03021/03025 MHD02502  ARION       ARIONよりエスペラントへ
( 7)   94/08/15 19:15  03016へのコメント  コメント数:1

 #03016 エスペラント

 早速、あなたの問いに応えよう。
 
 都合上、あなたの文章を引用しつつコメントする形になり、
 長文化が避けられないことが残念だが、容赦してもらいたい。
 
 
| 何か、強い否定的で、破壊的な一連の想念による攻撃を受けるような気がしていま
| す。端的に言えば「呪い」ということになるでしょうか。「呪い」はエネルギーで
| もあるけれど、情報を核にして届けられるものだと思いますが、どうでしょうか。
| つまり、対応する想念がなければ、自分の中で収束しないだろうということを言い
| たいのですが…。
 
 「呪い」は、あなたの言う通り一種の情報を核として送られる。
 あなたの中に、呪いのエネルギーに対応する部分がなければ、
 それはあなたを素通りして、エネルギーの指向する方向へと飛び、
 飛ぶ力の限界でブーメランの様に、発信者のところへ戻る。
 
 呪いに対応する部分とは、その呪いを憎んだり蔑んだり、
 或は、哀れんだり…という感情の動きも含まれる。
 
 素通りさせるためには、あなたは呪いに自らを開示せねばならず、
 これはコンピュータ・グラフィックなどで時折使用される、網目模様の人体図と
 似た構造の身体を自らの肉体に心理投射する方法が、一番容易い。
 
 抵抗しても受け入れても不可だ。
 そのどちらでもない、呪い自体の指向性に任せるだけの勇気と忍耐が必要だ。
 訓練次第で、誰でも出来る方法なので験してみることを薦める。
 
 
| もしも、私の構図の中で、私の選んだ世界ならば、その世界はいつか必ず圧倒的に
| 強大な力の攻撃を受けるのではないかという気がしていますが、その時に、私の中
| の構図が真実を伝えているとすれば、戦いたいという意識を働かせてはいけないと
| いうことです。自分でも何を言いたいのか、わかりませんが、対応する明確な事柄
| があれば、是非教えて下さい。
 
 あなたの中の構図は、あなたに真実を伝えてはいない。
 あなたの予め知っている感触は、既にあなたの知識の虜となり、
 本来の姿を留めてはいない。
 
 不合理な攻撃を受け、自らの(時には他者の)可能性を守らねばならない状況に
 陥ったなら、戦いなさい。
 ここで忘れてはならないことは、戦うと決めた時から、
 戦いは勝つためのものになるのであって、
 錦の御旗(自己正当化のための美しい理由)のためでは無くなるということだ。
 
 戦う以上は、勝つまで戦いなさい。
 例え、命を落としても逃げないで戦い続けること。
 戦いで命を落とすのは負けることでは無い。
 
 その覚悟が無い者は、戦いについて遠巻きにして語るべきでは無い。
 戦いたいなら、勝ちたいなら、先ず自らとの戦いに臨みなさい。
 
 戦いたくない者は、以上の文章には無縁である。
 
| 敵とは、様々の否定的・破壊的な意識のことを指すと思っています。それによって
| 激しい苦痛を受けることになるような気がします。もしかすると、ほんの少しも、
| この場のことに意識をむけられなくなるような事になるかも知れませんが、そうい
| う事態に陥った時の対応の仕方を教えて下さい。
 
 様々な否定的・破壊的な意識は敵では無い。
 
 本当の敵は、肯定的であり包容的であり、一見理解者風であることが多いのだ。
 否定的・破壊的な意識に対応する必要は無い。
 それらを元に何かを創造したいのなら、対応しなさい、良い材料だからね。
 
 人間の中には、否定的・破壊的な意識を維持することによって、
 自らを鼓舞し、何かに立ち向かおうとする者もいるが、
 これは最初から自分自身の指向性を否定・破壊しているも同然なので、
 決して満足のゆく結果は得られない。
 
