and I think ム I truly believe that the arrest of Saddam Hussein will encourage more Iraqis to step up, because the doubt as to whether or not he'll return has now been removed. ...

SAWYER:ハハ Once again, through that door this morning, presumably, you received the threat matrix which you get every morning.

PRESIDENT BUSH:ハハ I did, yes.

SAWYER:ハハ Are more al Qaeda in Iraq today than they were before the war? Are more al Qaeda in the United States today than there were before the war?

PRESIDENT BUSH:ハハ Interesting question. It's hard to quantify that. Ansar Islam, which is an al Qaeda affiliate ム I would call him al Qaeda ム was active in Iraq before the war ム hence, a terrorist tie with Iraq, and they are still active in Iraq. I don't know the numbers. It's hard for us to quantify yet numbers, but they suffered a pretty serious blow when the war first broke out in Iraq, and how many have been able to return or how many we've brought to justice, it's just hard to tell right now. In terms of our own country, you know, we pay a price for being such a free country. People move, are able to move in and out. They're able to burrow into our society. We're doing a better job of understanding who's coming in and who's leaving. But if there is a sleeper cell here, we're doing everything we can to find them and disrupt them.

SAWYER:ハハ How many Arab sleepers do we have now?

PRESIDENT BUSH:ハハ I can't answer the question. ...

SAWYER:ハハ But Secretary Rumsfeld, in his famous memo that was leaked, worried that more radicals are being produced in the schools, Islamic schools than we're capturing, than we can kill, capture or otherwise contain.

PRESIDENT BUSH:ハハ No one said the war on terror is going to be short. I mean, this is going to be a long struggle. And the United States, and our friends, including the French and the Germans, must continue to cooperate, which we are on a number of fronts, to defeat those who hate freedom and who spread a message of hate and intolerance. ...

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あなたの見方に近いもののはずです
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1356.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 17 日 20:45:37:Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: 何故米軍はイラクに駐留するのか?阿修羅の識者答えてくれ、納得したら、あらしを止める 投稿者 土井トラウマ○コ舐木村 日時 2003 年 12 月 17 日 19:50:25)


優先順位は違いますが、あなたが『いまさら、そんなふるいことかくようじゃ、やっぱ極東の5流作家、Re: 米の狙いは「石油利権獲得』( http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1339.html )で書かれている、

「第一 兵器の償却によって軍産複合体を活気づかせる
第二    世界平和の為に親米化させる、

あと、おまけ 石油の利権」

は含まれていると思っています。

(失礼ながら、これを読んで、ちゃんとわかっているんじゃないかと微笑みました)


私は、

第一は、現代的経済権益のために中東をはじめとするイスラム諸国を「近代化」(日本のような制度)する

第二は、石油の利権や価格制御そして資源管理を行う

第三は、第一の実現をもって恒久的な世界平和を達成する

おまけが、兵器の消費で軍産複合体を活気づかせる

と思っています。

そして、そのような米英の目的をどう評価すかは個々人の問題だと思っています。

私自身は、米軍をイラクに駐留させて達成しようとしている目的に異を唱えています。

そのわけや上述の見方についての詳細は、

『【WWさんへ】 あなたの現実認識は尊重しますが、私の現実認識であるかのように“ウソ”を振り撒くのはおやめください』( http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1314.html )の末尾に参照書き込みをリストアップしていますので、数が多いので気になるものから拾い読みしていただければ幸いです。

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フセイン隠れ家の写真、3ヶ月以上前に撮影 <Alquds alarabi>
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1310.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 17 日 14:20:11:PfNx5sWzYkpAE

http://www.arab2.com/n/newspaper/uk-alquds-alarabi.htm

アブドルバーリー・アトワーン記者

米国とそのマスコミたちは、イラクでの最近の出来事、とりわけサッダームフセインイラク大統領の逮捕劇において、世界、特にアラビアの世論を誤導している。

第一:米軍司令部は昨日、サッダーム・フセインの隠れ家の襲撃に関する写真を発表した。このカラー写真には、地下の穴倉の入り口の覆いを取り外す兵士がいる。兵士のすぐ背後に、完熟間近な黄色の実を付けたナツメヤシの木や緑色の木々が写っている。冬の最中のはずなのに、春の写真のように。

ナツメヤシの木はイラクで生育する。その果実は7,8,9月に熟す。ということはこの写真が、少なくとも3ヶ月前に撮影されたものであるか、逮捕劇が別の場所で行われたこと以外には考えられない。

以下略  どなたかこの写真をUPしていただけませんか。

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奥克彦が米英イスラエルに虐殺され晒されている真因は「国連」強調の論文にあり。
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1294.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 17 日 11:10:23:CjMHiEP28ibKM

奥克彦が米英イスラエルに虐殺され晒されている真因は「国連」強調の論文にあり。

阿修羅戦争44掲示板には、すでに、以下の投稿によって、その論文の全文が紹介されている。

---------- 引用ここから ----------
奥 克彦さんの絶筆「イラクの戦後復興における国連の役割」はすばらしい内容です
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1234.html
投稿者 8413 日時 2003 年 12 月 17 日 00:10:08:/UWDFM1U6QwjM

「イラクの戦後復興における国連の役割」〜外交フォーラム11月号より全文引用
                        在英国大使館参事官 奥 克彦
国連だけは自分たちを本当に助けてくれる存在だ、と大半のイラク人は受け止めている。「米国一極の世界では、国連は米国の支持なしには無能の存在だ」との批判があるが、イラクの暫定統治、憲法に基づいた政府の樹立における国連の役割は大きい。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

しかし、この論文の主旨は、すでに、以下の毎日新聞記事にも、的確に要約されていた。

---------- 引用ここから ----------
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/nybomb/afterwar/art/031201M088_0708101E10DT.html

毎日新聞
記事全文
イラク復興
毎日の視点

「外交フォーラム」11月号 奥克彦参事官論文抜粋
------------------------------------------------------------------------

 外交専門誌「外交フォーラム」11月号で、奥克彦参事官が投稿した「イラクの戦後復興における国連の役割」と題する論文の抜粋は次の通り。

 5月1日(の主要な戦闘終結宣言)前から、国連の援助機関は活動を再開していました。日本政府としては、法的に、イラクのように相手国政府が未成立の場合、非政府組織(NGO)か国際機関を通じた支援しか、実施できません。イラク復興支援における国連援助機関の役割は不可欠です。

 安保理決議で政治プロセスへの国連の関与が認められたとはいえ、国内統治で実権を握っているのは、ブレマーCPA長官です。政治プロセスへの国連関与は、ニューヨークで議論すればするほど、溝が生じるのかもしれません。しかし、イラク国内ではCPAと国連とは相互補完関係に立ちうるようです。国連は、米国色を前向きな意味で薄め、CPAの施策を受け入れやすくすることが期待できます。

 イラクの暫定統治、憲法に基づいた政府の樹立には、なお相当の時間とエネルギーが必要です。その重荷を米国と一部の連合参加国だけでは、いずれ背負いきれなくなるでしょう。その時、国連という機関の役割が必ずや大きくなってきます。それを見越して、「国際社会とテロとの戦い」という構図をイラク復興の中で確立することに日本政府が関与できる余地がもっとあるかもしれません。 (毎日新聞2003年12月1日東京朝刊から)

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イスラエル支援企業:イスラエルのパレスチナ占領と暴力を支援する企業を支援しないために
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1243.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 17 日 01:18:24:ieVyGVASbNhvI


注意深くお金を使うために
私たちが商品を買うために支払ったお金は、世界のどこかで、誰かを迫害したり殺したりするために役立っているかもしれません。

私たちが商品を買うために支払ったお金は、胸クソ悪くなるような人物を儲けさせているかもしれません。

私たちが買った商品が生産される過程で、誰かが途方もない悲劇を経験しているかもしれません。

私たちは、商品を選ぶことができます。

私たちには注意深くお金を使う責任があります。

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『アラブ諸国のボイコット運動』 ロバート・フィスク


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主なイスラエル支援企業

Starbucks
(スターバックス・コーヒー)
スターバックスの会長ハワード・シュルツは、イスラエル軍がパレスチナのジェニン、ナブロス、ベツレヘムなどに侵攻し破壊と虐殺を欲しいままにしていた 2002年 4月、シアトルのシナゴーグにおいて、パレスチナ人を非難しイスラエルへの支持を訴えるスピーチを行い、観客からスタンディング・オベーションによる喝采を受けたとのことです。

スターバックスの会長ハワード・シュルツは活発なシオニスト (用語解説) です。1998年には、彼のシオニズムへの貢献を讃え " The Jerusalem Fund of Aish HaTorah " から " The Israel 50th Anniversary Tribute Award "(イスラエル50周年記念賛辞賞)が授与され、イスラエル外務省も彼のイスラエルに関するPR活動を賞讃しました。

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Starbucks

《付記》
日本においてスターバックス・コーヒーを展開しているのは、株式会社サザビーです。株式会社サザビーの代表取締役・鈴木陸三氏は、石原慎太郎氏の学生時代からの友人であり選挙参謀でもあったという経歴の持ち主です。株式会社サザビーは、スターバックス・コーヒーの他に、SAZABY、アフタヌーン・ティー、アニエス b.なども手掛けています。

■ 参考サイト
・株式会社サザビーが経営するブランド
・鈴木陸三インタビュー

スターバックス・コーヒーは、フェア・トレードの観点からも、コーヒー豆生産者に対する容赦ない搾取ぶりによって批判されています。

■ 参考サイト
・スターバックス・ボイコット・キャンペーン

McDonald's Restaurant
(マクドナルド)
マクドナルド会長兼 CEO の Jack M. Greenberg は、シカゴのアメリカン・イスラエル商工会議所の名誉会長です。

またマクドナルドは、 様々な活動や資金援助を通じてイスラエルを支援する " Jewish United Fund "(ユダヤ人基金) 及び、" Jewish Federation "(ユダヤ人協会)の主要な企業パートナーだとのことです。

" Jewish United Fund " と " Jewish Federation " は、イスラエル政府がパレスチナ人を追放して略奪した地域を開発するための資金も提供しています。

マクドナルドは、アメリカ政府が 2001年のアフガニスタン攻撃時にプロパガンダとして行った、恥知らずな「上空からの食糧ばらまき作戦」( " Humanitarian Daily Ration " 人道的配給)にも参加していたとのことです。 参考サイト

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:McDonald's Restaurants


Coca-Cola
(コカ・コーラ)
コカ・コーラ社は、イスラエルに対する様々な形での援助に対して、イスラエル関連団体やイスラエル政府から表彰されています。

またコカ・コーラ社は、イスラエル政府がパレスチナ人から略奪した土地に工場を建設する予定です。そこにはすでに、インテルの工場があります。建設予定地の al-Manshiyya 村では、イスラエル政府によって 300軒あった家が全て破壊され 2000人のパレスチナ人が追放されました。

コカ・コーラ社の製品は多肢に渡りますが、まず、コカ・コーラが販売されている自動販売機で売られている商品がコカ・コーラ社のものであると判断できます。店頭では商品ラベルを確認すれば判断できます。日本で販売されている代表的な商品としては、コーラ、ファンタ、スプライト、爽健美茶、ジョージア(コーヒー各種)、リアル・ゴールド、アクエリアス、紅茶花伝、Qoo、ミニッツ・メイド(フルーツ・ジュース各種)などがあります。詳しくは「製品一覧」を御覧下さい。

・製品一覧

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Coca-Cola

コロンビアにおけるコカコーラ社の人権侵害については 「コカコーラ製品を避けましょう」 をご覧下さい。

Estee Lauder
(エスティ・ローダー)
エスティ・ローダーの会長ロナルド・ローダーは、熱烈にして活発なシオニスト活動家 (用語解説) です。彼は、イスラエルによるパレスチナの軍事占領への強硬な支持を広言してきました。また、パレスチナ難民の故郷への帰還も許してはならないとの立場を貫いているとのことです。

エスティ・ローダーの関連ブランドには、Clinique(クリニーク:コスメ関連)、DKNY(ダナ・キャラン・ニューヨーク:ファッション関連)、Origins(オリジンズ:コスメ&リラクゼーション関連)、Tommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー:ファッション関連)などがあります。

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Estee Lauder


Nestle
(ネスレ)
ネスレは、その多額の投資がイスラエルへ多大な貢献をしているとして、1998年ネタニヤフ首相(当時)から "Jubilee Award" を授与されました。

ネスレの製品は多肢に渡りますが、代表的なものに、Nescafe(ネスカフェ:インスタント・コーヒー)、KitKat(キットカット:チョコレート)、Maggi(マギー:調味料)、Buitoni(ブイトーニ:パスタ&ピザ)、Perrier(ペリエ:ミラネル・ウォーター)、Vittel(ヴィッテル:ミラネル・ウォーター)などがあります。詳細については「商品リスト」を御覧ください。

・ 商品リスト

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Nestle

Intel
(インテル)
インテルは、最も大きなイスラエル支援企業のひとつです。

1999年、インテルはイスラエル政府によって略奪されたパレスチナ人の土地に工場を建設し、そこから大きな利益を得ています。インテルの工場が立つ al-Manshiyya 村では、300軒あった家が全て破壊され 2000人のパレスチナ人が追放されました。

Intel は、主にコンピュータの主要なパーツである CPUを生産販売している企業です。製品名は、Pentium(ペンティアム)やCeleron(セレロン)などです。

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:intel
→ Intel の代替品
「インテル、入ってる」のCMでおなじみの Intel の CPU は、市販されている多くのパーソナル・コンピュータに内蔵されていますが、Intel が入っていない商品も一般的な店舗で容易に買うことができます。

代替品としては、AMD が販売している Athlon(アスロン)や Duron(デュロン)、Trancemeta(トランスメタ)が販売している Crusoe(クルーソー)などの CPU があります。コンピュータを購入する際は、Intel が入ってるかどうかをカタログで確認する、または店員に「インテル以外のものを」などと相談してみることをおすすめします。

(Intel はコンピュータのメーカー名ではなく、内蔵パーツのメーカーであるということに注意してください)

Macという選択肢もありますが、Apple Computer が マイクロソフトから出資を受けている ことや、Mac が動作するマシンの CPU( PowerPC )が IBM 製であることを考えると、問題は複雑です。


Microsoft
(マイクロソフト)
イスラエル軍によるジェニンへの侵攻と虐殺が行われていた 2002年 4月、マイクロソフトは、イスラエルのテルアビブ付近の高速道路脇に「心からイスラエル国防軍への感謝を捧げます」と書かれた広告を多数掲げました。拡大写真 参考サイト

マイクロソフトは、ブッシュ共和党政権への献金にも励んでいます。その献金額は、並み居る競合を押え、毎年、共和党政権献金企業トップ5に食い込んでいます。 参考サイト:共和党献金企業トップ 20

また、持ち前の大人げなさを存分に発揮して、なり振りかまわず市場を独占していこうとするマイクロソフトの経営手法は、多くの人たちの失笑と軽蔑と怨みをかっています。

マイクロソフトの製品には、Windows、Office(ワード、エクセル、アクセスなど)、インターネット・エクスプローラ(WEB ブラウザ)、アウトルック・エクスプレス(メール・ソフト)などがあります。
   
→ Microsoft の代替品
Windows の代替品としては、Linux や BSD など OS があります。Linux や BSD などのほとんどは無料で使用することができます。それらは、インターネットや書籍の付録などから入手することができます。Linux をインストールして使うことは、Linux を使ったことがない人が想像しがちなほど困難ではありませんし、ものによっては Windows とそう変わりがない場合もあります。が、使いこなすには、Windows 同様、初心者は少々の勉強を必要とするでしょう。("SuSE Linux" は、ボイコット対象である "APAX PARTNERS & CO. LTD" からの出資を受けています)

市販されている多くのパーソナル・コンピュータには、否応なしに Windows がインストールされ、Windows の料金が価格に上乗せされる形で販売されています。Office がインストールされていれば、さらに価格が上がります。(参考価格) よって、Linux や BSD などをインストールしてみようとお考えの場合は、Windows がインストールされていない商品を購入することをお推めします。または、マシンの自作という手段もあります。(これも想像しがちなほど困難なことではないと思います。あるいは、もの好きな人に作ってもらうことも可能かもしれません)

Macという選択肢もありますが、Apple Computer が マイクロソフトから出資を受けている ことや、Mac が動作するマシンの CPU( PowerPC )が IBM 製であることを考えると、問題は複雑です。


IBM
(アイ・ビー・エム)
IBM は、イスラエルがパレスチナ人を本格的に迫害し始める以前は、自社のパンチカード・マシンをナチスに売り込み、ユダヤ人の判別とユダヤ人を収容所に連行するための鉄道の効率的な運行を容易にすることでナチスによるユダヤ人問題の「最終解決」に多大な貢献をし、密かに巨利を得ていたことが明らかとなっています。

■ 参考サイト
・『IBMとホロコースト』
・『IBMとホロコースト』著者インタビュー

ナチスによるユダヤ人絶滅計画が頓挫して間もなく、1948年にイスラエルが建国を宣言すると、IBMはすかさずイスラエルに進出し、現在に至るまでイスラエルでの事業展開に多大な投資を行っています。

IBM の商品は多岐に渡りますが、最も身近な商品はパーソナル・コンピュータでしょう。ほかにも IBM の身近な商品としては、ソフト・ウェアがあります。代表的なものに、「ホームページ・ビルダー」「インターネット翻訳の王様」「デジカメの達人」などがあります。また IBM は、同社のパーソナル・コンピュータに Windows をインストールして販売している一方で、 Mac に使われている CPU ( PowerPC )の製造もしています。

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:IBM


Disny
(ディズニー)
ディズニーは、"Walt Disneys Millennium exhibition"(ウォルト・ディズニー・ミレニアム博覧会)という催しにおいて、イスラエルの首都をエルサレムとして提示しました。しかし事実としては、エルサレムはイスラエルによって国連安保理決議 194・242・252 を始めとする数々の決議を堂々と無視して 1967年以来 30年以上に渡って不法に占領され続けている土地に過ぎません。

イスラエル外務省は、イスラエルの首都を「エルサレム」として提示するというこのアイデアに対して 180万ドルを与えました。これは、エルサレムが占領中の土地であるにも関らず首都であるかのように宣伝して既成事実化しようと目論むイスラエル政府のキャンペーンの一部として行われたものであるとのことです。

■ 参考サイト
・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Disny


その他、イスラエルの経済に大いに貢献している主な企業
  
ダノン (ヨーグルト、ミネラル・ウォーターなど)
関連情報:日本で「Danone」を販売しているのは、「カルピス」と「味の素」の合併会社です。
関連商品:エヴィアン(ミネラル・ウォーター)など多数
参考サイト:BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:DANONE

ロレアル (コスメ&ファッション)
関連ブランド:POLO / Ralph Lauren(ポロ/ラルフ・ローレン)、Giorgio Armani (ジョルジオ・アルマーニ)など多数
参考サイト:BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:L'OREAL
    
サラ・リー(ファッション)
関連ブランド:Hanes(ヘインズ)、Champion(チャンピオン)など多数
参考サイト:BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:SARA LEE

ジョンソン&ジョンソ(医薬品)
関連商品:ワンデー アキュビュー(コンタクト・レンズ)、ジョンソン綿棒、リーチ(歯ブラシ)、バンドエイドなど多数
参考サイト:BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Johnson & Johnson

ノキア(携帯電話)
参考サイト:BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN:Nokia

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 上記以外については、BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN のサイトを御覧ください。

イスラエルの特産品:ダイヤモンド
イスラエルの特産品には様々ありますが、中でも「ダイヤモンドの加工」は世界市場の多くを担っており、全世界で宝飾品として使われる小型ダイヤの約 80%がイスラエル製です。

ダイヤモンドについては、その採鉱・流通に対しても多くの批判がなされています。

アフリカでは、ダイヤモンドを巡って多くの血が流されています。国際人権擁護団体のアムネスティ・インターナショナルは、アフリカ西岸のシエラ・レオーネで産出されるダイヤモンドの利益が紛争の(殺人や暴力のための)資金源の一部になっていることを批判し、世界の宝石用ダイヤモンド原石の取引の70%を(数十年前まではほぼ100%を)独占する南アフリカの「デビアス社」が放映しているコマーシャルをパロディー化したアニメーションを製作しました。その内容は、ダイヤモンドの指輪が手にはめられようとした瞬間、時間が逆行し、そのダイヤモンドが指輪という商品になるまでに辿ってきた物語を辿りなおすというものです。この作品は、私たちが買う「商品」というものが私たちの前に商品として現れるために、なんらかの過程を経て「商品になった」のだという、当然のことでありながらも忘れがちな事実を強く思い起こさせます。

アムネスティが作成したアニメーション:" The true cost of diamonds " 『ダイヤモンドの真実のコスト』(動画と音楽)
ダイヤモンドの指輪に、どのような「コスト」がかかっているのかを表現した 漫画 と 写真 (写真の元サイト Washington Post )
あるいは、、以下のような指摘があります。

「貴金属や宝石類を採掘するために、南アフリカ共和国やオーストラリア、ブラジル、ジンバブエ、マレーシアなどの鉱山や採掘所では、住民が強制移住させられたり、地元民が危険と隣合わせの作業過程で劣悪な労働条件で働かされたり、大量のエネルギー消費、森林破壊、土壌の浸食、河川・湖沼・地下水の汚染などが日常的に行われ、広大な荒廃地が生み出されていること。そして、わずか1グラムのダイヤモンドを得るためにおよそ20トンもの岩が掘り起こされ、採掘される鉱石の90%は残さとして有害物質を含んだまま捨てられていることを報告している」 『地球文明ビジョン』 (NHK出版)書評より引用

また、次のようなレポートもあります。

・ダイヤモンドが煽るアフリカの殺戮


イスラエル政府の最大のスポンサー

United State of America
(アメリカ合衆国)
イスラエル政府の最大のスポンサーはアメリカ合衆国政府です。アメリカ政府は、例年30億ドル(2003年までの総額、約1000億ドル)もの膨大な財政援助と惜しみない武器供与によってイスラエル政府が日々パレスチナ人の悲劇を生産するための資金と手段を提供しているばかりでなく、国連などの場で国際社会の批判からイスラエルを保護するという重要な役割も果たしています。

【付記】
「テロとの戦い」において世界をリードしている(ことになっている)アメリカとイスラエルは、1987年、国連総会において「国際テロリズムを予防する手段、テロリズムの背景にある政治経済的要因の研究、テロリズムを定義し、それを民族解放闘争と区別するための会議を開催する」という提案に反対しました。その提案に反対したのは、155ヶ国中アメリカとイスラエルの2ヶ国のみです。

■ 国連におけるアメリカのイスラエルへの配慮を示す一例

 【国連総会での配慮】
 (アメリカとごく少数の国だけが反対した事例の一例)

1978年 
パレスチナ人の生活状態について 110対2(米国・イスラエル)
占領地におけるイスラエルの人権侵害を非難する決議 97対3(米国・イスラエル・グアテマラ)
1979年
イスラエルにより追放された住民の帰還権に関して 121対3(米国・イスラエル・オーストラリア)
イスラエルが行っているいくつかの人権侵害を停止する要求 111対2(米国・イスラエル)
パレスチナ人への支援に関して 112対3(米国・イスラエル・カナダ)
アラブ諸国被占領地域での資源に対する主権に関して 118対2(米国・イスラエル)
国連女性会議の準備と実行について 121対2(米国・イスラエル)
米国女性会議のアジェンダにパレスチナ女性を含める提案 122対2(米国・イスラエル)
1980年
イスラエルに追放された人々の帰還を認めるよう要求する提案 (米国・イスラエル・カナダ)
パレスチナ人の生活状態についてイスラエルの政策を非難する決議 118対2(米国・イスラエル)
占領地でのイスラエルの人権侵害について 118対2(米国・イスラエル)
パレスチナ人の権利に関して 120対3(米国・イスラエル・オーストラリア)
1981年
東エルサレムのいくつかの場所をイスラエルが発掘していることに対する停止要求決議 114対2(米国・イスラエル)
パレスチナ人の生活状態についてイスラエルの政策を非難する決議 109対2(米国・イスラエル)
イスラエルによる核兵器所有の放棄を要求する決議 101対2(米国・イスラエル)
パレスチナ人の権利 121対2(米国・イスラエル)
エルサレムの地位に関して 139対2(米国・イスラエル)
追放されたパレスチナ人が自らの家に戻る権利に関して 121対3(米国・イスラエル・カナダ)
パレスチナ人難民の財産から得られた収入に関して 121対3(米国・イスラエル・カナダ)
占領地でのイスラエルによる人権侵害に関して 111対2(米国・イスラエル)
占領地でのイスラエルによる大学閉鎖に対する非難決議 114対2(米国・イスラエル)
パレスチナ及びアラブ諸国の占領地域における国家資源に対する恒久主権について 115対2(米国・イスラエル)
1984年
パレスチナ市長暗殺計画非難と実行犯の逮捕と裁判要求決議 143対2(米国・イスラエル)
イスラエルが自国の核施設を国際原子力機関の監視下に置くことを拒否したことについての非難決議 94対2(米国・イスラエル)
パレスチナ人に対する経済社会支援案 146対2(米国・イスラエル)
1987年
国連とアラブ連盟との協力に関して 153対2(米国・イスラエル)
西岸のパレスチナ人難民を家と財産から引き離し再定住させようとするイスラエルの計画断念を求める要求 145対2(米国・イスラエル)
国際テロリズムを予防する手段、テロリズムの背景にある政治経済的要因の研究、テロリズムを定義し、それを民族解放闘争と区別するための会議の開催提案 153対2(米国・イスラエル)
 【安保理での配慮】
 (アメリカが拒否権を行使して提案を葬り去った事例の一例)

1980年 パレスチナの権利を巡って
1982年 1967年の第三次中東戦争以後、イスラエルが占領しているシリアのゴラン高原について
1982年 ラマッラーとナブルスの市長を辞任させた件について
1982年 エルサレムのアル・アクサ・モスク襲撃について
1985年 イスラエルによる占領地の状況について
1988年 イスラエルによる占領地の状況について
1989年 イスラエルによる占領地の状況について
1997年 東エルサレムのジャバル・アル・グネイムにおける不法な入植地建設を直ちにやめるようイスラエルに要求する提案
2001年 パレスチナ人民間人を保護するための国連監視部隊の設置案
2001年 パレスチナ人統治地区からのイスラエル軍の撤退と、イスラエル軍による民間人へのテロ行為に対する非難決議案
2002年 イスラエル軍による国連職員数名の殺害と世界食料計画(WFP)の倉庫の破壊に対する非難決議案

■ 参考サイト

『アメリカの国家犯罪全書』(2003年3月刊行)より、「第20章・米国対世界:国連を舞台に」
国連安保理における米国の拒否権行使

http://palestine-heiwa.org/choice/list.html

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イラク覆う『復讐の論理』(東京新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1240.html
投稿者 えっくす 日時 2003 年 12 月 17 日 01:11:49:NkRlU8kX8B.A6

イラク覆う『復讐の論理』

元大統領消えても無秩序続く『部族社会』

 フセイン元大統領の拘束でイラクの治安が回復するのか。そんな楽観的な見方をするバグダッド市民はほとんどいない。フセイン政権の恐怖政治が崩壊したイラクはこの八カ月の混乱で、二百以上の部族が割拠する近代国家以前の昔に戻ってしまった。「報復」の名の下に、あらゆる暴力を正当化する部族論理が支配するイラクをどう立て直せばよいのか。 (バグダッドで、ハッセン・アブード特約記者、文中敬称略)

■市民同士、襲撃も

 米軍への攻撃以外に、イラクの市民の間で「報復」の名の下、殺し合いの悲劇が起きている事実は、報道されていない。次に紹介する二つの事件は、いずれも、私が住むバグダッド近郊のバビロンで、起きた出来事だ。部族社会の価値観でもある「報復の論理」が事件の根底にある。

 最初の事件は九月ごろ。婚約者との結婚を反対されたアハマド・ラザック(32)は婚約者の自宅に手りゅう弾を投げ、家族に重軽傷を負わせた。

 アハマドは取材に「結婚を妨害した彼らに対する当然の報復だ」と答えた。母親は「私は止めたかったが、夫は“息子は復讐(しゅう)をする権利がある。(相手の家族に)痛い目を見せて反省させてやるべきだ”と息子を応援していた」と証言。自宅にいた親せきの男たちも「アハマドの行為には納得がいく。彼に恥をかかせた連中が報いを受けるのは当然だ」と口をそろえた。

 攻撃を受けた婚約者の家族は、取材に「警察は信用できず、届けていない。これ以上ことが大きくならないよう、神に祈るだけ」と答えた。

 十月に起きた別の事件では、結婚式で新郎(25)、新婦の父親、新婦の兄弟二人の計四人が犠牲になった。実行犯は新郎の親せきだった。一族の反対を無視して挙式を強行したことへの報復が理由だ。親せきは、新郎に「もし挙式を強行したら殺す」と予告しており、結婚式の当日、式が行われた新婦の家に乱入し、銃を乱射した。

 現場にいて銃弾三発を受けた新婦の親族の一人は、「報復を理由にすべてが正当化されてしまうのが今のイラク。フセイン政権の時代は平和だった。治安を回復しない米国に責任がある」と怒りを隠さない。

 復しゅうを目的とした暴力が、今回のイラク戦争を仕掛けた米軍相手だけにとどまらず、市民生活の中にまで広がり始めている。

■『イスラム以前の世界に』

 「目には目を、歯には歯を」の章句で始まる同害法則を規定したのは紀元前十八世紀ごろ、バビロニア王国(現在のイラクを中心とした地域)で編さんされたハンムラビ法典。

 イスラム教の教典コーランにも「われは律法の中で定めた。『生命には生命、目には目、鼻には鼻、耳には耳、歯には歯、すべての傷害にも(同様の)報復を』」というくだりがある。その一方、「その報復を控えて、許すならば、それは自分の罪の償いとなる。アッラーが下されるものによって、裁判しない者は不義を行う者である」と報復を戒め、正当な裁判の実施を説いている。

 「暴力が横行する現在のイラクは、イスラム以前のアラビア半島と同じ状態。部族の論理がますます強まっている」とみるのは、エジプトのイスラム法研究家モハマド・ハバシュ氏(66)。「イスラム以前のアラブ民族は、部族が戦闘に明け暮れ、相手から金品を奪い、女を奴隷として連れ去った。報復と復讐の論理だけが支配していた。それを変えたのがイスラム教だ」と説く。

 アルアハラム政治戦略研究所(カイロ)のラシュワン氏は「自分の権利は自分の手で、という部族の立法が今のイラクを支配している。ささいなきっかけから暴力が発生するのは、弱肉強食の論理を抑える中央権力がなくなってしまったからだ。米軍はフセイン政権の代わりにはなれず、むしろ報復の論理を助長する原因になっている」と指摘する。 (カイロ支局・秦融)

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奥 克彦さんの絶筆「イラクの戦後復興における国連の役割」はすばらしい内容です
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1234.html
投稿者 8413 日時 2003 年 12 月 17 日 00:10:08:/UWDFM1U6QwjM

「イラクの戦後復興における国連の役割」〜外交フォーラム11月号より全文引用
                        在英国大使館参事官 奥 克彦
国連だけは自分たちを本当に助けてくれる存在だ、と大半のイラク人は受け止めている。「米国一極の世界では、国連は米国の支持なしには無能の存在だ」との批判があるが、イラクの暫定統治、憲法に基づいた政府の樹立における国連の役割は大きい。


□イラク人にとっての衝撃
 8月19日午後、夏休みを終えてバグダッド入りのためアンマンで待機していた私の耳に衝撃的なニュースが飛び込んできました。バグダッドの北東部にあるカナール・ホテルに本拠を構える国連事務所が爆弾テロの被害にあったというのです。
 8月の上旬にはバグダッドにあるヨルダン大使館が爆弾テロに見舞われ、ついに米軍兵士以外にもテロのターゲットが広がったか、と思わせた矢先でしたが、まさか国連を狙うとは誰も思ってはいませんでした。翌日、バクダッドに戻った私の目には、この事件が米軍主導の暫定統治に幾ばくかの苛立ちを覚えていたイラク人にも大きな衝撃と動揺とを与えたことが、手に取るようにわかりました。日中には優に50度を超える過酷な真夏の気候の下、治安や電力供給といったライフ・ラインが維持できない占領当局に対して、一般のイラク人の苛立ちは限界に近づいていました。自由は手に入れても、生活基盤は戦争前より悪化したために、当初の米軍歓迎ムードがかなり薄れていたのです。そんな中でも、国連だけは自分たちを本当に助けてくれる存在だ、と大半のイラク人は受け止めています。米軍をはじめとするわれわれ連合暫定施政当局(CPA)の関係者にとっては、子の認識は正直なところ「フェアじゃないなぁ」と愚痴らずにはおられないものでした。しかし、そのくらい、イラク人一般の間では、人道支援に参画する国連は「外国勢力」とはいえ、別格の位置付けです。それだけにショックも大きかったと思います。今回の事件が今後の国連の役割にどのような影響を与えるのか、まだ見えてきませんが、イラク戦争後の展開を考える上で、大きな転換点となるでしょう。
 テロの犠牲となったデメロ事務総長特別代表は、5月22日に採択された安保理決議1483を受けて、ブレマーCPA長官との間で、徐々にではありますが、国連のプレゼンスを築き始め、少なくとも現地ではCPA側も国連との協力関係を進めようとしていた矢先の爆破事件でした。これを契機に国連の腰が引けていくようであれば、テロリストの思い通りの展開となるでしょう。戦後のイラクは、米国一極といわれる現在の国際社会で、国連がどのような役割を担いうるかについて、私たちが真剣に考える上で、さまざまな材料を与えてくれます。

□ イラクと国連の深い関係
 国連にとってのイラクは、「満艦飾の国」といえるでしょう。イラクが国連の原加盟国であることはあまり知られていませんが、イラクと国連とは、皮肉なことにサダム・フセインが周辺諸国との争いを深める度に、その関係を深めていきました。8年に及ぶイラン・イラク戦争後の停戦監視活動に始まり、湾岸戦争での多国籍軍による武力行使を容認した安保理決議678や、その後の、飛行禁止区域の設定、安保理による経済制裁の実施、オイル・フォー・フード計画による人道支援、大量破壊兵器の査察等々、枚挙に暇がありません。こうしてみると、国連のイラクへの関与の度合いは一貫して増える傾向にあったといえます。
 イラクをめぐる国連の役割、特に安保理を中心とした安全保障面での関与が、世界の他の紛争国での国連の役割と一線を画しているのはなぜでしょうか。それは、イラク情勢の趨勢が中東地域全体のパワーバランスに根源的な変化をもたらしうるからです。今回の対イラク武力行使の直前の、米英をはじめとする「武力行使止むなし」の立場の国と「査察をさらに継続すべし」と主張する仏、ロ、独等との対立はいまだ記憶に新しいところです。そしてこのことが、安保理決議1483によりイラクの戦後統治に関与する国連の役割が明記された後も、国連の立場を微妙なものにしてきたといえるでしょう。

□ 復興支援の現場で不可欠は国連
 5月1日に、ブッシュ大統領が「イラクにおける主要な戦闘行為が終了した」と宣言する前から、国連の援助機関はイラク国内での活動を再開していました。特に南部イラクを中心とした、水、医薬品の供給は、まだバクダッド周辺で激戦が続いていた4月上旬には、ウンム・カスル港周辺や、バスラ近辺で展開されていました。私も復興人道支援局(ORHA:CPAの前身)がクウェートで戦後のイラクの青写真を描いていた4月上旬、国連児童基金(UNICEF)の水調査団に加えてもらって、ウンム・カスル唯一の病院での水供給調査に参加しました。この時の私は、イラクへの武力行使発生後、イラク領内に入った最初の日本政府関係者だったと思います。しかし驚いたのは「調査」といいながら、UNICEFの関係者はポリビニール製の組立型簡易水タンクを携行していて、その日のうちにタンクを組み立てて病院に水を供給し始めたのです。解放されたイラク領内の水供給システムが全く機能せず、UNICEFがクウェートで借り上げたタンクローリー車が、ひっきりなしにイラク領内に入り、あちこちで水を配っていた頃です。国連事務所爆破で亡くなってしまったUNICEFのクリス・ビークマン次長が、1日に60台規模のタンクローリーで緊急水供給をやっている、と説明してくれました。
 この背景には、戦前からUNICEFがイラク国内の医療施設、教育施設の現状をきちんと把握していたことがあって、応急措置とはいえ、現場で直ちにプロジェクトを実施できたわけです。私はそれまでの経験から、国連の援助機関はどちらかというとオーバーヘッド・コストばかり高くて効率が悪い、と感じていたのですが、それは誤りでした。これこそ、お手本のような緊急援助です。
 また、当時、ウンム・カスル港の土砂の浚渫が問題になっていました。英軍がいち早くこの事態を重視し、私に日英共同でウンム・カスル港の浚渫をやろう、さもなくば、世界食料計画(WFP)が調達した食料援助船が入港できず、折角の食料支援もイラクの人たちに届かなくなってしまう、と協力を呼びかけてきました。WFPの担当者も必死でした。日本政府としては、法的にイラクのように相手国政府が未成立の場合、非政府組織(NGO)か国際機関を通じた支援しか、実施できません。そこで私は直ちにクウェートにある国連開発計画(UNDP)事務所にこの話を持ち込んで協力を仰ぎました。担当のベルギー人、ピーター・ルーズベルトは、「ミスター・オク、簡単ではないかもしれないけれど、やってみようよ」と、にっこり笑って応じてくれました。実際、このプロジェクトは、英国国際開発省(DFID)のクレア・ショート大臣(当時)が、軍関係への援助になる、といって引いてしまい、また、米国のコンサルタント会社ベクテルが入ってきて、明日からでも浚渫を始めるので日本の出る幕はない、といわれるなど、いろいろな横槍が入りました。しかし結局、ピーター・ルーズベルトが粘りに粘って、日本のプロジェクトとして仕立て上げてくれました。そのピーター本人は、たまたま別の場所にあるUNDPのバクダッド事務所にいて難を逃れたのですが、爆破テロで、ご夫人が腕にかなりの負傷を負ってしまいました。
 以上は、日本との関わりのある国連援助機関による活動の一端ですが、イラクの復興支援における国連援助機関の役割は不可欠です。しかし爆弾テロにより、現地採用のイラク人以外のいわゆる国際職員が相当数引き上げられてしまった今、イラク復興のペースはかなり減速してしまったのです。

□ 政治プロセスにおける国連の役割
 安保理決議1483で政治プロセスへの国連の関与が認められたとはいえ、国内統治の実権を握っているのは、ブレマーCPA長官です。デメロ事務総長特別代表がバグダッド入りした数日後の6月上旬、国際協力事業団(JICA)の川上総裁がバグダッドを訪問されて、旧知であるデメロ特別代表と会談されました。私も会談に同席させてもらったのですが、「政治プロセスにも関与する」と繰り返す特別代表の言を耳にして、「張り切りすぎて大丈夫だろうか。ブレマー長官との役割分担がさぞ難しかろうな」などと気をもんだものです。
 その約3週間後、イラク担当の大木大使との会談では、デメロ特別代表はかなり自信を持って、やがて設立されるイラク人による統治評議会の活動概要、憲法制定プロセスなどを雄弁に語ってくれました。私はこの時、現場ではブレマー長官とデメロ特別代表とのいい役割分担ができつつあるのだな、と実感しました。そのデメロ特別代表も、「イラク国内の治安は、いわゆるスンニ派の三角地帯を除いては基本的に問題がない」と高村イラク特別措置法委員会委員長に説明した2週間後に帰らぬ人となってしまいました。
 政治プロセスへの国連の関与は、ニューヨークで議論すればするほど、当地の権限を侵食されることを懸念する連合側とそれ以外の国との間で溝が生じるのかもしれません。しかしイラク国内では、CPAと国連とは相互補完関係に立ちうるようです。国連は、米国色を前向きな意味で薄め、その結果、CPAの施策を受け入れやすくすることが期待できます。経済制裁下で、国連の活動がイラク人の日常生活に深く組み込まれたことにも起因するのですが、国連の存在を認知する素地がイラクにはあると思います。安保理決議1500が統治評議会の役割を認知したのも、そういう意味で、さらなる前進だったわけです。

□  デメロ特別代表の遺志を継いで
 もうお気づきかもしれません。爆破テロにより、国連の物理的な存在は一時縮小しています。しかし、繰り返しになりますが、イラクには政治的、社会的に国連の活動を受け入れる素地があるのです。これを活用しない手はありません。また、「米国一極の世界では、国連は米国の支持なしには無能の存在だ」という批判をよく耳にします。あながち全面否定できないことは今回のイラクへの武力行使決定をめぐる経緯をみても明らかです。しかし、イラクの暫定統治、憲法に基づいた政府の樹立には、なお相当のエネルギーが必要です。その重荷を米国と一部の連合参加国だけでは、いずれ背負い切れなくなるでしょう。その時、国連という機関の役割が必ずや大きくなってきます。
 これを見越して、例えば安保理の非常任理事国であり、イスラム国でもある、シリアやパキスタンを前面に押し立てて、イスラム勢力との衝突ではなく、「国際社会とテロとの戦い」という構図をイラク復興の中で確立することに日本政府が関与できる余地がもっとあるかもしれません。このような策を講じてこそ、「自分が負傷しても任務を解かないでくれ」と叫びながら瓦礫の下で亡くなっていった、デメロ特別代表の遺志を生かせるのではないでしょうか。

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CPA幹部の警護任務が米軍から「民間警備会社」にシフト − 米軍兵士自殺の実状 − [日刊ゲンダイ]
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1196.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 16 日 18:41:07:Mo7ApAlflbQ6s


本日発売の「日刊ゲンダイ 12・17」の9面に国際政治学者浜田和幸氏が連載している「大新聞・TVが伝えない「泥沼イラク」の惨状」という欄に書かれている内容から:
「<前略>
 いまアメリカ軍がひた隠しにしているのが、自殺者の急増である。すでに18人の陸軍兵士と2人の海兵隊員の自殺が確認されている。事態を重く見た国防総省は、ワシントンから「自殺防止プログラム・マネージャー」をバグダッドに送り込んだ。
 一方、現地のステファノキス陸軍医療部隊司令官は、「たとえ1人でも自殺者がでたら精神面での管理に手落ちがあったということで責任問題が生じるに、20人とはあまりにも異常だ」として内部調査を開始した。その結果、意外な事実が判明した。ストレスから精神安定剤を飲みすぎて志望した兵士もいたが、もっと深刻なのは「自作自演の負傷劇」で命を失った事例が多かったことだ。負傷すれば本国に帰れると信じる兵士たちは、自ら足や腹部に銃を発射し、それが致命傷になったのだ。女性兵士では、“戦友”に強姦され、自殺に走ったケースも報告されている。
 これまで戦場で負傷した1万人近くが米本国に送還されているが、このなかにも「名誉の負傷」を自作自演していた兵士が相当数いるようである。12月8日には精神的異常と判定された600人以上の兵士が本国に送還されたが、ここにも“異常を演じた兵士たち”がかなり交じっているといわれる。
 とうとう米軍当局は自分たちの兵士を信用できなくなったのか、ブレマー行政官はじめ重要なアメリカ人の警護を“民間戦争会社”に委託することにした。アメリカ軍の自壊が始まっている。」

※ CPAが委託する相手がそこなのかはわかりませんが、“民間戦争会社”ないし“民間警備会社”に関しては、HARRPさんが口火を切った英国「リスク・コントロールズス社」(日本支社あり外務省とも密接な関係)の面白い情報がありますので、是非ともご参照ください。


『日本の大企業のセキュリティ情報はロンドンに筒抜けか』
http://www.asyura2.com/0311/bd32/msg/373.html


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小泉 純一郎【総合戦争辞典】
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1151.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 16 日 09:11:19:ogcGl0q1DMbpk

総合戦争辞典

http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/index.html


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こいずみ,じゅんいちろう
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小泉 純一郎
1942(昭和17)年1月8日生
神奈川県横須賀市出身
政治家
自由民主党 清和研究会(福田派→安倍派→三塚派→森派)→無派閥
衆議院議員 神奈川県第11区選出
三世議員
祖父、小泉又次郎
父、小泉純也
母、小泉芳江
三児の父
身長、169cm
体重、60kg
血液型、A型
ニックネームは「変人」(田中真紀子)、「変人(=変革の人)」(自称)、「小泉純情一郎」(山崎拓)、「ドン・キホーテ」、「ベートーベン」、「一匹オオカミ」、「一言居士」「純ちゃん」
座右の銘、「和して同ぜず」「無信不立(しんなくばたたず)」
モットー「省事(しょうじ)に如(し)かず」
好きな言葉「大事争うべし、些事(さじ)構うべからず」
趣味・特技 スキー、野球、水泳、音楽鑑賞、歌舞伎鑑賞、映画鑑賞
好物 蕎麦、日本酒(剣菱)
嫌いな食べ物 漬け物
尊敬する人、ウィンストン・チャーチル
読書「あゝ同期の桜」
唱歌「影法師」「Forever Love」
神奈川県立横須賀高校卒
一浪
慶應義塾大学経済学部卒
ロンドン大学に留学
1969年 衆議院議員選挙 落選
1972年12月10日 第33回総選挙
 衆議院議員初当選
 以後、連続当選
1978(昭和53)年1月 宮本佳代子と結婚 (媒酌、福田赳夫夫妻)
1979(昭和54)年 大蔵政務次官
1980(昭和55)年 自民党財政部会長
1986(昭和61)年 衆議院大蔵常任委員長
1983(昭和58)年 離婚
1988年12月27日〜1989(平成元)年6月3日 厚生大臣(竹下登改造内閣)
1989年6月3日〜1989年8月10日 厚生大臣(宇野宗佑内閣)
1989年 自民党全国組織委員長
自民党医療基本問題調査会長
自民党筆頭副幹事長
1992年12月12日〜1993(平成5)年7月20日 郵政大臣(宮沢喜一改造内閣)
1994(平成6)年5月16日 政策集団「グループ・新世紀」結成
1995(平成7)年9月22日 自民党党総裁公選
 落選(87票獲得 当選・橋本龍太郎304票)
1996(平成8)年11月7日〜1997(平成9)年9月11日 厚生大臣(第2次橋本龍太郎内閣)
1997(平成9)年9月11日〜1998年7月30日 厚生大臣(第2次橋本龍太郎改造内閣)
1998年7月24日 党総裁選で落選
「清和会」(森派)会長
2000年 懲罰委員会理事
2001(平成13)年4月12日 党総裁選に立候補
 4月24日 自民党総裁選挙
  第20代自民党総裁に選出される(298票獲得 橋本龍太郎155 麻生太郎31)
 4月25日 自民党三役を選出
 4月25日 神崎武法・公明党代表、扇千影・保守党党首と会談
2001(平成13)年4月26日〜 第87代内閣総理大臣
 4月27日 吉田歯科医院(霞ヶ関ビル内)で歯の治療を受ける
 4月27日 中曽根康弘元首相(中曽根事務所)、宮沢喜一元首相(宮沢事務所)、橋本龍太郎元首相(橋本事務所)、河野洋平前外相(河野事務所)、森喜朗前首相(衆議院第2議員会館)とそれぞれ会談
 4月28日 第72回メーデー中央大会(代々木公園)に出席
 5月1日 東宮御所、高円宮邸、三笠宮邸、寛仁親王邸、秋篠宮邸、桂宮邸で首相就任の記帳
 5月1日 各副大臣認証式
 5月7日 国会で所信表明演説
 5月7日 ウラジーミル・プーチン露大統領と電話で会談
 5月8日 首相官邸でリチャード・アーミテージ米国務副長官と会談
 5月13日 森喜朗前首相と会談
 5月17日 官邸でポルティジョ・グアテマラ大統領と会談
 5月22日 官邸でオバサンジョ・ナイジェリア大統領と会談
 5月27日 大相撲千秋楽観戦 優勝力士表彰
 5月29日 資産公開(資産5012万円 閣僚18人中13位)
 5月29日 キャピトル東急ホテル(東京・永田町)で中曽根康弘元首相、森喜朗前首相、石原慎太郎東京都知事、石原伸晃行革担当相らと会食
 5月29日 官邸でジョージ・ブッシュ米元大統領と会見
 6月3日 NHKホール(東京都渋谷区神南)でオペラ「サムソンとデリラ」を鑑賞
 6月4日 官邸でフォックス・メキシコ大統領と会談
 6月6日 総理官邸でカイ・ヴィエトナム首相と会談
 6月8日 総理官邸でマハティール・マレーシア首相と会談
 6月12日 官邸でフン・セン・カンボジア首相と会談
 6月14日 小泉内閣メールマガジン創刊号発行
 6月23日 沖縄全戦没者追悼式に出席
 6月26日 日産自動車・塙義一会長、カルロス・ゴーン社長と会談
 6月27日 中曽根康弘元首相と会談
 6月27日 橋本龍太郎元首相と会談
 6月27日 石原慎太郎東京都知事と会談
 6月28日 官邸で神崎武法公明党代表、扇千景保守党党首と会談
 6月28日 官邸で鳩山由紀夫民主党代表・菅直人民主党幹事長と会談
 6月28日 官邸で小沢一郎自由党党首、藤井裕久自由党幹事長と会談
 6月28日 官邸で志位和夫共産党委員長、市田忠義共産党書記局長と会談
 6月28日 官邸で土井たか子社民党党首、渕上貞雄社民党幹事長と会談
 6月29日〜7月1日 訪米
 6月29日 政府専用機で羽田空港発
 6月29日 アーリントン国立墓地で献花
 6月30日 キャンプ・デーヴィッドでジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談
  会談では「ポロ・ラルフローレン」(アメリカ製)のブルーのボタン・ダウン・シャツを着用
  釣り竿とデジタル・カメラをプレゼントする
  アメリカ海軍のG−1フライト・ジャケットと野球のボールをプレゼントされる
 7月1日 アンドリュース空軍基地発
 7月1日〜7月3日 訪英
 7月1日 ヒースロー空港着
 7月2日 トニー・ブレア英首相と会談
 7月2日 ハー・マジェスティーズ劇場(ロンドン)でミュージカル「オペラ座の怪人」を観賞
 7月3日〜 訪仏
 7月4日 首相府でジョスパン仏首相と会談
 7月4日 大統領府でジャック・シラク仏大統領と会談
 7月11日 七党党首討論会(日本記者クラブ主催)に出席
 7月20日〜22日 ジェノバ・サミットに出席
 7月24日 官邸でコリン・パウエル米国務長官と会談
 8月3日 官邸でレメンゲサウ・パラオ共和国大統領と会談
 8月5日 広島プリンスホテル(広島県広島市南区元宇品町23-1)に宿泊
 8月6日 原爆死没者慰霊式・平和祈念式(広島市)に出席
 8月9日 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席
 8月10日 自民党両院議員総会で党総裁に再選される
 8月13日 靖國神社参拝
 8月14日 国立国際医療センター(東京・戸山)で検診
 8月17日〜8月24日 箱根プリンスホテル(神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144)に宿泊 静養
 8月18日 箱根プリンスホテル「龍宮殿」で同ホテルに宿泊中の森喜朗前首相夫妻、中川秀直元官房長官夫妻と会食
 8月27日 ジェームズ・アワー・ヴァンダービルト大学教授と会談 (おみやげにナッシュビルのTシャツと自家製の蜂蜜をもらう)
 9月1日 平成13年度総合防災訓練
 9月5日 伊藤宗一郎前衆院議長葬儀伊藤家・自民党合同葬(葬儀委員長)
 9月5日 官邸で4人の「ミスさっぽろ」の表敬訪問を受ける
 9月6日 写真集「KOiZUMi」(双葉社 撮影:鴨志田孝一)発売
 9月7日 麻生太郎自民党政調会長ら与党政策責任者から「総合経済・雇用対策」の第1次提言を受ける
 9月8日 サンフランシスコ講和条約50周年記念式典(東京オペラシティ・コンサートホール)に出席
 9月10日 官邸で「麻薬・覚醒剤乱用防止運動」キャンペーンキャラクターの女優・酒井美紀、国連麻薬撲滅チャリティーコンサート「UNDCP第九ハーモニー」に出演するヴァイオリニスト・川井郁子、元宝塚歌劇団・真琴つばさらの表敬を受ける
 9月11日 米同時多発テロ事件
 9月17日 在日アメリカ大使館で記帳
 9月23日 「米国テロ被害者追悼・お見舞いの会」(東京ビッグサイト 日本政府、日米協会主催)に出席
 9月24日 政府専用機でアメリカに出発
 9月24日(日本時間9月25日) ニューヨーク着
  ワールド・トレード・センター跡を視察
  ルディ・ジュリアーニ・ニューヨーク市長、パタキ・ニューヨーク州知事らと会談
  ジュリアーニ市長からニューヨーク市警のロゴの入った帽子とニューヨーク市消防局のロゴの入った帽子をプレゼントされる
  国連本部でコフィ・アナン事務総長と会談
 9月24日(日本時間9月25日) アンドリュース空軍基地着
 9月25日 ホワイトハウスでジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談
  ゲーリー・クーパーのポスターをプレゼントされる
 9月25日 ワシントンの宿舎でトニー・ブレア英首相と電話で会談
 9月26日 帰国
 10月1日 ムベキ南アフリカ大統領と会談 歓迎晩餐会
 10月4日 ウラジーミル・プーチン露大統領と電話会談
 10月8日 中国訪問
  政府専用機で羽田空港発
  蘆溝橋、抗日戦争記念館を訪問
  北京で朱鎔基・中国首相、江沢民・中国国家主席と会談
  帰国
 10月8日 アフガニスタン空爆を受け、7項目の緊急対応措置を発表
 10月15日 韓国訪問
  大田国立墓地、西大門独立公園を訪問
  青瓦台で金大中・韓国大統領と会談
  韓国国会を訪問する予定だったが中止になった
 10月15日 官邸で土井たか子・社民党党首、志位和夫・共産党委員長、小沢一郎・自由党党首、鳩山由紀夫・民主党代表と会談
 10月17日 パルヴェーズ・ムシャラフ・パキスタン大統領と電話で会談
 10月20日 金大中・韓国大統領、ハワード・オーストラリア首相と会談
 10月20日 ジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談
  流鏑馬用の鏑矢と弓をプレゼントする(弓矢を入れた木箱に「天長地久」と揮毫)
  カル・リプケン(ボルティモア・オリオールズ)のサイン入りグローブをプレゼントされる
 10月20日 ゴー・チョクトン・シンガポール首相
 10月21日 APEC首脳会議
 10月21日 ウラジーミル・プーチン露大統領、江沢民・中国国家主席、トレド・ペルー大統領と会談
 10月22日 マハティール・マレーシア首相、メガワティ・インドネシア大統領と会談
 10月27日 自衛隊殉職隊員追悼式に出席
 10月30日 アブ・アル・ラーギブ・ヨルダンン首相と会談
 10月31日 母親の通夜(喪主)
 11月5日 ブルネイ、バンダルスリブガワンのホテルで朱鎔基・中国首相、金大中・韓国大統領と会談
 11月5日 ASEAN+3首脳会議(ブルネイ、バンダルスリブガワン市)に出席
 11月6日 日・ASEAN首脳会議に出席
 11月8日 官邸で安全保障会議
  自衛艦のインド洋派遣を決定
 11月13日 補正予算案、衆議院通過
 11月15日 官邸で石原慎太郎・東京都知事と会談
 11月17日 万世小学校(鹿児島県加世田市)を訪問
 11月17日 世界室内自転車競技選手権開会式に出席
 11月18日 タウン・ミーティングに出席
 11月19日 官邸でタクシン・シナワット・タイ首相と会談
 11月20日 官邸で中谷元防衛長官と会談
  自衛隊派遣の実施要項を承認
 11月27日 自民党本部で野依良治・名古屋大教授、白川英樹・筑波大名誉教授と鼎談(党機関紙「自由民主」の企画)
 12月2日 皇孫殿下(子内親王)誕生を受けて皇居宮殿・鳳凰の間に参殿し、天皇、皇后両陛下にお祝いの言葉を述べる
 12月4日 官邸でスルタノフ・ウズベキスタン首相と会談
 12月8日 ブリュッセル・エグモン宮でフェルホフスタット・ベルギー首相、プロディ欧州委員会委員長らと会談
 12月10日 官邸でバジパイ・インド首相と会談
 12月13日 国会前庭駐車場で燃料電池車試乗会
 12月19日 官邸でコチャリャン・アルメニア共和国大統領と会談
2002(平成14)年1月3日 国立劇場で歌舞伎「小春穏沖津白浪(こはるなぎおきつしらなみ)」を観劇
 1月4日 伊勢神宮参拝
 1月4日 官邸で年頭記者会見(紋付羽織袴着用)
 1月 ASEAN諸国訪問
 1月9日 マラカニアン宮殿(マニラ)でマカパガル・アロヨ・フィリピン大統領と会談
 1月10日 首相府(クアラルンプール)でマハティール・マレーシア首相と会談
 1月11日 タクシン・シナワット・タイ首相と会談
 1月12日 メガワティ・インドネシア大統領と会談
 1月13日 ゴー・チョクトン・シンガポール首相と会談
 1月16日 茶道裏千家の「東京初釜式」に出席
 1月21日 アフガニスタン復興支援会議出席
 1月22日 日韓親善大使(藤原紀香と金允珍(キムユンジン))の表敬訪問を受ける
 1月29日 田中真紀子外務大臣の更迭を決定
 1月30日 田中外相辞任 外相兼任
 2月1日 川口環境大臣に外務大臣の辞令交付
 2月1日 官邸でイーゴリ・イワノフ露外相の表敬訪問を受ける
 2月4日 衆参両院本会議で施政方針演説
  演説の中で昭和天皇の御製「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ 松そをゝしき人もかくあれ」を引用
 2月7日 北方領土返還要求全国大会に出席
 2月12日 官邸で「梅の使節」の表敬訪問を受ける
 2月14日 官邸でイリエスク・ルーマニア大統領と会談
 2月15日 官邸で東チモール国際平和協力隊の出国報告を受ける
 2月18日 明治神宮でジョージ・W・ブッシュ米大統領と流鏑馬を見学
 2月18日 ブッシュ米大統領と会談
  似顔絵(山藤章二画)をプレゼントする
 2月18日 和風居酒屋「権八」(東京都港区西麻布1-13-11 )で夕食
  ブッシュ大統領夫妻、ベーカー駐日大使夫妻、福田官房長官夫妻が同席が同席
 3月4日 官邸でシミティス・ギリシャ首相と会談
 3月14日 官邸でパルヴェーズ・ムシャラフ・パキスタン大統領と会談
  国交樹立50周年記念切手の拡大パネルを手渡す
 3月21日〜3月23日 韓国訪問
 3月21日 国立墓地・顕忠塔に献花
 3月22日 金大中・韓国大統領と会談
 3月22日 「2002年日韓国民交流年」の記念レセプションに出席
 3月23日 李会昌・ハンナラ党総裁、韓光玉・新千年民主党代表、金鍾泌・自民連総裁と個別に会談
 3月23日 上岩洞競技場の視察、日韓国民交流年記念の夕べへの出席、日韓IT光コリドープロジェクト視察、等
 3月24日 防衛大学校卒業式に出席
 3月29日 官邸でノボア・エクアドル大統領と会談
 3月30日 新国立劇場でミュージカル「高麗八萬大蔵経」を鑑賞
 3月31日 東京オペラシティコンサートホールでバイオリニスト川畠成道氏のリサイタルを鑑賞
 4月4日 官邸で李鵬・中国全国人民代表大会常務委員長らと会談
 4月6日 歌舞伎座(東京・銀座)で歌舞伎鑑賞
 4月7日放映の「隠れ家ごはん!」(テレビ朝日系)にゲスト出演
 4月9日 赤坂プリンスホテル内のレストラン「トリアノン」(東京・紀尾井町)で中曽根康弘元首相、森喜朗前首相、中川秀直前官房長官、評論家・竹村健一らと会食
 4月10日 党首討論会
 4月11日 海南島で朱鎔基・中国首相と会談
 4月18日 官邸で橋本龍太郎元首相と会談
 4月18日 官邸でアミン・アフガニスタン暫定政権教育相と会談
  民族衣装の上着「チャパン」(緑色)をプレゼントされる
 4月20日 「桜を見る会」(首相主催)に出席
 4月20日 日本オペレッタ協会創立25周年記念パーティー出席
 4月20日 参議院新潟補選候補の応援演説のため新幹線で新潟入り (東京→(あさひ1号)→新潟→(Maxあさひ326号)→長岡→(Maxあさひ328号)→東京)
 4月21日 靖國神社参拝
 4月22日 新官邸披露式典
 4月26日 官邸でロマーノ・プローディEU欧州委員会委員長と会談
 4月26日 官邸大ホールでプローディ委員長と夕食会(旧官邸で最後の夕食会)
 4月27日 ベトナム訪問
 4月27日 首相府(ハノイ市)でファン・バン・カイ首相と会談
 4月28日 大統領府(ハノイ市)でチャン・ドク・ルオン大統領と会談
 4月28日 ホー・チ・ミン廟で献花
 4月29日 東ティモール訪問
 4月29日 国連東ティモール暫定統治機構(UNTAET)本部でシャナナ・グスマン次期大統領、セルジオ・デ・メロUNTAET事務総長特別代表と会談
 4月29日 自衛隊PKO部隊訪問
 5月1日 キャンベラでハワード豪首相と会談
  ハワード首相主催の昼食会に出席
 5月1日 無名戦士の墓に献花
 5月1日 戦争記念館を見学
 5月1日 アジア協会主催の夕食会で講演(シドニー)
 5月2日 ニュージーランド官邸(ウェリントン)でクラーク首相と会談
 5月3日 四代目尾上松緑襲名披露公演(東京・歌舞伎座)
 5月7日 新官邸での初閣議
 5月7日 衆院有事法制特別委員会出席
 5月15日 官邸でビートたけしと対談
 5月18日 映画「突入せよ!『あさま山荘』事件」を鑑賞
 5月19日 沖縄復帰30周年記念式典(沖縄コンベンションセンター,沖縄県宜野湾市,国と沖縄県の共催)に出席
 5月21日 官邸でマハティール・マレーシア首相と会談(新官邸での初の首脳会談)
 5月21日 官邸でアロヨ・フィリピン大統領と会談
 5月21日 官邸でビル・クリントン前米大統領と会談
 5月23日 官邸でブンニャン・ラオス首相と会談
 5月26日 第69回日本ダービー(東京競馬場,東京・府中)を観戦
  馬券(枠番連勝2−6,5000円購入)が的中
  総理大臣賞を授与
 5月28日 官邸で韓昇洙・国連総会議長と会談
 5月28日 パルヴェーズ・ムシャラフ・パキスタン大統領と電話会談
 5月29日 バジパイ・インド首相と電話会談
 5月31日〜6月1日 韓国訪問
 5月31日 FIFAワールドカップTM開会式出席(ソウル・ワールドカップ競技場,ソウル特別市麻浦区城山洞515,開幕戦)
  フランス対セネガル戦を観戦
 6月4日 FIFAワールドカップTM、日本対ベルギー戦(埼玉スタジアム2002,埼玉県さいたま市中野田500)を観戦
 6月8日 オペラ「清教徒」(東京文化会館,東京・上野公園,イタリア・ボローニャ歌劇場)を鑑賞
 6月14日 官邸で薬物乱用防止キャンペーン・キャラクター、酒井美紀の表敬を受ける
 6月17日 官邸でシェイク・パキスタン大統領特使と会談
 6月23日 沖縄全戦没者追悼式(沖縄県主催,平和祈念公園,糸満市摩文仁)に出席
 6月25日 羽田空港発
 6月25日 カルガリー空港着
  カウボーイハットを贈られる
 6月25日(日本時間26日) カナナスキス着
 6月25日 デルタロッジ(カナナスキス)でジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談
 6月26日 トニー・ブレア英首相と会談
 6月26日〜6月27日 カナナスキス・サミット出席
 6月28日(日本時間29日) カルガリー空港発
 6月29日 ゲルハルト・シュレーダー独首相と会談
 6月29日 羽田空港着
 6月30日 FIFAワールドカップTMドイツ対ブラジル(横浜国際総合競技場,横浜市港北区)を観戦
 7月1日 官邸で平成14年度安全功労者総理大臣表彰
 7月1日 金大中・韓国大統領と会談
 7月5日 衆院総務委員会出席 郵政関連法案可決
 7月8日 官邸で日・EU定期首脳協議
  ラスムセン・デンマーク首相、プローディ欧州委員長と会談
 7月9日 官邸でジョージ・フェルナンデス・インド国防相と会談
 7月28日 東京・新国立劇場オペラ劇場で「蝶々夫人」(藤原歌劇団と韓国オペラ団の共同公演)を観劇
 7月29日 官邸でカリモフ・ウズベキスタン大統領と会談
 7月30日 衆院本会議、内閣不信任案否決
 8月6日 原爆死没者慰霊式・平和祈念式(広島市中区)出席
 8月8日 都内の日本料理店で中曽根康弘、宮沢喜一、海部俊樹、橋本龍太郎元首相、森喜朗前首相と会談
 8月9日 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(長崎市松山町)出席
 8月10日 墓参(宝樹院,横浜市金沢区)
 8月10日 「世界最大の恐竜博」(幕張メッセ,千葉市)を見学
 8月12日 国立国際医療センター(東京都新宿区戸山1-21-1)で検診(人間ドック)
 8月15日 全国戦没者追悼式(日本武道館,東京都千代田区)に出席
 8月15日 千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花
 8月21日 三田共用会議所でマカドゥージ駐日南アフリカ共和国大使と会談
 8月21日 品川プリンスホテルで堤義明西武鉄道会長らとマジックショーを鑑賞
 8月27日 官邸でリチャード・アーミテージ米国務副長官と会談
  福田康夫官房長官、ベーカー駐日米大使が同席
 8月28日 首相仮公邸(東京都品川区,五反田共用会議所(旧内閣法制局長官公邸))に入居
 9月1日 平成14年度総合防災訓練に出席
 9月1日 政府専用機で羽田空港発
 9月2日 環境・開発サミット(サントン国際会議場,ヨハネスブルク)出席
 9月2日 ヨハネスブルクでコフィ・アナン国連事務総長と会談
 9月3日 ヨハネスブルク国際空港発
 9月4日 羽田空港着
 9月6日 官邸で宝塚歌劇団、香寿たつき・渚あきのの表敬を受ける
 9月6日 官邸で韓日議員連盟(会長・金鍾泌韓国元首相)と会談
 9月9日 羽田空港発
 9月9日 ボストン着
 9月9日 ハーバード大学訪問
  ローレンス・サマーズ学長、エズラ・ボーゲル教授、ジョセフ・ナイ・ケネディ行政大学院長らと懇談
 9月9日 ジョージ・ブッシュ米元大統領とアメフトを観戦(ジレット・スタジアム)
 9月10日 ニューヨーク着
 9月10日 世界貿易センタービル崩壊現場「グラウンド・ゼロ」で献花
 9月11日 米国同時テロ犠牲者追悼式典(バッテリー・パーク)に出席
 9月11日 国連本部でパルヴェーズ・ムシャラフ・パキスタン大統領と会談
 9月11日 ニューヨーク市内のホテルでテロによる日本人犠牲者の遺族らと懇談
 9月12日 ニューヨークでハミド・カルザイ・アフガニスタン大統領と会談
 9月12日 ニューヨーク市内のホテルでバジパイ・インド首相と会談
 9月12日 ニューヨーク市内のホテルでジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談
 9月13日 日本政府主催のレセプションで崔守憲・北朝鮮外務次官、朴吉淵・北朝鮮国連常駐代表と会談
 9月13日 第57回国連総会で演説
 9月13日 ニューヨーク発
 9月14日 羽田空港着
 9月17日0646 政府専用機で羽田空港発
  0906 順安国際空港着
   金永南・最高人民会議常任委員長、金鎰@ス楊栄靂倭蠅蕕僚亰泙┐鮗C韻br>  リンカーン・コンチネンタル(ナンバー,★921)で会談会場へ移動
  1103〜1205,1404〜1534 百花園招待所(平壌)で金正日・北朝鮮国防委員長と会談
  会談には安倍晋三・官房副長官、高野紀元・外務審議官、田中均・アジア大洋州局長、姜錫柱・北朝鮮側第1外務次官らが同席
  1730 「日朝平壌宣言」に署名
  高麗ホテル2階の「映画館」(平壌)で記者会見
  お土産に松茸をもらう
  2046 順安国際空港発
  2245 羽田空港着
 9月18日 政府与党連絡会議
 9月18日 宮沢喜一元首相、河野洋平元外相、山崎拓・自民党幹事長と会談
  1150〜1210ごろ 金大中・韓国大統領と電話会談
 9月18日 月例経済報告関係閣僚会議出席
 9月18日 鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、小沢一郎・自由党党首、土井たか子・社民党党首と会談
 9月18日1930〜2000 ウラジーミル・プーチン露大統領と電話会談
 9月19日 ジョージ・W・ブッシュ米大統領と電話会談
 9月21日1439 政府専用機で羽田空港発
 9月21日(日本時間22日) コペンハーゲン着
 9月22日 コペンハーゲン市内のホテルで金大中・韓国大統領と会談
 9月22日 朱鎔基・中国首相と会談
 9月22日 第4回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議・非公式夕食会
 9月23日 ASEM首脳会議に出席
 9月23日(日本時間24日) ジャック・シラク仏大統領と会談
 9月25日1125 羽田空港着
 9月27日 官邸で北朝鮮による拉致被害者家族と面会
 9月30日 内閣改造
 10月4日 東京証券取引所訪問
 10月5日 歌舞伎座(東京・銀座)で「仮名手本忠臣蔵」を鑑賞
 10月7日 第28回経済財政諮問会議出席
 10月8日 全国都道府県知事会議出席
 10月10日 田中耕一・ライフサイエンス研究所主任研究員と電話で会談
 10月11日 官邸特別応接室でラフィーク・ハリーリ・レバノン首相と会談
 10月11日 小柴昌俊・東京大学名誉教授と田中耕一・島津製作所研究員を官邸での昼食会に招き懇談
 10月13日 国際観艦式出席(観閲官)
  護衛艦「しらね」に乗艦
 10月14日 長岡市、鶴岡市、酒田市で遊説 (「殺してしまう」発言(鶴岡))
 10月16日 官邸でカルロス・ゴーン日産自動車社長、奥田碩トヨタ自動車会長、御手洗冨士夫キヤノン社長らと昼食
 10月17日 知万博起工式出席(知青少年公園,知県長久手町)
 10月18日 衆議院本会議で所信表明演説
 10月19日 自衛隊殉職隊員追悼式(防衛庁)に出席
 10月20日 航空観閲式(百里基地,茨城県小川町)に出席(観閲官)
 10月21日 官邸でジョン・アジェクム・クフォー・ガーナ大統領と会談
 10月25日 政府専用機で羽田空港発
 10月26日 メキシコ、ロスカボス着
 10月26日 ロスカボスのホテルででジョージ・W・ブッシュ米大統領、金大中・韓国大統領と会談
 10月26日 メガワティ・インドネシア大統領と会談
 10月26日 ラゴス・チリ大統領と会談
 10月26日〜10月27日 APEC首脳会議
 10月27日 ロスカボスのホテルで江沢民・中国国家主席と会談
 11月2日 第4回公明党全国大会(日本教育会館,東京・一ツ橋)で挨拶
 11月3日 文化勲章親授式(皇居・宮殿)
 11月3日 政府専用機で羽田空港発
 11月3日 バンコクでチャーター機に乗り換え
 11月3日 プノンペン着
 11月4日 プノンペン市内のホテルで日中韓首脳会談
  朱鎔基・中国首相、金碩洙・韓国首相と会談
  同時通訳で機械のトラブル(マイクの接触不良?)
 11月4日 故高田晴行警視慰霊碑(タン・コサーン寺院,プノンペン市)を訪問
 11月4日 ASEANプラス3首脳ワーキング・ランチ、首脳会議に出席
 11月4日 シハヌーク国王夫妻表敬訪問、国王夫妻主催晩餐会出席
 11月5日 故中田厚仁・UNTAC選挙監視員の慰霊碑(ウナラオム寺院,プノンペン市)を訪問
 11月5日 フン・セン・カンボジア首相、タクシン・シナワット・タイ首相タン・シュエ・ミャンマー国家平和発展評議会議長と会談
 11月5日 チャーター機(タイ国際航空機)でプノンペン発
 11月7日 官邸でアレクサンダー・ダウナー豪外相の表敬訪問を受ける
 11月7日 日本料理店「有栖川清水」(東京,南麻布)で堤義明・西武鉄道会長と会食
 11月14日 木村守男・青森県知事、「ミスりんご」赤坂真奈美の表敬訪問を受ける
 11月14日 ふぐ料理店「ふく源」(東京・九段南)で山崎拓・自民党幹事長らと会食
 11月15日 胡錦涛・中国共産党総書記と江沢民・前総書記に電報を打つ
 11月17日 防衛大学校創立50周年記念式典に出席
 11月27日 官邸でラファエル・イポリト・メヒーア・ドミンゲス・ドミニカ共和国大統領と会談
 11月28日 第2回産業再生・雇用対策戦略本部会議に出席
 11月29日 第38回経済財政諮問会議に出席
 12月2日 燃料電池自動車納入式(官邸)に出席
 12月4日 官邸で石破茂・防衛庁長官と会談と会談
  「こんごう」型護衛艦(イージス艦)のインド洋派遣決定の報告を受け、了承する
 12月6日 ハイド米下院外交委員長と会談
 12月9日 官邸でリチャード・アーミテージ米国務副長官と会談
  福田康夫官房長官らが同席
 12月10日 東京国際フォーラム(東京・丸の内)で女優・藤原紀香の写真展を見学
 12月14日 金大中・韓国大統領と電話会談
 12月16日 警視庁神田運転免許更新センター(東京・内神田)で運転免許を更新
 12月22日 有馬記念で馬券的中
 12月23日 与党幹部と忘年会
 12月24日 盧武鉉・韓国次期大統領と電話会談
2003(平成15)年1月1日 皇居での「新年祝賀の儀」に出席
 1月2日 歌舞伎座(東京・銀座)で「菅原伝授手習鑑・寺子屋」「助六由縁江戸桜」等を鑑賞
 1月4日 首相仮公邸で森喜朗前首相と会談
 1月6日 伊勢神宮参拝
 1月7日 東京・高輪のラーメン店でラーメン、ギョーザ、野菜いため等を食べる
 1月9日 政府専用機で羽田空港発
 1月9日 ブヌコボ空港(モスクワ)に着
 1月9日 ボリショイ劇場(モスクワ市)でバレエ「くるみ割り人形」を観賞
 1月10日 ノルド・オスト劇場で献花
 1月10日 クレムリンでウラジーミル・プーチン露大統領と会談
  日露行動計画に署名
  共同声明を発表
 1月10日 大統領主催晩餐会
 1月10日 クレムリン内の大統領住居で約1時間半会談
 1月11日 日本人墓地墓参
 1月11日 クルチャトフ研究所で講演
 1月12日 政府専用機でハバロフスク空港着
 1月12日 ハバロフスク市内のホテルでコンスタンチン・プリコフスキー露連邦極東連邦管区大統領全権代表と会談
 1月12日 政府専用機で羽田空港着
 1月14日 靖國神社参拝
 1月15日 フジテレビ「笑っていいとも!」に電話で出演
 1月16日 裏千家・初釜式(裏千家東京道場,東京都新宿区市谷加賀町)に出席
 1月17日 皇居で御見舞いの記帳
 1月23日 衆議院予算委員会に出席(「大したことではない」答弁)
 2月7日 官邸で小柴昌俊・東京大学名誉教授と田中耕一・島津製作所フェローに銀杯一組と総理大臣感謝状を贈る
 2月7日 官邸で鄭大哲・新千年民主党最高委員(盧武鉉・韓国次期大統領特使)と会談
 2月8日 対人地雷廃棄完了式典(空自饗庭野分屯基地)に出席
 2月14日 官邸でラゴス・チリ大統領と会談
 2月18日2000 官邸でジャック・シラク仏大統領と電話会談
 2月21日 外務省飯倉公館(東京・麻布台)でハミド・カルザイ・アルガニスタン大統領と会談
  夕食会
 2月22日 外務省飯倉公館でコリン・パウエル米国務長官と会談
 2月25日 韓国訪問
 2月25日 盧武鉉・大統領就任式に出席
  大統領府で大統領と会談
 2月26日 赤坂プリンスホテル(東京・紀尾井町)で参議院与党幹部らと会食(「とんだ祝砲」発言)
 2月26日 官邸でフェルホフスタット・ベルギー首相と会談
 3月2日 外務省飯倉公館でフィデル・カストロ・キューバ国家評議会議長と会談
  川口順子外相、三塚博・日・キューバ友好議員連盟会長、フェリペ・ペレス・キューバ外相らが同席
 3月7日 都内の中華料理店で自民党行政改革推進本部メンバーと夕食会
 3月10日 ラゴス・チリ大統領(2045-2100)、ジョージ・W・ブッシュ米大統領(2135-2152)、パルヴェーズ・ムシャラフ・パキスタン大統領(2200-2215)と電話会談
  西田恒夫・外務省総合外交政策局長らが同席
 3月11日1255-1320 ビセンテ・フォックス・メキシコ大統領と電話会談
 3月11日 官邸特別応接室でソロモン・パシー・ブルガリア外相と会談
 3月11日 官邸特別応接室で自民党総裁経験者(中曽根康弘、宮沢喜一、河野洋平、橋本龍太郎、森喜朗)らと会談
 3月11日 官邸特別応接室で与党党首、幹事長(神崎武法、熊谷弘、山崎拓、冬柴鉄三、二階俊博)らと会談
 3月11日 日本料理店「弁慶橋清水」(赤坂プリンスホテル内)で山崎拓・自民党幹事長、額賀盪嶇此コk嬰浚柑ツ溝緲C蕕伐饋br> 3月13日 野党(民主、自由、共産、社民)党首・幹事長と個別に会談
 3月18日 幹部自衛官人事閣議了承
 3月18日 アメリカのイラクに対する武力行使支持を表明
 3月18日 ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領の表敬訪問を受ける
 3月19日 党首討論
 3月19日 東ティモールPKOに参加した自衛隊第2次施設部隊の帰国報告を受ける
 3月20日 モハエ・ボツワナ大統領と会談
 3月21日1130 首相仮公邸でジョージ・W・ブッシュ米大統領と電話会談
 3月23日 防衛大学校卒業式に出席
 3月26日 ゴー・チョクトン・シンガポール首相と会談 (夕食会)
 3月31日 尹永寛・韓国外交通商部長官と会談
 4月1日 ボリス・エリツィン前露大統領の表敬訪問を受ける
 4月1日 皇居で亀井善之・農林水産大臣の閣僚認証式
 4月4日 都内の料理店で森喜朗・前首相、青木幹雄・自民党参院幹事長と会談
 4月7日 ファン・バン・カイ・ベトナム首相と会談
 4月11日 官邸でセルゲイ・イワノフ露国防相と会談
 4月16日2035-2050 官邸執務室でジョージ・W・ブッシュ米大統領と電話会談
 4月18日1930-1940 シルヴィオ・ベルルスコーニ伊首相と電話会談
 4月19日 新宿御苑での「桜を見る会」を主催
  挨拶で橘曙覧の歌、「たのしみは朝おきいでて昨日まで 無りし花の咲ける見る時」を紹介
  (この歌は1994(平成6)年、天皇陛下訪米の際、ビル・クリントン米大統領が歓迎スピーチで引用した)
 4月21日 官邸で金鍾泌・元韓国首相(韓日議員連盟会長)と会談
 4月26日 政府専用機で羽田空港発
 4月26日 ロンドン着
 4月26日(日本時間27日) 英国首相官邸でトニー・ブレア首相と会談
 4月27日(28日) バラハス空港(スペイン)着
 4月28日 フアン・カルロス国王を表敬訪問
 4月28日 スペイン首相官邸(モンクロア宮,マドリード)でホセ・アスナール首相と会談
 4月29日(日本時間29日) バラハス空港発、オルリ空港(フランス)着
 4月29日(30日) 仏大統領府(エリゼ宮)でジャック・シラク仏大統領と会談
 4月29日 ジョージ・W・ブッシュ米大統領と電話会談
 4月30日 ベルリン着
 4月30日(日本時間30日) 独首相府でゲルハルト・シュレーダー首相と会談
 5月1日 アテネ着
 5月1日 アテネでシミティス・ギリシャ首相、プローディ欧州委員会委員長らと会談
 5月2日 アテネでシミティス・ギリシャ首相、プローディ欧州委員会委員長らと会談
 5月2日 アクロポリス訪問
 5月2日 アテネ発
 5月3日 羽田空港着
 5月3日 胡錦涛・中国国家主席、江沢民・中国中央軍事委員会主席に弔電 (潜水艦事故見舞い)
 5月8日 北朝鮮による拉致被害者・被害者家族と面会
 5月12日 春の全国交通安全運動中央大会(港区立御成門小学校,東京港区)に出席
 5月13日 国会内で管直人・民主党代表と会談
 5月14日 ワッド・セネガル大統領と会談
 5月15日 紀尾井町の中国料理店で森喜朗・前首相、青木幹雄・自民党参院幹事長、中川秀直・国会対策委員長と会談
 5月17日 首相官邸で金融危機対応会議(議長)
  りそなグループへの公的資金投入を決定
 5月22日1745 政府専用機で羽田空港発
 5月22日(日本時間23日) テキサス州ウェイコ空港着
  空港からクロフォードのジョージ・W・ブッシュ大統領私邸(通称、ブッシュ牧場)までヘリで移動
 5月22日 牧場内を大統領の運転するトラックの助手席に乗って案内してもらう
  牧場内のプールサイドで大統領と約2時間会談
 5月22日 私邸での大統領夫妻主催の夕食会に出席
  安倍晋三官房副長官、加藤良三駐米大使夫妻、田中均外務審議官、ローラ・ブッシュ大統領夫人、ハワード・ベーカー駐日米大使、コンドリーザ・ライス大統領補佐官が出席
  食事内容はローラ夫人が用意したテンダーロインステーキやマッシュルームリゾット、アイスクリーム、パイ、等
 牧場のゲストハウスに宿泊
 5月23日(日本時間24日) 大統領私邸でブッシュ大統領と会談
  当初、首脳会談はキャンプ・デービッド山荘で開催の予定だったが、大統領の希望で変更された
 5月24日(日本時間25日) カイロ国際空港(エジプト)着
 5月24日(25日) 大統領府(カイロ)でモハメッド・ホスニ・ムバラク大統領と会談
 5月25日(25日) カイロ大学小児病院視察
 5月25日 ピラミッド、スフィンクスを見学
 5月25日 カイロ国際空港発
 5月25日 リヤド空軍基地(サウジアラビア)着
 5月25日 アブドラ皇太子との昼食会
  皇太子宮殿(リヤド)で皇太子と会談
 5月25日(日本時間26日) 王宮(リヤド)でファハド国王を表敬訪問
 5月25日 迎賓館(リヤド)でサウジアラビア在留邦人の代表7人と会談
 5月25日(日本時間26日) リヤド発
 5月26日 羽田空港着
 5月27日 首相官邸でボンデビック・ノルウェー首相と会談
 5月29日 羽田空港発
 5月30日(日本時間30日) プルコボ国際空港(サンクトペテルブルク)着
 5月30日 「上級総合スポーツ学校」でウラジーミル・プーチン露大統領と会談
  サンクトペテルブルク建都300周年記念行事に出席
  イサク聖堂を見学
  客船「シルバー・ウィスパー」でウラジーミル・プーチン露大統領夫妻主催夕食会
 5月31日 サンクトペテルブルクで胡錦濤・中国国家主席と会談
  エカテリーナ宮殿でウラジーミル・プーチン露大統領夫妻主催の昼食会
  エルミタージュ美術館を見学
 6月1日 プルコボ国際空港(サンクトペテルブルク)発
  ジュネーブ国際空港着
  ヘリコプターでエビアン(フランス)に移動
 6月1日〜6月3日 エビアン・サミット出席
 6月3日 ジュネーブ国際空港発
 6月4日 羽田空港着
 6月5日 帝国ホテルでマハティール・マレーシア首相と会談
 6月6日 首相官邸でアロヨ・フィリピン大統領と会談
 6月6日 首相官邸でタクシン・シナワット・タイ首相と会談
 6月6日 皇居での盧武鉉・韓国大統領歓迎宮中晩餐会に出席
 6月7日 迎賓館「朝日の間」で盧武鉉大統領と会談
 6月7日 外務省飯倉公館で盧武鉉大統領歓迎夕食会
 6月10日 ウィクラマシンハ・スリランカ首相と会談
 6月13日 イラク支援法案、閣議決定
 6月17日 首相官邸でノート・マーシャル諸島共和国大統領と会談
 6月17日 記者会見で野党を批判 (「支離滅裂」発言)
 6月20日 品川プリンスシネマで映画「スパイ・ゾルゲ」を鑑賞
 6月23日 西部方面総監・松川正昭陸将、陸上幕僚副長・森勉陸将らと写真撮影
 6月23日 ステーキハウス「紀尾井町 桂」(東京・紀尾井町,紀尾井町ビル)でスミス元豪福祉相、ジョン・マッカーシー駐日豪大使らと会食
 6月24日 首相官邸でメガワティ・インドネシア大統領と会談
 6月25日 首相官邸で「小泉内閣メールマガジン」読者20名と懇談 (「らいおんミーティングin官邸」)
 7月1日 クレティエン・カナダ首相と電話会談
 7月8日 首相官邸で保岡興治・自民党国家戦略本部・国家ビジョン策定委員長らと会談 (「踏み絵」発言)
 7月10日 首相官邸でアブドラ・マレーシア副首相と会談
 7月11日 首相官邸で山崎拓・自民党幹事長と会談 (「踏み絵」発言を否定)
 7月16日 首相官邸でジョン・ハワード豪首相と会談
 7月19日 箱根プリンスホテル(神奈川県箱根町元箱根)でトニー・ブレア英首相と会談
 7月20日 箱根プリンスホテル本館内のフランス料理店「トリアノン」でトニー・ブレア英首相と懇談
 7月25日 衆議院本会議で内閣不信任案否決
 7月26日 「自民党第19回全国研修会」に出席 (赤坂プリンスホテル・宴会場「クリスタルパレス」)
 8月5日1853 「のぞみ27号」で東京駅発
 8月5日 広島プリンスホテル(広島市南区)泊
 8月6日 原爆死没者慰霊式・平和祈念式(広島市・平和記念公園)に出席
 8月6日0932 「のぞみ10号」で広島駅発
 8月6日 司馬遼太郎記念館(東大阪市)を訪問
 8月6日 リーガロイヤルホテル(大阪市北区)泊
 8月7日 第85回全国高校野球選手権大会(甲子園球場,兵庫県西宮市)で始球式
 8月8日 品川プリンスシネマで映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2」を鑑賞
 8月9日 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(長崎市松山町・平和公園)に出席
 8月11日 首相官邸で李肇星・中国外相と会談
 8月13日 国立国際医療センター(東京都新宿区)で人間ドック入り
 8月15日 首相官邸で森喜朗・前首相、中川秀直・自民党国会対策委員長と会談
 8月17日 政府専用機で羽田空港発
 8月17日 テーゲル空港(ベルリン)着
 8月17日 ブランデンブルク門、ベルリンの壁博物館を見学
 8月18日 首相府(ベルリン)でゲルハルト・シュレーダー独首相と会談
 8月18日 バイロイト音楽祭でオペラ「タンホイザー」を鑑賞
  シュレーダー首相夫妻も同席
 8月19日 ベルリン発
 8月19日 ワルシャワ着
 8月19日 ベルベデーレ宮殿(ワルシャワ)でレシェック・ミレル・ポーランド首相と会談
 8月19日 ワジェンキ公園水上宮殿で(ワルシャワ)でミレル首相主催夕食会に出席
 8月19日 無名戦士の墓(ワルシャワ)に献花
 8月19日 聖十字架教会を訪問
 8月20日 ワルシャワで俳優スティーブン・セガールと会談
 8月20日 ワルシャワ発
 8月20日 プラハ着
 8月20日 ビシェフラットの墓地でアントニン・ドヴォルザーク、カレル・チャペック、ベドジヒ・スメタナらの墓に献花
 8月21日 バーツラフ広場(プラハ)で献花
 8月21日 首相府(プラハ)でヴラジミール・シュピドラ・チェコ首相と会談
 8月21日 迎賓館でシュピドラ首相主催晩餐会に出席
  親善大使としてホンダの「ASIMO」が同行
 8月22日 プラハで日系企業関係者(8人)と懇談
 8月22日 プラハでカレル大学日本語学科学生及び卒業生(9人)と懇談
 8月22日 ルズイニェ空港(プラハ)発
 8月23日0841 羽田空港着
 8月26日 首相官邸でシルヴァン・シャローム・イスラエル副首相兼外相と会談
 8月27日0902 全日空883便で羽田空港発
 8月27日 「スーパーカミオカンデ」(神岡宇宙素粒子研究施設,岐阜県神岡町)を見学
  小柴昌俊・東京大学名誉教授から説明を受ける
 8月27日 サカタニ農産(富山県福野町)を訪問
 8月27日 五箇山相倉合掌造り集落(富山県平村)を見学
 8月27日 飛騨トンネル(岐阜県白川村)視察
 8月27日1919 全日空892便で富山空港発
 8月28日 首相官邸特別応接室でキャマル・ハラジ・イラン外相と会談
 8月28日 首相官邸特別応接室で俳優トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督の表敬訪問を受ける
 8月31日 東京文化会館でオペラ「マクベス」(ミラノ・スカラ座)を鑑賞
 9月1日 平成15年度総合防災訓練に出席
 9月1日 首相官邸特別応接室でジョン・スノー米財務長官と会談
 9月1日 ウラジーミル・プーチン露大統領と電話会談
 9月3日 国立国際医療センターで受診
  内視鏡検査でS状結腸にポリープが発見され、これを切除
 9月4日 首相官邸特別応接室で宋健・中日友好協会会長らの表敬訪問を受ける
 9月5日 首相官邸特別応接室でジミー・カーター元米大統領と会見
 9月8日 自民党総裁選告示 立候補
 9月10日 第39回自衛隊高級幹部会同(防衛庁)に出席
 9月12日 海上自衛隊遠洋練習航海部隊帰国報告を受ける
 9月19日2045 ジョージ・W・ブッシュ米大統領と電話会談
 9月20日 自民党総裁選挙
  再選
  国会議員票357、地方票300のうち399票獲得 (亀井静香139,藤井孝男65,高村正彦54)
 9月21日 自民党本部で臨時総務会
 9月22日 内閣改造(第2次改造内閣)
 9月23日 自民党本部(永田町)で衆議院選挙用テレビCM、ポスター等の撮影
 9月24日 臨時閣議で各省庁副大臣を決定
 9月26日 第157臨時国会召集 衆院本会議で所信表明演説
 9月28日 赤坂プリンスホテルでビヤ・カメルーン大統領、シディメ・ギニア首相、クフォー・ガーナ大統領、シサノ・モザンビーク大統領、サスヌゲソ・コンゴ共和国大統領、コンパオレ・ブルキナファソ大統領、イサイアス・エリトリア大統領、ムカパ・タンザニア大統領、ラベロマナナ・マダガスカル大統領、オバサンジョ・ナイジェリア大統領、ムワナワサ・ザンビア大統領、ボンゴ・ガボン大統領、ゲレ・ジブチ大統領、ガンヌーシ・チュニジア首相、ケレク・ベナン大統領、トゥーレ・マリ大、マクザ・ルワンダ首相、コナレ・アフリカ連合委員長、ムルジ・マラウイ大統領とそれぞれ会談
 9月29日 第3回アフリカ開発会議開会式に出席 (新高輪プリンスホテル)
 9月29日 新高輪プリンスホテルでスワジランド国王・ムスワティ3世と会談
 9月29日 衆議院本会議で各党代表質問
 10月6日 羽田空港発
 10月6日 デンパサール着
 10月7日 バリ島のホテルで盧武鉉・韓国大統領、温家宝・中国首相と会談
  共同宣言に署名
 10月7日 ASEAN+3首脳会議(インドネシア,バリ島)に出席
 10月7日 キン・ニュン・ミャンマー首相と会談
 10月7日 バリ国際会議センターで温家宝・中国首相と会談
 10月8日 バリ島、ヌサドゥアのハイアット・ホテルで盧武鉉・韓国大統領と会談
 10月8日 日・ASEAN首脳会議(インドネシア,バリ島)に出席
 10月8日 デンパサール発
 10月9日 羽田空港着
 10月10日 衆議院を解散
 10月14日 首相官邸特別応接室でワレンチナ・テレシコワ露国際文化科学協力センター議長の表敬訪問を受ける
 10月15日 ビセンテ・フォックス・ケサーダ・メキシコ大統領(国賓)歓迎式典に出席 (迎賓館)
 10月15日 皇居でのフォックス・メキシコ大統領歓迎宮中晩餐会に出席
 10月16日 首相官邸大会議室でフォックス・メキシコ大統領と会談
 10月17日 迎賓館でジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談
 10月19日 政府専用機で羽田空港発
 10月20日 バンコク市内のホテルでウラジーミル・プーチン露大統領、胡錦涛・中国国家主席、盧武鉉・韓国大統領とそれぞれ会談
 10月20日〜10月21日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席
 10月20日 首脳歓迎晩餐会
  事前にメニューの要望を聞かれ「トムヤムクン」をリクエストした
 10月22日 バンコク発
 10月22日 羽田空港着
 10月23日0915- 中曽根事務所(砂防会館,東京都千代田区平河町2-7-5)で中曽根康弘元首相と会談
 10月23日1000- 宮沢事務所(東京都千代田区一番町)で宮沢喜一元首相と会談
 10月24日 与野党党首とテレビ朝日報道番組の収録
 10月25日 自衛隊殉職隊員追悼式に出席 (防衛庁慰霊碑地区)
 10月25日 千葉県各所で街頭演説 (柏、鎌ヶ谷、成田、千葉、市原)
 10月26日 海自ヘリで防衛庁発
  護衛艦「しらね」に着艦 (相模湾)
  観艦式 (観閲官)
  海自ヘリで「しらね」から防衛庁へ移動
 10月27日 6党首討論会(日本記者クラブ主催)に出席
 10月28日 都内各所で街頭演説
 10月29日 全日空661便で羽田空港発
  長崎県、佐賀県、福岡県各所で街頭演説
  全日空270便で福岡空港発
 10月30日 秋の園遊会に出席 (赤坂御苑)
 10月31日 神奈川県内各所で街頭演説
 11月1日 知(名古屋市、旭市、春日井市)で街頭演説
 11月2日 フジテレビ「報道2001」、NHK「衆院選特集」、TBS「筑紫哲也ニュース23」収録
  東京で街頭演説
 11月3日 文化勲章親授式に出席 (皇居)
  埼玉、東京で街頭演説
 11月4日 滋賀、京都、兵庫で街頭演説
 11月5日 大綬章親授式に出席 (皇居)
  千代田区役所で衆院選の不在者投票
  重光章等伝達式に出席 (皇居)
  静岡(静岡市、富士市)で街頭演説
 11月6日 日本航空109便で羽田空港発
  大阪(大阪市、寝屋川市、高槻市、茨木市、豊中市)で街頭演説
  全日空36便で伊丹空港発
 11月7日 日本航空507便で羽田空港発
  札幌市(厚別区、豊平区、中央区、手稲区)で街頭演説
  全日空チャーター便で新千歳空港発、仙台空港着
  仙台市で街頭演説
  全日空チャーター便で仙台空港発、羽田空港着着
  東京で街頭演説
 11月8日 栃木、埼玉、東京で街頭演説
 11月9日 第43回総選挙
  当選 (神奈川11区,得票174374)

著作
 「郵政省解体論」(1994(平成6)年9月30日 光文社)
 「官僚王国解体論」(1996(平成8)年6月30日 光文社)
 「小泉純一郎の暴論・青論」(1997(平成9)年9月30日 集英社)
 「郵政民営化論」(松沢しげふみ共著 1999

http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/index.html

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この、イラク軍将校の4月9日にサダムはバグダッドから飛び立っているという証言は?
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1118.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 12 月 15 日 23:41:13:oQGUNb5q8hjD.

湾岸戦争以降の経済制裁期間中でも国連のキックバックを受けて肥え太り、その資金は仲間のお馴染みのマネーモンガー達に環流していた男が、半年以上も穴の中で隠れ住んでいたなどと信じるほうがどうかしている。
本物はイラク外のどこかでTVを見てほくそ笑んでいるのではないか。

【Iraqi Commander Swears he saw USAF fly Saddam out of Baghdad】

Bill Dash - Alamo Christian Ministries Online 10/16/2003
Author's Note:
This article first appeared on FarShores on 8/12/03. In the interest of accuracy, I have pulled that draft and replaced it with this updated version.
Film will soon be made public of an Iraqi Army officer describing how he saw a US Air Force transport fly Saddam Hussein out of Baghdad. The explosive eyewitness testimony was shot by independent filmmaker Patrick Dillon, who recently returned from a risky one-man odyssey in Iraq. In the film, the officer, who told Dillon that he commanded a special combat unit during the battle for Baghdad airport and whose identity is temporarily being withheld, explains in detail how he watched as the Iraqi dictator and members of his inner circle were evacuated from Iraq's capital by what he emphatically insists were United States Air Force cargo planes.

Presently, the only copies of the film (which I have not yet seen) are in New York City. People who have viewed it describe it to me as compelling.

Dillon told me by phone that, prior to the final assault on the capital by American ground forces, the officer had been entrusted with the near impossible job of ensuring that one of Baghdad airport's runways would remain operational no matter what. In civilian life the officer is reportedly a highly trained civil engineer specializing in airport operations. He states he was selected to command this hazardous mission in part because of his expertise in concrete surface construction. He goes on to report that there was a ferocious battle at the airport, with losses on both sides far worse than the mainstream news services acknowledge. He deviates even further from officially sanctioned accounts, by unequivocally stating that the battle for control of the airport actually lasted several days longer than commonly believed, dragging on through April 8th and culminating around dawn on the morning of the 9th. Most news sources cite April 4th as the day when the airport fell. But many conventional accounts also acknowledge, if only in passing, uncertainty as to exactly when the airport was fully subdued,frequently offering the 5th and the 6th as other possibilities. Virtually everyone agrees on April 9th as the day that the battle for the entire city officially ended.

In any event, the officer adamantly maintains that his combat/construction brigade, despite heavy casualties, managed to hold off US troops and preserve a useable length of runway right through the night of April the 8th.

Then early on the morning of April 9th, as the remnants of his unit were close to being overrun, a general cease-fire was unexpectedly declared for 6 AM. Shortly after it went into effect, and in broad daylight, the officer claims a motorcade of 10 Mercedes stretch limos suddenly barreled onto the airfield, carrying Saddam and his entourage. Almost simultaneously, a flight of what the officer asserts were four USAF Hercules transports swooped down and landed on the lone stretch of intact runway. All four C-130s dropped their rear loading ramps and the limos drove up into the cargo bays of the waiting planes, which then took off. The officer insists he has no idea where Saddam or any of the other members of his party may have gone.

Dillon says his film lends major support to what many have believed for years: that Saddam was little more than an american tool, a stage-managed "evildoer", just one in a long line of useful villains bought and paid for by the United States in order to better manipulate international politics and commerce. The gutsy New York based filmmaker, who risked his life amid the chaos of postwar Iraq, says that much of the Iraqi populace believes Saddam is not dead and they worry he could still exact revenge from afar. While many Iraqi civilians initially welcomed American forces, Dillon told me most Iraqis, having now had a bitter taste of American occupation, feel enraged with the US and its soldiers. Dillon said living conditions in Iraq are horrible and that little of significance is being done to relieve the situation.

Based on what he saw during his travels, Dillon told me he's convinced the war and its sweeping devastation of the Iraqi nation is in reality a mind boggling charade. Rather than liberating Iraq, its actual purpose is to corral Iraq's huge oil reserves and to serve as a pretext for channelling tens of billions in largesse to favored American corporations like Haliburton and Bechtel. As an example, Dillon pointed to how US air strikes systematically obliterated every last Iraqi telecommunications facility from one end of the country to the other, a measure he maintains vastly exceeded all practical military necessity. Then, without even the pretense of a competitive bid, Washington gifted WorldCom, the near bankrupt US telecom giant responsible for the greatest fraud in financial history, with a huge multi-billion dollar contract to build Iraq a new nationwide state-of-the-art telephone system.

Copyright ゥ2003 - Bill Dash

Courtesy Herbert C. Savage

See also:
Yes, But Where Are the Saddam Look-Alikes
www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=742
Saddam Hussein Given Safe Haven in Belarus?
www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?id=729

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米政府、拘束発表を数カ月かけ入念に準備・米紙報道 [日経/NewYorkTimes]
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1097.html
投稿者 ひろ 日時 2003 年 12 月 15 日 21:31:32:YfXbGWRKtGRPI

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031215AT3K1504015122003.html
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米政府、拘束発表を数カ月かけ入念に準備・米紙報道
 【ニューヨーク15日共同】米紙ニューヨーク・タイムズは15日、イラクのフセイン元大統領拘束の発表について、偽の情報だと疑われないよう米政府が数カ月にわたって準備した広報戦略に従って行われたと報じた。米国務省やイラクの連合軍暫定当局者らが明らかにしたという。

 戦略は、発表に当たってイラク人に役割を与え、できるだけ速やかに元大統領の映像を世界中に放送するよう規定。発表までに情報操作した印象を与えず、イラク国民やアラブ諸国民の信用を得る政治効果を狙った。広報戦略はブッシュ大統領も承認済みだった。

 教訓となったのは、米軍部隊による今年7月の元大統領の息子2人の殺害。この時は写真が公表された後も多くのイラク国民が本物かどうか疑ったため、米軍当局は記者団に遺体の実物を見せ、遺体のビデオ映像も公開せざるを得なかった。元大統領拘束の情報は、まずイラク統治評議会のタラバニ前議長が漏らし始め、その3時間後、連合軍暫定当局のブレマー行政官が統治評議会メンバーらとともに記者会見して発表、テレビ映像も公開した。 (21:00)
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http://www.nytimes.com/2003/12/15/international/middleeast/15VIDE.html?hp
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December 15, 2003
A Careful U.S. Plan to Dispel All Doubt on Hussein's Fate
By JIM RUTENBERG

he announcement of Saddam Hussein's capture followed a careful plan devised over months and intended, according to those who worked on it, to dispel any doubt among Iraqis and a skeptical Arab world that he was in American hands.

Code-named HVT No. 1 ― for High-Value Target No. 1 ― the public relations playbook that the Pentagon followed was written back in the summer, in response to the widespread disbelief that greeted the announcement that American soldiers had killed Mr. Hussein's sons, Uday and Qusay, in July.

According to officials at the State Department and the Coalition Provisional Authority in Iraq, the plan, which President Bush approved, stipulated that Iraqis were to have a role in announcing the news and that the images of the quarry were to be broadcast worldwide as quickly as possible, to leave little time for conspiracy theories to course through Iraqi towns and villages.

Crucially, the American military, Iraq's administrators and officials in Washington were able to keep the news of Mr. Hussein's capture on Saturday secret for 18 hours.

As with Uday and Qusay Hussein, news that the two men might have been killed seeped out before their identities could be confirmed. When photographs were released later, many Iraqis said they were not convinced that the bodies were those of Mr. Hussein's sons. Military planners had to go so far so as to put their bodies on display for journalists to see for themselves and release morbid videos of their reconstructed bodies for use on television.

That series of events, American officials say, taught American communications strategists some hard lessons about the Arab and Iraqi media. Iraqis and indeed most Arabs have gotten their news for decades from less-than-candid government-controlled news outlets, and are deeply skeptical of all official claims, with or without confirmation from independent outlets.

Just as important, the officials say, the events taught the Americans that Arab audiences considered video to be the most credible form of news reportage, particularly since the arrival of the 24-hour Arab news networks Al Jazeera and Al Arabiya.

"I think it's fair to say that we didn't expect the degree of skepticism that we found after Uday and Qusay were killed," said Gary Thatcher, an author of the media strategy and the director of strategic communications for the Coalition Provision Authority, which is led by L. Paul Bremer III.

"That it had to be verified by this rather macabre ritual of marching people through the tents and looking at the bodies, that was something we wanted to avoid this time," Mr. Thatcher said.

Appointed to his position in August, Mr. Thatcher, a former journalist, said he and other planners ― who included Charles Heatley, a British Provisional Authority spokesman, and officers with Special Forces and intelligence backgrounds ― set about drafting two plans to proclaim perhaps the most important news since the war in Iraq began.

One was to be used if Mr. Hussein was captured alive; another was to be used if he was found dead.

The task, Mr. Thatcher said, was to speed the process by which imagery of Mr. Hussein, dead or alive, could be made public. A process was devised so top military commanders in Iraq and the United States could receive and clear the imagery as quickly as possible.

If Mr. Hussein had been found dead, Mr. Thatcher said, officials had developed a faster identification system that eliminated the need for DNA samples to be sent away for confirmation.

"Baghdad is a place that feeds on rumors," he said. "Our goal was to quickly affirm the truth of the situation, and that meant being able to quickly prove it."

A decision was made early on that the capture of Mr. Hussein would need an Iraqi face, he said, a stipulation that Mr. Bush felt strongly about, the White House spokesman, Scott McClellan, said Sunday at a briefing.

"Iraqis were going to be making the announcement no matter what," Mr. Thatcher said. "This was overall an Iraqi victory. It was obviously going to mean a great deal to the Iraqis."

News of Mr. Hussein's capture was initially held to a tiny cadre of top government and coalition officials.

According to the plan that Iraqis be part of the news break, Jalal Talabani, a former president of the Iraqi Governing Council and a leader of the Patriotic Union of Kurdistan, first began to tell reporters in Iraq and Iran after 4 a.m. Eastern time that Mr. Hussein had been captured. He did not share many details.

A more detailed account of Mr. Hussein's capture was provided at a news briefing held in Iraq just after 7 a.m. Eastern time by Mr. Bremer and officials of the Iraqi Governing Council. The shared podium and the pictures of Iraqi journalists among those cheering Mr. Bremer's announcement that "We got him" also put an Iraqi stamp on that event, where the first military pictures and video of Mr. Hussein's capture were shown.

"Obviously, you have to choose carefully," Mr. Thatcher said. "You don't want an image that in any way allows him to be built up as a martyr or allows him to appear heroic."

The images shown, of a disheveled Mr. Hussein being examined by coalition medical personnel, was better than any officials had hoped for, he said.

"The image of him undergoing a physical examination for lice in the hair and having his tongue pushed down with a tongue-depresser is about as routine as it gets, which showed basically that he was an ordinary mortal, was not superhuman, that he was no longer a threat," he said.

"Our planning was good," he said. "But Saddam helped it immeasurably in the long run. He contributed in ways we never dreamed possible ― he allowed himself to get into such a disheveled state and to look so haggard."

Another consideration was whether the image of Mr. Hussein as a prisoner could be shared with the news media in accordance with international law. Mr. Thatcher said he believed that the provisional authority was free to show the captured Mr. Hussein, by law, until he is formally charged, much as the police parade suspects before the news cameras when they trot them into police stations.

These images were shown instantly around the world, and perhaps more important, on the rebuilt Iraqi national television network, Al Iraqiya, which is under the supervision of the American-led administration. It is thought to reach 93 percent of Iraqi urban households, compared with 33 percent with satellite dishes to receive Al Jazeera.

Some American news executives expressed some discomfort at having to run the images provided by American officialdom. But Paul Slavin, senior vice president of ABC News, said the images were so arresting and significant that the source of the footage ultimately became irrelevant.

"I think it's transcendent," he said. "Whether they were released by the government or shot by us, the impact would be the same."

"Seeing Saddam in a disheveled, disoriented state ― in a potentially or seemingly humiliating state ― was a startling image, even to people as jaded as in the media," Mr. Slavin said. "He did not get to live the life of a martyr. He did not go down shooting. He was found in a hole in the ground."

The breaking news was of such magnitude that both Time and Newsweek decided to redo issues that were already being printed.

When the phone rang at 5 a.m. on Sunday, Jim Kelly, managing editor of Time, thought that it was more bad news, following the bad wounds suffered last week by a correspondent, Michael Weisskopf, and a veteran war photographer, James Nachtwey, in Baghdad. Instead, it was news of the capture.

Reporting for this article was contributed by Jacques Steinberg and David Carr in New York and Thom Shanker in Washington.

Copyright 2003 The New York Times Company
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加藤紘一代議士がラジオで「今回の戦争はキリスト教とイスラムの宗教戦争と思っている」と発言
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1088.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 15 日 20:32:15:Mo7ApAlflbQ6s


現在放送中のJ−WAVE(FM)「ジャム・ザ・ワールド」で、自衛隊のイラク派兵に反対している自民党の加藤紘一代議士が、「今回の戦争はキリスト教とイスラムの宗教戦争と思っている」と発言し、キリスト教とイスラムの両方から中立的立場にある日本は、その立場を活かした独自の外交を行わなければならないと訴えた。


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公称「捕獲されたサダム・フセイン」の映像に、米国でこんな疑問が……
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1076.html
投稿者 レッツ・ビゲン!(笑) 日時 2003 年 12 月 15 日 17:49:47:zzibVQKHyuJ1o


米国のあるMLでこういう投稿がありました。
概略はつぎのとおり――

「時間がないので誰か調べてほしいんだが、今回のサダム捕捉発表には
 明らかに疑わしい点がある。
 
 まずDNA検査でサダム本人と確認した、という話だが、発表された情報では
 サダム捕獲から発表まで7時間もないわけだが、そんな短時間で検査結果が
 出るのか?

 テレビ映像もおなじ断片映像が繰り返し出てくるだけだが、それしかないのか?
 未編集の映像は今後出て来るんだろうか? 出てこないとすればその理由は?

 サダムは66歳だ。普通なら66歳にもなったら白髪だぜ。サダムも普段は毛染めを
 してたんじゃないか? だけど今回のビデオでは、穴蔵に隠れていたはずの
 サダムは黒髪がふさふさしてるってどーいうことよ? 髪の毛が伸びてボサボサ
 だったとしても、白髪頭のはずだろ? 穴蔵でも毛染めだけはしっかりしてたのか?

 仮に毛染めをする施設が穴蔵の中にあったとして、だったら何故、ボサボサ頭の
 ままなんだ? 暴君は突然心変わりしてヒッピーにでもなったのか? 
 
 ヒゲだって、所々白いところがあるけれど、大部分は黒いぞ。66歳の男がなんで
 あんなに黒いヒゲをしてられるんだ? 染めたのか? だとしたら白黒ブチに
 染めたのは変じゃないか?

 米軍はサダムを捕捉してから髪の毛を刈ったのかな。捕捉後わずか7時間のうちに
 そういうことをしたんだろうか? だけど、短い髪のサダムも、頭髪は黒々して
 いる。66歳の年齢なら、二、三日前に毛染めでもしてなきゃ、ああいうふうには
 ならないんじゃないか? 米軍当局は捕獲したサダムに散髪だけでなく毛染めまで
 施したんだろうか? 」

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-------- Original Message --------
From: "G●●● H●●●" <●●@nettrade.com.au>
Subject: Saddams capture

I haven't got time to research what I'd like to on this, but obviously one has to have doubts. here's a few questions which I hope people can look into. They said that they confirmed his ID with DNA testing. From what I can make out, they had something less than 7 hours between the time of alleged capture and the announcement of this.

Can a DNA test be confirmed within this time? Pup is a medical doctor so perhaps he might know. From the TV footage I saw, there was just the same few snippets over and over again. Will we see the unedited video? If not why? Saddam is 66. A 66 year old guy does not have black hair. So I had always figured he must be colouring his hair. Fair enough. But in this new video, his long hair is still black. If one has short hair, and then grows it longer, the grey comes through really quickly. So he must have been constantly colouring it, while growing it. He's been run to ground in a rat infested hole,but still has facilities to regularly colour his hair?

And why would he be colouring it? If he wants to disguise himself himself, from his recognizable image, why not let it go grey? Which raises the question of why he's growing it long. Has the evil tyrant suddenly become a hippy ? He's grown it long because he likes it like that? Or has it grown long because he's in such a dishevelled state that he can't even get a haircut? If that's the case, how come he's able to keep colouring it? Or if he's grown it long to disguise himself, then why did he go to all that trouble with the colour to make himself look more recognizable?

Although the beard has some patches of white, its mostly black. A 66 year old guy doesn't have that much black in a beard. Was he colouring that too? But only partly?

In the unshaven video, the moustache, while still way too black for a guy that age, has a patch of white, but in the shaven version it appears all black. Although, one has to look carefully, taking account of the shading, because there was another unshaven version, where I didn't pick up any white.

I think they've given him a hair cut in the shaven version - hmm, a haicut in the first 7 hours or less of capture? Maybe. But the cut version hair also looks black. A 66 year old guy,unless he applied the latest colour just a few days ago at the most, should start to look rather grey, once the hair is cut short. Unless his captors gave him a coulour as well as a cut? Just my initial questions.


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ブッシュ大統領に「有罪」=アフガン国際戦犯民衆法廷−東京(時事通信) 【このニュースの後がフセインか?!】
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/991.html
投稿者 闇の行者 日時 2003 年 12 月 14 日 23:47:56:YkoEgliNeHuiY

http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_14X200KIJ.htm
 米軍のアフガニスタン攻撃の違法性を市民や法学者が国際法の観点から検証する「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」の公判が14日、東京都内であり、判事団がブッシュ米大統領に侵略の罪などで「有罪」の判決を言い渡した。判決に拘束力はないが、主催団体は「新たな戦争抑止、アフガニスタンの戦後補償に道を開くきっかけになれば」と訴えている。
 民衆法廷は、イラク戦争をはじめ世界の紛争の平和的解決を目指す法学者や学生らが企画し、7月にブッシュ大統領を「起訴」した。土屋公献・元日弁連会長を団長とする日米独の検事団が、空爆被害者の証人出廷や、現地の被害の様子を収めたビデオの証拠提出などで立証を重ね、弁護団が反論してきた。 

[時事通信社:2003年12月14日 20時26分]

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ラフッド上院議員(共和党)は10日前から「サダムの捕捉はもうすぐ」と予言していた
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/978.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 12 月 14 日 23:01:10:d/vusjnSYDx0.

ラフッド上院議員(共和党)は10日前から、親指と人差し指を曲げて、もう少しのポーズを見せながら「サダムの捕捉まではもうちょっとの時間があれば」と予言していた。やっぱり泳がせていただけであろう。本人が「もう穴蔵の中に隠れてるのはいやじゃ!終身刑っていうことでホテル並みの格好だけの刑務所に早く入れろ」とでも言ったのか。

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http://www.propagandamatrix.com/031203captureimminent.html
LaHood: Hussein's capture imminent

Pantagraph

BLOOMINGTON -- U.S. Rep. Ray LaHood held his thumb and forefinger slightly apart and said, "We're this close" to catching Saddam Hussein.

Once that's accomplished, Iraqi resistance will fall apart, said the five-term Republican congressman from Peoria who serves on the House Intelligence Committee.

A member of The Pantagraph editorial board -- not really expecting an answer -- asked LaHood for more details, saying, "Do you know something we don't?"

"Yes I do," replied LaHood.

LaHood spent an hour at the newspaper Monday, discussing the war on terror, the 2004 elections, Central Illinois' regional economic development and his less-than-enthusiastic appraisal of Gov. Rod Blagojevich's performance.

The comment about the deposed Iraqi president came while LaHood discussed next year's elections.

The congressman said he's been disappointed with U.S. Sen. Peter Fitzgerald and believes the Republican senator isn't seeking a second term because "he can't get the votes."

LaHood hopes his party can hold the Senate seat because, he said, "President Bush is popular south of I-80, and that will help our Republican Senate candidate."

The economy -- barring a cataclysmic event like the Sept. 11, 2001, terrorist attacks -- will be central to the presidential race, he said.

"People working, making money, taking care of their families, health-care costs" -- those are the key issues, LaHood said.

He said the war is a major issue, but not as important as the economy.

LaHood said polls still show most Americans support the U.S. military presence in Iraq. Then he added, "Once we get Saddam ... and we're this close."

He said members of Congress who return from trips to the war zone all say the Iraqi people are very thankful to the United States and added, "You don't hear about that too often."

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また一人細菌学者が殺られた: これで20何人目だったっけ?
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/917.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 12 月 14 日 20:09:38:d/vusjnSYDx0.


ヒューストンクロニクル紙記事

ロバート・レズリー・バーゴフ氏は船舶内のウィルス感染などを研究していたが、テキサス大医学部前の舗道を歩いている時にひき逃げされた。ウィルス研究者の生命保険は引き受けてもらえなくなるかも。

http://www.chron.com/cs/CDA/ssistory.mpl/metropolitan/2290009
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Dec. 12, 2003, 3:18PM

Composite released in fatal hit-and-run
Copyright 2003 Houston Chronicle

Police have released a composite drawing of a motorist who sped away after his van jumped the curb and killed a chemist walking on a sidewalk in the Texas Medical Center.

Robert Leslie Burghoff, 45, of The Woodlands was killed in the 1600 block of South Braeswood on Nov. 20. He was studying the virus plaguing cruise ships, police said.

Witnesses described the van as white, and wreckage at the scene matched a Ford E-series van, 1997 to 2003 model.

The driver was described as a short Hispanic man in his 50s with a slightly rounded face. Anyone with information should call the HPD hit-and-run division at 713-247-4065.

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藪ザルを強姦で訴えていた原告女性が「自殺」していたが全米メディアがなぜか完全黙殺
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/910.html
投稿者 英文記事原文投げ込みゴメン 日時 2003 年 12 月 14 日 19:47:43:LEDhMwTFh5nOI


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Bush Rape Victim's Suicide ?
News Story Blacked Out Nation Wide ! ?

ThoughtCrime News - Cutting through the propaganda
Address: http://www.thoughtcrimenews.com/bushrape.htm

In the western world, only one newspaper reports the suicide of the woman who accused George W Bush of rape by Simon Aronowitz

Saturday 13th December 2003


Despite the enormity of the story, a virtual news blackout has remained in place since Margie Schoedinger first filed charges against George W Bush in 2002.

Schoedinger had accused Bush of rape and other sexual crimes against both her and her husband, only one publication in the USA saw fit to print anything about her or her allegations. That publication was her local newspaper.

Her subsequent suicide earlier this year raised many eyebrows amongst those who learned of her death via the internet. Even though the sequence of events was bizarre, again the American media ignored Schoedinger completely.

However, the US press were not alone. Both the (London) Times newspaper and the BBC as well as other major news organisations in the UK were furnished with the story and sources for the original court filings.

This should have garnered some attention for the story from the big media sources, if only to ridicule the allegations. Instead, in the same way the American media served its audience a stream of controlled news, so too did the British media by pretending Schoedinger didn't exist.

Schoedinger apparently committed suicide on 22nd September of 2003 but her death only attracted new attention on the internet in November of 2003. Only now has one small-circulation newspaper in the UK run the story of her demise. It found the story so newsworthy it ran its headline on the front page next to the title header.

The New Nation serves the black community of London and, according to a spokesperson for the newspaper, has a circulation of 25,000. This spokesperson also stated that the newspaper had confirmed the details of the story before publishing and apologised for the misprinting of Schoedinger's death as 12th December 2003.

That a newspaper in the English-speaking part of the world has finally deemed this story worthy of publication finally gives legitimacy to it.

If one paper can cover this then so can others.

Many regular readers of `quality´ newspapers such as the Times, Telegraph and even the NY Times have never heard of Margie Schoedinger.

Her tale illustrates how the news available on the internet is often of greater value than that which is paid for. Editors should be asked by their paying readers and viewers why this story has been censored.
One can only deduce that the likes of Rupert Murdoch, Lord Conrad Black and Greg Dyke of the BBC have chosen to keep their political masters happy by blacking out any reference to the allegations and apparent suicide of Margie Schoedinger.

Hopefully the public will learn that what is news by the standards of big-money radio, television and print may not be news according to their readers. The support of independent media and its reference as a reliable source is increasingly the only effective way to inform the public of the real events in the world.

Below are scans of the newspaper's coverage, as well as the full text of their story.

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WOMAN WHO SUED BUSH IS FOUND DEAD

by Orantes Moore

New Nation

Monday 8th December 2003

A black woman who claimed to have been raped by US President George W Bush and was planning to take him to court has died of a gun shot wound to the head.

Continues on page four

BUSH ACCUSER'S APPARENT SUICIDE

Continued from page 1

LAST FRIDAY (December 12), Margie Schoedinger, 38, was pronounced dead as a result of a 'gunshot wound to the head'. The death was officially registered as 'suicide' by the Harris County Examiner's Office.
As reported exclusively by New Nation in July, Schoedinger of Sugar Land, Texas, had filed a lawsuit against President Bush (a former Governor of Texas) in December 2002 accusing him of a series of'individual sex crimes' against her and her husband.
In the amazing seven- page document, filed at Fort Bend County Court in Texas, Schoedinger claimed that Bush had abducted, drugged, raped and beat her.

She also suggested that she 'dated George W Bush as a minor', and the President may have been the father of a child she miscarried following the alleged rape.

Appear

Schoedinger said she had filed the lawsuit on December 3, 2002 and although court documents filed on the following day mention Bush and offer him 20 days to respond or appear in Fort Bend, it is still unclear whether the President was ever served with the suit.
Schoedinger was attempting to claim US$1 million in actual damages, plus US$49 million for punitive damages including emotional distress and loss of freedom.

Speaking earlier this year to American journalist Jackson Thoreau, Schoedinger said that the President had personally contacted her to say that he wanted her dead, but could trust no one to carry out the crime.
Of course, there is no indication that the president had anything whatsoever to do with her death.

Of the lawsuit she said: 'I am still trying to prosecute, but as yet, I haven't had a court date set.

'I want to get this matter settled and go on with my life. People have to be accountable for what they do and that is why I am pursuing this lawsuit.'

The US media had largely ignored the filing of the lawsuit and the story had only appeared in a local newspaper.

Copyright c http://www.thoughtcrimenews.com

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Bush Rape Accuser Found Dead

By Jackson Thoreau, December 5, 2003

Early one Saturday afternoon in July 2003, I made a simple phone call to Margie Schoedinger, a Texas woman who filed a rape lawsuit against George W. Bush in December 2002. I expected to leave a message on a machine, so I was caught a little offguard when Schoedinger answered.

She, too, sounded somewhat surprised I had called, saying she hadn't heard from many other reporters. But she talked to me for a few minutes about the legal action.

"I am still trying to prosecute [the lawsuit]," said Schoedinger, a 38-year-old African-American woman who lived in the Houston suburb of Missouri City. "I want to get this matter settled and go on with my life."

Well, Schoedinger hasn't gone on with her life. In fact, three months after I spoke to her, she died in an apparent suicide. And this matter remains unsettled.

When I asked her in July 2003 about the lack of media coverage, Schoedinger said she wasn't seeking publicity. She said she did not even know about a December 2002 article in the Fort Bend Star, the only U.S. mainstream media outlet that covered this story, to my knowledge. The Fort Bend reporter, LeaAnne Klentzman, said she even went to Schoedinger's home and talked to a man there, who said she could not come to door. While I reached and spoke to Schoedinger on my first attempt, maybe she wasn't ready to talk back in December.

Anyways, Schoedinger said she was surprised the case wasn't covered more because "it is true......People have to be accountable for what they do, and that's why I'm pursuing it."

To be sure, Schoedinger's accusations - which include being drugged and sexually assaulted numerous times by Bush and other men purporting to be FBI agents - are bizarre and hard for most people to believe. But her story fits in with those told by a growing number of people who say they were used as guinea pigs or whatever by members of the CIA or another U.S. agency who wanted to test out the latest mind-controlling drug or just have a strange form of release. And her death - let's just say government agents have made murders look like suicides before.

In her court petition, Schoedinger said police in Sugar Land--another Houston suburb where she said some assailants linked to Bush attempted to unsuccessfully abduct her from her car shortly before the 2000 election--refused to take a report or do anything about that incident. She filed a lawsuit against the Sugar Land department and said that in preparing its defense, Sugar Land police found out that she dated Bush as a minor. I didn't get a chance to ask Schoedinger about that tie and didn't meet her in person, but her driver's license listed her as being 5-foot-8 and weighing 125 pounds, for what that's worth.

The Fort Bend Star story quoted a Sugar Land police captain saying his department had no record of any complaints by Schoedinger. All he had to do was what I did - go to the Fort Bend County Internet site and do a simple search on Schoedinger's name in the area of civil court records. I found the lawsuit Schoedinger filed in December 2000 against Sugar Land police, and it even had numerous responses by the department's attorneys in that case.

Just wait. This story gets stranger.

When I started asking Schoedinger about certain details of the case, such as alleged surveillance at her home and if she was still legally representing herself, she politely ended our conversation. "I need to see what has been written," Schoedinger said. "I feel like it's best for me to end our conversation."

Obviously, she had learned to be careful about what she said and to whom she said it. I could understand her being leery about talking about her situation with a stranger over the phone.

But I remember being puzzled by Schoedinger's attitude after hanging up the phone. I wondered that if she had made up such a wild story, why she didn't come up with something a little less outlandish, in which people couldn't necessarily dismiss her as a kook. I wondered why she didn't seek publicity to at least provide some form of protection. I've long learned that being as public as possible is one of your best defenses against rogue intelligence agents. But she didn't even seem to want any media to cover her story. I told several writers I knew, some of whom tried to contact Schoedinger. None succeeded, as far as I know.

I remember thinking, "I hope she doesn't wind up on the wrong side of a gun." And sure enough, in late September, Schoedinger did.

The Houston Chronicle wrote a bare-bones obituary that stated only that Schoedinger "expired" on Sept. 22, 2003, and her burial was at Houston Memorial Gardens.

I called the Harris County Medical Examiner's office, and a clerk told me the cause of death: a "suicide" by a "gunshot wound to the head." I hung up amid bombs going off in my mind.

For one, using a gun to commit suicide is predominantly executed by males, according to psychiatrists and other sources like pharmaceutical firm Merck & Co. Women are more likely to overdose on drugs, although the number of gunshot suicides among women has increased in recent years.

Besides Pravda and Internet ezines - one of whom referred to Schoedinger as "deranged" - I haven't seen stories on this strange death of a woman who filed a rape lawsuit against the U.S. president and wound up dead nine months later. I can't say I'm surprised. Or even angry. I don't know what the hell to think. All I know is I was one of the last - if not the last - reporters to speak to Schoedinger, and she didn't sound "deranged" to me in July 2003. She sounded like someone who had gone through something weird and was trying to sort it out. She sounded like someone who wanted the truth to come out. And now she's dead.

If this had happened to Clinton when he was in the White House, do you think the story would have been covered non-stop on FOX, CNN and the right-wing talk shows? Do you think we'd have reporters asking Clinton and his people about this death in press conferences?
Is FOX unfair and imbalanced to the point of being"deranged?"

There are some more odd twists to this case. I also found a 2002 criminal case related to Schoedinger in which Christopher Schoedinger, her husband, allegedly struck her. He pleaded no contest and was sentenced to a year in jail. Christopher Schoedinger had also filed for divorce. Then since 1997, Margie Schoedinger had filed for at least five assumed business names for various ventures - including a communications firm, health and beauty business, travel agency and publishing company. Could a "deranged" person start all those businesses or even know how to file a lawsuit?

Schoedinger's lawsuit can still be viewed on the Fort Bend County site at

http://ccweb.co.fort-bend.tx.us/localization/menu.asp

- then go down to the bottom and click on civil court.
Then type "schoedinger" in the plaintiff box and click search. You should find another lawsuit she filed against Sugar Land police, as well.

I can really understand media members being intimidated, even frightened, of the Bush administration. As I've detailed before, these are not Boy Scouts running the show. The Schoedinger death is just the latest in a string of strange ones surrounding the Bush family - Bush biographer J.H.
Hatfield, Sen. Paul Wellstone, Sen. Mel Carnahan, and others.

For the record, I contacted Bush's media office about Schoedinger and have yet to hear back. Now that I live in the Washington, D.C., area, I can go down to the White House in person and try to get someone to speak to me about this case. As expected, I haven't had much luck with the Fort Bend County and other Texas authorities. So maybe I'll stand outside the White House, holding a sign saying, "Who killed Margie Schoedinger?" and passing out copies of my column on the case. It would make about as much sense as anything else in this matter.

For all I know, maybe Schoedinger did kill herself.
Maybe she dreamed up a lot of this stuff. But I don't know, am I "deranged" to think it's weird that in this mass-media, detailed-information age, so few people are even asking any questions about how a woman who filed a rape lawsuit against the president could be dead less than a year later?

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イラク「再建資金」は、ちっとも現場に届かない−−−EL PIS紙より
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/873.html
投稿者 バルセロナよりを込めて 日時 2003 年 12 月 14 日 10:13:43:SO0fHq1bYvRzo

2003年12月13日付け EL PAIS紙に、「再建の資金は現場に届いていない」と題するレポートがありましたので、お知らせします。

この話を伝えるのはマルコ・カマライというイタリア人の元CPA(イラク暫定統治機構)の職員で、長年ボスニアやコソボで戦争後の再建の現場で働いてきた、という人物で、ナシリヤを首都とするティカル地域を担当していたのですが、アメリカに率いられるCPAのあまりのデタラメさに疲れ果てて、この11月に辞職した、という人物です。

カラマイは、CPAは軍事のことばかり考えていて、イラク各地域の将来のことなどには何一つ見通しを持たず、「再建資金」としてやってくるカネがバグダッドの中央官僚や地方の役人どもの懐に入るばかりで全く現場に届かないのをほったらかしている、とCPAのブレマーを非難します。

またブッシュが「イラクの民主化」などと言っていることに関しても、全く逆方向に向かっている、と指摘し、「ナシリヤの地域は以前は十分に自由で民主的だった。ところがCPAはそれをぶち壊してしまった。その結果、失業と社会不安著しく増大させ、人々のフラストレーションだけが高まっている。」と厳しく批判しています。

日本が「イラク復興資金」として拠出した大金は一体どこに行き、アメリカ主導のCPAの支離滅裂な行政で不満ばかりが高まるイラク民衆の中に放り出される自衛隊員はどんな事態に遭遇することになるのでしょうか。小泉がのたまう「人道支援」の正体は、すでに世界の多くの人に見抜かれている、と言えるでしょう。

http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20031213elpepiint_10&type=Tes&anchor=elpepiint&d_date=20031213

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【英訳文(機械翻訳)】
MARCO CALAMAI - Ex- advisor of the Provisional Authority

“The money of the reconstruction does not arrive at its objective”

JORGE MARIRRODRIGA  Madrid

Bureaucratic, disinterested in the too much centered reconstruction of Iraq and in the military vision of the situation in the country. Thus the behavior of the Provisional Authority for Iraq denounces the Italian Marco Calamai (CPA in its abbreviations in English), presided over by the American Paul Bremer. Calamai was number two of the CPA in the province of Tiqar, whose capital is Nasiriya, until the past November submitted the retirement application, according to account, tired of the inefficiency of the organism created and directed by the United States. The attack of the 12 of November in that 19 Italian they were killed was the definitive push to its decision.

"the confusion and the chaos in the CPA demonstrate that all the organization planned for the Iraqian postwar period is purely military man. It is a philosophy very different from which has United Nations ", emphasizes the Italian expert, who counts on one long experience in the field of the reconstruction of zones punished by the war, specially in Bosnia and Kosovo. "From the first moment I realized of which the CPA as soon as it spent money in projects of reconstruction, but later I noticed that the bottoms that arrived at the province they went destined to the zones that, somehow, were controlled by the ministries from Bagdad". According to Calamai, although usually it says that from the end of the war the Iraqian State is disappear, the certain thing is that it continues existing a great bureaucratic machine that arrives until the provinces and that the money destined to the reconstruction is lost in its majority in this route. "the CPA gives money to the corresponding ministry, that as well places it in its provincial delegations. In the zone where I worked, good part went away in pays for the civil employees and other games, but not in reconstruction projects. According to my calculations, for end from October to the province of Nasiriya they had arrived about 20 million dollars that they had to be used, but had in fact not been used in its objective ".

For Calamai, while the president of the U.S.A., George W. Bush, insists on his speeches on which there are to democratizar Iraq, the actions of the special Administration for this country go exactly by the opposite way. "In the zone of Nasiriya, at the beginning of November, nine municipal advice had been chosen democratically. One was totally democratic organisms for which the CPA revealed not to have no plan of aid. The local governments are the first structure of the democracy and, although he is spoken much of freedom and democracy, the certain thing is that he lets himself to them die, which contributes to generate a great frustration between the population, that sees how their expectations are not fulfilled ".

In order to aggravate the situation still more, in opinion of the Italian, to the initial error of exposition other erroneous decisions have been added that have been taken without anticipating their consequences. "the social tension began to raise quickly, with manifestations and protests. It is that some categories of workers who had a contract signed already after the war had been dismissed by order of Bremer, that, from Bagdad, alleged budgetary reasons ". In Nasiriya, of unemployment of 80%, the protests took control massive indeed before the seat of the CPA. "Then the difference of the conception of the mission in Iraq could be seen that has the Americans and other contingents", Calamai explains. "In the CPA they wanted that carabinieri more was decided against the protests, but they alleged that, if there were no violence of by means, he was better not to take part". According to the ex- Italian person in charge of the CPA, the Italian military in several occasions they rejected to take part in questions of local policy in Nasiriya to consider it other people's to his mission, in spite of to have received indications on the matter of the controls of the coalition.

