ブラウンガスと呼ばれてきた「特殊な水蒸気」は、点火すると130℃という低温で燃えるが、そのバーナーは金属やレンガを溶かす。分子・原子レベルまで考察する事で、正体が判明してきたようです。ブラウンガスの中にはリュードベリー・クラスターと呼ばれる塊があり、それは単なる水蒸気という物性ではなく、「複数の粒子(H2O分子は勿論、H2やO2やHやO原子)を電子雲が包んだ、プラズマ状態(図3)」にあり、電磁気的に活性化した状態にあるそうです。但し、通常のプラズマではなく、これら原子達によってある程度(電子の動きが)拘束された半プラズマ的な状態だそうです。このリュードベリー・クラスターが「温度は比較的低いままで物体表面の電子状態に影響を与えて溶かしたりする原因」のようです。ブラウンガスを構成する原子の比率の実測値の折れ線グラフ(図4)もあります。PES Wiki 2010.05.28の更新にPDF論文へのリンクがありました。(201006011847)
MPI社(Magnetic Power Inc.)の技術者達は、彼らの実験が、その発電機を限界の無いエネルギー源に接続できるようにする低コスト技術になると結論付けた。MPI社が開発した技術は、磁界の相互作用の中からVPFを抽出する。
この基礎概念は発明家達、技術者や科学者達を長い間魅惑した。ヒトラー海軍によって援助を受けたドイツ人の発明家Hans Colerは、6KW出力の、可動部の無い、磁気的な「宇宙エネルギー受信機(space energy receiver)」(参考:1、2、3、4、5、6、7)を組み立てたと報道された。当時は、そのエネルギーの源への理解が存在しなかった。彼の研究室は第二次世界大戦のときに連合軍の爆撃で破壊された。
下記で公開しましたbyronnewenergyのトップページ左側の下のほうにある「Some real good websites」でリンクページへ行きますが、この中に面白いページがリンクされていました。なんと、水を「磁石だけで」水素と酸素に「磁気分解」してしまう装置です(同じ装置の別ページ)。Berman Effectと似ていますね。「使っても“減らない”優れもの」という点が。MIBはこれを隠したかった? この「電気要らずの装置」だけでも、充分に世界の環境を良くしますね。水素エネルギー社会にできますね。(200604250418)