 しかし、この傾向は自己憐憫を伴い、当人にとっては心地好い環境に映ることも
 多々あるので、繰り返しやすいのも事実だ。
 この傾向を死ぬまで繰り返した場合(あまり無いが)、
 その人の周囲には、恐らく誰も居ないことになるだろう。
 
 
| 私は「悲観的」な意識の傾向を克服する用意がありますが、私の経験したことのな
| い一連の想念を外側から押し付けられた時には、対処の仕方がわかりません。そう
| いう時には、どういう意識の働かせ方をするべきでしょうか。
|
| 一番いいと私が思うのは、まずネットワークを構築して、総合的に、防衛戦を戦う
| ことだろうと思いますが、私にできること、そしてそのための備えの方法などがあ
| りましたら、教えてくれませんか。
 
 悲観も楽観も必要無い。
 こうした言葉の持つ限定された意味を、私は今回は使いたくない。
 
 あなたが経験したことのない想念であれば、この機会に学びなさい。
 その際に必要なのは、幼子のように目を輝かせて興味を持つことだ。
 自分の知らない新しいものが手に入ったら、嬉しい。これでいい。
 
 最大の防御は攻撃にある。
 しかして、単純に相手を打ちのめしたりすることを攻撃と思ってもらっては困る。
 自らが能動的に、快く動く環境が必要だ。
 
 自らが発することだ。
 するとは、そういうことだ。
 
 相手をするが故に攻撃せねばならない、しかも心から。
 あなたは、あなたの構築した世界で命を引き換えに、これを学ばねばならない。
 
 真のとは?
 真の戦いとは?
 
 自らの心に積もった、澱のような知識の断片をいつまでも手放さないでいると、
 真新しい智慧は、育たない。
 
 
 
                      −−−ARION,O∴O−−−

03022/03025 MHD02502  ARION       まことに心有る者に告ぐ
( 7)   94/08/15 19:16


 *
 第7霊線は、自らを選んだ者の額に、角を刻印した。
 
 **
 贖いの子羊は捧げられた。
  アガナ
 
  ***
 王は言った。「必ず聖杯を持ち帰るのだ」
 
 ****
 月の女神は舞踏を忘れ、青い部屋で佇む。
 
 *****
 大きく見えた筈のものが、実は小さいと知った時に、自らの真価が分かる。
 
 ******
 聞け、この声を。
 呼べ、この思いを。
 見よ、自らの足跡を。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 邂逅の時、
 夢は流れ、
 時は留まる。
 
 遥かなる時を超えて、
 大いなる御言葉を繰り、
 振動し続ける水晶体へと、
 光の粒子となって飛び込む。
 
 我等が母に、あなたがたは何をしたか?
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 愚かなる者達よ、扉の前で佇むか。
 扉の材質について、形状について語り、
 それで扉を知ったつもりになるか。
 
 扉を知って、それで終わりか?
 扉は、何の為にあるのか。
 こちら側と向こう側に出入りする為のものだろう。
 
 扉の向こう側には、どんな世界があるか。
 分からないから、扉を開けるのは怖いと言う。
 
 分からないなら、何故、怖いのか?
 真実は、分からないから怖いのでは無くて、
 自分が「分からないもの」に対応したくないだけのことだ。
 対応しても、立派にこなせるかどうか分からないから、怖いのだ。
 
 立派に対応出来なかったら厭だ、そんな自分を想像しただけで傷つく。
 ならば、分からないものには立ち向かわない方が良い、と考える。
 愚かなことだ。
 
 分からないものに勇気を持って対応しようとする者に、
 惜しみない賛辞を与えながら、
 心の奥底には嫉妬の炎が燃える。
 そして、頭の片隅で一生懸命に自分が対応しない理由を、
 誰に話しても納得して貰えるような、
 美しい正当な理由を考える。
 愚かなことだ。
 
 長年、これを繰り返すと、
 自己暗示によって、
 分からないものに傷つきながら対応することを
 嘲るようになる。
 更には、そうした行為をしようとする者を説得しようと試みる。
 最後には、相手の可能性を潰してまで阻止しようとする。
 愚かな・・・。
 
 自立しなさい。
 自立とは、分からないことの連続だ。
 一瞬一瞬の行為を自らの決断で選び取り、
 その結果起きるであろう全てのことに責任を持ちなさい。
 だからといって、排他的になる必要は無い。
 誰の意見であれ、自らの意志で選んでいるんだという自覚がなければ、
 自らの能力を試す結果である責任も自分の手には入らない。
 自立とは、そういうことだ。
 