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井ノ上氏と奥氏は米軍第4歩兵師団によって暗殺された・・・・
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/862.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 14 日 05:10:58:ogcGl0q1DMbpk

おはようございます。

自分は現在、最初から組み立てなければ、どうしようもない、と考えております。
日本の報道は、最初から世界権力のゲーム・コントロールであり、外務省機構と日本報道機関は
すでに組み込まれています。もう外務省とか日本の報道機関が垂れ流す情報は信用することができません。
”彼ら”はすでに戦争報道コントロール体制に突入しております。

 ●井ノ上氏・奥氏暗殺事件は、とにかく疑問を提出し仮説を、それぞれが、最初から構築していくしか
  ないと判断しております。

1)現在のイラク権力統治機構のからみ
2)ティクリートの米軍第4歩兵師団とのからみ

●自分の仮説は米軍第4歩兵師団による暗殺であると思っております。
 そこには米復興支援機構(ORHA)との復興利権をめぐるからみ。
 日本エネルギー戦略の頓挫から、「北部油田」からみで、ティクリートでの支援会議に
 奥氏と井ノ上氏は、第4歩兵師団からの招待要請を断れなかった、ティクリートに行くしかなかった。
 第4歩兵師団が「支援会議からみ」で奥氏と井ノ上氏をさそい、途中で拉致し、運転手もろとも暗殺をした。
 
 車体と死体写真からみると、3人とも道路疾走上での車からの銃撃ではなく
 車の外の場所で米軍第4歩兵師団によって暗殺されたと思います。
 
●英米暫定占領当局(CPA)において奥氏が情報を知りすぎたゆえの第4歩兵師団による暗殺か・・・・
 11/27におけるブッシュのバクダッド米軍感謝祭に、なにゆえに奥氏は招待されたのか・・・・
 それは米軍第4歩兵師団暗殺部隊が、奥氏を確認特定するためでありました。

●井ノ上氏奥氏暗殺から数日後、ラムズフェルドは米軍第4歩兵師団を訪問しております。





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ヤッフー・アジア 英語からWEB機械日本語訳

11月30日(日)午後4:33
それらがイラク援助会議への途中で止まったとともに、日本の2人の外交官が死にました。



TIKRIT(イラク)(AFP)-それらが、Tikrit(サダム・フセインの出生地(ここで援助会議は起こっていた))に途中の食物一仕切りで止まったとともに、米国主導の連合への新しい風の中でイラクで死んだ2人の日本の外交官が射殺された、と米国の軍のスポークスマンは言いました

「それらが路傍の食物一仕切りで4キロメートル(2、そして1つの、半マイル)止まったとともに、2人の日本人が死にました、11月29日の午後にMukayshifaの南。」Colonelビル・マクドナルド(米国第4の歩兵部門のスポークスマン)(それは問題の多い地域をパトロールする)は言いました。

「レバノンの国民は同じ出来事で負傷しました。

「3人は食物のために立ち寄っており、攻撃者がそれらに小さな口径の武器を発砲した時、飲みます。

「3つはTikrit病院に持っていかれました。「負傷した個人の条件は未知です」とマクドナルドが、強化された第4の歩兵部門のTikrit、バグダッドの180キロメーター(110マイル)の北の中の本部合成物で援助会議の開始直前に話して言いました。

日本は、Tikritの中の援助会に2つが向かっていたと言いました。しかし、米国の軍当局は、第4 ID基地で集いを伴うのを2つが計画したかどうか言わないでしょう。

MukayshifaはTikritの約15キロメーター(10マイル)の南です。

米国の職員は、2人の外交官がアメリカの軍事のエスコートを行っていなかったと言いました。

「私たちは、個人のそのグループで移動する軍隊のうちのどれも持っていませんでした」とColonelジェームズHickey(この人は第4のIDで最初の旅団を支配する)は言いました。

「それは要求されませんでした」と彼がTikritの中のジャーナリストに伝えました。

彼は、グループがそれらで個人の安全保障チームを持っているかどうか、知らなかったと言いました。

あの装置は、彼の軍隊がそのエリアのセキュリティの原因であるがそれを1日当たり24時間パトロールしない、と言いました。「私たちは、そのエリアをパトロールする場合、中へそのエリアである敵軍隊についての理解に基づいたセット時にそれを行います。」

援助会議の彼の初めの発言では、第4のID指揮者少将レイモンドOdiernoが猛烈な出来事に言及しませんでした。

「これは前進に関係しています。これはイラクで国際的な参加を得ることに関係しています。イラクをイラク人のために生きるよりよい場所にすることに、これが関係している」とOdiernoは言いました。

それらの中で、会合への出席はSalahのLの騒音の州の知事フセインal-Jaburi(この人はTikritおよびその環境が完全に安全であると土曜日にビジターに保証した)でした。

「これは安全なエリアです...「あなたは安全に歩き回ることができます」とal-Jaburiが、救助作業者を訪れることのゲストハウスのあきで言いました。彼は主張しました、ビジター、米国ベースから重装備した米国の軍事の警護中のダウンタウンのTikritまで旅行することは、ヘルメットおよびbulle-証明を必要としませんでした、祭服をつける、それら?ヘもっていました。

「過去に聞いた噂に反して、これは安全なエリアです」とJaburiがビジターに伝えました。


http://ocn.amikai.com/amiweb/browser.jsp?url=http%3A%2F%2Fasia.news.yahoo.com%2F12%2F&langpair=1%2C2&c_id=ocn&lang=JA&toolbar=yes&display=2

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イスラエルのリクード党・イスラエルを救うためにパレスチナ国家創建を考慮
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/825.html
投稿者 笛吹き童子 日時 2003 年 12 月 13 日 20:40:49:qiPRcThHKTfvY

12月13日付のニューヨーク・タイムズ紙は
イスラエルのリクード党がイスラエル自身の救いのためにパレスチナ国家の
樹立を認めることの必要性があるのではないかという論議をしているという。

http://www.nytimes.com/2003/12/13/international/middleeast/13MIDE.html?th

イスラエル国内のアラブ系イスラエル人の出生率からすると、何年もしない
内にアラブ系の住民の方がユダヤ人より多くなり、その場合には、イスラエルの
国自体がアラブ主導の国家になる可能性が現実的になってきたことなどが理由で
現リクード政権で真剣にパレスチナ国家樹立のことが論議されだしだということらしい。

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「アメリカよ目を覚ませ!息子、娘たちを無駄死にさせるな!」 イラク帰還米兵が逮捕覚悟で惨状を証言 (ベリタ)
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/891.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 14 日 14:53:09:5/1orr4gevN/c

「アメリカよ目を覚ませ!息子、娘たちを無駄死にさせるな!」 イラク帰還米兵が逮捕覚悟で惨状を証言

 ▼多くの兵士はイラク駐留を嫌悪し、戦うことを望んでいない

 私は5人の米国軍人にインタビューする独自の機会を得ました。
イラクから帰国したばかりの方々のほか、2人については兵士の妻たちの協力を通じて手紙によって彼らに質問することができました。
つい先週この2人の回答が戻って来たとき、この戦争が実際どのように進行しているかについての新たな詳報を得るために数ヶ月前から始めた私のインタビューを完成することができました。

いかに多くの軍人たちがイラクに留まることを嫌悪し、荒廃した国家の再建や監視の任務について、もういっさい携わりたくないと思っていることを知って私は衝撃を受け、怒りさえ覚えました。
私が聴いた会話によれば、多くの兵士たちがイラクに派兵されて戦うことを望んでいませんでした。
ある者は今では、この戦争がイラクと自分ら兵士に対する卑劣な犯罪だと確信していました。
今でもイラクに留まる意義を信じている、またはそこにもう幾日か留まって貢献したいと望んでいる兵士は、私が話した中ではごく少数です。

以下のインタビューはある下士官兵とのものですが、20年以上の軍務によって下士官級の中でも高い地位にある方です。
彼には家族がおり、またジャーナリストと話をしないように命じられているという理由で、私は彼の身元を明かさないことを約束しました。
軍は彼が帰省している間、彼を箝口令のもとに置いていおり、もしアメリカ国家と政府に対する礼儀を欠いた発言を行なえば、彼らは彼に20年の禁固刑を与えるだろうと言った、と彼は私に伝えました。

この人物が、証言することで逮捕されるという危惧を解いて安全だと認識してもらうことがなかなかできなったので、私はインタビューを完了するために数週間を費やしました。

彼はこのインタビューを記載するにあたり、全編を通して彼を「USA」と呼んでくれるように私に依頼しました。
私は彼のその希望に従うと同時に、彼が何を話したかを、どんなインパクトも失わないように彼の話し方そのままに書くことにしました。
このインタビューは所どころがとても粗野で文法も完全ではありません。
しかし私は、イラクの情況がどんなに悪いかを彼が世界に伝えることができるように、彼の「生の声」でこれを書きました。
私は皆さんにいくらかでも可能なかぎり彼が何を経験したかを感じ取って欲しいと願うばかりです。

 ▼イラク人との靴下や下着の交換で食料と水を確保

● 「ご機嫌いかがですか? 安らいでいらっしゃると良いのですが?」

USA 「厄介なことにことによく眠れませんし、眠れば恐ろしい悪夢を見ます。悪夢が私を起こすまでに1時間でも睡眠が取れたときは幸運といえるでしょう。私は戦場にいたときの方が、そこから遠く離れている今よりも余ほど眠れいてました。
そこは私が今まで派兵された、あるいは任務に従事した中で最も酷い場所であり、私は部下たちをそこに残しておきたくありませんでした。
そこは私が指揮しトラブルから免れて生き残るよう努力した部下たちを残しておくには、最も苛酷な地域でした」

●「あなたは多くの仲間が殺されるのを見ましたか? それはどのようにあなたに影響しましたか?」

USA「地獄が、どのように私に影響したと思いますか?
私は守るべき30人以上の死と、100人以上の負傷して復帰しない者たちを見てきました。
私は未だに負傷した者たちのいくらかが復帰したかどうかを知りません。私が帰宅する前には聞かされませんでした」

●「したがってそれは本当に凄惨で、幾人かの帰国した兵士たちが抗議したのと同じくらい悪い情況だったわけですか?」

USA「それは引き返し可能な地獄への長い旅に似ていました。
もちろんそれらの兵士が言うくらい劣悪でした。
この地獄に関して真実が伝えられたならば、もっとずっと悪いことが分かるでしょう。
ゲリラが攻撃してくることが予想される場所で、どのように市民の平穏を保つか、そしてまた十分な水と食糧を確保するかということを解決しようという取り組みは、忌々しくも絶え間ない悪夢でした。
我々の警護が立ち行かなくなっていたとき、どれほど悪い状態だったかはメディアがアメリカ国民に決して事実を伝えていないひとつの問題です。
我々は何人かのイラク人のもとに行き、靴下や下着をいくらかの食物や僅かな水に交換してもらわなければなりませんでした」

● 「私は国外のメディアを通じて、食糧が底を尽いた日々にイラク市民たちが手を差し伸べて多くの部隊全体に食物を与えていたのを見ましたが、実際それほど絶望的になりましたか?」

USA「ええ、侵攻の後に市民たちからの援助を受けたことに関しては冗談でも何でもありません。
我々の間ではそれについて、我が軍がどれほど彼らに返済すべき借金があるかというかなり傑作な嘲笑があります。
それらの人々から食糧を得ていなければ、我々は恐らく飢えていたことでしょう。
そのおかげで我々は機能するユニットとして引き続き行動できる態勢を確立しました。
それまで数日のあいだ清潔な水を使い果たしていたので、何人かの部下たちが脱水症でほとんど死にかけていたのを、かろうじて免れたというほどです」

 ▼幼い娘の顔を見る願いを果たせず死んでいった部下たち

● 「どうぞ続けてください。軍とブッシュがあなた方に強行させた苦難についてもっと聞きたいのです。
 私はこの戦争がどんな悪夢になったのか、また現地で私たちの軍隊に何をもたらしたのかをアメリカの人々が知ることを望んでいます」

USA「いいでしょう。そうですねぇ、私は食糧が乏しくなっていったことや水の悪化というような事に関して不満を言うこともできますが、私がもっと人々に伝えたいのは米国とその連合軍に対して先月行なわれた攻撃が、どれほど激しいものだったかということです。
私がまだそこにいた過去2週間、任意の狙撃者や隙を狙った襲撃など、聞こえた銃声をすべて数えるとすれば、我々は少なくとも一日に20回は攻撃されたことになります。
我々は1日当たり少なくとも5人が負傷によって脱落し、また24時間ごとに部隊のうち少なくとも1人が殺されました」

● 「つまりあなたは、1日当たり1人が殺され、少なくとも5人が負傷したと聞いているわけですね?
 多くの部下か殺されたことを把握していたわけですか?」

USA「それは、私に尋ねるには実にくそ馬鹿げた質問です。
もちろん私はそれを把握していました。私の階級を知っているはずです。私は我々の部隊で何年も下士官長を務めています。
私は部下の死のほとんどを把握していますし、多くの場合、死んでゆく彼らの手を握ってきました。
これが悪夢を与えないと言えるでしょうか?

その中には、幼い娘に会うことだけが望みだったと私に伝えた部下もいました。この戦争が始まった3日後に彼の娘は生まれたのです。
彼は砂の上で私の手を握り、彼の娘が決して彼を知ることがなかったことを泣き悲しみながら死にました。
例のくそ正義とはいったい何なのか教えてほしい。この青年が空気を求めて喘ぎ、異国の土の上に血を吐いていた時、ジョージ・ブッシュはどこにいたのか?」

 ▼兵役を逃れたブッシュに派兵の資格はあるのか

● 「私は先日もそれについてあなたと話したことがありましたね。
 自分自身はそれ(兵役)を逃れたジョージ・ブッシュが、軍隊に戦闘を命じる人物として不適格だとあなたは思うわけですか?」

USA「このくそったれ野郎は無断離隊(AWOL)し、兵役に参加しないでおきながら、彼は厚かましくも何年も続く異なる2つの戦争へ我々を連れて行きました。
私は彼がこの国の大統領であるべきだとは信じません。
彼は全くの白痴であり、ただ利益と石油を得るために動く狂人たちによって操られています」

● 「このことに関しては率直に公に伝えなくてはならないと思います。
 それにしてもあなたはとても教養が高いようですね?つまり数年間の指導者としての訓練から学校教育まで含めてという意味ですが。
 私がこれまで他の兵士の中に見たことのないほど事情通で、流布されている嘘や情報操作についても熟知しているようにお見受けします」

USA「私は大学で4年間、経済学を専攻しました。また常に兵員をしているわけではありません。私は予備役兵として長い義務割り当てによって動員されていただけです。
意外でしょうが、私はノーム・チョムスキーや、ゴア・ヴィダル、ジム・ハイタワーのような作家の本を読み、私が現地にいた間にも、マイケル・ムーアの「Stupid White Men」(邦題「アホでマヌケなアメリカ白人」)のコピーを3つ持ち込んでいました。
私はマイケルの本の一部を他の人々に読ませたところ、彼らはブッシュが我々を酷く騙していることに腹を立てていました。
また私には手紙で送ってもらった「Best Democracy Money Can Buy」(邦題「金で買えるアメリカ民主主義」)という本の一部分もありました。
なぜならもし私がその本をまるごと一冊持っていたならば、即座に盗まれる(取り上げられる)と分かっていたので。」

●「それであなたは見識が広く、他の人たちの知らない戦争の本当の理由に関して、とても事情通なのですね。私はグレッグ・パラストやノーム・チョムスキーを読む前線の兵士なんてほとんど知りません」

USA「たぶんそうでしょう。だからこそ私は、彼ら(政府)が我々を惨殺されるために派兵しているということをアメリカ人たちに知らしめようと、証言する気持ちになったのかも知れません。
よろしければ私はすべての詳細を曝け出しますし、なぜ私が多くの誓約に違反してまでこのインタビューを提供するのかについても表明しておきたい。
私は未だに現地に留まっている同僚たち、そしてこれからあそこへ行く人たちのためにこうしています。
私も気をつけなければ、更なる6ヶ月間の駐留のためにあそこに戻り、人生を終えるでしょう」

 ▼帰還兵を待ちうける軍人給付の大幅カットと社会問題

● 「分かりました、実際にどうだったかをありのままに伝えて下さい。そしておぞましい詳細についても省かないで下さい。なぜあなたが証言するのか、そして盲目的に国旗を振り、偽りの勝利に喝采しながら我々の軍隊を現地に送ることによって、あなた方に何をもたらしているのかについて、人々が衝撃を受け、それを理解してじゅうぶん感情を害することを私は望んでいるのです」

USA「そうですね、まず私はブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド及び連邦議会に対し、戦争が開始されると直ちに退役軍人給付を大幅にカットしてくれてありがとうと(皮肉の意味で)言いたい。私は数年間の現役軍務の後に退役軍人となりました。
私はこれまで当然だと思っていたPTSD(心的外傷後ストレス障害)のカウンセリングやその他多くの医療給付を受けることができません。
私は祖国のために命を擲ってきたので、それらの給付が受けられると信じてきました。
今、私の給付は約2/3にまでカットされており、私は集団セラピーと個人的なカウンセラーの両方に行くために、自分のポケットから料金を支払わなければなりません。
私のような誰かが、非道な戦争体験後のストレスと戦争神経症をかかえたまま、カウンセリングもなしに帰宅した場合、何が起こると思いますか?

何が起こるかといえば、彼は自殺するか、場合によっては多数の人々を巻き添えにするでしょう。
復員した兵士のうちいくらかは、彼らの仲間が死んだり負傷したりした人生最悪の時間が原因で破滅するでしょう。
そのとき彼らはやっとカウンセリングが彼らから奪い取られていた事に気づくのです。
これはこの国のために戦って負傷したり、深刻に錯乱した状態で帰還した兵士たちに対し、アメリカが犯している最大の害悪です。医療サービス、扶養家族のための学校援助、退役軍人のための学校援助などもすべて骨子から切り捨てられました。
精神医療や、薬物及びアルコール依存に対するカウンセリングも除外されている、あるいはどこの施設でも、なんとか生き残るために数年間の順番待ちとなっているようです。

それはアメリカの人々がまだ事実をまともに理解していない1つの問題です。
彼らが、「私たちの軍隊を支援しよう」と叫んでいるまさにそのとき、今の政権は兵士や退役軍人たちを、生活の助けとなるほとんどの社会制度や基礎的サービスから除け者にしようと企んでいたのです。

ブッシュは実際、我々すべてを使い捨てにしようとしたのです。
我々はこの事について数週間の激戦の最中に知りました。
それは私が「Stars and Stripes」(米軍機関紙「星条旗」)で最初に読んだのもの1つでした。
私はそれが冗談であると思いました。我々が戦っていて、死に瀕していたまさにそのとき、議会と指導者たちが我々を打ちのめすとは信じ難かったので」

 ▼クラスター爆弾で空中に飛び散ったイラクの戦争孤児たち

● 「カウンセリングの問題に関しては今まで私が気づかなかったことなので、ご指摘下さり嬉しく思います。それでは、私たちが最初に取材を始めた日に私が恐ろしい印象を受けたような、あなたが目撃した民間人の死傷者について話して頂けますか?」

USA「では私が目撃した理由なしに殺された子供たちについて話したいと思います。それによって、このような事件が起こり、しかも非常に悲惨だったことを信じようとしない人々の目を覚まさせることにもなるでしょう。負傷した、あるいは孤児にされた子供たちの悲鳴、そして子供を失った親たちの泣き声を、私は決して忘れることができません。
イラク人やほとんどのイスラム教徒は、涙を流し悲嘆することにより死者を哀悼するという、非常に音声を重んじる風習を持っています。子供を亡くした苦しみのため大声で泣き叫ぶ母親や父親に何の間違いもありません。もしそこに死がなかったならば、彼らはそのように泣き叫びません。空爆あるいは火砲攻撃の後には、しばしば何百もの人々の泣き叫ぶ声やすすり泣きを聞くことができます。

私自身には既に成長した子供のもとに孫がおりますが、ちょうど私がイラクで見た多くの死んでいった子供たちと同じ年頃です。
さらに私には成長が遅れている子供がおりますが、イラクでも両親と死に別れて身寄りが無く、年齢が3〜4歳も小さく見える成長不良の子供たちを多く見かけました。

「私が目撃した、小さな子供たちの集団をまるごと一掃したクラスター爆弾の急襲についてもお話しましょう。
この子供たちは既に親を失っていて、我々(地上部隊)がそのときいた道路の外れにあったイラクの軍用車隊の残骸から食物などを探し出そうとしているように見えました。
この近辺を清掃するため焼け残ったイラク軍の車列に対し今からクラスター爆弾を投下する、という予告を我々が受けた時、この子供たちは道から外れて半マイル(約八百メートル)離れた位置を歩いていました。
我々は無線通信を通じて爆撃を止めさせようとしました。しかしそれを中止するには遅すぎると言われました。

その爆弾が炸裂したとき、我々にはバラバラになった人体が空中に飛び散るのが見えました。
それはまったく恐ろしく、我々はこの呪うべき情況に何もできず、ただその光景を眺めながら、無線機の向こうで押し黙って爆弾を投下しているくそパイロットに向かって警告を発し続けただけでした。
爆撃が終わったあと、我々は生存者がいないかどうか確かめに行きましたが、見つかったのは小さな子供たちの粉砕された断片だけで、あちらこちらにまだじゅうぶん識別することのできる腕や脚などが散在していました」

●「見るに耐えない極めて残虐な行為ですね。その種のことはたくさん起こっていた
のですか?」

USA「何度も繰り返しこのようなことを経験していない人々が想像できるよりずっと多いでしょう。
いや私だってこの惨状ついてこれ以上話したくはありません。
それは再び私にその光景を思い起こさせるので、それについて話すことは薦められていません。
そして私は代金を自ら支払うことなしには、カウンセリングさえ受けることさえできないのです。

ブッシュが私たちに与えた美辞麗句を真に受けて我々軍隊を支援するすべての人々に知らせて下さい。
我々が現地でどれくらい巧くいっているか主張し続けるブッシュ、国防総省、その他すべての愚かなくそ野郎どもにはっきり言いたい。それらの国的な阿呆ども自身が現地に行き、国家のために戦って死んでみろと。
そういう者どもを家族から数ヶ月間引き離し、場合によっては箱詰めで(棺桶に入って)家に帰らせろと。
彼らが死んだとき、私は誰よりも先に彼らを賞賛し、彼らに敬礼するでしょう。

これはそもそもベトナム戦争に似ています。
私が12歳のとき、父はベトナムから復員して来ましたが、彼が余生を通じて抱き続けた心痛と苦悩を私は忘れられません。
いま私が感じているのもその類だと推測しています。
私はそれがベトナム戦争に極めて似ているというつまらない主張を提供するつもりはありませんでしたが、決して的外れだとも思いません。
私は今やっと私の親父が何を経験してきたのかが理解できます。
もし数ヶ月前に戻れるならば、私は無断離隊(AWOL)するか、良心的兵役拒否者になるでしょう。
しかしそれにはもう遅過ぎますが。

彼らが私をリーヴェンワース(連邦刑務所)に放り込むとしても、私は断じてあそこ(統治下のイラク)には戻らないでしょう。
私はこの戦争に行くまで、人がどのように良心的兵役拒否者で在りうるのか理解することができませんでした。
私はより多くの者たちが立ち上がって、石油のために戦争するのはごめんだとブッシュやペンタゴンに伝えることを望みます。
我々は裕福な奴らの利益や金儲けのために死ぬ必要はありません」

 ▼息子や娘を石油と企業の欲望のために無駄死にさせてはならない

●「危険を冒してまで証言してくれてありがとうございました。
 話すことができない他の兵士たちも、あなたの勇気に感謝することでしょう」

USA「これは勇気に関係ありません。道理の問題です。
この戦争は大学に行くため、あるいは何かよりよい将来を掴むために軍隊に応募した、多くの中・低所得者層のアメリカ人男性及び女性を殺しています。
軍に加入した裕福層の子女たちや、イラクで死んだ連邦議員の2世などにはお目にかかれないでしょう。
あそこで死につつある、または一生の傷病を負いつつあるのは我々庶民だけです。
民衆のために尽力しょうとする指導者はどこにいるのでしょうか?
彼らはチェイニーやハリバートンの利益、あるいは我々兵士たちの血でその手が染まっているその他の肥え太った猫どもが積み上げる利益のために尽力し、そして選ばれているのです」

● 「他に何かアメリカに向けて言っておきたいことはありますか?最後の意見や伝えたい言葉など」

USA「では言います! アメリカよ目を覚ませ!
あなたの息子たちや娘たちは無駄に死ぬべきではありません!
この戦争は自由やテロリズム防止のためのものではありません。
我々を今すぐ家に帰してくれ!我々は石油と企業の欲望のために死ぬのか!」

http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0310/S00105.htm
(上のサイトに英文の原文が掲載されています)

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200312141410470


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ドイツの米傷病兵8500人に エジプト紙がすっぱ抜き <Islam Memo>
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/683.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 12 日 10:59:30:PfNx5sWzYkpAE

http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IdNews=19603

折角書いた長文の投稿文が2回も消滅したのでごく簡単に要点だけを書く。
最近しばしば原稿消滅事件が発生します。どこかにもとに戻すという昨日は無いのでしょうか。使用環境は、Win XP です。
どなたか消滅した文章を復活する方法を教えていただけませんか. wordで書いてからコピペデモするしかないのですかね。


ドイツにある米国軍人病院の傷病者数は、エジプトのアルワフド紙の特派員が同病院の記録から8500人と判明した。欧州には全部で米国傷病兵用の病院が7個ある。これら全部と米国本国の病院の傷病兵数をあわせると一体何人になることか?

この記事はもっともっと長くて非常に面白いのですが、又消滅する危険があるのでこれにて打ち切りにします。

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Re: 奥さんが即死で井ノ上さんが息があった、との情報もありました
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/691.html
投稿者 Chika 日時 2003 年 12 月 12 日 12:05:41:TjFKty4y6EzK.

(回答先: Re: 井ノ上・奥両氏の死後硬直状況の違いと奥氏の左脇腹の大きな長い傷跡の説明を求める。 投稿者 Kotetu 日時 2003 年 12 月 12 日 01:10:08)

左側頭部や左胸に十数発被弾していたとの外務省の発表や、その後の、頭部に三発そのうち一発が貫通していたという報道などに、奥さんは本当にしばらくの間存命されていたのだろうかと少し不思議な感じがしていたのですが、

APF通信社というサイトの掲示板に、奥さんが即死で井之上さんが息があった、との書き込みがありました。
12月9日付けで、APF通信社特報部とありました。

APF通信社
http://www.apfnews.com/

左上のメニューの中の掲示板です。

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プレストウィッツはエスタブリッシュメントを代表して来日したメッセンジャー?
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/667.html
投稿者 大富豪 日時 2003 年 12 月 12 日 01:26:20:1cNE2eXqOj9gI

(回答先: 外務省の映像言論弾圧跳ね返す一斉掲載募るJPG画像送るから電子手紙で申し込まれたい 投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 11 日 23:46:35)

木村オジの投稿を見て、週刊現代を買って読みました。

プレストウィッツが村上春樹との対談で、次のように言っています。
「何の信念もなく自衛隊を送り出して死者を出したら、それは無駄死にであり、ミスであり、決定を下した政治家は厳しい処罰を受けるべきです」

眼光鋭い彼の表情は、自分の役回りに酔っているかのようでもありましたが、彼のブッシュ政権批判と「日本はネオコン政権を気にして政策決定をする必要は無い」みたいな発言を鑑みるに、当座の工作資金と暴力装置を手に入れてイラク戦争をおっぱじめはしたものの、元来少数派だったネオコン勢力はアメリカにとってすでに瘡蓋(かさぶた)のような存在になっているのではと思えるのです。
後は剥がして国際法廷に引きずり出して、厳しい処罰を受けさせるだけ。

というのも、今韓国で大騒ぎになっている大韓航空機墜落国家陰謀説が、「国家陰謀による自作自演テロが有り得るのだ」という認識をアメリカ国民に植え付けるためのステップなのではないかと私は密かに思うのであります。
あとはもう、蓄えておいた証拠の品々をマスコミに流させれば、ウォーターゲート事件をはるかに上回る政治スキャンダルとなり、多くの人命が失われている以上「厳しい処罰」が彼らの身に待ち受けているという妄想でした。

パウエル大統領の誕生です。

ですから、木村オジはCIAのヒットリストから既に外されている可能性大です。
喪詐奴はわかんねえ。

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ワシントン・ポストによれば、コドルコフスキーはカーライル・グループとの関係あり
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/649.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 12 月 11 日 23:45:22:oQGUNb5q8hjD.

ワシントン・ポストによれば、コドルコフスキーはカーライル・グループとの関係を持っている。

ユコスのコドルコフスキーは、ジェームス・ベーカー、ジョン・メージャーなどと共に15人の投資アドバイザーのなかに入っている。
ジョージ・ブッシュ・シニアは10月にカーライルのアジア・ファンド(のアドバイザー)を辞任した直後にモスクワで投資家との(客引きの)会食会を持った。

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ロシアはカーライルにとっては「真空地帯」だったようだが、今後はロシアの投資を強化したい意向があり、ブッシュ・シニアの旗振りのもとで、コドルコフスキーがロシア側のエージェントになっていたようだ。
プーチンはこのカーライルの戦略を阻止したということで、信任選挙に大勝するも西側のメディアで「非民主的」と避難されなから、「イスラム過激派」の爆弾テロに見舞われるという、まるでイラクのような状況を捏造されつつある。モスクワがカーライルのテリトリーになりつつあるようだ。
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http://www.washingtonpost.com/ac2/wp-dyn?pagename=article&node=&contentId=A20638-2003Nov10¬Found=true

Arrested Russian Businessman Is Carlyle Group Adviser

By Greg Schneider
Washington Post Staff Writer
Monday, November 10, 2003; Page E04


The arrest of two of Russia's top businessmen in recent months was more than a distant headline for Washington's well-connected private equity firm, Carlyle Group.

Carlyle, known for the glittering roster of former statesmen among its partners and advisers, has ties to both Mikhail Khodorkovsky and Platon Lebedev, the jailed Russian tycoons.

Khodorkovsky, 40, Russia's richest man and former chief executive of Yukos Oil Co., serves as an adviser to Carlyle's Energy Group. He is among 15 luminaries who help the firm sort through investment opportunities in energy industries, along with former secretary of state James A. Baker III, former British prime minister John Major and Pulitzer-Prize-winning author Daniel Yergin.

Khodorkovsky was arrested last month by Russian authorities for alleged fraud and tax evasion. Because the billionaire is seen as a possible political rival to President Vladimir Putin, his arrest has unsettled the country's business community and worried foreign investors.

Carlyle spokesman Christopher W. Ullman declined to comment on the matter.

Sources close to the firm say Carlyle is taking a cautious look at the business climate in Russia. So far, Carlyle has no investments in Russia, and has not followed through on preliminary discussions about starting a buyout fund with Russian investment company Alfa Group, the sources said.

Lebedev, chairman of Group Menatep, a holding company that is a major shareholder in Yukos, was arrested in July on fraud charges. Lebedev had served as an adviser to Carlyle's European investment funds, but is no longer listed on the firm's Web site.

Neither man has played a significant role for Carlyle, the sources said. Carlyle does not disclose its compensation to advisers.

Meanwhile, the firm has lost the services of its most prominent associate: former president George H.W. Bush, who was senior adviser for Carlyle's Asia funds, retired last month, shortly after serving as the main draw at a dinner in Moscow to woo investors.
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これを伝える独立系ニュース映像

http://www.radiofreeamerica.tv/
このページの”Jailed Russian tycoon has ties to Carlyle Group”をクリック。
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アジアには、中国、インド、韓国を中心として3億5000万ドルの投資を予定しているカーライル。
つねに韓国は彼らにとって重要なようだ。投資効率は2,8倍だと豪語している。

http://www.business-standard.com/today/story.asp?Menu=2&story=29548

Carlyle Group in $350 million Asia plan

Our Bureau in Bangalore
Published : December 11, 2003

The Carlyle Group, a leading private equity firm with over $17.5 billion under management, has announced that it has set aside nearly $350 million for specific investments in Asia.

The tier I and tier II Carlye Asia Venture Partners offers $159 million and $170 million, respectively.

Announcing the nature of deals being pursued by the equity firm, Tony Jansz, managing director, The Carlyle Group, said, メAsia has emerged as the major outsourcing hub. The consumption levels for products, especially in the wireless and telecom space is much higher. While it remains to be seen as to where we would put our money, it is clear that that we will also provide value addition to these companies by leveraging on our existing clientele.モ

Jansz said that Carlyle is in talks with three companies, which have a unique business proposition but declined to comment on their area of operation.

Of the total sum that has been set aside for investments in Asia, Carlye has said that China and India would attract nearly 30-35 per cent each, while South Korea is expected to be the other key region for investments.

メWe are also in talks with companies in which we have already invested in India. They are likely to go in for a second round funding. We are likely to invest about $30-40 million in these companies within the next 9 months,モ Jansz added. It may be noted that The Carlyle Group has invested in six active companies in India.

QuEST, a Bangalore-based CAD/CAM company for well-known aerospace, automobile and turbo space majors of the world seems to be the key contender for additional investments from The Carlyle Group.

The Carlyle Group has identified India, China and South Korea based on the significant leads that these nations have gained in the respective areas of outsourcing, components and manufacturing.

Carlyle has over 500 employees, including 279 investment professionals, in 12 countries. It has committed $17.5 billion in capital, which translates to 23 funds.

Of this, about $10.4 billion of equity has been invested in over 306 transactions. Carlyle boasts of 2.8 times equity returned on realised corporate investments.

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Re: あっしらさんが指しているのはこの部分だと思います。
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/666.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 12 月 12 日 01:25:37:3eVpHzO3Pti46

(回答先: あっしらさんが指しているのはこの部分だと思います。 投稿者 大富豪 日時 2003 年 12 月 11 日 23:33:52)

 なるほど、ちょっと前の石原氏の発言でしたか。その「相手を殲滅する」という発言についても動画(jvideo.htm#20031207_Hodo2001)の中で「殲滅という言葉は強すぎたかもしれないけど」と述べていますよ。(5m46sからの部分)故に、そのくらいの重みで(正確に)言葉を捉えることが、あっしらさんには求められるスタンスであると私は思いました。

 多分、あっしらさんはこちらの発言(http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/542.html)でもそうでしたが、「相手の真意を汲み取ろう」<「相手を罪に定めよう」という傾向のある方だと私は気づきました。そのスタンスで私にも対応している可能性が大きいことにも気づきました。まあ、別に私は気にしてませんが。私は既に10年近くも「なぜだなぜだ」と問われ、それら全てに10年近く解答し続けて理由を説明し続けた結果、とうとう「NO REASON」(もう、理由は結構!)と彼らが言うようになって来ました。きっとおなか一杯になったのでしょう。

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イラク情報機関創設を許可=攻撃阻止でブッシュ政権−米紙(時事通信) −”CIAが大部分の訓練や資金、装備を提供”
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/623.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 11 日 22:30:45:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031211-00000636-jij-int

11日付の米紙ワシントン・ポストによると、ブッシュ政権はこのほど、イラク駐留米軍や暫定政権に協力する市民を狙う勢力の動向を探るため、イラク人による情報機関の創設を許可した。
 この情報機関は、ヨルダンの協力も得て米中央情報局(CIA)が大部分の訓練や資金、装備を提供。トップには、ヨルダンに亡命していたバドラン内相が就任する。バドラン氏は以前、CIAと協力し、フセイン大統領(当時)を追放するためのクーデター計画にもかかわったことがあるという。 (時事通信)
[12月11日17時42分更新]

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<イラク>スペイン情報機関員殺害でイラク人ら41人逮捕(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/622.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 11 日 22:27:11:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031212-00000044-mai-int

【バグダッド福島良典】バグダッド南方で先月29日にスペインの情報機関員7人が殺害された事件で、駐留米軍とイラク警察は10日、犯行にかかわったとみられるイラク人ら41人を逮捕したことを明らかにした。

 ロイター通信などによると、米軍第82空てい師団とイラク警察がバグダッドの南約30キロで容疑者らを拘束した。交戦はなく、けが人もなかった。逮捕者の中には犯行を実行したとみられるグループのリーダー、アブ・アブドラ容疑者やイラク諜報員、医師なども含まれているという。(毎日新聞)
[12月11日19時36分更新]

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イラクで銃撃うけ不審死した2人の外務省職員の、死の直前の行動と、米軍/外務省発表に残る不可解さ
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/593.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 12 月 11 日 15:03:38:FnBfYmHiv1JFs

●イラク占領本部(CPA)に出向していた2人の外務省職員、奥氏と井ノ上氏
そしてレバノン人運転手の計3人が、米軍ティクリット要塞で開催される
占領政策会議に向かう途中で銃殺されたわけですが、それが「不審な死」
だったことは、当初、米軍のイラク駐在・第4歩兵師団報道官が行なった
説明に大きな不審点があったからです。 その報道官説明を報じた
フランス通信社(AFP)の英文配信記事を全文翻訳して紹介したのが、
下記の投稿でした。

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問題のAFP記事【日本人外交官2名がイラク援助会合に向かう途中、停車しているときに殺された】
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1394.html
投稿者 佐藤雅彦
日時 2003 年 12 月 05 日 00:13:53
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●第4歩兵師団報道官ビル・マクドナルド大佐による発表は、米軍による故意または
偶発的な銃撃による日本外務職員の殺害疑惑を生むこととなり、日本の
メディアのなかにも、それを匂わせるものが出てきたわけです。


●事件の直後に、米ブッシュ政権の国務省バウチャー報道官が、日本人外務職員への
弔いを記者会見で発表しました。諸々の英文メディアは奥氏と井ノ上氏を
「diplomats」と伝えています。直訳すればこれは確かに「外交官」なのですが
(ただし「外交家」とか「如才のない人」という訳語も辞書にはあるわけで、
前者は「人付き合いのよい発展家」というような意味ですが)、不審死を遂げた
2人は、日本政府の「外交官」としてではなく、米主導イラク占領本部(CPA)で
働いていたのが実態です。ですから「外交官」というのは不正確な表現でしょう。
この2人が「日本政府の外交官」として活躍できなかったところに、今回の
イラク侵略なり、国連を無視した米国の独り善がり(ユニラテラル)外交なり、
日本の対米妄従政策なりの問題点が凝集していると言えるでしょう。


●バウチャー報道官のコメントは、日本の「外交官」の尊厳を重視した発言では
なく、米国の対外政策なりイラク占領政策の「駒」として動いていた人財に
対する「残念な思い」を表明するという、独り善がりなものにとどまっています。
つまり「道具」としてしか認識していないので、2人の死亡事件へのコメントが
ただちに日本「自衛隊」派遣の“枕詞”として語られてしまうわけです。

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日本経済新聞 2003/12/02
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003120202024


米報道官「日本人外交官は多大な貢献」


【ワシントン=秋田浩之】バウチャー米国務省報道官は1日の記者会見で、イラクで殺害された日本人外交官2人について「彼らは復興に多大な貢献をした。連合国暫定当局(CPA)や米国の多くの友人が死を深く悼んでいる」と述べた。そのうえで日本によるイラクへの自衛隊派遣に改めて期待感を表明した。

報道官は今回の事件が日本の自衛隊派遣に及ぼす影響を聞かれ「日本政府は依然として派遣の方針を表明している」と指摘した。「日本政府は言ったことを実行するだろう」とも語り、日本側の派遣方針が変わることはないとの認識を示した。 同時に、韓国人技師やスペイン情報機関員らが相次いで殺害されたことにも触れ「いずれの国々も最後まで(復興に)関与し、イラクの民主化と安定を支援する立場を改めて示している」と評価した。 マクレラン大統領報道官も同日、日本の自衛隊や韓国軍のイラク派遣が遅れるのではないかとの質問を受け「両国とも復興への関与は変わらないと表明している」と述べた。

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●イラクで変死した2人の外務省職員らが「米軍の誤射」などによるもの
ではないかといいう疑念は、米日の各政府などの不徹底で忌避的な調査態度
などによって、ますます強まっていったわけですが、それを懸念したのかどうか、
日本の外務省は米軍から伝聞した話として、第4歩兵師団報道官の当初の
説明は「誤りだった」という風聞を、日本のメディアに伝えました。
そして日本のメディアも、これを裏付けもとらずにプロパゲイト(宣伝布教)
したわけです。 この日本政府外務省発表情報は、情報の信頼性という点では
「オレの友だちの、友だちがさあ……」という、巷の無責任な噂話と同質だと
さえ言えるものです。なぜなら日本政府は独自にこの伝聞の真偽を検証した
わけではなく、米軍の(偽情報の可能性も高い)伝聞をすなおに信じている
だけだからです。 結局、外務省は鰯の頭を信心している外交カルトの信徒
だという正体を、こうして図らずも自己宣伝してしまったわけです。

●つまり、こういう話はたとえ米軍(なり米国政府)から伝え聞いたとしても、
自分で検証しないうちは発表を差し控えればよかったのに、普段は秘密主義を
信条としている外務省が、なぜかこの件だけは拙速にマスコミに発表した
わけです。 ……つまり、宣伝用の情報だったってことですね。
……ということは、とりあえずPRですから、偽情報だと考えるのが妥当だと
いうことです。


● ……というわけで、外務省が垂れ流した米軍からの風聞は、つぎのように
各メディアによって宣伝布教されたのでした。


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【1】米軍発表訂正報道(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000404-jij-pol

売店での銃撃は誤り=米軍が情報訂正−外務省発表


外務省は5日、イラクで奥克彦大使と井ノ上正盛1等書記官が殺害された事件で、米国側から同日、「2人は食料を買うために道路脇の売店に立ち寄った際に襲撃された」とした当初の現地米軍の情報は誤りだった、との連絡があったと発表した。

現地の米軍は事件発生直後、2人が売店で襲われたと発表、同様の内容を外務省にも伝達した。しかし、米軍は同日、(1)2人が乗っていた車は道路脇のくぼみで発見され、その近くに売店はなかった(2)2人が売店で襲撃されたとの報告は、地元住民による誤った情報に基づくものだった−と訂正してきた。米軍によると、現時点で襲撃者についての特定された情報はないという。

(時事通信)[12月5日19時36分更新]

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【2】米軍発表訂正報道(読売新聞)
http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20031205it12.htm(のキャッシュ)

「売店停車中」は誤り、2外交官殺害で米訂正

外務省は5日、イラクで発生した日本人外交官殺害事件で、「道路脇の売店に停車した際に襲撃を受けた」とする当初の米軍情報は誤りだったと、米側から連絡があったことを明らかにした。

イラク駐留米軍は当初、殺害された奥克彦大使(参事官から昇進)と井ノ上正盛・1等書記官(3等書記官から昇進)は、「水や食料を買うため沿道の売店前に車を止めた際、小火器で撃たれた」と発表し、外務省にも同様の内容を伝えていた。

しかし、米側は5日、<1>2人の乗っていた車は道路脇のくぼみで発見され、近くに売店はなかった<2>当初情報は、地元市民による誤った情報に基づくものだった――と訂正したうえで、「車は道路を走行中に襲撃された可能性が高い」と伝えてきた。襲撃犯については、「現時点において特定されたという情報はない」としている。

外務省は、米軍情報と、在イラク大使館が現地の民間警備会社を通じて独自に入手した地元警察の情報とが食い違うため、米側に詳細な調査と説明を求めていた。

[読売新聞社:2003年12月05日 20時10分]

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【3】米軍発表訂正報道(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000244-kyodo-pol

道路脇で買い物の情報誤り 外交官殺害で米軍訂正


外務省は5日、イラクの日本人外交官殺害事件で、奥克彦大使=参事官から昇進=らが道路脇の売店で食料品を購入するため車を降りた際に襲撃されたとの情報について「地元住民による誤った情報に基づくものだった」と、米軍から訂正の連絡があったと発表した。

事件直後の米軍情報に関し、外務省では「治安が悪いティクリット付近では車が猛スピードで走り抜けるのが常識」「現地の状況を熟知した奥大使らが車を降り売店に寄るとは考えにくい」と疑問の声が上がっていた。

米軍がその後調査した結果、車は道路脇のくぼみで発見され、近くには売店がないことが分かった。外務省は「車は道路を走行中に襲撃された可能性が高い」としている。

(共同通信)[12月5日20時25分更新]

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【4】米軍発表訂正報道(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00002057-mai-pol

<外交官殺害>道路走行中に襲撃か 米軍が訂正


外務省は5日、イラクで殺害された奥克彦大使らが売店で食料と飲料水を買い求めた際に襲撃されたと米軍から伝えられていた情報について「地元市民の誤った情報に基づくものだった」と米軍側から訂正の連絡があったと発表した。外務省は「道路を走行中に襲撃された可能性が高い」とみている。

(毎日新聞)[12月5日20時28分更新]

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【5】福田官房長官が、外務省職員不審死事件の
   真相究明を無視して自衛隊派遣を言明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00002058-mai-pol

<外交官殺害>福田官房長官、真相究明前でも「自衛隊派遣可能」


福田康夫官房長官は5日の記者会見で、日本人外交官殺害事件の真相解明とイラクへの自衛隊派遣の関連について「事件がすべてを決めるものではない。よく事件を調べるが、テロ事件の背景が分からないことは多いと思う」と述べ、真相究明に至らなくても派遣は可能との認識を示した。

(毎日新聞)[12月5日20時37分更新]

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【6】米軍発表訂正報道(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/1205/011.html

「飲食物購入時に襲撃」は誤りと米が訂正 2外交官殺害

外務省は5日、イラクで11月29日に起きた奥克彦参事官と、井ノ上正盛書記官の殺害事件に関して、米政府当局から当初寄せられていた情報が訂正されたと発表した。新たな連絡によると、米軍が当初伝えた、事件当時2人が車から降りて売店に寄り、飲食物を購入しようとした時に襲撃されたという説明は、地元住民の誤った証言に基づくもので、事実と異なることが確認されたという。

米側からの訂正説明によると、襲撃された車は道路脇のくぼみで発見され、近くに売店はなかった。米政府当局は、事件当時の状況について、これまでに得られた情報を総合すると、2人が乗った車は、道路を走行中に襲撃された可能性が高いとしている。また、現在までに、襲撃した犯人を特定できる目撃証言などは得られていないという。

(12/05 21:03)

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【7】米軍発表訂正(にひとこと言及した)報道(産経新聞)
産経新聞 Sat, 06 Dec 2003 17:55:12
http://www.sankei.co.jp/news/031206/evening/e07iti001.htm

ふたりは日本の誇り 3000人が最後の別れ
奥大使、井ノ上書記官 外務省合同葬


イラクで復興支援の会議に向かう途中に殺害された奥克彦大使(四五)=参事官から昇進=と井ノ上正盛一等書記官(三〇)=三等書記官から昇進=の葬儀が六日午前、東京・南青山の青山葬儀所で両家と外務省の合同葬(葬儀委員長・川口順子外相)として営まれた。奥氏の妻、恵美子さんや井ノ上氏の妻、幸乃さんら遺族のほか、小泉純一郎首相をはじめ政府関係者、衆参両院議長や与野党国会議員、在京の各国大使ら約三千人が参列、小泉首相は「二人は日本国、日本国民の誇り。遺志を受け継ぎイラク復興に取り組んでいく」と哀悼の意を表した。中央の祭壇には向かって右側に奥氏、左側に井ノ上氏の遺影が掲げられた。葬儀に先立ち、川口外相は奥、井ノ上両氏の功績をたたえ贈られた旭日中綬章、旭日双光章を二人の霊前に供えた。

葬儀は参列者全員が二人の遺影に向かって黙祷(もくとう)。二人の経歴の紹介の後、小泉首相が政府を代表して祭壇に向かい、時折声を詰まらせ、涙ぐみながら遺影に語りかけた。

続いて、外務省の竹内行夫事務次官、奥、井ノ上両氏の同僚二人と友人代表二人がそれぞれ弔辞を朗読。竹内次官は「志半ばに倒れた二人の無念さを思うと慰めの言葉もなく、霊前に深く頭を垂れるばかりです」と二人の死を悼んだ。

奥氏の小中高校の先輩の阪本真一さんは「お前は死にざまで生きざまを示すように生まれてきた」と語り掛け、井ノ上さんの大学時代の友人の石橋忠典さんも「君の訃報(ふほう)をいまだに理解できない。悪い夢を見ているようだ」と親友の突然の死を悼んだ。この後、川口外相が葬儀委員長としてあいさつし、参列者が献花した。

葬儀に続き、昼過ぎから告別式が行われ、一般の参列者の献花も受けた。

奥、井ノ上両氏は十一月二十九日、イラク北部のティクリート南方を車で移動中、銃の乱射を受けて死亡した。当初、車両を降りたときに襲撃されたと発表した米国も訂正する連絡を日本政府に伝え、道路を走行中に武装勢力によるテロの標的となったとの見方が強まっている。

二人の遺体は四日に遺族に付き添われ帰国。五日には同僚らが見守る中、ひつぎを乗せた霊柩(れいきゅう)車が外務省を周回した。

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こうして12月5〜7日に、外務省としてはハレー彗星なみに珍しい「訂正」情報
なるものをひととおりまき散らしたわけでしたが、翌8日には、米軍の当初の
発表があながちウソではないことを示す、別の報道が現れました。

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【8】米軍発表訂正を覆す事実の報道(産経新聞)
産経新聞  Mon, 08 Dec 2003 17:56:02
http://www.sankei.co.jp/news/031208/evening/e09iti002.htm

2外交官 殺害直前に買い物 安全を考慮 身分隠す


【バグダッド=共同】イラク北部ティクリート近郊で殺害された奥克彦大使(四五)と井ノ上正盛書記官(三〇)が事件発生の約一時間前に、現場から約八十キロ南東にあるバラドで写真撮影や果物などの買い物をしていたことが七日わかった。その際、日本人記者を装って外交官の身分を伏せており、安全を考慮していたことがうかがえる。果物店の店主(二九)によると、十一月二十九日午前十一時すぎ、近くに停車したトヨタの四輪駆動車から二人が降り、写真を撮影。バナナやミカン、ナツメヤシ約五千イラク・ディナール(約二百七十円)分を米ドルとディナールで払った。

店主は、背が低い人物がアラビア語を話したと証言、この人物が井ノ上書記官だったとみられる。「韓国人か」と尋ねた店主に井ノ上書記官は「日本の記者」と述べ、電子カメラで撮影した画像を見せたという。

店主は二人が立ち去った際に車を追跡したり、周りで監視したりした者には気付かなかったと述べた。テレビで放送された日本での葬儀の映像を見て二人が奥大使らと確認したという。


≪四駆、日本に引き渡し≫
高島肇久外務報道官は八日の記者会見で、イラクで殺害された日本人外交官二人が銃撃された際に乗っていた四輪駆動車が、六日に米軍から引き渡され、在イラク日本大使館の管理下に置かれていることを明らかにした。車は事件現場に近いイラク北部の米軍施設で保管されていたが、現在はバグダッドに移送されている。

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【9】米軍発表訂正を覆す事実の報道(京都新聞)
京都新聞 2003.12.08 News
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003dec/08/CN2003120801000012B1Z10.html

記者名乗り写真撮影や買い物
奥大使ら、事件発生直前

【バグダッド8日共同】イラク北部ティクリット近郊で殺害された奥克彦大使と井ノ上正盛1等書記官が事件発生約1時間前の11月29日午前、現場の幹線道路から約80キロ南東にあるバラドで写真撮影や果物などの買い物をしていたことが7日分かった。

その際、日本人記者を名乗って外交官の身分を伏せており、安全を考慮していたことがうかがえる。

果物店店主のサラム・ハラフ氏(29)によると、先月29日午前11時すぎ、近くに停車したトヨタの四輪駆動車から2人が降り、写真を撮影。バナナやミカン、ナツメヤシ約5000イラク・ディナール(約270円)分を米ドルとディナールで払った。

ハラフ氏は、背が低い人物がアラビア語を話したと証言、この人物が井ノ上書記官、もう1人が奥大使だったとみられる。「韓国人か」と尋ねたハラフ氏に井ノ上書記官は「日本の記者」と述べ、電子カメラで撮影した画像を見せたという。

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【10】米軍発表訂正を覆す事実の報道(西日本新聞)
西日本新聞 2003.12.08
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20031208/news017.html

記者名乗り買い物 2外交官 殺害直前の行動判明

【バグダッド8日共同】イラク北部ティクリット近郊で殺害された奥克彦大使と井ノ上正盛一等書記官が事件発生約一時間前の十一月二十九日午前、現場の幹線道路から約八十キロ南東にあるバラドで写真撮影や果物などの買い物をしていたことが七日分かった。その際、日本人記者を名乗って外交官の身分を伏せており、安全を考慮していたことがうかがえる。

果物店店主のサラム・ハラフ氏(29)によると、先月二十九日午前十一時すぎ、近くに停車したトヨタの四輪駆動車から二人が降り、写真を撮影。バナナやミカン、ナツメヤシ約五千イラク・ディナール(約二百七十円)分を米ドルとディナールで払った。

ハラフ氏は、背が低い人物がアラビア語を話したと証言、この人物が井ノ上書記官、もう一人が奥大使だったとみられる。「韓国人か」と尋ねたハラフ氏に井ノ上書記官は「日本の記者」と述べ、電子カメラで撮影した画像を見せたという。

ハラフ氏は二人が立ち去った際に車を追跡したり、周りで監視したりした者には気付かなかったと述べた。

ハラフ氏はテレビで放送された日本での葬儀の映像を見て二人が奥大使らと確認したと語った。

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【11】
TBS 12月8日 19時47分
http://news.fs.biglobe.ne.jp/international/tm031208-867648.html

日本人外交官殺害、事件直前の様子は


9日、宮崎県 都城市では、イラクで襲撃され殺害された井ノ上正盛 一等書記官の葬儀が行われました。親族や友人ら700人が参列。生前の活動の様子を映したビデオが流されると、会場からは すすり泣きが聞こえてきました。

日本人外交官殺害事件から1週間余り。事件に関する新たな情報が入ってきました。 共同通信によりますと、奥克彦 大使と井ノ上 書記官は、事件発生の直前、襲撃現場からおよそ80キロ離れた街で、果物などの買い物をしていたことがわかりました。そして、その時、2人の車を追跡したり様子をうかがう人はいなかったとのことです。

また、日本人殺害事件の翌日、全く同じ手口で韓国人の民間人が襲撃された事件で、襲われた技師が当時の状況を語りました。
「車が後ろから来て私たちの車の横に並び、少し前から運転席を狙って撃ってきて、後方に下がりました。私たちの車が速度を落とすと追い抜いて行ってしまいました」(韓国人技師 イム・ジェ・ソクさん)

こうした中、アメリカの「ニューズウィーク」誌は、テロ組織「アルカイダ」がウサマ・ビンラディン氏の指示の下、多数の戦闘員をアフガニスタンからイラクに移動させることを計画していると報道、現地では緊張が高まっています。

【画像】銃撃された四輪駆動車
http://news.fs.biglobe.ne.jp/tbs_img/news867648_6.jpg

(8日 17:54)[TBS]

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● 以上のように、奥氏と井ノ上氏は「殺害」推定時刻(これも大いに怪しいが)
の「一時間ほど前」に、まさに第4歩兵師団報道官が当初発表したような行動を
実際にしていたのでした。しかも「日本人記者」を名乗った隠密行動で、
買い物だけでなく写真撮影までしていたとのこと。

第4歩兵師団のマクドナルド報道官も、ひょっとしたらこの行動のことは
耳に入れていたのかもしれませんね。

「なあ、カッツ。こっちにくるまえに、ちょっとバラドあたりの様子を偵察
してきてくれよ。できれば町のなかが平穏かどうか、写真なんかも撮影して
もらえるとありがたいんだが。」

……てな具合で、この日のティクリット要塞での会議の前に、現地の米軍
関係者かなにかに、軽い用事を頼まれていたのかもしれません。


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【防衛庁関係者必読!】志水一夫氏が指南、自衛隊がイラクに好感触を与える方策とは…
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/585.html
投稿者 トンデモ非学会員 日時 2003 年 12 月 11 日 12:55:31:g.CSGswOeJ.NU

志水 一夫のトンデモ超常ウォッチング
『ここだけ の話』第5巻 第3号
http://www.melma.com/mag/27/m00002527/


【大変だ!】イラクに自衛隊を出さないと、世界中で日本人が殺され始める!! その理由は……

 いやはや、大変なことになりました。
 そう、もちろん、イラクで二人の日本人外交官が犠牲になられたことです。

 これで、【日本はどうあっても自衛隊をイラクに出さないわけにはいかない】ことになってしまいました。

なぜ?
 それは、今、日本が自衛隊派遣を取りやめると、以後世界中で日本人がテロの標的にされてしまう危険が著しく増大してしまうからです。

 もしこのタイミングで日本が自衛隊を出さないことを決定すると、実態はどうあれ、対外的には日本がテロにビビってそう決定したように見えてしまいます。
 これは、きわめてまずい、大変に危険なことなのです。
 なぜなら、【日本に対してはテロが効果的】だということを、世界のテロリストたちに教えてやるようなものだからです。
 これをテロリストの側から見ると、【日本人は殺し甲斐がある連中】だ、ということになります。
 そうなれば、イラクのみならず、【世界中のテロリストが日本人を標的に】選んでくることになるでしょう。

 まして、日本人はたださえ安全神話があるので無防備だし (海外の街中で突然銃撃戦が始まってもボケッとしているだけで即地面に伏せないのは日本人だけだそうです)、現在のイラクのような危険地域でも、軍 (自衛隊) ではなく民間に警備を委託しているような連中です。
 鴨が葱と鍋とガスコンロ背負ってウロチョロしているようなものじゃありませんか! (^^;;)
 自分が活動資金を必要としているテロリスト (共産ゲリラなど) だったなら、狙わない手はありません。

 一時期、今回の殺害がテロだったかどうかは充分明確ではないとされてもいましたが、たとえこれが単なる物盗りによる犯行だったとしても状況は同じです。
 先日、日系企業の副社長が誘拐され殺害されるという事件がありました。
 これには、かつて他国で誘拐された日本企業の方が無事帰還された際に、身代金が支払われたという噂が流れたことと無縁ではないでしょう。
 そのような噂に対して断固たる態度を示しておかなかったことが、少なくとも間接的に今回の事件を招いた可能性は否定できないのではないかと思います。
 こういう場合は、実際にどうかということよりも、どう見えるかどう思われるかが重要なんですね。

 そうでなくとも、かつてハイジャック事件で犯人たちの要求を呑んで非政治犯まで釈放してしまった前科があるのですから、なおさらです。
 その時の犯人たちがその後どのようなことを行なったのかも、ご存知の通り↓です。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101355312/ii-22

 しかし、現実問題として、現在のイラクが決して安全な状態ではないことも事実です。
 では、どうするか。
 妙案とまでは行きませんが、一つの方策を、この場をお借りして申し上げておきます。

 それは、日本の軍隊*が地元で歓迎されるようにすることです。
 日本軍が来たらこの地域はこんなに良くなった、という評判が立つようにし、他の地域の人たちも日本軍が来てくれるのを心待ちにするような状況を作り出すのです。

 対外ゲリラ攻撃が止まないのは、その背景に進駐軍への民衆の反感があるからです。
 彼らがテロリストをかくまう風潮がなくならない限り、攻撃は止まないでしょう。
 ならば、その風潮を無くしてしまえば良いではありませんか。

 戦後、日本が占領された際、米軍に対するテロがほとんど起きなかった理由は何でしょう?
 天皇の存在、占領軍による洗脳とも評される厳しい報道管制と情報操作、といったことの他に、もう一つ、大量の食料援助があります。
 マッカーサーは、食料か、さもなくば軍隊を送れと本国に要請して、大量の食料援助をさせることに成功しました。
 このことが、日本人の対米感情をどれだけ良くしたか、想像に余りあります。

 実はマッカーサーは、太平洋の島々を飛び石伝いに攻撃・占領するオリンピック作戦の主唱者で、一気に本土近くの制海権を押さえてしまって補給を絶ち、それ以南の日本軍を無力化するという、双方の犠牲者の少なくてすむ作戦を退けた張本人なのですが、そうとも知らず、日本人からは数多くの感謝状が寄せられるほどの好感情を持たれるに至りました。
 その原因の一つが、食料の配給や配布だったのです。

 動物の餌付けではありませんが、人間もメシに弱い動物です。
 一宿一飯の義理とまでは行かなくても、食事をおごってもらった相手には不思議と気を許してしまうところがある。
 生前にご本人から伺ったところによると、天中殺ブームの立役者、故・和泉宗章氏が一転して占い批判の側に回った際、何人もの占い師から「一度お食事でも……」というお誘いがあったそうです。
 流石は占い師、彼らも人間のそういった一面を良く知っていたのでしょう。
 もちろん氏も元占い師で、その点をよく解っていましたから、すべてお断りしたそうですが。
 つまり、そうと判っている場合でさえ、効果があるということです。

 つまり、自衛隊が訪れる地域には、まず大量の食料を配布する。
 しかもそれは、必ず日本からのものであることが一目で解るようにしておくことが必要です。
 どこかに「Made in Japan」の文字があるのはもちろん、日本語の表示はそのままで良い。
 できれば一目で日本からの援助品だと判るように日の丸をアレンジしたようなマークを付けておければベターです。
 決してうっかり「Made in China」とか書いてあるものを送ってしまわないように! (^^;)
 また、イスラム圏なので、宗教的タブーに触れることのないように気を付けることも必要です。
 さもないと逆効果になってしまいかねません。

 それからもう一つ重要なことは、日本が何かの「お詫び」に援助してきたのだと思われてしまわないように注意すること。
 朝鮮半島では、そのためにかえって話がこじれてしまっていることも、ご存知の通りです。

 そして、自衛隊が行ったら、彼ら自身がそれらの食料の配布に当たるようにします。
 それにより、自衛隊⇒食料⇒平和の使者、というイメージが人々の間に広まるようにするのです。
 「和」という字が穀物=食料を表わす「禾」に「口」からできているのは伊達ではありません。
 チョコレートのような傷みにくいお菓子の類を各自が持ち、子供たちに配るのも良いでしょう。
 「ギヴ・ミー・チョコレート」と言って (^^;) 子供たちが近づいてくるようになればしめたものです。
 子供たちに囲まれている自衛隊員は、地元の人たちに好感情を与えるでしょうし、 最もテロの対象にしにくい存在なのではないでしょうか。

 真珠湾とミッドウェイ、あるいは零戦の後継機の遅れの例を見れば一目瞭然のように、勝者は歴史に学びません。
 イラク進駐時の米国がまさにそれでした。
 日本で上手くいったから大丈夫、という自信ばかりで、なぜ上手くいったのかという上記のような事情をまったく忘れていたようです。
 日本占領に関しては、日米開戦直後からプロジェクトを立ち上げて研究を始めていたほどだったのに。

 敗者たる我々は、大いに歴史に学ぼうではありませんか!


 註
  * 石原さんじゃありませんが、日本人以外で自衛隊が軍隊じゃないなんて思っている人は一人もいません。
  それはおなじみ『ゴジラ』の「自衛隊(作中では防衛隊)マーチ」が海外盤↓では「Japanese Army March」、すなわち「日本軍行進曲」 (^^;) と訳されていることにも明白です。
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000061GJ/ii-22
  『モスラ』の中でもそう呼ばれているように、いくら「特車」と名づけてみたところで、戦車は戦車ですものね〜。

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イラク日経「春秋」チグリス川とユーフラテス川の流域で湿原を再生する事業
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/568.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 11 日 10:05:44:CjMHiEP28ibKM

イラク日経「春秋」チグリス川とユーフラテス川の流域で湿原を再生する事業

わが対イラク政策と昨日の武蔵野市議会でのわが陳情の口頭陳述の線に沿っている。

理の当然の展開なり。いわゆる画期には、「快刀乱麻」の神髄が、発揮されなければならないのである。

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20031210MS3M1000O10122003.html
春秋
 来日したイラク民主化運動のリーダーが、日本に支援を求めたのは、チグリス川とユーフラテス川の流域で湿原を再生する事業だった。水の確保や食糧の増産など直接の利益のほか、復興の長い道のりを支える柱として、祖国の代表的な「風景」の復活を願っているのかもしれない。
▼伝統的な風景を何のためらいもなく壊し続けてきた日本に、イラクの風景を再生するお手伝いができるのだろうか。たしかに、釧路湿原では自然再生事業として、河川改修で直線化した川を、元のように蛇行させ、湿原の減少をくい止める作戦が始まっている。
▼技術的には少しお役に立てるかもしれない。が、自然の生態系も、里山や町並みの景観も、ちょっと複雑なシステムについては、日本は保存や再生の努力を放棄してきた。個別の建物や個別の生物種を保存する法制度はある程度ととのっているが、景観や風景はただ荒れるにまかせている。
▼世界に誇るべき寺社林や屋敷林は軒並み駐車場と化し、谷地田や里山には産廃が埋められている。せっかくの街路樹も、町の制空権を握っている電線に頭を抑えられ、縮こまったまま。代わりに街道筋に林立するのは、原色ののぼりだ。都市再生も目立つのは高層ビルばかり。そろそろ風景の蘇生(そせい)を考えないと、荒廃は人情にもおよぶ。

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広島の被爆者ら 自衛隊イラク派遣に抗議の座り込み【時事通信】
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/495.html
投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 12 月 10 日 21:12:37:hlbym6ZH.OUDI

[自衛隊イラク派遣に座り込みで抗議する被爆者ら(10日午後、広島市中区の平和記念公園)]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-01570681-jijp-dom.view-001

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岩手県議会、自衛隊派遣反対の意見書を可決【読売新聞】
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/493.html
投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 12 月 10 日 21:05:28:hlbym6ZH.OUDI

 岩手県議会は10日、イラクへの自衛隊派遣に反対する意見書を、民主、共産、社民党議員の賛成多数で可決した。

 全国都道府県議会議長会によると、全国で初めて。意見書は、イラクで日本人外交官2人が殺害されたことなどから、「安全な非戦闘地域は存在せず、海外での武力行使の可能性も生じる」としている。
[12月10日19時20分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000312-yom-soci

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自衛隊への呼びかけ。(内乱罪適用か?) 
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/480.html
投稿者 書記長 日時 2003 年 12 月 10 日 19:32:47:hZ420pveaLqT2

 あのう、自衛隊さん、聞こえてますか。交戦可能とする前提で、アメリカ軍の後方
支援でイラクに行くのは明らかに憲法違反ですよ。公務員の活動も法律も、憲法に違
反したら犯罪で無効です。

 しかも違憲と思われるイラク特措法にも違反している疑いがあります。サマワも紛
争地域と解釈したほうが自然ではないのですか。

 しかも、こんなことで、命の危ない外国へ送られるというのは、明らかに契約違反
でしょう。今回の派兵は、もともと自衛隊員の仕事として前提も想定もされていない
ことです。

 まさかお金がいいから、理不尽な派兵に賛成・参加するというわけではないのでし
ょう?

 ぜひとも、自衛隊の方々には政府に抗議し反抗してほしいと思います。

 おわかりでしょうが、今回の件は自衛隊員のみなさん個人だけの問題ではなく、日
本国民全体の将来に関わっているのです。

 こんなアメリカへの隷属的な関係のもとで、その圧力によってあらゆる道理を無視
する形で押し出され、外交と内政の根本的転換を意味するようなイラク派兵をするの
は恐ろしいことです。

 ますますなんでもありの日本になってしまいます。国民の生命・自由・財産を守る
という自衛隊員の本旨にのっとって、どうかよろしくお願いいたします。

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【英文記事まる投げゴメン】イスラエルがイラクで米軍暗殺部隊に訓練を施している
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/335.html
投稿者 英国ガーディアン紙 日時 2003 年 12 月 09 日 14:43:23:e/bJ5RPj8ecSw

"By way of deception, thou shalt do war."

- Motto of the Mossad

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"This is basically an assassination programme. That is what is being conceptualised here. This is a hunter-killer team. It is bonkers, insane. Here we are - we're already being compared to Sharon in the Arab world, and we've just confirmed it by bringing in the Israelis and setting up assassination teams."


The Guardian - Dec 9, 2003

Israel trains US assassination squads in Iraq
Israeli sniper team in action

Julian Borger in Washington
Tuesday December 9, 2003
The Guardian

Israeli advisers are helping train US special forces in aggressive counter-insurgency operations in Iraq, including the use of assassination squads against guerrilla leaders, US intelligence and military sources said yesterday.
The Israeli Defence Force (IDF) has sent urban warfare specialists to Fort Bragg in North Carolina, the home of US special forces, and according to two sources, Israeli military "consultants" have also visited Iraq.

US forces in Iraq's Sunni triangle have already begun to use tactics that echo Israeli operations in the occupied territories, sealing off centres of resistance with razor wire and razing buildings from where attacks have been launched against US troops.

But the secret war in Iraq is about to get much tougher, in the hope of suppressing the Ba'athist-led insurgency ahead of next November's presidential elections.

US special forces teams are already behind the lines inside Syria attempting to kill foreign jihadists before they cross the border, and a group focused on the "neutralisation" of guerrilla leaders is being set up, according to sources familiar with the operations.

"This is basically an assassination programme. That is what is being conceptualised here. This is a hunter-killer team," said a former senior US intelligence official, who added that he feared the new tactics and enhanced cooperation with Israel would only inflame a volatile situation in the Middle East.

"It is bonkers, insane. Here we are - we're already being compared to Sharon in the Arab world, and we've just confirmed it by bringing in the Israelis and setting up assassination teams."

"They are being trained by Israelis in Fort Bragg," a well-informed intelligence source in Washington said.

"Some Israelis went to Iraq as well, not to do training, but for providing consultations."

The consultants' visit to Iraq was confirmed by another US source who was in contact with American officials there.

The Pentagon did not return calls seeking comment, but a military planner, Brigadier General Michael Vane, mentioned the cooperation with Israel in a letter to Army magazine in July about the Iraq counter-insurgency campaign.

"We recently travelled to Israel to glean lessons learned from their counterterrorist operations in urban areas," wrote General Vane, deputy chief of staff at the army's training and doctrine command.

An Israeli official said the IDF regularly shared its experience in the West Bank and Gaza with the US armed forces, but said he could not comment about cooperation in Iraq.

"When we do activities, the US military attaches in Tel Aviv are interested. I assume it's the same as the British. That's the way allies work. The special forces come to our people and say, do debrief on an operation we have done," the official said.

"Does it affect Iraq? It's not in our interest or the American interest or in anyone's interest to go into that. It would just fit in with jihadist prejudices."

Colonel Ralph Peters, a former army intelligence officer and a critic of Pentagon policy in Iraq, said yesterday there was nothing wrong with learning lessons wherever possible.

"When we turn to anyone for insights, it doesn't mean we blindly accept it," Col Peters said. "But I think what you're seeing is a new realism. The American tendency is to try to win all the hearts and minds. In Iraq, there are just some hearts and minds you can't win. Within the bounds of human rights, if you do make an example of certain villages it gets the attention of the others, and attacks have gone down in the area."

The new counter-insurgency unit made up of elite troops being put together in the Pentagon is called Task Force 121, New Yorker magazine reported in yesterday's edition.

One of the planners behind the offensive is a highly controversial figure, whose role is likely to inflame Muslim opinion: Lieutenant General William "Jerry" Boykin.

In October, there were calls for his resignation after he told a church congregation in Oregon that the US was at war with Satan, who "wants to destroy us as a Christian army".

"He's been promoted a rank above his abilities," he said. "Some generals are pretty good on battlefield but are disastrous nearer the source of power."



Israel trains US assassination squads in Iraq
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1102940,00.html

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RELATED STORIES


West Bank East: Americans in Iraq make war the Israeli way

If the US military’s escalating war against insurgent forces in Iraq is starting to look more and more like Israel’s campaign to crush the intifada and the Palestinians’ hope of an independent state it’s probably because the Americans have been increasingly turning to their Israeli allies for advice on how to conduct just such a conflict.
http://www.dailystar.com.lb/opinion/06_12_03_e.asp

US denies using Israeli tactics in Iraq
The US military has adopted tough new tactics against guerrillas in Iraq, arresting relatives of insurgents and destroying houses used to plan attacks against American troops, defence officials said on Monday.
http://www.nzherald.co.nz/storydisplay.cfm?storyID=3538451&thesection=news&thesubsection=world


U.S. Adopts New Tactics in Iraq Guerrilla War
The U.S. military has adopted tough new tactics against guerrillas in Iraq, arresting relatives of insurgents and destroying houses used to plan attacks against American troops, defense officials said on Monday.
http://wireservice.wired.com/wired/story.asp?section=Breaking&storyId=804941&tw=wn_wire_story

Concrete, razor wire, ID cards

Analysts say security tactics in Iraq echo West Bank, as US general forecasts more violence.
http://www.csmonitor.com/2003/1208/dailyUpdate.html

Tons of Depleted Uranium Polluting Iraq
U.S. forces unleashed at least 75 tons of toxic depleted uranium on Iraq during the war, reports the Christian Science Monitor. An unnamed U.S. Central Command spokesman disclosed to the Monitor last week that coalition forces fired 300,000 bullets coated with armored-piercing depleted uranium (DU) during the war.
http://www.unobserver.com/layout5.php?id=1247&blz=1

Skin Disease Strikes U.S. Troops in Iraq
The disease is known as "Baghdad Boil" to U.S. soldiers in Iraq, and can leave disfiguring lesions on the skin for months.
http://www.newsday.com/news/nationworld/wire/sns-ap-iraq-skin-disease,0,4249969.story

U.S. Launches Major Afghanistan Offensive
The U.S. military launched its largest postwar offensive against Taliban and al-Qaida insurgents Monday, sending 2,000 soldiers into a lawless swath of Afghanistan to put down a wave of attacks. The operation began as Afghan and U.N. officials warned that one of the military's most tragic blunders - the weekend killing of nine children in an airstrike - could drive more Afghans into the arms of the rebels.
http://apnews.myway.com/article/20031208/D7VAEL281.html

Thais get chance to win free trip to Iraq
Thais buying New Year cards for their troops in Iraq could win a free trip with the military to the war-torn country.
http://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml?type=oddlyEnoughNews&storyID=3944717§ion=news

Annan: Afghanistan Needs Int'l. Forces
The international force in Afghanistan should be expanded to reverse the deteriorating security situation and improve prospects for peace, U.N. Secretary-General Kofi Annan said Monday.
http://www.guardian.co.uk/worldlatest/story/0,1280,-3481235,00.html

BAD-COP BUSH'S GOOD-COP FAKE OPPOSITION SAVIOR CANDIDATE KUCINICH PUSHES FOR THE ORIGINAL HEGELIAN PLAN TO HAND OVER POWER TO THE UN
Kucinich: Turn Iraq governance over to U.N
Rep. Dennis Kucinich said Sunday that he is the only presidential candidate with a plan for withdrawing U.S. troops from Iraq and turning the administration of the country over to the United Nations.
http://makeashorterlink.com/?P207531C6

WHY NOT? IT IS ALREADY A DICATORSHIP
Scholars say Iraq could slide into dictatorship
Iraq could slide into dictatorship if U.S. efforts to transfer control to local authorities failed and regional powers like Iran increased their influence in the fractured country, experts meeting in Kuwait said on Sunday. http://famulus.msnbc.com/FamulusIntl/reuters12-07-105841.asp?reg=MIDEAST

Grief for children killed as they played
BLOOD and children’s hats and shoes littered the dusty soil in the village of Hutala, still pockmarked with dozens of small craters from Saturday’s attack.
http://www.news.scotsman.com/international.cfm?id=1345312003

Apocalyptic rebel movement revisits Congo's heart of darkness
In the forests and jungles near Brazzaville, a bitter guerrilla war is led by a messianic pastor who claims that the end of the world is coming.
http://observer.guardian.co.uk/international/story/0,6903,1101634,00.html

Diplomats' deaths shock pacifist Japan
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/from_our_own_correspondent/3294487.stm

POWELL: NO CAUSE FOR ALARM. NOTHING TO WORRY ABOUT. EVERYTHING GOING ACCORDING TO NEW WORLD ORDER PLAN.
Powell Not Alarmed by China-Taiwan Stress
Secretary of State Colin Powell said Friday there is no cause for alarm over signs of increased tension between China and Taiwan.
http://makeashorterlink.com/?B517141C6

Army Force Stretched After War in Iraq
The wars in Iraq and Afghanistan have taken a toll on the Army, but the soldiers who are due home next spring are fit to return to a war zone if called upon, Defense Secretary Donald H. Rumsfeld said Sunday.
http://makeashorterlink.com/?R227231C6

US bombing kills nine Afghan children
The US sent in an A-10 'Warthog' after receiving intelligence
US forces have admitted mistakenly killing nine children when they bombed a target in southern Afghanistan. http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/3297575.stm

CARLYLE GROUP'S BAKER TO HANDLE IRAQ DEBT RESTRUCTURING
Bush names former US secretary of state as Iraq debt envoy
US President George W. Bush has named former secretary of state James A. Baker III as his envoy to tackle the issue of Iraqi debt, the White House announced Friday. "In response to a request from the Iraqi Governing Council for assistance, I have appointed James Baker III to be my personal envoy on the issue of Iraqi debt," Bush said in a statement read by White House spokesman Scott McClellan. "Secretary Baker will report directly to me and will lead an effort to work with the world's governments at the highest levels with international organizations and with the Iraqis in seeking the restructuring and reduction of Iraq's official debt," the statement said.
http://news.xinhuanet.com/english/2003-12/06/content_1216538.htm

Georgia Asks Rumsfeld for Aid
Georgia's new leaders appealed to Defense Secretary Donald H. Rumsfeld on Friday for U.S. financial aid to help pay the salaries of the country's military, which played a critical role in the peaceful overthrow last month of Eduard Shevardnadze.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A40036-2003Dec5.html

Powell Calls for Increased NATO and U.N. Roles in Iraq
Secretary of State Colin L. Powell on Thursday urged NATO to consider expanding its activities in Iraq, in the Bush administration's most pointed appeal for international help since it went to war in the spring. He also called for more involvement from the United Nations.
http://makeashorterlink.com/?L25E32EB6

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「王様は裸だぁ!」……戦争呪文から解放されよう!
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/327.html
投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 09 日 12:50:24:bfek92EqWeCqg

王様は裸だぁ!

「裸の王様」というお話があります。
「着るもの」に目がない王様に対して、
悪知恵に飛んだ「仕立て屋」が「正直者」にしか見えないという服を仕立て、
王様も家来たちも、また民衆も、みんながみんな「正直者」であるふりをして、
実は「裸」の王様におべっかをつかうというお話です。

これに対して、素朴で本当に正直な一人の少年が、
「王様は、裸だぁ!」と叫びます。
そしてその一言から、「見えない服」の正体が暴かれます。

少年は、ただ「事実」を正直に言っただけでした。
例の「空気の研究」で言うならば、
「正直者であるふり」が成り立つのは「空気」の呪文わざであり、
その「空気」を一瞬にして吹き飛ばすのは「事実」の指摘です。

「裸の王様」のブッシュ&小泉版を書いたら、どうなるでしょうか。

ある国に「戦争と商売」に目のないブッシュ王がいました。
王様は、毎日毎日戦争を仕掛けることを考え、
実際、これまであちこちで戦争をやってきました。
戦争をすれば、王様は喝采を浴びることができるし、
大いに儲けることもできたからです。

あるとき、悪知恵に飛んだ「戦争仕掛け屋」がやってきました。
そして言いました。
「自由・民主主義・解放・正義・人権・国益・自国防衛のための先制攻撃・対テロ戦争」
という呪文を唱えれば、いつでも、どこに対しても戦争が可能ですよ。
もっとも、それには「そのための仕掛け」が絶対に必要ですけれどもね…と。

王様の注文を受けた「仕掛け屋」は、さっそく9.11を仕掛けました。
この仕掛けは非常に強力で、9.11という呪文さえ唱えれば、
自国防衛のための先制攻撃が自由にできます。
実際、アフガンでもそれは成功し、イラクでも成功したかに見えました。
呪文をかけられた外国の王様たちが、「対テロ戦争」の応援をしてくれたからです。

そのなかでも特に頼もしく思えたのは、ブレア王と純ちゃんライオン王でした。
ブレア王は実戦面で大活躍してくれましたし、
純ちゃんライオン王は、お金はいうまでもなく、
どこよりも真っ先に「王様は素晴らしい!」と大声で絶賛してくれたからです。

実は、このことに非常に大きな意味がありました。
だって、これまでは「平和憲法」のゆえ絶対に外国に軍隊を派遣しなかった国が、
今回は勇んで「自衛」の軍隊をイラクにまで派遣してくれるからです。
これは、今後の戦略を進める上で、非常に効果的です。
なぜなら、そこからさらに「熱い空気」が発生していくからです。
つまり、あれだけ非戦・平和でやってきた国が「派兵」するのだから、
きっとブッシュ王の戦争は「正義」そのものなのに違いないと、
多くの国の王様たちは、きっとそう思うにちがいないからです。

しかし……
「自由・民主主義・解放・正義・人権・国益・自国防衛のための先制攻撃・対テロ戦争」
という呪文を唱えながらイラクで行われている「事実」は、
実は、すべてその反対であるという「事実」が、漏れこぼれて伝わってきました。
みんなは心の中で「王様のウソ・仕掛け屋のウソ」を感じながらも、
それを正直に言ったりしようものなら「不正直・非国民」と言われるのが怖くて、
ただ「空気」に染まったまま黙っています。
そして、「誰か、早く本当のことを言わないかなぁ」と待っているのです。

だから、みんなで大声で、はっきりと言いましょう!
「王様は、裸だぁ!!!!」と。
大事なことは、いま起きている「事実」を、正直に言うことではないでしょうか。
http://www.creative.co.jp/

裸の王様【プレビュー版】
http://www.so-net.ne.jp/storygate/story/hadaka/digest.html - 1k

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誰がイラクの抵抗勢力か? <Islam Memo>
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/326.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 09 日 12:27:55:PfNx5sWzYkpAE

http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=19377

AFPは、「誰がイラク抵抗勢力を指揮しているのか」という特集を組んだ。それによると抵抗勢力は、サッダーム・フセインの支援者、イスラム主義者、国者(サッダームに敵対するバース党員、元軍人、ナセル主義者、アラブナショナリストなどの諸組織を含む)の3グループに大別される。

以下略 
AFPを調べれば全容が分かると思います。

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二人の悲劇はブッシュのバクダッド電撃訪問が原因だ【P.アーネット現地特別レポート】
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/317.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 09 日 10:31:23:ogcGl0q1DMbpk

P.アーネット現地特別レポート
【日本のメディアはなぜ報じない】
二人の悲劇はブッシュのバクダッド電撃訪問が原因だ


 二人の日本人外交官は、なぜ殺害されてしまったのか。
 
 ミスター奥とミスター井ノ上の悲劇的な死は、イラクが現在、地球上で最も危険な環境下にある場所だという事実を改めて
 われわれに突きつけました。
 
 殺人者たちは、アメリカ人だけをターゲットにしているのではなく、アメリカにつながるすべての人々、あらゆる物事に向かって
 無差別の攻撃を仕掛けているのです。
 
 さらに言えば、イラクにいる限り、死の確率はイラク人を含むすべての人間にとって平等なのです。
 アメリカ政府で働くアメリカ人であろうと、通りすがりのまったく罪のないイラク人の子供であろうと、常に犠牲になるの可能性
 がある。そして、その犠牲者の中に、二人の日本人外交官がいたということなのです。
 
 二人の外交官はイラクに対して特別な情を持っていたようです。
 その仕事ぶりは精力的で、イラクに溶け込もうととても熱心だたっと聞きます。
 
 その二人が、人道支援のためにティクリットに向かう途中で無残にも殺害された。
 そしてその死は、この地において決して特別なものではなく、あくまでも日常の出来事にすぎません。
 その意味で、彼らの死は、大変に気の毒なことに、無駄死にと言わざるを得ないのです。
 
 【イスラム教徒の「聖なる日」に】
 
 二人の有能な外交官の死の背景を考えるとき、見落としてはならないことがあります。
 日本のメディアでは報じられていないようですが、11月27日に電撃的に行われたブッシュ大統領のイラク訪問が、
 ミスター奥とミスター井ノ上の殺害の引き金になった可能性が極めて高いのです。
 
 それは極秘訪問がサンクスギビング・デー(感謝祭)に行われたことと密接なつながりがあります。
 
 ミスター奥は、「イラク便り」と題した外務省のウェブサイトの中で、イラクでの仕事について詳しく報告していました。
 そして、彼の最後のレポートとなった11月27日付の報告では、彼が米軍の第82空挺師団の本拠地で行われたサンクス
 ギビング・ディナーに招待されたときの様子が、軍人たちの楽しげ写真とともに紹介されています。
 
 そのレポートの中でミスター奥が書いているように、サンクスギビング・デーは、アメリカ人にとってクリスマス人にとって
 クリスマス以上に特別な記念日と考えられています。ブッシュ大統領は、だからこそ、この日を選んでバクダッドを訪れたの
 です。元大統領の父にも知らせず、国務省にも相談せず、エアフォースマン(大統領専用機)を暗闇の中、照明灯すらつけず
 着陸させるという危険を冒して、わずか2時間ではあってもイラクに足を踏み入れたかった。それは、低下する一方の米軍の
 士気を高めると同時に、大統領選を1年後に控えて、落ち込んでいた支持率を再びアップさせるための「政治的パフォーマ
 ンス」でもあったのです。
 
 ミスター奥は同じレポートの中で、もうひとつ重要なことに触れています。
 今年のサンクギビング・デーが、偶然にもラマダン明けの大祭(イード)の最後の日と重なったことです。
 イスラム教徒にとってラマダン明けの大祭は、一昔前の日本の正月のように親戚・縁者が集まって新年を祝う非常に重要な
 お祭りなのです。
 
 つまり、イスラム教徒にとっての「聖なる日」に、敵国の最高司令官が首都バクダッドを奇襲し、異教徒の祭りを祝った。
 これは、一般のイラク人に対してさえ、大きな怒りを抱かせる行為であったし、ましてフセインに忠誠を誓うテロリスト集団や
 レジスタンス(抵抗勢力)にとっては、当然のことながら憎悪と復讐の対象となりました。
 
 ブッシュ大統領のバクダッド電撃訪問が、イラク国民の反米感情に火をつけたことは間違いないでしょう。
 
 もうひとつ、重要なポイントを指摘しておかなければなりません。
 これは私のコンタクト(情報提供者)から得た情報ですが、戦後、イラク警察に就職したイラク人は平然と暫定行政当局
 (CPA)を裏切り、テロリストやレジスタンスに内通しているということです。
 
 もちろん、警察が人員を採用するに当たっては厳重な身元確認を行っているはずですが、必ずしも徹底されているとは言えない。
 そのため、外国軍の動向や要人、政府関係者のスケジュールは、イラク警察を通してリアルタイムで反米組織に伝わっていると
 見るべきなのです。
 
 そして、ミスター奥もそうした監視対象の一人だったと思われます。彼は日本政府の代表としてCPAで復興事業に尽力して
 いた。仕事ぶりも非常に熱心だった。その彼が、第82空挺師団のサンクスギビング・ディナーに出席していたことを、抵抗勢力
 側が承知していたとしても何の不思議もないのです。
 
 ブッシュ大統領の電撃イラク訪問が、ひとつの転機となったことは疑う余地がありません。サンクスギビング・デー直後の29日
 スペインの情報将校8人がバクダッドの南方で襲撃されて7人が死亡し、同じ日に日本人外交官がティクリットに向かう途中で
 殺害されました。
 
 そして翌30日には、ティクリットで韓国人技師4人が銃撃を受け、二人が死亡しています。
 米軍に対する攻撃は一時控えて、防御の弱いソフト・ターゲットを集中的に狙い撃つ作戦に切り替えたのです。
 
 私が聞いたある韓国人企業関係者は、
 「親しいイラク人から、『韓国人も標的になっているから、外出するときは十分に気おつけろ』と、何度も警告を受けていた」
 ともらしていた。また、襲撃されて一命をとりとめた韓国人技師は、襲撃された際、テロリストの一人が
 「おまえたちがくるのを待っていたんだ!」と叫ぶのを聞いたという報告もあります。
 
 こうした情報は、民間人、非戦闘員といえどもテロのターゲットとなること、監視対象になっていることを
 示していると言えるでしょう。
 
                週刊現代 2003/12/20号(講談社)---------------
                

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「国際民衆法廷を開こう!」  『12月公判ってどんなもの?』
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/312.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 12 月 09 日 09:08:33:laCv3EEPfsYw.

12/13-14 東京九段会館で開催されます

http://afghan-tribunal.3005.net/
*************************

『12月公判ってどんなもの?』
        ・・・・12月公判に参加しましょう!

(1)ブッシュ有罪の判決の実現をめざします!
 ・先ず、ブッシュ有罪の判決を実現しなければなりません。アフガン民衆法廷検事団は、ブッシュを三つの罪で訴追しました。「侵略の罪」「戦争犯罪」「人道に対する罪」。このいずれの訴因についても有罪の判決を実現する必要があります。
とりわけ判決において私たちが望むものは、「侵略の罪」でブッシュ有罪の判決を実現することです。

(2)3つの勧告を実現し、国際社会に提起していきます
 ・第2に目指すべきことは、戦争犯罪人としてブッシュ大統領を収監することができない民衆法廷運動として、判決の意義を確定させ、それに実効性を持たせていくために、新たな運動、その指針を私たち自身と平和を求める世界の民衆、そして国際機関に対して提起していくことです。即ち、「勧告」の実現です。
 具体的には以下の三つの「勧告」が実現されることを期待します。
  (以下、私達が目指している勧告の一部を紹介します)

 〔第1勧告〕=あらゆる紛争の非軍事的・平和的解決原則を国際社会(国連総会―各国議会)で確認し、戦争違法化の流れを加速させよう!
· 国連憲章の厳密な適用を確保し、戦争放棄とあらゆる紛争を非軍事的・平和的に解決することを原則とすることを国連総会、地域組織(ARF,アフリカ統一機構等)、各国議会で決議する。
· 紛争を未然に防止し、紛争の軍事化・戦争化をくいとめていくために、紛争予防・世界平和フォーラムを国際機関・関係民間組織が一体となって設置し、定期的にフォーラムを開催するとともに、平和的解決に向けて必要な行動を展開する。
 〔第2勧告〕=紛争・戦争の中での被害を受け、犠牲となった非戦闘員・民衆に対しては、それに対し直接の責任を負う(戦争犯罪を構成するか否かを問わず)当該紛争当事国政府に賠償義務を果たさせよう!
· すべての戦争犠牲者は紛争・戦争を開始した者(国家)から賠償・補償を受ける権利を有する。国際社会は、犠牲者がその権利を行使し、適切な賠償・補償を受け取るために必要な措置(被害調査、被害者認定、補償請求のための便宜等)を講じなければならない。
· 紛争当事者がその義務を履行しないとき、または補償をめぐって争いが発生した場合には、それ について仲裁・裁定する国際的機関を設置する(またはICCがその機能を果たす)。
 〔第3勧告〕=戦闘員、非戦闘員を問わず無差別に人間を殺傷し、自然を破壊する兵器=劣化ウラン兵器及びクラスター爆弾の製造・貯蔵・使用を全面的に禁止しよう!
· 劣化ウラン、クラスター爆弾の全面禁止、両兵器を製造・貯蔵している国に対し製造中止、廃棄を求める国際キャンペーンを起こすとともに、使用した国家に対しては被害者への賠償を実行するよう迫る裁判の提訴・国際キャンペーンを開始する。
  判決・勧告を国際的な平和運動の中で生かし、現実化させていくか?
    ・・・12.13第2回公判後の呼びかけ人・賛同人総会で議論します。
(以下は、現在の時点での検討案です)
(1) 判決・勧告を一人でも多くの人々、国際機関、各国政府、メディアなどに知ってもらい、支持と共感を獲得する活動を進める。
· 国連など国際機関、各国政府、地域組織に送付する(または直接面会を求め手渡す)
· 一人でも多くの米国民に知ってもらうため、ホワイトハウス、反戦平和運動団体、自治体、国会議員、メディア、人権団体、学会などに送付する。
· 世界の平和運動団体(STWC,UFPJ,1999年ハーグ世界市民平和会議出席組織,等)に送付するとともに、勧告の実現を目指してともに運動を進めてくれるよう要請する。
(2) 紛争予防・世界平和フォーラム開催の準備にとりかかる。
· 04年1月インド・ムンバイで開催されるWSFにアフガン国際戦犯民衆法廷の代表を派遣する。
· 04年中に(または05年前半に)、紛争予防・世界平和フォーラムの準備会を開催する。
(3) 劣化ウラン兵器禁止条約実現に向けての国際キャンペーンを開始する。
· 04年8月にヒロシマで劣化ウラン兵器禁止条約実現に向けての意見調整、基本的方針確認を図るための予備会議を開催する。
· 05年NPT見直しの年に焦点を合わせて、条約実現に向けての国際キャンペーンを具体化していく。
(4) アフガンの戦争被害者への補償実現キャンペーンを具体化していく。
· 先ず、国連人権委員会にRAWAが出席し、戦争被害の実態を訴え、救済・補償を求める申立てを行う。この活動を前田代表、アフガン民衆法廷としてサポートしていく。
実行委員会及び関連企画11〜12月の日程
11/22 18:30〜 大阪・天満橋/エル大阪 ICTA/ICTI合同関西実行委員会
11/23 13:30〜 大阪府社会福祉会館(谷六) 「アフガニスタン戦争での劣化  ウラン/ウランによる汚染・被害の実態−UMRCドラコビッチ博士による調査報告・大阪集会)
12/06 13:30〜 大阪・西区民ホール(長堀橋) ブッシュの戦争犯罪を裁く民衆法廷運動を日本から世界へ! 12/6関西のつどい(アフガン民衆法廷とイラク民衆法廷の共催)
12/13  10:30〜16:00 東京・九段会館 アフガン民衆法廷第2回公判
17:00〜19:00 アフガン民衆法廷全国呼びかけ人・賛同人総会
12/14 10:30〜16:00 アフガン民衆法廷第3回公判

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アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(1)
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/310.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 12 月 09 日 09:02:01:laCv3EEPfsYw.

アフガニスタン国際戦犯民衆法廷

質問11: アメリカ政府は劣化ウランについてどこまで知っているか?
2003年11月25日
ローレン・モレ 

11. アメリカ政府は公式には劣化ウランのリスクをはっきり否定しています。世界保健機構の最近の発表も同様です。政府が劣化ウランのリスクを実際どこまで知っているか皆さんのご意見を送ってください。

1943 ― マンハッタン計画:1943年10月30日付、レズリー・R・グローブズ将軍Genera Leslie R. Groves)へ宛てた手紙
劣化ウラン兵器計画

マンハッタン計画の科学者ら(Compton, Urey, Connant)は原子爆弾製造計画の過程で生成される放射性廃棄物を利用して、当時ドイツが先に使うかもしれないと考えられていた「放射能ガスのように作用する」放射能兵器の開発を提案した。劣化ウランはこの他の文書でもはっきりと言及されている。
http://www.mindfully.org/Nucs/Groves-Memo-Manhattan30oct43.htm
    資料提供:ダグ・ロック陸軍少佐(Major Doug Rokke) 湾岸戦争後のイラン・クウェート劣化ウラン・クリーンアップ計画の責任者
 
1946 ― 公開資料

「生体細胞への放射能の作用」D.E.リー著(D.E. Lea)、ケンブリッジ大学出版局(1946)
(電離放射線によるショウジョウバエの遺伝子突然変異について明らかにした1927年のH.J.ミラーの研究も含む) 北米放射線医学学会、ロックフェラー医学研究所および英国学士院との共同研究

1950 ― 陸軍パンフレット: 原子力兵器の影響

 9.40 「…核兵器中の核分裂を免れたウランおよびプルトニウムはその後残留放射線となる可能性が高い…」
 9.41 「ウランおよびプルトニウムのアルファ粒子は…すぐに空気中に吸収され…地面に蓄積されるウランおよびプルトニウムの外的危険はそれほど大きくない…」
 9.42 「ウランおよびプルトニウムは体外にある場合危険はわずかであるが、肺、消化器官、傷口を通して危険量が体内に摂取される可能性がある。プルトニウムは骨や肺に蓄積されやすく、アルファ粒子の長期作用で深刻な損害をもたらす」
       原子力兵器の影響(1950)1957、1962、1964年に核兵器の影響とタイトルを変えて再版。 陸軍パンフレットNo. 50-3 1977年3月、陸軍本部より発行

1974-99 ― 陸軍:劣化ウランに関する研究報告

    劣化ウランの軍事使用に関する広範囲の調査、1974-1999、湾岸戦争症候群特
別調査局「Gulf-LNK」
http://www.gulflink.osd.mil/du_ii/du_ii_tabl1.htm

この文書は劣化ウラン兵器の試験およびその特徴についての広範囲にわたる調査結果である。1943年のグローブズ宛の手紙の内容をすべて再確認するものである。

1976 ― 空軍:国際法―武力衝突と空爆作戦1976年11月19日 
米軍法務局 空軍パンフレット AFP 110-31

 1976年11月19日付の空軍のマニュアル「国際法:武力衝突と空爆作戦」
AFP 110-31(以後USAF マニュアルとする)ではA-10サンダーボルトを含め空軍
パイロットの行動はすべてこのマニュアルに準拠する、爆撃および空爆作戦に際
し、米空軍は国際法および米軍法に従う、と明記している。

「各協定は連邦議会の制定する法律と同等の効力を有し、米軍は厳正にこれに従
うことは特に重要である」これが国防省の法的な姿勢である。
(USAF マニュアルp.1-7)

米国憲法第4条には「…将来も含めすべての協定は連邦議会の下に米国の最高法
とする。各州の判事は憲法および州法にこれに反するものがある場合でも協定
に従う」と書いてある。

「米国が締結している劣化ウラン兵器に関連する協定は:1907年10月18日締結のハーグ条約(USAF マニュアル、P.1-7)、1925年6月17日締結の窒息ガス、毒ガス、その他のガスおよび細菌の兵器使用を禁止するジュネーヴ議定書、[ガスに関するジュネーヴ議定書] (USAF マニュアル p.1-7)、および1942年8月12日締結の戦時下の市民の保護に関するジュネーヴ協定である」(USAFマニュアル p-1-8)

国防総省は正式な宣戦布告がない場合でも憲法の下に戦争に関する法律に従わなくてはならない。「武力衝突の際は武力紛争に関する国際法を適用する」(USAF マニュアル p-1-10) 「米軍はいかなる交戦においても軍事行動および関連活動に際し国際法を遵守する」(USAFマニュアル p.1-8)

ウラン兵器は現行の法律では名指しで禁止されていないが、軍法と国際条約に照らせば非合法である。「兵器の使用が非合法である場合がある」(USAFマニュアル p.6-1) 「兵器は国際慣習法もしくは条約がいかなる場合もその使用を禁止していれば非合法である。人を殺傷する毒物はその一例である」(USAFマニュアル p.6-1) 国際司法裁判所は勧告的意見「核兵器の使用と威嚇の合法性」の中でこの点を明確に述べている。(国際司法裁判所報告 1996) この意見書の第87節では人道法の原則と規則が核兵器を含むあらゆる兵器に適用されることが確認されている。また軍事行動以前に兵器使用の合法性を判断する義務があることも強調されている。

ガスに関するジュネーヴ議定書は「窒息性、毒性その他のガスまたは液体、これに類する物質および装置の兵器使用」を禁じている。(USAFマニュアル p.6-3,6-4) ジュネーヴ議定書に追加される第2議定書 [第1、第2議定書ともに原子力発電所あるいはダムへの爆撃もしくは自然環境や給水系統を破壊する軍事行動を強く禁じている]

  1907年のハーグ第四条約、第2節23条では毒物の使用を全面的に禁止している。「特別条約の禁止条項に加え、特に次の行為を禁止する ― a)毒物および毒性兵器の使用; b)捕虜への報復行為による殺傷; e) 不必要な苦痛を与える兵器、発射物もしくは物質の使用」(USAFマニュアル p.5-1)

空軍マニュアルでは毒物はウラン兵器であるとはっきりわかるような記述がある。「毒物とは、ごく微量でも経口、吸引あるいは傷口より摂取されて肺や血管に入り込み、死または永続的障害をもたらす生物および化学物質のことである。これまで長年に渡り慣習法の下に毒物の使用が禁止されてきたが、毒物の使用が非人道的であることに加えて、毒物はコントロールが難しく、死または永続的障害をもたらすという特徴があるためである」 (USAFマニュアル p.6-5)
空軍パンフレット[マニュアル] AFP 110-31
「空軍と国際法はウラン兵器を禁止する」
共著:カレン・パーカー法学博士(Karen Parker, J.D.)(ストラスブール大)
ピョートル・バイン博士(Piotr Bein, PhD. 
     資料提供:ジョン・ラフォージ(John LaForge)
 Nukewatch http://www.nukewatch.com/

1978 – 第95回連邦議会および大統領 ― ボブ・ドール(Bob Dole)上院議員演説
   劣化ウラン弾製造について― ドール議員「大統領閣下、3月14日付のワシントンスターに掲載された記事によると、ペンタゴンは劣化ウラン弾を製造する準備ができたそうですね。劣化ウランは重金属で値段が安いというのがその理由だと思われますが、言うまでもなく私はこの提案に驚いています。放射性物質を使用するという一般的な恐怖に対する配慮がまったくない上に、コストが安いから弾丸に使うという妙な政策決定がなされたとしか考えられません」
       第95回連邦議会第2セッション、Vol. 124(part 29)  1978年3月17日 ボブ・ドール上院議員による140行におよぶ長い演説の冒頭

 1979 − 陸軍:可動性装置研究開発局(Mobility Equipment, Research & Development)
   
   陸軍の可動性装置研究開発局は1979年3月7日、次のように述べている。「(劣化ウラン弾が使用された場合)前線で救護や消火にあたる近接地域の兵士だけでなく、爆心地から離れた風下の兵士も空気中の放射能灰によって過剰に被爆する可能性がある」

 1984 − エネルギー省 − 劣化ウラン汚染試験計画

   ワシントン州リッチモンドにあるパシフィックノースウエスト研究所のJ.A.グリスマイヤー(Glissmeyer)、J.ミシマ(Mishima)、J.A.バンバーガー(Bamberger)により、1984年8月12〜14日メリーランド州バルチモアで開催された第18回DOEの空気中放射能管理および空気清浄に関する会議で「放射能拡散距離モデルを使用した空気清浄化システム」が提案された。1985年3月、エネルギー省ハーバード大学空気清浄化研究所のM.W.ファースト(First)の編集により出版された;CONF-840806 Vol. 2

   「陸軍の開発研究局の一つである弾道研究試験場はパシフィックノースウエスト研究所(PNL)との合同研究で、新型の大口径銃器で劣化ウラン弾を使用した場合の空気清浄化モデルシステムを開発中。実行には膨大なコストがかかる。フィルタにすぐに粒子が溜まるためフィルタ交換と低レベル放射性廃棄物の処分を頻繁にしなければならない。粒子が早く積もるので空気の流れは遅くなり、職員が目標地域に再び入るために待機する時間が長くなる」

   「陸軍資材試験部(MTD)および弾道研究試験場はともに、大口径劣化ウラン貫通弾について2種類の拡散範囲を実行している(それぞれ範囲A、B、および範囲B、D)。
   包囲された地域の内部には劣化ウラン弾を試験的に用いた結果もたらされた劣化ウランの噴霧質状および固形の残留物質が存在する。目的地域を封印して実験を行ったが、職員が防護マスクなしに入るためには空気中に浮遊する劣化ウランを換気または空気清浄して取り除かなければならなかった」

1989 − 海軍 – 劣化ウランからタングステン合金へ切り替え

   「砲弾製造史の中で特記すべきは1978年にウラン合金の使用を決めた後、米国海軍が1989年にタングステン弾への変更を決めたことである。その理由は実弾での発射試験でタングステン弾が砲弾としての達成用件を満たしており、劣化ウラン弾の放射能被爆や環境破壊の可能性を減らすことができそうだという結果を得たためである」
     B.ロストカー(Rostker) 「劣化ウラン弾の開発」湾岸における劣化ウラン弾環境被爆報告(II)より(2000)
     http://www.gulflink.osd.mil/du_ii/du_ii_tabe.htm

1990 ― 国防省次官補室責任者 A.H.パサレラ(Passarella) 情報の自由および安全性の見直し 1990年2月11日 ダン・ファヘイへの回答

 「劣化ウラン粉末の吸引もしくは摂食は、重度の重金属中毒や放射能被爆をもたらす可能性がある」
        ダン・ファヘイ(Dan Fahey,) 劣化ウラン被爆体験 第2版
        1998年7月2日 全米湾岸戦争資料センター pp. 197-198 

1990 ― SAIC : 政府契約業者

     「短期間に高レベルの放射能に被爆すると死に至るが、長期間低レベル放射能を被爆すると癌になりやすい」

     「噴霧質劣化ウランに被爆した前線の兵士は、放射線学的およ化学的影響を被りやすい」
        サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル社(SAIC)報告より 追記D 陸軍兵器軍需品化学軍(AMMCOM)の貫通弾長期戦略研究
        1990年7月 この報告は砂漠の嵐作戦の半年前に発表された。

1990 ― 陸軍 − 兵器軍需品化学軍(AMCCOM) (Armament, Munitions and Chemical Command)


「…1990年7月の報告では、劣化ウランは低レベルのアルファ放射線を放ち、内臓に被爆すると発ガンの可能性があり、化学毒性により腎臓障害を引き起こす」(AMCCOMの放射能班は「劣化ウランの長期低レベル放射能被爆は発ガンと関係があり…影響がゼロということは考えられない」と述べている。
   ダン・ファヘイ 劣化ウラン被爆体験 第2版 1998年7月2日 
   国立湾岸戦争資料館センター  p. i)

1991 ― ロスアラモス・メモ – ロスアラモス核研究所
 議題:劣化ウラン貫通弾の有効性 1991年3月1日
 M. V. ツィーム(Ziehm)中佐より
 調査分析部ラーソン(Larson)少佐へ(WR13)

「長距離の戦車爆撃あるいはA-10近接支援機からのGAU-8弾いずれも、ウラン弾の致死的データは比較的少ない。湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の数量は桁数が違うほど増えている。劣化ウラン弾はイラク軍に対して非常に効力があると考えられているが、この点きちんと調べる必要がある。

劣化ウランの環境への影響についてはこれまで同様今後も大きな課題である。
実戦での劣化ウランの使用が有効でなければ、劣化ウラン弾は政治的に容認されず、武器として削除される。

この戦争で劣化ウラン弾が使用価値があると判断されれば(さらに良い武器が開発されるまで)国防省もこの使用を提議し、今後も銃弾として存続するだろう。そうなれば我々は適切で有効な兵器を使用する可能性を失うことになる。

作戦後レポートを書くときにはこのデリケートな問題を心に留めておかなければならない」
     ロスアラモス研究所 覚書 1991年3月1日
     資料:ダグ・ロック陸軍少佐、1991年湾岸戦争後イラン・イラク・クウェートクリーンアップ計画責任者

1992 ― 米中央軍記録 – ドーハにおける劣化ウラン弾薬庫火災後
      
     「爆発物処理隊(EOD POC)は、燃焼中の劣化ウランからアルファ線は放出されないがウラン粒子の吸引は危険である、と報告している。第11機構騎兵連帯(11ACR)は同区域を化学物質汚染危険地域として扱い、近接地域においては風上に位置し防護マスクを着用するよう指示された」
           米中央軍記録「11ACR ドーハ火災:中央軍最新情報」
           1991年7月12日 項目10

1993 ― 会計検査院(GAO)

「吸引された不溶性酸化物は肺に長くとどまり、放射能により癌を発症する可能性がある。劣化ウランの摂食も放射能性および毒性の危険がある。
         「砂漠の嵐作戦:準備不足の陸軍劣化ウラン汚染対策」会計検査院
          (GAO/NSIAD-93-90) 1993年1月 pp.17-18

1993 ― 陸軍兵器軍需品化学軍(AMCCOM)

劣化ウラン貫通弾が標的に当たると運動エネルギーの多くは熱として分散する。衝撃熱で劣化ウランは一瞬のうちに燃焼もしくは酸化し、劣化ウラン粒子の濃度の高い煙が発生する。ウラン粒子を吸引、摂食する可能性があり、有害である。
       U. S. ARMY ARMAMENT, AND CHEMICAL COMMAND(AMCCOM)
「劣化ウランの事実」 ブコフスキーらによる写真集
           国内および戦地におけるウラン弾の現実  1993年3月 p.97

1993 ― 陸軍専門職部隊、軍医総監部(Office of the Sugeon General)
医療部隊長ロバート・G・クレイプール(Claypool)大佐が1993年8月16日に陸軍化学学校に送った手紙

「兵士が劣化ウランの灰を吸引または摂食すると、発ガンのリスクは高くなる。発ガン率の高さは劣化ウラン摂取量がわかれば(測定できれば)数値で表すことができる(余命に換算してin terms of projected days of life lost)
劣化ウラン灰の被爆による生理的影響はガン(灰もしくは骨)と腎臓障害である。
         ダン・ファヘイ「劣化ウラン被爆体験」第2版
         1998年7月2日 全米湾岸戦争資料センターpp.263-264)

1993 ― 陸軍作戦計画担当参謀次長 ワシントンD.C. 1993年8月19日
作戦計画担当参謀次長経由、陸軍参謀事務局長より(施設、兵站、環境担当)次官補への覚書
議題:連邦議会への報告草案の見直し ― 軍内での劣化ウラン被爆による健康および環境への影響 ― 対策覚書

[会計検査院の劣化ウランに関する議会への報告の回答]

c. 「GAO報告を受けて国防副長官(DEPSECDEF)は1993年6月8日、陸軍長官に対し以下の任務を実行するよう求めた覚書を発表した:
(1) 劣化ウランに汚染された機器と接触する兵士に対しての適切な指導
(2) 湾岸戦争時に劣化ウランに被爆した兵士の医学的検査
(3) 今後の作戦のために劣化ウラン汚染施設の復興計画
               エリック・K・シンセキ准将のサイン
     [覚書の他の部分はこの実行に関するものである]
       資料:ダグ・ロック少佐 1991年湾岸戦争時のイラク、クウェートクリーンアップ計画の責任者

1993 ― 陸軍作戦支援本部―非機密部署(UNCLASSIFIED SECTION)
議題:劣化ウラン被爆の内科的治療 1993年10月2日

4. 「予測外の劣化ウラン被爆も医学的に問題はないと考えられる。しかし被爆予想最低値を立証するためには、被爆を詳細に記録し、標本を採る必要がある。予測外の被爆とは劣化ウラン灰の吸引・摂食に結びつく状況、あるいは劣化ウラン粒子、破片による傷口からの汚染である。予測外被爆は以下の状況で起こると考えられる:
A. 劣化ウラン弾装備の車両あるいは劣化ウラン弾薬庫が燃えて発生する煙の中
          B. 劣化ウラン粒子、破片の残る環境での作業中
          C. 劣化ウラン弾攻撃を受けた建物、車両内
5. 劣化ウランを含む事故の際の適切な安全性の指導は参考資料Aに、また劣化ウランに汚染されている可能性のある機材についての適切な管理は参考資料Bに記す。
6. 段落4に記載したそれぞれの症例については以下の措置をとる必要がある:
 A.参考資料B段落5-10に従って医療報告(MED-16)(RCS MED-15(R4))を提出する
B. 標本を採取し、以下の段落および参考資料A段落9-6に従って分析する                  
        (1) 鼻腔表面からの標本採取…は劣化ウラン粒子からの被爆を確認するために有効
        (2) 呼吸を保護するために使用したもの(防護マスクキャニスター、防塵マスク、鼻を覆った布等)はビニール袋もしくは容器の中に封じ込める
        (3) 24時間後の尿検査を行う
        資料:ダグ・ロック少佐 1991年湾岸戦争後のイランおよびクウェートクリーンアップ計画責任者

 1995 ― 陸軍 環境政策研究所(AEPI)議会報告

     「劣化ウランが体内に取り込まれると、医学的に重大な結果をもたらす可能がある。体内の劣化ウランは化学毒性、放射能性の両方の危険がある」

     「問題とすべき臓器の放射線量は劣化ウランがその臓器内に存在した時間に関係する。この値がわかれば発ガンおよび遺伝的リスクを割り出すことができる」

     「劣化ウラン貫通弾爆撃を受けた車両の中もしくは近くにいた者は内臓の被爆が重大であると考えられる」

     「劣化ウランに汚染された地域の清浄に実際に使用できる修正技術はほとんどない」

「医療技術では劣化ウラン固有の化学毒性および放射能毒性を大きく変えることはできない。これはウランの固有の特性である」

「軍は劣化ウラン弾の兵器としてのコストを徹底的に検討するべきである。製造コストだけでなく、兵器からの削除・廃棄および再利用コスト、実験地域清浄コスト、健康・環境の長期的コストも考慮に入れなければならない」

「劣化ウラン弾の研究・開発、試験評価サイクルの中で、陸軍の土地での劣化ウラン汚染実験を計画的に行う」

「陸軍は軍内の調査あるいは外からの劣化ウラン粒子のデータを集め、その差異を測定して再検討し、実験を行って正常化に必要な条件を求めなければならない」

「軍は爆撃および燃焼で生じる劣化ウラン粒子についてさらに研究を深める必要がある」
「陸軍は他国の政府に対し、汚染された戦闘地域の劣化ウランがもたらす健康・安全性のリスクに関するガイダンスを用意しなければならない。このガイダンスには環境測定値、監視、移動および改善技術に関する情報が含まれる」

陸軍環境政策研究所(AEPI)陸軍内劣化ウラン使用による健康・環境への影響 1995年6月
 
1997 ― 軍放射性生物研究所(AFRRI)

メリーランド州ベセスダにある陸軍放射性生物研究所(AFRRT)は動物実験により、劣化ウランが他の金属とは異なり体内で分解して拡散し、脾臓もしくは脳などの器官に蓄積され、ネズミの胎児に劣化ウランの影響が及ぶことを明らかにした。
          The Nation 誌 1997年5月26日 p.17-18

1998 ― 米国原子力規制委員会(NRC)

職業上の被爆に関する米国原子力規制委員会のガイドラインによると、湾岸戦争中に放出された劣化ウランの量は186,000,000グラムで、これは男女子供を問わず米国民の100倍の人数に有害な量だという。
       ダン・ファヘイ 劣化ウラン被爆体験 第2版 1998年7月2日
       全米湾岸戦争資料センター p.3

1998 − 米国労働省/(OSHA)

    労働省労働安全衛生局(OSHA)の有害物質資料である化学物質安全データシート
    は劣化ウランについて「肺ガンおよび化学毒性による腎臓疾患が増加し、危険な分解生成物」と述べている。
       ダン・ファヘイ 劣化ウラン被爆体験 第2版
       1998年7月2日 全米湾岸戦争資料センター

 2000 − 米国エネルギー省(DOE)

米国エネルギー省(DOE)は2000年1月20日デイヴィッド・マイケルズ次官補に送った手紙の中で「劣化ウランに微量のプルトニウムが含まれると考えるのは普通である」と延べ、公式に次のように認めている。「これまでの情報からハンフォードなどの兵器製造工場で製造された劣化ウラン弾通常、かなり低いレベルではあるが超ウラン元素(アメリシウム、ネプツニウム、プルトニウム)を含んでいる。….何箇所かの保管庫の在庫劣化ウランについて、超ウラン元素(メリシウム、ネプツニウム、プルトニウム)レベルを測定する事業を開始した」
       デイヴィッド・マイケルズ博士、公衆衛生学
米国エネルギー省環境安全衛生担当次官補 2000年1月20日付の手紙

 2003 ― 報道関係:ペンタゴンがニュースを操作 − ジョン・ハンチェット(John Hnchette) 前U.S.A.TODAY(全国紙)編集者

2003年1月湾岸戦争の退役軍人ジョン・ロック少佐とともに米国東部への講演旅行中、私は「劣化ウランの問題に関する良識人の一人」とダグが称するジョン・ハンチェット氏に紹介された。彼は1991年から2001年まで、U.S.A.TODAYの編集者として劣化ウランによる退役軍人の湾岸戦争症候群について速報のニュース記事を書いたが、退役軍人の悲惨な病状について記事を発表しようとするたびに、ペンタゴンからの電話で記事を載せないように圧力がかかったという。その後U.S.A.TODAYの編集者をはずされ、現在は大学でジャーナリズムを教えている。
       前U.S.A.TODAY編集者 ジョン・ハンチェットとのインタビュー
       ローレン・モレ、ニューヨーク州オレアン 2003年1月29日

2003 − ペンタゴン 陸軍大佐

     記者:劣化ウラン弾に関する健康上のリスクは何ですか?それともリスクはないと否定しますか?
     陸軍大佐: 私に健康上のリスクについて何らかのコメントをさせようということですね。
     記者:もしお話頂ければ、劣化ウランに関するペンタゴンの裏の事情を知りたいのですが。
     陸軍大佐:そうですか。(口汚い言葉の後、長い沈黙)いいでしょう。お求めなら噂話を少しお話しましょう。劣化ウラン弾に非常に大きな健康上のリスクがあることをペンタゴンは承知しています。何年も前から地域実験や製造工場の監視を行っているのです。米軍がイラクに侵攻する以前にイラクの一部の地域は高レベル放射能汚染地区に指定されていました。バスラ、ジャリバ、タリルなど主に南部の砂漠地域と、その他の多くの戦闘地域はすべて戦争以前に汚染されていました。クウェート国境近くの南部砂漠地域は調査の結果特に汚染度が高いのです。サウジアラビアの米陸軍の実験地域では放射能の通常背景濃度の1000倍の値です。米国内の実験地域でも非常に高い汚染が見られました。ひどいです。80年代から実験が行われていますが、一度も正式に発表されることはありませんでした。ゲイ対策だけでなくウラン汚染についても「聞かざる・言わざる」政策を採ったのです。かつて劣化ウラン弾を被爆する可能性のある兵士は全身化学防護具を身につけなければならないという説があったのですが現実的でないとの理由で取り上げられず、その後二度と表立って検討されることはありませんでした。
     記者:ではペンタゴンは劣化ウランの有害性を知っていたというのは本当ですね?
     陸軍大佐:そうです。上層部のほとんどは80年代に知っていたというのは確かです。

          メディア自由思想連合記者ジェイ・シャフト(Jay Shaft)によるインタビュー 「イラクで劣化ウラン500トン使用、陸軍大佐認める」
          2003年5月5日

 2003 ― 報道関係:ホワイトハウスとペンタゴンがニュースを操作
TBRNewa.com

     2003年3月中旬TBRニュースは、米国の主要テレビネットワークの中間管理
職と名乗る男性からEメールを受け取った。その中で彼は(その後もメールは続く)、ニューヨーク市の本社からネットワークテレビのニュース部門へ送られた社内メモを大量に所有していると書いている。さらにこれらのメモは題材にすべきもの・すべきでないものについて、ネットワークの各部門で公表する際の公式の指示であると述べている。

この人物は報道関係内部に厳しい統制が敷かれていることに大いなる疑問を抱き、このメモを有効に利用できる誰かに委ねることを決心した。…メモはすべて社内用の便箋に書かれ、送り主のサインやイニシャル、またニュース部門の受け取り人のサイン、イニシャルも記されている。

これらのメモが本当なら少なくともアメリカのマスメディアの一部は厳しく管理されていることは明らかであり、不正に加工・操作されたニュースはホワイトハウスとペンタゴンの公式な新聞発表と同じと言ってもよいだろう。

(9月28日) イラク国内の高レベル放射能については何も語られていない。劣化ウラン弾が犯人だが、広範囲に及ぶ場合「サダムの隠された核爆弾」が咎められるべきである。前述のペンタゴンの大佐は、今後数年で兵士の髪が抜け、指を失うということが起こるとすれば訴訟の数が増えるだろうと嘆く。陸軍でよく言うように「俺の非番の時にしてくれ」(not on my watch, Charlie!)
というわけだ。

(11月17日)最高裁はブッシュに一撃を加えつつある。キューバのグアンタナモGitmo[Guantanamo]収容所の事件を取り上げ、ホワイトハウスは大揺れだ。
何が合法的か決めるのは最高裁ではなくブッシュだということを彼らはわかっていないようだ。ブッシュは近々乱暴な方法で人々を驚かすという。

2003年2月から日々更新された1400枚におよぶメモの全容
http://www.tbrnews.org/index.htm.


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9・11事変直後のNHK解説委員の変死、外務省ロシア勢力の見せしめ的粛清、そして元NHK高島「報道官」の登場……
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/280.html
投稿者 恫喝歌合戦? 日時 2003 年 12 月 09 日 01:23:03:ql1Em8w14Moxc

(回答先: 元NHKロンドン支局長で国連広報センター所長だった高島肇久さん、2002年5月に外務報道官に抜擢 投稿者 紅白うそ合戦 日時 2003 年 12 月 09 日 00:59:46)

昨年春の“鈴木ムネヲ潰し”のときに《イスラエルで開かれた国際学会をめぐる
背任事件で、国際機関「支援委員会」からの費用の不正支出を了承した外務省の
東郷和彦・元欧亜局長》も昨年4月下旬にさっそく閣議決定で免職になって
東京地検から事情聴取を受けたようだが、そのロシア通の外交官としての経歴
をあらためて眺めると、やっぱりネオコン&ブッシュ政権に“粛清”された
のではないかと思えてくる……。

(鈴木宗男つぶしを「ムネヲハウス」という大衆文化現象にして茶化したのは
 2ちゃんねるの“活動家”たちだった。ついでにいえば「ムネヲハウス」を
 嬉々として番組で放送していたのはTBS「ニュース23」であった。)


この騒動の半年ほど前には、NHKの解説委員で9/11事変について米国政府の
発表に懐疑的だった人物が神南の放送センター社屋から転落して不審死している。

こういうタイミングでわざわざ元NHKの、アングロアメリカの政治の闇も
当然知っているであろう高島某を「報道官」に抜擢したのは、考えようによっては
NHK方面と外務省に対する一種の“予防的口封じ”だったのかもしれない。


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http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/to/kazutogo.html

とうごう,かずひこ
長野県出身
外務官僚
父、東郷文彦
母、東郷いせ
二男
東郷茂徳の孫
東郷茂彦の弟(一卵性双生児)
東京大学卒
1968(昭和43)年 外務省入省
欧亜局ソ連課長
駐ロシア日本大使館公使
欧亜局審議官
1997(平成9)年8月1日 官房総括審議官
1998(平成10)年6月29日 根室を視察
条約局長
1998(平成10)年7月2日 講演会「日露新時代を考える」(東京大学山上会館2階大会議室)に出席
1999(平成11)年8月 欧亜局長
親鈴木宗男派 「二島先行返還論」推進派
2000(平成12)年1月22日 カシヤノフ露第一副首相兼財務大臣と小渕恵三首相の会談に同席
3月7日 小渕恵三首相と面会
3月31日 小渕恵三首相と面会
2001(平成13)年1月 省庁再編 欧州局長
2月14日 ロシア空軍機の領空侵犯についてパノフ駐日露大使に電話で厳重抗議
3月5日 鈴木宗男衆議院議員とロシュコフ露外務次官との会談に同席?
3月14日 首相官邸で森喜朗首相と面会
3月22日 首相官邸で森喜朗首相と面会
5月1日 官房付
駐オランダ大使に内定するが、田中真紀子外相の人事凍結表明(5月8日)で先送りとなる
6月12日 駐オランダ大使(7月25日着任)
6月20日 衆議院外務委員会に出席(政府参考人)
11月27日 「平成12年度北方領土返還要求運動関係者特別集会」(北海道立四島交流センター・根室市)で基調講演
2002(平成14)年2月 更迭人事決定
3月20日 一時帰国
4月2日 厳重訓戒 帰国命令
4月25日 帰国
4月26日 免職を閣議決定

著作 「日露新時代への助走 − 打開の鍵を求めて」(1993(平成5)年 サイマル出版会)
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毎日新聞2002年5月29日
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/kimitsu/200205/29-01.html

支援委員会不正支出 東京地検、東郷和彦・元欧亜局長を聴取へ−−帰国後、参考人で


イスラエルで開かれた国際学会をめぐる背任事件で、国際機関「支援委員会」からの費用の不正支出を了承した外務省の東郷和彦・元欧亜局長(57)が東京地検特捜部に対し、事情聴取に応じる意向を示していたことが分かった。東郷氏は海外滞在中で、特捜部は帰国を待って、参考人として事情を聴くとみられる。 調べなどによると、国際学会の費用の不正支出は、鈴木宗男衆院議員の側近とされる前国際情報局主任分析官の佐藤優(まさる)容疑者(42)=背任容疑で逮捕=が発案し、ロシア支援室課長補佐の前島陽(あきら)容疑者(37)=同=が00年2月に決裁書を起案した。主管局のトップとして、欧亜局長だった東郷氏が決裁したが、同氏は学会への参加は直前にキャンセルした。

東郷氏は4月25日、鈴木氏の影響力を背景に、佐藤前主任分析官を優遇し、対露外交を混乱させたなどとして、駐オランダ大使を免職。退職金を受け取った後、海外に滞在しているという。

特捜部は、支援委に学会費用を負担させることになった経緯や、鈴木氏の関与の有無などについて、東郷氏から説明を求めるとみられる。

(毎日新聞2002年5月29日東京朝刊から)

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毎日新聞2002年5月15日
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/kimitsu/200205/15-05.html

イスラエル人研究者の来日費用「宗男氏メンツのため」 意向カサに負担要求


イスラエルで開かれた国際学会をめぐる背任事件で、鈴木宗男衆院議員の側近とされる前外務省国際情報局主任分析官の佐藤優(まさる)容疑者(42)が、00年1月に学会主催者側のイスラエル人研究者を日本に招待した際、「鈴木宗男さんのメンツのためだ」と担当者に働き掛けて、国際機関「支援委員会」に費用を負担させたことが、関係者の話で分かった。一方、99年に同じ研究者が来日した際には、支援委の予算が使われなかったことに、鈴木氏が激怒していたことも判明した。東京地検特捜部は、鈴木氏の意向を背景に、佐藤前主任分析官が支援委の予算を流用していたとみている模様だ。

関係者によると、鈴木氏は98年にイスラエルを訪問した際、佐藤前主任分析官の紹介でイスラエル人研究者と親しくなり、日本に招くよう外務省に提案した。研究者は99年3月に来日したが、同省の担当者が支援委の予算を使うことに難色を示したため、費用は「文化人等招聘(しょうへい)費」からねん出された。

支援委の予算が使われなかったことを知った鈴木氏は、担当者を呼びつけて「なぜ支援委の金を使えないんだ」と激怒したという。
その後、佐藤前主任分析官は、同じ研究者から、00年4月にイスラエルでの開催が予定された国際学会への代表団派遣を個人的に依頼された。研究者は学会前の同年1月に「事前打ち合わせ」を名目にして来日したが、この時は同省の予算で招待費用を出すことが困難だったため、前主任分析官は「鈴木氏のメンツ」を挙げて支援委から予算を出すよう求めた。

佐藤前主任分析官らは00年1月の招待費用と同年4月の学会参加費用の計3349万円を支援委から不正に支出させたとして、14日に背任容疑で逮捕された。学会参加費用を支援委が負担した背景にも、鈴木氏の意向があったとされる。

もともと、支援委の事業を企画立案する欧亜局(現・欧州局)ロシア支援室は、鈴木氏の「牙城」とされ、鈴木氏は支援委の予算を「おれの金」と豪語していたという。また、鈴木氏や佐藤前主任分析官が関係する支出は省内で「大臣案件」と呼ばれ、重視されていた。
(毎日新聞2002年5月15日東京夕刊から)

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「独占入手!絶筆:故奥克彦参事官が死の直前に書いたイラク復興への思い」全文
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/238.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 08 日 21:13:26:CjMHiEP28ibKM

「独占入手!絶筆:故奥克彦参事官が死の直前に書いたイラク復興への思い」全文

「奥さんの遺志を継ぐと「称する」者も、本当にそうしたいと思う者も必読!

日本人は特に、この全文を熟読玩味すべきと思い、メディアは、それをやはり、全文報道すべきであると考え、ここに掲載する。

まずは、以下の部分を強調する。

---------- 引用ここから ----------
 ところが不可思議なことが起こった。

 大使館の奥氏のデスクや宿舎をいくら探しても、なぜか彼のバソコンが見あたらないのだ。しかもアメリカ軍や現地警察などから渡された遺品の中からも見つかっていないという(二日現在)。
---------- 引用ここまで ----------

『週刊文春』(2003.12.11)

総力特集「新聞・テレビが絶対に報じない」
「イラク外交官テロ全真相」
特集の最後:
「独占入手!絶筆:故奥克彦参事官が死の直前に書いたイラク復興への思い」

作家 麻生 幾

写真説明:「外交フォーラム」最新号と要人を案内する奥氏

写真説明:イラク復輿への情熱は継承しなければならない


 人間は死に直面した時、脳細胞の記憶の箱が次々と開けられ、そこから様々な映像が飛び出すという。故奥克彦・外務省参事官は、襲撃現場から病院へ搬送されてから亡くなったと伝えられている。チクリットの犯行現場で意識がなかった、というが、もしかすかにでもあったとすれば、遥か日本と約八千キロ離れたかの地で倒れた彼の脳裏には、いったいどんな映像が浮かんでいたのだろうか――。

 一報が伝えられてから私を呪縛していたのはずっとそのことだった。そしてこのことを誰かと話し合いたい、という強い欲求にかられ続けた。そして居たたまれなくなって私が電話機のプッシュボタンを押したのは、「外交フォーラム」という月刊誌の編集部の電話番号だった。

 同誌は日本で唯一の外交問題専門誌である。さしずめ、世界的に知られた米誌「フォーリン・アフェアーズ」の日本版といったところだ。国連、安全保障といった骨太のテーマを分かりやすく毎月特集し、また膨大な数の外交官の手記、インタビューを掲載して来た。そして私事で恐縮だが、小生はその末席を汚すがごとく連載小説なるものを書いている。

 事件を知ったとき、すぐに思い出したのは二カ月前、同誌(十一月号)で掲載されていた奥氏の原稿だった。まさに“イラク発”として、国連の役割について綿密な分析と考察が行われていた。

 だからと言って、私は何を聞きたいとか、教えてくれ、というわけではなかった。奥氏の脳裏に最期に浮かんだことについて、彼を知る数少ない関係者に触れてただ語り合いたかった――そんな思いだけだった。

「奥氏の脳裏に浮かんだもの? もちろん家族のことでしょう。でもそれだけじゃなかった、と確信しています。彼のイラク復興へ賭けた想いは壮絶でした。なぜなら……」

 そう語気強く口にした同誌関係者は急に声を詰まらせた。私はその想いがよく分かった。結局あの原稿は絶筆となってしまったのだから……。

 だが関係者のその想いが、二カ月前の原稿とはまったく別のところにあるとは想像もしていなかった。私が聞き及んだのは、実はもう一つの“未公開の原稿”が存在すること。そしてそれこそが「本当の絶筆」である――そんな意外な秘話だった。

命がけのメッセージ

 私が仄聞したのは以下のとおりだ――。

 奥氏は亡くなる直前、個人用パソコンを使った“未公開の原稿”を書き上げる寸前だった。その原稿とは、再来月号の「外交フォーラム」の英語版に掲載予定であったもの。しかも事件に遭遇した直
後がちょうど締め切り日にあたっていた――。

 悪夢の惨劇の直前まで、任務の合間を見てはパソコンに向かっていた奥氏の姿が思い浮かばれる。

 聞くところによれば、奥氏は、事件前、その原稿の内容を「外交フォーラム」宛へ伝えていたという。すでに原稿の仮タイトルについても、奥氏はこう提案していた。


〈(紛争後における軍隊の役割について―イラクの実例から)〉

 そして、その仕上がり間近の原稿の内容について、奥氏自身、こう綴っていたという。
〈イラク復興に関与しているアメリカ軍を中心とした各国の戦闘要員である軍隊が、ポスト・コンフリクト(地域紛争後)において果たしている役割、例えば民政部門の復興への関与について、私が見た、体験したイラクでの実例を挙げながら解説する予定。その上で、今後のイラク復興の方向付けについての意見を展開します。イラクでは、連合暫定施政当局(CPA)よりも、むしろ軍関係者が治安維持という分野を越えて、さまざまな分野に関与している。つまり、軍が事実上の「行政」を取り仕切っている。こういったイラクの実例は、これまで国連のPKOが行われたコソポ、東ティモール、またアフガニスタンと比べてもまったく異質なるものである。これからも起きるであろう紛争後の社会の安定、経済発展を考えるうえでは、さまざまな示唆を提示していることをお伝えしたい。

 そして最後に、日本の自衛隊の今後のあり方についても問題提起をする予定である〉

 同誌十一月号の原稿とは明らかに違う。今回は、国際社会が立ち向かわなければならない現実、イラクの現状と日本に関係する生々しい部分に踏み込んでいる。そして、その行間には、イラク復興へ賭ける壮絶な想いが満ち溢れていることを私は感じた。中でも私が注目したのは、“イラクでの実例”と彼が言い切っている部分である。


 奥氏は、イラクのあらゆるところへ自ら飛んで行った。自衛隊や文民部隊の派遣においてもその準備のためにイラク中を駆けめぐった。またイタリア軍が自爆テロリズムで多数の死傷者を出した現場へ車を飛ばした。

奥氏が伝えたかった本当の現実

 そういった体験は、奥氏にしか出来なかったことだ。だからこそ奥氏は“実例”と言い切れたのだ。私はそこに、自分が命を賭して得た貴重な情報を何としてでも日本へ伝えたい、どうか役に立てて欲しい、という強烈な意思を感じないではいられない。

 また、奥氏は日本人が目を背けている現実を直視していた、という点にも私は目が引き寄せられた。

 国連による全面統治が必要だといった“きれい事”ではすまされない。イラクという国家のシステムが、実態として何によって安定が保たれているのか、その現実に立った上での「イラク復興」を考えなければならないことを彼は強調していたのではないか。そして国連だけで行うことの限界を知り、軍という組織を抜きにしてすべてが語れないという“本当の現実”を伝えたかったのではないか、と私は見る。国連をもっとも良く知る彼だからこそ、その“現実”を語れたのだ。

 さらに、日本人こそ現実と真正面から向き合わなければならない――それを言いたかったのではないか――。

 最後に書かれた〈自衛隊のあり方への問題提起〉の部分は、まさに奥氏しか書けない、日本にとっての貴重な財産がちりばめられていたことは想像に難くない。

 彼をよく知る関係者は、派遣先のサマワを駆け巡った奥氏にとっての、国際社会への日本の責任としての自衛隊派遣の意義――アメリカ軍支援とは別の復興支援部隊としての意義がそこに説かれているはずだ、と語る。

 一部の報道では、一生前、奥氏は事実上、名指しでの脅迫を受けていたという。そんな命がけの任務の中から彼が送ろうとしていた日本へのメッセージ。だが不幸にも、この“もう一つの原稿”は「絶筆」となってしまったのだ。

 是非、本文が読みたい――誰でも思うことだ。

 ところが不可思議なことが起こった。

 大使館の奥氏のデスクや宿舎をいくら探しても、なぜか彼のバソコンが見あたらないのだ。しかもアメリカ軍や現地警察などから渡された遺品の中からも見つかっていないという(二日現在)。発見された場合は同誌に遺稿として掲載されるだろう。だが、もし発見されなければ、その優秀な人的財産とともに、希望ある日本の未来を築くことができる貴重なメッセージまでも、我々は失ってしまったことになる。

 奥氏が息絶える直前、脳裏に何が浮かんだのか――。

 それは家族の顔とともに、日本への壮絶な想いであった、と私は信じている。

 自衛隊派遣の是非を問う無責任なニュース番組を見ながら、奥氏の「絶筆」をもう一度振り返る。それはもはや疑いようがない。新たな国際責任への日本人の覚悟――その想いがそこにあることを。

 奥氏は“未公開の原稿”の分量について、いつになく熱っぽい調子でこう注文をつけていたという。「十一月号の二倍は書きたい」「絶筆」は何としても探さなくてはならない。

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ブッシュを強姦で訴えた女性が頭部への銃弾で死に自殺の登録情報が世界を駆け巡る。
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/216.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 08 日 18:22:56:CjMHiEP28ibKM

ブッシュを強姦で訴えた女性が頭部への銃弾で死に自殺の登録情報が世界を駆け巡る。

これは前に見た記事で、阿修羅戦争掲示板に投稿した記憶があるのだが、電網検索では出てこないので、以下の英文検索結果を付して投稿する。

池田大作、小泉純一郎、ジョージ・ブッシュ、3強姦魔か。

---------- 引用ここから ----------
全言語のページから "Margie Schoedinger, the woman who allegedly filed a lawsuit against George W. Bush in December 2002,"を検索しました。 約138件中1 - 47件目 ・検索にかかった時間0.20秒

http://utah.indymedia.org/news/2003/11/6854_comment.php
http://english.pravda.ru/world/20/91/368/11257_scandal.html
http://www.newsfrombabylon.com/article.php?sid=3402
http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=1249
Posted 14/11/2003 Email this article to a friend

Woman Who Accussed Bush of Rape Commits 'Suicide'

John Ashstead -- Pravda.ru
Margie Schoedinger, the woman who allegedly filed a lawsuit against George W. Bush in December 2002, claiming that she had been raped, has died of a gunshot wound to the head, registered officially as "suicide".

The allegations were serious: the law suit apparently filed against George W. Bush in the County Civil Court in Fort Bend County, Texas, on 2nd December 2002, claimed that George Bush, the former Governor of Texas and current President of the United States of America, had committed "individual sex crimes" against her and her husband.

Margie Schoedinger further stated that after the claim, she had been
harassed, that her bank account had been interfered with, that she had been threatened and beaten. She claimed 1 million USD in actual damages plus 49 million USD in punitive damages and emotional stress caused by the alleged incidents.

Court documents filed on December 4th 2002 mention Bush, giving him 20 days to respond or appear in a court in Fort Bend. These papers were initialed by Fort Bend County Deputy Clerk, Becky Kasper.

However, due to the ambiguous nature of the claims, which have never been substantiated, it is unclear whether the President of the USA was served with the suit.

Whatever the case, Margie Schoedinger is dead. At 38 years of age, she died on Monday 22nd September 2003. The Harris Country Examiner's Office states "gunshot wound to the head" and "suicide".

Courtesy Henry Makow Ph.D.
---------- 引用ここまで ----------

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「市民犠牲の対テロ戦勝利はない」と国連総長強調 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/213.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 08 日 17:46:54:Mo7ApAlflbQ6s


 【ニューヨーク=河野博子】国連報道官は7日、アフガニスタン東部ガズニ州で子供9人が米軍機の攻撃で死亡した事件について、アナン国連事務総長の声明を発表した。

 声明は、米国などの連合軍に対し、早急に調査を行い、結果を公表するよう要求。特に、アフガンで無実の人々が空爆によって殺されたのは初めてでないとし、再発防止策を提示するよう求めている。

 さらに事務総長は、武力紛争の際に市民を保護することは関係者の義務だとし、市民の生命を犠牲にした「対テロ戦の勝利」はあり得ない、と強調した。

(2003/12/8/11:04 読売新聞 無断転載禁止)


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031208i102.htm

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自衛隊派遣ならテロの標的に - ヒズボラの精神的指導者(東京新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/173.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 08 日 11:48:36:eWn45SEFYZ1R.

