以下は、http://users1.ee.net/pmason/caduceus.html を拙訳したものです。
「 」内は大文字、【 】内は訳者註です。
このファイルを複製するのも、出版または配布するのにも「絶対的にいかなる制限も存在しません」。どうかオリジナルファイルのCADUCEUS.ASCを御使用になって下さい。
カドケウス巻きコイルの実験
この素晴らしいファイルは、David Brenneman氏の御好意によります。
あるカドケウス巻きコイルの実験が、単独の研究者によって行なわれた。これは主な提唱者であるWilbert Smith によって“テンソル・コイル”とも呼ばれている。
カドケウス・コイルは図1に描かれている通りである。それは基本的に絶縁された銅線がフェライト・コアの周囲に2重螺旋巻きしてあるものである。【コアの巻き始め端から巻いて、巻き終わり端に至ったら、そのまま今度は最初に巻いたコイルの上に第2層目としてコイルを巻くことで、インピーダンスを0としたコイルです】「このコイルは高周波電流が与えられた時には、確立している電磁気的法則やヘルツ波の理論を破っている事が繰り返し観察されている」。
第一。この装置は通常のコイルとは違い、インピーダンスがゼロである。テンソル・コイルに電気エネルギーが供給されても熱を持たない。
第二。無限の共鳴【周波数】を持つ。通常のコイルは主にそれ本来の周波数で共鳴し、第二または第三の高調波に弱く共鳴する。そのテンソル・コイルは、スペクトルの中にランダムに位置するどんな周波数に対しても強く共鳴することができる。そのようなコイルに信号が与えられても、通常のラジオ周波数の検出機によって計測する(見つける)ことが出来ないという不思議がある。沢山の“ハム”無線のオペレーターや電気技術者はこのコイルを扱ったことがあり、これによって全く困惑させられている。一人のアマチュア無線士は、そのような2つの内、一つを送信機、もう一つを受信機として使った場合、もし、それらを正確に並べるのでなければ、受信機は送信機からの信号を拾わないという現象を見つけた。
信号が伝達されるために、一列に並べることは、まるでレーザービームを扱っているように際どい調整である。
カドケウス・コイルの浮上
数人の研究者は、これらのコイルに関して、予想もしてなかった奇妙な慣性的効果をも報告している。一人の研究者が、彼のカドケウス・コイルをマイクロ波周波数のパルスによって活性化して現われたのは、それ自身の靴紐を持って持ち上がるかのような現象で、一時的な周期的に小さく飛び跳ねる現象を達成したのである。なぜ、コイルがそのようにジャンプする、または上記で述べたような奇妙な効果を提示するのかということについて、通常の電磁気学では説明されず、そのようなユニークなコイルの巻き方によって作られる場の効果によるものであるに違いない。
カドケウス・コイルの性質
このコイルの形状を注意深く見ると、2つのコイルの巻線がクロスする位置が、1回巻く毎に、常にコアの直径方向【の裏と表】でクロスしている事である。その結果そのコイルはクロスする位置が【裏と表に】2列出来ることになる。その列はコアの直径方向に対して互いに反対に位置している。
研究者の言によると、【巻線の】交差ポイントを一直線上に並べることが大切なのだとの事。この場合、2つのワイヤーに高周波電流がお互い逆方向に流れる時、磁場は本質的に、コイルの側面【複数:クロスしてない2つの側面】において打ち消されるのだが、巻線がクロスしている上端と下端においては違う。先ず上端においては重なった磁場の向き【ベクトルの合計】は、コイルの軸と平行な一つの方向を向き、下端においては上端と同じ大きさで逆方向になるのである。もし我々がコイルを側面から観察すれば、コイルの軸方向に沿った連続したベクトル【の合計】は、フェライト・コアの中で沢山の閉じたトロイダル状のループを形成するだろう。他の所で我々が言及したように、Wilbert Smith 自身がテンソル・コイルの実験をしていた時、コイルの場と外部環境の間で時間がずれる効果を記録したと主張した。この現象は、コイルの間で信号のやり取りが無いのと同様に、既に説明したようなユニークなトロイダル磁場の計略から立ち上がるものなのかも知れない。
どこかで「確かに」読んだのですけど、カドケウス巻きコイルについての実験をしている時に、その研究者は自分の血が沸くような感覚を覚える時があることを知り、それで、彼は自分の血液を採集し、いつでも顕微鏡で見られるように準備して、カドケウス・コイルの実験中にその感覚が起こった時、見てみたのだそうです。すると、赤血球だか何だかがポンポンはじけていたのだそうです。それで彼が研究者に警告を発しているホームページがありました。どうやら、スカラー波とかテンソル波とかいうものは、生命と密接な関係がありそうです。それで、カドケウス・コイルのようなスカラー波を研究する方には、このような点について注意を喚起しておきます。
01106/01214 GDB00064 オリハル RE:カドケウス巻コイルの反重力現象
(19) 98/04/01 17:25 01099へのコメント コメント数:1
カドケウス巻きコイルの図解は、以下のページに2つありました。
・http://u2.lege.net/John_Keely/keelynet.com/expcirc/expcirc.htm
のページの「Caduceus www」OR「Coils www」をクリックすると、共にダウンロードするかどうか聞いてきます。前者の図解は以下のページで見られます。
・http://users1.ee.net./pmason/caduceus.html
一応、上記2つのGIFファイルはFMISTYのデータライブラリーにも登録させていたたきました。キーリーネットの場合、特にCOPY RITHGHTの記述が無ければ自由に使っていいですよと言われてますのでOKです、お願いします。>SYSOPE様
一応、テキストでも図解してみます。カドケウス巻きには2通りあるそうです。
1)開いたカドケウス巻き(導線が2本)
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×表 ×裏 ×表
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2)閉じたカドケウス巻き(導線が1本)
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×表 ×裏 ×表 >
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導線はコア周囲にみっちりと巻くのではなく、上図のように余裕ある巻き方をし、コア(円柱)の軸を中心とした裏と表で導線をクロスさせ、クロスポイントが裏も表も一直線に並ぶようにすることがポイントのようです。クロスさせれば、導線は1本でも2本でもいいらしいです。そのクロス・ポイントにおいてのみ、磁場のキャンセル的効果があるようです。