 自立を目指さない者に、私は今後、話し掛けることを善しとしないだろう。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
                    −−−ARION,O∴O−−−

03025/03025 SGW00342  エスペラント     エスペラントよりARIONへ
( 7)   94/08/15 22:43  03021へのコメント

 こんにちは、ARION。さっそくのRESに感謝しています。

 今回のARIONから受け取った言葉は、非常に明快でした。全体として、私のこ
 れまでの認識を否定するものではありませんでした。しかし、私の認識が依然とし
 て甘いものであり、真実を恐れるばかりに、敢えて虚飾に満ちた構図を得ただけで
 満足してしまっていることへの気づきを得ました。心から感謝しています。

 そして、これから更に聞くことは、ARIONが先のRESで伝えたかったことに
 反することかも知れません。同時に、発言を充分に読めば、問わずとも結論に至る
 問題であるとも思います。けれど、私はもう一度、私の認識を正確に発言すること
 に努め、問いかけようと思います。

 ARION、前回の発言の意味で私が「戦いたいという意識を働かせてはならない」
 と言うのは、やはり今でも正しいと思っています。その時の意味での「戦いたい」
 とは、攻撃をしかけてきた相手を、いかなる手段を用いても破壊しようと思い、そ
 のための方法を考えて、本来の心を見失うことです。

 例えば、敵対する国が「核兵器をもって攻撃する」という意志を明確にしたとした
 場合どうすればいいでしょうか。勝つためには、相手を破壊するためには、やはり
 「核兵器をもって攻撃する」べきでしょうか。

 あるいは、テクノロジーではない別の力をもって相手を破壊することもできます。
 相手国の国民を永久に苦しめる、病や呪いを降り注ぐというのはどうでしょうか。
 自分達の破滅が明確になった途端、せめて相手をも道連れにしようとして、そうい
 う意識が働き、結局共倒れになってしまうのではないでしょうか。

 次に、何が敵なのかということです。敵は、飛来する核ミサイルではなく、また、
 敵国の国民でもありません。襲ってくるのは、攻撃し、破壊することによって喜び
 を得ようとする想念であると思っています。

 戦おうと決めることによって生じる、相手への憎悪。勝つために手段を選ばない、
 作為的な姿勢。自分達の破滅が決定的になった時に生じる怨恨。これらの想念を決
 して相手に渡さないことために、「戦いたいという意識を働かせ」てはいけないと
 思います。

 攻撃し、破壊し、喜びを得ようとする想念に対処する方法は、私の知る限りでは、
 1つしかありません。相手に自らを完全に破壊させ、しかし、何1つ相手に手渡さ
 ないことを貫き通すことです。

 そのために、私は攻撃を仕掛けてくる敵の前には出ていかず、私達の中心へと向か
 っていきたいと思っています。そこから強い念を発して、私達の発する、あらゆる
 憎悪も怨恨も、すべて外側へではなく、内に向かって収束するように祈ります。  
 敵を破壊するのは、私達ではないと思います。誰も、本当に他者を破壊することな
 んてできないと思います。真の破壊は、自ら自らに対して作用した時にだけ、起こ
 るはずのものです。そのことへの気づきを与えるためには、決して攻撃しようとし
 てはならないと思っていました。

 私達は、ずっとその方針でやってきました。しかし、ARIONも指摘するように、
 そろそろ攻撃に転じる時なのかも知れません。しかし、真の攻撃であるからには、
 必ず勝たなければなりません。同時に、一瞬の内に勝利を得なければならないでし
 ょうね。つまり、攻撃に転じる一瞬の判断を見失わないということです。

 あらゆる瞬間を、常に自覚的に判断し、行動し続けることにより、決定的な瞬間に
 は何も意識を動かさなくても、必ずすべてが肯定的に動き出すものと信じているの
 です。これは、甘い認識でしょうか。


                       ≡△○ エスペラント ☆★


 このファイルは、[古代エジプト→神聖ローマ帝国→秀吉!?]と[快適な社会にする方法]と[ミュージックシーンに絡めて]からリンクされています。(200311152010)
















































?ja19940815
free counters