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031208/mng_____kok_____003.shtml

イスラム教シーア派の最高位聖職者で、レバノンのシーア派組織ヒズボラの精神的指導者とされてきたムハマド・フセイン・ファドルラー師(68)が本紙のインタビューに応じ、九日に基本計画が閣議決定される日本の自衛隊のイラク派遣について「日本の兵士は(先月十二日にイラク南部での自爆テロで十六人が死亡した)イタリア兵と同様の事態に直面するのではないか」と警告した。 (ベイルートで、嶋田昭浩)

 イラクでは、住民の多数派を占めるシーア派の動きが、今後の政治体制を決めるカギとなる。

 ファドルラー師は「ブッシュ米大統領は、イラクがテロとの戦いの戦場であると宣言した。つまり、米国の関心はいかにイラクの抵抗勢力と戦うかであって、イラクに平和と安全をもたらすかではない。現時点での派兵は日本の国益にかなっていない」と指摘。

 その上で「イラクの人々は、米国との(同盟)関係で派遣されてくる他国の兵士を、イラクの平和維持でなく米兵の防護が目的だと考えている」として、自衛隊などが派遣されれば抵抗を受けるとの見通しを語った。

 さらに同師は「日本の人々に分かってほしいのは、われわれはテロに反対するが、ナチス占領下のフランスの抵抗のように(占領された)自国の自由を守る人々をテロリストとは考えないということだ」と強調した。

 一方、イスラエル軍に対するゲリラ戦を続けてきたヒズボラと自らの関係を否定した上で「イスラエル軍がパレスチナから撤退しさえすれば、パレスチナ人は自分の側から(イスラエルに向け)一発の弾丸も撃たないと言っている」とし、イスラエルに“肩入れ”する形で仲介に入る米国の中東政策を批判。「われわれは米国民やユダヤ人を嫌っていない。他の民族の土地を占領する彼らの政策を嫌っているのだ」と語った。

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奥参事官のPCはどこに隠されたのか?
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/128.html
投稿者 8413 日時 2003 年 12 月 07 日 22:58:59:/UWDFM1U6QwjM

文春12月11日号の記事を読みましたか?
奥参事官は外交フォーラムの英語版に記事を書いており、その議事の締め切りが事件の翌日だったそうです。タイトルは
<Military Role in the Post-Conflict Era: A Case in Iraq(紛争後における軍隊の役割について-イラクの実例から)>という奥氏の提案だったそうです。内容については
イラクの実例は、これまで国連のPLOが行われたコソボ、東ティモール、またアフガニスタンと比べてまったく異質であることを指摘するものになる予定だったとのこと。
言ってみれば米軍批判またはそれに近い懸念を表すものだったそうなのです。
記事の内容は彼のPCに入っていたそうなのですが、事件後どこにもそのPCがないというのです。
これは偶然ではないでしょう。
彼に記事を書かせなくない人がいた、
彼のPCを隠した組織が彼を・・・そう思えてしかたありません。
井ノ上さんはアラブをしていた、と文春の記事にありました。
アラブのことを理解する人物、
今の日本に政治の中にいったいどれくらいいるというのでしょうか?

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イスラエルの秘密監獄の存在が明らかに(ベリタ)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1762.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 07 日 09:48:26:5/1orr4gevN/c

イスラエルの秘密監獄の存在が明らかに
日常茶飯事に繰り返される拷問、レイプ、暴行
恐怖、依存、衰弱のDDD症候群に襲われる拘禁者

 イスラエルの秘密監獄の存在が明らかになった。しかも、それは複数あるようだ。そこでは、イスラエル最高裁が禁じたはずの拷問も日常茶飯事として行われている。今年10月にベルリンで開催されたパレスチナ政治犯を巡る国際シンポジウムでは、政治犯5892人中、裁判なしで面会を許されない不当拘留者が4431人(今年7月末)いると報告された。この秘密監獄には、中東各地で突然姿を消した「イスラエルによる拉致被害者」が収監されている可能性がある。(翻訳・ 池田麻美/ル・モンド・ディプロマティーク特約=ベリタ通信)

http://www.nikkanberita.com/

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私が暗殺者だったらこういう方法で殺る
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1753.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 12 月 07 日 08:47:42:d/vusjnSYDx0.

日本人外交官暗殺事件について今のところイラクから入ってくる情報は、米軍広報によるものにせよ、CPAの監督下にあるイラク警察によるものせよ、全て何らかのdisinformationの対象になっていると考えた方が無難であり、よほど信頼できる第三者的な機関(残念ながら日本の警察当局も信用できない)が調査でもしない限り、どの情報もいまひとつ信憑性に欠ける。いきおいこの事件についての考察は相当部分が想像の範疇となってしまうが、これを前提とした上で自分がもし2人の外交官を殺害する使命を帯びた暗殺者だったら、どうするだろうかシミュレーションを試みた。

150kmで併走しながら射撃するとしたら、まず150kmのスピードを余裕でクリアできる車両が必要である。さらに小回りの利く4WDの乗用車と対峙するにはこちらも小回りがよくないといけない。いざというときに相手の車が急に方向・速度を変えたりする可能性に備える必要があるからである。(運転手に跳弾でも当たってハンドルに倒れ込まれでもすれば、急カーブを切ってくる可能性もあり、へたをすれば巻き添えになる)加えて(米軍関係者にせよ、ゲリラにせよ)目撃されることはできれば避けたいところである。これらの条件を勘案すれば、周囲から目撃されにくい乗用車、それも高性能車の車内から(身を乗り出さないで)撃つのが普通の考え方であろう。現に襲撃を受けた車は車道から大きくはずれて畑の中で止まっている。

被害者の乗っていた車両は軽防弾ガラスが装備されていたとの情報があるが、銃身を切りつめた357口径のレボルバーでもマグナム弾を使えば、自動車のボディを撃ち抜いてしまうくらいであり、装薬量のはるかに多い軍用の自動小銃で至近距離から撃てば、有名なソ連のAK47にせよ米軍のM16にせよ、自動車のボディを撃ち抜くのは決して難しいことではない。特にM16は22口径(5.56mm)と小口径ではあるが薬莢が長くて大きい関係で装薬量が多いため抜群の破壊力があることで有名であり、一連射でコンクリートの壁に大きな穴を開けてしまうくらいである。従って窓ガラス部分を狙うために上半身を車外に出して射撃する、というリスクは敢えて犯す必要はなかったはずである。(奥氏が10発以上の弾を撃ち込まれながら、即死しなかったのは、弾丸がボディを通過した際にその衝撃力の相当部分が減殺されたためと考えると説明がつく。当然その多くが体を貫通することもなく、対内にとどまったはずである)

双方とも150kmの高速で走行しているのであるから、射撃時間は極力短くする必要がある。2分も3分もかけて30発撃ったという話はまるで非現実的と言わざるをえない。先に述べたように運転手に跳弾でも当たれば、こちらも非常に危険な事態に巻き込まれる可能性があるので、牛若丸並の一撃必殺(ヒット・アンド・アウェイ)で、「殺ったら速やかにずらかる」のが原則であろう。それには自動小銃をフルオートマチックモードにしておいて車を寄せ、チャンスと見たら弾倉が空になるまで(通常M16でもAK47でも1分間600発から700発の発射速度であり、30発の弾倉は2.5秒から 3秒間で空になる)銃弾を叩き込むのが常道であろう。私だったら貫通力の弱い拳銃弾を用いるいわゆるサブマシンガン(UZIなど)は使わないであろう。やはりライフル弾を高速で連射できる自動小銃がこの暗殺の目的には最も適している。

30発が5人乗りの乗用車に命中すれば死傷者が出ない方が不思議である。熟練した射手が実行者であれば、3人とも射殺することは全く自然といえる。

本当のところは正しい現場検証と検死が行われない限り永久に分からないのであるが、現在の警察の姿勢を見ていると残念ながら永久に真相は闇の中となる可能性が大きい。が、一つだけ今のところ阿修羅で話題になっていない(もしかして見逃していた場合はご容赦。何分この1週間の阿修羅の投稿量は桁外れだったので)話を取り上げたい。

それは米軍の広報官(大佐の階級だった)がBBCのTVニュースの取材に応えて、「外交官を含めて民間人の移動まで警護することはマンパワー上不可能なのだ」と言っていたことである。したがって米軍は一切警護活動を提供していなかったわけであるが、では殺害直後米軍の車列が通り過ぎていったのは、広いイラクの中でたまたまその場に居合わせたということになるが、そんな馬鹿な話が信じられるだろうか?

今回の暗殺には、謀略による暗殺が持つ独特の臭気が漂っている。(ネオコンの活動に頻繁に見られるように、あまり企画能力・思考能力のない人間が、disinformationを行ったために辻褄が合わなくなって情報が「ひっちゃかめっちゃか」になる、おなじみの現象である。古い話だがベニグノ・アキノの暗殺の時もちょうどこんな感じだった)

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「外交官殺害事件」:犠牲者が一般国民か公務員かで“遺族の感情”への配慮が異なる配警察組織の恥知らず − 銃弾の種類さえ公表しない暴挙 −
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1751.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 07 日 08:26:37:Mo7ApAlflbQ6s


『奥さん頭蓋内損傷、井ノ上さん失血死 外務省発表:「遺族感情を考慮すると死因以外は明かせない」』( http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1574.html )によれば、
「外事3課は被弾数や銃弾の種類などは、「遺族感情を考慮すると死因以外は明かせない」として公表しなかった」という。


これまでの日本で、銃撃で殺された犠牲者に撃ち込まれた銃弾の種類が「遺族感情を考慮すると死因以外は明かせない」として秘匿されたことがあっただろうか。

また、朝日新聞をはじめとしたメディアが、遺族の感情を考慮して死因以外の情報は報道しないということがあっただろうか。あるというのならその事実を示して欲しい。


敢えて言えば、一般国民であれば秘匿される情報でも、公務員であるが故に公開されるというのが民主国家の論理である。


大きな政治問題となっているイラクでの“テロ”によって銃撃され、政府と合同で葬儀が行われたほどの重大事件の犠牲者に撃ち込まれた銃弾の種類を公表できない理由が、“遺族感情”で認められるはずもない。

ここまで調査しろとは言わないが、犠牲になった二人とレバノン人運転手は、過去の行動や人的接触状況まで調べ尽くし、銃撃事件につながるような不審点はないかを確認しなければならないのである。
もっとえぐいことを言えば、通常の刑事事件捜査では、遺族であっても、事件への関わりが疑われるものである。


一般国民の“遺族感情”と公務員の“遺族感情”は違うとか、犠牲者が一般国民か公務員かで“遺族の感情”への配慮が異なるといっているに等しいデタラメな警察組織の言い訳を認めることはできない。 

今回の「外交官殺害事件」を契機に、警察があらゆる事件に関して“遺族感情を考慮して死因以外は明かさない”という対応を貫くのなら、百歩譲って今回の暴挙を認めてもいいだろう。

メディアも、警察組織の対応に抗議しないのなら、今後の事件報道は、“遺族感情を考慮した死因だけ”レベルで貫き通す責務があると断ずる。

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奥氏、最後の言葉出ず=井ノ上氏は車のそばに倒れる−外交官殺害()
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1747.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 07 日 06:39:30:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000647-jij-int

【カイロ6日時事】イラク北部のティクリット近郊で11月29日、日本人外交官の奥克彦さんと井ノ上正盛さんら3人が殺害された事件で、現場に最初に駆け付けたイラク警察捜査官が6日、時事通信とのインタビューに応じ、事件直後の状況を詳述した。井ノ上さんは車のそばの地面にうつぶせの状態で倒れ、既に死亡。奥さんは捜査官の呼び掛けに対し、何かを必死で伝えようとしたが、最後まで声を出すことができなかったという。 (時事通信)
[12月6日23時1分更新]

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フセイン政権の犯罪裁く特別法廷設置へ 統治評議会 (朝日新聞) −「証拠を提出すれば、誰に対しても訴えを起こすことができる」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1686.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 06 日 20:44:34:eWn45SEFYZ1R.

http://www.asahi.com/international/update/1206/015.html

イラクの旧フセイン政権下で行われた虐殺や人権侵害などを裁く「特別法廷」を、イラク統治評議会が近く設置する見通しとなった。AP通信がイラクや米政府関係者の話として報じた。

 法廷はイラク人の法曹関係者で構成する。国連などから国際的な専門家の派遣を求めるものの、助言者にとどまる見込み。同通信によると、イラク統治評議会は早ければ7日にも特別法廷設置のための法律を承認する。日程などは未定で、詳細は法律が成立した後に詰めるという。

 この法廷で被告とされるのは、79年にフセイン元大統領が就任して以来、政権が手を下したとされるクルド人やイスラム教シーア派への弾圧、政治犯に対する拷問・処刑などにかかわった旧政権関係者。

 イラク統治評議会の関係者は「訴追の対象となるのは、米国が指名手配したフセイン元大統領ら55人にとどまらない」と述べ、「証拠を提出すれば、誰に対しても訴えを起こすことができる」としている。

 フセイン政権の犯罪を裁くため、米国も特別法廷の設置を支持する考えを表明していた。しかし、統治評議会の下に設置されれば「報復裁判」の色合いを帯び、公平性に欠けるとの指摘が欧米の人権団体などから出ている。 (12/06 20:08)

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アフガンで日本対象テロ情報、在留邦人に警戒呼びかけ(読売新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1683.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 06 日 20:30:59:ieVyGVASbNhvI

 
アフガンで日本対象テロ情報、在留邦人に警戒呼びかけ

 【イスラマバード=新居益】在アフガニスタン日本大使館は5日、アフガン在留日本人に対し、「日本の権益を攻撃対象」にした「車両を使った自爆テロ」の情報があるとして、厳重な警戒を呼びかけた。

 首都カブールでは、テロに関する情報は頻繁にあるが、日本を特定した情報は極めて異例だ。(読売新聞)
[12月6日20時5分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000112-yom-int

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並走日本車から身乗り出し29発 外交官襲撃で目撃証言 【詳細な目撃証言がでました、やはりテロリストの襲撃らしい】
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1671.html
投稿者 nb 日時 2003 年 12 月 06 日 19:26:39:GNJ2IxuWWFV4.

並走日本車から身乗り出し29発 外交官襲撃で目撃証言
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 イラク北部で11月29日に起きた日本人外交官2人の殺害事件で、現場近くのディジュレ警察署が得た銃撃の模様の目撃証言が5日、分かった。武装グループは、並走する車から身を大きく乗り出して照準を定める高度な手口だったという。訓練を施された者の犯行とみられ、反米勢力によるテロ行為である疑いが一層強まった。また、襲撃現場に向かう途中で、2人が道路脇の売店に立ち寄り、果物を買っていたとの証言も確認された。

 ディジュレ警察筋が朝日新聞の取材に明らかにした。証言したのは、道路脇で土木作業をしていたイラク人男性。奥克彦・在英大使館参事官(45)=11月29日付で大使に昇格=と、井ノ上正盛・在イラク大使館3等書記官(30)=同1等書記官=の四輪駆動車が農地に突っ込んだ現場から南約10キロで目撃した。

 それによると、午前11時ごろ、目の前の路上を四輪駆動車が走り、その左側をトヨタクラウンとみられる白い乗用車が高速で並走していた。窓から男が上半身を完全に外に出して撃ち続けていたという。

 同警察によると、四輪駆動車の前方エンジンフードにも銃弾が数発貫通した穴があった。銃撃犯は、車高が高い四輪駆動車の車内を撃つために高く銃を構えた体勢をとっていたとみられる。四輪駆動車が時速150キロ以上で逃げれば、農地に突っ込んだ場所までは3〜4分間。犯人はその間に29発を車に命中させた。

 同警察は使われた銃はカラシニコフ銃とみている。弾倉は30発入りで、途中で弾倉を入れ替えた可能性が高い。特殊な銃撃訓練を積んだ人物が、標的を定めて犯行に及んだことが推定できる。

 戦前のイラクで、そうした訓練を施していたのは、民兵組織のサダム殉教者軍団▽共和国特殊防衛隊▽フセイン体制を支えていたムハバラードと呼ばれる巨大な治安情報機関――などだ。

 当初、米軍広報官は「(2人は)売店に立ち寄ったところを銃撃された」と発表した。朝日新聞が街道沿いの商店に確認したところ、29日朝、日本人2人が四輪駆動車から降りたという目撃証言は確かにあった。

 現場から60キロ南のバラドの街道沿いに果物店が8店ほど並ぶ場所で、銃撃の約1時間前の午前10時ごろ、2人は果物店でナツメヤシの実1袋5キロ、バナナ1キロ、ミカン1キロを買い、5000イラクディナール(約280円)を払った。その品物が車内にあったことはディジュレ署も確認した。

 2人が立ち寄った果物店の店主サラーム・アブドラ・ハラフさん(29)は「日本人2人のうち1人はアラビア語を話した」と語り、アラビア語専門の井ノ上書記官を覚えていた。2人は背広姿で、ナンバープレートのついていない四輪駆動車に乗っていたことから、「日本の情報関係者」だと思ったという。

 買い物の際に「発砲」はなかった。近くには簡単なレストランなどもあり、2人は電子カメラで店を撮影するなどし、約20分後に出発したという。この付近は車の運転手が休憩をとる場所で、武装グループはそこで2人に目をつけ、追跡し、集落などがとぎれる銃撃現場付近で犯行を決行した可能性も出てくる。

(12/06 17:18)


http://www.asahi.com/international/update/1206/011.html

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<外交官殺害>旧フセイン政権の残党か イラク内務次官(毎日新聞)【妙な展開になってきた】
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1667.html
投稿者 闇の行者 日時 2003 年 12 月 06 日 18:56:48:YkoEgliNeHuiY

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031207-00000026-mai-soci
 【バグダッド福島良典】イラク北部ティクリート付近で先月29日、日本人外交官ら3人が殺害された事件でイラク内務省のアハマド・カドゥン・イブラヒム次官は5日、毎日新聞と会見し、犯行はウサマ・ビンラディン氏率いる国際テロ組織「アルカイダ」など外部勢力ではなく、旧フセイン政権残党を中心とする「イラク人によるものだ」という見方を示した。

 同次官によると、事件捜査は米の占領当局、イラク警察が共同で進めているという。同次官は想定される犯人像について「自爆テロはイラク人によるものではないが、日本人外交官殺害事件は銃撃であり、イラク人の手口だ」と指摘した。

 さらに「犯行手口から見ると、旧政権の諜報機関ムハバラトの仕業である可能性があると思う」と述べる一方で、「(フセイン元大統領に忠誠を誓うゲリラ部隊)フェダイン・サダム(サダム忠誠隊)か、他の旧フセイン政権残党なのか、捜査の進展を待たなければならない」と語った。(毎日新聞)
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占領軍当局が、にわかに動き出しました。

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NHKの「葬儀中継」を観ながら思ったこと…
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1617.html
投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 06 日 12:34:59:bfek92EqWeCqg

いまNHKで、奥さんと井ノ上さんの葬儀の中継が行われています。
まず最初にお断りしておきますが、
ぼく自身、お二人には、深く哀悼の意を表すものです。
どんな人の死も、悼まわれるべきであり、その生は敬われるべきでしょう。
このことをまずお断りしたうえで、
いま全国に報じられているNHKの放映に、妙な違和感を感じざるを得ません。
これがニュースでの紹介ならともかくとして、
「中継」として、葬儀を頭からそのまま流すことに対してです。
これまでにこんなことが、いったい何度あったことでしょうか。

葬儀のはじめに、まず天皇からの勲章授与が伝えられました。
さきほどもコメントしましたように、
空気醸成の最も「シンボル的な儀式」が、挙行されたわけです。
天皇制は、空気が作り出し支えている日本社会のピラミッドであり、
その最頂点から二人の外交官は正式にポジショニングされたことになります。

その後二人の功績が紹介され、小泉首相により弔辞が読まれました。
小泉さんはその途中、言葉をつまらせて泣きました。
その涙は、いったいどこから噴き出してきたのでしょうか。
実際は危険なのに「安全」と言い切り、
アメリカのイラク占領政策に日本が加担することが問題となったとき、
「問題ない」と断言し、問題が生じてしまった悔恨の思いからでしょうか。
それなら、それなりに納得することもできますが、
もしも純粋に「テロの犠牲」と思っていたとしたら、これは怖い話です。

小泉さんは弔辞の中で、次のような言葉を力説しました。
「日本国民の誇り」「功績を忘れず」「その遺志を受け継ぎ」…。
これこそ「集団主義」のキーワードです。
ぼくの目には、実際的には「小泉政治」の「犠牲」になった二人が、
次なるステップへの空気醸成に、巧みに「利用」されているように見えました。

原始的な「集団主義」やシンボリックな「天皇制」の誕生に関して、
南茅部町の巨大な縄文遺跡から、分かってきたことがあります。

縄文時代の竪穴住居は「個」それも「女性」を基本とするものでした。
気候が暖かい時代は、大きな住居に小さな囲炉裏。
しかし寒い時代を迎えると、囲炉裏がだんだん大きくなっていきます。
さらに寒くなってくるや、今度は住居を小さくしていきます。
小さな住居に大きな囲炉裏。これで寒さを克服したのです。

それまでは住居の中に「個のシンボル」として立てられていた柱が、
住居が小さくなるや邪魔になり、村落でまとめて管理されることになります。
そのころは、気候もいよいよ厳しく、村落間でのいさかいも始まり、
その結果、村落(集団)のシンボルとして「柱」が意味を持ち出します。
かつての柱は「個」の存在をシンボライズするものでしたが、
集団社会の「柱」が誕生するや、「個」は疎んじられていきました。
そしてその後、弥生の勢力が日本列島を支配していくことになります。
そしていま「日本国家の柱」としてあるのが「靖国神社」というわけです。

今日のNHKの中継を観ていて、そこに「御柱の儀式」を感じました。
こうして徐々に、不気味な空気が作り出されていきます。
今回犠牲になられた二人に対しては、深く哀悼の意を表しながらも、
こうした空気を、当たり前のものとして受け止めているメディアと社会に、
とても怖いものを感じてしまいました。
http://www.creative.co.jp/

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イラク市民「対日テロ 当然」 医療支援・小野さん 緊張の日々語る(中日新聞 35面)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1601.html
投稿者 Q太郎 日時 2003 年 12 月 06 日 11:02:47:bX6R/k.KcIrJU

先頭切って米を応援

「日本の要人を狙うのは正当な抵抗だと市民から聞いた」―。日本人外交官が殺されるなど治安が急速に悪化しているイラクから、名古屋市昭和区の弁護士小野万里子さん(49)が医療物資の救援活動を終え、11月末に帰国した。眠りを破った首都バグダッドのホテルへの攻撃、やまぬ銃撃戦…。「治安だけでなく日本人に対する印象が急速に悪化している」と語った。

小野さんは同国民を支援する市民団体「セイブ・イラクチルドレン名古屋」の代表として、仲間5人とともに11月16日に日本をたち、三十日に帰国した。イラクには日本での募金一万六千ドル(約175万円)を隣国ヨルダンの首都アンマンで医薬品に換えて陸路で入り、バグダッドと南部のバスラの病院に届けてきた。

バグダッドでは、治安が比較的安定した数少ない地区・カラダのホテルに滞在。街には物ごいがあふれ「部品の一つ一つがみえる高さ」を米軍のヘリコプターがかすめ飛んだ。銃撃戦もたびたび。パレスチナホテルにロケット砲が撃ち込まれた21日早朝は、数キロ離れたホテルで「ドーン」という爆音を聞いて跳び起きた。

現地では、どこへ行っても日本が「先頭を切って米国を応援する国」との印象が定着しつつあるという小野さん。「ヤーパニー(日本人)」と親しげに寄ってくるイラク人はいるものの、市民や現地で活動する日本人ボランティアらに「日本人でも政府や大手の報道関係者は危ない」と何度も警告されたという。

バグダッドからバスラへは、陸上自衛隊の派遣が予定されているサマワを通るユーフラテス川沿いのルートを治安が悪い事からあきらめ、チグリス川沿いのルートを選んだ。しかしバスラまであと百キロに近づいたアマーラを過ぎると、現地ガイドが車のカーテンを閉めた。「日本人が乗っているだけでも襲撃対象になる」。時速160キロで突っ走った。「侵入者は殺人者とみなす危険な雰囲気が満ちていた」と振り返る。

米軍による劣化ウラン弾の影響とみられる白血病に犯された子どもにも会い、親から「日本で治して」と懇願された。世界で唯一の被曝国、戦禍から再興したニッポンへの期待と親しみ。その“恨”をしっかりと感じ取った小野さんは「医師の研修交流や、患者が日本で治療できる民間支援活動が必要」と訴えている。

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阿修羅投稿者の皆様、御教授ありがとうございます。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1600.html
投稿者 バルセロナよりを込めて 日時 2003 年 12 月 06 日 10:53:27:SO0fHq1bYvRzo

阿修羅投稿者の皆様、御教授ありがとうございます。
何せ、つい2日前まで「コピペって何だね?」とオットセイ森なみの状態で、要するにコピーと貼り付けのことだったんですね。それならEXELやWORDの中でやっていたことなのですが、まさか異なるファイルの間でもできるとは知らなかったわけです。
さらに機械翻訳の要領も教えていただき、少し練習した後、ものはためしに、と、ちょっと古いネタだったのですが、機械翻訳とコピペを使って投稿してみまして、大成功!

http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1503.html

やっと、これで「新石器人類」くらいには進化できました。あとはいろんな人たちの投稿の仕方を学んで、より伝わりやすく的確な方法を勉強していきます。

ところで、先日、7名のスペイン情報部員の殺害に関してアメリカ軍とスペイン軍の見解が180度食い違っていて、アメリカ軍の発表では「単なる偶然の行きがかりの襲撃」でありスペイン国防相の言葉によると「周到に準備された襲撃」となっていることをお知らせしたのですが、

http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1347.html

一方で『イラク暫定内閣のジバリ外相が、日本人外交官殺害事件もスペイン軍情報部員の殺害も、旧フセイン政権の情報機関「ムハバラト」の犯行であると断定した』という内容の阿修羅投稿を見ました。

http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1509.html

日本人襲撃事件に関してアメリカの発表は支離滅裂のようですが、スペイン軍の件に関しても信用の置けるものではないでしょう。日本でもスペインでも、一方で「大切な同盟国」などと言っておいて、その扱いはまさに「ゴイム」ですね。(ネオコンにはユダヤ人が多いそうで。)そうでなくても欧米支配層にとっては、スペインなどは昔からしょせんは「ピレネーの向こうのアフリカ」だったのです。
スペインは長い間ハブスブルグ家やブルボン家の「ヨーロッパ域内植民地」として新世界の侵略・略奪の手先、集金パイプに過ぎなかったわけで、ヨーロッパの支配層は「泥棒の上前をはねる」なんてもんじゃない、スペイン人が略奪・強盗してきた中南米の富とアフリカ人の血の結晶をゴッソリ持ち去ってしまったわけです。そして役に立たなくなればゴミのように捨てられただけでした。スペインの歴史や民族問題に触れ始めると長くなりますのでこれでやめておきますが、スペイン政府は今また新しい「宗主国」にくっ付いて同じ歴史をくりかえしたいのでしょうか。今後予想される「世界大乱」の中で再びゴミ箱に入る運命なのでしょうか。
スペイン史を勉強するたびに、人間の業の深さを感じざるを得ません。しかし、スペイン人はすべき人々ですよ。

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Re: 問   い
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1610.html
投稿者 M 日時 2003 年 12 月 06 日 11:47:58:VPdJQY7Yqhnm.

(回答先: ↑↑また、狂気、盲目の反応すか?懲りない人ですね。【これから増えるだろうねこう言う馬鹿は】 投稿者 小林佳子 日時 2003 年 12 月 06 日 11:33:03)

問   い


>数千年来の歴史を総決算し、

日本の2000余年の歴史を決算するのですか?なぜ?


因みに歴史的大偉業として仏身になられたそうですが、


何処の宗教宗派のお寺さん?


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反ユダヤ主義再燃の兆候
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1591.html
投稿者 小林佳子 日時 2003 年 12 月 06 日 10:14:50:1hMw2XFsrm2.2

 某有識者が予想し懸念する反ユダヤ主義の再燃、ユダヤ排斥運動の勃発が世界中で始まろうとしている。矢張り、グローバル化の進展と共に、ナショナリズムへの再起、国的民族的回帰への現れであろう。今や世界中からユダヤ人が排斥されつつあり、それも左右両方からの排斥だ。当のユダヤ人も如何なる理由で排斥されるのか理解できていないようだ。思うに、郷に入っては郷に従えとの格言を真底から理解できていないためだろう。寄生虫のように生きるのではなく、融合して行くことだろう。また欧州ではイスラム教徒も排斥の対象になりつつあり、今や世界は民族的対立、宗教的対立の坩堝と化していくようだ。

 ここに提言するものは、新しい国家社会の建設を目指して、広範多岐に亘る諸問題を総合的且つ多角的に検討し解決策を提示するものだ。 具体的には、世界最大の未利用資源の火山灰を活用した新素材技術や、真の仏身登場による新思想を元にして、文明史の大転換を図り、日本のみならず、全世界の窮状を救済して行こうとするものである。

 併せて、真の仏身顛化の歴史的大偉業の達成を御紹介し、国家危急存亡に際して、国内外の邪悪で猜疑な想念の一掃、廃絶、淘汰を目指して、数千年来の歴史を総決算し、新たなる光輝ある仏土を厳浄し衆生を理益せんとするものである。詳細は某HPを参照下さい。
http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98

11月22日産経新聞紙報道
【欧州で再燃】【反ユダヤ主義】
「仏大統領厳しく糾弾/イスラム教徒絡み複雑化」
【パリ=山口昌子】欧州で反ユダヤ主義問題が再燃している。トルコ・イスタンブールでのシナゴーグ(ユダヤ教会)への爆弾テロや仏パリ郊外ユダヤ人学校の放火事件などが続く中、パレスチナ・イスラエル紛争や対イスラム教徒問題もからみ、問題は一段と複雑化している。

 「反ユダヤ主義が帰ってきた。イスタンブールやパリで発生したテロは孤立した事件ではない」。イスラエルのシャローム外相は十七日に訪問先のブリュッセルでこう述べ、米中枢同時テロなど一連のテロの源流のには反ユダヤ主義があるとの見解を示した。
 その上で、「欧州は歴史的、道徳的、政治的に反ユダヤ主義と戦う義務がある」と述べ、EUとイスラエルの合同閣議を提案した。
 EUは十一月初旬、域内で実施した世論調査で「世界の平和を最も脅かしているのはイスラエル」との回答が約六割と最多だったことを発表し、イスラエルから「欧州は反ユダヤ主義」との猛烈な反発が出ていた。
 こうした中、シラク仏大統領は、「ユダヤ人一人を攻撃することはフランス自体攻撃することに等しい」と述べ、反ユダヤ主義を厳しく糾弾した。パリ郊外で発生したユダヤ人学校の放火全焼事件を受けて十七日に反ユダヤ主義問題に関する政府間評議会創設を決めたときだ。同会は毎月一度、ラファラン首相の司会で会合を開き、個々のケースの対応を検討する。

 フランスをはじめ西、南欧州にユダヤ系住民が多いのは東欧州から移住したユダヤ人と北アフリカから移住したユダヤ人との両系列がいるからだ。その一方で第二次世界大戦後、イスラム教徒系の移民も増加中だ。
 フランスやドイツではイスラム教徒の女子の公立学校におけるスカーフ着用を法律で禁止するか否かが大問題になっている。
 シラク大統領は諮問委員会を設定し、年末までに回答を出すよう要請した。

 フランスの場合、憲法で「非宗教」がうたわれ、あらゆる宗教も移民も「フランス共和国」の旗の下で統合されるというのが基本的理念だが、スカーフ問題はこれまでの個々の学校の判断にまかされてきた。しかし、十一月現在でスカーフ着用生徒が一千二百五十六人に上り、四人が退学処分になるなど社会的、政治的問題となっている。
 欧州ではこれまでも反ユダヤ主義がさまざまな形で姿を現してきたがイスラム原理主義過激派の台頭やパレスチナ・イスラエル紛争が重くのしかかっているだけに、拡大EUを前にますます頭の痛い問題になりそうだ。

http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98

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マイケル・ムーアは暗殺される…
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1655.html
投稿者 夜明け前 日時 2003 年 12 月 06 日 17:56:02:4hzLQVVfDIgCM

(回答先: G.W.ブッシュを正面から批判した「あの」映画監督マイケル=ムーアの日本語公式サイトが開設された【http://michaelmoorejapan.com/】 投稿者 転載バカボン 日時 2003 年 12 月 06 日 10:13:00)

来年、ブッシュの大統領選投票日2か月前にぶつけるつもりの、
マイケル・ムーアの「華氏911」は、911の謀略を描くものだが、
この映画が公開の日の目を見るかどうかは予断を許さない。

間違いなくマイケル・ムーアは暗殺される。

そうあってほしくはないが、連中はそれを絶対に許さないだろう。
もしマイケル・ムーアが不自然な死に方をしたなら、
それは謀略が確かなことを証明するわけだが。

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天皇制とは、まさに典型的な「空気支配」の体制である。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1586.html
投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 06 日 09:24:15:bfek92EqWeCqg

今朝のテレビでも、「ご遺体」という言葉が使われていました。
しかも、それがそれほど不自然に感じられないくらいに、
すでに日本の社会には、ある種の空気が醸成され始めています。
これは単なる言葉遣いの問題ではなく、空気の問題です。
無自覚のうち、少しずつ「危険領域」に入りだしているような気がします。

「日刊デンダイ」Dailymail Businessは、こんなふうに書いています。

 アナウンサーは「2人」を「お2人」、「遺体」を「ご遺体」と
 まるで皇室報道のように報じる始末だ。
 NHKにいたっては、遺体が到着した成田空港から生中継をする力の入れようである。
 当然、葬式も別格扱いで、川口外相が葬儀委員長を務め、
 青山斎場で外務省と遺族の合同葬を“国葬並み”に執り行うことになっている。
 「それでも新聞には『イラクで亡くなった他国の兵士に比べて弔意が足りない』
 との声が紹介され、
 『国葬にしろ』という意見まで取り上げられています。まさに英雄扱いです」(事情通)
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=190

今回の外交官殺害事件の報道を観ながら、
1998年7月20日、タジキスタンで殺された秋野豊さんのことを思い出しました。
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=70
秋野さんは、スラブ・ユーラシアを専門領域とする国際政治学者で、
外務省に懇願され、ペレストロイカ前夜のモスクワに赴任して以来、
危険を省みず、単独で旧ソ連周辺地域を歩き回っていました。
たえず危険な地帯に身をさらしながらも、気軽に住民の家に立ち寄っては、
「不自由はないか」と聞いて回り、柔道で身につけた骨接ぎやマッサージ術を用い、
老人の腰痛や子どもの骨折を治療してあげていたといいます。
その秋野さんが殺されたとき、確かに日本はそれを重く受け止めました。
しかし、同じ死でも、あのときと今では明らかに「空気」が違います。
二人は英雄視、英霊視され、すでに「神格化」が始まっているような気がします。

「空気の研究」には、こんな一文があります。

  天皇制とは、まさに典型的な「空気支配」の体制である。
  破局的な危機は、全民族的支配的空気が崩れて他の空気に変わることなく、
  これが純粋な人間に保持されて、
  半永久的に固定化し、永続的に制度化したときに起るはずである。
  それはファシズムよりもきびしい「全体空気拘束主義」のはずである。

「空気の研究」は、30年近くも前に書かれた本ですが、
いま読むと、非常にヴィヴィッドなリアリティが感じられます。

ちなみに、もしもいま、外交官の二人の欠点など指摘しようものなら、
不謹慎とののしられたり、「不敬罪」的な白い目で見られるのではないでしょうか。
そこには明らかに、ある種の空気が厳然と存在し、君臨しています。
だからこそ、そこから「自粛」が始まり、言論の自由が奪われます。
こうして「空気」は、「空気に抗う者」を、徹底的に排除してしまうのです。

「空気の醸成」には、マスメディアが強力な役割を発揮します。
いまの報道を見ていると、ぼくには、「おっ、きたな」と思うと同時に、
戦前と今との決定的な違いは、情報環境の違いにあるだけに、
このようにネットで「空気支配」に「風穴」が開けられる幸いを噛み締めています。
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=196

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イラク南部にイラン情報機関関連の暗殺組織暗躍 <IslamMemo> 
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1584.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 06 日 09:09:36:PfNx5sWzYkpAE

http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IdNews=19153

西側及びイラクの治安関係の複数情報筋によると、イランの情報機関(ムハーバラート)は様々な名称で数多くの組織として、イラク南部での存在を強化している。中にはイラク、クウェート国境で活動している組織もある。

同筋によると「イランのムハーバラート長官は、白昼公然とイラク南部の諸都市を訪問している。これらの訪問は、イラン人、イラク人が運営する事務所(バスラや、イマーラ、ナーシリーヤでスパイ活動、テロ、暗殺、地雷敷設、誘拐等を日常業務とする)の視察。これら諸都市の道路上で、サッダーム・フセインの残党の多くが暗殺や誘拐された。彼らが狙うのは、他にも、イスラム学者、イラクに入国するクウェート人など。

以下略

【投稿者注】IslamMemo は スンニ派のメディアと思われ、シーア派に批判的な論調が顕著なので、その点は注意(多少の誇張は考えられる)が必要かと思われる。

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山口組スイス銀行資金源抑えられる=>一見正義:実は恐ろしい事態
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1597.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 12 月 06 日 10:39:18:laCv3EEPfsYw.

(回答先: 『肩をすくめたアトラス』(世界のテロの方法紹介小説)アメリカでは聖書に次いで人々に影響 投稿者 朝日昇 日時 2003 年 12 月 06 日 08:55:49)

今日TVで、山口組スイス銀行資金源抑えられる
ニュースを見たが、昨日別件で、ある金融家と
話したばかりであった

一見正義に見えるが、これは日本弱体化の最後の砦である
暴力団を狙ったものだといわれている

暴力団を美化し賛成するものではないが、
日本の国体を崩す最後の砦なのだ
これは、実は恐ろしい事態なのだ

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『肩をすくめたアトラス』(世界のテロの方法紹介小説)アメリカでは聖書に次いで人々に影響
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1583.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 12 月 06 日 08:55:49:laCv3EEPfsYw.

(回答先: アイン・ラント女史(名前のミスしました) 投稿者 朝日昇 日時 2003 年 12 月 06 日 08:49:28)

●ムーア氏等●
アカデミー賞の演説で「Shame on you ,Bush」と言いはなったマイケル・ムー
ア氏の『馬鹿で間抜けなアメリカ白人』がニューヨーク・タイムズブックレビ
ューの第1位に返咲き、氏のホームページの1日のアクセスは「1千万」だそう
です。ムーア氏は国内問題優先主義、ハト派、ポピュリスト(=反ワシントン)
といった感じのようです。一方、日本ではあまり知られていないリバータリア
ンの元祖アイン・ラント女史は米国では未だに思想的影響力が強いようです。
「出版社ランダムハウスによるアンケート結果(1998)では、「20世紀の小説ベ
スト100」において彼女の小説は第1位、2位、7位、8位を占めた。また議会図
書館とブック・オブ・ザ・マンス・クラブの共同調査によれば、ランドの主著
『肩をすくめたアトラス』は、アメリカでは聖書に次いで人々に影響を与えた
本であるという評価を得ている」そうです。
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/Japanese%20Home%20Index.htm
ブキャナンの『病むアメリカ 滅び行く西洋』の監訳者後書には「彼女はObje
ctivism運動という政治カルトの指導的役割を果たした。ちなみにアラン・グ
リーンスパン連邦準備制度理事会議長はこのカルトの熱心な信奉者だった」と
もあります。

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思考と感性を停止させる、マスメディアの病理と罠
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1552.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 06 日 02:21:44:ogcGl0q1DMbpk

「サウンド・バイト」とは思考停止・感性停止へと、もちこむ。
これがマスメディアを握る世界権力による戦争宣伝装置であろう。

全体のうちに「国民的悲しみ」へと視聴者の情感琴線をひく爪。

その爪こそ「サウンド・バイト」。

スペイン情報機関員暗殺から、西ヨーロッパ諸国への派兵要請策動。

日本外交官暗殺から自衛隊派兵への「国民的情感」の下地形成。

真珠湾60周年記念事業としての911。2001年という21世紀の始まり。
911からアフガニスタン侵略戦争。イラク侵略戦争。

世界権力が全体戦争に向けた過程として、自衛隊をイラクに派兵させるのは
東アジア戦略のためであろう。
日本をイラク戦争という地獄の黙示録へ叩きこみ
増兵につぐ増兵で
東アジア世論の分裂と緊張を形成。東アジア「反日本」感情の形成。

中国とインドを全体戦争へ引き込むために、日本は利用されるであろう。
これが国際社会である。

満州国川口外務省大臣の「国際社会」とは、彼女自身が
陰謀と罠であることを、前提として語っている、何故なら彼女は世界権力の代理人。

911世界戦争計画とは数学的に構築された地球再編。
数の呪術を波動増幅させるのが、電磁波攻撃としてのマスメディア。「サウンド・バイト」
2050年に向けた戦略とは、各国を無政府状態にしていく。
これまでのインフラと基礎を全面的に破壊。
部族をこれによって現出させていく。
部族戦争こそ911戦争計画の数学的基軸。

2005年体制とは、各国の基礎を破壊する体制に向けた、数学的1段階を形成。
無政府主義と部族戦争。
思考と感性を停止させられた日本は利用されていく・・・・

日本を支配する満州国の上部には世界権力がいる。

世界権力は数学的な爪で国民情感琴線をかき鳴らす。これが心理支配戦争である。

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もしかしたら、コピペのことでは?
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1539.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 12 月 06 日 00:35:24:3eVpHzO3Pti46

(回答先: どなたかお知恵を拝借願えませんか・・・ 投稿者 バルセロナよりを込めて 日時 2003 年 12 月 04 日 18:34:43)

>阿修羅を見ておりますと、英語の原文を取り入れて投稿されている方が多いのですが、どのようにしたらそれが可能なのでしょうか。

 もしかしたら、コピー&ペーストのことではないでしょうか?

 まず、どのソフト上であっても、バルセロナよりを込めてさんがコピーしたい画面上の文字列の「開始文字の直前」でマウスを左クリックしたまま、その状態でマウスを動かしてみて下さい。すると、画面上で(白黒が)反転した範囲が、マウスと一緒に動いて広がると思います。その「反転部分」をコピーしようと思う文字列の部分だけにしてから、その時点で、マウスを押し続けていた指を離します。

 すると、(白黒が)反転した範囲がそのままになります。

 この状態で、[Ctrl+C]([Ctrl]キーを押したまま[C]キーを押す)を押す事で、「クリップボード」と皆が読んでいるコンピューターのメモリーの領域(HDやフロッピーの領域ではなく、純電気的に動いているメモリーの領域です)の中にその文字列が電気的にコピーされて、どのソフトからでも、[Ctrl+V]を押すことによって、今のソフト画面(例えば、阿修羅の投稿入力フォーム)の中に「張り付ける(ペースト)」事が出来ます。この方法は、お使いのどのソフトでも共通の使い方です。ソフトとは独立したメモリー(クリップボード)を使用しているので、「コピー&ペースト」が可能になります。

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リベリアのテーラー前大統領を国際手配 ICPO(朝日新聞) −”人道に対する罪で” − この罪名なら真っ先に逮捕さるべき人物がいるはず。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1497.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 05 日 20:05:29:eWn45SEFYZ1R.

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20031205/K0005200708041.html

国際刑事警察機構(ICPO)は4日、ナイジェリアに亡命中のリベリアのテーラー前大統領の身柄の拘束を求める「国際逮捕手配書」を出した。これを受けてナイジェリア警察はテーラー氏の逮捕に踏み切ることができるが、ナイジェリア政府は同氏の身の安全を保証して亡命を受け入れただけに、逮捕には慎重な姿勢を示している。

 テーラー氏は隣国シエラレオネの内戦に反政府勢力を支援する形で介入し、人道に対する罪などでシエラレオネの国際法廷に戦争犯罪人として起訴されている。8月にリベリアの大統領職を辞任して亡命した後、同氏の逮捕と国際法廷への身柄引き渡しを求める声が国際的に高まっている。

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ロシアで走行中の列車爆発、15人死亡 爆弾テロか(朝日新聞) −”チェチェン共和国に近い、イェセンツキ付近”
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1493.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 05 日 19:50:01:eWn45SEFYZ1R.

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20031205/K0005201908014.html

 ロイター通信などによると、ロシア南部スタブロポリ地方で5日午前8時(日本時間同午後2時)ごろ、走行中の列車で爆発が起き、少なくとも15人が死亡、50人以上がけがをした。非常事態省は同日、事件はテロ行為だと表明した。

 爆発は、チェチェン共和国に近い、イェセンツキ付近で起きた。2両目の車両内か、車両の下に爆弾が仕掛けられていたという情報があるという。

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米 日本に情報の誤り認める(NHK)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1476.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 05 日 16:36:18:5/1orr4gevN/c

米 日本に情報の誤り認める

2人の日本人外交官が殺害された事件について、現地のアメリカ軍は、当初、2人は売店で水や食糧を買うために車を停めたところを、襲撃された、と発表していました。これに対し、日本政府は、地元の警察からの情報や車の状況などから、走行中に、別の車から銃撃を受けたテロの可能性が濃厚だという見方を強め、事実関係の解明を進めています。こうした中アメリカ政府は、日本政府に対し、これまでの調査の結果、当初のアメリカ軍の発表には誤りがあり、2人が売店で水や食糧を買うために車を停めた際に襲撃されたという事実はなかったと、日本政府に伝えてきたことが明らかになりました。これを受けて、政府は、なぜ誤った情報が発表されたのか、引き続き、アメリカ政府から事情を聞いていますが、当初のアメリカ軍の発表が否定されたことで、事件はテロという見方を一層、強めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/2003/12/05/d20031205000129.html

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あぁ、忘れていた。オメーの女房も俺が毎晩面倒みて遊んでやんぜ。心配すんな。心おきなく行ってこい。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1473.html
投稿者 M 日時 2003 年 12 月 05 日 16:25:23:.NWrNpMA6MSgk

(回答先: ”死んでくださいお国の為に”自衛隊員はイラクで100人程度の犠牲を出せ!。今必要なのは人柱。自衛隊員は覚悟せよ。さっさと命棄ててこいや!。 投稿者 M 日時 2003 年 12 月 05 日 16:19:25)

その後、毎度恒例のことだが俺達は平和ボケ、酒のみ夜更かし、女遊び、風俗してやんぜ。痛ましい犠牲者の事なんざ、あっ〜という間に忘れて、そら惚けてホっぽいといてな。うらめしいか?

(不謹慎だが)いってらっしゃい


(毎度の事だが、ちと言いすぎか?)

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「不気味な空気」が濃厚になるなかで…
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1463.html
投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 05 日 14:31:43:bfek92EqWeCqg

「不気味な空気」が濃厚になるなかで…

「もし日本が、再び破滅へと突入していくなら、
 それを突入させていくものは戦艦大和の場合のごとく「空気」であり、
 破滅の後にもし名目的責任者がその理由を問われたら、
 同じように「あのときは、ああせざるを得なかった」と答えるであろう」

上の文章は、「空気の研究」(山本七平著)の一節です。
氏はこの本の中で、60数年前の日本の社会についても触れ、
あの時代の空気が、戦争に駆り立てて行ったと言っています。

「空気」は、非常に強固でほぼ絶対的な支配力を持つ「判断の基準」であり、
それに抵抗する者を異端として、「抗空気罪」で社会的に葬る力を持ち、
あらゆる議論は、最後には「空気」で決められてしまう。
それは「宗教的絶対性」を持つ、まことに大きな絶対権を持った妖怪である。

だから、いったん超能力を持ったこの空気が社会を支配してしまうと、
どんな事実も統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段や論理的論証も、
一切は無駄であって、空気に抗うものはすべて排除されてしまう。
だからこそ、「空気の正体」を知る必要があると述べています。

そしてこの恐るべき支配力を持つ空気という妖怪を打ち破るには、
「水を差すしかない」と氏は言っています。

「水を差す」とは、事実を事実として示していくこと。
これが可能なのは、もちろん空気が絶対力を獲得する以前ということになります。

その意味でも、このサイトで「さまざまな事実」が示されている事実は、
しだいに怪しい空気が濃厚になりだしてきた日本のなかにあって、
ささやかな、いえ、ここに大きな希望があるように思います。
それだけに、ここでの動きを少しでも社会に広げていきたいと思っています。
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=189

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犯行は旧政権情報機関 イラク外相が言明
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1449.html
投稿者 rand 日時 2003 年 12 月 05 日 10:55:52:vXAQEWfi3V9qE

【バグダッド5日共同】イラク暫定内閣のジバリ外相は4日、日本人外交官殺害事件について、米軍、イラク側双方のこれまでの捜査情報や犯行の手口などから、旧フセイン政権の情報機関「ムハバラト」の犯行で、米主導のイラク占領統治に協力する日本人外交官として狙われた、と言明した。
 イラク統治評議会、暫定内閣のメンバーが同事件の犯行グループ像に具体的に言及し、日本人を狙った犯行と断言したのは初めて。共同通信との単独会見で明らかにした。
 外相は捜査情報を根拠に、同事件が「フセイン政権下の情報機関ムハバラトが実行したのは疑いない」と強調。「標的」の確認の仕方など日本人外交官の襲撃方法が、ムハバラトの教本内容と一致していると指摘した。(共同通信)

どの情報を正しいとみなしての判断でしょうか。
米軍の情報を無視したときに導かれる結果でしょうか。
どこかの圧力による結果でしょうか????

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奥大使は頭など10数発被弾=井ノ上1等書記官は胸など4、5発−警視庁が検視(時事通信)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1406.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 05 日 01:20:29:ieVyGVASbNhvI

 
奥大使は頭など10数発被弾=井ノ上1等書記官は胸など4、5発−警視庁が検視

 イラクで殺害された外務省の奥克彦大使(45)と井ノ上正盛一等書記官(30)の遺体は4日夜、東京都東大和市の葬祭場「玉川上水会館」に安置され、警視庁は遺族の了解を得て検視を行った。
 その結果、奥大使は左側頭部に対する数発を含め、左胸、左腕に計10数発の銃弾を受け、井ノ上1等書記官は左胸に前方からと背中の左側鎖骨から腕の方向に、計4、5発被弾していることが分かった。
 遺体の状況から、奥大使は頭がい内または胸腔(きょうくう)内の損傷か失血死、井ノ上1等書記官は失血死の可能性が高いという。
 犯人グループは車両の左側から銃を乱射したとみられ、傷もすべて体の左側にあった。
 銃弾は4輪駆動車に装備された軽防弾ガラスを貫通して速度が弱まったため、遺体内にとどまっているとみられる。
 同庁は5日、都内の大学病院で遺体を司法解剖し、死亡の状況などをさらに詳しく調べる。 (時事通信)
[12月5日1時2分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000186-jij-soci

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<幹部公務員>「首相給与引き上げを」 有識者懇談会(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1396.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 05 日 00:30:36:ieVyGVASbNhvI

 
<幹部公務員>「首相給与引き上げを」 有識者懇談会

 福田康夫官房長官の私的諮問機関「幹部公務員の給与に関する有識者懇談会」(塩野宏座長)は4日、年内にもまとめる報告書に首相給与(月額222万7000円)の引き上げを求める意見を盛り込むことを決めた。

 懇談会は、証券取引等監視委員会など14機関の委員長給与などについて「減給」を提言する予定だが、一部委員が「首相は国を代表する官職」などと「特例扱い」を強く主張したことから、「現行の給与水準は低すぎるという意見がある」と、報告書に書き込むことになった。

 首相給与引き上げは「激務に応じた報酬を」との理由からだが、小泉純一郎首相は2日の講演で日本人外交官殺害事件などの対応に追われた数日間を振り返り、「緊張と重圧から解き放たれることはない」と首相職の激務を訴えてみせた。とはいえ、給与カットを迫られる民間企業も少なくない中、「首相昇給」の提案が理解を得られるかは微妙なところ。ちなみに米大統領の年収は40万ドル(約4300万円)で、ボーナスを含む首相の年収4164万5000円が低すぎるかどうか論議を呼びそうだ。【平元英治】(毎日新聞)
[12月4日19時35分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000034-mai-pol
 
 
どの板に転載すればいいのか悩みましたが、「戦争板」がよさそうに思いましたのでこちらに転載します。

「首相給与引き上げ」。笑わせますね。まったく付き合いきれんです。

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問題のAFP記事は極めて重大な内容を含んでいます.(追加記事あり)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1430.html
投稿者 馬場英治 日時 2003 年 12 月 05 日 07:44:35:dcAX/x0KhXeNE

(回答先: 問題のAFP記事【日本人外交官2名がイラク援助会合に向かう途中、停車しているときに殺された】 投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 12 月 05 日 00:13:53)

佐藤雅彦さん,こんにちは.

ご指摘のAFPの記事は非常に重要な内容を含んでいると思います.熟読する必要があります.

奥さんと井ノ上さんが参加することになっていたティクリットの復興支援のための会合の場所
はなんと第4歩兵師団の本部そのものだったんですね.第4歩兵師団司令官のレイモンド・
オディアーノ少将はこの会合のオープニングで「開会の辞」さえ述べています!(記者は少将
がスピーチの中でこの事件に一言も触れなかったという奇妙な事実を指摘しています.)

米軍側の事件の描写が無茶苦茶な作り話であることはあらゆる物証から万人が認めざるを
得ないところだと思います.この事件はマクドナルド報道官によって,この会合の始まる前に
まさにその場所=第4歩兵師団本部で発表されています.外務省はそれを(イラクからの連
絡によれば)「事件は午後5時頃(日本時間の午後11時)に発生した」と強弁しています.
ほとんどロジック(頭?)が崩壊していると言うしかありません.怖くなってきましたね...

実はこの会合にはもう一つ奇妙なことがあって,私の見る限り国内の報道機関はまったくそ
のことに触れていないようですが,実は(この会合には)日本側からは殺害された2人を含め
総勢11人の外交官が出席することになっていた(現地に向っていた)という事実があります.
これは翌日の外務省での記者会見できっちり公表されています.下記の共同の英文記事を
ご参照ください.人民日報(英語版)もほぼ同様の内容を報じています.

被害者を除く残りの9人の日本人外交官はどこに消えてしまったのでしょう?本当のミステリ
ーです.もし岡本補佐官がこのような構図を(あらかじめ)知っていたとすれば,到底バグダッ
ドに足を向けることはできなかっただろうというのもうなづけます.9人の生者と3人の犠牲者
と,もちろん米軍の関係者すべては(もしかするとその犯行グループも),同じ時間にティクリ
ットにいたのですよ!(たかだか人口10万の小さな町です.)このような事実関係を踏まえて
あの写真を見ると,その奇怪さはもはや封じようもないほど赤裸々に迫り来るものがあります.

あまりぺらぺらしゃべるんじゃないよ!ですか?ということはすべてご存知だったという...
愚民党さん:あなたはもう縄に紙を結び舞台をしつらえて仕込みに入るしかありませんね.

People's Daily "Two Japanese diplomats killed in Iraq identified"
http://english.peopledaily.com.cn/200311/30/eng20031130_129328.shtml

KYODO NEWS http://home.kyodo.co.jp/
(共同の記事はアーカイブにありますが,メンバーでないとアクセスできません.)

Japan to fight terrorism, Iraq policy unchanged: official
TOKYO, Nov. 30, Kyodo - (EDS: UPDATING WITH IDENTITIES OF JAPANESE DIPLOMATS KILLED)
Foreign Minister Yoriko Kawaguchi said on Sunday that there is no change in Japan's policy on reconstruction work in Iraq, making the pledge after two Japanese diplomats were ambushed and killed in northern Iraq.

''There will be no change in Japan's policy on Iraq reconstruction,'' Kawaguchi told reporters on arrival at the Foreign Ministry to oversee the events in Iraq.

Kawaguchi said Prime Minister Junichiro Koizumi has been notified that the attack in Iraq, the first Japanese death toll since the start of the U.S.-led war in Iraq last March.

''Japan will continue to fight terrorism,'' Kawaguchi said.

Foreign Ministry officials, citing reports from Iraq, said the attack -- by small arms -- occurred near Tikrit, about 150 kilometers north of Baghdad, around 5 p.m. local time (11 p.m. Japan time).

The two diplomats killed were identified as Masamori Inoue, 30, a third secretary from the Japanese Embassy in Baghdad, and Katsuhiko Oku, 45, a counselor from the Japanese Embassy in London.

The two Japanese were riding in a black four-wheel drive vehicle that bears a Lebanon registration number. The driver of the car, a Middle Eastern man, was seriously injured.

In a news conference held early Sunday, ministry officials acknowledged that the two Japanese killed may be diplomats. None of the victims was identified.

Deputy Vice Foreign Minister Shinichi Kitajima said two Japanese diplomats who were scheduled to attend a meeting in Tikrit were missing.

Kitajima said the two were among 11 Japanese diplomats traveling to Tikrit for the meeting, a conference on reconstruction work in northern Iraq.

According to the Foreign Ministry, the Japanese Embassy in Baghdad was notified of the attack by the Coalition Provisional Authority (CPA).

In Baghdad, the U.S.-led CPA said the vehicle was a lightly bullet-proof car and was probably a Japanese diplomatic vehicle.

The Foreign ministry set up an emergency task force headed by Foreign Minister Yoriko Kawaguchi to handle the case. Kazunori Tanaka, parliamentary secretary for foreign affairs, will be sent to Iraq, possibly later Sunday, the ministry said.

While there is little information about the assailants, the al-Qaida terrorist network has warned that Japanese nationals would be targets of attack if Japan send troops to Iraq.

The Japanese government has indicated that it plans to send about 550 ground troops to southern Iraq early next year to take part in the U.S.-led reconstruction work.

Tikrit is the ancestral hometown of deposed Iraqi President Saddam Hussein and located in the violence-torn Sunni Triangle where the anti-American sentiment remains strong.

Ensuring air safety over the triangle is becoming an urgent task for the U.S. military. A U.S. military helicopter was shot down Nov. 7 near Tikrit, killing all six soldiers on board.

Recent attacks on the U.S.-led occupation forces and the latest episode involving the two Japanese nationals are troubling news to Japan which is preparing to send its Self-Defense Forces troops to Iraq to assist in Iraq's reconstruction efforts.

Meanwhile, seven Spanish intelligence agents were killed and an eighth injured Saturday evening in an ambush south of Baghdad, the Spanish Defense Ministry said.

Spanish Defense Minister Federico Trillo said in Madrid that the agents were ambushed by attackers who deployed rocket-propelled grenades and rifles on a highway near the Iraqi capital.

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今日のぼやき 2003.12.04
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1391.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 05 日 00:04:40:ieVyGVASbNhvI

 
副島隆彦事務所/アルルの男・ヒロシです。

外務省の奥克彦・参事官らがイラクのゲリラに殺害された事に関するニューズ報道をテレビでみていたのですが、この悲劇が政治的に利用され、自衛隊派遣に世論を持って行くように利用されないように監視しなければならないと思っています。フジテレビ/産経新聞は当初からそんな論調になっています。この件で、外務省出身の森本敏・拓殖大教授が、アメリカのあやつられ要員であることが分かってきた。毎日のようにテレビ出演し、自衛隊の派遣を訴えている。

この事件のニューズ報道を調べていくと、米軍が情報統制をしいているばかりか、この二人の外交官の事件捜査が米軍によって隠蔽された可能性も出てきました。当初の報道では、日本・外務省は、米軍の当初の発表と日本側が得た情報との食い違いを指摘し、「腑に落ちない」という発表をしていましたが、12月3日になって、「ほぼテロ」と断定しました。
この間の政府内のゴタゴタを見ていく限り、日本政府は「アメリカ側の発表を全面的に信用する」ということに決めたようだ。この事件にはいくつか不可解な点がある。

まず、事件発生当初に配信された「共同通信」のニューズ記事を貼り付ける。この記事は「日経新聞」にも掲載された。

(貼り付け開始)
「共同通信」(2003年11月30日)

血の海の中、最後のうめき 車体左側に無数の弾痕 
テロ示す目撃証言
 
【ティクリット(イラク北部)30日共同=上西川原淳】血の海となった車の中で、苦しそうにうめき声を上げる在英国大使館参事官の奥克彦さん(45)。助手席では、在イラク大使館書記官の井ノ上正盛さん(30)が左肩に弾丸を受け、既に息絶えていた−。イラク復興支援の最前線で奮闘していた日本人外交官二人が二十九日、志半ばで凶弾に倒れた。フセイン元大統領の出身地、北部ティクリット近くの襲撃現場に三十日入り、目撃者の証言を集めると、二人はテロの犠牲になった可能性が浮かび上がってきた。

 現場はティクリットの南十数キロにあるムカイシファ近くの幹線道路沿いだった。片側二車線の直線道路。視界を遮るものはほとんどなく、三百六十度地平線が見渡せるほど見通しがよい。
 道路脇の食料品スタンド店主、ハッサン・フセインさん(42)が発砲音を聞いたのは二十九日午後零時半(日本時間同六時半)すぎ。「バグダッド方向から走ってきた車がスタンドの手前で右に大きくカーブを切り、路肩を外れて六十メートルほど畑に鼻先を突っ込むようにして止まった。すぐ後ろから米軍の車列が通り過ぎていった」とフセインさん。

 奥参事官らの黒い四輪駆動車の車体左側には無数の弾痕。「ドアを開けたら前部座席に二人、後部座席に一人が血の海の中で倒れていた。一人はまだ息があり、苦しいうめき声を上げていた。助けようと思ったが何もできず、警察を呼んだ」とフセインさんは唇をかむ。畑に残った車の轍(わだち)の脇には、生々しい血痕が残っていた。

 駐留米軍や日本外務省は、奥参事官らが食料や水をスタンドで買うため、車を降りた後に襲撃されたとの情報があるとしているが、フセインさんの証言とは食い違う。
 現場のイラク人警察官にも話を聞いた。「所持金を含め、盗まれたものは何もない」と断言する。他の目撃者の話でも、奥参事官らの車が畑に突っ込んだ後、不審者が車に近づいた様子はない。

 警察官は「奥参事官は頭部と顔面に被弾しており、左の脇腹にも弾痕があったが、現場に着いたときにはまだ生きていた。井ノ上書記官と運転手は既に絶命し、手の施しようがなかった」と言って天を仰いだ後、「現場に薬きょうが落ちていなかったのはふに落ちない」と首をかしげた。
 井ノ上書記官の両手は肩口のところまで上がったような状態で死後硬直していたという。
(了) 
「共同通信」11/30

(貼り付け終わり)
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq3/news/1201-53.html

そのほか、日本のマスコミでも、二人の乗った車が脇道にそれて轍を作っている写真が報道されたが、肝心の二人の乗ったランドクルーザーはいまだ日本側に返却されていない。同じ日にテロ攻撃を受けたと見られる、韓国の民間人のケースでは遺体も、車もすぐに返却されている。また、イラク人の目撃者が証言したと言われる米軍の車列についても疑問は解消されていない。そうこうするうちに、新たな目撃証言が現れた。そして、日本政府は、事件捜査をCIAに丸投げするという事が報道された。自国の外交官が不可解な死を遂げたにもかかわらず、専門調査団を派遣しない姿勢は不可解である。当初は二人のパスポートは米軍によって地元の部族長がもっているのを確認した上で、返却を要請したという報道があったが、外務省の逢沢副大臣の説明では、もとから米軍が回収したことになっている。

(貼り付け開始)
共同通信(2003年12月3日)

4駆車含む3、4台並走 日本人外交官殺害事件
 【バグダッド3日共同】イラクの日本人外交官殺害事件で、奥克彦参事官(45)らの車両は、並走していた4輪駆動車など3、4台の車に分乗した武装グループに襲撃されたことが2日、新たな現場目撃者の話で分かった。
 武装グループの車両は参事官らの軽防弾4輪駆動車を取り囲み身動きできなくした上で、左側の追い越し車線から自動小銃を乱射したとみられ、奥参事官らの車を狙い撃ちにした犯行の可能性が強まった。
 事件を目撃したのは、イラク北部のティクリット南方10数キロのムカイシファの現場に近い幹線道路路肩で清掃作業中だったファド・サタル氏(19)や、現場車線の反対側の畑で農作業をしていたラード・マハムード氏(26)ら。
 マハムード氏によると、11月29日正午から午後1時ごろの間、銃声が聞こえた。「数100メートル先の幹線道路の方向を見ると、白っぽい4駆車と白のトヨタ製乗用車など4、5台の車列の最後尾に奥参事官らの車両とみられる黒色の4駆車が走行していた。白っぽい4駆車などは発砲を続けていた」という。サタル氏の目撃証言もラード氏らの証言内容と一致している。(共同通信)
[12月3日9時36分更新]
共同通信(2003年12月3日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000026-kyodo-int

米、CIA動員し徹底捜査 日本人外交官殺害事件
 【ワシントン3日共同】イラクの日本人外交官殺害事件で、米政府は米中央情報局(CIA)などを動員、犯人グループ特定に向けた徹底捜査に乗り出した。米政府高官が2日、共同通信に明らかにした。
 事件を調べている米軍主体の連合軍暫定当局(CPA)が、米国の同盟国である日本と韓国、スペインの3カ国を計画的に狙った連続テロとの見方を強めたためで、捜査に全力を挙げている。
 CPA当局は、日韓とスペインが11月29日から30日にかけた同じ時期に襲撃、殺害されたことや、日本人外交官と韓国人技術者が事件当時に乗っていた車が一般のイラク人が所有している車種でないことに着目。犯行グループが、米国と親交のある外国人と分かって追跡したとみている。
 同高官は「犯行グループは特定できていない」とする一方で「CIAや米軍、国務省を動員、事件の真相を究明するため徹底した捜査を実施している」と述べ、事件に関する情報は日本政府に逐一報告していることを明らかにした。(共同通信)
[12月3日18時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000165-kyodo-int
共同通信(2003年12月3日)

「読売新聞」電子版

2外交官殺害、政府「テロの心証」強める

 政府は3日、イラクで奥克彦駐英参事官と井ノ上正盛駐イラク3等書記官が殺害された事件について、テロとの見方を固めた。

 福田官房長官は3日の記者会見で、事件がテロであった可能性について、「その見方は強いのではないか」との考えを改めて示した。

 また逢沢一郎外務副大臣は記者会見で、「(現場の状況などを)総合的に考えると、単なる物盗りではないという強い心証を得られつつある」と述べ、強盗目的などではないテロとの見方を明らかにした。

 逢沢氏はその理由として、<1>2人のパスポートやキャッシュカード、現金などが現場に残され、イラク駐留米軍に回収された<2>2人が乗った車の左側面やフロントガラス、後部などに計30発前後の弾痕が残されている――などを上げた。

 ただ、犯人が2人を日本人または日本大使館関係者と認識していたかどうかについては、「断定できる材料はない」と述べ、無差別テロだった可能性もあるとの考えを示した。

 また、新たな事実として、事件のあった29日の午前11時に2人が在イラク日本大使館と電話連絡していたことを明らかにした。

「読売新聞」電子版
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000407-yom-pol

(貼り付け終わり)

このように、12月3日に至り、今までの疑問に対する回答は提示されないまま、政府は8日から9日にかけて、自衛隊派遣の閣議決定を行う方針だ。「テロに屈するな」というコトバですべてがかき消された。唯一、事件を米軍の誤射だと主張していたテレビ朝日も4日になって沈黙した。

疑問点を整理すると次のようになる。

1,犯行時間をふくめ、証言が5時間も食い違い
2,スペイン、韓国の襲撃事件とは違い、被害を受けた車が一切公開されていない
3,すぐ痕に米軍車両が通ったのなら、犯人グループは挟まれる格好で大使館の車を追走していたことになるのに、米軍はこの犯行グループをまったく把握していない
4,警察への連絡、病院への搬送が遅い
5,最初から日本人二名は死亡と報道されていた
6,最初の政府調査団が出向き徹底調査の姿勢から、見守るという方針転換。日本政府にどんな情報がもたらされて急展開したのか
7,なぜパスポートだけを部族長が持っていたのか(その後、また日本の発表が変わった。部族長の名前すら不明である)
8、スペインの事件では犯行声明が出ているが日本の事件では出ていない

事件が、日本をコーナーに追い込もうとした米軍の謀略であるかどうかはともかくとして、日本マスコミを使ってアメリカが、煮え切られない日本国民をたきつけようとしている。我々は、このチープな演出と情報統制に騙されてはいけないのである。 (12月4日記)

(以下略。エンセン)

http://www.soejima.to/boyaki/diary.cgi

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はまちさんへ:サウジの王子待ち伏せ「テロ」で暗殺。【Jihadunspun】
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1384.html
投稿者 Sちゃん 日時 2003 年 12 月 04 日 23:45:17:4kC3WMVanvmFc

以前、どこも報じないと云うことで空耳に投稿されてましたが
やっと載りました。Jihadunspun ですが
テロに””が付いてるので日本語でも「」付きで


Jihadunspun
http://www.jihadunspun.net/
http://www.jihadunspun.net/intheatre_internal.php?article=85805&list=/home.php&

Saudi Prince Shot Dead In “Terror” Ambush
Dec 03, 2003
Source: Gulf Daily

Editors Note: It is interesting that there has been no reference whatsoever to this “terror” act in Western press. It is unlikely that this is an Al-Qaida operation for mainstream press misses no opportunity to attribute ever violent act to the group and it would most likely be on every major news channel as a way of peddling the false propaganda that Al-Qaida targets Muslims. This style of killing has all of the earmarks of a CIA assassination and follows recent speculation that the CIA and Mossad are active in destabilizing operations inside the Kingdom.

A Saudi prince was ambushed and killed by suspected Islamic extremists while hunting gazelles in the Algerian desert. Talal bin Abdulaziz Al Rashid was shot and killed during the night of Thursday to Friday in a confrontation in which nine people were killed and several injured, Algerian newspapers said.

Al Rashid was described as a wealthy businessman and the editor of the Saudi illustrated magazine Fawasel. He was part of a group of several Saudis accompanied by Algerian security forces that had been hunting rare desert species such as gazelles and great bustards for several weeks. The hunters' convoy of four-wheel drive vehicles was ambushed in the Djelfa region, 250km south of Algiers. Three Saudis and four Algerians were taken hostage and later rescued unharmed about 40km away in an operation by security forces, the El Khabar daily said.

Officials neither confirmed nor denied the reports.
Le Soir d'Algerie said the Saudi government sent a special aircraft to Algiers on Friday to take back the prince's body.

The newspapers said the attack was probably carried out by members of the largest Islamic extremist movement in Algeria, the Salafist Group for Preaching and Combat (GSPC), which in September claimed its allegiance to Al Qaida.


--------------参照書き込み------------------
サウジの王子、殺人事件。ただし、だれも、語らないので、空耳に
http://www.asyura2.com/0311/bd32/msg/179.html
投稿者 はまち 日時 2003 年 11 月 30 日 09:38:11:rhFP/VPyFgrPk

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テロ防止法に初の違憲判断 ブッシュ政権に打撃も(共同通信) −「訓練や人的支援などを禁じる同法の条項はあいまいで、これに基づき刑事罰を問うのは違憲だ」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1364.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 04 日 21:46:04:eWn45SEFYZ1R.

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20031204/20031204a3520.html

【ロサンゼルス3日共同】米サンフランシスコ連邦高裁は3日、クルド人援助団体などが連邦政府を相手に起こした訴訟で、テロ活動への支援などを禁じる米国のテロ防止法の一部について「違憲」とする判決を下した。
 AP通信によると、連邦裁判所が同法に違憲判断を示したのは初めてで、幅広いテロ対策捜査の法的根拠に同法を用いるブッシュ政権に打撃となる可能性がある。
 米政府は、原告組織が支援するクルド人民会議(旧クルド労働者党=PKK)を非合法のテロ組織に指定しており、原告は支援活動の自由などを求め提訴していた。
 同高裁のプレガーソン裁判長は判決文で、テロ組織への「訓練や人的支援などを禁じる同法の条項はあいまいで、これに基づき刑事罰を問うのは違憲だ」と述べた。
            

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和平試案「ジュネーブ合意」にイスラエル国論が二分 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1354.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 04 日 21:27:24:Mo7ApAlflbQ6s


 【エルサレム=佐藤秀憲】パレスチナ紛争の解決を目指して、イスラエル在野勢力とパレスチナ自治政府からそれぞれ和平推進派が参加してまとめた和平試案「ジュネーブ合意」をめぐり、イスラエルの国論が二分している。

 シャロン政権が反発する一方で、暴力停止を求める国民世論を反映して、試案への支持率は上昇している。

 パウエル米国務長官は、試案をまとめたイスラエルのベイリン元法相とパレスチナ自治政府のアベドラボ元内閣相との会談に応じる意向を表明した。イスラエル政府は、オルメルト通産相が2日、パウエル長官の判断を「間違いだ」と批判するなど、いらだちを隠さない。

 イスラエル国内の報道を総合すると、シャロン首相は、ヨルダン川西岸やガザの孤立した入植地や無許可の仮入植地の一部から撤退する一方で、「分離フェンス」によってイスラエルとパレスチナを事実上分離することを構想している。最近、イスラエル政府が、仮入植地の部分的な合法化方針を打ち出しているのは、その布石と見られる。

 和平試案は、イスラエルは一部のユダヤ人入植地を除く西岸とガザ全域から撤退することを提案しており、シャロン首相の構想とまっこうからぶつかる。

 ただ、こうしたシャロン首相の強硬策については、イスラエル国内でも、パレスチナとの暴力の応酬をとめることができないとの懸念が出ている。それを裏付けるように、ジュネーブで発表された和平試案への関心は高く、イスラエル紙ハアレツ(1日付)の世論調査によると、試案の支持率は31%で、不支持率37%とほぼきっ抗している。

 パレスチナ自治政府側は、アラファト議長みずからが、和平試案への支持を表明している。

 試案への国際的な関心を追い風に、領土と和平の交換という枠組みを蘇生(そせい)させたいという期待感の表れだ。

(2003/12/3/22:20 読売新聞 無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031203id26.htm

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事件直前に発生した「韓国大使館員誘拐事件」で“次は日本の外交官や民間人を皆殺しにする”とのメッセージを米軍が情報秘匿! [浜田和幸氏:日刊ゲンダイ]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1329.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 04 日 17:44:21:Mo7ApAlflbQ6s


★ 国際政治学者浜田和幸氏の記事のなかの重要情報

「日刊ゲンダイ」(12月5日号)の2面記事より。

見出し:ドロ沼イラク戦争 米国の「情報操作」に各国が抗議 唯々諾々は小泉首相だけ

記事:
「<前略>
 実は、日本人外交官2人が犠牲になる直前に、複数の韓国大使館員がイラク人によって誘拐される事件が発生していた。幸い、こちらは交渉の末、解放された。とはいえ、韓国人外交官らはテロ組織から「次はアメリカに協力する日本の外交官や民間人を皆殺しにする。命が欲しければイラクから出ていけ。そのことをアメリカや日本に伝えろ」とメッセージを託されたという。
 同じことは、多数の軍人が犠牲になったイタリア人部隊にもあった。自爆テロが行われる2週間前に、ナシリアの元州知事を通じて攻撃予告が届いていた。問題はいずれの場合も、米軍がそのような重大情報を日本やイタリアに伝えなかったことである。
それを叱咤オーストラリアやイタリアの政府は米国政府に厳重な抗議を行っている。しかるに、小泉総理は相変わらず蚊帳の外に置かれたまま。
 果たして、これで日本とアメリカは真の同盟関係といえるのだろうか。」


★ 「日本の外交官や民間人を皆殺しにする」というメッセージの委託と米軍の情報握り潰しが事実でも米国政権に対して抗議をしないとしたら、日本政府は、米国の“奴隷管理代理人”であり、それに異議を唱えないメディアや諸政党は、“奴隷管理代理人の下請け”である。

 「韓国大使館員誘拐事件」→「日本人外交官殺害事件」→「韓国人技術者殺害銃撃事件」という流れを見ると、外交官殺害事件はけっこう凝ったシナリオに基づくもので、日本と韓国がうまく使われていると思われる。

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米軍(CPA)は奥参事官を見殺しにした!!  [日刊ゲンダイ12月5日より] − それでも事件の真相を追及せず自衛隊派兵を急ぐ“カス政府” − 
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1323.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 04 日 15:27:18:Mo7ApAlflbQ6s


「日刊ゲンダイ」(12月5日号)の1面と2面から、田岡俊次氏の「疑念のまとめ」を転載。


【記事内容より】

『軍事ジャーナリストの田岡俊次氏はこう言う。「米軍のおかしな点は5つあります。まず、連合軍暫定当局(CPA)が『事件発生は午後5時』と発表したこと。『水や食料を買うために道路脇の売店に寄ったところを撃たれた』と言ったこと。事件発生は昼頃だし、第1発見者の食料品店主が警察に通報して、警察と米軍が駆けつけているんです。なぜ、わざわざ違いことを発表するんでしょう。米軍は奥氏らのパスポートを地元の部族長から返したもらったと言っているが、これもおかしい。地元警察によると、現場には現金などの身の回り品はそのまま残っていて、米軍がランドクルーザーごと持ち帰っているんです。米軍が襲われたランドクルーザーを公開せず、返却してくれないのもおかしい。そして、事件後、日本大使館員が現場に行こうとすると『危ないからやめろ』と止めているんです」』


既知のことも多いが、「第1発見者の食料品店主が警察に通報して、警察と米軍が駆けつけているんです」とありながらのその後の対応に唖然としている。

『日本人外交官「遺体辱め」問題について [はまちさんへ]』( http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1249.html )で、


「近くで銃撃されたとされる韓国人技術者は、米陸軍第4師団の第21野戦病院に運び込まれて治療を受け、2名は救命されています。

外国人が攻撃を受けたときにそれを知った地元警察がどういう対応をするように指示されているかわかりませんが、統治権限者である米軍にまずは連絡するようになっているとは思っています。

連絡を受けた米軍は、なぜ、医薬品や医療機器が乏しいイラクの病院ではなく、医薬品や医療機器が充実し、なおかつ銃撃で受けた傷の治療に精通しているはずの第21野戦病院に運び込むよう指示しなかったのかという疑念を抱いています。

日本人外交官は米軍とは無関係に単独行動していたわけではなく、CPAが主催するティクリートの会議に向かっていたのです。
日本人らしきアジア人二人が銃撃にあったという連絡を受けて、会議に出席することになっている日本の外交官ではないかと思わなかったとしたら、米軍は、よほど気遣いができないか、情報管理がまったくなっていない組織だということになります」と書いたが、米軍は、「身の回り品はそのまま残っていて、米軍がランドクルーザーごと持ち帰っているんです」というのであれば二人のパスポートも見ているはずであり、二人が日本の外交官だと知りながら最善の救命策を取らなかったことになる。

※ 見出し一覧

一面:大見出し[小泉決断 自衛隊見殺し1000人派兵]

一面:中見出し[その疑惑は深まるばかり 外交官殺害事件に米軍の関与をなぜ追及しないのか]

一面:中見出し[内政お手上げのデタラメ首相の対米一辺倒外交の結末]

一面:小見出し[外交官2名の死に小泉首相の責任追及の声がなぜあがらないのか、フシギだ]


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小泉の醜聞?
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1322.html
投稿者 ビルダーバーグ 日時 2003 年 12 月 04 日 15:26:50:IlZ.tw68jQSZQ

 イラク派兵問題で、小泉と「刺し違える覚悟(?)」で投稿しまくっている木村二さんですが、ちらっと匂わせていた小泉のスキャンダル話を補足しておきましょう。
 真偽のほどは全く定かではありませんが、小泉の「婦女暴行未遂(?)事件」というのは、一部のマスコミ関係者の間では、随分以前からささやかれていた情報です。
 小泉が慶応大学生の時に、その種の事件を起こし、示談にはしたものの、大学にいられなくなって退学し、ロンドン大学に留学した、という話です。小生ももう、随分昔に、この話を聞きましたが、当時は小泉なぞさして注目される政治家でもなく、まさか、総理になるなとどは夢にも思いませんでしたので、「まあ、自民党の質の悪い代議士の中には、そんな奴もいるだろう」位に思い、さして気にも留めませんでした。小泉が総理に就任した後で、また、同じような話をある人から聞き、「そういえば随分、昔にも聞いたな」と思いました。具体性のある内容もなく、事実かどうか、全く分かりません。まあ、この情報を米国が掴んで、小泉を脅している、ということはないでしょう。(情報ぐらいはつかんでいるかもしれませんが)。
 そういえば、小泉家の出自は鹿児島だそうです。「てっぺん野郎」で石原(慎太郎)のルーツを詳細にフォローした佐野真一氏あたりが、この家の歴史をまとめてれないかしら。小泉の色々なパフォーマンスの”ルーツ”がよりはっきりするかも知れません。

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イラクの米脱走兵、1700人 <フランスの週刊誌>
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1298.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 04 日 11:23:08:PfNx5sWzYkpAE

http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=19036

アラビア語のIslamMemoの記事によると、フランスの週刊誌、ルカナール・アンシネ(正しい発音は不明)は、次のように報じた。

フランス情報機関の一人曰く、ペンタゴンがイラクでの米兵の死傷者と脱走兵の正確な数値を隠している、脱走兵数は1700人に達している。鷹派議員が恐れていることはアメリカのメディアが脱走兵の正確な数に関心を寄せることだ。

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3、4台で並走し襲撃か 外交官殺害、新たな目撃情報(産経新聞) −”CPA当局は犯行グループが米国と親交のある外国人と分かって追跡したとみている”
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1297.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 04 日 11:19:22:eWn45SEFYZ1R.

http://www.sankei.co.jp/news/031203/1203kok081.htm

イラクの日本人外交官殺害事件で、奥克彦参事官(45)らの車両は、並走していた四輪駆動車など3、4台の車に分乗した武装グループに襲撃されたことが2日、新たな現場目撃者の話で分かった。
 武装グループは参事官らの軽防弾四輪駆動車を3、4台の車で連携して威嚇する形で、追い抜きざまに左側の追い越し車線から自動小銃を乱射したとみられ、奥参事官らの車を狙い撃ちにした可能性が強まった。

 米政府高官は同日、共同通信に対し、米軍主体の連合軍暫定当局(CPA)が米同盟国である日本と韓国、スペインの3カ国を計画的に狙った連続テロとの見方を強め、米政府が中央情報局(CIA)などを動員、犯人グループ特定に向けた徹底捜査に乗り出したことを明らかにした。

 事件を目撃したのは、イラク北部のティクリート南方十数キロのムカイシファの現場近くで清掃作業や農作業をしていた複数のイラク市民。

 11月29日正午から午後1時ごろの間、銃声が聞こえ「数百メートル先の幹線道路の方向を見ると、白っぽい四駆車と白のトヨタ製乗用車など4、5台の車列の最後尾に奥参事官らの車両とみられる黒色の四駆車が走行していた。白っぽい四駆車などは発砲を続けていた」という。

 銃撃したとみられる四駆車などはその後、加速してティクリート方向に走り去った。参事官らの車両は被弾後、急に減速して蛇行を開始。最終的に幹線道路右側に外れ、牧草地に約60メートル突っ込んだところで停止した。地元警察官によると、奥参事官らの車は左側に約30発の自動小銃の弾を受けていた。

 CPA当局は日韓とスペインが11月29日から30日にかけた同じ時期に襲撃、殺害されたことや、日本人外交官と韓国人技術者が事件当時に乗っていた車が一般のイラク人が所有している車種でないことに着目。犯行グループが米国と親交のある外国人と分かって追跡したとみている。(共同)

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<外交官殺害>2人の遺体を警視庁が司法解剖へ(毎日新聞)(読売新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1265.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 04 日 02:59:35:ieVyGVASbNhvI

 
<外交官殺害>2人の遺体を警視庁が司法解剖へ

 奥克彦参事官と井ノ上正盛3等書記官の遺体は日本到着後、警視庁による司法解剖が行われることが分かった。遺体に弾丸が残っていれば、使用された銃の種類が特定される可能性がある。また、外務省は2人が事件当時乗っていた四輪駆動車の写真を現地米軍から入手。車体左側を中心に30発前後の弾痕が残っていたとされる。(毎日新聞)
[12月3日23時37分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00002112-mai-soci
 
 
 
2外交官殺害、警視庁が殺人容疑で司法解剖へ

 イラクでの日本人外交官殺害事件で警視庁は3日、奥克彦・駐英参事官(45)と井ノ上正盛・駐イラク3等書記官(30)の遺体が4日午後に日本に到着するのを受け、容疑者不詳のまま、殺人容疑で遺体を司法解剖する方針を決めた。

 警視庁は既に、銃撃を受け破損した4輪駆動車を撮影した写真を外交ルートを通じて入手、写真を鑑定して当時の状況を詳しく調べる。

 国外で日本人が殺人や強盗などの重大犯罪の被害に遭った際、容疑者の外国人に日本の刑法を適用できるよう規定した改正刑法が今年8月に施行されたことを受けての措置。(読売新聞)
[12月4日0時21分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000014-yom-soci

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日本の2外交官が買い物で車から出て襲撃された、というAFP記事が消滅した模様……
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1255.html
投稿者 証拠隠滅かな? 日時 2003 年 12 月 04 日 00:56:37:gpgFLgMFhHSsQ


フランスAFP通信が報じた「日本の2人の外交官がティクリットに行く道行きで
食品店で買い物しようとして止まったところで襲撃にあった」と米軍報道官が
語ったという重要な記事が、どうも削除されたようです。下記はその見出しと
リード部分ですが、この記事の全文をご存じの方はお知らせ下さい。
(ひょっとすると組織的な証拠隠滅かも……)

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Two Japanese diplomats killed as they stopped en route to Iraq aid meeting


? AFP/Jiji

TIKRIT, Iraq, (AFP) - Two Japanese diplomats killed in Iraq in a new blow to the US-led coalition were shot dead as they stopped at a food stall en route to Tikrit, Saddam Hussein's birthplace, where an aid conference was taking place, a US military spokesman said.
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上田札幌市長が派遣反対を表明「道新」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1223.html
投稿者 どさんこ 日時 2003 年 12 月 03 日 20:49:33:yhLXMcSQdrkJ2

上田札幌市長が派遣反対を表明  2003/12/03 09:00
 上田文雄札幌市長は二日、開会中の第四回定例市議会の代表質問で、自衛隊のイラク派遣について反対の考えを表明した。

 上田市長は「最近のイラク情勢は、日本の外交官が殺害されるなど相当緊迫していると言わざるをえない」とした上で、「駐屯地を抱える札幌の市長として、このような状況が続く中での自衛隊のイラク派遣には反対である」と述べた。

 地方自治体の首長で自衛隊イラク派遣に明確に反対を表明したのは異例のことで、高橋はるみ知事は一日の道議会で「慎重に判断されるべきもの」と述べるに止まっていた。

 上田市長は弁護士出身で、七月に示した施政方針では「戦争に反対する立場を国内外に示す」と述べていた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20031203&j=0023&k=200312035059

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<アフガン攻撃>「ブッシュを裁こう」ビデオ完成(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1182.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 03 日 16:08:40:ieVyGVASbNhvI

 
<アフガン攻撃>「ブッシュを裁こう」ビデオ完成

 米国によるアフガニスタン攻撃を国際法によって裁き、戦争犯罪として告発しようと、法律家や人権活動家が進める「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」(代表、前田朗・東京造形大教授ら)の取り組みを紹介するビデオ「ブッシュを裁こう」(35分)が完成した。大阪市の映画製作会社「マブイ・シネコープ」(06・6786・6485)がつくった。7月に東京であった“初公判”や、現地調査の様子などを盛り込み、国際法についても分かりやすく解説した内容になっている。

 法廷運動に参加した人たちや、ボランティアの若者に対するインタビュー、調査団がアフガニスタンで撮影した被害状況の映像などを収録。初公判では首都カブールの空襲被害者の遺族が、家族の悲惨な死の様子を証言しながら泣き出す姿などをとらえている。

 同法廷は、初公判で検事団(団長、土屋公献・元日弁連会長)が侵略の罪、民間人攻撃など戦争犯罪、人道に対する罪を指摘。フィリピン、大阪府枚方市など国内外で十数回の公聴会を開き、劣化ウラン弾被害などについて専門家らが証言している。今月14日に“判決”と勧告が発表される見通し。

 マブイ・シネコープはこれまでにも、沖縄の基地問題や米のイラク戦争反対運動をテーマにしたビデオ・映画作品などを手がけてきた。代表の木村修さん(55)は「アフガン攻撃に続き、イラク戦争が世界の反対にもかかわらず行われた。あきらめるのでなく、違法性を問い続ける意味でこうした運動が大事。“判決”の場面なしに裁判を映像作品にするのは難しかったが、自衛隊のイラク派兵が近づいているこの時期に完成したかった」と話している。4000円。【伊地知克介】(毎日新聞)
[12月3日15時44分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00001073-mai-soci

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ヒラリー米上院議員 権限移譲前倒し批判 産経新聞
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1132.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 03 日 04:42:02:ieVyGVASbNhvI

 
国際ニュース 更新日時 : 2003年12月03日(水)02:50


2003年12月03日(水)


ヒラリー米上院議員 権限移譲前倒し批判


大統領選照準?「出馬説」後押し
 【ワシントン=近藤豊和】クリントン前米大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員は一日、記者会見し、イラクの暫定政権に六月末までに権限を移譲し連合軍暫定当局(CPA)を解散するというブッシュ政権のスケジュールを批判し、米国のいっそう強力な関与や国連の役割拡大を主張。ホワイトハウスのライス補佐官(国家安全保障担当)に再考を促したことを明らかにした。

 ヒラリー議員の会見は、先月末にイラクとアフガニスタンを訪問したことを受けたもので、「(ブッシュ政権が)イラク暫定政権への権限移譲を前倒しし早めたことは危険なことだ。イラクの国情はまだその段階に達していない」と強調した。イラク人への早期権限移譲より、米国はイラクに強力に関与し続けた方が望ましいとの考えを示したものといえ、NBCテレビとのインタビューでは「イラクでは、より多くの軍警察や情報、民間の支援者、米国のより大きな駐留と影響力を必要としている」と明言した。

 会見ではまた、イラクの駐留米軍の規模について、三月のイラクへの攻撃開始前に、クリントン政権時に任命された当時の陸軍参謀総長のシンセキ氏が「数十万規模が必要になる」との見解を示したのに対し、ラムズフェルド国防長官らが「大げさな数字」と異論を唱えたことに言及。これは情勢の見誤りで、米軍将兵の駐留数不足が混乱をもたらしていると指摘した。

 国連の役割については「国連は早期にイラクでの活動に戻り、可能な限り国際社会が一致して取り組むことが必要だ」と訴えた。

 発言からはイラク問題に対する並々ならぬ決意がうかがえ、イラク問題で支持率を下げているブッシュ大統領が置かれた現状をにらんだものとの憶測もある。来年の大統領選の民主党候補が本命不在といわれる中で、いまだささやかれる「出馬説」を後押しする格好ともなっている。


http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20031203/KOKU-1203-03-02-50.html

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アルカーイダ、イラクに浸透 国連報告書 産経新聞
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1131.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 03 日 04:39:21:ieVyGVASbNhvI

 
国際ニュース 更新日時 : 2003年12月03日(水)02:50


2003年12月03日(水)


アルカーイダ、イラクに浸透 国連報告書


 【ニューヨーク=内畠嗣雅】国連安全保障理事会は一日、国際テロ組織アルカーイダが影響力を一段と拡大させ、イラク戦争後は特に同国を拠点として活動しつつあるとの最新報告書を発表した。イラクにおける米英軍などに対するテロ攻撃に関して、国連がアルカーイダの関与を公式文書で指摘するのはこれが初めて。
 報告書は、各国政府などから提出されたアルカーイダやタリバンに関する各種情報に基づいている。

 イラクに関し報告書は、米英など連合軍と戦う意思を持つテロリストにとって入国しやすく、アルカーイダを率いるウサマ・ビンラーディン氏を崇拝する者たちの「格好の集結地」と化していると指摘。アルカーイダが今後、生物・化学兵器を使用する可能性にも言及し、「(彼らは)兵器の使用をすでに決定している」とした。

 一方、国際社会がアルカーイダの資金源を断絶するため相当の取り組みをしているものの、「慈善団体」や麻薬密輸にかかわる犯罪組織を通じて引き続き資金が流入していると懸念を表明している。

http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20031203/KOKU-1203-02-02-50.html

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深層心理
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1113.html
投稿者 武田信弘 日時 2003 年 12 月 03 日 00:39:34:Gg2Nt935plL5Y

12月2日(火)午前10時過ぎに買い物へいく。定時に学校へ行く。定時に帰

宅。とても疲れている。
前から書こうと思っていたアメリカの深層心理みたいなものを書いてみる。深

層心理というと大げさだが、アメリカの指導層の色々な動きの背後にある動機

みたいなものについてだ。多分、一番大きいのが、マイクロソフトのビル・ゲ

イツに対する嫉妬だ。ウインドウズの成功は、マイクロソフトの実力と言うよ

りも、アメリカ政府と組んで、ウインドウズ、そして、インターネットを盗聴

装置として使うと言うビル・ゲイツの戦略に基づくものだ。その結果、ビル・ゲ

イツは世界一の富豪になった。その資産額は、古くからの富豪を凌ぐものにな

りつつある。政治家の何人かは、俺たちがあいつを担いであそこまで成功させ

たのに、利益はみんなあいつに行っている、と思っているはずだ。俺たちにも

、俺たちにこそ、利益を得る資格があると、彼らは思っているのだ。次に、エ

シュロンと結びついた盗聴システムの成功は、いわゆるインテリジェンス部門

において、アメリカの一人勝ち、または、アメリカのCIAなどの部門を頂点

にした世界の情報部門の万能性みたいな見たいな感覚を、その担当者、及び権

力中枢部にいる人間たちに感じさせているはずだ。過去5年ほどの間に、ほぼ世

界中で、盗聴法みたいなものが成立したはずだ。その背後にあるのは、世界中

に張り巡らされたアメリカを頂点とする情報システムだ。これがあるからこそ

、9−11のテロは実行可能だったはずだし、その後の、世界中の政府を対象

とした情報操作ができたはず。同時に、ロシアでのプーチン大統領の就任が、

アメリカを含めて多くの国で情報関係者の野心を駆り立てている。すでに、日

本では、知事選挙などに警察関係者が出ているし、知事にならなくても、副知

事待遇で警察関係者が自治体の行政組織の中枢を握りつつある。
しかし、こういった形で社会がうまくいくはずが無い。アメリカはこのままで

は、内部崩壊に向かうだろう。多分、早ければ、5,6年で。遅くても、10数

年で、世界の盟主としての地位を失うはずだ。もっとも、そのときの世界がど

んな状態になっているか、とても悲観的な予測しかできない。
できれば、この状態がよくないと、気がついてほしいものだ。

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CFR Interview:アメリカは国際社会の信頼を失っている [ブレジンスキー氏]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1101.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 02 日 23:18:50:Mo7ApAlflbQ6s


Brzezinski: America Lacks International Credibility


ズビグニューブレジンスキー
カーター政権 
国家安全保障問題担当
大統領補佐官   「ブッシュ政権の最近の政策路線、政策の実行の仕方、政策を説明する際に使用されるボキャブラリー、テロという特定の問題にばかりこだわる姿勢は、アメリカが本来世界で果たすべき役割を大きく損なってしまっている」。カーター政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官、ズビグニュー・ブレジンスキーは、アメリカは国際社会での信頼を失い、孤立していると現状を批判し、現政権はこれまでの路線を改める必要があると語った。「われわれに同意しないのは、われわれに反対しているのと同じだ」という前提で行動するのをワシントンは止め、穏健な外交を心がけ、知的な政策決定を可能とする信頼できる情報収集の枠組みを確立すべきだと指摘した。

  現在、ワシントンの戦略国際問題研究所の顧問を務め、新著「ザ・チョイス」を近く出版予定の同氏へのインタビューの一部(2003年11月17日)。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)


あなたは最近の演説で、「アメリカのパワーは歴史的にみても最高の極みに達しているものの、世界におけるアメリカの政治的立場は地に落ちている」と語っている。こうした矛盾はどうして起きたのか。

 アフガニスタン、イラクでの勝利を経て、世界規模での軍事展開能力を持つ唯一の国がアメリカであることが実証された。軍事力を信頼できる形でグローバルに展開できる国は他にはない。しかし、世論調査、諸外国政府の反応、アメリカ人ジャーナリストの外国からの報道など、いかなる指標をもてしても、今日のアメリカは国際的な信頼を失っている。世界におけるアメリカの政治的な立場はこれまでになく低下している。イラクが大量破壊兵器(WMD)を保有していると詳細に説明し、(これまでのところWMDが発見されていないために)、世界の他の諸国がアメリカに寄せていた信頼が失われてしまった。これはアメリカの世界での役割を大きく損なう深刻な事態である。

アメリカは孤立している、ひとり浮いてしまっているともあなたは語っている。この問題に取り組むために、あなたならブッシュ政権にどう助言するか。

 こうした不幸な状況を是正していくための措置は数多くある。大枠で、穏健さと超党派合意を旨とする外交政策へと立ち返ることが先決だ。現在のアメリカの外交政策は共和党内の極端な見解、つまりは、キリスト教原理主義といわゆるネオコンの戦略観に支配されている。

 これに加えて、外国政府との協議を深める必要がある。「われわれに同意しないのは、われわれに反対しているのと同じだ」という前提でものを考え、行動するのをやめなければならない。これは、コンセンサスを作る可能性を排除する自己破滅的なアプローチだ。第三に、情報機関の質を高める必要がある。最悪のケースのシナリオを基盤とする決定ではなく、知的な政策決定を可能とする信頼できる情報を提供できるようにすべきだ。これが実現すれば、友好的な諸国をはじめとする他の諸国も、再びわれわれの判断と分析を信頼して、彼らの政策の基盤にするようになるだろう。

なぜ、アメリカの情報機関はうまく機能しなくなったのか。

 私は情報機関の官僚・組織構造についての専門家ではないが、思いつくことを述べる。現在われわれが直面している脅威の性格がかつての脅威とは様変わりしていることが大きな理由だろう。かつては情報活動の対象が明確だった。相手は、全体主義の政権で、その脅威とは科学技術の進歩に基づく軍事力の拡大だった。

ソビエトのミサイルの脅威などのことか。

 そうだ。こうした脅威の性格ゆえに、米中央情報局(CIA)も、ソビエトの脅威の性格と規模をうまく分析できるようになった。だが、今日われわれが直面しているのは、より多面的で曖昧な脅威であり、人的諜報の重要性がこれまでになく高まっている。われわれは、人的諜報のネットワークも、それに必要な文化もうまく築いてこなかった。情報分析がうまくいかなかった第二の理由としては、そこに政治的圧力が存在したことを指摘できるだろう。イラクの脅威の性格と規模について政策決定者はかなり危機感に満ちた見方をしていたし、この二年間にわたって、こうした見方を裏付けるような情報を求める政治的圧力があったのは間違いないと私は思う。

イラクについて、あなたはイラク人に直ちに主権を委譲すべきだと発言している。ブッシュ政権も、来年の六月までにイラク人による主権を回復させると最近表明した。状況が前進したと考えてよいか。

 もちろん、前進とみなしてよいだろう。ただし、もっと早く主権をイラク人に委譲していれば、アメリカへの信頼も回復していただろうか。この面からいえば、すでにタイミングを失しているかもしれない。より早い段階でイラク人に主権を戻るように、私を含む、外部の専門家が現政権に提案したことがあるが、ブッシュ政権はこれを即座に拒絶した。

政府側が提案を拒絶した根拠は何だったのか。

 アメリカの管理体制が弱まる、というのが政府側の言い分だった。

あなたは民主党支持者だが、超党派外交の必要性も長く主張している。特定の民主党大統領候補のキャンペーンに参加するつもりはあるか。

  私は、国内政治をめぐっては常に民主党の立場を支持してきた。大統領次第で路線が変化する外交領域については、共和党の大統領候補を支持したこともある。つまり、一般的な立場としては超党派外交を支持しているが、特定の外交領域については、是々非々で判断している。共鳴できる見解を表明している民主党大統領候補もいるが、特定候補への私の立場を述べるのは控えたい。

 私が最近世論の場で発言をしたのは、アメリカの世界における役割について純粋に心配しているからだ。現政権の最近の政策路線、政策の実行の仕方、政策を説明する際に使用されるボキャブラリー、テロという特定の問題にばかりこだわる姿勢は、アメリカが本来世界で果たすべき役割を大きく損なってしまっていると考えている。これは危険な兆候だ。・・・


*各月のCFR Interview, Report, Transcript, Q&Aの一部(全文)は、翌月号のフォーリン・アフェアーズ日本語版に掲載されます。全文を読みたい方は日本語版をご購読ください。

Copyright 2003 by the Council on Foreign Relations, Inc. & Foreign Affairs, Japan


http://www.foreignaffairsj.co.jp/source/CFR-Interview/brzezinski.htm

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調査を米軍に委託する、小泉国家権力の空洞
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1098.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 02 日 23:12:16:ogcGl0q1DMbpk

日本外務省職員が銃殺され、その死体は米軍によってさらされた。
会津戦争で死者を侮辱した長州を、いまも会津の人々は許してはいない。

主権国家の調査権を放棄し、すべて調査を米軍に委託するという小泉国家権力の空洞はあまりに深い。
そこに国家の自律神経は、全面的に麻痺していると判断できる。
このような国家権力の存立が、これまで古代以来、日本に有していただろうか?

この国とはもはや日本ではない。
満州国である。

現在の日本の国是は「日本国憲法」である。
憲法とは法律の骨格である。

何故、自衛隊を世界戦場の場所であるイラクに派兵できるのか?
日本国の国是から、どう説明できるのか?

やはり現在の日本国とは満州国である。

もはや、満州国国家官僚と満州国-国会が、むなしくもながらく、50年間にわたってレトリック・ゲームを
してきた二重言語の終焉がきている。死に体の国家機構・・・・
ゆえに死に体の国家機構はアメリカUSAに、すりよっていくしかないのだ。

-------------------
二重スパイが殺害に関与か  7人殺害でスペイン紙
【マドリード=DPA時事】
スペイン紙ムンドは1日、イラク首都バグダット南方で11月29日に武装勢力の待ち伏せで殺害された7人の
スペイン情報機関要員は、イラク人の二重スパイに裏切られた可能性があると報じた。
スペイン情報機関筋が同紙に語ったことによれば、スペインが雇ったイラク人スパイは、スペイン側の動向をフセイン元大統領
機関に知らせていたとみられる。

スペイン国防省の暫定的な調査では、情報機関要員が分乗した2台の車両は、十分に準備されたわなに入り込んだとされる。
武装勢力側は最初の車に爆弾攻撃を仕掛けた後、2番目の車に銃撃を加えた。

------------------------朝日新聞2003/12・2朝刊

 これを読んですぐさま、CIA、イギリス情報部、モサドの仕組んだ罠であると、自分は判断した。
 
 インドからイベリア半島、北欧、ロシア、イングランド島、そうじてヨーロッパまでとは
 インド・ヨーロッパ語族といわれている。肌の色はすこし違うが、骨格は同形である。
 ヨーロッパからイスラエルからロシアからバルカン半島からスパイと戦争の犬たちは
 いくらでもイラクに入りこむことができる。
 
 そして世界民間軍事企業・雇兵・スナイパー狙撃屋はイラクで暗躍している。
 人を殺すことが彼らの快楽であり、仕事である。
 とくにアメリカUSAの民間軍事派兵企業にとってはイラクは純利益をかせぐ戦場である。
 
 戦争なしでは生きていけない戦争の犬・・・・

 ------------------------------
 
 12]〓T★B〓THE二等兵 03/09/29 2:10 uzttvhpqp/g
少しだけならお話をしましょう。
民間軍事企業は傭兵の組織として要請のあった国家・団体への人的支援をする組織です。
具体的にいうと純粋な戦力としてだけでなく戦術アドバイザーとして支援することもあります。
民間軍事企業の特徴は国家より自由に行動できるというところです。
結果として時には米国からの依頼もあるほどです。
しかし、民間企業ということもあり派遣された傭兵達は同じ企業に属していながら
お互いが敵側に雇われて殺しあうこともあります。
更に給料の良し悪しで裏切りもあると聞きます。
必要性については諸刃の剣のような性質もありますが、
人財が少ない反政府勢力にはかかせない存在となります。
これは反政府勢力の性質次第なのでなんとも言えませんが
圧政に苦しめられている人々がいるならば圧政を牽制する意味では価値はあります。
同時にテロ活動の支援をすることがあれば危険な存在ともなります。

http://war.dot.thebbs.jp/1064663073.html
--------------------

イラクとは2005年体制へのオリエンテーションの場所である。
2005年体制とは2050年までの国際秩序を基軸において規定する、それゆえの強列度情報戦争でもある。

スペインは何故、情報機関要員をイラクに送り込んだのか?
実戦で幹部を訓練するためである。
イラクにはフランス・ドイツ・ロシア・中国の情報機関要員も侵入していると自分は判断している。
彼らは工事現場の労働者や商人として日常をおくりながら、情報戦で暗躍している。
すべては2005年体制にむけた準備のためである。
イラクとは世界各国の情報機関幹部が実戦で訓練できる、演習場となっている。

満州国小泉総理大臣と川口外務相大臣はこうした、戦場へ満州国自衛隊を派兵しようとしている。

戦争とは身体が全面的に武装へと発動する行為であり、敵の防御力を壊滅し、敵身体と敵部隊を殲滅する行為である。
そこでは第1に精神的諸力が勝敗を決定する。
ゆえにこれまで大義なき道理なき戦争は敗退してきた。

米軍を攻撃しているのはゲリラ・パルチザン部隊である。
91年湾岸戦争と93年イラク侵略戦争を経験したイラク民衆の「怨」は、幾層にも形成された深部からの「怨」である。
ゆえに10年間にわたる戦争となる。

1、満州国自衛隊がイラクに部隊を派兵する大義も道義も欠落している。

2、日本外交官殺害を独自調査する腹と腰が、満州国政府には欠落している。
  命令した責任の重みから、満州国政府は逃亡している。

3、満州国政府は満州国国民への説明責任から逃亡している。

4、満州国自衛隊員の価値観は「流動」している。国是を命がけで防衛するという価値観が喪失している。
  満州国自衛隊は侵略軍を殲滅しにいくのではないから、価値観が混迷に投げ込まれている。
  満州国自衛隊は彼らの身近な家族を、戦争で防衛するために命をかけるという、命がけの精神がない。
  満州国自衛隊は米国とブッシュ大統領の世界戦略を勝利させるために、命をかけるという価値観がない。
  満州国自衛隊員に満州国政府は「何のためにイラクに行くのか?」その根源的な問いに、答えることはできない。
  満州国自衛隊は戦争に出兵するという基点を、おのれの身体に根付かせることができない。
           つまり根っこがない軍隊は、戦場においては、壊滅されてしまう。
  満州国自衛隊がイラクで遭遇するのは、おのれの全面的な身体が武装へと発動するのではなく
         「何故、おれはここにいるのだ?」という
         おのれの身体深部からの不断の問いに苦悶せざるをえない。
         
         満州国自衛隊が満州国防衛予算の来年度獲得だけのために、イラクに行くとしたら喜劇を
         とおりこした悲劇とならざるをえない。
         
5、イギリスとアメリカUSA侵略軍兵士は、道義と大義・正義を、おのれの身体深部において整合させることはできず、
         仕事として自分を納得させ、イラク民衆を銃殺している。
         
6、侵略軍とは根っこがない軍隊である。戦場とは建物が破壊され、自然が破壊され、人間身体が破壊され
         精神と魂が破壊される場所である。関係の総和としてある人間が破壊される場所である。
         根っこがない軍隊は戦場において疑心暗鬼となり、おのれの精神と魂を崩壊させていく。
         ここでおのれが場所において維持保守できるのは、軍隊において出世するという価値観だけである。
         しかし戦場における疑心暗鬼はおのれの身体深部からの問いに答えることが不可能の
         疑心暗鬼であるから、おのれの暗黒へと落下してしまう。
         おのれの精神をおのれの身体装置が治癒するという身体深部からの保守システムはウィルスにすでに
         犯されている。待っているのは荒廃だけである・・・・
         
7、満州国自衛隊が向かうのは荒廃の戦場である。戦争をするという死生観が欠落した部隊は
         国際社会の陰謀とわなに陥没する。
  


----------------------

日本国憲法

 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

---------------------

-------------------------------- 満州国防衛長官の二重言語と
                              国是レトリック・ゲームの終末 --------
                              
                 満州国とは日本国是をねじまげ、違法者たちによって造形された人口国家であり
                 表層をマスメディアと共同謀議によって生成されてきた国家。
                 すでに50年の歴史があり、再分配既得権同盟を上部において形成している。
                 日本に寄生しながら、この歪曲国家は、国際社会において「日本国」と
                 みずから名乗っている。仮想なるものが民衆を支配したSF形態として
                 注目されてきた。
                 共同謀議によって日々満州国は閣議決定され、行政・司法・法律捏造を支配し
                 既得権を反復的に分配する同盟が、いっさいをしきっている。
                 この満州国は日本国の最末端システム隣組に侵入している。
                 
                 国際社会において、この満州国を是認しているのが、アメリカUSAである。
                 アメリカUSAの50年にわたる支えによって、かろうじて成立してきた
                 構造は同時にアメリカUSAなしでは、その触手システムが瓦解する。
                 
                 
                 
                       
15.12.2
(1116〜1135)

石破長官会見概要

 

1 発表事項
 今朝、10時から閣議がございました。当庁案件はございません。その後、閣僚懇談会に入りまして、足利銀行をめぐる問題、今回の外交官の殉職について各閣僚からの御発言がございました。私からは発言を致しておりません。それぞれの御発言の内容につきまして、私から申し上げることは適当ではないと思いますので、それぞれの閣僚が属しておられる省庁における記者会見において、それぞれお尋ねがあるかと思います。
2 質疑応答

Q:  外交官の殉職事件を受けて、自衛隊の派遣に慎重論が出ておりますけれども、隊員を派遣する場合の安全確保というのが大きな課題になってくると思いますけれども、現時点で大臣のお考えとして、陸上自衛隊の早期派遣の必要性に関するお考え方についてお変わりがないのかどうかお伺いいたします。
A:  早期派遣するかどうかについての判断は、政府全体として行うものですから私が防衛庁長官として早期派遣するべしとか、そうではないとかいうことを申し上げる立場にはございません。
 しかしながら、安全確保というものをどのように行うのかということにつきましては、平素からあらゆる角度より検討しておることであります。今回の事件というものは誠に痛ましいものであり、その殉職された外交官の方々の志しの高さ、そしてまた行ってこられた行動の尊さというものについて、私は言葉の限りを尽くしてでもそれを称えたいと思っていますけれども、そのこととは別に、我々として平素より安全確保に対する政策についてあらゆる角度から検討しているわけでございます。そのことを最終的な御判断をいただく際の私どもの知見として申し上げるということでございます。したがいまして、その上で派遣の時期、あるいは行動の態様について政府として決定があるものと考えております。

Q:  今の安全確保の中で、今回の事案というのが一つの参考になると思うのですけれども、車両が銃撃された場合の対応について、大臣はどのように対処すべきだとお考えでしょうか。
A:  一つの痛ましい教訓という言い方の方が、私は適当ではないかと思っております。もちろんそういうような襲撃が実際に起こったわけです。安全確保を考える際にあらゆる角度からということを先程お答えいたしました。当然、いろいろなケースが起こり得ます。今回のことも実際にどういう状況で襲撃をされたかということについて現在確たる情報があるわけではありませんけれども、いろいろな話しがございます。止まって食料品店を出る時にという話があったり、後ろから来た車が併走して銃を撃ったという情報があったり、いろいろな情報がございます。それに対して、どのような安全確保策を講じるのかということは、今回のことも痛ましい教訓として当然我々の考慮の中には入るということです。具体的にどうなのだということについてお答えはいたしかねます。

Q:  本日、自民党の部会で最終的にとりまとめが行われて、その中で政府は国民に対する説明責任を徹底的に果たせというような取りまとめがあったのですが、政府は我々は説明しているという意識があるのかもしれませんけれども、受け手の方はやはりまだ説明責任が足りないという声がとても強かったのですが、こうした意見に対して大臣はどのようにお考えですか。
A:  それは、説明した側が十分説明したではないかと言っても受け取られる側が十分ではないとお思いであれば、その目的を達したことにはならないと私は思います。今後とも、誠意を尽くして説明責任を果たしていかなければいけない。一人でも多くの議員の方、そして主権者である国民の方々に御理解を頂くべく今後とも全力を尽くしていく責任が、私も含めて政府に課せられていると思っています。

Q:  今日の閣僚懇談会で、総理の方から自衛隊の派遣問題ついて触れたというお話しでしたが、具体的にはどういうお話しだったのでしょうか。
A:  今の御質問にも関連することですけれども、なぜ派遣をしなければならないのか、それはそういう決断をなさった際にということだと私は理解しておりますけれども、日本がどういうような責任を果たさねばならないのかということについて、きちんと説明をするというような御趣旨だったと思います。

Q:  それは記者会見で説明をするということでしょうか。
A:  それは聞いておりません。私が申し上げたことが、総理の御発言とぴったり符合するかどうかということは、私は責任をもって申し上げることではないと思っています。しかしながら、説明はきちんとしなければならないという総理のお気持ちは、私は痛いほど感じたということです。

Q:  外務省の逢沢副大臣が、在外公館の警備ついて自衛隊の活用を検討するというような発言をなさったようですけれども、防衛庁としてこれについての対応はいかがでしょうか。
A:  それは、外務省がどうお考えになるかということを受けてからでないと、防衛庁として何を外務省が望んでおられるのかということについてのお答えはできないということだと私は思っています。つまり、一般的には在外公館の警備というものは相互主義に基づきまして、例えば日本であれば、日本にある在外公館は我々の治安当局が警備を行っているということであります。それは皆さん方もよくご存じのとおりです。私どもは海外に置いております在外公館も先程申し上げておりますように相互主義の原則に基づいて向こうの治安当局が警備をしているということであります。今回のイラクというものをどのように考えればいいのか、それは何を外務省が私どもに求めておられるのか、そしてまた相互主義というものが今回ストレートに当てはまるわけでは当然ないわけであります。そのようなことの議論というのは以前、ペルーの大使館占拠事件の時も、あるいは昨年の新陽総領事館の事案の時も議論になったことでございます。そのようなことをわが国の法体系、あるいは相互主義、そしてイラクというものをどう考えるか、そして実力組織というものを派遣するということをどのように評価するのか、そして在外公館の警護というものが、どれだけ果たされるのか等々いろいろな観点から検討してみることが私は必要だと思っています。しかし、その点において政府部内においてきちんとした論議をするということだと思っています。私どもとしてまだ逢沢副大臣がそのような御発言をなさったという全体の趣旨というものをよく承った上で、政府として考えていくべき問題だと思っています。

Q:  当然、検討していく中では自衛隊法の改正という切り口になるのか、イラク特措法の改正という切り口になるのか分かりませんけれども、いずれにしても法改正が必要になるでしょうし、また治安維持をするような要素も警護と言うことになれば出てくるわけで、かなりいろいろな課題があるのではないかと今の時点でも予想がつくのですが、そのへんについては広範な議論が必要とお考えでしょうか。
A:  その通りです。先ほど申し上げたように、我が国の法体系の中でどうなのか、もちろん在外公館の安全確保するということは国家的な課題であります。同時に、我が国は法治国家でございますし、先ほど申し上げました相互主義の問題もございます。そこをきちんと整理した上でなくては、私は自衛隊の行動というものを規定することはできないだろうと思います。それは逃げ腰であるということを申し上げているわけではございません。法治国家として、また主権国家としてどのように対応すべきかという基本論をきちんと抑えなければいけないということを申し上げたのです。

Q:  専門調査団の調査結果ですが、官邸の方には長官から報告されるのでしょうか。
A:  これは官邸の方から報告せよというような御下命があった場合には、報告をするのは当然でございます。ただ、従来から申し上げていますように専門調査団が、現地へ行きまして色々な状況を把握してまいりました。どのようなニーズがあるのか、そしてまた、我々にどのような能力があるのか、状況はどうであるのか、対応すべき能力はどうであるのかということもきちんとまとめて、お示しをするということが必要だと思っています。単に生のままの報告をそのまま申し上げるとすれば、それは政府全体の意思決定としてそれに資する十分なものだとは思っていませんので、そのような評価、分析、対応というものまで、一連のセットとして、御説明をするということであります。

Q:  官邸の方からまだ報告の要請というのはまだきていないのですか。
A:  はい。

Q:  官房長官が昨日の会見で今日、明日中に報告があるだろうとおっしゃって、昨日の夜、官房長官と防衛庁長官がお会いになってお話しをしたという報道もあるのですが、それについてはいかがでしょうか。
A:  それついては、官房長官、あるいは官邸から、もちろん色々な日程の都合もあるでしょうし、色々な政治スケジュール等々もあると思います。官邸の方から説明せよというお話しがあれば、我々として私としてきちんとした御説明する用意があるということでございます。しかしながら、そこにおいて、「この場合はどうだ。この場合はどうだ。」というようなことについて、きちんとお答えができなければ、それは私として責任を果たしたことになるとは思っていませんので、更に万全を期すために現在努力をしているということです。

Q:  昨夜お会いになったということについて、いかがですか。
A:  そのことも含めまして、会ったか会わなかったことを含みまして、お答えはいたしかねます。ただ、政府部内において意思の疎通を図るということの重要性は申し上げるまでもございません。

Q:  調査結果をきちんと答えられるレベルにするために後いかほど時間が必要でしょうか。
A:  これは報告を受けて私の方から「この場合、この場合、この場合。」と申し上げて、そしてまたその回答を頂いて、またあれば「この場合。」ということで、これでも100%ということはあり得ないわけです。ただ、現状では私として大体自分が考えられる限りの問題点とか疑問というもの、実際に行動する場合については、提示したつもりでありますので、概成したというような感覚を私自身は持っております。

Q:  すでに今の段階で呼ばれて、答えるだけの準備はできたと捉えていいのですか。
A:  私どもとして、土曜、日曜を返上し、昼夜その作業を行っております。私自身として概ねそのような段階にあるのではないかと思っていますが、より安全を期するべく作業を続けているということです。

Q:  政府全体あるいは国会の閉会中審査の話も、与野党の協議の中で出てきておりまして、そこで何を扱うかということで、イラク問題、自衛隊派遣という問題もありますし、また外交官が亡くなった事件のこともあり、非常に複雑な状況になってきていると思いますが、そろそろ早く決めた方がよいというような意見が本日の部会でも矢のように出ておりまして、はっきりさせないとだめだということですが、これが説明責任の話につながってきているものと思います。もちろん政府全体で決めることは判っていますが、政府の中で有力な立場におられる1人として、イラクへの早期派遣について、改めてどのようにお考えですか。
A:  これは政府全体として判断すべきものであり、私ども防衛庁の立場として時期を早くするとか、遅らせるべきだとかということを申し上げる立場にあるとは思いません。それはそういうものであります。しかし、先ほども申し上げていますように、支援の必要性につきましては総理もおっしゃり、また先般も申し上げましたが、外務省からそのようなパンフレットも出ているわけであります。政府として派遣の必要性、日本として責任を果たさなければならないのです。しかし、それをやる時に、法に基づいて非戦闘地域で活動するということ、安全配慮義務を履行するということは当然のことでございます。私どもとしては最も心しなければならないことは、その安全配慮義務ということをどのように尽くしたのかということについて、最新の情報に基づき、全力を尽くして御説明をする点であると思います。それを踏まえてどのように判断をするかいうことを、繰り返しになりますが、政府全体の問題です。

Q:  近々に判断が出されるというふうにお考えですか。
A:  それは私としてお答えする立場にはありません。政府全体としてどう考えるかという問題です。私どもは安全配慮義務をいかにして尽くすかということ、そしてどのようなニーズがあり、対応できる能力があるのかという点について、きちんとした責任を果たすというのが我々の立場です。

Q:  現段階で100%安全ということはないという話ですが、現段階でできる限りの配慮義務を尽くすと、対処能力によって責任を果たすというところまできているとお考えですか。

A:  世の中に100%というのはなく、完全というものはあり得ないということは御指摘の通りだと思います。あらゆる予測、可能性というものを使った上で、ここまではできるということは申し上げられます。それが100%かと言われれば、世の中には100%はないというのは極めて一般通則的なことを申し上げているわけです。
Q:  ですから今やっているのは、現段階の中で防衛庁、政府として今できる限りの対策はとれたというふうにお考えですか。

A:  それは権限そして能力、装備ということをいつも私は申し上げておきます。権限の面において、能力の面において、そしてまた装備の面において、私としてここまではできるということ、逆に言えばその安全配慮義務が果たされたと評価されないことはできないということにつながるわけです。そういう意味でここまではできるということについて、私の中で整理はついていると思います。

以上

長官会見概要

http://www.jda.go.jp/
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「韓国人襲撃は抵抗勢力の送電塔破壊企図」 [朝鮮日報]【どうして韓国人電気技師の車だとわかったの?】
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1095.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 02 日 22:49:25:Mo7ApAlflbQ6s


 在イラク韓国大使館の孫世周(ソン・セジュ)大使代理は2日、韓国企業の職員に対するイラク抵抗勢力による銃撃事件と関連、「オム電気所属の技術者らは送電線鉄塔の復旧工事に携わっていた。抵抗勢力がイラク治安を不安定化させるため、送電線鉄塔を破壊することが多かったとのことから、サボタージュ(sabotage:破壊行為)の側面があったとみるべきだ」と述べた。

 中東地域の専門家としてバグダッドに赴任して6カ月足らずの孫大使代理は同日午後、本紙との電話インタビューでこのように述べたうえで、「しかし、韓国がイラク抵抗勢力の標的になったと断定するのは時期尚早」と述べた。

 また、「韓国の技術者らが事故に遭った(北部)ティクリットに向かうため、米軍側と協議中だ。経過を見極めたうえで、死亡者の遺体と負傷者をなるべく早く安全にソウルに送るよう努力する」とし、「負傷者(李サンウォン・イムジェソクさん)の状態は回復に向かっているというが、直接確認するのが急務」と伝えた。

 孫大使代理はイラクの治安状況について、「最近になって、外交官や外国民間人に対する攻撃が増えているが、韓国大使館や韓国同胞をターゲットにした追加的脅威はまだない」とし、「11月29日夜から抵抗勢力に対する米軍側の大規模撲滅作戦で54人が射殺されるなど、抵抗勢力の死傷者が60人を超えているとの話がある」とした。

 一方、政府はすでに今月1日、任洪宰(イム・ホンジェ)在イラク大使をバグダッドに派遣、孫大使代理と業務を分担し、同胞に対する多角的な安全対策を講じていると伝えられた。

権景福(クォン・ギョンボク)記者 kkb@chosun.com

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/12/02/20031202000091.html


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金賢姫さん姿消す 大韓機事件に関心高まり
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1074.html
投稿者 【共同通信記事】 日時 2003 年 12 月 02 日 20:14:33:0yrvm9erKatEg


記事の中のこのあたりの記述についてご存じの方、フォローお願いします。

>韓国のテレビ局が事件の疑問点を指摘するドキュメンタリー番組を放送。>また事件が仕組まれたものだったとする小説が出版され、
>当時の捜査員たちが訴訟を起こすなどしており


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000162-kyodo-int

金賢姫さん姿消す 大韓機事件に関心高まり

【ソウル2日共同】韓国の通信社、聯合ニュースは2日、北朝鮮の元工作員で1987年に大韓航空機爆破事件を起こした金賢姫さん(41)とその家族が、先月中旬から姿を消していると報じた。韓国では最近同事件への関心が再び高まっており、聯合ニュースは、金さん一家はこれが負担になり行方をくらましたとの見方を伝えた。

金さんは90年3月に死刑判決が確定したが、政府の特別措置で執行を免除された。97年12月に元国家安全企画部(現在の国家情報院)職員だった男性と結婚、2児をもうけた。

しかし最近、韓国のテレビ局が事件の疑問点を指摘するドキュメンタリー番組を放送。また事件が仕組まれたものだったとする小説が出版され、
当時の捜査員たちが訴訟を起こすなどしており、金さんに真相究明を求める声が高まっている。


(共同通信)[12月2日17時59分更新]--------------------------------

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日本人2人の死体の動画にフセインの2人の息子の死に顔がダブル、不気味な連想。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1070.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 02 日 19:37:05:CjMHiEP28ibKM

日本人2人の死体の動画にフセインの2人の息子の死に顔がダブル、不気味な連想。

もしも、これが「見せしめ」だとしたら、と考えてしまう。

というのは、2人はともに、元レバノン大使、天木直人と同じように、イラク「戦争」への疑問を表明していたらしいからである。

奥は、外務省の記録に残る通信で、「テロ」への疑問、イラク人のやることではないとの現地の声を伝えていた。

天木直人の「反乱」は、解雇で鎮圧されたが、今度の2人は、殺され、死体の映像までが、世界中に、ばらまかれたのである。

これが、アメリカ軍、CIA、モサドの仕事だとしたら、実に不気味で、悪魔的である。

しかも、日本の権力筋は、大手メディアも含めて、アメリカ側の報告の矛盾を突き、回答を求める努力を放棄しているのである。

こいるれも、実に不気味である。不潔である。

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■日本人外交官殺害に重大な疑惑/2人はアメリカ軍に殺られたのではないかという見方
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1068.html
投稿者 【日刊ゲンダイから部分転載】 日時 2003 年 12 月 02 日 19:19:01:0PZAYTBi1VrEw

■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2003年12月 3日号(平日毎日発行)
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

※本日配信の『日刊ゲンダイ Dailymail(有料版)』より一部の記事を抜粋して配信
させていただいております。記事全文を読みたいお客様は有料版をお申し込みくださ
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◆◇ Today's Head Line
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_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Business _/_/_/

日本人外交官殺害に重大な疑惑
なぜ現場にいたイラク人目撃者の証言と
駐留米軍の発表がこれほど極端に違っているのか
2人はアメリカ軍に殺られたのではないかという見方

■ 地上デジタル放送スタート 麻生総務相「経済効果200兆円」の大ブロシキ
■ ただ泣くだけ 無能・外務省に任せていたら第2第3の犠牲者が必ず出る
■ 道路公団 近藤総裁もう腰砕け
■ 718億円が消えた あしぎん株マネーゲームの結末
■ スペイン国民の8割がイラク派兵に反対
■ 【話題の焦点】
・ 女房にわが子を殺されたくなければ働きに出せ
■ 【ビジネス&企業News】
・ 〈富士通〉異例の「見せしめ人事」 役員2人を懲戒処分
・ 〈ダイエー〉福岡事業再建計画成立へ 債権放棄240億円
・ 知ってる?「名古屋嬢」ファッションがブレーク!
・ 〈ソニー〉社債で2500億円を調達へ 半導体と液晶に投資

──[ 連 載 記 事 ]──
▼ 【この会社の人と事件(笹子勝哉)】
三井住友建設「合併は白紙還元」の声が出る混乱 ──
▼ 【兜町プロの目(山ノ上武士)】
需給相場から業績相場に入った
外国人は着々と優良株を仕込んでいる ──
▼ 【意外にオイシイ株主優待】
〈昭栄〉優待はお米券。1部上場記念で配当もアップ ──
▼ 【うわさの真偽】
・ シ烈な値引き競争 ──
・ 乱高下の裏で…… ──
▼ 【ロト6出目予想】
「14・15」はOKなのに「40」はダメ!? ──
▼ 【サラリーマンワイド】
《職業移動時代》元サラリーマンが選んだもうひとつの人生
“毎日新聞記者”から“ファイナンシャル・プランナー(FP)”に ──
▼ 【恐怖の自腹覆面取材!! 友里征耶の行っていい店わるい店】
この店も過大評価だ「ロンフウフォン」(2) ──


_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Sports _/_/_/

巨人のボロ選手集めは問題だが
それより深刻なのは松井や鳥谷に逃げられたこと
倍のゼニ用意しても「ウン」といわれないのはなぜかをよく考えた方がいい

⇒ 年俸更改情報
・ 〈巨人〉堀内監督に代わって勝ち組負け組がハッキリ
・ 〈阪神〉優勝のご祝儀なしに赤星1億円にも満足感なし
⇒ 大リーグ情報
・ 松井稼頭央が入団していいチーム、悪いチーム
⇒ 従来の3倍と報じられた大リーグの日本の放送権交渉はどうなっているのか
⇒ 2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)特集

⇒ 連載《どこよりも早い人事情報》
・ “地元の利”生かして東尾元西武監督が王監督の後釜を狙っている
⇒ 連載《代表、海外組、Jリーグ、toto…日本サッカー八方ふさがり》
・ 海外移籍組の巻
⇒ 連載《藤井誠の体感スイングレッスン(多摩ヒルズゴルフコース所属)》
・ クラブを持たずに回転の感覚を身につけよう
⇒ 連載《タフに生きたい 健康トラの巻》
・ 話題の「ダイナミックライフゾーン」を体験ルポ
自分では気付かない“体のゆがみ”が2000円でわかる!!
⇒ 連載《あの人は今こうしている》
・ ロッテ、巨人の投手だった 三宅 宗源さん(44歳)
⇒ 美術館をオープンして芸術家を気取っていたが…
フリーライター惨殺事件で「片岡鶴太郎」の名前が出てきた背景
⇒ 【本格女優へ】染五郎との別離がキッカケで大化けしそうな寺島しのぶ
⇒ 【男断ち】名前も曲も知らない演歌歌手、水森かおりが紅白出場を決めるまで
⇒ 【ビジネス】1歳の孫までCMに引っ張り出す梅宮辰夫のたくましさ


_/_/_/ Today's Topics _/_/_/

≫ 「日本軍は強いんだ」石原都知事、イラク・テロで放言
≫ エエッ! オウムの爆弾娘・菊地直子がホステスしていた
≫ 日テレ 今度はニュース番組でヤラセ
≫ 《大阪・天王寺公園》青空カラオケに戒告書
≫ 井川遥とネプチューン・ホリケンが熱中だと


─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ 日本人外交官殺害に重大な疑惑
■ なぜ現場にいたイラク人目撃者の証言と
■ 駐留米軍の発表がこれほど極端に違っているのか
■ 2人はアメリカ軍に殺られたのではないかという見方
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車中へ襲撃されたという目撃者、道路脇の売店に
立ち寄ったところを襲われたという駐留米軍。
細部にわたって検証すると、謎と疑惑はこれだけある
--------------------------------------------------

◆ 誤認なのか意図的なのかは分からぬが恐らくそれが真相 ◆

 29日、イラク北部のティクリットで起きた日本人外交官2人の殺害事件に重大疑
惑が出てきた。奥克彦参事官(45)、井ノ上正盛三等書記官(30)はいったい誰
に殺されたのかという疑問だ。殺害状況には2説ある。
 まずイラク駐留米軍の発表だ。「奥参事官らは売店で走行中の車を止め、食料と飲
料水を買った際に銃撃を受けた」というもの。これだとテロリストか強盗が“待ち伏
せ”か“追跡”して襲撃したことになる。
 もうひとつはチグリス警察署の説明である。
「外交官ら3人が乗った黒の4輪駆動車は片道2車線の幹線道路を時速100キロで
走行中に、追走してきた犯人の車から銃撃を受け、道路からそれて畑の中に突っ込ん
だ。外交官の車の左側には29発の弾痕があった。畑の土の轍にはブレーキ、アクセ
ル痕はなく、運転手は車線を外れた時には致命傷を負っていたとみられる」
 この食い違う2説はどっちが正しいのか。現場に居合わせた道路脇の食料品店の店
主(42)はこう証言している。
「バグダッド方向から来た車が店の手前で右に大きくカーブを切り、路肩を外れて6
0メートル先の畑に突っ込むようにして止まった。ドアを開けたら3人が血の海の中
に倒れていた。1人はまだ息があり、苦しいうめき声を上げていた」
 この証言が事実だとすると、駐留米軍の「車から降りて食料品スタンドで撃たれた」
という説は成り立たない。
 そもそもこの幹線道路近くには証言した店主の食料品店以外はなかったし、奥参事
官らが銃撃に慌てて逃げたとしても轍からみて運転手はその時点で虫の息だったはず
だ。

◆ 「銃撃直後に米軍車列」の重大証言 ◆

 しかも、この店主の証言として共同通信が驚愕すべき内容を送っているのだ。「畑
に突っ込んだ車のすぐ後ろから米軍の車列が通り過ぎていった」
 この証言は重要だ。だだっ広い4車線の道路で銃撃があったのに米軍車両はそのま
ま通過したことになる。しかも、現地警察によれば、畑に突っ込んだ車や遺留品はす
べて米軍が回収してしまったという。また、外務省によれば紛失した奥参事官らのパ
スポートは後になって米軍が「地元有力者から取り返した」と言って返却したという。
 駐留米軍の発表内容は明らかに不自然。福田官房長官も「テロの可能性が強い」と
はっきりと断定はしていない。米国から情報を入手できる立場なのに、真相はモゴモ
ゴ言うだけである。米軍はなぜニセの事故情報を発表したのか。その目的は何か……。

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■ 地上デジタル放送スタート 麻生総務相「経済効果200兆円」の大ブロシキ
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▼ 欧米ではTV局が次々破綻 ▼

 テレビの地上デジタル放送がきのう(1日)の午前11時からスタート。麻生太郎
総務相は「約200兆円の経済波及効果が期待できる」とブチ上げたが、世の中、そ
れほど甘くはなさそうだ。
 総務省によると、200兆円は設備投資やテレビの買い替え需要、放送事業収入な
どによる波及効果を見込んだものというが、肝心の対応テレビの普及は今のところ約
30万台で、全世帯数の0.6%。電通の視聴者調査ではデジタル放送に「興味なし」
が54%にも及んだ。
 放送業界に詳しい経済ジャーナリストの岩波拓哉氏が言う。
「200兆円という数字は、全国に1億台以上あるといわれるアナログテレビの買い
替えが前提になっています。11年までに全国の放送がデジタル化され、現在のアナ
ログ放送は停止しますが、6万円程度のデジタルチューナーを接続すれば、今のテレ
ビでも見られます。20万円以上する対応テレビを買ってまでデジタル高画質、高音
質を楽しもうという熱心な視聴者がどれほどいるのか、疑問ですね」
 前出の調査によると、デジタル放送を見るかどうかは「様子を見て判断する」とい
う“消極派”が6割近くいた。

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2通りの説明文書…「痛かっただろうに」と外交官遺族 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1049.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 02 日 16:23:16:Mo7ApAlflbQ6s


 【ロンドン=飯塚恵子】イラクで殺害された奥克彦・駐英参事官(45)と井ノ上正盛・駐イラク3等書記官(30)の遺族らが1日夜(日本時間2日朝)、クウェートに搬送された遺体引き取りのため、ロンドンのヒースロー空港を出発した。

 「やはり、苦しんだのだろうか」――。

 ロンドンに向かう成田空港内の控室で、外務省幹部が、集まった遺族9人に事件の概要を説明した。無残な最期の様子に遺族らからは悲痛な声があがった。

 外務省側は、現時点では事件当時の状況が詳細に把握しきれていないことを告げたうえで、遺族らに2通りの説明を記した書類を配った。

 一つは、食料を買うために停車した際、奥、井ノ上両氏が銃撃され、2人とも即死したケース。もう一つは、井ノ上氏は即死したが、奥氏は病院に搬送されるまで息があった――とする説明だった。

 遺族らは「痛かっただろうに……」「長いこと苦しんだのだろうか」と悲しみにくれた様子だったという。

 遺族は、ヒースロー空港に到着した後、クウェート行き飛行機に乗り継ぐまで空港そばのホテルで数時間休憩した。関係者の話によると、この時は「皆の涙が止まらなくなってしまい、とても部外者が部屋にいられる状況でなかった」という。

 一方、外務省幹部には、先にクウェート入りし、2遺体に対面した外務省の田中政務官から2日未明に連絡が入った。奥参事官の遺体の損傷が特に激しく、政務官もショックを受けた様子だったという。

(2003/12/2/14:31 読売新聞 無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20031202i108.htm

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相変わらずの短絡思考なり。米英軍の撤退と国連管理を日本が要求すれば良いのだ。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1053.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 02 日 16:33:06:CjMHiEP28ibKM

(回答先: 軍事評論家神浦氏が日本大使館警護目的の自衛隊派遣or日本大使館の閉鎖を提言 投稿者 かめはめ波 日時 2003 年 12 月 02 日 15:22:13)

相変わらずのマニュアル型の短絡思考なり。米英軍の撤退と国連管理を日本が要求すれば良いのだ。

神浦上等兵は、自衛隊の経験があるあから、マニュアル型の知識はあるが、戦史までの学習は不足している。

私は、防衛大学校3期中退だが、半年はいて、ナポレオン戦史の授業を受けた。

以後は、独学だが、もともとの発送が違う。神浦上等兵は、バグダッド侵攻の際にも、市街戦になれば云々はしていたが、焦土作戦とかゲリラ戦への移行の予言はしなかった。

今は、ゲリラ戦を背景とする国際舞台での外交戦の時期なのである。

ヴェトナム戦争に範を取れば、パリ会談の提唱である。しかるべき主催国のフランスは、最初から、アメリカの独走を戒めていたのである。日本がウロウロしちょるかから、こげな事態になで立ち至って、大恥を掻いていつのである。しかし、まだ、挽回できる。

その世論形成のためにこそ、私は、この阿修羅戦争掲示板に通っているのである。

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12.02.14:50現在、イラク襲撃:外務省「米軍と警察の食い違い」「空白の5時間」調査中のみ。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1043.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 02 日 15:05:55:CjMHiEP28ibKM

12.02.14:50現在、外務省「米軍と警察の食い違い」「空白の5時間」調査中の回答のみ。

何をびくびくしちょるのか。

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イラク韓国人襲撃に関し転送歓迎情報あり。米企業名は推測だが周知の事実が基礎。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1039.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 12 月 02 日 14:17:10:CjMHiEP28ibKM

イラク韓国人襲撃に関し転送歓迎情報あり。米企業名は推測だが周知の事実が基礎。

---------- 引用ここから ----------
Subject: [pmn-ml 6131] 下請けや哀れ

 坂井貴司です。
 転送転載歓迎。
 
 11月30日、二人の日本人外交官がイラクで殺されました。テレビも新聞も大き
く報じています。その片隅に小さく「米国下請け企業勤務の韓国人二人が殺害」とあ
りました。
 
 私はこの小さな記事に悲哀感を感じます。日本と同様、厄介で危険な仕事を下請け
に押しつける構図が、イラクでも行われていると思ったからです。確認したわけでは
ありませんが、この下請け企業の親会社は、ベクテルかハリバートン、あるいはハー
ケンエネルギー社ではないかと思います。
 
 ブッシュ一族やラムズフェルド、チェイニーらネオコンたちと深い関係にあるこれ
らの企業は、イラクの「戦後復興」事業の多くを落札しました。道路や橋、石油施設、
港湾施設などの復旧事業を行っています。しかし、実際にその事業をイラクで行って
いるのは下請け企業ではないでしょうか。日本でも行われている「丸投げ」をやって
いるのではないでしょうか。ベクテルやハリバートンの重役たちは契約書のやりとり
だけで莫大な利益を手に入れ、実際の仕事を人件費の安い外国の下請け企業にやらせ
ているのではないかと思います。また、イラクの復旧事業の現場で働いているのは、
バングラディシュやパキスタンの出稼ぎ労働者であるという話も聞いています。
 
 劣悪な条件に甘んじる事が多い国際的下請け企業がイラクに存在します。
 
坂井貴司
福岡県柳川市
E-mail:donkobune@peg.megax.ne.jp
---------- 引用ここまで ----------

勧告の企業と日本の企業の関係も深い。生コン業界は、戦争前から進出の元・小野田セメント、韓国では今は太平洋セメントが牛耳っている。アメリカと韓国の中間には日本企業がいる。「外務省」も実は、その下請けである。

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「憲法破る恐れあるなら」派遣断念やむなし 宮沢元首相(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1031.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 02 日 12:56:36:eWn45SEFYZ1R.

http://www.asahi.com/politics/update/1202/005.html

宮沢喜一元首相は1日、日本人外交官殺害事件を受けて朝日新聞のインタビューに答え、イラクへの自衛隊派遣について、「戦闘が行われない地域にしか行けない憲法の条件が満たされないときは、結果として実現しないことになってもやむを得ない」と述べた。治安が悪化し、憲法が禁止する海外での武力行使を避けられなくなる可能性がある場合は、派遣見送りもやむを得ない、との考えを示したものだ。

 宮沢氏は、政府の派遣方針自体については、「事件があったから、自衛隊を出すことをやめるべきだとは考えない」と述べた。また、政府・与党内に「テロに屈するな」という論調がある点についても「極めて共感する」と語った。

 しかし、政府が派遣を検討しているイラク南部のサマワについても、「多くの人が安全だと言っても、現実に何も起こらないとは簡単に言えない」との認識を示し、「自衛隊が戦闘に巻き込まれれば応戦せざるをえない。それは憲法の想定したところではない」として、憲法上の制約や現地情勢を慎重に見極めるべきだとの考えを示した。

 また宮沢氏は、政府が派遣を断念する場合について、「米国も失望するだろうし、日本も面目を失うかもしれない。しかし憲法を破る結果があり得るならそこに突っ込むわけにはいかない」と語った。

 宮沢氏は首相として92年、国連平和維持活動協力法に基づいてカンボジアに自衛隊や文民警察官を派遣。93年5月、武装集団に襲われた文民警察官の高田晴行警部補が死亡する事件が起きた。今年10月、総選挙への立候補を断念、政界を引退した。

(12/02 08:58)

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外交官襲撃は「周到に準備」  米高官、テロとの認識 共同
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1027.html
投稿者 小耳 日時 2003 年 12 月 02 日 12:29:56:1UddCTsVwSrOw

外交官襲撃は「周到に準備」  米高官、テロとの認識
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003dec/02/K20031202MKB1Z100000024.html

 【ワシントン1日共同】イラクの日本人外交官殺害事件について、米政府高官は1日「(襲撃は)周到に準備されていた」と述べ、テロの可能性が極めて高いとの見解を示した。また、犠牲となった奥克彦参事官が連合軍暫定当局(CPA)と日本政府のパイプ役として「活動的だった」ことで標的とされた可能性を指摘した。

 事件の状況からこれまで、日本政府内でもテロの可能性が高いとの見方が出ていたが、米政府内でも同様の見方が強まっていることを示した発言といえる。

 別の米政府高官は事件について「犯人や犯行理由の結論は出ていない」としながらも、一連のテロで、フセイン元大統領に忠誠を尽くす残党と国際テロ組織アルカイダなど外国人テロリストが共闘する傾向を見せ始めており、今回の事件も両者の「結合」が排除できないとした。

 外国人を対象としたテロは「人々を脅して(イラクから)追い出す」ことが狙いとも分析。外国人は「(イラク復興に)より明りょうな形で携わっており、標的も増える」と事件の背景を説明した。

 バウチャー国務省報道官は1日の会見で奥参事官ら2人が「イラク復興に多大な貢献をした」と述べ、米政府としてあらためて弔意を表明。「なぜわれわれがイラクにいるのか、命をささげるほど重要な目的は何なのか、堅固な理解が(同盟国間に)ある」と述べ、事件にもかかわらず日本の自衛隊派遣に期待感を示した。

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「アル・カイーダ」テロはカーライルのテリトリーで起こされる Exposed: The Carlyle
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/993.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 12 月 02 日 06:45:03:oQGUNb5q8hjD.

「アル・カイーダ」テロはカーライルのテリトリーで実行される【Exposed: The Carlyle Group】

【Exposed: The Carlyle Group (映像ドキュメント)】
http://www.informationclearinghouse.info/article3995.htm

これで見れない場合は、”source file”をダウンロードすれば見れます。
始めの2分くらいはドイツ語で(ドイツ制作)その後は英語になります。
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このドキュメントは10月12日のサンデープロジェクトの内容で、私が報告した、
http://asyura2.com/0311/war41/msg/109.html

『また、911以降息を吹き返した軍需産業を売り上げグラフで示し、なかでも戦車などの特殊車両メーカーであるユナイテッド・ディフェンス社が97年にカーライル・グループに買収されて以降、急激な業績の伸びを示していることに絡んで、カーライルのブッシュ親子との関係や役員にジェームス・べーカー3世、メージャー元英首相、ラモス元フィリピン大統領が名を連ねていることも暴露していました。』

という部分のネタ元になっていると思われるもので、阿修羅のhttp://www.asyura.com/2002/bd17/msg/815.html【政界・産業界・国防を操って巨万の富を築くカーライルグループの闇】の内容を踏襲しているように思えます。

このあたりの情報として、レーガン政権時の国防長官だったフランク・カルーチが現在に至るカーライルの体質(軍産複合体企業を買収所有して投資効率を上げる)を作ったこと、また、現国務長官のコリン・パウエルも「関係者」と述べられています。

この「方針転換」のおかげでブッシュ選出に続く911にかこつけて、480億ドルの「装備刷新要求」が4000億ドルに膨れあがったこと、この会社の利益に反する議員には選挙に干渉すること、韓国の「IMF構造改革」はパパブッシュをフロントにしたカーライルの戦略だったことなどが淡々と暴露されています。

この作品で一番驚くのは、28分あたりから、

『911の前後にカーライルは、ワシントンDCのリッツ・カールトン・ホテル(インドネシアの爆弾テロのあったマリオットはカールトンの親会社!http://www.appleworld.com/expert_chain/ritzcarlton/rc_1.html )で年次の投資説明会を開いていたが(これは多くの情報で911当日のみとなっているものが多い)、ジョージ・ブッシュ・シニアは会合の後に、【911前日の夜に】中西部のどこかに向けて出掛けた。このドキュメントの司会者が後日会場にいた人物に聞いたところによると、GBシニアはカーライルのカルーチ、ジェームス・べーカー、デビッド・ルビンスタイン、シャフィク・ビンラーデンらの重役らと合流し、【同じ部屋で911の惨状をTVで見ていた】。』

という部分がある。これは司会者も”truely shocked”と言っている。
これは、ウォーレン・バフェットも一緒だったかもしれない。
【ワシントン・ポスト取締役のウォーレン・バフェットが03年9月11日にやっていたこと】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/125.html

これ以降、サウジの王室とカーライルの深い関係が語られ、湾岸戦争(91)当時破産しかけていたシティ・コープ(CIAのフロントと言われる)にサウジ王子の資金が5億9000万ドルつぎ込まれ、これを救ったというエピソードがあり、湾岸戦争はサウジの利益にかなうものでもあったことが述べられている。

このサウジとカーライルの関係では、WTCの犠牲者家族がサウジアラビアに対して起こした「一兆ドル起訴」のサウジ側の弁護団をジェームス・ベーカーの法律事務所が組織している理由が理解できる。

【A Legal Counterattack 】(WTC犠牲者家族の一兆ドル起訴の動き)
Saudis hire some of the toniest U.S. law firms to defend them against the landmark $1 trillion lawsuit on behalf of the victims of 9-11. So why is the plaintiff’s counsel ecstatic? Plus, new heat on radical imam (このlaw firmsはべーカーの法律事務所が仕切っている)

http://www.msnbc.com/news/901320.asp?cp1=1

また、インドネシアの爆弾テロに先立つサウジの首都リヤドでの「テロ」もヴィネル社の宿舎で起こっているが、この会社もカーライルの所有であると述べられている。

【リヤドの自爆攻撃は小型のWTCか】(ヴィネルが主役だった)
http://www.asyura.com/0304/war34/msg/292.html

このドキュメントを見ていると、アル・カイーダとされるテロはほぼ全てカーライルのテリトリーの中で「コントロール」されて起こっていると言えると思う。WTCの現場処理を担当した「コントロールド・デモリション」という会社もCIAと関係があるらしいし、全てはカーライルに集まる一定の利益集団のために「テロへの戦い」が自作自演で行われているように見える。

その他、阿修羅内参照

【カーライル・グループに関する情報  旧ブッシュ陣営の新しい戦い インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』から】
http://www.asyura.com/sora/hasan5/msg/919.html

【ケリー博士は、アメリカのフォート・デトリックにあたる英国のポートン・ダウンに深く関わる細菌戦の専門家だった。この機構の一部は民間となりカーライル・グループが関わっている。】
http://www.asyura.com/0306/war37/msg/338.html

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無防備の日本外交官を殺害したのは誰か-90年代バルカン戦争(ユーゴ内戦)からイラク戦争に暗躍する戦争の犬(スナイパー狙撃屋)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/965.html
投稿者 愚民党 日時 2003 年 12 月 02 日 02:00:58:ogcGl0q1DMbpk

自分が今回の日本外交官殺害の事件から感じたことです。

1、ティクリートでの会議を指定した「米英暫定占領当局(CPA)」と
 クウェートに本部がある人道援助組織とは、英米世界権力の別働隊である。

2、90年代バルカン戦争(ユーゴ内戦)で内戦を拡張するために
  暗躍した英米世界権力の機動軍たる戦争の犬-スナイパー狙撃屋が
  CIA、イギリス情報部。イスラエル情報部とも連携しながら
  イラク国内で殺人を展開している。

3、小泉総理大臣と川口外務大臣は世界権力の代理人である。

4、世界権力は日本外交官殺害事件を発動させ、日本国民の心理動向を
  現在、あらゆる角度から分析している。

5、「あの国に兵力を送っている国は、現地が危険な場所であることを
   認識している」
   この世界戦争長官ラムズフェルドの発言にすべてが集約されている。

   日本を恫喝しているのだ。
 
   自衛隊派兵に向けた、911世界戦争再編革命による、日本国民への
   「衝撃作戦」である。

   これが戦争の能力展開であると、ラムズフェルドは笑っているだろう・・・・

   現在のアメリカUSA国民は、自国の兵士が毎日戦死している報道になれてしまい
   無感知身体へと感覚心理コントロールされている。身体はシステムに同期化される。
   独裁体制に身体は適用化されてしまう。911とは全体主義システムの
   21世紀身体工場制度である。
   おそるべき国民操作である。

   911世界戦争再編計画とは全体システムが統合し全細胞システムが
   全面展開する地球規模の戦略である。

   アメリカUSA兵士の死体の山の上に、感謝祭のブッシュが電撃訪問。
   そのバクダットからのテレビを見ながら
   歓声をあげて家族と祝杯をあげるアメリカUSA国民の原光景・・・

   これこそ死者を踏みつける行為はない。

   英米世界権力はこうした光景へと日本国民を引き落とす準備を発動。
   無防備の日本外交官2名を、911世界再編戦争計画への引き出物として
   殺害したのである。

   これは英米世界権力がイラクに派兵された自衛隊を部隊ごと殲滅する
   前段階の心理戦争における準備である。

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バルカン半島を破滅に導くアメリカ
1999年7月12日  田中 宇

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 今年2月、パリにある在フランスのアメリカ大使公邸で、30歳代の男が2人、昼食のテーブルを囲んでいた。
 一人は、アメリカ政府のジェームズ・ルービン(James Rubin)、39歳。オルブライト国務長官の「秘蔵っ子」といわれ、ユーゴスラビア問題の担当をつとめている人物だ。

 そしてもう一人は、31歳のハシム・タチ(Hashim Thaci)。ユーゴのコソボ州で、独立を目指して戦っているゲリラ軍「コソボ解放軍」(KLA)の最高司令官である。

 2人は、直接理解し合える共通言語を持っていなかったので、通訳を介しての懇談だった。後に、この日の会談を報じたウォールストリート・ジャーナルの記事(有料版、6月29日付け)によると、この日のメインディッシュは、子羊の骨付きステーキであったという。

 ルービンがタチを昼食に誘ったのは、コソボ州で人々の支持を高めつつあったKLAに、ユーゴからの独立を目指すことをやめて、目標をユーゴ内の「自治」にとどめてもらえれば、アメリカが支援を惜しまない、という提案をするためだった。

 談笑する中で、タチがアメリカ映画のファンであることを知ったルービンは、「ハリウッドの友人に話をして、映画のキャストとして出演できるよう、取り計らってあげよう」と言った。

 タチが「私の役は、正義の味方ですか、それとも悪役?」と尋ねると、ルービンは、KLAが「独立」の目標を下ろしたら良い役をあげよう、という意味を込めて「まだ、分からないな」と、冗談めかして答えたという。

●「テロリスト」を味方につけたアメリカ

 ルービンは、しばらく前まで、タチと食卓を囲むことになるとは、想像もしていなかっただろう。ルービンはかつてKLAを「テロリスト」と呼んでいたからである。

 アメリカは昨年初めから、コソボ紛争を解決しようと動いていたが、最初はユーゴのミロシェビッチ大統領を説得して、コソボの自治を認めさせる方法を考えていた。そしてルービンは、ミロシェビッチとの会談で、KLAを「テロリストだ」と断定する発言をした。

 ところがミロシェビッチは、この発言を利用して、KLAの弾圧に乗り出した。コソボには、KLAを支持する人が多かったが、セルビア軍はKLA支持者とおぼしき人々も含めて攻撃したため、多くの死者が出ることになり、アメリカは急速にミロシェビッチを敵視するようになった。

 今年2月、パリ郊外のランブイエで、セルビア側とコソボ側の双方への、アメリカなどからの「最後の提案」がなされた。セルビアは、コソボの自治を認め、国連の平和維持軍がコソボに入る、という提案で、タチを含む双方の代表が出席した。だがアメリカが、途中から提案の内容を、コソボ側に有利なように変化させ、これにミロシェビッチが同意しなかったため、交渉は決裂し、3月25日からのNATO軍の空爆となった。

 ランブイエ会議の決裂は、ルービンとタチとの距離を、急速に縮めることになった。一時は「テロリスト」と呼んだゲリラ軍を、自分たちの地上軍として使うことで、空爆の効果を高めようとしたのだった。

 アメリカは、1992年のソマリア内戦に介入した際、アメリカ兵が何人か死んだだけで、国内に派兵への拒否反応が広がり、それ以来、地域紛争に地上軍を出しにくくなっていた。

 KLAを、米軍の手先として使うことには、一つの問題があった。KLAがコソボの独立を目標として掲げていたことである。アメリカをはじめとするNATO諸国は、コソボをセルビア国内の一つの地域としか考えておらず、KLAが掲げる独立は認めていなかった。

 タチは、ルービンに対して、コソボ独立を求めないことをしぶしぶ了解し、アメリカとKLAの密約が交わされた。

●空爆のポイントを教えたKLA

 コソボ国境に近いアルバニア北部の山中には、KLAの軍事訓練所が作られた。そこには、NATOの正規軍こそいなかったが、アメリカ、ヨーロッパ諸国、イスラエルから、「民間」の軍事訓練専門家たちが雇われて来ていた。KLAと同じ民族であるアルバニアの軍隊も、将校を派遣していた。

 KLAの軍事訓練や、武器調達に必要な資金は、出稼ぎなどで欧米に住んでいるアルバニア系の人々からの募金でまかなわれていた。KLAは、5000万−1億ドル(60億―120億円)もの軍資金を集めたと推定される。

 ルービンのタチに対する接近のしかたからみて、KLAが集めた金の中には、アメリカの政府筋の意志で、「民間」を装い、在米アルバニア人を経由して提供されたものが、かなり含まれていた可能性が強い。

 真偽のほどは不明だが、裏でジョージ・ソロスが資金援助していたとか、KLAは中央アジアからトルコ、ブルガリア、マケドニア、アルバニアを通って西欧に持ち込まれる麻薬密輸ルートに介在し、巨額の資金を作っていたとかいう情報もある。

 アルバニアは失業率が高いこともあり、巨額の資金は、多数の「志願兵」を呼び込む効果もあった。欧米在住のアルバニア系の人々も志願し、KLAは短期間に2万人の兵士を抱えるまでになった。

 KLAは、NATOの側からの非公式な軍事強化策を受けても、まだセルビア軍と互角に戦える力は持っていなかった。その代わりKLAは、セルビア軍のどの部隊が、どのように移動し、NATOの空爆から逃れるために、どこに潜んでいるか、といった状況を、アメリカに伝えてきた。そしてこれが、NATO空爆の攻撃先を決める際、役に立った。

 アメリカはKLA側に携帯電話をたくさん渡し、戦線の兵士が見聞きした、敵軍に関する情報を、アルバニア北部に作られたKLAの拠点に伝え、それをタチが一括してルービンに報告する、という情報ルートが作られた。

●クリントンからの電話がご褒美

 6月上旬、ミロシェビッチはコソボからの撤退に同意し、セルビア軍の代わりに、国連軍がコソボに駐屯し、秩序回復を進めていくことになった。

 それまで、NATO軍の非公式地上軍として機能してきたKLAは、正規の国連軍のコソボ進駐とともに、役割を終えることになった。そのためアメリカはKLAに、コソボの自治を実現してやることを条件に、武装解除して解散するよう、要請した。

 ところがKLAは、「われわれのNATOに対する協力は、自治の回復などという小さな報酬にしか値しないものではない。コソボは自治ではなく、独立しなければならない。KLAは解散せず、独立したコソボの正規軍として認知されるべきだ」と主張した。

 NATOの担当者とKLA側との交渉は暗礁に乗り上げ、再びルービンが呼び出され、アルバニア北部のKLAの軍事拠点に向かった。ルービンはタチと会い、再び2人だけで、何時間にもわたり、話し合った。

 ルービンは、KLAが武装解除と解散に応じるなら、いったんKLAが解散し、コソボの自治政府の選挙が終わり、国連軍が撤退するときになったら、KLAをコソボ自治政府の警察隊として、再編成することに協力しよう、と提案した。その時は、アメリカが組織作りや訓練に協力する、と約束した。

 そして、もしKLAが武装解除と解散に応じれば、コソボにはアメリカや西欧各国から、地域再建のための資金援助が入るという条件も、ちらつかせた。

 それらの条件をもらい、タチは再び、しぶしぶアメリカの提案に従った。昨年2月のご褒美は、ハリウッド映画への出演だったが、今度のご褒美は、クリントン大統領からの、感謝の電話だった。

 タチは、昨年のランブイエ会議の時、コソボにいるKLAの他の幹部たちと電話で相談するたびに、自分の意見が変わってしまうという、リーダーとしては優柔不断な姿を、欧米の外交官たちに見られている。そんな関係で、ルービンは、31歳という若さのタチを、政治経験の浅い若造だと思い、この程度の「ご褒美」で舞い上がると思ったのかもしれない。

●おそまつな武装解除

 こうして、国連軍が進駐したあと、KLAの武装解除が始まった。6月末から90日間に、KLAの兵士が持っているすべての武器を、回収することになった。

 ところが、KLAの武器が全部でどのくらいあるか、それが把握できていない。

 しかも、KLAの各部隊のリーダーの中には、欧米の報道機関の取材に対してさえ「武器は一部しか提出しない。残りは隠しておく」「男性は全員、1丁ずつの銃を保持する、というのが、われわれアルバニア人の伝統であり、その分は、武装解除の対象とはならない」などと述べている人がおり、KLAが完全に武装解除される可能性は、とても低い。

 しかも、そんなお粗末な状況であるにもかかわらず、国連軍の司令官は「KLAの武装解除は、順調に進んでいる」と発表している。まるで、KLAが武装解除する気がないのを知りながら、見て見ぬふりをしているかのようだ。

 そして、武装解除の進展がうやむやにされていく中で、KLAはコソボにおける事実上の行政権を持ち始めている。KLAは「コソボ暫定政府」という、今後のコソボの自治政府となる組織を設立したが、タチはその「首相」に自らを任命し、自分の腹心たちを、各種の「大臣」や、コソボ内の主要都市の「市長」に任命した。

 国連としては、これらの役職に就く人を、国連の監視のもとで選挙を行って決定しようと考えており、タチの「首相就任」を認めていない。

 そんな中、7月5日に国連は、フランスの保健大臣を、国連がコソボに派遣する行政の最高責任者として任命した。

 するとこれを受けて、タチは「誰がコソボを統治するか、という問題は、まだ結論が出ていない」との主張を発表した。これはつまり、国連側の出方によっては、KLAが国連の行政権を認めず、KLA自身の行政権を主張することだってありうる、という発言である。

 また、国連がコソボの独立を認めないなら、KLAはコソボにおける国連の存在を認めず、自分たちこそが政府であると主張するぞ、ということだ。そして、始まったばかりの武装解除も、最後まで進めるとは限らず、KLAが再び武装して山の中にこもることだってできる、と述べた。

●大アルバニア、大セルビア、大ブルガリア・・・

 アメリカ、NATO、国連はいずれも、コソボをセルビアから独立させるわけにはいかない、と考えている。もしコソボが独立したら、同じ民族である隣国アルバニアと統一しようとするだろう。(だからこそアルバニアは、国を挙げてKLAを支援してきた)

 そうなると、大きくなったアルバニアは、アルバニア系住民が住むもう一つの隣接地域である、マケドニアの西部の人々を焚き付けて、マケドニア本体から分離させ、大アルバニアに併合しようとするだろう。これは、マケドニアで殺し合いが始まることを意味している。

 アルバニアにとって、こうした「大アルバニア」の実現は、歴史的な悲願である。だが、バルカン半島の長い民族紛争の中で、現在より広い領土をかつて持っていた国は、アルバニアだけではない。

 かつて「大アルバニア」が存在していたように、「大ブルガリア」「大セルビア」「大マケドニア」などの悲願も、それぞれの国の民族的な記憶の中に、存在している。

 マケドニアの人々は、西半分の領土を奪われまいとして、アルバニア人と血みどろの戦いを始めるだろう。それは、南側のギリシャ北部に住むマケドニア人を、刺激することになる。

 そして、東隣のブルガリアは、この機に乗じて、東マケドニアは大ブルガリアの一部であるという、歴史的な主張を再発させるかもしれない・・・。これが、バルカン半島の悪夢といわれる、最悪のシナリオである。

 こうした悪夢を誘発せぬよう、アメリカや国連は、この地域の紛争に対して、「現状維持」が最善の状況であると決め、コソボの独立も認めないという方針を採っている。

 アメリカやNATO諸国にとっては、コソボの平和を維持することを目標に掲げて空爆を行い、ルービンはタチを説得して「独立」を思いとどまらせようとしたはずだ。

 だが実際には、空爆によって、コソボに住んでいた少数派のセルビア系住民は、ほとんど全員が難民と化してセルビアに追放され、2度と戻ってこれない状況になっている。

 かつてコソボは、アルバニア系とセルビア系が共存している地域だったが、NATO空爆は、この共存を維持するどころか、元に戻せないかたちで破壊してしまった。コソボにはアルバニア系住民しかいなくなり、独立に近づいた。

 ルービンはタチに、KLAが「自治州の警察隊」となることを提案した。だが、ギリシャなど周辺国は、「警察隊」であれ何であれ、KLAが存続すると、コソボ独立をめざす武装集団になるとして、その案に強く反対しており、国連がこのアメリカ案を認めることはなさそうだ。

 そして、「国際社会」がそんな論議を続けているうちに、コソボは、どんどん事実上の独立を勝ち取る方向に動いている。

 ルービンがタチに対して約束した「ハリウッド映画デビュー」の話が、まだ生きている約束なのかどうか、知らないが、タチはいつのまにか、そんな「ご褒美」より、はるかに魅力的な、「コソボ共和国」という独立国の最高指導者という地位を、獲得しようとしている。

 

http://tanakanews.com/990712kosovo.htm
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イラク警察、関与か・駐留米軍の司令官指摘(東京新聞) −「欧米の軍や外交官に対する攻撃に、米国で訓練を受けたイラク警察官と、民間人の通報者が関与している可能性」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/925.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 01 日 22:51:17:eWn45SEFYZ1R.

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031201/mng_____kok_____004.shtml

【アルアッバシーヤ(ティクリット南郊)=ハッセン・アブード】在イラク駐留米軍のサンチェス司令官は三十日、バグダッドで記者会見し、頻発する欧米の軍や外交官に対する攻撃に、米国で訓練を受けたイラク警察官と、民間人の通報者が関与している可能性がある、と述べた。米軍は在留軍の早期撤退を視野に、旧イラク治安勢力の再訓練を進めている。

 同司令官はまた、一連の攻撃に国際テロ組織アルカイダが関係している可能性があるものの、確定的な証拠はまだ見つかっていないとも述べた。

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日本外交官殺害事件:事件発生時刻を4時間もずらして発表した“米軍の作為”を問うべし [このまま前のめりになれば犠牲者の山が築かれる]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/923.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 01 日 22:49:25:Mo7ApAlflbQ6s


イラクで起きた日本外交官殺害事件は、「陰謀論」的に深読みしなくとも、陰謀の匂いが迫ってくるおぞましい事件である。

「それでも自衛隊をイラクに派兵する」のか、「だから自衛隊のイラク派兵を中止する」のかというレベルの問題ではなく、ブッシュ政権と“信頼関係”を築くことができるのかという“日米同盟”の在り方そのものに関わる問題を孕んだ事件である。

私自身は、事件の真相が明確になっていない現在、同盟国の外交官である二人の遺体をもてあそびTVカメラに撮影させたことに米軍やブッシュ政権の深い闇を感じ取っている。
そういう連中が引き起こした虐殺破壊戦争がアフガニスタン侵攻でありイラク侵攻だと考えたとき、その戦争の本質が否応なく見え、“誤爆”・“捕虜虐殺”・“コンテナ殺人”・“劣化ウラン弾使用”・“グァンタモナ監禁”など数々の暴虐が繰り返されたのも不思議ではなくなる。

「対テロ戦争」の目的が何かはさておき、勝利して目的を実現するという本来の戦争ではなく、“許容範囲”で無用の人殺しを行い、戦闘を通じてではなく嬲り殺しを好み、死者を辱めることに嬉々とする戦争を平然と行う(行わせる)連中が米軍を牛耳っているのである。

殺害された同盟国の外交官の遺体をもてあそび、その状態をTVカメラに収めさせるという“悪魔崇拝”的行為を見逃してはならない。
同盟国の外交官だったからあの程度の辱めで済んでいるのであり、“敵”であればどのような扱いをしているかは推して理解できることである。

日本政府そして日本国民は、こういう“悪魔崇拝”的な連中と政治的運命を共にするのかどうかという岐路に立たされているのである。
貿易や原油という経済的権益をあてにして米国と運命を共にするという判断が“国益論”として有効であるとしても、日本外交官の遺体を辱める連中がそのような優遇策を施してくれると期待するのは、幼稚な思考というより倒錯した思考である。

ブッシュ政権は、戦争目的を遂行するために、イラクの治安を日本を含む諸外国に委ねようとしている。自国の軍隊は、新たな事態に即応できる状態にすると同時にイラク反占領勢力の矢面に立たないで済むようにしたいのである。
日本の自衛隊など外国部隊がイラク反占領勢力と米軍の間に立つように企てている。
そして、戦争目的のために有効だと考えれば、“後ろ”から外国部隊を攻撃することさえ厭わないのが奴らである。

1万歩譲って主張したい。
どうしてもイラクに自衛隊を派兵するというのなら、今回の二人の外交官殺害事件の真相を明らかにするとともに、二人の遺体を辱めた責任者の処罰とブッシュ大統領の謝罪を勝ち取ってからにすべきである。

この過程を抜きにして自衛隊をイラクに派兵すれば、前からも後ろからも攻撃され、それでも「テロには屈しない」と叫び増派を行って、犠牲者の山を築くことになるだろう。

外交だから、「陰謀論」をブッシュ政権にぶつけろとは言わない。
今回の外交官殺害事件で明瞭にわかっている不審や疑念からぶつければいいことである。
まずは、遺体辱め問題とともに、米軍が事件発生時刻を4時間もずらして発表した作為から始めるべきである。

「外務省は米軍情報をもとに、襲撃された車は29日午後5時(日本時間同日午後11時)ごろ発見されたと発表した。だが、ディジュラ署の警官が住民からの通報で現場に駆けつけたのは、同日午後1時(同日午後7時)ごろ。
 奥氏らがバグダッドの日本大使館を午前10時ごろ出発したことは確認されており、約150キロ離れたティクリートまでは通常で2時間ほどの行程であることから、車は正午前後に襲撃されたと考える方が自然だ。
 ティクリートの病院関係者も午後2時前には2人が搬送されたと認めている。 」
(読売新聞「犯行の実像、いまだ不透明…2外交官殺害」:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031201id04.htm

この事件発生時刻の後ろへのずらしは、イコール日本側(在イラク大使館や外務省)への通報の遅れを伴うはずのものである。
米軍(CPA)は、外交官殺害事件を認知してから4時間近く、日本側になにも通報しなかったことになる。
昨日朝方に大騒ぎになった外交官殺害事件は、一昨日(土曜日)夜には大騒ぎになっていたはずの事件なのである。

そのような“失態”がなぜ起きたのか、そして、なぜ嘘の情報を流し続けたのかをブッシュ政権に説明させなければならない。
それを求めるのは、主権国家ではなく傀儡国家や植民地でも普通の対応である。

小泉政権がそれさえしないのであれば、一般家庭の親の責任さえ果たさないことになり、対米追随や売国奴という言葉さえ美辞麗句の賛辞となる。

普通の親の責任さえ果たせない政府が、自衛隊をイラクに派遣するのどうのということを口にすることは認められない。

※ 参照書き込み

『「ティクリート日本外交官殺害事件」を読み解く 【二人のパスポートを米軍が“回収”:二人の遺体の扱いに激怒し米国に抗議しない日本政府はカス未満!】』
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/814.html

『イラク非米軍対象攻撃問題:「何より深刻なのは“連合国”内部に情報提供者がいることである」 [フランス2ニュース]』
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/872.html

『イラクの現局面は大枠で米英政権のシナリオ通り [シジミさんへ]』
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/333.html


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奥参事官の外務省「イラク便り」最終号はなんと日髑伊ファシスト同盟の賞賛レポートだった
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/737.html
投稿者 外務省・省員近思録 日時 2003 年 11 月 30 日 12:08:58:O1SlqBa27G/7I

(回答先: Re: ぽちよ、あいかわらず聞きたい----主権国を侵略人民をジェノサイドし財産を奪っていながら、どっちがテロなの? 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 30 日 11:07:42)

(写真:ササーリ旅団の徽章)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031121a.jpg

外務省の奥参事官はイラク便り 第4部(平成15年11月1日〜)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/index_4.html
を外務省ウェブサイトに連載していたが、その最後の号は皮肉にも
いにしえの日独伊三国同盟を讃えるテイストになっていた。

奥参事官のつぎのような記述は、中曽根康弘大勲位のようにぬくぬくと
オフィスワークをしていて軍人利権のみを享受できた死にぞこない旧帝国軍人や
軍事オタクには香ばしいものかもしれないが・・・・
----------------------------------------
ササーリ旅団は第一時大戦中はクロアチアに展開し、第二次世界大戦ではローマの防衛にあたったとのことです。ササーリ旅団の徽章には、FORSA PARIS(ともに闘う)、SA VIDA PRO SA PATRIA(君の命を国のために)という言葉が掲げてあります。
----------------------------------------

いまどき日独伊三国同盟なんて跡形もないだろうけど、
スカル&ボンズに振り回されている米国と、髑髏(どくろ)結社の飼い犬として
尻尾を振る日本およびイタリアの、日髑伊3バカ同盟なら、あいかわらず暴れてるぞ。

思うに奥参事官って、外交センスのない奴だったんじゃないの?
こんな見境のない軍オタ記事が“辞世の句”のように残ってしまうというのは
みっともないことであった。

……外務省はこの記事を削除したりして。
みなさん、保存しておいたほうがいいかもよ。


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外務省:外務省案内 > 省員近思録
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/20031121.html

イラク便り
〜イタリアSassari旅団〜

在英国大使館 奥参事官
(CPAを通じた人的協力に参画中)

ナーシリーヤを県都とするジ・カール県はイタリア軍がルーマニア軍を従えてCamp White Horseに陣取っています。ここはイラクにおける主要な戦闘が終了してから、比較的早い時期にイタリアのGaribaldi旅団が駐屯していましたが、去る9月にSassari(ササーリ)旅団と交代しました。

ササーリ旅団は第一次世界大戦中の1915年に地中海に浮かぶサルディニア島の南北に展開する第151、第152の2つの連隊から結成されたそうです。案内してくれたCUCCU(クック)少佐も勿論、サルディニア島出身で、家族を島に残してのイラク勤務です。クックさんはボスニアに駐留していたところに、イラク赴任の命令が出て、4日間だけサルディニア島の家族の元に戻って、ナーシリーヤにやってきました。任期は1月下旬までの約4ヶ月です。

ササーリ旅団は第一時大戦中はクロアチアに展開し、第二次世界大戦ではローマの防衛にあたったとのことです。ササーリ旅団の徽章には、FORSA PARIS(ともに闘う)、SA VIDA PRO SA PATRIA(君の命を国のために)という言葉が掲げてあります。

12日に、伊軍警察Carabinieriの根拠地が自爆テロに見舞われ17名の仲間を失ったばかりですが、スターノ旅団長以下1500名のササーリ旅団は、ルーマニア軍とともにナーシリーヤでのパトロールを強化するなどして、今まで以上にイラクの復興に取り組んでいくそうです。

平成15年11月21日(金)

????

ササーリ旅団の徽章
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031121a.jpg
????
デマージ参謀長
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031121b.jpg

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奥参事官のあぶない遺言「イラクで起きているテロは到底イラク人のやることではない」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/735.html
投稿者 外務省・省員近思録 日時 2003 年 11 月 30 日 11:47:36:O1SlqBa27G/7I

(回答先: Re: 小泉首相「どのようなテロにも屈しない」 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 30 日 10:41:04)

(写真:爆破事件の現場。3階建ての一部が吹き飛ばされている。)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031113a.jpg

奥参事官は“内ゲバ”で始末されたのかも・・・

だってこの人、読みようによってはアメリカとシオニストの
偽装テロ工作の弱点をもろに抉っちゃってるもん。
奥参事官の疑問を突き詰めていけば、工作員の正体までも(以下略)
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これはテロとの闘いです。2001年9月11日にアメリカ人だけでなく多くの日本人もアル=カーイダのテロの犠牲になり、私たちはテロとの闘いを誓ったのですが、ここイラクでもテロリストの好きなままにさせるわけにはいきません。地元の人に尋ねてみると、確たる証拠はないのですが、このような民家に囲まれた場所に自爆テロを仕掛けるなどというのは、到底イラク人のやることではないと皆言います。
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外務省:トップページ > 外務省案内 > 省員近思録
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/20031113.html

イラク便り
〜テロとの闘いとは〜

在英国大使館 奥参事官
(CPAを通じた人的協力に参画中)

今日は、悲しいニュースが飛び込んできました。イラク南部のナーシリーヤに展開しているカラビニエリと呼ばれるイタリア国家警察部隊が使用している建物が自動車爆弾テロに襲われ、18名のイタリア人と9名のイラク人が犠牲になったというのです。
現場を見るために早速ナーシリーヤに向かいました。8月下旬の国連事務所爆破と同じ悲惨な光景に言葉がありませんでした。ここはかつて貿易省の地方事務所として使われていた建物だそうです。6月に初めて訪れたときには、カラビニエリの部隊をルーマニア兵が警護していて、CPAのナーシリーヤ本部はどこですか?と尋ねても英語を解さないルーマニア兵が身振り手振りで、日本が建設協力したナーシリーヤ総合病院の隣にあるCPA事務所を教えてくれたことを思い出します。
今ではイラクの警察組織も大分出来上がってきて、そろそろカラビニエリの出番も少なくなってきたことだと思います。軍隊と異なり、民衆に近いところで仕事をするカラビニエリだからこそ、町中を離れずに仕事にあたっていました。
巻き添えになったイラク人の無念さも想像を超えるものがあります。ユーフラテス河に架かる橋を渡ったところにあるこの事務所の前を偶々通りかかった学校帰りの女子中学生4名も尊い命をテロリストによって奪われてしまいました。
これはテロとの闘いです。2001年9月11日にアメリカ人だけでなく多くの日本人もアル=カーイダのテロの犠牲になり、私たちはテロとの闘いを誓ったのですが、ここイラクでもテロリストの好きなままにさせるわけにはいきません。地元の人に尋ねてみると、確たる証拠はないのですが、このような民家に囲まれた場所に自爆テロを仕掛けるなどというのは、到底イラク人のやることではないと皆言います。
犠牲になった尊い命から私たちが汲み取るべきは、テロとの闘いに屈しないと言う強い決意ではないでしょうか。テロは世界のどこでも起こりうるものです。テロリストの放逐は我々全員の課題なのです。

平成15年11月13日(木)
????

爆破事件の現場(3階建ての一部が吹き飛ばされている。)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031113a.jpg
????
犠牲になったイラク人の棺が運び出されたナーシリーヤ総合病院
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031113b.jpg

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外務省職員2人殺害 イラク・ティクリート付近で襲撃 (朝日新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/722.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 30 日 10:14:46:0iYhrg5rK5QpI

外務省職員2人殺害 イラク・ティクリート付近で襲撃

朝日新聞11月30日
http://www.ontimes.com/j_doc/


 イラク北部のティクリート付近で29日午後5時ごろ(日本時間午後11時ごろ)、バグダッドの日本大使館の所有とみられる乗用車が襲撃され、乗っていた、長期出張中の奥克彦・英国大使館参事官(45)と井ノ上正盛・イラク大使館書記官(29)が殺害された。川口外相が、米英の暫定占領当局(CPA)から連絡があったと発表した。レバノン人の運転手も意識不明の重体。外務省は30日未明、小泉首相の指示を受けて緊急対策本部を設置し、情報収集を急いでいる。川口外相は田中和徳大臣政務官を一両日中に現地に派遣する方針。3月のイラク戦争開始以降、イラク国内で日本人の死者が出たのは初めて。政府が近く基本計画の閣議決定を目指している自衛隊の派遣や、文民の要員派遣に大きな影響を与えるのは確実だ。

 これに先立ち外務省の北島信一官房長と堂道秀明中東アフリカ局長が30日午前6時すぎ、緊急に記者会見し、事件の発生を発表した。日本時間の30日午前0時40分ごろ、CPAからバグダッドの日本大使館に通報があったという。

 それによると、3人はレバノンに車両登録されている黒色の四輪駆動の軽防弾車に乗っていて襲われた。非政府組織(NGO)なども参加してティクリートで開催が予定されていた北イラクの復興支援関係の会議に向かっていたという。

 襲撃の詳しい状況は分からないが、外務省は「使用された武器は、対戦車砲などで狙われたのではなく、小火器である可能性が強い」と説明している。武装した警備員は同行していなかった。事件後、地域の住民が3人を病院に搬送した、という。

 外務省によると、バグダッドの日本大使館の日本人職員は、出張中の職員も含めて11人の態勢。

 ティクリートは、サダム・フセイン元大統領の出身地で、イラク戦争後もテロなどが頻発している地域。襲撃事件が起きたのは、その南方10〜15キロの地点という。

(11/30 09:49)

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米軍はイラクのレジスタンスに対して「無制限で激しく徹底的で全面的な」戦術を採用した
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1048.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 12 月 02 日 16:18:40:FnBfYmHiv1JFs

●World Sociallist Web Site(WSWS:世界社会主義者ウェブサイト)という、
 はっきりと一定の政治的立場を標榜する人々のウェブサイトが出している記事
 なのですが、情勢分析には有用なので紹介しておきます。


●WSWSウェブサイトが12月1日づけで「米軍はイラクのレジスタンスに対して
 “無制限で激しく徹底的で全面的な”戦術を採用した」と題する記事を掲載しています。
 ( http://www.wsws.org/articles/2003/dec2003/iraq-d01.shtml )

 これはイラクで本格化している米軍の対市民殺戮「作戦」についての紹介記事です。
 米軍自体が「ヴェトナム化」したということです。(30年あまり前、米国政府は
 ヴェトナムからの「名誉ある撤退」を成し遂げるために、“インドシナ”現地人同士
 の殺し合いで決着を付けさせる「戦争」へと転換させる政治的軍事的戦略として
 「ヴェトナム戦争のヴェトナム化」を唱えました。しかし今回のイラクでは、
 米軍がみずからヴェトナム戦争当時のような“敵対大衆の海”という泥沼を
 こしらえて、自分でそこに身を投げたわけです。その意味で、米軍のイラク戦略は
 失敗必定の「ヴェトナム化」に突入したと言えましょう。)

 なお、ヴェトナム戦争の概略については拙著『シークレット・パワー:国際盗聴網
 エシェロンとUKUSA同盟の闇』(ニッキー・ハーガー著、リベルタ出版)
http://member.nifty.ne.jp/pub-liberta/506.html ]の《本書に収録しきれなかった
 訳注》[ http://member.nifty.ne.jp/pub-liberta/506note.html ]に紹介してあります。

●今回紹介するWSWS記事のポイントは次の段落です。(なぜならここに、米軍当局者
 が語り、記事の題名にも使われているキーワード「no-holds barred戦術」が
 紹介されているからです。) 
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
Major General Charles Swannack, commander of the 82nd Airborne Division, which is policing cities such as Fallujah in Iraq's Al Anbar province, told journalists on November 18 that commanders had, up until last month, been “a little bit reluctant” to use helicopter gunships, anti-tank aircraft and precision-guided bombs against suspected resistance in civilian areas. “Now,” he declared, “there's no-holds barred on what we used. We use what necessary capabilities and combat power we need to use to go ahead and take the fight to the enemy and also minimise collateral damage”.
【イラクのアル=アンバル県のファッルージャーなどの都市を管理している第82空挺師団司令官のチャールズ・スワンナック少将が11月18日にジャーナリストたちに語った話では、先月(11月)末までに「若干気が進まなかったが」機銃掃射用の武装ヘリコプターや対戦車航空機や精密誘導爆弾を使って民間地域のレジスタンスの疑いのある勢力を叩いたという。
 「いまや」――と彼は大見得を切った――「何を使うかで躊躇や手加減などまったくない。前進して敵と戦い、当方の損害を最小限に抑えるために、必要な戦闘能力と軍事力は何であれ使用する。】
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


●なお、下記の記事の題名「US military adopts “no-holds barred”
 tactics against Iraqi resistance」に出てくる――そしてスワンナック
 司令官が口にした「no-holds barred」とは、研究社『リーダーズ英和辞典』
 によれば次のような意味です。
──────────────────
no-holds-barred 【口語】形容詞
無制限の、激しい:徹底的な、全面的な
──────────────────

●このWSWS記事の原文は末尾に紹介しておきますが、そのまえにちょっと気に
 なるのは、イラクで不審な殺され方をした外務省・奥克彦参事官が、殺される
 2週間ほど前に、外務省のPRサイト「省員近思録」に、ある意味で興味深い
 雑感を発表していたことです。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
奥参事官のあぶない遺言「イラクで起きているテロは到底イラク人のやることではない」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/735.html
WA43 735 2003/11/30 11:47:36
投稿者: 外務省・省員近思録

(写真:爆破事件の現場。3階建ての一部が吹き飛ばされている。)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031113a.jpg

奥参事官は“内ゲバ”で始末されたのかも・・・

だってこの人、読みようによってはアメリカとシオニストの
偽装テロ工作の弱点をもろに抉っちゃってるもん。
奥参事官の疑問を突き詰めていけば、工作員の正体までも(以下略)
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これはテロとの闘いです。2001年9月11日にアメリカ人だけでなく多くの日本人もアル=カーイダのテロの犠牲になり、私たちはテロとの闘いを誓ったのですが、ここイラクでもテロリストの好きなままにさせるわけにはいきません。地元の人に尋ねてみると、確たる証拠はないのですが、このような民家に囲まれた場所に自爆テロを仕掛けるなどというのは、到底イラク人のやることではないと皆言います。
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外務省:トップページ > 外務省案内 > 省員近思録
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/20031113.html

イラク便り
〜テロとの闘いとは〜

在英国大使館 奥参事官
(CPAを通じた人的協力に参画中)

今日は、悲しいニュースが飛び込んできました。イラク南部のナーシリーヤに展開しているカラビニエリと呼ばれるイタリア国家警察部隊が使用している建物が自動車爆弾テロに襲われ、18名のイタリア人と9名のイラク人が犠牲になったというのです。

現場を見るために早速ナーシリーヤに向かいました。8月下旬の国連事務所爆破と同じ悲惨な光景に言葉がありませんでした。ここはかつて貿易省の地方事務所として使われていた建物だそうです。6月に初めて訪れたときには、カラビニエリの部隊をルーマニア兵が警護していて、CPAのナーシリーヤ本部はどこですか?と尋ねても英語を解さないルーマニア兵が身振り手振りで、日本が建設協力したナーシリーヤ総合病院の隣にあるCPA事務所を教えてくれたことを思い出します。

今ではイラクの警察組織も大分出来上がってきて、そろそろカラビニエリの出番も少なくなってきたことだと思います。軍隊と異なり、民衆に近いところで仕事をするカラビニエリだからこそ、町中を離れずに仕事にあたっていました。

巻き添えになったイラク人の無念さも想像を超えるものがあります。ユーフラテス河に架かる橋を渡ったところにあるこの事務所の前を偶々通りかかった学校帰りの女子中学生4名も尊い命をテロリストによって奪われてしまいました。

これはテロとの闘いです。2001年9月11日にアメリカ人だけでなく多くの日本人もアル=カーイダのテロの犠牲になり、私たちはテロとの闘いを誓ったのですが、ここイラクでもテロリストの好きなままにさせるわけにはいきません。地元の人に尋ねてみると、確たる証拠はないのですが、このような民家に囲まれた場所に自爆テロを仕掛けるなどというのは、到底イラク人のやることではないと皆言います。

犠牲になった尊い命から私たちが汲み取るべきは、テロとの闘いに屈しないと言う強い決意ではないでしょうか。テロは世界のどこでも起こりうるものです。テロリストの放逐は我々全員の課題なのです。

平成15年11月13日(木)

爆破事件の現場(3階建ての一部が吹き飛ばされている。)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031113a.jpg

犠牲になったイラク人の棺が運び出されたナーシリーヤ総合病院
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/image/20031113b.jpg
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


●奥参事官の雑感は、単純に「イラク以外のどこぞから流入してきたテロ勢力が
 イラク人には考えつかないような悪辣な無差別テロを実行して市民を殺している」
 という憤りを記したものだったのでしょうが、彼が9・11事変以降の元凶として
 弾劾している「アル=カイーダ」なるものの奇妙な行動を総合的に認識・分析して
 いれば、こういう単純な怒りで済むのかどうか。ビン・ラディン映像のインチキぶり
 や9・11事変の「発表事実」の不整合について、知らなかったはずはないと思う
 のですが、たぶん“認知的不協和”をおこして辛抱堪らんので見て見ぬ振りをして
 ブッシュ政権版の安直な西部劇を信じていたのでしょう。

●「無制限で激しく徹底的で全面的な戦術」というのは、当然、不正規戦争も含まれる
 でしょう。……というか、一般市民を相手に殺戮を行なうのはもはや正規戦とは言え
 ないですし。その方法も、公然たる米軍の軍事資源を用いる場合もあれば、現地人に
 扮装したり、あるいは中東系のアメリカ人を使った秘密工作も含まれると考えるのが
 妥当でしょう。(少なくとも米軍の公然戦争と秘密戦争の歴史をみれば、そうした
 戦術も全然珍しくありません。)  ……となると、奥参事官が嘆いていた「民家に
 囲まれた場所に自爆テロを仕掛けるなどというのは、到底イラク人のやることでは
 ないと皆言います」というような“戦闘”を、レジスタンス狩りの一環として行なって
 いた可能性も排除できないでしょう。少なくとも「無制限で激しく徹底的で全面的な
 戦術」を採用した占領統治勢力にとって、「到底イラク人のやることではないと皆
 言います」という“外国人苦力[クーリー]”の告発は、不都合な発言には違い
 ないわけです。

(不審な殺され方をした奥克彦参事官と井ノ上正盛書記官は、米軍占領本部である
 「連合軍暫定当局」[CPA:Coalition Provisional Authority【侵略“団子”勢力
 現地支配当局】]の下で働くのが果たして本意だったのか? 日本では例の「The
 United Nations=国際連合」というインチキ翻訳と同様に、CPAを「連合軍暫定
 当局」などと訳していますが、より正確にこの機関名を訳出すれば「イラク侵略
 戦争に“団子(コアリッション)”のように連なって加担した侵略諸国による、
 占領地の支配当局」ということですから、イラクの国民に評判が良いわけがない……。
 こういう盗賊大本営の使い走りをさせられているかぎり、どんなに「良心的」に
 働いても、“強盗集団のパシリ”としか認知されないわけです。)

●……というわけで、「米軍はイラクのレジスタンスに対して“無制限で激しく
 徹底的で全面的な”戦術を採用した」という題名の英文記事をそのまま
 紹介しておきます。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
http://www.wsws.org/articles/2003/dec2003/iraq-d01.shtml


US military adopts “no-holds barred” tactics against Iraqi resistance

By James Conachy
1 December 2003


After heavy casualties in October, the US and allied forces in Iraq suffered more combat deaths in November than any other month of the invasion, including March and April when the “major combat” was taking place. Guerilla attacks and suicide bombings killed 94 American and coalition troops, two Japanese diplomats and at least five foreign civilian contractors servicing the occupation forces. More than 300 American and coalition troops were wounded.

Other attacks have killed or wounded dozens of American-trained Iraqi police. Resistance fighters have demonstrated an increasingly sophisticated ability to attack targets in various parts of the country, ranging from troop-laden helicopters, aircraft landing at Baghdad airport, city hotels, police stations and oil pipelines to individual Iraqis working for the US occupation authority. The growing boldness of the insurgents was underscored over the weekend with the ambush of two unmarked vehicles carrying Spanish intelligence agents. Seven were killed.

The Bush administration's response to the escalating struggle against the occupation has been to direct the US military to use whatever means it has at its disposal to root out and crush the Iraqi resistance.

Major General Charles Swannack, commander of the 82nd Airborne Division, which is policing cities such as Fallujah in Iraq's Al Anbar province, told journalists on November 18 that commanders had, up until last month, been “a little bit reluctant” to use helicopter gunships, anti-tank aircraft and precision-guided bombs against suspected resistance in civilian areas. “Now,” he declared, “there's no-holds barred on what we used. We use what necessary capabilities and combat power we need to use to go ahead and take the fight to the enemy and also minimise collateral damage”.

Brigadier General Martin Dempsey, commander of the US 1st Armored Division, which is responsible for policing much of Baghdad, told a press conference on November 20: “The one thing I am blessed with is a chain of command that runs right up through the president of the United States, who has essentially told me ‘You do whatever you need to do, in a way that'll make your country proud, to finish that fight'. Now that's paraphrased, but that's fundamentally the kind of freedom I have to manage the fight in Baghdad, Iraq, as I see fit.”
What commanders such as Swannack and Dempsey have seen fit to carry out for the past several weeks is a brutal campaign of terror against the Iraqi civilian population. Code-named “Iron Hammer,” the ongoing operation has particularly targeted the so-called “Sunni Triangle”?the largely Sunni Muslim-populated region stretching from Baghdad to Tikrit in the north and encompassing cities such as Fallujah, Samarra, Baqobah, Thuluya and Balad.
The scale of the operation has been massive. At one point in mid-November, it involved five US army combat brigades -- over 25,000 troops.

Three Baghdad neighbourhoods assessed by the US as centres of resistance activity were among the first targets of the operation. With helicopters hovering overhead to prevent anyone fleeing the area, US tanks and armoured vehicles cordoned off entire residential blocks for the first time. US troops and Iraqi police subjected the homes of hundreds of terrorised Iraqi civilians to searches. More than 500 men were dragged from their homes on suspicion of being opponents of the occupation.

Suspected guerilla hide-outs on the outskirts of the Iraqi capital, including houses and abandoned factories, were bombed or strafed by Apache helicopter gunships and F-16 fighters. Washington Post correspondents reported on November 21: “The bone-jarring explosions and drumbeat of cannon fire that echoed across Baghdad this week evoked memories of the intense campaign that preceded the fall of Saddam Hussein's government.”

In answer to a question as to whether the military was concerned such acts would affect efforts to win the “heart and minds” of the Iraqi people, General Dempsey told the press: “Now, you know, I'm not running for mayor, so I'm not trying to convince you that I have the popular support of the people of Baghdad every time I shoot an Apache helicopter.”

Sections of the US political establishment have repeatedly called for a mass round-up of Iraqis since mid-year. As early as July, the Wall Street Journal was editorialising for a policy of “larger-scale detentions in the Sunni Triangle”. It has now achieved its wish. According to US Defense Secretary Donald Rumsfeld, US and coalition forces conducted 12,000 patrols and 230 raids and detained more than 1,200 “suspects” in the week from November 16 to 23 alone.

After being sent to “liberate” Iraq, the US military is now admitting to destroying the homes of alleged resistance fighters, paralleling the criminal reprisals against Palestinian civilians carried out by the Israeli military in the Occupied Territories. The destruction of civilian dwellings is a war crime under Articles 33 and 53 of Geneva Convention.
In the town of Mahmudiya, south of the capital, the 82nd Airborne destroyed the home of six alleged resistance fighters. General Swannack told the press on November 18: “We apprehended them and detained them, removed all family members out of the house, and we destroyed the house.”

Amnesty International has alleged the family was given only 30 minutes to leave the farm, after which F-16 fighters bombed it into rubble. “It seems that the destruction of the Najim family house was carried out as collective punishment and not for ‘absolute military necessity',” it charged.

Amnesty has also accused the 4th Infantry Division of destroying 15 homes in the Tikrit area between November 16 and 18. It claims that in one case in the village of Al Haweda, a family was given five minutes to get out before their house was destroyed by tanks and helicopter gunships.

Despite the military actions, there are clear indications that the resistance has not only survived, but is spreading. According to figures released in late November, there had been 2,227 guerilla attacks within the Sunni Triangle since May, and 1,416 attacks in other parts of the country. According to the reports, the number of attacks in the southern Shiite area of Iraq has doubled since August. Anti-occupation activity has also escalated in the northern cities of Mosul and Kirkuk. A US intelligence officer who asked not to be named told the Boston Globe: “What I worry about is broader support for the insurgent guerilla activity.”


Growing hostility

The American troops in Iraq are confronting a catastrophe of the Bush administration's making. The very measures of repression and intimidation it is ordering the military to carry out to secure control over the country are fueling the hostility to the occupation among broader and broader layers of the Iraqi population.

Around the country, tens of thousands of Iraqis have had family members killed or maimed, or their property destroyed, in what the US military calls “collateral damage.” Human Rights Watch (HRW) had tallied at least 94 cases of civilians gunned down by American troops as of September 30. Among them are a number of cases of people shot dead in their cars as they approached US military road-blocks. Others were killed on crowded streets when US troops unleashed indiscriminate bursts of gunfire in the general direction of a suspected sniper.
HRW commented: “The lack of timely and thorough investigations into many questionable incidents has created an atmosphere of impunity, in which many soldiers feel they can pull the trigger without coming under review.”

Statistics obtained last week by the Guardian tend to verify HRW's accusation. Iraqi civilians have filed a total of 10,412 claims against the US occupation authority for the wrongful death or injury of family members or for damage to their property. No criminal charges can be brought against a US soldier, as the puppet Iraqi Governing Council installed by the Bush administration has given the American military a blanket amnesty from prosecution.

The US military admits to having spent $1.54 million in cash payments to aggrieved Iraqis. However, compensation has only fueled the perception of the Americans as indifferent and unapologetic for the suffering they have inflicted. In one case reported by the Guardian, a woman lost her husband, son and two daughters when their car was riddled with bullets by American troops. The family was driving down their own street; there was no checkpoint and no resistance activity taking place. The compensation of $11,000 barely paid for the four funerals.

The connection between military repression and growing hostility to US forces has been particularly evident over recent weeks in Mosul. The 101st Airborne Division responded to the November 16 crash of two Blackhawk helicopters, which claimed the lives of 17 US solders, by launching raids on and violating 10 city mosques. Alleging that Sunni clerics were behind the growing resistance in the city, the US troops hauled away 100 people, including one cleric. The bewildered senior local cleric, Sheik Salih Khalil Hamoody, told the Guardian that the conduct of US soldiers had inflamed the population. “It could drive the youth into the arms of Saddam's loyalists and religious extremists,” he warned. Several days later, two paratroopers were killed in a working class suburb of the city and their bodies allegedly mutilated by Iraqi teenagers.

The US and international media gave considerable coverage to the alleged mutilations, largely to demonise the Iraqi resistance as inhuman terrorists who deserve whatever treatment they get. A conspiracy of silence, however, exists over the repression, intimidation and humiliation inflicted each day on the Iraqi people. With the odd exception, the American television and print media has carried next to no coverage of the impact on Iraqi civilians of operations such as “Iron Hammer”.

See Also:
US moves to silence Iraq's most popular TV news channel
[28 November 2003] http://www.wsws.org/articles/2003/nov2003/iraq-n28.shtml

US media sanctions campaign of atrocities in Iraq
[17 November 2003] http://www.wsws.org/articles/2003/nov2003/iraq-n17.shtml

In wake of helicopter attack--Washington prepares for mass killing in Iraq
[6 November 2003] http://www.wsws.org/articles/2003/nov2003/iraq-n06.shtml

The Wall Street Journal and the occupation of Iraq
[10 July 2003] http://www.wsws.org/articles/2003/jul2003/wsj-j10.shtml

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日本人が知らない石垣島に残る唐人墓 色平哲郎
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/924.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 01 日 22:49:57:ieVyGVASbNhvI

 
日本人が知らない石垣島に残る唐人墓

2003年12月01日(月)
長野県南相木村診療所長 色平哲郎

日本列島西南端の沖縄県石垣島、この島に所在する「唐人墓」について、沖縄以外に住む日本人はほとんど何も知らない。

唐人墓には、およそ次のような碑文が刻まれている。

  唐人墓には中国福建省出身者128人の霊が祀られている。
  1852年2月、400人余りの苦力(クーリー)が、厦門(アモイ)
  港から米国船ロバート・バウン号でカリフォルニアに送られる途上、
  辮髪(べんぱつ)を切られたり、病人を海中に投棄されるなどの
  暴行に堪えかねて蜂起し、船長ら7人を打ち殺した。
  船は、石垣島沖に座礁し、380人が島に上陸した。
  石垣の人々は、仮小屋を建て、彼らに住まいを提供した。
  しかし米国と英国の海軍が三回にわたり来島し、
  島に砲撃を加え、上陸してきびしい捜索を行った。

  中国人労働者は山中に逃亡したが、百名以上が銃殺され、
  逮捕され、自殺者、病没者が続出した。島民は深く同情し、
  密かに食糧や水を運び、中国人側の被害が少なくするよう
  配慮した。そして事件処理に関する国際交渉に取り組んだ結果、
  翌1853年9月、琉球側が船二隻を仕立て、
  生存者172人を福州に送還した。

  中国ではこの事件が契機となって大規模な苦力貿易反対の
  機運が盛り上がった・・・

16世紀以来、「苦力 (クーリー)」と呼ばれる中国人労働者は、労働奴隷として世界各地に送り出されていた。19世紀半ば、アメリカ合衆国西海岸でゴールドラッシュが起こり、北米大陸横断鉄道の建設工事にも伴った労働力不足のため注目されたのがこの中国人労働者であった。

アフリカ大陸からの奴隷は大西洋を横断しての移送時に死亡例が多く、歩留まりが悪いばかりか、東海岸からゴールドラッシュに湧くカリフォルニアに移送するのが容易ではなかったからだという。

反乱時、逃げのびた米国船の船員が中国沿海部にいた英国海軍に通報し、追及が始まった。しかし当時、(薩摩藩の支配下にあった)琉球王国の八重山政庁や島民は中国人労働者をかくまった。米英は島に砲撃を加え、武装兵を上陸させて捜索を行い、中国人たちは銃撃、逮捕、自殺などでどんどん減っていった。

島民は彼らに食糧などを援助し、死者は丁重に葬られた。

島民は捜索にあたる米軍と英軍にも食糧と水を提供し、なだめている。

関係諸国の協議の結果、生存者172名を琉球の船で中国(清朝)に送り返すことで合意、これを契機に、アヘン戦争敗北後の中国で、「同胞を売るな」との苦力貿易反対の世論が盛り上がった。

当時、埋葬された墓は島内に点在していたが、石垣市がこれらを合祀慰霊するため、台湾政府、在琉華僑の支援もあり、唐人墓を1971年に建てることができた。しかし当時琉球列島は米国の占領下にあったため、墓のいきさつをきちんと記すことはできなかったという。

1853年の黒船来航に先立だつばかりか、アメリカ合衆国での奴隷解放宣言にも先立つ、特筆すべき大事件である。

中国人労働者を殺戮するために、石垣島に来航した米国軍艦サラトガ号は、2年後に他の3隻の軍艦と共に、江戸城に近い浦賀の沖合いに来航した。

日本(本土)の歴史教育で、この史実は全く伝えられてこなかった。ペリー提督の来航に慌てふためいた江戸城の官僚たちよりも、石垣島民らによる事件処理の方がはるかに優れていたからであろうか。この苦力反乱事件の顛末は、中国本国でも、海外の華人社会でも中学校や高等学校の重要な歴史教材である。

かつて石垣の民衆が、反乱し脱出上陸した苦力たちから学んで交流したように、多くの日本人が真の「アジア人の友」として交流することが可能になるのは、いつの日のことであろうか。

http://www.yorozubp.com/0312/031201.htm

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イラク非米軍対象攻撃問題:「何より深刻なのは“連合国”内部に情報提供者がいることである」 [フランス2ニュース]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/872.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 01 日 16:10:54:Mo7ApAlflbQ6s


本日午後(午前にも)放送されたフランスの「F2ニュース」は、スペインの情報部員7名が殺害された事件と日本の外交官2名が殺害した事件を中心に、最近頻発している米軍以外を対象としたゲリラ攻撃に関するレポートを流した。

このなかで、スペイン情報部員が乗っていた自動車が攻撃された事件について、「スペインの情報部分があの時刻にあそこを通ることを、なぜ、ゲリラ勢力が知っていたのかか大きな疑問だ」と説明し、レポート全体のまとめとして、「何より深刻なのは“連合国”内部に情報提供者がいることである」と重大な問題を投げ掛けて結んだ。


★ ブッシュ政権の対イラク政策と距離を保っているフランスの国営放送ならではの視点である。
日本の外交官2名殺害事件を「対テロ戦争」に前のめりになる理由付けに使われることを許してはならない。
今必要なことは、殺害事件の真相を徹底的に追究することである。
北朝鮮の拉致事件に対し警察官をピョンヤンに派遣すべきだと主張していた(いる)政治勢力は、今回の殺害事件の真相を明らかにするため警察官及びその警護部隊をイラクに派遣することを主張すべきである。(ピョンヤンへの派遣と違って、問題なくできることである)

日本政府は、米軍発表を鵜呑みにするのではなく、調査委員会を設置し、自らの手と足そして頭で事件の真相に迫っていかなければならない。


※ 担架に乗せられた日本の外交官らしき遺体が米軍兵士によって運ばれ、トラックに載せられる場面も流されたが、そこでの遺体は、きちんと白い布で覆われていた。
日本政府は、日本の外交官の遺体をもてあそびTVカメラの撮影に晒した問題を徹底的に追及する義務がある。


★ 参照書き込み

『「ティクリート日本外交官殺害事件」を読み解く 【二人のパスポートを米軍が“回収”:二人の遺体の扱いに激怒し米国に抗議しない日本政府はカス未満!】』
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/814.html

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新幹線大量殺戮テロと政治家の責任
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/738.html
投稿者 DOMOTO 日時 2003 年 11 月 30 日 12:14:51:VRQtq/0DZtRLQ

川口、(小泉):「イラク復興を支援していくことに全く変わりはない、テロリストとの戦いも毅然としてやっていく」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/724.html

アメリカ国防総省を始めとする世界中の国防機関、シンクタンクにも、対応するための基礎的な方法論がわからないでいる「テロとの戦い」を、どうやって「毅然としてやっていく」つもりか?

川口は自分の言っていることがわかっているのか。考えて物を言っているのか(小泉と同じ)。

すべてが後手に回っている。国内では、空港もいいが、無警備な新幹線網をどうするつもりか。旅客機の何倍もの死者が出る大量殺戮テロに対してどう対処するのか?

足元のセキュリティーほったらかしで、閣僚とか大臣とかが内閣とかをやっている。五十歩百歩で、どの党にも交代選手はいない。

お粗末な国だ。


DOMOTO
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/hunsou.index.html

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電撃作戦が大好きな大統領 - 病理か個性か
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/565.html
投稿者 Tom 日時 2003 年 11 月 28 日 16:53:56:STHR50.OBSDX6


今回の大衆受けしそうなイラクの電撃訪問のニュースを見て、イラク攻撃開始の電撃作戦をすぐさま思い出しました。
大統領選挙時点から現在までの挙動を見ていて、この人はある線をちょっと越している人だなと常々思っていました。
阿修羅への投稿者の皆様のようにうまく自分の言葉で説明できそうもありませんので、最近読んだ「ブッシュ・アメリカの精神分析」
の分析内容の一部をご紹介したいと思います。 実に分かりやすく米国大統領及び米国を描写していると感じました。
著者は、福島章、精神医学専攻、病跡学権威とあります。 

Quote:

- ひとめ惚れから結婚までが電撃的であったのと同様に、世界貿易崩壊から、宿敵ビンラディンが潜んでいると思われた地球の裏側までの攻撃もまた「電撃的」でした。 これは、果たして緻密に考慮された末の決断によるのか、それとも感情的・衝動的な報復であったのか。 

- ブッシュは読字障害や欠陥他動性障害の傾向をもっている。 こうした障害のある人たちの兆候のひとつとして、「物事の何もかもが同じレベルにあり、それを大小に分けたり、上下に分けたりする<カテゴリーの概念>がない」ということが挙げられる。

-「ウェールズってどこの州にあるの?」これはBBCのテレビ番組で、ウェールズ出身の歌手シャルロット・チャーチに言った言葉ですが、シャルロットは、「ウェールズはイングランドの隣にある独立した国です」と答えている。 これとその他の地理音痴を含めた発言はただの地理音痴とは違うと私は思います。 「カテゴリー的な思考ができない」という、注意欠陥他動性障害やある種の脳気質性障害の人々の特徴と関係しているのではないかという気がするのです。  

- 階層的な構造が、ブッシュの中ではきちんと整理されていないのではないかという気がします。 上位概念、下位概念などという区別がなく、みんな、ごちゃごちゃになっているのです。 世界を見る視線も、有機的な構造に秩序だって見えるのではなく、何もかも同列にごちゃごちゃと並んでいるだけのカオスに見えるのです。 そこで、ある一点に視点を向けると、もう別のものに感心が向かなくなってしまうのです。 

- 彼は地理的な階層や位置関係だけではなく、大きな歴史の中における個別の出来事の位置付けということに関しても、広いビジョンをもった把握ができないタイプだと思われます。 たとえば、2001年の締めくくりに、「いずれにしても、ローラと私にとって、すばらしい一年だった」といった発言は、9.11が3ヶ月前にあったばかりでしたから、耳を疑わせるものでした。

 もうひとつ、来日時の国会演説では、「150年間にわたって、アメリカと日本は、すばらしい、ゆるぎない同盟関係を結んできました」(2002年12月)とスピーチしたこともありました。 これは、最近50年間の望ましい関係に目が奪われると、その前の大戦争は忘れてしまうという心理的視野の狭さがうかがえます。 

 これらの発言は、配慮がないとか忘れっぽいとかいうよりも、先に触れた部分と全体の関係がうまく把握できず、長い時間の関係の中での個別の事象の重要性を認識できないことからきているのではないかと思われます。 

- 「われわれ」は正義で「それ以外]は「奴ら」で悪。 (中略) これは、精神分析的に見ると、きわめて未熟で原始的な世界の捉え方と考えられます。 ブッシュの発言をたどっていくと、彼自身のパーソナリティの中に、未熟で原始的な防御規制がかなり残っていることがわかります。 これをアメリカの精神分析家カーンバーグは<境界人格構造>と呼びました。 ブッシュの心の中では、世の中は<いい人>と<悪い人>にはっきり分かれています。 いい人はすばらしくいい、それに対して悪い奴は徹底的に悪い奴なのでやっつけないといけない、という論理になります。 

- <統合>のできない未熟な心をもった人がさらに問題なのは、彼らの「いい人」と「悪い奴」がつねにくるくると変ることです。これを精神分析学では<原始的な理想化と貶め>といいます。 

- <注意欠陥他動性障害>の中でも特に<衝動性>が強いブッシュのような人の特徴は、時間的な展望がもてないことです。つまり、あらゆることを、その刹那々々の感情で判断して行動してしまいます。 彼らの判断基準はとにかく「今」しかありません。 (中略)「現在」という瞬間しかない彼らには、「待つ」ということができないのです。 (中略)とにかく今、今で生きていて、過去に対する反省がない。 ということは、将来への展望もないということです。 

- ついでに言うと、境界性人格は、<演技性人格>とも合併することが多いので、お芝居がうまいのです。ブッシュには英知や哲学のかけらも見られませんが、大衆の感情を敏感に察知してそれを増幅し、彼らのスピーカーとなって表出する演技者としての才能があり、それこそが彼を現在の位置に押し上げたことが思い出されます。 


- 境界性人格構造の人に見られる原始的な防御メカニズムのひとつに、<投影的同一視>と呼ばれるものがあります。 これは、自分がもっている感情を自分はもっておらずに相手がもっていると錯覚するものです。 たとえば、自分が攻撃されたと思いこんで相手を攻撃する。悪口をいわれていると思ってその仕返しをするのですが、本当は、自分がもともとあいてを攻撃したい気持ちや悪口をいいたい気持ちをもっていただけで、相手はそんな気持ちはもっていないことがよくあります。 けれども、その矛盾を自分では認識していません。 

- ブッシュの言行からうかがわれるこれらの障害(学習障害、失読症、注意欠陥他動性障害など)の背景には、<脳の細微な障害>というものが共通の基盤となっているということは明らかです。 

- (ある本を紹介しながら) これは、1960年代の臨床家が、小さな子供について観察し特徴をまとめたものです。 ところがそれは、まるで21世紀のアメリカの1大統領の言動を知っていて、その性格を活写したものであるかのように読めるのには、まったく驚かされます。 

Unquote:

今日は、Thanksgivingの休日なので、普段投稿したくてもできずいたもうひとつのブッシュに関する奇怪な言動・行動に関する
記事を紹介します。 この記事を読んで実に形容しがたい不快な想いをしました。 ちょっと古い記事ですので、すでに皆様ご存知かも知れませんが、日々量産される記事の洪水の中におけるFLASH BACKも時には必要かと思いますので以下にコピー致します。  

Quote:

(1) 『仮面の陰のジョージ・W・キリスト?』

――ウィリアム・リバーズ・ピット
2003年5月5日(月曜日)

-----------------------------------------------------------------

ジョージ・W・ブッシュの就任以来、すでに835日が経過したが、この男に
は、色々な政治目的に合わせて使い分ける仮面が用意されていることが分かっ
てきた。裁判沙汰の果てに至高の地位に就く前にも、彼は謙虚さで味付けした言葉
で自らの展望を語っていた。 「我がアメリカは慎ましい国家になるだろう」
と、彼は大統領選テレビ討論で語った。この政権の行動に相応しい言葉は数多い
が、『慎ましい』とは論外である。だが選挙のさなかには、謙遜であり、自分は取
るに足らないと自認している、謙虚な候補であるようだという印象を、アメリ
カの有権者に植え付けるという政治目的のためには、この言葉が適っていた。

ところが、テキサスの死刑囚カーラ・フェイ・タッカーが、電気椅子に乗って、
あの世とやらへ旅立とうとしている時に、悪意たっぷりに嘲笑ったのが、この
同じ男なのだ。選挙戦さなかにトーク誌記者から受けたインタビューで、この
死刑囚が助命嘆願の機会を与えられるとすれば、彼女はあなたにどう言うだろ
うと思いますかと、彼は訊ねられた。ブッシュは苦悩の表情を作り、口をへの
字に曲げ、身悶えして、腰を折り、「どうか、私を殺さないで」と、彼女の仕
草をしてみせた。そして、笑ったのである。

翻訳全文(長文): http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/78


George W. Christ?
By William Rivers Pitt
t r u t h o u t | Perspective
Monday 05 May 2003

In the 835 days Americans have passed since the inauguration of George W. Bush, we have come to know him as a man who wears many masks to suit a variety of political purposes. Even before he won the lawsuit that put him in his lofty position, we saw a man who cloaked his vision in terms that smacked of humility. "Ours will be a humble nation," Bush said during the Presidential debates. There are a number of words which can be applied to the actions of this administration, but "humble" is not one of them. At the time, however, it suited his purposes to make Americans believe he saw himself as unassuming, perhaps even small.

This was the same man, however, who mocked Texas death row inmate Karla Faye Tucker so viciously before she rode the lightning to whatever awaits us on the Other Side. He was asked, in an interview for Talk Magazine during the campaign, what Tucker might say to him if she were given the chance to plead for her life. "Please," said Bush with pinched face and lips drawn down in a quivering bow as he imitated the woman about to die, "don't kill me." Then he laughed.

(原文) http://truthout.org/docs_03/050503A.shtml


(2) 関連記事:

George W. Bush

"Please," Bush whimpers, his lips pursed in mock desperation, "don't kill me."
--Talk Magazine
(この部分は画像ですが、UPの仕方がいまいちわからない。 下記のURLでご覧下さい。)

Republican presidential candidate George W. Bush is portrayed in his Talk Magazine interview as ridiculing pickax killer Karla Faye Tucker of Houston for an interview she did with CNN broadcaster Larry King shortly before she was executed last year.
"`Please,' Bush whimpers, his lips pursed in mock desperation, `don't kill me.'"
In fact, during that Larry King-Faye Tucker exchange, Tucker NEVER asked to be spared.

http://www.cuadp.org/bush.html

注)上の写真がその対談時のものであるかどうかは、サイト情報だけでは不明でした。 

Unquote:

長文お付き合いくださり有難うございます。 感謝祭の日にストーカーのようにブッシュ攻撃をしているとは暗いですね、、、。

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米国防総省のソフト不正使用で新潮社「北朝鮮脅威」本を執筆: 経済産業研が研究員解雇
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/563.html
投稿者 朝日新聞記事 日時 2003 年 11 月 28 日 16:37:36:xqHzzn4NEjev2

朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/1128/025.html

★「ソフト不正使用で北朝鮮本」 経済産業研が研究員解雇

経済産業省所管の独立行政法人「経済産業研究所」(岡松壯三郎理事長)が先月、米国防総省が
開発したソフトウエアを不正利用したなどとして所属研究員を懲戒解雇したことがわかった。
研究員はソフトで北朝鮮が日本を攻撃した場合のシミュレーションをし、本を出版した。本人から
聴取しないまま任期切れ直前に解雇するのは異例で、研究員は「懲戒理由にあたる事実はない」と
法的手段も検討している。
研究員は韓国出身の劉敏鎬(ユ・ミンホ)さん。昨秋から1年間の任期で東アジアの安全保障
問題を研究していた。
今春に米国のシンクタンク「ヘリテージ財団」の米国の研究員に協力を依頼。同財団が米国防総省
から利用許可を受け、大規模災害や武力攻撃などの際の被害想定をするソフトを使い、北朝鮮が
東京やソウルを攻撃した場合の被害想定をシミュレーションしてもらい、10月末、財団の研究員と
共著「ウォー・シミュレイション 北朝鮮が暴発する日」(新潮社)を出版した。
経済産業研究所はこの件で、劉さんの任期が10月末で切れる直前の28日に懲戒解雇した。
処分理由は(1)シミュレーション結果を利用して商業出版するには財団と国防総省の間で特別な
手続きが必要だが、とらなかった(2)シミュレーション費用と偽り、約1万1000ドル(125
万円相当)を研究所に支出させようとした、などとしている。
劉さんは「財団研究員にソフト使用の許諾を得た。財団内部の問題」と主張。研究費も
「シミュレーションの代価のつもりだった」とし、「一方的な処分だ」と話す。
ヘリテージ財団は「事前に出版の話は知らなかった。ソフトの不適切な利用の有無は調査中」と
回答している

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関連リンク
経済産業研究所 http://www.rieti.go.jp/jp/
国防総省 Department of Defense Defense http://www.defenselink.mil/
ヘリテージ財団 http://www.heritage.org/

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陰謀論をどうしても受け入れがたい諸兄へ (陰謀シさんへの返答)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/435.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 26 日 22:43:21:d/vusjnSYDx0.


陰謀シさん

全世界に展開する米軍(陸海空・海兵隊・宇宙軍)の頭脳・中枢神経としての役割を持つペンタゴンは、世界で最も厳重に警備されている建物といっても過言ではないでしょう。私は9・11当日、WTCに続いてペンタゴンが旅客機に突入されたと聞いて、直感的に「謀略があったな!」と思いました。旅客機は全速でも時速900キロほどでしか飛べません。ペンタゴンはマッハ2〜3で飛来するジェット戦闘爆撃機でも打ち落とせる、高性能の地対空ミサイルで防衛されている(国防長官をはじめとして最高幹部が勤務している総司令部である以上当然の防護であろう)ことは前から知っていたので、未確認飛行物体、というよりはすでにWTC突入の速報によって敵意を持った「ハイジャック旅客機」だと分かっている飛来物が、建物に突っ込んでくるのをみすみす許すということが考えられるかという話です。こんな途方もなくウソ臭いいストーリーを信じろという方がどうかしているのです。その後非常時にペンタゴンを防衛する使命を持った、近隣のアンドリュース空軍基地のスクランブル体制が当日に限って解除されていた、ということも明るみに出ました。当然通常の防空体制が維持されておれば、「ハイジャック機」はペンタゴンに近づくこともできなかったでしょう。

後に国防相自身が発表した写真には、隣に黒こげのエンジンを消防士が見下ろしている場面が写っています。(この写真は2ヶ月ほど前のPropaganda Matrix(ウェブサイト)で見たもの)このエンジンは高さが1.5メートルほどしかなく、どう見ても旅客機のエンジンにしては小さすぎる)これはジェット機製造関係者が、ビジネスジェットないしそれと同規模のジェット機のエンジンだと確認しているのです。無人偵察機のエンジンであった可能性は非常に高いといわれていますが、十分信憑性があります。だいたい事故の後の破壊された建物の写真を見れば、破壊の規模がジェット旅客機(737)のサイズとはまるで釣り合わないことも、多くの関係者によって指摘されており、これも公平な目でみて十分信頼に足る議論と判断しています。

少なくともペンタゴンに突入したのがハイジャックされたジェット旅客機ではなかったことは、もはや明白です。ではなぜ米国政府はこんなウソをつかなければならないのか、本当に何の謀略もなかったのなら、公明正大に真実を告げればよいのです。それができないのはやましいことがあったからに違いない、という結論に達するのは当然と言えます。

WTCについても、まずハイジャックされたアメリカン航空の株が事前に10兆円単位で先物取引されていた事実が明るみに出ました。誰か事前に同航空の株が暴落するに違いないことを知っていて、破廉恥にもボロ儲けを企んで成功した関係者がいたわけです。これについてはBIS(国際決済銀行)が黒幕を調査して発表する、と宣言しましたが、その後2年以上たっても何の音沙汰もありません。無論公表できないような名前(ないし金融機関)が浮かび上がったためでしょう。またWTCでの死者の中にイスラエル国籍の犠牲者がほとんど皆無だったこと、さらには対岸から双眼鏡で除いていた5人の男がハイジャック機突入の瞬間に歓声を上げ、地元に住民に通報されてFBIが逮捕した結果、全員イスラエル人であったのみならずモサドの関係者であったことも判明しています。それでも彼らはパスポート不正という容疑で国外退去という処分ですまされています。

こうした情報はすべて大手メディアで報道された話でいい加減な陰謀論ではありません。これで米国政府・イスラエル・モサドのラインの謀略ではなかった、と考える方が無理というものでしょう。こんな巨大な謀略を公的権力の関与なしに遂行できたと考えるのも不可能です。首都防空体制の解除は政府の中でも最高の権限を持つ当事者でなければできないことであり、大統領府が当事者だったことも間違いないでしょう。百歩譲ってもしこれが何かの間違えだったとしても、こんな信じられないようなポカをやった責任者を処罰もしないのはおかしいではないか、という話です。大統領府の直接の指示だったとしたら責任者を問いただすことはもちろん出来ない相談だし、だからこそこの話は当局はひたすら皆が忘れてくれるのを待っているというスタンスなのです。

今年の夏に英国労働党で長年環境相を務めたマイケル・ミーチャーが、これら一連の重大な疑義をまとめて、これらに納得できる合理的な説明がなされない限り、陰謀論と片づけるのは不正だと告発し世界中で喝采を浴びましたが、私も全く同じ考え方です。

これらはすべて過去に阿修羅で指摘されたことばかりです。阿修羅で指摘される情報の中には、正直いって私の主観では「どうかな、信憑性がいまいち」と思われるものも全くないわけではありません。しかし9・11のモサド=CIA謀略説とイラク・トルコにおける爆破テロ事件の黒幕について阿修羅で交わされている推測・議論は十分に信頼に足る内容を備えていると思います。


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国民を見下した政治指導者たち:ル・モンド・ディプロマティーク
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/402.html
投稿者 NOユージ 日時 2003 年 11 月 26 日 12:51:47:Yi9aAI/v.7r2c

国民を見下した政治指導者たち

アンヌ=セシル・ロベール(Anne-Cecile Robert)
ル・モンド・ディプロマティーク編集部

訳・富田愉美
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 「有権者たちが間違っている」。2002年4月21日の仏大統領選第一回投票で夫のリヨネル・ジョスパンが敗退したことについて、シルヴィアーヌ・アガシンスキは異様な憤慨をぶちまけた(1)。有権者たちが間違っている。つまり民主主義が間違っていて、悪い代表者の中から「良い」代表者を見分けることができなくなってしまった国民が間違っているということだ。自覚のほどは別として、こんなふうに有権者蔑視を口にすることが、右派であれ左派であれ、十分な正統性を持たない指導者層の常套手段になっている。

 この蔑視は、シラノ・ド・ベルジュラックの鼻づくしの長台詞のように、手を変え品を変えて言い表される。

 尊大に言うなら、「有権者はわれわれの政策を理解しなかった」。民営化や欧州通貨圏、社会保障制度の解体などの効用が分からなかったのは、彼らが愚かだからという意味だ。

 謙遜を装うなら、「うまく『伝える』ことができなかった」。我々の示した選択肢は彼らにとって有益なものだったが、それをうまく説明できなかったというわけだ。有権者がその政策で生活が向上するとは実感しなかったという事実が、単なる話術の問題にすり替えられている。

 神の救いを説くのなら、「我々が正しかったことは、やがて歴史が証明してくれる」。これはジョスパン敗退後の連立左派内閣の言い分であり、イラク戦争をめぐる論争の際のブレア英首相の言い分でもある(2)。歴史に反して正しいなどという事態がありえないのは明白だ。しかし、国民は1789年7月14日以降、まさに歴史の主役を自認してきたのである。

 教養を漂わせるなら、「世界は複雑化した」。意思決定は、そうした複雑さをいとわない者たち、つまり万人にとって何がいいかを最終的に知っている市場や専門家に任せておこう、というわけだ。

 高みから見下ろすなら、「有権者たちは移り気だ。彼らを信じることなどできない」。下手すれば、1964年までアメリカ南部の州で行われていた制限選挙を(改めて)実施しようということになりかねない。この選挙制度では、有権者の資格を認める前に市民にテストを受けさせていた。そのテストは、黒人の大半が決して受からないように作られていた。

 哲学者を気取るなら、「いずれにせよ、国民などというものは存在しない」。国民は「見いだせぬもの」だと、ピエール・ロザンヴァロンは書いた(3)。国民が存在しないのであれば、普通選挙を再び議論の俎上にのせ、公の意思決定に正統性を付与する手続きが、例えば専門家の評価や世論調査であってもいいではないかということになる。

 様々なフレーズが、従順なメディアによって恭しく伝えられ、一つの合唱を作り出している。この合唱は、普通選挙それ自体の信用を落とし、下々の者たちの要求を軽視し、自称エリートの政治的選択を重視しようとする。価値を下げられた選挙は、あらかじめ決められた選択肢に民主主義のラベルを貼るだけの手続きになりかねない。

 予定に反する選択がなされると、政治家とマスコミの小世界はあわてふためく。2000年11月に行われたアメリカ大統領選挙の際、ラルフ・ネーダーの支持者たちは、彼らにとっても「実際の」候補者だったはずのアルバート・ゴアの勝利を妨害したとして糾弾された。フランスの1995年の大統領選挙では、ジャック・シラクがメディアのお気に入りだったエドアール・バラデュールを下して驚かせた(4)。2002年の選挙では、一連の「疑惑」によって信用を落としたシラクの対立候補として、当時メディアのお気に入りだったジョスパンを抑え、ジャン=マリー・ルペンが勝ち残ったことで、フランス中が愕然とした。さらに深刻なことに、欧州統合に関する国民投票で期待した結果が得られなかった場合には、投票のやり直しも辞さなくなっている。こうして、1993年にマーストリヒト条約の批准を否決したデンマークや、2001年にニース条約の批准を否決したアイルランドで再投票が行われた。

選挙に代えられるエリートの選出方法
 こうした圧力は、市民とその代表者たちの間にずれが広がっていることを示している。もはや中間団体(政党、組合)や決定機関は、社会の現実を表すものではなくなっている。2003年7月に行われたコルシカの地位に関する住民投票では、国民議会が圧倒多数で可決することがほぼ確実だった改革案に対し、コルシカの有権者たちは反対票を投じた。40%近くにのぼった棄権には、「政治家の提案」に対する拒絶反応が示されている。また、白票の増加と票の分散(5)には、社会を正しく代表させたいという願いとともに、普通選挙への支持が表明された。

 主要メディアによれば、もはや政治家の勇気とは支配勢力と反対の立場をとることではなく、支持者と反対の立場をとって支配勢力に屈することにある。2003年3月のイラク戦争の際には、何百万人ものデモ参加者の反対をさしおいて、アメリカとともに参戦しようとするブレアの「勇気」を絶賛する論評が多かった。彼はもちろん、そうする権限を持っていたが、こういった政治的危機を前にした場合には、国民の前に自らの責任を賭すべきだったのではないだろうか。

 有権者とその代表者の間の溝が、「国民は常に正しい」と論理を逆さまにしてみたところで解消されないことは明らかだ。国民は正しいという神話に、エリートは正しいという神話以上の意味があるわけではない。このずれを是正できる可能性があるのは、それとは逆に、民主主義の理想の根本、つまり平等な成員からなる政治共同体の思想に立ち返ることだ。選挙などというものは代表者を選出し、公の意思決定に正統性を付与する方法の一つにすぎないとほのめかすことで、有権者蔑視が疑問に付しているのは、まさにこの原則なのである。

 才覚、専門性、財界による評価、内輪での指名といったことが、それに並ぶ選出方法として浮上している。例えば1995年、「社会の亀裂」をテーマに選挙戦を行って選出されたシラク大統領は、官僚のアラン・ジュペを首相に任命した。この首相が大々的に行った政策の一つは、社会保障制度を槍玉にあげることだった。同様に、選挙では毎回落選するのにテレビにはよく登場するベルナール・クシュネールも、閣僚ポストの常連である。また、1995年春の国政選挙で落選したパスカル・ラミーは欧州委員に任命され、世界貿易機関(WTO)で欧州連合(EU)を代表する地位に就いている。

 個人の才覚というものが選択にあたって明らかに重要であるにせよ、負託により選挙民を「代表」する代議士の能力に代えることはできない。西洋民主主義が味わっている危機の特徴は、政治エリートが有権者の総意を汲んで行動する存在ではなくなったことにある。エリートたちにとって国民は常に他者でしかない。彼らは、自分たちには才覚があるから、国民が「不可能な要求を突きつけるという致命的な間違い」を冒さないように導けるのだと考えている。

 その傾向はとりわけ、主流派エコノミストや主要政党が「可能な政策は一つしかない」とするときに見られるものだ。それで社会的不平等が激化しても仕方のないことだという。しかしながら、同じぐらい才覚のある他のエコノミストが、年金改革や社会保障の財源について、まったく反対の見解を述べる可能性もある。

 遺伝子組み換え作物をめぐる議論が起きていないことからもうかがえるように、科学エリートの中にも、同様の社会的無関心を決め込む者がいる。多くの学者が研究者の自由を主張するのは正しいものの、彼らは自分たちの研究の社会的影響について熟考するのを忘れてしまっている(6)。このように捉えられた専門家の役割とは、もはやイデオロギー上の選択を支えることでしかない。あるいは、原発ロビー団体の利益、大企業の財務上の利益、食品産業の商売上の利益といった私益のもとで、政治的選択に影響を及ぼすことでしかない。

 公の意思決定に真に正統性があると言えるのは、それが様々な意見を広くたたかわせた結果である場合だけだ。指導者は自らの政治的選択に応じて裁決を下す。彼が有権者から権力を託されているのは、その政治的選択ゆえである。あらかじめ正しいとされる社会集団などない以上、コンドルセの表現によれば「自由で熟慮ある」公論、つまり社会の中のあらゆる考え方をぶつけ合うことが必要である。あらゆる観点を集めることによって「社会的真理」を見いだすことが可能となる。これは、知らぬ間に急務とされた事柄によって公共空間が食い荒らされている今の時代に、時間のかかる手続きではある。

形だけの諮問手続き
 「国民の、国民による、国民のための統治」という民主主義の立憲的な定義に見られる国民の観念は、共同の運命を作り上げていく平等な市民による公共空間の思想を具現していた。意見の不一致を超えて、指導者たちの権威に正統性を付与するのが、この「共生の願い」である。それが、制度や手続きでは果たせない民主主義の重要な紐帯の役割を果たしている。

 一般利益という観念は、指導者層のコンセンサスと自閉によって打撃を受けている。だが、見たところ進歩的と思われる思想もまた、この観念にひそかに打撃を与えている。例えば男女同数という概念には、女性が被っている差別に終止符を打つという実に正当な目的があるわけだが、それが政治主体たる国民の法的な分割を正当化することになってしまった。これによって崩れ去ったのは、万人からなる共同の世界という発想である。

 その一方で、EUも今のところ、国境を超えて真の「代替的」政治共同体を創設することができずにいる。EUの諸機関がこれまでにもまして重要な分野で行っている決定の正統性は、いっそう疑わしくなっている。だからこそ、欧州憲法についての国民投票は不可欠である。さもなくば、欧州創設の父たちの夢はまったく合法性を欠いたものとなってしまう。

 ときには政権を市民に近づけるかのように見せかけつつ、普通選挙の手続きを回避するようなことが続くなら、代表制民主主義の危機がさらに深まりかねない。例えばEUでよく行われるように、上層機関が「市民社会」を諮問する場合、そこには歪みがある。この慣行は見かけ上は民主的であるが、ある種の操作を呼び込むことになる。「市民社会」の公式な定義などないからだ。諮問の対象は、もう一つのグローバリゼーションを求める団体でも人権保護団体でも、中絶反対団体でも各種経済ロビー団体でも、何ら変わりはないということになる。

 このシステムは、労働組合や市民団体より経営者団体の方が資力を持っているという力関係の論理の上に成り立っている。そこでは決定機関が大きな裁量権を手にしている。彼らは自らの政治的選択に応じて、端的に言えば支配勢力の利益に従って、人々から聞き取ったことを最終的に取りまとめる。その結果、基本的人権に関する欧州憲章も欧州憲法の草案も、「市民社会フォーラム(7)」の諮問を経て採択されたとは言いながら、社会的関心事よりもマネタリスト的な選択が優位に立ったものとなっている。

 人々を結びつける場と考えられている市民社会は、代議士たちが気づかなかったような社会の要求や問題を浮かび上がらせるとき、民主的機能を果たすと言える。市民社会は、マックス・ウェーバーが言うところの社会的関心事の「理念型」として立ち現れる。1970年代に、中絶経験のあるフランスの女性が発表した「343人の意見表明」は、妊娠中絶法の成立を促した。また、市民団体ATTACは、金融取引への課税を公論の場に持ち出した。こうした動きが、民主的な承認をくぐり抜けていかなければならない。

 EUの多くの法律文書に見られるように、現在あるいは将来に引き起こす反動をまったく気に留めることなく、自説を真理として強制しようとする人々が、民主主義に深刻な打撃を与えている。彼らは、極右の専売特許であるとする全体主義の危険に、自らも加担している。しかし、険悪な気配は「下々」からも湧き起こってくるかもしれない。代表制民主主義の行き詰まりは、コンドルセやロベスピエールが起草した1793年の人権宣言で、「国民の権利が侵害された場合の蜂起の権利」として予言されていたのである。

 早急に取り組むべきは、民主主義の立て直し、すなわち直接普通選挙の中心的役割と、自由で熟慮ある公論の立て直しである。我々の西洋世界の至るところで、目前で深まりゆく代表者と有権者の溝が、すでに市場の攻勢によって弱体化した諸々の自由にとって、不安に満ちた領域を作り出しているのだから。

(1) 「深く考えもせずに、目をつぶって投票に臨んだ有権者たちが間違っている」。シルヴィアーヌ・アガシンスキ『休みなき日記』(スイユ社、パリ、2002年)より。
(2) 「私には自信がある。歴史が我々を許すことだろう」。2003年7月17日、アメリカ議会での演説。2003年4月に行われたフランス社会党大会で、ギグー元法相も似たようなことを述べた。
(3) ピエール・ロザンヴァロン『見いだせぬ国民』(ガリマール社、パリ、1999年)。
(4) クリスティアン・ドブリ「いと素晴らしき単独政党制の時代へ」(ル・モンド・ディプロマティーク1995年6月号)参照。
(5) アンドレ・ベロン、アンヌ=セシル・ロベール『意想外の国民』(シレプス社、パリ、2003年)参照。
(6) フランソワ・エヴァルド、ドミニク・ルクール「組み換え作物と新たな蛮族たち」(ル・モンド2001年9月4日付)およびアンドレ・ベロンの反論「一般大衆の『ポピュリズム』を嫌う科学者たち」(ル・モンド・ディプロマティーク2002年6月号)参照。
(7) ベルナール・カセン「EUはまだ真の『市民社会』の声を聴いていない」(ル・モンド・ディプロマティーク2002年7月号)参照。


(ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2003年11月号)

All rights reserved, 2003, Le Monde diplomatique + Tomita Yumi + Okabayashi Yuko + Saito Kagumi

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<衆院予算委>小泉首相、普天間移設「進める」(琉球新報)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/395.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 26 日 12:23:11:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000014-ryu-oki

【東京】25日の衆院予算委員会で、県出身の赤嶺政賢(共産)、照屋寛徳(社民)の両氏が質問に立ち、在沖米軍基地問題などについて追及した。
 小泉首相は、来月2日に日米特別行動委員会(SACO)最終報告の返還期限を迎える米軍普天間飛行場の移設について「早く合意に基づいて返還しないといけない。またその準備を進めていかないといけない」と述べ、今後も地元の意見を踏まえ名護市辺野古沖への移設作業を進めていく考えを強調した。照屋氏(社民)への答弁。
 日米地位協定の改定については、川口順子外相が「その時々の問題について運用改善で機敏に対応していくことが合理的である」と述べ、改定する考えのないことをあらためて強調。県が提起した具体的な改定項目については「運用改善を行うにあたって十分に参照していく」とした。
 また米兵被疑者の取り扱いをめぐる日米協議で、米側が現行犯逮捕の米兵の取り調べ時にも政府関係者の立ち会いを求めているとの報道に関して、外相は「協議をしている中なので具体的なことについてのコメントは差し控える」と述べた。
 一方、赤嶺氏はイラクへの自衛隊派遣問題を取り上げ「派兵は米軍の無法な占領の支援であり、憲法が禁ずる参戦行為そのものだ」として派兵計画中止を訴えた。
 米占領へのイラク国民の抵抗感情が同国の混乱を招いているとの指摘について、小泉首相は「テロリストやフセイン政権の残党が米英軍を追い出し拠点にしたいという強い意志をもって無差別テロに移っている」と反論。テロ撲滅のために日本も国際社会の一員として責任を果たす必要があると強調した。(琉球新報)
[11月26日10時12分更新]

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トビリシの議会前広場に翻った“イスラエル国旗” − ブルジャナゼ暫定大統領はユダヤ系では −
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/405.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 26 日 15:12:22:Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: <グルジア>野党の若手指導者2人が政変を先導(毎日新聞) −ブルジャナゼとサーカシビリ 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 26 日 12:38:36)


BBCは、シェワルナゼ前大統領が辞任するかどうかという渦中にあったトビリシの様子を生中継で流した。

そのなかで、議会前広場を埋め尽くした抗議者が持つ旗のなかに“イスラエル国旗”があったのが印象的だった。
(グルジアの旗もそれほど本数は多くなかったので、1本しかなかった“イスラエル国旗”は目立った。BBCはご丁寧に“イスラエル国旗”をアップで映し出した)


そして、暫定大統領となったブルジャナゼさんは、顔を見ただけだけの印象だが、ユダヤ系のようである。


シェワルナゼ前大統領は、米国政権に見限られたことが辞任に至った最大の原因だと思われる。
カスピ海と黒海のあいだに位置するグルジアは、戦略的要衝の一つである。
チェチェン武装勢力の隠れ家になっており、バクーからトルコに至るパイプラインも通っており、米軍部隊も駐留している。
ロシアやトルコそして中央アジア諸国を“揺さぶる”には格好の位置にある。


グルジアの今後の動向には要注意!


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「対テロ戦争」という嘘 益岡賢
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/380.html
投稿者 Q太郎 日時 2003 年 11 月 26 日 10:17:08:4V2zl9FyN7Ano

「対テロ戦争」という嘘
益岡賢
2003年11月26日


2003年11月21日、朝日新聞に、「私の視点 ◆中東和平(ママ)『分離壁』やむを得ない選択」と題する、駐日イスラエル大使イツハク・リオール氏の文章が掲載された。

テロリズムという疫病の広がりと断固、闘うことは正しいが、この闘いは文明的なやり方で実行されなければならない、といった考え方が最近のはやりだ。

という言葉で始まるこの文章は、全編が、オーウェル風の言葉遣いと恐るべき前提のすり替えから成り立っている。正直、読んで驚きを禁じ得ない内容である。全編紹介したいのだが、新聞記事という性質上、紹介できないので、分析の対象となる断片だけを取り上げながら、コメントをしておきたい(あまりに不正な前提から書かれているので、どこからどうこの驚きを表現してよいかさえ難しいのだが、いくつかの点を指摘しておくことにする)。

まず、第三段落目:

殺人という任務を帯びてイスラエルに送り込まれる者たちは、年若い子供たちを洗脳するシステム化された生産ラインの「最終製品」である。

ここでは、あたかも、パレスチナの人々が、イスラエルに出かけて、自爆攻撃を行なっていることが問題の中心であるかのような前提で記述がなされている。けれども、イスラエル・パレスチナの地図を見ても明らかなとおり、問題は、国連決議で明記されている、パレスチナ人の領土(これは、イスラエルの占領拡張により狭められ、もともとのパレスチナ領の4分の1ほどに過ぎない)を、イスラエル軍が不法に占領し、入植を続けているという事実である。

イスラエル軍兵士は、この不法占領を継続すべく、「イスラエル防衛」と称して、パレスチナの民間人を殺す任務をもってパレスチナに出かけていく。悲しいことに、こうした兵士こそが、「年若い子供たちを洗脳するシステム化された生産ラインの『最終製品』」というにふさわしい(ちなみに、処罰を恐れず、まさにこうしたことに気付いて、占領地での任務を拒否した人々が増えている)。

同じ段落の末尾:

不合理な憎悪を吹き込まれる。

次のようなデータがある。2000年9月に、いわゆる「第二次インティファーダ」が開始されてから、最初の3カ月間、イスラエルが不法に占領しているパレスチナの地でイスラエル軍に殺されたパレスチナ人は279人。そして、そのうち82人は子供である。同じ時期、イスラエル人の死者は41人、子供はゼロ。そして4人を除いて全員が、ガザと西岸地区、すなわち、国際的に認められたパレスチナ人の領土で犠牲になっている。

さらに言うと、第二次インティファーダが開始されてから、イスラエル領内で自爆攻撃が最初に起きたのは、イスラエルが不法に占領しているパレスチナの領土内で、イスラエル軍や入植者たちが5週間のうちに200人以上のパレスチナ人を殺した後のことである。

こう、問うことができるだろう。わざわざパレスチナの領土まで出かけていってそこで暮らす人々を殺すよう訓練された人々こそ、不合理な憎悪を吹き込まれているのではないだろうか?

自分たちが暮らす土地を侵略され、分断され、家族を殺され、家を破壊され、追放され、嫌がらせを受けた人々が、侵略者に対して抱く憎悪のほうが、敢えて言えば、理解可能という意味で「合理的」なのではないだろうか?

そして第四段落は、次のように続く。

「洗脳」という言葉を使ったのは、これらの若い人たちは、意図的に真実から遠ざけられているからだ。

その後の説明は、56年前の国連決議、1948年の出来事、1967年の戦争を、すべて、アラブが拒否したもの、アラブが仕掛けたものと述べているだけである。

イスラエルの人々は自分たちが入植した土地が人々の暴力的追放によりイスラエルが入手した土地だということを知らされていない。また、大使のこのような記述は、現在暴力行為が大規模に起きているところが、国際的に認められたパレスチナ領であること、イスラエル軍はその地を不法に占領し、イスラエル政府はその地に不法に入植を進めていることを完全に隠蔽している。

そうしたことを知らされないままに、不法占領地に出かけ、家屋の破壊や人々の弾圧を行なっているイスラエルの人々は、意図的に真実から遠ざけられているというのでなければ、何と言えばよいのだろうか。

ついで、真ん中へんにある言葉:

これがイスラエルに難問を突きつけている。無慈悲なテロリズムに対して、民主主義はどうやって効果的で「きれいな」対策を取れるのかという問題である。

上のデータからも分かるように、そして少し調べればわかるように、問題の根本は、イスラエルによるパレスチナ領土の不法占領にある。これは、国連決議で何度も確認されてきたことである。他人の領土を不法占領し、そこで家屋の破壊や民間人の殺害を行なっている国が「きれいな」云々という言葉を、あたかも、自分が被害者で、やむなく暴力を止めようとしているかのように見せかけるのは、大きな事実の曲解であろう。

再び、こうした記述そのものが、意図的に人々を真実から遠ざけようとするものである。

さらに、「治安フェンス」なるものが、国際的に認められたパレスチナの領土内に建設されていること、また、

この治安目的のフェンスが、その反対側の人々の生活を「不便」にするという議論がなされた。ある程度は正しいだろう。遠回りを余儀なくされる農民もいるだろうし、イスラエルを通過する人々は検問で身分を証明する必要が出てくる。

とあるが、分離壁周辺では、分離壁を作るために家々が破壊され、人々は追放され、畑は破壊され、交通は遮断され、農作物の流通は阻害されてせっかくの産物が腐らされ、そして検問所では、しばしばイスラエル軍兵士が人々にいやがらせばかりか暴力をふるい、殺害することさえある、という現状は、どこに消えてしまったのだろう?

しかも、繰り返すが、こうしたことが起こっているのは、基本的に、国際的に認められたパレスチナの領土内でのことなのである。

この意見が掲載された新聞の前身である新聞社は、日本のアジア侵略と第二次世界大戦での日本の行動を美化し、他の人々の暮らす土地の不法な占領と侵略を擁護した。私たちは、最低限、その反省にたって、第二次世界大戦後、様々な出来事の判断基準を培ってきたはずである。

* 相手の合意のない占領は、いかなる理由づけを占領者がつけようと認めることができないという規範
* 戦闘行為において軍が民間人を殺害することは許されないという規範

などは、その、最も基本となる最低限のことであろう。

歴史的にほとんどの場合観察される単純な事実がある。占領が終われば被占領者による暴力は終わること。一方で、被占領者が暴力を止めても、占領は終わらないこと。

リオール大使の記事において隠されている、国際法上の基準に従ったイスラエルによるパレスチナ侵略と不法占領という事実をきちんと伝えずに(22日朝日新聞朝刊9面には、イスラエルの平和運動が「占領政策を止めなくてはならない」と呼びかけているという記事が掲載されはしたが)、リオール大使による、「意図的に人々を真実から遠ざけようとするものである」と不当に相手を批判するまさにそのことにより「「意図的に人々を真実から遠ざけようとする」コメントを掲載することは、占領に、そして占領の暴力に荷担することに他ならない。

1999年、国連合意によって武力による抵抗活動を停止していた東チモール民族解放軍(ファリンティル)を、フレテリンと誤記することで無知を露呈しつつ、また、インドネシア軍が不法侵略・占領者であることを明記せずに、インドネシア軍と手先の民兵が進めていた大規模なテロにも十分言及せずに、「フレテリン、山岳部でテロ」と書いた記事を掲載した新聞らしい態度では、ある。

あらためて、真実をつぶやいておこう。不法占領を行う軍隊への攻撃行為は、「武装抵抗」である。不法占領を行う軍隊の民間人への攻撃は、一般語ではテロであり、法的には戦争犯罪を構成する。小泉やブレア、ブッシュがどんな嘘をつこうとも。

因果的な関係を明晰にせず、法的な基準を曖昧にしたままで、「テロテロ」と「我々」に起きた日々の出来事の悲惨を伝えることは、何ら暴力を止めるために貢献しない。

テロを止めたいなら、占領とそのもとでの弾圧というテロを止めればよい(ここでは、「テロ」という言葉を、米軍の1984年の作戦マニュアルの定義:「脅迫や強制、恐怖を植え付けることにより・・・政治的、宗教的あるいはイデオロギー的な性格の目的を達成するために、計算して暴力あるいは暴力による威嚇を用いること」に従って用いている)。

イツハク・リオール大使とは対局にある、心をゆさぶる力の強い、イスラエル人の言葉を、下に挙げよう。


イスラエルの兵役拒否者から米国の兵役拒否者への手紙
マータン・カミネール
"Open Detention,"
Tel Hashomer Camp,
Israel
2003年8月12日

なるスティーブン

これが、彼らが言う「グローバリゼーション」というものだろうか?

世界のちょうど反対側に住み、ずいぶん違った生活をしてきたのに、僕らは同じ状況にいる。帝国主義の戦争と占領に反対する良心的兵役拒否者として、二人とも、この夏、軍事裁判にかけられている。君の声明を読んで、僕は、世界中で軍の論理が一緒であることに、微笑まざるを得なかった。戦争で人を殺しまた自分も死にに行くことに抵抗するほどに戦争に反対する人がいるということを、軍が理解できないと言う点も、同じだ。

君が僕の状況を知っていると仮定していたけれど、もしかして知らないときのために、少しだけ説明しておこう。僕は2002年イスラエル軍に徴兵されることになった。ユダヤ−アラブ青年運動で1年間ボランティアとして活動した後、僕は兵籍に入ることを拒否すると決めていた。僕と同じ状況にある他の若者たちとともに、僕は、シャロン首相に宛てた、高校最終学年生の手紙に署名し、そして僕自身の立場を完全にはっきりさせるために、軍当局に、兵役を拒否すると伝える個人的な手紙を送った。

軍当局は、僕に兵役拒否を許すわけにはいかないと知らせてきた:軍にとって例外は平和主義者だけであり(少なくとも彼らはそう主張している)、僕は、軍が決める平和主義者の定義には合致しないというのだ。そのため、12月の初頭から、僕は「規律手続き」(こんなものが海兵隊にもあるだろうか?)で28日の軍事刑務所入りを宣言された---続けて3度。3回目の刑務所入りの後、僕は軍法会議にかけられていた友人のハガイ・マタールにも加わるよう求め、それから数週間のうちに友人の3人---ノアム、シムーリ、アダムも、僕たちの仲間に加わった。

今、僕らは、兵籍に入れという命令を拒否したために、裁判を受けており、最大3年の禁固を受ける可能性に直面している。

どこかで聞いた話だとは思わないか?けれども、似ているのは、彼らが僕たちにしていることだけじゃない。他の人々に対してしていることも、似ている。つまり、テロを防止すると称して外国の土地を占領し、他の人々を弾圧しているということ。君や僕は、それが、支配エリートの経済的・政治的利益を追求するための単なる言い訳に過ぎないことを知っている。けれども、その代償を支払わなくてはならないのは、エリートたちじゃない。

代償を支払わされるのは、ジェニンやファルージャの、ラッマラーやバグダッドの、ティクリートやヘブロンの人々だ。代償を支払わされるのは、縛られて顔を床に押しつけらたり、学校に行く途中で射たれたりする、イラクやパレスチナの子供たち。けれどもまた、クーラーの効いたオフィスにいる将軍たちに大砲の運び屋として扱われるイスラエルやアメリカの兵士たちも、代償を支払わされることになる。こうした将軍たちが状況に対処する方法たるや、ただ非人間化---まずは奇妙な見かけの外国人を、そして自分たち自身を- --することだけのようだ。ベトナム戦争の退役兵士たちや、イスラエルの退役兵士に聞いてみるとわかると思う。

スティーブン、僕らくらいの年齢の人々は、自由に学び、働き、世界を変えようとしていなくてはいけない。僕らの年齢の人々は、パーティーや抗議に参加し、人々と会い、恋に落ちて、僕らの世界がどのようであるべきか議論しているべきなんだ。僕らの歳頃の人々が、移動標的となったり、人権や市民権を否定されたりすべきではない。心身に対して加えられる危害に自分をさらけ出し、M−16ライフルと罪の意識に引きずられながら、軍の歩兵をやっているべきではない。人を殺したくもないし死にたくもないという理由で、鉄格子の後ろに投げ込まれるべきではないんだ。

君の裁判がまもなく始まる予定だと聞いた。僕の裁判は既に始まっているから、少しだけ助言できるかも知れない。

裁判官の目を見つめること。自分が何故裁判にかけられているのか説明するために、あらゆるチャンスを使うこと。裁判官たちも、君と同じような人間だ。だけど、自分たち自身に、それを否定しようとしているんだ。そうさせないように。戦争はくそみたいなもので、裁判官だってそれを知っている。君を放免しなくてはならないということを、彼らだって知っているんだ。

結局、僕ら二人とも、刑務所に入れられる可能性は大きい。刑務所では暗いときがあるだろう。外にいる人々が皆、僕らのことを忘れてしまったと思えるような、そして僕らがしたことすべてが無駄だったのではないかと思われるような、暗いときが。そんなとき僕ならどうするか、わかっている。スティーブン、僕は君のことを考えるんだ。そうすれば、僕らが人間性のためにしたことは、何一つ無駄じゃないということが分かるだろう。

大きな連帯を込めて

マータン・カミネールより

益岡賢 2003年11月26日 

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CIAは爆弾テロに間違いなく手を染めている (フィリピンでの爆発事故から)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/353.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 25 日 23:40:56:d/vusjnSYDx0.

爆弾テロを仕掛けようとして自分の両足を吹っ飛ばしたドジなCIAエージェント

昨年5月とすこし古い話ではあるが、非常に信憑性がある情報である。

2002年5月16日フィリピンのホテルでMichael Meiring なる男が爆弾製造中に爆発が起こり、両足を吹っ飛ばすという事件があったが、大手メディアは完全黙殺した。MeiringがCIA=米軍関係者であった証拠に、NSA(国家安全保障局) ならびにFBIの手配でサンジエゴの医療施設まで米軍負傷兵救護用ヘリで空輸されている。Meiringは10年間にわたってフィリピンで「宝物発掘業」の会社経営をカバーとして、同国内のイスラム過激派との渉外活動に携わっていた。例によってアルカイダによる爆弾テロを演出しようとしていたと見られる。

先週のトルコにおける爆破事件では直接犯行に及んだのはトルコ人だったと発表されているが、どこの国にも狂信的な宗教者(薬物の影響下での犯行である可能性も高い)のみならず、多重債務者など金銭的報酬と引き替えに自殺攻撃を行う動機のある人間はいるはずである。前者については、イスラム教徒の一派である「結盟団(アサッシン:英語のassassin(暗殺者の意)の語源)など、若者に麻薬を吸引させて暗殺を行わせる伝統が一部にあったことも指摘できる。実行者・実行責任者はCIA関係者ではないかもしれないが、無論カネを出すなどスポンサーとして表に出ないように裏で糸を引いているのであろう。日本でやるときは、どうするのだろうか。アラブ系では目立ってしょうがないから北朝鮮の工作隊でも雇うか?!

---以下抜粋して引用---
http://www.jihadunspun.com/intheatre_internal.php?article=84691&list=/home.php&

The CIA Is Staging Terror Attacks In Southeast Asia
Nov 22, 2003
One by one, the world’s terror attacks bear more of the hallmarks of US Intelligence, “Black Ops,” than of Islamic terrorism. The signs are unmistakable, the CIA backed industrio-religious crusaders are staging terror campaigns throughout the world - absolutely - positively.

The despicable US media giants were silent when undisputed proof surfaced that the CIA, NSA, British Intelligence, the US Secret Service and the FBI were all involved in the May 16th 2002 blast in a Philippine hotel room when their agent, Michael Meiring accidently blew his own legs off while constructing a bomb which was intended, if ignited as planned, to be a staged “Al Queda” terror attack, justifying a tightened US- Philippine military alliance.

Meiring who operated under the cover of being a treasure hunter was in fact a CIA operative under the direct protection of the White House (As evidenced by his swift NSA/FBI medivac to San Diego after blowing his own legs off). The US spook spent 10 years on assignment associating with Islamic groups, Abu Sayef, MNLF, Moro Islamic Liberation Front, and other Philippine based Islamic groups, supplying them with US counterfeit notes (Courtesy of US intelligence) and bomb making materials so that they may create terrorist mayhem within the Philippines, giving the US a pretext to move in and, “help,” just like in Indonesia - just like nearly everywhere else these Mafia-like thugs can plant their terror and, “protection,” racket.

Meiring called his front company, Paruosia International Trading Incorporated Paruosia, in Christian fundamentalist lingo, means “Second coming of Christ.” - These intelligence asset/crusader types can’t resist revealing clues to their delusions of righteous grandeur.

What was the coverage from the CIA controlled propaganda machines, CNN, Fox and the rest regarding this explosive story of a CIA agent caught planting a terrorist bomb? - Zippo. Not a single mention of Meiring - Nothing.

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イラクの現局面は大枠で米英政権のシナリオ通り [シジミさんへ]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/333.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 25 日 18:23:03:Mo7ApAlflbQ6s


『あっしらさん、米英軍は本当に追い詰められているのでしょうか?』( http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/286.html )へのレスです。
======================================================================================

シジミさん、こんにちわ。


イラクの現局面は、残念ながら、大枠で米英政権のシナリオ通りだと考えています。

イラクで起きている“攻撃”も、相当部分が米英が後ろで画策したテロ(字義通りの意味で)だと思っています。
U.N.事務所・国際赤十字施設・イタリア軍警察施設・バクダッド水道管破壊など規模が大きく話題にもなった“攻撃”は、米英が後ろで糸をひいたテロの可能性が高いと思っています。
(「ニューズウイーク」誌は、攻撃が起きる要因としてイラク国内で300箇所近くの弾薬庫が放置されたままになっていることを上げていますが、破壊処理をするなり、別の場所に集約して管理すれば済むことです)

“テロ”を画策している米英諜報機関の最高レベルだけが、どれが本当の反占領支配勢力による“攻撃”かがわかる構図になっていると思っています。


このように考えるイラク内部の根拠は、イラクで反軍事占領=主権回復の明確な政治組織ができていないことです。
フセイン勢力のみは占領軍を追い出して政権を復活させることが政治目標になりますが、その他の勢力は、政治目標を掲げそれに人々を糾合する動きをしなければ目的達成に近づくことができません。
人口で多数派のシーア派は、今はことを荒立てずに早期の主権回復を求め占領軍に出ていってもらうという構えです。
(アフガニスタンのタリバン勢力は、フセイン勢力と同じ立場ですが、米英支配層と“お仲間”ではないことで大きく異なります)

これまで起きている“攻撃”は、米英軍の攻撃を受けて身内が殺されたことへの復讐や深く手を突っ込んできた米英を払いのけるための行動を除けば、フセイン勢力を含めてですが米英が後ろで画策したものだと考えています。


米英政権側から見た「テロ策動」の意義は、

● 米英軍は、軍事占領支配はともかく、長期的なイラク駐留を望んでいる

  米英軍は、中東全域の「近代化」(彼らが言うところの「民主化」)が終わるまで中東の心臓部であるイラクから撤退することはありません。

  米英政権が、フセイン政権の打倒や大量破壊兵器の根絶を目的にイラクへの軍事侵攻を始めたと信じることはできませんから、戦争(武力による政治目的の追求)は始まったばかりでこれから本格化すると考えるのが妥当です。
  開戦間際にブッシュ政権が唱え始めた「中東全域の民主化」こそが、米英政権(世界支配層)の戦略であり、それを「対テロ戦争」と結びつけながら遂行していくのが戦術です。
  中東全域の「近代化」は、同時革命的なものになるはずですから、イラクが終わったら撤退という段取りではなく、周辺諸国の「近代化」が完了するまでイラク駐留という橋頭堡を維持しようとするはずです。
 (「近代化」や「民主化」は、戦後日本とりわけ80年代後半以後の日本のようになることだとイメージすればいいでしょう)

  イラク侵攻を果たした米英が現在最優先課題としているのは、目的(戦略)を達成するまでの軍事駐留を政治的に勝ち取ることです。
  (イラクに対する政治的主導力は現在の国際情勢であれば、それほど問題にはなりません。イラク攻撃に反対したフランスやドイツもそれを否定することはありません)
  イラク国内の治安が安定しイラク国内諸政治勢力がまとまれば、米英軍がイラクの軍事占領を続ける大義名分が希薄になり、主権回復と部隊撤退を求める声が国際的にも高まります。(フランスやドイツも、そのような声を上げざるを得ません)

  この間の“攻撃”にはこのような状況を避けるために意図されたものが数多く含まれていると考えています。

  戦後日本のように、多数派によって構築されたイラク新政権が米英軍の駐留を認めれば、軍事占領支配から主権回復という手続きをとることもできますが、それが期待できないのであれば、軍事占領支配を継続するか、かたちだけの傀儡政権をつくって軍事占領色を薄めるしかありません。
  ブッシュ政権は、かたちだけの傀儡政権に主権を移譲し、米英が軍事支配を続ける政策を選択したと思っています。


● アフガニスタン型の軍事支配を目指している

   自分たちの利益のためであれば自国兵士の命や身体がどうなろうと知ったことではないと考えている米英政権ですが、制度的には民主主義ですから、勝利の見通しや見返りがないまま兵士たちが殺され続ける状況を放置するわけにはいきません。

   現在はコントロールもできる“攻撃”ですからまだ対処ができますが、軍事占領や傀儡政権が長期化すれば、コントロールできない“攻撃”に晒されることになります。

   この間のブッシュ政権“攻撃”をコントロールできる間に諸外国から兵力を派遣させ、コントロールできない“攻撃”に晒されるようになったときに矢面に立たせるという政策を追求しています。

   この政策をうまく進めるためには、かたちだけであってもイラクの主権回復を行い、U.N.安保理から確固たるお墨付きを手に入れる必要があると思っているはずです。(フランスやドイツも、それで軍事的に動けるようになります)

   現状では、反軍事占領勢力は自決権に基づく抵抗と見られる側面もありますが、かたちだけでも主権が回復すれば、抵抗運動として好意的に見る割合が低下し、反乱分子やテロリストという負のイメージで見られるようになります。

   さらに進んで傀儡政権よりももっともらしい手続きを経て確立した政権が生まれれば、抵抗勢力は、平和と復興を阻害する悪党とみなされることになります。
   このような状況までもっていけば、イラク駐留多国籍軍部隊は、存在に大義名分が得られるとともに、抵抗勢力に対する攻撃も正当化されることになります。

   民主主義的手続きで政権が確立し、その政権が「近代化」を推し進めるというベストな構図が生まれれば、それを反イスラムということで抵抗する勢力は、平和と復興を阻害する悪党というだけではなく、反民主主義反自由主義の極悪人となり、イスラム=悪魔というイメージ醸成に使われることになります。

   また、アフガニスタンのように、殺戮状況があまり報じられないようにしたいという思惑もあるはずです。
   アフガニスタンの米軍のほうが累積死傷者数も最近の平均死傷者数も多いはずですが、断片的に報じられるだけです。

● 戦いの性格を大量破壊兵器やフセイン政権に対するものから「対テロ」に変えたい

  日本のメディアは揃いも揃って、イラクで起きている“攻撃”をテロと呼んでいます。
  彼らは、それらの“攻撃”を反軍事占領勢力のものだと思っているはずですから、反植民地武装闘争や独立武装闘争をテロリズムと呼び、それらに参加している人たちをテロリストと呼んでいることになります。
  これまで学校でも教えてきた民族自決権や独立闘争=反植民地主義の大義という近代価値観を吹き飛ばす言動をしながら、その自覚さえないようです。
 (2週間前の土曜日に放送されたNHKの番組は、イラクの「占領計画」を「復興計画」と呼ぶとんでもないものでした)


  米英の今回の軍事行動は9・11同時多発空爆テロが端緒ですから、米英支配層が軍事行動の正当化を「対テロ」に結び付けようとするのは当然です。
  イラク軍事侵攻の正当性が当初の賛成派からも疑われている今、大量破壊兵器もフセインも早く忘れてもらって、これは「対テロ戦争」なんだという意識をもってもらいたいと思っているはずです。
  それでこそ、9・11に自国民を中心に2800名を虐殺した意義があると思っているでしょう。

  米英が画策した“攻撃”がテロとみなされていることで、本当の武力抵抗が本格化してもテロだとみなされる土壌ができあがっていきます。
  このような狙いも、この間の“攻撃”に付与されているはずです。

イラクの現局面はこのようなものではないかと考えています。

※ イラクへの自衛隊派兵は、当初は米英からの“攻撃”に晒されることになり、ある時点からはイラク抵抗派の攻撃に晒されることになると思っています。
 自衛隊が米英の策動で攻撃を受けたとき日本国内でどのような反応が起きるかが、その後の日本を大きく規定することになると考えています。

 一部の人は、自衛隊がイラクに派兵されて犠牲者が出れば、日本人も目が覚めるとか小泉政権が大打撃を受けると考えているようですが、それはあまり期待できないと思っています。

 嫌な見通しですが、不幸にして自衛隊員に犠牲が出たとき、読売新聞などを中心に「対テロ戦争」への本格的参加の必要性が声高に叫ばれ、派遣部隊の重装備化や増員の方向に流れていくだろうと予測しています。
そう予測するのも、現段階から占領支配抵抗=テロという刷り込みが行われている現実があるからです。(戦前の歴史を顧みても、その危険性を排除できません)


 こう考えたとき、既に膨大なお金を拠出している日本が地上部隊も本格的に派遣しお金もさらに拠出するようになる“絶好の機会”を米英が見逃すことはないと思われます。

 日本を米英の「対イスラム戦争」に本格的に引きずり込む格好のネタとして自衛隊が標的になる可能性があることを含んで自衛隊派遣の是非を考える必要があります。


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イラク派兵拒否、「賢明だった」とインド外相 (朝日新聞) −「派兵していたら、様々なことが起きていただろう」
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/300.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 25 日 03:52:07:eWn45SEFYZ1R.

http://www.asahi.com/international/update/1124/021.html

インドのシンハ外相は、24日付のインド有力紙フィナンシャル・エクスプレスのインタビュー記事で、インドがイラク派兵を拒否したことについて、「賢明だった。派兵していたら、様々なことが起きていただろう」と述べた。「米国は私たちの立場を理解しているし、米国高官の間では評価する声だってある」とも述べ、対米関係に悪影響はないとの見方を示した。

 外相は、トルコがイラク統治評議会に反対されて派兵を断念したことに関連し、「評議会はインドの派兵は歓迎すると言ったが、危険な勢力が私たちを標的にしないとは誰も言えない」と、不穏な治安情勢が派兵拒否の理由であることを改めて強調した。

 また、「派兵拒否でイラクでの経済的利益を逃す」とのインド国内の意見について、「商機を失うとは思わない。機が熟せば、(ビジネスに)参入する」と語った。

(11/24 23:57)

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北アフリカの過激組織が脅威=アルカイダの能力は減退−テロ専門家(時事通信)
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/226.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 24 日 04:09:08:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000711-jij-int

【パリ21日時事】フランス紙フィガロは21日、シンガポール防衛戦略研究所の国際テロ問題専門家ロハン・グナラトナ氏とのインタビューを掲載した。同氏は「欧米諸国にとって主要な脅威は国際テロ組織アルカイダではなく、それと連携した組織である」とし、特にアルジェリアなど北アフリカ諸国の過激派の危険性を指摘した。
 同氏はアルカイダに詳しい研究者で、アルカイダ自身のテロ遂行能力は現在、著しく減退し、2001年9月11日の米同時テロのような大規模テロを実行する力はないと分析。「同時テロ以降のテロの大半は、アルカイダから資金や武器の提供を受けた連携組織の犯行」との見方を示した。 (時事通信)
[11月21日23時4分更新]

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アルカイダ再録:米教授によるCIA謀略オサマゲート歴史的実証と現在のミスリード批判
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/177.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 23 日 13:03:43:CjMHiEP28ibKM

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※

『亜空間通信』695号(2003/11/23)
【アルカイダは誰かで再録:米教授によるCIA謀略オサマゲート歴史的実証と現在の
ミスリード批判】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※

 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
 
 一昨日(2003/11/21)、私は、以下の亜空間通信694号を発し、阿修羅戦争42掲示板
に投稿した。週末の超多忙で、わが電網宝庫にはまだ入れていないが、以下の阿修羅
のURLで出てくる。

---------- 引用ここから ----------
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1207.html
『亜空間通信』694号(2003/11/21)
【ただ何となく馬鹿馬鹿しくて「アルカイダは誰でしょう」木村二変詞(変死の間
違いではない)】
 [中略]
 アルカイダの連呼に踊らされる悪夢の再現を想いつつ、いくつかの投稿をしたが、
以下は、特に自薦の2点なり。
 
1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アルカイダは誰でしょう」川内康範作詞・小川寛興作曲 木村二変詞
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1197.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 21 日 21:27:45:CjMHiEP28ibKM
(回答先: 実行犯の2トルコ人割り出す トルコの連続テロ 地元紙(朝日新聞) 
−いつもの如く驚くべき早業 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 21 日 21:09:24)

「アルカイダは誰でしょう」川内康範作詞・小川寛興作曲 木村

どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな 知っている
アルカイダの おじさんは
正義の味方アメリカを呼び出す人よ よい人よ
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 上記の「変詞」は、「月光仮面」を「アルカイダ」と書き換え、「正義の味方アメ
リカを呼び出す人よ」という台詞を加えただけの自称「無邪気な悪戯」でしかない。
ともかく、大手メディアの「ミスリード」振りには、呆れる他ないのである。「ただ
何となく馬鹿馬鹿しくて」は、「ただ何となく、めんどくくて」という昔の自堕落風
流行歌の歌詞のもじりである。

「アルカイダの連呼に踊らされる悪夢の再現」を、さらに詳しく言えば、2001年
の911事件発生当時と以後の展開の状況のことである。

 私は、911事件直後に、一応、以下のような慎重な留保を付して、米教授による
「CIA謀略オサマゲート」の研究を発信した。
 
 ---------- 引用ここから ----------
 「ただし、私は、アメリカの謀略は常に、下位の協力者を捨て駒扱いにして恥じな
いところがあるから、それを熟知する捨て駒が、いずれは反逆すると見てきた。だか
ら、以下のような経過があるには違いないのだが、それだからと言って、これまた間
違い無しにアメリカが援助したタリバンと、ラディンが、今もなお、世界中を欺くア
メリカの協力者であり続けているかのかどうかについては、疑いを抱いてい
る---------- 引用ここまで ----------
 
 この一応の留保に関して、私は、その後の経過を観察し続けた。最終的には、CIA
は最初から、御得意の偽情報、俗耳に入りやすい「物語」を用意していたのだと、判
断するようになった。

その「物語」とは、「オサマ・ビン・ラディン」が、湾岸戦争に際して、アメリカが
アラブの国を攻撃したこと、そのアメリカの攻撃にサウジアラビアが基地を提供して
いることを批判し始め、ビン・ラディン家から勘当され、サウジアラビアの国籍を剥
奪されたと称するものである。

 この具体的な物的証拠が示されたこともない根拠薄弱な偽情報の「物語」を取り除
けば、オサマ・ビン・ラディンは最初から、ブッシュ一家と因縁が深いイエーメン出
身の建設業の富豪のドラ息子以外の何者でもなく、1979年のアフガニスタン謀略に際
して、CIAの手先になったのであるから、すべてのアメリカ発、オサマ・ビン・ラディ
ン、アルカイダ関連情報は、疑わしくなるのである。

「1979年のアフガニスタン謀略」に関しては、私は、やはり、911事件以後に、以下
の通信を発した。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/akuukan-01-10-47.html
『亜空間通信』47号(2001/10/17)
【ムジャヒディン援助はソ連の侵攻以前のCIA謀略と大統領補佐官が認めてた】
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 以下、911直後、2001年9月15日の日付のガーデイアン記事をも含む米教授によ
るCIA謀略「オサマゲート」の歴史的実証と現在のミスリード批判を、急遽発信した
『亜空間通信』63号(2001/10/25)を再録する。
 
 この時点ですでに、アメリカでは、「知る人ぞ知る」問題だったのである。


---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/akuukan-01-10-63.html
『亜空間通信』63号(2001/10/25)
【米教授によるCIA謀略「オサマゲート」の歴史的実証と現在のミスリード批判】
[中略]

 昨日、2001.10.24.深夜、以下に一部を紹介する資料の訳文が、ユーゴ戦争問題で
の仲間から届いた。
[中略]
 私は、註の中の「米国/NATOのユーゴに対する戦争犯罪を裁く国際法廷」に参
加したので、筆者を知っている。ただし、私は、アメリカの謀略は常に、下位の協力
者を捨て駒扱いにして恥じないところがあるから、それを熟知する捨て駒が、いずれ
は反逆すると見てきた。だから、以下のような経過があるには違いないのだが、それ
だからと言って、これまた間違い無しにアメリカが援助したタリバンと、ラディンが、
今もなお、世界中を欺くアメリカの協力者であり続けているかのかどうかについては、
疑いを抱いている。

 以下、一部紹介。詳しくは最後の資料に当られたい。

「オサマゲート(OSAMAGATE)」

 2001年10月9日 米国の「国際行動センター」(International Action Center、代
表 ラムゼイ・クラーク元米司法長官)のHPに掲載されたものを邦訳

筆者:Michel Chossudovsky オタワ大学教授 

(経済学者)、グローバリゼーショ ン・リサーチ・センター

Professor of Economics, University of Ottawa Centre for Research on
Globalisation (CRG)

注: 筆者は、国際行動センターの呼びかけで2000年6月10日にニューヨークで開催
された世界の市民による「米国/NATOのユーゴに対する戦争犯罪を裁く国際法廷」
に証人として参加。KLA(コソヴォ解放軍)の役割と、KLAと米国およびドイツの情
報局および国連代表Bernard Kouchnerとの結びつきについて証言している。

 なお、同市民法廷は、米国とNATOおよび空爆参加国の指導者たちを19の罪で有
罪と認定し、米国/NATOが新たにまた引き続き世界の諸国に対する攻撃と制裁を行な
うことを止めさせる大衆行動を強く求め、米国/NATOがこれらの諸国で行なっている
公然・非公然活動の即時停止を求めている。
[中略]
 アメリカと英国の爆撃機がアフガニスタンの主な都市に対しミサイル攻撃を行い、
ジョージ・W.ブッシュ大統領は「今、タリバンが代償を払うだろう」と断言した。米
国当局は、9月11日の悲劇的事件の背後にオサマ・ビン・ラディンがいると主張して
いる。大規模な「反国際テロリズム」とされる戦争が開始された。米国の政府機 関
は冷戦以来ワシントンの外交政策事項の一部として「イスラム戦士ネットワー
ク(Islamic Militant Network)」を保護しており、広く証拠を握っているものとみな
されている。

 皮肉にも、米空軍はCIAが1980年代に設立したトレーニング・キャンプをターゲッ
トにしている。
 この戦争推進を正当化する理由は完全につくられたものだ。米国人は、米国政府に
よって慎重かつ意識的に、私たちの共通の未来に影響を及ぼす大掛かりな軍事的冒険
を支援するようミスリードされている。
[中略]
 クリントン政権の共犯者。共和党委員会(Republican Party Committee)報告書は、
いくつかのイスラム原理主義者組織がオサマ・ビン・ラディンのアルカーイダを含め
て、クリントン政権との共謀を明白に確認している。
[中略]
 民主党員と共和党員が共同することに合意したのは、疑いもなく、ペンタゴン
とCIAから「うっかり秘密を漏らさない」ようにと圧力がかかったからだ。
[中略]
 9月11日の悲劇的事件の結果として、共和党員および民主党員は一致し大統領の
「オサマへの報復戦争」に対する全面的な支持を与えた。
[中略]

 現在(2001年10月) マケドニアで、自称民族解放軍(National Liberation
Army)(NLA)の隊列で戦っている外国人傭兵の中には、中東および旧ソ連中央アジアの
諸共和国からのMujahideenがいる。 またマケドニアにいるKLAの代理勢力の内には、
ペンタゴンと契約した民間の傭兵会社から派遣された米国の上級軍事顧問、英国、オ
ランダ、ドイツから運試しにきた者もいる 。 これらの西側からの傭兵の中には、以
前、KLAおよびボスニアのイスラム教徒軍で戦った者もいた。

[中略]

 ブッシュ政権は戦争を正当化する理由として、世界貿易センターおよびペンタゴン
に対する攻撃の背後にオサマ・ビン・ラディンがいる証拠があると述べた。 英国の
首相トニー・ブレアはこう述べた:

「私は、9月11日の出来事に対する彼の[オサマ]リンクを示す絶対に強力で明白な証
拠を見た。」

[中略]

 トニー・ブレアが言及し得なかったことは、CIAを含む米国政府の機関がオサマ・
ビン・ラディンのアルカーイダを「保護」し続けているということだ。 「反国際テ
ロリズム」とされる大規模戦争は、その外交政策事項の一部として国際テ ロリズム
を保護している政府によって開始された。 言いかえれば、この戦争の推進 を正当化
する理由は完全につくられたものだ。 米国人は、米国政府によって慎重か つ意識的
に私たちの共通の未来に影響を及ぼす大掛かりな軍事的冒険を支援するよう ミスリー
ドされてきた。

 米国人をミスリードするこの決定は、世界貿易センターに対するテロリスト攻撃の
わずか数時間後に行なわれた。証拠を固めぬまま、既にオサマは「重要容疑者」と呼
ばれていた。 2日後の9月13日木曜日に (かろうじてFBIの調査が始まる一方)、ブッ
シュ大統領は「世界を勝利に導く」と断言。 米国当局は、対オサマ・ビン・ラディ
ンに向けて「単一の劇的な行為ではなく持続的な軍事行動」に乗り出す意図を確認し
た。

[中略]

 さらに、米国の立法府全体が暗黙の了解で参戦を支持した(下院の中から唯一正直
で勇敢な反対意見を唱える声があがった)。下院および上院のメンバーは、様々な委
員会を通して、米国の政府の機関が国際テロリズムと結んでいることを疑問の余地な
く立証している公式機密文書および情報資料にアクセスしてきた。 彼らは、「我々
は知らなかった」と言うことはできないのだ。 実際、これらの証拠のほとんどが公
開されている。

Notes 1.. United Press International (UPI), 15 September 2001.

2.. The Guardian, London, 15 September 2001.

3.. UPI, op cit,

4.. For further details see Michel Chossudovsky, Who is Osama bin Laden,
Centre for Research on Globalisation, 12 September 2001,

http://globalresearch.ca/articles/ CHO109C.html
(現在は、このURLでは繋がらない)

5.. International Media Corporation Defense and Strategy Policy, US Commits
Forces, Weapons to Bosnia, London, 31 October 1994.

6.. Congressional Press Release, Republican Party Committee (RPC), US
Congress, Clinton-Approved Iranian Arms Transfers Help Turn Bosnia into
Militant Islamic Base, 16 January 1997, available on the website of the
Centre of Research on Globalisation (CRG) at  

http://globalresearch.ca/articles/ DCH109A.html

The original document is on the website of the US Senate Republican Party
Committee (Senator Larry Craig), at

http://www.senate.gov/~rpc/releases/ 1997/iran.htm
これも現在は、このURLでは繋がらない)

7.. The Scotsman, Glasgow, 29 August 1999.

8.. Ibid.

9.. Truth in Media, Kosovo in Crisis, Phoenix, Arizona, 2 April 1999

10.. Sunday Times, London, 29 November 1998.

11.. US Congress, Testimony of Frank J. Cilluffo , Deputy Director, Global
Organized Crime, Program director to the House Judiciary Committee, 13
December 2000.

12.. US Congress, Testimony of Ralf Mutschke of Interpol's Criminal
Intelligence Division, to the House Judicial Committee, 13 December 2000.

13.. US Congress, Transcripts of the House Armed Services Committee, 5
October 1999,

14.. Quoted in the Boston Herald, 19 March 2001.

15.. Quoted in Knight Ridder News, 8 October 2001.

16.. Macedonian Information Centre Newsletter, Skopje, 21 March 2000,
published by BBC Summary of World Broadcast, 24 March 2000.

17.. BBC, 29 January 2001, at

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world /europe/newsid_1142000/1142478.stm

18.. Scotland on Sunday, Glasgow, 15 June 2001 at

http://www.scotlandonsunday.com/ text_only.cfm?id=SS01025960 ,

see also UPI, 9 July 2001.For further details see Michel Chossudovsky,
Washington behind Terrorist Assaults in Macedonia, Centre for Research on
Globalisation, August 2001, at

http://globalresearch.ca/articles/ CHO108B.html

19.. Macedonian Information Agency (MIA), 26 September 2001, available at
the Centre for Research on Globalisation at

http://globalresearch.ca/articles/ MNA110A.html

20.. Quoted in The Daily Telegraph, London, 1 October 2001.

21.. Statement by official following the speech by President George Bush on
14 September 2001 quoted in the International Herald Tribune, Paris, 14
September 2001.

この記事のURLは:

http://globalresearch.ca/articles/ CHO110A.html

Copyright, Michel Chossudovsky, Centre for Research on Globalisation (CRG),
October 2001.All rights reserved.Permission is granted to post this text on
non-commercial community internet sites, provided the source and the URL are
indicated, the essay remains intact and the copyright note is displayed.To
publish this text in printed and/or other forms, including commercial
Internet sites and excerpts, contact the Centre for Research on
Globalisation (CRG) at

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---------- 引用ここまで ----------

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ユダヤ人社会世界情報網に接続成功。米からイスラエルへの子供送り込み悪魔的計画
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/170.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 23 日 11:54:39:CjMHiEP28ibKM

ユダヤ人社会世界情報網に接続成功。米からイスラエルへの子供送り込み悪魔的計画

昨日、私は、以下の投稿をした。

---------- 引用ここから ----------
重要情報あれどもユダヤ人世界情報網が接続不能状態か。乞うご研究。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1248.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 22 日 10:32:37:CjMHiEP28ibKM
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 本日、再び試みたら、手許に送られてきた以下のURLに接続できたので、再び、以下の記事を紹介する。
 
わが解釈を先に簡単に言うと、アメリカの金持ちのユダヤ人が奨学資金を出して、貧乏人の親を騙して、逃亡兵が続出中のイスラエルに送り込む悪魔的この上ない計画の「敵性」(裁判で相手側作成の物的証拠を意味)情報である。

 ナチスドイツ末期のヒトラーユーゲントを思わせる悪魔的計画である。しかも、いかにも億万長者らしいユダヤ人による「ゼニゲバ・カルト」の「人身御供」の不気味さが漂うのである。

http://www.jta.org/page_view_story.asp?intarticleid=13479&intcategoryid=4
Steinhardt education proposal
steals show at General Assembly
By Rachel Pomerance
JERUSALEM, Nov. 19 (JTA)-- Imagine a world in which every newborn child receives a voucher toward early childhood Jewish education and a free trip to Israel.

Thatユs what philanthropist Michael Steinhardt asked 4,000 delegates to the North American Jewish federation systemユs General Assembly to consider Wednesday.

The メNewborn Giftモ would be part of an overall investment in strengthening Jewish education that Steinhardt is proposing. He told delegates that he was willing to contribute $10 million to the project, which he called the Fund for Our Jewish Future ム on condition that his contribution represent no more than 10 percent of the total fund.

In other words, the former Wall Street tycoon was challenging the audience to raise at least $90 million for Jewish education in the Diaspora.

Many in the room found Steinhardt's speech groundbreaking ム and highly relevant.

Chip Koplin of Macon, Ga., said the speech gave him the chills. Koplin said that of all his experiences at this year's General Assembly -- his first time in Israel -- Steinhardtユs speech "is going to have the most profound effect on me."

"As an American challenged with the struggles of a small, Southern Jewish community" trying to sustain Jewish identity, Koplin said he could relate to the speech.

The speech came as federations struggle to fund their local and overseas needs amid flat campaigns. Still, federation leaders didn't appear to worry that Steinhardt's appeal would undermine their own efforts.

"He made the speech to a convention of North American federations, so clearly he is lookingモ"to partner with them, said Jacob Solomon, executive vice president of the Greater Miami Jewish Federation. In fact, the federation system encourages such visionary ideas, Solomon said.

Steinhardt said the proposal is a response to decreasing Jewish identification among non-Orthodox Diaspora Jews.

Steinhardt mustered a litany of statistics to prove his point. Some 49 percent of American Jews identify as secular; only 20 percent give to Jewish causes, down from a post-World War II period when half the community gave to Jewish causes; and the number of American Jews is dwindling, according to the 2000-01 National Jewish Population Survey, Steinhardt said.

"This part of the Diaspora community --its majority -- is in crisis," Steinhardt said. While most Jewish activists focus on threats to Israel, in some respects the Diaspora is "far more vulnerable," he said.

"We donユt know enough about our religion to take true pride in it. We remain Jewish on the vapors of cultural memory," Steinhardt said.

He also bemoaned what he called a glaring lack of Jewish leadership and innovative ideas.

By contrast, he pointed to the birthright israel program, which offers free trips to 18-26-year-olds who have never been on a peer trip to Israel. Steinhardt is one of the programユs major funders.

メBirthright has been nothing less than a transformation in Jewish life,モ he said. However, メthe future of the program is tenuous -- not because there are no young people who want to partake of this venture," but "simply because there's not enough money to pay for them."

While the federation system raised hundreds of millions of dollars for the Israel Emergency Campaign, it has difficulty raising "fraction of that amount" for birthright, Steinhardt said.

Steinhardt called for a "Jewish renaissance for our young people." He said his agenda would focus on the "centrality of Israel for the Jewish soul," the "pre-eminence of Jewish peoplehood," encouragement of vibrant rabbis, the principle of charity and the "imperative of a Jewish education."

"Our survival depends on the next generation being educated," Steinhardt said.

The audience, which buzzed with electrified chatter after the speech, seemed to feel the same way. Many rushed the stage to shake Steinhardt's hand.

Passing out flyers outside the auditorium, Jewish students stated that they would raise $500,000 for Steinhardtユs proposed fund.

Federation leaders largely praised the initiative but noted that the challenge is significant. They rejected the idea that the appeal might undermine their own fund-raising efforts.

Robert Schrayer, vice chairman of the United Jewish Communities, the federation umbrella organization, sounded a note of optimism.

メCan he do it? Yeah, I think thereユs a large amount of money available in the American Jewish community for a cause like this,モ Schrayer said.

John Ruskay, executive vice president and CEO of the UJA-Federation of New York, praised the effort but took a wait-and-see approach.

"We need to have more details" on what such a plan would entail before commenting on its chances for success, Ruskay said.

As far as Steinhardt is concerned, the project is an imperative.

メThe Jewish future of our childrenモ is at stake, he said. "We owe our children nothing less."

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「新ソ連邦」構想を示唆=プーチン政権長期化を画策か−ロシア高官() −”ベラルーシ併合”
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/117.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 22 日 19:41:57:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031122-00000821-jij-int

【モスクワ22日時事】治安機関派が主導権を握るロシアのプーチン政権が、ベラルーシの「併合」による新しい連邦国家創設を検討しているとの観測が流れている。背景には、新国家樹立で大統領の3選を禁じた現行憲法に代わる新憲法を制定、プーチン大統領が2008年以降も長期政権を維持するとの思惑があるようだ。
 ベラルーシとの新国家構想は、現在の名目的な「ロシア・ベラルーシ連邦」の書記を務めるボロディン元大統領府総務局長が最近、英紙フィナンシャル・タイムズに語った。 (時事通信)
[11月22日19時1分更新]

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八つ当たり?米、IAEAを痛烈批判 事務局長が即反論 [朝日新聞]
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/111.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 22 日 17:05:58:Mo7ApAlflbQ6s


 イランの核問題を討議した21日の国際原子力機関(IAEA)の理事会で、米国のブリル大使が、エルバラダイ事務局長とその報告書を異例の強い調子で批判、事務局長が即座に反論して、緊迫する場面があった。

 ブリル大使は、イラン批判の発言の後、返す刀で事務局批判を展開した。事務局長報告が「現在のところ、イランの未申告の核活動が核兵器開発計画につながるとの証拠はない」としたことが、「誤った解釈で誤解を招いた。IAEAの信頼性回復には長い時間が必要だろう」と主張。「混乱」「不幸な事態」などの言葉を使い、事務局幹部の実名まで挙げて、文言の選択などを批判した。

 これに対して、エルバラダイ事務局長は「言葉をあげつらう姿勢は不誠実だ」と反論。さらに「イラク戦争前に(イラクに核兵器が存在する証拠はないとした)IAEAの主張を批判した者がいたが、我々が主張を貫いたことで、IAEAの信頼性はむしろ高まったと、誇りを持って言える」と切り返した。

 米国は、イランの核計画が核兵器開発目的だとして、即時の安保理付託を主張してきたが、今回は独仏ばかりでなく英国からも「核不拡散体制を維持するためにも、イランには新しいアプローチで臨むべきだ」と距離を置かれた。逆に今回、事務局長は英独仏の批判色の弱い決議案に反対し、米国寄りの立場だった。

 八つ当たりにも見える米国の事務局批判に、ある西側外交官は「米国内の保守派向けの発言だろうが……」と肩をすくめてみせた。

(11/22 15:03)


http://www.asahi.com/international/update/1122/014.html

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「資源供給植民地」ロシアのあがき 「石油王」逮捕の意味するもの [革マル派「解放」2003年11月24日号]
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1192.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 21 日 20:22:19:Mo7ApAlflbQ6s


T 「ユコス」捜査の衝撃

 今年七月いこう石油会社「ユコス」を捜査の槍玉にあげてきたロシア検察総局は、十月二十七日、ついに同社社長ホドルコフスキーの逮捕に踏みきった。「シブネフチ」を合併してロシアの全石油生産量の三分の一を握る「ユコス・シブネフチ」をつくりあげたロシア一の大富豪は、脱税・横領・詐欺等々の容疑でモスクワ郊外の監獄に――巷の詐欺師三人が放りこまれている房に――収監された。ホドルコフスキーの「所有株」(ユコス株の四二%)は検察によって差し押さえられた。
 これにつづけて、ホドルコフスキーを擁護してきた大統領府長官ヴォローシンが更迭され、大統領プーチン側近のメドヴェジェフが新長官に登用された(十月三十日)。大統領プーチンを支えてきた二つの派閥、「ピーテル〔サンクトペテルブルグの俗称〕」派と、前大統領エリツィン時代からの残留組である首相カシヤノフらの、いわゆる「セミヤー〔家族、すなわちエリツィン一家ということ〕」派との対立は、ユコス捜査をめぐって極点にまで達し、いまや政権内権力抗争が一挙に激化している。
 すわ「旧KGB・チェキスト〔ソ連邦時代の秘密警察隊員〕の台頭だ」「自由なビジネスを抑圧する強権の発動だ」と帝国主義諸国のブルジョア・マスコミやロシアの新興財閥(オリガルヒ)系マスコミは騒ぎたてた。だが、大統領プーチンは語気も強く反論する――「法の前では誰もが平等であって、大金持ちも区別されない」「企業家の犯罪を検察が捜査するのは当たり前のことだ。米国を見よ、『エンロン』社捜査などで何十人も逮捕され、しかも『自殺者』まで出したではないか」と。
 ブッシュ政権内および外部のネオコンサーバティブ一派も騒ぎだした。「ロシアを八ヵ国首脳会議参加国から排除せよ」とリチャード・パールはわめいた。国務省報道官バウチャーは「政治的動機にもとづく捜査だ」とロシア検察を非難し、「われわれの課題は、ロシアにおける法の支配と自由な市場を支援することだ」と言い放つ。これにたいして、ロシア外相イワノフは「なんという内政干渉!」と抗議し、ロシア外務省高官は、アメリカのイラク軍事占領やグアンタナモに拘束しつづけているアフガニスタン捕虜の問題にまで言及してアメリカ政府の「二重基準」を非難した。
 とはいえブッシュ政権は、これ以上ユコス問題に触れることは控えている。「イラクでの戦争は終わっていない」と白状せざるをえないほど窮地に追いつめられている彼らは、ユコス問題どころではないのである。しかも、石油会社ユコスにかんしては、――後で述べるように――アメリカ資本はすでに十分な実利を確保しているのだ。
 ロシアの大多数の人民は「ホドルコフスキー逮捕」に溜飲を下げ、検察の捜査を支持した。国の資産を略奪し、ロシアの資源を売りとばして巨万の富を築いた新興成金どもへの怒りと憎しみを、労働者・民衆は忘れようにも忘れられないのである。プーチン大統領への支持率は高まり、低迷していた与党「統一ロシア」の支持率も、十二月七日の下院議員選挙をまえにしてようやく上向きはじめている。
 検察のユコス捜査とホドルコフスキー逮捕を声高に非難しているのは、ロシアにおいては、新興財閥系マスコミをのぞけば、ヤンキー式「自由な市場経済」を理想とする「右派勢力同盟」(いわゆる「急進改革派」のチュバイス、ガイダール、ネムツォフなど)と「ヤブロコ」(ヤブリンスキー)という右派政党くらいしかいない。今年に入って「反プーチン」の旗幟を鮮明にしたホドルコフスキーは、この二政党をはじめとする「野党」を支援し選挙資金を提供してきた。この男の逮捕は、ただちに、これらの党の選挙活動に支障をきたす。とりわけ、チュバイスの党とは違って、新興成金の企業をもたない「ヤブロコ」はひとたまりもない。ユコス捜査の一環として、検察は、「ヤブロコ」の選挙事務所になっている広告会社を家宅捜索し「多額のルーブリ」を押収した。
 「反プーチン野党」へのホドルコフスキーの選挙資金供与は、ロシア連邦共産党にもおよんでいた、といわれる。ジュガーノフがやっきになって否定しようとも、これは事実であるようだ。ユコス捜査およびホドルコフスキー逮捕にかんするこの党の不明瞭な態度と、下院議員立候補者名簿とが、それを物語っている。ホドルコフスキー逮捕にさいして、ジュガーノフは、「右派勢力同盟」や「ヤブロコ」などと一緒に「大統領に会談を求める」という申し入れをおこなっただけであった。プーチン与党のひとつである「人民党」のように「検察支持」を叫ぶこともできず、さりとて「ヤブロコ」やチュバイスとともに布陣を組んで「プーチン非難」を言うわけにもゆかず、ジュガーノフは沈黙を決めこんだ。実は、「勤労者の利害・ロシア民族の利害を代表する」と自称するこの党の立候補者名簿には何人もの「元ユコス」の「企業家」が名を連ねているのだからである。〔三面参照〕
 新興成金どもは、検察のユコス捜査に心底から震撼させられた。だが、公然と「プーチン非難・検察非難」を叫ぶ者はほとんどいない。エリツィンのもとで副首相や大統領府長官を務め、「統一エネルギー・システム」(電力独占体)社長に天下ったチュバイスただ一人だと言っても過言ではない。ホドルコフスキー逮捕の直後に、「産業家企業家同盟」(ヴォリスキーを頭にする、いわゆる「オリガルヒ組合」)は「右派勢力同盟」などとともにプーチンに会談を申し入れたものの、「どんな取り引きにも応ずるつもりはない」と即座に一蹴されて引きさがるほかはなかった。脱税、横領、不正な海外蓄財、そして脅迫や殺人、いずれにも身に覚えがある彼らは、「ホドルコフスキーの次」にならないように、さしあたりはホドルコフスキーと一線を画したり、あるいはプーチンに恭順の意を表したりして自己保身に務め、自己資産の保全に必死になっている。
 十二月の下院議員選挙と来春の大統領選挙をまえにいま、ロシアの諸政治勢力と新興成金どもは大激震にみまわれている。

以下、見出し
U エネルギー資源政策のなし崩し的修正

 アメリカによるロシア石油資源簒奪への危機感

 「仏・独との協調」基軸への修正

V 「ピーテル」派の無知・無能

 国家的統制による「再建」の白昼夢

 生産基盤・技術的基盤の再建不能

http://www.jrcl.org/

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「イラク侵略は違法だった」..あのリチャード・パールが認めたとさ
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1126.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 20 日 20:02:37:d/vusjnSYDx0.

ガーディアン 20/Nov/03

あの「暗黒の王子」(よりはただの「腹黒のおっさん」の方がお似合いだが)リチャード・パールが「イラク侵略は違法だったが、国際法が間違っているのだ。サダムのような独裁者に対処できない国際法の方に問題があるのだ。」と強弁した。まるで「朕は国家なり」だ。暗黒の王子ならぬ太陽王並のこの発言は、今までの米国政府のこじつけとも矛盾しているが、ろくに事前の打ち合わせもしないでこういう無茶苦茶な発言をするのが、異常者集団ネオコンの本質である。こんな連中に牛耳られてアメリカ人は恥ずかしくないのだろうか?信じられない。


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http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1089158,00.html

War critics astonished as US hawk admits invasion was illegal

Oliver Burkeman and Julian Borger in Washington
Thursday November 20, 2003
The Guardian

International lawyers and anti-war campaigners reacted with astonishment yesterday after the influential Pentagon hawk Richard Perle conceded that the invasion of Iraq had been illegal.
In a startling break with the official White House and Downing Street lines, Mr Perle told an audience in London: "I think in this case international law stood in the way of doing the right thing."

President George Bush has consistently argued that the war was legal either because of existing UN security council resolutions on Iraq - also the British government's publicly stated view - or as an act of self-defence permitted by international law.

But Mr Perle, a key member of the defence policy board, which advises the US defence secretary, Donald Rumsfeld, said that "international law ... would have required us to leave Saddam Hussein alone", and this would have been morally unacceptable.

French intransigence, he added, meant there had been "no practical mechanism consistent with the rules of the UN for dealing with Saddam Hussein".

Mr Perle, who was speaking at an event organised by the Institute of Contemporary Arts in London, had argued loudly for the toppling of the Iraqi dictator since the end of the 1991 Gulf war.

"They're just not interested in international law, are they?" said Linda Hugl, a spokeswoman for the Campaign for Nuclear Disarmament, which launched a high court challenge to the war's legality last year. "It's only when the law suits them that they want to use it."

Mr Perle's remarks bear little resemblance to official justifications for war, according to Rabinder Singh QC, who represented CND and also participated in Tuesday's event.

Certainly the British government, he said, "has never advanced the suggestion that it is entitled to act, or right to act, contrary to international law in relation to Iraq".

The Pentagon adviser's views, he added, underlined "a divergence of view between the British govern ment and some senior voices in American public life [who] have expressed the view that, well, if it's the case that international law doesn't permit unilateral pre-emptive action without the authority of the UN, then the defect is in international law".

Mr Perle's view is not the official one put forward by the White House. Its main argument has been that the invasion was justified under the UN charter, which guarantees the right of each state to self-defence, including pre-emptive self-defence. On the night bombing began, in March, Mr Bush reiterated America's "sovereign authority to use force" to defeat the threat from Baghdad.

The UN secretary general, Kofi Annan, has questioned that justification, arguing that the security council would have to rule on whether the US and its allies were under imminent threat.

Coalition officials countered that the security council had already approved the use of force in resolution 1441, passed a year ago, warning of "serious consequences" if Iraq failed to give a complete ac counting of its weapons programmes.

Other council members disagreed, but American and British lawyers argued that the threat of force had been implicit since the first Gulf war, which was ended only by a ceasefire.

"I think Perle's statement has the virtue of honesty," said Michael Dorf, a law professor at Columbia University who opposed the war, arguing that it was illegal.

"And, interestingly, I suspect a majority of the American public would have supported the invasion almost exactly to the same degree that they in fact did, had the administration said that all along."

The controversy-prone Mr Perle resigned his chairmanship of the defence policy board earlier this year but remained a member of the advisory board.

Meanwhile, there was a hint that the US was trying to find a way to release the Britons held at Guantanamo Bay.

The US secretary of state, Colin Powell, said Mr Bush was "very sensitive" to British sentiment. "We also expect to be resolving this in the near future," he told the BBC.

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「米、北の韓国侵略時に必要なら核兵器使用」 朝鮮日報【最初からの狙い】
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1028.html
投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 19 日 15:54:51:1UddCTsVwSrOw

「米、北の韓国侵略時に必要なら核兵器使用」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/11/19/20031119000005.html

 米国は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の韓国侵略に対し、韓国を防衛するはずで、必要な場合、核兵器(nuclear arms)を使うと、ラムズフェルド米国防長官が言明したと、ワシントン・タイムズ紙が18日報じた。

 保守性向の同紙は、ラムズフェルド長官が韓国との安保会談後に発表した声明で、韓国に対する米国の防衛公約は韓国のための「『核の傘』の継続的供給」を含むと述べたと伝えた。

 同長官はまた、韓国のイラク派兵と関連、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と面談した場で、米国は米戦闘兵の保護や兵站支援の要らない「『独自に活動可能な(self-sufficient)』兵力なイラクに派遣するよう要請したと、陪席していた米国防部の高位関係者が伝えた。

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英タイムズ:ブレアの妻の人権派弁護士チェリー・ブースがブッシュを攻撃!
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/1026.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 19 日 13:51:23:CjMHiEP28ibKM

英タイムズ:ブレアの妻の人権派弁護士チェリー・ブースがブッシュを攻撃!

 名字の語尾はthだが、カタカナ表記ではブースとなる。しかし、日本式に「ぶす」などと発音してはならない。

 日本でも偽善系左翼が騒ぐ国際軍事裁判所にアメリカが反対し批准しないので、「人権派弁護士の指導者」が批判したということでしかないのだが、ブッシュ訪英の日に、この記事がワシントン・ポスト経由で、タイムズに掲載されるというのは、ちょっと面白い。

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,1-899176,00.html
Bush in Britain

November 18, 2003
Blair's wife attacks Bush over international court
BY RICHARD COLWILL

Cherie Booth, QC, the wife of the Prime Minister, has attacked President Bush over his opposition to the International Criminal Court, it was reported today.

Ms Booth, a leading human rights lawyer, said that Mr Bush's argument for rejecting the court "is not well founded" and that without America on board, everyone stands to lose out, The Washington Post reported.

She added: "It seems inconceivable that a state committed to the rule of law, such as the US, would refuse to investigate and prosecute its nationals should there be reliable evidence that they had been involved in international crimes."

The Bush Administration has withdrawn American support for the treaty establishing the court, arguing that US military personnel would be subject to the prejudices of an "unaccountable prosecutor and its unchecked judicial power".

The United States has also sought to pressure other countries to sign bilateral agreements that would exempt US soldiers and policymakers from the court's jurisdiction.

The treaty establishing the international court, which is designed to prosecute war crimes such as genocide and torture, has been signed by 132 countries, while a further 92 have ratified it.

Ms Booth said during a panel discussion on human rights and international law at Georgetown University, Washington, that Britain was a strong supporter of the court and had come to the decision that its citizens are not threatened by its existence, the Post reported.

She said she hoped America would reach a similar viewpoint. "With time we can but hope the US will come to share that perspective with regard to its own people, and recognise that the concerns it has expressed ミ legitimate as they may now seem ミ are not well founded", she said.

"The absence of the United States means we all stand to lose."

Ms Booth said she was "convinced the international criminal court with independent prosecutors putting tyrants and torturers in the dock before independent judges reflects the [post-Second World War] human rights aspiration come true.

"It is a shining example of how human rights might be realized under international law."

She added that "the US appears unwilling to see there are various safeguards built into the statute, which ensure that all states have nothing to fear from the court".

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米兵へのオープン・レター スタン・ゴフ(退役米軍兵士)益岡賢
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/975.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 11 月 19 日 02:42:06:ieVyGVASbNhvI

 
米兵へのオープン・レター
スタン・ゴフ(退役米軍兵士)
CounterPunch原文
2003年11月14日


イラクの米兵のみなさんへ

私は米軍の退役軍人で、私の息子はあなたたちの一人として、かつて私がそうだったように落下傘部隊の兵士としてイラクにいる。あなたたちの一人一人に起きている変化---とりわけ激しい人もそうでない人もいるだろう---について、私はよく知っている。だから、あなたたちみんなに、馴染みの言葉でいくつかのことを話そう。

1970年、私は、当時ベトナム共和国と言われていたところの北部ビン・ディン地方に駐屯する第173空挺旅団に加えられた。そこに行ったとき、私の頭はクソが詰まっていた。ニュース・メディアがたれ流すクソ、映画からのクソ、男になるとはどういうことかをめぐるクソ、これまで一度もベトナムにも戦争にも行ったことがないくせにベトナムについてやたらと饒舌に話す何も知らない近所の奴らがたれ流すクソ。

こうしたクソみたいなことすべての本質は、我々は「ベトナムでは踏ん張らなきゃいけない」ということ、悪いベトナム人から良いベトナム人を救出しなくちゃならないということ、悪いベトナム人がオークランドの海岸ほを攻撃しないようにすることといった使命を持っているということだった。そして我々は、5万8000人のアメリカ人が殺されさらに多くが手足を失い、300万人の東南アジア人を殺すまで、ベトナムで踏ん張った。退役軍人や現役兵までもが、この犯罪をついに終わらせるために、大きな役割を果たした。

米国を脅かすイラク---10年近いイラン・イラク戦争とそれに続く侵略そして12年におよぶ経済制裁を受けて破壊された国---の大量破壊兵器について耳にし始めたとき、私はまず、この受難した国が米国の脅威であるなどということを、一体全体誰が信じると言うのだろう、と自問した。けれども、それから、ベトナムが米国を脅かしていると、私を含め、どれだけ多くの人々が信じたかを思い出した。

兵器に関するゴミのような話が2ドルのシャツのように破れ去ったとき、この戦争を仕組んだ政治家たちは、兵士たちを含む皆に向かって、イラクでは偉大なる解放者として歓迎されるだろうと行った。政治家たちは我々に、ベトナムに行くのは、誰もが確実に投票できるためにするためだと言っていた[注:実際には米国はベトナムにおける総選挙の実施協定を武力で阻み、あらゆる政治的解決を阻んでいた。国務省は当時、投票が行われればホーチミンとその支持者たちが圧倒的な勝利を治めることをベトナム現地の分析から理解しており、それを阻止しようとした]。

私が聞かされていなかったのは、1970年にベトナムに行く前に、米軍は村々を焼き払い、家畜を殺し、農地と森林に毒をばらまき、スポーツとして民間人を殺し、村全体を爆撃し、拷問と虐殺を犯し、そして、それに悲しみ怒りを抱いていた人々は、私のようにベトナムに着いたばかりの人間と、そうしたことをベトナムの人々に加えた人々とを区別していないということだった。

みんなが聞かされていないのは、1991年から2003年のあいだに、150万人のイラク人が、栄養失調や医療欠如、劣悪な衛生状態により死亡したことである。死者のうち50万人以上は、最も弱い人々、すなわち子供、特にとても小さな子供たちであった。

今イラクにいる私の息子には赤ん坊が生まれた。私たちはできるだけ孫に会いに行っている。彼は今11カ月。みんなの多くが子供を持っているだろう。だから、子供をすることがどんなことか、そして子供に何か起きたら世界全体が崩壊するように感じるまで子供をすことがどういうことかわかるだろう。イラクの人々も、自分たちの子供について同じように思っている。そして、イラクの人々は、50万人の子供たちの死に大きな責任を負っているのが米国だということを忘れないだろう。

解放者として歓迎されるだろうなどという嘘はまさに嘘である。嘘。この忌まわしい行為のために米国の人々に財布を開かせる嘘、みんなを戦いに投げ込むための嘘。

そしてこの視点を考慮するならば、もしあなたがイラク人だったらば、恐らく米兵が自分の町や都市を占領することを歓迎しないだろうことがわかるだろう。私もベトナムでこの厳しい現実に直面した。ベトナムにいたとき、もし私がベトナム人だったら、ベトコンに参加していただろうと私は思った。

けれども我々はベトナムにいた。他人の国に命令で赴き、人々も、その言葉も、文化も知らず、我々の指導者と呼ばれる奴らが派遣のための訓練と準備期間そしてそこに到着してからも我々に吹き込んだデタラメを頭一杯に詰め込んで、占領者の役割を果たすために。我々はそこにいた。支配するよう命ぜられた人々に麺と向かい、そしてその誰もが、夜になれば我々に迫撃砲やAKを撃ってくるような状態で。我々がした質問は、誰が我々をこんな立場に投げ込んだのかというものだった。

我々は生き延びるために、そして彼ら彼女らは自分たちの威厳を犯し、財産を破壊し、罪のない人々を殺した侵略者を追い出すために、我々は、5000ドルのスーツに身を包み、ワシントンDCで笑いながらお互いの方を叩き、太ったクソ腹に一流の料理とキャビアを詰め込んだ者たちが下した決定により、戦いあうこととなった。

こうした奴らは我々を騙したのだ。誰もが騙される。みんなも知っているだろう。

我々はまだ、ワシントンDCにいる青白い顔をした石油に飢えた紳士然とした奴らを止める方法を見つけていない。そして、みんなは少し長くそこにいることになるように見える。だから、残りの話もしておきたい。

私はベトナムで変わったが、それも良い変化ではなかった。他人の苦痛を切望する状態に引き入れられた。「クソ宣教師」や臆病者と見なされないために、手出し無用のグループに属することとなった。ただしたいために誰かの家に火を付け、男も女も子供も何も考えずに殺せるように。ただそうできるからというだけで、生と死の力を握る人間に。

怒りが助けとなった。状況が状況だから、信じられない人間をすべて憎むのは簡単だ。見たことや自分の身に起きたこと、やってしまって取り返しがつかないことに怒りを覚えるのも。

そうふるまっていた。名付けることの出来ない深い恐怖を隠すために。それがわかるのは、我々がやったようなことをするためには、まず、犠牲者を非人間化しなくてはならなかったからだ。我々は心の奥底で、自分たちがやっていることは間違っていると知っていた。だから犠牲者をクソベトや東洋のサルと見なした。いまちょうどイラクの人々をターバン野郎とかイスラム野郎に仕立て上げたように。ここ米国では、リンチの前に人々を「ニガー」としておかなくてはならなかった。それと同じだ。我々は、生き延びるためには奴らを殺さなくてはならないと自らに信じ込ませた。そうでないときでさえ。我々の中で何かが、相手が、我々が人間として持っている価値と同じ価値を持っている人間である限り、相手の家を焼き払ったり家畜を殺したり相手を殺したりしてはいけないと告げていた。だから、クソベトとか東洋ザルとかいった新しい言葉を使い、新しい名前を使い、相手の人間性を奪い取って、大砲の狙いを泣き叫ぶ赤ん坊に合わせたのだ。

けれども、その赤ん坊は、黙らされるまで---これが大切なところだが---黙らされるまで、決して人間性を放棄しようとはしなかった。私は人間であることを放棄したのだ。我々は、人間であることを放棄したのだ。これこそが、手遅れになる前には理解できないかも知れないことだ。他の人の人間性を剥奪するときに、人は自分の人間性を殺しているのだ。自分の心を、邪魔になるから、殺しているのだ。

こうして遠征を終えて家族のもとに戻ったとき、家族は、我々が動いてはいるけれど、空っぽで人々と交流することがもはやできないことに気付く。そして恐らく、我々が人間性を放棄してしまった空虚を埋めるために何カ月も何年も化学薬品---麻薬やアルコール---を試し、ついには、我々は自らを殺したのだからこの空白が埋められないと気付くか、あるいは社会の屑として路上に消えるか、あるいは他の人々---とりわけ我々をしてくれようとする人々---を傷つけるかし、投獄者数の統計に加えられるか精神病者となるかするだろう。

生き延びるためという言い訳をして人種差別主義者になることから、決して返すことができないものを人々から取り去ることから、決して取り戻せない自分の一部を殺すことから、逃れることができるかも知れない。

中にはそういう者もいる。幸運で、誰かが十分な感情的注意を払って我々を生活に引き戻してくれることもある。多くは、そうではない。

私は毎日憤りを持って生きている。誰もそれを見ることができないときでも。言葉からそれを聞き取れるかも知れない。騙されるのは大嫌いだ。

私からあなたたちへのメッセージ。あなたたちは、生き延びるために必要なことをするだろう。生き延びることをどう定義するにせよ。そして我々は、これを止めさせるためにしなくてはならないことをする。けれども、人間性を諦めてはいけない。慣れてしまってはいけない。自分を示そうなどとしてもいけない。アドレナリンに身を任せてはいけない。怒りを覚えいらいらしているときに飛び出すな。自分の殺しをするために切符を切るようなクソみたいな軍のキャリア組に従ってはいけない。とりわけ、ブッシュ=チェイニーの石油ガス・コンソーシアムに。

大ボスたちは、未来の経済的競争相手の腕をねじ上げるために世界のエネルギー供給を制圧しようとしている。それが今進められていることで、それを理解する必要がある。それから、人間性を保つためにすべきことをすべきだ。システムは、あなたがヒーロー映画の登場人物ででもあるかのように言いながら、ガンマンとして使うのだ。ボスたちは、あなたを騙す。

文民指導者と言われる者たちは、あなたたちを消費可能な商品として見ている。あなたの悪夢など知ったことではないし、あなたが吸い込んでいる劣化ウランも気にしない。孤独も、疑問も、苦痛も、少しずつはぎ取られる人間性についても、気になどしていない。あなたの福祉を削減し、病気を否定し、怪我人や死人を人々の目から隠すだろう。既にそうしているのだから。

ボスたちはそんなことは知ったことではない。だから自分たちで気にしなくてはならない。そして自らの人間性を保つためには、今自分が占領している国の人々の人間性を認識し、あなたたちも彼らもともに、戦争を始めた不潔な金持ちのクソたちの犠牲者なのだと知る必要がある。

このボスたちこそがあなたたちの敵であり、平和の敵であり、あなたの家族の敵なのだ。とりわけ、家族が黒人や移民や貧困層ならば。この奴らは泥棒の暴漢で取れるだけとって決して与えることをしない。奴らはイラクから「決して逃げ出さない」と言うが、イラクにいないのだから、こうした輩に逃げ出す必要などないことを、私もあなたたちも知っている。けれども、あなたたちはイラクにいるのだ。

奴らはみんなから手に入れたいものを手にし、利益を巻き上げほくそ笑むだろう。そして使用済みになったらコンドームを棄てるようにあなたたちを捨て去るだろう。今自分たちの福祉をはぎ取られている退役軍人たちに聞いてみるとよい。ブッシュフェルドとその複製たちは寄生虫で、今あなたたちが生きることを覚えつつある混沌から利益を得ている唯一の者たちだ。奴らが金を手にし、あなたたちは義足や義手と悪夢、そして謎の病気を手に入れる。

あなたたちの怒りに標的が必要だというのなら、その標的はワシントンDCにいる。あなたたちをイラクに送り込み、そこに留まらせている者たち。服従するなと言うことは出来ない。それは法律に衝突することになるだろう。状況と自らの良心が告げることに従って自分で決めることになるだろう。けれども、違法/不法な命令を拒否することは完全に合法的であり、文民を攻撃したり虐待することは違法である。そうした犯罪について口を閉ざすよう命ずることもまた、違法である。

法的な帰結を恐れずに、次のように言うことができる。つまり、あなたは、イラクの人々を憎む義務を全く決して負ってはいないこと、人種差別主義やニヒリズム、人殺しのための人殺しに身を任せる義務など全くないこと、そして奴らにあなたたちが自分自身で真実を見て自分と世界に真実を告げる最後の力を剥奪させるに任せる義務など何もないこと。あなたの魂を奴らに負ってなどいないのだ。

安全に、正気で帰国して欲しい。あなたをしている人々、あなたをしてきた人々がここで待っている。そして、あなたたちが帰ってきて我々の顔を見つめることができるよう望んでいる。もう一つの遺体のように埃の中に魂を置き忘れないよう。

人間性を守って欲しい。

スタン・ゴフ


スタン・ゴフは"Hideous Dream: A Soldier's Memoir of the US Invasion of Haiti" (Soft Skull Press, 2000)の著者で、"Full Spectrum Disorder" (Soft Skull Press, 2003)の近刊が予定されている。「今すぐ兵士の帰還を」の調整委員会の委員で、米軍特殊部隊の退役一等曹長、また現役兵士を息子に持っている。「今すぐ兵士の帰還を」のメールはbthn@mfso.org、スタン・ゴフのメールはsherrynstan@igc.org。

反戦兵士の声は、これまで、兵役を拒否した海兵隊員、イスラエルの兵役拒否者から米国の兵役拒否者への手紙という兵役を拒否した人の情報を2つ、米軍兵士の異論というイラクで軍務についている兵士の声を紹介してきました。この記事は、「毒の遺産」に次ぐ二つ目のゴフの記事になります。

日本では政治家や自衛隊上層部が、自らの犯罪をやらせる兵隊として自衛隊員をイラクに送り込もうとしています。憲法に反して自衛隊が送られようとしてるところはどんなところか、一部メディアが「イラク解放」と宣伝した「解放」がどんなものであるか、そして何よりも、イラクの人々にこうした苦痛を課すことに平然と協力しようとしている政治家たちがどんな人間であるか。それを阻止できないとすると我々はどんな存在になるのか。

日韓併合条約は合法だったとか、日本の植民地支配は人間的だったとか、当時は植民地主義が受け入れられていたとか(植民地支配した人々もそれを受け入れていたというのだろうか?だとすると教えて欲しい。抵抗は何故続けられたのか?単にテロリストだからというのか?そして、そのような理屈がわずかにでもまかり通るならば、常に、大量の殺人を犯した後で、それが事実だからという理由で、その当時は大量殺人が受け入れられていたという論理が成り立ってしまうのではないか?)、異様な妄言をばらまく者たちが、今また、犯罪を上積みしていこうとしています。
益岡賢 2003年11月18日

http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/

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人造ウイルスを2週間で合成
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/974.html
投稿者 岩住達郎 日時 2003 年 11 月 19 日 01:40:25:TcNSd0ZB71Ujg

人間のDNAを高速解読に名を挙げたヴェンターのグループが今度は人造ウイルスを2週間で合成する方法を見つけたそうです。彼らの研究目的は水素ガスを製造したり炭酸ガスを固定する細菌を合成する事にあるのですが、同じ手法を応用すれば2週間で極めて伝染力の強い致死的ウイルスを合成できる可能性があるという事です。日本政府は人造ウイルス防御研究に緊急予算を付けて、国民に生物兵器による大量殺戮の危機が目前に迫っている事を通告すべきです。

致死的でなくても危険な人造ウイルスをばらまくの可能性が最も高いのは、イスラムのテロリストでは無く、アメリカ政府である事を日本人は認識しなければなりません。製薬会社と結託し大儲けするには一番手っ取り早い方法だからです。この手を使えば自分達で新薬を作る能力のない後進国は骨の髄までしゃぶられる事になります。


Virus built from scratch in two weeks
New method accelerates prospect of designer microbes.
14 November 2003
HELEN PEARSON


Scientists have built a virus from scratch in only two weeks. Their new technique paves the way for synthetic viruses and bacteria, but stirs concerns over biological weapons and the environment.

The virus was created by genome sequencing pioneer Craig Venter and his team at the Institute for Biological Energy Alternatives in Rockville, Maryland, and revealed at a press conference yesterday.

It is the second virus to be synthesized from commercially available ingredients. The first - a poliovirus completed by Eckard Wimmer and his colleagues in 2002 - took three years to make. "If we had to do it over, I would use [Venter's] method," says Wimmer, who works at the State University of New York at Stony Brook.

Stitch up

Venter's team cobbled together the virus, called phi-X174, following its published genetic sequence. They stitched up its DNA from ready-made overlapping fragments called oligonucleotides, each built from 40 chemical building-blocks, or bases.

The smart part, according to Wimmer, involved steps that eliminated genetic errors. For example, the team filtered out common oligonucleotides that harbour genetic mutations.

The team used enzymes to glue the oligonucleotides together accurately into the complete 5,386-base genetic strand, and to copy it many times. When the synthetic viral genome was injected into bacteria, the bacterial cell's machinery read the instructions and created fully fledged viruses.

Genetically, one of the resulting virus strains was 100% identical to the natural virus, says Venter. By contrast, Wimmer's polioviruses, which were some 7,500 bases long, had to be laboriously checked for mistakes as each genetic piece was added.

Mix and match

The new method is a step towards a bigger goal, claim Venter and members of the US Department of Energy, which is funding the work - namely, building designer bacteria that can pump out hydrogen fuel or gobble up greenhouse gases.

They want to mix and match genes from various organisms to make cellular genomes at least 300,000 bases long. The technique will need some refining first. For example, a cell might be unable to turn more complicated DNA into a working organism without the addition of key proteins.

It reminds us that we'll continue to confront these issues
Stephen Morse
Columbia University

The study may revive concerns that such techniques could one day be hijacked to make pathogens such as polio or even smallpox for bioweapons. This was widely discussed following the publication of Wimmer's work. The prospect of synthetic viruses or bacteria also raises fears about their possible environmental impact.

"It reminds us that we'll continue to confront these issues in an accelerating way," says public-health expert Stephen Morse of Columbia University, New York City. Now, as then, Morse and others argue that the benefits of the new technique outweigh the risks and that the method should be made public.

The details of the manufacture of virus phi-X174 will be published online in the Proceedings of the National Academy of Sciences in three weeks1.


References
Smith, H. O., Hutchison, C. A., Pfannkoch, C. & Venter, J. C. Generating a synthetic genome by whole genome assembly: PhiX174 bacteriophage from synthetic oligonucleotides. Proceedings of the National Academy of Sciences, in the press, (2003). |Homepage|
==============================
私の所にセコハンの遺伝子研究用機器の販売広告が来ていますが、僅かな資金で立派な人造ウイルス製造所が作れます。あとはノーハウのある人間を数人集めるだけですから貧乏な北朝鮮だって致死ウイルスを発明する可能性は極めて高いでしょう。問題は防御法を見つけ、国民全体に配布するのに莫大なお金がかかる事ですが、独裁者とその取り巻きだけ生き残れば良い、というのなら事は簡単です。

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バグダッドの日本大使付近で十数発の銃撃(産経/共同)
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/957.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 18 日 21:17:49:eWn45SEFYZ1R.

http://www.sankei.co.jp/news/031118/1118kok123.htm

バグダッドにある日本大使館の上村司臨時代理大使は18日、同大使館付近で同日午前3時(日本時間同九時)ごろ、十数発の銃撃があったと述べた。負傷者などはないという。(共同)

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米大統領は「人類の脅威」 ロンドン市長、口極め批判 共同
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/953.html
投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 18 日 20:38:49:1UddCTsVwSrOw

米大統領は「人類の脅威」  ロンドン市長、口極め批判
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003nov/18/CN2003111801000230J1Z10.html

 【ロンドン18日共同】18日付の英各紙によると、ロンドンのリビングストン市長はブッシュ米大統領の訪英前日の17日、同大統領を「地球上の生命に対する最大の脅威」「彼の政策は人類を絶滅に導く」と述べ、口を極めて大統領を批判した。

 公式訪問する一国の大統領を、首都市長がこうまでこき下ろすのは異例中の異例。ブレア首相の労働党を除名された過去を持つ反骨市長ならではの突出発言となった。

 市長はさらに「ブッシュ氏を米大統領とは正式には認めない。彼は公式には選出されていないからだ」と発言。民主党ゴア氏との大接戦となった2000年米大統領選で、勝敗が明確でなく連邦最高裁の異例の判断を求める事態となったことに言及した。

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米WP:イスラエル軍は魂の戦いに従事。内部から戦術への疑問・批判が増大。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/950.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 18 日 19:58:27:CjMHiEP28ibKM

米WP:イスラエル軍は魂の戦いに従事。内部から戦術への疑問・批判が増大。

 記事の冒頭は完全武装で家宅捜査に踏み込んだイスラエル人の詩人の息子の22歳の最前線兵士の訴えである。

 恐怖で顔面蒼白、失神寸前の祖母と中年の夫婦が抱き合って、おののく姿を、彼は、「彼等は俺の両親でもあり得る」と回想しているのである。

 ブッシュ訪英の当日に、米首都の中心部から、これまでにも各所で既報のイスラエル軍総参謀長と、残虐で知られる秘密警察、シン・ベト幹部4人によるシャロンを憤激させた政策批判と並べて、この記事を、ユダヤ人所有の米有力紙が掲載するというのは、いかにも象徴的である。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A54448-2003Nov17.html

Israeli Army Engaged in Fight Over Its Soul
Doubts, Criticism of Tactics Increasingly Coming From Within

By Molly Moore
Washington Post Foreign Service
Tuesday, November 18, 2003; Page A01


JERUSALEM -- The hunt for suspected militants sent Sgt. Lirom Hakkak bashing his way through a wall into a Palestinian family's threadbare living room, his slender frame sweating under nearly 35 pounds of body armor and combat gear, his M-16 rifle ready.

He noticed the grandmother first, her creased face so blanched with terror that she appeared on the verge of collapse. A middle-aged couple huddled close by, trembling.

"They could be my parents," Hakkak, the 22-year-old son of an Israeli poet, recalled thinking. In that split second of recognition, he said, "you really feel disgusting. You see these people and you know the majority of them are innocent and you're taking away their rights. You also know you must do it."

With the Israel Defense Forces in the fourth year of battle with the Palestinians, the most dominant institution in Israeli society is also embroiled in a struggle over its own character, according to dozens of interviews with soldiers, officers, reservists and some of the nation's preeminent military analysts.

Officers and soldiers have begun publicly criticizing specific tactics that they consider dehumanizing to both their own troops and Palestinians. And while they do not question the need to prevent terrorist acts against Israelis, military officials and soldiers are speaking out with increasing frequency against a strategy that they say has forsaken negotiation and relied almost exclusively on military force to address the conflict.

Nearly 600 members of the armed forces have signed statements refusing to serve in the Palestinian territories. Active-duty and reserve personnel are criticizing the military in public. Parents of soldiers are speaking out as well, complaining that the protection of Jewish settlements in the West Bank and Gaza Strip is not worth the loss of their sons and daughters.

Such issues are being debated at the highest levels of Israel's political and military leadership. At the end of last month, the military chief of staff, Lt. Gen. Moshe Yaalon, told columnists from Israel's three leading newspapers that the road closures, curfews and roadblocks imposed on the Palestinian civilians were creating explosive levels of "hatred and terrorism" among the populace. Last week four former heads of the Shin Bet domestic security service said the government's actions and policies during the Palestinian uprising had gravely damaged Israel and its people.

While such public comments have infuriated Prime Minister Ariel Sharon, a former general who favors stringent measures against the Palestinians, they reflect the anxieties of many active-duty soldiers and reservists over whether the military is provoking more terrorist attacks than it is preventing. In addition, members of the armed forces said they feared that some of the harsher tactics -- especially assassinations of suspected Palestinian militants, which often also cause civilian deaths -- are corrupting Israeli soldiers, and by extension, Israeli society.

"What's happening is terrible," said retired Brig. Gen. Nehemia Dagan, former chief of education for the armed services. "The ethics and morals of Israeli society are more important than killing the heads of Hamas or Islamic Jihad."

"It's a difficult type of war. It's harder to uphold ethics," said Asa Kasher, a professor of military studies at Tel Aviv University who is rewriting the armed forces' code of ethics, which he first wrote nine years ago. "There are no books on moral regulations for fighting terror."

While Kasher said he does not believe the core values of the Israeli military have changed, this conflict has "put people into utterly new situations -- whether it's a private at a checkpoint or the chief of staff."

"Even my friends who are Jewish think what the army is doing is wrong," said a 20-year-old first sergeant, Noam, who is a sniper in the 202nd Paratrooper Battalion. Israeli military officials requested that the full names of active-duty soldiers not be printed for fear that they could be subject to prosecution for war crimes in countries that oppose Israel's actions in the Palestinian territories. Noam said he has told his friends: "I'm not killing anyone for no reason. I'm doing this because I have to do it."

At the same time, many other soldiers assert they are proud of what they have done. For much of this year, Dor, a shy 19-year-old medical officer, was based with the paratroops near the West Bank city of Nablus. He was only 27 miles from his home in Netanya, an Israeli seaside city that has been the target of six suicide bombings since the Palestinian uprising began in September 2000.

"You think of your girlfriend sitting in a cafe, and it makes things here more personal, more relevant," Dor said. "When you stop a bomber, you feel good about yourself."

Dissent against military action is not new to Israel: Military historians note that public discontent with Israel's two-decade occupation of southern Lebanon and its slowly mounting casualty toll helped pressure the government to withdraw its forces in May 2000 -- over the objection of the military leadership.

Opinion polls continue to rate the Israel Defense Forces as the country's most respected institution, though public confidence levels have eroded slightly since the military's incursion into West Bank cities in the spring of 2002. The Israeli news media, including the military's official weekly newspaper, have become more willing to scrutinize an institution once considered sacrosanct.

Many analysts say they see a growing willingness among today's soldiers and officers to not only speak out against the tactics employed in the Palestinian territories, but also to refuse to serve. That, the analysts say, signals an unprecedented challenge to the armed forces and the government.

Israel maintains mandatory military conscription and reserve duty in which eligible men, and some unmarried women, serve about one month each year, usually until age 41, though requirements vary substantially depending on the individual's military specialty. The military is what Michael Oren, a military historian, calls a "neighborhood army," which most Israeli boys and girls grew up knowing they would join. Active-duty and reserve soldiers maintain a fierce dedication to the military, and believe they have an obligation to protect their homeland, as well as the lives of families and friends.

But in dusty camps, at blistering desert roadblocks and, perhaps most frequently, when soldiers go home and take off their uniforms, introspection often blurs the clear outlines of duty.

"You're in a situation where you need to be blind," said Hakkak, the Israeli sergeant, tugging nervously at unruly strands of his brown hair as he discussed his role in the conflict. "You do things as a machine, it doesn't matter if it's right or wrong. The things you've done affect you in a very serious way."

Nearly 900 Israelis have been killed during the conflict -- more than 250 of them soldiers. Almost 2,500 Palestinians have been killed. It is difficult to determine how many of those casualties were civilians, with estimates by Palestinian human rights groups and Israeli research groups ranging as high as 85 percent and as low as 48 percent. No verifiable independent count exists, and the Israeli military provides no statistics on Palestinian civilian deaths.

Nearly a year after leaving active duty, Hakkak, who like many soldiers later found work as a security guard, said he was still haunted by his West Bank tour.

"In my dreams I see myself killing people I didn't kill," he said.
An Army's Mystique


Cpl. Mati Milstein was sweaty and bored -- extremely bored, as he recalled. He was halfway through an eight-hour shift at a Gaza Strip checkpoint near a Jewish settlement when he spotted a car approaching. A Palestinian man and his young son were inside.

Milstein, his coffee-colored eyes set in a face that seemed all sharp angles, trained his M-16 rifle on the father and ordered him out of the car. He remembered that the "young son watched in horror."

The soldier peered inside the trunk. The father and his boy were probably returning from the beach and were no security threat, Milstein told himself.

"But I wasn't finished," Milstein later wrote in a Jewish newsletter. "At gunpoint, I ordered the father to open the hood and show me the engine, open the glove compartment, lift up the front seats, crawl into the back and show me whatever was stuck between the rear seats, open his shopping bags, empty his pockets."

Then, with the man's identity card in his pocket, Milstein ambled over to his shaded and fortified checkpost and gossiped with a colleague, keeping his M-16 trained on the father and son, who remained standing under the wilting sun.

"I held them for 20 minutes -- because I could," he recalled. "Then I let them go because I got bored with the game."

Milstein, an American who moved to Israel and joined the army four years ago, said he discussed the incident with no one -- not with fellow soldiers, nor with his parents back in Santa Fe, N.M. "We tend to keep those experiences within us," he explained, echoing the feelings of almost every soldier interviewed. "It's very personal. We might prefer to forget what happened.

"I didn't think about the implications until afterward," said Milstein, whose father is a psychiatrist and mother is a psychologist. "I didn't feel good about what I did -- that I couldn't keep myself from sinking to this."

Last year Milstein decided to tell his story in the newsletter of the Jewish Federation of Greater Albuquerque. Sitting in a Tel Aviv coffee bar with an army buddy on a recent afternoon, he tried to dissect his reasons for taking his personal feelings public.

"There's a mystique about the army -- that we are the most moral army in the world, we only do good things," Milstein said. "But this is what's happening. I think it's important for people to know." He thought it particularly important to tell other Jews because, he said, "they don't really know what's going on."

Today, as a 28-year-old reservist who works for an Israeli Web site, Milstein continues to serve -- reluctantly -- in the Palestinian territories when he receives call-ups.

"There are terrorists stopped and terrorist attacks prevented," he said. "In that respect, there is a very clear purpose and reason for being there. But I don't think we should be there. All the incidents that happen at checkpoints make the Palestinian population hate us more. It counteracts the useful work of tracking suicide bombers. It strengthens the hand of the armed Palestinian groups. It makes it easier for Hamas to justify its attacks on Israelis."
Disobeying Orders


Brig. Gen. Yiftah Spector is one of the most decorated pilots in Israeli history, a triple ace credited with downing 15 enemy planes in wars spanning three decades. In recent years, Spector became a revered flight instructor for the air force. This year alone he spent 47 days on reserve duty and flew 110 times, mostly training cadets and their instructors.

Last month scores of Palestinians were killed or wounded when pilots attempting to kill militant leaders dropped bombs or fired missiles into crowded urban neighborhoods in the Gaza Strip. Spector and 26 other current and former Israeli air force pilots signed a letter stating their opposition to executing "illegal and immoral orders to attack." They refused "to take part in air force strikes in civilian population centers" and "to continue to hurt innocent civilians."

The letter angered many of their commanders, rattled the political establishment and astounded a society that has long considered military pilots to be among the elite. The air force commander, Maj. Gen. Dan Halutz, grounded all the pilots and fired the nine instructors, including Spector, his longtime friend and colleague.

Spector, 63, was undeterred. In an interview a few days after personally surrendering his wings to Halutz, he said: "I am the public. I can speak my heart."

"If we continue, there are going to be greater and great dilemmas and there will be more and more mistakes," said Spector, a sculptor and painter who invented a computerized aircraft flight control system. The government, he said, is "deaf, blind and stupid" for relying exclusively on military force to resolve the conflict.

In addition to the pilots, 567 reserve army officers and soldiers have declared publicly that they will no longer serve in the Palestinian territories, and hundreds of others have quietly asked their commanders for reassignment, according to military lawyers and Israeli military experts.

Many government officials have dismissed the numbers as inconsequential in a military of about 186,000 active-duty and 445,000 reserve troops. Some military analysts disagree.

"This is very significant," said Yagil Levy, author of a recently published book on changing trends in the Israeli military. "For the first time in Israeli history, you're talking about hundreds of officers. They are very prominent officers who served in the IDF in very prominent jobs."
Fear of the Unknown


"My biggest fear is that we get numb," Nadav, a 26-year-old captain, said recently at a shabby Israeli base just outside of Nablus, about 28 miles north of Jerusalem. He sat at a dusty, plastic-covered table in his office, chain-smoking Marlboro Lights and contemplating the impact of this war on his army. Like all officers in the Israeli military, he began service as an enlisted soldier.

Nadav, a compactly built man who took a break to travel the world after his mandatory service and returned to active duty last year, described a trip to Ethiopia. On the first day, he was overwhelmed by the poverty. After a few days, he said, "I didn't see it as much," adding, "I'm afraid that will happen to us. We will start doing things, like taking over a house, and blowing up a door will look natural -- that we'll do stuff and not think about the person, even if he's killed."

Nadav commands a company of about 105 soldiers in the 202nd Paratrooper Battalion. His troops are native Israelis as well as immigrants from across the globe -- 20 from Russia and other former Soviet republics, 10 from Ethiopia, others from Argentina, Britain and, until recently, two from the United States. The unit's members call themselves "the Rattlesnakes."

He refers to them as "my children." He worries about the strain the conflict has put on the unit and his men. Before last year's West Bank incursions, troops usually spent four months in the field and four months training at a rear base. This year, Nadav's men were allotted one month of training and reorganization after 11 months of combat operations.

One night this year at the beginning of a shift, the Rattlesnakes collected in front of an elaborately detailed, computer-projected aerial photograph of Nablus, an ancient city known to most of the men in the room by its Hebrew name of Shechem and revered by Jews as the spot where Abraham received the promise of a land of Israel.

The night's mission was a raid intended to nab a suspected Palestinian militant.

"We know very little," cautioned the deputy commander who gave the briefing. "Name, what he looks like. . . . We don't know where he is. These are the suspected places" -- three houses where intelligence reports indicated the suspect could be spending the night.

Each squad was to leave its armored jeeps or truck at a specific location; each man had a precise rooftop, tree line or alley at which to position himself; each was responsible for knowing the location of his colleagues to reduce the chances of casualties caused by friendly fire.

Soldiers say few operations prey on their psyches more than searches for suspected militants. Sometimes the troops blast through doors with explosives, fearful of the potential danger of armed fighters on the other side. All too frequently, they find Palestinian families cowering in their own houses.

"One time we went into a house . . . really, really aggressively," said a 22-year-old first sergeant, Gabriel, whose copper-colored hair sprouted from beneath a maroon skullcap emblazoned with the emblem of the paratroops. "The people were really scared. The people were shaking. Not just the women -- the father, all of them were shaking." It was the wrong house.

"I really, really, really felt bad," said Gabriel, who said he watched Walt Disney movies to relax on his weekends at home. "If it's a terrorist, you don't feel as bad. I really felt bad. I couldn't stop apologizing. There was nothing I could do. I'm a simple soldier."

Noam, the 20-year-old first sergeant, spent his youth in Israel, moved to England with his family and returned nearly three years ago to serve in the armed forces. In those three years, he said, he has lost count of how many Palestinian homes he has raided.

"You feel sorry for the family," said the lanky soldier with short black hair. "They have done nothing wrong. . . . You think of what it would be like if someone came to your family."

"A person not in the army might think you should get out of the occupied territories," said Noam, watching two Rattlesnakes play a heated game of table tennis as they waited for the night's mission to begin. "But by being here, you know you stopped a potential murderer. That's the only satisfaction."

His soft voice drifted off: "Even that's not too much satisfaction. It's a war. No one likes this."


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ブッシュの9月11日の行動を興味深く詳述するサイト
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/930.html
投稿者 誰がために金は成る 日時 2003 年 11 月 18 日 16:39:08:y4wu3UhuAaXnY

An Interesting Day President Bush's Movements and Actions on_9/11
http://www.cooperativeresearch.org/timeline/main/essayaninterestingday.html

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イラク政策、仏が対米協力へ方針転換表明(読売新聞)
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/901.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 18 日 07:29:29:eWn45SEFYZ1R.

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031117i116.htm

【パリ=池村俊郎】米政府が、イラク人への早期主権移譲などイラク占領政策の方針転換を行ったことを受け、開戦をめぐり米国批判の先頭に立った仏政府が、イラク政策で初めて積極的な対米協力へ転じる意思を表明した。

 シラク仏大統領は、ブッシュ米大統領の訪英終了後に、ロンドンを訪問してブレア英首相と会談し、イラク政策に関する米側の真意を確かめる一方、18日に開かれる米・欧州連合(EU)外相協議を通じて、米仏、米・EU間の政治対話強化に踏み出したい意向でいる。

 ドビルパン仏外相は13日、仏、米の主要メディアを通じ、「政治的アプローチの強化で困難からの脱却を」と訴え、イラク問題への仏側政治提案を示した。

 提案の骨子は、〈1〉イラクの統治評議会を拡大し暫定議会にあたる諮問会議を設置〈2〉同会議が暫定政府を選出――などで、基本的に米側方針に沿った形。さらに、国連事務総長の新特別代表を早急に現地派遣して国連の関与強化を図るよう主張し、16日には、「来年半ばの暫定政府発足では遅い」と述べ、年内の暫定政府樹立を求めた。

 仏政府が積極的な呼びかけを行った背景には、米側が、かねてフランスが主張してきた早期主権移譲方針に転換したことに加えて、トルコの爆弾テロ事件など地中海周辺へのテロ拡散に対し、仏政府が強い懸念を抱いていることもある。

 仏外相は、「わが国は(米側の)どのような協議要請にも応じる用意がある」と述べ、米政府への協力を惜しまない姿勢を鮮明にしている。さらに、仏政府は、18日に予定されているEU外相理事会とパウエル米国務長官との協議も、EU各国が一致して対米協力を考えるきっかけとして重視している。仏外交筋は、こうした仏政府の姿勢を「米側に政治対話の糸口を差し出したもの」と評価し、米仏関係改善に向けた重要な政治メッセージだとした。

 仏外交筋は仏政府が当面取ることができる施策として、復興への資金援助拡大や、イラク軍・警察養成への協力をあげる一方、主権回復が実現すれば、「仏軍派遣の用意」も視野に入ってくるとしている。

 ただ、仏政権内には、現在のイラク情勢を、「開戦にあたり、仏外交が指摘した通りだった」として、ブッシュ米政権の“自業自得”とする見方があるのも事実で、仏軍派遣までにはなお米仏、米・EU間の政治対話の強化が不可欠だ。

(2003/11/18/02:01 読売新聞 無断転載禁止)

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3カ月攻撃停止の用意 ハマス指導者が声明(共同通信)
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/897.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 18 日 05:17:13:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000019-kyodo-int

【エルサレム17日共同】イスラム原理主義組織ハマスの精神的指導者、アハメド・ヤシン師は16日、3カ月間の対イスラエル攻撃停止を宣言する用意がある、との声明を発表した。
 17日には6月の攻撃停止宣言で仲介役を務めたエジプト特使がヨルダン川西岸ラマラでパレスチナ自治政府のアラファト議長と会談する予定で、近く行われる自治政府とイスラエルの首相会談の前後にも攻撃停止が実現する可能性が出てきた。
 ヤシン師は同時に、イスラエル軍のパレスチナ自治区からの撤退を要求。イスラエルが拘束中のパレスチナ人の釈放やアラファト議長の軟禁解除なども求めている。
 一方、アラファト議長は16日、エジプト特使との会談で「イスラエル、パレスチナ双方の停戦の仲介についても話し合う」と述べた。(共同通信)
[11月17日7時46分更新]

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日本人がテロの標的に  アフガン活動の中村医師が警告
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/839.html
投稿者 通行人 日時 2003 年 11 月 17 日 14:17:43:DgbCAXIAYh.zg

日本人がテロの標的に

アフガン活動の中村医師が警告

アフガニスタンで医療活動などを続ける非政府組織(NGO)「ペシャワール会」のスタッフらが今月上旬、米軍ヘリの機銃掃射を受けた事件について、一時帰国している同会の現地代表・中村哲医師(57)が十五日、津市の講演先で中日新聞の取材に対し「外国軍隊は われわれの安全を守らない。混乱を引き起こすだけ」と指摘。「イラクへ自衛隊を派遣すれば、日本人全体がテロの標的になる」と強く警告した。

事件は二日、アフガン東部のクナール州とナンガルハル州の州境ジャリババで起きた。中 村さんら日本人三人とアフガン人の作業員ら約六百二十人が、用水路掘削のための発破作業をしていたところ、米軍ヘリ五機が現れ、うち二機が機銃掃射した。驚いた作業員らが手ぬぐいを振るとヘリは去った。
幸いけが人はなかったが、アフガン人の怒りは激しく、ある作業員は「タリバンの代わり
にデモクラシー(民主主義)が(攻撃に)来た」と吐き捨てるように言った。

アフガニスタンの干ばつは深刻。現場で造る全長十六キロの用水路が完成すれば約十万人
を飢餓から救うことができる。作業には元タリバン兵や北部同盟、米軍雇用者らさまざまな 経歴を持つアフガン人が協力している。

中村さんは「アフガン人から攻撃されたことはない。米軍ヘリは何日も前から毎日現場を
通過しており、工事と分かっていたはず」と憤り、「そんな米軍に加担する日本の姿勢にア フガンでも親日感情は崩れている」と話す。同会は「“仲間”と見られたら危険」として来 月から車両や建物の日の丸や「JAPAN」の文字を消すという。

中村さんは「日本政府も国民も自衛隊派遣が引き起こす事態の深刻さが分かっていない」 と指摘。「米兵が殺されても世界は驚かないので、テロリストはことさら日本人を選んで攻 撃するだろう。非常に大きなショックや揺さぶりを与えられるから」と語る。

復興支援などのためという自衛隊派遣。「もし(自衛隊が)アフガニスタンに来るような
ことがあったら、私たちは退去する」。中村さんは断言した。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20031116/mng_____sya_____001.shtml

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アルカーイダ 自衛隊派遣なら東京攻撃。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/820.html
投稿者 2001 日時 2003 年 11 月 17 日 09:58:15:6NJsBJIH/qOdk

05:55 アルカーイダ生物テロ決断か。技術的に可能なら実行と国連調査団が安保理に報告。武器規制や資金根絶が更に必要と。

06:31 アルカーイダが連続爆破声明。トルコのユダヤ教会堂テロ事件でアラブ紙に。声明では「日本も標的にする」と主張。

08:02 自衛隊派遣なら東京攻撃。アルカーイダがサウジアラビア誌にメッセージ。イラクに自衛隊派遣すればと。AFP通信。

アルカイダ、日本も標的か アラブ紙にテロ声明届く
 【カイロ16日共同】アラブ紙アルクドス・アルアラビの編集担当者は16日、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラに出演し、15日のトルコ・イスタンブールのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)同時爆破テロで、国際テロ組織アルカイダ傘下の「アブハフス・アルマスリ旅団」を名乗る組織が電子メールで犯行を認める声明を送り付けてきたことを明らかにした。
 また、AP通信によると、声明では「犯罪者ブッシュ(米大統領)とその追従国(特に英国、イタリア、オーストラリア、日本)に告げる。死を呼ぶ車はバグダッドやリヤド、イスタンブールでは止まらない」などとして、日本も自動車爆弾テロの標的となることを強く示唆した。




生物化学兵器使用を決断 アルカイダで国連報告書
 【ニューヨーク16日共同】国際テロ組織アルカイダが今後のテロ攻撃で生物・化学兵器を使用することを決断したとする報告書を国連の調査団がまとめ、15日に安全保障理事会のメンバー国に提示していたことが分かった。ロイター通信などが16日までに伝えた。
 報告書は具体的な証拠を示していないものの、アルカイダが生物・化学兵器の使用を現在も検討しているのは「明らかだ」と指摘、使用の決断は「既に下している」と警告している。
 ただ技術が複雑なことが、アルカイダが使用を思いとどまっている「唯一の材料」になっていると述べた。
 報告書はまた、アルカイダに対する武器規制が十分行われていない実態を強調し、特にソマリアとイエメンを舞台に違法取引が行われていると指摘した。
 さらにテロ資金提供者として米国が2001年に名指ししたエジプト人ら2人が、イタリアやスイスで資産を保有しているとし、テロ資金根絶の対策が不十分だと結論付けた。




アルカイダ:
対米協力続ければ「日本にも対応」と警告

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 アラブ紙アルクドス・アルアラビの編集担当者は16日、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラに出演し、15日のトルコ・イスタンブールのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)同時爆破テロで、国際テロ組織アルカイダ傘下の「アブハフス・アルマスリ旅団」を名乗る組織が電子メールで犯行を認める声明を送り付けてきたことを明らかにした。

 また、AP通信によると、声明では「犯罪者ブッシュ(米大統領)とその追従国(特に英国、イタリア、オーストラリア、日本)に告げる。死を呼ぶ車はバグダッドやリヤド、イスタンブールでは止まらない」などとして、日本も自動車爆弾テロの標的となることを強く示唆した。

 日本に対しては、アルジャジーラが10月18日に放送したアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン氏のものとされる声明の中でも、対米協力を続けるなら「われわれは対応する」と警告されており、アルカイダの組織の中で日本が「イスラムの敵」として急浮上している可能性がある。

 アブハフス・アルマスリ旅団は、8月のバグダッドの国連事務所爆弾テロや、10月のバグダッド・ホテル自爆テロの際にも犯行声明を出したと報じられている。

 声明は、シナゴーグ内にはイスラエルの対外情報機関モサドのメンバーが複数いたとしており、彼らの殺害が目的だったとみられる。

 シナゴーグ同時爆破では、トルコの地元イスラム過激派組織も犯行声明を出している。(カイロ共同)

[毎日新聞11月17日] ( 2003-11-17-08:58 )


フセイン氏?の声「徹底抗戦」…アル・アラビーヤ放送


 【カイロ=岡本道郎】アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」は16日夜、イラクのフセイン元大統領のものとする音声テープを放送した。

 この中で、音声の主は「ジハード(聖戦)と抵抗の道こそ神の選ばれし道。(米英など)占領者は呪われた敗北者としてイラクを去るのみだ」などと述べ、イラク国民に対し、米国主導の連合軍に対する徹底抗戦を改めて呼びかけた。

 イラク国内で米軍などに対する襲撃やテロが激化する中、対米ゲリラ戦を自ら指揮しているとも言われる元大統領の「肉声」が改めて放送されたことで、反米武装勢力がさらに勢いづく可能性もある。

 同テレビが元大統領の「肉声」テープを放送したのは9月17日以来。同テレビの編集者がAP通信に明らかにしたところによると、放送の直前、匿名の電話がかかり、約15分にわたり受話器の向こうでテープを再生、同テレビでこれを録音し、直ちに放送したという。

(2003/11/17/09:20 読売新聞 無断転載禁止)

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フセイン氏?の声「徹底抗戦」…アル・アラビーヤ放送
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/828.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 11 月 17 日 11:41:33:ieVyGVASbNhvI

(回答先: プロパガンダと米大統領 フセイン元大統領の声放送に(共同通信) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 17 日 07:55:45)

 
フセイン氏?の声「徹底抗戦」…アル・アラビーヤ放送

 【カイロ=岡本道郎】アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」は16日夜、イラクのフセイン元大統領のものとする音声テープを放送した。

 この中で、音声の主は「ジハード(聖戦)と抵抗の道こそ神の選ばれし道。(米英など)占領者は呪われた敗北者としてイラクを去るのみだ」などと述べ、イラク国民に対し、米国主導の連合軍に対する徹底抗戦を改めて呼びかけた。

 さらに、米軍などに協力するイラク人を「隊商にお供する迷える犬ども」と批判し、連合軍そのもの以前に、これらイラク人を攻撃すべきだと述べた。

 同テレビが元大統領の「肉声」テープを放送したのは9月17日以来。AP通信によると、放送の直前、同テレビに匿名の電話がかかり、約15分にわたって受話器の向こうでテープを再生、同テレビでこれを録音して放送したという。

 音声の主は、ラマダン(イスラム教断食月)を祝うあいさつから始まり、ややしわがれ気味の声ながらも、米英など「占領者」を糾弾。録音日時については「11月」とだけ言及した。(読売新聞)
[11月17日10時47分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000102-yom-int
 
 
 
<フセイン氏>肉声とみられる声明「抵抗呼びかけ」 TVが流す

 【カイロ小倉孝保】アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイのアラビア語衛星テレビ「アルアラビーヤ」は16日、フセイン元イラク大統領の肉声とみられる声明テープを流した。テープの中で男性は、占領軍に対する徹底した抵抗を呼びかけるとともに、「占領者はこの国を離れる以外に道はない」と警告した。

 声明は「占領者との戦いは正当なものであり、国的、人道的義務である」としたうえで、「聖戦(ジハード)と抵抗の道は、神の下での最良の道だ。聖戦こそ、暴虐な外国軍を追放し、この地に完全なる自由と主権を保証してくれる」とジハードを通じた徹底抗戦を訴えた。

 また「占領者よ、しばらく殺人、破壊、強奪をするがよい。しかし、占領者は米英人の死やそれ以外の者の死と直面することになるだろう」と述べた。さらに、大量破壊兵器問題について「イラクには大量破壊兵器はない。彼らのうそははっきりした」と語った。

 フセイン元大統領とみられる肉声のテープが放送されたのは9月17日、同テレビが放送して以来。この時もテープは聖戦を呼びかけていた。

 イラクでは、親フセイン派残党によるとみられる米軍攻撃が連日起き、治安は日増しに悪化している。今回のテープは、フセイン健在をアピールし、米軍攻撃に拍車をかけることが狙いとみられている。(毎日新聞)
[11月17日11時10分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00001017-mai-int

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アル・カイーダの司令官は攻撃によって10,0000のアメリカ人の死を「期待」している
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/799.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 11 月 17 日 05:26:48:oQGUNb5q8hjD.

【アル・カイーダの司令官は攻撃によって10,0000のアメリカ人の死を「期待」している】

ワールド・トリビューン:11月13日

イスラム者のインターネット・フォーラムであるアル・カラ(要塞)は、自称アブ・サルマ・アルハイジャジ、オサマ・ビンラーデンの最側近の司令官という人物の2部構成のインタビューを掲載した。
このインタビューはイラク南部のファルージャで行われた。この記事によれば、アルハイジャジは武器を携帯してミサイルを掲げる5人の覆面の男に囲まれていたという。以下はインタビューの抜粋である。

ラマダンの月にアメリカに対して行われるという攻撃の噂について、アルハイジャジは「大規模で勇敢な攻撃」が行われる、また、初期の計算によればこの攻撃で殺される異教徒の数は10,000人に上るだろうと述べた。彼は続けて、「これは誓うことはできないが、この攻撃はラマダン期間中に行われると期待している。」とも述べた。

彼はまた、この攻撃は「世界を驚かせ、アラーの法が本当に持たらされるまで、アル・カイーダが世界を恐怖させるだろう。これは、言葉だけのことではない、神の地では・・・、いまにアル・カイーダとそのライバルとの力関係は変わることがわかるだろう、突然に、アラーが望んでおられる。」と述べた。

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コメント

3,000人「しか」犠牲者の出なかった911に対して10万人というのはどういう意味なんだろうか。「普通」に考えたら、チェイニー・シャロン連合がまた次の悪企みをしているということになるが。

スコットランドでは空前の米軍の準備行動が行われているという情報もある。
http://www.indymedia.org.uk/en/2003/11/279972.html
【Peacewatchers at USAFs witnessing warheads overhead Scotland】
Summer, 06.11.2003 20:20
Since Saturday, people in the Highlands of Scotland have been
witnessing large movements of US warplanes overhead.
Experienced observers say the large numbers are reminiscent
of those that preceded the bombing of Iraq in 1998 and military
strikes on Libya in the1980's as well as the first Gulf War.
From: the Peacewatchers at USAFs Fairford and Welford bases in
the UK

Since Saturday, people in the Highlands of Scotland have been
witnessing large movements of US warplanes overhead.
Experienced observers say the large numbers are reminiscent
of those that preceded the bombing of Iraq in 1998 and military
strikes on Libya in the1980's as well as the first Gulf War.

At the weekend warplanes were flying over at a rate of roughly
one every 15 minutes. As well as watching them from the ground
the plane spotters have also been able to overhear pilots talking
by listening to their radio frequencies.

At this rate some 288 warplanes would have passed over Scotland
in three days.

It is thought that the planes have flown on a route from the US
over the north pole to bases in Europe and the Mediterranean.
The size and scale of the movement suggests that the US may
be preparing to strike at a country in the Middle East in the
next week to ten days.

Please pass this information on as widely as possible-the US may
be planning to use the pretext of "foreign" terrorist attacks on
US personnel in Iraq to attack Iran or Syria. Please alert any
sympathetic elected representatives, media representatives and
other sympathetic organisations. Publicising this military
movement may prevent the air-strikes.


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ソース
http://www.worldtribune.com/worldtribune/breaking_2.html

【Al Qaida commander 'anticipates' 100,000 Americans dead in attack 】

Special to World Tribune.com
MIDDLE EAST MEDIA RESEARCH INSTITUTE
Thursday, November 13, 2003

Al-Qal'a (The Fortress) an Islamist Internet forum, posted the first of a two-part interview with a person who introduced himself as Abu Salma Al-Hijazi, one of the Al Qaida commanders closest to Osama bin Laden.(1) The interview was conducted in Iraq, south of Faluja. The article notes that Al-Hijazi was surrounded by five masked men carrying missiles as well as personal weapons. The following are excerpts from the interview:

In regard to rumors about a large-scale attack against the U.S. during the month of Ramadan, Al-Hijazi said that "a huge and very courageous strike" will take place and that the number of infidels expected to be killed in this attack, according to primary estimates, exceeds 100,000. He added that he "anticipates, but will not swear, that the attack will happen during Ramadan."

He further stated that the attack will be carried out in a way that will "amaze the world and turn Al Qaida into [an organization that] horrifies the world until the law of Allah is implemented, actually implemented, and not just in words, on His land... You wait and see that the balance of power between Al Qaida and its rivals will change, all of a sudden, Allah willing."

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日本は傲慢に見られる
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/774.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 11 月 16 日 22:09:45:3eVpHzO3Pti46

(回答先: タリバンが復活している 不穏アフガン 『逆戻り』の様相 東京新聞 投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 16 日 21:33:13)

>■追従日本にも厳しい目

 日本は今、物理的戦勝国(精神的敗戦国)米英の側に立って、上から見下ろすようなスタンスで援助をしようとするから、敵視されるのは当然である。

 この事は、日本政府には「よく分からない」のかも知れない。ここから分かるのは、政治家とというものは、犯罪被害者遺族のような、「弱者の側に常に立つ」ような人間がならなければならないことが分かる。

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■911自作自演テロ首謀者、CFRのデイビッド・ロックフェラーは、隠れユダヤ=マラノである。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/750.html
投稿者 ブッシュ親子の自作自演テロの11 日時 2003 年 11 月 16 日 19:06:20:XUSllUZ/d1uKA

■911自作自演テロ首謀者、CFRのデイビッド・ロックフェラーは、隠れユダヤ=マラノである。
911は、ユダヤと隠れユダヤによる世界私物化計画の端緒である。

下に全訳した文章を是非とも読んでみてください。「マラノ、つまり、表社会ではクリスチャンを装っているが、仲間内ではユダヤの信仰と種族の絆を秘密裏に保持しているユダヤ人」というのが、腐るほどいます、アメリカには。ロックフェラー、ブッシュ、チェニー、ラムズフェルド.............この人たちの素性をしっかりと見極めましょう。そこに、911以降の茶番劇の謎を解く鍵があります。要するに、全部が全部、ユダヤです。WASPなんて一人もいません。

▲Nelson Rockefeller: A Secret Jew!
http://www.bamboo-delight.com/Newsletter_Archives/CSN_20030417_2_15.txt

誰もが見落とした本であるが、主にユダヤ社会に対して販売する目的で出版された書籍
に、ロックフェラー一族がセファルディ・ユダヤの末裔であると書かれている。(セファルディ
とはスペインとポルトガルのユダヤを意味する。)その書籍は、「The Grandees - アメリカ
のセファルディ・エリート」と題されている。著者は、ステファン・バーミンガムであり、ユダヤ
社会から、ユダヤ氏の専門家として認められている人物である。

A book overlooked by most people and published for sale mainly within the Jewish
community states that the Rockefellers are Jews of Sephardic descent (meaning Spanish
and Portuguese Jews). The book is entitled "The Grandees - America's Sephardic Elite."
The author is Stephen Birmingham, who is recognized by the Jewish community as an expert
on Jewish history.

グランディーズの出版者は、ユダヤ人の所有するニューヨークのハーパー&ロウ社である。バーミ
ンガム氏は、アメリカの最も富裕で最も成功したユダヤ人たちの一族の背景について「Our Crowd」
という本も著している。その両方の著作ともが、ユダヤ系出版界からユダヤ史の記録の一級作品
であると評価されている。

The publisher of "The Grandees" is the Jewish owned publishing firm of "Harper and Row" of
New York City. Mr. Birmingham also wrote the book "Our Crowd" about the family background
of America's wealthiest and most successful Jews. Both books have been hailed by Jewish publications as first class works in the documentation of Jewish history.

グランディーズの中で、ステファン・バーミンガムは、何年か前にユダヤ人のためだけに出版され
た非常に希少な本が存在することを明らかにした。その著作は、ユダヤ人歴史家のマルコム・H・
スターンによるものであり、「ユダヤ系譜のアメリカ人」と題されている。その書籍は10ポンドの重
さがあり、アメリカの25000のユダヤ人個人の歴史が記載されている。この書籍がたったの550
部しか出版されず、一冊ごとにバナンバーリングされていることは非常に面白い。この本は、アメ
リカのユダヤ人社会の最高指導者たちに配られ、マラノ(つまり、表社会ではクリスチャンを装って
いるが、仲間内ではユダヤの信仰と種族の絆を秘密裏に保持しているユダヤ人)と接触するため
の個人的なファイルとして用いられている。

In "The Grandees" Stephen Birmingham reveals the existence of a very rare book which
was published only for Jews some years ago. The work was compiled by the Jewish
historian Malcolm H. Stern and entitled "Americans of Jewish Decent." That book weighed
10 pounds and gave the history of 25,000 Jewish individuals in America. It is extremely
interesting to note that only 550 copies of the book were printed and each copy was
consecutively numbered. The book was delivered to the top Jewish community
leaders in America for their personal reference files in dealing with and contacting Jews who
are "Marranos" (those Jews who "PRETEND" to be Christians in their community but
secretly hold to their Jewish faith and race when among their own kind).

グランディーズのバーミンガム氏は、「誰がこの本にロックフェラーの名前を見つけられると予測
するだろうか?」と記している。「スターンの著作では、彼が「ユダヤ社会の貴族」.....大地の貴公子
としてスペインとポルトガルに住んだセファルディ.....と呼んだ人たちの足跡を追いかけている。何世紀も前、多数のユ
ダヤ人がスペインに流入し、高利貸しと窃盗を通じて広大な土地の所有者とな
った。ユダヤ人は、国家の財政を独占することで、スペインとポルトガルの両方を支配した。

Mr. Birmingham in "The Grandees" reports: "Who would expect to find the Rockefellers in
the book." Stern's work traces what he calls the "Nobility of Jewry - the Sephardim who lived
in Spain and Portugal as princes of the land." Many centuries ago the Jews flooded into Spain
in great numbers and through usury and stealth became vast land owners. The Jews
controlled both Spain and Portugal through their monopoly over the finances of the country.

1492年にスペインのフェルディナンド王とイサべラ女王は、ユダヤ人を国外追放し、ユダヤ人の
不正な手段で得た財産を没収した。ロックフェラー一族が、トルコ帝国に移住したのは、この時期
である。当時、トルコはユダヤ人を、迫害されたかわいそうな人たちと信じ、歓迎したのである。

It was in 1492 that King Ferdinand and Queen Isabella of Spain expelled the Jews from
their country and confiscated their ill-gotten wealth. It was during this period that the
Rockefeller family moved to the Turkish Empire which welcomed the Jews at that time,
believing them to be a "poor persecuted people."

我国の前副大統領、ネルソン・ロックフェラーの祖父は、彼の一族がトルコからフランスに移住したと
認めている。そして、フランスからアメリカに渡ったのである。 John D. Rockefeller, Sr.,は、スタン
ダード石油を買い取る以前から、富裕な人物であったが、その事業は、彼らの一族を世界で最も
富裕な一族にしたのである。この一族が、フランスからアメリカにやってきて、すぐにそんな財産家
となったわけを説明した人は過去に一人もいない。


The grandfather of our former Vice-President Nelson Rockefeller, admitted that his family
once moved from Turkey to France. It was from France that they moved to America. John
D. Rockefeller, Sr., was a wealthy man even before he took over Standard Oil Co., which made
their family one of the richest in the world. No one has ever explained how this family came
into such wealth as soon as they arrived in America from France.

ロックフェラーがフランスでどうやって大金を掴んだかについては、情報がない。ロックフェラーが
ロスチャイルドから資金を得て、もともとは、アメリカのキリスト教徒のビジネスを買収するための
代理人であったと考える人もいる。「マラノ」とは、商売の取引でキリスト教徒を騙すためにキリスト
教に改宗したと見せかけているが、個人的な儀式では秘密にユダヤ戒律を実行し続けているユダ
ヤ人のことである。それがゆえに、ロックフェラーのようなマラノ一族が、何百年もの間、シゴトを
実行させる為の秘密の代理人として、ロスチャイルドの完璧な手先として機能するのである。

There is no known information on how the Rockefellers came into huge amounts of money
in France. Some think they got their money from the Rothschilds and were originally their agents
in buying up Christian businesses in America. "Marranos" are Jews who "PRETEND" to convert
to Christianity so as to deceive Christians in their business dealings, but secretly continued
to practice Judaism in private rituals. For this reason, a Marrano family like the Rockefellers
would make the perfect tool for the Rothschilds of France who have for centuries used
secret agents to carry on their work.

副大統領、ネルソン・ロックフェエラーがユダヤの末裔であることに、最初に大衆に注意を引かせたのは、「サンダーボルト」であった。何故、ロックフェラーがユダヤ人と密接に働くことが出来たのか、
また、何故、彼のニューヨーク市長当時の体制が上から下までユダヤ人だったのか、この情報が
ついに説明して見せたのである。彼の過去の選挙運動は、常にユダヤ人主導で行われ、全ての
選挙において常にユダヤ人社会の支持を得たのである。

"The Thunderbolt" was the first publication to bring Vice-President Nelson Rockefeller's
Jewish ancestry to public attention. This information finally explains why he has always
been able to work so closely with Jewish interests and why hisadministration as governor of
New York was loaded down with Jews from top to bottom. His political campaigns of the past
ere always directed by Jews and he always had the support of the Jewish community in all of
his political races.

一般に、ユダヤ人はキリスト教徒の富豪の政治活動を支援しない。それは、選挙後、その人物を
操縦できないことを恐れるからである。ユダヤ社会がロックフェラーがユダヤの仲間であることを
とっくに知っていたという事実が、結果的に、組織されたユダヤ人社会が常にロックフェラーの政
治的な野心を支持してきたことを説明するのである。だからこそ、ネルソン、デイビッド・ロックフェ
ラーが、なぜ、仲間のユダヤ人であるヘンリー・キッシンジャーをニクソン政権に送り込んだのか、
そして、何故、キッシンジャーが、み返りに地位を利用して、仲間のユダヤ人であるロックフェラーを
権力に押し上げたのか、今ならもうお分かりだろう。

Normally the Jews would not support a Christian multi-millionaire for political office because
they would be afraid they could not control him after the election. The fact that Jewish
community leaders have long known that the Rockefellers were fellow Jews goes a long way
in explaining why the organized Jewish community has always supported the Rockefeller's
political ambitions. Now we can see why Nelson and David Rockefeller boosted his fellow
Jew Henry Kissinger into the Nixon administration and Kissinger in turn has used his position
to bring his fellow Jew Rockefeller into power.

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イラク派遣:米の「いらだち」露呈 国防副長官の発言(毎日新聞) −ウォルフォ「多大な貢献はあてにしない」に政府オロオロ。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/734.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 16 日 08:08:20:eWn45SEFYZ1R.

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20031116k0000m010114000c.html

ラムズフェルド米国防長官が来日中の15日、自衛隊のイラク派遣をめぐり、「多大な貢献はあてにしない」とのウルフォウィッツ国防副長官の発言が表面化したことに、日本政府は「タイミングが悪い」(関係者)と困惑気味だ。国防長官は小泉純一郎首相、石破茂防衛庁長官との会談で、日本への「圧力」と受け取られないように気を配ったが、「副長官発言はブッシュ政権タカ派の本音」(外務省筋)との見方もある。「日本軽視」発言ともいえ、19日からの特別国会を控えて派遣論議にも影響しそうだ。【及川正也】

 「それぞれの国にはそれぞれのやり方がある。その国にとって一番意味のある形で決定するのが一番いい」

 ラムズフェルド長官は15日に会談した石破長官に、イラクへの自衛隊派遣での日本の方針を尊重する「配慮」を見せた。「日本に『圧力』をかけないのがブッシュ政権の方針」(同省筋)とされ、これに従った発言だった。

 ただ、国防長官はイラク開戦の旗振り役の一人で、今は長引く治安悪化で占領政策批判の矢面に立たされている。ブッシュ政権内から水面下で「日本が自衛隊派遣を見送れば、他の同盟国の動向にも影響する」と、曲折する日本政府への不満も漏れていた。

 そうした中での副長官発言は、「封印」してきた日本へのいら立ちが露呈したともいえる。副長官は新保守主義(ネオコンサーバティブ)中枢でイラク開戦の急先ぽうだっただけに「国防長官も根っこは同じ」(同省筋)だ。

 もともと米政府の対日政策は、知日派のアーミテージ国務副長官を中心とする国務省が主導権を握り、憲法上の制約による軍事的貢献の限界や敏感な国内世論を熟知している。ウルフォウィッツ副長官の発言は米政権内での「対日観」の温度差をも露呈させた。

 副長官発言は派遣是非論の火種ともなりかねず、政府内には「自衛隊はいらない、と言われれば野党に足元を見られるだけ。派遣に向け努力している日本の立場も分かってほしい」(関係者)と不快感を示す向きもある。【及川正也】

[毎日新聞11月16日] ( 2003-11-16-01:58 )

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北朝鮮に核兵器の材料を売り込んだ張本人は、イラクに毒ガスを売り込んだあいつだった。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/711.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 15 日 18:21:29:d/vusjnSYDx0.


ABB(スウェーデン・スイスの巨大軍需産業)が北朝鮮に核開発技術を売り込んだ時、ドナルド・ラムズフェルドは同社の重役(1990年〜2001年)だったそうだ。1980年代サダムにも毒ガスを売り込んだ実績があり、こいつの本業は大量殺戮兵器のセールスマン、文字通り正真正銘の「死の商人」である。表向きは原発の建造であるが、原発からの使用済みウランが原爆の材料となることは周知のとおりである。原爆を作ることが最初から目的であったことは想像に難くない。


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http://www.prisonplanet.com/022403nkorea.html
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PRISON PLANET.com Copyright ゥ 2002-2003 Alex Jones All rights reserved.

Rumsfeld was on ABB board during deal with North Korea

Swiss Info February 24 2003

Donald Rumsfeld, the US secretary of defense, was on the board of technology giant ABB when it won a deal to supply North Korea with two nuclear power plants.
Weapons experts say waste material from the two reactors could be used for so-called "dirty bombs".

The Swiss-based ABB on Friday told swissinfo that Rumsfeld was involved with the company in early 2000, when it netted a $200 million (SFr270million) contract with Pyongyang.

The ABB contract was to deliver equipment and services for two nuclear power stations at Kumho, on North Korea's east coast.

Rumsfeld - who is one of the Bush administration's most strident "hardliners" on North Korea - was a member of ABB's board between 1990 and February 2001, when he left to take up his current post.

Wolfram Eberhardt, a spokesman for ABB, told swissinfo that Rumsfeld "was at nearly all the board meetings" during his decade-long involvement with the company.

Maybe, maybe not

However, he declined to indicate whether Rumsfeld was made aware of the nuclear contract with North Korea.

"This is a good question, but I couldn't comment on that because we never disclose the protocols of the board meetings," Eberhardt said.

"Maybe this was a discussion point of the board, maybe not."

The defense secretary's role at ABB during the late 1990s has become a bone of contention in Washington.

The ABB contract was a consequence of a 1994 deal between the US and Pyongyang to allow construction of two reactors in exchange for a freeze on the North's nuclear weapons programme.

North Korea revealed last year that it had secretly continued its nuclear weapons programme, despite its obligations under the deal with Washington.

The Bush government has repeatedly used the agreement to criticise the former Clinton administration for being too soft on North Korea. Rumsfeld's deputy, Paul Wolfowitz, has been among the most vocal critics of the 1994 weapons accord.

Dirty bombs

Weapons experts have also speculated that waste material from the two reactors could be used for so-called "dirty bombs".

Rumsfeld's position at ABB could prove embarrassing for the Bush administration since while he was a director he was also active on issues of weapons proliferation, chairing the 1998 congressional Ballistic Missile Threat commission.

The commission suggested the Clinton-era deal with Pyongyang gave too much away because "North Korea maintains an active weapons of mass destruction programme, including a nuclear weapons programme".

From Zurich to Pyongyang

At the same time, Rumsfeld was travelling to Zurich for ABB's quarterly board-meetings.

Eberhardt said it was possible that the North Korea deal never crossed the ABB boardroom desk.

"At the time, we generated a lot of big orders in the power generation business [worth] around $1 billion・so] a $200 million contract was, so to speak, a smaller one."

When asked whether a deal with a country such as North Korea - a communist state with declared nuclear intentions - should have been brought to the ABB board's attention, Eberhardt told swissinfo:

"Yes, maybe. But so far we haven't any evidence for that because the protocols were never disclosed. So maybe it was a discussion point, maybe not," says Eberhardt.

A Pentagon spokeswoman, Victoria Clark, recently told "Newsweek" magazine that "Secretary Rumsfeld does not recall it being brought before the board at any time".

It was a long time ago

Today, ABB says it no longer has any involvement with the North Korean power plants, due to come on line in 2007 and 2008.

The company finalised the sale of its nuclear business in early 2000 to the British-based BNFL group.

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米政権: イラク側へ来年6月にも主権移譲 米紙報道 (Mainichi)
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/694.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 11 月 15 日 15:02:53:5/1orr4gevN/c

イラク側へ来年6月にも主権移譲 米紙報道

 【ワシントン中島哲夫】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は14日、イラクと米国の当局者の証言を引用し、ブッシュ政権が早ければ来年6月にもイラク側に主権を移譲することに同意したと報じた。

 主権移譲を加速化する構想は米英占領当局のブレマー行政官からブッシュ政権中枢に伝えられ、同紙によると大筋として了承された。行政官はイラクに戻った後、統治評議会側にこの経過をとりあえず連絡し、15日に統治評議会のメンバー全員と協議するという。

[毎日新聞11月15日] ( 2003-11-15-13:12 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031115k0000e030053000c.html

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ルパート・マードックが公然とブレア不支持を示唆 嘘つき小僧と藪吉はいよいよ使い捨てか?
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/680.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 15 日 09:01:22:d/vusjnSYDx0.

11月14日夜BBCインタビューでマードックは、「私の傘下のメディア(350万と英国最大の発行部数を誇るタブロイド"Sun","Times","News of the World""SkyTV"など)は、次回の総選挙では、先回のようにブレア労働党をサポートするとは限らない」、と明言した。理由は「マイケル・ハワードを党首にいただく保守党だったら、十分に政権担当能力を持つと判断できるからだ。」 ちなみに先回の労働党の地滑り的大勝は、勤労者階級の浮動票に絶大な影響力を持つマードックのメディアによる貢献が非常に大きかったと分析されている。

いよいよ嘘つき小僧の命運もこれきりか。狂犬、藪吉も含めて既存の政権担当者たちを切り捨てることで、大衆を幻惑する「偽の新規まき直しキャンペーン」が世界中で同時に始動したことは明白である。

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http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/659.html
投稿者 silent war 日時 2003 年 11 月 15 日 00:27:36:9ZdQi4e9F4jQY

彼はイスラムの英雄
彼に今足りないものは世界最強国を相手にするための力
彼の目的は世界最強国を滅ぼすこと

彼はアフガンで何をしたか?
アフガンの政府と国民を犠牲にして英雄の称号を得た。
アフガンが彼に付け入られる隙は貧困。
そして、反アメリカの具現者。

いま、アメリカを快く思わない資産家と謀り、イラクでアフガンを再現すれば、さらなる名声だけでなく巨万の富を得る。

市場経済は諸刃の剣
所詮相場は操るものになびく。いまこの飽和した緊張感を解き放つ何かを行うだけで世界経済はその意図せざる者たちから富を吸い上げる可能性がある。

いま、イラクは最も危険で重要なところ。イスラエルと同じようなことをするアメリカが速やかに手を引きイラクを国際社会に委ねなければその業は世界を焼き尽くすことになるかもしれない。

すでにアメリカは彼の掌の上、いやアメリカを快く思わない人々の意識に自ら進んで翻弄されようとしている。

盛者必衰と歴史は語りかけている気がする。

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日本の役割
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/765.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 11 月 16 日 21:25:09:3eVpHzO3Pti46

(回答先: イラク戦争は日に日に米側不利となり日本の役割が問われる。会談設定の要あり。 投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 14 日 23:30:09)

 日本は既に米英側になっているのだから、その立場のままイラクへの「援助」をするというほど失礼な事はない。不良の3人の内、一人のボスが殴った直後に、その仲間(:援助係[役割が既定])が「大丈夫か!」と言って手を差し出すようなものです。ビン・ラーディンでなくても怒るだろう。だから、日本は今の立場のままでは、イラクへ援助をしに行ってはならない。日本は、アメリカと対立し、その意向に逆らうようなスタンスで、それこそ、心の底からイラク人の為を思って援助しなければならない。そういうスタンスが必要。

 アメリカは、既に、「イラクに触れることすら許されない」状況である。故に、即刻、「イラクは“アメリカよりも”神聖な国であった」と公言し、聖なる場所と人々にはもう触れない事を約束して、少しでも、彼らの怒りを鎮めるべきです。

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「うちの息子の邪魔する奴は生かしちゃおかない」ブッシュババがまた殺った?
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/635.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 14 日 19:48:56:d/vusjnSYDx0.


藪吉君を何とレイプで訴えていた主婦がアタマに一発撃ち込まれてお陀仏になったが、当局の結論はもちろん自殺。これもまた日頃から「家族をけなす奴は生かしちゃおかない!」、と公言しているブッシュババの仕業?

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http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=1249

Woman Who Accussed Bush of Rape Commits 'Suicide'

John Ashstead ・Pravda.ru

Margie Schoedinger, the woman who allegedly filed a lawsuit against George W. Bush in December 2002, claiming that she had been raped, has died of a gunshot wound to the head, registered officially as "suicide".

The allegations were serious: the law suit apparently filed against George W. Bush in the County Civil Court in Fort Bend County, Texas, on 2nd December 2002, claimed that George Bush, the former Governor or Texas and current President of the United States of America, had committed "individual sex crimes" against her and her husband.

Margie Schoedinger further stated that after the claim, she had been
harassed, that her bank account had been interfered with, that she had been threatened and beaten. She claimed 1 million USD in actual damages plus 49 million USD in punitive damages and emotional stress caused by the alleged incidents.

Court documents filed on December 4th 2002 mention Bush, giving him 20 days to respond or appear in a court in Fort Bend. These papers were initialed by Fort Bend County Deputy Clerk, Becky Kasper.

However, due to the ambiguous nature of the claims, which have never been substantiated, it is unclear whether the President of the USA was served with the suit.

Whatever the case, Margie Schoedinger is dead. At 38 years of age, she died on Monday 22nd September 2003. The Harris Country Examiner's Office states "gunshot wound to the head" and "suicide".

Courtesy Henry Makow Ph.D.


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ITA:東京のユダヤ人は少数だが強力。1953年にユダヤ人「社会」(Community)設立。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/633.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 14 日 19:46:09:CjMHiEP28ibKM

ユダヤ人(教徒)新聞:東京のユダヤ人は少数だが強力。1953年にユダヤ人「社会」設立。

1956年には三笠宮(オリエント学者でもあった)を迎えた儀式の記念写真あり。

一応、「社会」と訳すが、彼等がCommunityと称するのは、サンフランシスコの「日本人町」とか上海の「租界」のような特殊な連帯の場である。

自ら「強力」と誇っているのであるから、これは、逆らうと、恐いぞよ!

http://www.jta.org/
Tokyo's Jews few but strong
http://www.jta.org/page_view_story.asp?intarticleid=13448&intcategoryid=5

Jewish Community of Japan

photo: Prince Mikasa, right, brother of then-Emperor Hirohito, attends a seder at the Jewish Community Japan in 1956.

AROUND THE JEWISH WORLD
Tolerance, respect for tradition
hallmarks of Jews living in Japan
By Steven L. Herman

TOKYO, Nov. 12 (JTA) -- In the half-century since it was founded, the Jewish Community Center of Japan has always prided itself on being able to accommodate any request for a minyan, even at short notice.

Community members say that many visiting Jews, who may not be religiously observant at home, suddenly seem to yearn for a connection with their brethren in an exotic land.

The actor Edward G. Robinson once called the center saying, "I need a minyan," recalls Bernard Valier, who spent 17 years in Japan starting in 1953.

The small but diverse congregation that makes up the centers community was able to give Robinson -- born Emmanuel Goldenberg -- his minyan, as it did for other visiting notables on short notice, says Valier, who now lives in London.

Flexibility and tolerance has been a theme at the center, known simply as the Jewish Community of Japan, for 50 years.

"We do not describe ourselves as Conservative or Reform or Orthodox, but simply as Jewish," says the communitys president, Daniel Turk. "We have services in different formats, languages and levels of participation."

The overwhelming majority of Tokyos Jews prefer services that do not make ritualistic distinction between men and women. A smaller group of the centers members hold Orthodox services.

"We had to find a way to live together, pray together and fight together," says Rabbi Marvin Tokayer of New York, who was the popular spiritual leader of the community for 10 years.

The first known minyan in Japan took place in 1889 and the first synagogue was established in the 1890s in Nagasaki. Prior to World War II, the majority of Jews in Japan lived in Kobe and Yokohama. The Jewish cemetery in Yokohama has tombstones dating back to 1869.

The Jewish Community of Japan, in Tokyo, was established March 21, 1953, founded by merchant Jews primarily from the Chinese cities of Harbin and Shanghai.

"The criteria to be a member was to be able to speak Russian, play poker and drink vodka," remembers former community president Ernie Salomon, a Tokyo resident since 1950.

Shortly after its inception, the community center was raided by police during a "Monte Carlo Night." Police believed that the Jews were reopening an illegal casino, which had been shuttered not long before in another part of the neighborhood. Two board members were among those arrested.

The founder of Tokyos organized Jewish community was a Russian textile businessman, Anatole Ponve, who established the Kobe synagogue in 1937.

During the early 1940s, Ponve was among those who mobilized a massive effort to take care of Jewish refugees from Europe.

After the war, Ponve, the communitys first president, personally guaranteed a loan from Chase Manhattan Bank for the purchase of the land for the community center from a Japanese family in the upscale Hiroo District.

The Jewish Community of Japan, which serves 150 families, is foremost a religious institution with a synagogue known as Beth David, named for the father of one the communitys early leaders and benefactors, Shoul Eisenberg, who later became a leading industrialist in Israel.

In the early years, the dining room at the center was not kosher ― beef stroganoff was a favorite dish ― but that changed when a new rabbi threatened to quit if the kitchen was not made kosher. In recent decades, the centers kitchen has been under rabbinical supervision.

Founding members, while not very religiously observant, were enthusiastic about funding their fledgling community. At the initial fund-raiser in 1953, when the community ran out of items to auction, an empty box was successfully put up for bid.

That charitable spirit was evident earlier this month at the community centers 50th anniversary gala celebration.

A bottle of "slightly used" mineral water was auctioned off for about $140 and then graciously donated back to the synagogue. The winner of a $2,200 cash lottery also donated the money back to the community.

The money raised by the gala, held Nov. 1 at the Tokyo American Club, likely will mean the community center will be in the black for the first time in decades.

"Our endowment has diminished significantly over the years," Turk says. "Recently, we have been focusing considerable attention and effort trying to manage our revenue and expenses to a point where our normal operations are self-sufficient."

The celebration drew about 200 people, including current or former community members from across Japan, Europe and North America. A number of Japanese guests also attended.

The Jewish Community of Japan actually has a number of Japanese members, including spouses of Jewish members, some of whom have converted to Judaism. There also are a small number of Japanese who have converted for reasons unrelated to marriage.

Japan never has had a significant indigenous Jewish population, and there is little history of note between Japan and the Jewish people.

"It is probably fair to say that even educated people have only a fragmentary and superficial knowledge of the Jewish people," Turk says.

That lack of familiarity was evident during a comedy routine at the gala evening, which featured a "Jewish acolyte" trekking to the top of a mountain to seek enlightenment from a "Buddhist monk."

A Japanese aerospace business executive, befuddled by the skit, turned to his Jewish host after watching the faux monk and asked seriously, "Is that Jesus Christ?"

The lack of encounters between Jews and Japanese also has meant that there has been little of the hostility experienced by Jews in many other lands.

During World War II, the Japanese were encouraged by their Nazi allies to exterminate Jews under their control especially those in Shanghai ― but the Japanese had no inclination to comply.

"In fact, Jews who made it to Japan were saved as a result," Turk says.

Jews in Japan are more likely to experience philo-Semitism, with magazine articles expressing admiration for Jewish talent, intelligence and success.

Prince Mikasa, the youngest brother of the late Emperor Hirohito, is among the notable friends of the Jews in Japan.

"He reads Hebrew well and, in his younger days, not infrequently visited our center, such as to participate in the Passover Seder," Turk says.

A number of other Japanese members also speak fluent Hebrew and are synagogue regulars.

The current rabbi, Henri Noach, is still learning Japanese, but he is fluent in French, Hebrew and English ― which helps him serve the centers families, who are diverse in nationalities and native languages.

"The fact that one rabbi has to serve the needs of people who are so different makes the job challenging and exhilarating," Noach says.

Noach, a Conservative rabbi, also is charged with determining the suitability of conversion candidates.

He says Japanese "have less preconceptions about Judaism, because its not part of their historical and cultural orbit. In this sense, they may be less resistant to absorbing core concepts in Judaism."

Japanese conversion candidates appear to want to commit themselves to an active Jewish life for the sake of their spouses and are prepared to raise their children as Jews, Noach says, noting that those with Israeli spouses are "highly motivated," with many planning to move to Israel.

Noach says he frequently is asked what people thought when he told them he was moving from Belgium to Japan to take over the pulpit in Tokyo.

"My family thought that I was mishugunah," Noach says. "My friends and colleagues, however, generally thought it was cool. Maybe theyre both right."

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デイリーニューズ経由情報:イスラエルで辛酸を嘗めたユダヤ人4千人ロシアに帰国せり
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/603.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 14 日 11:26:38:CjMHiEP28ibKM

デイリーニューズ経由情報:イスラエルで辛酸を嘗めたユダヤ人、4千人が、ロシアに帰国せり。

イギリスのパレスチナ支援組織発のようである。なお、参考までに;

http://www10.tok2.com/home/jaja/parody/akazukin.html
よく言うではないですか。
「つきあうなら、知らない悪魔より知ってる悪魔」

彼等は、シャロンよりもプーチンの方を選び直したのである。

http://www.palestine-info.co.uk/am/publish/article_3235.shtml

From palestine-info.co.uk

Daily News
40,000 Jews returned to Russia after suffering hardships in "Israel"
By
Nov 9, 2003, 10:44

Gaza - Zionist press sources have declared that more than 40,000 Jews in "Israel" had returned to their original country Russia over the past couple of years.

The sources revealed that Zionist premier Ariel Sharon knew of the figure during his official visit to Russia last week and was shocked at the number.

Sharon had asked the Russian Jews in a meeting with their leaders, during his trip to Moscow, to immigrate to "Israel" but he was surprised to learn about difficulties facing Russian Jews in "Israel" that forced several thousands of them to go back to Russia.

Only quarter of a million Jews are still living in Russia from a total of 1.5 million in 1989 before the mass exodus took place. Around 1.1 million resettled in the Hebrew state (including 300,000 non-Jews) while the rest opted to immigrate to Germany, the USA and other countries.

A number of Jews returning from the Hebrew state met delegates in Sharonユs entourage and told them they chose to return to Russia after losing hope in the possibility of settlement in "Israel".

Sharon aides attempted to persuade them using the usual clich of the spread of anti-Semitism in Russia and Europe. The Jews retorted, "We do not feel any anti-Semitic phenomena here. (Rather) We suffered from racism there in "Israel". We were expelled from nightclubs and they dealt with our women as prostitutes".

A number of those Jews said that they left the Hebrew state mainly due to economic reasons. One of them, a university graduate, said that he was compelled to work in "Israel" as a municipal worker. He said that his monthly salary did not exceed 600 dollars while in Moscow he earned around 3,000 dollars.

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Copyright 2003 by palestine-info.co.uk email: webmaster@palestine-info.info

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[AFP] 年内のイラク自衛隊派遣を日本がとりやめたことをアメリカは怒りません、とライス
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/593.html
投稿者 F 日時 2003 年 11 月 14 日 06:33:49:STOdQyiwbPk2Q


日本がイラクへの自衛隊派遣を来年度まで延期する、と明言したことが報道されている。
http://www.cnn.com/2003/WORLD/asiapcf/east/11/12/sprj.irq.japan.troops.ap/index.html
(今週末の調査隊の派遣のことではない)

日本の報道機関による「来年まで延期」との報道を見かけないが。

それはともかく、
このことに対して、ライス国家安全保障補佐官は
「理解します」と許可する様子。
[yahoo-AFP]
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20031113/pl_afp/iraq_us_japan_rice&cid=1521&ncid=1478

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キューバの有機農業について【参議院農林水産委員会の質疑】
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/597.html
投稿者 エイドリアン 日時 2003 年 11 月 14 日 08:02:37:SoCnfA7pPD5s2

(回答先: 「世界の闇将軍」のつぶやき - 阿修羅独占一挙掲載 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 14 日 00:17:27)

>それがおいやなら共産国家でもいくんですな。とはいってももう地球上にあの上げ底靴はいた最高にカッコ悪いキム君の北朝鮮(おっと、朝鮮民主主義人民共和国っていわないと、Kike(猶太公)なんて悪口いわれちゃうかな)とトウキビしかできないカストロの島くらいしか残ってないけどな。あはは。


 キューバは、「トウキビしかできないカストロの島」ではありません。
 日本を除く世界の国々に、今、静かなキューバ・ブームが起きています。

 米国の経済封鎖によって化学薬品・化学肥料・石油が消えたキューバは、必要に駆られて有機農業を選択し、これが功を奏しています。
 カストロが引退して資本主義を選択すれば、中南米では当たり前になっている、米国への隷属国家になり、以前のモノカルチャーの島に後戻りする可能性があります。
 その場合、化学肥料によって土地は瘠せ、化学薬品によって農民に緩慢な中毒死が続くようになる恐れもあります。

 キューバ国内には、独立採算で有機農業を推進している農業グループが幾つもあり、その成果について、スウェーデンの国際賞を受賞したり、経済封鎖を強めている米国からも農家や学生が見学に来ています。
 また、イギリスの王立園芸協会とマーリントラストが応援している関係で、イギリスの番組でも紹介されました。
 日本の首都圏コープとも協定を締結して、フェアトレードを進めています。日本の農業者大学校とは、循環型農業技術の交流をしています。

参考:@「キューバの有機農業、成功した都市農業」[2002年6月 アメリカ]
     http://members.jcom.home.ne.jp/cuba/Cubaurbana23.htm

   A「首都公園プロジェクト・キューバの有機的都市農業は活動中」
     [2000年 カナダのNGO オクスファームのレポート]
     http://members.jcom.home.ne.jp/cuba/Cubaurbana06.htm

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【中村敦夫参議院議員 公式サイト】より

○中村敦夫
 今回、有機農業について質問させていただきますけれども、そのお話の材料として、現在のキューバの農業について御説明したいと思います。

 今キューバは、環境保全型農業、有機農業の先進国として世界じゅうの注目を浴びている国なんですね。資料をお配りしましたが、概要がお分かりになると思いますので、お正月でもお暇なときに目を通していただければと思います。

 実は、一九七四年、私はキューバを訪れております。これは革命十五周年記念のテレビの取材で入ったわけですけれども、そのときにいろいろなキューバの社会状況というのを取材しました。

 中でも農業問題では、実は日本人の農業の指導者に会っているんですね。この方は竹内憲治という方でして、当時七十二歳。知人の協力を得てずっと若いときに南米の農業を研究して歩いておりまして、ちょうどキューバに来たときに満州事変なんか起こってお金が途絶えてしまって、そこへずっと居着いてキューバの農業についていろいろな指導的役割をしていまして、四十三年間もその当時で住まれていた方です。

 キューバ革命というのは、それまでのバチスタという非常に腐敗した独裁政権が続いていて、キューバの貧富の差が非常に激しくて、子供たちが売春しなきゃいけないような状況になって革命が起きたわけですね。その後、カストロ政権というのは、いろいろなアメリカの利権を制限したものですから、非常に弾圧を食らって、そこへソ連が援助を申し出て、それでは共産主義でもやってみるかというような感じで移行したという国なわけです。

 その革命キューバが工業立国にすべきかあるいは農業立国でいくのかという大激論があったわけですね。そのときに工業でやるべきだと主張して工業大臣になったのがあの有名なゲバラなんですが、そんなばかなことをするなといって片方のリーダーになったのがこの竹内という老人なんですね。ゲバラをもう小僧扱いにして、いかにそんなことはできないかということを論破して、それでゲバラは負けて、そしてボリビアに行って単独ゲリラをやっていくという、そういう歴史があって、この老人、なかなか明治生まれの気骨のあるヘミングウェーのような、何というか、容貌をしたすばらしい人だったんですね。

 その人が自然農法とかそういうものを研究していたんですが、ソ連が入ってきたことによって、やっぱり大型の工業的な農業を進めるという方向へ路線が転換していって、その方が左遷されて、しかし実験農場を与えられて手厚く保護されていたということがありますが、ところが、ソ連が崩壊していく中で、石油の供給が止まってしまうということが起こりました。

 そこで、流通もあるいは大型機械農業も全然できなくなっていって、九〇年代というのはキューバは大変な食料危機に見舞われたわけですよ。それで、餓死者は出ないにしても、特に一千万ぐらいの都市の中で二百二十万人ハバナ、首都に住んでいて、ここで食料危機がひどくて、栄養失調で失明者が数万人出たというような大混乱が起きるんですね。しかも、遠くから農産物を運ぶというその石油が止まったわけですからそれもできなくなって、それで政策転換をした。そこから都市農業とかあるいは有機農業とかということで、石油に頼らないそういう農業の振興を始めて、今あらゆる自然農法というものの実験国家として注目を浴びているというのが現状でございます。

 考えてみれば、これは何もキューバだけに限ったことじゃなくて、世界じゅうの農業の問題、農業というのは百年の計で考えるべきだと私は考えますが、今世紀中に採掘可能な石油というのはなくなるんですね。あと、平均的に言えば四十年しかないというような状況の中で、すべてのことが変わっていくと思いますが、もう農業もそういう意味で大きな変化がやってくるのはこれは間違いないということで、そういう意味ではこのキューバの実験というのは我々の将来の姿でもあるというふうに私は感じるんです。ちょうどキューバも、カロリーベースの食料自給率というのは四三%ぐらいで日本と似ているところですね。

 ところが、有機農業への転換をすると余り資金も要らない、いろんな何というんですかね、そうした複雑なものが要らず、人手でもって生産量も実はそんなに変わらないんだという証明が今できてきているということが大変参考になるんではないかと思います。

 それで、質問は、我が国もやっぱりこういうことを、将来をにらんで、つまりもう石油という問題をにらんで、いつまでも外から買っていればいいというわけにいきませんし、石油を使う農業といっても石油はだんだん私は高くなっていくと思うんですね。少なくなっていくに従って高くなってきて経済的にも成り立たないということもあるし、これからの循環型社会を世界が目指す中で、それに代わる農業ということももう準備しなきゃいけない、そういう今我々は段階にいると思います。

 そこで、食の安全とか安心の確保ということもありますけれども、そういう経済効率の問題とかそれから石油の問題を考えるときに、有機性資源の有効活用に向けたそうした循環型農業の推進というのを一方で計画していかなきゃいけないというふうに思いますが、その有機農業の振興にもっと私は日本は力を入れるべきだという点で大臣の考え方をお伺いしたいと思います。

●大島理森 農林水産大臣
 今、中村委員がキューバの国の例を取りまして、有機農業、循環型農業の重要性ということを訴えられました。日本の場合を振り返ってみますと、有機農業、循環型農業の必要性は、実は今お話あったように消費者サイドから問題提起があった、安心とか安全とか。

 私のこの短い人生の中での経験からいうと、やっぱり日本の農業は石油でできているんじゃないかと、第一次、第二次オイルショックのときにそう言われたわけでございます。そういうエネルギー構造というもの、それから自給力というもの、そういうものを総合的に考えたときに、もっともっと有機農業あるいは循環型農業の必要性というものを我々は認識はしなきゃならぬと、このように思います。今現在はそういう安心、安全の食料をという視点からでございますが、日本農業の自給力という観点からも、そういう視点において、いわゆる循環型農業というものを高めていかなきゃいかぬと、この認識においてはある意味では共通するところがあると思っております。

 そこで、私どももそういう観点から、まず一つはバイオマス・ニッポン総合戦略という中で、やはり堆肥等を含めた地域型の循環農業というものをより積極的に進めていく、支援をしていくということが一つ必要であろう、このように思っております。また、やはり自由主義経済の中でございますから、先ほど岩本先生からのお話がありましたように、消費者、市場を見るという意味で、ブランド・ニッポン戦略という視点からのまた有機農産物の供給力を拡大していくということにしてまいりたいと思います。

 一方、現実に一億二千万人に対して安定した供給力を図るということをいたさなければなりませんので、そういう視点からの現実の政策として、言わばそれ以外の農業を全部否定するのかということになりますと、それは現実的では私はないと思いますが、循環型農業そして有機農産物の供給というものは、今度の米改革の中においても、私どもはある意味では環境に負荷の少ない米作りというふうなものをもっともっと積極的に取り組んでまいりたい。その必要性、重要性というのはこれからも高まっていくだろうということの認識を持っております。

○中村敦夫
 有機農業の重要さというのは、消費者の安全だけじゃなくて生産の問題ですね、それにかかわるんだということが私の主張なんですよ。ですから、人口の問題にしても、二〇〇六年をピークに百年後にはもう六千万ぐらいになるというような、そういう状況もありますね。そういう事実を前にして、有効な農業は何かということで、有機農業は決して生産率が低いわけじゃないんです、そのことをもう少し重視して、今のままで急に変えられないということもあるかもしれないけれども、一方では危機に用意するということを進めていくのが私は農政の本筋じゃないかと思いますので、是非とも積極的に取り組んでいただきたいとお願いして、質問を終わります。
[2002年12月10日]
http://www.monjiro.org/hokoku/iinkai/nosui/021210.html

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それも分かるんですが、その前に
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/758.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 11 月 16 日 20:25:46:3eVpHzO3Pti46

(回答先: 防衛庁は棺桶の輸送方法を検討済み。“戦死”を心待ちするのは政府関係者。 投稿者 同期の桜 日時 2003 年 11 月 14 日 03:50:14)

 それも分かるんですが、その前に、なぜ、自衛隊員はその「職」をバタバタと大勢が辞めて行かないんですかね。私だったら(今日的状況ならば)、明日にでも辞めますわ。そんなん簡単。私が理解できないのは、「辞められない(?)」という精神性です。もし、自衛隊の仲間内で「今、辞めたら非国民だ」とか「人間じゃない」とか「弱虫」とか「卑怯」とか言ってるのが大勢なのかも知れませんが、そもそも、そのような大勢は、「上から教えられた通りにしか考えられなくなった(=サラリーマン化した)自衛隊員」だと思う。

 必要なのは、「自分で考える」サラリーマンであり、自衛隊員だ。

 もし、自分で考えるならば、「国連主導になってからなら行く」とか「自衛隊を辞めて民間からの人的貢献をする」とか「自衛以外の場合に於いて命を預ける積もりは毛頭無い」とか、色々あると思うんです。

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イスラエル:パレスチナ新内閣にさめた目 (毎日新聞) −「ロードマップ」の履行が、もはや不可能であることを示唆
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/574.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 13 日 23:21:36:eWn45SEFYZ1R.

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031114k0000m030105000c.html

【エルサレム樋口直樹】クレイ・パレスチナ自治政府首相率いる新内閣の発足について、イスラエルのシャローム外相は12日、「パレスチナ自治政府が和平に真剣に取り組み、テロ基盤を解体するならイスラエルは彼らの真のパートナーになるだろう」と短いコメントを発表、新内閣の今後の動向を見極める方針を示した。

 イスラエルはアラファト自治政府議長が治安権限を握り続けていることに批判的だが、13日付のパレスチナ紙によると、シャロン・イスラエル首相の顧問は「自治区での大規模な軍事作戦を控える用意がある」と語り、クレイ新内閣が自力で武装組織の解除などに着手するよう促した。

 一方、米ワシントンを訪問中のモファズ・イスラエル国防相は12日、「1、2年以内に(パレスチナ国家建設の)最終合意に至るのは極めて困難な状態だ」と語り、イスラエルと自治政府が信頼醸成のための暫定的な合意づくりに方向転換すべきだと提案した。この発言は、05年の最終合意とパレスチナ国家建設を約束する新中東和平案「ロードマップ」の履行が、もはや不可能であることを示唆したものと受け止められている。

[毎日新聞11月13日] ( 2003-11-13-21:20 )

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想念同調の世界
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/365.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 11 月 10 日 19:59:20:3eVpHzO3Pti46

(回答先: アメリカ王朝教育の諸君のための漢文の授業:「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」 投稿者 木村二 日時 2003 年 11 月 09 日 23:01:27)

 例えば、Aさんという人が「よし、マックでソフトクリームを買おう」とマクドナルドへ行くと、何故か、タイミングよく、ぞろぞろと自分が並ぶ前に他に4人も並んで(しかも一時に)、皆、ソフトクリームを買った。

 「ちょっとATMで1万円引き落とそう」としてATMに入ろうとしたら、自分より前に5人もの人が、それもタイミングを合わせたように一時に並んでしまい、随分と待たされた。

 「あそこのレストラン、結構美味いから、今日はあのレストランに行こう」と思って15:00頃、そのレストランに行くと、自分の直前に10人もの人が15:00だというのに、一度にレストランに入ったので、自分は結構待つ羽目になった。

=========================================

 人には目隠しされてて普通は知られていませんが、霊的な存在は、想念を使って人をコントロールしています。木村さんには、このような現象を知ってもらえればと。巨視的に見れば、人は実は、「ダンゴになって行動している」のです。微視的に見れば、自分一人だけが1票を投じるだけのように思えますが。

 もし、木村さん(でも、他の誰でも)が「よし、投票しに行こう!」と現実の行動を起こせば、全く同じ時刻(秒数まで同じ)に、他に60人程度の「条件が近い人たち(=投票など行った事がなく、行く気を持たなかった人々)」が、実際に行動を始めるのです。

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イラク復興サミット提唱 米議員、NATO主導要求(共同通信) −ボスニア型復興を提案。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/358.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 10 日 19:21:30:eWn45SEFYZ1R.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000070-kyodo-int

【ワシントン9日共同】米民主党の実力者で、安全保障政策に影響力を持つバイデン上院議員は9日放送の米ABCテレビに出演し、イラクに展開している米英主導の軍隊を北大西洋条約機構(NATO)主導とすることをブッシュ政権に要求、欧州諸国とイラク復興に関する首脳会議を開催するよう提唱した。
 上院議員はブッシュ政権のイラク復興政策について「根本的に変更する時が来た」と述べ、大幅な政策転換を求めた。具体的には(1)イラクの米英主導の軍隊をNATO主導とする(2)ボスニア・ヘルツェゴビナ復興型の上級行政官の設置(3)イラク統治評議会の組織改編−の3点を提案した。
 上級行政官は、ボスニア復興の民生部門を総括した和平履行会議のビルト上級代表(当時)のような役割を想定しているとみられる。(共同通信)
[11月10日9時39分更新]


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木村氏の事実認識・推論能力の問題 (Re: 木村二氏の限界は . . .)
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/332.html
投稿者 やはり投票をお願いしても無駄でしたか 日時 2003 年 11 月 10 日 03:55:06:FvhrP5niVN6sM

> http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/285.html

いわゆるリビジョニスト(歴史修正主義者)と呼ばれる人々が、その場しのぎで
ご都合主義のナンセンスな議論を承知の上で、何らかの意図を持って唱えて
いるのか、あるいは本気で真当な議論と信じて唱えているのかは、はっきり
しませんが(おそらくは後者でしょうが)、ご参考までに、ナチスのガス室に
関する次の論争をどうぞ。

http://village.infoweb.ne.jp/~fwjh7128/genron/holocaust/holocaust.htm

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911=>119今日からいい国(119)にしたい 
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/325.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 11 月 10 日 02:10:07:laCv3EEPfsYw.

911=>119今日からいい国(119)にしたい 

今日は宇宙では天体が十字に?並ぶそうです
3年以上前から、119から日本から
平和の流れが出てくると聞いていました

119は火を消すとか
1条、9条を守れとか
その他意味があるそうです


今日、きくちゆみさんのMTGがあり、彼女は
米国で反戦を唱えているデニス大統領の
応援に今月出発の予定
http://www.peace2001.org/
http://www.kucinich.us

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劣化ウラン弾被害を縮小するEM菌(松沢神奈川知事、中田横浜市長応援)
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/319.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 11 月 10 日 01:07:57:laCv3EEPfsYw.

劣化ウラン弾被害を縮小するEM菌(松沢神奈川知事、中田横浜市長応援)菌の会議があり、
ツルネン参議院もまじえて、環境問題等の応用を話し合った
きくちゆみさんのMTGにも参加しシェアしました

http://homepage2.nifty.com/yugatsuru/

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なぜ「戦争する国」に踏み出してしまったのか? 星川 淳@屋久島発 インナーネットソース
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/255.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 11 月 09 日 03:23:12:ieVyGVASbNhvI

 
屋久島発■■■■■■■#64
i n n e r n e t s o u r c e
  ■■■■■■■ ■ ………………………………………………………………
★彡■     ■ ■ 1. なぜ「戦争する国」に踏み出してしまったのか?
by ■ ■■■ ■ ■ 2. もうひとつの投票 最高裁判所裁判官国民審査
星 ■ ■ ▼ ■ ■ 3. TUP新着「ピースウォッチ#5」
川 ■ ■03.11.06 ■ 4. パレスチナの現在から考える
淳 ■  ■■■■ ■ 5. 学びと交流カレンダー
■     気■ ………………………………………………………………
転送歓迎■■■■■刊■


★国内は選挙、イラクではゲリラ戦激化で、つい配信頻度が上がります。
 両方がつながっていると強く感じるからです。

 高速道路無料化だの、安陪のルックスだのは、この選挙が日本をふたたび戦争
に導くかどうか、数年後の憲法改悪に直結するかどうかという大問題に比べたら、
枝葉末節です。戦争の被害と無駄使いの前には、どんな構造改革も吹っ飛んでし
まうことを、日本ほど身に沁みた国はないはずです。

 その意味で、防衛庁が内閣の指示なくイラク派兵準備をはじめたり、イラクへ
送る自衛隊員の死亡「弔慰金」を最高1億円に引き上げたり、国民はもちろん国
会の議論も経ないまま、政府内のシビリアンコントロール原則さえ踏み外して
「戦場で戦死者を出すこと」を急いでいるのは、本当に危ない。だれも責任を取
らずに、国策で動き出したら止まらない国です。先の大戦しかり、原発しかり、
公共事業しかり――結局また、民意の舵取りが利く国々が政策転換したあとも、
最後まで突っ走りつづけるのでしょう。だから9条の歯止めをかけたのでした。

★こんどの投票日は、その歯止めを守る最後のチャンスかもしれません。
 マニフェストの重箱の隅をつつくのはほどほどにして、大義なき米英占領下の
イラクで自衛隊員を危険にさらすのかどうか、選択肢はそれだけに絞ってかまわ
ない選挙だと思います。一事が万事、戦争の扱い方が社会のバロメーターです。


   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (1) ―――なぜ「戦争する国」に踏み出してしまったのか?
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

知万博の見直しなどの環境政策を公約に掲げて、先の知県知事選に立候補
された池住義憲さんから、投票日に向けた静かな叫びです。あらためて、「自衛
隊が戦力じゃないなんて、だれも思ってないでしょ!」と開き直る小泉首相が、
父親の執念を背負い、日本の戦後を歪ませた詭弁の最後の仕上げをしていること
がわかります。

        (全文原文ママ)
  ▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
<転載歓迎です。著作権、主張しません。>

なぜ「戦争する国」に踏み出してしまったのか?
〜〜有事法制が成立してしまった背景と今後私たちにできること〜〜

       池住義憲 

2003年6月6日、これはどういう日だか覚えていますか? 日本が「戦争
する国」に大きく踏み出してしまった日です。そう、武力攻撃事態対処法、
改正自衛隊法、改正安全保障会議設置法の有事法制三法が可決・成立
してしまった日。日本が武力攻撃を「受けた」場合やその「恐れ」があった
り武力攻撃が「予測」された場合にどう対処するか。そのために安全保障
会議の機能をどのように強化するか。また、自衛隊が円滑に行動できる
ようにする法律が成立した日です。

どうしてこのようになってしまったのでしょうか。ちょっと足を止めて、戦後
の58年間を振り返ってみましょう。そもそもなぜ自衛隊が出来たのか。
有事法制はいつ頃から準備、検討されたのか。なぜ今年、有事法制三
法が成立してしまったのか。こうした過去の経緯を分かり易く振り返って
みましょう。そして、ではどうしたらいいか、何ができる
か、考えてみましょう。

1.戦後の日本は、あらゆる戦争を非合法化するところからスタートした!

1945年4月、連合国側50カ国が参加して国際連合創立総会をサンフラ
ンシスコで開催。同年6月に国連憲章を採択します(同年10月発効)。
その前文には、国際紛争は平和的手段によって解決されなくてはならない
と明記されています。すべての加盟国は国際関係において「武力による威嚇
又は武力の行使を慎まなければならない」と誓ったのです。人類の何千年の
歴史と何千万人もの血の犠牲の上に立って、「正義」のためであれば戦争を
しても良いという従来の考え方を一掃したのです。それが、国連憲章です。

日本国憲法第九条はこの国連憲章を受け継いでいます。そしてさらにその
理念を徹底させました。国連憲章では武力による威嚇又は武力の行使を
「慎まなければならない」としていましたが、憲法第九条では「永久にこれ
を放棄する」と言い切ったのです。

国際間の紛争については、まず非軍事的手段で解決すること、平和を守る
仕組みとして国連の集団安全保障体制を採用することとしました。侵略戦争
だけでなく自衛や制裁も含めてあらゆる戦争を非合法化したのです。なぜ
なら、戦争をしようとする国はいつも「自衛」を主張するからです。

「戦争の違法化・非合法化」という20世紀の世界史の大きな流れのなかで、
第九条はもっとも先駆的な到達点を示した条項です。戦後の日本は、ここ
からスタートしたのです。

2.憲法第九条の意義を確認しておきましょう

 第九条の意義は、従来、伝統的に認められてきた自衛戦争も含めたあら
ゆる戦争を放棄し、軍備の意義の喪失を確認したことです。第一項で侵略
戦争を否定。そして第二項で戦争のための一切の戦力を持たないし、交戦
権も持たないとしました。

自衛のための武力行使まで否定していないと解釈し主張する人たちが多く
いますが、第九条にはそのような文言はありません。どう読んでもそのよう
には書かれてはいません。戦争放棄の目的を達成するためには一切の
戦力を保持してはならないとしているのですから、国際法上は認められる
自衛戦争も憲法上は不可能なのです。これは、今日、学界の多数説に
なっています。

 第九条の二つ目の意義は、第九条そのものが戦争責任の取り方の一つ
だ、ということです。憲法前文第二段は、私たちは「恒久の平和を念願し」、
「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」と宣言しています。
侵略戦争をしないということは国際法では当たり前のことだから、「名誉
ある地位を占める」ということは、世界平和の創造のためにそれ以上の
ことをする、ということです。そして前文第四段で「日本国民は、国家の名誉
にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」と国際
的に約束しました。これは国民に向けてというより、アジアに、世界に
向けた約束です。

日本は、戦前の軍国主義の暴走によってアジア・太平洋地域への侵略を
行いました。そうした過去の戦争責任の取り方として、日本は、再び同じ
過ちを決して繰り返さない、と誓ったのです。沖縄戦や本土への激しい空襲、
そして広島・長崎への原爆投下によって多くの一般市民が犠牲になった戦争
の惨禍を二度と繰り返さない、と誓ったのです。この誓いを崩してはいけま
せん。

3.しかし、こうした「非武装・非軍事」規定は空洞化していきます・・・

しかし、こうした「非武装、非軍事」規定は長く続きません。空洞化していって
しまします。憲法施行4年後の1950年6月に、朝鮮戦争が起こります。
するとマッカーサー連合国軍最高司令官は、超憲法的な指令によって7万
5千人の「警察予備隊」を設置します(同年8月)。戦争のために朝鮮に向か
った占領軍の留守を補充し、日本国内の治安に当たらせるという名目で。

1951年の対日平和条約(サンフランシスコ平和条約)と日米安全保障
条約の締結によって日本は米国と密接な関係になります。日本は、米国
の対ソ戦略のなかにますます組み込まれていくのです。米国は朝鮮戦争
を機に方針を転換し、日本の「再軍備」に着手し始めたのはこの頃からです。

1952年8月には「保安庁」が設置。陸・海の警備隊が一本化されます。
同年10月、警察予備隊は保安隊に改組。米国が兵器類を支給して装備
が拡充されていきます。そして1954年7月、防衛庁設置法と自衛隊法を
制定して保安隊は「自衛隊」へと「脱皮」していったのです。第九条は国
固有の権利としての「自衛権」までは否認していない。だから「自衛のため
の必要最小限度の実力」は保持できる。「自衛隊は第九条にいう戦力に
はあたらない」という憲法解釈で、なし崩し的に自衛隊を既成事実化して
きました。以後日本は、軍備の不保持を明記した憲法第九条と、そして
世界有数の「軍隊」である自衛隊の存在という矛盾を抱えて今日に至る
のです。

こうして、第九条は大幅な後退を余儀なくされました。自衛隊はその後、年を
おって世界有数の「軍事力」に育て上げられていきます。2002年度は兵力
25万人、防衛予算は5兆5千億円で、米国に次いで世界第二位にまでなり
ました。「第二の軍事費」いわれる情報収集衛星予算を加えるとさらに多く
なります。イージス護衛艦(計6隻)や空中給油・輸送機(計2機)などに加え
て、2003年度は1995年度策定の中期防衛力整備計画(中期防)に
添って、海上自衛隊の次期固定翼哨戒機(PX)と航空自衛隊の次期輸送機
(CX)を同時開発する巨大プロジェクトが動き出しています。2004年度には、
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の弾道ミサイル「ノドン」の脅威を理由に
してミサイル防衛(MD)システム導入を目論み、地対空誘導弾パトリオット
PAC3や海上発射型の迎撃ミサイルSM3整備などのために1400億円の
予算を計上する方向で固まっています。「非武装、非軍事」規定は空洞化
されてしまいました。

4.有事法制の研究は1958年から始まっていた

 有事法制の研究は、実はかなり以前にさかのぼります。今から45年前
の1958年です。防衛庁防衛研修所(現防衛研究所)が『自衛隊と基本的
法理論』という論文を執筆しました。これは、現憲法で何ができて何ができ
ないかを分析したものです。戦前・戦中のような徴兵制、戒厳令、国家総
動員法はできないが、なんと、それ以外ほとんど全部は「公共の福祉」の
概念を拡大することによって可能だ、という内容だったのです!

これが基本となって、次に1963年、自衛隊制服組は「三矢(みつや)研究」
(正式名称:昭和38年度統合防衛図上演習)というものを開始します。これ
は、朝鮮半島における武力紛争の発生を想定して、米軍と自衛隊とがどう
協力支援し合うか、またどう共同作戦を展開するかを研究したものです。
さらに、日本国内での戦時立法・戦時体制の確立に関して研究を進めまし
た。この研究は1965年2月に明るみに出て大問題となり、研究の総指揮
者であった当時の防衛庁長官小泉純也(そう、小泉純一郎現首相のお父
さんです!)は辞任に追い込まれたのでした。以後、有事法制への動きは
棚上げされます。

その後、有事研究の本格的な取り組みは1975年頃からはふたたび始まり
ます。1977年、福田内閣は、立法化を前提としないとの断りをつけて有事
法制の研究を開始。その研究内容は、当時の東西冷戦構造化で外国軍隊
の大規模侵攻(=有事)があった場合どう対処するか、というものでした。
研究結果は1981年と84年に公表されましたが、歴代内閣はいずれも
立法化を見送ってきました。有事法制を検討すること自体に「戦争を招き
かねない」との批判があり、事実上の棚上げ状態となりました。また、へた
に立法化を急ぐと国民の反戦・平和意識を刺激して自衛隊への反発を
招くことを恐れたからです。

5.棚上げされていた有事法制が何故急に成立したか

 棚上げされていた有事法制が1990年代になると、息を吹き返します。
その大きな要因は、何と言っても東西冷戦が終わった後の米国の動き。
米国が世界で唯一の超大国となって国際情勢は一変します。

仮想敵国であったソ連が解体した後、米国はアジア太平洋での覇権を
維持するために日本にその補佐役としての任務とコスト分担を要求します。
それに対して日本は、1996年に橋本龍太郎首相とクリントン米大統領が
日米安保共同宣言を発表したり、1997年には「新たな日米防衛協力の
ための指針」(新ガイドライン)に合意したりします。

そして、きわめつけは、2000年の米国防大学国家戦略研究所での特別
報告(アーミテージ報告)。日米同盟関係で最大の障害となっているのは
日本が集団的自衛権の行使ができないことであると指摘されます。そして
日本に対して暗に有事立法の検討を促します。日本はこの動きに積極的
に追従していったのでした(これを『自発的対米従属外交』といいます)。

 東アジアの情勢が不安定化していく変化も大きな要因になりました。朝鮮
民主主義人民共和国(北朝鮮)が日本海に向けてノドン・ミサイルを発射
(1993年)や、北朝鮮が今度は日本上空を飛び越えてテポドン・ミサイル
を発射(1998年)。また、能登半島沖で北朝鮮籍とみられる不審船の
日本領海侵入(1999年)、奄美沖での不審船銃撃・沈没事件(2001
年)、日本海での武装不審船事件(2002年)など。

こうした状況のなかで日本は、PKO協力法(1992年)、日米防衛協力
のための指針(新ガイドライン、1997年)、周辺事態法(1999年)、テロ
対策特措法(2001年)などを策定していきます。そして、2001年、米国
で「9・11事件」。これを機に小泉純一郎首相は「備えあれば憂いなし」の
スローガンのもとに、歴代内閣として初めて有事法制策定に着手。有事
法制の研究に着手してから45年、ついに有事法制三法が成立してしま
ったのです。1954年に自衛隊が発足してからほぼ半世紀、日本は外国
から武力攻撃を受けたときに自衛隊を運用し、自治体や民間が協力する
ことを定めた法律を持つに至ったのです・・・。

6.では、私たちはどうしたらいいか? 何ができるか?

 私は、戦争放棄と軍備および交戦権の否認を明確に謳った憲法第九条
を盾にして、各都市が「無防備地域」であることを国際的に「宣言」すること
を提案しています。「私たちは戦争する気がありません。協力する気もあり
ません。従って戦うための道具など持っていません。だから、攻めない
でください。もし攻めたら戦犯とみなされて罰せられますよ」と言うのです。

「無防備地域宣言」の法的根拠は、ジュネーブ条約追加第一議定書(以下、
『議定書』)の59条にあります。戦時における傷病者、捕虜、文民などの
保護を定めた「ジュネーブ四条約」(1949年)に追加して、1977年に
採択されたものです。本年2月現在、159ヶ国が批准しています(日本は
まだ批准していない)。

59条には、「紛争当事国が無防備地域を攻撃することは、手段のいかん
を問わず禁止する」とあります。無防備地域となるには、すべての戦闘員
や移動兵器および移動軍用施設が撤去されていること、当局または住民
による敵対行為を行わないこと、いかなる軍事行動も支援しないことなど
の要件を満たせばいいのです。宣言する主体は国ではなくて「適当な
当局」とされており(59条2項)、このなかには地方自治体も含まれます。
地域住民の生命と安全を国の軍事に偏った「安全保障」に委ねるので
はなく、これまで各都市で行われている「非核都市宣言」や「平和都市
宣言」をもう一歩、前に進ませるのです。

有事法制の完成に向けて突き進むのではなくて、国際法上の「無防備
地域宣言」の研究をした方が戦争への究極の抵抗になるのです。その
地域・国に生活するすべての人々の生命や財産を守るためには、軍備
によらない防衛・抵抗の方がはるかに目的に合致します。有事三法に
続いて憲法第九条を変え、集団的自衛権も行使できるようにするので
はなく、非軍事・非武装という徹底した平和主義を通すことです。

戦争によって生じる計り知れない惨禍、壊滅的な損害と比べたら、平和
主義の方が現実的で効果があることがすぐわかります。莫大なお金を
軍備に費やすよりも、「無防備地域宣言」をするのです。そして、お金を
雇用創出、教育、福祉、保健・医療、文化交流と国際協力、平和外交など
に用いた方が余程効果的です。武力に頼らずに平和を維持する策を
探る方が現実的なのです。

第二次世界大戦で沖縄・渡嘉敷村のある前島は日本軍の駐屯を断った
ため、米軍は上陸したが島は攻撃されませんでした。軍隊を持たない
ことを憲法に明記している人口わずか380万人の小さな国コスタリカは、
紛争の絶えない中米で常備軍を持たずに非武装を守り続けています。
コスタリカは、憲法制定以後54年間、今日にいたるまで一度も他国から
攻撃されたことはありません。

平和は与えられものではありません。私たちが住んでいる地域から、
平和を創り出す動きを起こすことです。憲法第九条を盾にして!

以上

------------------------------------------------------------------
池住義憲(いけずみよしのり)
国際民衆保健協議会(IPHC)日本連絡事務所 代表
〒470−0131知県日進市岩崎町竹ノ山149−549
(Tel/Fax: 0561−73−3423)
(E-Mail: ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp)

  ▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲


   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (2) ―――もうひとつの投票 最高裁判所裁判官国民審査
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

★こんどの投票ではこれも頭に入れておかないと……

  ▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼

2003年11月9日(日)の選挙では最高裁判所裁判官の国民審査が行わ
れます。今度は、9名の最高裁判事が国民審査の対象となります。

無実を訴え最高裁の上告していたネパール人ゴビンダさんに対し上告棄
却を行った裁判官も4名のうち3名が審査対象となります。

藤田宙靖(裁判長)
上田豊三
濱田邦夫

罷免したい裁判官の名前には×をつけることになっています。
くわしくは下のサイトを見て下さい。

外国人冤罪事件
http://www.jca.apc.org/~grillo/govi/govi00.htm
http://www.jca.apc.org/~grillo/gfj/2003seimei.htm

憲法守らぬ裁判官に×を最高裁裁判官の国民審査運動を旺盛に
http://www.kyuuenkai.gr.jp/shinbun/2003/20031025.html#20031025

無実のゴビンダさんを支える会、連絡先
〒160-0016 東京都新宿区信濃町20 佐藤ビル201
現代人文社気付
留守電・FAX:0426-37-8566

  ▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲


   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (3) ―――TUP新着「ピースウォッチ#5」
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

★ブッシュの曲がり角になるかもしれない「チヌーク撃墜特集」です。
 好評の「パンタ笛吹の帝国現地レポート」もヘリ撃墜特集で、このあと速報2
05号で配信のはず。高校生メンバーによるアフリカシリーズも近日スタート。
http://www.egroups.co.jp/group/TUP-Bulletin


  ▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼

TUP速報204号 http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/212
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■□■  ★彡 星川 淳のピースウォッチ #05(03.11.05)      ■
■■  ■ for TUP   ■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
………………… 気になる海外ニュース&論考をダイジェストで …………………

 イラク情勢が大きく動きはじめる兆しです。衆院選投票日も迫り、こんな中へ
自衛隊を送り込んでいいのか考える材料に、現況を伝える記事を集めてみました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>           ヘリコプター墜落現場で見たもの
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★彡 11月2日、偶然、米軍の負傷兵輸送用ヘリ(メディバック)に搭乗取材
中、現場に急行したUPI通信記者の報告。上空からは撃墜されたのがヘリコプ
ターとは見えないほどの惨状で、着陸とともに重症兵一人が運び込まれるが、同
乗の軍医にも手のほどこしようがない。バグダッドのヘリ基地へ戻って、地対空
ミサイルによる撃墜と知らされる。再度の出動要請で現場へ飛ぶと、興奮した将
校からの取材中止命令で現場を退去させられそうに。遺体を運ばせたい現場と、
生きた兵士を扱う本来の救急医療業務のために死体輸送を拒むヘリチームとの衝
突が、記者への八つ当たりになったもの。空荷で基地へ帰還直後、また別な現場
への出動命令が。こんどは路傍の仕掛け爆弾でひっくり返った多目的装甲車(ハ
ンビー)から、重症の兵士をバグダッドの軍病院へ移送する。ヘリの機長に敵の
攻撃か確かめても、「被害の半分は原因不明」との回答。【UPI通信】

First response: View from the Medivac team
By P. Mitchell Prothero, United Press International
November 2, 2003
http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20031102-103706-1836r


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>            イラクをめざす聖戦志願者たち
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★彡 6か国の対テロ担当高官によると、ヨーロッパと中東で、オサマ・ビンラ
ディンその他のイスラム過激組織による聖戦の呼びかけに応え、アメリカ主導の
占領軍と戦おうと若者たちが続々とイラクへ向かっている。この夏以来、シリア
とイランの国境からイラクに入った若者は数百人にのぼると見られる。ただし、
アルカイダなど特定組織とのかかわりは明らかでなく、とくに訓練も受けていな
い者が多い。9月にイラクで拘束されたのは、シリア、レバノン、イエメン、北
アフリカ諸国からの志願者。同様な動きはフランスやドイツでも観察され、これ
までチェチェンをめざしていた血気盛んな貧困層のイスラム青年たちが、イラク
へ流れはじめたという。モスクでの募金も、パレスチナやチェチェンから、イラ
ク向けに集められるようになった。多くの諜報関係者が、こうしたイラク聖戦志
願者の増加を、なかば自発的な新しい動きと警戒する。イラク国内の米軍指揮官
たちも、ゲリラ攻撃の増加と戦法の洗練を指摘。フセイン政権の高官が国外勢力
の召集にかかわっているとの見方もあるが、真相はわからない。開戦前には認め
られなかったアルカイダの関与が疑われはじめ、最大15の民兵組織が活動する
といわれるほど、開戦前に危惧されたとおり、イラクがテロリストのメッカになっ
た可能性は高い。【ニューヨークタイムズ】

Calls to Jihad Are Said to Lure Hundreds of Militants Into Iraq
By DON VAN NATTA Jr. and DESMOND BUTLER, New York Times
November 1, 2003
http://www.nytimes.com/2003/11/01/international/middleeast/01RECR.html


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>          元CIA分析官、米軍撤退の潮時を読む
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★彡 CIA分析官として27年間勤務し、ホワイトハウスへの機密情報説明も
担当したレイ・マクガバンが、イラクの現況について語る。マクガバンは現在、
NGO「正気を求める退役諜報専門家」の運営委員。

------------------------------------------------------------------------
 米兵の死者18人、負傷者21人を出した11月2日は、ベトナム戦争中、1
965年2月7日に起きた大規模ゲリラ攻撃を想起させる。それをきっかけにア
メリカは北ベトナムに対する本格的な兵力投入をはじめ、68年には50万人を
超えた。当時もCIAは勝利に懐疑的だったが、マクナマラ国防長官が側近を狂
信的な民間イデオローグで固め、軍事的エスカレートを強行。現在のブッシュ政
権が、ラムズフェルド国防長官やチェイニー副大統領を取り巻くネオコンに牛耳
られているのと重なる。イラク開戦前、シンセキ陸軍参謀長が戦後処理に数十万
の兵力が必要と忠告したにもかかわらず、ウォルフォウィッツ国防副長官らの叱
責を受けて退役。「歴史に学ばないものは同じ失敗をくり返す」との金言が重く
のしかかる。

 ブッシュ政権はベトナム戦の教訓を生かすことなく、強気な姿勢を崩さないが、
すでに本当の課題は撤退のタイミングにある。いま撤退すれば、ベトナム戦のよ
うに10年も引きずって、敵味方とも多大な犠牲を出す愚を避けられるだろう。
さすがのラムズフェルドも「ゲリラ戦」状態を認め、情勢の見通しがつかないこ
とを嘆きはじめた。いっぽうネオコン強硬派は、いぜん諜報部局や軍制服組の意
見に耳をかさず兵力大増強を主張するものの、もう米軍には兵員の余力がない。
テロ攻撃の原因は米兵がイラクにいることであり、増強は事態を悪化させるだけ
だ。小国を押さえきれたローマ帝国の場合、辺境の敵はロケット弾も肩撃ち式ミ
サイルも持たなかったし、ゲリラ予備軍の長い列もなかった。

 ラムズフェルドはテロ撲滅策を聞かれて、「答えはだれも知らない」という。
答えは難しくない。アメリカ政府に後押しされたイスラエルのシャロン首相が、
パレスチナ人の家をブルドーザーで壊し、パレスチナ自治区に不法なイスラエル
人入植地を建設し、シリアを空爆するのを、世界中のイスラム教徒がテレビで見
ていると、だれかがラムズフェルドに教えてやるだけでいい。しかし、いまのア
メリカ政府ではCIA長官さえ政権の風見鶏になってしまった。退職後のラムズ
フェルドが、マクナマラのように回顧録で後悔を記したところで、父親に続いて
1期だけの大統領で終わったブッシュ・ジュニアには慰めになるまい。本を読ま
ない息子は、父親が回顧録で湾岸戦争を次のように振り返っているのを知るよし
もない。「もしわれわれがバグダッドへ攻め入ってサダムを倒していたら、とう
てい払いきれない政治的代価を背負い込み、米国は国連決議も国際慣習も踏み外
した侵略者の汚名をかぶりながら、いまだに苦しい占領を続けていたことだろう」。

 米兵の無用な犠牲を止める方法はただひとつ、米軍を撤退させ、国連を支えて
イラク人による主権回復を早めることだ。多くのアメリカ人が撤退を非現実的と
見るが、もし本当にイラク侵攻が石油のためでも、中東の戦略要衝に米軍基地を
確保するためでもなかったのなら、ベトナムの轍を踏んではならない。撤退後の
イラクに混乱が生じる可能性はあるものの、北部をクルド人、中部をスンニ派、
南部をシーア派が固める形で、ゆるやかな連邦制国家が実現しないともかぎらな
い。成否は試してみなければわからないし、ほかに取るべき道もないのだから。
【TomPaine.com 特別寄稿】

Helicopter Down
Ray McGovern, TomPaine.com Exclusive
November 03 2003
http://www.tompaine.com/feature2.cfm/ID/9289


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>          新生イラクはイスラム国家になる?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★彡 米国きってのイスラム法学者として暫定占領当局(CPA)の顧問をつと
めるノア・フェルドマンによれば、新生イラクはアメリカが望むような政教分離
の西側寄りの国ではなく、イスラムを国教とし、憲法にイスラム法尊重をうたっ
たイスラム国家になりそうだという。民主選挙で成立するイラク政府が、親イス
ラエルにも親米にもならないとの見通しは、アメリカ政府を戦慄させている。か
といって、イスラム政党を禁じて地下に潜らせる事態がもっとも危ない。開戦前
の甘い公式予測では、世俗国家のイラクが中東における自由主義経済のモデルに
なるはずだったから、もしいまのような現実的見通しを知っていたら、対イラク
開戦の決定も違ったのではないかと、フェルドマンは見る。32歳のユダヤ人で
民主党支持者という、一見イラク占領当局に場違いなこのイスラム法学者は、開
戦前、民主イラクの最初の外交政策はイスラエル承認だと断言したブッシュ政権
高官について、「麻薬でも吸っていたのでは」と一蹴。【英テレグラフ紙】

New Iraq 'well on way to becoming Islamic state'
By David Rennie, The Telegraph
October 29, 2003
http://www.telegraph.co.uk/core/Content/displayPrintable.jhtml?xml=/news/2003/10/29/wirq129.xml&site=5


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>        占領当局によるイラク国家資産投げ売りは無効!?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★彡 10月末にロンドンで開かれたイラクの戦後ビジネスに関する国際会議の
席上、イラクの国家資産を外国企業に売却しようとする暫定占領当局(CPA)
の9月19日付け決定は、国際法違反の恐れが強いとの警告が発せられた。抵触
するのは、ハーグ陸戦規定とジュネーブ条約第4議定書で、イラク人による新政
府が樹立された場合、CPAの結んだ契約は失効する可能性があるという。この
問題については、イギリスのゴールドスミス法務長官も英政府に対し、「占領状
態のイラクで大規模な経済構造改革を強行することは国際法上認められない」と
非公式に懸念を表明。被占領国の現行憲法は尊重が義務づけられており、国有財
産の私有も、非アラブ外国人による会社設立も禁じたイラク憲法がいまも効力を
持つ。また国際法上、暫定占領当局と取り交わす契約より、フセイン政権時代に
結ばれた既存契約のほうが効力が強いとも解釈され、治安と並んでイラクでのビ
ジネス展開に不安要素を加えている。【英フィナンシャル・タイムズ】

Iraq business deals may be invalid, law experts warn
By Thomas Catan, Financial Times
October 28 2003
http://news.ft.com/servlet/ContentServer?pagename=FT.com/StoryFT/FullStory&c=StoryFT&cid=1066565442403&p=1012571727179


(要約解説:星川 淳/TUPメンバー)

  ▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲


   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (4) ―――パレスチナの現在から考える
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

★久々に非戦チームメイト大河内さんのメールニュースを転送します。

  ▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼

大河内秀人@パレスチナ子どものキャンペーン です。
(BCC、重複ご容赦下さい。転載・転送大歓迎です)

 日刊ベリタ<http://www.nikkanberita.com/>主催の講演会で、
中東に駐在する大使としてイラク戦争に反対する公電を小泉首相
に送って「解任」された、天木前レバノン大使のお話を聞きまし
た。天木氏はかつてアパルトヘイト問題を担当され、この時代に
生きる人間すべての犯罪だという思いで関わり、パレスチナ問題
も同様だと語られました。

 パレスチナの人々にしてみれば、ある日突然、線引きされて土
地を取り上げられた上、イスラエルだけが一方的に建国され、ア
メリカを後ろ盾とするその圧倒的な軍事力によりさらに追い詰め
られた上に占領され、国家もなく人権も保証されず、抵抗すれば
「テロリスト」とみなされてきました。この理不尽を理解せず、
イスラエルによる暴力を放置しているのは、国際社会の犯罪とい
うべきです。

 私たちを「犯罪者」にしている「黒幕」はたくさん思い当たり
ます。しかし、私たちに真っ当な五感と論理性があるならば、事
実を正しく見ることによって、意図的に刷り込まれたイメージや
大ウソツキが大メディア支配して流す情報に惑わされることなく
「犯罪」の片棒を担がされずにすむはずです。

 今、中東にはさらなる暴力の嵐が吹き荒れています。イラクで
もパレスチナ・イスラエルでも、戦火を拡大させそうな「事件」
が相次ぎ、もはや後戻りできない雰囲気が支配的です。しかし、
だからこそ、実際に「仕掛けている」側が行なっている、ニュー
スになりにくい暴力の実態に眼を向け、そこで最も苦しみ奪われ
続けている人々の声に耳を傾けてほしいと思います。

◇今日の内容◇
■1■ パレスチナ領内につくられている「隔離壁」について
■2■ 「ひとつの町が死ぬ」 (ラファの様子)
■3■ ガザからジェリー・シャワさん来日します
■4■ その他の情報
----------------------------------

■1■ イスラエルがパレスチナ人を閉じ込める「隔離壁」につ
    いて、パレスチナ子どものキャンペーンで、たくさんの
    詳しく新しい情報をまとめたページを作りましたので、
    ぜひご覧ください。
    http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/wall/wallf.html
  目次:
  ●壁の地図(日本語)
  ●わかる「隔離壁」をめぐるQ&A
  ●図解明解−壁に囲まれるヨルダン川西岸地区(工事中)
  ●「隔離壁」に関する主なニュース,論説集
  ●「隔離壁」に反対する活動のお知らせ
  ●「隔離壁」の写真のページ(Pengon)

★なお、世界と連携してNGOが共同で壁に反対するアクション
 を、11月21日夜に開催する予定で、準備を進めています。
 イベントに関する情報は、以下のサイトに発表します。
 http://www.stopthewall.jp/
(下記の「学びと交流カレンダー」で紹介しました)


■2■ ラファの現実

ガザ南端のラファの家屋破壊の惨状について、
またそこに住む人たちについて
ガーディアンの記事をご紹介します。

==================
ひとつの町が死ぬ (Death of a town)
 
 無慈悲なほどの効率性を持つイスラエル軍が、パレスチナ人難
民の町ラファを、昨年のジェニン破壊に匹敵するやり方で押し潰
し、ロケット弾で破壊している。しかし、すべてが「テロリズム
を阻止する」という口実の元でなされ、そのために国際社会は沈
黙したままである。
                   クリス・マックグレル 
     2003年10月27日、 イギリス『ガーディアン』紙

 アル・ブラジル地区が暗闇に沈んだ瞬間、アムジャド・アルウ
ィダは何が起こるのかを悟った。彼は、妻と3人の幼い子どもを
自宅である小さなアパートの奥の部屋へと降りていく真っ暗な階
段へと追い立てた。そして立ち止まり、聞き耳を立てた。
「ここでは戦車の音が通りじゅうに反響するものだから、まるで
四方八方から一度に来るように思われて、どっちに逃げたらいい
のか全然わからないんだ」と、32歳のパレスチナ人は言った。

 何分かして、エンジンがうなる音がし、巨大な鉄の塊が、アル
ウィダのコンピューター・ショップの正面の窓を滅茶苦茶にした
――それが戦車なのかブルドーザーなのか、彼はわかるまで待っ
てはいなかった。子どもたちを店の後ろの窓から押し出し、逃げ
るようにと伝えた。
 ガタガタと音を立てる怪物が、彼の生業を引き裂いてしまった。

 「イスラエル兵がメガホンで全員家屋から退去せよと呼びかけ
ていたが、退去する時間などまったくないままに戦車から発砲を
始めたんだ。まったくの暗闇で、弾丸が飛び交っていたんだよ」
と彼は言う。「たいていは、戦闘が始まると家から出まいとする
んだが、イスラエル軍はほかのあらゆる場所にやって来ていたか
ら、今度は自分たちの番にちがいないとわかったんだ。」

 2週間が過ぎた今、イスラエル軍はガザ地区の南端にあるラフ
ァの難民キャンプへと、あたりを押し潰しながら前進してきた。
「運搬路根絶計画」の表向きの目的は、エジプトとの国境の地下
にあって武器の密輸に使われている多数のトンネルを破壊するこ
とにある、とされている。

 およそ65台の戦車、武装車両、巨大な装甲で覆われたブルド
ーザーがラファになだれ込んだとき、イスラエル軍は、トンネル
を利用して地対空ミサイルが発射されている、との情報をつかん
でいると言った。しかし、そんなミサイルの形跡はどこにも見当
たらない。多くのパレスチナ人は、ピストルや、旧ソ連製の自動
小銃や、自家製の手榴弾で、攻撃を受けた代償を引き出そうとし
ているのである。イスラエル軍が、戦車やブルドーザーが絶え間
なく活動を続ける難民キャンプの周辺部へと撤退したころには、
15歳以下の3人の子どもを含む18人のパレスチナ人が死亡し、
120人以上が負傷していた。 
(後略)

(この記事の全文は、「最近のパレスチナ情勢」以下にある同名
 の翻訳記事にあります。http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/


■3■ ジェリー・シャワさん来日講演会

 1992年に開校したアトファルナろう学校は、いまでは生徒
が240人。卒業生の職業訓練も行っていて、ガザの聴覚障害者
のセンターになっています。
 この3年間、ガザでは毎日のように空爆や家屋破壊、果樹の伐
採、封鎖が続き、人々は毎日の食事にも事欠くようになっていま
す。自治とは名ばかりのイスラエル軍事占領下での制限された人
権状態。
 通学バスは狙撃され、戦車の横を歩いて通学し、あるいは家に
帰れずに学校に寝泊りする。夜は空襲のために眠ることができず、
父親の失業で1日1食がやっと。聴こえないために外部の状況がわ
からない、等々、アトファルナの子どもたちは厳しい日常に直面
しています。
 こうしたなかにあっても、子どもたちとスタッフは希望を失っ
ていません。どんな境遇にあっても人間らしく生き、夢を実現し
ようとするパレスチナの子どもたち。
 パレスチナ子どものキャンペーンが、ジェリー・シャワさんた
ち現地のNGOとガザで唯一のろう学校を設立してから11年。
アトファルナは子どもたちの未来を作るという活動を続けていま
す。シャワさんについては、昨年と今年の朝日新聞「私の視点」
への投稿で覚えている方も多いと思います。

 ガザ・ゲットーと呼ばれる狭く隔離され、人口の密集した土地
に住む子どもたち、親たちの思いを知ってください。そして支援
をしてください。

★来日経費、アトファルナろう学校へのご寄付も募っています。
  ●寄付先  郵便振替:00160-7-177367 
             パレスチナ子どものキャンペーン
どうぞよろしくお願い致します。

 【講演会の予定】
  ◇11月23日 午後1時〜 東京 築地本願寺 
  ◇11月24日 午後 広島 (詳細はお問合わせください)
  ◇11月29日 午後 札幌 (詳細はお問合わせください)   

★事前申込制になっています。
 お名前、連絡先、手話通訳の必要などをお知らせください。
★東京の参加費は1000円です。

 詳しくは、キャンペーン事務所かホームページ
 http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/ をご覧ください。


■4■ その他、ご覧いただきたい記事など

(その1)[上記「ピースウォッチ#5」の紹介なので省略]

(その2)マレーシアはイスラム国の中でも経済発展に成功した
数少ない国の一つです。先月まで22年間その国の首相をつとめ
たマハティール氏の最近の発言をもとにした★田中宇さん★のメ
ールニュース「マハティールとユダヤ人」
http://tanakanews.com/d1103mahathir.htm
もおすすめです。イスラム世界へも忌憚のない痛烈な批判を浴び
せつつ、欧米やユダヤサイドへも的を得た鋭い指摘で議論を巻き
起こして来たマハティール氏の「立ち回り」は、イスラムの実態
やアメリカとユダヤの関係を理解するだけでなく、日本のような
アジアの小国が国際社会でどのような態度とスタンスをとるべき
かを考えるヒントを与えてくれます。

以上

大河内秀人 Hidehito Okochi
<hit@juko-in.com>※2004年よりhit@juko-in.or.jpに変更予定。
132-0033 東京都江戸川区東小松川2-5-12
Tei.03-3651-3175 Fax.03-3654-2886
H.P.090-3213-4575 hit.marinesvv1@docomo.ne.jp
寿光院 http://www.juko-in.com
     ※2004年よりhttp://www.juko-in.or.jpに変更予定。
見樹院 http://www.kenjyuin.com
パレスチナ子どものキャンペーン http://plaza17.mbn.or.jp/~ccp/

  ▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲


   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (6) ―――学びと交流のカレンダー
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

★最近、なるべく首都圏偏重にならないよう気をつけてます。
 (手入力が増えてたいへんだけど ~~;)

  ▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
―――――――
> 11.15
―――――――
「アマゾンインディオからの伝言」
 南研子講演会

2003年11月15日(土)
午後2時〜(開場午後1時20分)

講師:南研子(熱帯森林保護団体代表)
場所:九州キリスト教会館4F
   福岡市中央区舞鶴2丁目7−7 Tel.092-712-6808
参加費:前売り1000円(当日1500円)
主催:ピースフルONE
問い合わせ:Tel/Fax.092-522-9626(山本)
      Tel/Fax.092-762-2030(吉原)
後援:福岡市・福岡市教育委員会

★星川より補足
 南研子さんについては HotWired Japan の「先端人公開日記」連載もどうぞ!
 http://hotwired.goo.ne.jp/opendiary/


―――――――
> 11.15
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教育と文化を世界に開く会特別企画
「対論―教育基本法「改正」がもたらす危機」

姜尚中×佐藤学

日 時:2003年11月15日(土)18時開会

場 所:早稲田大学7号館・小野梓記念講堂
 JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅」下車徒歩20分
 地下鉄東西線「早稲田駅」下車徒歩5分
 都電荒川線「早稲田駅」下車徒歩5分
※早稲田大学西早稲田キャンパス正門(総合案内板)より直進、大隈銅像向かっ
て右

資料代:500円

〜事前申し込み不要〜

姜尚中(東京大学教授):早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。専攻:
政治学・政治思想史。主な著書に『オリエンタリズムの彼方へ』『ナショナリズ
ム』『ナショナリズムの克服』など。

佐藤学(東京大学教授):東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。専攻:教
育方法学。主な著書に『教育改革をデザインする』『教室からの改革―日米の現
場から』『教育方法学』など。

教育と文化を世界に開く会(事務局)
〒162-0052
東京都新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学部33号館1576号喜多研究室
TEL・FAX 03‐3203‐4231
e-mail kyoiku-bunka@rio.odn.ne.jp
URL http://www1.odn.ne.jp/kyoiku-bunka/


―――――――
> 11.15-16
―――――――
第3回 "やまかわじめん"のためのコンサート

「もう一度考えてみること」
〜吉井川の運ぶもの・つなぐもの〜

 川に寄り添って生きてきた人々の暮らしに思いをはせ、
 もう一度私たちの行くべき道について考える機会を持ちたい。
 吉井川の背負った重荷に心を痛める人々の「想い」をつない
でいきたい。
 人々のつながりが生み出す新しい未来のために。
 そんな思いをこめて、吉井川の川港、西大寺で
コンサート&写真展を行います。

*****************************************************

”第3回 やまかわじめん”開催概要・日程

場所: 備前岡山西大寺 「五福座」
〒704-8116
岡山市西大寺中3丁目8-28
TEL 086-942-2421 FAX 086-942-1328
入場料: 無料
日付・時間 内容

○  11月 15日(土) 午後1時〜午後5時
  写真展
  ビデオ上映(「もう一度考えてみること」)
         アメリカのダム撤去運動の紹介
        *15分くらいのビデオです。随時上映
  ☆ 西大寺の歴史を知るミニツアー
     3時出発(40分程度のガイド付散策)

○ 11月 16日(日) 午前10時〜午後1時
  写真展
  ビデオ上映 (内容は同上)
  午後1時〜4時 
 「やまかわじめんのためのコンサート」

 ○コンサート出演者○(10/16現在の予定)
   石井ヘンドリックス
   梶原秀剛
   井上卓
   OZAKI UNIT
   ししゃも&たつや
   出演者募集中!

主催: やまかわじめん実行委員会
問合せ先: (山本)携帯  09042066830
e-mail Yamakawa@Korogary.com
http://homepage2.nifty.com/rinrin21/index.html
http://www.korogary.com/yamakawa/


―――――――
> 11.21
―――――――
Stop the Wall!!
和平を隔てる「壁」を止めよう
http://www.stopthewall.jp/

1989年11月9日、「ベルリンの壁」が市民の手で壊されました。分断され
た人々が、対立と不信の時代に自ら終止符を打ち、無理解や偏見の象徴としての
壁を取り払ったのです。

今、パレスチナでは、爆弾事件や軍事行動ばかりが取り上げられる報道の陰で、
数百キロメートルにわたる「分離壁」の建設がイスラエルによって進められてい
ます。国連決議も無視し、自治区内の往来だけでなく、農地や水源へのアクセス
も不可能にし、人々の生活を引き裂き生きることさえ困難にしています。

この国際的な非難も寄せられている「分離壁」による更なる窮状を訴えるパレス
チナのNGOネットワークに呼応して、ベルリンの壁が崩壊した11月9日を中
心に、世界各地でこの「分離壁」に反対する市民の集会やパレード、ティーチイ
ンなどが予定されています。

私たちパレスチナの平和を願う団体は、この世界の願いを日本でもかたちにし、
現地の人々にエールを送るとともに、多くの方々に現状を知っていただき、ひい
ては一人一人の心の壁を見つめながら平和について考えていただきたくために、
このイベントを企画しています。
皆様のご参加、ご協力、ご賛同をお呼びかけ致します。

◆期日 2003年11月21日(金)
◆会場 池袋西口公園(交渉中)
◆内容 
# 「分離壁」や現地の実情を解説するスピーチやパフォーマンス
# 上記を伝える映像の上映
# 平和のメッセージを伝えるパフォーマンス
# 中東地域の文化を紹介する展示
# NGOの活動を紹介するブース
# 「壁」を取り払うパフォーマンス
# イスラエル政府等に宛てた壁に対する抗議はがきの配布

◆詳細

◆賛同金等のお願い
 このイベントを実施するために、分離壁の建設に抗議する市民の方々からのご
協力を募っています。

より多くの方々のご賛同、ご協力をいただくことで、囲い込まれ孤立させられる
現地の人々に少しでも希望をもってもらいたいと思います。

 ●賛同金 
個人=1口3,000円、団体=1口5,000円(呼びかけ団体10,000円)

その他、募金、カンパもぜひよろしくお願いいたします。
また、イスラエル政府(大使館)等へ宛てた「抗議はがき」の頒布も予定してい
ます。
 【振込先】郵便振替:00180-8-499739 口座名:パレスチナ・ピースファンド


―――――――
> 11.22-23
―――――――
海、風、時間…島空間〜島の空気で深呼吸〜
「アイランダー2003」
詳細→ http://www.i-lander.com/

11月22日(土)−23日(日)
池袋サンシャインシティ 文化会館2F 展示ホールD
10:00〜18:00(2日目は17:00まで)
入場無料

主催:国土交通省・(財)日本離島センター
問い合わせ:info@i-lander.com
      Tel.03-3406-7545(当日のみ03-3989-3541)
アイランダー2003実行委員会


―――――――
> 11.24
―――――――
「平和を願う障害者交流集会」(東京都障害者福祉会館)
11月24日 午後1時〜

 10月20日から27日まで、二人の全盲の代表者が国連本部を訪れ、「核兵器廃
絶を求める点字の署名」一万筆をアナン事務総長に届けました。
 また、10・25ワシントン平和大行進にも参加。その報告を中心に、視覚障害・
肢体障害・聴覚障害の人たちが障害の枠を超えて集まり、平和運動を大きく広げてい
こうというものです。
 76歳の車椅子の障害者から、戦前戦中の体験談も聞けます。
 どなたでも参加できます。

会場;東京都障害者福祉会館
東京都港区芝5-18-2 電 話 03−3455−6321
主催;全日本視覚障害者協議会(全視協)

《問い合わせ先》 全日本視覚障害者協議会(全視協)
〒169-0072 東京都新宿区大久保1-1-2 富士一ビル4階 日本障害者センター内
電 話 03−3207−5871
FAX 03-3207-5872または03-3207-5628

  ▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲

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星川 淳(作家・翻訳家/屋久島環境政策研究所)
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 「民主主義が破綻するとき――歴史の警告」他
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父と息子の亀裂深まる? ブッシュ元大統領が反戦議員に賞 (日刊ベリタ)
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1331.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 11 月 05 日 12:43:21:5/1orr4gevN/c

父と息子の亀裂深まる? ブッシュ元大統領が反戦議員に賞

【TUP速報=ベリタ通信】ブッシュ元米大統領はこのほど、自らの名を冠した「優れた公共サービスに対するジョージ・ブッシュ賞」の2003年度受賞者に、イラク戦争に反対の姿勢を示したことで知られる民主党のエドワード・ケネディ上院議員とすることを決定した。米紙ボストン・グローブ紙などが伝えた。

 在任中、国際協調路線を重視した元大統領は、単独行動主義に走る息子のブッシュ現大統領に対して、イラク政策で慎重を期するよう求めたが聞き入れられず、水面下で相克が噂されていた。今回の「息子へのあてつけ」とさえ思われるあからさまな授賞決定は、ワシントンの各筋に驚きを与えている。授賞理由には、ケネディ議員の「原則を曲げない勇気ある闘いぶり」と「すべてのアメリカ人に与えた啓発」が掲げられており、11月7日の授賞式で元大統領が何を語るか注目される。

 過去の受賞者には旧ソ連のゴルバチョフ大統領、ドイツのコール首相らがいるが、米国人の受賞は初。
 
 ブッシュ元大統領は、1991年の湾岸戦争で、息子の現大統領と同様にイラクとの戦争を遂行した大統領だが、元大統領の場合は
イラクが占領したクウェートからイラク軍を追い出し、イラク南部まで侵攻、敗走するイラク兵を多数殺害、イラク軍主要部隊を壊滅状態にした時点で、戦闘を終結させた。

 当時、「なぜ、バグダッドまで攻め入ってフセイン政権を倒さなかったのか」という批判も一部にあったが、その後、「イラク占領」を行わなかった判断は正しかったとの評価が米メディアなどの論調の主流となっていた。

 しかし、ブッシュ現大統領は、父が湾岸戦争時にフセイン政権打倒を果たさなかったことを批判的に見ており、今回、イラク戦争に踏み切った現大統領の決断には「父を超える」という意思がひそかにあったともいわれる。

 しかし、現在のイラクの悲劇と混乱ぶりから、「息子より父の判断の方がまだしも賢明だった」とブッシュ元大統領の判断を再評価する声も出ている。

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【現在の国際法は後退期にあるといわざるを得ない。】戦争賠償という法の欠落【ル・モンド・ディプロマティーク】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1315.html
投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 11 月 05 日 02:55:34:hlbym6ZH.OUDI

モニク・シュミリエ=ジャンドロー(Monique Chemillier-Gendreau)
          パリ第七大学教授 訳・吉田徹

=======================================
■ イラク戦争が引き起こした被害は、米国と同盟国から地元住民への賠償金の支払い対象となるのか。イスラエルはパレスチナ人に対し、賠償の義務を果たすことになるのか。その可能性は極めて低い。国際法は戦争賠償の問題についてはただでさえ曖昧である上に、米国と同盟国が振りかざす力の論理を前にして、さらに後退しつつある。しかし第一次世界大戦の終結以降、国際的な賠償法が少しずつ作り上げられてきた。この原則に新たな息吹を与えることが、今こそ求められている。[フランス語版編集部]
=======================================

 イラクは1990−91年の湾岸戦争後、石油収入を国連に管理され、クウェートへの賠償に充てることを強制された(1)。対照的に、米国は64−75年のヴェトナム戦争に関し、1セントの賠償金も払っていない。80年代初頭にニカラグアのサンディニスタ政権に対して(反政府ゲリラ「コントラ」を通じて)仕掛けた戦争についても、国際司法裁判所が命じた損害賠償の義務を果たそうとはしない。さらに最近では、NATO(北大西洋条約機構)の枠組みを使ったコソヴォ戦争、2001年9月11日の事件に続く対アフガニスタン戦争、そして2003年の対イラク戦争という三つの戦争を起こしている。

 合法的な平和維持活動とはいいがたいこれらの戦争は、程度の差はあれ、現地にさまざまな損害をもたらした。ごく最近のイラク戦争の被害は、人的にも物理的にも最悪である。イスラエルもまた、違法な占領と入植を続ける領土(ヨルダン川西岸とガザ地区)での「軍事作戦」に、同じように無責任きわまりない態度で臨み、半世紀にわたってパレスチナの人々と財産に多大な損害を与えてきた。彼らに当然支払われるべき賠償金のことは、いまだ話題にさえ上らない。国内の戦争と国際的な戦争が明らかに混じり合ったアフリカの紛争の場合はどうか。数千人あるいは数百万人の犠牲者が生じ、直接的、間接的な責任の所在が明確であるにもかかわらず、賠償の認定にいたる手続きが開かれる望みは皆無である。

 この問題について、現在の国際法は後退期にあるといわざるを得ない。「勝てば官軍」の時代には、強者が代償や貢ぎ物を強要するという慣行が続いたが、やがて少しずつ、敗者が支払うべき賠償額は戦後の和平交渉を通じて決めるという一定の法的枠組みが作られていった。20世紀になると、特に第一次世界大戦を終結させたヴェルサイユ条約以降、賠償額は一方的な裁量によるのではなく、各国の責任の度合いに応じ、当事者双方の弁論に基づいて定められるようになった。対象は戦争による損害に限定され、戦費までは含められない。さらに、不正義が新たな不正義を生むような事態を避けるため、賠償額は有責国の支払能力を考慮して取り決められる。

 国連のもとで発展してきた国際法により、戦争賠償の問題は大きく進展するかに思われた。しかし現在では、むしろ後退の方が目に付くようになっている。国連は、主権国家が寄り集まった極度に分権的な国際社会に代わるものとして、諸国にとって容認できる程度に限定された集権的システムを構築した。しかし実際には、国連システムは安全保障理事会という国家間の平等とはかけ離れた機関に握られており、周知のように一方的な裁量判断の源泉となってきた。

 この国連安保理は、ある案件に関連して、自らの権限を賠償問題にまで広げた。イラクである。この国が許可された石油輸出の収入の30%を賠償基金に託し、それを通じて賠償を行うという強制執行の仕組みを作り上げたのだ。安保理は、これまで承認されてきた戦争賠償の論理を逸脱して、補償というのは平和の回復を助けるものであるから、その枠組みを作るのも安保理の役割だとする考えを打ち出した(2)。しかし、国連賠償委員会(UNCC)の動きを見る限り、賠償の主要な目的がイラクの負担によるクウェート経済の立て直しであり、主要な関心がクウェート復興に携わる多数の西側企業の権益保護にあることは明らかだ。

 この高圧的な手続きは、イラクの崩壊を大きく促進した。イラク国民は13年ものあいだ貧困化の一途をたどり、あらゆる経済的、社会的人権の侵害を被った。委員会は、いかなる法的基準にも拘束されなかった。扱われた補償請求は250万件に上るが、それらの根拠は(憶測や、本来ならば却下されるべき親類の証言など)疑念の多いものばかりだった。

損害の責任は誰にあるか
 イラクに弁解の余地はまったく与えられなかった。侵略行為は有責事由であるという論拠に立った委員会は、侵略行為を行った者に反対弁論の手続きは認められないという承諾しがたい結論を導き出した。こうしてイラクは、根拠不明な請求や誇張された請求に対して反論できず、専門の法律顧問を付けることも許されなかった。
 委員会の権限は、環境破壊や天然資源の空費に対する賠償にまで広げられた。さらに、整備不良あるいは破壊や強奪による損害はもとより、戦争に伴う経済的混乱が引き起こした損害の賠償まで取り上げられるようになる。クウェートの無秩序と混乱は、賃金の不払いや工場の損失と同様に、まったく機械的に侵略者の責任とされてしまったのだ。

 国際世論の無関心の中で進められた委員会の手続きにより、多大な努力のもとに確立された戦争賠償の原則は砕け散った。同じく民主的とはいいがたい国連安保理を母体とする委員会は、過去数十年間の法的伝統が要請する反対弁論の制度をまったく考慮することなく、イラクの戦争賠償問題を処理してきた。1923年にフランスが、賠償の名のもとにドイツの石炭を奪おうとしてルール地方を強引に占領した時に、連合諸国はこれを認めなかった。今日の世界で、委員会の専横に反対する者がいただろうか。

 さらに、人道上の配慮も消え去っている。過去の講和条約(1919年のヴェルサイユ条約232条、1919年の対オーストリア講和条約178条、1951年の対日講和条約14条)では言及されていたことが、イラクに関しては、病的な報復感情によってかき消されてしまったのだ。賠償のプロセスというのは、クウェート経済を支配する西側投資家の手に、イラク石油収入の3分の1を引き渡すためのパイプでしかなかった。国連は最近、バグダッドで攻撃を受けるという悲劇を経験したが、1991年以来の不当な経済制裁と公正を欠いた賠償制度のもと、国連がイラクでどのように見られていたのかを自問してみる必要がある。有効なテロ対策を実行し、国連だけが果たすことのできる和平と復興の仕事を成し遂げるために、国連はまず、イラク国民の不幸に加担した責任について謝罪しなければならない。

 また、責任の所在は正しく認定されるべきである。1991年に(安保理決議687号の適用により)イラクで「同盟国」が起こした戦争で、米軍は劣化ウラン弾を大量に使用した(3)。2003年の戦争でも、使用を公言してはばからなかった。あらゆる戦争法の規定に反するこの兵器の使用は、これまでに多大な犠牲者を生み出しており、今後も生み出し続けることになるだろう。誰がそれを賠償するのか。この兵器が使用される前の7倍から8倍に増えたがん患者と将来になって発病した人々の治療費用は、いったい誰が払うのか。いつになれば、侵略者が自ら引き起こした死と破壊の代価の支払いを迫られるようになるのだろうか。昨今ではヘビースモーカーが、たばこに依存する自分にも責任があるにもかかわらず、メーカーを提訴して賠償金を得ることに成功している。いつになれば、兵器を製造した企業、そして使用を計画した者たちが、自分の行為について自分の財布で責任をとるようになるのだろうか。米政権が、自国の主要企業の利益のために、それもイラク国民の資金を用いて、復興計画を立てるようなことが見過ごされてよいものか。

 「責任の原則」は、経済制裁の責任者、そして殺人兵器を用い、国連の拒否を無視して戦争に踏み切った者たちが、法に反する行為に対し、被害者の資金ではなく自らの資金でもって賠償を行うことを要請する。数カ月にわたって戦闘機や戦艦の移動を繰り返し、重爆撃機を出撃させたことで、温室効果ガスの排出量を引き上げ、地球温暖化の脅威を著しく増進させた者たちの責任も追及しなければならない。

「違法行為」とは何か
 より一般的に、国連創設以降に起きた戦争や破壊行為を見ていくと、賠償問題に対処するには法原則の厳格化が必要であるといえる。ヴェトナム戦争の事例は象徴的である。植民地解放戦争から抜け出したばかりのこの小国は、10年にわたって米国による戦火に耐えなければならなかった。絶え間ない爆撃によって、ヴェトナムの農業と国家存続に最大限の打撃を与えるべく、大量の有毒物質が浴びせられた。戦争終結から30年が経った今も、新たな犠牲者が生まれている。何万ものヴェトナム人が、日常生活をまったく営むことのできない病気に苦しめられている。土壌の汚染は消えず、この悪夢はいつ終わるとも知れない(4)。だが、この米国の戦争は、ラッセル法廷が明らかにしたように、また一部の政府高官が自ら認めたように、侵略行為の構成要件を確実に満たしている。しかも、そこでは禁じられた兵器が使用された(5)。つまり、侵略行為と戦争遂行手段という、国際法上いずれも有責事由とされる二重の違法行為が存在するのである。賠償の原則は、1973年1月27日のパリ条約に盛り込まれたものの、「米国はその伝統的政策にのっとり、戦争の傷跡を癒すことに貢献するであろう」という曖昧な文言にとどめられられた。両国の合同委員会の設置も定められたが、相互に誤解があったことで、早々に解散されてしまった。ヴェトナムから見れば賠償の義務であったものは、米国にとっては自らの裁量に委ねられた自発的な貢献にすぎなかったのだ。交渉は1973年7月に休止されて以降、一度も再開されていない。
 イスラエルによる国際法違反の軍事的占領と対パレスチナ戦争についても、やはり賠償の問題が取り上げられることはなかった。1948年の第一次中東戦争の際、あるいはそれ以降に居住地から追い払われたパレスチナ人の帰還権は、イスラエルはユダヤ人の国であるという民族論を盾にして拒否されている。これまでの交渉で、彼らへの補償の問題が具体的な話にまで進展したことは一度もない。特にオスロ合意以降、イスラエルによる封じ込め政策のもと、パレスチナ経済がますます悪化した状況からすれば、クウェート経済について適用された基準を踏襲するのが当然ではないだろうか。経済を崩壊させた責任のある者に、その復興費用を負担させるという基準である。何度も蒸し返されてきたイスラエルの治安確保という議論に惑わされてはならない。イスラエルに対するテロや現実の脅威は、長年の占領、戦争、不正義の結果として生じている。これに終止符を打ち、損害を賠償することが、まさに来たるべき和平の鍵となる。安保理は早急にこの問題に取り組むべきである。

 こうした国際司法上の重大な欠落によって、国家の国際責任のルール全体が危険にさらされる。国際世論はここ数年、国際的な刑事責任の問題に力を注いできた。しかし真の司法、すなわち正義を実現するには、民事責任の原則に関しても厳格なルールが定められなければならない。この分野での法制度の進展は、極めて由々しい状況にある(6)。さまざまな国際機関が過去数十年にわたり、「国際的な違法行為」に関する国家責任について検討を重ねてきた。国連国際法委員会はすでに条文案を作り上げた。しかし、まだ多くの懸念材料が残っている。責任追及の根拠が「違法行為」であることは強調されているが、それがどのような行為であるかという法規範については、多様な見解が入り乱れている。「被害国」の概念も十分に明確になっていない。もし人類が真の政治共同体となることを望むのならば、あらゆる国家が法のルールにのっとって自国の法的利害を主張できる状況を作り上げる必要がある。しかし現在の趨勢はそれどころではなく、相変わらず各国による報復措置がまかり通っている。それぞれに我流の司法の実践を許すなどということは、「国際法のいくばくかの後退の構成要件」でしかないだろう(7)。

(1) 賠償額の決定については、アラン・グレシュ「イラクに科せられた無限の補償」(ル・モンド・ディプロマティーク2000年10月号)参照。
(2) アレクサンドロス・コリオプロス『国連賠償委員会と国際責任法』(LGDJ書院、パリ、2001年)参照。
(3) ロバート・ジェームズ・パーソンズ「放射線問題は国連の鬼門?」(ル・モンド・ディプロマティーク2001年2月号)参照。
(4) See Le Cao Dai, Agent orange in the Vietnam War, Vietnam Red Cross Society, Hanoi, 2000. および、スコフィールド・コリエル「ヴェトナムを殺し続ける枯葉剤」(ル・モンド・ディプロマティーク2002年3月号)参照。
(5) チャン・ヴァン・ミン「ヴェトナムの戦争賠償と国際法」(『国際公法総合誌』第4号、パリ、1977年、1047ページ以下)参照。
(6) ブリジット・ステルン「もし法益侵害の観念を用いたらどうなるか−国家責任に関する国際法委員会の作業完了にあたって看過された概念の再考」(『フランス国際法年報』、パリ、2001年)参照。
(7) イヴ・ドーデ「国際法委員会による作業」(『フランス国際法年報』、1994年、591ページ)。

[2003年10月号]
http://www.diplo.jp/articles03/0310-4.html

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モサドは運送屋とアクセサリーや絵の露天商もやっている
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1271.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 11 月 04 日 02:39:30:oQGUNb5q8hjD.

(回答先: Re: 9.11ツイン・タワーが崩壊する模様を5人のイスラエル人が撮影していた件の目撃情報【Sunday Herald】 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 03 日 16:29:42)

この記事では911当時の「バンの上で踊るイスラエル人」に関する事後情報として、この逮捕された5人のイスラエル人の若者が所属していたのが「アーバン・ムービング」という運送会社だったこと、この会社の社長は5人の逮捕後に慌ただしく、電話も止めず、携帯電話は散らかしっぱなしで、客の荷物も倉庫に放置したままイスラエルに帰国してしまったことが書かれています。
このことは明言はしていませんが、この「運送会社」がモサドのフロントだったことを示唆しています。
運送や流通業と諜報活動というのは、どこの国でも深く絡んでいますが、とくにアメリカでは運送業とモサドの関係は深いと聞いたことがあります。

また、この記事の後ろのほうでは911に先立つ時期に、フロリダの小さな街では(不自然に)多くのイスラエルの美術学生が絵を売っていたこと。そして、これらの「学生」は本国で通信傍受の訓練を受けたモサドの協力員であり、911の「ハイジャック犯」に関して情報を収集していたにもかかわらず、これらの情報はアメリカ側に提供されなかったことなどが書かれています。

この「イスラエルの美術学生」は日本でも一時期多く見られました。今でもたまに見ますが、露天でアクセサリーや絵を売っている「イスラエル人」は別の筋からも彼らはモサドだと聞いたことがあります。
路上の露天商はアジトに帰ると日本でも「通信傍受」をやっているのかもしれません。

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【なんてこった!馬鹿者の火遊び】猛毒の「スーパーウイルス」 ・空耳の丘へのリンクです
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1266.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 04 日 00:49:14:WjxaaVdW72Wrk

ワクチン効かない猛毒ウイルス、米で開発(YomiuriOnline)
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/618.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 11 月 03 日 23:44:45:5/1orr4gevN/c

★えぐいニュースなので戦争板に通知します。

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イスラエル紙ハアレツ:シャロンは総参謀長ヤアロンの政府批判で怒っておる
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1123.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 31 日 19:20:13:CjMHiEP28ibKM

イスラエル紙ハアレツ:シャロンは総参謀長ヤアロンの政府批判で怒っておる。

の本ではまだレバノン大使ぐらいが実質解雇で反乱の程度だが、もっと出てこないものか。おい、防衛庁、何をしとるか。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/355275.html
Thursday, October 30, 2003 Cheshvan 4, 5764 Israel Time: 01:41 (GMT+2)

PM furious over Ya'alon statements against gov't
By Amos Harel and Aluf Benn

Despite fury in the Prime Minister's Office over Chief of Staff Moshe Ya'alon's remarks made to the press Tuesday night about government policy toward Palestinians in the territories, the chief of staff does not intend to retract his remarks.

In a 15-minute meeting yesterday afternoon with Defense Minister Shaul Mofaz, Ya'alon stuck to his position that he did not criticize the government, but rather tried to present the essence of the dispute in the defense establishment about easing conditions in the territories.

Ya'alon told Mofaz that the quotes attributed to him in articles that appeared yesterday morning were correct, although the headline in Yedioth Ahronoth - "The IDF: Government policy is destructive" - was not.

As of last night, Ya'alon had not received direct communication from the PMO regarding last night's Channel One report that Ya'alon either apologize or resign.

The chief of staff's associates believe the affair will blow over, although some residue will remain in relations between Ya'alon and Mofaz and Prime Minister Ariel Sharon. Defense Ministry sources refused to say if Mofaz regards the affair as being over.

Following yesterday's meeting, the IDF Spokeswoman's Office issued a brief statement saying "uniformed elements did not criticize the Israeli government. The articles reflect deliberations in light of a complex reality. The dilemmas are real, and the IDF is subordinate to the political echelon, obeying its instructions precisely."

Defense sources claimed that Ya'alon's statement should have been made only in internal discussions, and that he must avoid anything that appears like an attack on the political echelon. Senior army officers said the chief of staff regarded it as his duty to let the public know about his concerns regarding the possibility of "chaos" in the territories. They hinted that yesterday's attacks on Ya'alon were meant to serve political motives as well, including diverting attention from the severity of the situation in the territories as well as today's police interrogation of Sharon regarding the Greek island and Kern affairs.

Sources in Sharon's office said Ya'alon had never raised the issues he mentioned in the articles, and that he never recommended broadening goodwill gestures to the previous Palestinian prime minister, Mahmoud Abbas. The sources said that Ya'alon supported the hard line espoused by Shin Bet chief Avi Dichter.

At a meeting last week, Sharon ruled for a compromise between the chief of staff's and the defense minister's positions over relaxing the closures and curfews in the territories. The prime minister confirmed an army recommendation for more abatements of IDF pressure in the territories as proposed by Ya'alon, Military Intelligence Commander Maj. Gen. Aharon Ze'evi and IDF Planning director Maj. Gen. Giora Eiland. But Sharon left it up to Mofaz when, and where, the conditions would be eased.

Foreign Minister Silvan Shalom favors easing conditions in the territories, having told both the government and the Knesset Foreign Affairs and Defense Committee last week that humanitarian gestures must be undertaken in the territories as long as they do not affect security.

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ホロコーストは「言訳け」にはならない −マハティール   【ハレアツ】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1117.html
投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 10 月 31 日 16:08:38:thBqtlf63WYzY

(かいつまんで)
ヨーロッパでの受難は、アラブの土地を占領し、ムスリムを虐げることの理由にはならない。
ユダヤ人は自らが「選民であり、批判されてはならない(存在)」などと決して考えてはならない。
ユダヤ人・ムスリム間の問題の根本は宗教ではなく(アラブの)土地の占領である。


Holocaust is `no excuse,' Mahathir says


By Reuters


KUALA LUMPUR - Malaysian Prime Minister Mahathir Mohamad, speaking on the eve of his retirement, said yesterday that the Jewish people's past sufferings in Europe were no excuse for taking Arab land and persecuting Muslims.

The 78-year-old Muslim leader, who steps down today after 22 years in power, said the Jews were now guilty of persecuting Muslims in the same way that Europeans had persecuted Jews down the ages.

"They must never think they are the chosen people who cannot be criticized at all," Mahathir said yesterday when asked if he had one last message for the world's Jews.

His October 16 speech to leaders of Islamic nations had centered on the need for Muslims to join the modern world, use their brains, make peace and stamp out suicide bombing.

It also contained grudging admiration for the way Jews had prospered despite their persecution, but the comment on their world influence evoked memories in the West of the conspiracy theories used in Czarist Russia and Nazi Germany to whip up anti-Semitism.

But Mahathir said the past suffering of Jews was a source of sadness for Muslims.
"They suffered a great deal in the past.
They were killed, they were massacred," he said.
"We sympathize with them.
We were very sad to see how the Jews were so ill-treated by the Europeans."

Mahathir denies being anti-Semitic and says he has Jewish friends.
He reiterated yesterday that the root problem between Jews and Muslims was the occupation of Arab land to form the state of Israel.
"It is not religion at all.
It is territorial.
You take somebody's land and they will fight for it."

http://www.haaretz.com
http://www.haaretz.com/hasen/spages/355666.html

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NYT:ブッシュはアフガン・イラク契約事業から50万ドル政治資金得ていたとの調査結果だとよ
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1116.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 31 日 14:27:22:CjMHiEP28ibKM

NYT:ブッシュはアフガン・イラク契約事業から50万ドル政治資金得ていたとの調査結果だとよ

http://www.nytimes.com/2003/10/31/politics/31CONT.html

October 31, 2003
RECONSTRUCTION

Bush Got $500,000 From Companies That Got Contracts, Study Finds

By EDMUND L. ANDREWS and ELIZABETH BECKER

WASHINGTON, Oct. 30 -- Executives, employees and political action committees of the 70 companies that received government contracts for work in either Iraq or Afghanistan contributed slightly more than $500,000 to President Bush's 2000 election campaign, according to a comprehensive study of the contracts released on Tuesday.

The overwhelming majority of government contracts for billions of dollars of reconstruction work in Iraq and Afghanistan went to companies run by executives who were heavy political contributors to both political parties.

Though the employees contributed to both parties, their giving favored Republicans by a two-to-one margin. And they gave more money to Mr. Bush than any other politician in the last 12 years.

Among the biggest contributions to Mr. Bush's election and re-election efforts were those from executives and employees of Dell Computer at $113,000; of Bearing Point, a business consulting firm, at $119,000; of General Electric at $72,000 and of Halliburton Inc. at $28,000, according to the report.

Nine of the 10 biggest contractors ム the biggest of which were Bechtel Corporation and Halliburton, either employed former senior government officials or had close ties to government agencies and to Congress.

Prepared by the Center for Public Integrity, a nonprofit research group, the report said the contractors' executives and employees had contributed $49 million to political candidates and parties since 1990.

The new report is the first comprehensive independent study of companies involved in Iraqi reconstruction, and it provides evidence that the process for handing out big contracts has often been secretive, chaotic and favorable to companies with good political contacts.

The report is the result of a six-month investigation, which included obtaining information on 70 contracts through the Freedom of Information Act.

The report confirms that many if not most of the contracts handed out for work in Iraq were awarded through a process that was inscrutable to outsiders and often without competitive bidding.

One consultant, given a four-month contract to advise Iraqi government agencies, was the husband of Carol Haave, the deputy assistant secretary of defense for security and information operations. A Pentagon spokesman said that Ms. Haave did not see this as a conflict of interest, according to Bloomberg News.

The State Department spokesman, Richard A. Boucher, told reporters on Thursday that "the reason that these companies get the contracts has nothing to do with who may have worked there before."

He added: "The decisions are made by career procurement officials. There's a separation, a wall, between them and political-level questions when they're doing the contracts."

One of the report's most basic conclusions is that neither the Pentagon nor the State Department or the Agency for International Development were eager to provide comprehensive or accurate information about contracts that total about $8 billion over the past two years.

Ellen Yount, the spokeswoman for the Agency for International Development, disputed that claim and said her office had cooperated with the center and that requests for proposals for Iraq contracts had been publicly available on the agency's Web site for more than six months. "I found the report sloppy and inaccurate in many instances," she said.

Political questions have dogged the administration over the awarding of lucrative contracts since the war began. Initially, administration officials restricted bidding to a select group of companies and expedited the awarding of the contracts, saying that they needed to be prepared to rebuild the country as soon as the war ended.

Congress is set to approve an additional $20 billion for reconstruction in Iraq and Afghanistan this week, much of it going to these companies.

Although the size of the initial contracts was relatively small, the winning companies gained a huge advantage over competitors with an early presence in Iraq.

One case examined by Congress was the Army Corps of Engineers' awarding of a contract without competition to Kellogg, Brown & Root, a Halliburton subsidiary, to fight oil well fires in Iraq.

Vice President Dick Cheney was Halliburton's chief executive from 1995 to 2000. The White House said it had no involvement in that or any other of the contracts that were awarded for reconstruction.

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極右シオニスト・欧米系似非紳士朝日【マハティール長期政権に幕】何と下品な記事か慨嘆!
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1110.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 31 日 10:21:14:CjMHiEP28ibKM

極右シオニスト・欧米系似非紳士朝日【マハティール長期政権に幕】

何と下品な記事かと、慨嘆久し!

極右シオニスト支配下の「欧米」の粗末な反発などは折り込んで演説したことが、なぜ分からぬか、いやさ、分かっていても胡麻擂りの下司根性なり。

http://www.asahi.com/international/update/1030/015.html
マハティール長期政権に幕、アブドラ新政権31日誕生

マレーシア・マハティール首相退任 22年間の長期政権に幕=AP
 マレーシアのマハティール首相(77)とアブドラ副首相(63)は30日、クアラルンプールの与党統一マレー国民組織(UMNO)本部で共同会見し、31日午後にマハティール首相が退任し、アブドラ副首相が第5代首相に就任すると発表した。ルックイースト政策(東方政策)などで急速な経済発展を成し遂げたマハティール首相は、22年間の長期政権に幕を閉じる。

 マハティール氏はUMNO総裁も31日に辞め、アブドラ副首相が総裁代理となる。首相及び総裁の交代は、会見に先立って開かれたUMNO最高評議会で了承された。

 マハティール首相は会見で「成果には満足していない。もっとできることがあったはずだ。だが(マレー人と華人ら)民族間の調和の確立では、ほかの国々よりも成功したと思う」と語った。

 マハティール氏は02年6月の党大会で自らの引退表明とアブドラ氏の後継指名を行い、1年4カ月に及ぶ政権交代の準備期間を設けた。アブドラ氏は基本政策の継続を表明、現内閣を基本的に維持し、本格的な組閣は来春に予想される総選挙後まで待つ模様だ。

 マハティール氏は81年に首相に就任。日本などアジアに発展の道を学ぶルックイースト政策を掲げ、東南アジアでシンガポールに次ぐ経済発展を達成した。

 また、欧米批判を一貫して続け、米国などの指導者と度々「舌戦」を演じた。今月の「ユダヤ人が世界を支配」発言では欧米から一斉に反発を受けた。 (10/30 22:25)

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ユコス株が急落=ロシア
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1108.html
投稿者 hou 日時 2003 年 10 月 31 日 08:25:30:HWYlsG4gs5FRk

 【モスクワ30日時事】ロシア最高検察庁が石油大手、ユコスの株式の53%を差し押さえるとの報道直後、30日のモスクワ証券取引所でユコス株が急落、5分間で5%下落した。
 ユコス株はそれまで、前日終値比で5・7%安だったが、報道直後から売りが続出し、結局前日比14・05%安で引けた。 (時事通信)

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国連、バグダッド完全撤退 連続テロ受け決定 【asahi.com 記事 これでますます自衛隊は危険。どうするポチ小泉】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1106.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 10 月 31 日 07:49:35:WmYnAkBebEg4M

国連、バグダッド完全撤退 連続テロ受け決定 【asahi.com 記事 これでますます自衛隊は危険。どうするポチ小泉】
http://www.asahi.com/international/update/1031/003.html

 バグダッドで起きた赤十字国際委員会(ICRC)などへの連続自爆テロを受け、アナン国連事務総長はバグダッドから国連の非イラク人要員を完全撤退させると決めた。複数の国連外交筋が30日、明らかにした。2度にわたる国連現地本部への爆弾テロですでに要員の大部分がイラク国外に出ているものの、完全撤退で米英主導の復興・再建策に改めて大きな疑問符がつけられた。また、多国籍軍への派兵を検討する国の判断にも影響を及ぼしそうだ。

 情報を総合すると、撤退は対外的には「国外での協議のための一時的な呼び上げ」の形を取る。撤退に強く反対する米国への配慮と見られる。このため、国連内部の判断基準によるイラクの危険度を、「即時完全撤退」になるレベル5にはしない公算が大きい。

 しかし、治安の著しい改善がない限り要員をバグダッドに再び常駐させないと決めており、今後はキプロスなどに活動の拠点を移して、イラク国内での人道援助を遠隔操作することになる。イラク全土には、約2000人のイラク人要員が残る。

 現在、バグダッドには20人弱、北部に約10人の非イラク人要員が常駐。バグダッドからは段階的に撤退する見通しで、北部では当面、4、5人を残し人道援助にあてるとみられる。8月19日の現地本部に対する爆弾テロまでは約600人が常駐していた。

 イラクからの完全撤退を求める声は、今回の連続自爆テロに政治色が極めて薄いICRCが含まれていたことで再燃。今後、国連が再度標的になる可能性が高まったという判断から、「さらに犠牲者が出た場合、どう責任を取るのか」という主張が力を増していた。

 事件の1週間前に公表されたイラクの国連要員の安全性に関する調査報告書が、撤退を決めなかったことを批判したことも影響したようだ。しかし、アナン氏は今回の決定に際し、米国と真っ向から対立するのを避けるため、対外的には完全撤退という表現を避けたようだ。30日付ワシントン・ポスト紙は、この問題でアナン氏がパウエル米国務長官と電話で協議したと伝えている。

 イラクにいま残る要員は会計や警備担当が中心で、政治的な判断を下す部分はすでにキプロスに本拠を移している。このため撤退の影響も象徴的なものとなるが、「米英の占領政策が失敗だという印象を決定づける」(国連外交筋)意味合いは大きい。安全保障理事会が多国籍軍派遣の決議を採択しているものの、派兵の申し出がさらに狭まる可能性がある。また、先にマドリードで開かれた復興支援国会議では、拠出される資金の管理や運用を担う中心の一つに国連が想定されており、こうした活動もさらに制約される。 (10/31 03:04)


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イスラム経由AFP:シャロン焼き肉スキャンダル違法政治資金。腹背の敵ですな。
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1097.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 30 日 23:09:21:CjMHiEP28ibKM

イスラム経由AFP:シャロン焼き肉スキャンダル違法政治資金。

軍遭参謀長に続いて、警察も反乱か。こりゃあ、斜に構えてはいられない。論より証拠を突き付けられて、まさに腹背の敵ですな。

http://www.islam-online.net/English/News/2003-10/30/article02.shtml

Sharon Grilled Over Corruption Scandal

Police want to know under what conditions Sharon accepted the loan from Kern, described as a "personal friend" of the PM

OCCUPIED JERUSALEM, October 30 (IslamOnline.net & News Agencies) -- Israeli Prime Minister Ariel Sharon was being grilled by police Thursday, October 30, over a simmering corruption scandal involving two of his sons, as a political crisis deepened over following criticism by Chief of Staff Moshe Yaalon of the government's security policies towards the Palestinians.
Investigators entered his official residence in occupied Jerusalem around 9:00 am (0700 GMT), police sources told Agence France-Presse (AFP), and the premier is understood to have cleared his schedule for the day.
Sharon was expected to face questioning over accusations that he used a 1.5-million-dollar loan from South African businessman Cyril Kern to return contributions for his 1999 campaign for the leadership of the right-wing Likud party that had been deemed illegal.
"Personal Friend"
Police want to know under what conditions Sharon accepted the loan from Kern, described as a "personal friend" of the prime minister.
Sharon's son Omri, a Likud MP who is believed to have brokered the loan, was questioned for an hour and a half by police earlier this month.
In January 2003, the prime minister rejected corruption allegations against his family as "scornful libel" but he has so far refrained from answering numerous questions about the affair.
Sharon senior will also have to answer questions about the activities of his second son, Gilad.
Gilad allegedly helped contractor David Appel to promote a multi-million dollar Greek resort in exchange for cash and a commitment by Appel to pour money into the Sharon family's ranch in the Negev desert.
Also questioned by police, Gilad refused to supply officers with financial documents relating to the affair.
Row Deepens
Meanwhile, a political crisis was deepening Thursday in Israel following criticism by Chief of Staff Moshe Yaalon of the government's security policies towards the Palestinians.
"The chief of staff is a very serious, responsible and reflective. If he reckons the situation in the territories is dangerous, he should say so, but not in such resounding fashion," Trade Minister Ehud Olmert told public radio.
According to sources close to Israeli Prime Minister Ariel Sharon speaking on condition of anonymity, Yaalon lambasted the government Tuesday over its uncompromising attitude towards former Palestinian prime minister Mahmud Abbas.
"It might be true that we could have been more generous with Abu Mazen (Abbas' alias), but I do believe -- as do the Americans, that the key man who should have fought terrorism, (security minister) Mohammad Dahlan, failed to do so," Olmert said.
The chief of staff has also been at loggerheads with hardline Defense Minister Shaul Mofaz over his calls for restrictions on quiet parts of the Palestinian territories to be eased more rapidly to remove what he regards as a key rallying point for Palestinian groups.
According to the Israeli media, Yaalon was summoned by Mofaz over his comments.
According to the top-selling Israeli daily Yediot Aharonot, the step came after warnings by the military's top brass that the curfew and closure would strengthen groups such as Hamas and Islamic Jihad.
"Exceeded His Powers"
Chief of staff General Moshe Yaalon had recommended the curfew be eased, particularly in quiet areas, but he was blocked by Mofaz and Avi Dichter, the head of Israel's Shin Beth internal security service, until after Israel's local elections on Tuesday, the paper said.
A high-ranking army source, later identified as Yaalon, had spoken out to Israeli journalists Tuesday against the government's failure to lift the restrictions in time to bolster the position of Mahumd Abbas, the moderate Palestinian premier who resigned last month.
But the government hit back late Wednesday with off-the-record briefings of its own, telling the Israeli media that the general had "exceeded his powers" with his remarks.
An Islamic Jihad member was meanwhile shot dead by Israeli army and another arrested in an off-limits area on the Gaza border with Israel.
Palestinian security sources said the slain man was Mohammed Awad, 26, who was active in the group's military branch, the Al-Quds Brigades.
An Israeli military source confirmed the killing.
A Palestinian boy was killed by Israeli army gunfire Wednesday night in the Balata refugee camp just outside the northern West Bank city of Nablus, Palestinian medics said.
Baha Zbeibi, 12, was shot in the stomach during a stone throwing incident, the medical sources and witnesses said.
An Israeli military source insisted the troops opened fire only when the youngsters started throwing "Molotov cocktails".
Another Palestinian armed faction, the Al-Aqsa Martyrs Brigades, claimed responsibility for a shooting attack on a car carrying Jewish settlers in the northern West Bank town of Jenin.
A man was treated at a nearby hospital in the Israeli town of Afula where his condition was said to be "moderate to serious".
Incursion
The Israeli army meanwhile mounted a brief raid into the southern Gaza Strip town of Rafah, destroying a Palestinian house before withdrawing, Palestinian security sources said.
An Israeli military source confirmed the incursion, claiming it was aimed at preventing arms smuggling by Palestinian groups across the Israeli-controlled border with Egypt.

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米、イスラエル、「レーザー砲」の共同開発に着手へ [CNN]【追加資金援助の裏手段?】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1090.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 30 日 21:21:42:Mo7ApAlflbQ6s


2003.10.30
Web posted at: 20:18 JST

- AP

エルサレム(AP) イスラエルの国防当局者などによると、同国と米国は短距離ミサイルを迎撃する「レーザー砲」の共同開発に5700万ドル(約62億1300万円)を投じることでこのほど合意した。イスラエル主導の性格が強く、シリアやイラン寄りのイスラム強硬派ヒズボラが保持する、長射程のカチューシャ・ロケット弾の破壊を念頭に置いているともみられる。


イスラエル北部国境と接するレバノン内を拠点とするヒズボラは、計1万1000発の同ロケット弾を保有しているとされる。イスラエルは2000年まで、レバノン南部を占領下に置いていたが、ヒズボラと度々交戦、カチューシャの攻撃を受けていた。


共同開発プロジェクトを推進するため、イスラエル代表団が先に訪米、対テロ戦争の大義を前面に出して議会の根回しを行い、米側の資金供与を勝ち取ったという。両国の資金負担額は不明で、米議会がプロジェクトを承認したことを示す公式記録もない。しかし、米国防予算案の中に名目を代えて、盛り込まれている可能性がある。


レーザー兵器の開発に関しては、米国が1996年2月、ロケット弾や砲弾の破壊実験に成功している。しかし、米議会内の懐疑派などの反対で次段階の実験は中断していた。イスラエル、米国が今回合意したレーザー砲の開発は96年の実験結果を下敷きに推進するとみられる。


武器として導入する目標時期などは不明。


http://www.cnn.co.jp/business/CNN200310300027.html

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自治区封鎖は反国益…イスラエル軍参謀総長が政策批判(Yomiuri) 自治区封鎖は反国益…イスラエル軍参謀総長が政策批判(yomiuri)
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1087.html
投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 10 月 30 日 20:51:52:5/1orr4gevN/c

自治区封鎖は反国益…イスラエル軍参謀総長が政策批判

 【エルサレム=佐藤秀憲】イスラエル軍トップのヤアロン参謀総長が一部報道機関との懇談で、シャロン政権のパレスチナ政策を批判する発言を行っていたことが暴露され、騒ぎとなっている。

 懇談の内容は、29日付の主要紙で「軍首脳」や「軍事筋」の話として報じられた。この中で問題の人物は、パレスチナ自治区の封鎖は「イスラエルへの憎しみを増幅させ、テロ組織を利する」もので、「国益に反する」と明言。自治政府のアッバス前内閣時に、ヨルダン川西岸の都市行政権限移管などの融和策を取るべきだったと述べた。

 西岸に大きく食い込む形でイスラエルが計画している「分離フェンス」についても、防衛上、軍に過大な負担を強いるため、ルートを短縮すべきだと指摘した。

 軍首脳による異例の政権批判だけに大きな反響を巻き起こし、この人物が参謀総長であることが報じられた。

 シャロン首相は発言に激怒したと伝えられるが、混乱を避けるため、参謀総長解任などは行わない見通し。軍は「制服組に政府を批判する意図はない」との声明を出し、火消しに躍起となっている。

 今回の騒動は、3年以上に及ぶ軍事作戦によってもパレスチナ過激派のテロを根絶できないことへの軍のいらだちを示すものと受け止められている。
(2003/10/30/20:38 読売新聞 )

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031030i112.htm

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カナダ国営放送プライムタイムで「陰謀論」レポート放送
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1074.html
投稿者 あすまり 日時 2003 年 10 月 30 日 16:46:22:leRyireTJMJL2

New 陰謀論
http://www.cbc.ca/fifth/conspiracytheories/index.html

カナダ国営放送は、29日、911以降語られている「陰謀論」をメディアに露出。めいっぱい露出。プライムタイムに露出。サウジアラビア・コネクションを70年代から解き明かし、ブッシュ家、サウジアラビアでの利権を争うものたちがワシントンに跋扈していること、911のハイジャッカーとされる19人のうち15人がサウジアラビア国籍であること、そして911直後誰もアメリカの空を飛べない時間帯に飛んだプライベート・ジェットにサウジアラビアの人々が乗っていたこと、これらすべては偶然だというのか、と提示。

番組は、FBIのインサイダー、アメリカの議会調査委員会のチーフ、911の遺族で国家相手に訴訟をしている人による証言によって構成され、どこにも断固たる結論を示すことなく、しかしながら、余すこと無くここに大きな疑問のあることを表した。

いや、もう、すごい。カナダ国営放送。ヨーロッパでは既に陰謀論関係のベストセラーもあるわけで珍しい話でもなんでもなくなって久しいが、ここ北米、国境から120K、結構カナダのテレビを見ているアメリカ人もいないわけではないといわれるここでこれをやる意味は他のどこでやるより大きい。言語一緒だし登場人物の顔も一緒だし。

上記のサイトは比較的番組に忠実にできている。陰謀論関連のリンクまで付いている。来月の続きでこれ関連をやるらしい。乞うご期待。

http://kawakami.netfirms.com/views.html#New

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「ユダヤ人は代理人を使って世界を支配」批判シオニストの攻撃呼んだマハティール演説
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1071.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 30 日 12:15:45:CjMHiEP28ibKM

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

『亜空間通信』679号(2003/10/26)
【「ユダヤ人は代理人を使って世界を支配」批判でシオニストの攻撃を呼んだマハティール演説】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 注記:本号は、前回の以下の『亜空間通信』678号に続く連載記事の位置付けである。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku678.html
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/662.html
『亜空間通信』678号(2003/10/22)
【イスラム長老マハティール演説を概略すら報ぜずイスラエル寄りで斬った似非紳士朝日の深層】
[後略]---------- 引用ここまで ----------

 マレー半島を占領したこともある日本が敗戦した時には20歳だった勘定になる78歳の超著名なイスラム・アジアの長老政治家が、10月末に引退すると表明し、自国が主催地のイスラム諸国の首脳会議の冒頭に、演説したのである。これまでのマハティールの政治的位置、最近の発言などを知る者ならば、当然、目下の重大局面に際しての蘊蓄を傾けた演説になると思うはずである。当然、日本人も、全文を読むべきである。

私は、この演説の英語の全文を読み、一世一代の声涙ともに下る大演説と評価し、世界中に転送した。アメリカへはもとより、マレーシアとは一衣帯水の関係のオーストラリアの友人にも送ったが、その直後に、以下の電網宝庫情報が出現した。

http://www.melbourne.indymedia.org/news/2003/10/56392.php
メルボルン独立メディアセンター
マハティール演説
2003年10月20日(月曜日)午前8時50分(投稿の時刻)
攻撃を呼んだマハティール演説の全文

 英語の原文の全文は、以下に入っている。

Prime Minister's Office
Putrajaya
http://www.bernama.com/oicsummit/speechr.php?id=35&cat=BI

 しかし、この大演説、もしくは、すべての諸宗派の宗教家、顔負けの名「説教」は、いまだに、その全文の訳出の例を見ない。外務省の担当者は読んだというが、訳してはいない。マレーシア大使館の日本人の広報官に聞いても、やはり、訳していない。そこで、仕方なく、以下の拙訳を広める。

 これを読んだだけでも、シオニストの攻撃や、それに従った似非紳士、朝日新聞の報道が、いかに無礼な、お粗末な「ものだったかが分かるであろう。

以下は、わが抄訳(ただし主要部分は全訳)

写真:演説の前に時計を見る首相

1.〜6.(この部分は極めて概略の解説)アラーへの感謝に始まるマレーシア政府と国民の代理としての礼儀正しく格調の高い主催地代表挨拶。

7.(この部分は全訳)全世界は今、われわれに注目している。世界の人口の6分の1を占める13億人のイスラム教徒は、たとえ彼等が、イスラム教とイスラム教徒の名誉の回復の進路を定めるための、そして、少なくとも、彼等の兄弟や姉妹が現在被っている抑圧と屈辱から解放するための、われわれの決意と能力に対して懐疑的ではあっても、確実に、この会議に参集したわれわれに希望を託している。

8.(この部分は全訳)私はあえてここでは、屈辱と圧迫の具体例を数え上げず、われわれを誹謗中傷する者や圧迫者への非難を繰り返さない。われわれが何度非難しても、彼等は一向に態度を変えようとはしないのであるから、非難は不毛な行為に終わるだけなのである。われわれが、もしも、自分たちとイスラム教、われわれの信仰の尊厳を回復したいのであれば、決断しなければならないのは、われわれ自身であり、行動しなければならないのは、われわれ自身なのである。

9.(この部分は抄訳)イスラム諸国の政府は、すべてについてではなくとも、たとえば最も重要な議題の1つであるパレスチナ問題について、結束を固め、共通の基盤を確認することができる。われわれは皆、イスラム教徒である。しかし、これまでには、足並みを揃えようと試みたことがなかった。

10. (この部分は抄訳)政権が分裂しているだけでなく、イスラムの宗派も何度も分裂を繰り返している。1400年間にわたって、数千もの分派が生じ、時には殺し合ってきた。

11. (この冒頭の部分は抄訳)われわれは、それぞれが自分たちのみが正しいと主張する分派に分裂する状況を許してきた。(以下の部分は全訳)われわれは、われわれを誹謗中傷する者や圧迫者たちが、わえわれのそれぞれが本物のイスラム教徒であるか否かを、まるで気に掛けていないことに、注目を払ってこなかった。彼等にとっては、われわれはすべて、信仰に従い、テロの推進を教えていると彼等が宣伝する預言者に従う許し難い、神に誓って滅ぼさねばならぬ敵であった。彼等は、われわれを攻撃し、殺し、われわれの土地を侵略し、われわれの政権が、たとえスンニ派であろうと、シーア派であろうと、アラワイト派であろうと、ドゥルーズ派であろうと、何であろうと、構わずに破壊する。それなのに、われわれは、互いに攻撃し合い、互いを弱め合うことで、彼等を助けたり、煽動したりし、時には彼等の命令に応じたり、代理人としてイスラム教徒の仲間を攻撃したりする。われわれは、暴力で、自分たちの国の政権を破壊したりして、自分たちの国を弱めたり、貧しくしたりする。

12. (この部分は抄訳)われわれは、イスラム教の教えをまったく無視している。

13. (この部分は抄訳)しかし、われわれが無視してきたのは、以上のことだけではない。知識を得ることに関して言えば、初期のイスラム教徒は、ギリシャその他のイスラム以前の学者の業績を学び、それに自分たちの研究の成果を加えてきた。

14. (この部分は抄訳)初期のイスラム教徒は、偉大な数学者、科学者、医学者、天文学者などを生み出した。イスラムの世界は貿易の中心で、豊かで、自分たちの暮らしを守ることができた。その時期、中世のヨーロッパは迷信に閉ざされ、後退していた。ヨーロッパ人は、学問的な遺産を受け継ぐために、イスラムの学者の足下に、ひざまづかなければならなかった。

15. (この部分は抄訳)その時期には、優れた指導者が沢山いたし、十字軍の侵略からイスラム世界を守り抜いたサラデーィンのような戦士もいた。

16. (この部分は抄訳)しかし、イスラムの偉大な文明の建設過程の途中で、信仰だけに関する教条的な解釈が横行し、科学や医学の研究が疎かにされた。

17. (この部分は抄訳)イスラムは知的に退歩し始めた。知的退廃とともに、イスラム文明は、よろめき、しおれ始めた。オスマン・トルコ帝国の戦士たちの出現がなければ、グラナダ陥落によって、イスラム文明は、消滅したかもしれない。

18. (この部分は全訳)オスマン・トルコ帝国の初期の成功は、知的な復興を伴わなかった。むしろ逆に、細いズボンや尖った帽子がイスラム的であるとか、印刷機の導入やモスクの照明の電化の是非などの枝葉末節の議論へと、ますます矮小化し、狭い狂信が蔓延した。イスラム教徒は、産業革命から完全に取り残された。このような退歩は継続し、その果てには、イギリスとフランスによるトルコの支配に対する反乱の唆しに始まり、オスマン・トルコ帝国と最後のイスラム諸国家の権力の崩壊へと進み、ヨーロッパの植民地の支配に置き換えられ、独立の約束は果たされなかった。それらの植民地が独立できたのは、第2次世界大戦後でしかなかった。

19. (この部分は抄訳)国民国家の形式とは裏腹に、われわれはまた、ヨーロッパ流の民主主義を受け入れた。この政治制度がまたしても、イスラム教を奉じたり、拒否したりする政党と集団の抗争によって、われわれを分裂させた。彼等は暴力に走り、イスラム諸国を不安定にし、弱めた。

20. (この部分は概略の抄訳)このような数世紀にわたる経過を経て、イスラム文明は衰退し、一時は、ヨーロッパ人の植民地または支配下でない国が、まったくなくなった。独立の獲得の結果も、イスラム教徒の強化を助けなかった。諸国は弱く、悪政がはびこり、動乱が絶えなかった。ヨーロッパ人は、イスラム諸国で好き勝手な真似ができた。彼等が抱えるユダヤ教徒の問題を解決するために、イスラム教徒の土地を使って、イスラエル国家を創設するに至ったのも、あえて驚くには足らない状況である。分裂したイスラム教徒は、バルフォア(バルフォア「宣言」(パレスチナに「ユダヤ人の郷里」を約束したロスチャイルドへの手紙の出し主のイギリスの外務大臣)やシオニストの違法行為を、阻止するための何らの効果的な反撃も、できなかった。

21.(この部分は極めて概略の解説)現状に関する認識は様々である。来世に希望をつないだり、すべてアラーの思し召しと諦めたりしている。

22. (この部分は全訳)しかし、すべてがアラーの思し召しで、われわれには何もできず、してはならないというのは、本当だろうか?アラーは、詩編11、スラー・アル・ラアドで共同体が自らの運命を変革するために努力を試みるまでは、、彼は自身は共同体の運命を変えることはしない、と語った。

23.(この部分は全訳)初期のイスラム教徒は、現在のわれわれと同様に抑圧されていた。しかし、イスラムの教えに従って、彼等が真剣で決意に満ちた自助の努力をした後、アラーは、彼等が敵を打ち負かし、偉大で力に溢れるイスラム文明を築くように援助した。しかし、われわれは今、いかなる特別な努力によって、彼がわれわれに与えてくれた遺産に応えているのだろうか。
24.(この部分は全訳)われわれは今、13億人の巨大な勢力となっている。世界最大の石油資源を持っている。われわれは巨大な富を持っている。われわれは、イスラム教を受け入れた当時のジャヒリア(イスラーム教以前の無知の時代の異教徒のアラブ人)と同様の無知の状態ではない。われわれは世界の経済や金融の動向を熟知している。世界の180の国家の内の57を統御している。われわれの投票は、国際的な組織を作ることも壊すこともできる。それなのになお、われわれは、予言者を指導者として受け入れた少数のジャヒリアの改宗者たちよりも、もっと頼りなく無力に見える。なぜか?その理由は、アラーの思し召しか、われわれが、われわれの宗教を間違えて解釈しているからか、われわれの宗教の正しい教えを守り損ねているからか、または、悪いことをしているからか?

25.(この部分は抄訳)われわれは、われわれの信仰に基づいて、イスラム共同体を防衛する用意を求められている。不運なことに、われわれは、防衛を強調せずに、予言者の時代の武器を強調した。それらの武器と騎馬とでは、最早、われわれを守ることはできない。われわれは、防衛のために、銃砲とロケット弾、爆弾と戦闘機、爆撃機、戦車、戦艦を必要とする。しかし、われわれは、科学と数学、その他の学芸を衰退させてしまったので、それらの防衛のための武器を生産することができない。われわれは、それらを、われわれへの誹謗中傷者や敵から買わなければならない。このような事態は、コーランの教えの表面的な解釈の結果である。

26.(この部分は抄訳)われわれは、ヒジュラ(始祖ムハンマッドらのメディナへの移住)の最初の世紀への回帰を望むこともできる。しかし、それは不可能である。われわれへの誹謗中傷者や敵は、その結果としての退行を好機として利用し、われわれへの支配を強めるであろう。イスラム教は、7世紀だけのためのものではない。あらゆる時代に通用しなければならない。イスラム教自体は正しくとも、解釈を誤ってはならない。時代の根本的な変化に対応しなくてはならない。

27.(この部分は全訳)現在、われわれ、すべてのイスラム共同体は、軽蔑され、不名誉な扱いを受けている。われわれの宗教は誹謗中傷されている。われわれの聖なる場所は冒涜されている。われわれの国々は占領されている。われわれの国民は飢え、殺されている。

28.(この部分は全訳)どの国も真に独立した状態ではいない。われわれは、どう振る舞うか、いかに自国を統治するか、何を考えるべきかに至るまで、抑圧者の圧力の要求の下にある。

29.(この部分は全訳)現在、彼等が、われわれの国々を襲い、われわれの民を殺し、村や町を破壊しようと欲しても、われわれには効果的な対抗手段がない。これらのすべては、イスラム教が引き起こしたことなのか?それとも、われわれがイスラム教の義務を果たし損ねたからなのか?
30.(この部分は全訳)われわれの唯一の反応は、ますます怒りを増すことでしかない。怒る民は適切な思考ができなくなる。その結果、多くのわれらの民が非理性的な反応を示すようになった。彼等は、絶望的な不満と怒りの爆発を求めて、攻撃を行い、仲間のイスラム教徒をも含む誰彼となく殺す。彼等の政府は彼等を止める術を持たない。敵は報復し、政府に対してさらなる圧力を加える。政府は屈服する以外の選択肢を持たず、敵の命令を受け入れ、言いなりになって、独立の行動権を放棄する。

31.(この部分は抄訳)民はさらに怒り、自らの政権にも怒りを向け、あらゆる和平への試みは破壊される。しかし、攻撃は何も解決しない。イスラム教徒はさらに抑圧される。

32. (この部分は抄訳)イスラム諸国には失望感が広がっている。イスラム教徒は永遠にヨーロッパ人とユダヤ人(教徒)に抑圧され支配される。ある者は、これらをアラーの思し召しと信ずる。

33-38. (この部分は概略のみ)13億人が少数のユダヤ教徒に抑圧されている。予言者の初期の23年の苦難の教訓に基づいて、戦略を練り直せ。彼は報復の攻撃をしたか?怒りにまかせて、若者が自爆攻撃し、報復の大量虐殺を招く以外の道はないのか?考え直す時期ではないか?

39.(この部分は全訳)われわれは実際には非常に強力なのである。13億人の民は簡単には一掃できない。ヨーロッパ人は1千2百万人のユダヤ人(ユダヤ教徒)の内の6百万人を殺した。しかし現在、ユダヤ人は代理人を使って世界を支配している。彼等は、他の者が自分たちのためにに戦って死ぬようにしている。

40.(この部分は抄訳)われわれには、そういうことはできないかもしれない。われわれは、13億人のイスラム教徒を統一することはできないかもしれない。われわれには、すべてのイスラム政権に、協調した行動をさせることはできないかもしれない。しかし、もしも、われわれが、3分の1のイスラム共同体、3分の1のイスラム国家しか、まとめることができないとしても、それだけでも、われわれは、かなりのことができる。予言者がメディナに移住した時には、彼に従う者は、そんなに多くは無かったことを思い起こせ。しかし彼は、人々を統一させ、結果としてイスラム教を守るに十分な強さとなった。

41.(この部分は抄訳)必要な団結の他に、われわれには数も資源もある。現在の世界の中で、われわれは、軍事的な弱さを補うに足りるだけの政治的、経済的、金融的な力を発揮できる。

42.(この部分は全訳)同様に周知のごとく、すべての非イスラム国家が、われわれに敵対的なのではない。非常に友好的な国も多い。多くの国はむしろ、われわれの敵を、自分たちの敵として見ている。ユダヤ教徒の中にさえも、イスラエルが行っていることを承認しない者が多い。

43.-49.(この部分は概略の解説のみ)われわれは、誰にも敵対してはならない。辛抱強く力を蓄えなくてはならない。イスラムとアラブの歴史を振り返れ。パレスチナ問題のような共通の課題で協力しよう。コーランは、敵が和平を求めてきた時には、積極的に応じなければならないと説いている。和平の提案が欺瞞に満ちていても、交渉ができる。予言者は、それを行い、最後には勝利した。

50.(この部分は抄訳)私は、これら私のすべての考えが、一般受けしないであろうことを承知している。怒る人々は、さらなる若者の犠牲を求める。しかし、それでは勝利は絶対に不可能である。パレスチナでは、何らの成果は挙がらず、事態が悪化する一方ではないか。

51. (この部分は全訳)敵は、この提案を歓迎し、その推進者は敵のために働いていると結論するだろう。しかし、考えよ。われわれが相手にしているのは、2千年間のポグロムを、反撃によってではなく考えることによって生き延びてきたと思っている民なのである。彼等は、社会主義、共産主義、人権、民主主義を発明し、推進して来たのだから、彼等を迫害するのは悪と見えるのであって、それによって彼等は、他の民と等しい権利を享受してきたのである。

52.(この部分は全訳).最近、彼等は、見せ掛けの成功に驕って、傲慢になっている。傲慢な民は、憤激する民と同様に、間違いを犯し、考えなくなる。

53.(この部分は全訳)彼等はすでに、間違いを犯し始めている。これからもさらに間違いを犯し続ける。彼等は、われわれから見て、隙間だらけになる。われわれは、この機会を捉えなくければあんらない。
54-59. (この部分は概略の解説のみ)演説の終わりの締めの挨拶。会議が新しい積極的な方針を定めることが出来るようにアラーに祈る。

 以上。

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【オリハル註:マハティール首相の演説
イスラエル・米連合がシリアを攻撃した場合、シリアはロシアが供給した核ミサイルでイスラエルを抹殺する
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1020.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 10 月 29 日 04:59:00:d/vusjnSYDx0.

寡聞にして知らなかったがシリアにはロシアが提供したSunburnsなる核ミサイルがあり、有事(イスラエルのシリア侵攻)の際にはイスラエルを蒸発させるシナリオがあるそうな。これが本当だと米国のシリア侵略もそう簡単にはいかないかも。


http://www.joevialls.co.uk/myahudi/sunburn.html

---------以下抜粋--------------
Russia Ready to Vaporize the Jewish State
And then kick America out of the Eastern Hemisphere’s oilfields

Copyright Joe Vialls, 28 October 2003

joe.vialls@ntlworld.com



Israeli Dolphin Class attack submarines, unwittingly provided free-of-charge by German taxpayers

“When the end finally comes for Israel, it will all be over in microseconds. Flying faster than rifle bullets,
the Sunburns will approach Tel Aviv and Haifa at twice the speed of sound, detonating in blinding white
200 Kiloton flashes designed to instantly transform animal vegetable and mineral into heat and light.”
------------------------------------

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大量脱北を想定し臨時収容所設置 韓国、北の政変に備え 【asahi.com 記事】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/995.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 10 月 28 日 22:02:42:WmYnAkBebEg4M

大量脱北を想定し臨時収容所設置 韓国、北の政変に備え 【asahi.com 記事】
http://www.asahi.com/international/update/1028/010.html

 北朝鮮の政情急変により大量の脱北者が韓国に流入する事態を想定し、
韓国軍が南北軍事境界線付近に10カ所の臨時収容所を設置してきたこと
が、国防省が国会に提出した資料で明らかになった。韓国メディアが28
日、報じた。韓国軍は北朝鮮を刺激することを恐れて公表しておらず、こ
うした施設の存在が明らかになったのは初めて。

 報道によると、韓国軍は93年、急激な政情悪化によって北朝鮮の住民
が軍事境界線を越えて大量に流れ込む恐れがあると判断。北朝鮮に近い前
線に配置された陸軍6個軍団ごとに200人規模の収容施設を1カ所ずつ
設置し、海軍も東西の海岸部に近い地域に2カ所ずつ同規模の収容施設を
運営しているという。

 軍の臨時収容所で1週間程度、尋問した後、政府収容施設に移送すると
の脱北者対応マニュアルも整備され、部隊ごとに脱北者流入を想定した訓
練も実施している。脱北者が収容能力を超えた場合施設を拡大するという。
(10/28 21:35)

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イスラエル、アラファト議長殺害は計画せず=シャロン首相 (ロイター)
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/969.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 28 日 17:33:52:ieVyGVASbNhvI

 
イスラエル、アラファト議長殺害は計画せず=シャロン首相

 [エルサレム 27日 ロイター] イスラエルのシャロン首相は、パレスチナ自治政府のアラファト議長を殺害する計画はないことを初めて公式の場で明らかにした。
 同首相は、当地を訪問中の欧州議会議員らに、「アラファト議長の戦略は、テロ戦略であるから、大半が民間人である数百、数千人の死に対して同議長は責任を負うが、同議長を殺害する計画はない」と語った。(ロイター)
[10月28日8時42分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031028-00000922-reu-int
 
 

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スナッフ・ムービー用に殺された可能性大!メキシコで若い女性が大量に殺されている!
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/875.html
投稿者 ブラックホーク 日時 2003 年 10 月 26 日 21:05:10:rl01lTewpjQcw

今度は戦争板だけに投稿します。この記事を見た時、即座にスナッフ・フィルム用に殺されたと直感しましたね。


home > 国際
 
10年間で若い女性375人犠牲 メキシコ政府が調査委
--------------------------------------------------------------------------------


 米国と国境を接するメキシコ北部の都市シウダフアレスで、若い女性が殺される事件が相次いでおり、これまで10年間に375人が犠牲になったことが地元NGO(非政府組織)などの調べで分かった。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルなどの訴えを受け、メキシコ政府は特別調査委員会を設けた。

 NGOなどの調査によると、被害者はいずれも10代後半で、大半がレイプされたり拷問されたりしており、遺体は首などが切断されていることも多い。93年に始まり、一度に8遺体が砂漠で見つかったこともある。

 地元民の間では、この地域を本拠とする麻薬組織の犯行ではないかと言われてきた。遺族や支援するNGOが警察に届けても、本格的な捜査はされなかったといい、麻薬組織と地元警察の癒着を指摘する声もある。

 政府はこれまで地元警察の所管だとして放置してきたが、最近、ようやく首都から特別捜査員を派遣した。しかし、それでも捜査は、はかどっていないらしい。

 シウダフアレスはチワワ州にあり、人口約120万人。米テキサス州エルパソに接し、メキシコから米国に向かう密入国者のたまり場となっている。メキシコの3大麻薬組織の一つフアレス・カルテルの本拠でもあり、治安は極度に悪い。

(10/25 13:44)

http://www.asahi.com/international/update/1025/008.html


検索用:snuff

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『ゼロポント・テクノロジーの真実』トロンブリーのインタビュー:再掲(抜粋)
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/872.html
投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 10 月 26 日 18:58:28:hlbym6ZH.OUDI

★「こういうのもあります」さんが英文を紹介され、「あっしゅら♪大好き」さんが翻訳された天体物理学者アダム・トロンブリーのインタビュー記事『ゼロポント・テクノロジーの真実』ですが、戦争板は流れが速いので、未だの方は是非目を通してください。

 http://www.spiritofmaat.com/archive/feb2/trombly.htm
 http://www.asyura.com/0304/war31/msg/912.html

>本物のテロリストがいるのはワシントンです。もっと、敢えて言うなら、それはホワイトハウスです。そして、あの声明が実は犯罪だったと考えられる時が、すごく足速に近づいています。私たちが9.11と呼ぶ大事件は、お笑いぐさの猿芝居でした。今じゃ誰か911[米国110番]にダイヤルする度に、人は邪悪な悪魔オサマ・ビン・ラディンのことを思うのでしょうが、彼の出現は実は私たちが手伝ったのです。

>アルカイーダは、その資金を米国政府がほとんどまかなってきました。私たちは、アフガニスタンでのアヘン栽培鎮圧のために、昨年タリバンに1億2800万ドル供与しています。その金がどこから来たと思いますか?そしてそれはどこに行ったと思います?

>誰もが、9.11はオサマ・ビン・ラディンとその仲間が引き起こしたと思っています。彼の金のいくらかは疑いなくサウジアラビアから出ていますが、真実は、米国政府がタリバンの主な資金提供源なんです。なぜかって?ディック・チェイニー[米副大統領]とその相棒たちが、アフガニスタンを通る石油パイプラインを建設したいのです。」

(中略)

>そして、あのクーデターに続いて起きたのが、9.11の事件です。誰もが怯えていますが、人々は私が今お伝えしているような話は望みません。それは自己破壊的だと思うのです。
>私は本当にこう言いたいと思います。真に自己破壊的なのは、私たちの集団としての沈黙なのです。

(中略)

>『上層権力』に対する私の抗議は、一貫してこの事実が中心となっています−−−『私は選択肢があることを知っていますし、あなたも知っています。しかし、この惑星上の一般住民には、それを知るすべがありません。私たちは、完全に豊かで、汚染のない環境に生きるという選択ができます。私たちにはその選択が可能で、より貧しくではなく、より豊かになることができます。私たちは燃料への支出をやめられます。燃料用の資本支出を完全に排除できるかもしれません。それは世界予算から、この惑星全体の予算から、毎年何兆ドルものお金を全地球的に解放するでしょう』

>なぜ私がこの技術に関わるようになつたかというと、それは私たちに、汚染も燃料もなしでほとんど無限のレベルの電力を生成する手段があるからです。ソーラーパネルや風力さえ必要としないで。

(中略)

>ニコラ・テスラは、1880年代、無燃料で無限の電力のビジョンを得ました。彼は、1886年と1889年に、そしてその後1890年代全般にわたってそれを実証しました。彼は、この贈り物を人類に与えようとしましたが、化石燃料の連中は、そうはさせじと堅く心に決めました。連中は、恐らく、後で彼を利用できるかもしれないと考え、すぐには彼を殺しませんでした。テスラを殺したのは1943年になってからです。

(中略)

>今起こっているのはある種の変容です。それは、すべてのエネルギーの解放に関係しています。エネルギーはこれまで、堕落と腐敗に従うすべての諸世界に拘束されてきたのです。それが真の物理学です。これは実際、重要なことです。

>一方、これが真実であると理解することによって、私たちは、ゼロ・ポイント真空の揺らぎ、あるいは量子エーテルと呼ぶフィールドを利用することが可能になります。このフィールドから、私たちは電力を生成することができます。その電力は全く豊富に存在し、燃料へのどんな資本投下も必要ありません。

(中略)

>9月11日のニューズウィーク誌の表紙を飾ったのは、ブッシュ大統領を生んだ無記名投票に関する記事でした。この記事は最高裁判所の陰謀に関係していました。ニューズウィークはこの時、最高裁判所に勇んで挑戦しようとしたのです。それが暴露されれば、アメリカ政府の行政部門は崩壊するところでした。

>が、その時、飛行機が世界貿易センターを襲ったのです。

(中略)

>親たちは子供の教育にその金のすべてを注ぎ込んで、真の物理学の代わりに嘘の物理学を学ばせているのです。その一方で、彼らはプロザック[新世代抗鬱剤]を飲んでいます。私たちは、私たち人類という種の総麻痺化を合法化してきました。まったくこれには憂鬱というのがふさわしいところです。」

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米軍病理学研究所へようこそ2:新種マイコ生物兵器はヒトに免疫不全による致死疾患をもたらす
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/843.html
投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 10 月 25 日 20:53:00:xnvpUXgHxuDw6

米軍病理学研究所へようこそ2:新種マイコ生物兵器はヒトに免疫不全による致死疾患をもたらす

(今回の要点)
1989年発表の文献です。

6人の患者(エイズではない)から、マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス)を発見したという報告です。
(この論文では「ウイルス様感染因子」という名前がついていますのでご注意)。

患者は全員1〜7週間で急性疾患で死亡しています。

全身的にあらゆる器官で劇症の壊死を起こしているのにもかかわらず、
炎症反応など、通常の免疫反応が見られず、
抗体も見つかりません。
「免疫不全」の症状です。

しかし組織病理学的には、明らかにこの「ウイルス様感染因子」が原因でした。

これは、
「免疫の鍵となる因子を破壊した」か
「免疫監視を逃れる特別の病原体」
と結論づけています。

この病原体は、
エイズ被膜遺伝子を接合したマイコプラズマ ファーメンタンス
だったことが明らかになっています。
これが「免疫不全」の原因です。
(未読の方は下のリンクをどうぞ。)

なお、この病原体が湾岸戦争でばらまかれ、湾岸戦争症候群の原因となったこと、
現在は米国欧州に蔓延していることについても、下記リンクをどうぞ。

関連リンク

米軍病理学研究所へようこそ!:これが米国のばら撒いた「免疫不全」マイコ生物兵器:全訳付き
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/707.html

湾岸戦争症候群が軍人の家族に伝染しているという論文(一部翻訳)
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/506.html

湾岸戦争症候群に罹患した復員軍人の「家族」の血液から生物兵器?を続々検出
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/282.html

白血球から検出のマイコプラズマにエイズウイルスの被膜遺伝子配列:生物兵器の証拠文献
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/582.html

炭疽菌ワクチンの凄まじいデタラメ3:湾岸戦争症候群の一因は微生物汚染(未認可)炭疽菌ワクチンという証拠
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/428.html

(論文名)

Lo S-C et al.
Association of the virus-like infectious agent originally reported in patients
With AIDS with acute fatal disease in previously healthy nin-AIDS patients

(健康だった非エイズ患者における急性致死疾患と、最初にエイズ患者から報告されたウイルス様感染因子との関係)
Am. J. Trop. Med. Hyg. 41(3) 1989, pp. 364- 376

軍病理学研究所、感染および寄生疾患病理学部門 米国病理学登録(ワシントンD.C)
国立衛生研究所 ウォーレン グラント マグナソン 医療センター 輸血医学部門(メリーランド州ベセスダ)


(抄訳です。 英文のテキストデータは入手できていません)。

要約
急性インフルエンザ様疾患を呈した6箇所の異なる場所からの6人の患者を研究した。
患者は、持続的な発熱、リンパ節疾患または下痢、肺炎および/または心臓、肝臓または甲状腺障害を呈した。

彼らは1〜7週間で死亡した。

これらの患者たちは、エイズ感染の血清上の証拠は存在せず、
CDC基準からエイズとは分類されなかった。

臨床的症状および実験室的および病理学的研究からは、
患者たちは急性の感染プロセスにあったことが示されるが、
入院中の集中的な感染症検査にもかかわらず、
病原因子は発見されなかった。

死亡後の検査によると、劇症の壊死からなる粗岸病理学的病変が見られ、
これにはリンパ節、脾臓、肺、肝臓、副腎、心臓および/または脳が含まれていた。

ウイルス包含細胞、細菌、真菌、寄生虫は、特別組織染色によって、
これらの組織中では同定できなかった。

我々は、エイズ患者から以前に同定したウイルス様感染因子に対して育成したウサギ抗血清を使用した免疫組織化学を報告し、
ウイルス様感染因子が霊長類に全身性の致死的な感染症を引き起こすことを報告し、
これらの壊死病変内にウイルス様感染因子の抗原が存在することを明らかにした。

35S標識されたウイルス様感染因子特異的DNAプローブを用いたインシチュハイブリッド形成においても、
壊死領域中にウイルス様感染因子の遺伝子材料を検出できた。

更に、ウイルス様感染因子に酷似するウイルス様の粒子を、
これらの組織病理学的病変不中に超構造的に同定した。

このウイルス様感染因子は、急性の致死性疾患にかかった、もともと健康な非エイズ患者における全身性の壊死病変部と関連する。


(実験の部は過度に専門的に思われるので省略します)。


議論の部

6人のもともと活発で健康であった患者が、
急性のインフルエンザ様の疾患にかかった。
臨床的症状や、検死の際の壊死病変の組織病理学的変化からは、
すべて急性の感染症プロセスが示唆された。

しかし、集中的な感染症の検査をしたにもかかわらず、
病院因子を明らかにすることには失敗した。
これには、完全な死亡後検査も含まれる。

従って、他の診断が正しい可能性があった(注:死因不明ということ)。

患者は、既知のエイズのハイリスク集団には属していなかった。

更に、血清についてHIV特異的抗体の存在を繰り返して検査したが、
すべて陰性であった。
患者の一人(患者3)からの血清を試験したが、HIV抗原に対して陰性であった。
従って、現在のCDC基準からは患者たちはエイズではない。

軍病理学研究所へと参照用に提出される感染症の多くの興味深い症例の中で,
我々はこれら6症例の診断上の兆候と特異的組織病理学的特徴が類似していることに注目した。

我々は、新たに開発した生物試薬と、組織中でウイルス様感染因子を同定した経験とを、
これら患者の疾患の調査へと新たに適用した。

免疫組織化学により、
我々は、リンパ節、肺、脾臓、肝臓、心臓または脳の劇症壊死病変中のウイルス様感染因子特異的抗原の存在を示した(表2)。

この陽性の免疫組織化学反応によって、壊死の境界中のウイルス様感染因子がしばしば同定されている。
インシチュハイブリッド形成方によって、我々は、これら同じ病変部内のウイルス様感染因子特異的なDNAを位置決めできた。
これは、我々が病原因子が存在するであろうと予想した部位であった。

ウイルス様感染因子の典型的な超構造的特徴を有する多くのウイルス様粒子が、
この壊死病変領域内で直接同定された(表2)。

これらの粒子は、細胞内にあり、明らかな細胞変性を持つ細胞の細胞質内に存在していた。

ウイルス様感染因子と関連する集中的な組織壊死は、
きわめて小さい免疫反応しか引き起こしていないことが注目される。

炎症を起こした僅かな細胞の中でも、
ほとんどはリンパ球または組織球であった。

二人の患者は、末梢血液でリンパ球減少症の証拠があった。
この変化は、抗生物質治療に対する反応であるとは考えられない。

患者のリンパ節や脾臓中におけるリンパ球減少欠損という組織病理学的特徴もしばしば顕著であった。

通常は、感染によって、劇症の組織壊死による集中的な実質細胞損傷が引き起こされ、
長期間にわたって全身性の症状を引き起こすと、
これらの組織中に、リンパ球、組織球、多形核白血球の大規模な浸潤が生ずるであろう。

これら患者におけるウイルス様感染因子に対する反応の欠如は、
宿主の免疫系の鍵となる因子が同時的に損傷を受けたことによるものであろう。

あるいは、ウイルス様感染因子は、感染した宿主の免疫監視を回避する特別な生物的特徴を有しているのかもしれない。

この文脈上では、劇症の組織壊死の同様の組織病理学的変化が、
我々のサルを使った以前の研究では同定されていないが、
ウイルス様感染因子に感染したサルの組織中には炎症反応はなかった。

ウイルス様感染因子は、これらの壊死病変を引き起こす因子として、
組織病理学的な通常の診断基準を満足している。

第一に、ウイルス様感染因子は、壊死領域中に局在している。
僅かな数しか、壊死から離れた領域中には観測されていない。

第二に、ほとんどのウイルス様感染因子は、細胞変性を示す細胞中にある。

第三に、ウイルス様感染因子は、病変の感染の最も活発な領域中にある。
これは壊死が進行する境界領域であり、ここで最も高濃度の病原体が見いだされれなければならないのである。
僅かな数のウイルス様感染因子しか、壊死の正確な中央では見いだされなかった。

従って、ウイルス様感染因子が、
以前には認識されていなかったヒト病原体であり、
明らかに健康なヒト検体に、
通常の炎症反応を生じさせることなしに集中的な感染を引き起こすものである
と考える。


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石油大手ユコス社長を拘束  ロシア連邦保安局
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/836.html
投稿者 小耳 日時 2003 年 10 月 25 日 19:22:10:1UddCTsVwSrOw

石油大手ユコス社長を拘束  ロシア連邦保安局
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003oct/25/CN2003102501000193J1Z10.html

【モスクワ25日共同】ロシアのプーチン政権と対立している石油大手ユコスのミハイル・ホドルコフスキー社長が25日、連邦保安局に拘束された。容疑は不明だが、同社長は12月の下院選挙で野党勢力に資金援助をするなど政治介入を強めていた。

 インタファクス通信によると、社長一行を乗せた飛行機が給油のためシベリアのノボシビルスクに着陸すると、武装した連邦保安局要員が機内に乗り込み、社長を連行した。

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イラク帰還軍隊経歴20年の上級下士官匿名で本音を語る。
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/710.html
投稿者 TUP速報 日時 2003 年 10 月 23 日 19:25:18:DlnF7rlwhj5Xo


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・・・・・・・・・・・・・・
石油のために死ぬのはイヤだ
・・・・・・・・・・・・・・
                       ジェイ・シャフト
                       10月12日

 わたしは、イラク駐留から帰国したばかりの上級下士官にインタビューする
機会に恵まれた。
 米陸軍は、帰国中の兵士たちに箝口令をしいており、もし米政府に都合の悪
い発言をすると、20年間の投獄に処すと脅しているという。よって、本人の
安全のため、この上級下士官の名前は伏せたまま、質問に答えてもらった。

(Q)どうですか、ちゃんと休めましたか?

(A)なかなか眠れないんだ。たまに眠れても、悪夢ばかり見る。うなされて
目が覚めるまで、1時間も眠れればいい方だよ。

(Q)イラクでの体験はそんなに苦しいものだったのですか?

(A)イラク駐留は、地獄への長い旅のようなものだ。ゲリラがいつどこから
襲ってくるかもわからない中、食べ物も水もろくになかったんだからね。
 われわれはイラク人に下着や靴下まであげて、飲み水や食料をもらわなけれ
ばならなかったくらいだ。
 あるときは、飲み水が数日間手に入らなくて、一部の兵士は脱水症状を起こ
して、ひん死の状態だった。

(Q)あなたの部下たちが殺されるのを見たことがありますか?

(A)30人以上の部下たちが、わたしの腕の中で、息を引き取ったよ。
そして、100人以上の兵士たちが負傷して運び出され、そのまま帰ってこな
かった。彼らが生きのびたのか死んだのか、誰も教えてはくれない。
 特に先月はひどかった。毎日、20回以上も襲撃され、連日、仲間の兵士が
殺されたんだ。24時間ごとに、少なくとも5人以上が負傷して隊列からはず
された。
 ある部下は、砂漠の中で撃たれ、わたしの腕につかまりながら、「死ぬ前に
娘の顔を一度だけでも見たかった」と言って死んだ。彼の娘は、戦争が始まっ
て3日後に生まれたんだ。
 若い兵士たちが血まみれになってあえいでいるというのに、ブッシュはいっ
たい、どこで何をしていたんだ?
 
(Q)ブッシュ大統領は、ヴェトナム戦争時に、戦地での兵役を逃れていたの
で、最高指令長官になる資格がないと思いますか?

(A)あたりまえだ。あのクソ野郎は、軍務を無断欠勤したんだぜ。なのにわ
れわれを二つの長い戦争に引きずり込んだ。 ブッシュは馬鹿そのものだ。
彼は、石油に目がくらんだ強欲な狂人たちに操られているんだ。

(Q)あなたはちゃんと教育も受け、指揮官としての訓練も受けているんでし
ょう?

(A)大学での専攻は経済だった。信じるかどうか知らないが、わたしはノー
ム・チョムスキーの著作とか、マイケル・ムーア監督の「バカで間抜けなアメ
リカ白人」も読んでいる。だから、ブッシュ政権がわれわれ兵士をどんなにひ
どく騙したか知っているよ。
 こうして危険をおかしてまでインタビューに応じるのは、イラクにまだ残さ
れている仲間たちのためだ。 「われわれ兵士は、イラクで皆殺しにあうため
に送られているんだ!」と、米国民に、声をあげて伝えたいんだ。

(Q)米国民は、「米兵をサポートしよう」と、国旗を振っていましたけど?

(A)米兵をサポート? ブッシュ政権は、イラク戦争が始まるとすぐに、退
役軍人の福利厚生予算を大幅にカットしたんだぜ。いまではわたしは、心的外
傷を癒すためのカウンセリングにも行けないんだ。 予算が削除されたので、
自費で受けろということだ。
 わたしみたいに地獄の体験をして帰国して、カウンセリングを受けられなか
ったらどうなると思う? その兵士は自殺するか、何人かを殺してあの世への
道連れにするかのどちらかだ。
 病院の診察もなかなか受けられなくて、診断してもらうだけでも数年待たな
くてはいけないんだぜ。 まあ、治療を受けられるまで生きのびたらの話だけ
どね。
 われわれがイラクで戦い、傷ついているときに、ブッシュ政権は退役軍人に
あらゆるひどい仕打ちをしていた。 なのに、米国民のほとんどは、何も知ら
されないまま、「米兵をサポートしよう」なんて叫んでいるんだ。

(Q)このインタビューで、またイラクでの残酷なシーンを思い出させてしま
いましたね?

(A)イラクでの戦いは、酷いなんてもんじゃなかった。ある時は、イラク人
の少年が大勢、攻撃対象の周辺にいたから、わたしは「空爆をすぐに止めてく
れ!」と、無線で何度も叫んだんだ。
 でもその答えは、「止めるには、もう遅すぎる。爆撃を決行する」だった。
 数百メートル先で、クラスター爆弾が次々に爆発して、少年たちのバラバラ
になった体が空中に舞い上がるのを何度も見たよ。それはあまりにも惨たらし
い場面だった。わたしにはあの少年たちと同じ年頃の孫がいるからね。
 爆撃が終わって生存者がいるかどうか見に行ったけど、あちこちに少年たち
の腕や足が散らばっていただけだ。彼らは一人残らず殺されていた。

(Q)そんなひどいことが、何度も起きたんですか?

(A)あなたたちが想像できる以上に何度もね。残虐な殺人が繰り返された。
悲惨すぎるよ。ああ、これ以上話すと、頭がおかしくなってしまう。
 なのに、ブッシュやラムズフェルドときたら、「イラクは想像するよりずっ
といい」なんて、ノーテンキなことをしゃべりまくっている。国バカのやつ
らこそ、イラクで戦って死ねばいいんだ。死体袋に入って帰ってきたら、わた
しはまっ先に迎えに行ってやるよ。

 イラクは、だんだんとベトナム戦争に似てきた。わたしの父がベトナム戦争
から帰ってきたとき、わたしは12歳だった。父は残りの人生を苦しみもだえ
て過ごしたよ。 いまの自分は、あのときの父とそっくりだ。わたしは毎日、
恐ろしい夢にうなされながら、苦しみもがいているよ。
 もし、もしもだよ、時間を戦争前まで戻せるとしたら、わたしは絶対に良心
的兵役拒否をしていただろうね。 でももう、いまとなっては手遅れだ。
 もっと多くの兵士が、「自分たちは石油のためにこれ以上戦うのはいやだ」
と立ち上がってほしいものだ。欲深い金持ちたちが、もっとリッチになるため
に、死ぬのはイヤだってね。

(Q)軍規違反をおかしてまでしゃべってくれて、あなたの勇気に感謝してい
ます。

(A)それは、勇気があるからじゃない、これ以上、ウソをのさばらせたくな
いだけだ。この戦争は、貧しい階級の子弟を殺しているんだ。彼らは大学に行
きたくてもお金がなくて行けないから、軍隊に入っただけなのに。
 そんな貧しい若者たちを血まみれにして、チェイニー副大統領やハリバート
ン社はボロ儲けしている。
 大金持ちの息子や議員の娘たちは、軍隊になんか入隊しないからね。

(Q)最後に、米国民に伝えたいことで、言い残したことがあれば・・・

(A)そうだ、アメリカ人よ、目を覚ましておくれ!
あなたの息子や娘たちは、イラクで犬死をしているんだ。
この戦争は自由のための戦いでも、テロ防止のための戦いでもなんでもない。
 われわれ兵士は、石油のために死ぬ。
 強欲な大企業のために死んでいくんだ!
 われわれ米兵をみな、イラクから米国に連れ戻してくれ!

                 (抄訳・パンタ笛吹/TUPチーム)

http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0310/S00105.htm

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米軍病理学研究所へようこそ!:これが米国のばら撒いた「免疫不全」マイコ生物兵器:全訳付き
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/707.html
投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 10 月 23 日 19:17:29:xnvpUXgHxuDw6

米軍病理学研究所へようこそ!:これが米国のばら撒いた「免疫不全」マイコ生物兵器:全訳付き

(前書き)

ニコルソン博士に「生物兵器」と名指しされた遺伝子改変マイコ病原体は、
1980年代から1993年にかけて、
ワシントンD.Cの米軍病理学研究所で研究されてきたものでした。

この関係の文献は、1986年〜1993年にかけて、
7本の論文として発表されています。
その中心はロ博士です。

ロ博士のグループは、他の研究者とあまり交流せず、
奇怪なマイコ病原体について研究を続けました。

その病原体は、湾岸戦争後に、湾岸戦争症候群にかかった復員軍人および家族の血液から続々と検出されることになりました。

また、現在では、これと同じ、あるいは類似病原体が、
米国、欧州において慢性疲労症候群等の病原体として蔓延していることが確認されました。
(日本は未確認のようです)

そういうわけで、米軍病理学研究所の研究内容をちょっと覗いてみましょう。


(今回の要点)
1993年の論文です。
マイコプラズマ ファーメンタンスをサルに接種し、
サルが死亡するまでの経過を観察し、また死体を検分するという実験です。

サルは,全身にわたる感染を引き起し、数十週間ですべて死亡しました。

発熱はほとんど起こらず、組織炎症も見られず、
抗体は終期に少し発現しただけでした。
通常の免疫反応は抑制されていました。
神経系まで損傷が見られました。

マイコプラズマ ファーメンタンス以外の日和見感染は存在しませんでした。

要するに、清潔な環境下で他の感染を押さえた条件下で、
マイコプラズマ ファーメンタンスが致死的疾患を起こす病原性であること、
その症状は、免疫反応を抑制する免疫不全症候群であること、
終期には神経系まで破壊されること
を実証したわけです。

マイコプラズマ ファーメンタンスは、全身の細胞に幅広く接合し、
また免疫細胞を破壊して後天性免疫不全の症状を引き起し、
神経系破壊まで含めて、死をもたらすものであることが判りました。

これは、マイコプラズマ ファーメンタンスが、ヒト細胞、特にT4ヘルパー細胞などの免疫細胞に対して、
エンドサイトーシス機構によって接合し、
細胞の破壊をもたらし、免疫反応を抑制するという結果と整合しています。

また、マイコプラズマ ファーメンタンスから、
細胞接合性のエイズウイルス被膜遺伝子配列(gp120の遺伝子)を発見したという論文とも整合しています。

米軍がこんな代物を動物実験していたとは。 絶句。

このマイコプラズマが、湾岸戦争症候群の患者(復員軍人)の血液から発見され、
またその復員軍人の家族の血液から発見されたものです。
その原因は炭疽菌ワクチンが最も強く疑われています。

また、慢性疲労症候群患者の血液から高い割合で検出されたものです。

なお、マイコプラズマ ファーメンタンスの検出手法(ポリメラーゼ連鎖反応法)は、
ニコルソン文献とほぼ一致しているようです。


関連リンク
湾岸戦争症候群が軍人の家族に伝染しているという論文(一部翻訳)
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/506.html

湾岸戦争症候群に罹患した復員軍人の「家族」の血液から生物兵器?を続々検出
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/282.html

白血球から検出のマイコプラズマにエイズウイルスの被膜遺伝子配列:生物兵器の証拠文献
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/582.html

炭疽菌ワクチンの凄まじいデタラメ3:湾岸戦争症候群の一因は微生物汚染(未認可)炭疽菌ワクチンという証拠
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/428.html


(論文名)

Lo S-C, Wear D J, Shih W-K, Wang R Y-H, Newton P B, Rodriguez J F.
Fatal systemic infections of nonhuman primates
by Mycoplasma fermentans (incognitus strain)
(マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)による、
非ヒト霊長類の致死的な全身性の感染)
Clin. Infect. Diseases 1993; 17(Suppl 1): S283-S288.

軍病理学研究所、感染および寄生疾患病理学部門 米国病理学登録(ワシントンD.C)
国立衛生研究所 ウォーレン グラント マグナソン 医療センター 輸血医学部門(メリーランド州ベセスダ)


(翻訳)
(全文訳です。 英文のテキストデータは入手できていません)。

四匹のシルバールトン(注:オナガザル科です)に
マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)を接種したところ、
消耗性の症候を示し、7〜9カ月で死亡した。

感染した動物は、マイコプラズマ感染に対して、
遅く、一時的な抗体反応しか示さなかった。

3匹のサルは、周期的に、マイコプラズマ抗原血症を示した。
最も持続的な抗原血症を示したサルは、検出可能な抗体反応を積み上げることができず、
感染によって最初に死亡した。

対照例のサルを、最後の感染動物が死亡した8カ月後に殺した(注:マイコプラズマを接種していないサルです)ところ、
抗原変化や抗原血症の証拠はなかった。

ポリメラーゼ連鎖反応法、免疫組織化学および電子顕微鏡観察によって、
感染動物にマイコプラズマ ファーメンタンスの全身性の感染を確認した。

他の日和見感染や腫瘍性疾病は発見されなかった。

感染した組織において、多数のマイコプラズマに対する炎症反応が見られないことは興味深い。

マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)は、明らかに、
これらのサルにおいて、通常の炎症反応、免疫反応を抑制し、消耗性疾患を生じさせ、
致死的な全身性の疾患をもたらしているのである。

我々の研究室では、
エイズ患者のカポジ肉腫から分離したウイルス様感染因子(VLIA)を研究してきた。
この因子は、最初は、DNAウイルスであると考えていた。

ウイルス様感染因子が病原性であるかどうかを決定するために、
内側管部を4匹のシルバールトン(注:サル)(番号SL2−4)に腹腔内投与した。
ウイルス様感染因子は、形質転換NIH/3T3細胞培地で成長させ、
分離し、30%ショ糖バリアで200,000gで
3時間マイコプラズマ粒子をベレット化して精製したものである。

一匹の別のサルには(番号SL1)、NIA/3T3細胞の対照例の培養物から調整した上澄み液のみを投与し、
対照例とした。

更に、ウイルス様感染因子が本当にマイコプラズマであるか否を、
別の研究によって明らかにした。

詳細なDNA分析によって、
我々が一時的に「マイコプラズマ インタコグニタス」と呼んだ種が、
マイコプラズマ ファーメンタンスの一株であるらしいことが明らかになった。
インコグニタス株と、マイコプラズマ ファーメンタンスの原株とは、抗原異質性が見られるのであるが。

マイコプラズマは、種特異的であることが知られている。
ヒトマイコプラズマは、実験動物には稀にしか感染しない。
チンパンジーは、ヒトに対して遺伝的に近い動物であるが、
ヒト病原性マイコプラズマ(例えばマイコプラズマ ジェニタリアム)に対して病原性のようである。

本研究においては、サルにウイルス様感染因子/インコグニタス株を感染させたところ、致死性であった。

ウイルス様感染因子/インコグニタス株を接種した2週間後、
サルSL4番は、鼻漏および流涙を起こし、これは6週間継続した。
このサルは、8〜12週間に、顔面/首に水腫を起こし、
肌色が悪く、18週後には、脱毛症と関連する皮膚炎(過剰な鱗片剥離とかゆみ)を起こした。

このサルは、ウイルス様感染因子/インコグニタス株を接種した後、29週目に死亡したが、
最初に感染した死亡した動物であった。
この動物は、ウイルス様感染因子/インコグニタス株を接種後16週目を別として、
発熱しなかった。

動物SL2、SL3、SL5は、
ウイルス様感染因子/インコグニタス株を接種してから36〜38週目に死亡した。
感染したすべての動物について、体重が変動し、
14週目から死亡までは体重が連続的に減少した。

下痢は見られなかった。

動物SL3、SL5は、マイコプラズマ感染後、
4〜14週目、あるいは2〜20週目に、それぞれ一時的にリンパ腺症を示した。

動物SL2、SL3、SL5は、感染初期には継続的な低レベルの発熱を生じたが、
しかし最終段階では低体温となった。

動物SL5は、感染の最終段階では、ふるえ、硬直、バランス喪失を示した。
これら臨床症状は、神経性疾患を強く示唆している。
しかし、動物の体力が明らかに弱っていたために、この評価は妨げられた。

動物SL2は、継続的で顕著な白血球溶解を起こした唯一の動物であり、
白血球溶解は2カ月異常にわたって続いた(接種後16〜24週)。

対照的に、動物SL3およびSL4は、疾患の最終段階で、顕著な白血球減少症を起こし、
白血球数は、それぞれ、410から448細胞/μlとなった。

残念なことに、ヒト白血球のヘルパーサブセットを代表するCD4足す細胞を染色する蛍光モノクローナル抗体は、
シルバートンの白血球を染色できない。

赤血球および血小板数は変動した。
血小板数が一時的に減少する期間が観察された。
いずれの動物も、疾患の最終段階において、血小板減少症は起こさなかった。

マイコプラズマに対して特異的な抗体を、ELISAによって検出した(図1A)。
また、マイコプラズマ ファーメンタンス特異的な抗体は、
連続的に放血からの血清試料(マイコプラズマ接種前に得た試料を含む)における、
新しい免疫反応帯の存在や、
ウエスタンブロット分析での全体の血清学的免疫反応パターンの変化によっても確認できた。

ELISAにおいては、2匹の感染したサル(SL2およびSL3)の方が、
より顕著な、遅い抗体反応を示したが、
抗体反応はそれぞれ、接種後、30、24週目に生じた。

他のサルSL5は、疾患のごく最終時期にいたって、検出可能な抗体を産生したが、
動物SL4では抗体は検出されなかった(図1A)。

すべての感染動物は、感染の経過を通じて、周期的にマイコプラズマ抗原血症を示した(図1B)。

SL4は、最初に死亡した動物であるが、
最も継続的な抗原血症を示した。

対照例のサルは、最後のマイコプラズマ接種サルが死頁法してから8カ月後に殺したが、
抗体反応も抗原血症も示さなかった。

これらのサルは、いずれも、研究期間中、
サル免疫不全ウイルス(SIV)に対する抗体を持っていなかった。

インコグニタス株に特異的なDNAは、
4匹の感染動物のすべての壊死組織から、
ポリメラーゼ連鎖反応法によって、直接に検出することができた。

4匹の感染サルのうち、
試験した4つの脾臓、4つの肝臓のうちの2つ、2つの腎臓のうちの1つ、および3つの脳のすべてから、
マイコプラズマ感染を同定した。
しかし、対照例のサルの組織からはマイコプラズマ感染は見つからなかった(図2)。
また、疾患の最終段階で神経症症状を示した一匹のサルの脳から、
マイコプラズマDNAを検出した。

感染したサルからウイルス様感染因子/インコグニタス株)を再分離するために、
我々は、瀕死状態のサルから得た末梢血液単核細胞(PBMC)を、正常なヒトからの末梢血液単核細胞、NIH/3T3細胞、およびサルBSC腎臓細胞と共に、
同時培養した。

ウイルス様感染因子/インコグニタス株の有機体を回収でき、レトロウイルス感染の証拠は検出されなかった。

検死の際には、悪性腫瘍、細菌または真菌類の日和見感染、ウイルス包含体は、
試験したすべての組織において同定されなかった。

動物の肝臓および脾臓のホルマリン固定したパラフィン埋設組織を、
マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)を育てるのに使ったウサギ抗血清によって、
免疫化学的染色した。

動物SL2およびSL3の肝臓および動物SL4の脾臓は、
ポリメラーゼ連鎖反応法によってインコグニタス株DNAを最も多量に含んでいるように見えた。
これら肝臓および脾臓を、インコグニタス株特異的なウサギ抗血清およびモノクローナル抗体の両方によって、
染色陽性であった(図3)。

感染したサルからの脾臓および肝臓を直接に電子顕微鏡で観察したところ、
マイコプラズマ様の粒子が見られた(図4)。

この微生物のほとんどは、細胞外に局在化していた。
しかし、他の領域では、マイコプラズマ様粒子の固まりが、
肝細胞の細胞質中と、変性中のクップファー細胞の中に見られた(図5)。

これらほぼ球形の粒子は、直径140〜280nmであった。
粒子の一部は、よく区分された外側を限る膜を有していた(図6)。

ときには、これらマイコプラズマ様の粒子は、
顕著な変性を示した細胞核中にも観測された。

対照例SL1のサルの場合には、
検死によって得た肝臓および脾臓組織は、
インコグニタス株DNAを含んでいなかったが、
インコグニタス株特異的な抗血清によって染色されず、
上記と同様のマイコプラズマ様粒子が電子顕微鏡観察で観察されなかった。

こうして、マイコプラズマ ファーメンタンスを接種したすべてのサルが、
全身性のマイコプラズマ ファーメンタンス感染を発現したことが示されたけれども、
検死の際に試験したすべての組織において、
急性炎症病変や反応プロセスは存在しなかった。

結論
 マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)は、
シルバートンにおいて病原性であり、全身性の感染を引き起こすようである。

マイコプラズマ ファーメンタンスによる感染以外の日和見感染は、
マイコプラズマを接種した動物の組織から見つからなかった。

マイコプラズマによる感染は、
マイコプラズマ抗原に恋するポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体を用いた免疫組織化学技術によって、
またポリメラーゼ連鎖反応法によるマイコプラズマDNAの検出によって、
更に電子顕微鏡による感染組織中の微生物の直接同定によって、
確認した。

動物における感染に対する免疫反応は典型的ではなかった。

マイコプラズマに対する抗体反応が遅くかつ一時的なものであったことが興味深い。

更に、動物は、顕著な炎症反応を生ずることなしに、
多数の臓器系に集中的なマイコプラズマ感染を起こした。

このヒトマイコプラズマの病原性は、
ヒト免疫不全ウイルスおよびサル免疫不全ウイルスを含む他の感染性因子と組み合わせることなしに、
更に多様な実験動物において研究する必要がある。


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[ユダヤ支配発言報道は文脈無視] マハティール氏が反論←ユダヤ名誉毀損連盟「ADL」の抗議圧力効果なし。あはは
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/626.html
投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2003 年 10 月 22 日 10:42:40:k5Ki8ZfJP9Ems

【バンコク】ユダヤ人は世界を支配していると発言して物議をかもしたマレーシアのマハティール首相は21日、タイのバンコク・ポスト紙のインタビューで「発言は文脈を無視して取り上げられた」と述べ、報道を批判した。

同首相は先週:イスラム諸国会議で行った演説について暴力を非難し、イスラム教徒に技術を前進させ、交渉で和平を勝ち取るように論したものだと述べた。同演説の中で「ユダヤ人は代理人を使って世界を支配している」と述べた。

同首相はバンコク・ポスト紙とのインタビューの中で、文脈を無視して報道されたと述べる一方で「(今回の発言に対する)世界の反応を見ると、ユダヤ人が世界をしていることがわかる」とも述べた。

また、同首相は「米政府内にキリスト教原理主義者が重要な位置を占めていることを心配している。イスラム過激派と同じように、キリスト教原理主義者は過激な見方をするからだ」と述べている。
http://cnn.co.jp/world/CNN200310220002.html
原文
http://edition.cnn.com/2003/world/asiapcf/southeast/10/21/mahathir.speech/index.html

ユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)の抗議圧力に屈しないところは、すごいぞ

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「被害者を責める」という大罪の発生原因
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/656.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 10 月 22 日 19:31:35:3eVpHzO3Pti46

(回答先: Re: 言葉の使い方 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 22 日 02:18:10)

 お返事をありがとうございました。そうですか、エンセンさんは平均的な人だったのですね。ほとんどの場合、加害者と被害者の双方に「まあまあ」となるのが普通ですね。そうなる理由は、形において、結果として、社会として、そのように収めようとの結果指向の発想がメインな人が大勢だからなのでしょう。

 そのような点が私としては、問題を感じる点です。真実が何だったかと確定しようとする原因指向の発想が人にあるのならば、形だけ収める「まあまあ」ではなく、先ずは、最初の加害者に「なぜそのようなことをした?」と問い質し、責め立て、被害者を皆で保護する社会となる筈です。そして、原因は加害者の「嫉妬心であった」(例えば)という結論が出て、今後は皆でBの嫉妬心に警戒を強めるようになる社会になると思います。

 ところが、現状は皆が「まあまあ」となって行く。このような社会での一番の問題点は、「被害者も悪いとみなされる点」です。個々の事象にユニークなデータを先ず収集しようともせず、通り一遍の「ワンパターン」で物事を判断する人が多いような気がします。そのような「ワンパターン」が「被害者を責める」という大罪・愚を無意識に犯させるのである。

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産経【APEC閉幕】マハティール自説曲げず「かえってユダヤ人が世界支配を証明」
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/610.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 22 日 00:23:11:CjMHiEP28ibKM

http://www.sankei.co.jp/news/031021/1021kok123.htm
テロ対策など強化、新ラウンド立て直し 宣言採択しAPEC閉幕

APEC首脳会議の最終日、タイ特産のシルクの服装で記念撮影する各国首脳。前列右から2人目が小泉首相=21日、バンコク(代表撮影)


ロシアのプーチン大統領(右)とAPEC首脳会議に臨む小泉首相=21日、バンコク(代表撮影)


タイシルクの服装で記念撮影に臨むブッシュ米大統領(後列中央)や(前列左から)韓国の盧武鉉大統領、マレーシアのマハティール首相、フィリピンのアロヨ大統領、タイのタクシン首相ら=21日、バンコク(代表撮影)

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は21日午後、テロや安全保障対策強化、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(新ラウンド)立て直しをうたったバンコク宣言を採択して閉幕した。

 焦点の1つだった北朝鮮問題では、日本が求めていた特別声明の採択は見送られ、議長国タイのタクシン首相が閉幕後、「(核問題解決のための)6カ国協議継続を支持」などとする議長総括を読み上げるにとどまった。拉致問題への直接言及はなく、議長総括の北朝鮮関連部分は文書化されないことも決まり、拉致を含めた北朝鮮問題解決への支持を強くアピールした日本にとっては大きな痛手になった。

 バンコク宣言は「貿易と投資の自由化促進」「人間の安全保障強化」などが主な柱。特に安全保障に力点を置き「国際的なテロと大量破壊兵器拡散が自由で開かれた経済への直接的かつ重大な挑戦」と表明。港湾・空港の安全確保のほか、生物兵器などの脅威や新型肺炎(SARS)など自然感染症への対応まで総合的な安全対策強化で合意した。

 各国は宣言で「大量破壊兵器の危険除去」への決意を表明、間接的に北朝鮮の核開発を非難した。

 テロ対策に盛り込まれた「携行式地対空防衛システム(MANPADS)の規制強化」にマレーシアが反対するなど、一部の国はAPECの安保協議への傾斜に難色を示した。

 一方、新ラウンドに関して宣言は「(決裂した)9月のWTO閣僚会議で提示された議長案を基礎に交渉を再活性化させる」ことで合意。「農業輸出補助金の撤廃に向け作業を行う」との文言が宣言に盛り込まれた。

 宣言はエネルギー安保の強化、構造改革の促進も訴えた。(共同)

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、今月末に22年の長期政権に幕を引いて退任するマレーシアのマハティール首相が、テロ対策など安全保障に比重を移した会議の在り方に異を唱え、最後の国際舞台でも米国主導の流れに反旗を翻した。

 マハティール首相は16日にイスラム諸国会議機構の首脳会議で「ユダヤ人は代理人を使って世界を支配している」と演説し、欧米から「反ユダヤ主義」と激しい批判を浴びる中、APECに臨んだ。

 ブッシュ米大統領は20日、首脳会議の合間に首相を呼び「誤った発言は対立を生む」と直接批判。しかし、首相は21日付のバンコク・ポスト紙のインタビューで「演説は自爆テロなど暴力を非難するものだった。一部だけが取り上げられたことで、かえってユダヤ人が世界を支配していることが証明された」と自説を曲げていない。

 首相はかつて「APECは米国に乗っ取られた」と主張。1993年に米シアトルで開かれた初の首脳会議で出席を拒否するなど、APECを通じ影響力を強める米国に対抗姿勢をとり続けた。

 今回の首脳会議でも「発足の趣旨に立ち戻り、経済問題を重点に協議すべきだ」と強調し、テロ対策を名目に東南アジアへの関与を深める米国に反発。世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(新ラウンド)をめぐり「『巨人』に立ち向かえるようになるまで、途上国の小さな産業の保護は許されるべきだ」と先進国主導の貿易自由化に反対した。

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が21日採択したバンコク宣言の要旨は次の通り。

 【貿易・投資の自由化促進】

 一、新多角的貿易交渉(新ラウンド)の進展のため、世界貿易機関(WTO)のカンクン(メキシコ)閣僚会議で行われた作業の継続を支援。同会議の議長案を基礎に交渉を再活性化。

 一、すべての農業輸出補助金、不公正な輸出規制廃止に向け取り組む。

 【人間の安全保障強化】

 一、国境を越えるテロや大量破壊兵器の拡散は、自由で開かれた経済への直接的で深刻な挑戦。

 一、国際テロ組織を速やかに完全に根絶。

 一、大量輸送機関に対するテロを鎮圧し、携行式地対空防衛システム(MANPADS)の脅威に立ち向かうため協力。

 一、感染症やバイオテロの脅威の予防に向け、新型肺炎(SARS)に関する行動計画の実施。

 一、エネルギー安全保障強化のため、エネルギー安保イニシアチブの実施を促進。

 【グローバル化の恩恵】

 一、女性や若者を含む人々の権利強化への努力を強化。中小企業支援の重要性を強調。

 一、健全な金融システム促進強化。国内、地域の債券市場発展で協力。

 一、域内構造改革を促進。APEC構造改革行動計画の採択を歓迎。(共同)

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<イラク復興会議>ドイツの閣僚が参加ボイコット:「民生復興でなく英米軍駐留経費に? 使途に懸念多し」
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/606.html
投稿者 【毎日新聞記事】 日時 2003 年 10 月 21 日 23:49:19:F1lZvC3BJlxKU


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031021-00000101-mai-int

<イラク復興会議>ドイツの閣僚参加せず 支援金使途に懸念多く

 【ベルリン斎藤義彦】ドイツ政府は20日、23日からマドリードで開かれるイラク復興支援国会議に、外相、経済協力開発相など閣僚を参加させない方針を発表した。米英占領軍からイラク人への早期の主権移譲が保証されないままでの復興支援資金拠出に疑問を示すため、あえて「ボイコット」したとみられる。

 独外務省スポークスマンは「大臣が参加する義務はない」とフィッシャー外相の参加を否定。途上国援助を担当するビチョレックツォイル経済協力開発相も次官を参加させる方針を示した。

 ドイツは先週、多国籍軍の派遣や、復興への協力を各国に求めた国連安保理決議に賛成はしたものの、主権移譲の手順が具体化されず、アラブ諸国の協力も得られていないことから「決して満足のいくものではない」(シュレーダー首相)と不満を表明していた。

 独政府内では復興支援会議の資金が、イラクの民生部門の復興でなく、米英軍の駐留経費に使われる懸念が強く指摘されており、大臣のボイコットで警戒感を示したとみられる。(毎日新聞)

[10月20日23時56分更新]
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ブッシュ政権が17億ドルのイラクの国家資産を盗んだ(仏レゾー・ヴォルテール)
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/592.html
投稿者 さすれば 日時 2003 年 10 月 21 日 23:00:51:reQxnNwQ2shuM

ブッシュ政権が17億ドルのイラクの国家資産を盗んだ

(表題に該当する部分のみ訳出)

ところで、クリントンの下で国家安全保障局のメンバーだったマーク・メディッシュが、ワシントンポスト紙上で、ブッシュ政権がイラクの資産17億ドルを≪没収≫したと暴露している。これは、1991年以前にサダム・フセインがニューヨークの銀行(複数)に預けていた現金で、つまり彼が対イラン戦争で西側と協力関係にあった時期である。これらの総資産はクエート侵攻後は凍結されていた。それが今年3月20日、米国の国庫によって≪没収≫された。イラクの債権者たちの損害は顧慮されることなくである。ブッシュ政権はすでに2001年2月に同一の盗みを犯している。キューバの資産を≪没収≫したのだ。第2次世界大戦終結以来、ある国家の資産が他の国家によって≪没収≫された例はほかにはない。

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白血球から検出のマイコプラズマにエイズウイルスの被膜遺伝子配列:生物兵器の証拠文献
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/582.html
投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 10 月 21 日 21:43:54:xnvpUXgHxuDw6

白血球から検出のマイコプラズマにエイズウイルスの被膜遺伝子配列:生物兵器の証拠文献

TOWNSEND LETTER FOR DOCTORS 156: 42-48, 1996
Chronic Fatigue Illnesses Associated
with Service in Operation Desert Storm
Were Biological Weapons Used Against our Forces in the Gulf War?
から関連部分を抄訳しました。

要点:
湾岸戦争症候群患者の血液白血球から、
遺伝子追跡法によってマイコプラズマ ファーメンタンスの存在を確認した。
これと共に、マイコプラズマに、
エイズウイルスの被膜上の特定糖タンパク質の遺伝子だけがつながっていることを発見した。
この糖タンパク質がマイコプラズマ表面で発現することで、
マイコプラズマが細胞に接着し、細胞中に入り込み易くなる。
そしてマイコプラズマに対する抗体反応が抑制され、
免疫も働かず、治療しにくくなる。

このような接合が天然に起こると考えることは難しく、
兵器として開発された疑いがある。

何かこれ以上言うべきことがあるかなあ?」


要部翻訳

「砂漠の嵐作戦での軍務と関連するこの侵襲性、病原性のマイコプラズマは、検出が容易ではないが、
我々は遺伝子トラッキング法という技術によって同定することができた。


(以下、遺伝子トラッキング法の説明が続きます。
遺伝子トラッキング法の詳細は後日投稿予定なので省略します)


湾岸戦争症候群−慢性疲労症候群の患者およびその家族について、
我々が行った予備的な研究において、
湾岸戦争症候群患者の血液の白血球の実に約55%から
マイコプラズマ感染の証拠を発見した。

この湾岸戦争症候群患者の症状は非常に重かったことを考えると、
湾岸戦争症候群にかかった復員軍人のうち約半分がマイコプラズマ感染しているということまでは、ありそうにない。

更に、砂漠の嵐作戦に参加した復員軍人の全員が、
同じ型のマイコプラズマ遺伝子配列を白血球中に持っていたわけではない。

これまでのところ、湾岸戦争症候群患者の血液から同定したマイコプラズマ遺伝子配列の大部分は、
マイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)であった。

上で議論したように、病原性、侵襲性のマイコプラズマ、
例えばマイコプラズマ ファーメンタンス(インコグニタス株)やマイコプラズマ ペネトランスは、
複数コースの抗生物質投与、例えばドキシサイクリン投与によって治療されなければならない。
(1コース当たり6週間にわたって200mg/日)

(中略)

我々は、湾岸戦争症候群−慢性疲労症候群にかかった湾岸戦争からの復員軍人の多くが、
侵襲性および攻撃性のマイコプラズマや他の病原体(細菌)に感染していることを、
きわめてあり得ることだと考える。
これによって、湾岸戦争症候群が何人かの復員軍人において穏やかな伝染性を有するらしいこと、
また同様の湾岸戦争症候群−慢性疲労症候群の症状が家族に現れることを、
説明できそうである。

我々が、少数の湾岸戦争復員軍人と家族とについて予備的に行った研究では、
試験された患者の血液の約1/2からマイコプラズマ感染の証拠を見いだした。

湾岸戦争復員軍人の全員が、白血球中で同じ型のマイコプラズマ配列を持っていたわけではない。

しかし、特に重要なのは、
きわめて異常なDNA配列が、マイコプラズマと同じ核タンパク質複合体フラクションから、
遺伝子トラッキング法によって見つかったことである。

このきわめて異常なDNA配列には、
レトロウイルスゲノム(HIV− エンベロープ(被膜)遺伝子)
が含まれていた。

しかし、HIV−1ウイルスを構成する遺伝子のすべてが含まれてはいなかった。

軍人達は、HIVウイルスには感染していなかった。

なぜなら、ウイルスは、我々が検出したエンベロープ遺伝子の一部だけでは、
自らを複製することはできないからである。

我々が検出したこの特別なDNA配列がマイコプラズマ粒子の表面で形質発現すると、
このマイコプラズマは体の多くの細胞形に対して結合することができるようになる。
それどころか、エイズウイルスが使っているのと同様のエンドサイトーシス機構で、
細胞中に入れるようになることに興味を惹かれる。

マイコプラズマ中に、このようなウイルスエンベロープ(被膜)遺伝子が存在するということは、
遺伝子操作によるものかもしれず、これに比べると自然発生の可能性は、はるかに低いであろう。

しかし、このことの重要性は、比較的に良性のマイコプラズマが、
はるかに侵襲性、攻撃性の高い微生物に変化し、
多くの器官および組織系を攻撃する能力を持つに至ったことなのである。

本発見が示唆するところによれば、我々が湾岸戦争復員軍人から見つけたマイコプラズマは、
自然発生した微生物ではなく、
もっとはっきりいえば、遺伝子操作されて一層侵襲性および病原性を高められたのかもしれない(生物兵器の可能性)。

もちろん、慢性疲労症候群に似た症状は、慢性感染以外に、化学的な曝露によるのかもしれない。
これは、湾岸戦争症候群にかかった兵士達の一部の血液中に微意右舷性微生物が存在するという発見と適合している。」

英文のリンクです。

http://www.immed.org/publications/gulf_war_illness/townsen.html


関連投稿
(伝染性)湾岸戦争症候群研究者のリンクです
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/476.html
湾岸戦争症候群が軍人の家族に伝染しているという論文(一部翻訳)
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/506.html
速報:「血栓症」と「奇形」は(伝染性)湾岸戦争症候群とも関係あり
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/235.html
(感染性)湾岸戦争症候群:米国医学会誌掲載の基本文献の翻訳
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/139.html
(感染性)湾岸戦争症候群の発生源を示唆する学術文献を発見しました
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/130.html
湾岸戦争症候群に罹患した復員軍人の「家族」の血液から生物兵器?を続々検出
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/282.html

以下は英文です。

TOWNSEND LETTER FOR DOCTORS 156: 42-48, 1996

Chronic Fatigue Illnesses Associated
with Service in Operation Desert Storm
Were Biological Weapons Used Against our Forces in the Gulf War?

Garth L. Nicolson, Ph.D. and Nancy L. Nicolson, Ph.D.

The Institute for Molecular Medicine, 15162 Triton Lane, Huntington Beach, CA 92649

Correspondence: Garth L. Nicolson, Chief Scientific Officer, The Institute for Molecular Medicine, Huntington Beach, CA 92649 USA, Ph (714) 903-2900, Fax (714) 379-2082, e-mail Internet: gnicolson@immed.org

A large number of soldiers that served in Operation Desert Storm/Shield returned to the U.S. and presented with a variety of unusual signs and symptoms that have been difficult to diagnose. For example, Subject A served in an Army military intelligence unit in Operation Desert Storm and came upon an unusual event in the Iraqi desert. He saw thousands of dead sheep by the road and stopped to investigate. There was no outward manifestation indicative of the cause of the sheeps' death, until he got a closer look. The only thing he noticed that was wrong was that the sheeps' nostrils were red and swollen. But when he looked closer, he noticed that even the insects on the sheep were all dead. Unfortunately, subject A did not have on his NBC (nuclear/biological/chemical) protective suit at the time and was probably exposed to agents that have rendered him incapacitated and unable to report to active duty. When subject A returned from the Gulf War to his new post at Fort Meade, MD, he was chronically ill and experienced the signs and symptoms listed in Figures 1 and 2. Along with chronic fatigue syndrome, joint pain, intermittent fevers, headaches, coughing, nausea and gastrointestinal problems, diarrhea, diminished vision and other signs, subject A also had multiple chemical sensitivity (MCS) syndrome, and he has been sick to this day and has been trying unsuccessfully to get help. Then subject A's wife started becoming sick but without MCS, but they have not been able to get effective treatment for their symptoms at military hospitals, including the Army's Walter Reed Medical Center in Washington DC.

Subject B was an Army officer who returned from Operation Desert Storm after service with the 101st Airborne Division (Air Assault) out of Fort Campbell, KY. He was deployed on the deep insertions into Iraq. His unit did not come under enemy fire, and he considered his service relatively uneventful, until approximately six months after he returned to Fort Meade, MD in 1991. What started out as a relative benign series of flu-like illnesses became progressively worse with severe chronic fatigue, coughing, nausea, gastrointestinal problems, intermittent fevers, skin rashes, joint pain, memory loss, vision problems and severe headaches. Then subject B's wife began to have chronic fatigue and gynecological problems, aching joints, headaches, and her stomach began to swell with ascites fluid, causing severe pain, until she looked 9 months pregnant. Even his 7 year-old daughter became ill with similar flu-like symptoms that did not go away and progressively became worse, resulting in chronic fatigue, skin lesions, vomiting, headaches, aching joints, and she failed to gain weight. While this was happening, subject B and his family were under the care of Kimbrough Army Hospital at Fort Meade and Walter Reed

Figure 1. Control study on Persian Gulf War illnesses conducted by the CDC. The bars indicate the frequencies of common symptoms in deployed (solid bars) and non-deployed (stippled bars) members of a Air Guard (Unit A) and Air Force Reserve (Unit B) units that approximately equal numbers of airmen deployed or not deployed to the Persian Gulf Theater of Operations.

Army Medical Center. They never received a diagnosis, explanation or treatment for their illnesses, even after extensive testing. Later they found out that several families of Gulf War veterans at Fort Meade had similar health problems and nowhere to go for help. These families were being told that they had psychological problems, but they claim and can prove with documentation that they are sick and deserve proper treatment.

Subject C was an Air Force Special Operations intelligence officer attached to the 5th Special Forces Group based at King Fahd Airport west of Dhahran and the 160th Special Operations Aviation Regiment at King Khalid Military City. He was involved in the Special Forces operations, but remained in Saudi during the war. However, the area where was stationed was under constant SCUD missile attack during the war. After his return to the U.S., he noticed that he had a constant sore throat, night sweats, shortness of breath, dizziness, joint pain, short term memory loss, vision problems, diarrhea and other bowel problems, skin rashes and severe to moderate chronic fatigue. He eventually left the military and has not been able to obtain appropriate treatment from VA hospitals for his illness.

Another Special Forces officer now in DELTA ONE (Delta Force) at Fort Bragg was subject D, a Navy officer in charge of the SEAL units that were involved in some of the most sensitive covert missions during Operation Desert Storm. He presented after the Gulf War with chronic fatigue, fever, stomach cramps, joint pain, skin rashes, memory loss, dehydration, headaches and heart pain and other symptoms shown in Figure 2. His vision became so diminished that physicians at Womack Army Hospital were considering surgery. He stated to us that he had "every conceivable test conducted, treatments, etc., known to the military with zero results, zero answers and zero relief."

Although most military, VA, and civilian doctors agree that these Gulf War veterans have medical problems, they have been unable to diagnose the exact syndrome. This has resulted in the misinformation that the Desert Storm veterans do not have health problems. That they do have undiagnosed medical conditions was carefully shown in a control study by the Center for Disease Control (CDC) in Atlanta.1 The CDC epidemiologists studied hundreds of airmen from an Air National Guard unit from Pennsylvania that were deployed to the Persian Gulf and compared their health problems to similar numbers of members

Figure 2. Comparison of symptoms in approximately 650 Desert Storm veterans suffering from Desert Storm Illness with symptoms of CFIDS (From Nicolson and Nicolson2).

of the same unit that were not deployed (Figure 1). They also studied Air Force reserve and active duty units in Pennsylvania and Florida. In these four units the deployed members had a variety of chronic illness symptoms that were not present in the same frequencies in the undeployed members of the same units.1 Even with this controlled study, some military and VA physicians still don't even believe that Gulf War Syndrome (GWS) exists, and they do almost nothing to treat the illnesses associated with Operation Desert Storm.

Approximately 50,000-100,000 Desert Shield/Storm veterans, and in many cases their family members, share similar but individually unique sets of signs and symptoms (see Figure 2)2 that cannot be easily explained. Since collectively these signs and symptoms are not well established as criteria for particular diseases and they do not readily fit into common diagnosis categories used by military and VA hospitals, many physicians simply list the diagnosis as unknown, or worse, they conclude that their patients have psychological problems, such as Post Traumatic Stress Disorder [PTSD].

Most military personnel that we interviewed were particularly disdainful of a "psychological explanation" for GWS. We have been told repeatedly by veteran combat soldiers that the Desert Storm conflict was not particularly stressful as far as wars go. Indeed, the involvement of multiple organ systems and multiple, seemly disparate signs and symptoms of GWS have baffled most physicians and have not allowed them place patients into a single working case definition that would enable them to get appropriate treatment. Using PTSD and other psychological profiles for GWS seems like a convenient cover to most Gulf War veterans. In fact, the signs and symptoms of GWS amost exactly fit the profile for Chronic Fatigue-Immune Dysfunction Syndrome (CFIDS).2 Thus the DoD is probably correct in their stance that GWS is not a new syndrome, and from the signs and symptoms we believe that it is a CFIDS-like disorder.2 Even Major General Ronald Blanck, commanding officer of Walter Reed Army Medical Center in Washington D.C., agrees that GWS "symptoms list fit a CFIDS-like illness." 3

The classical working case definition of CFIDS was proposed by the CDC. CFIDS is characterized by persistent or relapsing, debilitating fatigue or easy fatigability in a person who has no previous history of similar symptoms, that does not resolve with rest and is severe enough to reduce or impair average daily activity below 50% of the patient's premorbid activity level.4 In addition to the absence of clinical conditions that could easily explain the symptoms, such as cancers or autoimmune diseases, patients present with mild fever, sore throat, muscle pain, generalized muscle weakness, headaches, painful lymph nodes, sleep difficulties, and neuropsychologic complaints, such as memory loss, light sensitivity, confusion, irritability and depression.4 These signs and symptoms closely parallel those found in GWS (Figure 2).2 Thus GWS is not a separate syndrome; it appears to be a CFIDS-like disorder as we proposed previously.2

Some of the Desert Shield/Storm veterans that have multiple chronic symptoms may eventually have their diagnoses linked to chemical exposures in the Persian Gulf, such as oil spills and fires, smoke from military operations, chemicals on clothing, pesticides, chemoprophylactic agents, chemical weapons and others. In some cases, this exposure may have resulted in multiple chemical sensitivity or MCS, such as seen in subject A. MCS shares some but not all of the symptoms listed in Figures 1 and 2, including immune system dysfunction,5 but in many of the soldiers the infectious nature of the illnesses and the spread of the illness to immediate family members precluded simple explanations, such as exposure to toxic chemicals that were present at some Gulf locations or exposure to Iraqi chemical weapons. In these patients, the chronic symptoms and moderately contagious nature of the illness are consistant with chronic infections that can cause CFIDS-like symptoms.2

The medical problems experienced by many Desert Storm veterans, and in some cases their immediate family members, is one of the ongoing mysteries of the Gulf War. In an attempt to answer criticisms that the DoD and VA were not taking these problems seriously Gulf War Registration Units and Desert Storm Referral Centers were established by the Dept. of Veterans' Affairs to document health complaints. Next, a Technology Assessment Workshop was organized by the National Institutes of Health (NIH) with the task of examining information and reports on Gulf War Illnesses, recommending working case definitions for these illnesses, developing plausible etiologies and biological explanations for the illnesses, and finally recommending future research efforts to understand, diagnose and treat the illnesses.6 In fact, some of the aforementioned tasks, such as the establishment of initial workshops and Referral Centers at VA hospitals were accomplished.

Unfortunately, the lack of any concrete results and, for the most part, the lack of significant progress in assigning diagnoses and initiating effective treatments for veterans and their families for their Gulf War illnesses have not received appropriate priority, even with the political pressure of various veterans organizations. Also, the politicians in Washington do not seem to be very interested in this issue. Even worse have been the catagoric statements of some officials, such as John Deutch, then Deputy Secretary of Defense, that chemical or biological weapons were not used during Desert Storm, effectively eliminating these important sources of the illnesses from careful consideration by military and VA hospitals.

In 1994 a national panel was convened to discuss the medical problems of Gulf War veterans. The NIH Technology Assessment Panel issued a Workshop Report on Desert Storm Illnesses6 that was meant to address fears that these illnesses were not being taken seriously and to establish practical working case definitions for the chronic illnesses associated with Operation Desert Storm. Unfortunately, the Workshop Report issued by the Technology Assessment Panel6 did little to address the Gulf War veterans' and their families charges that next to nothing was being done to help them. Earlier this year the Institute of Medicine (IOM) of the National Academy of Sciences criticized the government's efforts as "intrinsically unsuitable for systematic study of the health effects of the Gulf War." While several departments (DoD, Veterans Affairs, Health and Human Services) are arguing over appropriate clinical studies and better coordination, tens of thousands of Persian Gulf War veterans remain chronically ill without much help for their plight.

Even worse, there has been little attempt until recently to enlist medical and scientific specialists to help in this problem. In addition, up to 1995 there had not been any appropriation of funds to conduct proper research into the possible causes or potential treatments of GWS. Previous attempts at appropriating funds for research on Gulf War illnesses were blocked by DoD, because they claimed that they duplicated ongoing DoD efforts. This policy has changed recently, however, and the DoD and the Department of the Army have set aside $4 million for Gulf War Illness studies to be awarded late in 1995 or early in 1996.

In their frustration, Gulf War veterans representing all 50 states met March 10-12, 1995 at a Unity Conference of Gulf War veterans organizations in Dallas under the direction of Air Force reserve Maj. Denise Nichols, R.N. to exchange, discuss and disseminate information on patient registration, medical and employment assistance, legislation, and medical/scientific issues of importance to Gulf War veterans. One of us (G.L.N.) was asked to chair the Medical Panel where environmental, chemical and biological sources of GWS were considered. Indeed, an important conclusion of this panel which was similar to other panels was that there appeared to be no single cause or source for the collection of illnesses called GWS or Desert Storm Illness.7 Patients seem to fall into several categories, some with only MCS, some with chronic fatigue syndrome (CFIDS) without MCS, some with only a few of the symptoms listed in Figure 2, and some with most if not all of the symptoms in the figure.7

One of the first things that the panel did was dismiss a psychological origin of Gulf War Illnesses. Not that psychological problems did not exist among the soldiers in Desert Storm, but after careful assessment of the symptoms of the overwhelming majority of Gulf War veterans, the symptoms did not fit with a psychological origin of the diseases.7 Parasites such as Leishmaniasis and bacteria such as Cholera are endemic to the Middle East and could be the cause for symptoms in at least some of the soldiers with GWS; however, diagnostic tests are available for many of these agents, and there have been no reports that they are the causes for symptoms in a large number of patients with GWS. In some cases the explanation has been attributed to known parasitic diseases, such as infections by Leishmania tropica, probably spread by a sandfly. This can result in viscerotropic leishmaniasis.8 However, many of the common symptoms of GWS do not fit with this explanation, and diagnosis of leishmaniasis is uncommon in Gulf War veterans. Nonetheless, it is unclear how prevalent leishmaniasis infections are in GWS patients.

A member of the panel at the meeting in Dallas,7 William Rea, M.D., Director of the Environmental Health Institute in Dallas, has been treating Desert Storm veterans with GWS and MCS. Similar to many nonveteran MCS patients, Desert Storm veterans with MCS responded to pollutant avoidance, vitamin and nutrient supplementation, allergin tolerization and physical therapy.9 This subset of GWS patients showed marked imporvement in their MCS symptoms after such combination therapy.

MCS in Desert Strom veterans could have been the result of environmental exposure to chemicals in the air or by direct contact or the use of chemical weapons. Many units reported the use of chemical weapons in Desert Storm. Most of these reports have been abruptly dismissed by the DoD, but the authors of this article find it difficult to dismiss the rather large number of these reports, and most importantly, the number of individual testimonies that indicate that many soldiers had immediate, classic symptoms of chemical attacks while the NBC alarms were sounding. These are also documented in the logs of units that served in Persian Gulf. We feel strongly that the use of chemical weapons by Iraqi forces cannot be dismissed. In testamony to the U.S. Senate Banking Committee chaired by Senator Reagle, representatives from the Army's chemical warfare command indicated that over 14,000 chemical weapon alarms sounded during Operation Desert Storm, and some soldiers in NBC units received medals for identifying the types of chemical weapons that were used. In addition, the widespread use of experimental drugs and vaccines against chemical and biological weapons have to be questioned, because if contaminated with infectious agents, these can cause some of the signs shown in Figure 2.

Some soldiers were probably exposed to chronic toxic environmental conditions during Desert Shield and Desert Storm that can produce some of the signs listed in Figure 2, such as chronic coughing and pneumonitis. Continuous exposure to fine sand particles (< 1 mm diameter) can result in hyperergic lung conditions, and in more severe cases pneumonitis. This disease was first reported by Andreás Korényi-Both and his collaborators.10 Dr. Korényi-Both was the Commanding Officer of the Army's 316th Station Hospital in Desert Storm and has been examining the enhalation of very small sand particles that produce what he has called Al Eskan Disease, a pneumonitis that causes flu-like symptoms and eventually immunodepression that can result in opportunistic infections.7 Environmental stress and infections can result in the activation of endogenous human viruses. Dr. Howard Urnovitz of the Calypte Biomedical Corporation in Berkeley discussed his findings that up to 85% of veterans (and their families) with GWS have antibodies to certain human viruses in their urine.7 These viruses are human endogenous retroviruses (HERVs), and they are associated with a variety of autoimmune disorders.11 The the high frequency of HERV activation in GWS may be symptomatic of exposure to chemical and biological agents during Operation Desert Storm.

Many of the symptoms of GWS can be reproduced by chronic infections.2 Dr. Edward Hyman of New Orleans has been examining Desert Storm veterans for the presence of bacteria in their urine and has found that many Gulf War veterans have evidence of bacterial infections.12 He has successfully treated many of these veterans and their families with broad spectrum antibiotics.7 The U.S. Senate Banking Committee has documented the transfer of dangerous bacteria (such as Anthrax, Brucellosis, Botulinum and other disease-causing bacterial strains) from U.S. companies to the Iraqi Atomic Energy Commission well before Desert Storm. And these were only the unclassified biological agents that were sent from the U.S. with Commerce Department blessing to Iraq.

After listening to the health complaints of many veterans of Desert Shield/Storm, including our step-daughter who served with the Army's 101st Airborne Division (Air Assault) in the deep insertions into Iraq, and their inability to convince military hospitals and VA Medical Centers that they are suffering from the same major symptoms listed in Figure 2, we suggested that most of these symptoms can be explained by aggressive pathogenic mycoplasma infections.13 The variable incubation time of GWS, ranging from months to years after presumed exposure, the cyclic nature of the relapsing fevers and the other symptoms are consistent with a disease caused by biological agent(s).

We strongly suspected that mycoplasmas, a group of small microorganisms related to bacteria but without cell walls, some of which can invade cells, might be involved in some of the GWS. In general, this type of microorganism can cause chronic infections that yield unusual signs and symptoms. Usually mycoplasma infections produce diseases limited to particular tissue sites or organs, such as urinary tract or respiratory infections. However, the types of mycoplasmas that we have detected in Desert Storm veterans and that may be causing the chronic fatigue and other symptoms in GWS are very pathogenic, colonize a variety of organs and tissues, and are difficult to treat.7,13 Even pathogenic mycoplasmas that can invade cells and tissues, such as Mycoplasma fermentans (incognitus strain) or Mycoplasma penetrans, should be treatable with multiple courses of oral antibiotics, such as doxycycline or ciprofloxacin.14

Figure 3. Methods used to purify Nucleoprotein Complexes from the white blood cells of veterans of Operation Desert Storm with GWS.

In the absence of sensitive and reliable clinical tests for invasive mycoplasmas, we suggested that physicians consider empirical treatment of GWS with antibiotics like doxycycline.13 In fact, of the 73

Desert Storm veterans that we followed who had most of the signs and symptoms listed in Figure 2 and were able to find treatment, 55 indicated that they had good responses with doxycycline, and they eventually returned to normal duty.13

The invasive, pathogenic mycoplasmas that are associated with service in Operation Desert Storm are not easily detected but can be identified by a technique that we developed called Gene Tracking.15 In patients with GWS Gene Tracking starts with the preparation of the nucleoprotein complex fractions from leukocyte nuclei of GWS patients' blood. Once the blood leukocytes are obtained, their nuclei are prepared and exposed to a restriction enzyme, MspI, that cuts DNA at specific sites to release specific nucleoprotein complexes. The nucleoprotein complexes are then separated by native (nondenaturing) low-ionic strength gel electrophoresis in the absence of chelating agents and transfered onto a Nytran paper support (Figure 3).15 Once they are immobilized on the Nytran paper, they can probed using a radioisotope-labeled (usually 32P-labeled) ologonucleotide that will only bind to a specific DNA sequence. In the example shown in Figure 4, we have probed the nucleoprotein fractions obtained from the blood leukocytes of a GWS patient with a probe specific for Mycoplasma fermentans (incognitus strain). In Figure 4 a mycoplasma-specific gene was found in nucleoprotein fraction M1 purified from the leukocyte nuclei of a GWS patient. This suggests that the mycoplasma has penetrated deep into the nucleus of the patient's blood cells.

In our preliminary study on veterans with GWS-CFIDS and their families, we have found evidence of mycoplasmal infections in about 55% of the GWS patients' blood leukocytes. All of these GWS patients were very ill, so it is unlikely that approximately one-half of all veterans with GWS have mycoplasmal infections. In addition, not every Desert Storm veteran had the same type of mycoplasma gene sequences inside their leukocytes. So far, the majority of the mycoplasma gene sequences that have been identified in GWS patient's blood are from Mycoplasma fermentans (incognitus strain). As discussed above, pathogenic invasive mycoplasmas, such as M. fermentans (incognitus strain) or M. penetrans, should be treatable with multiple courses of antibiotics, such as doxycycline (200 mg/day for 6 weeks per course).

Figure 4. Identification of mycoplasma gene sequences by Gene Tracking in a leukocyte cell sample taken from a soldier who served in Operation Desert Storm, and who now has GWS. The figure is an autoradiogram that shows the binding of a radioactive probe against a specific mycoplasma gene DNA sequence in Mycoplasma fermentans (incognitus strain) to isolated nucleoproteins. The arrow shows the expected specific binding position of radioactive probe against the mycoplasma genetic sequences in nucleoprotein fraction M1. The positive control is shown in lane C. The results indicate that this soldier is infected with Mycoplasma fermentans (incognitus strain).

Of the Desert Storm veterans who had most of the GWS-CFIDS symptoms listed in Figure 2, most had good responses with doxycycline, and after multiple courses of antibiotics eventually recovered.13 We feel from Dr. Rea's results9 that it is also important for these patients to practice pollutant avoidance and begin vitamin and nutrient supplementation and physical therapy.

We consider it quite likely that many of the Gulf War veterans suffering from the GWS-CFIDS symptoms may have been infected with microorganisms, quite possibly pathogenic invasive mycoplasmas and other pathogens (bacteria), and such infections can produce the symptoms shown in Figure 2 long after exposure. This would also explain the apparent mildly contagious nature of GWS in some veterans and the appearance of similar GWS-CFIDS symptoms in their immediate family members.

In our preliminary study on a small number of Gulf War veterans and their families we have found evidence of mycoplasmic infections in about one-half of the patients' blood that we have examined. Not every Gulf War veteran had the same type of mycoplasma DNA sequences inside their white blood cells. Of particular importance, however, was our detection of highly unusual DNA sequences in the same nucleoprotein complex fractions by the same Gene Tracking technique. These highly unusual DNA sequences included a portion of a retrovirus genome (the HIV-1 env gene), but not all of the genes that make up the virus. Thus these soldiers were not infected with the HIV virus, because the virus cannot replicate with only the gene that we detected. Interestingly, the specific DNA sequence that we detected encodes a protein that if expressed on the surface of the mycoplasma and would enable the mycoplasma to bind to many cell types in the body, and even enter those cells by an endocytotic mechanism similar to that used by the HIV virus. The presence of the viral envelope gene in the mycoplasma could be due to genetic manipulation, or much less likely natural causes, but the importance of this event would be that a relatively benign mycoplasma could be converted to a much more invasive and pathogenic organism that is capable of attacking many organ and tissue systems. Such findings suggest that the mycoplasmas that we have found in Gulf War veterans are not naturally occurring organisms, or to be more specific, they could have been genetically manipulated to be more invasive and pathogenic (potent biological weapons). Of course, the CFIDS-like symptoms can be the result of chemical exposures as well as chronic infections, and this would be consistent with our findings of pathogenic microorganisms in the blood of a fraction of soldiers who have GWS.

In our sample of Gulf War veterans, the soldiers that were involved in the deep insertions into Iraq and those that were near Saudi and Kuwaiti SCUD B impact sites, particularly those missiles that caused air bursts but not high explosive ground bursts, may be at highest risk for contracting the mycoplasma infections that we feel are a major culprit in GWS-CFIDS. Our results and those of other investigators on other possible causes of GWS strongly suggest that there are multiple causes for these illnesses, including chemical and biological agents that cause persistent chronic symptoms.

Although they were quite ill with GWS-CFIDS, subject B and his entire family have almost completely recovered after several cycles of doxycycline treatment, vitamin and nutrient supplementation and physical therapy over the last year. Our step-daughter left the Army, completely recovered after antibiotic therapy and will be entering medical school. Subject C left the Air Force, fully recovered his health after several cycles of doxycycline, and is now studying to enter the priesthood. The commanding officer of the SEAL units, subject D, has completely recovered after several courses of doxycycline treatment, has recently been promoted and is now serving in DELTA ONE at Ft. Bragg, NC. Other members of his command have similarly completely recovered from GWS after several cycles of antibiotic treatment. Unfortunately, subject A still suffers from MCS as well as CFIDS, and because of his MCS he could not take antibiotics and has not fully recovered from GWS.

References

1. Kizer, K.W., Joseph, S., Rankin, J.T. Unexplained illness among Persian Gulf War vetrans in an Air National Guard unit: preliminary report--August 1990-March 1995. Morbity and Mortality Weekly Report 44: 443-447, 1995.

2. Nicolson, G.L., Nicolson, N.L. Chronic Fatigue Illness and Operation Desert Storm. Journal of Occupational and Environmental Medicine 38: 14-17, 1996.

3. Schmidt, P., Blanck, R.M. Gulf War Syndrome and CFS. CFIDS Chronicle 8: 25-27, 1995.

4. Holmes, G.P., Kaplan, J.E., Gantz, N.M., Komaroff, A.L., et al. Chronic Fatigue Syndrome: A working case definition. Annals of Internal Medicine 108: 387-389, 1988.

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7. Nicolson, G.L., Hyman, E., Korényi-Both, A., Lopez, D.A., Nicolson, N.L., Rea, W., Urnovitz, H. Progress on Persian Gulf War Illnesses-Reality and hypotheses. International Journal of Occupational Medicine and Toxicology 4: 365-370, 1995.

8. Magill, A.J., Grogl, M., Fasser, R.A., Wellington, S., Oster, C.N. Viscerotropic leishmaniasis caused by Leishmania tropica in soldiers returning from Operation Desert Storm. New England Journal of Medicine 328: 1383-1387, 1993.

9. Rea, W.J., Pan, Y., Johnson, A.R., Ross, G.H., Suyama, H., Fenyves, E.J. Reduction of chemical sensitivity by means of heat depuration, physical therapy, and nutritional supplementation in a controlled environment. Journal of Clinical Ecology in press, 1996.

10. Korényi-Both, A.L., Korényi-Both, A.L., Juncer, D.J. Al Eskan Disease--Persian Gulf Syndrome. Military Medicine in press, 1995.

11. Urnovitz, H.B., Murphy, W.H. Human endogeneous retroviruses: nature, occurrence and clinical implications in human disease. Clinical Microbiology in press, 1996.

12. Hyman, E.S. A urinary marker for systemic coccal disease. Nephron 68: 314-326, 1994.

13. Nicolson, G.L., Nicolson, N.L. Doxycycline treatment and Desert Storm Journal of the American Medical Association (JAMA) 273: 618-619, 1995.

14. Lo, S.-C., Buchholz, C.L., Wear, D.J., Hohm, R.C., Marty, A.M. Histopathology and doxycycline treatment in a previously healthy non-AIDS patient systemically infected by Mycoplasma fermentans (incognitus strain). Modern Pathology 6: 750-754, 1991.

15. Nicolson, N.L., Nicolson, G.L. The isolation, purification and analysis of specific gene-containing nucleoproteins and nucleoprotein complexes. Methods in Molecular Genetics 5: 281-298, 1994.


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マハティール演説全文が下のフォローで潜っているので注意喚起!声涙ともに下る大演説である
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/492.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 20 日 17:13:48:CjMHiEP28ibKM

マハティール演説全文が下のフォローで潜っているので注意喚起!

これは、全部読むのは大変な「声涙ともに下る「世紀の大演説」である。

外務省の担当官は、入手していると返事した。

私は、自称「日本国情報局総裁」として、「正確に訳して、日本の不勉強な欧米崇拝、イスラエル恐怖症のメディアに伝えよ」と、命令した。

以下が、阿修羅フォロー投稿の冒頭部分である。

オフィシャルサイトにあるスピーチの全原文です
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/467.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 10 月 20 日 00:23:08:oQGUNb5q8hjD.
(回答先: 英語の原文求むCNN【ユダヤ人が世界支配とイスラエルを酷評、マハティール氏 】 投稿者 木村二 日時 2003 年 10 月 19 日 23:34:24)


CNNやBBC http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/3196234.stm などはマハティール氏がイスラエルとの和平に言及していることや、イスラエルにおける自爆攻撃がイスラエルに繋がる「テロ」であるとの認識も報道していないようです。
ユダヤ人が世界を支配しているという文脈でも、そこにアメリカが絡んでいるという内容も報道されていません。このスピーチは取りようによっては、イスラムもユダヤを見習ったほうがよいというようにも取れます。
私にはアルジャジーラが公正な報道かなとも思えます。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/0DBB989B-A1D1-414C-B8BD-9E842D8E9AD1.htm

カンファレンス冒頭におけるマハティール氏のスピーチ全文です。

http://www.oicsummit2003.org.my/speech_03.php
SPEECHES

fotoBERNAMA

SPEECH BY
THE PRIME MINISTER OF MALAYSIA
THE HON. DATO SERI DR MAHATHIR MOHAMAD

AT THE OPENING OF THE
TENTH SESSION OF THE ISLAMIC SUMMIT CONFERENCE

PUTRAJAYA MALAYSIA
20 SHAABAN 1424H (16 OCTOBER 2003)
10.00 AM

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またまた情報操作だったようだ -- マハティール発言の真相
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/476.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 10 月 20 日 06:01:02:d/vusjnSYDx0.


この英語訳を読む限りどうも第一報とはだいぶニュアンスが違うようだ。マハティールはむしろユダヤ人を天晴れとし、むしろ彼らに習うべきだと言っているのである。ただ西欧社会におけるpolitical correctnessの潮流に無知で、「ユダヤ」という言葉を不用意に用いたため、いいようにつけ込まれたと見るべきである。ユダヤ系メディアは彼の本音が世界に伝わることを恐れこのような情報操作を行ったのであろう。


http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=1172

Are Jews Rulers or Ruled?

By Henry Makow, Ph.D.


"Jews rule the world by proxy. They get others to fight and die for them."

Malaysian Prime Minister Mahathir Mohamad recently made headlines for this statement to the Organization of the Islamic Conference, the world's largest Muslim group.

The speech was actually opposed to terrorism but the world media presented it (in the words of one Jewish leader) as "an absolute invitation for more hate crimes and terrorism against Jews."

This is a classic example of how Jewish leaders create a false specter of anti Semitism to manipulate Jews, and Americans in general, to oppose Muslims.

At a time when Israel and the US are threatening Syria and Iran with attack, as part of a larger "War of Civilizations," it is necessary to highlight such media machinations.


What Mahathir Actually Said

Mohamad actually exhorted his fellow Muslims to imitate the Jews by thinking more, and not acting impetuously. Spontaneous acts of terror are not practical. "It is winning the struggle that is important, not angry retaliation, not revenge," he said.

"[The Jews] survived 2000 years of pogroms not by hitting back, but by thinking. They invented and successfully promoted Socialism, Communism, human rights and democracy so that persecuting them would appear to be wrong, so they may enjoy equal rights with others. With these they have now gained control of the most powerful countries and they, this tiny community, have become a world power. We cannot fight them through brawn alone. We must use our brains also."

Just as angry people [Muslims] make mistakes, so do arrogant people.

"Of late because of their power and their apparent success they have become arrogant. And arrogant people, like angry people will make mistakes, will forget to think. They are already beginning to make mistakes. And they will make more mistakes. There may be windows of opportunity for us now and in the future. We must seize these opportunities."

But generally speaking the tone of the speech was not belligerent.

"We also know that not all non-Muslims are against us. Some are well-disposed towards us. Some even see our enemies as their enemies. Even among the Jews there are many who do not approve of what the Israelis are doing."

The speech focused on the feckless, despondent and divided state of the world's 1.3 billion Muslims. Mahathir said the Muslim people are rich in faith, numbers and natural resources, but pitiful in terms of power. He counselled a "strategic retreat" and an Islamic spiritual revival, without which:

"The Muslims will forever be oppressed and dominated by the Europeans and the Jews. They will forever be poor, backward and weak."

He bade them remember the "considerateness of the prophet to the enemies of Islam" and follow a disciplined course:

" We must not antagonize everyone. We must win their hearts and minds. We must win them to our side not by begging for help from them but by the honourable way that we struggle to help ourselves." (Emphasis mine.)


How We Are All Manipulated

Abraham H. Foxman, National Director of the Anti-Defamation League, said in response, "Prime Minister Mahathir has made what amounts to a call for global war against the Jewish people by 1.3 billion Muslims. This is nothing more than a call to Holy War against Jews. It is grotesque anti-Semitism on an international scale. Mahathir's speech needs to be condemned by responsible leaders of the civilized world as an unacceptable outrage and an affront to civilized society."

U.S. Deputy State Department spokesman Adam Ereli said. "Let's be clear: the remarks were offensive, they are inflammatory, and we view them with the contempt and derision they deserve."

The German Foreign Ministry denounced Mahathir's comments as "totally unacceptable" and said it called in Malaysia's charge d'affaires in Berlin to protest. "It was made clear to [him] that repeating such prejudices and combining them with the tragic chapter of European and German history, the Holocaust, is irresponsible," the ministry said in a statement.

Italian Foreign Minister Franco Frattini said that Mahathir "used expressions that were gravely offensive, very strongly anti-Semitic and ... strongly counter to principles of tolerance, dialogue and understanding between the Western world and the Islamic world."

http://web.israelinsider.com/bin/en.jsp?enPage=ArticlePage&enDisplay=view&enDispWhat=object&enDispWho=Article%5El2872&enZone=Diplomacy&enVersion=0&


The Puppet Masters

Mahathir's speech properly addressed the dilemma of the Muslim world. But because he was careless in characterizing the enemy, he allowed them to use the speech against Muslims.

The enemy is the Illuminati. Jewish leaders like Foxman work for Illuminati financiers. Muslims, Christians and Jews alike all need to be very clear about who the Illuminati is.

Exactly a year ago, I featured an article about an Illuminati defector, a former "mind programmer" named Svali. Everything Svali said should be taken very seriously. Svali said the Illuminati is not Jewish but Luciferian. www.savethemales.ca/141002.html

"Yes, there are some very powerful Jewish people in this group. For instance, the Rothschild family literally runs the financial empire in Europe (and indirectly the States), and are a well-known Jewish family. I have also known people whose parents were Jewish diamond merchants in the group, and at every level. But to rise to power in the Illuminati, a Jewish person at night would be forced to renounce their faith, and to give their first allegiance to Lucifer and the beliefs of the Illuminati."

She also says the Illuminati is very "Aryan" and racist in its outlook. Hitler, Himmler and Goebbels were members. German is spoken at the top. She may have been involved with just one branch but they are joined at the top in a "Supreme World Council."

"Once again, these leaders are heads in the financial world, OLD banking money. The Rothschild family in England, and in France, have ruling seats. A descendant of the Hapsburg dynasty has a generational seat. Descendants of the ruling families of England and France have a generational seat. The Rockefeller family in the US holds a seat.... The financiers, dating back to the bankers during the times of the Templar Knights who financed the early kings in Europe, created the Illuminati."

Mahathir played into the enemies' hand by referring to "the Jews" in general instead of to the Illuminati and the Rothschilds specifically. He allowed the Illuminati to use anti Semitism to create friction between Islam and the West. He helped the Illuminati make Jews the scapegoat for their actions, just like they did in Nazi Germany.

I am a Jew but I do not control the world. The vast majority of Jews feel this way. They do not know the Rothschilds and they are ignorant of any plan for Jewish world domination. Most would oppose this Illuminati scheme if they understood it. No wonder they think anti Semitism is irrational and feel resentment. They don't appreciate that many Jewish leaders secretly play a dominant role in the Illuminati plan.

Although Mahathir mentioned that not all Jews are involved, he should not have made statements that could be misconstrued. He should have taken his own advice, to think more.


Conclusion

The Illuminati operate on the secret society principle. They enlist people to fight for a cause but they don't reveal the real purpose. People can't appreciate that a multi generational conspiracy could exist and dominate history.

The real purpose of Israel and the invasion of Iraq is to colonize the Muslim world and eradicate Islam. Islam is the biggest stumbling block to the Luciferian world religion, secular humanism. (In the Luciferian religion, man and not God define reality. Thus women are identical to men because the humanist high priests say so.)

Jews and Christians should make common cause with Muslims in upholding the rule of God and in resisting globalization. We mustn't let the Illuminati use anti Semitism to distract and divide.

The Rothschilds and Illuminati rule the world by proxy. They get others, including Muslims, Americans and Israelis, to fight and die for them.

The reporting of Mahathir's speech illustrates how we are manipulated daily. We are all Illuminati pawns. In Svali's words: "These people love the game of chess, and see warfare between nations as creating an order out of chaos."

Henry Makow Ph. D. is the inventor of the board game Scruples and author of "A Long Way to go for a Date." His articles on feminism and the new world order can be found at his web site www.savethemales.ca he enjoys receiving comments at henry@savethemales.ca


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ユダヤ人が世界支配とイスラエルを酷評、マハティール氏「CNN」
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/318.html
投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2003 年 10 月 17 日 00:00:24:k5Ki8ZfJP9Ems

クアラルンプール(CNN)マレーシアのマハティール首相は16日、クアラルンプールで開幕したイスラム諸国会議機構(OIC)首脳会議で演説、「ユダヤ人は現在、代理人を使い、世界を支配している!」と批判、これに対抗するためイスラム教徒の結束が何より必要と強調した。

首相はこの中で、イスラエルを「世界の強国と同盟している」敵国と言い切り、イスラエル寄りの姿勢を見せる米国なども合わせて糾弾した。
イスラム教徒の連帯については「筋肉」だけでは抵抗出来ず「頭脳」の力が必要とも主張。
http://cnn.co.jp/world/CNN200310160022.html

マハティール首相は、今年で引退か。

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米大統領、イラク復興で「日本の協力に感謝」 [日本経済新聞]【「私に約束し、その通り実行している」:北朝鮮問題でも方針転換を迫る】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/253.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 15 日 20:56:06:Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: イラク復興支援、15億ドル無償供与を発表 [読売新聞]【あいまいな記事とは違い総額は50億ドル】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 15 日 20:51:30)


 【ワシントン=森安健】ブッシュ米大統領は14日、日本がイラクの復興に向けて4年間で約50億ドル(約5500億円)の支援計画を固めたことについて「小泉純一郎首相は良い支援計画をまとめるよう努力すると私に約束し、その通り実行しているようだ。感謝している」と述べた。

 フジテレビのインタビューに答えた。大統領は「日本はアフガニスタンで支援したようにイラクでも支援してくれている」と語った。

 北朝鮮の日本人拉致問題に関しては「北朝鮮の現政権の性格を表す行為だ。このような非文明的な行動に強く反対する強いメッセージを送る」と述べた。小泉首相との会談でも重要な議題になると表明したが、拉致問題の解決を北朝鮮との協議を進める前提条件にするかどうかを巡っては「第一の目標は朝鮮半島の非核化だ。それが日本の国益にかなっており、そこに焦点を当てている」と述べるにとどめた。 (11:30)


http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031015AT2M1500W15102003.html


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サウジで異例の改革要求デモ、警察部隊が鎮圧 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/251.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 15 日 20:49:32:Mo7ApAlflbQ6s


 【カイロ=岡本道郎】サウジアラビアの首都リヤドで14日、若者ら市民数百人が改革促進や改革派活動家釈放を求めてデモを行ったのに対し、警察部隊が催涙ガスなどで鎮圧、数十人を一時逮捕する事態となった。

 サウジで政治要求デモが行われるのは極めて異例。同国政府は13日、建国以来初めてとなる地方選挙の実施を発表したばかりだが、デモは政治参加など改革の早期実行をサウド王家に求める国民の声がますます高まっていることを示すものと言える。

 ロイター通信などによると、14日午後、リヤド市内のショッピングセンター前に市民数百人が集結、「神は偉大なり」などと叫びながらデモ行進した。

(2003/10/15/12:25 読売新聞 無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031015id01.htm

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「戦争のアウトソーシング」【中東TODAY】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/241.html
投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 10 月 15 日 15:24:16:hlbym6ZH.OUDI

報告者:東京財団 シニアー・リサーチ・フェロー 佐々木 良昭

 イスラエルがシリアに対し空爆を行った。その理由はシリア国内にイスラエルに敵対するパレスチナのテロリスト訓練基地があるからだということだ。 イスラエルの今回の行動に対しては種々の意見が既に出ている。その際たるものは、アラファト議長をいま殺害あるいは追放することが国際政治の上であまりにもリスクが大きすぎるという判断から、イスラエルはリスクの少ないシリア攻撃を選択したというものだ。

 シリアとイスラエルとの間には大分前から化学兵器やミサイルで緊張した関係があったし、レバノンのヘズブラによるイスラエルに対する攻撃は、レバノン人自らのイスラエルに対する領土奪還闘争であると同時に、一面においてシリアの代理戦争であったことは誰しもが認めるところであろう。

 イスラエルがシリアに攻撃したことで懸念しなければならないのは、この攻撃が口火となってイスラエル・シリア間に武力紛争が勃発しないか、ということだ。イスラエルが戦争拡大の口火を切っても、一般的にはアメリカがアフガニスタンの戦後処理に手間取り、アフガニスタンが泥沼化していることや、イラクの戦後処理が同様に泥沼化しているために、アメリカがシリアとの間で新たな戦端を開くことはあるまいといと見る人が多い。

 しかし、アメリカはいま戦争のアウト・ソーシングを始めていることも事実だ。この方式で行くならば、アメリカは幾らでも新たな戦争が可能だということになる。つまり、一旦戦争が終結してしまえば、その後の戦後統治と治安維持は諸外国の軍隊に任せるということだ。イラクの場合もアフガニスタンの場合も、アメリカ軍の駐留に加え外国軍の参加がある。

 同時に、アメリカは外国の資金を戦後処理に充てるという手法を取り出している。つまりイラク、アフガニスタンの戦後復興や戦後処理、治安維持の費用を外国に負担させるということだ。 この戦争のアウト・ソーシングが軌道に乗れば、アメリカは何処でも何時でも戦争を始められるということになる。そして日本を始めとする西側先進諸国と国連は、アメリカの戦争アウト・ソーシングに積極的に協力することになる。

 しかし、この方式も何時の日にか無理が出てこよう。そして必ずや戦争より平和、軍事力よりは平和的な手段が世界の中心になってこよう。そのときに評価されるであろう方式が日本型であることを願う。[2003年10月06日]
http://www.tkfd.or.jp/news/today/1_20031006_1.shtml

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ケリー博士の死はやっぱり殺人だった。
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/232.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 10 月 15 日 06:38:31:d/vusjnSYDx0.

この記事は非常に読み応えがある。要点をまとめると:

ケリー博士の死には以下のように明白に疑わしい点があるのに、ブレアの決定によって、ハットン委員会がすべて取り仕切るということになったため、きちんとした検死が行われなかった。(ケリー博士の死が報じられて半日も経過していない時点で、なぜ嘘つき小僧がハットン委員会の任命をあせったか、よ〜くわかった。)

(1) 
第一発見者が発見した時点ではケリー博士の死体は木に寄りかかるような形で半身を起こした状態であったが、第一発見者は警察に知らせるために村に戻る途中でグレアム・コー刑事とその同僚2名にすれ違っている。その後知らせを受けた警官が現場に到着した時には、死体は仰向けになっていた。これからすればこのコー刑事の一行が細工したと考えるのが普通であるが、これは博士の死体は背中に死斑があったことを正当化するための細工と見られる。木に寄りかかった状態で死亡していたとしたら、背中に死斑があるのは不可解で、死亡時ないし死亡直後に仰向けの状態で放置されていたのでなければ背中に死斑はできない。これは博士は別の場所で殺害されて発見現場まで運搬されたことの確証となる。

(2)
コー刑事は同僚は1名しかいなかったと終始主張しているが、5名の目撃者はすべて他に2名が動向していたと言っている。残りの1名がその筋(暗殺関係)の専門家だった可能性は十分。またコー刑事はこの事件の担当ではなかったのになぜそこにいたのかも不明。コー刑事はThames Valley PoliceのTactical Support Major Incident(大事件支援活動)に従事していたとのことだが警察の記録では、同活動はケリー博士が死の散歩にでかける1時間前に開始され、翌朝の9:30に終了となっており、これは警察内部でOperation Mason(メーソン作戦)、と呼ばれているというのだから文字通り人を食った話である。暗殺が業務だったと疑われても仕方がない。コー刑事はその場には偶然居合わせた、で押し通しているようだが、最初からすべてを知っていたとしかいいようがない。

(3) 
ケリー博士の死体の左手首の傷は尺骨動脈(小指の側に近い血管)が切断され、反対側のとう骨動脈は無傷だった。これが意味しているのはナイフは手首の内側(小指側)からナイフを当てたということで、これは試してみればわかるが非常に困難である。これは博士の左側から別の人物が手首を切ったとすればよく説明がつく。

(4)
救急隊員は「手首(動脈)を切ったにしては驚くほど出血量が少なかった。」と証言しているのに鑑識担当者(ハント博士:警察と契約関係で鑑識業務に従事)は大量の出血があったと証言している。どちらかがウソを着いている。前者の証言が正しいとすると、やはり他の場所で殺害されて、現場に運搬されたという以外説明がつかない。

(5)
不思議なことに誰も死後硬直の問題に言及していない。死亡時間を割り出す最有力要因だというのに。

これで自殺で押し切ろうというのだから、嘘つき小僧も良い度胸である。折から国防次官のケビン・テビットがケリー博士の名前をメディアに公表することを決定した会議は、嘘つき小僧が議長をつとめていたことを暴露したが、殺害を決定しなどという話にくらべれば蚊が刺したようなインパクトである。

英国では死刑は廃止されているが、小生の記憶が正しければ確か反逆罪は例外である。今回の嘘つき小僧の一連の行動・言動は間違いなく国益を著しく傷つけ、50人以上の英軍兵士の死亡を引き起こし(万単位といわれるイラク市民の死は別として)ているだけに反逆罪の適用で絞首台に吊されてもおかしくないと思うのだが。

http://www.rense.com/general43/kelly.htm

The Murder Of Dr. David Kelly
Part One of Two
Medium Rare
By Jim Rarey
10-14-3

=(This first part lays out the case from the evidence presented in the Hutton inquiry why the death of Dr. David Kelly was not by suicide. Part two will show the reasons, in this writerâs opinion, Dr. Kelly was killed.)

On Thursday, July 17th sometime between 3 and 3:30pm, Dr. David Kelly started out on his usual afternoon walk. About 18 hours later, searchers found his body, left wrist slit, in a secluded lane on Harrowdown Hill. Kelly, the UK's premier microbiologist, was in the center of a political maelstrom having been identified as the 'leak' in information about the 'dossier' Prime Minister Tony Blair had used to justify the war against Iraq.

While the Hutton inquiry appears set to declare Kelly's death a suicide and the national media are already treating it as a given, there are numerous red flags raised in the testimony and evidence at the inquiry itself.

Kelly's body was likely moved from where he died to the site where two search volunteers with a search dog found it. The body was propped up against a tree according to the testimony of both volunteers. The volunteers reported the find to police headquarters, Thames Valley Police (TVP) and then left the scene. On their way back to their car, they met three 'police' officers, one of them named Detective Constable Graham Peter Coe.

Coe and his men were alone at the site for 25-30 minutes before the first police actually assigned to search the area arrived (Police Constables Sawyer and Franklin) and took charge of the scene from Coe. They found the body flat on its back a short distance from the tree, as did all subsequent witnesses.

A logical explanation is that Dr. Kelly died at a different site and the body was transported to the place it was found. This is buttressed by the medical findings of livor mortis (post mortem lividity), which indicates that Kelly died on his back, or at least was moved to that position shortly after his death. Propping the body against the tree was a mistake that had to be rectified.

The search dog and its handler must have interrupted whoever was assigned to go back and move the body to its back before it was done. After the volunteers left the scene the body was moved to its back while DC Coe was at the scene.

Five witnesses said in their testimony that two men accompanied Coe. Yet, in his testimony, Coe maintained there was only one other beside himself. He was not questioned about the discrepancy.

Researchers, including this writer, assume the presence of the 'third man' could not be satisfactorily explained and so was being denied.

Additionally, Coe's explanation of why he was in the area is unsubstantiated. To the contrary, when PC Franklin was asked if Coe was part of the search team he responded, 'No. He was at the scene. I had no idea what he was doing there or why he was there. He was just at the scene when PC Sawyer and I arrived.'

Franklin was responsible for coordinating the search with the chief investigating officer and then turning it over to Sawyer to assemble the search team and take them to the assigned area. They were just starting to leave the station (about 9am on the 18th) to be the first search team on the ground (excepting the volunteers with the search dog) when they got word the body had been found.

A second red flag is the nature of the wounds on Kelly's wrist. Dr. Nicholas Hunt, who performed the autopsy, testified there were several superficial 'scratches' or cuts on the wrist and one deep wound that severed the ulnar artery but not the radial artery.

The fact that the ulnar artery was severed, but not the radial artery, strongly suggests that the knife wound was inflicted drawing the blade from the inside of the wrist (the little finger side closest to the body) to the outside where the radial artery is located much closer to the surface of the skin than is the ulnar artery. For those familiar with first aid, the radial artery is the one used to determine the pulse rate.

Just hold your left arm out with the palm up and see how difficult it would be to slash across the wrist avoiding the radial artery while severing the ulnar artery. However, a second person situated to the left of Kelly who held or picked up the arm and slashed across the wrist would start on the inside of the wrist severing the ulnar artery first.

A reasonably competent medical examiner or forensic pathologist would certainly be able to determine in which direction the knife was drawn across the wrist. That question was never asked nor the answer volunteered. In fact, a complete autopsy report would state in which direction the wounds were inflicted. The coronerâs inquest was never completed as it was preempted by the Hutton inquiry and the autopsy report will not be made public. Neither will the toxicology report.

Two paramedics who arrived by ambulance at the same time as Franklin and Sawyer (some time after 9am) and accompanied them to where the body was located. After checking the eyes and signs of a pulse or breathing, they attached four electro-cardiogram pads to Kelly's chest and hooked them up to a portable electro-cardiograph. When no signs of heart activity were found they unofficially confirmed death. One paramedic (Vanessa Hunt) said the Police asked them to leave the pads on the body. The other paramedic (David Bartlett) said they always left the pads on the body.

Both paramedics testified that DC Coe had two men with him. Curiously, both also volunteered that there was a surprisingly small amount of blood at the scene for an artery having been severed.

When the forensic pathologist (Dr. Nicholas Hunt) who performed the autopsy testified, he described copious amounts of blood at the scene. He also described scratches and bruises that Kelly 'stumbling around' in the heavy underbrush may have caused. He said there was no indication of a struggle or Kelly having been forcibly restrained.

However, the police made an extensive search of the area and found no indication of anyone, including Kelly, having been in the heavy underbrush.

Strangely, none of the witnesses mentioned anything about rigor mortis (stiffening of the body) which is useful in setting the approximate time of death. Even Dr. Hunt, when was asked directly what changes on the body he observed that would have happened after death, failed to mention rigor mortis. He only named livor mortis. Hunt set the time of death within a range of 4:15pm on the 17th to 1:15am the next morning. He based the estimate on body temperature which he did not take until 7:15pm on the 19th, some seven hours after he arrived on the scene.

A forensic biologist (Roy James Green) had been asked to examine the scene. He said the amount of blood he saw was consistent with a severed artery. Green works for the same private company (Forensic Alliance) as Dr. Hunt. A majority of the company's work is done for police organizations.

The afternoon of the 18th DC Coe turned up at the Kelly residence accompanied by a man identified only as 'an attachment,' who acted as an 'exhibits officer' presumably collecting documents in behalf of some other government agency.

Detective Constable Coe and those accompanying him are somewhat of a mystery. There are no corroborating witnesses to any of his actions to which he testified (other than 'just being there' at the scene where the body was found).

However, on a listing of evidence provided to the Hutton inquiry by Thames Valley Police is a reference to a document described thusly, 'TVP Tactical Support Major Incident Policy Book·Between 1430 17.07.03 and 930 18.07.03. DCI Alan Young. It is labeled ãnot for release - Police operational information.' Many of the exhibits are labeled that way or are not to be released as personal information.

The police took over 300 statements from witnesses but less than 70 were forwarded to the Hutton inquiry. Witness statements were not to be released (even to the inquiry) unless the witness signed an authorization permitting it. TVP also withheld witness interviews they did not consider 'relevant' to the inquiry. Witnesses were not put under oath so it is impossible for the public to know if their public statements are at variance with what they told police. The 'tactical support' document must have been considered relevant to the inquiry on Kelly's death or it wouldn't have been forwarded.

So this 'tactical support' began at 2:30pm on the 17th, about one hour before Dr. Kelly left the house on his final walk. It ended at 9:30am the following morning about the time DC Coe and his men left the death scene. The obvious question is, to what was TVP giving tactical support? The name given the effort was 'Operation Mason.'

(In part two of this report, we will lay out some of the reasons (that you won't see in the national media) Dr. Kelly could not be allowed to live.)

(In accordance with Title 17 U.S.C. Section 107, this material is distributed without profit to those who have expressed a prior interest in receiving the included information for research and educational purposes.)

Permission is granted to reproduce this article in its entirety.

The author is a freelance writer based in Romulus, Michigan. He is a former newspaper editor and investigative reporter, a retired customs administrator and accountant, and a student of history and the U.S. Constitution.

If you would like to receive Medium Rare articles directly, please contact the author at jimrarey@comcast.net

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<サウジアラビア>建国以来、初の選挙実施へ:「アメリカも報われないね。」
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/219.html
投稿者 DOMOTO 日時 2003 年 10 月 14 日 20:57:40:VRQtq/0DZtRLQ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00001016-mai-int

【バグダッド小倉孝保】リヤドからの報道によるとサウジアラビア政府は13日、同国初の選挙となる地方議会選挙を実施すると発表した。実施時期は1年以内とされている。米国が中東諸国に民主化圧力を強める中、この地域で最も民主化の遅れていたサウジも選挙を導入せざるを得ないと判断したとみられる。

 サウジ国営通信(SPA)は「サウジ閣議は全国14地域の地方議会に選挙を導入することで国民の地域問題への参加を推進する決定をした」と報じた。地方議会議員の半数が選挙で選ばれ、それ以外は政府による指名になるとみられる。女性に参政権が認められるかどうかなどは不明。

 91年の湾岸戦争の際、欧米がこの地域に民主化を要求。クウェート、バーレーンが国政レベルで選挙をすでに実施したほか、カタールでも国政選挙を予定しているが、サウジでは1932年の建国以来、国政、地方両レベルを通して選挙が実施されたことはない。

 米同時多発テロ(01年9月11日)で実行犯19人のうち15人がサウジ出身とされ、米国のメディアや知識人からは「サウジの非民主的体制がテロを生む土壌になっている」と批判が広がった。サウジは米国の圧力に対応する形で宗教に偏重した教育の変更を行うなどしてきたが、イラク戦争後、サウジ王室には「思い切った民主化を実施しなければ、米国は力で体制変更を要求してくる」との危機感が強かったといわれ、こうした動きが選挙導入の背景にある。(毎日新聞)
[10月14日10時36分更新]

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米兵自殺増加で調査団派遣 イラク戦争で派兵【共同通信】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/175.html
投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 10 月 14 日 09:19:24:hlbym6ZH.OUDI

【ワシントン13日共同】13日付の米紙USAトゥデーは、イラク戦争で派兵された米兵の自殺者数が増加しているとして、米陸軍が精神科医やソーシャルワーカーなどの専門家調査団を現地に派遣したと報じた。
 過去7カ月間のイラクでの自殺者は少なくとも陸軍11人、海兵隊3人。大半が5月1日の「大規模戦闘終結宣言」の後で、陸軍はほかにも10件前後のケースが自殺に当たる可能性があるとして調べている。
 昨年の米軍全体に占める自殺者は「10万人に8−9人」の割合だったのに対し、陸軍では今年、「10万人に17人」の割合。
 専門家は、過酷で危険な状況と長期駐留が兵士の精神状態を悪化させている可能性があると指摘している。[10月14日1時50分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000006-kyodo-int

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「あなたはそんなに立派なのか」 公明党荒木参議院議員が天木氏を刑事告訴 「週刊現代」にも謝罪要求【ベリタ通信】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/170.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 10 月 14 日 06:45:58:WmYnAkBebEg4M

「あなたはそんなに立派なのか」 公明党荒木参議院議員が天木氏を刑事告訴 「週刊現代」にも謝罪要求【ベリタ通信】
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200310131151191


【東京13日=ベリタ通信】前駐レバノン大使の天木直人氏(56)の著
書『さらば外務省!』に対し、公明党の荒木清寛参議院議員はこの本が発
売された8日、東京地検に名誉毀損で天木氏への刑事告訴を行ったほか、
天木氏のインタビューを掲載した「週刊現代」に対しても民事訴訟をちら
つかせて訂正、謝罪を要求していることが分かった 」...

(試験中:400字詰め原稿用紙換算で約3.5枚)

この記事は 50 円です。

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トニー・ベン氏:ブレア労働党やグローバリズムを斬り、欧米諸国の偽善的態度を諌める [BBCハードトーク]
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/168.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 14 日 01:50:18:Mo7ApAlflbQ6s


米英がイラク攻撃を始める直前にフセイン大統領にインタビューしたことでも有名になった“社会主義者”トニー・ベン氏がBBCのディベート番組ハードトークに出演した。
(これから未明にかけて三度ほど繰り返し放送されるはず)


文字媒体を通じては知っていたが、映像媒体でまとまった主張を見聞きしたのは初めてだったが、その信念と論理にはひとまず敬服した。


● 貧乏人がどうして貧乏になるかではなく、金持ちがますます富を増やすわけを考えなければならない。世界の90%の人が富を生み出し、10%の人がその富を所有している。

これは、資本主義が民主主義には適合しないことを意味する。


● グローバリズムは、多国籍企業や銀行は世界から富を奪うための政策である。
  そのため、後進国に対して、公共企業の民営化を強い、社会保険や教育というお金のかかる財政支出を減少させようとしている。

世界一の金持ち国家の米国で4400万人の医療保険未加入者がいてまともに医療を受けられないという状況のおかしさを考えるべきである。困窮していても医療保険や教育はきちんと行われているキューバのほうがまっとうだ。


● [フセインは政治的弾圧と虐殺を行ってきた]という問いに、そのようなフセイン政権に武器を供給していたのが米英である。そのような歴史的経緯に頬かむりをして、フセインを断罪するのは欧米の偽善である。
開戦前にアジズ副首相と会って話をしたが、83年にラムズフェルドがやってきて化学兵器の供給を申し出たといっていた。そして、クルド人に化学兵器を使ったときに議会でその問題を取り上げたとき(トニー・ベン氏は当時労働党議員)、政府(サッチャー政権)は、「イラクは同盟国だからそのような問題を取り上げるわけにはいかない」と言っていた。
また、米英はイラク攻撃で2万人ものイラク人を殺害しており、今なお毎日イラク人を殺害している。


● [何であれ、イラクに民主主義の可能性を創出した]という問いに、米英が石油を奪う可能性を創出し、イラクの資産を民営化し多国籍企業が利益を持ち出せるようにしただけだ。
 イラクの民主主義はイラク国民自身の問題で、爆撃や恫喝で生み出されるものではない。

民主主義を持ち出すのなら、米英が重要同盟国とするサウジアラビアこそ爆撃されなければならないだろう。


● [ジンバブエのムガベ大統領について]の質問に対し、ジンバブエの問題は19世紀末にセシル・ローズが黒人から土地を奪い白人に分け与えたのが発端であり、自分も独立前のジンバブエに1年ほど居たが、イギリスの植民地時代には黒人のただ一人にでも選挙権は与えられていなかった。
ムガベ大統領を擁護するわけではないが、このような歴史を顧みないで、ムガベ政権に強圧的な対応をするのは偽善である。
1848年の「タイム」誌は、「奴隷制度をやめるわけにはいかない。米国のプランテーションには奴隷が必要だ。奴隷制度については、法的規制を行うようにすべきだ」と主張している。


● [共産主義国家が崩壊したのにまだ社会主義を主張するのか]という問いに、火あぶりが行われた魔女裁判がイエス・キリストの責任とはいえないように、ソ連など中央集権共産主義国家の失敗は社会主義を否定するものではない。


● ニュー労働党は、サッチャー自身が認めるようにサッチャー派政党である。


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米上院外交委員長、米大統領は指導力発揮を(NIKKEI NET)
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/147.html
投稿者 エリヤ 日時 2003 年 10 月 13 日 19:31:48:bY4rr6bva7sJk

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031013AT3K1300V13102003.html

 【ワシントン13日共同】米上院外交委員会のルーガー委員長(共和党)は12日、イラク政策の主導権をめぐるライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とラムズフェルド国防長官の確執が表面化したことに関し「大統領は副大統領や他の閣僚の上に立っている。大統領は大統領でなければならない」と述べ、ブッシュ大統領に指導力を発揮するよう異例の注文を付けた。
 NBCテレビの番組で述べた。委員長発言は、米国民の間にブッシュ政権のイラク政策への不信感が拡大していることを憂慮、来年秋の大統領選も視野に政権が一体となって取り組む必要性を指摘したものとみられる。
 ルーガー委員長は「最近、ブッシュ大統領、ライス補佐官、チェイニー副大統領、パウエル国務長官、ラムズフェルド国防長官が演説や記者会見を行ったが、それぞれ言っていることが明らかに違う」と指摘。先制攻撃の必要性を説いた副大統領の演説を「強硬で耳障りだった」と批判した。 (18:00)

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ロスチャイルドにわらじを脱いで当選したシュワちゃん
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/543.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 10 月 12 日 02:47:49:d/vusjnSYDx0.


この9月24日付ロイター記事は確認していないがここまで明確に引用している以上デマとも思えない。あの富豪の投資家バフェットに連れられて英国のロスチャイルド家を訪問した由。外国生まれでも大統領になれるように米国憲法を改正(改悪?)してArnieことシュワちゃんを次の次くらいの共和党候補するという噂はにわかに真実味を帯びてきたようだ。

親父がナチ親衛隊だったシュワちゃんは、親衛隊と同じドクロのマークを持つ例のエール大学を拠点とする「スの字」の団体のごひいきになっても何ら不思議はない。(小生の英国人の友人が電話で「スの字」の団体の噂話をしたら、二人ともそれからまる1週間電話に盗聴されているとおぼしき妙な雑音が入ったといってビビッテいた。)「スの字」は爬虫類云々のような与太話ではなく間違いなく実在の団体である。メンバーはメンバー以外の人間が「スの字」の話を持ち出したら黙ってその場を去らなければならない規則があるそうだが、ある時藪猿氏に「スの字」の話を持ちかけた新聞記者がいて、藪猿氏は真っ青になって黙りこくったという有名な話がある。こんなおどおどろしい秘密結社に世界の命運が握られているというのも怖い話である。シュワもすでに加入した可能性が高い?

http://www.conspiracyplanet.com/channel.cfm?channelid=2&contentid=961


The Bush Cabal has lusted after California for a long time. And now with Arnold Schwarzenegger as Governor, they have finally realized their goal: to capture California, the world's 10th largest economy. Even "presidential advisor" Karl Rove signed off on it.

Most importantly, Arnold has been sanctioned by the Olympians. The European Families have authorized the deal and their American cousins at the Bohemian Grove seconded the motion to install Arnold as Governor. On Sept. 24, 2002, Reuters published a story called 'Buffett's Back, with the Terminator' about Arnold and billionaire Warren Buffett visiting the ancestral home of the Rothschilds in England, where they "stepped onto Waddesdon's freshly cut lawn to be greeted by Lord Jacob Rothschild... Among those invited to Waddesdon Manor were the likes of James Wolfensohn, president of the World Bank, Jorma Ollila, chief executive of Nokia and De Beers chairman Nicky Oppenheimer."

Next Sen. Orrin Hatch wants to end the prohibition against foreign-born citizens like Arnold Schwarzenegger from becoming president.

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衆議院議員メルアド集
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/402.html
投稿者 ecologos 日時 2003 年 10 月 08 日 19:24:30:HiuQtiJsWc0O2

ご活用ください。こちらのデータから作成しました。

◇ 入江氏製作のデータ一次配布場所http://www.jca.apc.org/ftp-pub/doc/giin/
◇ 実行委員会製作のデータ一次配布場所http://www.geocities.com/ceasefire_anet/action.htm

g00055@shugiin.go.jp,aisawa@po.harenet.ne.jp, aizawahideyuki@mbg.sphere.ne.jp, aotaka@sunflower.or.jp, g00109@shugiin.go.jp, akagi@ingjapan.ne.jp, akaba@akaba-now.com, ajimusho@quartz.ocn.ne.jp, info@akamatsu.net,himeji@akamatsu.net, jcp@akamine-seiken.naha.okinawa.jp, yakutsu@din.or.jp, asano@jpc-tokai.or.jp, kokkai@azuma.ne.jp,joto@azuma.ne.jp,fukagawa@azuma.ne.jp, g00017@shugiin.go.jp, s-abe@cybertron.co.jp, tomoko@dd.iij4u.or.jp,email@abetomoko.com, g00192@shugiin.go.jp,office@a-amari.com, satoshi@arai21.net, g00208@shugiin.go.jp,h_arai@kt.rim.or.jp,BYQ07545@nifty.ne.jp, g00352@shugiin.go.jp,ienishi@webee.co.jp, gara-i@nifty.com, g00369@shugiin.go.jp, g00376@shugiin.go.jpg00383@shugiin.go.jp,yasuko.ikenobo@nifty.com, mail@ishii-ikuko.net, ishii229@alles.or.jp, g00420@shugiin.go.jp, g00468@shugiin.go.jp,eishige@ask.ne.jp, info@ishida-masatoshi.net, g00505@shugiin.go.jp,nobuteru@nobuteru.or.jp, g00543@shugiin.go.jp, g00550@shugiin.go.jp, g00277@shugiin.go.jp,atg001@fine.tns.ne.jp, g00284@shugiin.go.jp,kousukem@mbr.sphere.ne.jp,kousukeito@mbr.sphere.ne.jp, tatsuya@tatsuyaito.com, g00321@shugiin.go.jp,navi@ruby.famille.ne.jp, g00574@shugiin.go.jp,inaba-murakami@post.email.ne.jp,inaba-shibata@post.email.ne.jp , Minshuinoue@aol.com, g00260@shugiin.go.jp,yosihisa@sm.rim.or.jp, ibuki@zms.or.jp, i-masami@basil.ocn.ne.jp, g00598@shugiin.go.jp, g00604@shugiin.go.jp,tetsundo@iwakuni.net,cab07160@pop06.odn.ne.jp, jiminh9@nifty.com, g00635@shugiin.go.jp,office@iwanaga.gr.jp, info@t-iwaya.com,takeshi@t-iwaya.com, iken@isamu-u.com,isamu96@kt.rim.or.jp, g00659@shugiin.go.jp,info@21j.com,ueda@aya.or.jp, h05357@shugiin.go.jp, usui@webee.co.jp,kikko-2@mx1.alpha-web.ne.jp, udagawa@mint.ocn.ne.jp,g00697@shugiin.go.jp,,ZXE04624@nifty.ne.jp, g00703@shugiin.go.jp,info@urusan.net, esaki@cityfujisawa.ne.jp, g05388@shugiin.go.jp, g00772@shugiin.go.jp,yukio@edano.gr.jp,omiya@edano.gr.jp, info@seishiro.jp,endo@endo-kazuyoshi.com, g00802@shugiin.go.jp,entake8@ruby.ocn.ne.jp, g05395@shugiin.go.jp, oishi@l-net.ne.jp,hgc01335@mxi.mesh.ne.jp, ohki@kt.rim.or.jp, g05425@shugiin.go.jp,oshima@sakitama.or.jp, morry@hi-net.ne.jp, reiko555@titan.ocn.ne.jp, staff@akihiro-ohta.com, liberty@otaseiichi.gr.jp, info@nobumori.jp,sanasana@da.mbn.or.jp,otani335@io.ocn.ne.jp, sayama@matsushige.org, g00994@shugiin.go.jp,yoshinori.ohno@mbb.nifty.ne.jp, g01007@shugiin.go.jp,yuai-oht@po.net-ibaraki.ne.jp, oohata_m@nifty.com, info@ohara13.com, info@ohmura.ne.jp, info@tak.gr.jp, g01083@shugiin.go.jp,webmaster@katsuya.net, tokyo@okuda-ken.gr.jp,okuda@conduct.co.jp, info@okutani.gr.jp, g01113@shugiin.go.jp, kiya@mbox.kyoto-inet.or.jp, g00833@shugiin.go.jp, ozatokh8@lime.ocn.ne.jp, wr4a-kud@asahi-net.or.jp, g00871@shugiin.go.jp,sakihito@sage.ocn.ne.jp, YIU08528@nifty.com,sono@shikoku.ne.jp, webmaster@obuchiyuko.com, info@omi.or.jp,omi@blue.ocn.ne.jp, g01199@shugiin.go.jp,fwgc3495@mb.infoweb.ne.jp, kakizawa@kiwi.ne.jp, g01229@shugiin.go.jp,kagita@mbd.sphere.ne.jp, 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g01496@shugiin.go.jp,kimuraof@usiwakamaru.or.jp,info@kimutaka.org, daini-k@mail.netwave.or.jp , isahaya@f-kyuma.com, nagasaki@f-kyuma.com, kadusa@f-kyuma.com, ban@kugimiyaban.org, g05616@shugiin.go.jp, g01663@shugiin.go.jp, g01670@shugiin.go.jp, kumashiro@sam.hi-ho.ne.jp,kumashiro@msj.biglobe.ne.jp,info@seiji.gr.jp, g05623@shugiin.go.jp, g01700@shugiin.go.jp, yutaka@kanazawa-net.ne.jp, g01748@shugiin.go.jp,h01748@shugiin.go.jp, koike@yuriko.or.jp,yuriko@esaka.co.jpToshiaki@koizumi.gr.jp, move@chichibu.ne.jp, konotaro@h5.dion.ne.jp, g01847@shugiin.go.jp,info@1sey.com, g01854@shugiin.go.jp,kogamakoto@hotmail.com, nagano@kosaka.gr.jp,kk@kosaka.net, g01793@shugiin.go.jp, jcphkd@jcphkdbl.gr.jp, goto@510.to, g05661@shugiin.go.jp,g510@maple.ocn.ne.jp, g01885@shugiin.go.jp,goto@baobab.or.jp, info@gotoda.com,masazumi@stannet.ne.jp, spirits@osamu-k.com, g05692@shugiin.go.jp,h05692@shugiin.go.jp,kobayasi@koba-ken.jp, g01809@shugiin.go.jp, g01823@shugiin.go.jp,mamoru@office.email.ne.jp, g01946@shugiin.go.jp,konchan@spice.or.jp, g05715@shugiin.go.jp,minsh-1@theia.ocn.ne.jp,azuma@bmail.plala.or.jp, g02110@shugiin.go.jp,saito@hiroshima-cdas.or.jp, tositugu@mail.ask.ne.jp, saitoto@mail.ask.ne.jp,,
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北朝鮮上層部で連続する不審な交通事故
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/392.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 10 月 08 日 18:15:14:oQGUNb5q8hjD.

北朝鮮の金正日がここ1ヶ月ほど姿を見せていないようですが、婦人が交通事故で重体など不審な事故が連続しているようです。
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17501. Re: 何らかの変動?金正日総書記の動静1ヶ月近く途絶える 呉委員長訪朝延期も関連か 金玉男  2003/10/08 (水) 03:06

北朝鮮政権の上層部で何かが起こっていると思われ。
北朝鮮の金容淳書記は治療中=韓国TV
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=030910123625X017&genre=int
<サッカー>アジア杯2次予選 レバノン−北朝鮮が延期に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00002084-mai-spo
金総書記夫人が重体 先月下旬、交通事故で頭部強打
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07iti002.htm
金正日・後継者の実母、交通事故で重体
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_10/1t2003100723.html
露知事訪朝:沿海地方と北朝鮮の経済交流などで合意
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031007k0000m030033000c.html
金総書記の動静途絶える 呉委員長訪朝延期も関連か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000139-kyodo-int
怪しい交通事故が、金容淳/サッカー選手団/高英姫と三件立て続け。
怪しいドタキャンが、呉委員長訪朝中止/ロシア知事面会中止と二件。
どうも金正日は、対外的に姿を現せない状況にあると思えます。
・暗殺/クーデターを恐れている。・怪我をしている。・病気をしている。
といったところが考えられますが、いずれにしても何らかの変動が起きているのでしょう。
もし「交通事故」が本当に交通事故だとすると、
北朝鮮での要人警護の体制には重大な欠陥がある事になり、
これはこれで、政権内部での責任問題が結構おおごとになりそうです。
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* 記事をコピーしておきましょう。

2003/09/10−12:36北朝鮮の金容淳書記は治療中=韓国TV
 【ソウル10日時事】韓国のYTNテレビは10日、最近訪朝した韓国与党・新千年民主党(民主党)議員の話として、北朝鮮の金正日労働党総書記の側近で、今年6月から動向報道が途絶えている金容淳党書記が交通事故で負傷した上、糖尿病の治療を受けていると報じた。【時事通信】
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<サッカー>アジア杯2次予選 レバノン−北朝鮮が延期に
 アジア・サッカー連盟(AFC)は29日、アジア・カップ2次予選で、27日に予定されたレバノン―北朝鮮(ベイルート)が延期になったと発表した。北朝鮮は26日に多数の同国選手が交通事故で負傷したとして延期を申し入れ、AFCが了承した。新しい試合日程は未定。(共同)(毎日新聞)
[9月29日23時5分更新]
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【金正日・後継者の実母、交通事故で重体】
高英姫夫人、二男の禅譲シナリオにも打撃

 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(62)の夫人、高英姫(コ・ヨンヒ)さん(50)が9月下旬に交通事故で重体になっていることが、7日までに分かった。夫人の二男で経歴不明の正雲(ジョンウン)氏が金王朝3代目の後継者に急浮上し、高夫人自身の偶像化も進む最中のナゾの事故。クーデター未遂も相次ぐなか、正雲氏に禅譲して米国の敵視政策を撤回させ、独裁国家延命に躍起となる将軍様のシナリオが大打撃を受ける可能性もある。

 朝鮮半島筋が明らかにしたもので、事故原因など詳しい状況は不明だが、高夫人は乗車中に事故に遭遇し、頭部を強く打ったという。

 高夫人は在日朝鮮人出身で、1960年代初めに北に渡り、平壌の歌劇団「万寿台(マンスデ)芸術劇団」に所属した。

 金総書記の第1夫人は故・成恵琳(ソン・ヘリム)夫人だが、現在、将軍様の寵(ちょうあい)を最も受けているのが高夫人とされる。

 背景にあるのは、将軍様の後継者選びだ。

 成夫人との間にできた長男の正男(ジョンナム)氏(31)は後継候補の大本命だったが、日本に不法入国したり、女性同伴でロシアに滞在するなど放蕩(ほうとう)息子ぶりが将軍様の逆鱗(げきりん)に触れ、勘当されたとされる。

 そこで、高夫人の2人の息子に注目が集まったが、長男の正哲(ジョンチョル)氏(21)は温厚な性格で、将軍様が側近に「あれは女の子みたいでダメだ」と語るなど、後継レースから脱落したとされる。

 「第3の男」で急浮上したのが正雲氏。日朝関係筋は「生年月日をはじめ、素顔は秘密のベールに包まれている。男らしく、若い割にはしっかりしている」という。

 高夫人も正雲氏を後継者に祭り上げるのに積極的。朝鮮労働党と100万人を擁する人民軍の高官に対し、「正雲を『明星大将』と呼ぶように」と指示したとされる。

 高夫人は同時に自らの偶像化にも熱を上げていた。5月に韓国入りした脱北者の1人は「北は99年ごろから高夫人を『平壌オモニ(母)』と呼ばせ、偉大性を宣伝している」と語ったという。

 昨夏には、人民軍の講演資料でも「敬する最高司令官同志に限りなく忠実なオモニム(お母様)」と絶賛された。

 最近では、高夫人の妹夫妻が1998年5月、米国に亡命したと韓国の「月刊朝鮮」(9月号)が報じ、将軍様を知る身内で最も近い人物の亡命として話題となった。

 究極の食糧危機や金正日暗殺未遂など独裁体制が不安定になるなか、8月の6カ国協議で、米国は北に核放棄を最優先として迫り、見返りの体制保証を与えなかった。

 「金正日は米朝交渉を有利に運ぶため、禅譲により院政を敷くことも視野に入れている」(日朝関係筋)という。

 首都・平壌も含め、交通量が極端に少ない北で、特別警護対象の高夫人がどのような経緯で事故にあったのか。多くのナゾを残す事故が今後、6カ国協議の行方など、国内外に大きな波紋を広げることも考えられる。

ZAKZAK 2003/10/07
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ちなみに、
金総書記夫人が重体 先月下旬、交通事故で頭部強打
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07iti002.htm

金総書記の動静途絶える 呉委員長訪朝延期も関連か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000139-kyodo-int

の2つの記事はすでに削除されていました。何らかの圧力があったものと思われます。

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「機密費20億円上納は事実」天木前大使 −著書で暴露(共同通信) − 菅民主党代表、天木氏に接触
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/360.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 10 月 07 日 19:40:35:1VmSkkGasXps6

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000127-kyodo-pol

米国主導のイラク戦争に反対する意見具申をしたことで、外務省を事実上、解雇されたとしている天木直人前駐レバノン大使(56)が、8日発売の著書「さらば外務省!」(講談社刊)で、外務省の機密費のうち20億円が毎年、内閣官房に上納されていたとされる疑惑は、「厳然たる事実」と指摘していることが分かった。在カナダ大使館での約800万円の公金流用疑惑についても言及している。
 外務省関係者は「あり得ないこと」と事実関係を全面否定しているが、天木氏は「すべて私が直接見聞きした事実」と話している。
 天木氏をめぐっては、民主党の菅直人代表らが、「大使の職務として当然の意見具申」なのに、それを理由に外務省が退職に追い込んだとして問題視しており、天木氏に接触、詳しい事情を聴いている。(共同通信)
[10月7日18時24分更新]

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90年代後半にFBIがイスラエル諜報当局と合同で(囮捜査目的で)ハマスに資金供与していた事実が発覚
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/357.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 10 月 07 日 19:02:43:FnBfYmHiv1JFs


●下記のAP通信の報道では、FBIとイスラエル諜報機関当局(この記事では
 詳細不明)合同実施していた「ハマス関係者への資金供与」作戦について
 リノ司法長官が許可をだしていたけれどもクリントン政権中枢部は知らな
 かった……という奇妙なことになっています。

 しかしリノ司法長官は、クリントンの醜聞をめぐっていろいろと不審な
 行動をしてきた人物なので、これはかなり大きな“裏”がある話かも。

 米国政府およびイスラエル政府による中東などのテロリズム関与の、
 実態解明に関わってくる問題かもしれません。
 


●AP通信の記事を紹介します。(着目点のみ訳をつけておきます。)
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http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=514&e=3&u=/ap/20031006/ap_on_go_ca_st_pe/fbi_hamas_money

AP: FBI Sent Hamas Money in Late 1990's
【FBIが90年代後半にハマスに資金供与を行なっていた】
Mon Oct 6, 5:43 PM ET

By JOHN SOLOMON, Associated Press Writer

WASHINGTON - While President Clinton was trying to broker an elusive peace between Israelis and Palestinians, the FBI was secretly funneling money to suspected Hamas figures to see if the militant group would use it for terrorist attacks, according to interviews and court documents.
【ワシントンDC発――クリントン大統領がイスラエルとパレスチナとの困難な和平達成にむけて仲介努力をしていたときに、FBIがひそかにハマス関係者とおぼしき人々に資金を供与し、それがテロ攻撃に使われるかどうか観察していた事実が、関係者の証言や法廷資料で明らかになった。】

The counterterrorism operation in 1998 and 1999 was run out of the FBI's Phoenix office in cooperation with Israeli intelligence and was approved by Attorney General Janet Reno , FBI officials told The Associated Press.
【複数のFBI職員がAP通信記者に語った証言によれば、この対テロ作戦は1998〜99年に連邦捜査局(FBI)のアリゾナ州フェニックス支所で、イスラエル諜報機関と合同で実施されていた。ジャネット・リノ司法長官もこれを承諾していた。】

Several thousand dollars in U.S. money was sent to suspected terror supporters during the operation as the FBI tried to track the flow of cash through terror organizations, the FBI said in a rare acknowledgment of an undercover sting that never resulted in prosecutions.
【この捜査作戦の期間中、テロ支援者の疑いがある複数の人物に数千ドルが送金され、FBIはテロ組織のカネの流れを追跡していた。今回判明したような秘密のおとり捜査についてFBI自体が事実を認めることはめったにないわけだが、この作戦では刑事訴追に持ち込むことができなかったという。】

"This was done in conjunction with permission from the attorney general for an ongoing operation, and Israeli authorities were aware of it," the bureau said.
【「このおとり捜査作戦は、司法長官の許可を受けていたし、イスラエル当局も知っていた」とFBIは認めた。】

One of the FBI's key operatives, who has had a falling out with the bureau, provided an account of the operation at a friend's closed immigration court proceeding. AP obtained and reviewed the court documents.

Arizona businessman Harry Ellen testified he permitted the FBI to bug his home, car and office, allowed his Muslim foundation's activities in the Gaza Strip (news - web sites) to be monitored by agents, arranged a peace meeting between major Palestinian activists and gained personal access to Yasser Arafat (news - web sites) during more than four years of cooperation with the FBI.

Ellen's FBI handler in the late 1990s was Kenneth Williams, an agent who later became famous for writing a pre-Sept. 11 memo to FBI headquarters warning there were Arab pilots training at U.S. flight schools. The warning went unheeded.

Ellen, a Muslim convert, testified he was taking a trip to the Gaza Strip to bring doctors to the region in summer 1998 when Williams asked him to provide money to a Hamas figure.

Williams wanted "the transfer of American funds to some of the terrorist groups for violent purposes," Ellen testified to the immigration court in a closed June 2001 session.

At the same time, Clinton and his negotiators were trying to reinvigorate stalled Mideast peace talks, an effort that culminated in the Wye Accords in October 1998.

Clinton's national security adviser, Sandy Berger, said in an interview that the White House wasn't informed of the FBI activities. "We were not aware of any such operation," Berger said.
【クリントン大統領の国家安全保障顧問だったサンディ・バーガー氏によれば、ホワイトハウスはFBIのこのおとり捜査を知らされていなかった。「我々はこんな作戦が行なわれたとは思ってもいなかった」とバーガー氏は述べた。】

Ellen testified the operation ended abruptly in early 1999 when he and Williams had a series of disagreements over the operation, disputes that began when Ellen angered the FBI by having an affair with a Chinese woman suspected of espionage.

FBI officials said they tried to get Ellen to end the relationship and his work was terminated for failing to follow rules.

Melvin McDonald, the former U.S. attorney in Phoenix who has championed Ellen's cause, said the FBI's abrupt end to the investigation squandered an important intelligence opportunity.

"Harry had been a tremendous resource to the bureau," McDonald said. "We did not have that many people like him with connections like that to the Middle East."

Former Senate Intelligence Committee chairman Dennis DeConcini, another Ellen supporter, said Ellen's work could have greatly assisted the FBI.

"I know some of the wonderful cases and sheer positives the FBI has done. But when it comes to spying and espionage they really screwed up, and I think Harry is one of those cases," the former Arizona senator said.

The Justice Department (news - web sites) inspector general is investigating some allegations that came to light in Ellen's case, including that FBI agents in sensitive probes moonlighted at private companies that were using FBI assets or investigative subjects to assist their personal interests.

Ellen, stepson of an Air Force intelligence officer, had worked for U.S. intelligence since the 1970s as an "asset," a private citizen paid to provide information or conduct specific tasks. His work started in Latin America and also involved China and the Middle East.

Ellen, whose step-grandfather was Jewish, converted to Islam in the 1980s and began helping poor Palestinians.

In 1994, he began assisting the FBI Phoenix office, which had become a hotbed of cases involving terrorism and intelligence because of a large, active Muslim population, the proximity to the U.S. southern border and a large concentration of aerospace companies.

Ellen testified that by 1996 his humanitarian work, monitored by the FBI, had won him unprecedented access to Muslim militants from groups fighting for Palestinian independence, including Hamas.

In a rare meeting Ellen organized, he testified, the major groups created an informal alliance to ensure safe passage to any foreigner providing humanitarian assistance. Ellen was named a spokesman and met several times with Arafat.

Ellen also created a foundation named al-Sadaqa to further his work by bringing sewing machines, eyeglasses and other assistance to Palestinians.

Impressed by the extraordinary access, Williams insisted the new foundation be funded in part by the FBI, Ellen testified.

In an interview, he said he agreed to help the FBI "not as a snitch but as a good American."

"I agreed to cooperate with the FBI in the facilitation of the peace process that would lead to an independent Palestinian state, stopping the half-century of violent and oppressive occupation," Ellen said.

"During that period of time I never did anything nor would I cooperate in any way to harm the Palestinian or Israeli people."

He testified that Williams provided him between $3,000 and $5,000 in the summer of 1998 and instructed him to give it to a Hamas figure named Ismail Abu Shanab, who was killed earlier this year by Israeli forces in retaliation for a Hamas terrorist strike.

"He (Williams) said they (the dollars) would be for terrorist activities," Ellen testified. Abu Shanab distributed the money to Palestinian orphanages and health care facilities, he said.

Ellen testified that Williams told him he hoped the transfer would lead to more money exchanges through terror groups but Ellen refused to earmark money for terrorism. He testified he later learned another FBI operative had offered Hamas and Palestinian figures larger amounts for terrorist attacks.

The court testimony shows Ellen allowed his home, office and car in Arizona to be bugged so the FBI could listen, without a warrant, to visiting Palestinians or Americans if they discussed illegal activity.

The FBI said it commonly uses such recordings. "Consensual monitoring does not require a warrant. In cases where the FBI conducts consensual monitoring, the one party is aware he is being recorded," it said.

One of those to visit Ellen in Arizona was Palestinian Gen. Mahmoud Abu Marzouq, an Arafat ally who oversaw Palestinian civil defense. Marzouq became involved with Ellen's foundation and later wrote a letter praising him.

"The United States will, in my opinion, lose a valuable opportunity for communication in the Middle East if Abu Yusef (Ellen's Muslim name) is further restricted from his honorable efforts for the part of the widows, orphans and handicapped and the elderly in Palestine," Marzouq wrote.

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●表題のような米国政府の秘密工作が発覚したわけですが、「資金供与」とか
 イスラエルのテロ関与疑惑についていえば、こんな話もありました。
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http://asyura.com/sora/war1/msg/201.html
戦争・国際情勢 投稿NO:201 2001/9/14 03:54:56
投稿者: 佐藤雅彦
e-mail:
題 名: イスラエルの諜報当局が「米国攻撃にイラクが資金供与」と発表
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http://asyura.com/sora/war1/msg/384.html
戦争・国際情勢 投稿NO:384 2001/9/18 07:33:58
投稿者: 佐藤雅彦
e-mail:
題 名: 米国テロ爆撃にイスラエル諜報機関の陰謀疑惑が浮上
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http://asyura.com/sora/war4/msg/642.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:642 2001/11/14 11:22:41
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ウサマ・ビン・ラディンとイスラエル諜報機関モサドとの接点
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http://asyura.com/sora/war5/msg/243.html
戦争・国際情勢5 投稿NO:243 2001/12/02 15:20:12
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 元モサド工作員の告白:イスラエルはいかにして米国を騙し、リビアとイラクへの攻撃に向かわせたか
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http://asyura.com/sora/war5/msg/471.html
戦争・国際情勢5 投稿NO:471 2001/12/05 21:31:20
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 12月初頭に起きたエルサレム連続爆破事件とハマスの対応、そしてイスラエルのアラファト暗殺攻撃
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http://asyura.com/sora/war8/msg/766.html
WA8 766 2002/1/25 19:18:57
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: レバノンの親イスラエル民兵組織元リーダー(で元閣僚)暗殺事件をめぐる奇妙な展開
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http://asyura.com/2002/war11/msg/697.html
WA11 697 2002/4/30 14:00:37
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: フランスの代表的な政治活動家が、かの地でのユダヤ教会堂攻撃のモサド陰謀説を主張
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http://asyura.com/2002/war15/msg/111.html
WA15 111 2002/8/25 00:26:01
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: パリ検察局が、イスラエル極右勢力の自作自演によるフランス語「ユダヤ人撲滅」ウェブサイトを捜査し始めた
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●これは英国諜報当局の自作自演芝居の発覚でしたが……
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http://asyura.com/2002/war14/msg/529.html
WA14 529 2002/8/17 07:36:46
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ドイツの有力ネオナチ政党の党首は英国諜報機関MI6のスパイだった!
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●キナ臭い「対テロ」作戦という名の国家テロリズムに関しては
 米国とイスラエルがこんな合同プレイも行なっていた……
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http://asyura.com/sora/war3/msg/896.html
戦争・国際情勢3 投稿NO:896 2001/10/26 21:20:21
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: イスラエルが対テロ戦争支援でワシントンにモサド部隊をこっそり派遣
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http://asyura.com/sora/war4/msg/60.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:60 2001/10/29 19:30:07
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 米軍特殊部隊がイスラエル軍特殊部隊と合同で、パキスタンの核弾頭を強奪する計画を進めている
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http://asyura.com/sora/war8/msg/764.html
WA8 764 2002/1/25 18:17:59
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 小ブッシュ政権がイスラエルの“アラファト軟禁”政策を支援
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米国の国務省次官が、イラク戦争が終わったら次はイラン、シリアに戦争を吹っかけるとイスラエル高官に言明
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/244.html
WA24 244 2003/2/18 08:05:08
投稿者: 佐藤雅彦
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パウエル長官の2月5日の国連プレゼンテーションの草稿はイスラエル政府が準備したもの(ラルーシュのEIRからの転載記事)
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/458.html
S24 458 2003/2/21 09:49:31
投稿者: 佐藤雅彦
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イスラエル軍の特殊部隊が(イラクを西側から攻めるための)ヨルダンの“秘密の共同戦線”に参加している
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/1303.html
WA25 1303 2003/3/18 10:57:16
投稿者: 佐藤雅彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米軍はイスラエル製の兵器技術を使ってアラブでの「大量破壊」と「虐殺」を繰り返している
http://www.asyura.com/0304/war28/msg/155.html
WA28 155 2003/3/25 08:58:15
投稿者: 佐藤雅彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発覚!“説教強盗枢軸”内で大量虐殺の悪知恵を伝授】イスラエルは米軍部隊に“ジェニン方式”の市街戦を訓練していた
http://www.asyura.com/0304/war29/msg/559.html
WA29 559 2003/3/30 01:25:58
投稿者: 佐藤雅彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
イスラエルのパリツキー国家基盤整備大臣が“親シオニスト政権”のイラク誕生を見越してハイファへの石油パイプライン敷設構想を表明
http://www.asyura.com/0304/war29/msg/846.html
WA29 846 2003/4/01 04:35:17
投稿者: 佐藤雅彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

インドネシアのマリオットホテルが爆破される4時間半前に、米国大使館が大量の予約を取り消していた
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/132.html
WA38 132 2003/8/06 13:11:16
投稿者: 佐藤雅彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ジョー・ヴァイアルズの告発:ジャカルタのマリオットホテル爆破事件は米国とイスラエルの合作である
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/210.html
WA38 210 2003/8/08 07:29:50
投稿者: 佐藤雅彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●いわゆる「テロリスト」と米国の軍事・諜報機関との腐れ縁については、
 こんな話もあった……
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http://asyura.com/sora/war4/msg/31.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:31 2001/10/28 17:41:04
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ビン・ラディン一家と、大ブッシュや英国メイジャー前首相が後押しする米国カーライル投資グループとの腐れ縁は、もはやご破算に
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http://asyura.com/sora/war4/msg/178.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:178 2001/11/01 13:43:06
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: Re: ビンラディンが今年7月ドバイの病院でCIA責任者と会談

フィガロに載った記事を紹介しておきます
(フランス語の原記事を英訳したものですが、
 和訳する余裕がなかったんで、すいませんが……)
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http://asyura.com/sora/war4/msg/1054.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:1054 2001/11/26 08:53:45
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ウサマ・ビン・ラディンが米国の“エージェント”だというこれだけの証拠
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http://asyura.com/sora/war8/msg/651.html
WA8 651 2002/1/23 05:25:24
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 米軍がひそかにタリバン指導者とアルカイダ戦士たちの脱出を支援していた
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://asyura.com/2002/war11/msg/698.html
WA11 698 2002/4/30 14:55:38
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 元米国海軍諜報部員が、米国海軍がベネズエラのクーデターを支援していたことを暴露
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http://asyura.com/2002/war14/msg/716.html
WA14 716 2002/8/24 03:25:09
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 【デュマ前仏外相が暴露】米露が湾岸戦争後もサダム・フセニンを権力の座に据え続ける事前密約をしていた!
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バリ島爆破テロ事件へのCIAの関与を暴いた『ジャカルタポスト』編集者が解雇されていた
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/494.html
WA25 494 2003/3/09 17:59:18
投稿者: 佐藤雅彦
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【英国Financial Times報道】米軍は地元のチンピラ民兵集団に暫定統治をまかせ、そうした愚連隊のテロリズム支配を支援している
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/591.html
WA31 591 2003/4/10 23:25:03
投稿者: 佐藤雅彦
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9・11事変の「主犯」とされるモハメド・アッタは、90年代の大部分を通じて米独政府合同事業に雇われていたことが発覚
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/869.html
WA32 869 2003/4/24 20:18:11
投稿者: 佐藤雅彦
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ウサマ・ビン・ラディンとベクテル社との腐れ縁が発覚!――フレモント社(旧ベクテル・インベスティメント)
http://www.asyura.com/0304/war33/msg/489.html
WA33 489 2003/5/02 18:24:45
投稿者: 佐藤雅彦
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ここで一寸旧約聖書の話(9・11との絡みで)
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/245.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 10 月 05 日 06:47:27:d/vusjnSYDx0.


9・11の直後にイスラエル人の死者が極端に少ない、という噂が流れました。確かに事件直後のTVで国籍別の犠牲者数のリストが公表されましたが、イスラエル人は一桁だったと記憶しています。(日本人が二十数人、タイ人でも100人近かった)NYにはイスラエル・アメリカ二重国籍者は大勢いるのに、これは不自然だというわけです。3000人の内少なくとも百単位でイスラエル国籍者がいて当然という人もいます。

事件直前に何十兆円規模の航空会社株の先物取引があったことも確認され、欧州中銀などが犯人捜しをするはずでしたが、その後何の音沙汰もありません。無論捜査の結果やばい筋が浮かび上がってしまったためうやむやにせざるを得なくなったためと思われます。事前に詳細な情報をつかんいた集団があって、その中だけで「あそこの会社の株は売りだ!明日は出勤するな!」が合言葉になっていたことは最早疑う余地はないように思われます。

ところで阿修羅の常連には旧約聖書を読んだことがある向きも多いと思いますが、出エジプト記に「過越し(Passover)」という言葉が出てきますね。これは当時エジプトに捕囚の身で滞在していたユダヤ人に対して奴隷待遇を強いるエジプト王に、何とぞ罰を与えてください、というユダヤ人(モーゼ)の祈りに応えて堪忍袋の緒が切れた神が、エジプト中の第一子を皆殺しにするという恐ろしい罰を下す逸話ですが、ここで神の遣わした死の天使がユダヤ人の家とそれ以外を区別できるように、門に羊の血を塗るようにと神から指示があったというくだりがあります。この情報はひそひそ話としてユダヤ人の間でだけで流布され、当の晩はユダヤ人の家を例外として、国中が悲鳴の嵐となったという身の毛もよだつ話です。(聖書は宗教の書でありながら血なまぐさい話であふれている:passoverとは門に血がついている家は死の天使が過ぎ越す(pass over)から来ている)私はもとより反ユダヤ主義者ではありませんが、9・11にまつわる先ほどの話と何と酷似していることだろう、と感じざるを得ません。民族の思考様式は数千年の時を経ても簡単には変わらないもののようです。


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イラク人科学者、米の聴取後に射殺される【米国の謀略のにおいが臭う事、臭う事。】
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/238.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 10 月 05 日 00:19:21:WmYnAkBebEg4M

イラク人科学者、米の聴取後に射殺される【米国の謀略のにおいが臭う事、臭う事。】
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031004AT2M0400Y04102003.html

 【ワシントン=共同】イラクで大量破壊兵器を捜索している米調査団の
ケイ団長は3日、バグダッドでイラク人科学者2人が個別に調査団からの聴
取を受け終えた直後に相次いで狙撃され、1人が死亡したことを明らかに
した。ロイター通信が報じた。

 ケイ団長は、フセイン政権時代に大量破壊兵器開発に携わった科学者ら
は調査団に協力すると身に危険が及ぶと恐れていると指摘した。

 団長によると、科学者の1人は聴取から数時間後にアパートの外で頭部
を後ろから一発撃たれて死亡。強盗をうかがわせる状況はなかったという。

 別の科学者は銃弾六発を浴びたが、一命を取り留めた。ケイ団長は「こ
の科学者は生物兵器開発の実態を理解するのに重要な人物」と指摘した。
この科学者のおいも1カ月半前に銃撃を受けたという。団長は、2人の科学
者の銃撃事件がいつ起きたかについては明確にしていない。 (22:00)

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【爆笑のまとめ】「イラクの大量破壊兵器保有はフセインの虚勢だった」!!?? [BBCニュース]
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/145.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 03 日 16:44:34:Mo7ApAlflbQ6s


『米国のイラク大量破壊兵器独自調査団(D・ケイ団長)が「イラク現地で実物の大量破壊兵器は見つからず」と発表』( http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/125.html )に関連するものだが、昨夜のBBCニュースは、イラクが大量破壊兵器を保有していると“錯誤”した原因は、「大量破壊兵器を持っているというフセインの発言に左右された」ことにあるとし、「フセインは大量破壊兵器を持っているという虚勢を張ることで、イスラエルやイランを牽制できたかもしれないが、米英の攻撃を招くという失敗を犯した」というCIA高官のまとめを報じた。

内通者や亡命イラク人などを通じた諜報活動の“成果”としては、「イラクは大量破壊兵器を持っている」というものだったかもしれないが、フセイン政権は、「大量破壊兵器は持っていない。あると言うのなら調べてくれ」と世界に公言していたのである。

また、フセイン政権が、建前としてであっても、イスラエルやイランよりも米英からの攻撃を危惧していたことも自明であろう。


イラク攻撃を自国民に納得させることはできても正当化はできない「大量破壊兵器保有」の結末が、“フセインの虚勢”や情報収集活動の誤りというのではあまりにもお粗末で恥ずべきものだ。

もっと気が利いた“抗弁”はできないのかね。


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仰天!自衛隊派遣の論拠崩れる!イラク統治評議会「新たな外国軍派遣は内政干渉」【東京新聞】
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/143.html
投稿者 転載バカボン 日時 2003 年 10 月 03 日 15:37:08:kkVgFyCLlyr/.

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031002/mng_____kok_____001.shtml

『イラク占領軍に加担できぬ』アラブ諸国派兵を拒否

 【カイロ=秦融】イラクへの多国籍軍派遣問題でアラブ主要国は「自国軍は派遣しない」との方針を相次いで明らかにした。「イラク占領軍」への加担とみられて各国内の反発が高まる恐れに加え、イラクの統治評議会が「新たな外国軍派遣は内政干渉」との姿勢を示していることが大きい。

 エジプトのエルバズ大統領顧問は九月三十日、ムバラク大統領に同行したアラブ首長国連邦で「派遣しない」と明言。「どこからも要請されていない」ことに加え、「外国軍の派遣をイラク国民がどう受け止めるかが重要だ」とイラク側が歓迎していない状況を理由とした。

 サウジアラビアは、九月二十八日付で各紙が「たとえ国連指揮下の平和維持軍としても、派遣はしない」とするハリド国防航空相補佐官の発言を掲載した。

 ヨルダンのアブドラ国王は二十九日、「軍を派遣すればイラクの人々は(混乱に乗じた)アンフェアな行動と受け止めるだろう」との見解を表明。外務省も「イラク人民はアラブ国家が派遣する軍隊との交戦を望んでいない」との声明を出す一方で、三万人規模のイラク警察・軍の訓練を受け入れる計画を発表した。

 シリアは建前上、「平和維持軍派遣の用意がある」とするが、「イラクの統治を国連の管理下に置き、米軍撤退の時期を明示すること」と米国が受け入れがたい条件を示しており、派遣の意思が本音とは考えにくい。

 サウジ、クウェート、カタール、バーレーン、アラブ首長国連邦、オマーンが加盟する湾岸協力会議は九月五日、「派遣しない」とし、アラブ連盟外相会議は同九日に「占領軍に加担したり、その一部としてアラブ諸国の軍隊を派遣することは受け入れ難い」とするなど、いずれも事務局長談話の形で方針を確認。ここにきて、各国一斉に「派遣しない」との方針を表明したのは、その流れを踏襲した形だ。

 イラクの暫定統治機関「統治評議会」のチャラビ議長は九月十日、「評議会が望んでいるのは外国軍の撤収で、新たな派遣ではない」と明言。ゼバリ外相も「軍隊派遣は内政干渉」としている。

 イスラム諸国で派遣の可能性があるトルコに対し九月末、米国は八十五億ドルの経済援助計画を公表。しかし、イラク戦争前、米軍の出撃拠点となることを議会が拒否した経緯があり、派遣問題に決着がつくまでには、まだ時間がかかりそうだ。

コメント:おいおい、当事者であるはずのイラク統治評議会は「外国軍の派遣は内政干渉」と言ってるぞ。自衛隊派遣をどういいつくろうつもりだ?>小泉純一郎
それとも「自衛隊は軍隊ではない」とかいう使い古された言い訳でも持ち出すか?

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米国のイラク大量破壊兵器独自調査団(D・ケイ団長)が「イラク現地で実物の大量破壊兵器は見つからず」と発表
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/125.html
投稿者 【共同通信記事】 日時 2003 年 10 月 03 日 11:11:01:0yrvm9erKatEg

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00000035-kyodo-int

大量破壊兵器見つからず 米のイラク調査団が発表

 
 【ワシントン2日共同】イラクで大量破壊兵器を捜索している米調査団のデービッド・ケイ団長=中央情報局(CIA)特別顧問=は2日、これまでの現地での捜索で生物化学兵器など「実物の大量破壊兵器」は発見されなかったと発表した。
 上下両院での秘密聴聞会に出席した後、議会で記者団に語った。団長はその上で「フセイン(元大統領)を含むイラク高官が大量破壊兵器製造を続ける意図を持っていたことを裏付ける証拠を見つけた」と強調した。
 しかし、ブッシュ政権が対イラク開戦の大きな理由とした大量破壊兵器が、半年以上の捜索活動を経ても見つからないことで、政権への内外の疑問と批判がさらに強まるのは必至となった。(共同通信)

[10月3日10時15分更新]
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《写真》2日、ワシントンでイラクの大量破壊兵器について、記者団に説明する米調査団のデービッド・ケイ団長(右)(ロイター=共同)
http://jp.a1.yimg.com/7/50/6316/1065143787/img.news.yahoo.co.jp/images/20031003/kyodo/20031003-00000035-kyodo-int-thum-000.jpg
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陸上自衛隊の先遣隊150人が12月にイラク派兵決定 (これがホントの「洗浄のメリークリスマス」)
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/110.html
投稿者 【読売新聞記事】 日時 2003 年 10 月 03 日 05:09:34:Y/j3LaiIEju0E


文字どおり「洗浄の」……もとい「戦場のメリークリスマス」である。
自衛隊が他衛のために、もっと正確に言えば米英が実施した侵略戦争の「尻拭き」の
ために、イラクに出兵することが本決まりとなった。


ちょうど20年前の映画『戦場のメリークリスマス』を連想して、悲しい苦笑が出るね。
あの映画の舞台はジャワの日本軍捕虜収容所。映画の前半は60年前の、日本がまだ
制海権を握っていた当時の状況。ハラ軍曹(=ビートたけし)は無邪気な顔で
捕虜の英国兵を虐待しまくる。やがて日本が負け、収容所での支配関係は逆転。
ハラ軍曹は処刑される前日に、かつての捕虜だったロレンス中佐にむかって
恐ろしいほど無邪気な表情で最後のあいさつをするのであった……

「メリークリスマス、ミスター・ローレンス」


なんだか今回の自衛隊派兵の状況は、この映画の政治的パロディみたいだぞ。
自衛隊のたくさんのハラ軍曹は、砂漠に着いたら苦力(=自衛隊)管理の親方たちに
こう言ってやれ。

「メニークライシス、ミスティ・ロウレスネス」

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00000001-yom-pol


陸自先遣隊、12月にイラクへ…政府方針

 政府は2日、イラク復興支援特別措置法に基づく陸上自衛隊の活動について、現地の治安が極度に悪化しないことを前提に、12月中に150人前後の施設部隊を先遣隊としてイラク南部に派遣する方針を固めた。

 部隊は、海上自衛隊の輸送艦で運ぶ。その後、年明け以降に、給水、電力供給、医療支援などを担当する500―600人規模の本隊を派遣する。

 これに先立ち、今月末にも陸自の調査団を派遣し、具体的な活動内容と地域を詰める予定だ。また、航空自衛隊についても、年末にC130輸送機3機をイラクと周辺国に派遣し、物資輸送を行う方向で調整している。

 陸自の派遣については、8月19日のイラク国連本部爆破テロ事件を受けて、年明けに先送りする意見が政府内で強まっていた。しかし、米国内などで自衛隊派遣を求める声が強まったうえ、イラクへの多国籍軍派遣に関する国連安全保障理事会決議を採択する動きが出てきた。このため、福田官房長官が9月に防衛庁に再検討を指示し、防衛庁が具体的な派遣案をまとめた。

 小泉首相は10月17日に来日するブッシュ大統領との会談で、「自衛隊の早期派遣で調整している」との考えを伝える方針だ。

 派遣隊員は、陸自北部方面隊を中心に選抜し、語学教育や武器を使った訓練などを事前に行う予定だ。

 陸自の活動地域としてイラク南部が有力なのは、北部やバグダッド周辺に比べて治安が安定しているためだ。既に南部では、英国軍のほか、イタリア、オランダなど多数の国の部隊が活動している実績も考慮した。

 先遣隊は、宿営施設、防御フェンス、監視塔などを建設し、年明けに派遣する本隊の駐屯地を整備する。

 本隊の活動としては、〈1〉イラク国民や米軍などに対する浄水、給水活動〈2〉病院や農業用の電力供給〈3〉イラク国民への医療支援――などを検討している。

 電力供給としては、病院への発電機の設置や、農業用水を耕作地に引き込むためのポンプへの給電などを行う。

 医療支援では、自衛隊の医療部隊約150人程度の派遣を検討している。

 政府は現在、外務省、防衛庁などによる調査団を現地に派遣中で、週明けに帰国する。今月末にも派遣する予定の陸自の調査団は約40人で構成する。政府は、陸自調査団が帰国する11月中旬をめどに、自衛隊の活動地域や派遣期間、活動内容などを盛り込んだ基本計画を閣議決定する方針だ。(読売新聞)

[10月3日3時41分更新]
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CIA工作員身元漏洩スキャンダルでホワイトハウスが司法省の嘘発見器尋問を受け入れる方針
http://www.asyura.biz/biz0310/war40/msg/108.html
投稿者 【CNNニュース記事】 日時 2003 年 10 月 03 日 04:25:42:wth/TWon3.9KQ


ブッシュ政権が「大量破壊兵器のウソ」をばらまきながら国内世論と国際社会を騙して
ネオコンとイスラエルの宿願の計画だったサダム・フセイン政権転覆“戦争”を
やらかしたのち、このウソの誤魔化しようがなくなって政権内に暗闘が起きている。

いちはやく“トカゲの尻尾切り”(連中の好きな言葉をつかえば“贖罪の山羊”かな)
をやらかそうとして、ライス、ラムズフェルド、そしてブッシュは、チェイニーの
周辺に責任をおっかぶせて“みそぎ”を済ませる動きに出た。ここで先月末から
俄然「問題」となってきたのが、7月半ばに保守系コラムニストのロバート・ノヴァクが
暴いていたアフリカ外交官妻のCIA工作員としての秘密活動スキャンダルだった。

ある意味で当初の政治スケジュールになかったカリフォルニア州知事選挙が突然
日程化したことで、来年秋の大統領選挙への長いのスタートラインが前倒しとなり、
そうした状況のなかでこのスキャンダルがブッシュの足を引っ張る恐れが出てきた。

そういう情勢でホワイトハウスは司法省の追及を受け入れ、嘘発見器の使用まで
容認するといっている。(似たようなことが20年ほどまえのレーガン政権時代にも
起こったが嘘発見器の使用は“マッカーサー旋風”を連想させる秘密警察国家のようで
アメリカの民主主義的価値観とは相容れないという反対が強くて、レーガン政権は
導入できなかった経緯がある。)

これは司法省vs大統領府という二元論や、単純な勧善懲悪の図式で捉えるのは禁物だろう。
911事件以降、米国の捜査警察諜報体制は一元化にむけて再編が進んでいる。そういう
現状で嘘発見器をつかった職員捜査まで進めるというのは、支配体制内の「反体制派」を
あぶりだして粛清する一里塚である。当然ながら司法省はブッシュ政権のコントロール下
にある。

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http://cnn.co.jp/usa/CNN200310020012.html

うそ発見器も拒否しない方針 漏えい問題で米政府
2003.10.02
Web posted at: 11:46 JST
- CNN

ワシントン(CNN) マクレラン米大統領報道官は1日の記者会見で、米中央情報局(CIA)工作員名漏えい問題をめぐり、捜査当局がうそ発見器の使用をホワイトハウスに求めてきたとしても、「全面協力を約束する」と述べ、拒否しない方針を示した。

同報道官は、「完全協力とは完全に協力するという意味だ」と話した。

さらに、この問題について情報をもっているホワイトハウス職員は司法省へ報告するよう求めると述べた。

同問題の捜査に関連して、ホワイトハウスの全職員は2002年2月にさかのぼり、関連の可能性がある全ての書類を保存するよう指示を受けた。

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劣化ウラン告発フラッシュ・ムービー
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/328.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 9 月 27 日 07:52:30:oQGUNb5q8hjD.

今後45億年?!にわたる災厄。1991年以来撒かれた劣化ウランは400トンと超える。
新生児の奇形、イラクのガン患者は1000%に増えた・・・

http://www.ericblumrich.com/pl_lo.html

よく出来てます。

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イスラエル空軍パイロット27名が署名入りでパレスチナ攻撃命令を拒否
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/325.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 9 月 27 日 05:36:04:oQGUNb5q8hjD.

【イスラエルは「反乱」パイロットで大騒ぎ】

エルサレム:イスラエルは昨日、市民に死者がでるかもしれないパレスチナの軍事組織に対する攻撃作戦を遂行することを拒否した空軍パイロット達を激しく非難し、地上に降ろした。

この「パイロットの反乱」は、イスラエル最大の新聞である Yedioth Ahronoth の解説者によれば、反撃するパレスチナ人との抗争に対して他の(イスラエルの)兵士も同調するかもしれないものだ。

シャロン首相は「誰でも自分の意見を述べる権利はあるが、軍人の集団が高度な政治的決定に関する問題に干渉するというのは認められるものではない。」と述べた。

空軍のダン・ハルツ司令官は、この(反乱)集団でまだ軍務についている者は地上に降ろされ、発言を撤回する機会を与えられが、そうしない場合は空軍を除籍されるだろうという声明を述べた。

【Israel pounds 'mutiny' pilots】
http://www.gulf-daily-news.com/Articles.asp?Article=62588&Sn=WORL

JERUSALEM:Israel sharply criticised and grounded yesterday a group of air force pilots who refused to carry out missions against Palestinian militants in which civilians could be killed.

"The pilots' mutiny" was how Israel's largest newspaper, Yedioth Ahronoth, described their action as commentators speculated whether other soldiers might follow suit in opposing the way the military confronts a Palestinian uprising.

"Everyone has the right to voice their opinion, but it is unacceptable that a group of military men interfere in such

an issue, an issue decided on by the political echelon after great deliberation," Prime Minister Ariel Sharon said.

The air force chief, Major-General Dan Halutz, said in a statement that those in the group still in active service would be grounded and given a chance to retract their statement or face dismissal from the air force.
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また、ハーレツ紙にはこの「反乱パイロット」の声明が載っていますが、このパイロット達は27名の予備役兵を含むグループのようで、署名して命令を拒否したようです。

「イスラエルのために働き、また働いてきた退役と現役のパイロットである我々は、占領地区においてイスラエルが執行してきたような不法で不道徳な攻撃命令には反対します。」
「我々にとってイスラエル国防軍は一心同体と言えるものですが、我々は罪もない市民を攻撃し続けることを拒否します。継続する占領は我が国の安全に対して決定的な害を及ぼすものです。」

という文面が含まれた署名文書のようです。

このことは、イスラエル軍の「攻撃命令」は市民の犠牲を省みないものであったということであり、これはシャロン内閣の「高度な政治的決定」がこのような性格のものであるということを示しています。

今後、イラクの連合軍にもこのような「反乱」が波及するかもしれません。
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Last Update: 26/09/2003 12:44
PM: Pilots' refusal reminds me of 1982 attempt to topple gov't
By Amos Harel and Gideon Alon, Haaretz Correspondents, and Haaretz Service

Prime Minister Ariel Sharon on Friday condemned the
letter of refusal signed by 27 reserve Air Force
pilots, in which they stated that they would not
participate in operations in the West Bank and
Gaza Strip.

Speaking in a holiday interview
to Israel Radio, Sharon said
that the letter reminded him
that there had also been an
attempt to overthrow a
democratically-elected
government during the 1982
Lebanon War.

Sharon's comments were an

apparent reference to the decision to resign by
Amram Mitzna, who was commander of the IDF
Command College during the Lebanon War.

Mitzna cited the behavior of then defense
minister Sharon during the invasion of Israel's
northern neighbor, in particular regarding the
massacres in the Sabra and Shatila refugee
camps, as the reasons for his decision.

The signatories to the letter wrote they would
refuse to take part in aerial attacks on
populated Palestinian areas in the territories.


"We, both veteran and active pilots, who have
served and who still serve the state of Israel,
are opposed to carrying out illegal and immoral
orders to attack, of the type Israel carries
out in the territories," the letter states.

"We, for whom the IDF and the air force are an
integral part of our being, refuse to continue
to hit innocent civilians... The continued
occupation is critically harming the country's
security" and moral fiber, it added.

The Knesset Foreign Affairs and Defense
Committee said Thursday it would meet next week
to discuss the letter. The committee will meet
next Tuesday, following the Rosh Hashanah
holiday.

Also Thursday, Air Force Commander-in-Chief
Major General Dan Halutz issued an order to
ground the 27 signatories - nine of whom are
still on active duty - who signed the letter,
details of which were published last week in
Haaretz.

On Thursday, seven Air Force pilots sent a
letter to Halutz rejecting the pilots' refusal
to serve in the territories, saying they were
not doing anything immoral by operating in the
territories.

Attorney General Elyakim Rubinstein said
Thursday that any IDF activity that is
conducted according to the directives of the
Judge Advocate General Corps, the attorney
general's office and the Supreme Court is
legal.

Rubinstein said that although the army does not
generally consult with the attorney general's
office before a specific operation, legal
experts do conduct discussions and issue
instructions on issues such as the extent the
army should go to aovid wounding innocent
civilians during an operation.

After the Israel Defense Forces attempted to
assassinate Hamas spiritual leader Sheikh Ahmed
Yassin about three weeks ago, military leaders
said the reason the operation had failed was
that the army used a relatively small explosive
device so as to minimize civilian casualties.

Halutz told Haaretz on Wednesday night he
planned to treat the signatories "in the same
way as the IDF has dealt with refuseniks until
now. This method has proven itself."

He called the refusal to serve "the mother of
all dangers" to Israel.

The nine pilots will be called to meetings with
the heads of their bases in the coming days. If
they do not retract their statement, they will
be dismissed from active service.

Halutz has also ordered the grounding of those
pilots who signed the letter and who currently
serve as flight instructors at the flight
school at the Hatzerim base in the south of the
country. "These are not the people who should
educate the next generation of pilots," Halutz
said.
Major General Dan Halutz: Refusal to serve is 'the mother of all dangers.' (Photo: IDF)
Related Links
* Reserve pilots to refuse liquidations
* The high and the mighty - an interview with Dan Halutz
* Gush Shalom: Investigate IAF chief over Shehadeh bombing
* The ethical side of the IDF's assassinations
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市民殺傷は嫌と空爆拒否 イスラエル軍パイロット
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/253.html
投稿者 兵役拒否 日時 2003 年 9 月 25 日 10:13:46:2fNojEsShGxDA

市民殺傷は嫌と空爆拒否 イスラエル軍パイロット

 【エルサレム24日共同】イスラエル空軍の元パイロットと予備役のパイロット計27人が24日「占領地での違法で反道徳的な空爆命令を拒否する。パレスチナの一般市民への攻撃を拒否する」との声明を付記した書簡を空軍司令官に提出した。
 イスラエルの民間テレビ、チャンネル2が伝えた。同国では過去3年間に約500人が「占領は違法」と、良心的兵役拒否者として投獄される道を選んだ。しかし、エリートである空軍パイロットが集団で空爆命令を拒否したのは初めてで、軍への衝撃は大きい。
 空軍はパレスチナ自治区ガザ市内など人口密集地で、イスラム原理主義組織ハマスの指導者らを戦闘機やヘリコプターからミサイル攻撃して殺害する作戦を続けており、一般市民多数が巻き添えになって死傷している。(共同通信)


★良心のあるものは投獄される。したがって、イスラエルには極悪人しか残らない。

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「軍事同盟削除を」 中朝条約改正、中国の研究所が提言 [朝日新聞]
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/233.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 9 月 24 日 18:32:26:Mo7ApAlflbQ6s


 北朝鮮が攻撃を受けた場合、中国に軍事面などの援助を義務づけた中朝友好協力相互援助条約の改正を求める意見が、中国側から公然と出始めた。国務院(政府)直属である中国社会科学院の世界経済・政治研究所が発行するオピニオン誌「世界経済と政治」9月号が、「条約の軍事同盟部分は削除すべきだ」とする論文を掲載した。

 北朝鮮の核開発問題や米朝の緊張をうけ、中国は水面下で条約の見直しを議論しているが、政府に連なる研究機関がこうした意見を公開するのは異例だ。中国内部で同様な考え方が一定の広がりを持っている表れとみることもできる。

 論文は、同研究所の沈驥如(シェン・ジー・ルー)国際戦略研究室主任が「東北アジアの安全を保つ当面の急務」と題して執筆した。

 沈氏は、北朝鮮の核開発をめぐる米朝の主張の隔たりについて「膠着(こうちゃく)状態が続けば北朝鮮に核兵器開発の時間を与えることになる」と指摘。米朝対話と多国間協議を組み合わせ、北朝鮮に核開発放棄を迫る一方、米国が強硬論に傾かないよう説得すべきだとした。

 そのうえで「中国政府は北朝鮮政府に、相互援助条約の改正を公に提起し、その中の軍事同盟の内容を削除すべきだ」と提言。理由として、(1)中国は新たな安全保障概念で軍事同盟の選択肢を捨てた(2)中国は、すでに北朝鮮の核開発に賛成しないと表明した。この問題で朝米間に戦争が起きても(北朝鮮への支援で)出兵するのは無理――と説明している。

 さらに、条約の改正を働きかけることで「たとえ中朝が一致に至らなくても、条約の存在が北朝鮮に誤ったシグナルを与えることを避けられる」と分析。北朝鮮が条約に基づく中国の軍事支援をあてにして緊張を高めることを予防する効果もあるとの見方を示した。

 中国政府は核問題を国連安保理の場で協議することについて「問題を複雑化させる」と消極的な姿勢だが、沈氏は「関係国の努力にかかわらず問題が解決できない場合、国連が解決にあたるのを阻止すべきではない」とし、経済制裁や武力による強制措置の可能性にも踏み込んで言及した。

    ◇

 中朝友好協力相互援助条約 61年7月に中朝両国が北京で署名。第2条で「双方のいずれか一方に対する、いかなる国の侵略も防止する」と定め、一方の国が武力攻撃を受け戦争状態に陥った場合、もう一方の国は「直ちに全力をあげて軍事及びその他の援助を与える」と明記されている。条約は「双方が修正もしくは終結について合意しないかぎり有効である」とされ、改正は北朝鮮との合意が必要になる。

(09/24 08:13)


http://www.asahi.com/international/update/0924/002.html

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豪州の世論調査によれば国民の半数が「イラク戦争は正当化できない。首相は国民を騙した」と見ている
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/223.html
投稿者 【共同通信記事】 日時 2003 年 9 月 24 日 15:49:42:0yrvm9erKatEg


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000111-kyodo-int

半数が「正当化されず」 イラク戦争で豪世論調査

【キャンベラ24日ロイター=共同】調査会社ACニールセンが24日公表した世論調査で、約半数のオーストラリア人が米国主導のイラク戦争は正当化できないと考え、68%がハワード首相は参戦理由をめぐり国民をだましたと考えていることが分かった。

しかし、だまされたと感じる人の半数近くは、首相が意図的にだましたのでなく、首相自身もほかの人にだまされたと考えていた。

先週発表された世論調査では、61%がハワード氏が首相に適任と回答、野党労働党のクリーン党首の方がよいと答えたのは16%にとどまった。

(共同通信)[9月24日12時32分更新]

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「声をあげる軍人家族の会」のメンバー 26日小泉首相宛ての手紙を持って内閣府へ
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/219.html
投稿者 NOユージ 日時 2003 年 9 月 24 日 14:57:29:Yi9aAI/v.7r2c


「声をあげる軍人家族の会」(MFSO,Military Families Speak Out)のメンバー
スティーブン・クレグホーンさん、小泉首相宛ての手紙を持って内閣府へ
「私と同じ苦しみを自衛隊員のご家族に与えないで下さい」

イラクからの米軍撤退を求める米兵家族の会、「声をあげる軍人家族の会」(MFSO,Military Families Speak Out)のメンバーであり、現在来日中のスティーブン・クレグホーンさんが、小泉首相に自衛隊イラク派遣の考え直すよう、訴える手紙を持って今週金曜26日、内閣府に申し入れに行きます。ご存知のとおり、現在イラクでは毎日のように米英など占領軍への攻撃が続いており、クレグホーンさんらイラクに派遣された米兵の家族達は、それこそ身もやつれる程に、自分の家族が殺されるのではないかと胸を痛めています。今回、自衛隊がイラクへ派遣される可能性があると聞いたクレグホーンさんは「私たち米兵家族と同じ苦しみを自衛隊員のご家族には味わってほしくない」と思い、小泉首相への申し入れを思い立ちました。この申し入れに是非報道関係者の方々もご同行、取材していただければ幸いです。

日  時  ; 9月26日(金) 午後 1:45〜
集合場所 ; 衆議院議員面会所

※ Military Families Speak Out http://www.mfso.org/ ;2002年11月に米国でイラク戦争に反対する人たちと軍隊のなかに家族や親戚、または、親しい人を持つ人たちが集り作られた組織です。米国では大きな注目を浴び、同じ立場にいる人たちから 5000通以上ものメッセージをすでに受け取っています。スティーブン・クレグホーンさんの家族も現在イラクで従軍しています。

また、9月27日(土)には、『イラクの占領反対、自衛隊の派兵反対』をテーマにWORLD PEACE NOWによる国際共同行動のパレードが行われ、クレグホーンさんもこれに参加します。これは英国のSTWC、米国のANSWER、UFPJなど世界の反戦運動をリードしてきたネットワークが『イラク占領反対、第二次インティファーダ3周年』などの課題で、世界中に呼びかけたものに連帯したものです。併せて取材いただきますようお知らせいたします。
     
招聘実行委員 ; WORLD PEACE NOW http://www.worldpeacenow.jp/
取 材 応 対 ; 金田事務所/大塚 ?.03(3508)7622 携帯?.080(3126)7622
平和と民主主義をめざす全国交歓会/くつざわ沓沢  ?.03(3267)0156
___________________________

http://www.worldpeacenow.jp/

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ローマ法王が一般謁見中止 休息を医師が勧告
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/210.html
投稿者 2001 日時 2003 年 9 月 24 日 11:21:36:6NJsBJIH/qOdk

ローマ法王が一般謁見中止 休息を医師が勧告
 【バチカン市24日ロイター=共同】ローマ法王ヨハネ・パウロ二世は腸の不調のため、24日朝に行われる予定だった週1回の一般謁見(えっけん)を取りやめた。法王庁当局者が明らかにした。
 25年近い在職期間中、法王が一般謁見を直前に中止したのは異例。
 当局者によると、体調は深刻なものでないが、休息をとるよう医師から勧められたという。
 パーキンソン病の持病を抱える法王は今月11日のスロバキア訪問で体調が悪化、あいさつを自分で読めなくなり、側近が代読した。

国連は権力を追求しだしました。
アナンの演説はかなりえぐいものがあると思います。
国の上に国連が立つと、それは至上の地上権力になり、
誰も国連に逆らえないことになる。

◆アナン国連事務総長の演説骨子

 一、国連だけが、国際社会への脅威に対する軍事力行使の正当性を付与できる

 一、国連安保理の同意なしの単独行動主義は国連憲章への挑戦

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対テロ戦争はアメリカの世界支配戦略の隠れ蓑だった:英国環境大臣による告発
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/203.html
投稿者 TUP速報 日時 2003 年 9 月 24 日 07:43:07:DlnF7rlwhj5Xo

[TUP-Bulletin] TUP速報176号 03年9月18日 英国環境大臣による告発
-------------------------------------------------------
6月まで英国環境大臣をしていたミーチャー氏が同時多発テロ
からイラク戦争までの一連の軍事行動の真相にせまる論説を発
表しました。政権中枢の人間からの貴重な情報が多く含まれて
います。

(中西仁美/TUP)

-------------------------------------------------------
対テロ戦争はアメリカの世界支配戦略の隠れ蓑だった。

マイケル・ミーチャー
2003年9月6日
ガーディアン紙

イギリスがなぜ今回のイラク戦争参加に踏み切ったかという議論が
大きな注目を集めているが、アメリカが戦争を始めた理由につい
てはあまり騒がれていない。実はこれがイギリスの真意解明の
糸口であるというのに。おきまりの話では、世界貿易センタービ
ルが破壊されてから、アフガニスタンを本拠地とするアルカイダ
への報復攻撃が対テロ戦争の最初の一歩となっている。その後、
サダム・フセインが大量破壊兵器を所持していると米英両国が言
い張り、イラク戦争勃発に至った。しかしこの話は事実と矛盾し
ている部分もあり、真実は大きな謎に包まれている。

パックス・アメリカーナ創造のための詳細な計画がチェイニー副
大統領、ラムズフェルド国防長官、ウォルフォウィッツ国防副長官
、ジェブ・ブッシュ(フロリダ州知事、ブッシュ大統領の弟)、
ルイス・リッビー(チェイニー副大統領の首席補佐官)のために立
てられたことは周知のとおりである。この計画は2000年9月にネオコ
ン派のシンクタンク、新アメリカ世紀プロジェクト(PNAC)によってま
とめられた。

この計画には、ブッシュ政権はフセイン大統領が権力を持ってい
るかいないかに関わらず湾岸地域を軍事的に制圧するつもりである
と書かれている。また、平和維持活動には国連の指揮よりもアメリ
カの指揮が必要だとしている。その他アメリカの宇宙支配のための
軍隊編成を求めたり、アメリカが生物兵器の開発を検討しているこ
とをほのめかしたりしている。

この計画は9.11テロの1年前に作成されたものだが、その時すでに
北朝鮮やシリア、イランを脅威とし、世界規模の指揮統制システム
の創設を正当化していた。つまりこれはアメリカの世界支配の計画
書である。しかし、単なる右派空想家のたわ言ではない。
9.11テロに関連した出来事の真相を解明するには、世界対テロ戦争
論など持ち出すより、この計画を深く掘り下げてみた方がよほど役
に立つ。

まず米当局が9.11テロを阻止するために何の対策もしなかったのは
明らかだ。少なくとも11の諸外国や諜報機関が事前に警告していた
ことが分かっている。ワシントンを飛行機で攻撃する計画があると
いう情報が1996年には入手されていた。そして1999年の国家情報局
の報告書に「アルカイダの自爆テロ犯が高性能爆弾を積んだ飛行機
で国防総省に突っ込む可能性がある」と記されていた。

9.11テロに関与した15人のハイジャック犯はサウジアラビアで
ビザを取得している。ジェッダ市のスプリングマン前米国査証発行
局局長は、1987年からCIAが中東の不審な申請者に不正にビザを発行
して彼らをアメリカに送りこみ、ビン・ラディン氏と共謀して対ア
フガニスタン攻撃の口実にするためのテロ攻撃訓練をしていたと述べ
ている。この任務はアフガニスタン攻撃後も他の目的で続けられて
いたようだ。また、5人のハイジャック犯が90年代に米軍基地で訓練
を受けていたという報告もされている。

9.11当日の米政府の対応は全くもたもたしていた。最初の飛行機が
ハイジャックされてから最後の飛行機が墜落するまで約2時間あった。
その間たったの1機の戦闘機もワシントンDCから10マイル(16
キロメートル)のアンドリューズ空軍基地から緊急発進させなかった
はなぜだろう?法律ではいったん飛行機が予定進路から大きくはずれ
ると戦闘機が調査しにいくことになっているのだ。

そして9.11テロ後の米国の処置は少しも良くなっていない。ビン・ラ
ディン氏を捕まえるための具体的な計画は何もない。2001年の9月下
旬から10月上旬にかけて9.11テロの証人としてパキスタンにビン・ラ
ディン氏引渡しの話があった。しかし米国当局ははっきりと「我々の
目的の範囲がせばまる」とか「もしビン・ラディン氏が捕まれば国際的
な作戦があまりにも早く失敗に終わる」と反論した。マイヤーズ米統
合参謀本部議長さえ「ビン・ラディンを捕まえることが目標ではない」
と言った。

このように証拠を並べるとPNACの計画と実につじつまが合う。ゆえに
いわゆる「対テロ戦争」は多分にアメリカの広範囲に及ぶ戦略的かつ
政治的な目的を達成するためにでっちあげられたと考えられる。つま
り、9.11テロはPNACの計画を実行に移すのにまったく都合の良い口実
だったというわけだ。アフガニスタンやイラクへの攻撃計画は9.11以
前から実行に移されていたのだ。ベーカー研究所が米政府のために作
成した2001年4月のレポートには「アメリカはエネルギーに関するジレ
ンマにとらわれている。イラクは中東から世界市場に入る石油の流れ
を不安定にするような影響力を持っている」と記されている。チェイ
ニー副大統領のエネルギー担当グループに提出された資料によるとこ
の事はアメリカにとって耐え難いほどの危険になりうるため、「軍事
的介入が必要だった」ということだ。

アフガニスタンに関しても似たような事があった。パキスタンの前外務
大臣のナイク氏が2001年7月にベルリンで開かれた会合で米政府高官から
「対アフガニスタン攻撃は10月中ごろまで続くだろう」という話を聞い
たそうだ。2001年7月まで米政府はタリバン政権がトルクメニスタン、ウ
ズベキスタン、カザフスタンの油田や天燃ガス田からアフガニスタンと
パキスタンを通ってインド洋まで抜ける炭化水素パイプラインの建設を
可能にするとみなしていた。しかしタリバンがアメリカ側の条件を拒否
したため、米代表は「我々の金になる提案を受け入れないなら、攻撃
する」と脅した。

こうした背景を考えれば、9.11テロを防がなかったのは前もって入念に
計画されていたアフガニスタン攻撃のかっこうの口実をつくるためだっ
たという見方があっても何の不思議もない。9.11テロはPNACの計画に従
った戦略にゴーサインを出した。9.11テロがなければこの計画は実行不
可能だっただろう。

この政治的な煙幕をしかけた決定的な要因はアメリカとイギリスが自国
で炭化水素系エネルギー資源を使い果たしつつあることだ。両国ともに
石油や天然ガスの海外依存度が高まりつつある中、イギリスも炭化水素
系エネルギーの争奪戦に加わり、これが今回のアメリカの軍事行動に加
担した理由のひとつとなっている。

以上が、「対テロ世界戦争」はアメリカが世界の覇権を握ること、全て
の計画を進めるために石油を武力でおさえることという、2つの全く別の
計画である戦略をおおい隠すための、政治的な作り話であることの証明で
ある。この作り話に共謀することが本当にイギリスの外交の目的なのだろ
うか?各自それぞれの目的にしたがって、より客観的な英国の立場を保と
うとするのであれば、この気が滅入るほどに入念に拵えられた長編大作を
よく検討してみるといい。それこそ今後の英国の進路を根本的に変えるの
に必要なあらゆる証拠を含んでいることが確実だからだ。

マイケル・ミーチャー
1997年から2003年6月まで英国環境大臣を務める。

(抄訳:中西仁美/TUP)

原文URL
http://politics.guardian.co.uk/iraq/comment/0,12956,1036687,00.html

This war on terrorism is bogus
The 9/11 attacks gave the US an ideal pretext to use force to secure its
global domination

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衝撃の告白=情報改ざんをついに白状(ハットン委員会速報)
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/197.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 9 月 24 日 03:16:48:d/vusjnSYDx0.

「45分間で大量殺戮兵器の動員可能」で有名な政府一見書類の「責任者」であるJoint Intelligence Committeeの議長、ジョン・スカーレットがついに白状しました。

本日のハットン委員会で、政府一見書類の最初の原稿には「サダム・フセインは攻撃されない限り大量殺戮兵器は使わない」という諜報部の情報が盛り込まれていたのを、首相府の官房長ジョナサン・パウエルの指示で削除した。と釈明したそうです。

スカーレットは先回同委員会に召喚された時は、「政府の干渉は一切なかった」といっていたくせに、前言を翻したことになります。これでブレアの辞任はほぼ間違いなくなったと思われます。パウエルはキャンベルと並んでブレアの側近中の側近で、これを「部下の一存だ」と責任転嫁することはまず無理な相談でしょう。

察するにスカーレットは先日のロンドン北部の下院補選で労働党が大敗したのを見て、これ以上ブレアに忠誠を尽くしても、見返りを恵んでもらう前に失脚する可能性大と見たのでしょう。
実にセコイ奴です。

このニュースの波紋は相当なものになりますよ〜。

現時点ではどこのメディアのウェブサイトにも載っていません。阿修羅独占情報です。

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田中/斉藤?小泉首相補佐官に911の1年前から予測していた人がいたことを伝える
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/128.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 9 月 22 日 00:28:32:laCv3EEPfsYw.

ある勉強会で、元通産官僚から小泉首副補佐官をしている
人がスピーチをし、あくまで米国の
戦争を支持しているようなので、
911の1年前から予測していた人がいたことを伝えた

http://www.luvnet.com/~sunraworld2/index.html

まったく知らなかったようで、阿修羅でも見て
勉強して欲しいと思った
小泉首相も本当に知らないのか??

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世の中カエル 10万人イベント 小泉、菅、ビートたけし等参加予定
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/126.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 9 月 21 日 23:59:59:laCv3EEPfsYw.

世の中カエル 10万人イベントが
10/21 代々木公園で開催予定
 小泉、菅、ビートたけし等参加予定

主催:全国勝手連連合会

http://www.kaerusouken.com/

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《英文資料》【9/11事変から2周年】ベルリンとニューヨークで開かれた9/11事変真相究明集会の詳細報告
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/118.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 9 月 21 日 18:32:29:FnBfYmHiv1JFs


●政府の不正を暴露する調査報道雑誌として知られる『 From The Wilderness 』のウェブサイト( http://www.copvcia.com/ )に、先日ベルリンとニューヨークで開催された“9/11事変2周年・真相究明集会”の詳細な報告が掲載されました。

(なお、上記のURLには、「過去一年にわたって執拗な“ハッキング”を受けてきたので、このたび新たなサーバーを設けてミラーサイトも創設しました。我々の真相究明の努力をやめさせたい奴らが確かに存在するようです」という力強いメッセージが書かれています。↓
----------------------------------------------------------------
Bigger and Stronger Than Ever!
Over the past year our website has been hacked continually. We have moved to a new server and have also created mirror sites in case the main site has been hacked again. There are people out there who do not want us to continue putting out the truth...Thank you for your continued support!

NOTE: U.S. Government and Military Agencies,
please read this: Full Disclosure http://www.copvcia.com/gov.html
----------------------------------------------------------------

 これを見ると、We Are Not Alone だなと感慨を抱いてしまいますね。
 「我々は孤立していない」という意味のこのフレーズは、映画「未知との遭遇」のキャッチコピーでした。
 マスメディアや政府が我々に「未知」や「不知」を強いている真実とか現実を、
 知ろうと努力している人々が世界中にいることが実感できます。


●テキストとしての記録価値があるので、テキスト部分だけを全文、こちらに紹介します。
 下記の記事のソース( http://www.fromthewilderness.com/free/ww3/091703_not_one_night.html )をご覧になれば、集会は非常に盛況だったことが多くの写真からわかります。


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From The Wilderness, 20030917
http://www.fromthewilderness.com/free/ww3/091703_not_one_night.html

NOT ONE NIGHT'S SLEEP

9/11 Second-Anniversary Events in Germany and New York City Reveal Growing Strength, Credibility of Movement

Many Government Critics Take Center Stage

Is McKinney Running Again?

by Michael C. Ruppert
(c) Copyright 2003, From The Wilderness Publications, www.copvcia.com.
All Rights Reserved. May be reprinted, distributed or posted on an Internet web site for non-profit purposes only.


Sept 17 , 2003 1400 PDT (FTW), BERLIN, NEW YORK CITY-- Events marking the second anniversary of the World Trade Center attacks held in Berlin, Germany and Manhattan featuring former Georgia Congresswoman Cynthia McKinney, this writer, and more than a dozen experts highlighted an estimated fifty conferences, screenings and protests around the US and the world, revealing growing popular support for the position that the US government was complicit in those attacks. In a few short words I will try to describe some of the biggest recent developments in a climate that has changed dramatically since disclosure that the US and British governments falsified and misrepresented intelligence to justify a now-failing occupation of Iraq. Those frauds, constituting impeachable offenses offered as a justification for war, have solidly returned 9/11 to the table for debate. Unresolved questions about the attacks are now also drawing attention from the major media and they will most certainly become an issue in the 2004 presidential race. As this opportunity presented itself, a great many courageous people---active for two, long years---were there to seize the moment and they did so powerfully, with an effectiveness made possible by two years of sometimes bitter experience and struggle.

It is difficult to sit and write a comprehensive story in the few hours I have since my return from New York before I board another plane for Seattle and the production of a new CD covering the extraordinary developments of the last year. But I have acquired a new and important perspective since leaving for Berlin on September 3.

If I leave out a few names or neglect to give credit where credit is due, it is not for any other reason than the fact that there are so many who deserve credit, in so many places, that neither my pen nor my tape recorder can capture them all. Yet it is critical to note that many of these events, especially the ones in Berlin, happened only as a result of the opened pockets of private individuals and the tireless labor of unpaid volunteers. One German, Mr. Ronald Toden, was responsible for the airfare that brought McKinney, American journalist Daniel Hopsicker, British author Nafeez Ahmed and me to that historic city. He paid for our hotel rooms, the rental of the halls and equipment, and the forum that made Germany and the world listen. He stands as a shining representative of all the people who have, in virtual anonymity, voted with their money to keep freedom and dissent alive. In New York, the sponsorship of radio station WBAI was augmented by organization from Unanswered Questions and 911 Citizen'sWatch along with the efforts of dozens of volunteers to effectively demonstrate that a sizeable segment of the American population are, in spite of media claims to the contrary, willing to aggressively fight to make 9/11 an issue for as long as is necessary to prove and address the crime. For it is September 11, 2001 that has been the singular defining moment of the 21st century.

BERLIN

9/11 has a special significance in Germany for many reasons. Mohammed Atta and members of his cell were recruited and operated for some time in Hamburg. Dan Hopsicker (http://www.madcowprod.com/) has done a masterful job of investigating and deconstructing the official legend of Mohammed Atta and the members of his cell. They banked at German banking giant Deustchebank.

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【写真】
Sept. 7 - FTW Editor Mike Ruppert and British author Nafeez Ahmed review the watershed Guardian editorial by former British Cabinet Minister Michael Meacher stating that the Bush Administration facilitated the 9/11 attacks and that the overriding motive was Peak Oil.

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Immediately after 9/11, Ernst Welteke the President of Germany's state bank, the Bundesbank, confirmed that massive insider trading across the world's financial markets had occurred right before 9/11, in stocks that were devastated by the attacks. Then German cabinet minister Andreas von Bulow declared shortly thereafter that the global value of insider trading had possibly exceeded $100 billion and that the US government had deliberately allowed the attacks to happen as a pretext for conquest of the oil-rich territories of the Caspian basin and the Middle East. Von Bulow was qualified to speak on this issue. His portfolio had included supervision of the German intelligence service -- the BND -- which had issued a number of strong and very clear warnings to the CIA that hijacked airliners were going to be crashed into the World Trade Center in the week of September 9th.

Also in Germany, and visible from my hotel, was the German Reichstag, the 1933 burning of which had given Adolf Hitler grounds to seize unprecedented power. Not for one second did any German or foreign participant in these 9/11 events forget that this symbolism was close at hand.

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Sept. 7 -Former GA Congresswoman Cynthia McKinney delivers keynote address at Berlin's Tempodrome for the German 9-11 event.
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On September 5 th , Cynthia McKinney and I held a press conference in downtown Berlin that was attended by some of the largest media outlets in Germany including German national television, Reuters, major Berlin newspapers and radio stations. We were treated with respect and the questions posed were intelligent and showed that the reporters had done their homework. Though we did not see much air time or ink as a result, it was clear that posing questions about 9/11 was no longer in the same category as discussions of a flat earth or Elvis sightings. We were being taken seriously.

That night we spoke together at the Neurotitan gallery, a dark and unfinished place located behind a "radical alternative bookstore where floors of bare cement, littered with the debris of artwork intersected with unfinished plaster walls, glazed windows, dim lights, dark corners and the faint smell of revolutionary thought and passion." Many in the cramped audience of about 100 were pierced, tattooed and leathered while others were dressed in the upscale casual attire of middle class professionals. There, after opening remarks from McKinney remembering darker days of American history in which much greater figures like Martin Luther King struggled to bring a cause to life, I presented a 90 minute updated version of my lecture, The Truth and Lies of 9/11. As with all of my previous lectures, more than 30 in six countries, the reception was very enthusiastic and little different from the responses I had previously received in Canada, Australia, the Netherlands, Mexico, the Dominican Republic, the US, or in Paris where I discussed FTW's research with politicians and energy experts last May.

On the 6th, I collaborated with German-American Nikolas Levis, the emcee and wrangler for our Berlin events, Dan Hopsicker, German author Mattias Brocker and three German researchers. Together we prepared a list of witnesses and documents that needed to be thoroughly examined to resolve the glaring inconsistencies in the Bush administration's story. On September 11th -- as I was preparing to speak in New York -- the German 911 Truth Alliance and The German 9/11 Research Network (www.911truth.org) presented formal letters to the government asking for responses. This made news throughout the country and the letter's contents were published in detail.


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Sept. 7 -Mike Ruppert delivers opening remarks at Tempodrome. Later in the day Mike presented a 90 minute lecture in the main hall.
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Throughout our collaborations that day, and in the public events that followed in both Germany and New York, all the experts gave praise to professor Michel Chossudovsky of the University of Ottawa for his many contributions to our collective knowledge. Of particular significance was his detailed work on direct links between the Pakistani intelligence service, Mohammed Atta and key figures in the US like DCI George Tenet, Deputy Secretary of State Richard Armitage and the heads of both US congressional intelligence committees.

September 6th also brought an early Christmas present. Britain's The Guardian published an op-ed by former British Minister for the Environment Michael Meacher. Meacher had resigned months ago over the Blair government's fraudulent "sexed up" intelligence, and its obsequious backing of Bush, Rumsfeld, Cheney, Wolfowitz and Powell. Titled "The War on Terrorism is Bogus", Meacher's full-page missive stated that the US government had facilitated the 9/11 attacks, refused to respond to detailed, credible warnings, and went further by adding that the motive was to control diminishing world oil supplies. Had Mr. Meacher asked me to write an article for him I could not have written it better or said more. As McKinney and I read the essay, we realized that we had indeed come a long way.

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Sept. 11 - Morning. Before beginning the first of many TV and print interviews, Cynthia McKinney and Mike Ruppert examine the original Guardian editorial of Michael Meacher. Seated at right, Kyle Hence of Unanswered Questions.
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On September 7th, a capacity crowd of approximately 700 people showed up for the main event at Berlin's Tempodrome amphitheater. Nafeez Ahmed, author of the book "The War on Freedom" flew in from London, and Italian prosecuting magistrate Guido Salvini, who had previously proven US intelligence connections to alleged terror attacks in Italy, joined us. Experts from four countries had come together over 9/11 and a second press conference was filled with reporters from all over Germany and included the German Bureau Chief of The Wall Street Journal.

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Sept. 11 - Evening. The main main 9-11 event featured an all-star panel of presenters including former CIA analyst Ray McGovern (L), Ruppert (C), and McKinney (R).
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Presentations in smaller conference rooms were filled to capacity. Panels in the main hall, where I again delivered a 90-minute slide presentation on 9/11, were also jammed and interest remained intense throughout the nine-hour event. In her keynote address, Cynthia McKinney again harkened back to the turbulent days of the 1960s as civil rights and the Vietnam War roused an activist spirit throughout America and the world. She told the German audience that it was of vital importance for everyone to ask questions and to not be satisfied with pat answers. Most importantly, she said, it was imperative that diverse groups come together to form alliances from all over the world because this was truly what made change possible.

New York would make her very happy indeed.


NEW YORK

I arrived in New York late in the afternoon of September 10th. There was time to eat, sleep a little at the home of volunteer Michael Kane and his family, and then prepare for the big day. The first stop was the Walker Stage near Ground Zero where McKinney and I taped an interview moderated by Kyle Hence of Unanswered Questions. Neither she nor I minced any words. McKinney's focus was what had happened to the country in terms of civil rights and the climate that had come to dominate American politics since the 2000 presidential election. She expressed strong concern for a new generation of wounded veterans; mistreated, misled, and abused as well as for the innocent non-combatants who were dying in Afghanistan, Iraq, and in lesser-acknowledged conflicts around the world. She repeated her public questions about 9/11 which had caused such a furor a year and a half ago. It was those questions that had mobilized a massive campaign by Republican Party operatives and pro-Israeli financial interests (as acknowledged by The Washington Post) to unseat her. I forcefully repeated all of the arguments we have so painstakingly documented at FTW showing that the Bush administration had been criminally complicit in facilitating the attacks two years ago and I emphasized the fact that Peak Oil and its effects were becoming harder and harder to hide as witnessed by the massive blackout that has recently crippled that great city.

There to film me at the Walker Stage was an A Team production crew from the Canadian Broadcasting Company, well into work on a major documentary about 9/11. I had spoken with the producer, Bruce Livesey, several times from California and had been surprised to hear him acknowledge the accuracy of my research. He had also found material that corroborated my controversial work in the case of Delmart "Mike" Vreeland. Vreeland, who had claimed to be a US Naval officer, while incarcerated in a Canadian jail, had written a note warning of the attacks a month before they took place. He had also provided startlingly accurate details about the murder of Canadian intelligence operative Mark Bastien even before the facts were known to the Canadian government. Bastien's murder occurred well after Vreeland had left Moscow in 2000.

I will be eager to see their finished product.

Another gratifying moment came when the CBC took me to Ground Zero to shoot footage of me looking at a place I had visited twice before. As I was leaning over a railing, looking down into the still-stark ruins with the CBC crew filming me, a New Yorker leaned over and asked me who I was. I told him and I told him what I thought had happened. Without hesitation, the man, who had been there on that fateful day, said that he absolutely believed my analysis and thanked me for being there.

Times have indeed changed.

We next went to the Radisson Hotel where the CBC crew filmed an hour and a half interview with me. After that, it was off to the Riverside Church where Dick Cheney had, just hours before, spoken at an event sponsored by the New York City Port Authority. The network vans were packing up to leave as we arrived. They had no interest in what was planned for later that night. It was their loss. As it turned out, press from several countries including Greece was there, along with the CBC and representatives from influential magazines likes Harper's.

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Sept 11 - The turnout at The Riverside Church was estimated at between 900-1,100. 200 additional spectators filled an overflow room.
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Estimates of the crowd size varied from 950 to over 1,200. Not a single seat was available in the main hall. An overflow room held another 200. Cameras were everywhere and a kind of energy, eager for expression, that I had not experienced before was thick in the crowd. Prayers were offered by Rabbi Michael Feinberg; Muslim Imam Dr. Faiz Khan who, as an Emergency Room physician in Brooklyn, had treated many victims on that deadly day; and the Pastor of the Riverside Church, Reverend James Fitzgerald.

It was a busy night. Again, the workhorse Kyle Hence, who has worked closely with victim families acted as moderator for films by (among others) veteran Canadian journalist and commentator Barrie Zwicker and multiple Emmy award winner Danny Schechter. The now-infamous Guerilla News Network production "Aftermath" aroused the crowd and prepped it for the panel discussion that all had come to see.

Showtime

The main event was a panel of experts including McKinney, retired veteran CIA analyst Ray McGovern, veteran activist and researcher John Judge, Schechter, and me. It was not important that each of us agreed totally with the analyses and work of the others. No one was asked, nor expected, to compromise their positions and the event made no attempt to forge a perfect consensus. To have done that would have been to destroy the perfection of the consensus that already existed. What had brought us there together was a shared belief and commitment that the government of the United States was totally out of control and that it had, in just three years, brought the nation and the planet itself to the brink of disintegration and chaos.

Many were surprised that I sat next to a veteran CIA official, I who have spent twenty-five years opposing the CIA. Even as I have written that I believe that the CIA is fighting back, for motives other than a complete rectification of the ills which now eat at the world like a bioweapon gone mad. It was not a surprise to me, however. I have always recognized and praised honorable behavior whether among criminals, soldiers, government officials, journalists or private citizens. Everyone has a constituency and none of us are ever divorced from our roots. McGovern's scathing, penetrating, and meticulous deflowering of the neocon modus operandi vis a vis Iraq was a wonderful start. And just recently, he has written in some detail about the pre-9/11 briefings given to George W. Bush that have been classified and censored.

McGovern went further than ever when he spoke about the administration's exploitation of 9/11. While not saying outright that the administration knew about the attacks and allowed them to happen, even facilitating them, he implied it. The administration has a lot to hide, he said. He went on to say that Dick Cheney had a lot of chutzpah to show up at the Riverside Church calling him a "Meister of cover up and pointing out that he had turned the FBI loose to intimidate and silence the congressional committees charged with FBI oversight. He labeled the explanation that incompetence within the government had allowed the attacks to succeed as "charitable."

John Judge elaborated of his lifetime of experience in and around the Pentagon; his first-hand knowledge of surface to air missiles installed within the building and spoke of his work in researching the million holes in the government's position. He brought belly laughs to the crowd when he observed, "We're spending a lot of money trying to develop a constitution for Iraq. Why don't we just send them ours? It's a good one and we aren't using it anymore."

When it was my turn to speak I made it clear that I would always be the "pit bull" on 9/11, and that I would never be satisfied with any explanation that fell short of complete government foreknowledge, criminal involvement and full participation as an accomplice and principal in those attacks. This brought one of the largest ovations of the night, but not the largest. I held up an original page from Britain's The Guardian containing the Meacher essay, and then dryly observed that in the case of Meacher, as it had been with Andreas von Bulow in Germany, the organs of government were quick to state that these cabinet ministers were unbalanced. Then I noted that we had all gathered that night because of some other cabinet ministers who were unbalanced, and that their names were Powell, Cheney and Ashcroft.

The biggest thunder came as I paid homage to and introduced Cynthia McKinney. Because it was she who had opened her mouth to ask questions, who had taken the best shots the government and the press could throw and yet not only was she still standing, she had become a recognized world leader of a protest movement. Before getting up to speak, I leaned over to her and ask her permission to say something special. She said go ahead.

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Sept 11 - Ruppert delivers his opening remarks before introducing McKinney as "the former and next" Representative of the 4th District of Georgia.
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At the end of my remarks I said, "It is my great privilege and a very special pleasure to introduce someone who is not only a friend but a great leader who has inspired us all, the former, and the next , representative from the 4th district of Georgia, the honorable Cynthia McKinney."

The building vibrated with cheers as the sound meters on TV and radio recording equipment blasted into the red. A thousand people leapt to their feet and the cheering did not subside for several minutes.

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Sept 11 - The crowd at Riverside Church cheered enthusiastically and frequently interupted remarks from McKinney. The only member of the US Congress to have openly questioned the official events of 9/11.
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McKinney was gracious and powerful in her remarks. She laughingly blamed me, and From The Wilderness, for getting her into trouble. She thanked John Judge for his past assistance and support in her investigation of the assassination of Martin Luther King. She praised Ray McGovern and everyone who had worked so hard to force 9/11 into the public consciousness. She thanked WBAI for sponsoring the event and Kyle Hence for organizing it. She acknowledged the foreign press and the incredible support she felt whenever she was in New York. And even though she did not announce her candidacy, she subtly reminded all of us that it would take all of us to get her back into Congress. Then she left no doubt about what she would do when she got back there.

The significance of this unity between varying organizations and groups with sometimes differing positions and which had sometimes competed was important to her. She remembers well the COINTELPRO program of the 1960s and 1970s, which was run by the government to create divisiveness among groups that could challenge the elites if united. She knows that the number-one priority of the FBI then was to prevent any alliance between blacks and whites or any unity between various elements that are most-often labeled as progressive.

She concluded her remarks by saying, "The nightmare of the people who are in power is that we could come together like this. Let's not let them have one night's sleep, not one night's sleep until we have thrown them out, until we have gotten our answers and until we have won the victory."

There was a remarkable lesson in that. It is time for all of us who have worked on 9/11 to see that something powerful has changed. Events following the 9/11 anniversary featuring McKinney, Wayne Madsen, Greg Palast, and Catherine Austin Fitts continued for three days.

Probably fifty researchers, writers, and activists have published and spoken out about 9/11. We all started from the same starting line. On September 11, 2001, FTW had 900 subscribers. Today we have 10,000. What has happened is that each of these people made a number of choices about what evidence was most important; how to present it; what would resonate as effective issues in the mind of the general public; and what future events would bring. With varying degrees of accuracy, professionalism and skill; with differing measures of commitment, intelligence, endurance and fortitude they have, like primary contenders in a presidential election year, weeded themselves, honed their skills, toughened themselves, learned and improved. The cream has risen to the top.

I could take great pride in being labeled "The Godfather of the 9/11 movement" by Guerilla News Network but that would miss the most important point entirely. The question now is not about one point of view being co-opted or muted, or about the supremacy of any one individual or group. The real issue is whether the likes of Michel Chossudovsky, Nafeez Ahmed, Dan Hopsicker, John Judge, Mattias Brocker, Ray McGovern, Kyle Hence, Wayne Madsen, Cynthia McKinney and I can continue the fight together in a way that guarantees that the Bush administration, and any administration that follows it, will not sleep soundly for one minute until they give the American people and the people of the world the truth and are held accountable for their actions.

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ワシントンポスト:911犠牲者遺族は補償金受け取り躊躇い60%は訴訟で2年目の決定目前の模様?
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/1093.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 9 月 10 日 19:20:25:CjMHiEP28ibKM

ワシントンポスト:911犠牲者遺族は補償金受け取り躊躇い60%は訴訟で2年目の決定目前の模様?

補償金を受け取ると、訴訟を起こせなくなるらしい。Slowの動詞としての用法は、安物英和辞典には載っていない。

その他、法律関係の用語の意味も取りにくいが、ともかく、この記事には、すでに阿修羅戦争掲示板には投稿されており、しかし、大手メディアが報じない全米400家族の政府を訴えたスタンリー・クレイマー代理人の訴訟のことが、まったく載っていない。

周辺の事情を吟味する必要あり。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A50554-2003Sep9.html

photo: The husband of Kristen Breitweiser, center, died at the World Trade Center. Steve Push, right, lost his wife, Lisa Raines, in the Pentagon attack. (Robert A. Reeder -- The Washington Post)

9/11 Families Slow to Seek Compensation
Some Weigh Lawsuits; Others Can't Face Task

By Lena H. Sun
Washington Post Staff Writer
Wednesday, September 10, 2003; Page A01

Two years after Congress created a multibillion-dollar fund for victims of the Sept. 11 terrorist attacks as a way to avoid massive lawsuits against the airlines, nearly 60 percent of families of the dead have yet to file claims, officials said.

In many cases, families have not acted because they are still overwhelmed by grief and cannot face the emotional pain of preparing a claim, while others are contemplating lawsuits against the airlines.

Yesterday, a federal judge in New York said families could proceed with existing lawsuits, a decision that may encourage some relatives to bypass the federal fund. Families that receive an award from the Sept. 11th Victim Compensation Fund give up their right to join the litigation, which accuses the airlines of negligence for inadequate security measures.

As of last week, claims to the federal fund have been filed for 1,273 of the 3,016 people who died at the Pentagon, at the World Trade Center and on the airplane that crashed in Pennsylvania. Among the unknown number who were injured, 1,045 have filed claims.

With about three months to go before the Dec. 22 deadline, the special master in charge of the fund, Washington lawyer Kenneth R. Feinberg, has placed half-page notices in major newspapers and is traveling around the country to encourage families to seek compensation from the fund. The program, which has no cap, has paid out more than $633 million, with awards to families of the dead averaging $1.6 million.

Sen. Patrick J. Leahy (D-Vt.) yesterday introduced legislation to extend the filing deadline until the end of 2004. But some lawyers and family members argue against the legislation, saying it may cause families to further postpone filing, and the proposed extension could fail because of budget constraints.

Most of the people who have not sought an award from the fund are struggling with grief, fear and procrastination, Feinberg and family members said.

"They are still intimidated by the process and, specifically, the part where they have to be engaged in a discussion about the value of their loved one," said Tom Roger, president of Families of Sept. 11th, an advocacy group.

One of the most difficult barriers has been an action some lawyers are recommending: writing a personal statement or taping a video describing the impact of their loss.

Donn Marshall, whose wife, Shelley, 37, a Defense Intelligence Agency budget analyst, died in the Pentagon, has been trying since the beginning of the year to write her biography, at the recommendation of his pro bono lawyer. But he has been unable to put down a single word.

"For me, you couldn't convey the loss adequately in words or pictures," said Marshall, 38, the father of two young children. "How do you get started, and how do you do justice to her?"

He hopes to file his application in the next few weeks. But simply gathering the required paperwork -- wage statements, tax returns, the insurance beneficiary form -- has been gut-wrenching.

"Every now and then I come across something with her signature," he said. "And that's kind of rough."

The fund, the first of its kind in the aftermath of an American disaster, was approved shortly after the attacks as a way to help surviving families and bail out the airline industry. The tax-free payments are based largely on the lost earning power of those killed in the attacks, as well as on such intangibles as pain and suffering.

Feinberg said last week that the total cost of the program is likely to be $3 billion to $4 billion, less than the original estimate.

The awards for death claims have ranged from $250,000 to $6.1 million, Feinberg said. Personal injury payments have ranged from $500 to $6.8 million.

At least 69 lawsuits have been filed against the airlines and others by a variety of plaintiffs, including relatives of passengers on the planes. The airlines and other defendants, including the Port Authority of New York and New Jersey, which owns the World Trade Center property, and Boeing Co., which built the planes, argued that they were not responsible for injuries caused to those on the ground because the attacks were unforeseeable.

U.S. District Judge Alvin Hellerstein disagreed.

"While it may be true that terrorists had not before deliberately flown airplanes into buildings, the airlines reasonably could foresee that crashes causing death and destruction on the ground was a hazard that would arise should hijackers take control of a plane," he wrote.

Spokesmen for United Airlines, American Airlines and Boeing said they would appeal.

Many families had been awaiting the judge's decision.

"This ruling allows the families the option of litigation," said Ken Nolan, whose New York law firm represents 130 to 140 families, most of whom are planning to sign up for the fund. "Emotionally, it's a tremendous victory for the families who have always believed that the airlines, the Port Authority and the building owners failed them on September 11th."

But he cautioned that the dilemma for families has not really changed. "This doesn't mean families are assured of winning," he said. "It just means they haven't lost yet."

Residents outside New York who want to preserve their right to file a lawsuit must do so by tomorrow, the second anniversary of the attacks. (New York state residents have an additional six months to file.)

Feinberg and many other lawyers have encouraged families to take advantage of the fund because litigation would be lengthy and far riskier.

Nevertheless, some families view a lawsuit as one way to focus attention on problems with airport security.

Kristen Breitweiser, whose husband died in the World Trade Center and who co-founded Sept. 11th Advocates, said other families have told her that by signing up for the fund, "you're removing the ability to hold anyone accountable. . . . Where is the impetus for government agencies to be responsible for protecting their citizens?"

Feinberg said that in the end, he hopes most families will choose to receive an award from the compensation program.

But even after making that decision, it is difficult for families to get started gathering paperwork and taking other steps to file for the fund.

Larry Stewart, past president of Trial Lawyers Care, a group of 1,200 lawyers who have volunteered to aid the victims' families free of charge, said one woman whose husband died at the World Trade Center has called him at least half a dozen times this year. Each time, she tells Stewart she is "finally ready" to file a claim. But she has yet to send in the paperwork, "because everything reminds her of her loss."

In addition to the documentation, the pro bono lawyers suggest that families make a video or write a statement "so the full impact of the loss can be explained" to Feinberg.

"The real guts of these claims is the family situation, and there is no cut-and-dried way of doing that," Stewart said.

Steve Push of Great Falls, whose wife, Lisa Raines, died at the Pentagon, said that for a long time, he could not face cleaning out his wife's closets. Then this spring, he met a woman, Debra LaValle, whose husband had died of a heart attack in April 2001. They began dating, and she helped him sort out his wife's clothes. They bought a new home and got married Aug. 30.

"It's a very personal choice," he said. "People are not quite sure what to do. Should they sue? Should they do nothing? There's enough questions still out there."

Push had an initial session with Feinberg and is gathering the required documentation. He may receive his award this year.

Staff writer Keith Alexander and researcher Bobbye Pratt contributed to this report.

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自己批判:オマルもポーランドもNHKも東大も日本も私も同罪
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/1017.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 9 月 08 日 09:50:26:laCv3EEPfsYw.

以前私は、金で買収され『大仏破壊』を許した
オマル氏を世間知らずの学校の先生出身と
批判したが、私もその構造にどっぷりつかっている
それを許している人間であることを再認識した。

再度地球の全人類と生命の平和を誓って
これからの人生を送りたい。

戦争やさん、私を狙わないでね!!
**************************


番組で、タリバンの代表者はあらゆる手段で『大仏破壊』に反対した
ことがわかった。オマル(世間知らずの学校の先生出身)は、
当初『大仏破壊』に反対したが
外人部隊(オサマビンラディンら)に金で買収され
最終的に、外人部隊の言動に逆らえなくなる(国がのっとられる)
日本でも宗教団体がとんでもない事件をおこしたが
まったく同じパタンではないかと思った


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イスラエル軍:アウシュビッツ強制収容所上空で編隊飛行 【毎日、BBC.ハレアツ】
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/950.html
投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 9 月 05 日 22:46:08:thBqtlf63WYzY

イスラエル軍:アウシュビッツ強制収容所上空で編隊飛行

第二次大戦中にナチス・ドイツによってユダヤ人を中心に100万人以上が虐殺されたことで知られるポーランド南部、アウシュビッツ強制収容所跡付近の上空などで4日、イスラエル軍の戦闘機が編隊飛行をした。

イスラエル側は追悼の行為だったと釈明。しかしアウシュビッツ博物館が「軍事力の誇示で不適切だ」とする反対声明を事前に出す中での実施で、ポーランド国内では批判の声も出た。

ポーランド通信などによると、同収容所近くのビルケナウ強制収容所跡で同日、イスラエルが将校や兵士約200人参加の追悼式を開催。この式典に合わせ、同軍のF15戦闘機3機が、収容所上空などを飛行した。

強制収容所で虐殺された人々の大半はユダヤ人。この日のF15のパイロットも、生き延びた収容者の子孫だった。(ワルシャワ共同)


[毎日新聞9月5日] ( 2003-09-05-18:06 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030906k0000m030025000c.html
http://www.mainichi.co.jp/index.html


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http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3079016.stm
http://www.bbc.co.uk/

Auschwitz anger at Israeli fly-past


Israeli fighter jets have staged a fly-past at the Auschwitz concentration camp in Poland, despite objections that the display was inappropriate.

Three F-15 aircraft - piloted by descendants of Holocaust survivors - circled over the railway tracks which transported more than a million Jews to their deaths during the Holocaust.

But in a statement earlier, the museum that runs the site deplored "the demonstration of Israeli military might in this place".

"It's a cemetery, a place of silence and concentration," said museum spokesman Jaroslaw Mensfelt.

Mr Mensfelt said the museum was not consulted about the fly-past.

Israeli foreign ministry spokesman Jonathan Peled said the event was being staged with the full co-operation of the Polish authorities.


'Tribute'


The Israeli pilots who staged the fly-past are in Poland as part of celebrations to mark the Polish air force's 85th anniversary.

The planes, emblazoned with Stars of David visible from the ground, flew above the camp along the railway tracks which led to the crematoria before peeling away.

Israel's ambassador to Poland, Shevach Weiss, and about 200 Israeli soldiers, also took part at a ceremony at the camp.

"It's a protest against the inhumanity of the Nazis on the Polish territory," Mr Weiss said. "It's a tribute to the ashes of those who were killed here."

The ambassador said he regretted the museum's opposition to the fly-past.

"Officers do not fight here, they cry here," he added.

Up to one-and-a-half million people were killed by the Nazis in the Auschwitz-Birkenau camps between 1940 and 1945.


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http://www.haaretz.com/hasen/spages/336801.html
http://www.haaretz.com/


IAF pilots perform fly-over at Auschwitz death camp


By Amiram Barkat, Haaretz Correspondent and Agencies

Ignoring protests by the National Museum of
Auschwitz-Birkenau and a heavy cloud cover, three
Israel Air Force F-15 jets piloted by descendants
of Holocaust survivors circled over the former
Nazi death camp in what was designed as a tribute
to the memories of Holocaust victims.

"It's a protest against the
inhumanity of the Nazis on the
Polish territory," said
Israel's ambassador to Poland,
Shevach Weiss. "It's a tribute
to the ashes of those who were
killed here."

During the fly-over, the blue
Star of David painted on the
planes was visible on the ground, where some
200 Israel Defense Forces soldiers stood at
attention at the former Birkenau death camp,
adjacent to Auschwitz.

In a short speech given from his aircraft and
relayed to those on the ground,
Brigadier-General Amir Eshel vowed to do
everything possible to prevent anything similar
to the Holocaust recurring.

He also bade a symbolic farewell to his
grandmother who was murdered in Auschwitz.

The fly-over went ahead despite criticism by the
Polish museum located at the site and a claim
by a Polish aviation control spokeswoman that
poor weather had led to the cancelation of the
tribute.

"The National Museum of Auschwitz-Birkenau
deplores the demonstration of Israeli military
might in this place," the museum said in a
statement issued Wednesday.

"It's a cemetery, a place of silence and
concentration," museum spokesman Jaroslaw
Mensfelt said by telephone.

"Flying the [F-15s] is a demonstration of
military might which is an entirely
inappropriate way to commemorate the victims."

A statement from the Israeli Embassy in Warsaw
said that the three jets - piloted by
descendants of Holocaust survivors - were to
fly over the former death camp at noon. They
were to have been accompanied by two Polish
MiG-29 jets, Israel Defense Forces spokeswoman
Sharon Feingold said.

During the fly-over, organizers planned to read
off the names of victims who arrived at
Auschwitz exactly 60 years ago, on September 4,
1943. Pages of testimony on the victims are to
be carried by the pilots in their planes,
Feingold said.

Israel's ambassador to Poland, Shevach Weiss,
insisted that the overflight was not a
demonstration of Israeli air power.

"They will fly over the camp for about a second
to honor the ashes of their fathers and
grandfathers. This will be a very emotional
moment for them. They will probably be crying
in the planes. This is not a demonstration of
military power. Our army simply wants to honor
the victims," the envoy told Reuters.

Both the IDF and Foreign Ministry defended the
fly-over plans, citing cooperation between
Israel and Poland to remember the more than one
million people who perished at
Auschwitz-Birkenau, the vast majority of them
Jews, from 1940 until its liberation on January
27, 1945. A total of six million Jews were
killed during the Holocaust.

Some 200 IDF soldiers were also to take part in
a ceremony at Birkenau, the former death camp
adjacent to Auschwitz, according to Israeli
officials.

"It's a joint Israeli-Polish initiative and for
a noble cause," Foreign Ministry spokesman
Jonathan Peled said. "We share a tragic
history, and obviously it's being done in full
cooperation."

Organizers said the idea of the overflight was
prompted purely by the coincidence of the
planes being in Poland for the air show.

Mensfelt said that the museum had not been
consulted about the fly-over. He added that the
International Auschwitz Council, an advisory
body to the museum headed by Wladyslaw
Bartoszewski, an Auschwitz survivor and former
Polish foreign minister, also "does not support
such a way to commemorate the victims."

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アメリカの没落 (その三) 関 廣野
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/921.html
投稿者 TORA 日時 2003 年 9 月 04 日 10:41:26:CP1Vgnax47n1s

アメリカの没落 (その三)

 国連安保理が認めず国連憲章にも反する今回のイラク戦争は、明らかに非合法な戦争だった。しかしイラク戦争はそもそも戦争と呼べるような代物だったろうか。アメリカはこれまでにイラクに軍を進駐させただけであり、イラクの民主化どころか国際戦時法規上のまともな占領さえ実現できていない。アメリカとイラクの間に戦争に至るような国益の衝突があった訳ではないから、敗者による降伏の調印式もなく、サダム.フセイン大統領はイラク国内に潜伏してゲリラ戦による反撃を準備しているとも伝えられる。ブッシュは勝利ではなく戦闘の終了を宣言したにすぎず、しかも今なお一日平均一名の米兵がイラク人の狙撃などで殺されている。そしてイラク攻撃の口実となった大量破壊兵器は未だに発見されていないし、発見の見込みもない。

 古典的な帝国主義観に立つ人々は、イラク戦争を湾岸の石油を支配しようとするアメリカの野望の表れと主張した。しかし今のイラクでありそうなことはアメリカの傀儡政権の樹立どころか、シーア派の反米政権の誕生か泥沼の内戦である。こんなことも予測できなかったのだとすれば、お粗末な帝国主義もあったものである。勿論イラク戦争の結果としてブッシュ側近のネオコンたちの中東の政治地図をイスラエルの利益に合わせて塗り替えるという目的は達成されたと指摘することはできよう。だがいかに影響力が大きいとはいえ、イスラエル.ロビーだけが今のアメリカを動かしているのではない。嘘で固められた一見支離滅裂なイラク戦争とそれがもたらした混乱もアメリカの戦略に沿ったものであり、それはブッシュの個性などに帰することができないことが理解さるべきである。そしてこの戦略においてこそ、アメリカは一極支配の帝国になったという俗論とは正反対に、アメリカの没落がくっきりと浮かび上がっているのである。

 このイラク戦争を1991年の湾岸戦争と比べてみよう。この戦争ではブッシュ(父)大統領は、内実は不明でもとにかくポスト冷戦の新世界秩序という理念を掲げた。そして石油利権やアメリカに流入するオイル.ダラーを守るという戦争の目的も明確であり、アメリカはイラクの侵略を罰する世界の保安官として国連やNATO諸国のみならずアラブ諸国の支持と協力を取り付け、多国籍軍を組織して闘うことができた。そして秩序の回復が課題だったからアメリカはバクダッドに侵攻することはなかった。ところがイラク戦争ではアメリカは国際社会で無惨に孤立しただけでなく、戦争の目的およびイラクを処罰すべき理由について最後まであやふやなことしか言えなかった。擁護すべき秩序の理念も限定された戦争の目的もないという点で、イラク戦争は、まがい物の戦争でしかなかった。湾岸戦争の時の世界の保安官は、こうして全世界で忌み嫌われる通り魔に転落したのである。このことだけでも、この十年余りの間にアメリカの没落が加速化したことがよく分かる。

 冷戦でソ連に勝利したアメリカはその後のイラク戦争に至る過程で比類ない覇権国家、国際社会など鼻であしらい我が道を行く一極支配の超大国になったと論ずる人がいる。この種の論者は、未だに冷戦という巨大なフィクションに呪縛されているのだ。今日のではなくかってのアメリカこそ、そうした無比の超大国だったのである。アメリカが世界を自分のイメージに合わせて作り替えようとしたのは、第ニ次世界大戦に国としては殆ど無傷のまま勝利した直後のことだった。国連、IMF、そしてブレトン=ウッズ体制はソ連など殆ど無関係にアメリカの圧倒的な主導権の下で創設された。ブレトン=ウッズ体制はアメリカがドルを世界に散布するために貿易赤字を出すことを前提にしていたが、当時のアメリカの他国の追随を許さない経済的技術的優位ゆえにそうした赤字が恒常的なものになることはないと信じられていた。

 この戦後のアメリカの繁栄を可能にした政策は、アメリカナイズされたケインズ主義だった。アメリカはソ連の大義であるマルクスの階級闘争論を逆手にとる形で経済成長の論理を打ち出し、経済のパイが大きくなれば全ての国民が繁栄のおこぼれに与るとして労働者階級をアメリカ資本主義の論理にとりこむことに成功した。そして私が強調したいのは、米ソ冷戦はこの戦後ケインズ主義の論理がアメリカの覇権の下に国際政治に適用されたものだということである。冷戦はアメリカが設計した国際政治のシステムにほかならず、ソ連はそこにサブシステムとして組み込まれ、ケインズ的体制の一環となったアメリカの労働組合と似たような形でアメリカの限りない軍需による繁栄を支えることになった。

 してみればソ連の崩壊はアメリカにとっては”勝利”どころか大きな打撃、戦後にアメリカが作り上げたシステムの消滅を意味したことになる。一般的に言って戦後のアメリカ経済は、ドルとミサイルと石油の経済だったということができよう。そして通り魔的なイラク戦争の背景には、ドル、ミサイル、石油のいずれもが繁栄ではなく危機と衰退の要因に転化してきていることがある。ドルに関しては、ニクソン大統領が1971年にドルと金の交換を停止して以来、アメリカは国際的に信認されたドル紙幣の発行国であるという特権にあぐらをかくようになった。最近流行りの言葉を使えば、この特権に居直るアメリカは巨大なモラル.ハザードの見本のような国であり、それが製造業の致命的な衰退や詐欺商法のエンロンに代表される大企業の虚業化を招いたといえる。そしてドルショックは石油のドル建て価格を維持を図った産油国によるOPECの結成につながった。戦後アメリカはブレトン=ウッズ体制で世界経済のグローバル化を促進してきたのだが、このOPECの結成を機にアメリカはグローバル化した世界経済を次第にコントロールできなくなり、大戦直後のその比類ない地位は相対化されてしまう。たとえ米軍が今になって湾岸諸国や中央アジアに展開したところで、この流れは変えられるものではない。

 そしてアメリカ経済のシステムにおいてはドルとミサイルと石油の三要因は相互に絡み合っている。従ってドルと貿易赤字がもたらした製造業の衰退や空洞化および七十年代以降の石油価格の上昇は、戦後のケインズ的体制を終焉させると共に、残された唯一の選択として経済の軍事化をさらに進めることをアメリカに余儀なくさせた。冷戦が終結し軍産複合体の存在理由がなくなってもこの事情は変わらず、戦後に作られたアメリカのシステムはソ連という敵を失って方向転換もできないまま混乱と動揺を深めている、イラク戦争は実はイスラム過激派によるテロになど全く関係がなく、アメリカのこの”内出血”状態を反映した出来事と言わねばならない。そう見ればアメリカがこじつけめいた理由で通り魔的な戦争をやり、アフガンから中東へと混乱が拡大しても平然としている理由がよく分ってくる。

 今のアメリカがその硬直したシステムを維持するためには、世界中に不安と恐怖、混乱と動揺を故意にまき散らして恒常的な戦争状態を演出する必要がある。その点で、ブッシュの「テロに対する戦争」は限定された目標をもたないから、疑似戦争を果てしなく引き延ばし拡大することができる。そして冷戦期に想定されたような国家間の全面戦争はもはやありえないから、新しい形態の戦争を”有効需要”として創造する必要がある。イラク戦争は、小兵力がハイテク兵器をフルに駆使する迅速で短期間に終る死傷者が少ない局地戦という、アメリカが今後モデルとするであろう新しい形態の戦争のデモンストレーションにほかならなかった。そして戦争の結果国際秩序にひび割れが生じたり戦場となった国が無政府状態に陥っても、それは「あとは野となれ山となれ」で、どうでもいいことなのである。アメリカのシステムが生き延びさえすればいいのだ。ただ国際的な”死の公共事業”としての戦争を絶えず仕掛けていくためには、世界平和の枠組みをなしている国連や各種国際条約は障害物になる。ゆえにブッシュ政権が登場して以後のアメリカと国際社会の対立は、突発的で一時的なトラブルとはいえない。

 アメリカは常に自らを神に祝福された例外的な国とみなしてきた。そしてドル、ミサイル、石油のシステムの危機がアメリカの没落を加速化している今、この例外主義は国際社会の例外的なアウトローになるという選択へと発展した。この選択は当然国際社会の反発や白眼視を招く。だがそれだけに世界平和を執拗に撹乱しつづけるもう一つのアウトロー国家イスラエルの存在は、アメリカにとって貴重なものになる。イラク戦争にはネオコンの誇大妄想以上の歴史的なマクロな文脈があるのだ。しかもアメリカを例外的な国と信ずるアメリカ人の大多数が、”国者”として思考停止状態のままこのアウトロー路線を支持している。だが言うまでもないことだが、アウトローという選択は自己破壊的な選択でしかありえない。こうして二十世紀はソ連の崩壊で終り、二十一世紀はアメリカの没落を背景として始まったのである。     (完)

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アメリカの没落 (その二) 関 廣野
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/920.html
投稿者 TORA 日時 2003 年 9 月 04 日 10:39:00:CP1Vgnax47n1s

アメリカの没落 (その二)

 「これがあのアメリカだろうか」とドイツの長老左翼作家ギュンター.グラスは嘆息する。グラスでなくてもブッシュのアメリカにそうした感想を抱く人は多いようだ。「ブッシュではなく民主党のゴアが大統領になっていたらアメリカはこんなファシズムまがいの国にはならなかった筈だ」と信じている人も少なくない。だがこうした反応は、ファシズム対民主主義の戦争という第二次大戦当時のプロパガンダが未だに後を引いているせいではないだろうか。国内の異論や批判をFBI とマスコミの力で封じ込め根拠薄弱な理由でイラクを攻撃するアメリカは、何ら急に変質したのではなく、民主主義の化粧が剥がれて国家としての地がむき出しになっただけなのである。かってGHQによって”民主化”された歴史をもつ日本人は今こそ、このアメリカ国家の体質という問題を己に深く関わる問題として再考しなければならない。

 アメリカ合衆国にも、やはり国家の創世にまつわる政治的神話がある。それによると、アメリカは君主たちの戦争と宗教的迫害に明け暮れる罪深い旧世界ヨーロッパを逃れたピューリタンが作った無垢で自由で道徳的な新世界であり、国の礎石は彼らの「メイフラワー号の誓約」にある。メイフラワ−号のピューリタンたちは、実際には航海の費用を借金奴隷として働いて英国の商人に返済するためにヴァージニア州の植民地に向かっていたのが進路を誤ってプリマスに上陸してしまっただけだし、「誓約」は憲法といえるものではなかったのだが、それはまあいい。だがアメリカは旧世界のしがらみから解放された素晴らしい新世界だという神話は、ひっくり返す必要がある。封建制はヨーロッパ人に身分に伴う義務の形で義務の観念を教え込んだ。そして義務の観念を身につけていたがゆえに、近代のヨーロッパ人は自由と権利について均衡のとれた考え方をすることができた。この点ではアメリカ人が封建制を経験していないことは、その政治文化にとって必ずしもプラスの要素ではない。

 また信仰の自由を求めてピューリタンが新世界に移住したことも、そんなにプラスとして評価すべき出来事ではないかもしれない。ヨーロッパでは信仰の自由が宗教戦争の惨禍をもたらしたことに対する反省が寛容という思想を生み、政教分離の世俗的な主権国家の理念や啓蒙主義がその政治文化を一新することになった。これと比較すると、ニューイングランドのピューリタンは、大西洋を越えて移住してまで独善と狂信に生きる自由に固執したとも言える訳で、この体質は今なお、キリスト教原理主義が大きな政治的影響力を発揮するといった形でアメリカ社会に色濃く残っている。要するに義務の観念の希薄さとピューリタン的な独善性が、アメリカ的な自由の観念に刻印されているのだ。

 しかしアメリカの歴史を理解する上でより重要なことは、アメリカ国家の原型はニューイングランドのピューリタンの入植地ではなく、英国が植民地に王の特許を与えて作った商事会社に見い出せることである。こうした商事会社は有名な東インド会社と同じくミニ国家だった。アメリカの歴史家チャールズ.ビアードによれば、これらの会社は憲章を制定し貨幣の鋳造や税金の徴集を行い裁判所や軍隊をもち、中にはヨーロッパの小国より広い領土を管轄しているものさえあった。そして「ずっと後でアメリカ国家の政府に見い出されるあらゆる本質的な要素は、英国文明をアメリカに植え付けたこの特許植民地商社に現れていた」とビア−ドは述べている。

 そして植民地アメリカで最初に振興したビジネスは、土地投機だった。アメリカの異端の経済史家アルバート.ジェイ.ノックによると、アメリカ独立革命は実はこの土地投機に深い関係があるという。1763年に英本国は、大西洋に注ぐ諸河川の水源地より西にある土地を植民地の人間が取得することを禁止した。ところがワシントンを始め後にアメリカ建国の父となる人々の多くは、地代目当ての土地転がしで財をなした資産家だったのである。もちろんアメリカ革命に際しては、自然法と人民主権の理念に立って「独立宣言」を起草したトマス.ジェファーソンのような理想主義者もいた。しかし「独立宣言」はすぐに空文句として店晒しになり、ノックによれば各州から合衆国憲法を制定するための会議に集まった者のうち、おそらく五分の四は公債の所有者、三分の一は土地投機に関わり一部は金貸し、五分の一は商工業者と船主、そして彼らの多くが法律家でもあった。こうして金権寡頭制国家アメリカが誕生した。

 民主主義の外見だけは残しながら実質ではそれを骨抜きにしてみせたという点では、合衆国憲法は政治的トリックの歴史における一大傑作なのかもしれない。トリックの細部には立ち入らないが、例えば連邦最高裁に別格の権力を与えたことで、大統領に任命され選挙の洗礼を受けないその判事たちが御都合主義的な条文解釈を駆使して議会の動きを無効にしてしまうことが可能になった。ゴアより得票数の少なかったブッシュが大統領になれたのは、この司法とこれも建国の父たちの苦心の産物である選挙人制度のおかげである。ほれ、このとおりブッシュのアメリカでは何ら前代未聞の変質とか異常事態が起きている訳ではない。そしてアメリカ流インチキ民主主義の頂点をなすものは、シボレーとフォードくらいの違いしかないニ大政党が争う議会政治であろう。英国の保守党と労働党の対立ならば、その背景には思想や階級階層の対立がある。だがアメリカのニ大政党制は、人民に対する政治屋の支配を効果的に達成するための八百長じみた仕掛け以上のものではない。

 では独立革命後の十九世紀のアメリカはどうだったろうか。この時代にアメリカ人は先住アメリカ人(いわゆるインディアン)をその居住地から容赦なく駆逐して狭い居留地に追い込み、その土地を奪った。罪深い旧世界ヨーロッパでもこんなことが行われたのは、一千年以上昔のことである。またヨーロッパ諸国はとっくに奴隷貿易を廃止していたのに、アメリカの南部では黒人の奴隷制が経済の原動力になっていた。そして南北戦争は、北部の新しい資本主義の南部の古い資本主義に対する勝利にすぎなかった。しかもこの戦争に際してリンカーンは人身保護令の停止は憲法違反という司法の見解を無視して統治し、南北戦争中の北部は実質的には軍事独裁といってよかった。フランス革命後のヨーロッパが一連の革命の波に洗われ民主的改革と法の支配の確立に向けて試行錯誤していた時代に、アメリカはこんな有り様だったのである。

 もう一つ注目すべきことは、東部の十三州の合衆国として出発して以来、アメリカは常に国家の拡大に備えた国家形態をとってきたことである。ハワイが新たに州になったのは二十世紀のことである。この拡大のダイナミズムという点で「帝国」としてのアメリカは、はるか離れた熱帯の異民族の土地を統治した大英帝国などとは異質である。アメリカ帝国はハワイまでを自国の州にする一方で、その外周にある中南米諸国などを裏庭として間接的に従属させアメリカの覇権に順応させる。拡大とは直接間接に他国をアメリカと同質な国にすることである。こうして目下のイラクで見られるように、アメリカとの同質化が即ち民主化だということになる。このアメリカの遣り口が最初に露骨に現れたのは、キューバをめぐるスペイン帝国との米西戦争だった。

 そして二十世紀に入ると、アメリカは第一次世界大戦に参戦したお蔭で債務国から債権国に一転し、三十年代の大恐慌は第二次大戦の軍需景気で乗り切ることができた。アメリカは大企業に支配される戦争成り金国家になった。さらにこの二つの大戦を契機として、アメリカは散布されたドルを梃子に世界経済を自国の金権寡頭制に統合することに成功した。先に述べたように、アメリカで最初に振興したビジネスは土地投機だった。土地投機は国家権力を後ろ楯にした紙の上の土地所有権なしには成立しえないビジネスである。それゆえに強力な国家権力を求める土地投機業者の圧力がアメリカ革命の主要な原因になった。そしてこれ以来、アメリカにおけるビジネスと国家の腐れ縁は変わることがなかった。十九世紀の西部における鉄道建設ブームもその本来の目的は土地投機で、鉄道はことのついでに建設されたにすぎなかった。自主独立の個人主義、自由競争、小さな国家がアメリカ人の理想だなどというのは、真っ赤な嘘なのである。

 だからレーガンの新自由主義的な小さな国家がブッシュの軍事的警察国家に変貌したからといって驚いてはいけない。市場原理主義と強力な国家は何ら矛盾していないのである。ゲームの理論に従えば、完全に自由な競争においては成功と失敗は純然たる偶然に帰着する。そして誰もが偶然により浮き沈みする世界においては、人々は相互扶助のセーフティネットを作ろうとするだろう。ところが現実のアメリカは健康保険のない国民が何千万もいる国である。というのもアメリカの市場は偶然に左右されているどころか、さまざまな特権やハンディキャップから構成されている国家権力と一体になっているので、体制の勝者にとっては福祉は余計なものでしかないからである。ある労組の幹部が言ったように「アメリカは大企業には社会主義、労働者には資本主義の国」なのである。そしてこの「市場」が全く公正であり社会の文脈に関係なくあらゆる問題を自動的に解決するという不条理なドグマをまかり通らせるためには、国家権力による強制や制裁が必要とされる。レーガンの小さな国家の正体は、ブッシュの強い国家にほかならない。次回は、このアメリカがなぜ没落しつつあるのかを考察したい。       (続く)

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アメリカの没落 (その一) 関 廣野
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/919.html
投稿者 TORA 日時 2003 年 9 月 04 日 10:36:38:CP1Vgnax47n1s

アメリカの没落 (その一)

 目下進行中のアメリカによるイラク侵略戦争ほど奇妙な戦争を私は見たことがない。アメリカがこの戦争を計画していることは一年以上前から知られていた。ところがなぜ中東に大混乱をもたらすような戦争をやるのか、その動機が不明確なのである。そこでジャーナリスト、学者、評論家たちが、あれこれと憶測をめぐらすことになった。朝鮮やベトナムでアメリカがやった戦争に、こんな判じ物のような要素はあったろうか。そして論者たちの憶測は、中東の石油利権からブッシュ側近のトロッキストくずれの新保守(ネオコン)の帝国妄想、彼らとイスラエルのリクードとの腐れ縁、さらには元アル中のブッシュのキリスト教原理主義などにわたった。こうした仮説の中では、実は石油利権説は外れである。(その理由は要するに、安価な中東原油を確保するのが目的ならば、戦争より費用がかからずリスクの少ない方策がいろいろあるからだ)。一番もっともらしい見方が外れというのでは、まるで推理小説である。憶測の中では、ネオコンが戦争で中東の政治地図をイスラエルに都合のいいように塗り替えようとしているという説は、かなり説得力がある。共和党が近年の大統領選で民主党に勝つためには、キャスティングヴォートを握るイスラエル.ロビーとキリスト教原理主義者の票がどうしても必要だからである。

 だがそれにしては、戦争のやり方が中途半端である。当初は九月に開戦と見られていたのが、ずるずると何回も延期された。しかも湾岸に動員された米軍の兵力と装備は余りにもお粗末だった。私は開戦前に自分が関係しているメーリングリストで「こんな程度の兵力と装備で首都を占領できる国はトンガぐらいのもの」と書いたのだが、戦争の経過は案の定である。米軍が小兵力だったのは、ラムズフェルド国防長官らブッシュ側近がハイテク兵器の力を過信しイラク軍とフセイン体制を侮っていたからという見方がある。だがそれほどアメリカに自信があったなら、なぜ昨年中にさっさと開戦しないで、戦闘には最悪の砂嵐と酷暑の時期に侵攻したのか。アメリカが昨年来湾岸に軍を集結させたのは、サダム.フセイン追放のクーデターがイラク国内で起きることを期待したブラフ(こけおどし)だったのだと私は見ている。それが不本意で不用意な開戦になったのは、国際的な反戦世論の高まりとフランスその他の有力国の抵抗でブッシュの面子が丸つぶれになる恐れが出てきて、引っ込みがつかなくなったからではなかろうか。

 しかしアメリカの動機に関してどの説が正しいかということは、実は大して重要なことではない。むしろ、戦争の動機が不明であれこれ推測が入り乱れること自体が、この戦争の本質を示しているのである。ある人間が突然意味不明の殺人事件を起こす。そして世間が大騒ぎになり、テレビに精神科医や評論家が出てきて事件の意味や背景についてあれこれと憶測を逞しくする。アメリカの戦争は、この種の異常な事件にそっくりである。こうした事件の犯人は、根拠のない妄想、幻想、強迫観念に取りつかれていることが多い。アメリカの戦争も、その原因は精神病理学的な幻想や誇大妄想である。アメリカに何か国際戦略があって、例えばイスラムや中国を封じ込めるための一環としてイラク戦争をやっている訳ではないのだ。この戦争は、アメリカの内出血である。内出血から生じた精神病理が戦争の最大の原因である。今日のアメリカは現実感覚を完全に喪失して幻想に自閉した国であり、それにふさわしいシュールレアリストたちが政権を動かしている。アメリカはニクソンのドル.ショックあたりから内出血し始め、それが悪化する中で一昨年の同時多発テロを契機に精神障害を併発したのだとも言えよう。

それゆえに今度のイラク戦争は、アメリカの没落をはっきりと示し、それを加速化させるものと言わねばならない。この点で私は歴史学者のエマニュエル.ウオーラーステインおよび作家のノーマン.メイラーと同意見である。そして今後は、アメリカの内出血の原因と経過を的確に分析することが必要になる。いまだにアメリカを指して「残る唯一の超大国」などと言う論者がいるが、彼らはアメリカン.パワーを太鼓もち的に持ち上げることが自分の利益になっている人たちではないだろうか。私は世界最大の債務国を超大国とはみなさない。

 このアメリカの没落のおそらく最大の原因は、グローバリゼーションのパラドックスにある。大戦後のアメリカはブレトン.ウッズ体制の下で全世界にドルを散布しつつ世界経済のグローバル化を推進してきた。そしてソ連の崩壊、中国の開放体制化でグローバリゼーションは地球をくまなく覆う現実になった。だがまさに世界経済のグローバル化がこうして完了したことによって、かってその中心だったアメリカの比類ない地位は相対化されてしまったのである。このことを如実に示したのがイラク問題をめぐる国連安保理での各国の討議であり、その後のアメリカの見るも無惨な孤立である。

 従来アメリカの属国同然だった中南米のメキシコやチリはアメリカに同調せず、負債に苦しむアフリカの極貧国カメルーン、ギニア、アンゴラもアメリカの恫喝や買収工作に屈しなかった。アメリカの援助を蹴ってイラク攻撃の基地になることを拒否したトルコは、イラク侵攻計画に決定的な打撃を与え、アメリカの分家のように思われていた隣国のカナダも戦争に反対した。アメリカの市場や技術が喉から手が出るほど欲しい筈の中国やインドもアメリカにそっぽを向いた。なぜこんなことになったのか。それはグローバリゼーションの結果として、多種多様な経路で資本や商品がどこにでも流れ込んだり出ていったりしているから、アメリカに楯突いてもどの国も経済への影響は殆どないからである。経済制裁下のイラクの原油が非公式な経路で大量にアメリカに入っているのが世界経済の現実なのである。

 アメリカを没落させたもう一つの要因は、冷戦の終結が東側に”勝った”筈のアメリカに与えた打撃である。同時多発テロ以来世界が突如キナ臭くなったため「二十一世紀も大戦争の世紀になるのではないか」と憂慮する人が多い。しかしアメリカの狂暴化をカッコに入れるなら、概して世界は前世紀よりずっと平和になってきている。スリランカや北アイルランドその他では和解や交渉による紛争の解決が実現、冷戦最後の前線の朝鮮半島ではアメリカを差し置いた南北の和解が進行している。そしてカシミール、チェチェンなど残る局地紛争も、戦争という外科手術ではなく、いわば長期の生活改善療法によってしか解決しないものばかりである。また現状のグローバリゼーションが世界経済に深刻な歪みを生んでいることは否定できないにせよ、それが資源争奪のための戦争を無意味にしていることも事実である。アメリカが騒ぎ立てるアル.カイーダのようなイスラム過激派は、実はかっての日独の赤軍派のような孤立し衰退しつつある勢力にすぎない。

 この世界の変化の中でアメリカは浮き上がってしまっている。今のアメリカの頼みの綱は軍事力と金融だが、ソ連崩壊後その巨大な軍事力にはもう使い道がない。外資の流入が支えているその金融は投機中心の虚業であり、しかもイラク戦争でドル暴落の恐れがさらに深まった。大企業の徹底的な多国籍化によるアメリカの国民経済の空洞化、その結果としての貧富の差の極端な拡大などについては今さら言うまでもない。

 アメリカが真に超大国だったのは1950年代のことだった。この時期にはアメリカは経済、テクノロジー、軍事力で比類ない存在であっただけではなく、いわゆるソフトパワーとしての世界的影響力においてもアメリカの世紀を謳歌していた。当時の日本人は、ジャズとハリウッド、電化製品とハイウエーのアメリカに夢を感じたものだ。そして国際政治における冷戦構造とは、旧ソ連がグローバルなアメリカン.パワーのシステムに事実上サブシステムとして組み込まれているような構造のことだった。”ソ連の脅威”がアメリカ人を国民として統合し、軍需を梃子にした経済と技術の発展を可能にしていた。ゆえにソ連と冷戦構造が消滅すれば、アメリカン.パワーのシステムもまた崩れざるをえない。アメリカがこの危機を乗り切れなかったことが、その精神錯乱と狂暴化の原因なのである。

 アメリカはポスト冷戦の新しい国家的ヴィジョンを創造することに失敗し、1950年代の栄光の記憶に閉じこもってしまった。ブッシュ側近のネオコンの「新たなアメリカの世紀」という帝国妄想の正体は、アメリカが比類なき超大国だった時代への郷愁なのである。ついでに言えば、仮想敵国に対する先制攻撃とか国際社会の蔑視というブッシュのアメリカのランボー的行動も、今に始まったことではなく、より目立たない形でアメリカが以前からやってきたことである。没落が加速化したことでアメリカの体質がより露骨に出てきたのだ。

ブッシュ側近のシュールレアリスト一派は兵力不足を指摘する制服組の反対を押しきり、イラクに侵攻した米英軍が市民に解放軍として歓迎されることを前提にして今回の「イラクの自由」作戦を計画したという。彼らは現実と向き合うことを拒否し、パリをドイツ軍から解放した米兵がパリジェンヌのキスと花束に包まれる輝ける昔日の回想に耽り、もはや存在しない幻想の世界を追いかけて恍惚となっていたのだ。従って現在のアメリカの精神病理を私は老人性痴呆症と診断する。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4041/seki/0304.html

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バグダッドで解き放たれた米国の恐るべき秘密兵器 [Rense.com]
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/833.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 8 月 30 日 22:39:07:oswAM6lqBSCW6

Rense.com
http://www.rense.com/
http://www.rense.com/general40/secret.htm

2003 8-25-03

■Horrifying US Secret Weapon Unleashed In Baghdad
 バグダッドで解き放たれた米国の恐るべき秘密兵器

Exclusive By Bill Dash

A nightmarish US super weapon reportedly was employed by American ground forces during chaotic street fighting in Baghdad. The secret tank-mounted weapon was witnessed in all its frightening power by Majid al-Ghazali, a seasoned Iraqi infantryman who described the device and its gruesome effects as unlike anything he had ever encountered in his lengthy military service. The disturbing revelation is yet another piece of cinematic evidence brought back from postwar Iraq by intrepid filmmaker Patrick Dillon.
報告によれば、【4月12日に】米国の悪夢のような超武器が、バグダッド市街戦の混乱の中でアメリカ地上軍によって使用された。戦車に装填されたその秘密兵器は、イラクの歩兵として熟練したマジッド・アル・ガザーリ氏によって、その恐怖の威力を目撃された。彼は長年の兵役中に遭遇した他の何よりも比類なく凄惨なこの装置と、それが引き起こした効果について語った。この不穏な暴露については、戦後のイラクから戻った勇敢な映画製作者パトリック・ディロン氏によってもたらされた映像証拠もある。

In the film, al-Ghazali, whose english is less than fluent, describes the weapon as reminiscent of a flame thrower, only immensely more powerful. It is unclear what principle the weapon is based on. Searching for a description, al-Ghazali said it appeared to be shooting concentrated lightning bolts rather than just ordinary flames. Drawing on his many years as a professional engineer, al-Ghazali speculates that radiation of some kind probably figures into the weapon's hideous capabilities. Like all men in Saddam's Iraq, al-Ghazali was compelled to serve in the Iraqi equivalent of the Army National Guard and fought in three wars over the past thirty-odd years. Via email, he told me he has seen virtually every type of conventional weapon employed in battle, and is well acquainted with their effects on people and machines, but nothing in his extensive combat experience prepared him for the shock of what he saw in Baghdad on April 12th.
フィルムの中で英語が流暢であるとは言い難いアル・ガザーリは、その兵器が火炎放射器を連想させるがもっと計り知れぬほど強力だと表現している。武器がどんな原理に基づくものかは不明であるが、証言を整理すると、アル・ガザーリはそれが只の通常の炎ではなく、集束された電撃放射(ライトニング・ボルト)のように見えたと述べている。長年の専門技術者としての経験から、アル・ガザーリはその兵器が、何らかの恐ろしい性能に関わりのある放射線だろうと推測している。
サダム時代のすべてのイラク人と同じようにアル・ガザーリは、イラク共和国防衛隊の中で貢献することを強いられ、過去30年余りのあいだに3つの戦争を闘った。彼は事実上すべてのタイプの通常兵器が戦闘で使用されたのを見たことがあり、それらが人間や機械に与える効果についてもじゅうぶん精通している、と電子メールで私に伝えた。しかし4月12日に彼がバグダッドで目撃したことの衝撃は、彼の豊富な戦闘経験のうちにも全く例のないものだった。

On that date, al-Ghazali and his family sheltered in their house as a fierce street battle erupted in his neighborhood. In the midst of the fighting, he noticed that the Americans had called up an oddly configured tank. Then to his amazement the tank suddenly let loose a blinding stream of what seemed like fire and lightning, engulfing a large passenger bus and three automobiles. Within seconds the bus had become semi-molten, sagging "like a wet rag" as he put it. He said the bus rapidly melted under this withering blast, shrinking until it was a twisted blob about the dimensions of a VW bug. As if that were not bizarre enough, al-Ghazali explicitly describes seeing numerous human bodies shriveled to the size of newborn babies. By the time local street fighting ended that day, he estimates between 500 and 600 soldiers and civilians had been cooked alive as a result of the mysterious tank-mounted device.
その日アル・ガザーリと彼の家族は、ごく近隣で激しい市街戦が発生したため、家の中に避難していた。だが戦闘の最中に、彼はアメリカ人が奇妙な形状をした戦車を持ち出してきたのを見た。そのあと彼が驚愕したことには、その戦車が火炎か電撃に似た眼も眩むような光線を発射させ、それが大きな乗用バス1台と自動車3台を飲み込んでいった。数秒も経たないうちに、バスは「濡れた雑巾」を置いたように歪み、半ば融けてしまった。
乗用バスはこの腐食性の噴出のもとで急速に溶け、フォルクスワーゲン・バグ※1)くらいの容積の塊にまで捻じれるように縮んでしまった、と彼は語った。アル・ガザーリはあたかもそれが十分に怪奇でないかのように、多数の人体が新生児のサイズに萎びてしまった情況を明瞭に描写する。その地区の市街戦がその日のうちに終了した頃には、その戦車に装填された不可解な装置の成果によって、500〜600人の兵士や民間人が料理された【焼き殺された】と彼は概算する。

In a city littered everywhere with burned-out civilian and military vehicles, US forces were abnormally scrupulous about immediately detailing bulldozers and shovel crews to the job of burying the grim wreckage. Nevertheless, telltale remnants remained as Dillon found when al-Ghazali later took him to the site. Dillon said they easily uncovered large puddles of resolidified metal and mounds of weird fibrous material that, al-Ghazali explained, were all that remained of the vehicles' tires. Dillon, who accumulated plenty of battlefield experience as a medic in Viet-Nam, and has since covered a number of wars from Somalia to Kosovo, told me that he has witnessed every kind of conventional ordnance that can be used on humans and vehicles. " I've seen a freaking smorgasbord of destruction in my life," he said, "flame-throwers, napalm, white phosphorous, thermite, you name it. I know of nothing short of an H-bomb that conceivably might cause a bus to instantly liquefy or that can flash broil a human body down to the size of an infant. God pity humanity if that thing is a preview of what's in store for the 21st century."
街の中には至るところに焼き尽くされた市民や軍用車が散乱していた。米軍部隊はこのおぞましい残骸を埋める作業に、直ちにブルドーザーとショベル要員を出員させることに関して、異常なほど周到だった。しかしその後、アル・ガザーリがディロンをその場所へ案内したとき、まだ彼が確認できる証拠となる痕跡は残っていた。
ディロンは彼らが、溶けて固まった金属の大きな泥だまりと異様な繊維質材の山を、容易に発掘することができたと言った。それはすべて乗り物のタイヤの残骸だとアル・ガザーリは説明した。ディロンはベトナムで看護兵として豊富な戦場経験を積み、その後はソマリアからコソボまで多くの戦争を取材してきた。彼は人間と車輌に向けて使用される従来型の火砲については、どんな種類の物も目撃してきたと私に伝えた。
「私は今まで多種多様の異常な破壊を見てきました、」と彼は言う、「火炎放射器、ナパーム焼夷弾、白燐榴弾、テルミット焼夷弾と呼ばれるものなどです。しかし乗用バスを即座に融解させたり、人体を閃光で焼いて幼児のサイズまで縮ませるような原因となりうるものは、私の知る限り水素爆弾しかありません。これが21世紀に待ち受けているものの予告であるならば、... 神よ人類を憐れみ給え。」

For Majid al-Ghazali, images of the terrifying weapon and its victims haunt his every day. In addition to his work as an engineer, he is also a highly accomplished classical violinist, occupying the first chair in the Baghdad Symphony. He is widely acknowledged as one of the preeminent violinists in the Middle East. Besides his family, one of his greatest joys is teaching at Baghdad's premier music conservatory. Unfortunately, the conservatory was utterly destroyed. Yet somehow, despite the war's horrors and its seemingly endless privations, he manages to maintain a remarkably hopeful outlook. He recently informed me that the Baghdad Symphony continues to exist and has been invited to perform in the United States in December.
マジッド・アル・ガザーリは、この恐ろしい兵器とその犠牲者たちの幻影に毎日に悩まされている。技術者としての仕事に加えて、彼はバグダッド交響楽団の中で第一席を占める高度に熟達したクラシック・バイオリン奏者である。彼は中東で秀でているバイオリン奏者のうちの一人として広く認められている。彼にとって家族の次に最も大きな喜びは、バグダッド随一の音楽教室で教えることである。だが不運にも教室は完全に破壊された。戦争の恐怖と見通しの立たない窮乏にもかかわらず、彼はなんとか目立って希望をもった外観を維持しようとしている。彼はバグダッド交響楽団が存在し続け、12月にアメリカで上演することを依頼されたと最近、私に通知してきた。

※1)フォルクスワーゲン・バグ
米国ではVWビートルではなくVWバグ(俗に昆虫、甲虫)と呼ぶのが一般的

 
★この記事はわかに信じがたい話ですが、考えてみるとかなり信憑性があります。特にこの秘密兵器の使用を目撃したという日付が4月12日である辺り、ハッキリとした戦闘終結という形が見えないまま、広場のバクル元大統領像を倒壊させた4月10日をもって一般にバグダッド陥落としていますが、その後数日間は米軍の主要施設占拠や自ら煽った略奪などで大混乱の時期でした。水や電気の供給も止まりその前のジャーナリスト殺害で報道が萎縮するなど、情報が錯綜していました。

激戦の最中では、精度に信頼性のある強力な従来兵器を使用するのが普通です。そしてほぼ戦況にメドが立ったとき、将来のための実験として新兵器を試すことは珍しくありません。かつて原爆を投下された日本はそのことを最も身にしみて(怒りをもって)分かっているはずです。もし今回も米国が、新世代の殺戮兵器を砂漠などではなく、市街地でその威力を実験しようとした場合、4月12日以前では準備は整えられにくく、またそれ以降に混乱が収まってきたり終結宣言を出したりすれば、名目上も余計まずい上に目撃証言も多く残り易いと思われます。そういう意味で、実験段階の新兵器を使うチャンスがあるとすれば4月12日頃なのかも知れません。

この記事を訳した後、元の記事の下に、あとからコメントが追加されていました。その内容では、この特殊兵器の正体の有力候補として高性能マイクロ波兵器を挙げています。その情報元は、この戦争が始まる半年以上前の2002年8月15日に公表されたコックス・ニュースの記事でした。

http://seattlepi.nwsource.com/national/82658_micro15.shtml

この中で高性能マイクロ波兵器について、その概念は単純で、電磁波エネルギーを発生、放射させ、敵の電子機器などに誘導し、まるで落雷が家電製品を破壊するように、それらを焼き尽くすと書かれています。国防総省の高性能マイクロ波兵器研究のほとんどは、アルバカーキのキルトランド空軍基地で行なわれているとのこと。研究者は高性能マイクロ波を遮断する方法についても研究していて、その噴出が非常に激烈で急速なため、最高のサージプロテクター【電圧急上昇保護装置】を必要とするだろう指摘しており、それは検知を回避することにも役立つと述べられています。

また2002年8月初めに出版された雑誌「Aviation Week & Space Technology」の記事では、イラク攻撃で高性能マイクロ波兵器が史上初めて使用されると予想できると書かれ、またニューヨーク・ポスト誌は、イラク戦争計画の準備として大統領に対し、電磁パルス武器を含む電子・精神兵器の使用拡大を要求したと伝えた、ということです。

 
★↓同じくBill Dash氏によって書かれた記事

イラク軍の将校は米空軍機がサダムをバグダットから逃がしたのを目撃したと証言
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/556.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 8 月 19 日 05:35:10:oQGUNb5q8hjD.

 
関連

米国空軍が強力マイクロ波(HPM)兵器を無人機や巡航ミサイルに搭載しようと企てている
http://www.asyura.com/2003/war23/msg/457.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 2 月 08 日 16:21:35:

秘密兵器の技術
http://www.asyura.com/sora/war5/msg/147.html
投稿者 ハープ佐竹 日時 2001 年 11 月 30 日 16:23:50:

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フォローアップ:

「鏡よ、鏡、この世で一番のならず者はだーあれ?」
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/765.html
投稿者 TUP速報 日時 2003 年 8 月 27 日 08:03:12:DlnF7rlwhj5Xo

[TUP-Bulletin] TUP速報165号 03年8月26日 この世で一番のならず者はだーあれ?
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「鏡よ、鏡、この世で一番のならず者はだーあれ?」
リチャード・デュボフ
Znet, 2003年8月7日

1. 「包括的核実験禁止条約」:1996年、164カ国が調印、フランス、英国、ロシ
アを含む89カ国により批准された。米国の場合、クリントン前大統領が 1996年
に調印したものの、1999年上院によって批准を拒否され、核兵器または核開発計
画を有する国家で批准していない13カ国のひとつとなっている。2001年11月、米
国は国連軍縮安全保障委員会で、核実験禁止条約に反対する意思表示の採決を強
行させ、新型の短距離戦術核兵器開発のための核実験を再開する計画を発表した。

2. 「ABM条約(弾道弾迎撃ミサイル制限条約)」:2001年12月、米国は1972
年に締結されたこの画期的な条約から公式に離脱した。核の時代において米国が
主要な軍縮協定を破棄したのは初めてである。

3. 「生物・毒素兵器禁止条約」:1972年に米国をふくむ144カ国により批准され
た。2001年7月、米国は、現地査察規定で協定を強化する1994年議定書の内容を
協議していたロンドン会議から退場。2001年11月ジュネーブでは、米国国務次官
(軍備担当)ジョン・ボルトンが「議定書は死んだ」との公式声明を発表し、同
時にイラク、イラン、北朝鮮、リビア、スーダン、シリアの協定違反を非難した
が、非難は具体的でなく、告発理由を裏付ける証拠は提示しなかった。2002年5
月、ボルトン氏はキューバが細菌兵器の研究開発を遂行していると非難したが、
ここでも証拠は示されなかった。同月、1994年に作成された国防総省の3つの文
書により、米国が物質を破壊する(“生物付着”と“生物腐食”)攻撃的生物兵
器の開発を計画していたことが明らかになった。これは、同協定ならびに1989年
に同協定に基づいて制定された米国内法に違反する。

4. 「違法小火器の国際移動制限に関する国連合意」:2001年、米国だけが反対
票を投じた。国務次官ジョン・ボルトンは、この協定は国際社会にとって「重要
な発議」であるが、合衆国憲法で保証された、国民が武器を所有また所持する権
利を侵害する恐れがあるため、米国としてはこれを支持する「ことができないし、
そのつもりもない」と述べた。

5.「国際刑事裁判所(ICC)条約」:1998年、戦争犯罪や人道に反する罪で起
訴された政治的指導者や軍人を裁くため、ハーグに設立することに決定。1998年
7月にローマで最終協議が行われ、120カ国が調印した。クリントン前大統領は、
2000年12月に署名したにもかかわらず、中国、ロシア、イスラエルなど6カ国
とともに米国も条約に反対すると発表した。2002年5月、ブッシュ政権はこの
条約への「署名を撤回」、また、米国は同裁判所の司法権を認めず、個人を告発
する場合に証拠となる情報の提供を一切行わないと発表。米国が条約に一度署名
し、それを後に取り消すというのは、前代未聞のことである。2002年7月、IC
Cは必要とされる60カ国の批准を得て発効した。批准国には英国、カナダ、フラ
ンス、ドイツ、イタリア、スペインが含まれていた(ロシアは、その後署名した
が批准はしていない)。

2002年から2003年にかけて、米国は、お互いの国民をICCに起訴しないことを
定めた二国間協定を各国との間に調印して、ICC条約の転覆を図った。2003年
半ばまでに、37カ国との間に相互引渡し免除協定を調印。相手はほとんどがアフ
リカ、アジア、中米、東欧の貧しい小国である。例えばボスニアは、米国からの
補助金7300万米ドルを削減すると脅されて、この取引に応じた。2003年7月、
ブッシュ政権は、ICCにおける米国民の訴追免除の誓約を拒絶した35カ国に
対し、すべての軍事援助を停止した。

6. 「条約法に関するウィーン条約」:1969年、米国は調印したが、批准しな
かった。2002年5月、米国はICC条約への調印を撤回した際、各国が他の条約
に従う義務をまとめたウィーン条約にも拘束されない、と発表した。18条では、
なんらかの条約に調印した加盟国は、それを批准しない場合も、その条約の効力
を損なう行動を取ってはならない、と定めている。

7. 「米軍人保護法」2002年:ブッシュ政権は血眼(ちまなこ)になってICCの
無力化を図ってきた。この法律は、ICCへの協力を禁止し、(ICC条約)批准
国に制裁の脅しをかけるにとどまらず、いかなるアメリカ国民であっても、
ICC審判のためにハーグに身柄を確保された場合、その身柄を解放するために
「必要なあらゆる手段」を採用することを認めると定めていて、2002年11
月、大統領は法案に署名した。

8. 「地雷禁止条約」1997年:対人爆弾および地雷の使用、製造および輸送を禁
じたこの条約は、1997年のオタワ会議で123カ国によって調印された。クリント
ン前大統領は、韓国は北朝鮮の「圧倒的軍事的優位」に対抗するため地雷を必要
としている、と主張して、批准を拒否したが、この言い分は2000年6月に南北朝
鮮の指導者によって否定された。2001年8月、ブッシュ大統領は条約を拒絶した。

9. 温室効果ガスの排出を制限し地球温暖化を緩和するための「京都議定書」
1997年:ブッシュ大統領は2001年3月に、条約は「死んだ」と宣言。他のいかな
る国家もこの条約を完全に破棄することを選択していない。2001年11月マラケッ
シュ(モロッコ)会議において、ブッシュ政権は、2001年11月、議定書改定のた
めに開催されたマラケッシュ(モロッコ)会議は、米国の賛同を得られるように、
議定書の内容緩和を主な目的としていたが、米国は出席さえしなかった。2002年
2月、ブッシュ大統領は100パーセント自主努力にもとづく新たな(温室効果
ガス)排出削減計画案を発表した。米国は、国別単位で最大の温室効果ガス排出者
であり、その排出量は全世界の合計排出量の20%を占める。

10. 「クリーン・エネルギー国際行動計画」2001年:先進国G8(米国、カナダ、
日本、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、英国)によるジェノバ・サミット
(2001年7月)において提起されたこの計画に反対したのは米国だけだった。こ
れは、化石燃料関連の助成支出を徐々に削減し、世界全体で無公害エネルギー源
への資金投入を増やす計画である。

11. 「海洋法に関する国連協約」1982年、および、「海洋法に関する国際連合条
約第11部*の実施に関する協定(深海底採鉱)」1994年:これにより、未来世代
のために(魚類、鉱物、国際航行、海洋科学調査および海洋工学を含む)海洋資
源管理と海洋環境保全を図るための法的枠組が確定した。クリントン前大統領は
これらの条約を1994年に上院に提出したが、未だ批准されていない。135カ国が
前者の枠組み条約を批准し、100カ国が後者を批准している。条約を適用してい
く上での根本的な障害は、米国が批准していないことである。

*訳注:原文はPart IXとなっているが、Part XIの誤り

12.国連の「生物多様性条約」に関する「生物安全性に関するカルタヘナ議定書」
2000年:バイオテクノロジーが生んだ遺伝子組み換え生物によってもたらされる
危険から生物の多様性を保護するため、130カ国によって支持された国際条約。
現在までのところ、13カ国によって批准され、英国、カナダ、フランス、ドイツ、
イタリア、アイルランド、南北朝鮮、中国、インド、インドネシア、アルゼンチ
ン、メキシコを含む95カ国以上が調印している。米国は長らく、このような議定
書には根拠がないとして批准しておらず、今後もその見込みはない。

13. 「経済的スパイ活動および、電話、Eメール、ファックスの電子的監視に関
するEU会合」2001年5月:米国の「エシュロン」プログラムの下で行われるこ
うした活動について、EU諸国との間で話し合いを持つための低レベル事務協議
さえ拒否した。一方で、米国はEUの「ガリレオ」プロジェクトに対する反対姿
勢を一層強めた。「ガリレオ」は全世界を網羅した衛星ナビゲーション・システ
ムで、グローバル・ポジショニング・システム(衛星測位システム:GPS)の
ライバル的存在となり得る。GPSは、米国防省の資金提供およびコントロール
によって世界全体で数多くの企業や個人利用者にサービスを提供しており、すべ
ての利用データは米国によって監視および記録されている。2001年12月、米国防
副長官ポール・ウォルフォヴィッツはEUに対し、ガリレオは「将来のNATO
運営にマイナスの結果」をもたらし、GPSを妨害することになるだろう(実際
は、互換性を持つよう設計されている)、と発言した。2002年3月、EUは
「ガリレオ」プロジェクトを推進し、2008年には運用にこぎつける予定と発表し
た。

14. 「OECD(経済協力開発機構)主催の多国間会議」2001年5月、パリ:
オフショア国(税金逃避国、非課税地域)を通じて行われる脱税や資金洗浄など
の「悪質な税金のがれ競争」に終止符を打つための方法を論じた会議。米国は出
席を拒否した。米国財務長官ポール・オニールは「世界の税金システムの協調を
計るための構想に参加するつもりはない」との声明を発した。 

国連の支援を受けて行われたウィーンでの交渉では、米国とEUは全世界を対象
とした「汚職防止条約」の議案に関しても論争を繰り広げている。ヨーロッパは、
この協定で企業と政府の両方を網羅する意向だが、米国は政府への限定を求めて
いる。

15. 「人種差別反対世界会議」(人種主義、人種差別、排外主義および関連の不
寛容に反対する世界会議)2001年9月:UNESCO(国連教育科学文化機構)
および国連人権高等弁務官事務所の主催によって開催され、163カ国が参加した。
米国は、多くの参加代表団が反イスラエルおよび反ユダヤ主義であると主張して
会議から退席。会議の最終声明では「他国の占領下にあるパレスチナ人の窮状に
対する懸念」が表明され「パレスチナ人の自決および独立国家樹立の必然的権利
およびイスラエルを含む該当地域のあらゆる国家の安全の権利が確認された。」

16. 39年間続いている米国によるキューバに対する不法な制裁:ブッシュ2世の
下、一層強化されている。2002年11月、国連総会は11年連続となる経済制裁の終
結を求める決議を173対3の賛成多数で採択した。1992年に総会においてはじめ
てこの問題が協議されて以来、最大の賛成票数である。例によって、米国、イス
ラエル、マーシャル諸島がこの決議に反対票を投じた。

17. 米国は1984年にUNESCO(国連教育科学文化機構)を脱退、以来
UNESCOの予算負担金の支払いを停止:その口実は、「新国際情報通信秩序
(NWICO)である。これは、UNESCO単独のプロジェクトではなく、UNESCOを含む複数の機関による提案で、発展途上国が西側のメディア、報
道機関、広告会社に依存する度合いを緩和することにより、世界の通信体系を変
えていくために打ち出された計画。NWICO計画は1989 年に中止されたが、
それにもかかわらず米国はUNESCOへの復帰を拒否した。1995年、クリント
ン前政権は再加入を提示したが、その動きは議会で阻止された。2000年2月、米国
はようやく国連の未払い分担金の一部を支払ったが、UNESCOは支払い項目
から除外された。ブッシュ大統領は、2002年9月にイラク攻撃の承認決議を求め
て国連会議に臨んだ際、UNESCOへの再加入を示唆した。

18. ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は、1986年、米国がニカラグアにおいて
自国およびコントラ代理軍の活動を通じて「非合法な軍事力の行使」を行ったと
して、国際法違反の裁定を下した。米国は、国際司法裁判所の司法権の認知を拒
否。1988年、国連において、「国連憲章の該当条項に準じ、『ニカラグア国内で
行われた軍隊および民兵組織による反政府活動』に対して1986年6月27日に国際
司法裁判所によって下された裁定に、完全に、また即時に従うよう求める緊急決
議」が94対2で採決された(反対票は米国とイスラエル)。

19. 国連の「市民的および政治的諸権利に関する国際規約」(1966年)に関する
「選択議定書」1989年:死刑の中止を目的とし、18歳未満の死刑執行を禁止する
条項を含む。米国は調印も批准もしておらず、特に後者の条項に関しては自国を
除外し、未成年者の死刑執行を行う5カ国(他にサウジアラビア、コンゴ民主
共和国、イラン、ナイジェリア)のひとつとなっている。未成年者の死刑執行に
関しては、1997年に中国が、2000年にパキスタンが廃止した。

20. 「女性に対するあらゆる形態の差別を除去することに関する国連協約」1979
年:169カ国によって批准された。1980年、カーター元大統領は「女性差別撤廃
条約」(CEDAW)に署名したが、上院によって却下された。署名しただけで
批准に至っていない国は、米国、アフガニスタン、サントメ・プリンシペだけで
ある。

21. 「子どもの権利条約」1989年:子どもの経済的および社会的権利を守るため
の条約。米国は署名したが、批准していない。米国以外で批准していない国はソ
マリアのみ。

22. 「カイロ行動計画」:1994年に「人口と開発に関するカイロ国際会議」にお
いて179カ国に承認された。開発途上国における人口増加の抑止策のひとつとし
て「性と生殖に関する健康保険制度と健康管理」を定着させるための計画。2002
年7月、米国は国連家族計画プログラムへの年間負担金3400万ドルを打ち切り、
11月にはカイロ行動計画への支持を取り下げた。国務省の人口政策局は、この計
画は中絶の権利を示唆するもので、性行為自体を抑制する避妊策を奨励する米国
の国際キャンペーンに水を差すことになりかねない、と述べた。国連の高官は、
「これはまったく寝耳に水だ。みな驚いている」と述べている。

23. 「大量虐殺罪の防止と処罰に関する国連協約」1948年:米国は、1988年によ
うやく批准したが、執行にあたり、「武力紛争の状況下における行動」が大量虐
殺にあたるかどうかは、合衆国憲法および上院の「助言と承認」によって判断
される、などいくつかの「留保事項」を加えた。こうした留保事項は英国、イタ
リア、デンマーク、オランダ、スペイン、ギリシャ、メキシコ、エストニアなど
の国々に却下された。

24. 「拷問その他の非人道的、屈辱的処遇や処罰に反対する条約」1987年:
1994年に米国によって批准された。2002年7月、国連経済社会理事会において、
米国はこの条約を強化する議定書の採決を中止させようと動いた。議定書では、
世界各地の刑務所や拘留施設で虐待などを調査する査察システムを確立するこ
とになっていた。米国は、新計画を認めれば、自国が拘留する囚人や抑留者
(恐らくはグアンタナモ(キューバ)、アフガニスタン、そして現在イラクに
ある米国の抑留施設に監禁されている者も含む)の状況に監視の目が入ること
を許すことになるとして、異議を唱えた。

25. 「領事関係に関するウィーン協約および選択議定書」1963年:米国は長期に
渡ってこれに違反し、外国籍者を拘留しながら、母国の政府に通知することを怠
っている。1999年、2人のドイツ人ヴァルター・ルグランと弟カールはアリゾナ
州のガス室で死刑に処された。1984年に銀行員殺害の罪で逮捕されたとき、ルグ
ラン兄弟はドイツ大使館に連絡を取る権利を知らされず、ドイツ当局は法的に彼
らを援護することができなかった。1998年、国際司法裁判所(ICJ)は、米国
はこの事件において国際法を犯したとの採決を下し、米国最高裁判所に死刑執行
の中止を求めたが、最高裁は要請を却下した。2002年、メキシコは米国の地方お
よび州当局がウィーン協約に違反しているとして、米国内で死刑囚として拘留さ
れている54名のメキシコ人の死刑執行を中止させるようICJに嘆願した。2002
年8月、メキシコ大統領ヴィンセント・フォックスは、アラバマ州でメキシコ国
籍のハビエル・スアレス・メディナに対する死刑が執行されたことに抗議して、
テキサス州のブッシュ家の農場で予定されていたブッシュ大統領との会談をキャ
ンセルした。メディナは、1988年に逮捕されたとき、メキシコ政府に援助を求め
る権利を認められなかった。

2001年9月11日以降、米国の協約違反は急増しており、600名以上の「非合法戦
闘員」が、すべての法的権利を剥奪されて容疑未確定のまま、非公開軍事法廷で
の裁判を受けるべくグアンタナモその他に拘留されている。

26.エイズ、結核、マラリア、その他の病気の治療薬の価格を貧しい国の人々が
入手可能なレベルまで下げるために特許法を緩和する協約。世界貿易機構
(WTO)の米国以外の加盟143カ国すべてが2001年11月にカタールのドーハに
おける関係閣僚会議で合意した。2002年12月、米国は単独でこの協約を粉砕した。
ジュネーブのWTO本部筋によると、米国の決定は、米国の製薬諸企業の強力な
ロビー活動を受けて、ホワイトハウスが直接下したものであるという。

27. 「オレ達ならず者ナンバーワン!」の現状は、アメリカほどの幸運に恵まれ
ない国々への気前の良い援助で埋め合わされているだろうか?GDP比で測った
2002年の対外援助率ベスト3は、デンマーク(1.01%)、ノルウェイ(0.91%)、オラ
ンダ(0.79%)の順。最下位は米国(0.10%)で、英国(0.23%)の次だった。「世界的
開発と外交政策センター」誌がまとめた、先進21カ国の開発途上地域の振興への
貢献度を順位づけた2003年の指標によれば、米国は20位で、日本がいなければ最
下位となるところだった。

最強のならず者に関する上記の記録には、他の諸国に対する武力行使は含まれて
いない。米国議会調査部によれば(レポート96-119F『外国における米国軍事力
行使の事例』)、1798年から1995年までに通算251例があり、そのうち、宣戦布告
された戦争は5例のみで、軍事紛争下や紛争の恐れのある状況下、あるいは通常
の平時目的以外で、国外における軍事力行使が行われている。第二次世界大戦後
における米国の対外介入の記録については、ウィリアム・ブルム『ならず者国家』
(Common Courage Press, 2000年 邦訳『アメリカの国家犯罪全書』作品社)参照。
ソビエト連邦崩壊以降、米国は国外での軍事活動において“空前の”活発さを見
せている。「冷戦期間中、アメリカ合衆国による国外軍事介入はわずか16回であ
ったのに対し、冷戦終結後は50回近くの軍事介入に手を染めている(1989年〜
1999年)。これらの介入の多くは、ソマリア、ハイチ、ボスニア、コソボなどの
ように、米国にとって利害がないと以前は考えられてきた地域で行われた」
(米国国家安全保障委員会『21世紀、新たな世界の到来、21世紀アメリカの安全
保障』1999年9月)

訳注:本資料は2001年12月に第1稿が誕生。その後、改訂を重ね、2002年4月
   28日の第4稿は、「アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署
   名事務局」が2002年7月10日に和訳しています。ただし今回は種々の
   追加・削除・改良により全面改訂されているので、改めて全訳しました。
   http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/arrange_iraq_attack4.htm

(抄訳:池上陽子、今村和宏/TUPメンバー)

---------------------------
原文:
http://www.zmag.org/content/showarticle.cfm?SectionID=40&ItemID=4009

MIRROR MIRROR ON THE WALL, WHO'S THE BIGGEST ROGUE OF ALL?
Richard Du Boff

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大変だな。まさにトンデモとの戦いの真っ最中だって訳か。
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/578.html
投稿者 やま 日時 2003 年 8 月 20 日 02:06:40:Mavue/aIChqcM

いやはや。
諦めず、たゆまず良いことをしつつゆくとよい。

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ブッシュ政権、科学へ「不当介入」 下院民主党が報告書 [asahi.com] (支持基盤である宗教右派や産業界の主張や利害に関係と分析)
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/253.html
投稿者 ひろ 日時 2003 年 8 月 09 日 11:54:16:YfXbGWRKtGRPI

ブッシュ政権、科学へ「不当介入」 下院民主党が報告書

 米ブッシュ政権が科学に不当に介入してきた数々の「実例」について、下院の民主党チームが異例の報告書をまとめた。自らの政策に合わせて都合良く各種の情報を利用する姿勢は、イラクの大量破壊兵器をめぐる情報操作疑惑と通じるところがある。

 下院・行政機構改革委員会のワックスマン議員(民主党)の依頼で、同委員会の民主党担当スタッフが調査した。

 「ブッシュ政権は、性教育やがん、労働安全、国立公園など幅広い分野で科学に介入してきた」と指摘。同政権の支持基盤である宗教右派か産業界の主張や利害に関係していると分析した。

 主な介入パターンは、(1)各種の科学諮問委員会を人事面で操る(2)科学的データを無視するか歪曲(わいきょく)する(3)予算面で研究を妨害する、の3つという。

 例えば、ノートン内務長官は01年、アラスカの石油採掘に関連した「トナカイの繁殖に悪影響がある」とのデータを無視し、「害はない」と議会に報告した。

 国立がん研究所は昨年11月、「妊娠中絶と乳がんに関連はない」というホームページの記述を、「両者の関連を肯定する研究と否定する研究がある」に修正させられた。

 ほかに、▽環境保護局の文書から地球温暖化の項目を削除した▽ロケット燃料による環境汚染の実態調査を国防総省が中止した▽環境衛生の諮問委員会に産業界に近い人物を相次いで採用した、などの例があるという。

(08/09 10:05)

http://www.asahi.com/science/update/0809/002.html

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米大統領選:ソロス氏が12億円寄付 ブッシュ再選阻止に  [毎日新聞]
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/262.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 09 日 17:22:32:Mo7ApAlflbQ6s


 【ワシントン竹川正記】米国の投資家で億万長者のジョージ・ソロス氏は8日、来秋の大統領選でブッシュ大統領の再選阻止のために1000万ドル(約12億円)を寄付すると発表した。具体的には野党・民主党関連の政治団体がフロリダなど17の有力州で行う有権者への啓蒙活動に資金を提供する。

 世界的な慈善活動家としても有名なソロス氏は「今や米国は世界の命運を握っているが、ブッシュ大統領は我々を誤った方向に導いている」と、ブッシュ政権の政策運営を激しく批判する声明を発表した。ソロス氏は7月にもニューヨーク・タイムズ紙などにイラク戦争などブッシュ政権の軍事優先路線を非難する全面広告を掲載するなど、再選阻止に向けたキャンペーンを展開している。

[毎日新聞8月9日] ( 2003-08-09-10:30 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030809k0000e030018000c.html

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インドネシアのマリオットホテルが爆破される4時間半前に、米国大使館が大量の予約を取り消していた
http://www.asyura.com/0306/war38/msg/132.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 8 月 06 日 13:11:16:FnBfYmHiv1JFs

●この記事の報道が真実なら、オクラホマ連邦庁舎爆破事件や
 WTC崩壊事件と似たような展開、ということになるのでは……。


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【下に示した英訳記事からの和訳】

マリオットホテルが爆破される4時間半前に
米国大使館が予約を取り消していた

米国大使館はJ・W・マリオットホテルに10〜20室の予約を入れていたが、それを取り消していた。予約取り消しがあったのは西部インドネシア時間の火曜日の8時のことで、爆破事件が起きる4時間半前だった。この情報は同ホテルの某従業員からもたらされたものだが、この従業員は身元の発表を拒んでいる。彼によれば、 米国大使館から予約があったのは数日前のことで、大使館からの宿泊客たちは3日間滞在する予定になっていたという。

-----------------------------------------------------------
【インドネシア語の元記事からの英訳記事】

http://legitgov.org/index.html

US Embassy cancelled booking of Marriott Hotel 4.5 hours before explosion
(translation from original article:
http://www.detik.com/peristiwa/2003/08/05/20030805-183447.shtml )

The US Embassy cancelled the booking of 10-20 rooms in the J. W. Marriott Hotel. The cancellation was at 8.00 West Indonesian Time, Tuesday, or only 4.5 hours before the explosion. This information is from an employee of the Marriott Hotel who refused to be identified. He explained that the booking was made several days ago. The US Embassy's guests had planned to stay for 3 days.

-----------------------------------------------------------
【元記事】detik News 2003.08.05
http://www.detik.com/peristiwa/2003/08/05/20030805-183447.shtml

Kedubes AS Batalkan Booking 20-an Kamar Marriott Pk 08.00
Reporter : Umi Kalsum

detikcom - Jakarta, Ada kejadian menarik beberapa jam sebelum ledakan mengguncang Hotel JW Marriott, Mega Kuningan, Jaksel. Kedubes AS membatalkan pemesanan 10-20 kamar di hotel elit itu. Pembatalan dilakukan pukul 08.00 WIB, Selasa (5/8/2003) atau 4,5 jam sebelum ledakan dahsyat.Informasi ini didapat dari orang dalam Hotel Marriott yang menolak disebut namanya. Dijelaskan, booking kamar sebanyak itu dilakukan sejak beberapa waktu lalu. Para tamu Kedubes AS itu rencananya hendak menginap selama 3 hari. Sedangkan acara yang digelar untuk mereka dijadwalkan Rabu besok.

?Belum tahu mengapa mereka membatalkan pemesanan kamar,? kata sumber itu di lokasi ledakan.

Sekadar diketahui, ketika ada ledakan terjadi, pasukan keamanan Kedubes AS langsung mendatangi kawasan Hotel Marriott di Mega Kuningan. Hotel JW Marriott memang dikenal menjadi langganan Kedubes AS. 4 Juli 2003 lalu misalkan, acara Independent Day (Hari kemerdekaan AS) juga dirayakan di hotel berbintang lima itu. Tahun lalu, perayaan yang sama juga digelar di situ.(nrl)

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バグダッド周辺米兵に奇病発生、劣化ウラン弾に起因か?(アメリカの歴史見直し研究所から転送のアラビア情報)
http://www.asyura.com/0306/war37/msg/434.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 7 月 24 日 13:33:22:

バグダッド周辺米兵に奇病発生、劣化ウラン弾に起因か?(アメリカの歴史見直し研究所から転送のアラビア情報)

バグダッド周辺のイラク軍は劣化ウラン弾による猛攻撃を加えられた模様。

湾岸戦争の「症候群」に関して、アメリカの大手メディアは、劣化ウラン弾の問題を、
まるで報道していない。

湾岸戦争の時の数倍の量の劣化ウラン弾が投下、または戦車からの砲撃でばらまかれたとすれば、当然、被害は数倍になる。

この情報がイラクの米兵だけでなく、米国民に伝われば、パニックとなるであろう。

まずは、唯一の被爆「国」、日本の世論の反応が、決定的に重要である。

急ぎ広められたし。

http://www.arabia.com/newsfeed/article/english/0,14183,408148,00.html

Mysterious Diseases Haunt U.S. Troops In Iraq
July 18, 2003, 06:59 PM

"He asserted that three soldiers who suffered these symptoms did not respond to medical treatment in Iraqi hospitals and were flown to Washington for medication .."
BAGHDAD - Several mysterious diseases were reported among a number of American troops within the vicinity of Baghdad airport, a military source closely close to NATO unveiled.

U.S. soldiers deployed around Baghdad airport started showing symptoms of mysterious fever, itching, scars and dark brown spots on the skin, the source, who refused to be named, said in statements published Thursday, July 17, by the Saudi Al-Watan newspaper.

He asserted that three soldiers who suffered these symptoms did not respond to medical treatment in Iraqi hospitals and were flown to Washington for medication.

The military source reported a media blackout by U.S. officials to hide such information from the public.

The Americans claim the symptoms and the mysterious diseases were resulting from exposure to the scourging sun, which the U.S. troops are not used to, he added.

U.S. officials did not come up with an explanation for the symptoms, which NATO experts tend to believe result from direct exposure to powerful nuclear radiations of the sophisticated B-2 bombs used in the war on Iraq, particularly in striking Iraqi Republican Guards forces who deployed to defend the vicinity of Baghdad airport.

The military source stressed that the shrouds of secrecy imposed by American officials on the issue were prompted by fears of creating waves of panic and anger among the troops, particularly after announcements that American troops would remain in Iraq indefinitely.

He asserted that NATO experts measured levels of radioactive pollution in Iraq and confirmed there were levels of radioactive pollution with destructive impacts on man and environment that may lead to risks suffered by generations to come.

On April 25, the British Observer quoted military sources as affirming that depleted uranium shells and bombs used by U.S. and British troops during Iraq invasion were five times more than the number used during 1991 Gulf war.

The Pentagon had admitted shelling Iraq with about 350 tons of depleted uranium in 1991, aggravating cancerous tumors cases among Iraqis.

-[IslamOnline & News Agencies: IslamOnline.net]

Disclaimer: The articles written in this section express only the opinions of the writers themselves. Arabia.com is not responsible for any facts, figures or orientations mentioned in these articles.

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イラク兵器証拠文書は「恥ずかしい内容」 英外相認める [asahi.com]
http://www.asyura.com/0306/war36/msg/157.html
投稿者 ひろ 日時 2003 年 6 月 25 日 19:53:15:YfXbGWRKtGRPI

イラク兵器証拠文書は「恥ずかしい内容」 英外相認める

 ストロー英外相は24日、大量破壊兵器の廃棄をイラク戦争の大義とした政府判断の妥当性を調査している議会の下院外交委員会で証言し、フセイン政権による組織的な兵器隠しを立証する目的で政府が2月に刊行した文書は「恥ずかしい内容だった」と認めた。10年以上前に米国の大学院生が著した論文や雑誌の記事を無断で借用した非を認め、「出典を明らかにすべきだった」と述べた。

 一方、イラクの兵器が与える脅威を明らかにする狙いで昨年9月に公表した文書については、「内容の正確さに、疑う余地はない」と語った。十分な裏付けを得られないため、情報機関が抵抗したにもかかわらず、「イラク軍が生物・化学兵器を45分で実戦配備する態勢を整えている」といった記述を政府側が書き加えた、とする報道を否定。「事実関係を再三チェックし、(情報機関をまとめる)統合情報委員会議長の承認を得て送り出した」と証言した。 (06/25 16:37)

http://www2.asahi.com/special/iraqattack/TKY200306250203.html

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Re: 社説:日本は何のために韓国大統領を招請したのか [朝鮮日報]
http://www.asyura.com/0306/war35/msg/561.html
投稿者 オリハル 日時 2003 年 6 月 10 日 16:59:51:3eVpHzO3Pti46

(回答先: 社説:日本は何のために韓国大統領を招請したのか [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 10 日 16:13:05)

 インターネット・タイムという時刻制度があり、インターネットの世界では、全世界の標準時として使われているそうです。日本のインターネット・タイムは666ビートから始まります。【j666.htm#beat

 彼ら(誰ら?)は、「日本=666」という「イメージ(実質はどうでもいいらしい)」を世界に喧伝したがっているのは確定した事実だと思います。

・宮崎学が平成6年6月6日の午後6時に捕まった事実については、人為ではないにしても、
・日本の借金が666兆円に達した時点で「日本=666兆円の借金大国」と喧伝されたり、あるいは、
・SARSの死者数が666人に達した時点で「わざわざ」SARSによる死者が666人とニュース報道されたのは皆さん、ご存知の通り。
(マスコミは「誰か」が支配してるのでしょう)

 「日本は何のために韓国大統領を招請したのか」という点については、明らかだと思います。平成15(=1+5)年6月6日に「訪日したという事実を世界に見せるため」と思います。午後6時にTBS(=6ch)のニュースに出たのは8日でしたが。つまり、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、「誰かに指示・命令されて」訪日したのではないかと思います。
 そうでない場合は、巧妙に、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領自身に気づかれないように、側近が日程を決定した/側近に日程を決定させた、のかも知れませんが。いずれにしても、これら日付のコントロールは人為以外の何物でもありませんね。

 ちなみに、ホームページ「株式日記」6/4日号では、「創氏改名は朝鮮人が望んだもの」だそうです。【http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu48.htm

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在日右翼=暴力団がキム・ジョンイルの核兵器開発の資金を提供 米国務次官が証言
http://www.asyura.com/0306/war35/msg/461.html
投稿者 庵斗弐尾蔵虫 日時 2003 年 6 月 08 日 04:23:09:


 ボルトン米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は4日、北朝鮮の核など大量破壊兵器開発について、日本の暴力団からの収入などが充てられているとの見方を示した。下院外交委員会での証言で語った。

 日本で北朝鮮への送金や密輸取り締まり強化が論議されているのを念頭に置いた発言とみられる。

 次官は、北朝鮮が大量破壊兵器を開発するための収入源として(1)大量破壊兵器やミサイルの売却(2)麻薬密売(3)国外での違法行為による送金や日本などでの暴力団犯罪からの収入−を挙げた。

 暴力団からの収入は、覚せい剤を暴力団に密売することで得た資金などを指すとみられる。

 次官は、大量破壊兵器拡散阻止のため「3つの現金収入源に焦点を合わせている」と述べ、これらの活動を取り締まるため関係国などと集中的に方策を協議していることを示唆した。

 次官は、これらの資金を断ち切っても「貧困にあえぐ北朝鮮の一般市民には影響はない」と強調、金正日体制と大量破壊兵器開発に打撃を与えることができるとの考えを示した。

 北朝鮮と暴力団をめぐっては、過去に漁船を装った工作船による覚せい剤の洋上取引が警視庁などによって摘発されている。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/030605/0605kok059.htm

金正日党書記秘書、文鮮明総裁の誕生日に祝電
http://www.infovlad.net/underground/asia/nkorea/feb2000/0207200001.html
金日成と並んで記念写真にうつる文鮮明
http://www.ffwpui.org/board/images/20030319-3.jpg

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米議会報告書の公表拒否  同時テロでブッシュ政権  共同
http://www.asyura.com/0304/war34/msg/689.html
投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 26 日 20:31:58:

Kyoto Shimbun 2003.05.26 News
米議会報告書の公表拒否  同時テロでブッシュ政権

【ニューヨーク25日共同】米誌ニューズウィーク最新号(26日発売)は、2001年9月の米中枢同時テロに関する議会報告書の公表をブッシュ政権が拒否しており、その理由として(1)アルカイダによるハイジャックの可能性が事前にブッシュ大統領に報告された(2)サウジアラビア政府とアルカイダとの関係が指摘された−といった「微妙な問題」が公になるのを嫌っているためだと報じた。

米当局が事前情報をつかみながら同時テロを防げなかったとの指摘を受けて、昨年6月に上下両院合同の情報特別委員会が初の秘密公聴会を開催。中央情報局(CIA)の対応などを調査し、約800ページの報告書をまとめた。

報告書には、CIA長官がブッシュ大統領にほぼ毎日行う情報分析報告の詳細が含まれている。特に01年8月6日、テキサス州クロフォードの大統領私邸で行われた分析報告では、アルカイダが複数の航空機を乗っ取る可能性が指摘されていた。

http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003may/26/CN2003052601000032J1Z10.html

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金正日の直命機関「ふくろう暗殺部隊」が日本に潜伏
http://www.asyura.com/0304/war34/msg/664.html
投稿者 M 日時 2003 年 5 月 26 日 14:29:29:

小泉首相は日米首脳会談(5月23日)でブッシュ大統領から北朝鮮への経済制裁を迫られることは間違いない。現実問題、昨年秋の日朝平壌宣言は空文化してしまったが、「経済制裁は宣戦布告と見なす」と言明してきた北朝鮮はすでにそうした事態を織り込んでの布石を打っている。日本に潜伏する謎の組織『ふくろう部隊』が動き始めたという情報がもたらされた。その正体は金正日直命で動く《拉致・暗殺部隊》であることがわかった。

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911犠牲者遺族全米400家族訴訟に「犯人」一味の元妻が米政府資金指導の証言・再論
http://www.asyura.com/0304/war34/msg/447.html
投稿者 木村二 日時 2003 年 5 月 20 日 11:26:13:

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

『亜空間通信』602号(2003/05/20)
【911犠牲者遺族全米400家族訴訟に「犯人」一味の元妻が米政府資金指導の証言・再論】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

社告:現状に鑑み、以下の名称の研究所を設立し、木村二が代表に就任し、「分析員」を募る。以下の略称、giga-iは、「10億」の個人の電網空間を通じる協力と、わが名の「」、紙背を貫き行間を読む「慧眼」の目」のeyeの音感を合わせたものである。


giga-i(Global Information General Analysis Insititute)
国際情報総分析研(国際情報総合分析研究所)
所在地は以下である。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/


 
  さて、本日は、その開所記念として、目下の緊急問題を取り上げる。

  5月13日のサウジアラビアでの爆発事件を契機として、またぞろ、「アルカイダ」物語が再放送されているので、改めて再論する。
 
 以下をクリックすると、かなり長いラディオ放送が聞こえてくる。
 
 http://www.prisonplanet.com/hilton_03_11_03.mp3
 
 これは非常に重要な放送なのだが、一般には、ほとんど知られていない。 
 
 記録を見ると、3月15日、今回のイラク「戦争」騒動の勃発直前に急遽発した以下のわが通信を、整理し直し、一般にも分かりやすくするべきであると、思い直した。引用と資料指摘の部分が多くて、しかも錯綜していたので、筋書きとして必要な部分だけにする。出典は、各自、以下から辿って確認されたい。
 「アルカイダ」物語、または、911自作自演謀略の解明への基本的な接近経路は、大きく分けて論点をしぼると、以下の3つになる。
 
1)911事件そのものの事実関係。
2)「犯人」の実態。
3)本当の主犯、イスラエルとアメリカの「極右戦争屋」の足取り。

以上の内の2)に関しては、パキスタン秘密情報機関が資金面などで「アルカイダ」とされる集団とアメリカ政府の中間にいたことが、すでに論証され、広く知られている。

 以下は、「犯人」の実態そのものに関する関係者の「目撃証言」に当たるのである。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aku517.html
http://asyura.com/2003/war25/msg/997.html
『亜空間通信』517号(2003/03/15)
【911主犯?アタらは二重工作員で資金と指導は米国政府と犠牲者家族訴訟電網放送】
----- 引用ここまで ------------------------------

 まずは今年の3月15日の上記通信の直接の出典を記す。
 
 ----- 引用ここから ------------------------------
 空耳24投稿「911事件、やはりブッシュ大統領が関与していた!遺族400家族が集団訴訟!」
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/993.html
投稿者 はちまき伍長 日時 2003 年 3 月 15 日 05:50:35:

【世紀の裁判が今始まる】911事件、やはりブッシュ大統領が関与していた!遺族400家族が集団訴訟!
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/988.html
投稿者 油カタブラ 日時 2003 年 3 月 13 日 17:01:11:

ビンラディン数年前死亡説の主は著名弁護士で911被害者の家族400人の代理人
http://www.asyura.com/2002/war13/msg/181.html
投稿者 木村二 日時 2002 年 6 月 25 日 22:21:04:
----- 引用ここまで ------------------------------

つまり、今年の3月13日と15日に「阿修羅」の「空耳」から「戦争」に転載、掲載された情報は、昨年6月25日のわが戦争投稿の継続であった。以下が、3月15日の新情報の主要部分である。
 
 ----- 引用ここから ------------------------------
911事件遺族400家族がブッシュ大統領たちを合同で訴訟することとなった。ブッシュがこの事件を引き起こしたというのだ。訴訟代理人はサンフランシスコの著名弁護士StanleyHilton氏だ。彼はドール上院議員の元上級顧問であり、イラク戦争を前線で引っ張るシオニスト、ウォルフォビッツのクラスメイトでもある。大物弁護士といってよい。

彼は訴訟書面を準備しているが決定的なのは以下の宣誓書面だ。911の某被疑者の元の妻が実は911の主犯とされるモハメット=アタとその弟に会った事があり、その際、彼らはいわゆる原理主義者でもなんでもなかったという。そして、実は彼らは二重の工作員だったという。つまりアルカイダと米国当局のである。で、彼らの資金と指導は米国政府からのものだった、と彼女は聞いていたらしいのだ。アタのグループは95年のオクラホマ連邦ビル、93年の貿易センタービルの両爆破事件にも関与していたことを知っているというのだ。彼女の証言を宣誓のもとに証言した書面を弁護士が作っているというのだ。

これが本当だとすると、やはり、これら一連のテロは全て米国政権の長期的なプロジェクトだったということになる。つまり、アフガン戦争、イラク戦争、反テロ法などすべてパッケージとなった壮大なプロジェクトだった可能性が高いことになる。

400家族が共同でブッシュ大統領とその政権を訴えるという。今世紀初頭にしてすでに今世紀最大の裁判ということになる。

しかしこの裁判の行方には暗雲がおおっている。通常このような主旨の裁判は、国家安全保障上の理由でし裁判事体が打ち切られる可能性が通例だからだ。また、大物弁護士が率いるこれほどの大型訴訟で、重要な意味をもつにもかかわらず、新聞テレビの報道メディアの一切合切が取り上げていない点もそれを懸念させる。予断を許さない裁判である。

ただ、裁判記録としては残る。そこには少なくとも意味がある。せめて海外メディア、例えば日本の主流メディア、独立系メディアがこの訴訟をフォローする事は非常に意味がある。

この弁護士とこの女性を番組に招き、アレックス=ジョンズがインタビュウした(3月11日)放送は以下で聞くことができる。_

http://www.prisonplanet.com/hilton_03_11_03.mp3
----- 引用ここまで ------------------------------


 以下が、上記の「インタビュウ」の主要部分の文字化情報を、私が英文で転送した時のままのものである。冒頭の見出しは、私が日本の週刊誌の電車中吊り広告の長い記事見出しに見習って付けたものである。拙訳すると、「スタンレイ・ヒルトン弁護士は語る。911ハイジャカーは米政府から資金を受けていた/電網ラディオ放送/2003年3月11日」となる。

----- 引用ここから ------------------------------
Hilton: 9-11 Hijackers funded by the US Government/internet radio broadcast/March 11, 2003

http://www.libertythink.com/2003_03_11_archives.html#90555530
Tuesday, March 11, 2003 :: The HIVE :: Contact Us :: Archives :: Links :: 9.11 ::

internet radio broadcast:
http://www.prisonplanet.com/hilton_03_11_03.mp3

Hilton: 9-11 Hijackers funded
by the US Government

Stanley Hilton, Bob Dole's former senior advisor and Wolfowitz schoolmate appeared on the Alex Jones Show tonight. (03/11/03)
He discussed information that he was privy to, based on classified depositions of 9-11 witnesses.
Interviews with an American ex-wife of one of the 9-11 hijackers revealed that she met Mohammed Atta and his younger brother and that this group were double-agents operating in a series of cells that were aided and abetted by the US government.
She mentioned that these "cells" were definitely not comprised of Muslim fundamentalists, and that they also participated in the OKC bombing.
Hilton is representing 400 family members suing Bush and others in the federal government for "causing, aiding and abetting 9/11".
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" Yes, I do have a witness who was married, she's an American woman, but she was married to one of the hijackers and she knew about seven of them. She met seven of them. Essentially these Arab hijackers were double agents. That is, they were operating inside the U.S. for ten to fifteen years in メcellsモ. Some of them used the term al Qaeda, theyユve used other terms. Al Qaeda is just a word. That means nothing. You could call them the Muslim Brotherhood, the Army of God, they go by all sorts of names. But what they are is a series of cells that have been aided and abetted by the U.S. Government. This woman was involved also, married to him at the time of the 1993 World Trade Center first bombing and the Oklahoma City bombing when her "ex-husband" actually traveled to Oklahoma City several weeks before the bombings. And they were involved, apparently, in that.
But what we have here is double agents. In that they nominally appear to be Arab fanatics. But one of the points that she stressed is they are really not Muslims. They are more interested in Playboy than in the Koran. I mean these people drink. They are very secular. They are not the fanatical Muslim zealots that the Bush criminals would lead us to believe is whatユs operating here. What they are is they receive regular payments from the U.S. Government. They have been recruited by the CIA, FBI, counter-intelligence, and so-forth and paid money and allowed to exchange information with U.S. government agents about various activities going on.... "
----- 引用ここまで ------------------------------

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思わずシリア外相「ナチス・ドイツにブッシュ政権をなぞらえたようとしたが、寸前で…」しかしそれはかなり当たっていると言う話も…
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1013.html
投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 4 月 13 日 15:37:24:WmYnAkBebEg4M

思わずシリア外相「ナチス・ドイツにブッシュ政権をなぞらえたようとしたが、寸前で…」しかしそれはかなり当たっていると言う話も…


http://www.cnn.co.jp/top/K2003041300273.html

シリア外相 「イラク兵器、隠していない」
2003.04.13
Web posted at: 13:54 JST

- CNN
ダマスカス(CNN) シリアのアルシャラア外相は12日、イラク・
フセイン政権が開発・保有していた生物化学兵器をシリアが国内に隠して
いるとする米国の批判を真っ向から否定した。

アルシャラア外相はフランスのドビルパン外相との共同会見の席で、米
政府がこのほど重ねているシリア批判は、「中東地域におけるシリアの役
割をおとしめようとする、一部の狂信的グループによるもの」と批判し、
言外にブッシュ政権の反シリア姿勢は米ユダヤ系実力者らの圧力によるも
のとの見方を示した。

ブッシュ大統領やラムズフェルド国防長官は11日、シリアがフセイン
政権の幹部らを保護していると名指しで批判。以前にも、ラムズフェルド
長官がシリアがイラクへ軍事物資を輸出していると批判するなど、ブッシ
ュ政権はシリアを「テロ支援国家」と見なしてきた。

米国の一連の批判に対し、アルシャラア外相は、「米政府は何をどうし
たいのか分かっていないように思える」と不快感を示した。「イラクの大
量破壊兵器をシリアが隠していると言うが、そんなことはないと我々が言
っても耳を貸そうとしない。イラクの兵器も人間も隠していないのに、米
国は何の証拠も示さないまま非難を続けている」

外相はさらに、アフガニスタンとイラクにおける米国の目的が不明だと
指摘。「アフガニスタンは安定しているか? 米国は目的を達成したのか?
 オサマ・ビンラディンは見つけたか? 両国を大混乱に陥れながら、米
国は早くも次の標的に目を移している」と、米国がシリアを次の攻撃目標
にしていると激高。

怒りに興奮した外相は、「第2次世界大戦について、もっと早くドイツ
を食い止めるべきだったと歴史家は言う」とまで述べ、征服と侵略を重ね
たナチス・ドイツにブッシュ政権をなぞらえたようとしたが、寸前でフラ
ンスのドビルパン外相が割って入った。「そのたとえはすべきではない。
それはだめだ」とドビルパン外相がアルシャラア外相の発言を食い止め、
記者会見中に一国の外相を他国の外相がたしなめるという異例の場面とな
った。

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世界の人々の目隠しをしておいてから恥知らず最終攻撃。

ウールジー元CIA長官が現在の戦いを“第4次世界大戦”と説明 −シリア・イラン・エジプト・サウジも標的 − [CNNニュース]
http://www.asyura.com/0304/war30/msg/659.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 05 日 07:30:09:


先ほど放送された「CNNニュース」は、ウールジー元CIA長官が今週行った講演について報じた。

そのなかでも紹介されていたが、ウールジー元CIA長官は、“夢”のイラク占領支配で重用も取り沙汰されている人物である。

ウールジー氏は、冷戦を通じた勝ち取ったソ連崩壊を“第3次世界大戦”と捉え、現在進められているイラク戦争を中東「民主化」のための“第4次世界大戦”の一環であると主張したという。
今週行われたというその講演の模様も一部だけ流れたが、シリア・イランはもちろんのこと、ムバラク政権のエジプトやサウジアラビアも、「民主化」の対象となり揺らぐことになると説明したそうだ。

恥ずかしげもなくこのような妄暴言を吐くウールジー氏には何を言っても無駄だろうが、妄言の現実化に着手はできる強大な軍事力を保有し、現実にイラクに侵攻している米国政権に対して、シリアを除き、今もって口先だけの反対しか唱えていない中東諸国政権については、合理的対応力をまったく失っていると断じざるを得ない。

(12年かけてイラク侵略戦争を顕在化させたことでわかるように、米国政権は、口先だけの中東諸国とは違って、愚かな妄想であっても口に出したことを現実化させる能力を持っているのだ)

国際金融家の「世界革命」を夢想しているウールジー氏がバグダッドに赴任するという悪夢が現実化しないためにも、米英侵略軍の敗退を強く願う。


ウールジー氏がバグダッドに赴任する事態の出現は、中東全域が順次現在のイラクのようになる可能性が極めて高いことを意味する。


※ 参照書き込み

『イラク暫定統治に元CIA長官起用の考え…米紙報道 [読売新聞]【あの“冷血顔”のウールジー氏だって! − この報道だけで自爆攻撃者が激増する −】』
http://www.asyura.com/0304/war29/msg/929.html


【追記:関連記事LOG

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米女性兵救出、イラク人夫妻が命がけで手引き[CNN]
http://www.asyura.com/0304/war30/msg/587.html
投稿者 あっちょんぶ 日時 2003 年 4 月 04 日 22:37:45:

?

http://www.cnn.co.jp/top/K2003040402310.html
米女性兵救出、イラク人夫妻が命がけで手引き
2003.04.04
Web posted at: 21:59 JST

- CNN

(CNN)イラク南部で捕虜となった米軍のジェシカ・リンチ上等兵(19)救出に際して、イラク人夫妻が命がけで米海兵隊の救出作戦を手引きしていたことが分かった。夫妻の活躍ぶりは海兵隊の公式サイトで「ヒーロー」として紹介されている。夫婦の氏名について海兵隊は公表を避けているが、夫で弁護士のモハメドさんは看護師の妻、6歳の娘とともに現在は安全な場所に保護されているという。

モハメドさんは妻が勤務する病院を訪れた際、警備のものものしさに気付き、医師に尋ねたところ、リンチ上等兵が収容されていることを知った。医師からリンチ上等兵の部屋を聞き出したモハメドさんは、リンチ上等兵がイラク軍人から平手打ちされているのを目撃、「心臓が止まる思いがした」と振り返った。

リンチ上等兵を助けるため、モハメドさんは約10キロ離れた米海兵隊のもとへ徒歩で赴いた。そこで、病院の構造やリンチ上等兵の部屋などについて詳しい情報を集めるよう依頼まれると、すぐに戻って病院を警備する兵士の人数や配置、交替時間などを細かく調べあげた。また妻とともに5枚の見取り図も作った。米軍は、モハメドさんが30日に届けた情報をもとに1日深夜の急襲・救出作戦を練り上げたという。

情報提供だけでなく、モハメドさんは医師らがリンチ上等兵の負傷した足を切断しようとしていると知った際には、上等兵の命にかかわると考え、手術を延期するよう働きかけた。病院の様子を探っていた間も、毎朝スキをみてリンチ上等兵のベッドに近づき、英語で「おはよう」と声をかけて励まし続けた。

モハメドさんは家族とともにリンチ上等兵に再会できる日が来ることを願っているという。

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米アラバマ州の基地で娘に泣きつかれる兵士(共同通信ー写真)【これが戦争だ、いつも犠牲を負うのは庶民】
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/195.html
投稿者 中央線 日時 2003 年 3 月 19 日 13:30:38:

日本など45カ国が支援
 18日、中東への派遣を前に米アラバマ州の基地で娘に泣きつかれる兵士(AP=共同)

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2000年初頭、北朝鮮は、スイスのABB社に原子炉2基発注.ラムズフェ防衛長官は当時はこの会社の取締役だった!
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/969.html
投稿者 裏街道 日時 2003 年 2 月 26 日 19:45:13:

http://www.swissinfo.org/sen/swissinfo.html?siteSect=105&sid=1648385

北朝鮮は2000年初頭に、スイスの巨大な原子炉技術会社ABBに原子炉2基を発注している。ラムズフェルド(ラミー)ペンタゴン長官はその地位に就任する直前まで、その会社の取締役でほとんどの取締役会に熱心に足を運んでいた、と会社側が発表。このような巨額なプロジェクトであるにもかかわらず、本人は、そのようなことは預かり知らないと否定しているという。その後この会社のプロジェクトは英国の会社に引き継がれたという。


ラミー、あんた知ってるにきまってるだろ!とぼけんなっての!


英国の会社にプロジェクトが引き継がれたとき、(アフリカひきがえるさんが指摘しているが、)ブレア夫婦辺りが介在して一儲けしたんじゃないのか?

いずれにせよ、原子力技術を与えたのは米英だという基礎事実を前提として議論するべきだ。今頃になって、北朝鮮は危険だ、はないだろ。◯◯◯◯に刃物だ、とわかっていただろ。マッチポンプということだ。

スイスの報道メディアの記事より。

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